1: 2011/08/07(日) 11:15:13.69 ID:6Jh6mhTLi
宮藤「そ、そんな事・・!」
エーリカ「ねぇねぇ今どんな気持ち?」ピョンピョン
宮藤「う、ううう・・・」
エーリカ「ところでご飯まだー?給食のオバちゃーん?」ピョンピョン
宮藤「ううう・・・」ポロッ・・・ポロポロ
エーリカ「じゃがいもマダー?」ユサユサ
宮藤「うっ、ううう・・・・」ボロボロ
エーリカ「ねぇねぇ今どんな気持ち?」ピョンピョン
宮藤「う、ううう・・・」
エーリカ「ところでご飯まだー?給食のオバちゃーん?」ピョンピョン
宮藤「ううう・・・」ポロッ・・・ポロポロ
エーリカ「じゃがいもマダー?」ユサユサ
宮藤「うっ、ううう・・・・」ボロボロ
3: 2011/08/07(日) 11:16:10.22 ID:toANxzYy0
魔力は芳佳のが上だろ
4: 2011/08/07(日) 11:19:02.74 ID:6Jh6mhTLi
エーリカ「なーんてネ、嘘だよ宮藤!」ニコッ
宮藤「で、ですよね・・・ははは・・・」
エーリカ「まぁ宮藤が美貌でも実力でも私に敵わないのは本当だけどね!」
宮藤「そ、そんなこと・・・!」
エーリカ「あるよね!」
宮藤「ぐぬぬ・・・」
エーリカ「本当に宮藤はアレだなぁ・・・」
宮藤「あ、あれってなんですか!!」
宮藤「で、ですよね・・・ははは・・・」
エーリカ「まぁ宮藤が美貌でも実力でも私に敵わないのは本当だけどね!」
宮藤「そ、そんなこと・・・!」
エーリカ「あるよね!」
宮藤「ぐぬぬ・・・」
エーリカ「本当に宮藤はアレだなぁ・・・」
宮藤「あ、あれってなんですか!!」
6: 2011/08/07(日) 11:22:46.60 ID:6Jh6mhTLi
エーリカ「アレはアレだよ、ふふふ・・・」
ミーナ「こら!後輩をいじめるんじゃないの!」バシン
エーリカ「いてて・・・」
宮藤「ミーナさん!」
ミーナ「いくら本当の事でも言っていい事とダメな事があるのよ!
豆狸は一生豆狸なんだから!」
宮藤「ミーナ・・・さん・・・」
エーリカ「ご、ごめんね・・宮藤ぃ・・・」
宮藤「」
ミーナ「こら!後輩をいじめるんじゃないの!」バシン
エーリカ「いてて・・・」
宮藤「ミーナさん!」
ミーナ「いくら本当の事でも言っていい事とダメな事があるのよ!
豆狸は一生豆狸なんだから!」
宮藤「ミーナ・・・さん・・・」
エーリカ「ご、ごめんね・・宮藤ぃ・・・」
宮藤「」
11: 2011/08/07(日) 11:26:08.61 ID:QepG3/1C0
これ全部ペリーヌの妄想でしょ
12: 2011/08/07(日) 11:26:49.64 ID:6Jh6mhTLi
坂本「おっ!何を騒いでるんだおまえらは!」
ミーナ「この子ったら後輩を淫猥豆狸なんて言ってるのよ」
宮藤「えっ」
エーリカ「えっ」
坂本「淫猥豆狸!?」
ミーナ「確かにこの子はすぐ男に色目を使うあばずれだけどいくらなんでも・・・」
ミーナ「この子ったら後輩を淫猥豆狸なんて言ってるのよ」
宮藤「えっ」
エーリカ「えっ」
坂本「淫猥豆狸!?」
ミーナ「確かにこの子はすぐ男に色目を使うあばずれだけどいくらなんでも・・・」
15: 2011/08/07(日) 11:32:06.11 ID:6Jh6mhTLi
エーリカ「ちょっと私そんなこと・・・」
ミーナ「やっぱりウィッチーズは異性との会話を禁止すべきね!
どんな間違いをしでかすことやら!」
坂本「ミーナ!!」
ミーナ「え?」
坂本「おまえ・・!いくら自分が行き遅れてるからってそれは酷いぞ!」
ミーナ「行き・・・遅れ・・!?」
坂本「黙って聞いてれば私の宮藤をバカにしおって!このお局様め!」
ミーナ「お、表にでろ・・・!!ひき肉にしてくれるわ!!」
エーリカ「ミーナ!?」
ミーナ「やっぱりウィッチーズは異性との会話を禁止すべきね!
