1: 2017/10/17(火) 20:08:59.77 ID:2Zl/icfJ.net
ちかダイ
2: 2017/10/17(火) 20:11:12.79 ID:Dd9iwJ9D.net
カフェ
千歌「わ、どれも美味しそう!ダイヤさんは何にします?」
ダイヤ「えっと、私は――」
千歌「抹茶ラテ、ですよね!」
ダイヤ「はい、それの――」
千歌「抹茶濃い目、ですよねっ!」
ダイヤ「…はい」
千歌「ふふ。プロフィール通り、抹茶には目がないですもんね!」
千歌「ダイヤさんの好み。だんだんわかってきたよ!」ニパー
ダイヤ(…わかりやすいのかしら、私)
千歌「わ、どれも美味しそう!ダイヤさんは何にします?」
ダイヤ「えっと、私は――」
千歌「抹茶ラテ、ですよね!」
ダイヤ「はい、それの――」
千歌「抹茶濃い目、ですよねっ!」
ダイヤ「…はい」
千歌「ふふ。プロフィール通り、抹茶には目がないですもんね!」
千歌「ダイヤさんの好み。だんだんわかってきたよ!」ニパー
ダイヤ(…わかりやすいのかしら、私)
4: 2017/10/17(火) 20:12:09.18 ID:Dd9iwJ9D.net
千歌「あっ、期間限定の抹茶マカロンだって!食べます?」
ダイヤ「そこまで抹茶づくしにしなくても大丈夫です。ご飯も食べに行きますし」
ダイヤ(本当は食べたいけど…)
千歌「そう?美味しそうだけどなー。我慢してません?」
ダイヤ「…し、してません」
千歌「目が泳いでますよー?」ニシシ
ダイヤ「わ、私のことはいいですからっ。それより、千歌さんは決まったのですか?」
千歌「うん、決まった!」
ダイヤ「そこまで抹茶づくしにしなくても大丈夫です。ご飯も食べに行きますし」
ダイヤ(本当は食べたいけど…)
千歌「そう?美味しそうだけどなー。我慢してません?」
ダイヤ「…し、してません」
千歌「目が泳いでますよー?」ニシシ
ダイヤ「わ、私のことはいいですからっ。それより、千歌さんは決まったのですか?」
千歌「うん、決まった!」
5: 2017/10/17(火) 20:13:20.02 ID:Dd9iwJ9D.net
ダイヤ「あら、いつも目移りばかりしているのに珍しい。ほうじ茶ラテですか?」
千歌「ぶっぶー、ですよ!」
ダイヤ「む、じゃあシトラスティーとか?」
千歌「それもぶっぶー、ハズレですっ」
ダイヤ「むぅ…」
千歌「ふふ、いつまでも前のままの私と思ってるとびっくりしちゃうからね!」
ダイヤ「ほう?」
オツギノカタ ドウゾー
千歌「あ、はーい。えっと、抹茶ラテ濃い目ひとつと――」
ダイヤ(さあ、何を選ぶのです?)
千歌「――ブレンドコーヒーをブラックで!」
ダイヤ「!?」
千歌「ぶっぶー、ですよ!」
ダイヤ「む、じゃあシトラスティーとか?」
千歌「それもぶっぶー、ハズレですっ」
ダイヤ「むぅ…」
千歌「ふふ、いつまでも前のままの私と思ってるとびっくりしちゃうからね!」
ダイヤ「ほう?」
オツギノカタ ドウゾー
千歌「あ、はーい。えっと、抹茶ラテ濃い目ひとつと――」
ダイヤ(さあ、何を選ぶのです?)
千歌「――ブレンドコーヒーをブラックで!」
ダイヤ「!?」
6: 2017/10/17(火) 20:14:30.57 ID:Dd9iwJ9D.net
ハーイ オカイケイ850円ニ ナリマス
ダイヤ「っ、コーヒー、しかもブラック!?だ、大丈夫なのですか?」
千歌「言ったでしょー、前のままの私じゃないって」フフン
オマタセシマシター
千歌「はーい!さ、行こう!」
ダイヤ「え、ええ…」
千歌「~♪」ギュ
ダイヤ(いきなりどうしてコーヒーを…前のままの千歌さんじゃない、とはどういうことでしょうか)
千歌(ふふ、目をパチパチさせて驚いてる。作戦成功だね!)
