魔王「ボクも、君の仲間みたいなボインのお姉さんが欲しいよ！」
勇者「俺はそこにいるお前の部下の方が羨ましいが」
部下「あら////」
魔王「じゃぁ、ボクが勝ったら交換ね！」
勇者「だが断る」
魔王「ええー！」

戦士「良いじゃないか、勇者。フェアに行こう。な？」
勇者「お前は渡さん！」もぎゅう
賢者「私は、構いませんことよ？」
勇者「お前も渡さん！」むぎゅう
商人「わ、私はっ…」
勇者「よし、お前をトレードしよう」
商人「ええー！」

魔王「そんなつるぺた娘…ボクいやだよぉ」
勇者「だよなー！これからはやっぱ、巨Oだよなー！」
魔王「この部下を産んだ時さー、ktkrもんだったよ！」
勇者「お前…話がわかる魔王だなぁ！」
魔王「でもでも、部下はあげないからね！」
勇者「それじゃぁトレードをかけて…いくぞ！」

ガキン　バババッ　ビャビャーン　ドカン

商人「…私無視で戦いが始まってしまいました」
商人「いくら私がナインペタンだからって」
商人「一応ここまでお共してきた仲間なのに」
商人「ヒドイです。かなしいです」
商人「グレてやるです。こっそり抜けてやるです」

商人は　逃げ出した！

商人「戦いから抜け出したのはいいですが、迷子になってしまいました」
商人「どうしましょう。出口はどこでしょう」
商人「とりあえず、この扉を開けてみましょうか」

バタン

お婆「練れば練るほど…ふぇっふぇっふぇ…んまぁーい！」
商人「間違えました。ここではないですね」バタン
お婆「いあいあ。待たれよ娘さん。何かお困りじゃろ？」
商人「何でバレてるですか？」

お婆「儂は"魔法おばば"じゃ。この水晶玉で何でもお見通しぞえ」
商人「じゃぁ、私の…」
お婆「ムリ」
商人「早っ！」
お婆「ムリっていうよりは…必要なくなったと言うべきかの」
商人「え、どういう事ですか？」
お婆「ほれ…見てみぃ。たった今勇者が魔王様に負けたぞえ」
商人「あ！勇者様が魔物に食べられてしまいました！」
お婆「仲間の女共は、みな捕まってしまったのぉ」
商人「ど、どうしましょう」オロオロ

お婆「儂も魔物の一族じゃから、お前を見逃すワケにもいかんのじゃが…」
商人「ごくり」
お婆「この水晶によると、お主には2つの道が見えるんじゃ」
お婆「1つは魔族の愛玩女となる道」
商人「愛玩…何かイヤな響きですねえ」ぶるる
お婆「もう1つは、儂の使いをする道じゃ」
商人「そ、それが良いです是非そうしましょう！何をすれば良いですか？」
お婆「では、生血と心臓を少々…」
商人「ムリです」
お婆「うそじゃ。そんな物食べたら、儂も年じゃから、腹を壊すでの」

お婆「実はお主には、儂の新しい秘薬の実験台になって貰いたいんじゃよ」
商人「あれですか、飲んだら声が出なくなって足が生えるとか…？」
お婆「あんなタコ婆の出来損ない薬と一緒にするでない！」
商人「ごめんなさい」
お婆「生きたままの人間が、儂らの元に回って来る機会なぞ、なかなか無し」
お婆「儂にとっても好機会。お主にとっても悪い話ではあるまい？」
商人「そうですねぇ全くですねぇ」
お婆「じゃろう？だからお主は、その薬を飲み…人間界からイケメンを連れてきて欲しいんじゃよ」
商人「何と」

お婆「魔界はブサメンばかりじゃ…（ハァ）儂だって、第二の春を謳歌したいんじゃよ！」ジタバタ
商人「まぁ…判らなくはないですが」
お婆「お主もここに来るまで見た事あったじゃろ？マクロベータにサタンパピーにボストロールに」
商人「…ボストロールさん、格好良いじゃないですか」
お婆「お主、目が腐っとるな」

