1: 2020/11/28(土) 14:39:48.89 ID:kOPp3MVTO

3: 2020/11/28(土) 15:41:59.33 ID:hNAaqWPYO
今の場所続けても意味無いし早速巻き戻しつかわせてくれ
次の目標も決めたいし質問タイムも欲しい

4: 2020/11/28(土) 16:09:05.76 ID:q8XxZlmdO
前スレ1000(巻き戻し権利)


巻き戻し権利を使いますか?
1使用する(質問タイム挟みます)
2使用しないでこのまま行く


多数決下3まで

970: 2020/12/26(土) 23:18:28.36 ID:+PGh6i03O
体育館

霧切「どう言う事…?私、貴方にこの手袋の中身を見せた記憶は無いのだけど?…」

俺「それは俺も同じだよ。おかしいな…霧切さんとは昨日初めて会った筈なのに何でだ…?」

霧切「……。」

霧切(単純に考えられる可能性は、俺君が私達をここに監禁した黒幕…或いは黒幕と繋がっている可能性…)

霧切(…いえ、見た感じだと彼は集められた超高校級の中でも冷静に動く部類の人間だわ)

霧切(そんな簡単にこんな事で口を滑らすとは考えにくい…)

霧切(だとしたら、他の可能性……そうだわ)

霧切「…確か俺君は、記憶が混濁しているのか何かで未だにこの学園にスカウトされた自分の才能をよく分からなかったのよね?」

俺「ああ…。しかも俺の生徒手帳にも何故か俺だけ他の人と違って記載されて無くて超高校級の???のままだし」カチッ

俺生徒手帳「」ピコン

霧切「そう…やっぱりね…」

俺「え?やっぱり?」チラッ

霧切「…私も、貴方と同じ状況なのよ」カチッ

霧切生徒手帳「」ピコン

俺「あ…霧切さんも超高校級の???だ…。って事はもしかして…霧切さんも記憶喪失って事なのか?」

霧切「ええ…。二人揃って奇遇よね」フッ...

俺「こんな事が普通起きたりするか?…」

霧切「いいえ…。むしろ、普通に考えたら馬鹿馬鹿しい話だけど…私達は意図的に黒幕の手で才能の記憶を奪い取られたと言う事になるでしょうね…」

俺「と言うか才能の記憶だけじゃない。霧切さんの手袋の事を知ってたって理由から考えるに、他にも色々と記憶を抜かれてる…?」

霧切「そうでしょうね…」

俺「そんな事が本当に…」

俺(でも、おかしな話だがそうとしか考えられない…)

5: 2020/11/28(土) 16:14:27.12 ID:IrIiYDFnO
1

7: 2020/11/28(土) 16:51:20.86 ID:SbRzDNv4O
巻き戻し権利を使います


19時半辺りに再開場所決め
それまで何か質問有れば

68: 2020/11/28(土) 20:47:18.37 ID:LYE17M8A0
>>61ENDで描写→そのままこの物語の続きをやるかの選択肢になります

やり直し場所を決めます

指定が3回被った場所からやり直します(単発無し)

82: 2020/11/28(土) 21:06:23.16 ID:LYE17M8A0
──その巨大な学園は、都会のど真ん中の一等地にそびえ立っていた

私立希望ヶ峰学園…あらゆる分野の超一流高校生を集め、育て上げる事を目的とした政府公認の超特権的な学園



希望ヶ峰学園校門前

俺「ここか」ザッ

俺(この学園を卒業すれば、人生において成功したも同然とまで言われている)

俺(国の将来を担う希望を育て上げる事を目的とした、まさに希望の学園と呼ぶに相応しい場所だ)

俺(そんな学園への入学資格は二つ)

俺(現役の高校生である事、各分野に於いて超一流である事)

俺(新入生の募集などは行っておらず、学園側にスカウトされた生徒のみが入学を許可される)

俺(…俺はこの超が何個も付く程一流の学園に見事スカウトされ、今日からこの学園の生徒になるのだった)

俺「しかし、まさか俺がこの学園の生徒になれるなんてな…」

俺「……。」ジッ

希望ヶ峰学園「」


初期設定(苗木誠出現設定)
1……あれ?俺って何の才能があったんだっけ(苗木参加有り。俺、超高校級の???に。極めて得意な事があるかどうか設定可能)
2俺は他の生徒のような秀でた才能は無かったが、運良くこの学園の生徒になれた(苗木参加無し。俺、超高校級の幸運に。ゾロ目等の効果が普通よりupするorゾロ目が全て99扱いになるお祭りモードにするか設定可能)


多数決下5まで

83: 2020/11/28(土) 21:07:39.32 ID:7fRd4zsk0
2

90: 2020/11/28(土) 22:54:58.56 ID:LYE17M8A0
希望ヶ峰学園前

俺(俺は他の生徒のような秀でた才能は無かったが、運良くこの学園の生徒になれた)スッ

案内紙「おめでとうございます。貴方は抽選の結果、超高校級の幸運として選ばれました」

俺「……。」

俺「…つまり、俺はこの学園に入る実力なんて本来無かったが完全に運だけで選ばれたって訳だ」

俺「しかし、超高校級の幸運か…」

俺(俺の運って、なんか変な波があってダメな時は本当にダメなんだが…)


1……良い時は俺自身もビビるくらい滅茶苦茶良いんだよな。宝くじとか当たるし(77、88は00に変換。それ以外のゾロ目は本来よりパワーアップ)
2良い時は幸運な事が頻繁に起きたりするんだよな(ゾロ目発生時は全て99に変換。※お祭りモード)


多数決下5まで

91: 2020/11/28(土) 22:56:08.58 ID:0fB7fqUao
2

98: 2020/11/28(土) 23:24:06.84 ID:LYE17M8A0
希望ヶ峰学園前

俺(……良い時は俺自身もビビるくらい滅茶苦茶良いんだよな。宝くじとか当たるし)

俺「でもまさか…この学園の生徒に選ばれたりするのは予想して無かったな…」ブルッ...

俺「うう…。早速緊張して眩暈がして来た…」

俺(…いや、大丈夫だ。俺も今日から超高校級の幸運なんだ)

俺(堂々と胸を張って行こう!)シャキッ

グルグル...

俺「……ん?」

グルグルグル...

俺「あ、あれ?…眩暈じゃなくて…胸を、張って────、」クラッ

グルグルグルグル...

俺「あっ……」プツンッ

俺(あれ~…?)ドサッ

俺「」




俺(この時の俺は、予想すらしていなかった…)

俺(俺がこの学園へ来たのは、超高校級の幸運では無く超高校級の不幸だったのだと…)

俺(これからこの希望に満ちていた筈の学園で行われる、絶望的な学園生活を送らなければならない事を…)

俺(今の俺は理解していないのだった……)




俺→超高校級の幸運に(効果: 77、88は00に変換。それ以外のゾロ目は本来よりパワーアップ)

99: 2020/11/28(土) 23:27:30.36 ID:LYE17M8A0
教室

俺「……う…ん?」パチリッ

俺(あれ…?いつの間にか机で寝てたのか俺?…)ムクリッ

俺「ふわぁぁ……」

俺「ここは…教室か?何で俺、教室なんかに…」キョロキョロ

俺(おかしいな。目眩で倒れた筈じゃ…)

俺「…それにしても何だここ?変な教室だな」スタスタ

鉄板「」

俺「うおっ…!?かって…」ググッ

俺(窓にはガッチリと鉄板が貼り付けられてて、監視カメラまで設置されてる)

俺「まるで監禁されてる感じだな…」スタスタ

俺「ん?なんだこれ…」チラッ

机の上「パンフレット「」」

「入学あんない
あたらしいがっきがはじまりました。しんきいってん
この学園げオマエラのあたらしいせかいとなります」

俺「……。」

俺「オマエラ?手書きの入学案内とは斬新な…」

俺(…と言うか漢字使ってくれ。読み辛くて仕方ない)ジッ

「入学しきは8じから。たいいくかんしゅうごう」

俺「…ん?」チラッ

時計「8時10分」

俺「あっ、やばっ…。よく分からないが体育館に行かないと」スタスタ

扉「」ガラッ



廊下

紫の蛍光「」

俺(うわあ…。廊下の蛍光も趣味悪い色してるな…)

俺「体育館ってどっちだろ…」スタスタ

赤い扉「」

俺(…なんだ?あの赤い大きな扉は?)

俺「まぁ体育館では無さそうだし、スルーで良いか。今は体育館へ向かおう」スタスタ

101: 2020/11/28(土) 23:53:25.55 ID:LYE17M8A0
体育館

俺(部屋の前に体育館ってプレート書いてたし、ここだよな?)

扉「」ガコッ

俺「あっ…」

他の生徒達「…。」ジッ

俺(この人達が俺と同期になる超高校級の……)ゴクリッ

頭がボンバーの男の子「あ、オメェも新入生か?」

俺「え?あ、ああ…」

色黒の女の子「へぇ。未だ居たんだ」

太い丸眼鏡の男の子「では、ここに集められた我々15人が今年の新入生って事ですかな?」

遅刻とかに厳しそうな人「君ぃ!8時集合と書いてあった筈だろう!?入学早々遅刻とはダメじゃ無いか!」

俺「ええ…」

ギャルっぽい人「だからこの状況じゃそんなの関係無いって」

俺(うっ…前情報である程度の人の事は知ってるが、皆んな超一流だけあってか、やはり個性的な面子だなあ…)

俺「あ、あのさ。皆んなも気が付いたら教室で寝てたの?」

人を見下してそうな目で見てる男の子「…フン、何回目だ。その質問は」

俺「うぐ…」

俺(確かこの人は超高校級の御曹司の十神白夜って人だったか…?何か近寄り難いな…)

俺(だけど、やはり皆んな同じなのか…。いったいどうなってるんだ?)

不良っぽい男の子「チッ…なんなんだここは?まるでオレが居た鑑別所みてーなところだ」

俺(…あの人は超高校級の暴走族…確か大和田紋土だったな。怒らせるのは不味そうだ)チラッ

辺りを観察してる女の子「……。」

俺(あの子は知らない才能の子だな…?前情報でも聞いた事無い感じだし、どんな才能を持ってるんだろ?)

辺りを観察してる女の子「…何?」

俺「あ、いや…。なんでも…」フルフル

辺りを観察してる女の子「……。」

俺「はぁ……」スタスタ

俺(流石超高校級の才能を持った人達の集まり…。只の幸運の俺なんかじゃ近寄り難い雰囲気の人ばっかりだ…)

俺「うん?」

舞園「はぁ……」

俺(あっ、同じく輪から浮いてる女の子だ……うん?)

舞園「あ…」

俺(目が合った…と言うかあれ?あの子って、超高校級のアイドルの舞園さやかだよな?…)


コンマ下二桁
00実は俺は舞園さんとは…(選択肢へ)
41以上話した事は無いが、実は中学が同じだった(舞園好感度4スタート)
40以下生で見るのは初めてだ(舞園好感度2スタート)


安価下

102: 2020/11/28(土) 23:55:50.32 ID:Wtlirm5m0
はい

103: 2020/11/29(日) 00:14:09.17 ID:uxOCFJND0
いきなりお祭りモードにされるの邪魔されて草

104: 2020/11/29(日) 01:15:21.43 ID:vg4CsykV0
コンマ32
体育館

俺(テレビとかでよく目にした事はあるけど、生で見るのは初めてだ)ジッ...

舞園「あ…どうも…」ペコリッ

俺「う、うん…」ペコリッ

俺(凄い。本当に人形のように可愛いんだな…)ゴクリッ

俺(これが超高校級のアイドル舞園さやかか…。流石だ…眩し過ぎる…)

俺「え、えっと…入学式って未だ始まらないの?」

舞園「そうみたいですね。皆んなここへ集まるように案内されただけですから…」

俺「そうなんだ…。じゃあもう少ししたら始まるのかな…」

俺「俺達しか居ないし、何か変な感じだけど…」

舞園「そうですね…」

俺(とりあえず未だ時間もあるみたいだし、今の内に誰かに話しかけてみるか?)

俺(俺って他の超高校級の生徒と違って只の幸運だからか、何気にこの中で浮いてるし…)

俺(…うん。早目に誰か話しやすい人を作っておこう)

俺(しかし、誰に話しかけてみようかな?)



1一番明るそうな女の子に話しかけてみる(朝日奈)
2風紀が厳しそうな男の子に話しかけてみる(石丸)
3敢えて勇気を出して暴走族のトップの男の子に話しかけてみる(大和田)
4未だに辺りを観察している感じの前情報にも無い知らない女の子に話しかけてみる(霧切)
5他の人に話しかけてみよう(次の選択肢へ)


多数決下3まで

105: 2020/11/29(日) 01:17:27.05 ID:0TdCmHOy0
1で

110: 2020/11/29(日) 14:17:02.65 ID:Qeml0waJO
体育館

俺(よし、一番明るそうな彼女に話しかけてみよう) スタスタ

俺「あ、あの…朝日奈…さん?だよな?」

朝日奈「うん?」クルッ

俺(彼女は朝日奈葵。超高校級のスイマーで小学、中学、高校と参加した大会で記録を全て塗り替え実力、容姿、プロポーション全てが揃ってて将来を期待されてる子…)

俺(って入学前にネットで書いてあるのを見た)

朝日奈「あー、えぇっと…名前、何だったっけ?」

俺「俺は俺。ここに来た才能は超高校級の幸運」

朝日奈「幸運!?凄いじゃん!運良いんだね俺って」ニコッ

俺「いや、まぁ皆んなと比べるとそんなでも無いと思うけど…///」

俺「…ってあれ?」

朝日奈「俺…俺っと。漢字はこれであってるよね?」スッスッ

俺「何してるの?」

朝日奈「あれ知らない?こうやって手に3回人の名前を書くと物を覚えられるんだよ?」

俺「あっ、そ、そう…」

俺(…ネットに書いてた通り、容姿もスタイルも良くて明るいが数分前の事を忘れるとかオツムの方は残念なのかもしれない)

朝日奈「あ、それでどうしたの?私に何か用?」

俺「あ、いや…大した用は無いんだけど、同じ新入生同士朝日奈さんとは仲良くなれたら良いなって」

朝日奈「えっ?勿論、仲良くしようよ!」手ギユッ

俺「あっ…///」ドキッ!

朝日奈「3年間宜しくね俺!」ニコッ

俺(異性に触るのに抵抗が無い感じの人なのか?急に握手されてビックリしたなぁ…)ドキドキ

朝日奈「いやあ、知ってる人とか居なくてちょっとだけあたしも緊張してたんだよね」ニコニコ

俺「それはお互い様だよ。こちらこそ宜しく朝日奈さん」

朝日奈「うん!」ニコッ

俺(よし、初対面の感触としては中々…。とりあえず明るい子みたいだし、彼女とは3年間仲良くやっていけそうだ)



朝日奈の好感度が4に上がった

111: 2020/11/29(日) 14:22:57.24 ID:Qeml0waJO
体育館

俺「それにしてもこれ、朝日奈さんはいったいどう言う状況だと思う?」

朝日奈「きっと特別な演出か何かだよ。特別な学校だしね」

俺「いや、そんな気楽な感じなのかな…」

朝日奈「ええ?違うの~?」

俺「うーん…俺もよく分かんないけど…」

江ノ島「つーか、アタシの荷物何処行っちゃったの?いつのまにか携帯も無くなったし」スタスタ

俺「あっ、そうだ携帯だ!」スッ

周りの生徒達「!!」ゴソゴソ

俺「あれ?俺のも無いぞ…?」

山田「嘘!?ウソ!?」アタフタ

大神「我の携帯もだ。奪われたと言う事か…」

腐川「こ…こんなの監禁じゃない…!」

俺「監禁…?」

葉隠「そうシケタ面すんなって。どうせオリエンテーションか何かだろ。オレの占いがそう言ってるべ」つ水晶玉

桑田「マジで!?当たるのか?」

葉隠「オレの占いは3割当たる!」

腐川「た、たった3割!?」

葉隠「うっ…」ガクッ

俺「いったい俺達のこの状況を作り出した奴は何が目的なんだ?」

霧切「…。」 チラッ

スピーカー「」キイイイン!!

俺「…うっ?なんだ?」

『アー。アー。マイクテスト。マイクテスト。大丈夫?聞こえてるよね?』

俺(何だこの不快な声…)

『えー、新入生の皆さん。今から入学式をとり行いたいと思います』

葉隠「ほれ。これが希望ヶ峰学園流の歓迎だべ」

霧切「…いえ、そうじゃない」

俺「うん?」

モノクマ「」ピョンッ

俺(何だ?こいつ…)

112: 2020/11/29(日) 14:25:31.34 ID:Qeml0waJO
体育館

舞園「ぬいぐるみ…?」

モノクマ「ぬいぐるみじゃないよ。僕はモノクマだよ!」

俺「…モノクマ?」

モノクマ「オマエラの学園の学園長なのです!宜しくね?」

俺「……。」

山田「ぬぎゃぁーっ!?ぬいぐるみが動いた!?」

モノクマ「ぬいぐるみじゃなくてモノクマなんですけど?学園長なんですけど?」

俺(…コイツがこの学園の…学園長?)

霧切「…。」

モノクマ「ではでは、進行も押してるんで。起立、礼。オマエラ、おはようございます」ペコリッ

石丸「おはようございます!」ペコリッ

腐川「ヒッ!?い、言わないでよ!?」

モノクマ「えー、オマエラのような才能溢れる高校生は、世界の希望に他なりません」

モノクマ「そんな素晴らしい希望を保護する為、オマエラにはこの学園内だけで共同生活を送って貰います!」

全員「「!?」」

桑田「はぁ!?」

俺「きゅ、急に何を言って──」

江ノ島「どう言う事よ!?」

モノクマ「えー、その共同生活の期限についてなんですが…その期限は有りません!」

全員「!?」

モノクマ「つまりオマエラは、一生ここで暮らすのです」

桑田「なっ…!?今なんつった!?」

不二咲「一生、ここで…」

モノクマ「まー心配しなくても、予算は豊富だからオマエラに不自由はさせないし」

舞園「ちょっと待ってください!そう言う事じゃなくて…」

江ノ島「つーか嘘でしょ!?」

俺「まさか教室や廊下にあった鉄板は、俺達を閉じ込める為…」

モノクマ「そう。だから幾ら叫んだって、助けなんて来ないんだよ」

俺(嘘だろ?…)

113: 2020/11/29(日) 14:30:25.38 ID:Qeml0waJO
体育館

セレス「その話が本当だったら困りますわね。学校でずっと暮らすだなんて無理ですもの」

モノクマ「おっほん。そこで、そんな学園から出たいと言う人の為にあるルールを設けました」

十神「…ルールだと?」

モノクマ「頃し方は問いません。トウっ」ピョンッ

俺「頃し方って?えっ…?」

モノクマ「誰か頃した生徒だけが、ここから出られる。それだけの簡単なルールなのです」シュタッ

俺「は?…」

モノクマ「殴殺、刺殺、撲殺、斬殺、焼殺、圧殺、絞殺、呪殺!」

モノクマ「うぷぷぷぷ!こんな脳汁迸るドキドキ感は、さては人間を襲う程度じゃ得られませんなぁ」

舞園「ッ…」ビクッ!

モノクマ「希望同士が頃し合う絶望的なシチュエーションなんてドキドキする」

モノクマ「ハァ…ハァ…///」

桑田「マジかよ…」

舞園「どうして私達が頃し合わなきゃならないんですか!?」

山田「そうだ!ふざけた事ばかり言うなー!さっさと家に返せー!」

モノクマ「ばっかり?ばっかりってなんだよ?ばっかりって!」

山田「ヒョッ!?」ビクッ

モノクマ「いいか?これからはこの学園がオマエラの家で有り、社会で有り、世界なんだ」

モノクマ「やりたい放題やらしてやるから、殺って殺って、殺りまくれっつーの!!」スタスタ

俺「ッ……」


1ふざけるな!お前の言う事なんか誰が聞けるか!(モノクマを捕まえる)
2(突然訳が分からないが、こんな時は逆に落ち着かないと…。今はとにかく冷静に状況の把握からだ)
3(……この中の誰か殺せば、外へ出られるのか)


多数決下3まで

114: 2020/11/29(日) 14:40:55.14 ID:3UtTuCkrO
氏にに行こう1

125: 2020/11/30(月) 01:17:58.42 ID:+802b2bJO
体育館

俺「ふざけるな!お前の言う事なんか誰が聞けるか!」

モノクマ「残念だけど、学園長の命令は絶対だよ」

俺「だから、お前の命令をわざわざこっちが聞く必要が無いんだよ」ガシッ

舞園「あっ…」

モノクマ「わあっ!?学園長への暴力は校則違反だよーっ!!」ジタバタ

俺「はぁ?意味が分からん」

モノクマ「」

俺「とにかく、降ろして欲しかったら俺達をここから今すぐ解放しろ」

俺「あと携帯も返せ」

モノクマ「」

俺「あれ?何だこいつ…何も話さなくなった?」

モノクマ「」ピコン...ピコン...

俺「うん?何だこの音?」

モノクマ「」ピコンピコンピコン

俺「あれ?どんどん音が早くなってるような…?」

霧切「…!」ハッ

霧切「危ない!投げて!!」

俺「えっ…?」チラッ

モノクマ「」ピインピインピインピイン!!

