1: 2010/08/06(金) 23:50:33.96 ID:XsGiSkDO

34: 2010/08/08(日) 15:17:32.24 ID:bz.dkgAO
三年Z組ー銀八先生!

銀八「えー、折角立ててくれたのを無駄にすんのもアレなんでちょっとやらせてください」

銀八「まー本編は何とか完結って形にはなりましたが…いやーすんませんねホント」

銀八「中盤で展開がグダグダになったせいでこんな切羽詰まった感じになっちまいました」

銀八「途中で話の筋を変えて推敲も出来なかったんで…出来として残念な感じだな、うん」

銀八「とにかく…最後までお付き合いくださって本当に感謝してます」

言うのが遅れましたが本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございました
急ぎ足で終わらせる形になってしまいすみません
てめーらァァァ!!それでも銀魂ついてんのかァァァ!(前編)

37: 2010/08/08(日) 15:32:02.18 ID:bz.dkgAO
銀八「蛇足的補足もやっとくんで鬱陶しけりゃスルーしてください」

銀八「今回は実質的にラストの主役をけいぱっつぁんにしたつもりです」

銀八「ホントは銀さんとレナで決闘させた方が展開的にもやりやすかったんですが…」

銀八「それじゃ何つーか…最後まで銀さん中心になっちまうんで…」

銀八「したらもう圭一たちの自立も何もないじゃねーかオイ、ってなっちまうんで…」

銀八「ラストは若干銀さん空気だったのは…まあそんなわけです」

38: 2010/08/08(日) 15:40:17.74 ID:bz.dkgAO
銀八「ちなみに銀さんがレナと戦ってたらどんな感じになってたかっつーと…」

銀八「あ、前後の流れは適当に補完してください……じゃ、こんな感じで」

-------


銀時「来いよレナ…喧嘩の相手くれーならいくらでもしてやらァ!」

キィン!

レナ「………!」

レナ(どうなってるの…先生の攻撃がどんどん重くなって…!)

レナ(あんな血を流してるのに…どうして……!?)

キィン

レナ「くっ………」

銀時「どうしたよ…そんなもんか?ま…テメーの力なんざ所詮たかが知れてっけどな」

レナ「な…何を……!」

銀時「一人でそんなモン振り回してるだけの今のテメーじゃ…俺には一生勝てねェよ」

羽入『………』

レナ「……!」

レナ(何…先生の後ろに女の子が見える……?)

39: 2010/08/08(日) 15:42:33.13 ID:bz.dkgAO
銀時「仲間の魂を刀に込める…まさに『オーバーソウル』ってわけだな…」

レナ「!?」

レナ(違う…圭一くんや魅ぃちゃんも……みんな……)

圭一『レナ…ごめんな、お前がこんなに追い込まれてたなんで知らなかった…』

魅音『でも…だからってレナのやってることをほっとくわけにはいかない』

沙都子『勘違いなさらないでくださいまし…レナさんが…大切だからですのよ?』

詩音『これ以上…大切な仲間のレナさんに…こんなことさせたくないんですよ』

梨花『レナ…私たちはどんなときでも…あなたの……』

羽入『……あなたの味方なのですよ?』

レナ「うっ…う……」

40: 2010/08/08(日) 15:45:23.85 ID:bz.dkgAO
銀時「仲間の魂込められたこの剣と…テメーの意地が詰まったその鉈……」

銀時「どっちがつえーか……そろそろ決着つけようじゃねーか……!」

レナ「うっ…うああああぁぁっ!!」

銀時「オオオオォォッ!!」

キキィン!!

梨花「!」

41: 2010/08/08(日) 15:49:54.26 ID:bz.dkgAO
レナ「………」

銀時「………」

パキッ

圭一「!」

魅音「レナの鉈が…真っ二つに……!」

梨花「銀時……!」

レナ「………」

レナ「どうして…こんなことになっちゃったんだろ……どうして……」

レナ「どうしてこんなに大好きなみんなのことを…信じられなかったんだろう……」

-------

42: 2010/08/08(日) 15:59:33.63 ID:bz.dkgAO
銀八「……こんな感じだったんじゃね?多分」

銀八「他にも色々補足したいんですが…あんまり長くてもアレなんで……」

銀八「この辺で補足はスパッと終わっときます」

銀八「あ、EDが『銀色の空』なのは歌詞が何となーくひぐらしっぽかったからです」

銀八「赤坂さんが最後まで空気だったけど…勘弁してください、はい」

銀八「じゃあ改めて…最後まで読んでくれて本当にお疲れさんでした」

蛇足的補足-完




悟史「ずっと出番が来るかと思って最後までスタンバってました」

53: 2010/08/08(日) 23:40:55.81 ID:bz.dkgAO
銀八「ついでっつーことで…もうちっと余計なことやらかします」

力入れたとか言ったけど実際はそうでもないですから期待はしないでください

54: 2010/08/08(日) 23:45:04.87 ID:bz.dkgAO
血塗れ編


---
某日-学校、昼休み

魅音「さあ!みんなでお昼にしよっか!」

梨花「机をくっつけるのですよ、にぱー」

レナ「今日はレナも張り切って作ってきたよ!」

沙都子「おーっほっほっほ!レナさんのお弁当は実に楽しみでございますわね!」

詩音「心配しなくてもちゃんと沙都子には特別メニューがありますよ、ほら!」

沙都子「ふ、ふわあああーん!アスパラは嫌ですのー!」

圭一「………」

56: 2010/08/08(日) 23:52:48.18 ID:bz.dkgAO
詩音「どうしたんですか圭ちゃん、元気ありませんね」

圭一「実は…今、親がどっちも仕事でさ……」

魅音「うんうん」

圭一「たまには自分で弁当を作ろうと思って挑戦したらだ……」

沙都子「……嫌な予感しか致しませんわね」

圭一「気が付いたら…食べ物が食べ物じゃなくなった」

魅音「そ、それはさすがにないんじゃ……」

圭一「……見るか?俺の弁当…いや弁当と呼ぶことすらおこがましいが…」

レナ「だ、大丈夫だよ圭一くん…」

魅音「逆にどんなレベルなのか気になるねぇ…じゃあ見せてもらっても?」

圭一「……これだ」パカッ

魅音「………」

57: 2010/08/08(日) 23:56:17.55 ID:bz.dkgAO
梨花「……圭一、この青い塊は何なのですか?」

圭一「……ブロッコリーみたいな何か」

詩音「こ…この黄緑色の平べったいのは?」

圭一「……料理中に突然変異した魚の切り身」

沙都子「こ…この赤いツブツブは?」

圭一「……グリーンピース、もといレッドピース」

レナ「こ、この飲み物は…?」

圭一「…炭酸抜きのコーラ」

魅音「最後に…この真っ黒なのは?」

圭一「……可哀想なベーコン」

一同「…………」

60: 2010/08/09(月) 00:02:42.77 ID:5FPVCAAO
魅音「……うん、すごくカラフルで…あの…うん…すごくカラフルで良い感じ!」

詩音「お姉、カラフルしか言ってませんよ」

沙都子「そ、そもそもどう料理すればこんな異常な作品が出来るのでございますか!?」

圭一「…………生まれてきてすいません、みなさんと同じ空気吸っててすいません」

梨花「この上なく卑屈になっているのですよ…」

沙都子「そ…そんなに落ち込まなくても大丈夫ですわ!料理は失敗して成長するもので…」

圭一「もういいんだ…生まれ変わったら…俺はサザエの黒くて苦いところになりたい」

レナ「…………」

63: 2010/08/09(月) 00:08:31.58 ID:5FPVCAAO
レナ「れ…レナは圭一君のお弁当食べてみたいな!みたいな!」

一同「!?」

魅音『ちょ…レ、レナ!あんた何言って!』

レナ『だ、だって圭一君可哀想だよ!せっかく頑張って作ったのに!』

魅音『そうだけど!さすがにこれはお腹壊すって!』

レナ『大丈夫…レナは大丈夫だから!』

魅音『………!』

魅音(レナ…あんた優しすぎるよ…氏ぬ覚悟があるんだね……)

66: 2010/08/09(月) 00:13:01.95 ID:5FPVCAAO
魅音「あーもう!一蓮托生だよ!圭ちゃんのおかずを全員一品ずつ食べること!」

圭一「お、オイお前ら!?」

沙都子「ま…まあ…赤いグリーンピースなら…意外にイケるかもしれません…」

レナ「じゃあ…組み合わせはさっき圭一君に訊いた料理でいいね?」

梨花「ぼ…僕は青いブロッコリーなのですか…」

梨花(圭一…覚えてなさいよ……!!)

魅音(っていうか…炭酸抜きのコーラのレナが一番楽じゃない?)