お婆「まぁ、儂は割と自由な立場でのぉ」
お婆「魔王様にもしお主の事を聞かれたら、お主はこの平たいカエルにでも変えたと言っておくぞえ」
商人「わー。ムカツクほど見事なつるぺたカエルですねぇ」
カエ「ゲポ」
お婆「では、契約じゃ…！儂はお主に自由を与えよう」ビカビカ
商人「黒ミサみたいでカッコイイです！」
お婆「黙っておれぃ。ふいんきを乱すでない」
お婆「主は儂にイケメンを与えよ…！」

ピカーン

お婆「よし、これで契約完了じゃ。あとはこの薬を飲めば良い」
商人「にがあああーい」
お婆「ささ、一気に飲み干せぃ」
商人「まずぅぅーーい」
お婆「もう一杯？」
商人「いりません」

（魔界　魔王城　裏口）
お婆「では地上へ通じる扉を開いて進ぜよう」
お婆「お主には連絡用に儂の使い魔のドラキーを与えるからの。サボりはいかんぞえ」
ドラ「キキーっ！」
商人「…どうせなら、スライムが良かったです」
お婆「あやつは人気者じゃから、ギャラが高いんじゃ」

商人は地上に戻った！

（地上　何処かの街　宿屋）
お婆『えぇか、まずはルイダーの酒場へ行くんじゃ』
お婆『その薬は、夜に一度だけ効果を発揮する…上手くやるんじゃよ』
お婆『職業は…遊び人にでも偽装しておけ』
お婆『儂のこの衣装を貸してやるからの』
お婆『遊び人の色香で、イケメンをハントするんじゃ！』

商人「…バニースーツって…胸がないと着られないんだね…はは…」

バニースーツは　ズリ落ちてしまった！

ドラ「キキーっ。キキキー！」
商人「わわわ、ドラちゃん。そ、そんなところに潜りこんじゃっ　あっ」
ドラ「キーｗ」
商人「わー　胸にぴったしだねー（棒読み）」
ドラ「キィー♪」

商人は　何とか遊び人に変装した！

商人「遊び人遊び人…まずはお化粧しないと」
商人「私は商人ですからね！化粧品の試供サンプルは、いーっぱい持ってますよ！」
商人「あれと、それと、これと、えっと」ぬりぬり
商人「…出来ました！」

80年代バブル女が　あらわれた！

ドラ「キキッ！キー！」
商人「怒られました」
商人「しかたない。ナチュラルメイクにしときますか」

ぬりぬり

商人「さぁ、これで私も今日から愛され体質のスイーツ（笑）ですよ！」
商人「ではちょっと早いけど、もう酒場に行きましょう！」
ドラ「キー（まだ夕方だよー）」

ルイ「ここはルイーダの店。仲間をもとめてあつまる(ry　何をお望み？」
商人「あ、あの、私パーティを探してて」もじもじ
ルイ「あはぁん。新人ちゃんね。可愛い遊び人さんだこと」
ルイ「今なら、2組のPTが遊び人を募集してるわよん」
ルイ「勇者Aさーん！勇者Bさーん！遊び人さんが入ったわよー！」

勇Ａ「こんにちわっ！君が遊び人ちゃん？はじめまして！俺、勇者A！」
商人「（イケメンってワケじゃないけど、普通かな？）」
勇Ａ「いやぁ、可愛いねぇ。今時正統派バニースーツの遊び人ちゃんなんて初めて見たよ！」さわさわ
商人「ひゃっ！」
勇Ａ「俺と二人きり、世界一周ランデブーの冒険に出ないか？」ぎゅう
商人「（手も話も早すぎ）」

ルイ「ちょっと…勇者A？」
勇Ａ「何だよルイさん」
ルイ「一応、まだ勇者Bが来てないから…それまで連れ出しは待ってちょうだい」
勇Ｂ「お、お、お、遅くなったっす。す、す、す、すまねぇっす」ドタドタ

勇者B（ピザ）が　あらわれた！

勇Ｂ「こ、こ、こ、こんにちわっす。遅くなったっす。自分、勇者Bっす。」
勇Ｂ「…すんませんｗふひひｗｗｗｗｗ」
勇Ｂ「ってやべー！バニー萌えー！ktkr！テラ興奮！」
勇Ｂ「あ、あ、あ、あとで一枚お願いしていいっすか？」
勇Ｂ「ってここはコスプレ広場かYO！pgr」
ルイ「さ、さぁ、この二人が貴方をPTに入れたいって言ってるけど、どうする？」
勇Ａ「決まってるだろjk。さ、行こうか遊び人ちゃん」
商人「…私、勇者BさんのPTに入ります！」
勇Ａ「ええー！」ルイ「ええー！」
商人「（だって勇者Bさん、イケメンじゃないですか！）」

