642: 2012/09/28(金) 05:29:23.32 ID:NXIhik5G0


前回:モバP「寝苦しいと思ってたら布団に紗南」

 P「・・・え?」

???「・・・」スースー

P「え、なに、この状況」

???「・・・・・・」スースー

P「辺りには空のボトルが散乱してて・・・」

P「何故か俺はベットの上で半裸で・・・」

P「目の前に同じように半裸の女性がいる」

P「しかも抱き付かれてるし」

P「ちょー美人、酔ってるのか、上気した頬が最高だよね」

P「で、脱ぎ散らかした二人分の服がワインボトルに紛れて落ちてるし」

P「え、やっちゃった? やっちゃたの俺?」

P「嘘・・・だろ・・・」
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(1) (電撃コミックスEX)
644: 2012/09/28(金) 05:32:24.64 ID:NXIhik5G0
P「いや、これがお付き合いしてた女性とかなら酒の勢いでー・・・とかあるのかも知れないけど!」

P「でも悲しいことに俺に彼女はいないし」

P「しかも俺はプロデューサーで目の前の彼女は担当アイドル・・・」

P「やべぇ・・・」

P「いや、言ってる場合じゃない。先ずは事実の確認だ」

P「お、起きて下さい」ユサユサ

???「・・・んっ」

P「志乃さん! お願いですから起きて下さいっ!」ユサユサ

柊志乃「・・・んんっ・・・あら、仕事の時間・・・?」

P「おはようございます」

志乃「あら、Pさん・・・・・・昨日は激しかったわね」

P(オワタ)

646: 2012/09/28(金) 05:36:36.58 ID:NXIhik5G0
P「」

志乃「どうしたの? もしかして、私の虜になっちゃったかしら?」

P「」

志乃「いけない子ね、Pさんは・・・うふふ」

P(ヤバイヤバイヤバイヤバイ・・・)ダラダラ

志乃「いい熟成具合だったわ・・・」

P(oh・・・)

志乃「ほんとうに・・・良いワインだったわ―――」

P「・・・え?」

志乃「あなたと飲んだのが良かったのかしら?」

P「え?」

志乃「どうしたのかしら?」

P「あの、なんで俺たち半裸なんですか」

志乃「よくは覚えてないのだけれど・・・アツかったのは確かね」

P「て、ことは・・・二人で飲みまくって、酔って脱いで、そのまま寝た、と?」

648: 2012/09/28(金) 05:45:17.86 ID:NXIhik5G0
志乃「そうなるわね」

P(良かったー・・・のか?)

志乃「Pさん」

P「はい?」

志乃「折角起きたからもう少し飲みたいの・・・付き合ってくれるわよね?」

P「あー・・・いいですよ、今日はとことん付き合うって話でしたし」

P「でも、程々にしてくださいね?」

志乃「任せて」

―――――

P(結局何処からだしたのか2本も開けてるし・・・)

P(うぅ・・・流石に頭いてぇ・・・)ガンガン

志乃「ふぅ・・・・・・うふふー・・・・・・」クイ

P(まだ飲んでれぅ~)クラクラ

P「志乃さん、そろそろ・・・やめた方が・・・」

志乃「なに・・・言ってるの・・・まだまだほろ酔いよ」クイ

651: 2012/09/28(金) 05:56:58.95 ID:NXIhik5G0
P「志乃さん、これ以上は明日にも響きますし・・・」

志乃「もう・・・そんなこと言うのは・・・」クイ

パッ

P「うわ!?」

ガッ

P「ング!?」

チュッ

P「~ッ!?」

志乃「・・・ン・・・ンッ・・・」

P(舌! 舌が! ・・・ナニか流れ込んで・・・!?)

志乃「チュ・・・じゅる」

P(ワイン! ワインが!!)

志乃「ぷはぁ・・・ん」スッ

P「プハッ・・・ちょ、志乃さんッ・・・ナニ、を・・・」グワングワン

653: 2012/09/28(金) 06:04:40.45 ID:NXIhik5G0
志乃「口移しよ」

P「いや、そうじゃ・・・なっ・・・くてっ」ズキンズキン

志乃「あら、もう動けないの? 情けないわね」

P「一体・・・な・・・にを・・・」

志乃「ちょっと、ね・・・ふふっ」スッ

P(なんだ・・・全然動けな・・・)

志乃「あら・・・コッチは元気ね」ツンツン

P「・・・あっ・・・志乃さん・・・やめ・・・」モゾモゾ

志乃「まだ抵抗はできるみたいね・・・流石Pさん。でも・・・」ギュッ

P「おふっ・・・」

志乃「動けなくしてあげる・・・」

P(な、なにが起きてるんだ!? 酔って動けないだけじゃないぞこれ!?)