霧切「いいから早く!!」



コンマ下二桁
41以上反射神経は良かった俺、霧切の言葉に咄嗟に反応してモノクマを放り投げた
40以下咄嗟に反応できなかった俺、見せしめに殺された…

安価下

126: 2020/11/30(月) 01:27:21.45 ID:nTcpvwfS0
4ぞ

137: 2020/12/01(火) 10:21:53.18 ID:9BES+XoYO
コンマ45
体育館

俺「う、うわああぁぁっ!?」ポイッ

モノクマ「」ヒュ-ン
モノクマ「」ドガ-ン

俺「はっ!?」

他の生徒達「」ビクッ! 」

大和田「爆発しやがった…」

俺「…。」ドクンツドクンッ...

俺(も、もし…間に合わなかったら俺の両腕は今頃…)ゴクリッ...

不二咲「あのぬいぐるみ氏んだの?…」

『ぬいぐるみじゃなくて、モノクマ!』

モノクマ「じゃーん」ピョ-ン

俺「お前!?」ビクッ!

モノクマ「今のは警告だけで許すけど、今後拘束違反者を発見した場合。今みたいなグレートな体罰を発動しちゃうからね」

俺「…。」

俺(こいつはヤバイ……)

モノクマ「ではでは入学式はこれにて終了となります。豊かで陰惨な学園生活をどうぞ楽しんで下さいね」ウイ-ン...

周りの生徒達「…。」ビクビク

セレス「この中の誰かを殺せば、ここから出られると言う訳ですね」

石丸「そんな馬鹿げた話…!」

不二咲「ねぇ…嘘だよね?…」ウルウル...

十神「フン、嘘か本当かが問題ではない。オレ達の中に、その話を本気にする奴がいるかどうかだ」

俺「……。」

『あ、そうそう。そこの生徒手帳は一人一つずつ受け取っておいてね』

『校則の事とか色々書いてあるから、しっかり読んでおくように』

俺「うん?生徒手帳…?」スタスタ

138: 2020/12/01(火) 10:36:20.46 ID:9BES+XoYO
体育館

葉隠の電子手帳「」ピコ-ン

葉隠「かっけーなこの電子手帳。アリかもしれん」

俺「…。」

俺の電子手帳「」ピコ-ン

俺(俺の名前、超高校級の幸運…身長や体重まで書いてある)

俺「…個人情報をいつの間に掴んだんだ?」

大神「はー…フン!」ブウンッ

鉄のシャッター「」バシッ

大神「我の力でも無理だ…」

大和田「こっちもだ」スタスタ

石丸「諸君!希望を捨てちゃダメだ!きっと何処かに脱出できる糸口がある筈だ!」

朝日奈「うん!ここでクヨクヨしていても、何も解決しないもんね!」

大神「…そうだな」

桑田「しゃーねえ、皆んな探索すっぞ」

俺「ああ、やはり手分けして捜索するしか無いな」

十神「オレは一人で行くぞ」

俺「と、十神…君?…」

江ノ島「どーしてよ!」

十神「この中には既に他人を殺そうと目論んでる奴が居るかもしれんからな」スタスタ

舞園「そんな事…」

十神「無いとは言い切れん筈だ」スタスタ

舞園「…。」

140: 2020/12/01(火) 10:40:40.30 ID:9BES+XoYO
体育館

大和田「待てゴラア!そんな勝手は許さねーぞ?」タッタッタッ

十神「どけよプランクトン」

大和田「あぁん?転がされてーみてーだな」ポキポキ

俺「待ってくれ!今は俺達で喧嘩なんかしてる所なんかじゃ…」

大和田「あぁん?今綺麗事言ったな?」ギロッ

俺「うん?…」

大和田「俺に教えを説くっつーのか!?」

俺「べ、別に…。そ、そんなつもりじゃ…」

大和田「うっせえ!!」ブウンッ!!

俺「!?」

俺(な、殴られる…!?)


コンマ下二桁
81以上そこそこ喧嘩慣れしていた俺、見事に受け止めた(大和田好感度+2、不二咲好感度+1)
80以下俺は殴られて気絶した

安価下

141: 2020/12/01(火) 10:51:50.15 ID:9j1Uj/Igo
エンジョイ!

142: 2020/12/01(火) 13:49:12.05 ID:OgvsDI0OO
コンマ15
体育館

ブウンッ!!

俺「ごはっ!?」ドガッ!

舞園「キャアッ!?」

俺(…喧嘩もマトモにした事無かった俺は、顔面を殴られて見事に芸術的に宙を舞った)

俺(そして……)

俺「」ドサッ



───視界が暗転した…

143: 2020/12/01(火) 14:01:24.58 ID:OgvsDI0OO
──数時間後
俺部屋

俺「うっ……」パチリッ

俺「……。」

俺「あれ?……」パチパチ...

天井「」

俺「…知らない天井だ」

俺(ここは何処だ?)ムクリッ

俺「……。」

机「」
椅子「」
ベッド「」

俺「う、うーん……」

俺(何だっけ……?何で俺、こんな所で寝てるんだったっけ?)


大和田『俺に教えを説くっつーのか!?』

俺『べ、別に…。そ、そんなつもりじゃ…』

大和田『うっせえ!!』ブウンッ!!




俺「ッ……」ゾクッ...

俺「あぁそっか…。俺ってば殴られて気絶したのか?」

俺「ならここはいったい…?」スタスタ



──数分後


俺(机の引き出しの中に入ってたこれって…)

工具セット「」
モノクマからの手紙「」

俺「男子には工具セット…女子には裁縫セットと人体急所の書かれた図を用意…」

俺「……。」チラッ

監視カメラ「」
鉄板て打ち付けられた窓「」

俺「希望ヶ峰学園…だよな?…」

俺「ならここは個室って所かな?」

俺「……。」

俺「俺以外の皆んなはどうしてるんだろ?見に行ってみよう」スタスタ

扉「」ガチャッ

144: 2020/12/02(水) 16:45:23.59 ID:UXNoURnI0
これ今は全員生存ルートと真ハーレムルートとダブルヒロインのどれを目指してるの?個人的には全員生存見てみたいんだけど(江ノ島戦刃の生氏は問わず)

149: 2020/12/02(水) 23:05:36.40 ID:v+J+9o+f0
なんでも良いけど2ルート入りたい

150: 2020/12/02(水) 23:27:15.76 ID:L54lW1Rg0
2ルートは詳しい条件はわかってないけどちーちゃんの生存はたぶん必須だよな

151: 2020/12/03(木) 13:08:21.40 ID:Azkk3QBT0
廊下

俺「あ…」

朝日奈「あ、俺!大丈夫!?」

俺「うん、何か寝てたらしい…と言うか朝日奈さん?ここは?」

朝日奈「各自割り当てられてた個室みたい。大神さんが気絶した俺を運んでくれたんだよ」

俺「大神さん…?あぁ、あの超高校級の格闘家の…」

朝日奈「大和田もやり過ぎだよね。こんな時に俺を殴るなんてさ!」

俺「まぁ仕方ないよ…。急にこんな訳の分からない事態に陥ったんだし…」

俺「それより皆んなは?」

朝日奈「あぁ、あの後解散になって皆んななら今頃この学園を探索してるよ」

俺「探索?朝日奈さんは行かなくて良かったのか?」

朝日奈「うーん…そりゃあ行きたい気持ちはあったけど、今のところ一番仲が良いの俺だからここで起きるまで待っとこうかなって」

俺「そうなんだ。ありがとう」

朝日奈「えへへ。気にしなくて良いよ」

朝日奈「おっとそうだ。そろそろ食堂で報告会をするって石丸が言ってたよ」

俺「報告会?」

朝日奈「うん。皆んなが探索で見つけた事を共有しとくんだって」

俺「なるほど」

朝日奈「食堂は直ぐそこだから私達も行ってみようよ」スタスタ

俺「そうだな…」

俺(朝日奈さんはやはり明るくて優しい子だなぁ)スタスタ

152: 2020/12/03(木) 13:19:54.86 ID:Azkk3QBT0
食堂

俺(俺達が食堂へ着くと既に皆んなは食堂へと集まって着席していた) スタスタ

大和田「おうさっきは悪かったな俺」

俺「あ、あぁ…まぁこんな時だしイライラするのは仕方ないしな…」

大和田「おう」

俺「……。」ガタッ

俺(…また殴られて気絶させられるのはごめんだ。ここはあまり彼の機嫌を損ねないようにしておかないと)

石丸「それではこれより第一回定例会議を開始する!」

大神「我は何処かに緩くて壊せそうな場所が無いか調べてみたが、何処もそんな場所は見当たらなかった…」

俺(大神さんの力でも駄目なら、力付くで脱出は無理なんだろう…)

山田「各部屋に設置されてたベッドは快適でしたな。監視カメラがある事を除けばですが…」

江ノ島「部屋にはシャワールームがあったわ。鍵もしっかり付いててセキュリティは万全って感じね」

桑田「男の部屋には無いけどな…」

舞園「個室の引き出しの中には男子には工具セット、女子には裁縫セットが用意されてるみたいです」

霧切「上の階へ続く階段があったけど、封鎖されていて上がれない見たいね」

セレス「他にも何箇所か封鎖されていて入れない部屋がありましたわ」

不二咲「調理室や冷蔵庫にはかなりの食糧が用意されてたよ」

山田「しかし15人分の食糧となるといつまで持つやら…」

不二咲「それなら大丈夫だと思う。食糧は毎日補充されるから心配要らないってモノクマさんが言ってたから」

江ノ島「会ったの!?」

不二咲「うん。それだけ説明すると直ぐにどこかに行っちゃったけど…」

石丸「他に何か発見した事は無いか?」

他の生徒「…。」

桑田「クソー!結局脱出方法は見つからずか」 ガリガリ

十神「だが、これで一つだけはっきりしたな」

葉隠「おん?」

十神「オレ達は完全に閉じ込められたと言う事が」

舞園「そんな…じゃあずっとここで暮らすしか無いんですか?」

セレス「適応すれば良いのです」

俺「適応?」

セレス「ええ。そうすればここでの生活も苦にはなりませんわ」

山田「監視カメラがある部屋で適応はなかなか…」

セレス「そこで、皆さんに提案があるのですが」

俺「…え?」

153: 2020/12/03(木) 17:24:40.50 ID:Azkk3QBT0
俺個室

ベッド「」

俺「校則とは別に、外出禁止の夜10時以降は夜時間を設ける…か」

俺「確かに、居ないとは思うが夜中に誰かに襲われたりしたら怖いからな…」

俺「…。」チラッ

監視カメラ「」

俺(と言うか本当に皆んなこんな環境で適応なんてできるのか?かなり厳しいぞ…)

俺「はぁ…夜時間になったら確か水が止まるんだっけ…」スクッ

俺「とりあえず今日はもうシャワー浴びて寝よ」スタスタ

扉「」ガチャガチャッ

俺「…おん?」カチャガチャ

俺「開かない…。何故だ?鍵は女子の部屋にしか無かった筈なのに…」ガチャガチャ

モノクマ「ダメダメ」

俺「おわっ!?も、モノクマ!?」

モノクマ「この部屋のシャワールームの扉は建て付けが悪いから上に持ち上げたまま開くんだよ」グッ

扉「」ガチャッ

俺「あっ…開いた…」

モノクマ「うぷぷぷぷ。それにしても笑っちゃうよね」

俺「何が…」

モノクマ「だって、俺君は超高校級の幸運としてこの学園に来たのに俺君の部屋の扉だけ建て付けが悪いとか」

モノクマ「笑えない。あっはっはっはっ」

俺「……。」

モノクマ「あー、それにしても僕。わざわざ教えに来てあげるなんて良い事したなぁ~」スタスタ

入り口扉「」バタンッ

俺「……。」

俺「……あいつ、なんだったんだ」

154: 2020/12/03(木) 18:25:31.03 ID:Azkk3QBT0
──翌日
食堂

俺「……。」パクパク

食事「」

俺(翌日、俺達は昨日決めた約束通り皆んなで食事を取っていた)

俺(現状だとここから出る手段は無いみたいだが、俺達と連絡が取れなくなった外の人達が直ぐ助けに来てくれる筈だよなぁ)

俺(…まさかわざわざ他人を頃して外に出ようって考える奴は現れないだろう)

葉隠「ふあぁ…。眠いべ…」

桑田「同じく…」

朝日奈「あー、ドーナツ食べたいなぁ~…」

俺(周りの超高校級の人達も監禁されたと言ってもこんなだし、変な状況に陥ったけどそう悲観する事も無いかな)

俺(と言う事で食事会が終わったら、昼間は何しようか)


1折角だし誰かに話しかけてみるか
2学園の探索でもしてみるか
3何にもやる気が起きない。助けが来るまで部屋で寝ておくか…


多数決下3まで

156: 2020/12/03(木) 19:09:47.49 ID:Al8GnLW5O
とりま1でさくらちゃんをためしてみるか

158: 2020/12/03(木) 22:41:26.88 ID:tEYtAb3aO
俺個室

俺(折角だし誰かに話しかけてみるか)

俺(超高校級の才能を持つ人達と話せる機会なんてそう無いしな)

俺(でも誰に話しかけてみよう)

俺(まず今の俺が簡単に話しかけられそうな人は…)



1舞園(好感度2)
2桑田(好感度1)
3朝日奈(好感度4)
4葉隠(好感度1)
5山田(好感度1)
6石丸(好感度2)
7不二咲(好感度2)
8敢えて話しかけにくそうな人に行こう


多数決下3まで

160: 2020/12/03(木) 22:46:14.46 ID:9ES5HY0X0
8

162: 2020/12/04(金) 00:21:14.62 ID:2ou5Z/9uO
俺個室

俺(いや、折角だからもっと話しかけにくい人物と話してみよう!)

俺「…と言っても話しかけにくい人いっぱい居るが誰に話しかけてみるかな」


1大和田(好感度1)
2セレス(好感度1)
3腐川(好感度1)
4江ノ島(好感度1)
5大神(好感度1)
6十神(好感度1)
7霧切(好感度1)


多数決下3まで

163: 2020/12/04(金) 00:34:02.19 ID:EqlwSfWT0
5

166: 2020/12/05(土) 00:31:31.37 ID:GCGgC9uUO
廊下

俺「お、大神さん」

大神「俺か…。我に何か用か?…」

俺「あ、ああ…。時間があったら少し話しでもしてみたいなって思って…」

大神「…。」

俺(彼女は超高校級の格闘家…大神さくら。霊長類最強の人間だとネット情報で見た…)

俺(多分、彼女が本気で誰かを頃す気になれば俺なんか抗う事すらできず一瞬で肉塊にされてしまうのだろう…)

俺「…き、厳しいかな?」ドキッドキッ...

大神「いや、良いだろう…。我もちょうどトレーニングの休憩をしようと思っていたところだ」

大神「偶にはゆるりと茶を飲みながら語り合うとしようか…」

俺「あ、ありがとう…」スタスタ

俺(…うん。怖い)



食堂

俺「大神さんってこんな時でもトレーニングするんだな…。さすが超高校級の格闘家だよ」

大神「どんな状況に陥ろうと我はトレーニングを怠った事は無い…」

俺「ええ……」

大神「……。」

俺「超高校級の格闘家の肩書きを維持するのって大変なんだ?」

大神「そうではない…」

俺「…え?」

大神「我は…肩書きに拘っている訳では無い…」フルフル

俺「…どう言う事?」

167: 2020/12/05(土) 00:42:23.66 ID:GCGgC9uUO
食堂

大神「我が目指すは超高校級の格闘家ではなく、地上最強…」

俺「地上最強…?」

大神「うむ…」

俺「……。」ジッ

大神筋肉「」ムキムキッ

俺「ネットで見たけど、確か既にレスリングのメダリストやボクシングの世界チャンピオンにも勝ってるんだよな?」

大神「ああ…」

俺「…あの、既に地上最強なのでは?」

大神「いいや…未だだ…」

俺「え?未だ?…」

大神「我には未だ、超えなければならない者がいる…」

俺「超えなければならない者…?それって大神さんより強い人が未だ居るって事…?」

大神「……。」

俺(…あれ?地雷だった?)

大神「奴を超えない限り、我が地上最強になる夢は叶わぬ…」

俺「じゃあここから出たらその人と戦いに行くんだ…?」

大神「……。」

俺(あれ?また地雷踏んだ?…)

大神「…その話はまた何れしよう」ガタッ

俺「う、うん…」

大神「その機会が有ればだがな…」スタスタ

俺「……。」

俺(行っちゃった…)

俺「大神さんは機会が有ればと言ってたけど、またいつかさっきの話の続きを聞けたら良いな」



大神の好感度が2に上がった

168: 2020/12/05(土) 00:56:02.10 ID:GCGgC9uUO
俺部屋

モニター『モノクマ「オマエラお早う御座います。朝7時になりました。今日も一日元気よく───」』

俺(俺達がこの学園に監禁されてから2日が経った)

俺(俺達が監禁された事に気付いた外に居る人達がそろそろ行動を起こしてくれててもおかしくない筈だが…)

俺「なーんで何も音沙汰無いんだろ…」

俺「…。」ジッ

電子手帳「」

俺(この校則6…)

『仲間の誰かを頃した"クロ"は卒業となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません』

俺「これってどう言う意味なんだろう…」

俺「…。」ブルッ...

俺".…いやいや、と言うか俺達がたった二日監禁されただけで誰かを頃す思考になる奴なんか居る訳無いわな。うん)

俺「……。」

(今までの行動参照)
コンマ下二桁
91以上意外と、この状況でも冷静だった俺は何か異常性を感じ始めていた(鋼メンタル)
16~90何か変だとは思ったが、やる事も特に無いので俺は今日も誰かと話に行った(メンタル普通)
15以下不安になった俺はこれは夢なんかじゃ無いかと朝食会が終わると部屋で眠るのだった(メンタル激弱)


安価下

169: 2020/12/05(土) 01:03:15.44 ID:KFi7Zq9L0
麺たる

170: 2020/12/06(日) 01:47:00.44 ID:4eREpF39O
コンマ44(普通メンタルだが前向きなので何が起きても絶望侵食無し)
俺部屋

俺「警察とかの助けが来るのが何でこれだけ遅いのかよく分からんが…まぁ何れ助けは来るだろう」

俺「俺達は超高校級の才能を持つ人類の希望なんだし、その希望を放置する訳も無いだろうしな」

俺「よし、じゃあ後は助けを待つだけだ。と言う事で時間潰しに今日も誰かと話しに行くか」スタスタ

扉「」ガチャッ



廊下

俺「あ…」

舞園「あ、俺君」

俺「舞園さん?奇遇だな」

舞園「ええ…そうですね」

俺(あぁ、そっか。俺って舞園さんと隣の個室だったっけ)チラッ

舞園個室ネームプレート「」

舞園「あの…俺君。これから何処か出かける予定ですか?」

俺「いや?時間潰しに誰か話し合い手でも探しに行こうかなって考えてただけだけど?…」

舞園「そうだったんですか…」

俺「ああ」

舞園「あ、あの…」

俺「うん?」

舞園「俺君が暇でしたら、ちょっと一緒に探して欲しい物があるんですけど…」

俺「探して欲しい物?」

舞園「はい…。やっぱりダメですか?…」

俺「……。」


1別に良いよ
2俺はめんどいから他当たって。それじゃ


多数決下3まで

171: 2020/12/06(日) 02:08:17.49 ID:XnWF67jb0
1

175: 2020/12/07(月) 00:42:48.75 ID:XOSHaWa2O
廊下

俺「別に良いよ」

舞園「本当ですか?ありがとうございます」ペコリ

俺「それで探してる物って?」

舞園「えっと…」



体育館前

俺「これとか良いんじゃない?」

舞園「これ…ですか?…」

金箔の付いた模造刀「」

俺(俺は舞園さんに頼まれ、彼女の身を守る為の護身用となるような物を一緒に探しに来ていた)

俺(そろそろ助けが来るだろうし、そんなに怯える必要無いと思ったが彼女は俺と違い女の子だし色々と不安なんだろう)

俺(その辺りの事は気を遣い、あまり深く詮索せずに護身用となりそうな物を探しに体育館前に来ていた)

俺「よっと…」ガシッ

金箔の模造刀「」ベチャッ

俺(ん?何か付いたような…?…)スッ

俺手の平「金箔「」」

俺「ゲッ…金箔が手にベッタリだ…」

舞園「大丈夫ですか?…」

俺「ああ…。でもこれじゃ舞園さんの護身用にはならないかな…」

俺「手にする度にこんななってたら使い勝手悪いし…」

舞園「あ、じゃあ俺君が持って帰ってみればどうですか?」

俺「えっ?俺が?」

舞園「はい。部屋のインテリアにでもして下さい」ニコッ

俺「……。」

金箔の模造刀「」

176: 2020/12/07(月) 00:43:38.75 ID:XOSHaWa2O
体育館前ホール

金箔の模造刀「」

俺(…インテリアにしてはどうかと思うが。…まぁいいか)