（何処かの街　勇者達の集い場）
勇Ｂ「そ、そ、そ、そんなワケで諸君！」
勇Ｂ「今日から我が部隊に、初めて、念願の3次元の女性が加わりましたたであります！」
武道「あらぁん、宜しくねーん♪」
魔法「………よろ………」
戦士「>>勇者　乙！」
銃使「（※ミリオタの銃使いの台詞は難しいので省略されました）」
盗賊「（あとで更衣室にピンホールカメラ仕込まなきゃな…ふひひ）」
賢者A「ふぅ」賢者B「フゥ」賢者C「fu-u」

商人「私、商人って言います。あ、あの、ふつつかものですが、よろしくお願いします」ペコリ

ちょうど　夜になった！

ぼわぼわぼわ　ぼわわ
商人「あ、あ、あ…ああああ…」
全員「な、どうした？」「け、煙？」「なんぞこれ」ざわざわ
商人「む、胸が…身体が…苦し…」
ドラ「キキキー！」

胸から　ドラキーが飛び出した！

商人「はわわ…はわわわわわ…」
全員「ごくり」
商人「か、身体が…お、大き、く？…はぅっ！」
全員「ごくりごくり」

てれれれってってー♪
商人は　むちむちナイスバディになってしまった！

商人「ど、どういう事でしょう…これは…」
商人「髪もふわふわの金髪に変わって…お、お胸も6段階ぐらいサイズUPして…」ぽよぽよ
商人「あ、足も背も高く…心なしか顔も美人に…」

全員「魔女っ子だー！」「変身ヒロインktkr！」
「動画撮らねば！」
賢者「ふぅ…」「フゥ…」「FU-U…」

勇者達は　盛り上がっている

武道「でっていう」

武道「ちょ、こっちいらっしゃい！」グイッ
商人「えっ　あのっ」

全員「ひゃっはー！」「みなぎってきた」
「くぁwせdrftgyふじこlp」「うはwwwwwおkwwwwww」「ktkr」「mjdk」「ksk」

勇者達は　大いに盛り上がっている

武道「あんたバカなの？氏ぬの？」
武道「DT野郎共の目の前でわざわざ変身する様な真似して」
武道「あんた…もしかして魔女？」
商人「い、いへっ　違います」ぶんぶん

武道「ちょっとあんた達！アタシこの子と話があるから酒場行って来るわね！」
武道「戻ってくるまで大人しくしてんのよ？」

全員「勇者B、やったな！」「無茶しやがって…」「生変身…ごくり」
「ここは安価で変身リクだろjk」「『俺「魔女っ子が家にあらわれました」』っと。送信」
賢者「ふぅーｗ」賢者「フゥーｗ」賢者「風ｗ」

勇者達は　大いに盛り上がっている

（何処かの街　酒場）
（かくかく　しかじか）
武道「なるほどぇねん。そんなワケだったの。本当は商人だったんだ」
商人「はい。そうなんです。イケメンを連れて帰るっていうのが、お婆さんとの契約なんです」
武道「はー…イケメンねぇ…ザンネンだけど、うちのPTにはいないわねぇ」
商人「そんな事ないです！勇者Bさんとか、お婆様絶対喜びます！」
武道「あんた…絶対目が腐ってるわ」

武道「いーい？イケメンってのはねぇ…」
勇Ａ「わわわっ」

武道家は　通りすがりの勇者Aを捕まえた！

武道「こーいうのを言うの！あらぁーん、貴方、アタシの好みねぇー」ちゅう
勇Ａ「ううぇぇ！（ゲッ、オカマかよ）」
勇Ａ「って、君！」
商人「あ、は、はい」
勇Ａ「俺は君みたいな遊び人を、探してたんだよ！」
商人「（わ、私の事、気づいてないのかな？）」
勇Ａ「さっきは誤ってつるぺたのお子様遊び人をスカウトするところだったが…」
商人「（ムカ）」
勇Ａ「どうだい、ベイビー。俺と『愛の思い出』を作りに行かn」