どんな間違いをしでかすことやら!」
坂本「ミーナ!!」
ミーナ「え?」
坂本「おまえ・・!いくら自分が行き遅れてるからってそれは酷いぞ!」
ミーナ「行き・・・遅れ・・!?」
坂本「黙って聞いてれば私の宮藤をバカにしおって!このお局様め!」
ミーナ「お、表にでろ・・・!!ひき肉にしてくれるわ!!」
エーリカ「ミーナ!?」
17: 2011/08/07(日) 11:37:08.99 ID:6Jh6mhTLi
宮藤「いっちゃった・・・」
エーリカ「もう!宮藤のせいで二人が喧嘩しちゃったんだぞ!」
宮藤「えええ!?」
エーリカ「責任もってとめてこいよな!」
宮藤「無理です!っていうかめんどくさい
こんなわけのわからないSS書くのもめんどくさいんです!」
エーリカ「私のえちぃ画像が欲しいなら初めからそう言えばいいのに!!」
18: 2011/08/07(日) 11:39:55.44 ID:O9HL/h7T0
>>17
おい
おい
おい
おい
21: 2011/08/07(日) 12:06:48.37 ID:xa5/XrCP0
エーリカ「宮藤は最近いい所ないねー」
宮藤「なッ!何を言うんですか、薮から棒に…!」
エーリカ「だってそうでしょー?」
エーリカ「戦闘になれば弾は当たらないし」
エーリカ「昨日はエイラと話し込んでて鍋を焦がしてたじゃん」
宮藤「う……、よく見てますね…」
エーリカ「ふっふっふー。私は宮藤大好きだからねー」
宮藤「えー?だったら、たまにはフォローしてくれてもいいじゃないですかッ!」
エーリカ「やーだよー。宮藤は困ってる方が可愛いもんねー」
宮藤「なッ!何を言うんですか、薮から棒に…!」
エーリカ「だってそうでしょー?」
エーリカ「戦闘になれば弾は当たらないし」
エーリカ「昨日はエイラと話し込んでて鍋を焦がしてたじゃん」
宮藤「う……、よく見てますね…」
エーリカ「ふっふっふー。私は宮藤大好きだからねー」
宮藤「えー?だったら、たまにはフォローしてくれてもいいじゃないですかッ!」
エーリカ「やーだよー。宮藤は困ってる方が可愛いもんねー」
23: 2011/08/07(日) 12:18:43.61 ID:xa5/XrCP0
宮藤「ハルトマンさん、歪んでますよ!」
エーリカ「そんな事ないよ?困ってる宮藤は可愛いって皆言ってるもん」
宮藤「皆…ですか?」
エーリカ「うん。エイラにサーにゃん、トゥルーデ、シャーリー。みーんな困ってる宮藤が大好きなんだって」
宮藤「うぅ…。好かれるのは嬉しいですけどぉ…」
エーリカ「ほら、そうやって困ってる姿が堪らないよねー」
<ギュッ!
宮藤「ひゃあっ」
エーリカ「可愛いなぁ、宮藤は」
エーリカ「そんな事ないよ?困ってる宮藤は可愛いって皆言ってるもん」
宮藤「皆…ですか?」
エーリカ「うん。エイラにサーにゃん、トゥルーデ、シャーリー。みーんな困ってる宮藤が大好きなんだって」
宮藤「うぅ…。好かれるのは嬉しいですけどぉ…」
エーリカ「ほら、そうやって困ってる姿が堪らないよねー」
<ギュッ!
宮藤「ひゃあっ」
エーリカ「可愛いなぁ、宮藤は」
25: 2011/08/07(日) 12:26:31.56 ID:xa5/XrCP0
宮藤「ハ、ハルトマンさん…!?」
エーリカ「なぁにー?」
宮藤「こんな所で抱き着かないでください…!」
※こんな所=談話室
エーリカ「ん~?じゃあ、場所を変えればいいんだ?」
宮藤「そ、それは、その…」
エーリカ「宮藤ィ、どんな所でならいいのかな~?」
宮藤「う……えと、その………」
エーリカ「早く教えてくれないと、ここで色々しちゃうよ~?」
宮藤「えぅ……。じゃ、じゃあ…」
どこでならイチャイチャしてもいいかな?
>>27
エーリカ「なぁにー?」
宮藤「こんな所で抱き着かないでください…!」
※こんな所=談話室
エーリカ「ん~?じゃあ、場所を変えればいいんだ?」
宮藤「そ、それは、その…」
エーリカ「宮藤ィ、どんな所でならいいのかな~?」
宮藤「う……えと、その………」
エーリカ「早く教えてくれないと、ここで色々しちゃうよ~?」
宮藤「えぅ……。じゃ、じゃあ…」
どこでならイチャイチャしてもいいかな?
>>27
27: 2011/08/07(日) 12:30:02.08 ID:xdAj8tp1i
俺の部屋
29: 2011/08/07(日) 12:37:17.89 ID:ZbHhpEfD0
エーリカ「にゃははー!じゃーね!今日はウルスラといっしょに客間で寝るよー」
エーリカ「いこっ!ウルスラ」
ウルスラ「…はい、お姉様」
バタン
宮藤「へぇー…ハルトマンさんって双子だったんですねー」
バルクホルン「遠路遥々、だな。しばらく会ってなかったんだ。姉妹で話したい事もいっぱいあるだろう」
宮藤「? なんで寂しそうな顔してるんですかぁー?バルクホルンさーん」
バルクホルン「べっ、別に!」
宮藤「あ!そっか!いつもハルトマンさんと二人一緒の部屋だから、今日は…」
バルクホルン「断!じて!無いっ!適当を言うな宮藤ぃ!カールスラント軍人たるもの…!」
ギャーギャー
ミーナ「(もう、素直じゃないんだから…)」
…
バンッ!
ウルスラ「うっ…」ドンッ
エーリカ「ウルスラさぁ…あんた一体何のつもり?」
みたいなのだと思ったのに…
エーリカ「いこっ!ウルスラ」
ウルスラ「…はい、お姉様」
バタン
宮藤「へぇー…ハルトマンさんって双子だったんですねー」
バルクホルン「遠路遥々、だな。しばらく会ってなかったんだ。姉妹で話したい事もいっぱいあるだろう」
宮藤「? なんで寂しそうな顔してるんですかぁー?バルクホルンさーん」
バルクホルン「べっ、別に!」
宮藤「あ!そっか!いつもハルトマンさんと二人一緒の部屋だから、今日は…」
バルクホルン「断!じて!無いっ!適当を言うな宮藤ぃ!カールスラント軍人たるもの…!」
ギャーギャー
ミーナ「(もう、素直じゃないんだから…)」
…
バンッ!