俺「分かったよ。何かに包んで持って帰ってみる」

舞園「はい」ニコニコ

舞園「でも他には護身用となりそうな物はありませんね…」

俺「まぁ大丈夫だよ」

舞園「え?…」

俺「どうしても今直ぐにここから解放して欲しいって人も居ないだろうし、仮にそんな理由で殺人を考えようだなんて馬鹿げた事考えるような奴は俺達の同期に居ないだろうし」

俺「きっと俺達も直ぐに助けが来て解放されるさ」

舞園「……。」

俺「あ、あれ?そうは思ってない?…」

舞園「あ、いえ…そうですよね。私の考え過ぎですよね…」

俺「うん。いきなりこんな状況になって心配なのは分かるが、考え過ぎても良くないと思う」

舞園「そうですね…。じゃあ戻りましょうか」

俺「うん。おっとこれを何とかして持って帰らないと…」

金箔の模造刀「」

俺(どうしても今直ぐに解放して欲しい人は居ないと俺が言った時、一瞬…)

俺(舞園さんの顔が曇ったのを、そこまで彼女と親しくなかった俺が気付く事は無かった)

舞園「……。」


舞園の好感度が4に上がった

177: 2020/12/07(月) 00:54:28.71 ID:XOSHaWa2O

食堂

俺(俺達は毎日朝食と夕食を一緒に取る決まりを約束している)

俺(そう言う校則は無かったが、万が一誰かが欠けた場合を想定しているからだ)

周りの生徒「……。」シ-ン

俺(とは言え流石にそこまで親しく無い人達と毎日一緒に居るのは精神的に疲れてくるな…)

俺(皆んなもそうなのか3日目にして既に口数も少ない…)

不二咲「本当に…もう帰れないのかな?助けも来ないのかな?…」ポロポロ

俺「助けならそろそろ来るんじゃ無いかな?」

不二咲「え?…」グスッ

腐川「助け!?」

江ノ島「マジで!?」

朝日奈「あっ、そっか!俺の言う通りじゃん!」

朝日奈「あたし達がここに閉じ込められてからもう3日も経つんだよ?警察だって動いてるに決まってるよ~」

葉隠「そりゃあそうか」

桑田「じゃあもう直ぐ助けが来るのか!?」

俺「うん。まぁちょっと遅い気もするけど…」

霧切「…。」

モノクマ「あっはっはっはっ!!」

江ノ島「わっ!?出た!?」

モノクマ「警察だって?警察なんてアテにしてるの?」

俺「…うん?どう言う事だ?」

霧切「…警察が動ける状況にあるのなら、初日から動いてる筈よ」

霧切「それでもこれだけ経っても助けが来ないと言う事は、警察も動けない状況にあるのだと考えるべきだわ」

俺「警察も動けないって…何それ?そんな事ある?」

霧切「…可能性はある筈」

朝日奈「えー…なら助けは来ないの?」

モノクマ「霧切さんの言う通りだね。と言うかさ、そんなに外へ出たいなら頃しちゃえば良いじゃん?」

周りの生徒達「…。」

モノクマ「はーオマエラって、ゆとり世代の割にはガッツあるんだねえ」

モノクマ「でも僕的にはちょっと退屈です」

俺「お前が何と言っても、俺達の中からは人頃しなんか現れる訳が───!」

モノクマ「分かった。場所も人も環境も、ミステリー要素は揃ってるのにどうして殺人が起きないと思ったら、足りない物が一つあったね」

桑田「足りない物って何だよ!?」

モノクマ「ズバリ、動機だよ」

俺「動機?…」

178: 2020/12/07(月) 01:21:36.55 ID:XOSHaWa2O
視聴覚室

モノクマ『ある物を視聴覚室に用意させて頂きました』

俺(ここに、どうしても今直ぐ外へ出たくなる動機が…?)スタスタ

ダンボール箱「DVD「」」

山田「…何やらご丁寧に1人ずつ名前の書かれたディスクが置かれてますなあ」

十神「これに人を頃したくなる何かが入っていると言う事か。フン、面白い…」スタスタ

俺「…。」スッ

DVD「俺君のDVD」

朝日奈「だ、大丈夫かな…?」チラッ

俺「まぁどうせ只の作り物の映像でしょ。大丈夫だよきっと…」ウイ-ン

朝日奈「う、うん…」ウイ-ン

俺(ちょっと怖くて不安だったが、まぁ流石にこんな映像で人を頃したくなんかならないだろうと思い…)

モニター「」ザザッ...

俺(俺はその動機とやらのDVDを再生してみた…)

俺「あ……」

映像「」パッ

父親『いくら吹き飛ばされても、僕等はまた花を植えるよ。きっと』
母親『頑張るのですよ。にぱ~』
犬『あうあうあう~…』

俺(そのDVDに映っていたのは俺の家族…。皆んなが希望ヶ峰学園に入学する事ができた俺に向けて励ましの言葉を送ってくれていた)

俺「みんな…」

俺(俺は数日振りに見た家族の姿に安堵していた。だが、次の瞬間……)

映像「」ザザッ...

俺「……えっ?」ドクンッ

父親『』
母親『』
犬『』
燃え盛る家『』

俺(映像にノイズが走り、次に映し出されたのは全員の倒れた姿…。燃え盛るリビングの映像だった…)

179: 2020/12/07(月) 01:29:06.48 ID:XOSHaWa2O
視聴覚室

俺「な、なんだ…!?これ…」ドクンッドクンッ...

俺「こんな事……。こんな事、ある筈が…」ブルブル...

周りの生徒達『』ビクビク...

俺「か、確認しに行かないと…!今直ぐに…」ゴクリッ...

舞園「いやあぁぁぁっ!?」ガタンッ!

俺「えっ?…」チラッ

俺(パニックになっていた俺の頭を我に返させたのは、同じく近くでDVDを見ていた舞園さんの叫び声だった)

俺「ま、舞園…さん?…」

舞園「頃すとか殺されるとか…いったい何なの…?もうこんなの耐えられない…」ビクビク...

俺「ぁ……」

霧切「…貴方の目的は何?こんな事をして、私達にいったい何をやらせたいの?」 ガタッ

モニター「」 パッ

モノクマ『目的?目的だって?それはね、絶望』

舞園「いやあぁぁっ!」ダッ 

扉「」ガラッ  

俺「舞園さん!?」

俺(怯えきった彼女は出て行ってしまった…)

俺(あのまま放置しておけば彼女が何をしでかすか分からないな…)チラッ

周りの生徒達「…。」

俺(だけど、未だ誰も彼女とそこまで親しい訳じゃ無いから動かない…)

俺(ならここは何回か話した事ある俺が彼女を追った方が良いのか?…)


1直ぐに追いかける
2…いや、俺が追ったところで何もできないだろう。まぁ放置で良いか


多数決下3まで

180: 2020/12/07(月) 01:34:51.02 ID:jP4L7/L20
1

182: 2020/12/07(月) 02:09:26.42 ID:XOSHaWa2O
廊下

舞園「うっ…」タッタッタッ

俺「舞園さん!待って!」ガシッ

舞園「いやあっ!離して!」グッ

俺「落ち着くんだ舞園さん!皆んなで協力すれば、必ず出られるから!」

舞園「嘘っ!」

俺「あの映像は全てモノクマの作った偽物の映像だ!! 」

舞園「!?」

俺(俺の言った言葉は、舞園さんにじゃなく自分自身にそう言い聞かせたかった言葉だったかもしれない…)

俺(あんな映像、偽物に決まってる……)

俺「…仮にあの映像が本当だとしても、外の世界は大騒ぎになってる筈だ。ここにだって直ぐに助けが来る!」

舞園「助けなんか、来ないじゃないっ!!」

俺「ッ…!?」ビクッ

俺「助けが来なかったとしても…俺が君をここから出してみせるから!!」グッ

舞園「…!」

俺「どんな事をしても絶対に…絶対に外へ出してみせるから、今は俺を信じてくれ!!」

舞園「うっ……」ウルッ...

俺(あ…)ガシッ

舞園「うあぁぁぁっ…あぁぁぁぁぁぁ…」ポロポロ...

俺「……。」

俺(舞園さんが見たDVDにも俺と似たようは物が映ってたんだろうか…)

舞園「ぅぁぁぁぁっ…」ポロポロ

俺(偽物に決まってる…。あんなの……)グッ

周りの生徒達「「「…。」」」


視聴覚室

霧切「……。」

セレス「…。」

十神「…。」

モノクマ『うふふふ。あっはっはっはっ、あーはっはっはっ』



舞園の好感度が5に上がった

183: 2020/12/07(月) 02:37:56.71 ID:XOSHaWa2O
寄宿舎前

舞園「あの…。さっきはすみません…俺君」

俺「あ、いや…。さっきのDVDの事ならあんまり気にしない方が良いよ…。俺も忘れるつもりだしさ…」

舞園「はい…」

俺「うん。とりあえず今日はゆっくり休んで」

舞園「そうさせて貰います…それではおやすみなさい…」ペコリ

俺「おやすみ」

舞園個室扉「」ガチャッ

俺「…。」

俺「はぁ…。俺も今日はもう休むか…」ガチャッ



俺個室

ベッド「」 ボフッ

俺(それにしても、あの映像はいったい何だったんだろうか…)

俺(それに……)


モノクマ『目的?目的だって?それはね…絶望』


俺(希望の象徴でもある俺達を絶望に染め上げる?…)

俺(…いったい何を考えてるんだ黒幕は)

俺「……。」

俺「本当に助け…。来ないのかな…」

俺「はぁ……」モゾッ

俺(だとしたら、明日からはノンビリしてられない…)

俺(俺一人だけじゃどうにもならないだろいから…)

俺「皆んなと協力して…。自力で…この学園から……」ウツラウツラ...

俺「そうだ…。俺達は…頃し合いなんか、する訳…」

俺「ZZZ……」

─────
────
───
──

俺「ZZZ…」

ピンポ-ン

俺「…んぁ?チャイム?」パチリッ

俺(あれ?…)チラッ

俺「夜10時過ぎ…?あ、いつの間にか寝てたのか…。参ったな…シャワー浴び忘れた…」

ピンポ-ン

俺(と言うかこんな時間に誰だ…?今は夜時間で出歩き禁止の筈だけど…)


1眠いからもう出なくて良いか…
2誰だろう?出てみよう



多数決下3まで

184: 2020/12/07(月) 04:30:29.71 ID:4ecSudRGO
1

187: 2020/12/07(月) 11:14:12.23 ID:g3REfUSC0
俺個室

俺「眠いからもう出なくて良いか…」ボフッ

ピンポ-ン

俺(また鳴ってる…。無視無視、もう寝てますよー)

俺「ZZZ…」



翌日
食堂

朝日奈「俺、昨日の夜10時頃はもう寝てたの?」

俺「え?」

朝日奈「いや、インターホン押しても出てこなかったからさ…」

俺「あ、ああ…。昨日はもう爆睡してたような?…」

朝日奈「そっかぁ…じゃあ仕方ないね」

俺(……昨日のインターホン。朝日奈さんだったのか)

俺「いったい何の用だったんだ?」

朝日奈「いや…あんな映像見させられてちょっと怖かったからさ、眠くなるまで話し合い手になって貰いたかったなって」

俺「なるほど…ごめん」

朝日奈「ううん。代わりにさくらちゃんに話し合い手になって貰ったから大丈夫」

大神「うむ…」

俺「そ、そっか…。なら良かった…」

俺(……そりゃ大神さんが一緒なら、俺と一緒に居るよか安心できるわな)

石丸「それにしても今日は皆な遅いでは無いか」

不二咲「昨日の映像を見させられて怖かったから、皆んなも寝る時間遅かったのかなぁ…」

俺(朝食会の集合時間である8時より前には来ている朝日奈さん、大神さん、石丸君、不二咲君の4人は規則正しい高校生に分類される面々だ)

大和田「うぃーす」スタスタ

山田「何やら良い匂いがしますなぁ」スタスタ

江ノ島「ごめーん。メイクに時間かかっちゃった」スタスタ

俺(そして、多少ルーズな時間感覚の面々…大半の高校生がこの分類に入るだろう)

俺(後一人。舞園さんだけはいつも江ノ島さん達よりは早く来てる筈なんだが…)

俺「あっ…」

舞園「おはよう御座います…。すみません寝坊しました…」スタスタ

朝日奈「舞園ちゃんが寝坊なんて珍しいね」

舞園「昨日なかなか寝付けなかったので…」

俺(…舞園さんはいつものように現れたが、何かいつもよりはやつれているような気がした)

俺(まぁ昨日は一番あの動機とやらの映像に動揺してたし仕方ないか…)

189: 2020/12/07(月) 11:43:18.59 ID:g3REfUSC0
食堂

大神「江ノ島盾子よ…」

江ノ島「何よ?」

大神「失礼だが、雑誌で見る時と少し印象が違うようだが…」

俺(…俺も失礼だが、大神さんも女性誌とか見るんだ)

江ノ島「あっははは。アレは雑誌用に盛ってるんだって」

江ノ島「画像編集ソフト知ってんでしょう?」

大神「何と…」

江ノ島「それくらいで驚かないでよ~。軽く凹むんですけど~」

俺(超高校級のギャルなのに画像編集ソフト使って細工してるとか有りなのか…)

俺(只の幸運でしかない俺も人の事言えないが…)



俺(そして俺達が揃ってから間を置いて現れるのが…)

霧切「おはよう…」スタスタ

セレス「おはよう御座います」スタスタ

腐川「な、何よ…。遅れたって誰もあたしの事なんて気にかけて無いんだし良いじゃない…」

葉隠「ふあぁ…寝坊じゃねーって。道に迷っただけだべ」

葉隠「実際、バミューダトライアングルの仕業だべ」スタスタ

俺(…時間は愚か、他人の事すら気にしないマイペースな連中だ)

石丸「うむ…未だ全員揃って無いな」

朝日奈「未だ桑田と十神が来て無いね」

十神「…。」スタスタ

大和田「おう十神、おめぇ桑田を知らねえか?」

十神「オレが知る訳無いだろう。今自分の部屋から歩いてきたところだ」ガタッ

朝日奈「まぁ桑田だし、部屋で未だ寝てるんじゃ無い?」

山田「桑田怜恩殿はよく寝坊をする人ですからねぇ」

石丸「ええい!流石にこの寝坊は見過ごせん!僕が直接部屋へ行って起こして来る!」スタスタ

十神「フン…」

霧切「……。」

俺(あの霧切って子、こんな状況でも椅子に座って目瞑ってるし…どんだけ眠いんだよ)

俺「ま、まぁとりあえず皆んな揃いそうだし朝食の準備を始めようか」

朝日奈「うん。そうだね」

大神「良かろう…」

俺(しかし、俺達がいつも通り朝食の用意の準備に取り掛かかろうとした時だった)

石丸「皆んな!待ってくれ!」

朝日奈「石丸?どうしたの?桑田は?」

石丸「それが…居ないんだ…。部屋の何処にも…」

俺「…え?」

190: 2020/12/07(月) 16:11:04.83 ID:1KSg6l770
ここらへんで前園さんに殺されるルートとかなかったっけ

191: 2020/12/07(月) 17:13:50.67 ID:g3REfUSC0
体育館

俺「桑田くーん」スタスタ

朝日奈「桑田~?」

大神「桑田…何処だ?…」

俺(俺達は手分けして桑田君を探す事になった)

俺(体調の悪い舞園さんやどうでも良さそうな十神君やセレスさん、腐川さん等食堂に残った人を除いて…)

朝日奈「体育館には居ないのかな?」

俺「朝日奈さんと大神さんは引き続きここを頼む。俺は他の人の所見に行ってみるよ」

朝日奈「うん。分かった」

大神「もしやとは思うが…気を付けるのだぞ…」

俺「いや、そんなまさか…はは。とりあえず行ってくる」スタスタ

俺(彼は朝食会にも出ず、いったい何処へ行ったんだ?…)



学園側廊下

俺「あ…」

霧切「……。」

俺「え、えっと…桑田君、見つけた霧切さん?…」

霧切「ええ」

俺「えっ!?本当!?いったい何処に…」

霧切「その前にお願いがあるんだけど」

俺「…うん?」

霧切「直ぐに皆んなをここに呼んで来て」

俺「ここに?…」チラッ

教室扉「」

霧切「…私はここを離れられないから」

俺「あ、ああ…?よく分からんが分かった…皆んなを集めてくるよ」スタスタ

俺(霧切さん…何気に初めて話したな…)

俺(彼女の事は未だに全く分からないし、才能すら不明なまま…。いったいどんな才能でこの学園に来たんだろうか…)

俺「とりあえず皆んなを呼びに行かないと」タッタッタッ

192: 2020/12/07(月) 18:00:57.41 ID:F2M5gMPcO
部屋の入れ換えトリック気づいたときに部屋に乱入したら間違って殺されるルートはあったけど今回はそもそも提案すらされてないからなー

193: 2020/12/07(月) 20:44:54.70 ID:g3REfUSC0
──数分後
教室

俺「霧切さん。皆んなを集めてきたけど…」

霧切「ありがとう」

山田「我々に見て貰いたい物とは何ですかな?もしや、霧切響子殿についての…///」

朝日奈「あ、あわわ….///」

江ノ島「ストレートなセクハラマジでやめろっつの…」

十神「桑田を発見したにも関わらず、お前がこの部屋に誰も入る事無いように見張りながら、そいつを使いオレ達をわざわざ呼び出したんだ」

十神「既に凡その検討はついてるがな」

俺「えっ…」

セレス「とにかく、こうしてちゃんと皆んな集まったんですし中を確認させて貰っても宜しいでしょうか?」

霧切「ええ…。いいわよ」スッ

俺(桑田君が中に居るだけじゃ無いのか?いったい何があるんだ?…)スタスタ

舞園「……。」

扉「」ガラッ

俺「……ッ!?」

朝日奈「ひっ…」ゾクゾクッ!

葉隠「うっ…ぎゃあぁぁぁっ!?」

十神「フン…。やはりな…」




俺(教室の中にあったのは、血の海に倒れている…)


桑田「」ドクドク...


俺(桑田怜恩君の、変わり果てた姿があった……)



196: 2020/12/07(月) 22:45:43.79 ID:XOSHaWa2O
教室

大和田「く、桑田ッ!?テメェッ…!」スッ

霧切「…無駄よ」

大和田「あぁん!?」クルッ

霧切「私も発見当時、直ぐに彼の生氏を確認したけど既に氏後かなりの時間が経っているみたい」

江ノ島「それってつまり…」

霧切「…残念だけど、桑田君は何者かに殺された可能性が高いわ」

周りの生徒達「…!?」ザワッ...

俺「嘘だろ…?そんな、本当に殺人が起きるとか……」

俺(俺はこんな状況に置かれていても、殺人なんか起きる訳が無いと気楽に考えていた…)

桑田「」

俺(…だが、こうして本当に殺人が起きた事で俺の甘過ぎる認識は間違いだったのだと)

俺(皮肉にも、仲間が殺されてから再認識していたのだった…)グッ



石丸「な、何故このような事が…。と、とにかくここは先ず彼を…」

モニター『』ブツッ

全員「??」クルッ

モノクマ『ピンポンパンポーン。氏体が発見されました。至急、体育館へ集まって下さい。至急!至急!!』

江ノ島「はぁ!?」

石丸「こ、こんな時にいったい何を…」

十神「…オレは行くぞ」スタスタ

葉隠「ええっ!?」

大和田「なっ…!?テメェ!」

霧切「…いいえ。今は十神君のように体育館に集まるのが賢明でしょうね」

不二咲「霧切さん?…」グスッ

大神「どう言う事だ…?」

霧切「私達は囚われの身なのよ。無闇に敵に逆らう訳にはいかないわ」

霧切「これ以上、犠牲を増やさない為にもね…」

周りの生徒達「…。」

桑田「」

俺(霧切さんの言葉により、皆んながゾロゾロと体育館へ向かって行った…)

俺「……。」

桑田「」

俺「……クソッ」

俺(桑田君を頃したのは、きっと俺達をこんな目に遭わせたモノクマだ…)グッ

俺(あいつ…。今度こそ…)クルッ

舞園「……。」

俺「あ、あれ?舞園さん?体育館に行かないのか?皆んなもう向かってるけど…」

舞園「い、いえ…行きます…」スッ

桑田「」

舞園「……。」グッ...

197: 2020/12/08(火) 10:53:52.35 ID:YbQDqyRz0
体育館

俺「モノクマ!お前が桑田君を頃したんだろう!」

モノクマ「僕はそんな事しないよ。それだけは信じて」

俺「信じられるか!?」

モノクマ「あのねえ、僕はこの学園生活の趣旨に反するような事は決してしません!」

モノクマ「僕ってクマ一番ルールには煩いってサファリパークでも有名だったんだから」

不二咲「じゃあ他に…誰が…」

モノクマ「分かってる癖に。桑田怜恩を頃したのはオマエラの中の誰かじゃん!」

俺「なっ…!?」

周りの生徒達「「「えっ…」」」ザワッ...