勇Ｂ「な、な、な、何してる」ドタドタ

勇者Bが　あらわれた！

勇Ａ「な…お前、昼間の勇者Bじゃないか」
勇Ｂ「う、う、う、うちのしょ、しょ、しょ、商人（遊び人）に、な、な、な」
武道「はいはい。うちの商人に何の用？」
勇Ｂ「そ、それっす。すんませんっす」
勇Ａ「じゃぁ、このナイスバディーでスイカップのメチャ良い女は、昼間の…」
商人「そ、そうです！私がその昼間の遊び人ですっ！」ぷるん
勇Ａ「さ、詐欺だ！インチキだ！どうせヅラと作り物のおっOいd」ぽよよん
商人「ひゃぁっ？！」
勇Ａ「ほ、本物だ…」
勇Ｂ「ギ、ギガデイン！！」

勇者Bは　椅子で殴りつけた！

（何処かの街　勇者達の集い場）
（かくかく　しかじか）
勇Ａ「なるほど…だから君は地上に戻ってこられたってワケか」
商人「そうなんです。私、お婆様に素敵なイケメンをお連れしないといけないんです」
武道「まったく、老いらくの恋もいい加減にしなさいっての。ねぇ？」
勇Ａ「俺がそのお婆ってのを倒して、君とフォーリンラブすれば万事解決」
勇Ｂ「絶対にノウ」
商人「ダメですよ、倒しちゃ。お婆様は私を助けてくれたんですから。
商人「それに、捕まった仲間の女戦士さんや女賢者さんもお助けしないと」

勇者Aの目が　あやしく光った！

勇Ａ「そ、その女戦士や、女賢者ってのは？」
商人「私の前のPTメンバーです。リーダーの勇者様が食べられてしまったので、PTリストにはもういないんですけど…」
勇Ａ「（って事は、フリーの女の子が二人も？）」

勇Ａ「そ、そのレディ達は、その、どんな人達なんだい？」
商人「はい。美人でバインボインのナイススイカップさん達です」
勇Ａ「（うぉお！ハーレムルートフラグ、キター！）」
勇Ａ「いやぁ、何て可哀想な話なんだ！勇者として放っては置けない！是非助けに行かねば」
商人「え？！勇者Aさん、来てくれるんですか？」
商人（何て良い人なんだろう。お婆様の伴侶になって下さるなんて！）
勇Ａ「もちろんだとも！」
勇Ａ（何て良い話なんだ。美人でナイスバディーな仲間が2人も手に入るなんて！）
勇Ｂ「ぼ、ボクも、い、逝きたい」
商人「わぁ、勇者Bさんもですか？」
武道「あらぁーん。じゃぁ、アタシも行こうかしら。ヒマだし」

商人に仲間が出来た！

（何処かの街　街の出入り口　朝）
勇Ｂ「『今から魔界行くけど何か質問ある？』っと」カタカタ
勇Ａ「お前、いつも携帯いじってんのな？」
商人「あ、どうもおはようございます。皆さん」
勇Ａ「…本当に薬の効き目切れてしまったんだね」
商人「はい。一回しか変化出来ないみたいで、元のぺったんこに戻ってしまいました…」ぺたぺた
勇Ａ「そ、その商人ルックも、な、なかなか、い、良いと思うよ…」ハァ

勇者Aは　落ち込んでいる

商人「じゃぁドラちゃん。お婆様に魔界へ戻るって伝えて来て下さい」
ドラ「キキーッ」パタパタ

商人「ついでにバニー服も返してきてくれますか？遊び人の格好はもうしなくて良くなったんで」
ドラ「キィー♪」パタパタ
武道「…まぁ、そのつるぺたじゃ、似合わないもんねぇ」
商人「もう！武道家さんのイジワル！」ポカポカ
勇Ｂ「（萌え…）」

（黄泉への洞窟）
商人「魔界へは、この黄泉への洞窟を通りまーす」
勇Ｂ「お、レスついてる。『魔界のょぅιﾞょ写メうpしろ』だって」カタカタ
武道「洞窟って暗くてやあね。あ、でも、穴を掘り進むってのはステキよねん」
勇Ａ「gkbr」

