850: ◆llXLnL0MGk 2014/01/28(火) 01:10:01.94 ID:gxhOEadA0


モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズです


前回はコチラ




憤怒の街最終決戦準備(うちのこ版)投下します
あと、本編投下後に最新版に更新したアイドル設定の一部も投下します

851: 2014/01/28(火) 01:11:10.72 ID:gxhOEadA0

憤怒の街内の病院。

炎P「う、うわあああああ!?」

氷P「なんだコイツ、カースじゃないぞ!?」

ある一室で震える炎P、氷P、電気P、DrPの四人。

??「…………見つかったか」

電気P「何なんだコイツ!?」

??「目撃されたからには……消しておくか」

四人の前に立つのは、漆黒の鎧で全身を固めた謎の人物。

声から男性であることは推測できる。

DrP「ま、まずい、逃げるぞ!」

四人が慌てて部屋を出た。

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それは、なんでもないようなとある日のこと。
その日、とある遺跡から謎の石が発掘されました。
時を同じくしてはるか昔に封印された邪悪なる意思が解放されてしまいました。

~中略~

「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。
・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。




852: 2014/01/28(火) 01:12:55.27 ID:gxhOEadA0
??「させんよ。プラズマ擬態、展開」

呟いた男の姿が、ジジジというノイズ音と共に背景の中へ溶け込んだ。

電気P「消えた!?」

次の瞬間、消えたはずの男が四人の目の前に姿を現した。

氷P「うわっ!?」

??「お前達に恨みは無いが、ここで氏んでもらうぞ」

男の両腕が機械音を上げながら回転し、二振りの刀に変形した。

それぞれ刃に『MURAMASA』『MASAMUNE』と彫られている。

DrP「に、人間じゃない……!?」

炎P「あ、あああ……!」

震える四人へ向けて、男の無慈悲な刃が振り下ろされ……

853: 2014/01/28(火) 01:13:44.52 ID:gxhOEadA0
みりあ「『バン』! 『バン』!」

??「ムッ……?」

……る直前、赤城みりあが指先から放った二筋のビームが刀を弾き飛ばした。

DrP「君達は……さっき来た……」

若神P「Drさん、ここは僕たちがやるんで逃げてください」

若神Pが指先で光輪を弄びながら、眼前の男をじっと見据える。

DrP「わ、分かった。すまない、頼んだぞ」

DrPを先頭に、四人はみりあ達の背後に続く廊下を駆けていった。

??「目撃者が増えたか。ならば全員消すか」

男の両腕が再度回転し、今度は二丁のガトリングガンに変形した。

854: 2014/01/28(火) 01:14:38.07 ID:gxhOEadA0
??「発射」

みりあ「『ガン』!」

男の腕から弾丸の雨が吐き出されると同時に、みりあが両腕を大きく広げてバリアを張った。

無数の弾丸がバリアに衝突し、その場にポトポトと落ちていく。

みりあ「ねえ、若神Pさん。あの人って……」

若神P「うん、やっぱりアンドロイド……ロボットだね。遠慮は要らないよ」

若神Pが光輪を男……アンドロイドに投げつける。

??「回避行動」

アンドロイドは射撃を中断し、バックステップでそれを回避した。

855: 2014/01/28(火) 01:15:22.63 ID:gxhOEadA0
若神P「みりあちゃん、今!」

みりあ「はいっ! 『ジャキン』!!」

みりあが両手を前方へピンと伸ばす。

すると、右手の先に『邪』、左手の先に『禁』と書かれた方陣が出現した。

??「……?」

アンドロイドが首を傾げた直後、方陣から光の刃が飛び出しアンドロイドを襲った。

??「……緊急回避」

咄嗟に回避したアンドロイドだったが間に合わず、左腕が根元から切断された。

みりあ「きゃあっ!?」

ショッキングな光景に、思わずみりあが両手で目を覆う。

若神P「落ち着いて、みりあちゃん。アンドロイドだってば」

みりあ「あ、そ、そっか……ふう」

856: 2014/01/28(火) 01:16:02.65 ID:gxhOEadA0
アンドロイドはしばし左腕を注視していたが、突然しゃがみこんでジジジというノイズ音を上げ始めた。