ダイヤ「っ、コーヒー、しかもブラック!?だ、大丈夫なのですか?」
千歌「言ったでしょー、前のままの私じゃないって」フフン
オマタセシマシター
千歌「はーい!さ、行こう!」
ダイヤ「え、ええ…」
千歌「~♪」ギュ
ダイヤ(いきなりどうしてコーヒーを…前のままの千歌さんじゃない、とはどういうことでしょうか)
千歌(ふふ、目をパチパチさせて驚いてる。作戦成功だね!)
7: 2017/10/17(火) 20:15:24.97 ID:Dd9iwJ9D.net
千歌「流石のダイヤさんも、このオーダーは読めなかったみたいですね!」
ダイヤ「確かに、思いもよりませんでした。だって、千歌さんはコーヒーが苦手で…」
千歌「まあ、プロフィールの嫌いなものの項目に書くくらいですからね!」
ダイヤ「それが、いきなりどうして…」
千歌「ヒントは、鞠莉さん!」
ダイヤ「鞠莉さん?あ、もしかして…」
千歌「そう、千歌は特訓によって苦手を克服したのです!」
ダイヤ「特訓!?」
千歌「そう、特訓!実はね、曜ちゃんと善子ちゃんから、鞠莉さんの特訓を受けたら、コーヒーが飲めるようになったって聞いてね」
ダイヤ「はぁ」
ダイヤ「確かに、思いもよりませんでした。だって、千歌さんはコーヒーが苦手で…」
千歌「まあ、プロフィールの嫌いなものの項目に書くくらいですからね!」
ダイヤ「それが、いきなりどうして…」
千歌「ヒントは、鞠莉さん!」
ダイヤ「鞠莉さん?あ、もしかして…」
千歌「そう、千歌は特訓によって苦手を克服したのです!」
ダイヤ「特訓!?」
千歌「そう、特訓!実はね、曜ちゃんと善子ちゃんから、鞠莉さんの特訓を受けたら、コーヒーが飲めるようになったって聞いてね」
ダイヤ「はぁ」
8: 2017/10/17(火) 20:16:18.87 ID:Dd9iwJ9D.net
千歌「2人ともさ、もっと大人っぽく、カッコよくなるんだーって言ってさ、鞠莉さんに頼んで色々やってたみたいなんだ!」
ダイヤ(また鞠莉さんが裏で糸を引いていたんですか…)
千歌「これは負けちゃいられないなーと、苦手克服を決意した次第なのです」
千歌「そして過酷な訓練の結果、千歌はコーヒーが飲める大人なワタシへと進化したのです」フフン
ダイヤ(コーヒーが飲めたから大人とか、苦手を克服したからカッコイイというわけでもないと思いますが…)
千歌「さあ、刮目せよ。これが大人になった私だよ!」グイッ
ダイヤ「あ」
千歌「に゛か゛い゛」
ダイヤ「言わんこっちゃない」
ダイヤ(また鞠莉さんが裏で糸を引いていたんですか…)
千歌「これは負けちゃいられないなーと、苦手克服を決意した次第なのです」
千歌「そして過酷な訓練の結果、千歌はコーヒーが飲める大人なワタシへと進化したのです」フフン
ダイヤ(コーヒーが飲めたから大人とか、苦手を克服したからカッコイイというわけでもないと思いますが…)
千歌「さあ、刮目せよ。これが大人になった私だよ!」グイッ
ダイヤ「あ」
千歌「に゛か゛い゛」
ダイヤ「言わんこっちゃない」
9: 2017/10/17(火) 20:18:12.83 ID:Dd9iwJ9D.net
理事会室
曜「あー。やっぱり駄目だったんだね、千歌ちゃん」
鞠莉「ふふ、それでその後は?」
ダイヤ「仕方ないから、私の抹茶ラテと交換しましたよ。もっとも、こちらも渋くしてしまいましたから、抹茶マカロンを買わなかったことを後悔してましたが」
鞠莉「うんうん、それはサウンズグー」ニコニコ
ダイヤ「笑い話じゃありません、また千歌さんに変なことを吹き込んで…」
鞠莉「私は言ったよ?無理にそんなことしなくてもいいって。でも――」
千歌『ダイヤさんと同じものが飲めないのは嫌だもん!お願い鞠莉さん!私のコーヒー嫌いを治して!』