ウルスラ「うっ…」ドンッ
エーリカ「ウルスラさぁ…あんた一体何のつもり?」
みたいなのだと思ったのに…
30: 2011/08/07(日) 12:40:46.07 ID:xa5/XrCP0
*俺の家
俺「………」
エーリカ「ねぇ宮藤、あの人だれ?」
宮藤「知らないんですか?扶桑社会の負の遺産と呼ばれる【俺】さんですよ」
エーリカ「ふーん、何だか生きてちゃいけない感じの人だね」
宮藤「そうですね。人権さえなければ一秒と生かしておかないんですけど」
エーリカ「わぁ、宮藤、えげつないね」
宮藤「ち、違いますよ!扶桑人の共通認識です!」
エーリカ「ふーん。ま、そういう事にしといてあげよう」
宮藤「もぉ、本当なのにぃ」
エーリカ「で?しばらくここにいるの?」
宮藤「うーんと…」
移動する?
>>31
俺「………」
エーリカ「ねぇ宮藤、あの人だれ?」
宮藤「知らないんですか?扶桑社会の負の遺産と呼ばれる【俺】さんですよ」
エーリカ「ふーん、何だか生きてちゃいけない感じの人だね」
宮藤「そうですね。人権さえなければ一秒と生かしておかないんですけど」
エーリカ「わぁ、宮藤、えげつないね」
宮藤「ち、違いますよ!扶桑人の共通認識です!」
エーリカ「ふーん。ま、そういう事にしといてあげよう」
宮藤「もぉ、本当なのにぃ」
エーリカ「で?しばらくここにいるの?」
宮藤「うーんと…」
移動する?
>>31
31: 2011/08/07(日) 12:42:50.67 ID:b2+PoDTHP
肩
47: 2011/08/07(日) 13:21:47.95 ID:ZbHhpEfD0
エーリカ「ジェットストライカーの一件の謝罪と本体の回収?」
エーリカ「にゃはは…おかしいなー。それだけの用件なら適当に人をよこせば済むはずじゃないの?実際隊にそういう役職の人も居るでしょ?」
ウルスラ「…ジェットストライカーの開発主任は、私です」
ウルスラ「責任はすべて私に、あります。なら、本人が直接出向いて、伝えるのが道理で…」
エーリカ「…はぁっ!」
ウルスラ「―!」ビクッ
エーリカ「わっかんないかなあ?いいんだよ、そういうのは」
エーリカ「そういう固っ苦しい理由じゃなくて…個人的なものでさ」
ウルスラ「…」
エーリカ「要するにー、私はさー」
エーリカ「お前に会いたくなかったんだよ。伝わらなかった?」
エーリカ「にゃはは…おかしいなー。それだけの用件なら適当に人をよこせば済むはずじゃないの?実際隊にそういう役職の人も居るでしょ?」
ウルスラ「…ジェットストライカーの開発主任は、私です」
ウルスラ「責任はすべて私に、あります。なら、本人が直接出向いて、伝えるのが道理で…」
エーリカ「…はぁっ!」
ウルスラ「―!」ビクッ
エーリカ「わっかんないかなあ?いいんだよ、そういうのは」
エーリカ「そういう固っ苦しい理由じゃなくて…個人的なものでさ」
ウルスラ「…」
エーリカ「要するにー、私はさー」
エーリカ「お前に会いたくなかったんだよ。伝わらなかった?」
50: 2011/08/07(日) 13:31:48.11 ID:ZbHhpEfD0
ウルスラ「…お姉様、私は―」
エーリカ「あーはいはい!『お姉様を』?『お慕い申し上げてます』?『尊敬しています』!?もう飽きちゃったよ!その流れは!」ヒラヒラ
ウルスラ「わたし、は…」
エーリカ「それよりさあ、そんないつものより今回はもーっと許せない事が有るんだけどー」
エーリカ「流石にこっちはわかるよね?」
ウルスラ「…はい」グッ
エーリカ「ふんっ!」
ドカッ!!ガシャーン!
ウルスラ「っぐ、ふぅ…!」ガラガラ…
コツ…コツ…
エーリカ「トゥルーデ」
エーリカ「トゥルーデ、さ。ホントに氏ぬとこだったんだ」コツ…
エーリカ「あーはいはい!『お姉様を』?『お慕い申し上げてます』?『尊敬しています』!?もう飽きちゃったよ!その流れは!」ヒラヒラ
ウルスラ「わたし、は…」
エーリカ「それよりさあ、そんないつものより今回はもーっと許せない事が有るんだけどー」
エーリカ「流石にこっちはわかるよね?」
ウルスラ「…はい」グッ
エーリカ「ふんっ!」
ドカッ!!ガシャーン!
ウルスラ「っぐ、ふぅ…!」ガラガラ…
コツ…コツ…
エーリカ「トゥルーデ」
エーリカ「トゥルーデ、さ。ホントに氏ぬとこだったんだ」コツ…
53: 2011/08/07(日) 13:43:59.67 ID:ZbHhpEfD0
エーリカ「…」
ガシッ ググググ…
ウルスラ「ぐ…かはっ…!」ググ
エーリカ「二回も魔力を吸いつくされて、一度目は海に落ちて」
エーリカ「シャーリーがいなかったら、二度目だってどうなったか…!」
エーリカ「お前の作ったストライカーのせいだッ!この腐れメガネッ!!」ググググ
ウルスラ「お…おね゛えざ…あ゛ッ」ビキビキ
エーリカ「…」ググ…
エーリカ「…このまま絞め頃してやってもいいんだけど」
パッ ドサッ
ウルスラ「ゲホッ!ゲホッ!ゲェ…ぅえっ…」
エーリカ「…あとが面倒だしね」
ガシッ ググググ…
ウルスラ「ぐ…かはっ…!」ググ
エーリカ「二回も魔力を吸いつくされて、一度目は海に落ちて」
エーリカ「シャーリーがいなかったら、二度目だってどうなったか…!」
エーリカ「お前の作ったストライカーのせいだッ!この腐れメガネッ!!」ググググ
ウルスラ「お…おね゛えざ…あ゛ッ」ビキビキ
エーリカ「…」ググ…
エーリカ「…このまま絞め頃してやってもいいんだけど」
パッ ドサッ
ウルスラ「ゲホッ!ゲホッ!ゲェ…ぅえっ…」
エーリカ「…あとが面倒だしね」
55: 2011/08/07(日) 13:51:06.62 ID:ZbHhpEfD0
ウルスラ「う…うぅ…」
エーリカ「ほらー、いつまでも寝てちゃだめだよ…っと!」ガシッ!