??「……プラズマ擬態、展開」

みりあ「わっ、き、消えた!?」

若神P「大丈夫大丈夫。みりあちゃん、使えるヤツあるでしょ?」

みりあ「あっ、はい! えっと……『ギン』!」

みりあの右目に、『吟』と書かれた小さな方陣が浮かぶ。

それは、視えないモノを視る力。

隠れていても、消えていても、『吟』を通したみりあの目には、通用しない。

みりあ「見つけた! 『バン』! 『バン』! 『バン』!」

一見何も無い空間を、みりあの『蛮』が撃ち貫く。

ガシャン、という音が響いたかと思うと、地に伏した状態でアンドロイドが姿を現した。

??「……!? 理解不能、理解不能……!」

857: 2014/01/28(火) 01:16:42.71 ID:gxhOEadA0
よろけながらも立ち上がるアンドロイド。

若神P「よし、みりあちゃん!」

みりあ「はいっ! はぁぁぁ……」

みりあがぐっと腰を落とし、拳を引く。

拳の先に、『呑』と書かれた方陣が現われた。

??「まずい……」

アンドロイドはみりあ達に背を向け、一目散に逃げ出した。しかし、

若神P「させないっての」

若神Pの放った光輪に足元を掬われ、一瞬バランスを崩してしまった。

みりあ「『ドン』!!」

突き出されたみりあの正拳から、光の鎖に繋がれた光の球が一直線に伸びていく。

そのまま光の球はアンドロイドの体を押しつぶし、病院の壁へと叩き付けた。

??「?!!??!?!?!??!!?!?!?!?!?!!??!?!?!?!」

光の球が消えてもなお異音を上げ続けていたアンドロイドは、ついに事切れたように動かなくなった。

858: 2014/01/28(火) 01:18:11.25 ID:gxhOEadA0
みりあ「やったあ! ……あれ、若神Pさんどうしたの?」

若神Pは、切り落とされたアンドロイドの左腕を拾い上げ、ジッと見つめている。

若神P「いや、これ……中の部品に文字が書いてある」

みりあ「あ、ほんとだ……えっと……る、る……?」

若神P「ルナール……かな? もしかしたらコイツの製造元かもね」

若神Pが左腕を放ると、数基の光輪がそれを粉微塵に切り刻んだ。

若神P「……ま、考えても仕方ないか。行こうみりあちゃん、Drさん達に終わったって伝えに行かないと」

みりあ「うん!」

若神Pに続いて、みりあはその場を離れた。

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859: 2014/01/28(火) 01:19:03.92 ID:gxhOEadA0
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??「……アンドロイドからの信号が途絶えた……破壊されたか?」

憤怒の街のとある一角で、スーツ姿の男が呟く。

彼は、ネオトーキョーに本社を置く大企業、ルナール・エンタープライズの社員である。

彼の任務は、新たに開発された新型アンドロイドの性能テスト。

特殊な磁場の中でも行動可能な新機能を試す為に、機械が正常に作動しない、ここ憤怒の街を訪れたのだ。

??「…………仕方ない。機能自体は問題無かったわけだし……報告の為に本社に戻るか」

そう言って彼は、近くに停めていた黒塗りの特殊な車に乗り込み、その場を後にした。

…………数分後、その車は赤黒い液体を撒き散らして大きくひしゃげた、変わり果てた姿となっていた。

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860: 2014/01/28(火) 01:19:45.05 ID:gxhOEadA0
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病院のロビー。

若神P「Drさん、侵入者は倒しましたよ」

DrP「ああ、ありがとう若神くん、みりあちゃん。助かったよ」

若神Pとみりあへ向けて、DrPと炎P達が深々と頭を下げる。

DrPの背中で、青い髪の少女が眠っていた。

雪美「…………」

みりあ「その子は誰?」

マリナ「雪美ちゃんよ」

若神P「あ、マリナさん」

DrPの後ろから、マリナが二人へ声をかけた。

金髪で、何だか不思議な雰囲気を纏った少女を抱きかかえている。

861: 2014/01/28(火) 01:20:26.42 ID:gxhOEadA0
マリナ「で、この子が聖ちゃん」

聖「…………」

マリナ「空で堕天使の子を相手する時に助けてもらったのよ」

若神P「そういえば、嫌な気が消えてますね…………ん?」

若神Pが言葉を切り、怪訝そうに聖の顔を覗き込む。

マリナ「どうしたの?」

若神P「……あ、いえ、何でもありません」

若神P(やっぱり熾天使ミカエル……!? なんでこんな所に……)