ドロルが　あらわれた
メーダが　あらわれた
ダークアイが　あらわれた

ドロ「ドッドド　ドドウド」
武道「可愛くないモンスターね！はぁっ！」
武道家は　ドロルを倒した！

メダ「メメメメメ！」
勇Ａ「うらぁっ！」
勇者Aは　メーダを倒した！

ダク「ニュルル…」
商人「ああっ　ダメです　そこはちょ」
商人は　ダークアイに押し倒された！
勇Ｂ「触手…ゴクリ」

ガシッ　ボカッ
商人達は魔物の群れを倒した！

商人「とんでもない目にあいました」
勇Ａ「すまない、遅れた」
武道「ごめんなさいねぇ」
商人「いえ、大丈夫です」
勇Ｂ「イメピタで、うpと」ピッ

勇者Bは　嬉しそうだ

中ボスが　あらわれた！

中ボ「ふはははは！ここは黄泉の洞窟！」
中ボ「一切の魔法が使えんこの洞窟。貴様等に勝機は」
商人「…うちのPT…誰も魔法使わないんですよね…」ハァ
勇Ａ「俺は賢さが低いからな！」
武道「アタシ、武道家だしぃ、オカマだしぃ」
勇Ｂ「まだ30になってない…」

中ボスを　倒した！

中ボ「魔法には強いが、打撃にはさっぱり弱いワシでした…がくっ」
武道「んふふ。ゴチソウサマ。久々に背後へ回ってアーッしたわ」
商人「さ、さぁ、このボスの玉座の下から魔界へ降りますよー」
勇Ａ「（あいつを背後に立たせたらキケンだ）」
勇Ｂ「ヤベェwwww電波入らねえオワタwwwwwww」

（魔界　街）
商人「はい、着きましたー。私、そこの宿に部屋を取りに行ってきますね」
武道「アタシも行くわーん」

勇者達は　取り残された

魔界の女達が　あらわれた！

魔女「あら、そこのイケメンお兄さん。アタシとぱふぱふしなぁい？」
悪女「はぁーい、魔界名物・ふた○りっ娘はどう？」
獣女「がう　ががう！」
霊女「淫夢はいかが…？フフ」
勇Ａ「いやぁ、魔界の女性は、バリエーションが豊かだなぁ！」
勇Ｂ「（ケモミミ！ふ○なり！はぁはぁ。これは地上に戻ったら同士にkwsk報告せねば）」

（魔界　街　宿屋の部屋）
商人「あ！ドラちゃん！」
ドラ「キキキーィ♪」パタパタ
商人「お久しぶり！ん？足にお手紙が付いてますね」ガサゴソ
お婆『商人や。イケメン連れてきたとな？
　　　魔界に着いたらどこで○ドアで繋げるゆえ、ドラキーに宿屋の場所を教えるんじゃぞ。』
武道「何て書いてあったのぉん？」
商人「お婆様が扉繋げるから、イケメン連れてお城へおいでって」
武道「じゃぁ、一気に魔王城ってワケねん。腕が鳴るわぁ」

（魔界　街）
魔女「んちゅっ♪まったねー」
霊女「ンフフ…濃くて美味しい精気だったわ…またね…」
勇Ａ「ぼー」勇Ｂ「ぼー」

勇者達は　骨抜きにされた！

（魔界　街　宿屋の部屋）
商人「あ、二人ともおかえりなさい」
勇Ａ「ぼー」勇Ｂ「ぼー」
武道「んまぁーっ。鼻の下伸ばしちゃって…憎たらしい！」

武道家は　ハンカチをかみ締めた！

（魔界　街　宿屋　裏庭）
商人「二人ともしっかりして下さい！さぁ、そろそろ扉が繋がる時間ですよ」
ドラ「キッキー！」
勇Ａ「ぼー」勇Ｂ「ぼー」
武道「………掘るわよ…（ボソ）」
勇Ａ「ひぃ！」勇Ｂ「ひぎぃ！」

