1: 2015/04/20(月) 20:45:05 ID:gq9Tc03E0
現パロ

2: 2015/04/20(月) 20:49:01 ID:gq9Tc03E0
ミーナ「どうしたのサシャ、この世の終わりみたいな顔して」

サシャ「唐揚げにかけるレモンを……忘れてしまいました……!!」

ミーナ「そんなことで!?」

アニ「唐揚げにレモン……?」ゴゴゴ

ミーナ「えっ!? アニまで!?」

サシャ「アニはかけない派なんですか?」

アニ「ありえないね。唐揚げのサクッとした食感が台無しになる」

サシャ「なんでですか!? ジューシーな肉汁とレモンの酸っぱさが合わさって絶品ですよ?」

アニサシャ「……」バチバチ
進撃の巨人(34) (週刊少年マガジンコミックス)
3: 2015/04/20(月) 20:53:20 ID:gq9Tc03E0
ミーナ「そんなことで喧嘩しないでよ……」

クリスタ「で、でも好みが分かれる問題だよね」

ユミル「酢豚のパイナップルみたいな感じか」

アニ「酢豚にパイナップル……?」ゴゴゴ

ミーナ「また地雷踏んじゃった!?」

サシャ「えっ!? それも駄目なんですか!?」

アニ「パイナップルはデザートだから、酢豚に入れるのはおかしい」

サシャ「でもお得感があるじゃないですか!!」

アニサシャ「……」バチバチ

4: 2015/04/20(月) 20:57:44 ID:gq9Tc03E0
ミーナ「うーん……改めて考えると何で入ってるんだろうね?」

ユミル「お前ら目玉焼きには何かける?」

クリスタ「何で荒れそうな話題を出すの!?」

サシャ「塩です!!」

アニ「醤油だね」

アニサシャ「……」バチバチ

ミーナ「両者一歩も引かず……!!」

5: 2015/04/20(月) 21:04:26 ID:gq9Tc03E0
サシャ「唐揚げに話を戻しましょう。ミーナはどうですか?」

ミーナ「うーん……私はかける派、かなぁ?」

アニ「ユミルはどう?」

ユミル「じゃあかけない派で」

クリスタ「じゃあ?」

サシャ「2対2ですね……」ジーッ

アニ「ということは……」ジーッ

クリスタ「えっ、私!?」アタフタ

サシャ「かけますよね?」

アニ「かけないでしょ?」

ユミル(頑張れクリスタww)