ウルスラ「あぅ…ッ」グィッ
エーリカ「髪、痛い?ごめんね?でもトゥルーデはきっともっと苦しかったんだろうねー。我慢しなくちゃ。ねー?」
ウルスラ「は…い…お姉様…」
エーリカ「…ふんっ」ポイッ
ウルスラ「…っ」ペチャッ
エーリカ「ウルスラは、今日そこで寝ること」
エーリカ「にしし!カーペットは柔らかい?良かったね石畳の床じゃなくて!」
ウルスラ「…」
エーリカ「ふぁ…じゃ、お休み」バフッ
ウルスラ「お休み…なさい、お姉様…」
エーリカ「ほらー、いつまでも寝てちゃだめだよ…っと!」ガシッ!
ウルスラ「あぅ…ッ」グィッ
エーリカ「髪、痛い?ごめんね?でもトゥルーデはきっともっと苦しかったんだろうねー。我慢しなくちゃ。ねー?」
ウルスラ「は…い…お姉様…」
エーリカ「…ふんっ」ポイッ
ウルスラ「…っ」ペチャッ
エーリカ「ウルスラは、今日そこで寝ること」
エーリカ「にしし!カーペットは柔らかい?良かったね石畳の床じゃなくて!」
ウルスラ「…」
エーリカ「ふぁ…じゃ、お休み」バフッ
ウルスラ「お休み…なさい、お姉様…」
60: 2011/08/07(日) 14:08:34.14 ID:ZbHhpEfD0
…朝
ミーナ「輸送機が故障?」
整備兵「は…左舷エンジンが原因不明のトラブルに見舞われていまして…」
整備兵「オーバーホールが必要です。何分大型の機体ですし、代えの部品も有りません」
整備兵「修理には少なく見積もっても、一週間は要りますね」
ミーナ「輸送機が故障?」
整備兵「は…左舷エンジンが原因不明のトラブルに見舞われていまして…」
整備兵「オーバーホールが必要です。何分大型の機体ですし、代えの部品も有りません」
整備兵「修理には少なく見積もっても、一週間は要りますね」
61: 2011/08/07(日) 14:09:28.34 ID:ZbHhpEfD0
…
ミーナ「…というわけなの」
ウルスラ「それでは…」
バルクホルン「まさか軍事機密のストライカーを一般の鉄道で運ぶわけにもいかんし、車にしても鉄道にしても原隊まで3週間はかかる」
坂本「修理が済むまでは、501に足止め、だな。中尉には済まないが…」
ウルスラ「いえ、私―」
エーリカ「とーう!」ガシッ
ウルスラ「あう」フラッ
エーリカ「ウールースーラ―!聞いたよ!しばらくこっちに居ることになるんだって?」
エーリカ「にっしっし…お姉ちゃんは嬉しいぞー、うりうり」グリグリ
ウルスラ「お、お姉様ぁ…」
バルクホルン「こらぁ!ハルトマン!」
ウルスラ「は、はい」
エーリカ「んー?なあに?」グリグリ
バルクホルン「あ…いや、姉の方だ」
ミーナ「(ややこしいわね…)」
坂本「(ややこしいな…)」
ミーナ「…というわけなの」
ウルスラ「それでは…」
バルクホルン「まさか軍事機密のストライカーを一般の鉄道で運ぶわけにもいかんし、車にしても鉄道にしても原隊まで3週間はかかる」
坂本「修理が済むまでは、501に足止め、だな。中尉には済まないが…」
ウルスラ「いえ、私―」
エーリカ「とーう!」ガシッ
ウルスラ「あう」フラッ
エーリカ「ウールースーラ―!聞いたよ!しばらくこっちに居ることになるんだって?」
エーリカ「にっしっし…お姉ちゃんは嬉しいぞー、うりうり」グリグリ
ウルスラ「お、お姉様ぁ…」
バルクホルン「こらぁ!ハルトマン!」
ウルスラ「は、はい」
エーリカ「んー?なあに?」グリグリ
バルクホルン「あ…いや、姉の方だ」
ミーナ「(ややこしいわね…)」
坂本「(ややこしいな…)」
64: 2011/08/07(日) 14:25:46.96 ID:ZbHhpEfD0
バーン
シャーリー「話は聞かせてもらったぁー!」
ルッキーニ「モラッター!ニヒー!」
バルクホルン「!? お、お前達!?」
リーネ「よ…芳佳ちゃーん…」
宮藤「あ、あの、盗み聞きしようと思ったわけじゃなくて、聞こえてきたっていうか、シャーリーさんに捕まったっていうか、その」
シャーリー「よし行けルッキーニ!恒例のアレだ!あれ!」
ルッキーニ「えー、まな板ヤダー」
シャ―リー「な、何ぃ!?」
ウルスラ「ま、まな…?」
バルクホルン「ぬああ!軍人の自覚が無いのかお前らは!」ガシガシ
宮藤「お、落ち着いてくださいバルクホルンさん!」
わーわー
ミーナ「1週間だけなんだけど…」
坂本「新兵が配属されてきたような騒ぎだな…」
シャーリー「話は聞かせてもらったぁー!」
ルッキーニ「モラッター!ニヒー!」
バルクホルン「!? お、お前達!?」
リーネ「よ…芳佳ちゃーん…」
宮藤「あ、あの、盗み聞きしようと思ったわけじゃなくて、聞こえてきたっていうか、シャーリーさんに捕まったっていうか、その」
シャーリー「よし行けルッキーニ!恒例のアレだ!あれ!」
ルッキーニ「えー、まな板ヤダー」