魅音「まあいいや…じゃあみんな…せーので食べるよ……せーの!」

パクッ

69: 2010/08/09(月) 00:16:58.47 ID:5FPVCAAO
---
職員室

銀時「あっついなーオイ…ホント暑いんだけど…何か冷たくて甘いモン食いてーな…」

圭一「せ、先生……!」

銀時「ん、どうしたよけいぱっつぁん」

圭一「みんなを…止めてくれ……」バタッ

銀時「お、オイィィィ!!どうしたお前!何があった!?」

圭一「みんなは悪くない…俺が悪いんです……」

銀時「いやだから何が!?」

圭一「気をつけてくれ銀さん…アイツら…銀さんのことを……」ガクッ

銀時「け、圭一ィィィィ!?」

72: 2010/08/09(月) 00:20:50.76 ID:5FPVCAAO
詩音「あっ、銀さんったらこんな所にいたんですか♪」

銀時「オイ何かあったのか!?奴か!人造人間でも襲って来たか!?」

銀時「どうせだったら18号…あ、やっぱ大人しい16…やっぱ18号が良い」

詩音「何を意味の分からないことを言ってるんですか…それより銀さん」

銀時「何だ、話なら後で聞いてやっからとりあえずけいぱっつぁんを保健室にだな…」

詩音「……好きです」

銀時「」

74: 2010/08/09(月) 00:22:29.64 ID:5FPVCAAO
銀時「…………待って待って、何か耳がおかしくなったらしいわ、え?何て?」

詩音「好きです」

銀時「誰が?」

詩音「私がです」

銀時「誰のことを?」

詩音「銀さんのことを」

銀時「あ、もしもし?あのー、大至急救急車をお願いしたいんすけど」

76: 2010/08/09(月) 00:27:38.53 ID:5FPVCAAO
詩音「嫌ですね…人を病人扱いだなんて……」

銀時「お前何があった、溶けたか?この暑さで脳髄とろけたか?」

詩音「私は冷静ですよ…銀さん、好きです」

銀時「どの辺が冷静なのか説明してみろォォ!完全にネジが何本か飛んでんだろ!?」

詩音「……酷いじゃないですか、女の子がここまで言ってるのに」グスッ

銀時「お前アレだろ!ポケモンマスター一筋だったじゃねーか!」

詩音「悟史君は悟史君です…それに…私、悟史君の声をしたメスブタが嫌いなんです」

銀時「とんでもねーこと言い出したよコイツ、完全に世界観ぶっ壊したよ」

79: 2010/08/09(月) 00:31:39.10 ID:5FPVCAAO
詩音「というわけで…銀さん、好きです」

銀時「どういうわけで!?お前それ要するに二股掛ける気じゃねーか!」

詩音「そんな…私はそんなつもりは……」

銀時「とにかくお前、ポケモンマスターについててやれよ」

銀時「アレだ、もういっそピカチュウにでもなってやりゃいいじゃねーか」

詩音「……分かりました、そうですよね…二股なんて最低ですよね」

銀時「そう!それでいい!分かりゃいーんだ、分かりゃ」

詩音「私、思い付きました…最高の解決法を」

銀時「………は?」

81: 2010/08/09(月) 00:36:04.03 ID:5FPVCAAO
詩音「二股ってアレですよね、どっちも生きてるから二股になるんですよね?」

銀時「……………」

銀時(嫌な予感しかしねーぞオイ)

詩音「じゃあ…銀さんが氏んでお人形になれば………」

銀時「何言っちゃってんのお前ェェェ!?それはねーだろ!それは駄目だろお前!」

詩音「ううん…もう決めました、私…銀さんをお人形にします♪」

銀時「だからお前、頭大丈夫!?少しは人の話………」

圭一『気をつけてくれ銀さん…アイツら…銀さんのことを……』

銀時「…………」

87: 2010/08/09(月) 00:41:23.70 ID:5FPVCAAO
銀時(あ、アイツが言ってたのってこういうことか…あーはいはい、なるほど……)

銀時(惚れ薬だか頭打ったのかは知らねーが…まあとりあえず何かやべーと…)

銀時(で、詩音の奴はこういう感じで頭おかしくなってると……)

銀時「ってことはつまりだ……」

詩音「じゃあ氏んでください銀さん、そしてずっと私と一緒にいましょうね♪」

銀時「これ逃げなきゃ殺されるってことじゃねーかァァァァァ!!」ダッ

88: 2010/08/09(月) 00:46:05.39 ID:5FPVCAAO
詩音「待ってくださいよ銀さーん、何で逃げるんですかー?」

銀時「逃げるに決まってんだろ!そんな危ねーこと言ってる奴に近付くかァァ!」

詩音「あ、照れ隠しですか?もう銀さんったら…恥ずかしがり屋ですね!」

銀時「お前耳付いてんの!?こえーから逃げてるって言ってんだろ!」

詩音「分かってますよ分かってますよ!そんな銀さんだからお人形にしたいんです♪」

銀時「ねえ警察!誰か警察呼んでェェェェ!!」

89: 2010/08/09(月) 00:52:51.16 ID:5FPVCAAO
詩音「待ってくださいよ銀さ……きゃあっ!?」ズポッ

銀時「は?お…落とし穴……?」

沙都子「こちらですわ先生、早く急いでくださいまし!」

銀時「さ…沙都子!詩音のヤローには何があったんだ!?」

沙都子「いいから今はこちらへ!危険ですのよ!」

銀時「何でまたこんなめんどくせーことになってんだよコノヤロー!」

90: 2010/08/09(月) 00:59:52.19 ID:5FPVCAAO
---
校内、某所

銀時「はぁ…はぁ…どーやら巻いたみてーだな」

沙都子「全く…世話が焼けますわね……」

銀時「いやまさかスタンガン持ったピカチュウに追っ掛けられるとは思わなかったわ」

銀時「追い掛けんならお魚くわえたどら猫にしろってんだよ」

沙都子「あ…か、勘違いなさらないで!別に先生のためにやったのではございませんのよ!」

銀時「今回は助かったわ、なかなかやるじゃねーかオイ」

沙都子「ほ…誉められたって全然嬉しくも何ともございませんわ……」

銀時「……………」

91: 2010/08/09(月) 01:07:10.02 ID:5FPVCAAO
銀時「……オイ、お前も何かおかしかねーか?」

沙都子「わ、私のどこが……」

銀時「お前そんなんだったか?何か…アレ…何か違くね?」

沙都子「わ…私は…坂田先生のことなんか好きでも何でもございませんのよ!」

銀時「いやそれだから、俺がおかしいって言ってんのは今のそれだから」

沙都子「私は全然…いつも通りで……」

沙都子「…………」

銀時「何で赤くなってんの!?何このフワフワした空気!背景にお花畑が見えんだけど!?」

92: 2010/08/09(月) 01:11:05.03 ID:5FPVCAAO
梨花「フフフ…なるほどね、沙都子…アンタも隅に置けないわね」

沙都子「り、梨花!?」

銀時(何かまためんどくさそうなのが来たよオイ、これ大丈夫か?)

梨花「アンタがそういう手口で攻めるなら…私も手を打たなきゃね」

沙都子「り、梨花が何を言ってるのかさっぱりでしてよ!私は別に……」

梨花「そこまでストレートな性格も今では珍しいわ…褒めてあげるわよ、沙都子」

銀時「ねえ、お前ら何の話をしてんの?それ絶対に小学生のガキがする話じゃねーよ」

梨花「まあいいわ…ねえ銀時、私の話を聞いてくれる?」

94: 2010/08/09(月) 01:14:08.84 ID:5FPVCAAO
銀時「あ…ワリー、ちょっとトイレ行きたくなったんで」

梨花「じゃあ付いていくわ、個室の中…二人きりでゆっくり話をしましょう…」

銀時「ごめん、やっぱ行きたくなくなったわ」

梨花「そう、ならここで話を聞きなさい……銀時」

銀時(絶対ろくでもねー話に決まって……)

梨花「私と子供を作りましょう」

銀時「」

95: 2010/08/09(月) 01:24:34.18 ID:5FPVCAAO
銀時「…………」

梨花「ああ、心配しないで…私は初めてよ」

銀時「聞いちゃいねーよんなこと!つーか何でいきなりそんな話になってんの!?」

梨花「既成事実を作ればもう誰にも邪魔はされないでしょう?子は鎹とも言うしね、フフ…」

銀時「『フフ…』じゃねェェェ!お前ガキのくせして何を訳わからねーこと言ってんだ!?」

梨花「子供じゃないわ…もう大人よ」

銀時「お前、前はババア扱いしたらキレたくせに何なの!?」

梨花「銀時が望むのなら…どんな恥ずかしいことだってしてあげるわ」

銀時「オイ誰かコイツの頭の中にダイナマイトぶち込んでくれ!」

96: 2010/08/09(月) 01:28:21.92 ID:5FPVCAAO
羽入『銀時!』

銀時『おいオモシロォォ!何だ、何が起こってやがんだ!?』

羽入『僕にもよく分からないのですが…圭一の料理を食べたらこうなってしまって…』

銀時『いや意味分からないんだけど!?何で料理を食っただけでこうなんの?』

羽入『あぅあぅ…僕に聞かれても……と、とにかく!何とかしてください!』

銀時『何とかって何だァァァ!丸投げかテメー!だからテメーはオモシロなんだ!』

羽入『オヤシロ!』

銀時『オモシロ』

羽入『オモシロ!あ、間違えた、オヤシロ!』

101: 2010/08/09(月) 01:36:46.44 ID:5FPVCAAO
羽入『とにかく!絶対に梨花や沙都子、他のみんなと何か妙なことをしないように!』

銀時『当たり前だ馬鹿、そんなことになったら終わるから、色々と氏ぬからね』

羽入『ちなみに下手を打てば即バッドエンド突入なのですよ』

銀時『何そのゲームみたいな展開、逆にどうすりゃグッドエンドなんだオイ』

羽入『誰かとくっついたらきっと他の誰かに狙われるのです…』

銀時『ああ…確かに…じゃあどうしろってんだ?』

羽入『……全員の好感度を上げすぎず下げすぎずでキープするのですよ、多分』

銀時『………』

104: 2010/08/09(月) 01:42:58.96 ID:5FPVCAAO
三年Z組ー銀八先生!