モノクマ「オマエラの誰かが、卒業の為に桑田君を頃しただけだよ。それがルールじゃん?悪い事じゃないよ」

不二咲「そんな…」

朝日奈「嘘だよ…」

モノクマ「いいや、頃したのはオマエラの中の誰かだよ。それは当の本人が一番知ってる筈だけどね」

俺(この中の誰かが?そんなまさか…)キョロキョロ

石丸「正直に言うんだ。誰が桑田怜恩君を?」

腐川「は、犯人が居たとして…い、言う訳無いじゃ無い…」

セレス「まぁ、誰でも構いませんけど…」

山田「ぼぼぼ僕じゃありませんよ!?」

葉隠「お、オレでもねーべ!」

十神「静かにしろ。十神「俺達の中に犯人が居るのだとしたら、そいつは卒業できるんだな?」

モノクマ「うぷぷぷぷ…ぶヒャヒャヒャ。そんなの大甘だよ。デビル甘だよ!地獄甘だよ!」

モノクマ「寧ろ、本番はこれからじゃん?」

俺「本番だって?…」

舞園「いったい何をやらされるんですか?…」

モノクマ「ではここで、卒業に関する捕捉ルールの説明を開始します!」

セレス「自分が殺人をおかしたクロだと他の生徒に知られてはいけない。その辺を言っておられるのでしょう?」

俺「校則の6番目の…」

モノクマ「そう、他の生徒に知られないように殺さなければならないの」

セレス「完全犯罪を成立させろと言う事ですわね…」

モノクマ「それを査定する為に、殺人が起きた一定時間後に必ず"学級裁判"を開くこととします!」

俺「学級…裁判…?」

198: 2020/12/08(火) 10:58:20.29 ID:YbQDqyRz0
体育館

モノクマ「学級裁判では犯人、クロは誰かを議論して貰います」

モノクマ「そこでオマエラが導き出した答えが正解だった場合には、秩序を乱したクロだけがお仕置きとなります」

モノクマ「但し、もし間違った場合は逆に残ったシロ全員がお仕置きされてしまいます」

周りの生徒達「…。」ザワ...

モノクマ「それが学級裁判のルールなのです」

山田「あのー…ところでお仕置きとは…?」

モノクマ「あー、簡単に言えば処刑って所かな」

不二咲「え…処刑って何の事?…」ウルッ

モノクマ「処刑は処刑だよ。処刑。電気椅子でビリビリ、毒ガスでモクモク、竜巻なんちゃらで身体がバラバラになったりとかね」

周りの生徒達「…。」ザワ...

俺(こ、こいつ…本気で言ってるのか…?)

俺(もし間違えれば、ここに居る俺達全員も……)ゴクリッ

江ノ島「ちょっと!アンタの言ってる事無茶苦茶じゃない!?何が学級裁判よ!」

俺「江ノ島さん…?」チラッ

モノクマ「んあ?」

199: 2020/12/08(火) 11:19:07.23 ID:YbQDqyRz0
体育館

江ノ島「アタシそんなのに参加なんて嫌だからね。何でアタシらが犯人当てなんかしなきゃなんねーんだよ!」

モノクマ「そんな身勝手な」

江ノ島「身勝手なのはそっちだろ?頃し合いなんて勝手にやって。アタシは関係無い!」

モノクマ「め、目の前の悪の迫力に…しょ、正直ブルってるぜ」

モノクマ「だ、だけどなぁ僕は悪に屈するつもりは無い。最後まで戦うのがモノクマ流よ」シャキンッ

モノクマ「どうしても通りたければ、僕を倒してからにしろ!」テッテッテッテッ

江ノ島「ッ…!」スッ

江ノ島足「」クッ

俺「ぁ───」

俺(その瞬間、一番最初に同じ失敗をやらかした俺は分かった…)

俺(江ノ島さんも俺と同じ事をしようとしているのだと…)


江ノ島ブーツ「モノクマ「ギュムッ!」」

江ノ島「はい。これで満足?」

モノクマ「そっちこそ!」

江ノ島「あ?」


俺(そして近くに居た俺は、それを思い出した瞬間無意識に駆け出していた───)スッ


モノクマ「学園長ことモノクマへの暴力を禁ずると言った筈だよね!?」プウンプウンプウン

モノクマ「助けてグングニールの槍!」



俺「江ノ島さん!!!危ない!!」タッ

江ノ島「…え?」



コンマ下二桁
91以上間一発で江ノ島を抱えて横っ飛びをし、助け出した
81~90江ノ島を突き飛ばした結果、俺の腕が貫かれた(捜査不可)
41~80…が、間に合わなかった
40以下江ノ島を無理矢理庇った結果、俺が身体を貫かれて氏んでしまった…


安価下

200: 2020/12/08(火) 11:55:42.90 ID:ZAMbgSKuo
こい

206: 2020/12/08(火) 20:03:18.32 ID:YbQDqyRz0
コンマ90
体育館

俺(よし、届いた…!)ブンッ

ドンッ

江ノ島「わっ!?」ドサッ

グングニルの槍「」ビュビュビュッ

俺「!?」

モノクマ「あっ」

ドスッ!

俺「くっ…がはっ…!?」

朝日奈「俺!?」

江ノ島「なっ…!?」

俺(右腕が……。痛過ぎて焼けるように熱い……)

モノクマ「あらら。俺君、校則違反者に罰を与える所だったのに邪魔しちゃダメじゃんか」

俺「はぁ…。はぁ……」ドクドク...

モノクマ「そんな事するから、俺君が重症を負う羽目になるんだよ」

俺左腕「グングニルの槍「」」ドクドク...

腐川「ち、血がぁ……」バタッ

不二咲「お、俺君…」

霧切「…どう言う事?貴方は直接私達に手を下すの?」

モノクマ「いいや。江ノ島さんには校則違反者がどうなるのか、見せしめにさせて貰おうと思っただけだよ」スタスタ

江ノ島「え……」

モノクマ「俺君に感謝するんだね江ノ島さん。彼が庇ってくれなきゃ今頃君の全身は蜂の巣になってた筈だよ」

江ノ島「う、嘘……」サ-...

モノクマ「結局、君の代わりに俺君は出血多量で氏にそうだけど…うぷぷぷぷ」

俺「くっ……」

俺左腕「」ボタボタ...

俺(血が…止まらない……。ダメだ…頭もクラクラしてきた…)

モノクマ「でもこれでオマエラも分かってくれただろ?僕は本気だよ」

モノクマ「と言う事で捜査を頑張って下さいね」

舞園「待って下さい!俺君はどうなるんですか?…」

モノクマ「そんなの僕は知らないよ。俺君が勝手に邪魔して来た事だもん」

俺「ッ…」ドクドク...

江ノ島「お、俺……」

モノクマ「あ、ちなみにどんな理由があろうと学級裁判への参加はして貰うよ」

大和田「ふざけんな!無理じゃねえか。こんな腕で参加なんて…」

モノクマ「参加できなかった時は、無条件でお仕置きだから」

朝日奈「そんな…」

俺「はぁ…。はぁ……」

モノクマ「それじゃ、学級裁判で会いましょう」ピョンッ

俺(江ノ島さんは助ける事ができたが…マズイな…)

俺左腕「」ドクドク...

210: 2020/12/08(火) 20:27:56.38 ID:YbQDqyRz0
体育館

朝日奈「大丈夫俺?…」

俺「はぁ……。つっ…ちょっと大丈夫じゃ無いかも…」ボタボタ...

朝日奈「ええ…」

不二咲「どうしよう…止血する物なんてこの学園に無かったよね?…」

セレス「一応、保健室らしき部屋はありましたが…残念ですが封鎖されてましたね」

朝日奈「そんな…じゃあ俺はどうなるの?…」

十神「止血する道具すら無いんだ。なら、後はどうなるかは分かるだろう?」

不二咲「そ、そんな…」

俺「……。」

セレス「運がありませんでしたわね俺君。黙って江ノ島さんが殺される所を見ておけば、貴方は助かりましたのに」

江ノ島「……。」

俺「はぁ……はぁ…そんな事…。できる訳ないだろ…」

江ノ島(俺……)

セレス「フフッ、でもこうなってはどうしようもありませんわね。とにかくわたくし達は捜査を始めましょうか」

朝日奈「俺をこのままにして放って行くの!?」

セレス「わたくしは忠告した筈ですよ?どんな者でも、適応力の無い者から氏んで行くのだと。俺君の自業自得ですわ」ニコッ

俺「ッ…」

朝日奈「俺は未だ生きてるんだよ!?なのにそんな扱い、幾らなんでもあんまりじゃん!」

霧切「……。」スッ

朝日奈「そんな、霧切ちゃんまで…」

霧切「…彼の事が心配でも、今は誰が犯人なのかを突き止めるのが先じゃない?」

朝日奈「それは…」

霧切「そうで無いと、ここに居る全員纏めて処刑されるだけだわ」

朝日奈「で、でもさ!?」

俺「…いや、良いんだ朝日奈さん」

朝日奈「俺…」

霧切「……。」

俺「ここで俺に構って皆んなが殺されるくらいなら…。俺はちゃんと皆んなが捜査へ行って…事件を解決して、生き延びて欲しい…」

舞園「……。」

俺「皆んなならきっと学級裁判って奴も乗り切れるって信じてるからさ…」ニコッ

朝日奈「グスッ…」ポロッ...

霧切「……。」

霧切「…学級裁判で会いましょう」スタスタ

俺「え?あ、あぁ…」

俺(あれ?…)

212: 2020/12/08(火) 20:50:15.29 ID:YbQDqyRz0
体育館

俺(十神君、セレスさん、霧切さんが出て行ったのを皮切りに…)

俺(他の人達も俺に気まずそうに会釈をするとゾロゾロと捜査へ向かって行った…)

朝日奈「俺…」グスッ...

俺「皆んな捜査に向かったんだ。朝日奈さんも、もう行かないと…」

朝日奈「でも放っておけないよ…」

俺「だけど…」

大神「一先ずこの腕に刺さった槍を抜いて、トイレットペーパーか何かで直ぐに手当てすれば未だ助かる可能性もあるのではないか?…」

朝日奈「さくらちゃん…そうだ!未だ諦めるには早いよ!」

俺「た、助かるかな…?」

大神「ともかく、このままにしていては助かるまい。先ずはこれを抜くぞ?」スッ

グングニルの槍「」ガシッ

俺「うっ…うん…」

大神「…抜いた時に再度痛みが走る筈だ。なんとか耐えてみせよ」

俺「分かった…」ドクンッドクンッ...

大神「では、抜くぞ…」グッ

俺「……。」ゴクリッ

「…ちょっと待ちなって」

朝日奈「え?」

俺「江ノ島さん?…」

江ノ島「……。」

大神「江ノ島盾子よ…。何の用だ?…」

江ノ島「そんな方法で素人が止血したって、結局学級裁判までに出血多量で氏ぬのは免れ無いよ」

俺「えっ…」

朝日奈「で、でもさ…。止血できる道具も無いし、これしか…」

江ノ島「…いや、一つだけ方法があるよ」

大神「その方法とは…?」

江ノ島「……。」

江ノ島「コイツをあたしに貸しな。そうしたら未だ助ける事ができるかもしれない」

俺「江ノ島さん…?」

江ノ島「あたしを信じて命を預けるか、預けないかはアンタ次第だけどね」

俺「……。」

江ノ島「まぁ、それでも傷が深過ぎるから現状で助かる見込みは5割だろうけど」

朝日奈「5割!?」

大神「むぅ…」

俺「……。」

江ノ島「どうする?」



1江ノ島さんを信じてみる
2いや、自分で何とかしてみる


多数決下3まで

213: 2020/12/08(火) 20:51:30.38 ID:gyvQ3aygO
1

218: 2020/12/08(火) 22:22:48.64 ID:b8tPaTl0O
体育館

俺「どの道このままだと氏ぬしか無いんだろ?なら信じてみるよ江ノ島さんを」

朝日奈「俺…」

大神「そうか…」

江ノ島「じゃあ俺だけついて来て」

俺「俺だけ?」

朝日奈「あたしらは?」

江ノ島「…必要無い。あんただけよ」スタスタ

俺「分かった…」

大神「ならば江ノ島の部屋まで手を貸そう…」

俺「ありがとう…」



江ノ島個室

医療セット「」

俺「あ、あれ?江ノ島さん…医療セットなんか持ってたんだ?…」

江ノ島「…購買にあったのよ」

俺(あったっけ…?)

江ノ島「とにかく、麻酔とかは無いからこれ咥えて痛みは我慢して」

棒状のようなな物「」

俺「分かった…」パクッ

俺(戦争映画とかでよく見る奴か…)

江ノ島「そんじゃ直ぐ始めるよ」

俺「ん…」コクッ

江ノ島「助かる見込みは5割…アンタの運が良かったらこれを抜いても大丈夫な筈」

グングニルの槍「」

俺「……。」

江ノ島「…行くよ?」ガシッ

俺「うん…」

江ノ島「……。」グイッ

俺「@#&!?☆」ブシャァッ!!

俺(い、痛過ぎてヤバイ…氏───)


コンマ下二桁
51以上俺、運良く生還した(江ノ島好感度5に上昇)
50以下俺、運悪く氏亡


安価下

219: 2020/12/08(火) 22:24:10.59 ID:xiV9ws4Lo
エンジョイ!

221: 2020/12/08(火) 23:04:16.96 ID:b8tPaTl0O
コンマ59
江ノ島の個室

俺「うっ……」パチリッ

江ノ島「あ、ようやく目が覚めた」

俺「痛さで気を失ってたのか……」チラッ

俺腕「包帯「」」

俺「あ…。これ…」

江ノ島「さすが超高校級の幸運ね。まさか本当に生き残るなんて」

俺「いや、江ノ島さんの腕が良かったんだよ…」

江ノ島「…アタシは助けられた恩を返しただけよ」

俺「まぁ、何にせよありがとう」

江ノ島「いいってば」

俺「でもまさか超高校級のギャルの江ノ島さんにまさかこんな応急処置ができる才能があったなんて驚いたよ」

江ノ島「……。」

江ノ島「…ここでアンタが見た事は他の人に話さないでよ?」

俺「…え?」

江ノ島「さもないと…」ギロッ

俺「……。」ゾクッ!

俺(な、何だ…?この江ノ島さんから出る冷たい感じは…)

俺「わ、分かった!話さない!皆んなにも秘密にしとく!」

江ノ島「なら良いわ。じゃっ、そろそろ学級裁判って奴始まるだろあから準備した方が良いよ」

俺「えっ…?あ、そうだ…学級裁判…。でも俺、全然捜査とかして無い…」

江ノ島「それはアタシも一緒だって。まぁ、他の奴が何とかするでしょ」

江ノ島「とりあえず部屋戻って服だけでも着てきたら?」

俺「あ……///」

俺(…そっか。俺の服血に染まったから捨てたんだった)

俺「う、うん!とりあえず準備してくるよ!ありがとう江ノ島さん!」スタスタ

江ノ島「はいはい」

扉「」バタンッ

江ノ島「……。」

江ノ島「はぁ…」

江ノ島(勝手な事して、盾子ちゃん怒って無いかな…。でもあの時、本気で私の事……)



俺個室

俺「やっべ…。数時間は気絶してたのか?…」

新しい服「」スルスル

俺(桑田君を頃した犯人とかそんなの何も分からないんだけど……)


舞園好感度5
コンマ下二桁
51以上舞園が部屋を訪ねて来た
50以下学級裁判開廷(コトダマ1)

安価下

222: 2020/12/08(火) 23:08:55.67 ID:vNcOgkbuO

223: 2020/12/09(水) 16:17:52.47 ID:dW+CYJSsO
コンマ67
俺個室

扉「」コンコンッ

俺「ん?誰だ?」スタスタ

扉「」ガチャッ

舞園「あっ…」

俺「舞園さん…?」

舞園「俺君。腕の方は…?」

俺「なんとか止血して、氏ぬまでには至らなかったよ」

舞園「そうなんですか。良かった…」

俺「まぁ暫くは、重い物持ったりとか力入れたら傷がまた開いてしまう可能性があるみたいだから控えた方が良いらしいけど…」

舞園「…らしい?誰かに手当てして貰ったんですか?」

俺「あ、いや!なんでも…と、ところで舞園さんは捜査の方は大丈夫なの!?」

俺「そろそろ学級裁判って奴が開かれそうだけど…もう捜査の方は目処がついた?」

舞園「……。」グッ...

俺「舞園さん?…」

舞園「あの…私…」

俺「うん?どうしたんだ?」

舞園「ごめんなさい……」ウルッ

俺「え?な、何で急に謝るんだ?…俺別に舞園さんには何も…」

舞園「違う…違うの……」ポロッ

俺「何が?…」

舞園「私…こんな事になるなんて…考えてなくて…」ポロポロ

俺「……え?」

舞園「グスッ...。私が…桑田君を頃したんです……」ポロポロ...

俺「なっ……!?い、いや…冗談…」

舞園「うっ…あぁぁぁっ…」ポロポロ...

俺(……な雰囲気でも無さそうだな)ゴクリッ

舞園「ごめんなさい…。ごめんなさい……」ポロポロ...

俺「……。」

俺「確か…学級裁判のルールだと正しいクロを指摘した場合はクロだけが処刑……」

俺「だが学級裁判を間違えれば、俺達全員が処刑される…」

俺「…つまり舞園さんか、俺達全員のどちらかが確実に…」

俺(クソッ…。どうにもならないじゃないか…)フルフル

俺「どうしてそんな馬鹿な事をしたんだ…」グッ

舞園「私…どうしても外に出たかったんです…。でも、こんな事になるなんて考えてもなくて…」ポロポロ...

俺「舞園さん…」


1……大丈夫だ舞園さん。俺は約束を守る…。絶対に俺が君を外に出してやる!
2ごめん…俺も氏にたくは無いんだ…。舞園さんがクロだったって皆んなに伝えてくるよ…


多数決下3まで

224: 2020/12/09(水) 16:35:51.25 ID:ax+gRPUEO
1

227: 2020/12/09(水) 22:21:04.15 ID:gOXTUYIHO
俺個室

俺「……大丈夫だ舞園さん」

舞園「えっ……」グスッ...

俺「俺は約束を守る…。絶対に俺が君を外に出してやる!」

舞園「俺…君…。うっ…あぁぁぁっ…」ポロポロ...

俺「……。」

俺「一先ず桑田君を頃した時の状況を詳しく説明してくれ」

舞園「桑田君を頃した時の…?」

俺「ああ…。君の事は氏なせない…。俺を信じて…全て任せてくれ」コクッ

舞園「……。」

舞園「うん…」ポロポロ...

俺(彼女を守り、ここから助け出す方法は…もうアレしかない…)




──数十分後
エレベーター内

山田「ややっ俺殿!無事だったんですな!?」

俺「ああ…運が良かったみたい」

葉隠「ゆ、幽霊じゃ無いよな?…」

俺「はは…。そんな訳…」

十神「フン…だが、捜査はロクにやれて無いんだろう?」

俺「……。」

セレス「運良く生き延びたみたいですが、どちらにせよこの後全員仲良く処刑されてしまうかもしれませんわね」クスッ

舞園「……。」

俺「…最後までやってみなければ分からないよ」

不二咲「そ、そうだよ。皆んな…弱気になっちゃダメだよ…」

十神「誰が弱気になっていると言った。ようやくゲームが始まったんだ」

十神「逆にオレは楽しみだぞ。どの道最後に勝つのはこのオレだがな」

俺「……。」

俺(いよいよ学級裁判とやらが始まる…。もう後戻りはできない…)チラッ

舞園「……。」

俺(俺が最後まで彼女を守り、外に出してやるんだ…)グッ

エレベーター「」ガシャンッ
扉「」ウイ-ン

俺「よし…。行こう…」スタスタ

舞園「はい…」スタスタ

霧切「……。」

228: 2020/12/09(水) 22:28:25.24 ID:gOXTUYIHO
学級裁判場

モノクマ「やあやあ、やっと来たね」

俺「ここが学級裁判場…」

霧切「…ちょっと良い?アレってどう言う意味かしら?」

桑田遺影「」

江ノ島「うわ…趣味わるっ!」

モノクマ「氏んだからって仲間外れにするのは可哀想でしょ?」

セレス「わたくし達は16人なのに、何故17人分の席があるのですか?」

モノクマ「深い意味は無いよ。最大17人収容可能な裁判場ってなだけ」

モノクマ「さてと、前置きはこの辺にして学級裁判を始めましょう」

石丸「よし!皆んなで目を閉じよう!犯人は挙手したまえ!」

大和田「アホか。挙げる訳ねえだろ」

モノクマ「うぷぷぷぷ。それでは議論を開始して下さい」

俺(この裁判は俺が勝つ…!)

舞園「……。」

俺(彼女の事は絶対に俺が守ってみせる…)

俺(この俺の…命に代えても…!)グッ

霧切「……。」




学級裁判…開廷!!

229: 2020/12/09(水) 22:33:39.56 ID:xquzW4un0
DEADEND直行かと思ったら
まさか霧切さんに怪しまれないように犯人にならないといけないのか

230: 2020/12/09(水) 22:53:20.67 ID:gOXTUYIHO
学級裁判場

朝日奈「議論しろって言われても…」

山田「何から話した物か…」

霧切「先ずは犯行に使われた凶器から検証みましょう」

俺「……。」

俺(…犯行で使われた凶器の厨房の包丁は舞園さんが部屋に持ち帰りゴミ箱に捨てた)

俺(つまり、氏体現場に凶器は落ちて無かったんだ。見つかる訳が無い)

朝日奈「凶器って何なんだろう…?」

セレス「モノクマファイルには、桑田君は腹部を1箇所、背中に2箇所刺されたような傷があったと書いていますわ」

十神「桑田の氏に方はうつ伏せだった。恐らく最初に腹を刺されて逃げようとした所を背中から刺されたんだろう」

山田「容赦ありませんなぁ…。犯人はいったい桑田怜恩殿に対して凄まじい怨みを持っていたのでしょうか…」ブルッ

舞園「……。」

俺「……。」ドクンッドクンッ...

