1: 2015/03/26(木) 01:06:14 ID:cJh9L5920
ミカサ「アルミン、ヤンデレとはどういう意味?」
アルミン「えっ!?」ギクッ
コニー「何だそれ? 奇行種か何かか?」
サシャ「ひょっとして食べ物ですか!?」
マルコ「全然まったくかすりもしてないよ。もっと恐ろしいものなんだ」
アルミン「そうだね……簡単に言えば、好きすぎて病んでる状態のことかな」
アルミン「えっ!?」ギクッ
コニー「何だそれ? 奇行種か何かか?」
サシャ「ひょっとして食べ物ですか!?」
マルコ「全然まったくかすりもしてないよ。もっと恐ろしいものなんだ」
アルミン「そうだね……簡単に言えば、好きすぎて病んでる状態のことかな」
2: 2015/03/26(木) 01:13:16 ID:cJh9L5920
ミカサ「病んでる……?」
アルミン「そう。相手を想うあまり、時に異常な行動を取ったりするんだ」
一同「へえ~」
ライナー「俺はてっきりヤンキー女がデレることかと思ってたぞ」チラッ
アニ「……何で私を見ながら言うわけ?」
ミカサ「具体的にはどんな行動を取るの?」
アルミン「例えば……ストーカーとか」
ベルトルト「……」
アニ『私はいつでもあんたのことを見てる』
アニ『だから私を見て。ほかの奴のことなんか、考えなくていいからさ……!』
ベルトルト(ヤンデレアニ……イイ!!)ドキドキ
アルミン「そう。相手を想うあまり、時に異常な行動を取ったりするんだ」
一同「へえ~」
ライナー「俺はてっきりヤンキー女がデレることかと思ってたぞ」チラッ
アニ「……何で私を見ながら言うわけ?」
ミカサ「具体的にはどんな行動を取るの?」
アルミン「例えば……ストーカーとか」
ベルトルト「……」
アニ『私はいつでもあんたのことを見てる』
アニ『だから私を見て。ほかの奴のことなんか、考えなくていいからさ……!』
ベルトルト(ヤンデレアニ……イイ!!)ドキドキ
3: 2015/03/26(木) 01:18:43 ID:cJh9L5920
ミカサ「私はいつでもエレンのそばにいたいと思うけれど、ストーカーというほどではない」
アルミン「う、うん……そうだね」
クリスタ「ストーカーなんて怖い……好きな人に迷惑をかけるのはよくないよ」
ユミル「さすが天使クリスタ! ヤンデレとは無縁だな」
アルミン「独占欲が行き過ぎると相手を監禁したりもするんだって」
ライナー「……」
クリスタ『みんないなくなっちゃったね……一人は寂しい?』
クリスタ『でも大丈夫だよ、私がついてるから……ずっと一緒だよ?』
ライナー(ヤンデレクリスタ……イイ!)ドキドキ
アルミン「う、うん……そうだね」
クリスタ「ストーカーなんて怖い……好きな人に迷惑をかけるのはよくないよ」
ユミル「さすが天使クリスタ! ヤンデレとは無縁だな」
アルミン「独占欲が行き過ぎると相手を監禁したりもするんだって」
ライナー「……」
クリスタ『みんないなくなっちゃったね……一人は寂しい?』
クリスタ『でも大丈夫だよ、私がついてるから……ずっと一緒だよ?』
ライナー(ヤンデレクリスタ……イイ!)ドキドキ
4: 2015/03/26(木) 01:25:19 ID:cJh9L5920
ユミル「おいそこのゴリラ、今変なこと考えただろ」
ユミル「クリスタに手出したらぶっ頃すからな」
ライナー「こいつはヤンデレじゃないのか!?」
アルミン「ヤンデレは好きな人に危害を加える人間を許さないんだ」
ミカサ「それは当然のこと」
ミカサ「私はエレンに命を救われた。ので、私もエレンを守りたい」
マルコ「危害だけとは限らないんだよね……」
アニ「恋敵と勘違いして嫉妬心を燃やすとか……心当たりはないかい?」
ミカサ「エレンは最近、対人格闘でアニと組んでばっかりいる。ので……」
アルミン「と、とにかく相手の気持ちを尊重することが大切なんだ!」
コニー「そういや当のエレンはどこ行ったんだ?」キョロキョロ
ユミル「クリスタに手出したらぶっ頃すからな」
ライナー「こいつはヤンデレじゃないのか!?」
アルミン「ヤンデレは好きな人に危害を加える人間を許さないんだ」
ミカサ「それは当然のこと」
ミカサ「私はエレンに命を救われた。ので、私もエレンを守りたい」
マルコ「危害だけとは限らないんだよね……」
アニ「恋敵と勘違いして嫉妬心を燃やすとか……心当たりはないかい?」
ミカサ「エレンは最近、対人格闘でアニと組んでばっかりいる。ので……」
アルミン「と、とにかく相手の気持ちを尊重することが大切なんだ!」
コニー「そういや当のエレンはどこ行ったんだ?」キョロキョロ
5: 2015/03/26(木) 01:36:12 ID:cJh9L5920
ミカサ「トイレに行くと言っていた。さすがにそこまでついて行くことはできない」
アルミン「さすがにも何も」
マルコ「エレンも災難だね……」
サシャ「それにしても怖いですねー! ヤンデレ!」モグモグ
コニー「食ってばっかのお前には一生関係ねーだろうなww」
アルミン「でも、中には愛する人を食べて一つになりたいと考える人もいるそうだよ」
コニー「えっ!?」
サシャ『うわあ、いい匂い……! こんなに美味しそうな料理は生まれて初めてです!』