銀八「すいませんがとりあえず今日はこんな所で終わっときます」

銀八「何となく『こんな感じのことやりたいのね』みたいに掴んでもらえりゃいいんですが…」

銀八「一応言っとくと…銀魂サイドのキャラと一体化したとかそういうんじゃないんで…」

銀八「それと…まだこれ、どこに着地するかは決まってないです」

銀八「じゃーそんなわけで…アレだ、扇風機つけたまま寝ると腹こわすから気をつけろよ」

122: 2010/08/09(月) 21:30:56.96 ID:5FPVCAAO
銀八「あれ?扇風機回して寝なかったのになんか腹がめっちゃ痛いんだけど?」

銀八「何これどうなってんの?夏の腹痛って回避不可なの?」

銀八「あんだけクソ暑いの我慢したのにそりゃねーよ神様、ひでーよ神様」

銀八「神なら人間の苦しみも全部すくい取ってくれよオイ」

----

羽入『あうあう…シュークリーム食べ過ぎてお腹が痛いのです………』



あまり進みませんが再開します

123: 2010/08/09(月) 21:40:30.17 ID:5FPVCAAO
銀時「……つーわけで、俺ァ逃げさせてもらうぜ」

梨花「やってみるといいわ…でも、簡単には行かせないわよ……」

沙都子「よ、よくは分かりませんが…先生は行かせませんわ!」

銀時「オイ、あそこ飛んでんのUFOじゃね?」

梨花・沙都子「え?」

銀時「嘘に決まってんだろ馬鹿共がァァァ!」ダッ

梨花「し、しまった…」

沙都子「…………」

沙都子(私が言えることではございませんが…梨花も案外単純ですのね……)

124: 2010/08/09(月) 21:59:17.64 ID:5FPVCAAO
梨花『羽入…アンタ、裏切ったわね?』

羽入『あ…あぅあぅあぅ…ぼ、僕は梨花のためを思って………』

梨花『まあいいわ…羽入、アンタも手伝いなさい』

羽入『ぼ、僕にはそんなことできないのです!梨花は今、少し混乱して……』

梨花『銀時を捕まえるのに良い働きをしたら毎日シュークリーム……』

梨花『それにエンジェルモートのデザートをあげようかと思ってたのに…残念ね』

羽入『梨花!僕は何をすればいいのですか!何でも命令をするのですよ!』

梨花『良い子ね』

梨花「待っていなさいよ銀時…フフ……」

沙都子「り、梨花がこの上なく恐ろしく見えますわね……」

126: 2010/08/09(月) 22:08:30.54 ID:5FPVCAAO
---
某所

銀時「くそっ…どこに行っても敵しかいねーじゃねーかよ……」

銀時「アレか…こっそり学校から抜け出しちまえばいいのか?」

魅音「それはマズいよ…校門の所には一杯トラップがあるし…詩音も見回ってるから」

銀時「マジかよ、くっそ…何だってこんな………」

銀時「…………」

魅音「ど、どうかした?おじさんの顔に何か付いてる?」

銀時「いや……何でお前いんの?」

127: 2010/08/09(月) 22:13:06.26 ID:5FPVCAAO
魅音「あ、アハハ…びっくりしちゃった?」

銀時「……すいまっせーん、僕ァちょっとドラマの再放送録画してくるんでー…」

魅音「そ、そんなに怖がらないでよ…大丈夫、おじさんは先生に変なことはしないから」

銀時「…………」

魅音「信用出来ないか…うん、そうだよね……」

銀時「……何でこんなわけわかめな状況になったのか説明しちゃくれねーか?」

魅音「うん…おじさんは正直に話すけど…信じるかどうかは銀さんが決めて……」

128: 2010/08/09(月) 22:19:48.02 ID:5FPVCAAO
---

魅音「……つまり、そういうわけなんだ」

銀時「意味分からないくらいに変な料理を食ったら性格が変わってた…」

銀時「何だそのどこぞの三流マンガみてーな展開は……」

魅音「うん…私も正直何が何だか……」

銀時「………」

魅音「……もし、先生が私を怖いと思うなら…逃げていいよ、私は追わないから」

129: 2010/08/09(月) 22:22:09.28 ID:5FPVCAAO
銀時(コイツも料理を食ってるならどうにかなっててもおかしくねーが……)

銀時「……少なくとも、テメーは他の奴らよりかは大分まともみてーだな」

魅音「良かった…銀さんから信用してもらえて……ねえ、銀さん」

銀時「ん?」

魅音「ちょっとだけ…話したいことがあるんだけど…いい?」

銀時「………」

銀時(い、嫌な予感しかしねーぞオイ…ここにきて本性出たか?)

131: 2010/08/09(月) 22:33:41.29 ID:5FPVCAAO
魅音「あ、も…もちろん嫌だったら話さないけど……」

銀時(ぶっちゃけあんま気が進まねーが……)

羽入『全員の好感度を上げすぎず下げすぎずでキープするのですよ』

銀時(ってオモシロ様が言ってやがったからな……)

銀時「……あんま長くねーなら聞くけどよ」

銀時(下手に怒らせちまってもバッドエンドになっちまうしな…)

132: 2010/08/09(月) 22:37:32.85 ID:5FPVCAAO
魅音「ありがと…私ってば馬鹿だからちゃんと伝わらないかもしれないけど……」

魅音「銀さんには…すごく感謝してる、銀さんみたいな大人がいてくれて本当に良かった」

魅音「だから…急に消えちゃった時はすごく泣いたし…すごく辛かった」

銀時「そりゃ…何つーか悪かったな」

魅音「ううん…銀さんは悪くない…悪くないから謝らないで……」

銀時「………」

銀時(あれ?何これ、何かやりにくい?何か今までで一番やりにくいんだけど?)

133: 2010/08/09(月) 22:45:55.61 ID:5FPVCAAO
銀時「ま…まーあれだ、何だかんだでこっちにまた来れたわけだしよ」

魅音「でも…銀さん、またいつか…帰っちゃうんだよね?」

銀時「そりゃお前…まあそうなっちまうけどよ」

魅音「じゃあ…い、今のうちに…伝えとかなきゃ……」

銀時「?」

魅音「私…銀さんのことが好き…大好き………」

銀時「…………」

銀時(パトラッシュ…もういいかな…俺ァもう疲れたよ……)

137: 2010/08/09(月) 22:55:45.53 ID:5FPVCAAO
魅音「ご…ごめん銀さん……急に…こんなこと言っちゃって……」

銀時「いや…いいよもう、大体予想できたし……うん」

魅音「わがままだって分かってる…でも…どうしても伝えたかったから…」

魅音「だから返事はいらない…おじさんは…気持ちを伝えられればそれで良かったから…」

銀時「ちょ…もう止めて…そういう良い人路線で来られたら泣きそうになるから…」

140: 2010/08/09(月) 23:06:28.06 ID:5FPVCAAO
魅音「私のせいで銀さんが悩むことになっちゃったら…その…ごめんね……?」

銀時「やめてホント、お前の気持ちはわかったから、何かすっげー申し訳ないから」

魅音「帰っちゃったら忘れてもいい!でも今だけは…今だけは…その……」

魅音「おじさんの言葉…心の隅に置いといてくれたら…なんて……」

銀時「だから止めろお前ェェェ!痛い痛い!ホント胸が痛くなるから!!」

銀時「これ色んな意味でヤバいんだけど!今までで最大のピンチ迎えちゃったんだけど!?」

魅音「銀さん…私……」

詩音「銀さんが…何ですか、お姉……」

銀時「………」

銀時(あれ?目をつぶると何か綺麗な川とお花畑が見えてくるんだけど?)

142: 2010/08/09(月) 23:21:13.43 ID:5FPVCAAO
魅音「し…詩音……」

詩音「ずいぶんと性悪ですねお姉…純情に見せかけて銀さんの気を引こうだなんて……」

魅音「ち…違う……私はそんなつもりじゃ……」

銀時「何これ、どこなのここ?女子校?」

詩音「言い訳はいいです…銀さんは渡さない…邪魔をしようっていうなら……」

魅音「そんな…し…詩音……!」

銀時(ど…どどどどうすりゃいいんだこれ!どうしたら正解なんだこれェェェ!)

詩音「どうしてやりましょうねぇ…人の物に手を出す悪い猫は…」

銀時「いや誰がお前の物!?言ってねーよそんなの一言も!」

143: 2010/08/09(月) 23:28:47.11 ID:5FPVCAAO
詩音「そうだ…地下室にお姉を縛り付けて目の前で銀さんをお人形にすれば……」

銀時「何でだァァ!?どこをどうなったらそういう選択が導かれるんだァァァァ!?」

詩音「そうしよう!そうしましょう!くけけけけけけけけ!!」

魅音「……逃げて、銀さん」

銀時「いや…テメーはどうすんだ?」

魅音「おじさんはここで詩音を止める…その間に銀さんは逃げて」

銀時「…………」

魅音「大丈夫…おじさんは銀さんのためなら頑張れるから……!」

銀時(やっぱ良い子だ!もう涙が出るくらい良い子だよこの子!)

銀時(つーか逆にそんなこと言われたら気ィ遣って逃げられねーんだけど!?)