鞠莉「あまりにも真剣だったからさ、むげにも出来ないなって」
ダイヤ「むぅ…」
鞠莉「でも、そこで抹茶ラテ頼んじゃうところが千歌っちらしいよね」
曜「あー。やっぱり駄目だったんだね、千歌ちゃん」
鞠莉「ふふ、それでその後は?」
ダイヤ「仕方ないから、私の抹茶ラテと交換しましたよ。もっとも、こちらも渋くしてしまいましたから、抹茶マカロンを買わなかったことを後悔してましたが」
鞠莉「うんうん、それはサウンズグー」ニコニコ
ダイヤ「笑い話じゃありません、また千歌さんに変なことを吹き込んで…」
鞠莉「私は言ったよ?無理にそんなことしなくてもいいって。でも――」
千歌『ダイヤさんと同じものが飲めないのは嫌だもん!お願い鞠莉さん!私のコーヒー嫌いを治して!』
鞠莉「あまりにも真剣だったからさ、むげにも出来ないなって」
ダイヤ「むぅ…」
鞠莉「でも、そこで抹茶ラテ頼んじゃうところが千歌っちらしいよね」
10: 2017/10/17(火) 20:19:23.30 ID:Dd9iwJ9D.net
曜「んー、どういう事?」
鞠莉「一緒が良いって言いながら、ダイヤの好きな物を優先しちゃうところ。ホント可愛いわね、千歌っちって」クス
ダイヤ「…」ムー
鞠莉「見てよ。照れちゃった」
曜「本当だ、珍しいね」
ダイヤ「…」プイ
曜「あ、目を合わせてくれない」
鞠莉「わかりやすいですねぇ」
ダイヤ「わ、私のことはいいですからっ。それより、例の件はどうなったのですか?」
鞠莉「一緒が良いって言いながら、ダイヤの好きな物を優先しちゃうところ。ホント可愛いわね、千歌っちって」クス
ダイヤ「…」ムー
鞠莉「見てよ。照れちゃった」
曜「本当だ、珍しいね」
ダイヤ「…」プイ
曜「あ、目を合わせてくれない」
鞠莉「わかりやすいですねぇ」
ダイヤ「わ、私のことはいいですからっ。それより、例の件はどうなったのですか?」
11: 2017/10/17(火) 20:20:26.54 ID:Dd9iwJ9D.net
鞠莉「ハロウィンパーティのことね。もちろん――」
曜「もちろん賛成、大賛成だよっ!」
ダイヤ「じゃあ…!」
曜「うん!これがコンセプトだよ!ダイヤさんと千歌ちゃんと果南ちゃんが魔女で…」
鞠莉「私たちギルキスが堕天使で、曜とマルとルビィが黒猫。ふふ、パーフェクトな組み合わせよね」
ダイヤ「ええ、完璧です!ありがとうございます。曜さんも、衣装作り大変でしょうに…」
曜「色んなコスプレのみんなが見られるならなんのそのってね!腕によりをかけて、目一杯可愛い衣装を作っちゃうから!」
曜「もちろん賛成、大賛成だよっ!」
ダイヤ「じゃあ…!」
曜「うん!これがコンセプトだよ!ダイヤさんと千歌ちゃんと果南ちゃんが魔女で…」
鞠莉「私たちギルキスが堕天使で、曜とマルとルビィが黒猫。ふふ、パーフェクトな組み合わせよね」
ダイヤ「ええ、完璧です!ありがとうございます。曜さんも、衣装作り大変でしょうに…」
曜「色んなコスプレのみんなが見られるならなんのそのってね!腕によりをかけて、目一杯可愛い衣装を作っちゃうから!」
12: 2017/10/17(火) 20:21:54.59 ID:Dd9iwJ9D.net
鞠莉「ふふ♪まあ、そう言うわけだから。衣装の方は頼んだわ、曜」
曜「了解であります!後で進捗を報告するね!楽しいハロウィン目指して、ヨーソロー!!」ドタバタ
ダイヤ「相変わらず、元気全開ですね」クス
鞠莉「持ち前のコスプレ魂にファイヤーをつけちゃったわね」クス
鞠莉「さてさて…曜が居なくなったから言うけどさ」
ダイヤ「はい?」
鞠莉「良かったね、間接キス出来て」
ダイヤ「…はあっ!?」