仮にも神である若神Pは、一目で聖の正体に気付いていた。

しかし、それを口には出さない。

一目で彼女を熾天使と見抜いたなどと言っては、自分も天界の関係者だ、と暴露しているようなものだ。

それをこの場で知られると、大きな騒ぎに発展しないとも限らない。

862: 2014/01/28(火) 01:22:03.66 ID:gxhOEadA0
みりあ「…………そういえば、美世さんは?」

辺りをきょろきょろ見回していたみりあが、バイクの修理を行っていた原田美世がいない事に気付いた。

イヴ「カミカゼの修理が終わったからって、届けに行きましたよ~」

若神P「ええっ、一人で!? 危険じゃ……」

マリナ「ああ、問題無い無い」

若神Pの言葉をマリナが遮り、それに栗原ネネが続いた。

ネネ「マリナさんと一緒に聖ちゃん達を運んでくれた人がいたんですけど、今はその人が美世さんに
  ついていてくれてます」

マリナ「ええ、琴歌ちゃんって言うの」

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863: 2014/01/28(火) 01:22:38.90 ID:gxhOEadA0
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拓海「……なあ星花。ホントに寝てていいんだぞ?」

有香「そうですよ。星花さんこそ体が……」

星花「お気遣い感謝します。ですが、もう大丈夫ですので」

二人の言葉にゆっくり首を振りながら、星花は指先の糸を通じて二人にオーラを流し続けている。

星花「それよりも……あちらの方角で、何か良くない力が肥大しているのを感じます」

星花が示した遥か先から、爆音や怒号が響いてくる。

時折、空からビームのようなものが流れているのも確認できる。

星花「おそらく……時が来たかと」

拓海「……みてぇだな」

有香「はい……」

三人が静かにその方角を見ていた、その時。

864: 2014/01/28(火) 01:23:26.69 ID:gxhOEadA0
美世「拓海ー!」

美世がバイクに乗りながらこちらに接近してきた。

拓海「美世! カミカゼの修理終わったのか!」

美世「バッチリ! もう壊さないでよね!」

拓海「へへっ、ったりめーだ!」

鼻をこすって笑顔で答えてみせる拓海。

美世「有香ちゃん、拓海の事よろしくね」

有香「押忍! お任せください!」

星花「拓海さんのご友人の方ですね? 初めまして、わたくし、涼宮星花と申しま……」

星花が自己紹介をしかけた、ちょうどその時。美世に呼びかける声があった。

琴歌「美世さん、追ってきたカースは全て倒し……」

星花「……えっ……」

銀の靴で軽やかに舞う少女を見て、星花は思わず言葉を失う。

琴歌「……あ……」

それは、琴歌も同様であった。

865: 2014/01/28(火) 01:24:31.09 ID:gxhOEadA0
星花「…………琴歌ちゃん……!?」

琴歌「…………星花さん……!」

星花「ご無事だったのですね……急に連絡が取れなくなるので、心配で心配で……!」

琴歌「それはこちらもです……『涼宮財閥の一人娘が家出したらしい』という噂を聞いて……」

二人の頬をつうっと、一筋の涙が流れた。

拓海「な、なあ、美世。この子誰だ?」

美世「えっと、琴歌ちゃんって言って、さっき知り合ったの。護衛お願いしてて……こっちの子は?」

有香「星花さんといいます。回復みたいな技を使えて、特訓を手伝ってもらってたんです」

拓海「知り合いだったみたいだな……」

少し置いてけぼりを食らった三人が、ひそひそと言葉を交わす。

866: 2014/01/28(火) 01:25:11.60 ID:gxhOEadA0