俺(…事件当時の事を見た訳じゃ無いのにそんな事まで詳しく分かってるのか)ドクンッドクンッ

俺(やはり十神君やセレスさんは口だけじゃない…。このままだと…)ゴクリッ...

俺(いや、未だ大丈夫だ…。それでも凶器が特定された訳じゃない…)



大和田「刺されたっつー事は、犯人はナイフで桑田を刺したんだな?」

霧切「…いいえ。桑田君が殺された凶器はナイフでは無かった筈よ」

大和田「おん?」

セレス「わたくし達はここに閉じ込められた時に、所持品は愚か携帯電話すら取り上げられているのです」

セレス「ナイフなんて誰も所持していませんわ」

江ノ島「じゃあ桑田は何で殺された訳?ナイフ以外で刃物なんてこの学園にあったっけ…?」

葉隠「見た事ねーぞ!?」

俺「……。」

俺(裁判中にずっとダンマリなのも逆に怪しまれるかもしれない…)

俺(この辺りで先手を取って俺から仕掛けるか?…)


1ここで俺も発言する
2…いいや、下手な発言はしない方が良い。未だ様子を見よう


多数決下3まで

232: 2020/12/09(水) 23:08:19.58 ID:J3RA8ZPzO
1

237: 2020/12/10(木) 00:19:22.19 ID:58TgIEgUO
学級裁判場

俺(こう言うのは流れが大事だ…)

俺(…だったら、この序盤で俺が怪しいって流れにして一気に持って行く!)グッ

俺「ナイフ以外の刃物って…。厨房の包丁なら可能だと思う…」

舞園「…。」

江ノ島「厨房の包丁?」

セレス「確かに…包丁なら刺し頃す事も可能でしょうね」

大和田「でもそんな包丁なんか持ち出したら誰か気付くだろ。他にもあるんじゃねーか?」

霧切「いいえ。俺君の言う通り、事件後に厨房の包丁が一本だけ無くなっていたわ」

不二咲「じゃあその包丁を持ち出した人が桑田君を頃したって事だよね…?」

石丸「正直に言いたまえ!誰が厨房の包丁を持ち出したのだ!?」

腐川「だ、だから出てくる訳無いでしょ…」

俺(…よし、ここだ!)

俺「あ、あのさ…」

石丸「うん?俺君?どうしたんだね?」

俺「昨晩包丁を持ち出したのは俺なんだけど…」

周りの生徒達「「「ええっ!?」」」

霧切「……。」

舞園(俺君…)

俺「あ、いや…。先に言っとかないと、誰かに後から言われたら怪しまれると思ったから先に証言しておきたくて…」

十神「…一応聞いておいてやる。何故厨房から包丁を持ち出した?」

俺「それは…。あんな映像を見させられて誰かが俺を狙って来た時の護身用にしようと思って…」

山田「…なるほど。だけど、その包丁を持った時に俺殿はこう考えた訳ですな?」

俺「えっ?…」

山田「殺されるのを待つくらいなら、誰かを頃してしまった方が早いんじゃ無いかと…」

朝日奈「嘘…」

大神「お主が…?」

俺「ち、違っ…違うよ!」

山田「俺殿…見かけによらず恐ろしい男ですな…」

俺「待ってくれ!俺は犯人なんかじゃない!」

セレス「ですが、厨房から無くなっていた包丁はその1本だけなのでしょう?」

セレス「俺君以外に犯行は不可能では?」

俺「いや…そんな…」

朝日奈「本当に俺が桑田を頃したの?…」

俺「ち、違うよ!俺は…」

俺(よし…。皆んな俺を怪しんでる…。このまま行けば…)

朝日奈(俺……)

霧切「……。」


朝日奈好感度4
コンマ下二桁
41以上俺がクロと言う事になる
40以下朝日奈「そ、そうだ!ちょっと待って!包丁を持ち出したのって俺じゃ無いよね!?」

安価下

238: 2020/12/10(木) 00:20:46.23 ID:AFaGq8L+0

241: 2020/12/10(木) 00:45:23.29 ID:58TgIEgUO
コンマ23
学級裁判場

朝日奈「そ、そうだ!ちょっと待って!包丁を持ち出したのって俺じゃ無いよね!?」

俺「えっ…」ドキッ!!

朝日奈「あたし事件が起きる前の晩、さくらちゃんと一緒に食堂に居たんだよ。怖くてさ…」

石丸「うん?さくらちゃんとは?」

大神「我だが?…」

石丸「…そ、そうですか」

朝日奈「その時に食堂に来たのって俺じゃなくて…舞園ちゃんじゃなかった?…」チラッ

舞園「…!」ビクッ

舞園「え、ええ…。行きました…」

朝日奈「舞園ちゃんが厨房から飲み物を取って返った後くらいに包丁が一本消えてたと思うんだけど…」

十神「…思う?」

朝日奈「い、いや!消えてたよ!厨房から包丁を持ち出したのは俺じゃなくて舞園ちゃんだよね!?」

俺(チィッ…!朝日奈さん…邪魔を…)ギリッ...

霧切「……どう言う事かしら舞園さん?」

舞園「それは…」

俺「俺が舞園さんに持って来て欲しいって頼んだんだ…」

霧切「頼んだ?…」

舞園(俺君…)

俺「ああ…。滅多に食堂に行かない俺が厨房に行くのは誰かに見られた場合絶対に怪しまれると思ったから…」

俺「だからその日の昼間に一緒に護身用の武器を探して貰ってた舞園さんに厨房から包丁を持って来て欲しいって頼んだんだよ」

セレス「その日の昼間に一緒に護身用の武器を探していたと言うのは本当ですか?舞園さん?」

舞園「え?は、はい…本当です…」

霧切「…何か証拠はあるのかしら?」

舞園「証拠って…そんな…」

俺「一応俺の部屋に体育館前のホールから持ってきた金箔の模擬刀がある」

俺「…でもアレは持つだけで手に金箔が付いて使用感が悪いからシンプルに包丁に変えて貰ったんだ」

霧切「そう…」

俺(ホッ…咄嗟に出た嘘だが何とかかわせたか…)

霧切「でも一つだけ言っておくわよ俺君」

俺「…え?」

霧切「正しいクロを指摘できなかった場合は、私達全員が処刑される…」

俺「ッ…!」

舞園「……。」

霧切「…犯人を庇うとか、そんな事は何にもならないわよ?」

俺「分かってるよ…。だから俺も全力で解決に向けて頭を回してるんだ」

俺(マズイ。これ以上怪しまれると終わってしまう…)

俺(次こそ確実に仕掛けないと…)

242: 2020/12/10(木) 01:17:25.11 ID:58TgIEgUO
学級裁判場

セレス「凶器が包丁で、その紛失していた唯一の包丁は俺君が持ち出した」

セレス「これは犯人は俺君しか居ないのでは?」ニコッ

俺「いや…俺じゃ無いよ!」

腐川「だ、だったらその包丁は何処にやったのよ…」

俺「それが…。部屋の引き出しに閉まってた筈なんだけど、いつの間にか無くなってたんだ…」

葉隠「それじゃあ誰か部屋に入って盗んだって事か?」

俺「ああ…そうとしか考えられない…」

十神「だが部屋には鍵がかかって居るだろう?あの鍵はピッキング防止の加工がされてた筈だが?」

俺「そ、それが実は…俺ってばその日は鍵を閉め忘れて寝てたみたいで…」

十神「何?…」

セレス「変な偶然ですわね…」

俺「……。」

霧切「それよりも先に皆んなに聞きたいのだけど」

俺「…うん?」

霧切「この中で、部屋に設置されてるメモ帳を既に使用してる人は居る?」

舞園「…!」ビクッ

俺(その質問は…まさか霧切さんは発見してるのか?もう一つの回収しきれなかった証拠を…)ゴクリッ

俺(クソッ…こうなったら…)グッ

舞園「あ─「俺は使ってるけど…」

俺「…それが、どうしたんだ?」

舞園(俺君…)

霧切「使ってるのは俺君だけ?なら変ね」

十神「どう言う事だ?」

霧切「桑田君の氏体のポケットから出て来たのよ」スッ

朝日奈「あっ!?」

山田「そ、それは…!?」

俺(くっ…。やはり…)

メモ用紙「二人きりで話したい事があります。誰にも見つからずに夜1時頃に学園の教室まで来て下さい。 」

舞園「…!」ドキッ

霧切「下の部分は千切られてしまってるけど、これは恐らく犯人が回収したんでしょうね。自分が頃した事を探られないようにする為に…」

霧切「私の予想だとこの部分には名前が書いてあった筈よ」

俺(マズイ…霧切さん。鋭すぎる…)

俺(何とかしないと…)

244: 2020/12/10(木) 14:26:15.63 ID:0XppROnaO
学級裁判場

山田「霧切響子殿の持つそのメモの文体から犯人の推測ができたりしませんかな?」

セレス「超高校級の鑑定士でも居ればクロが浮かび上がった可能性もありましたが、わたくし達では無理でしょう」

朝日奈「うーん…。じゃあ分からないままかな…」

葉隠「諦めるのは早ええって!オレには見えて来たべ!」

俺(ん?葉隠君?…)

江ノ島「うわ…意外な所から声が上がった…」

葉隠「いや、意外って酷くない江ノ島っち…」

俺(まぁ彼なら大丈夫か…。馬鹿だし…)

十神「いいからお前の分かった事を言ってみろ」

葉隠「ズバリ!桑田っちを頃した犯人は女子だべ!」ビシッ

俺「…!?」

舞園「……。」

俺(なっ…!?嘘だろ?いや、単なる偶然だ…)

腐川「ふ、ふざけんじゃないわよ…。何で女子が桑田を頃したのか理由があるって言うの…?」

葉隠「桑田っちは女好きだったからな。そんな深夜に男子が桑田っちを呼び出しても、絶対めんどくさがって行かない筈だべ!」

葉隠「だから犯人はこの中の女子の中にしかいない!」

セレス「なるほど…。桑田君の性格を考慮すれば、一応筋は通っていますわね…」

俺(葉隠君…意外にやる…)

腐川「あ、あたしは呼び出してないわよ…」

葉隠「そりゃ大丈夫だ。桑田っちだって女子は女子でも、腐川っちに呼び出された所で絶対行かねー筈だしな」

腐川「なんであたしの呼び出しだと来ないのよ。この場で頃してやろうかこいつ…」

大和田「じゃあとりあえず、クロはこの中に居る女子の誰かって事で良いのか?…」

舞園「……。」

俺(マズイな…。ここまで追い詰められるなんて予想すらしてなかった…)

俺(リスクはあるが、俺も再び動きださないと…)

246: 2020/12/10(木) 15:54:09.41 ID:0XppROnaO
学級裁判場

霧切「それだけで未だ犯人が女子だと断定するのは早いわ」

葉隠「え?何で?」

霧切「犯人が女子の名を勝手に使い、桑田君を教室へ呼び出した可能性もあるもの」

霧切「…そうしたら男子にだって犯行は可能でしょう」

葉隠「あれま!?」

霧切「だから私は改めて皆んなに聞くわ。この中で部屋にセットされてあるメモ用紙を既に使ってる人は居るかしら?」

周りの人達「……。」シ-ン...

霧切「……。」

山田「誰も使って無い…と言う事ですかな?」

セレス(…当たり前ですわ。わたくしも使いましたが、この状況で名乗り上げるなんて、それこそ自分が犯人だと自白してるようなもの)

霧切「誰も居ないと言う事かしら?」

俺「……。」

俺(…よし、ここしかない)

俺「じ、実は俺…ちょっとだけ使ったんだけど…」スッ

朝日奈「ええ…俺?…」

十神「またお前か」

霧切「……。」

セレス「…ここまで来ると怪しさを通り越して、むしろ俺君はシロだと感じてきますわね」

俺「……。」

霧切「…どのような用途で使用したのか、聞いても良いかしら?」

俺「そ、それは…ちょっと…字の練習と言うか…」

腐川「こ、こんな監禁された状況下で字の練習ですって!?幾ら何でも怪し過ぎるわよアンタ…」

俺「いやぁ…なんか…ここのメモなら字、上手く書けるかなぁって…はは…」

葉隠「いや、笑えねーって…」

俺「うっ…」

周りの生徒達「「…。」」ジトッ...

俺「ま、待ってくれ皆んな!だけど俺は犯人じゃない!信じてくれ!」

俺(…いいぞ。皆んなそのまま俺を疑い続けろ)



江ノ島(本当に俺君が桑田君を頃したの?…)

モノクマ『助けてグングニールの槍!』

俺『江ノ島さん!!!危ない!!』タッ

江ノ島『…え?』


ドンッ

江ノ島「……。」

江ノ島(既に昨晩の間に殺人を起こしてた彼が、命懸けで私を助けたりするかな…?)


江ノ島好感度5
コンマ下二桁
51以上俺がクロと言う事になる
50以下江ノ島「待って!俺が犯人はおかしくない?」

安価下

247: 2020/12/10(木) 16:06:56.18 ID:BNh2dnRl0
逝け

254: 2020/12/10(木) 19:36:36.32 ID:pQuXHIua0
コンマ18
学級裁判場

江ノ島(…やっぱり俺君では無いと思う)

江ノ島「待って!俺が犯人はおかしくない?」

俺「え、江ノ島さん…?」

十神「ほぅ…何か根拠があるのか?」

俺(今度は江ノ島さんが…?いいや、俺と同じく捜査をしなかった江ノ島さんが証拠を掴んでる訳が無い…)ドクンッドクンッ...

江ノ島「俺の手を見てみてよ」

俺「…うん?手?」

俺両手「」スッ

俺(何だ?こんな場所から証拠なんて出てくる筈が無いだろ?)

セレス「俺君の手がどうなされたのです?」

江ノ島「素人が包丁で人を刺したらさぁ、大体が刺した本人も
指を切って怪我するんだよね」

俺(えっ…?あ…)ドキッ!

葉隠「うん?でもテレビとかじゃ犯人は自分の手なんか怪我してねーぞ?」

江ノ島「そりゃあ撮影だからフリをしてるだけだって。でも俺の手を見てみてよ」

俺「ッ…」

俺両手「」綺麗なまま

江ノ島「人を刺した筈なのに、全く怪我なんかしてないじゃん」

山田「た、確かに…江ノ島盾子殿の言う通りですな…」

江ノ島「だから多分俺の言ってる事は本当だよ。俺は犯人なんかじゃ無い」

俺「は、はは…。だから言ってるじゃないか…」

俺(ま、マズイ!?まさか俺の嘘証言が悉く論破されるなんて…)

セレス「…それにしても、素人が包丁で他人を刺した場合は自分も傷を負うだなんてよく知っていましたわね江ノ島さん」

江ノ島「え?あぁ…。いや…」

十神「まるで誰かを刺した経験があるかのような言い回しだな」

江ノ島「だ、誰かを刺した事なんてある訳無いでしょ!」

朝日奈「そうだよ!江ノ島ちゃんは超高校級のギャルだけど、色々物知りなだけだよ」

江ノ島「そ、そうそう!ギャルって色んな情報が入ってくるからさぁ~」

十神「怪しいな…」

セレス「ギャルにそんな情報、入ってきても直ぐに忘れそうな物ですのにね」

江ノ島「な、何となく覚えてたんだよねぇ~…あははは…」

モノクマ「……。」

モノクマ(残姉過ぎ…。やっぱコイツ絶望的に頃しといた方が良かったか?…)

256: 2020/12/10(木) 19:59:01.82 ID:pQuXHIua0
学級裁判場

江ノ島(ど、どうしよ…。もしかしてボロ出した…?)チリッ

モノクマ「うおっほん。まぁ雑談はそれくらいにして、そろそろ桑田君を頃したクロを見つけてよ」

モノクマ「僕もそろそろ飽きてきちゃったしさ」

江ノ島(ありがとう盾子ちゃん…)

モノクマ(…誰かコイツ殺ってくんねーかな)

大神「だが、確かに今は犯人を見つける事が最優先だ…」

セレス「では一先ず話を戻しましょう。俺君だけは間違い無く犯人じゃ無いとするなら、この中の他の誰かが犯人となる訳ですが」

俺「ッ…」ゴクリッ

俺(マズイ…。俺がクロになるつもりだったのに、逆に確シロ扱いになってしまった…)

257: 2020/12/10(木) 19:59:35.46 ID:pQuXHIua0
学級裁判場

朝日奈「厨房から包丁を持ち出したのは俺じゃなく舞園ちゃんだったんだよね?…」

不二咲「でもそれを頼んだのは俺君らしくて…」

十神「あの緊迫した状況で、何故か鍵をかけずに眠っていたお前は部屋に入られ包丁を盗まれた」

十神「フン…。しかしピンポイントで包丁のあるお前の部屋に入られるなんて、まるでお前の部屋に包丁があるのを知ってた可能性のある奴が犯行を行ったみたいだな」

舞園「……。」

俺(くっ…ど、どうする…。俺の嘘証言の所為で、逆にこれじゃ舞園さんが…)

江ノ島「でもさぁ、普通だったらそのまま部屋で眠りこけてる俺を頃すよね?」

江ノ島「何でわざわざリスクがあるのに、桑田を呼び出して頃したのかな?…」

セレス「可能性として考えられるのは二つでしょう」

セレス「一つは犯人の俺君が嘘をついている事…」

大神「だが、俺は犯人じゃない…」

大和田「じゃあ余程桑田が憎かったとかか?或いはそいつと親しい奴の犯行で俺を頃すのは躊躇ったとか…」

山田「そしてメモの名前に書かれていた人物は桑田怜恩君がホイホイっと釣られる美人の可能性が高いんでしたな」

霧切「……。」

俺(マズイマズイマズイ…!!何とかしないと…早く、何とか…考えろ!もっと考えるんだ!!)ドッドッドッ...

俺(このままじゃ舞園さんが……)

舞園「…。」

俺(くっ…だめだ。俺の頭ではもう…何も思い浮かばない…)ギリッ...

俺「ッ…」グッ

俺(頼むよ神様…。俺が本当に超高校級の幸運なら、どんな方法でも良いから彼女を助けてやってくれ…)


コンマ下二桁
91以上俺、幸運発動で逆転勝利
90以下霧切「桑田君を頃した犯人は舞園さん…貴女ね?…」

安価下

258: 2020/12/10(木) 20:00:28.74 ID:UJAP66OJ0
たあっ

262: 2020/12/10(木) 21:04:07.29 ID:pQuXHIua0
コンマ74
学級裁判場

霧切「桑田君を頃した犯人は舞園さん…貴女ね?…」

舞園「……。」

俺「なっ…!?」ドクンッ!

朝日奈「ま、舞園ちゃんが!?」

大神「桑田を…」

山田「た、確かに桑田怜恩殿は舞園さやか殿からの誘いならホイホイ乗っかりそうですが…」

俺「な、何言ってんだよ!?舞園さんが桑田君を頃すなんて、そんな事ある訳無いだろ!?」

霧切「…もういいのよ俺君。…これ以上、彼女を庇う必要は」

俺「か、庇う!?何言ってるんだよ!そんな事、俺は…」

十神「だったら何故さっきから自分を怪しませるような行動を取り続けている?」

俺「それは……」

セレス「それはなんですか俺君?」ニコッ

俺「……。」

俺「舞園さんじゃ無く…。俺が…犯人だから…」

舞園「……。」

朝日奈「俺…」

俺「そうだよ!俺が桑田君を頃したんだ!」

セレス「それだとおかしいですわね?俺君は凶器の包丁を盗まれたのでは?」

俺「ほ、本当は盗まれてなんか無い!俺が桑田君をメモ用紙を使って呼び出してこの手で頃したんだ!」

俺「皆んな間違わないでくれ!舞園さんは犯人じゃない!犯人は俺なんだ…」

葉隠「俺っち…」

江ノ島「俺…」

大神「……。」

俺「本当なんだよ…俺が、この手で…」

舞園「違います。俺君は犯人じゃありません…。私が…頃したんです…」

俺「なっ…!?ま、舞園さん?…」

舞園「ごめんなさい…。俺君は一生懸命頑張ってくれたのに…」

俺「な、何言ってるんだよ…?舞園さんの言ってる事…全然分からないよ…」

舞園「俺君…。私なんかの為に、本当にありがとう…」ポロッ

俺「舞園さん…?」

舞園「皆んな…黙っていてごめんなさい…」

舞園「私はどうしても外に出たくて…桑田君を頃したんです…。でも、こんな事になるなんて想像していなくて…」ポロポロ…

俺「何言ってんだよ!!?く、桑田君を頃したのは…」

舞園「私です…」スッ  

朝日奈「あ…。その手の傷…」

舞園手「切り傷「」」

舞園「…江ノ島さんの言ってた通り、桑田君を刺す際に自分の手を切っちゃったんですよ」

俺「ッ…!」

263: 2020/12/10(木) 21:27:25.86 ID:pQuXHIua0
学級裁判場

モノクマ「どうやら議論の結果が出たようですね」

モノクマ「それではオマエラ、お手元のスイッチでクロだと思う方に投票して下さい」

舞園「皆さん…。黙っていて、本当にすみませんでした…」ペコリッ

朝日奈「舞園ちゃん…」

不二咲「グスッ...」

江ノ島「アンタ…」

霧切「……。」

俺「違うんだ皆んな!俺が…俺が犯人なんだよーっ!!」



スロット「」ジャコッ
「舞園舞園舞園」カチャンッ
「GUILTY」
メダル「」ジャラジャラ...