曜「了解であります!後で進捗を報告するね!楽しいハロウィン目指して、ヨーソロー!!」ドタバタ
ダイヤ「相変わらず、元気全開ですね」クス
鞠莉「持ち前のコスプレ魂にファイヤーをつけちゃったわね」クス
鞠莉「さてさて…曜が居なくなったから言うけどさ」
ダイヤ「はい?」
鞠莉「良かったね、間接キス出来て」
ダイヤ「…はあっ!?」
13: 2017/10/17(火) 20:25:19.59 ID:Dd9iwJ9D.net
鞠莉「だって間接キスでしょ?ダイヤの抹茶ラテと、千歌っちのコーヒーを交換したってことは、これはもう立派な間接キスだよ」
ダイヤ「れ、連呼しないでください!」
鞠莉「真面目でむっつりなダイヤのことだからさ。これはもう内心バクバクだったんじゃないかなー」ニマニマ
ダイヤ「わ、私は口をつける前でした!」
鞠莉「え、ホントに?」
ダイヤ「…はい」
鞠莉「ふ~ん」
鞠莉「あ、でも千歌っちは飲んだ後だから、やっぱり間接キスだよね!」
ダイヤ「あああああああ!」
ダイヤ「れ、連呼しないでください!」
鞠莉「真面目でむっつりなダイヤのことだからさ。これはもう内心バクバクだったんじゃないかなー」ニマニマ
ダイヤ「わ、私は口をつける前でした!」
鞠莉「え、ホントに?」
ダイヤ「…はい」
鞠莉「ふ~ん」
鞠莉「あ、でも千歌っちは飲んだ後だから、やっぱり間接キスだよね!」
ダイヤ「あああああああ!」
14: 2017/10/17(火) 20:30:16.90 ID:Dd9iwJ9D.net
鞠莉「変に誤魔化そうとするから、かえって恥ずかしい目にあうんだよ?」
ダイヤ「あなたが茶化すからじゃないですかぁ!」
鞠莉「茶化してないよ、半分くらいしか」
ダイヤ「もう半分はなんなんですか」
鞠莉「んー、優しさ?」
ダイヤ「頭が痛くなってきました…」
鞠莉「ふふ、イッツジョーク。デート中のさりげないドキドキって素敵だなってのが本心。素直にそう思うよ?」
ダイヤ「…そ、そうですか?」
鞠莉「だからこそ、協力したいなって思ったんだよ。千歌っちのハロウィンリクエストを叶えてあげたいって話にさ」
ダイヤ「あなたが茶化すからじゃないですかぁ!」
鞠莉「茶化してないよ、半分くらいしか」
ダイヤ「もう半分はなんなんですか」
鞠莉「んー、優しさ?」
ダイヤ「頭が痛くなってきました…」
鞠莉「ふふ、イッツジョーク。デート中のさりげないドキドキって素敵だなってのが本心。素直にそう思うよ?」
ダイヤ「…そ、そうですか?」
鞠莉「だからこそ、協力したいなって思ったんだよ。千歌っちのハロウィンリクエストを叶えてあげたいって話にさ」
15: 2017/10/17(火) 20:31:05.59 ID:Dd9iwJ9D.net
千歌『そうだ!今度Aqoursでハロウィンパーティをやったらどうかなー?』
千歌『曜ちゃんに衣装作ってもらって、みんなで飾り付けとお菓子を用意して…うんうん、これは盛り上がること間違いなし!』
千歌『ダイヤさんは魔女で、善子ちゃんとペア!』
ダイヤ「…いつも、ありがとうございます」
鞠莉「お茶目でロマンチストな所、もっと千歌っちにも見せればいいのに。きっともっと好きになってくれるよ?」
ダイヤ「ぅ…よく言いますよ。自分だってそんな度胸ないのに、人には景気のいいことばかり…」
鞠莉「む、その言い方はひどいんじゃない?2人のこと応援したいって思って、いろいろしてるのに」プクー
ダイヤ「あ、その…すみません、つい」
鞠莉「ふふっ、なんてね!ダイヤのそういうところ、好きだよ?」
ダイヤ「…褒め言葉として受け取っておきます」プイ
千歌『曜ちゃんに衣装作ってもらって、みんなで飾り付けとお菓子を用意して…うんうん、これは盛り上がること間違いなし!』