琴歌「あ、今里美ちゃんもいらしてるんですよ」

星花「里美ちゃんもですか? いつかまた、雪乃さんを交えた四人でお茶をしたいですね……」

琴歌「ふふふ、そうですね」

いつの間にか、星花と琴歌はお嬢様特有のふんわり空間を作り出していた。

拓海「……おーい、二人とも。戻ってこーい」

星花「あっ……も、申し訳ありません。……ともあれ、ご無事なようで何よりですわ」

琴歌「ええ、お互いに、ですね」

拓海の言葉で我に返った二人が、くすっと笑う。

拓海「……さて、ありがとよ美世。んじゃ早速暴れて来るぜ。ほら、有香」

拓海はバイクに跨ってフルフェイスヘルメットを被ると、予備のヘルメットを有香に手渡した。

有香「あ、ありがとうございます」

有香は慣れない手つきでそれを被り、拓海にしがみつくようにバイクの後部に座った。

867: 2014/01/28(火) 01:25:52.09 ID:gxhOEadA0
星花「……では、わたくしも…………ッ……!」

ストラディバリ『レディ』

歩を進めようとした星花だったが、脚の痛みでよろけ、ストラディバリに支えられる。

拓海「無理すんなって言ったろ? 星花はまだ休んでな」

星花「しかし……お二人だけを行かせるわけには…………」

その光景を見ていた琴歌が、ゆっくり口を開いた。

琴歌「……では、私が星花さんの代わりに、お二人に同行させていただきます」

有香「琴歌さん……?」

琴歌「困っている人を捨て置けない、そういう性分ですので」

星花「琴歌、ちゃん…………すみません、お願いできますか?」

琴歌「もちろんです!」

琴歌は星花に振り向き、非常に自信に満ちた笑みを浮かべた。

868: 2014/01/28(火) 01:26:33.62 ID:gxhOEadA0
星花「……ありがとうございます、琴歌ちゃん」

拓海「……よし、なら星花は美世を病院まで送ってくれ」

拓海が振り向き、遠くに見える赤い十字の看板を指差した。

星花「はい、かしこまりました。よろしくお願いしますね、美世さん」

美世「うん、よろしく! ロボット君もよろしくね」

美世がストラディバリの体を一撫でする。

星花「その子は、ストラディバリと申しますの」

美世「そうなんだ。よろしくね、ストラディバリ」

ストラディバリ『レディ』

869: 2014/01/28(火) 01:27:14.97 ID:gxhOEadA0
拓海「……よし、そろそろ行くか」

有香「はい!」

琴歌「準備は万端です」

拓海がバイクのエンジンをかける。

有香がしがみつく腕に力を入れる。

琴歌がトントンと軽く跳ねる。

美世「頑張ってね、拓海、有香ちゃん」

星花「琴歌ちゃん……また会いましょう」

三人はその言葉に振り向かず、ただうなずいてみせた。

そして、

870: 2014/01/28(火) 01:27:48.96 ID:gxhOEadA0
ドゥッ

大きな音を残し、拓海のバイクと琴歌は高速でその場を去った。

星花「…………では、病院へ向かいましょうか。ストラディバリ」

ストラディバリ『レディ』

星花の言葉に答え、ストラディバリはユニコーン形態へとその姿を変化させた。

美世「……よっ……と。お願いね、星花ちゃん」

星花「はい、お任せください」

星花と美世を背に乗せ、ストラディバリは病院へと歩を進めていった。

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871: 2014/01/28(火) 01:28:28.62 ID:gxhOEadA0
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地下、カースプラント。