サシャ『待っててくださいね? もう少しで、あなたと一つになれますから――』
コニー(ヤンデレサシャ……イイ! のか!!?)ドキドキ
マルコ「君たちはただのドMなんじゃないかな?」
アルミン「さすがにも何も」
マルコ「エレンも災難だね……」
サシャ「それにしても怖いですねー! ヤンデレ!」モグモグ
コニー「食ってばっかのお前には一生関係ねーだろうなww」
アルミン「でも、中には愛する人を食べて一つになりたいと考える人もいるそうだよ」
コニー「えっ!?」
サシャ『うわあ、いい匂い……! こんなに美味しそうな料理は生まれて初めてです!』
サシャ『待っててくださいね? もう少しで、あなたと一つになれますから――』
コニー(ヤンデレサシャ……イイ! のか!!?)ドキドキ
マルコ「君たちはただのドMなんじゃないかな?」
6: 2015/03/26(木) 01:46:32 ID:cJh9L5920
ミカサ「ヤンデレ……私にはよく分からない世界だった」
アルミン「そもそもどうしてそんなことを訊いたの?」
ミカサ「エレンに私はヤンデレではないかと言われた」
一同「エレンに!?」
ミカサ「何がしたいんだよって――」
ミカサ「私はただ、エレンのために――」
マルコ「……ずいぶん長いトイレだね?」
コニー「腹でも壊したのか?」ボケー
ミカサ「様子を見に行ってくる」スッ
アルミン「あ! ちょっと待って、ミカサ!」
アルミン「そもそもどうしてそんなことを訊いたの?」
ミカサ「エレンに私はヤンデレではないかと言われた」
一同「エレンに!?」
ミカサ「何がしたいんだよって――」
ミカサ「私はただ、エレンのために――」
マルコ「……ずいぶん長いトイレだね?」
コニー「腹でも壊したのか?」ボケー
ミカサ「様子を見に行ってくる」スッ
アルミン「あ! ちょっと待って、ミカサ!」
7: 2015/03/26(木) 01:50:38 ID:cJh9L5920
ミカサ(エレンにどう思われようとかまわない。私は――)
ドンッ
ジャン「うおっ、ミカサ!? 何で男子トイレに」
ミカサ「ジャン、エレンを見なかった?」
ジャン「ああ……個室にいると思うぜ?」
ミカサ「どうも」スタスタ
ジャン「ためらいなく入っていきやがった……」
ドンッ
ジャン「うおっ、ミカサ!? 何で男子トイレに」
ミカサ「ジャン、エレンを見なかった?」
ジャン「ああ……個室にいると思うぜ?」
ミカサ「どうも」スタスタ
ジャン「ためらいなく入っていきやがった……」
8: 2015/03/26(木) 01:54:49 ID:cJh9L5920
ミカサ「エレン?」コンコン
シーン
ミカサ(……返事がない)ザワッ
ミカサ「調子が悪いのなら、すぐ医務室に……」
カチャ
ミカサ「? ……開いてる」
ミカサ(今は緊急事態……迷っている暇はない)
ミカサ「エレン――」
ミカサ「……え」
シーン
ミカサ(……返事がない)ザワッ
ミカサ「調子が悪いのなら、すぐ医務室に……」
カチャ
ミカサ「? ……開いてる」
ミカサ(今は緊急事態……迷っている暇はない)
ミカサ「エレン――」
ミカサ「……え」
9: 2015/03/26(木) 01:58:41 ID:cJh9L5920
ミカサ「エレン……?」
ミカサ「起きて」ユサユサ
ミカサ「しっかりして」
ミカサ「何で……?」
ミカサ「どうして」
ミカサ「こんな」
ミカサ「返事をして」
ミカサ「エレン!」
ミカサ「……」
ミカサ「エレン……エレン……」グスグス
ミカサ「嘘だ……」
ミカサ「一体誰が……」
ジャン「エレンエレンうるせえんだよ」
ミカサ「起きて」ユサユサ
ミカサ「しっかりして」
ミカサ「何で……?」
ミカサ「どうして」
ミカサ「こんな」
ミカサ「返事をして」
ミカサ「エレン!」
ミカサ「……」
ミカサ「エレン……エレン……」グスグス
ミカサ「嘘だ……」
ミカサ「一体誰が……」
ジャン「エレンエレンうるせえんだよ」
10: 2015/03/26(木) 02:03:00 ID:cJh9L5920
ミカサ「!?」クルッ
ミカサ「ジャン……あなた……まさか」
ジャン「お前、俺の服が血でべっとりなのも気が付かねえのな」
ジャン「大したもんだぜ」
ミカサ「……」ユラリ
ミカサ「理由は……知らない。知る必要もない」
ジャン(ああ)
ミカサ「ジャン」
ジャン(やっと見てくれた――)
ミカサ「氏んで」
ジャン(俺だけのミカサ)
ザシュッ
おしまい
ミカサ「ジャン……あなた……まさか」
ジャン「お前、俺の服が血でべっとりなのも気が付かねえのな」
ジャン「大したもんだぜ」
ミカサ「……」ユラリ
ミカサ「理由は……知らない。知る必要もない」
ジャン(ああ)
ミカサ「ジャン」
ジャン(やっと見てくれた――)
ミカサ「氏んで」
ジャン(俺だけのミカサ)
ザシュッ
おしまい
11: 2015/03/26(木) 15:20:12 ID:okH8CFY.O携
まさかのオチ
面白かった乙
面白かった乙
引用: ミカサ「ヤンデレ?」
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