144: 2010/08/09(月) 23:36:26.48 ID:5FPVCAAO
詩音「まずはお姉を気絶させて…次に銀さんを………っ!?」

詩音「………」

魅音「ど、どうしたの詩音………っ!」

魅音「………」

銀時「……何だテメーら、急に黙りやがっ…」

レナ「………」

銀時「………」

銀時(な…何か来たァァァ!途中に何かよく分からないのが乱入してきたァァァ!?)

147: 2010/08/09(月) 23:46:37.50 ID:5FPVCAAO
魅音「れ、レナ…一体いつからそこに……」

レナ「………くだらぬ」

銀時「………は?」

レナ「同じような姿形をした双子の姉妹…それらがぶつかり合うといかなる結末になるか…」

レナ「それを愉しみにわざわざここまで足を運んでみれば……」

銀時「あのー…レナさん?あんたレナさんっすよね?」

レナ「貴様らは敵を倒すと言う単純な行為に人形だの誰かのためだの愛情だのと………」

レナ「上等な料理にハチミツをブチまけるが如き思想ッッッ!!」

銀時「いや何の話!?テメーだけ明らかに別件でおかしくなってんじゃねーかァァァ!」

152: 2010/08/10(火) 00:00:11.58 ID:7tQiM6AO
銀時「オイィィィィ!何アレ!?何なの!?何がどうしてああなってんの!?」

魅音「れ、レナが飲んだのは確か…炭酸の抜けたコーラ…だったかな?」

銀時「あー…炭酸抜きのコーラってエネルギー効率良いんだっけ、嘘くせーけど」

銀時「んなこたァどうでもいいんだよ!何これ、こっから俺に何をしろってんだ!?」

魅音「とりあえず…詩音は今動揺してるから…今のうちに逃げたほうがいいと思う」

銀時「いやそうは言ってもよ……」

魅音「正直…レナにしろ詩音にしろ捕まったら大変なことになる……だから逃げて」

銀時「…………」

154: 2010/08/10(火) 00:21:04.21 ID:7tQiM6AO
詩音「た、たとえレナさんでも…邪魔をするのなら容赦しませんよ……」バチバチ

レナ「改造スタンガン…見たところ、二十万ボルトというトコロか………」クスクス

詩音「な、何を笑ってんですか…脅しなだけで使えないとでも思ってるんですか?」

レナ「スタンガンなど窮地に於いて身を守る小道具の基本に過ぎん」

レナ「放電で生み出されたオゾン臭による威嚇効果もそいつの大きな強みだ…」

詩音「そ…そんな使い方が……?」

レナ「だが…相手に対して直接使うならば首筋や心筋に近い胴体を狙うのが得策」

詩音「………!?」

レナ「ほら…間合いだぜ……」

銀時「あれもうレナって名前なだけで完全に別人だよね、面影すらないよね」

160: 2010/08/10(火) 00:41:11.33 ID:7tQiM6AO
詩音「う……!」

レナ「どうした…使わねェのかい?」

詩音「…………」

レナ「フン……オイ貴様ら」

銀時「ひゃい!」

魅音「は…はい……」

レナ「時が来たら喰いに来る…それまでせいぜい餌としての価値を高めておけッッ」

レナ「俺は駄菓子の如き助言をしていらぬ世話を焼くつもりはない…祝福するぜ、二人とも」

銀時「いやだから何の話をしてんの!?勝手に話を進めてんじゃ……」

レナ「今喰われたいか」

銀時「すいまっせーん」

191: 2010/08/11(水) 23:01:15.05 ID:VZTraYAO
---

銀時「……何だったんだ、あれ」

魅音「レナっぽい何か…だったんじゃないかな?」

銀時「ひょっとしてこの村に伝わるとかいう鬼の正体ってあいつなんじゃねーの?」

魅音「あはは!まさかそんなわけ…そんなわけ……ない…と思う…多分」

銀時「つーか…どうやったらアイツら元に戻るんだ?いい加減何とかしてやらねーと…」

魅音「さ…さあ……」

銀時「とりあえずアレか…その圭一の作った料理ってのを見てみるか」

192: 2010/08/11(水) 23:11:41.25 ID:VZTraYAO
---
教室

魅音「これなんだけど……」

銀時「これは料理というんですか?細菌テロというんじゃないんですか?」

魅音「それは言い過ぎ…じゃないかも……」

銀時「テメーが食ったのはどれだ?」

魅音「この真っ黒な…圭ちゃん曰わく『可哀想なベーコン』を」

銀時「……ぼったくりバーのキャバ嬢が作る卵料理をちょっとマシにした感じだな」

魅音「こ…これよりもっと凄いのを作る人がいるの?」

銀時「単純な破壊力ならアイツのが上だろうな、目が焼けたり色々やべーから」

魅音「それ…大丈夫なの…?」

195: 2010/08/11(水) 23:37:32.59 ID:VZTraYAO
銀時「ただ圭一は威力が低い分色んなバリエーションがあっからどっこいどっこいか?」

魅音「それで…どうするの……?」

銀時「こういう時は……飲め、ポカリを」

魅音「いや…飲めって言われてもさ……」

銀時「ポカリ飲んどきゃ大抵の病気は治るから心配ねーよ」

銀時「まー苺牛乳には勝てねーが…ポカリは偉大だから、風邪引いた時のお供に最高だから」

197: 2010/08/11(水) 23:55:48.63 ID:VZTraYAO
魅音「いや…さすがにそこまで万能じゃ……」

銀時「じゃああれだ、使用者からの喜びの声を紹介してやるから」

魅音「は……?」

ポカリを飲んだ体験者の方々

S.Sさん『いつもダメガネと言われている僕でしたが文通相手が出来ました!』

Kさん『ご飯をこれでもかってくらい食べられるようになったアル!』

T.H『ダンボールが家でも生活していけるくらい体が丈夫になりました!』

K.Kさん『K.Kさんじゃない、桂だ』


銀時「ほらな、やっぱポカリはすげーよ」

魅音「これ雑誌の後ろにあるいかがわしい商品のコメントにそっくりなんだけど…」

200: 2010/08/12(木) 00:19:27.98 ID:/Kptn.AO
銀時「まあアレ…冗談はおいといてだ、水分補給しとくのは悪いことじゃねーだろ」

銀時「飲んだら頭もすっきりして意外に効果あんじゃね?知らねーけど」

魅音「そ…そうかな、銀さんがそういうなら飲むけど……」

銀時「言っとくけどな、そいつァ俺のポカリなんだから大切に飲めよ」

魅音「うん、分かっ」

ガラッ

梨花「へえ…外で聞いていれば面白いことをやってるわね」

魅音「り、梨花ちゃん!?」

201: 2010/08/12(木) 00:28:29.36 ID:/Kptn.AO
梨花「ねえ銀時…私にも飲ませてくれないかしら、あなたのポカリスエットを……」

銀時「いや…飲みてーんならそこのジャグに入ってっから好きなだけ飲めよ……」

梨花「そっちじゃないわ…私は『あなたの』ポカリスエットが飲みたいと言ったのよ」

銀時「いや…意味分かんねーけど」

梨花「上の口と下の口…どうせ飲むなら下のほうが良いかしら……」

銀時「なんでテメーはすぐそっちに持ってくんだァァァ!?馬鹿なの?お前馬鹿なの!?」

銀時「お前これ絶対ジャンプに載せらんねーよ!編集の大西も斎藤も絶対止めるよ!」

204: 2010/08/12(木) 00:48:33.67 ID:/Kptn.AO
魅音「し、下の口って……?」

銀時「気にするな、テメーはまだ知らなくていい」

梨花「あら、そうかしら?魅音も大人の階段を登る年頃だと思うけど?」

銀時「テメーは階段どころかエスカレーターに乗ってんだろ」

梨花「まあいいわ…とりあえず銀時、私には飲ませてくれないの?」

銀時「逆に飲ませるって選択肢があるとでも思ってんのかテメーは」

梨花「焦らすのね…そういうのも嫌いじゃないわ」

銀時「駄目だコイツ、早く何とかしねーと」

梨花「でも…やられてばかりじゃつまらないわよね?」

銀時「………?」

206: 2010/08/12(木) 00:57:43.60 ID:/Kptn.AO
梨花「羽入…手伝いなさい……」

羽入『あぅあぅ!』

銀時「」

銀時(いや待て待て待て…え、何これおかしくね?何でアイツらグルになってんの?)

羽入『覚悟するのですよ銀時!』

銀時『お…オモシロォォォォ!おまっ…裏切りやがったのかァァァァァ!?』

羽入『梨花が望んでいることなら僕は叶えて上げたいのですよ!』

銀時『嘘つけテメー、何で買収されやがった?吐けやコラ』

羽入『失礼なのですよ銀時!仮にも神である僕が買収など……』

銀時『……良かったな、毎日甘いモン食えて』

羽入『あぅあぅ!毎日がシュークリームで天国なので………』

羽入『…………』

207: 2010/08/12(木) 01:08:30.94 ID:/Kptn.AO
銀時『へー…毎日がシュークリームね、ずいぶん安上がりな買収されてんだな』

銀時『で…えーっと、何だっけ?仮にも神である僕がどうとか…何つってたっけ?』

羽入『…………』

銀時『いやー仮にも神ともあろう奴がまさかそんなことしちゃうんだ、へー』

銀時『まあ俺ァ神なんざ信じちゃいねーからいいけどね、にしてもこれはないよなー』

羽入(正直…返す言葉がないのですよ、あぅ……)

209: 2010/08/12(木) 01:27:43.28 ID:/Kptn.AO
魅音「あー…銀さん?さっきから何を一人でぶつぶつ言ってるのさ」

銀時「いーや、神様って奴にちょっとばっか文句言ってただけよ」

銀時「まあこんだけ言われて何かするような恥曝しの神なんざいねーだろ」

魅音「………??」

羽入『あぅあぅ…梨花………』

梨花(言葉責めが上手なのね…前に言ってたドSっていうのも本当なのかしら)

銀時(さすがにもう恥ずかしくて買収なんざされねーだろ…)

梨花『羽入………』

羽入『あう……?』

梨花『シュークリームにショートケーキを付けるわ』

羽入『で、何をすれば良いんですか?梨花お嬢様』

銀時(だから懐柔早すぎんだろォォォ!?レベル153のテトリス並に早いよ!)