千歌『ダイヤさんは魔女で、善子ちゃんとペア!』
ダイヤ「…いつも、ありがとうございます」
鞠莉「お茶目でロマンチストな所、もっと千歌っちにも見せればいいのに。きっともっと好きになってくれるよ?」
ダイヤ「ぅ…よく言いますよ。自分だってそんな度胸ないのに、人には景気のいいことばかり…」
鞠莉「む、その言い方はひどいんじゃない?2人のこと応援したいって思って、いろいろしてるのに」プクー
ダイヤ「あ、その…すみません、つい」
鞠莉「ふふっ、なんてね!ダイヤのそういうところ、好きだよ?」
ダイヤ「…褒め言葉として受け取っておきます」プイ
16: 2017/10/17(火) 20:32:06.19 ID:Dd9iwJ9D.net
鞠莉「そんな可愛いダイヤに、いつでも好景気なマリーから、素敵なアドバイスをプレゼントしちゃうわ♪」
ダイヤ(なんかもう、嫌な予感しかしないんですが…)
鞠莉「いま、嫌な予感がするって思った?」
ダイヤ「…いえ?」
鞠莉「目が泳いでる。口ほどに物を言うってこのことね」
ダイヤ「…」
鞠莉「閉じない閉じない。ここで寝られたら私が困っちゃうんだから」
ダイヤ「寝ませんわよ!」
鞠莉「ふふ、じゃあ目が覚めた所で、マリー先生のレッスン、スタート!」
ダイヤ(なんかもう、嫌な予感しかしないんですが…)
鞠莉「いま、嫌な予感がするって思った?」
ダイヤ「…いえ?」
鞠莉「目が泳いでる。口ほどに物を言うってこのことね」
ダイヤ「…」
鞠莉「閉じない閉じない。ここで寝られたら私が困っちゃうんだから」
ダイヤ「寝ませんわよ!」
鞠莉「ふふ、じゃあ目が覚めた所で、マリー先生のレッスン、スタート!」
17: 2017/10/17(火) 20:33:16.80 ID:Dd9iwJ9D.net
パーティ当日・ホテルオハラ
善子「くっくっくっ…よくぞ集まった。闇の装束を纏し、我がリトルデーモンたちよ」
善子「今宵は暗黒に生きる者どもの宴…おお、まさにヴァルプルギス・ナハト!さあ、夜の訪れを共に祝おうぞ!」
花丸「ヴァルプルギスの夜は春の行事ずら」ヒソヒソ
梨子「まあまあ、多少の設定不備は大目に見てあげようよ」ヒソヒソ
善子「そこ、静かに!静粛にぃ!」
善子「くっくっくっ…よくぞ集まった。闇の装束を纏し、我がリトルデーモンたちよ」
善子「今宵は暗黒に生きる者どもの宴…おお、まさにヴァルプルギス・ナハト!さあ、夜の訪れを共に祝おうぞ!」
花丸「ヴァルプルギスの夜は春の行事ずら」ヒソヒソ
梨子「まあまあ、多少の設定不備は大目に見てあげようよ」ヒソヒソ
善子「そこ、静かに!静粛にぃ!」
18: 2017/10/17(火) 20:34:29.74 ID:Dd9iwJ9D.net
ダイヤ「善子さんはいつも通りですねぇ…」
千歌「わ、魔女ダイヤさん!やっぱりカッコいい!」
ダイヤ「ありがとうございます。千歌さんの魔女も、なかなかお似合いですよ」
千歌「へへ、そうかな?」
ダイヤ「ええ、とても」ニコ
ダイヤ(同じ魔女の衣装でも、千歌さんのイメージに合うように可愛らしく仕上げている…)
ダイヤ(流石は曜さん。この出来栄えは目を見張るものがありますね)
曜「はいはーい!実行委員長の挨拶が終わった所で、まずはイメージカットから撮るよー!」
千歌「わ、魔女ダイヤさん!やっぱりカッコいい!」
ダイヤ「ありがとうございます。千歌さんの魔女も、なかなかお似合いですよ」
千歌「へへ、そうかな?」
ダイヤ「ええ、とても」ニコ
ダイヤ(同じ魔女の衣装でも、千歌さんのイメージに合うように可愛らしく仕上げている…)
ダイヤ(流石は曜さん。この出来栄えは目を見張るものがありますね)