264: 2020/12/10(木) 21:30:35.93 ID:pQuXHIua0
学級裁判場

モノクマ「大正解!桑田怜恩君を頃したのは舞園さやかさんでしたー!」

俺「……。」ドサッ

モノクマ「ちなみに、今回の投票は全会一致ではありませんでした。俺君、自分に投票するなんて絶望的だね~」

モノクマ「でも、多数決で救われて良かったね!うぷぷぷぷ~!」

俺「……。」

俺「……なんで」

舞園「……。」

俺「なんでだよ…舞園さん…。どうしてッ!?」

舞園「ごめんなさい…。でも、これ以上…」ポロポロ

俺「俺は君を守るって…約束したのに…」グッ

俺「なのに…なんで……何でなんだよ…」ググッ

舞園「ごめんなさい……」ポロポロ

モノクマ「はい。青春している所悪いんですが、舞園さんにはスペシャルなお仕置きを受けて貰うよ」

俺「なっ…!?」ハッ!

舞園「……。」ポロポロ..

俺「ま、待ってくれモノクマ!今回は見逃してくれ!」

モノクマ「うん?見逃す?」

俺「だって今回の事件はそっちのミスじゃ無いか!事件が起きた後にルールを明白にして!!」

モノクマ「うんうん。俺君の言い分も分かるよ。でもね、ちゃんとルールを確認する前に動いた舞園さんの方が早とちりだったんだよ」

俺「はぁ!?」

セレス「…一応、校則には他人に殺人をした事を知られてはいけないとは書いてありましたからね」

俺「だ、だけど!」

モノクマ「秩序を乱した者はちゃんと制裁を受ける。それが社会のルールでしょ?」

俺「ッ…!」

モノクマ「それじゃ行こうか」

ボタン「」ウイ-ン

俺「はっ…!舞園さん!!逃げろ!」スッ

舞園「こんな私を…最後まで守ろうとしてくれてありがとう…。俺君…」ポロポロ

俺「舞園さん!?」バッ

モノクマ「超高校級の舞園さやかさんにはスペシャルなお仕置きを用意しました」ブンッ

ボタン「」ポチッ


俺は舞園さんを守ると…どんな事をしてでも舞園さんを外に出してやると約束したのに…



舞園「…。」ニコッ

俺「…!?」ビクッ...

俺手「」スカッ
舞園手「」


───俺の手は、舞園さんに届く事は無かった…

265: 2020/12/10(木) 21:38:46.82 ID:pQuXHIua0
お仕置き場

「舞園さやかinファイナルステージ」


トラバサミ「舞園「」」

舞園「♪♪♪」タンタンタンッ



俺(巨大なトラバサミ状のステージに立たされて、超高校級のアイドルらしく完璧なステージを披露する舞園さん)

俺(右にある採点表が少しずつ上がって行く…)

20「」
19「」ピコンッ
18「」ピコンッ

俺(舞園さんのステージは完璧で、間違い無く満点になるのかと思った…。だが…)

20「モノクマ「」」ドガ-ン!!

俺(20点の場所をモノクマが破壊…。それにより、舞園さんの得点が満点になる事は一生訪れる事無く…)

採点表「」ブブ-

トラバサミ「」バクンッ!!

舞園「」グシャッ!

俺(…舞園さんはトラバサミにより、身体を2つに引き裂かれて殺されてしまった)



266: 2020/12/10(木) 21:51:27.63 ID:36dkQw3yO
お仕置き場

俺「う…うわあぁぁぁっ!!!」

朝日奈「そんな…」

大和田「ま、舞園…」ゴクリッ

葉隠「ひいぃっ!?…」チョロ...

不二咲「嫌だよ…。こんなの…」ポロポロ

俺(俺以外にも、舞園さんの処刑を見ていた他の皆んなは…)

俺(そのグロテスクで凄惨な光景に絶句し、恐怖し、泣いている人達も居た…)

モノクマ「いやあ、流石超高校級のアイドル。絶望的な良いステージだったねえ」

俺「クソッ…クソッ!!モノクマッ…」グッ

モノクマ「うんうん。分かるよ。絶望しているんだね俺君」

モノクマ「舞園さんを守ると約束したのに、守りきれなかった自分自身の弱さに」ニヤニヤ

俺「クソオッ!!!お前が、お前が居なければ!!」グッ  

俺(怒りに身体を支配された俺は、モノクマを殴り飛ばそうとした…だが…)

俺手「」グッ

俺「!?」クルッ

霧切「…今はやめておきなさい」 グッ

俺(…校則違反をしてでも殴りかかろうとした俺の手を制したのは、他でも無い俺の嘘を看破した霧切さんだった)

霧切「…貴方が本当に舞園さんの仇を取りたいのならね」

俺「ッ…」

俺手「ググッ」霧切手

俺(俺の手を制した霧切さんの手には力が入っていた…)

俺「うっ…」ウルッ

俺「クソ…。クソッ…ちくしょう……」ポロッ...

霧切「……。」

俺「うわぁぁぁぁっ…」ポロポロ...

俺(守りたかった…君の事を…最後まで……)ポロポロ...

267: 2020/12/10(木) 21:55:44.22 ID:BOUeh61LO
(そんなに仲良かったかな…?)

268: 2020/12/10(木) 22:02:59.33 ID:36dkQw3yO
俺個室内

俺(…俺達は学級裁判の後、誰も言葉を発しないまま…それぞれの部屋へと戻って行った)

ベッド「」ボフッ

俺「はぁ…」

俺(舞園さん…)



俺『どんな事をしても絶対に…絶対に外へ出してみせるから、今は俺を信じてくれ!!』

舞園『うあぁぁぁっ…あぁぁぁぁぁぁ…』ポロポロ...



俺「………約束したのに」スッ

俺手「」

俺(…舞園さんは俺の力不足により、処刑されてしまった)

俺(もっと…俺に知能があったら舞園さんを救えたのかな…)

俺(もっと…舞園さんに気を遣ってやれたら、結果は変わってたのかな…)

俺(もっと…。もっと……)

俺手「」グッ

俺「俺が…強かったら………」ポロッ...

ピンポ-ン…ピンポ-ン

俺「…うん?」

俺(誰だこんな時間に…)スタスタ

扉「」ガチャッ

霧切「……。」

俺「…うん?」

俺(霧切…さん?…)

269: 2020/12/10(木) 22:28:19.32 ID:36dkQw3yO
俺個室

俺「何の用だよ…。もしかして俺を笑いに来たのか?…」

霧切「…いいえ。違うわ」

俺「……。」

俺(…俺は正直彼女が苦手だ)

俺(異様に頭が回り、次々と証拠を提示して来た彼女さえいなければ…俺は舞園さんの事を守れてたかもしれないから…)

霧切「貴方に一つ、聞いておきたい事があったのよ」

俺「…聞いておきたい事?」

霧切「あの場では皆んな勘違いしていたかもしれないけど…」

霧切「俺君。貴方、本当は舞園さんとそこまで仲が良かった訳でも無いでしょう?」

俺「えっ……」

霧切「舞園さんと特に親しげにしていた所を見た事が無いもの」

俺「フッ…。やっぱり、よく見てるんだな…」

霧切「だけど貴方はそんな彼女を自分や他の人の命と引き換えに、自ら罪を被り助け出そうとした…」

俺「……。」

霧切「そこまで仲良くも無い相手に何故そんな行動に走れたのか、その理由だけ教えてくれない?」

俺「……。」

俺「目の前で誰かが泣いてるのに…黙って見過ごす事なんてできる訳無いじゃないか…」グッ

霧切「…それだけ?」

俺「他に何があるんだよ…。これだけで立派な理由じゃないか…」

霧切「そう……。貴方が動く理由はそれだったのね…」

俺「……。」

俺「…結局、霧切さん達に嘘を暴かれて彼女を守る事すらできなかったけどな」

霧切「……。」

霧切「…でも、私の推理が正しければ…俺君がクロだと皆んなに思わせる事ができても」

霧切「舞園さんが貴方に頼った時点で、この結果は覆らなかったと思うわ」

俺「えっ?…」

270: 2020/12/10(木) 22:43:46.24 ID:36dkQw3yO
俺個室

俺「結果が覆らなかったって…どう言う事だよ…」

霧切「舞園さんはきっと、俺君が代わりにクロだと認定されても自分から真犯人は自分だと名乗り出た筈よ…」

俺「何でそんな事が分かるんだよ…」

霧切「…そうじゃ無ければ、彼女の貴方への最後の言葉はああはならなかった筈だもの」

俺「…!」


舞園『俺君は、最後まで生きて下さいね。約束ですよ』ニコッ

俺『!?』ビクッ



霧切「…もし貴方の事がどうでもよければ、自分の氏後の事は考えて無かった筈」

俺「……。」

俺(舞園さんが俺を…?あ…)

俺「…もしかして霧切さん」

霧切「??」

俺「俺を慰めに来てくれたのか?」

霧切「……。」

俺(…あれ?何だ?意外に優しい子なのか?)

霧切「…後追い自殺とか考えて無いか確認しに来ただけよ」

霧切「でもそんな事を気にしてる感じなら大丈夫そうね」

俺「当然だよ」

霧切「…え?」

俺「だって俺は、舞園さんの分まで生きていかなきゃならないし…それに…」

俺「今度こそ約束を果たすって決めてるからな」ニコッ



霧切の好感度が2に上がった
第1章END

271: 2020/12/10(木) 22:47:35.08 ID:36dkQw3yO
俺活躍度(0%)
第一章END


1最初からやる
2次のチャプターに進む


多数決下5まで

273: 2020/12/10(木) 22:52:17.72 ID:9Dsd8wW20

288: 2020/12/11(金) 01:48:31.98 ID:ASp818uQO
希望ヶ峰学園前

俺(……良い時は何か頻繁に幸運な事が起きるんだよな)

俺(常に幸運が起きたら良いのに)

俺「でもまさか…この学園の生徒に選ばれたりするのは予想して無かったな…」ブルッ...

俺「うう…。早速緊張して眩暈がして来た…」

俺(…いや、大丈夫だ。俺も今日から超高校級の幸運なんだ)

俺(堂々と胸を張って行こう!)シャキッ

グルグル...

俺「……ん?」

グルグルグル...

俺「あ、あれ?…眩暈じゃなくて…胸を、張って────、」クラッ

グルグルグルグル...

俺「あっ……」プツンッ

俺(あれ~…?)ドサッ

俺「」




俺(この時の俺は、予想すらしていなかった…)

俺(俺がこの学園へ来たのは、超高校級の幸運では無く超高校級の不幸だったのだと…)

俺(これからこの希望に満ちていた筈の学園で行われる、絶望的な学園生活を送らなければならない事を…)

俺(今の俺は理解していないのだった……)




俺→超高校級の幸運に(ゾロ目発生時は全て99に変換)

289: 2020/12/11(金) 01:49:12.83 ID:ASp818uQO
教室

俺「……う…ん?」パチリッ

俺(あれ…?いつの間にか机で寝てたのか俺?…)ムクリッ

俺「ふわぁぁ……」

俺「ここは…教室か?何で俺、教室なんかに…」キョロキョロ

俺(おかしいな。目眩で倒れた筈じゃ…)

俺「…それにしても何だここ?変な教室だな」スタスタ

鉄板「」

俺「うおっ…!?かって…」ググッ

俺(窓にはガッチリと鉄板が貼り付けられてて、監視カメラまで設置されてる)

俺「まるで監禁されてる感じだな…」スタスタ

俺「ん?なんだこれ…」チラッ

机の上「パンフレット「」」

「入学あんない
あたらしいがっきがはじまりました。しんきいってん
この学園げオマエラのあたらしいせかいとなります」

俺「……。」

俺「オマエラ?手書きの入学案内とは斬新な…」

俺(…と言うか漢字使ってくれ。読み辛くて仕方ない)ジッ

「入学しきは8じから。たいいくかんしゅうごう」

俺「…ん?」チラッ

時計「8時10分」

俺「あっ、やばっ…。よく分からないが体育館に行かないと」スタスタ

扉「」ガラッ



廊下

紫の蛍光「」

俺(うわあ…。廊下の蛍光も趣味悪い色してるな…)

俺「体育館ってどっちだろ…」スタスタ

赤い扉「」

俺(…なんだ?あの赤い大きな扉は?)

俺「まぁ体育館では無さそうだし、スルーで良いか。今は体育館へ向かおう」スタスタ

290: 2020/12/11(金) 01:49:52.30 ID:ASp818uQO
体育館

俺(部屋の前に体育館ってプレート書いてたし、ここだよな?)

扉「」ガコッ

俺「あっ…」

他の生徒達「…。」ジッ

俺(この人達が俺と同期になる超高校級の……)ゴクリッ

頭がボンバーの男の子「あ、オメェも新入生か?」

俺「え?あ、ああ…」

色黒の女の子「へぇ。未だ居たんだ」

太い丸眼鏡の男の子「では、ここに集められた我々15人が今年の新入生って事ですかな?」

遅刻とかに厳しそうな人「君ぃ!8時集合と書いてあった筈だろう!?入学早々遅刻とはダメじゃ無いか!」

俺「ええ…」

ギャルっぽい人「だからこの状況じゃそんなの関係無いって」

俺(うっ…前情報である程度の人の事は知ってるが、皆んな超一流だけあってか、やはり個性的な面子だなあ…)

俺「あ、あのさ。皆んなも気が付いたら教室で寝てたの?」

人を見下してそうな目で見てる男の子「…フン、何回目だ。その質問は」

俺「うぐ…」

俺(確かこの人は超高校級の御曹司の十神白夜って人だったか…?何か近寄り難いな…)

俺(だけど、やはり皆んな同じなのか…。いったいどうなってるんだ?)

不良っぽい男の子「チッ…なんなんだここは?まるでオレが居た鑑別所みてーなところだ」

俺(…あの人は超高校級の暴走族…確か大和田紋土だったな。怒らせるのは不味そうだ)チラッ

辺りを観察してる女の子「……。」

俺(あの子は知らない才能の子だな…?前情報でも聞いた事無い感じだし、どんな才能を持ってるんだろ?)

辺りを観察してる女の子「…何?」

俺「あ、いや…。なんでも…」フルフル

辺りを観察してる女の子「……。」

俺「はぁ……」スタスタ

俺(流石超高校級の才能を持った人達の集まり…。只の幸運の俺なんかじゃ近寄り難い雰囲気の人ばっかりだ…)

俺「うん?」

舞園「はぁ……」

俺(あっ、同じく輪から浮いてる女の子だ……うん?)

舞園「あ…」

俺(目が合った…と言うかあれ?あの子って、超高校級のアイドルの舞園さやかだよな?…)


コンマ下二桁
00実は俺は舞園さんとは…(選択肢へ)
41以上話した事は無いが、実は中学が同じだった(舞園好感度4スタート)
40以下生で見るのは初めてだ(舞園好感度2スタート)


安価下

291: 2020/12/11(金) 01:51:48.52 ID:o/CQbJyS0

293: 2020/12/11(金) 02:22:23.49 ID:ASp818uQO
コンマ52
体育館

俺(実は俺は超高校級のアイドルでもある舞園さんとは同じ中学だった)

俺(一つの中学から超高校級が二人も出て、更に同い年で同じ高校に入学だなんて普通ならフラグか何かなんだろうが…)

俺(彼女は中学の頃から人気者で、方や俺は希望ヶ峰学園から抽選で選ばれただけの只の幸運…)

俺(……本当に中学が同じってだけで、彼女とは中学時代に一度も話した事なんか無いし)

俺(…俺の事なんて同じ中学に居たなんて覚えてすらいないんだろうな)

舞園「俺君ですよね。覚えていますよ」ニコッ

俺「えっ…!?///」ドキ-ンッ

舞園「良かった。知ってる人が居て///」

俺「い、いやでも話した事とか無かったし…」

舞園「3年間も一緒だったんですから、覚えてるに決まってるじゃないですか」ニコッ

俺(ええ…嘘だろ?舞園さんのような人気者が目立つ事の無かった俺を覚えてただなんて…)

舞園「えー。そんなに冷たい人間だと思われてたんですか?ショックですぅ…」

俺「え?あ、あれ?口に出てた!?違う違う!嬉しかったって言うか…その…」

舞園「うふふ。冗談ですよ///」ニコッ

俺「ええ….冗談かよ///」

俺(…彼女が超高校級のアイドルと呼ばれてる理由が何となく分かった気がする)

俺(こうしてちゃんてま話したのは初だけど、めちゃくちゃ可愛い…)

舞園「うふふ///」

俺(超高校級のアイドルの名は伊達じゃないな)


舞園の好感度が4に上がった

294: 2020/12/11(金) 02:31:00.31 ID:ASp818uQO
体育館

俺「でも舞園さんが一緒で良かったよ」

舞園「俺君もですか?」

俺「うん。俺もここに居る他の超高校級の人達の空気に何かプレッシャーみたいな物を感じてたからさ…」

舞園「うふふ、じゃあ私達一緒だったんですね///」

俺「う、うん…///」

十神「いつまでじゃれあっている?」

俺「え?…」

舞園「??」

十神「さっさと本題に入るぞ」

俺「…本題って?」

俺(なんだよこいつ…良い所だったのに…)

十神「何故こんな事になっている?誰かの仕業なのか?」

十神「だとしたら、それは誰だ?」

俺(確かに、入学式にしては何か変な雰囲気だが…)

江ノ島「つーか、アタシの荷物何処行っちゃったの?いつのまにか携帯も無くなったし」スタスタ

俺「あっ、そうだ携帯だ!」スッ

周りの生徒達「!!」ゴソゴソ

俺「あれ?俺のも無いぞ…?」

山田「嘘!?ウソ!?」アタフタ

大神「我の携帯もだ。奪われたと言う事か…」

腐川「こ…こんなの監禁じゃない…!」

俺「監禁…?」

葉隠「そうシケタ面すんなって。どうせオリエンテーションか何かだろ。オレの占いがそう言ってるべ」つ水晶玉

桑田「マジで!?当たるのか?」

葉隠「オレの占いは3割当たる!」

腐川「た、たった3割!?」

葉隠「うっ…」ガクッ

俺「いったい俺達のこの状況を作り出した奴は何が目的なんだ?」

霧切「…。」 チラッ

スピーカー「」キイイイン!!

俺「…うっ?なんだ?」

『アー。アー。マイクテスト。マイクテスト。大丈夫?聞こえてるよね?』

俺(何だこの不快な声…)

『えー、新入生の皆さん。今から入学式をとり行いたいと思います』

葉隠「ほれ。これが希望ヶ峰学園流の歓迎だべ」

霧切「…いえ、そうじゃない」

俺「うん?」

モノクマ「」ピョンッ

俺(何だ?こいつ…)

295: 2020/12/11(金) 02:31:34.98 ID:ASp818uQO
体育館

舞園「ぬいぐるみ…?」

モノクマ「ぬいぐるみじゃないよ。僕はモノクマだよ!」

俺「…モノクマ?」

モノクマ「オマエラの学園の学園長なのです!宜しくね?」

俺「……。」

山田「ぬぎゃぁーっ!?ぬいぐるみが動いた!?」

モノクマ「ぬいぐるみじゃなくてモノクマなんですけど?学園長なんですけど?」

俺(…コイツがこの学園の…学園長?)

霧切「…。」

モノクマ「ではでは、進行も押してるんで。起立、礼。オマエラ、おはようございます」ペコリッ

石丸「おはようございます!」ペコリッ

腐川「ヒッ!?い、言わないでよ!?」

モノクマ「えー、オマエラのような才能溢れる高校生は、世界の希望に他なりません」

モノクマ「そんな素晴らしい希望を保護する為、オマエラにはこの学園内だけで共同生活を送って貰います!」

全員「「!?」」

桑田「はぁ!?」

俺「きゅ、急に何を言って──」

江ノ島「どう言う事よ!?」

モノクマ「えー、その共同生活の期限についてなんですが…その期限は有りません!」

全員「!?」

モノクマ「つまりオマエラは、一生ここで暮らすのです」

桑田「なっ…!?今なんつった!?」

不二咲「一生、ここで…」

モノクマ「まー心配しなくても、予算は豊富だからオマエラに不自由はさせないし」

舞園「ちょっと待ってください!そう言う事じゃなくて…」

江ノ島「つーか嘘でしょ!?」

俺「まさか教室や廊下にあった鉄板は、俺達を閉じ込める為…」

モノクマ「そう。だから幾ら叫んだって、助けなんて来ないんだよ」

俺(嘘だろ?…)

296: 2020/12/11(金) 02:33:23.84 ID:ASp818uQO
体育館

セレス「…その話が本当だったら困りますわね。学校でずっと暮らすだなんて無理ですもの」

モノクマ「おっほん。そこで、そんな学園から出たいと言う人の為にあるルールを設けました」

十神「…ルールだと?」

モノクマ「頃し方は問いません。トウっ」ピョンッ

俺「頃し方って?えっ…?」

モノクマ「誰か頃した生徒だけが、ここから出られる。それだけの簡単なルールなのです」シュタッ

俺「は?…」

モノクマ「殴殺、刺殺、撲殺、斬殺、焼殺、圧殺、絞殺、呪殺!」

モノクマ「うぷぷぷぷ!こんな脳汁迸るドキドキ感は、さては人間を襲う程度じゃ得られませんなぁ~」

舞園「ッ…」ビクッ!