シャ―リー「な、何ぃ!?」
ウルスラ「ま、まな…?」
バルクホルン「ぬああ!軍人の自覚が無いのかお前らは!」ガシガシ
宮藤「お、落ち着いてくださいバルクホルンさん!」
わーわー
ミーナ「1週間だけなんだけど…」
坂本「新兵が配属されてきたような騒ぎだな…」
66: 2011/08/07(日) 14:31:26.66 ID:ZbHhpEfD0
…夕食
宮藤「今日の晩御飯は肉じゃがです!」
リーネ「ウルスラさんが持ってきたお芋を使ったんですよ」
エーリカ「わーいイモ―!」
ウルスラ「…いただきます」
カチャカチャ…ワイワイ
エイラ「ふーん…ほんとに瓜二つって感じダナー」
サーニャ「そっくり…」
エーリカ「うぇへへ、そりゃー双子だもん」
エーリカ「ねー?ウルスラ―?」
ウルスラ「はい、おね…」
ギュッ
ウルスラ「…! …ぇさま…」
エイラ「?」
宮藤「今日の晩御飯は肉じゃがです!」
リーネ「ウルスラさんが持ってきたお芋を使ったんですよ」
エーリカ「わーいイモ―!」
ウルスラ「…いただきます」
カチャカチャ…ワイワイ
エイラ「ふーん…ほんとに瓜二つって感じダナー」
サーニャ「そっくり…」
エーリカ「うぇへへ、そりゃー双子だもん」
エーリカ「ねー?ウルスラ―?」
ウルスラ「はい、おね…」
ギュッ
ウルスラ「…! …ぇさま…」
エイラ「?」
68: 2011/08/07(日) 14:40:21.29 ID:ZbHhpEfD0
坂本「はっはっは、一人が二人に増えたみたいだな!」
ペリーヌ「一人だけでも手を焼きますのに…」ボソ
エーリカ「む!そこー!聞こえてるぞペリーヌ!」
ペリーヌ「は!はひ!?」ガタッ
エーリカ「ウルスラはしっかり者なんだぞー?私と違って」
バルクホルン「…自覚はあったんだな」
ミーナ「…意外だわ」
エーリカ「な、なんだよう二人とも!納得したみたいにー!」
ウルスラ「あの、お姉様は…」
エーリカ「…」
ギュゥウ…!
ウルスラ「…ッ!」
バルクホルン「ん?何か言ったか?ウルスラ中尉」
ウルスラ「あ…いえ、何でも有りません…」
バルクホルン「…?そうか」
ペリーヌ「一人だけでも手を焼きますのに…」ボソ
エーリカ「む!そこー!聞こえてるぞペリーヌ!」
ペリーヌ「は!はひ!?」ガタッ
エーリカ「ウルスラはしっかり者なんだぞー?私と違って」
バルクホルン「…自覚はあったんだな」
ミーナ「…意外だわ」
エーリカ「な、なんだよう二人とも!納得したみたいにー!」
ウルスラ「あの、お姉様は…」
エーリカ「…」
ギュゥウ…!
ウルスラ「…ッ!」
バルクホルン「ん?何か言ったか?ウルスラ中尉」
ウルスラ「あ…いえ、何でも有りません…」
バルクホルン「…?そうか」
70: 2011/08/07(日) 14:45:28.09 ID:Wbwj8e3d0
うわあ…これは畜生ですね…
72: 2011/08/07(日) 14:53:16.17 ID:ZbHhpEfD0
…食後
宮藤「今日もお二人は一緒に寝るんですかー?」
エーリカ「まぁね!せっかくだし」
バルクホルン「…」
バルクホルン「なぁハルトマン、その、寝るだけなら、いつもの私たちの部屋でもだな…」
エーリカ「だーめ、家族水入らずだよ!トゥルーデってば無粋ー」
バルクホルン「なぁ、なにィ!?」
エーリカ「お?…にししー!それともー、もしかしてトゥルーデったら寂…」
バルクホルン「有るか!お前といい宮藤といい何なんだ全く!いいか!?あの私物まみれの部屋でなくてはお前も寝辛かろうという私の好意をお前達は…!」
ミーナ「はいはい!消灯時間が近いわー。皆はしゃいでないで部屋に戻ってー」パンパン
バルクホルン「く…!」
エーリカ「にゃははは!じゃね!寂しんぼーのートゥールーデーは…」タタタ
バルクホルン「くぉらあ!待てえ!」タタタ
ウルスラ「…」グッ
宮藤「今日もお二人は一緒に寝るんですかー?」
エーリカ「まぁね!せっかくだし」
バルクホルン「…」
バルクホルン「なぁハルトマン、その、寝るだけなら、いつもの私たちの部屋でもだな…」
エーリカ「だーめ、家族水入らずだよ!トゥルーデってば無粋ー」
バルクホルン「なぁ、なにィ!?」
エーリカ「お?…にししー!それともー、もしかしてトゥルーデったら寂…」
バルクホルン「有るか!お前といい宮藤といい何なんだ全く!いいか!?あの私物まみれの部屋でなくてはお前も寝辛かろうという私の好意をお前達は…!」
ミーナ「はいはい!消灯時間が近いわー。皆はしゃいでないで部屋に戻ってー」パンパン
バルクホルン「く…!」
エーリカ「にゃははは!じゃね!寂しんぼーのートゥールーデーは…」タタタ
バルクホルン「くぉらあ!待てえ!」タタタ
ウルスラ「…」グッ