勇者達は　目を覚ました！

（魔界　魔王城　裏口）
勇Ａ「はー、見事に"お城"って感じなんだなー、魔王城って」
武道「田舎のラブホみたいねぇ」
勇Ｂ「うはwwwwテンションあがるwwwwみなぎってきたwwwww」
ドラ「キー、キー」
商人「みなさん、こっちです」こそこそ
武道「表と違って、ボロくてアヤシイ場所ねぇ」
勇Ａ「あまたの勇者おれど、裏口から入ったのは俺達ぐらいだろうなぁ」
勇Ｂ「魔王城に来た証拠写真、っと」カシャ
商人「この扉です。開けますよ」

（魔界　魔王城　魔法お婆の部屋）
お婆「4様ぁー！サランヘヨォー！」
商人「間違えました。ここではないですね」バタン
お婆「合っとる。合っとる」
武道「ビョン様ぁー！」
お婆「お、気があうの」
勇Ａ「この方が、魔法お婆さんか…」
お婆「おお！なかなかイケメンじゃの！」
商人「お婆様、違います。その方ではありません」

お婆「まさか」
勇Ｂ「え？なんすか？どぅふふふwwww」
お婆「このピザがイケメンとでもいうんじゃ…？」
商人「お婆様、勇者Bさんに失礼です！これは癒し体系って言うんです！」ぷにぷに
勇Ｂ「あふぅ」
お婆「ああ…こやつにイケメンを頼んだ儂が馬鹿じゃった」
武道「この子、目が腐ってるもんねぇ」
勇Ｂ「自分、イケメンっすか…？」
商人「はい！とってもステキさんですよ！」
勇Ａ「だめだこいつら(ry」

勇Ａ「って、そんな場合じゃない！捕まってる仲間のレディ達を助けに行かないと！」
商人「ああ、そうでした！」
武道「何処にいるのかしら？」
お婆「あの者らはまだ牢にいる筈じゃぞ。ほれ、鍵じゃ」
勇Ｂ「牢屋で監禁の美女…ごくり」
商人「では、行きましょう！」

（魔界　魔王城　地下牢）
商人「戦士さぁーん…賢者さぁーん…」こそこそ
勇Ａ「意外に綺麗なんだな」
武道「もっと汚いところかと思ってたけど…」
勇Ｂ「コンセントがねぇwwww閉じ込められたらオワリだwwww」

トコトコ　トコトコ

商人「あ、いましたよ！」ガチャガチャ
戦士「おお、商人！生きていたのか！」
賢者「久しぶりですわねぇ」
商人「お二人とも、無事だったんですね？」

商人達は　喜んでいる

勇Ａ「なぁ」
武道「………………」
勇Ａ「商人の話だと、二人は『バインボインのナイススイカップ』のハズだよな？」
勇Ｂ「そ、そ、そ、そうっすね」
勇Ａ「俺にはリックドムが二体いる様にしかみえないんだが？」
勇Ｂ「顔はザクレロっぽいっすねwwww」
武道「あの子…根本の美的センスが腐ってるのね、きっと」

魔王「そこで何をしておる！」

魔王が　現れた！

氏んだ勇者の目も腐ってるなｗｗｗｗｗｗｗ

商人「ひゃぁっ、ま、ま、ま、魔王！」
勇Ａ「いきなりお出ましかよ…？」
武道「ちょっと待ちなさいよ…まだ小さい子供じゃないの」
勇Ｂ「ショタ歓喜wwwww」
賢者「あら、魔王様。また甘えに来たの？」ぶるん
戦士「ぱふぱふか？それとも今日は乳まくらか？」ぽよん
魔王「あ、ああ…ダ、ダブルぱふぱふを…その、な」
魔王「部下の魔物の肌じゃ、柔らかくなくて…な…」

魔王は　ぱふぱふされている！

勇Ａ「か、帰ろう…」
魔王「何じゃ、戦わんのか？」
勇Ａ「俺のハートじゃ、魔界のセンスにはついて行けない…」
勇Ｂ「自分は全ジャンルおk」
武道「まぁ、今のアタシ達のレベルじゃ魔王には絶対勝てないしねぇ」

魔王「お前達も、人界へ帰ってしまうのか…？」むぎゅう
戦士「いや、私は残るさ」なでなで
賢者「こんな甘えん坊の魔王様を置いて、戻れないですわよ」ぎゅぅ
魔王「お前達…」
戦士「ここなら三食食べ放題で昼寝付きだしなｗ」
賢者「魔界なら、年も取りませんですしｗ」