キバ、カイの二人と、大量のカース、コマンドカース達との戦いは続いていた。

キバ「チィッ、キリが無いな……!」

カイ「さっきからあの繭壊してますけど……すぐ直るんですよアレ!」

現在、プラントにある繭は六つ。

先ほどのカイの攻撃で内二つを破壊したが、気付けば二つとも元通りに修復されていた。

コマンドカース『フハハハハ! ミヨ、コノアットウテキナブツリョウヲォ!!』

コマンドカース『キサマラニカチメハナァイ!!』

コマンドカース『シネェェ!!』

大量のカース弾が二人を襲う。

872: 2014/01/28(火) 01:29:06.29 ID:gxhOEadA0
カイ「ッ、シャーク・インパクトォ!!」

キバ『~~~、~~~』

カイが極太のビームでカース弾をなぎ払い、キバが翼で弾き返す。

キバ「…………チッ!」

キバは焦っていた。

邪龍ティアマット。氏んだはずのアイツが生きていた。

恐らくはまた何かよからぬ事を企んでいるんだろう。

早くヤツを止めなくては、何か取り返しのつかないことが起こる。そんな気がするのだ。

873: 2014/01/28(火) 01:29:56.86 ID:gxhOEadA0
カイ「…………キバさん」

キバと背中合わせになった体勢で、カイが口を開いた。

キバ「どうした、カイ君」

カイ「あたしが突破口を開きます。だから、キバさんはヤツを追って下さい」

キバ「……何だと?」

カイ「よく分かりませんけど、キバさんはアイツと因縁があるんですよね? だったら……」

カースの群れを見据えながら、カイは続けた。

キバ「……気持ちは嬉しいが、君一人置いていくのは忍びないね」

カイ「……シャーク……」

カイはキバの言葉に応えず、ガントレットにエネルギーを溜めている。

キバ「……カイ君……!?」

キバが振り向くと同時に、カイはガントレットを天に掲げて叫んだ。

874: 2014/01/28(火) 01:30:29.02 ID:gxhOEadA0
カイ「インパクトォォォォォッ!!!」

真上に向けて放たれたシャーク・インパクトが天井をぶち抜き、空の彼方へ消えた。

そして、天井に穿たれた穴から、雨が地下道へ流れ落ちてくる。

キバ「……雨……?」

その内、一体のカースが雨粒に触れた。と、

『ウウギャアアアアアアアアアア!?』

そのカースが悲鳴を上げながら、シュウシュウと消えていったのだ。

『ナ、ナンダ!?』

『ナニゴトダ!?』

カイ「これって……?」

街の郊外、ナチュルスターが降らせる『浄化の雨』。

カースを弱らせ、弱いカースを浄化する力を持った雨が、今まで届かなかった地下へと落ちていく。

875: 2014/01/28(火) 01:31:08.27 ID:gxhOEadA0
コマンドカース『ア、アノアメニフレルナ! キケンダ!!』

カース達が一目散に駆け出し、カイ達と距離を取る。

キバ「……よく分からんが、これを利用しない手は無いな。……カイ君!」

カイ「はい! シャーク・インパクトォ!!」

キバ『~~、~~~~』

カイがビームで、キバが炎で、プラントの天井を出鱈目に攻撃し始めた。

天井はたちどころに穴だらけになり、流れ込む雨によるカース達の絶叫が響き渡った。

『イギャアアアアアアアア!!』

『シヌゥ! シヌゥゥゥゥゥウゥ!!』

『タスケテェェェェエェェェェエ!!』

阿鼻叫喚、地獄絵図。

カースの立場に立ってみれば、これ以上に相応しい言葉は無いだろう。

876: 2014/01/28(火) 01:31:45.91 ID:gxhOEadA0
カイ「すごい、半分くらいに減りましたよ!」

キバ「ああ。……カイ君。さっきの君の言葉……甘えてしまっていいかな?」

キバが大きく翼を広げ、カイに問いかける。

カイ「……もちろんです!」

キバ「ありがとう。……縁があれば、また会いたいね」

キバはふっと微笑み、翼をはためかせて飛んだ。

そして、天井の近くまで来た時、ある物に気付いた。

キバ「……ん?」

天井の中央で輝く、赤い半球。

カースの核にもよく似ている。

キバ「……さしずめ、『このプラントの核』……といったところかな? ……ふんっ!!」

キバはその核へ一撃、翼を叩き付けた。

軽快な音と共に核が砕け散ったのを確認したキバは、そのまま地上へと飛んでいった。

877: 2014/01/28(火) 01:32:22.17 ID:gxhOEadA0
コマンドカース『アアアア!? ぷらんとノカクガァ!?』

コマンドカース『コレデハサイセイデキヌ!!』

カイ「へー? ……いい事聞いちゃったなあ」

慌てふためくコマンドカース達に、カイが一歩詰め寄る。

カイ「もうこの繭は再生できないんだね? ……だったら!」

ガントレットをソーシャークアームズに変形させ、一つの繭を切り刻んだ。

カイ「ますますもって、あたし一人でもなんとかなるねッ!!」

そのまま別の繭へ向けて駆け出していく。

コマンドカース『イ、イカン! マユヲマモレェ!!』

コマンドカースの指示で、カース達が我先にと繭の前に集まっていく。

カイ「邪魔ァッ!!」

カイは勢いのままカースの群れを切り伏せ、繭へ刃を突き立てた。

続く

878: 2014/01/28(火) 01:36:28.09 ID:gxhOEadA0
・カイ(地上人名・西島櫂)