74: 2011/08/07(日) 15:10:34.89 ID:ZbHhpEfD0
…客間
手当たり次第に、エーリカがウルスラに物を投げつける…
エーリカ「っくぅ!」ブンッ
ウルスラ「…!」ボフッ
エーリカ「んんッ!」ブンッ
ウルスラ「…ッ」コツンッ
エーリカ「クソっ!!」ブンッ
ウルスラ「…痛っ!」ゴツンッ
エーリカ「クソッ!クソッ!!くそぉッ!」ブンッ
ウルスラ「…うっ、くっ!」ゴッ ガチン
エーリカ「畜生!畜生!!ちくしょう…!」ブンッ ブンッ
ウルスラ「ぎっ」ガツンッ
エーリカ「はぁ…!はぁ…!はあ…く」
ウルスラ「…」タラリ
エーリカ「手で庇うくらいしろッ!!」ブンッ
ウルスラ「ッ!」ベチィッ
手当たり次第に、エーリカがウルスラに物を投げつける…
エーリカ「っくぅ!」ブンッ
ウルスラ「…!」ボフッ
エーリカ「んんッ!」ブンッ
ウルスラ「…ッ」コツンッ
エーリカ「クソっ!!」ブンッ
ウルスラ「…痛っ!」ゴツンッ
エーリカ「クソッ!クソッ!!くそぉッ!」ブンッ
ウルスラ「…うっ、くっ!」ゴッ ガチン
エーリカ「畜生!畜生!!ちくしょう…!」ブンッ ブンッ
ウルスラ「ぎっ」ガツンッ
エーリカ「はぁ…!はぁ…!はあ…く」
ウルスラ「…」タラリ
エーリカ「手で庇うくらいしろッ!!」ブンッ
ウルスラ「ッ!」ベチィッ
75: 2011/08/07(日) 15:17:39.28 ID:ZbHhpEfD0
エーリカ「フッ、フーッ…」ガシッ
ウルスラ「っあ…!」グィ
エーリカ「…はは、良いざまだねー!ウルスラ」
エーリカ「髪、昨日と同じ所だよ。禿げたりしないといいけど…ねっ!!」ぶちぶちっ
ウルスラ「っああぁ…ッ!」ドタリ
エーリカ「にゃっはははは!はぁ!ねえ!ウルスラぁ!前から聞きたいと思ってた事があるんだけどォ!答えてよ!」
ウルスラ「な、んですか…」
エーリカ「勝手にしゃべんなッ!」ドグッ
ウルスラ「ぐはっ!」ベチャッ
ウルスラ「っあ…!」グィ
エーリカ「…はは、良いざまだねー!ウルスラ」
エーリカ「髪、昨日と同じ所だよ。禿げたりしないといいけど…ねっ!!」ぶちぶちっ
ウルスラ「っああぁ…ッ!」ドタリ
エーリカ「にゃっはははは!はぁ!ねえ!ウルスラぁ!前から聞きたいと思ってた事があるんだけどォ!答えてよ!」
ウルスラ「な、んですか…」
エーリカ「勝手にしゃべんなッ!」ドグッ
ウルスラ「ぐはっ!」ベチャッ
80: 2011/08/07(日) 15:32:27.79 ID:ZbHhpEfD0
エーリカ「ねえ、姉に全てにおいて負けるって、どんな気持ち?」
ウルスラ「…」
エーリカ「功績も地位も名誉も全て私が上!性格だって社交的な私に比べて根暗なお前!にゃは、自分で言うのもなんだけどね!」
ウルスラ「…」
エーリカ「研究!?実験は失敗続きでジェットストライカーもあのザマ!お前が何の役に立った!?っふふ!お前、何か自分のやった事が認められた事がある!?社会の役に立ったと自信を持って言える事があるッ!??」
ウルスラ「…」
エーリカ「皆!お父さんやお母さんも!お前に何一つ期待なんかしちゃいなかった!私だッ!!全部私!撃墜数だって3ケタだ!お前なんかとは違う!!双子だって!!っはァ!笑わせないで!!」
ウルスラ「…」
エーリカ「この先だって!能力のないお前が私を超えるなんて有り得ないんだ!!皆に好かれることなんてあるもんか!!私の方が強いんだ!賢いんだ!凄いんだッ!!」
ウルスラ「…」
エーリカ「だから…ッ!だからッ!!」
エーリカ「その!!見下すような眼を止めろォーッッ!!!」
ウルスラ「…」
エーリカ「功績も地位も名誉も全て私が上!性格だって社交的な私に比べて根暗なお前!にゃは、自分で言うのもなんだけどね!」
ウルスラ「…」
エーリカ「研究!?実験は失敗続きでジェットストライカーもあのザマ!お前が何の役に立った!?っふふ!お前、何か自分のやった事が認められた事がある!?社会の役に立ったと自信を持って言える事があるッ!??」
ウルスラ「…」
エーリカ「皆!お父さんやお母さんも!お前に何一つ期待なんかしちゃいなかった!私だッ!!全部私!撃墜数だって3ケタだ!お前なんかとは違う!!双子だって!!っはァ!笑わせないで!!」
ウルスラ「…」
エーリカ「この先だって!能力のないお前が私を超えるなんて有り得ないんだ!!皆に好かれることなんてあるもんか!!私の方が強いんだ!賢いんだ!凄いんだッ!!」
ウルスラ「…」
エーリカ「だから…ッ!だからッ!!」
エーリカ「その!!見下すような眼を止めろォーッッ!!!」
84: 2011/08/07(日) 15:47:40.05 ID:ZbHhpEfD0
エーリカ「はぁ…!はぁ…!っん!はぁっ…!」
ウルスラ「…お姉様、」
エーリカ「…~ッ!!くそぅッ!!」バチーン!