モノクマ「希望同士が頃し合う絶望的なシチュエーションなんてドキドキする!」

モノクマ「ハァ…ハァ…///」

桑田「マジかよ…」

舞園「どうして私達が頃し合わなきゃならないんですか!?」

山田「そうだ!ふざけた事ばかり言うなー!さっさと家に返せー!」

モノクマ「ばっかり?ばっかりってなんだよ?ばっかりって!」

山田「ヒョッ!?」ビクッ

モノクマ「いいか?これからはこの学園がオマエラの家で有り、社会で有り、世界なんだ」

モノクマ「やりたい放題やらしてやるから、殺って殺って、殺りまくれっつーの!!」スタスタ

俺「ッ……」


1ふざけるな!お前の言う事なんか誰が聞けるか!(モノクマを捕まえる)
2(突然訳が分からないが、こんな時は逆に落ち着かないと…。今はとにかく冷静に状況の把握から始めよう)
3(……この中の誰かを殺せば、外へ出られるのか)


多数決下3まで

297: 2020/12/11(金) 02:35:08.94 ID:S35yUq4/0
2

301: 2020/12/11(金) 17:47:15.98 ID:iFIKfTIWO
体育館

俺(突然訳が分からないが、こんな時は逆に落ち着かないと…。今はとにかく冷静に状況の把握から始めよう)

俺「皆んな!とりあえずここは手分けして出口を探して「「頃し合いをしろだぁ!?」」

俺「あっ…お、大和田君…」

大和田「テメェの悪ふざけは度が過ぎんぞ!!」ズンッ

モノクマ「悪ふざけ?それって君の髪型の事?」

大和田「ンだとクソがぁっ!?」モノクマ「」ガシッ

俺(げっ…。流石超高校級の暴走族…。モノクマって奴を捕まえた…)

大和田「ラジコンだか縫いぐるみだか知らねーがバッキバキに捻り潰してやんよ!」グッ

モノクマ「わー!学園長への暴力は拘束違反だよー!!」

モノクマ目「」ピコ-ンピコ-ンピコ-ン

俺「…うん?」

大和田「んだよ。この音…」

霧切「あっ…」

モノクマ「」ピキ-ンピキ-ン!!

霧切「危ない!!投げて!!」

大和田「…あん?」

霧切「いいから早く!!」

大和田「チィッ!!」ポイッヒュ-ン..

モノクマ「」ピインピインピインッ!!

モノクマ「」ドガ-ン!!

大和田「なっ…!?」

他の生徒達「」ビクッ!

大和田「爆発しやがった…」

俺「…。」

霧切「……。」

俺(あのモノクマって奴が爆発したのも驚いたが…)

俺(…あの霧切って子、一瞬でさっきの中身を爆弾だと見抜いたのか?…凄い洞察力だ)

俺(いったいどんな才能の持ち主なんだろう…)

302: 2020/12/11(金) 21:36:58.64 ID:oEr64cC70
体育館

不二咲「あのぬいぐるみ氏んだの?…」

『ぬいぐるみじゃなくて、モノクマ!』

モノクマ「じゃーん」ピョ-ン

大和田「て、テメェ!」

俺(また出てきた…。つまりコイツは幾らでも代えがあると言う事か…)

モノクマ「今のは警告だけで許すけど、今後拘束違反者を発見した場合。今みたいなグレートな体罰を発動しちゃうからね」

俺「…次からは頃すと言う事か?」

モノクマ「運が悪いと氏んじゃうかもね。うぷぷぷぷ」

俺「くっ…」

モノクマ「ではでは入学式はこれにて終了となります。豊かで陰惨な学園生活をどうぞ楽しんで下さいね」ウイ-ン...

周りの生徒達「…。」ビクビク

セレス「この中の誰かを殺せば、ここから出られると言う訳ですね」

石丸「そんな馬鹿げた話…!」

不二咲「ねぇ…嘘だよね?…」ウルウル...

十神「フン、嘘か本当かが問題ではない。オレ達の中に、その話を本気にする奴がいるかどうかだ」



『あ、そうそう。そこの生徒手帳は一人一つずつ受け取っておいてね』

『校則の事とか色々書いてあるから、しっかり読んでおくように』


俺「生徒手帳…?」

303: 2020/12/11(金) 21:41:09.85 ID:oEr64cC70
体育館

葉隠の電子手帳「」ピコ-ン

葉隠「かっけーなこの電子手帳。アリかもしれん」

俺「…。」

俺の電子手帳「」ピコ-ン

俺(俺…超高校級の幸運。身長、体重…)

俺(いつの間に個人情報を盗まれたんだ?…)



大神「はー…フン!」ブウンッ

鉄のシャッター「」バシッ

大神「我の力でも無理だ…」

大和田「こっちもだ」スタスタ

俺「体育館には脱出口は無しか…」

石丸「諸君!希望を捨てちゃダメだ!きっと何処かに脱出できる糸口がある筈だ!」

朝日奈「うん!ここでクヨクヨしていても、何も解決しないもんね!」

大神「…そうだな」

桑田「しゃーねえ、皆んな探索すっぞ」

俺「うん。ここは手分けして出口を捜索するのが一番良いと思う」

十神「オレは一人で行くぞ」

俺「えっ…?と、十神…君?…」

江ノ島「どーしてよ!?」

十神「この中には既に他人を殺そうと目論んでる奴が居るかもしれんからな」スタスタ

舞園「そんな事…」

十神「無いとは言い切れん筈だ」スタスタ

舞園「…。」

俺(…確かに、可能性はゼロでは無いだろうけど)

304: 2020/12/11(金) 21:49:46.13 ID:oEr64cC70
体育館

十神「……。」スタスタ

俺(超高校級の御曹司って、協調性とか無いんだ…」

俺「あ…」

大和田「待てゴラア!そんな勝手は許さねーぞ?」タッタッタッ

俺(また大和田君が…)

十神「どけよプランクトン」

大和田「…あぁん?転がされてーみてーだな」ポキポキ

俺「……。」

俺「何をやってるんだあの二人は…」

舞園「あ…」


1こんな時に争ってる場合じゃないだろ?(勇気のある俺が止めに入った)
2こんな時に俺達で争うなんて馬鹿すぎるだろ…。あいつら…(馬鹿にしながら傍観した)
3……こわ。触らぬ神に祟り無し。俺は関わりたく無い(怯えながら見守った)


多数決下3まで

307: 2020/12/11(金) 21:53:02.36 ID:GzsQaexnO
1

309: 2020/12/11(金) 22:23:13.81 ID:oEr64cC70
体育館

俺「仕方ないな…」スタスタ

舞園「お、俺君やめた方が…」

俺「大丈夫さ俺なら」

舞園「えっ…?」

俺「二人とも、こんな時に争ってる場合じゃないだろ?」

十神「…うん?」チラッ

俺「落ちつけ大和田君。その手を引っ込めろ。今は先ず、全員で協力する事が大事なんだよ」

大和田「あ…?」

舞園(臆する事無くあ、あの人達の間に堂々と…。凄い勇気…俺君…)ゴクッ

大和田「お前、今綺麗事言ったな?」ギロッ

俺「言ったが?」

大和田「俺に教えを説くっつーのか!?」

俺「頭に血が上り過ぎだ。少しは落ち着いて話を──」

大和田「うっせえ!!」ブウンッ!!

大和田拳「」ビュオンッ!

俺「…!」

舞園「キャアッ!?」



コンマ下二桁
00俺「北斗神拳は無敵だ」
71以上そこそこ喧嘩慣れしていた俺、見事に受け止めた(大和田好感度+2、不二咲好感度+1)
11~70見掛け倒しだった俺は殴られて見事に吹っ飛び、見事に気絶した…(舞園好感度5に上昇)
10以下スペランカー俺、殴られたショックで…


安価下

310: 2020/12/11(金) 22:24:11.91 ID:JAnEHQL70

318: 2020/12/12(土) 02:28:00.54 ID:5T6mqP2d0
コンマ91
体育館

バチイッ!!

大和田「なっ…!?」ググッ

俺「ッ……」ググッ...

俺手「大和田拳「」」ガシッ

大和田(と、止められただとっ!?まさかこんな奴に!?)

俺「……。」グイッ

大和田「うおっ!?」グッ

俺「…これで気は済んだか?」

大和田「へへっ…。オレの拳を受け止めるたぁオメェ、見掛けに寄らずなかなかやるじゃねえか…おもしれぇ」ニヤッ

俺「……。」

大和田「…お前、いったい中学の頃に何をやってやがった?」

大和田「ただ幸運なだけでここに来れた訳じゃねえな?」

俺「…そんな事は今はどうでも良いだろ?今は皆んなで協力して脱出方法を探すのが先の筈だ」

大和田「フン…だったらオレじゃなくコイツに言えよ」チラッ

十神「…。」

俺「…十神君。君の言ってる事も分かる。俺達は会ったばっかりで、未だお互いの事をちゃんと信用できないって言うのは」

十神「フン…意外だな。お前のような奴がオレの言っている意味を理解しているとは」

俺「それでも俺達は今は協力すべきだと思う…。こんな非日常の事が起きているんだから、協力しないと脱出方法なんて簡単に見つからない筈だ」

十神「……。」スタスタ

大和田「おい十神!!」

俺「いやいいんだ大和田君」

大和田「だけどあんな単独行動されちゃ、バラバラになるだけじゃねえかよ」

俺「さっきも言っただろ?皆んな未だお互いの事をよく知らないんだ…」

俺「だから今は単独行動で捜索して貰っても構わない」

俺「でも後で必ず皆んなで集まって、見つけた事を報告しあおう!」

十神「フン…」スタスタ

扉「」バタンッ

俺「ふう……」

俺(一先ず争いは止めて、伝えたい事は伝えた。後は皆んな次第だろう)

不二咲「……。」ジッ

不二咲(す、凄いや俺君…。優しそうな印象だったけど、大事な場面じゃ勇気もあるし、強いし…)

不二咲(どんな人にだって臆する事無く自分の意見を言えるんだ…)

不二咲(格好良いなぁ…///)



大和田の好感度が3に上がった
不二咲の好感度が3に上がった

319: 2020/12/12(土) 02:53:48.44 ID:6egJDyaWO
体育館

俺「他の皆んなも、未だお互いの事をよく知らないのに他人を信じるのは厳しいよな?」

周りの生徒達「…。」シ-ン...

俺(だろうな…)

俺「じゃあここはとりあえず一旦解散でそれぞれ脱出口を捜索しよう」

セレス「では、お言葉に甘えさせて頂きます」スタスタ

俺「あ、ああ…」

霧切「……。」スタスタ

俺(十神君の次に出て行ったのは、セレスさんと霧切さんだった)

朝日奈「私達は教室とかの窓を調べて、鉄板が外せそうな場所を探しに行ってみるよ」スタスタ

大神「うむ…」スタスタ

俺(続いて朝日奈さんと大神さんも出て行き…)

山田「では僕は生徒手帳に記されている寄宿舎の方を見に行ってみますかな」スタスタ

大和田「オレはもっかい玄関を見に行ってみるか」スタスタ

桑田「オレはこの学園内をぶらついてみるかな」スタスタ

俺(山田君、大和田君、桑田君も出て行き…)

石丸「俺君。捜索の報告をし合う場所はこの食堂と言う場所が適していると思うぞ」スタスタ

俺「食堂?ああ…何か広そうな場所があるな…。じゃあそこで良いかな?」

石丸「うむ。では僕は皆んなに1時間後に食堂へ集まるよう伝えてこよう」スタスタ

俺(そう言って石丸君も出て行き…)

俺(体育館に残されたのは…)

舞園「あ…」

俺(同じ中学だった舞園さんと…)

不二咲「え、えっと…」

俺(どうすれば良いのか分からず狼狽えてる不二咲さんと…)

葉隠「皆んな心配し過ぎだって。どうせ入学式のドッキリか何かだし、焦る必要なんかねーべ」

俺(…未だにこの状況を飲み込めてない葉隠君と)

江ノ島「あたしパス。捜索とかめんどいし皆んなが代わりにやって」

俺(ギャルらしく面倒くさがって動かない江ノ島さんが残っていた)

俺「……。」


1舞園さん。とりあえず俺と一緒に捜索しようよ
2…仕方ない。とりあえず俺も一人で捜索に行こう
3とりあえず体育館に残ってる全員に一緒に行かないかと声を掛けてみる


多数決下3まで

320: 2020/12/12(土) 03:42:52.67 ID:KbKibt7wO
3

327: 2020/12/12(土) 14:19:17.43 ID:6egJDyaWO
体育館

俺(…一応声だけはかけてみるか)

俺「とりあえずここに残っても、何も動きなんか無いだろうし動こうよ皆んな」

江ノ島「…。」

葉隠「…。」


江ノ島好感度1
コンマ下二桁
91以上ついて来てくれた
90以下尚も興味無し

安価下


葉隠好感度1
コンマ下二桁
91以上付いてきてくれた
90以下尚も興味無し

安価下2

腐川好感度1
コンマ下二桁
91以上端に隠れてた腐川を見つけた
90以下腐川は居なかった

安価下3

328: 2020/12/12(土) 14:27:08.09 ID:MCS/VVa5o
突然の好感度判定はキツいっす

329: 2020/12/12(土) 14:31:14.82 ID:PxfkWh7bO
はい

330: 2020/12/12(土) 14:31:47.46 ID:QSBzpJ3JO
1割はムリぽ

335: 2020/12/12(土) 17:04:09.29 ID:5T6mqP2d0
コンマ09
コンマ82
コンマ46
体育館

江ノ島「だーかーら。捜索はアンタ達が勝手にやりなって」

葉隠「めんどくさいべ。だってこれ単なるオリエンテーションだし!」

俺「……。」

俺「はぁ……」

俺(この二人を連れ出すのは無理だな…)チラッ

俺(なんかもう一人居たような気がするが…気の所為か)

俺「不二咲さんはどうする?」

不二咲「ぁ…僕は…」キョロキョロ

俺(…不二咲さんって僕っ子なんだ)

江ノ島「ったく携帯電話取られるとかマジ最悪なんだけど」

葉隠「よし。こんな時は占いでもやるか」

不二咲「誘ってくれたけどごめん俺君…。僕もここに残るよ…」

俺「そ、そっか…」

俺(周りの空気に流されちゃったか…)

俺(…まぁ確かに俺だけしか捜索派は居ないしな)

俺「舞園さんはどうする?」

舞園「あ、私は…」

俺(彼女がダメなら一人で先に食堂の様子でも見に行くか…)


舞園好感度4
コンマ下二桁
61以上舞園だけは一緒に来てくれた(舞園好感度5に上昇。舞園が助手に)
60以下舞園も残ったので俺一人で食堂を見に行った


安価下

336: 2020/12/12(土) 17:05:06.13 ID:vXkf5f9O0
おりゃ

339: 2020/12/12(土) 22:52:03.43 ID:6egJDyaWO
コンマ13
体育館

舞園「すみません…。私も残ります…」

俺「うっ…」

舞園「ごめんなさい…」

俺「いや…」

俺(舞園さんまでこの空気に飲まれてしまうなんて…)

俺(こんな事なら最初から舞園さんだけ誘って、さっさと捜索に行くべきだったか…)

俺「分かった…。じゃあとりあえず1時間後に食堂って所に集まって、報告会の予定だから」

俺「脱出口が見つからなかったら、ここにいる皆んなも一旦そこで」スタスタ

舞園「分かりました…」

俺(とりあえず俺は集まる予定の食堂とやらを先にどんな場所なのか見に行ってみるか)スタスタ



食堂内

俺「ここが食堂か」スタスタ

俺(長机にわざわざ人数分の椅子が用意されてある。報告会には適してるな…)

監視カメラ「」

俺(監視カメラ…校内の至る所につけられてるな。確か壊すのは校則違反だったか…)

俺「奥は厨房かな?ついでに厨房も調べてしまおう」スタスタ



調理室

俺「うわっ。凄い量だな…」

棚に大量に置かれた果物や野菜「」

俺「…腐っては無いのか?」

モノクマ「失礼な!全て新鮮な物だよ。衛生面はバッチリだから安心して!」

俺「なっ…!?も、モノクマ!?」ビクッ

340: 2020/12/12(土) 23:02:25.13 ID:5T6mqP2d0
調理室

モノクマ「冷蔵庫の中身だって毎日補充されるから、食糧が尽きる心配も無いね」

俺「……。」

モノクマ「でも俺君。集合時間1時間前にこの場所に来てどうしたの?」

俺「別に良いだろ。何でも…」

モノクマ「一人で居たら、襲われて殺されちゃうかもしれないよ?」ニヤッ

俺「そんな訳あるか」

モノクマ「それとも、逆に誰かを襲う為の道具でも探しに来たのかな?」チラッ

俺「うん?…」チラッ

並べられた包丁「」

モノクマ「上手くやれば一突きで殺せるよ」

俺「……。」ゴクリッ

モノクマ「うぷぷぷぷ。でも証拠は残らないようにね」

俺「…どう言う事だ?」

モノクマ「残念ながら未だ秘密だよ。とりあえず今言える事はよく校則をよく確認しておくようにって事だけかな?」

俺(校則をよく確認…)

モノクマ「それじゃあね」タタタッ

俺「…何しに来たんだあいつは?)」

俺「……。」チラッ

包丁「」

俺(綺麗に研がれた包丁セットが4本あるな)


モノクマ『一人で居たら、襲われて殺されちゃうかもしれないよ?』ニヤッ


俺「……。」

俺(食堂には未だ誰も来ていない。今なら包丁を1本持って行ったとしても誰にもバレる事は無さそうだが…)


1護身用に1本だけくすねておくか…
2いいや、俺は皆んなを信じる!護身用の武器なんて必要無い


多数決下3まで

341: 2020/12/12(土) 23:09:56.57 ID:OlU3nV+PO
2

345: 2020/12/13(日) 13:41:18.48 ID:KXTzqg8HO
調理室

俺「いいや、俺は皆んなを信じる!」フルフル

俺(だから護身用の武器なんて必要無い)クルッ 



食堂

俺(それからもう間もなくして、皆んなが約束通り食堂へと集まってきた)

俺(…つまり、全員で手分けして学園を捜索してみたがそう簡単には出口は見つからなかったと言う事だな)

石丸「それではこれより第一回定例会議を開始する!」

朝日奈「私は大神さんと一緒に出口を探してみたけど、何処も鉄板が閉まってて駄目だったよ」

大神「うむ…」

山田「各部屋に設置されてたベッドは快適でしたな。監視カメラがある事を除けば、ですが…」

大和田「オレは玄関ホールを見に行ったがやはりダメだな。頑丈にロックされてやがる」

俺「調理室や冷蔵庫にはかなりの食糧が用意されてたな」

山田「しかし15人分の食糧となるといつまで持つやら…」

俺「いや、それは補充されるから大丈夫だってモノクマが言ってたな」

江ノ島「会ったの!?」

俺「ああ、直ぐにどっかに行ったが…他に何か見つけた人は?」

他の生徒「…。」 シ-ン...

桑田「クソー!結局脱出方法は見つからずか」

十神「だが一つだけはっきりしたな。オレ達は完全に閉じ込められたと言う事が」

舞園「そんな…じゃあずっとここで暮らすしか無いんですか?」

セレス「適応すれば良いのです」

俺「適応?」

セレス「ええ。そうすればここでの生活も苦にはなりませんわ」

山田「監視カメラがある部屋で適応はなかなか…」

セレス「そこで、皆さんに提案があるのですが」

俺「…えっ?」

346: 2020/12/13(日) 14:33:54.24 ID:KXTzqg8HO
俺個室

ベッド「」

俺「校則とは別に、外出禁止の夜10時以降は夜時間を設ける…か」

俺「別に俺は夜中、外出禁止は構わないが皆んなもちゃんと納得してるのかな…?」

俺「…。」チラッ

監視カメラ「」

俺(本当にこんな環境で適応なんてできるのか?カメラの下で生活とかストレス半端無さそうだぞ…?)

俺(だから既に外に抜け出したいと不満を持った奴が居ても何らおかしくないが)

俺(その為に誰かを頃すのかどうかは置いといて…)

俺「明日は誰かにこの状況をどう考えてるのか聞くために話しかけてみるかな」

俺(先ずは男か女、どちらに話しかけてみよう?)