曜「はいはーい!実行委員長の挨拶が終わった所で、まずはイメージカットから撮るよー!」
19: 2017/10/17(火) 20:35:45.89 ID:Dd9iwJ9D.net
…………………
曜「うんうん、みんな可愛く撮れてるよ!最後は、善子ちゃんとダイヤさんだね!」
善子「くっくっ、いよいよ出番ね。あとヨハネよ」ギラン
ダイヤ「はぁ…本当にやるんですか?」
善子「もちろん。このヨハネとの堕天降臨なんだもの、恥ずかしがらずにカッコよく行くわよ!」
ダイヤ「そ、そうは言っても…」チラ
千歌「ダイヤさん頑張ってー!」ブンブン
善子「ほら、千歌さんも応援してるし。新たな境地を開拓するチャンスよ!」
ダイヤ「うぅ…」
曜「それじゃ始めるよー。目線こっちにおねがいしまーす」フリフリ
ダイヤ(くっ…覚悟を決めるしかないようね)
曜「うんうん、みんな可愛く撮れてるよ!最後は、善子ちゃんとダイヤさんだね!」
善子「くっくっ、いよいよ出番ね。あとヨハネよ」ギラン
ダイヤ「はぁ…本当にやるんですか?」
善子「もちろん。このヨハネとの堕天降臨なんだもの、恥ずかしがらずにカッコよく行くわよ!」
ダイヤ「そ、そうは言っても…」チラ
千歌「ダイヤさん頑張ってー!」ブンブン
善子「ほら、千歌さんも応援してるし。新たな境地を開拓するチャンスよ!」
ダイヤ「うぅ…」
曜「それじゃ始めるよー。目線こっちにおねがいしまーす」フリフリ
ダイヤ(くっ…覚悟を決めるしかないようね)
20: 2017/10/17(火) 20:37:03.00 ID:Dd9iwJ9D.net
善子「漆黒より出でし混沌と幻影が、現世を覆い尽くす…!」ギラン
ダイヤ「黒檀の闇が全てを飲み込み、世界は深淵と虚無へと還る…」ギラン
千歌「お~!凄い!凄いよ2人とも!!」
梨子「善子ちゃんはともかく、ダイヤさんも意外とノリノリだね」
ルビィ「思い切ってやらないと、変に目立っちゃうし。それに、やると決めたら張り切っちゃうんです、お姉ちゃん」ニコ
梨子「なるほどね。あ、終わったみたい」
千歌「ダイヤさーん!」ダッ
梨子「あらあら、待ち遠しかったんだね」クス
ダイヤ「黒檀の闇が全てを飲み込み、世界は深淵と虚無へと還る…」ギラン
千歌「お~!凄い!凄いよ2人とも!!」
梨子「善子ちゃんはともかく、ダイヤさんも意外とノリノリだね」
ルビィ「思い切ってやらないと、変に目立っちゃうし。それに、やると決めたら張り切っちゃうんです、お姉ちゃん」ニコ
梨子「なるほどね。あ、終わったみたい」
千歌「ダイヤさーん!」ダッ
梨子「あらあら、待ち遠しかったんだね」クス
21: 2017/10/17(火) 20:38:21.42 ID:Dd9iwJ9D.net
千歌「ダイヤさーんっ!」ギュ
ダイヤ「千歌さん。どうでしたか?」
千歌「カッコいい、すっごくカッコいい!思った通り、いや、それ以上だよ!」
ダイヤ「ふふ…ありがとうございます」スッ
千歌「あ…!」ドキッ
ダイヤ「外は月が綺麗です。よろしければ、ご一緒しませんか?」ニコ
千歌「は、はいっ!」
果南「おー、ダイヤやるねぇ。これも鞠莉の目論見通りなの?」
鞠莉「ええ、レッスンの成果が出てるわ。後は本命を残すのみね」
果南「本命?なにかあるの?」
鞠莉「あると思うよ?」
果南「んー、どういうこと?」
鞠莉「ま、私もそこまで野暮じゃないってことかな♪」
ダイヤ「千歌さん。どうでしたか?」
千歌「カッコいい、すっごくカッコいい!思った通り、いや、それ以上だよ!」
ダイヤ「ふふ…ありがとうございます」スッ
千歌「あ…!」ドキッ
ダイヤ「外は月が綺麗です。よろしければ、ご一緒しませんか?」ニコ
千歌「は、はいっ!」