ウルスラ「ふぶっ」ドシャッ
エーリカ「くそう、くそう!!」ゲシッ ゲシッ
ウルスラ「ぐ、ぶ…お姉様、わた、しは、っが、お姉様を見下して、ぐ、なんて、ないです…!」
エーリカ「うぅ…くそう!くそう!!くそぉお!」ドカッ ドカッ
ウルスラ「っ…憧れなんですッ!私、はぁ!世界で、お姉様が、一番!っぁあ!」
エーリカ「うううう!ううう、うううぅ!!」ドカッ ドカッ
ウルスラ「ひぅ、っぐ!素晴らしい、ウィッチだと!胸を張って、言えます!だからッ!ッ、だから…!」
エーリカ「ふうううぅ、うあああ、ああ!うええぇ…」ポロポロ ドカッ
ウルスラ「泣かないで、どうか、泣かないで…」
ウルスラ「…お姉様、」
エーリカ「…~ッ!!くそぅッ!!」バチーン!
ウルスラ「ふぶっ」ドシャッ
エーリカ「くそう、くそう!!」ゲシッ ゲシッ
ウルスラ「ぐ、ぶ…お姉様、わた、しは、っが、お姉様を見下して、ぐ、なんて、ないです…!」
エーリカ「うぅ…くそう!くそう!!くそぉお!」ドカッ ドカッ
ウルスラ「っ…憧れなんですッ!私、はぁ!世界で、お姉様が、一番!っぁあ!」
エーリカ「うううう!ううう、うううぅ!!」ドカッ ドカッ
ウルスラ「ひぅ、っぐ!素晴らしい、ウィッチだと!胸を張って、言えます!だからッ!ッ、だから…!」
エーリカ「ふうううぅ、うあああ、ああ!うええぇ…」ポロポロ ドカッ
ウルスラ「泣かないで、どうか、泣かないで…」
90: 2011/08/07(日) 15:56:33.25 ID:ZbHhpEfD0
…
客間内で繰り広げられる、どうにも形容しがたい騒ぎ。
扉を背にもたれかかり、両手にお盆を抱え、私はひとり呆然としていた。
最初は止めに入ろうと思った。度を超えた喧嘩だと。
が、どうも様子がおかしい。一方的すぎると、言い得もせぬ不気味さに足を止め、状況を流したらこれだ。
「…なんてことだ」
つぶやきは白い靄になって、すぐ夜の闇に紛れた。
ウルスラ。エーリカ。…この私、バルクホルン。
気を利かせたつもりで持ってきた3人分の夜食は、盆の上、手の届くところで、すっかり冷めてしまっていた。
客間内で繰り広げられる、どうにも形容しがたい騒ぎ。
扉を背にもたれかかり、両手にお盆を抱え、私はひとり呆然としていた。
最初は止めに入ろうと思った。度を超えた喧嘩だと。
が、どうも様子がおかしい。一方的すぎると、言い得もせぬ不気味さに足を止め、状況を流したらこれだ。
「…なんてことだ」
つぶやきは白い靄になって、すぐ夜の闇に紛れた。
ウルスラ。エーリカ。…この私、バルクホルン。
気を利かせたつもりで持ってきた3人分の夜食は、盆の上、手の届くところで、すっかり冷めてしまっていた。
95: 2011/08/07(日) 16:08:45.85 ID:ZbHhpEfD0
…翌日、朝食後
エーリカ「なにー?ちょっと二人っきりで話がしたいなんてさー」
バルクホルン「…」
エーリカ「おっ!?もしかして愛の告白とか?いやー!私は女性同士の恋愛ってのは!否定しないけど、私はあんま興味は…」
バルクホルン「…」
エーリカ「…ない、って、…ほ、ほんとにどうしたのトゥルーデ?そんな真剣な顔で…」
バルクホルン「昨晩、だ」
―ドクン
エーリカ「―っへ、えへへ、な、何だよ!トゥルーデ、昨日言い忘れた事、でも、あったの…?」
バルクホルン「…聞いていたんだ。客間の、扉の、裏側でな」
エーリカ「…」
エーリカ「…は…」
エーリカ「なにー?ちょっと二人っきりで話がしたいなんてさー」
バルクホルン「…」
エーリカ「おっ!?もしかして愛の告白とか?いやー!私は女性同士の恋愛ってのは!否定しないけど、私はあんま興味は…」
バルクホルン「…」
エーリカ「…ない、って、…ほ、ほんとにどうしたのトゥルーデ?そんな真剣な顔で…」
バルクホルン「昨晩、だ」
―ドクン
エーリカ「―っへ、えへへ、な、何だよ!トゥルーデ、昨日言い忘れた事、でも、あったの…?」
バルクホルン「…聞いていたんだ。客間の、扉の、裏側でな」
エーリカ「…」
エーリカ「…は…」
102: 2011/08/07(日) 16:27:15.33 ID:ZbHhpEfD0
ドクン ドクン
バルクホルン「止めようとしたんだが、何かおかしいと思ってな。しばらく様子をうかがってみたら…なんなんだ、あれは」
ドクン ドクン ドクン
バルクホルン「暴力、罵倒、脅迫…表に出れば軍法会議も免れんような…あれは、何だ。喧嘩にしても、やり過ぎではないのか?」
ドクン! ドクン!
バルクホルン「いや、それより…お前が、よりにもよってお前の、あのセリフ!」
ドクンッ!