志乃「イイ顔ね、私もアツく火照ってきたわ・・・」

P「や・・・やめ・・・」

654: 2012/09/28(金) 06:12:42.75 ID:NXIhik5G0
志乃「さぁ、LIVEをしましょう? ・・・Pさん、本気のLIVE、その目に焼き付けていってね?」

志乃「今夜は興奮のステージにするから・・・いいわね?」

P(なんだ・・・!? 逆らえないッ・・・!!)コクコク

志乃「ふふ、今夜のマイクはコッチ・・・」ギュッ

P(ぐぅ・・・っ)

志乃「さぁ、楽しみましょうか・・・?」

―――――

チュン チュン

 朝ダピヨ 

P「ハッ!?」ビクッ

P「・・・ッ」キョロキョロ

P「あれは夢・・・?」

P「服は着てないけど・・・ぐっ」ズキン

656: 2012/09/28(金) 06:19:17.31 ID:NXIhik5G0
P「頭イテー・・・やっぱ飲んでたんだよなー・・・志乃さんは・・・?」

P「ん? メモ・・・?」ピラ

<満足したから帰るわ。
 また一緒に飲みましょうね?
          志乃>

P「ご丁寧にキスマークが・・・って俺にも付けてないよな!?」ダダダッ

P「ん・・・鏡で見えるとこにはないみたいだ・・・良かった・・・」

P「そんなもんつけていったらシャレにならんし・・・」

P「っと、準備しないとな・・・」ズキッ

P「痛っ・・・首筋が痛い・・・?」

P「寝違えたかなー?」

――――――

P「おはようございまーす・・・」

ちひろ「おはようございます、プロデューサーさん!」

657: 2012/09/28(金) 06:27:03.23 ID:NXIhik5G0
P「うっ・・・痛てて・・・」ガンガンズキズキ

ちひろ「ひょっとして・・・二日酔いですか?」

P「えぇ・・・昨日飲み過ぎまして・・・」

ちひろ「そんな時はスタドリどうぞ!」スッ

P「あ、いただきます」グイッ

ちひろ「100モバコインです!」

P「ブッ!?」

P「返品します・・・」

ちひろ「飲みかけじゃないですか! それに返品は受け付けておりません!」

P「口移しとか・・・」

P(口移し・・・口・・・移し・・・?)

ちひろ「もうっセクハラですよ! プロデューサーさん!」

P「ぐっ・・・」ズキンズキンッ

ちひろ「・・・そんなに酷いんですか? お薬盛って来ましょうか?」

P「いや・・・大丈夫・・・です・・・」ズキン…ズキン…

660: 2012/09/28(金) 06:34:29.74 ID:NXIhik5G0
P(おれは・・・なにか・・・わすれて・・・)ズキン

ちひろ「あ、ひょっとして蘭子ちゃんの真似、とか」

P「それ、絶対本人の前で言わないでくださいね?」

P「俺のはただの二日酔いですよ・・・」

ちひろ「冗談ですよ・・・ってあれ?」

P「どうかしました?」

ちひろ「プロデューサーさんの首になにかー・・・」

P(ギクッ)

P「や、やだなー・・・ナニモナイデスヨ?」

ちひろ「いえ、痣みたいなのがふたつ・・・ちょっと見せてください・・・」

P「痣? ふたつ? ひょっとして星型ですか?」グイッ

ちひろ「なんですかそれ・・・あ、なにかに噛まれたみたいな、丸い点がふたつありますね・・・」

P「え・・・なにそれ・・・」

ちひろ「こっちが聞きたいです

661: 2012/09/28(金) 06:37:15.46 ID:NXIhik5G0
P「ノミかなーやだなー」

ちひろ「えぇ!? もう、清潔にしてくださいね!」

P「・・・はい」

P(一体何だったんだろう・・・?)




???「ふふ・・・また飲ませてね、Pさん・・・美味しいワイン・・・」


終われ

664: 2012/09/28(金) 06:43:51.57 ID:NXIhik5G0
ゴメンねネタを挟まないと氏ぬんだ
じゃなくてテンションが持たないんだ
こんなのでよければ許してくれ

そろそろまゆと寝るわ
ままゆかわいいよままゆ

665: 2012/09/28(金) 06:48:07.34 ID:0OJDIE9j0
お疲れ様でした

じゃあ俺もあいさんに添い寝してもらおうっと


次回:
モバP「寝苦しいと思ってたら布団にクラリスがいた」



引用: モバP「寝苦しいと思ってたら布団にアイドルがいた」