214: 2010/08/12(木) 23:10:23.67 ID:/Kptn.AO
銀時(やべーよ予想外だよ、あの性格の軽さもう神じゃねーよ、もう便所紙だよ)

銀時「これだ、神だろうが何だろうが女は利に聡いから信用ならねーんだ」

梨花「とりあえず…羽入、銀時を捕まえたら打ち合わせた倉庫に閉じこめておきなさい」

羽入『了解なのですよ!』

銀時「テメーらの思い通りに行くと思ったら大間違いだコノヤロー」

魅音「あの銀さん…何だかさっきから見えない敵と戦ってない?」

梨花(そうか…魅音には羽入が見えていないんだったわね……)

215: 2010/08/12(木) 23:21:08.96 ID:/Kptn.AO
羽入『許すのですよ銀時…時よ……』

銀時「いや…待って、え?何その能力?時間止められるとか言うんじゃねーよな?」

羽入『神を侮ってはいけないのですよ!』

銀時「そんな便利な能力あんなら有効に使えェェェ!色々と使える場面あっただろ!?」

羽入『そ、それではみんなが成長しないので僕はあえてこの力を使わずに…』

銀時「おうコラ、もっともらしい理由付けて言い訳してんじゃねーぞ」

羽入『…………』

羽入『時よ……』

銀時「言い返せなくなったら結局無理やりじゃねーかァァァ!」

羽入『止まれ!』

216: 2010/08/12(木) 23:29:15.55 ID:/Kptn.AO
銀時「…………」

羽入『これで止まってる銀時を倉庫まで連れて行けば……』

---
廊下

羽入『あう…教室から倉庫までは意外に遠いのです…時間を止めるのも疲れるのですよ…』

羽入『しかし…僕は負けないのです!これを乗り越えればパラダイスなのです!』

カタッ!

羽入『も…物音!?』

羽入(時間が止まっているのにそんなはずは…き、気のせいなのですよ!)

レナ「…………」

218: 2010/08/12(木) 23:55:33.36 ID:/Kptn.AO
羽入『レ…レナ……いつからそこに……!』

レナ「最初からここにいた…貴様が勝手にここまで来ただけのこと」

羽入『というか…あなたは何故時間が止まっているこの世界で動けるのですか!?』

羽入『僕以外は誰も…梨花ですら動くことは出来ないのに!』

レナ「エフッ…エフッ…くだらぬことを訊く…既に貴様は俺を見くびった……」

羽入『そ…そんなこと……』

レナ「貴様ら弱者とこの竜宮レナを同格に見た…その時点で貴様は詰んでいる……」

羽入『!』ゾクッ

219: 2010/08/13(金) 00:10:05.62 ID:RPztaEAO
レナ「そして…餌を持ち逃げするなどこの俺が許すと思ったかッッ!」

羽入『…………』

羽入(こ…怖いのです…でも…こ、ここを何とかすれば毎日が天国…それに……)

羽入『いくら今のレナでも僕の結界に入ることは出来ないのですよ!』

レナ「…………」スタスタ

羽入(僕を囲む結界に向かって…直進?真正面からきて結界が破れるわけが……)

パキッパキッ

羽入『』

レナ「お邪魔……」

羽入『あ、あうあうあう……!』

レナ「止めた時間とやらを元に戻せ」

羽入『は…はいなのです……!』

223: 2010/08/13(金) 00:28:46.70 ID:RPztaEAO
銀時「ァァァ!」

レナ「………」

羽入『………』

銀時「………」

銀時「……あの、何この空気?どんな悪いことしたらこんな雰囲気になんの?」

羽入『レナ…これで…いいのですか?これ以上…銀時に手を出すこともしないのです…』

レナ「貴様の選択は正しい…あとは……さっさと失せろッッッ!!」

羽入『は、はいなのです!』

銀時「了解っすレナさん、俺もすぐ消えますんで」

ガシッ

レナ「貴様は待て」

銀時「」

銀時(氏んだ…もうこれ氏んだ)

224: 2010/08/13(金) 00:37:06.00 ID:RPztaEAO
銀時「な…何でございましょうかレナさん、いやレナ様」

レナ「レナでいい…貴様、この俺の餌となるのに何だ?あの体たらくは」

銀時「いや…ぶっちゃけ時を止めるとかどうにもなんねっすよ、レナ伯爵」

レナ「レナでいい…あの程度のことで窮地に立つなど恥をしれ」

銀時「すんませんレナ閣下、マジすんません」

レナ「レナでいい…今の貴様は喰うに値しない…もう少し時間をくれてやる……」

レナ「……次に手を貸すことはあり得ぬ、それを肝に銘じておけッ!」

227: 2010/08/13(金) 00:55:43.96 ID:RPztaEAO
---
校庭

銀時「……冷静に考えたらレナの奴、ずっと俺のこと助けてね?」

銀時「もしかしてだ…アイツって普通に良い奴なんじゃねーの?」

魅音「あっ、銀さん!こんな所にいたんだ!」

銀時「よう、テメーも無事で何よりだなオイ」

魅音「あっはは、しぶといのがおじさんの強みだからね!」

銀時「さっきはアレだ、よく分かんねーが俺ァレナの奴に助けられてな…」

魅音「レナに……?」

銀時「偶然っちゃ偶然なんだけどよ、これでアイツに助けられたのは二回目だな」

魅音「………」

229: 2010/08/13(金) 01:12:11.82 ID:RPztaEAO
魅音「先生…詩音のこと、どう思う?」

銀時「どう思うって…そりゃお前、見たら即逃げようとしか思わねーよ」

魅音「そうじゃなくて…その…女の子として……」

銀時「考えたこともねーな…まあ面は悪くないんじゃねーか?」

魅音「それってつまり…可愛いってこと?」

銀時「双子のネーちゃんのテメーに言うのもアレだけどよ、つーか何で今そんなこと…」

魅音「可愛いって言った…可愛いって言ってくれた…銀さんが可愛いって言ってくれた」

銀時「………」


戦う
どうぐ
逃げる←ピッ

230: 2010/08/13(金) 01:27:33.40 ID:RPztaEAO
銀時「ほわあああぁぁぁぁぁ!!」

魅音「逃げないでよ銀さん…おじさんからどうして逃げるのさ?」

銀時「テメー絶対に詩音だろ!分かりやすいんだよ反応が!」

詩音「バレましたか?でも構いません…銀さんが可愛いって言ってくれた……」

詩音「これで私たちは愛し合ってることが証明された!くけけけけけけけけ!!」

銀時「何でだァァァ!どいつもこいつも自分勝手に動きやがってェェェ!」

244: 2010/08/13(金) 23:26:33.73 ID:RPztaEAO
詩音「銀さんが認めた!好きだって認めてくれた!なのに何で逃げるんですか!」

銀時「スタンガン持ってる奴が走ってきたら誰だって逃げるに決まってんだろ!」

銀時「つーか好きだなんて一言も言ってねーよ!」

詩音「よく言いますよね、嫌よ嫌よも……」

銀時「好きじゃねェェェ!何でも都合よく解釈すんじゃねーよ腹立つな!」

245: 2010/08/13(金) 23:30:07.91 ID:RPztaEAO
---
校長室

銀時「はぁ…はぁ…こ、ここなら見つからねーだろ……」

校長「……君は…坂田先生だったか?」

銀時「……すいまっせんいきなり入って、実は今シャレにならねー事態でして…」

校長「…………」

銀時「…………」

銀時(お、怒ってんのかあれ?あれ完全に怒ってんのか?)

銀時「いや…詳しく言うとめんどくせーんですけどマジで……」

校長「構わん」

銀時「え?」

校長「ここにいて君が難を逃れられるなら…私は一向に構わんッッッ!!」

銀時「…………」

248: 2010/08/13(金) 23:42:44.93 ID:RPztaEAO
校長「あまり深入りはしたくないが…ワケを聞かせてはもらえないだろうかッ!」

銀時「いや…何つーか…一言で言えば追われてまして……」

校長「君は…追われるに値する何かをしたと言うのか?」

銀時「いや…信じらんねーだろうけど、悪いモン食って混乱した連中に狙われてまして…」

校長「…………」

銀時(やっぱ信じねーよな、俺が逆の立場なら絶対信じねーし……)

校長「……人体とは実に不可思議ッ、そして『食』が人体に与える影響もまた然りかッッ!」

銀時(信じたァァァ!良い人なんだか馬鹿なんだか知らねーけど信じたァァァ!!)