果南「おー、ダイヤやるねぇ。これも鞠莉の目論見通りなの?」
鞠莉「ええ、レッスンの成果が出てるわ。後は本命を残すのみね」
果南「本命?なにかあるの?」
鞠莉「あると思うよ?」
果南「んー、どういうこと?」
鞠莉「ま、私もそこまで野暮じゃないってことかな♪」
22: 2017/10/17(火) 20:40:16.10 ID:Dd9iwJ9D.net
千歌「わぁー!」
ダイヤ「綺麗ですね。夜空に輝く三日月が、本当に綺麗…」
千歌「うんっ!でもダイヤさんも、負けないくらい素敵だよ!」
ダイヤ「ふふ、千歌さんさっきからそればっかり」
千歌「だって素敵なんだもん!絶対魔女コスが似合うと思ったけど、私の目に狂いは無かったね!」ニコ
ダイヤ「ありがとうございます。でも、月に照らされた千歌さんも、いつも以上に素敵ですよ」
千歌「そ、そうかなー?私はダイヤさんたちみたく、カッコよくないし」
ダイヤ「いいえ、私の目に狂いはありませんわ」
ハグッ
千歌「わっ…」
ダイヤ「綺麗ですね。夜空に輝く三日月が、本当に綺麗…」
千歌「うんっ!でもダイヤさんも、負けないくらい素敵だよ!」
ダイヤ「ふふ、千歌さんさっきからそればっかり」
千歌「だって素敵なんだもん!絶対魔女コスが似合うと思ったけど、私の目に狂いは無かったね!」ニコ
ダイヤ「ありがとうございます。でも、月に照らされた千歌さんも、いつも以上に素敵ですよ」
千歌「そ、そうかなー?私はダイヤさんたちみたく、カッコよくないし」
ダイヤ「いいえ、私の目に狂いはありませんわ」
ハグッ
千歌「わっ…」
23: 2017/10/17(火) 20:41:54.26 ID:Dd9iwJ9D.net
ダイヤ「実は、今日は覚悟を決めて来たのです」
千歌「か、覚悟?」ドキドキ
ダイヤ「はい。今回の仮装も、先日のお揃い服も。普段の私からすれば、全く柄にもないことだと思いますが…」
ダイヤ「千歌さんとの時間を大切にするために。そして、2人の未来のために。踏み出す覚悟を決めたんです」
千歌「踏み出す、覚悟…」
ダイヤ「千歌さん。ユア・アイズ・オンリーです」
千歌「ユア、アイズ…どういう意味?」
ダイヤ「そのままの意味ですわ」スッ
千歌「んっ、むっ…!」
ダイヤ「んっ…」
千歌「ん、ん…ぷぁっ、だ、ダイヤさん…」ドキドキ
ダイヤ「…受け取ってください」
ダイヤ「あなたの目のためだけに。あなただけに見せる、秘密の私を――」
終わり
千歌「か、覚悟?」ドキドキ
ダイヤ「はい。今回の仮装も、先日のお揃い服も。普段の私からすれば、全く柄にもないことだと思いますが…」
ダイヤ「千歌さんとの時間を大切にするために。そして、2人の未来のために。踏み出す覚悟を決めたんです」
千歌「踏み出す、覚悟…」
ダイヤ「千歌さん。ユア・アイズ・オンリーです」
千歌「ユア、アイズ…どういう意味?」
ダイヤ「そのままの意味ですわ」スッ
千歌「んっ、むっ…!」
ダイヤ「んっ…」
千歌「ん、ん…ぷぁっ、だ、ダイヤさん…」ドキドキ
ダイヤ「…受け取ってください」
ダイヤ「あなたの目のためだけに。あなただけに見せる、秘密の私を――」
終わり
25: 2017/10/17(火) 20:45:48.37 ID:Dd9iwJ9D.net
26: 2017/10/17(火) 20:53:42.01 ID:7mADMSd2.net
ダイちかのこういう距離感好きだわ
いいものをありがとう
いいものをありがとう
27: 2017/10/18(水) 00:16:13.13 ID:9AksZhn7.net
最高かよ!ずら
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