職業(種族)
ウェンディ族

属性
装着系変身ヒーロー

能力
アビスナイト装着による物質潜航能力
優れた身体能力

詳細説明
海皇ヨリコの命で地上に立った、親衛隊の一員。
しかしその後ヨリコに反旗を翻し、海底都市を裏切る。
地上で会った亜季、星花と共に「フルメタル・トレイターズ」を結成。
現在は三人+αで公園暮らし。
相棒のホージローを身に纏い、「アビスナイト」に変身する。


関連アイドル
・亜季(仲間)
・星花(仲間)
・ヨリコ(上司・幼馴染)
・サヤ(同僚・幼馴染)

関連設定
ウェンディ族
海底都市
戦闘外殻
フルメタル・トレイターズ

・ホージロー
カイの相棒である戦闘外殻。姿は大型の金属製ホオジロザメ。
顔は怖いが非常に人懐っこく、よくカイにじゃれる。
「物質潜航能力」により、土でもコンクリートでも木でも石でも「潜航」が可能。

・アビスナイト
カイがホージローを纏いウェイクアップした姿。
取り立てて目立った能力がある訳でもない、いわゆる万能型・汎用型。
鮫の上顎型ガントレットを変化させることで様々な武装が使用可能。

・シャーク・ストレート
地面に潜って背ヒレだけ出し、背ヒレから放たれるエネルギー波で敵を両断する。

・シャーク・サウザンド
ソーシャーク専用。高速で敵の周囲を動き回りながら斬り続ける。

・シャーク・インパクト
ハンマーヘッド専用。極大のエネルギー弾をビーム状に撃ち出す。

・シャーク・バイト
ノーマル専用。地中から猛烈な加速と共に飛び出し、敵に全身で喰らいつく。

879: 2014/01/28(火) 01:37:10.56 ID:gxhOEadA0
・大和亜季

職業(?)
戦闘サイボーグ

属性
サイボーグヒーロー

能力
多数の火器を使用した複合戦闘術

詳細説明
平行世界の平和を管理する機関から第65535次世界へ転送された戦闘サイボーグ。
複数の躯体を持ち、現在使用している躯体の型式番号は「SC-01」。
到着してほどなく任務がなくなってしまい、トモダチになったカイの手助けをすると決める。
その後星花と会い、三人で「フルメタル・トレイターズ」を結成。
現在は三人+αで公園暮らし。
○亜季の手持ち武器
・「拳銃」二丁 威力「低」連射「中」速度「中」範囲「低」射程「中」

・「アサルトナイフ」二本 威力「低」連射「-」速度「高」範囲「低」射程「-」

・「ビームソード」一本 威力「高」連射「-」速度「高」範囲「低」射程「-」

関連アイドル
・カイ(仲間)
・星花(仲間)

関連設定
マイシスター
フルメタル・トレイターズ

・マイシスター
亜季をアシストする小型のステルス無人輸送飛行機。
亜季の指示に応じて搭載してある火器等を投下、回収する。
普通自動車くらいの大きさで、内部に人間が乗り込むことは不可能。
スパ○ボDのブラン○ュネージュをイメージしてもらうと分かりやすい。
○マイシスターに搭載中の火器等
・「片手持ち大型ガトリング砲」二本 威力「中」連射「高」速度「高」範囲「中」射程「中」