250: 2010/08/13(金) 23:58:32.17 ID:RPztaEAO
校長「話を聞く限りでは事態は火急ッ!私にも何か出来ることがあれば……ッッ」

銀時(気ィ遣ってくれてる!良い人だ!この人やっぱり良い人だ!)

校長「人体に影響が出ているなら…これを飲ませてやれば良いでしょうッッッ!」

銀時「あの…何すか、これ」

校長「13キロの砂糖水だ」

銀時「ちょっと待ってェェェェ!?それはない!絶対その選択肢はないからね!?」

銀時「カレーにカレーを掛けて食うような暴挙だよこれは!」

ガラッ

知恵「カレーが何か?」

銀時「いえ何でもないです、ボンカレーはどう作ってもウマいのだ」

252: 2010/08/14(土) 00:13:28.32 ID:8JBqqIAO
校長「坂田先生…身体を甘く見てはいけない」

銀時「いやその砂糖水のが甘いから、そんなモン飲んだら絶対氏ぬから」

校長「たかだか砂糖水が氏にかけた肉体を蘇生させることもあるのですッッッ!」

銀時「そんなことあるわけ……」

ガチャ

レナ「お邪魔」

銀時「」

銀時(せっかく安全な場所見つけたのに何でこのタイミングゥゥゥ!?)

254: 2010/08/14(土) 00:27:45.19 ID:8JBqqIAO
銀時「な、何でテメーがここに来やがる!?」

レナ「こんな所で豚のごとく過ごされては餌としての価値が上がらぬ……」

校長「キサマッ……」

銀時「貴様!?自分の生徒に対して貴様とか言っちゃったよ校長!」

校長「……坂田先生、奴は私が止めましょう…その間に窓から外へ」

銀時「テメー置いて逃げるワケにいかねーだろ!」

校長「武術家としてッ!私は勝負を挑んでいるのですッッッ!」

校長「どうか…あなたはこの場から立ち去っていただきたいッッッ!!」

銀時「…校長、あんたのこたァ忘れるまで忘れねーからな!」ダッ

校長「いざ…尋常にッッッ!」

レナ「エフッ…エフッ…前菜にはちょうどいい……!」

257: 2010/08/14(土) 00:41:10.20 ID:8JBqqIAO
---
廊下

銀時「はぁ…はぁ…」

富田「あれ、先生どうしたんですか?廊下は走っちゃダメですよ」

銀時「オイ、あっちに梨花とか沙都子のヤツら見なかったか!?」

富田「いえ…見てませんけど……」

銀時「なら…あっちは安全だな…」

岡村「どうした…デートの時間におくれちまったかい…慌てるな、避妊はしろよボウヤ」

銀時「何そのどっかで見たようなキャラ!?」

富田「何か小説のキャラの真似してるだけですから心配ないですよ」

富田「数年後には立派な黒歴史になりますから今から楽しみですね」

銀時「むしろ俺ァその年でその発想が出来るお前のがこえーよ」

258: 2010/08/14(土) 00:53:55.20 ID:8JBqqIAO
---
教室

銀時「結局またここまで戻ってきちまったよオイ…堂々巡りじゃねーか」

魅音「ぎ、銀さん!良かった、無事だったんだね…!」

銀時「お前…魅音か?」

魅音「そ…そうだけど?急にどうしたのさ……?」

銀時「さっきテメーみたいな詩音の奴に追っかけられてな……」

銀時「校長に匿ってもらってレナが乱入して決闘になって脱出してきた」

魅音「ごめん銀さん…よく分からない」

259: 2010/08/14(土) 01:00:31.71 ID:8JBqqIAO
魅音「それより銀さん…私、治ったよ」

銀時「何が?」

魅音「だから…その…圭ちゃんのアレの影響」

銀時「……どうやって」

魅音「ポカリを飲んで」

銀時「いや…え?ポカリで?」

魅音「銀さんがあれだけ推してたから飲んでみたら…急に頭がすっきりして……」

魅音「こんなこと…有り得るのかな?」

銀時「いや…まあ砂糖水が氏にかけた肉体を蘇生させることもあるらしいし?」

魅音「銀さん…それはない」

銀時「ですよねー」

284: 2010/08/15(日) 22:43:42.60 ID:0FgFo2AO
銀時「とりあえず…アイツら全員にポカリ飲ませりゃいいってことか?」

魅音「うん…私がそれで治ったからみんなも多分……」

銀時「……ポカリっつってもよ、んなもんを一体どうやって飲ませろってんだ?」

魅音「さ…さあ……おじさんに訊かれても……」

銀時「参ったな…あんなにデカいジャグを持ち歩くわけにもいかねーし………」

魅音「……あっ、そうだ!」

銀時「?」

289: 2010/08/15(日) 23:09:55.44 ID:0FgFo2AO
---
教室

魅音「これでどうかな…?」

銀時「お前天才じゃね?水鉄砲にポカリ仕込むなんて普通思いつく?」

魅音「えへへ…これでも部長やってるんだから見くびらないでよね!」

銀時「いやー見直したわお前、なかなかやるじゃねーかオイ」

銀時(口ん中に上手く入るようにすんのもめんどくせーが…ないよか大分マシだからな)

魅音「……あ、あの…銀さん!」

銀時「ん?」

魅音「さっきおじさんが言ったことは…わ、忘れてくれていいからね!」

290: 2010/08/15(日) 23:15:36.56 ID:0FgFo2AO
銀時「さっき言ったこと……?」

魅音「だから…銀さんが好きとか……」

銀時「……わざとそこには触れねーでスルーしてたのによ」

魅音「いや…一応確認しておこうと思って……」

銀時「心配すんな、俺ァ程ほどに限界が分かってる大人だから手ェ出したりしねーよ」

魅音「そ、そうだよね!アハハ…良かった……」

銀時「…………」

銀時(……あれ、何この気まずい空気?俺のせい?これって俺のせいなの?)

銀時「…………」

魅音「…………」

梨花「…………」

銀時「オイ待てや」

292: 2010/08/15(日) 23:21:16.70 ID:0FgFo2AO
魅音「り、梨花ちゃん!?」

梨花「見つけたわよ銀時……まさかまた教室に戻って来てるとはね」

銀時「……お前、いつからいた?」

梨花「魅音があなたを好きって言ったことを撤回した辺りからかしら…」

魅音「!」

銀時「…………」

銀時(つーことは…コイツはポカリで正気に戻るってことを知らねーんだな…)

銀時(なら…上手いこと騙くらかしてやりゃ自然にポカリを飲ませられる……)

293: 2010/08/15(日) 23:30:30.88 ID:0FgFo2AO
梨花「どういうわけか羽入は失敗したらしいけど…今度は逃がさないわよ、銀時」

銀時「へ、裏技ばっか使う奴は土壇場でひっくり返されるって知らねーのか?」

梨花「あら、あなただってポケモンの裏技でミュウを出したことくらいあるでしょう?」

梨花「タマムシシティでミュウを釣った時の感動を知らないとは言わせないわ」

魅音「梨花ちゃん、この時代にポケモンとかまだないから」

梨花「それと私をババアって言った奴…一滴残らず搾り取ってやるから覚悟しなさい……」

銀時「搾り取るって金のことだよね?一滴の水も買えねーくらい搾り取るって意味だよね?」

297: 2010/08/15(日) 23:44:33.97 ID:0FgFo2AO
銀梨花「まあいいわ…とりあえずは銀時…あなたが先よ」

銀時「っとその前に…一杯どうだ、ポカリ」

梨花「……どういうつもり?」

銀時「アレだよ…一悶着ある前の水分補給みてーな……」

梨花「いきなりあなたのポカリを飲めだなんて…銀時は卑猥なのね……」

銀時「いい加減お前しばくぞ、ただでさえ青少年なんちゃら法で規制厳しいんだぞ」

梨花「安心して、三割は冗談よ」

銀時「七割本気じゃねーかァァァ!」

298: 2010/08/15(日) 23:54:46.16 ID:0FgFo2AO
梨花「いいわ、そこまで言うなら飲んであげる…あなたと一緒にね」

銀時「……何で俺も飲まなきゃならねーんだ」

梨花「疑うわけじゃないけど…あなたが何か盛ってるかもしれないからね……」

銀時「…わーったよめんどくせーな、飲めばいいんだろ……」ゴクッ

梨花「…………」

梨花(躊躇なく飲んだ所を見ると…大丈夫みたいね……)

梨花「じゃあ…私もいただこうかしら」ゴクッ

銀時「……どうだ?」

梨花「フフ…あなたがくれるものなら何でもおいし………っ!?」

梨花「何…この感覚…は……?」

銀時(勝った……計画通り!)

魅音(銀さん、少年マンガの主役にあるまじき顔になってるよ)

299: 2010/08/16(月) 00:06:06.91 ID:/OftCkAO
梨花「…………」

銀時「……オイ、これちゃんと戻ったのか?」

梨花「…………」

魅音「梨花ちゃん…大丈夫?」

梨花「………ごめん二人とも、私…今から氏ぬわ」

銀時「待て待て待て、気持ちは分からねーでもねーが早まるな」

梨花「この私が…この私があんなことを……い…嫌ァァァ!」

梨花「はっ…夢よきっと…夢に違いないわ…あんなふしだらなことを口にするわけが……」

魅音「……現実逃避入っちゃったね」

銀時「あんだけ欲情ババアになってりゃ氏にたくもなるわな」

303: 2010/08/16(月) 00:17:37.25 ID:/OftCkAO
---

梨花「とりあえず…二人とも、迷惑をかけてしまってごめんなさいなのですよ」

魅音「いやアレは仕方ないって…梨花ちゃんが謝ることじゃないよ」

梨花「さっきまでのは私じゃない…私じゃない私じゃない私じゃない……」ブツブツ

魅音「あ…あはは……」

銀時「……何はともあれこれで二人か、あとは…」

詩音「あとは銀さんにくっ付く悪い虫を私が駆除すればいいんですね♪」

銀時「」

詩音「くけけけけけけけ!」

あっ!やせいの しおん が おそいかかってきた!