（魔界　魔王城　魔法お婆の部屋）
（かくかく　しかじか）
商人「そんなワケで、戦士さんと賢者さんはここに残るそうです」
お婆「そうかそうか。ご苦労じゃったの」
勇Ａ「(´･ω･｀)」
勇Ｂ「ゆ、勇者Aさん、落ち込んでるっすね」
お婆「しょげるでない。イケメンには笑顔が似合うぞえ」
勇Ａ「だ、だってボクのハーレム大作戦が…」
お婆「お主はどんな女が好きなんじゃ？」
勇Ａ「…美人で…綺麗で…巨Oで…スタイル良くて…髪長くて…色っぽくて…」ぶつぶつ
武道「男って、みんなそうなのよね！くやしぃっ」
商人「全くです！」
お婆「ふむ…なるほどの。それは、こういうおなごの事かえ？」

お婆は　謎の薬を一気に飲み干した！
お婆は　スレンダー美女に　変身した！

勇Ａ「！！！！！！！」

商人「わぁ！お婆さまがっ」
武道「ちょ　何よ、その薬！」
勇Ｂ「生変身ktkr！ああ、動画取るの忘れたwww涙目wwwwwww」

お婆「お主に飲ませたこの、モシャスを応用した変身薬、さらにちょっと改良してみたんじゃ」
お婆「商人で上手く行ったからの。解かない限りずっとこのままでいられるぞえ」
お婆「もっとも、商人に飲ませた薬にかけた物も、今飲んだ薬にかけたこの姿も、儂の若き頃の姿なんじゃが、これで良いのかえ？」
勇Ａ「ま、まさしく理想の女性！」だきっ
お婆「こ、これっ待たんかっ」
勇Ａ「愛があれば年齢なんて関係ない！ず、ずっと前から好きでした！」ちゅう

お婆は　まんざらでもなさそうだ！

武道「あ、アタシもそれ…」
お婆「残念ながら、性別は変わらんが良いのか？」
武道「…それじゃ意味ないわねぇ…」
お婆「しかも、これはまだ魔界でしか使えんのじゃよ。人が使うと一晩しか持たないしの」
武道「あららららら」

武道家は　落ち込んでいる

商人「そうだお婆様！これ、人界でも使える様さらにもっと改良しませんか？」
お婆「うーむ…」
商人「効果なんて一晩だけで良いんです！そしたら馬鹿売れ確実ですよ！」
お婆「うーむーうーむ」
武道「売れたらそのお金で4様にもビョン様にも会いに行けちゃうし、もしかして直接感謝されちゃうかもよーん？」
お婆「！！　わ、判った！早速試作に取り掛かろうぞ！」
勇Ａ「ハニーの為なら、俺、何でも手伝うよ」
商人「…ふふふ…そしたら私も一気に商人から大富豪ですね…ふふふ」
勇Ｂ「商人ちゃん！ネット販売とかのノウハウは、自分に任せるっす！」
商人「勇者Bさん！」ぎゅっ
勇Ｂ「しょ、商人ちゃん！」ぎゅっ
武道「ふふふ。上手くまとまったわね」

（魔界　魔王城　裏口）
お婆「では約束どおり、イケメンを連れてきたお前には自由をやろう！」

パパパパッパパー
商人の　契約が解除された！

商人「では、今後の連絡にはドラちゃんを使うって事で。ドラちゃん、これからも宜しくね！」
ドラ「キッキキー！」パタパタ
お婆「サンプル品が出来たら、すぐ送るぞえ」
勇Ａ「魔王の方は、俺が上手く説得しとくさ！」
商人「では、戻りましょうか」
武道「そうね、そろそろ地上が恋しいしね」
勇Ｂ「早く携帯でVIPしたいお」

かくして…
勇者Bは　つるぺたの妻を娶り
商人は　楽○市場で生キャラのヨシタケを倒してトップ店舗となり　大富豪の仲間入りをし
武道家は　広報マンとなって　お婆を4様に引き合わせたりしたとさ

めでたしめでたし

ヲワリ

おつ！！！！
短かったけど面白かったぜ

乙
なかなかだったｗ