150: 2012/09/27(木) 08:01:53.07 ID:03rymZAK0


前回:モバP「寝苦しいと思ってたら布団にきらりがにょわー」


P「んぅ……。あれ、カーペットの上で、毛布?いつの間に寝てたんだっけ」ズキン

P「つぅ……なんだ、頭痛ぇ。つか、今何時だ……」ゴソゴソ…ムニュ

?「ひゃっ」

P「んぁ?柔らかい……?」モミモミ…

?「ふぁっ。……あああ、あのっ、Pさん……?」

P「おわぁっ!か、歌鈴!?あ……ごめん!」ガバッ
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(1) (電撃コミックスEX)
152: 2012/09/27(木) 08:04:48.42 ID:03rymZAK0


歌鈴「あ……。お、おはようございます(///」

P「ああ、おはよう……って」キョロキョロ

P「ここ俺の家……だよな」

歌鈴「は、はい。Pさんの家です」

153: 2012/09/27(木) 08:08:19.30 ID:03rymZAK0

P「……なんで歌鈴がここに?しかも、巫女衣装で」

歌鈴「あ……。これはえとあの、その……ええとですね……」

P「ストップ!歌鈴、焦らなくていいから。いつも言ってるだろ?まずは、落ち着いて深呼吸」

歌鈴「はっ、はい。すぅ……はぁ……。よし」

P「じゃあ、聞かせてもらおうか」

155: 2012/09/27(木) 08:11:47.90 ID:03rymZAK0
歌鈴「あのぅ、Pさんは……覚えてないんですか?」

P「なにを?」

歌鈴「昨日のことですよ」

P「昨日?」

P(昨日のこと。なんだ?う、頭が痛くて思い出せない……)

歌鈴「Pさん?」

P「すまん。どうにも思い出せないみたいだ」

歌鈴「ふぇっ?お、思い出せないんですか?」

P「ああ、全然」

歌鈴「……」

168: 2012/09/27(木) 09:07:31.50 ID:03rymZAK0

P(急に考え込んでどうしたんだ?あ、顔が赤くなった。アレ?これってもしかして……)

P「あ~、歌鈴」

歌鈴「はっ、はい?」ビクッ

P「昨日……俺もしかして、君に何かしたかな」

歌鈴「?何かって、なんですか?」

169: 2012/09/27(木) 09:10:28.04 ID:03rymZAK0
P「そりゃお前、男と女がすることって言ったら……あ~、わかるだろ?」

歌鈴「あ……」ボンッ

P(真っ赤になった。この反応……マジかもしれん)

歌鈴「(///」

P(くそっ!俺はプロデューサー失格だ!自分がプロデュースしてるアイドルに手を出すなんて……!)

P「歌鈴!」

171: 2012/09/27(木) 09:13:50.58 ID:03rymZAK0
歌鈴「はわっ!な、なんですかPさん」

P「本当にすまない!」ゲザッ

歌鈴「へ?……え?え?」オロオロ…

P「謝って済むようなことじゃないのはわかってる。俺のことを許してくれと言うつもりもない」

歌鈴「あのっ、Pさん」

P「もちろん、責任だってちゃんと取る」

歌鈴「せ、責任!?」

172: 2012/09/27(木) 09:16:13.28 ID:03rymZAK0
P「当然だ。アイドルを導く立場でありながら、俺は自ら傷物にしてしまったんだ……」

歌鈴「ち、違います!違いみゃっ!」

P(あ、噛んだ)

歌鈴「……ひがうんでひゅよぉ」

P「……違う?」

歌鈴「……んんっ!そ、そうです!」

175: 2012/09/27(木) 09:24:25.30 ID:03rymZAK0
――昨夜のこと

昨日、Pさんが久しぶりに自宅に帰るというので、以前かわしたお約束を果たすため、私もPさんのお家にお邪魔することになりました。
約束、ですか? Pさんのお家が散らかってるそうなので、そのお掃除に伺うという約束です。 

176: 2012/09/27(木) 09:27:16.71 ID:03rymZAK0
P「仕事あがりに、わざわざすまないな」

歌鈴「いえ~、私お掃除するの好きですから♪ すぐに終わらせますので、Pさんはゆっくりしていてくださいね」

P「ありがとう。それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうよ」

歌鈴「はい!歌鈴に任せてくださいっ!」

そうして、Pさんのお家のお掃除を始めたのですが……

181: 2012/09/27(木) 10:00:37.62 ID:03rymZAK0
歌鈴「ふぁ……くしゅん!……あ」

パリンッ

歌鈴「はわわっ、コップ割っちゃった!破片!か、片付けないと!」

ツルッ

歌鈴「きゃあっ!」ドシン!

歌鈴「いたた……。はぅぅ~、歌鈴のドジ……」

P「……歌鈴、大丈夫か?」

185: 2012/09/27(木) 10:09:02.66 ID:03rymZAK0
歌鈴「Pさんっ!?コップ、すみません……」

P「いいよ安物だし。それ危ないから、俺がやっておくな」

歌鈴「ややや、いえっ、私がやりますからPさんは――」バッ

割れたコップの方へ足を踏み出した瞬間でした。

187: 2012/09/27(木) 10:13:10.04 ID:03rymZAK0
グニャ…ツルッ

歌鈴「ふえぇ!?な、なんでバナナの皮が――」

P「歌鈴!?危ないっ!」

歌鈴「ひゃっ……ひゃあぁ~!」

ゴチンッ

――――

―――

――

189: 2012/09/27(木) 10:16:37.25 ID:03rymZAK0
歌鈴「と、言う訳なんです」

P「ん~、割れたコップに、バナナの皮。なるほど、そういうことか」

歌鈴「本当にすみません……」シュン

P「いいっていいって。気にしないでくれよ。なんにせよ、何の間違いもなくてよかった」ホッ

歌鈴「……別に歌鈴は、Pさんになら……(ゴニョゴニョ」

190: 2012/09/27(木) 10:20:05.01 ID:03rymZAK0
P「歌鈴?」

歌鈴「はうっ!な、なんでもないです~!(///」ブンブン

P「?ま、いいや。とりあえず時間もあるし、まずは片付けの続きをやろうか」

歌鈴「そっ、そうですね」

――――

―――

――

192: 2012/09/27(木) 10:23:54.41 ID:03rymZAK0
「そういやさ、歌鈴」

歌鈴「なんですか?」

P「先に気付いてたのに、どうして起こしてくれなかったんだ?」

歌鈴「それは……」

歌鈴(少しの間でもPさんの側に……。なんて、言えない……!)

歌鈴「えとその……ひ、秘密ですっ(///」

P「?」

終わり

193: 2012/09/27(木) 10:26:28.87 ID:03rymZAK0
だらだらながなが続けて申し訳ない<(_ _)>

SSスレなめてたわ・・・

195: 2012/09/27(木) 10:28:00.50 ID:q4aVQYTT0
おっつおっつばっちし
歌鈴ちゃんはもっと人気出てもいいはずだ


次回:
モバP「寝苦しいと思ってたら布団に三船さんがいた」



引用: モバP「寝苦しいと思ってたら布団にアイドルがいた」