たたかう
入れ替え
ポカリ←ピッ!
逃げる

304: 2010/08/16(月) 00:28:57.55 ID:/OftCkAO
銀時「う…撃てェェェ!総攻撃掛けろォォォ!!」

魅音「う、うん!」

詩音「何ですか何ですか!水鉄砲なんかで私を止める気なんですか?」

詩音「そんなことしても私の服が濡れるだけですよ!」

魅音「ぎ、銀さん…やっぱりこれじゃダメだったのかな……」

銀時「怯むな!モルダウの流れみてーに撃ちまくりゃ少しは口に入るかもしれねェ!」

銀時「ボヘミアの川よ!モルダウのォォォ!」

307: 2010/08/16(月) 00:35:44.50 ID:/OftCkAO
詩音「何ですかこれ…甘い匂いがしてベタベタしますね……」

銀時「ちょっと飲んでみたらいいんじゃね?」

詩音「遠慮します♪」

魅音「マズい、撃ちすぎてもう中身がなくなってきたね……」

銀時(やべーぞこれマジで!どうすんのこれ!安心のセコムに入っときゃ良かったァァ!)

銀時「り、梨花!テメーも手伝……」

梨花「…………」プチプチ

銀時「何でテメーは一人で包装のプチプチ潰してんだァァァァァ!!」

310: 2010/08/16(月) 00:51:19.10 ID:/OftCkAO
詩音「はぁ…もういいですか?」

銀時「いやいや待って待って!?タイム!審判、タイムアウトを要求します!」

詩音「ダメですよ…スタンガンで少し眠っててくださいね……」

銀時「止めろォォォ!ちょっと待っ……」

銀時(……いや…スタンガン?)

銀時「待てお前、この状況でスタンガンとかそれ危な……」

バチッ

詩音「きゃああっ!?」バチチッ

バタッ

魅音「じ…自滅?そうか…体がポカリで濡れてたから!」

銀時「……全て俺の作戦通りだ、ポカリは万能!何でも出来る!」

梨花「………………」プチプチプチプチ

316: 2010/08/16(月) 00:58:04.64 ID:/OftCkAO
魅音「ど…どうしよう…これ……」

銀時「とりあえず気絶してるうちにポカリ流し込んどけ」

魅音「だ、大丈夫かな……?」

銀時「このスタンガンの電圧ならちょっとやそっとじゃ起きねーから心配すんな」

魅音「確か改造してて二十万ボルト…だったかな……?」

梨花「………………」プチプチ

梨花(どうしてたまに潰しにくいのが混じってるのかしら…私だけ……?)

銀時「お前いつまでそれやってんの?」

320: 2010/08/16(月) 01:05:30.25 ID:/OftCkAO
---

詩音「…………」

魅音「あー…詩音?気分のほうは……」

詩音「……人って氏んだらどこに行くんでしょうね、私、ちょっと確かめてきます」

魅音「お、落ち着きなって詩音!気持ちは分かる!分かるけど!」

詩音「何ですか私…銀さんをお人形にするとか…くけけけ、みたいな奇声とか……」

詩音「………氏にます」

魅音「ダメダメダメ!詩音、冷静になって!あんたには悟史がいるんだから!」

詩音「悟史君……私…二股かけようとした……氏んで謝るからそれで許して……」

魅音「詩音んんんん!?」

321: 2010/08/16(月) 01:12:47.62 ID:/OftCkAO
銀時「あとは二人か…」

沙都子「その二人のうちの一人はここにいましてよ!」

魅音「さ、沙都子!」

沙都子「どんな手品かは存じませんが…何かを飲ませると気力がなくなるようですわね!」

魅音「いや…気力がなくなるんじゃなくて正気に戻るんだけど……」

沙都子「あれのどこが正気だと言うんですの!?」

梨花「…………」プチプチ

詩音「…………」プチプチ

323: 2010/08/16(月) 01:18:28.24 ID:/OftCkAO
沙都子「とにかく!私は絶対に梨花や詩音さんのようにはなりませんわ!」

沙都子「どんな手を銀時先生を捕まえてそして…」

羽入『時よ……』

銀時「あ」

ピタッ

銀時「………ん?」

羽入『銀時、今のうちに早く沙都子に……』

銀時「おうオモシロ、何で俺は動けるんだ?」

羽入『僕のほうで調節したのですよ』

銀時「つーか何で今更?もっと早く来いよお前」

羽入『色々と僕にも事情があったのですよ』

銀時「……ま、別にいいけどよ」

325: 2010/08/16(月) 01:22:40.62 ID:/OftCkAO
梨花「…………」プチプチ

詩音「…………」プチプチ

沙都子「…………」プチプチ

銀時「よし、沙都子も何とかなったな…うん」

魅音「いやどんなマジックを使ったのさ!?何か急に沙都子が大人しくなったんだけど!」

銀時「たった二、三レスであっという間にプチプチ街道まっしぐらとかシュールだなオイ」

魅音「ていうかあれ、何だかどんどん感染していってるんだけど大丈夫!?」

326: 2010/08/16(月) 01:37:37.12 ID:/OftCkAO
銀時「さて…残ってんのは……」

レナ「この…竜宮レナ唯一人というワケか……」ズルズル

銀時「!」

魅音「レ、レナ……!」

銀時「オイ…お前、何を引きずって……」

レナ「前菜にしちゃなかなかウマかったぜ……」

校長「…………」

銀時「こ、校長!?」

校長「転蓮華…寸勁…まさか全力で放った崩拳でさえ…まるで通じないとは……」バタッ

銀時「校長ォォォォォォ!!」

梨花「…………」プチプチ

詩音「…………」プチプチ

沙都子「…………」プチプチ

魅音(この状況…どこから突っ込んでいいのか分からない……)

341: 2010/08/17(火) 00:37:46.37 ID:1Q5UlIAO
銀時「どうしてもやる気か、テメー……」

レナ「もう少し喰い時を待とうかと思ったが…前菜はもう喰っちまったからな」

レナ「ここまで来たならもはや主を食すのみよ…」

銀時「……やり合う前に一杯どうだ、ポカリ」

銀時(これでアイツが飲んでくれりゃ話ははえーんだが…)

レナ「……キサマ、喧嘩という極上の料理にハチミツをブチまけるつもりかッッッ!」

銀時(……そんな簡単にはいかねーか)

343: 2010/08/17(火) 00:44:05.12 ID:1Q5UlIAO
銀時「……腹くくるしかねェ、真正面から迎え撃ってやらァァァ!」

レナ「それでいい…堪能させてもらうぜ…」

銀時「そんなに腹が減ってんなら…洞爺湖でも喰らいやがれェェェ!」

レナ「ヂャッッッ!!」

魅音「!」

魅音(木刀とレナのパンチがぶつかる…一体どっちが勝)

バギッ!

魅音「」

銀時「」

銀時(と、洞爺湖折れたァァァァァ!?)

346: 2010/08/17(火) 00:58:17.11 ID:1Q5UlIAO
銀時「ちょ…待って待って…え、マジで?早すぎないちょっと?一撃で折れたんだけど?」

レナ「一級の踏み込み…一級の技術…一級の速度…一級の威力…そして一級の覚悟……」

レナ「キサマは誇って良い、今のは紛れもない一級の一太刀だったぜ……」

銀時「その割にテメーは無傷じゃねーかァァァ!」

レナ「何でもいい…次の手はねェのか?」

銀時「…………」

レナ「……興ざめだ」

348: 2010/08/17(火) 01:05:08.12 ID:1Q5UlIAO
魅音(マズイマズイ!このままじゃ銀さん、ホントに氏にかねない!)