1男
2女

多数決下3まで

347: 2020/12/13(日) 14:41:17.45 ID:YlZTe9uL0
2

350: 2020/12/13(日) 18:22:20.63 ID:/Fd15JR6O
俺部屋

俺(まぁ監禁されてるって言っても、男はそんなに直ぐ動揺する事は無いだろうから…)

俺(…やはり参考にするなら女の子だよな)

俺(しかし誰に声を掛けてみるか…)

俺(中学が同じだった舞園さん以外ほぼ全員未だほんの少し話した程度なんだよな…)

俺(…いや、舞園さんも中学が同じでも話したのはこの学園に来てからだが)

俺(とにかく俺の印象だと今のところは誰も、人を頃してまで外に出たいって人は居ないように見えたが…)

俺「とりあえず誰に声をかけてみるかな?」



1舞園(好感度4)
2朝日奈(好感度2)
3大神(好感度2)
4セレス(好感度1)
5霧切(好感度1)
6江ノ島(好感度1)
7不二咲(好感度3)
8腐川(好感度1)


多数決下3まで

355: 2020/12/13(日) 21:19:00.98 ID:O8zF71mi0
廊下

俺「大神さん」

大神「俺か…。我に何か用か?…」

俺「あ、ああ…。時間があったら少し話しでもしてみたいなって思って…」

大神「…。」

俺(彼女は超高校級の格闘家…大神さくら。霊長類最強の人間だとネット情報で見た…)

俺「…厳しかったら別に良いんだけど」

大神「いや、良いだろう…。我もちょうどトレーニングの休憩をしようと思っていたところだ」

大神「偶にはゆるりと茶を飲みながら語り合うとしようか…」

俺「ありがとう…」スタスタ

俺(一応、話には付き合ってくれるみたいだ)



食堂

俺「大神さんってこんな時でもトレーニングするんだな…。さすが超高校級の格闘家だよ」

大神「どんな状況に陥ろうと、我はトレーニングを怠った事は無い…」

俺「ええ……」

大神「……。」

俺「超高校級の格闘家の肩書きを維持するのって大変なんだ?」

大神「そうではない…」

俺「…え?」

大神「我は…肩書きに拘っている訳では無い…」フルフル

俺「…どう言う事?」

356: 2020/12/13(日) 21:28:55.56 ID:O8zF71mi0
食堂

大神「我が目指すは超高校級の格闘家ではなく、地上最強…」

俺「地上最強…?」

大神「うむ…」

俺「……。」ジッ

大神筋肉「」ムキムキッ

俺(言うだけはありそうだ…)

俺「…ネットで見たけど、確か既にレスリングのメダリストやボクシングの世界チャンピオンにも勝ってるんだよな?」

大神「ああ…」

俺「…既に地上最強なんじゃない?」

大神「いいや…。未だだ…」

俺「未だ?…」

大神「我には未だ、超えなければならない者がいる…」

俺「超えなければならない者…?それって大神さんより強い人が未だ居るって事…?」

大神「……。」

俺(…あれ?地雷だった?)

大神「そう言えば、俺も武の道に経験があるようだな」

俺「え?」

大神「昨日の体育館での出来事だ…」

俺「ああ…」

大神「並みの人間ならばあの場で即座に大和田の拳に対応するなど不可能だ…」

俺「……。」

大神「お前も何か武道を学んでいたのか?」

俺「俺は…」


1いや、単に中学の頃よく喧嘩とかしてたから、ああ言う対応には慣れてただけたよ
2将来はプロボクサーを目指した頃もあったな…
3実は俺も地上最強を目指している。大神さんに地上最強の座は渡さない


多数決下3まで

357: 2020/12/13(日) 21:30:23.21 ID:8qUVlbCR0
3

360: 2020/12/13(日) 22:25:03.85 ID:/Fd15JR6O
食堂

俺「実は俺も地上最強を目指している」

大神「何…?」ピクッ

俺「大神さん、君に地上最強の座は渡さない」

大神「……。」

俺「……。」

大神「フッ…」

俺「まぁ冗談なんd」

大神「面白い。ならば手合わせ願おう」

俺「……えっ?」


体育館

俺「……。」

大神「……。」

俺(…いや、大神さんと地上最強の座をかけて勝負って…何でこうなった)

大神「俺よ。貴様も地上最強を目指すので有れば、我を超えてみせよ…」ゴゴゴ...

俺(…何かオーラみたいな物が見えるんだが)

大神「行くぞッ!!」ダッ

俺(…いや、大丈夫かこれ?)


コンマ下二桁
00実はある少女に少しだけ時を止める能力を教わっていた俺、大神を返り討ちにする
99超高校級の幸運が発動し、なんと壁に穴を開けてしまう(脱出END)
91以上実は一子相伝の暗殺拳の伝承者だった俺。大神と戦いながら暗殺拳の記憶を思い出す(大神好感度6に上昇)
61~90流石に大神には全然叶わなかったよ…(大神の好感度4に上昇)
21~60大神と戦うには実力不足だった俺。攻撃が直撃し、数日間昏睡させられてしまう…
20以下実は今までは何もかもまぐれだった俺。大神の攻撃が直撃して肺が潰れてしまった…


安価下

361: 2020/12/13(日) 22:29:08.55 ID:J5N+s8Kx0
アカン(アカン)

363: 2020/12/13(日) 22:30:39.50 ID:xteBfXak0
脱 出 E N D

366: 2020/12/13(日) 22:32:15.13 ID:spgds+JZO
ゾロ目は99だからエンドいって草

370: 2020/12/13(日) 22:57:38.95 ID:xteBfXak0
ある意味これも全員生存エンドやぞ

376: 2020/12/14(月) 09:43:41.98 ID:3wYxtb080
コンマ55(ゾロ目なので99)
体育館

大神「ぬおおっ!!」ブウンッブウンッ

俺「ッ…!」サッ

大神拳「」ビュオンッ!
大神蹴り「」ブオンッ!


───俺は彼女の攻撃を紙一重で避けていた


大神「我の攻撃をここまで躱すとは、地上最強を簡単に口にするだけはあるようだな…」ブオンッブオンッ

俺「ぐっ…!?」

俺ほほ「」バシュッ!
俺足「」ブシュッ!


───しかし、そう何度も避ける事はできず徐々に被弾し身体の節々から血飛沫が上がっていく


俺(だけど、悪い気分じゃない…。寧ろ……)

大神「ぬうんっ!!」蹴り

俺「ぐっ…」ガッヒュ-ン

壁「」ドゴ-ンッ!

俺「ッ…!」

大神「どうした…?攻撃してこぬのか?」

俺「…いいや、思い出していたんだ」パンパン

大神「むっ…」

俺「俺は大神さんと戦った記憶は無いのに、何故かこの身体は貴女と闘った事があるのだと」スッ

大神「フッ…奇遇だな。我も同じ事を思っていた」

俺「決着をつけよう」

大神「うむ…」スッ

俺「……。」スゥ...

大神「……。」スゥ...

俺「ほおあっちゃーッ!!」ブウンッ

大神「ぬうおおおっ!!」ブウンッ


──お互いの全身全霊の拳が交差する。これで決着かに思われていた。だが…


大神「ぬっ…待て」ピタッ

俺「…え?」ビタッ

俺(何だ?折角良い所だったのに…)

大神「お主が先程激突した壁を見てみよ…」スッ

俺「壁?」クルッ

俺「あ……」

どでかい穴「」

俺(なんと俺が激突した衝撃で壁に穴が開いていた……)

378: 2020/12/14(月) 14:03:31.92 ID:YCEBxPNOO
体育館

朝日奈「ほ、本当にここから外に出られるのかな…」

霧切「…外から光が見えるから間違い無いでしょうね」

桑田「つーかこんな方法で脱出なんてアリなんか?…」

葉隠「やっぱり全てドッキリだったんだべ。はっはっはっはっ」

十神「この穴が罠…と言う可能性は未だ拭い切れないがな」

腐川「わ、罠!?もしかしてこの穴に入ると出られ無いとか!?…」

俺「いや、そんな訳無いよ。この場所だけは多分ピンポイントで老朽化していたんだ」

俺「そこに俺が当たった衝撃で崩れたんだと思う」

山田「いやいや、そんな幸運な事ありますかな…」

不二咲「でも俺君は超高校級の幸運だし…」

セレス「フッ…とんだチート能力ですわね。まぁ、とにかくこの穴から外へ出てみましょうか」

江ノ島「ちょ、ちょっと待って!」

大神「どうした…?江ノ島盾子よ…」

江ノ島「い、いや…何かこの穴怪しいって絶対…」

大神「怪しい…?」

江ノ島「う、うん。何かここからは出ない方が良いような気がすると言う可能性…」

俺「じゃあ残りたい人は残ったらいいんじゃない?」

江ノ島「…え?」

俺「皆んながどうしようか強制はしない。でも、折角見つけた外へ出られる出口なんだし、俺はここから外へ出てみるよ」スタスタ

霧切「私も行くわ…」スタスタ

舞園「あっ…わ、私も行きます!」スタスタ

セレス「こんな場所に閉じ込められているよりマシですからね」スタスタ

葉隠「そうだべ。流石にそろそろ外の空気も吸いたくなって来たしな」スタスタ

大和田「こんな鑑別所みたいな場所、さっさと出たかったしな」スタスタ

腐川「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!あたしを置いて行かないでよ…」スタスタ

十神「どうやら、残るのはお前だけのようだな」スタスタ

江ノ島「う…」

「ちょーっと待った!!」シュタッ

俺「うん?モノクマ…?」

モノクマ「ちょっとちょっと!壁に穴を開けて出るなんてルール違反じゃないか!」

379: 2020/12/14(月) 14:28:11.31 ID:YCEBxPNOO
体育館

俺「そんな事言われても、出口を発見しちゃったんだし…」

モノクマ「こんな通常では有り得ない方法で脱出なんて僕は認めません!!」

霧切「でも校則には監視カメラを破壊してはいけないとあっだけど、壁を破壊してはいけないとは書かれていなかったわ」

モノクマ「うぐっ…」

十神「どちらにせよ外への出口は見つかったんだ。これ以上オレ達がお前に従う必要は無いな」

セレス「会ったばかりでしたが、さようなら。貴方の計画は台無しになり残念でしたね」

モノクマ「……。」

俺(お?諦めたのか?)

モノクマ「…でもさぁ、本当に良いの?」

舞園「本当にって何がですか?…」

モノクマ「このまま何にも分からず、何にも知らず…その状態のまま外へ出た所で結局君達は直ぐ氏ぬだけになると思うけどね」

桑田「あ?意味が分かんねえ。何で外へ出たらオレ達が氏ぬ事になるんだよ」

モノクマ「理由を知りたかったら、ここに残る事だね…うぷぷぷぷ」

俺「どうせ皆んなを外へ出させない為の只のハッタリだろ。俺達は何と言われようとここには残らないぞ!」

山田「そうだそうだ!」

モノクマ「ふーん…あ、そう。ならもう外へ出たら?さいなら」

俺「ああ。じゃあな」スタスタ

俺(モノクマの引き止め方が意外にも随分あっさりしていた事が意外だったが…)

俺(俺達は最後まで外へ出る事を渋っていた江ノ島さんを除いて全員希望ヶ峰学園を後にした)





江ノ島「じゅ、盾子ちゃん…。皆んな出て行っちゃったけど…」

モノクマ「……。」

モノクマ「うぷぷぷ…。僕はちゃんと引き止めたからね…」

江ノ島「…え?」

モノクマ「学園長の言う事に従えない悪い生徒は、全員何も分からずに絶望的に氏んで貰うしか無いね」

モノクマ「うぷぷぷぷ…アッハッハッ!!」

382: 2020/12/14(月) 17:06:45.05 ID:YCEBxPNOO
希望ヶ峰学園前

桑田「お、おい…」

朝日奈「どうなってんの…」

山田「あわわわわ…」

腐川「な、何よ…。これぇ…」

不二咲「こ、怖いよ…」

俺「……。」ゴクリッ...

俺(俺達が出た外の世界は言うなれば世紀末のような世界…)

俺(空は汚染されているのか淀んだ色をし、周りのビルは倒壊し、人が道端に氏んでいて…)

暴徒「うおあぁぁぁっ!!」ブウンッ
車「」ガシャンッゴシャッ

俺(暴徒達がそこらで暴れ回り……絶望した光景が広がっていた…)

セレス「これはいったい何がどうなっているのでしょう…?まるで世界の終わりですわ…」ゴクリッ...

葉隠「そうだ…。これは夢だべ…。オレ達は未だ学園の中に居て…」

大神「しっかりしろ…。これは紛れもなく現実だ…」

十神「フン…。だが世界がどうなろうと、十神財閥さえ無事ならば幾らでもやり直しは可能だ」

不二咲「ほ、本当…?」

霧切「…残念だけど、そうはいかないみたいよ十神君」

十神「何…?」

霧切「落ちていた新聞に、十神財閥関係者は十神君を残して全員氏亡したと書かれてあるわ」スッ

新聞紙「」

十神「なっ…!?ば、馬鹿な!?」ガクッ

舞園「あ、あの…。皆さんの家族とかは…」

朝日奈「ああっ!そ、そうだ!」

不二咲「だ、大丈夫かな…」

山田「そうでした!このような所で立ち止まっている場合では…」

俺「あ…皆んな!待ってくれ!」

全員「」タッタッタッ...

俺「あ……」

俺(舞園さんの一言により、皆んなが自分の家や帰る場所へ向けて散り散りになってしまった…)

383: 2020/12/14(月) 18:14:33.31 ID:YCEBxPNOO
希望ヶ峰学園前

俺(皆んな自分の帰るべき場所へ帰って行った…)

俺「仕方ない…。俺も一旦家に帰るかな…」

霧切「ねえ、確認したいんだけど」

俺「あ…霧切さん?」

俺(…彼女だけ未だ残って居たのか)

霧切「私達がこの学園に来たのって、昨日の事よね」

俺「あ、ああ…。俺の記憶ではその筈なんだが…たった一日でこうなるなんておかしくないか?」

霧切「…そうね。でも、大体分かって来たわ」

俺「分かって来たって何が?…」

霧切「私達の記憶と外の世界は時間のズレが起きている…」

俺「時間のズレ…?」

霧切「…ええ。多分ね」クルッ

俺「あ、おい。何処へ行くんだ?」

霧切「もう一度学園に戻る」

俺「はぁ!?」

霧切「この謎を解明する為には、学園へ戻らないと解明できないような気がするの」

霧切「それに…」

俺「それに…?」

霧切「…いえ、何でも無いわ。さよなら」スタスタ

俺「あ……」

俺(そう言って、彼女は出て来た道を通り学園へと戻って行った…)

俺「……。」

俺「俺は……」


1霧切さん一人じゃ心配だ…。仕方ない…俺ももう一度学園へ戻ろう…
2…俺はとりあえず家に帰って、家族の安否を確かめに行こう


多数決下3まで

384: 2020/12/14(月) 18:16:37.41 ID:Ww9teR1EO
1

388: 2020/12/14(月) 21:46:51.41 ID:3wYxtb080
希望ヶ峰学園前

俺(霧切さん一人じゃ心配だ…)クルッ

壁の穴「」

霧切「…。」スタスタ

俺「見捨てるなんてできないよな…」

俺(仕方ない…俺ももう一度学園へ戻ろう…)タッタッタッ

俺「待ってくれ霧切さん!」

霧切「俺君…?」クルッ

霧切「…何故貴方までついて来たの?」

俺「何故って…霧切さんが心配だからだろう?」

霧切「心配…?私と貴方は昨日会ったばかりで、マトモに話した事すら無かった筈よね?」

霧切「貴方には私の事よりも優先すべき事があるんじゃ無いの?」

俺「それは確かに、そうなんだけど…」

霧切「……。」

俺「でも何故かな…。君の事が心配なんだ。何よりも…」

霧切「……そう」クルッ

俺「あっ…」

霧切「奇遇ね。私も、貴方が追ってきてくれて何処か頼もしいような気を感じたわ…」フッ...

俺「えっ…?今なんて?…」

霧切「…いいえ。何でも」スタスタ

俺「??」

霧切「学園に戻って真実を解き明かせば、その答えもわかるかもしれないわね」スタスタ

俺「あ、ああ…」スタスタ


──そうして、俺は霧切さんと共に再び絶望の学園へと戻って行った…

390: 2020/12/14(月) 22:09:58.64 ID:3wYxtb080
体育館

モノクマ「はにゃ?あぁ、戻って来ちゃったんだ。俺君も霧切さんも」

俺「モノクマ…」

霧切「外の世界のあの惨状は何?私達がここに来て1日でいったい何が起きたの?」

モノクマ「んー、外の世界を見て来たなら僕の口から答えを言ってもいいけど、それじゃつまんないじゃん」

霧切「……。」

俺「つまんないって何だよ…。そんな理由で」

モノクマ「ところでさ。他にこの学園に戻ってくる人は居ないの?」

俺「皆んなはそれぞれ、自分の帰るべき場所へ帰って行ったよ」

モノクマ「そっかぁ~皆んな帰っちゃったかぁ。じゃあ優等生は頭の良い霧切さんと幸運の俺君だけなんだ」

霧切「…私達だけだと何か問題があるの?」

モノクマ「ううん。問題は無いよ」

モノクマ「でもね……」

俺「…うん?」

霧切「……。」

モノクマ「状況も分からずに帰宅した皆んなは間違い無く既に殺されちゃってるだろうね!」

俺「なっ…!?」

霧切「…どう言う事?」

モノクマ「簡単だよ。外の世界は既に絶望に染まってる。君達のような希望は優先的に狙われて叩き潰されちゃうって事さ」

俺「はぁ!?」

モノクマ「驚いた?でも仕方ないよね。学園長の僕の言葉を無視して、出て行った当然の報いだよ」

俺(俺と霧切さん以外の皆んなが…殺された?そんな馬鹿な…)

霧切「……。」

392: 2020/12/14(月) 22:24:05.33 ID:3wYxtb080
体育館

霧切「…全員持っている物は違えど、最初にここに集まっていたのは、全員が超高校級の才能を持つ人達よ?」

霧切「幾ら外の世界が絶望に溢れていたとしても、彼等がそう簡単に殺されるだなんて思えないのだけど?」

モノクマ「確かに、只の人間なら敵わないだろうね。でもね…」

俺「…!」ハッ!

俺「ま、まさか…」

モノクマ「そう。残念だけど、絶望に染まったのは君らのように超高校級の才能を持つ先輩もなんだよね!アッハッハッハッ!」

霧切「ッ…!」

俺「クソッ!」クルッ

モノクマ「あれ?どこ行くの俺君?」

俺「決まってる!今直ぐ皆んなを助けに行く!」

モノクマ「無駄だって。だってさ、もうここにいる俺君と霧切さん以外の全員を殺害したって情報は入ってきてるんだから」

俺「なって…!?」ドクンッ!

俺(そんな…まさか…。ここを出た時に一緒にいた皆んな…)

俺(皆んな…殺されただと…)

モノクマ「つまり、後残ってる希望は君達だけ」

霧切「……。」

俺「…後は俺達も頃すだけだって言いたいのか?」

モノクマ「うん。そうすれば絶望の勝利なんだけど、ただ頃すだけじゃつまらないからゲームをしようか」

俺「ゲームだと?…」

モノクマ「大丈夫。心配しなくても単純なゲームさ」

霧切「……。」

393: 2020/12/14(月) 22:28:35.44 ID:3wYxtb080
体育館

モノクマ「二人は謎のまま終わった真実を解き明かす為にこの学園に帰って来たんだろう?」

霧切「…ええ」

モノクマ「5日以内に、その知りたい真実を全て解き明かせたら二人の勝ちって言うのはどう?」ニヤッ

俺「3日で…?もし、解き明かせなかった場合は?…」

モノクマ「その時は最後の希望である二人にも氏んで貰う事になるね」

俺「ッ…!」

霧切「…いいわ。猶予は5日ね?」

俺「霧切さん!?」

霧切「…どの道、謎が解き明かせなければ私達に希望は無いわ」

霧切「…残された私達はやるしか無いのよ」

俺「……。」

モノクマ「うぷぷぷぷ。楽しみだね。希望と絶望の命運を賭けた最後の戦いがさぁ!」


──俺達が帰ってきた希望ヶ峰学園ではコロシアイは、幸運により終わったが

再び希望と絶望を賭けたデスゲームが始まろうとしていた…



俺「……。」

俺(…俺は未だ霧切さんとほぼ話した事も無いし、どんな人なのかもしらなくて今の霧切さんとの絆はほぼ皆無に等しい)

俺(こんなの勝てる気がしねえよ……)

俺(……もうこんなの俺の幸運に頼るしかないな)

俺(大丈夫…。俺はピンポイントで老朽化が進んでた所を壊した超高校級の幸運の持ち主なんだ)

俺(俺の幸運さえ有ればどんな逆境も跳ね返せる筈!)


──そんな中、俺は再び幸運でゴリ押して勝とうと考えていたのだった


END

394: 2020/12/14(月) 22:30:28.45 ID:3wYxtb080
脱出後の帰還END


先ずはこれからどうするか


1ダンガンロンパを続ける
2まどマギに戻る


多数決下5まで

395: 2020/12/14(月) 22:30:48.53 ID:pXQWzhIx0
終わりかよw
396: 2020/12/14(月) 22:31:13.63 ID:ChPKVn7jO
1

403: 2020/12/14(月) 22:43:40.14 ID:3wYxtb080
ダンガンロンパを続けます

──その巨大な学園は、都会のど真ん中の一等地にそびえ立っていた

私立希望ヶ峰学園…あらゆる分野の超一流高校生を集め、育て上げる事を目的とした政府公認の超特権的な学園

【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part12【後編】