エーリカ「やっ、やぁ、やっ」
バルクホルン「『姉に全てにおいて負ける』などと…!お前、本当にどうしてしまったって言うんだ…!?」
バルクホルン「私が知ってるお前は!あんな台詞は、それこそ氏んでも吐かない!」
バルクホルン「…なあ!嘘だったのか!?いつも私たちに見せている『ハルトマン』の顔は!」
エーリカ「ぁ、いやっ、ちが、ちがっ」
バルクホルン「ずっとああやって、仮面を被って周りを見下し、妹にまで手をあげていた…!?」
バルクホルン「飄々として、捉え所がなくて、地位階級にこだわりを持たず、自堕落で、しかし人の命に真剣だった、あの、お前はッ!」ガシッ
エーリカ「う、ああ、ぅああ、ああ…!!」
バルクホルン「私や!ミーナに!十数年も付き合ってきたお前は!全部!偽物だったっていうのか!?おい!ハルトマンッ!!答えろッ!!」
エーリカ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あぁぁっぁぁああッッ!!」
バルクホルン「止めようとしたんだが、何かおかしいと思ってな。しばらく様子をうかがってみたら…なんなんだ、あれは」
ドクン ドクン ドクン
バルクホルン「暴力、罵倒、脅迫…表に出れば軍法会議も免れんような…あれは、何だ。喧嘩にしても、やり過ぎではないのか?」
ドクン! ドクン!
バルクホルン「いや、それより…お前が、よりにもよってお前の、あのセリフ!」
ドクンッ!
エーリカ「やっ、やぁ、やっ」
バルクホルン「『姉に全てにおいて負ける』などと…!お前、本当にどうしてしまったって言うんだ…!?」
バルクホルン「私が知ってるお前は!あんな台詞は、それこそ氏んでも吐かない!」
バルクホルン「…なあ!嘘だったのか!?いつも私たちに見せている『ハルトマン』の顔は!」
エーリカ「ぁ、いやっ、ちが、ちがっ」
バルクホルン「ずっとああやって、仮面を被って周りを見下し、妹にまで手をあげていた…!?」
バルクホルン「飄々として、捉え所がなくて、地位階級にこだわりを持たず、自堕落で、しかし人の命に真剣だった、あの、お前はッ!」ガシッ
エーリカ「う、ああ、ぅああ、ああ…!!」
バルクホルン「私や!ミーナに!十数年も付き合ってきたお前は!全部!偽物だったっていうのか!?おい!ハルトマンッ!!答えろッ!!」
エーリカ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あぁぁっぁぁああッッ!!」
112: 2011/08/07(日) 16:54:05.50 ID:ZbHhpEfD0
その時は、食器を洗っていたんです。…ええ。隊の台所です。
絶叫が聞こえてきて、慌てて向かって行ったら、バルクホルンさんと、ハルトマンさんが揉み合ってるように見えて…それを、坂本さんとミーナさんが引き剥がそうと躍起してました。
引き剥がされた後も、バルクホルンさんは何かハルトマンさんに呼びかけて、…でも、ハルトマンさんは叫ぶばかりで。…怖かったです。
後で聞いた話だと、それからバルクホルンさんは口を噤むばかりで、何も真相は語らなかったそうです。
ハルトマンさんは…その、知っての通りですけど…もう、壊れてたって。
医務室で叫んで暴れて疲れ果てて目を覚ましたら、虚ろな目で何かブツブツつぶやくだけのものになってたっ…て…
…すいません、涙、ちょっと拭かせてください。
ええ、それから。
バルクホルンさんは処罰されました。でも、ミーナさんとの間で何か有ったんでしょうか…軽いものだったみたいです。
その後は…流石にそんなことがあったから、隊からも浮いてしまって。
しかも、数ヵ月後にはシャーリーさんとの小競り合いをきっかけに、完全にミーナさん以外とは話さなくなっちゃって…見てるだけで、寂しかったです。
ハルトマンさん?ああ、彼女はその後、除隊になって…それからは、妹さん、なんていったか、そう、ウルスラさん。
その人に、ずっと介護してもらってるみたいです。
自分の家で。
ウルスラ「…お姉様、おしめ、取り替えますね」
エーリカ「ゴメン、イヤダ、チガウ、ヤ、ゴメン、ゴメン…」ブツブツ
ウルスラ「…クスッ」
―1.バルクホルンがエーリカ離さず精神崩壊END―
絶叫が聞こえてきて、慌てて向かって行ったら、バルクホルンさんと、ハルトマンさんが揉み合ってるように見えて…それを、坂本さんとミーナさんが引き剥がそうと躍起してました。
引き剥がされた後も、バルクホルンさんは何かハルトマンさんに呼びかけて、…でも、ハルトマンさんは叫ぶばかりで。…怖かったです。
後で聞いた話だと、それからバルクホルンさんは口を噤むばかりで、何も真相は語らなかったそうです。
ハルトマンさんは…その、知っての通りですけど…もう、壊れてたって。
医務室で叫んで暴れて疲れ果てて目を覚ましたら、虚ろな目で何かブツブツつぶやくだけのものになってたっ…て…
…すいません、涙、ちょっと拭かせてください。
ええ、それから。
バルクホルンさんは処罰されました。でも、ミーナさんとの間で何か有ったんでしょうか…軽いものだったみたいです。
その後は…流石にそんなことがあったから、隊からも浮いてしまって。
しかも、数ヵ月後にはシャーリーさんとの小競り合いをきっかけに、完全にミーナさん以外とは話さなくなっちゃって…見てるだけで、寂しかったです。
ハルトマンさん?ああ、彼女はその後、除隊になって…それからは、妹さん、なんていったか、そう、ウルスラさん。
その人に、ずっと介護してもらってるみたいです。
自分の家で。
ウルスラ「…お姉様、おしめ、取り替えますね」
エーリカ「ゴメン、イヤダ、チガウ、ヤ、ゴメン、ゴメン…」ブツブツ
ウルスラ「…クスッ」
―1.バルクホルンがエーリカ離さず精神崩壊END―
113: 2011/08/07(日) 16:56:00.05 ID:KShNGHbt0
他のエンドも期待していいってことですかァ!?
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