6: 2015/04/20(月) 21:07:35 ID:gq9Tc03E0
クリスタ「そ、そんなの選べないよ……!!」

アニ「勝負つかず、か……」フゥ

ユミル「お前はホントいい子ちゃんだなあ」ヨシヨシ

サシャ「こうなったら、ミカサに訊くしかありませんね!」

ミーナ「ミカサなら屋上にいるよ」

サシャ「行ってきます!」タタッ

ミーナ「ホントに行っちゃった……」ポカーン

7: 2015/04/20(月) 21:10:54 ID:gq9Tc03E0
ミカサ「唐揚げにレモンをかけるかかけないか?」

アルミン「それを訊くためにわざわざここまで……?」

エレン「あー唐揚げ食いたくなってきた」

サシャ「ミカサの意見を聞かせてください!!」

ミカサ「かけなくても美味しい。でも、かけることによって二度美味しい……」

アルミン「かける派ってことでいいのかな?」

サシャ「よしっ!!」グッ

エレン「俺はかけない派だな。なんか肉って感じしねーだろ?」

サシャ「あ、エレンの意見は聞いてないです!」タタッ

エレン「おい!」

8: 2015/04/20(月) 21:15:00 ID:gq9Tc03E0
サシャ「ミカサはかける派でしたよ! 私の勝ちですね!」ドヤァ

アニ「ぐぬぬ」

ユミル「こいつが嘘ついてる可能性もあるんじゃねーの?」

アニ「馬鹿に嘘はつけない」

サシャ「アニの言う通りですよ! 嘘なんかついてません!」

クリスタ「褒められてないよ!?」

アニ「……男子にも訊いてくる」ガタッ

ミーナ「結構負けず嫌いだよね、アニって」

9: 2015/04/20(月) 21:16:41 ID:gq9Tc03E0
アニ「ベルトルト、これは……?」ヒョイッ

ベルトルト「あ……それは」

アニ「唐揚げにレモンは……?」グッ

ベルトルト「!?」

アニ「かけ……?」グググ

アニ「ま……?」グシャッ

ベルトルト「……せん……」ガクブル

10: 2015/04/20(月) 21:18:30 ID:gq9Tc03E0
アニ「よし、これで並んだ」

ライナー「おい、今のは誘導尋問じゃないか?」

アニ「……」レモンピュー

ライナー「うおっ!? 前が見えん!! ベルトルト、どこだ!?」アタフタ

ベルトルト「わ、ライナー落ち着いて! 僕はここだよ」

アニ(こいつらホント可愛い)

11: 2015/04/20(月) 21:20:11 ID:gq9Tc03E0
コニー「あー唐揚げ食いたくなってきた」

サシャ「コニーは唐揚げにレモンかけますよね?」

コニー「俺はかけない派だな! なんか肉って感じしねーだろ?」

サシャ「コニーのバカー!!」グーパン

コニー「なんで!!?」

12: 2015/04/20(月) 21:23:20 ID:gq9Tc03E0
ジャン「ははっ! 女子ってくだらねーよな」

マルコ「ジャン、あんまりそういうこと言わないほうが」

ミーナ「何よ! どうせ男子だって工口い話ばっかしてるんでしょ?」

マルコ「手遅れだったか……」

ジャン「はぁ!? し、してねーよ//」カァァ

マルコ「ジャン、顔が赤いよ」

13: 2015/04/20(月) 21:30:24 ID:gq9Tc03E0
ユミル「どうせ学校に工口本持ってきてんだろwww見せてみろよwww」ガサゴソ

ジャン「や、やめろ!! 勝手に漁るんじゃねえ!!」

クリスタ「ユ、ユミル!? 趣旨が変わってるよ!?」

ユミル「いいんだよ面白けりゃ……お、あったあった」ヒョイッ

ジャン「あ、それは……」

ユミル「なんだコレ? 黒髪美女特集?」

クリスタ「うわぁ……」

ミーナ「この表紙の子、ミカサに似てない?」

ジャン「!!」

14: 2015/04/20(月) 21:38:30 ID:gq9Tc03E0
ユミル「あーなるほどな、そういうわけね」ニヤニヤ

ジャン「……」ウツムキ

ユミル「ジャンくんはミカサちゃんのことが好きだったのかぁ」ニヤニヤ

ジャン「ち……ちが」

ユミル「ん?? なになに? 毎日ミカサで抜いてるって?」

ジャン「お、おれは」ナミダメ

ユミル「おっ? 泣く泣く? 馬面くん泣いちゃう??」

クリスタ「……」

クリスタ「ジャンってミカサのことそんな目で見てたんだ……」

クリスタ「気持ち悪い」

ジャン「」

15: 2015/04/20(月) 21:40:50 ID:gq9Tc03E0
ジャン「あ……」

ジャン「うっ……ひっく……ぐす……」

一同「」

クリスタ「ユミル……泣かせた……」

ミーナ「いや、トドメ刺したのはクリスタの方だよね!?」

ジャン「……」グスグス

ユミル「おい、誰かこの状況を何とかしろ……」

16: 2015/04/20(月) 21:48:00 ID:gq9Tc03E0
マルコ「……」ガタッ

マルコ「仕方ないよ、ジャン」ポンッ

マルコ「今こうしている間にもミカサはエレンとイチャイチャしているし」

アルミン「僕を忘れないでミン」

マルコ「ベルトルトの唐揚げがサシャに奪われてしまった……」

サシャ「やっぱりレモンあったほうが美味しいですよね!」モグモグ

ベルトルト「う、うん」

アニ「……」ギロッ

ベルトルト「い、いや……どうかな?」

マルコ「この世界は、残酷なんだ」

ライナー「ベルトルトー、どこだー」ウロウロ

コニー「それ、レモン攻撃ーwww」ピュー

マルコ「そして、とても美しい」

17: 2015/04/20(月) 21:49:16 ID:gq9Tc03E0
おしまい
唐揚げ食べたい

18: 2015/04/22(水) 02:29:48 ID:k7dsO6320
乙!
皆可愛いな
唐揚げ食べたくなった

引用: サシャ「世界は残酷なんですね……」