・「片手持ち大型バズーカ」二本 威力「高」連射「低」速度「低」範囲「中」射程「高」

・「ハンドレールガン」二丁 威力「中」連射「中」速度「最高」範囲「低」射程「高」

・「長距離スナイパーライフル」一丁 威力「中」連射「低」速度「高」範囲「低」射程「最高」

・「片手持ち火炎放射器」一基 威力「中」連射「低」速度「低」範囲「高」射程「中」

・「ハンドマシンガン」二丁 威力「低」連射「高」速度「高」範囲「中」射程「中」

・「ミサイルポッド」九発入り 威力「高」連射「低」速度「低」範囲「高」射程「高」

・「二連装超大型ビームキャノン砲」一対 威力「最高」連射「最低」速度「高」範囲「高」射程「高」

・「150cm四方防壁用鉄板」三枚 威力「-」連射「-」速度「-」範囲「-」射程「-」

880: 2014/01/28(火) 01:37:55.86 ID:gxhOEadA0
・涼宮星花

職業
家出少女

属性
お嬢様

能力
オーラ、及びオーラを用いてのストラディバリの操作

詳細説明
大財閥涼宮家の一人娘。人間の生命の力であるオーラを操る能力を持つ。
この能力で人々を救いたいと思うも両親から反対をくらい、ある日ついに家出を決行。
道中助太刀したカイや亜季とチーム「フルメタル・トレイターズ」を結成。
現在は三人+αで公園暮らし。

関連アイドル
カイ(仲間)
亜季(仲間)

関連設定
ストラディバリ
フルメタル・トレイターズ

・ストラディバリ
オーラの力で動く戦闘人形。ある程度は自立行動が可能。
しかし細かい動作や臨機応変な行動となると、星花の指示が必要になる。
また、ユニコーンを模した高速移動形態への変形も可能。
オーラは自動回復するが、あまり短時間に連続使用すると星花がひどい疲労状態に陥ってしまう。

・オーラロケットパンチ
圧縮したオーラで前腕を発射する技。

・オーラストリング
オーラを練った糸で相手の動きを封じる。見た目以上に頑丈。

・オーラバレット
頭部から少量のオーラで出来た弾丸を連射する技。

・オーラボム
展開した胸部から凝縮されたオーラの砲弾を二発放つ技。

・オーラブレード
掌に薄くオーラを纏わせて振るう手刀。

・オーラドリルパンチ
オーラを使って回転させることで破壊力・速度・貫通力を向上させたロケットパンチ。

・ノーヴル・ディアブル
目元を覆い隠す、金属質で黒地にピンクのラインが入ったペルソナ。
製作者は錬金術師の相原雪乃で、知人の涼宮星花に贈られた。
悪魔をイメージさせる衣装が光の粒となって内蔵されていて、装着者の衣服を瞬時に変更させる。
作られた時点では無名で、譲り受けた際に星花が名づけた。
星花はこれを正体隠しに使い、変装時はそのまま「ノーヴル・ディアブル」と名乗る。

881: 2014/01/28(火) 01:38:53.26 ID:gxhOEadA0
・フルメタル・トレイターズ
詳細不明の新鋭ヒーローチーム。
カイ、ホージロー、亜季、マイシスター、星花、ストラディバリの六人(?)を正式メンバーとする。
メインとなる三人が反逆の経験者(裏切り、命令違反、家出)である事と、
鋼のボディを持つパートナーを連れている事から『鋼鉄の反逆者達』を英訳して名前がついた。
「敵が現れたら市民に被害が出る前にさっさと倒す」という信条で行動している。
公園に寝泊りするホームレス系ヒーローでもある。

・イベント追加情報
病院にルナール社のアンドロイドが潜伏していましたが、みりあが撃破しました。

マリナが聖、雪美と共に病院に到着しました。

拓海、有香、琴歌が学校へ向けて移動を開始しました。

星花、美世が病院へ向けて移動を開始しました。

浄化の雨が地下道にもいきわたり始めました。

カースプラントの核が破壊され、自己再生能力がなくなりました。

キバが地上へ出て、ティアマットを追っています。

882: 2014/01/28(火) 01:40:21.79 ID:gxhOEadA0
以上です
みりあちゃんの新能力については今度の設定更新で

炎P、氷P、電気P、DrP、雪美、聖、イヴ、ネネ、拓海、有香、美世、琴歌、(名前だけ)里美、
キバ、(名前だけ)ティアマット、ルナール社の設定お借りしました

883: 2014/01/28(火) 02:26:42.15 ID:xjLWi4yNo
乙です

ついにプラント撃破ですね

884: 2014/01/28(火) 08:10:29.91 ID:z48Ld7kH0
乙です
憤怒の街もそろそろクライマックスかな?
先輩がどうなるやら…

885: 2014/01/28(火) 12:36:20.84 ID:nwRu9boD0
おつー

いよいよ終盤だが果たしてどうなることやら




【次回に続く・・・】


引用: モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8