魅音「み、みんな!力を貸してよ!」

梨花「プチプチのおかわり…ないかしら……」

詩音「あ…どうぞ梨花ちゃま…私のまだ余ってますから……」

沙都子「雑巾絞りをすると…直ぐになくなってしまいますわね……」

魅音「もうプチプチはいいから!そんなの後でいくらでもあげるからさ!」

詩音「無限プチプチは邪道ですよ、お姉」

魅音「知らないよそんなこだわり!」

349: 2010/08/17(火) 01:16:28.73 ID:1Q5UlIAO
レナ「くだらぬ幕引きになったなッッッ」

銀時「くっ!?」

魅音「もう止めてよレナ!もうこれ以上戦うの!止めようよ!」

銀時「み、魅音…?」

レナ「…………」

魅音「命がもったいないっ!!」

レナ「…退け、キサマのくだらぬ話を聞く時間など……」

魅音「退かない!レナがこれ以上続けるつもりなら…私は退かない!」

レナ「退かぬならそれもいい…退かすまでのことだ……」

魅音「!」

350: 2010/08/17(火) 01:22:54.53 ID:1Q5UlIAO
?「待て!」

レナ「!」

魅音「………?」

圭一「…………」

魅音「け、圭ちゃん!」

レナ「……キサマ、今更になって何の真似だ?」

圭一「この戦争を…終わらせに来た!!」

銀時「何このどっかで見た展開、もう茶番にしか見えないんだけど」

354: 2010/08/17(火) 01:44:57.98 ID:1Q5UlIAO
圭一「まだ暴れ足りねェ奴がいるのなら…来い!俺が相手をしてやる!!」

レナ「エフッ…エフッ…面白ェ……」

圭一「……あれ?マジで?」

銀時「お前アレだろ、漫画みてーに『やめておこう』って展開になると思ったろ」

圭一「…………」

銀時「覇気も何もないお前がそんなこと言ったって誰もビビらねーよ」

圭一「……銀さん、これどうなるんですかね?」

銀時「心配ねーよ、葬式にゃちゃんと出てやっから」

圭一「…………」

357: 2010/08/17(火) 02:10:32.29 ID:1Q5UlIAO
圭一「銀さんヤバいです、このままやり合って生き残る自信がありません」

銀時「てめーの言葉には責任持たなきゃ駄目だよ圭一くん、先生と約束したでしょ」

魅音「終わった…もうこれ…完全に詰んだ……」

レナ「もう少し歯ごたえがあるかと思っていたが…所詮はキサマらも弱者と変わら…」

プスッ

レナ「………?」

魅音「り、梨花ちゃん…?」

梨花「注射でポカリを注入なのですよ、にぱー」

レナ「…………」バタッ

銀時「」

魅音「」

圭一「」

358: 2010/08/17(火) 02:17:04.14 ID:1Q5UlIAO
梨花「どうしたのですか三人とも…何かありましたですか?」

銀時「これはねーだろ、ここまで散々苦労して最後にあれはねーだろお前」

魅音「不意打ち…しかも注射って……うん、ないね……」

圭一「…………」

梨花「良いじゃない…もうなんだって……」

銀時「いいわけねーだろお前、これは明らかに暴挙だよ?暴挙」

銀時「散々引っ張っておきながら『幻覚だ』って言われたみてーなモンだよコレは?」

圭一「先生、例えがよく分からないです」

359: 2010/08/17(火) 02:21:46.66 ID:1Q5UlIAO
梨花「まあ…何にしたってこれで終わったんだから……」

銀時「終われるわけねーだろ、これで誰が納得すんの?時間巻き戻してやり直せコノヤロー」

レナ「……うっ!」

銀時「テメーからも何か言って…レナ……?」

レナ「く、苦しい………!」

魅音「苦しいって…れ、レナ!?」

銀時「オイお前…とんでもねーモンを注射したんじゃねーだろうな」

梨花「ちゃ、ちゃんと確認したわよ!間違いなくポカリを注射したはずなんだから!」

361: 2010/08/17(火) 02:27:54.74 ID:1Q5UlIAO
レナ「うっ!」ドクン!

銀時「っ!?」ゾクッ

魅音「せ、先生?どうかした……?」

銀時「い…いま…コイツの隠された…とてつもない力が…み…見えた気がした……」

圭一「力……?」

銀時「何でだオイ、何かレナのヤツ覚醒しそうになってんぞコレ……」

銀時(た、確か……後付け設定で……>>162の銀八先生で……)

銀八『二つを混ぜたらドラゴンボールでいう超神水と同じ効果がある飲み物に変化します』

銀時(レナが飲んだのは炭酸抜きのコーラで…そこにポカリが入ったってことは……)

362: 2010/08/17(火) 02:32:08.36 ID:1Q5UlIAO
レナ「………」

銀時「あの…レナ…さん?」

レナ「……これが」

銀時「……は?」

レナ「これが…力かッッッ!!」

銀時「…………」

---その時、逃げるのを諦めた俺は…ふとこんなことを思ったんです

銀時「たまには…アクエリアスも飲もう……」

ドゴガッッッ


第0訓…余計な設定を加えると後々の展開で後悔する-完






悟史「おまけでは出番がある…そんな風に思ってスタンバってた時期が僕にもありました」

419: 2010/08/24(火) 00:00:32.77 ID:4MzFFgAO
圭一「ところで…何を話せばいいんですか?」

銀時「さあ」

レナ「さあ、って…見切り発車にも程があるんじゃないかな?かな?」

銀時「だってもういいだろうよ、逆に今更何なのって俺が聞きてーわ」

魅音「じゃあおじさんから聞きたいんだけど…ぶっちゃけオマケのあのオチは……」

銀時「……四苦八苦した挙げ句に無理やり付けたに決まってんだろ」

銀時「レナがもう『うわぁ!呂布だ!呂布がこっちに来るよう!』状態だったからね?」

羽入『あうあう、僕の能力も通じませんでしたからね……』

420: 2010/08/24(火) 00:10:17.77 ID:4MzFFgAO
魅音「オマケはまあ…うん、まあ所詮オマケとして考えて…本編は?」

銀時「言っちゃワリーが今まで一番グダグダになったな、銀さんびっくりだよホント」

圭一「すいません、俺たちの存在が全否定されたんですけど」

銀時「沙都子編とレナ編の前後で分けてみたんだけどよ…それでもグダッたわ」

銀時「細けー描写も端折りまくった挙げ句にアレじゃもう手の施しようがねーよ」

銀時「やっぱアレだ、二、三日くれーで一気に書いちまうのが一番良いなオイ」

424: 2010/08/24(火) 00:18:32.67 ID:4MzFFgAO
魅音「何でまたあんなに長くなっちゃったんだろうねぇ……」

銀時「いいよもうそういうの、言い訳並べたって何も変わらねーだろ」

詩音「まあ…それもそうですよね……」

梨花「あ、じゃあ次は私が何か聞かせてもらおうかしら…」

圭一(あ、黒バージョンだ……)

梨花「銀時…あなた、もう一度雛見沢に来る可能性はあるの?」

銀時「いきなりぶっちゃけたこと聞くなオイ」

魅音「確かにそれは気になるよね…どうなのさ、先生?」

銀時「まあ…無きにしも非ずって感じじゃねーか?」

425: 2010/08/24(火) 00:23:02.53 ID:4MzFFgAO
魅音「ずいぶん曖昧な感じだね…断言は出来ないんだ?」

銀時「俺ァ正直もうどこにも行きたくねーんだよ、もーいいだろ勘弁しろって」

銀時「やっぱ万事屋でぐだぐだやってんのが一番性に合ってるって気付いたわ」

神楽「何言ってるアル!次は私と一緒に旅に出るって予告でやったネ!」

銀時「お前知らねーの?ジャンプの次回予告は当てにならねーんだよ」

魅音「……あの、この子誰?」

427: 2010/08/24(火) 00:27:29.47 ID:4MzFFgAO
???「待ちなさい!あんた、次は私の所で使い魔になる予定よ!」

銀時「使い魔ァ?馬鹿言ってんじゃねーよ、神楽みてーな声しやがって」

神楽「ここにお前の居場所はないアル、今時ベタなツンデレとか帰れやコルァ」

???「だったら僕と一緒に先生をやりませんか?魔法とか使えるかもしれませんよ!」

銀時「お前マガジンで好評連載中だろ、俺ァジャンプ派だから帰れ」

???「もォ一回こっち来いよ、あン時の請求書まだ残ってンだからなァ」

銀時「……えーっと、君だれ?」

???「ぶっ殺されたいンですかテメェは」

431: 2010/08/24(火) 00:35:21.44 ID:4MzFFgAO
詩音「何ですかお姉、いきなり知らない人がいっぱい来たんですけど」

魅音「わ、私に聞かれても知らないよ!」

銀時「オイテメーらァァァ!ちょっと聞け!今>>426が良いこと言ったぞ!」

梨花「……つまり、僕たちが銀時の側へ行くということなのですか?」

銀時「いや…別に確定したわけじゃねーけど、その手があったか、みてーな感じで」

レナ「はう…銀さんの世界ってどんなだろ?どんなだろ?怖くないかな?」

銀時「お前ならどこに放り出されてもやっていけっから心配すんな」

レナ「………」

銀時「あ」

436: 2010/08/24(火) 00:43:22.42 ID:4MzFFgAO
銀時「…………」

圭一「よ、良かったな先生!今回は普通のレナパンだったから!」

魅音「そ、そうそう!命に関わるような感じじゃなくて!」

レナ「えへへ…レナも手加減が出来るようになったんだよ!」

魅音「あ、あはは…手加減ね……」

圭一(あ、あれで手加減なのかよ……)

梨花「というか…銀時もいい加減に学習しなさいよ、あなたワザとやってない?」

銀時「……ちょっと気ィ抜いてたら口が滑っちまったんだよ」

441: 2010/08/24(火) 00:56:16.11 ID:4MzFFgAO
銀時「と…まーこんな感じでやってみたわけだけどよ、完全な蛇足になっちまったな」

銀時「正直次があるかどうかも分かんねーし、予告とは違う所に飛ぶかもしれねーし…」

銀時「ま…気が向いたら見てやっから、的な感じでいてくれりゃ俺ァ十分なんで」

銀時「とりあえず今の所で言えんのは…『ッッッ!』の世界にだけはいかねーってことか」

圭一「何ですかその『ッッッ!』って、どうやって発音するんですか?」

443: 2010/08/24(火) 01:03:12.84 ID:4MzFFgAO
銀時「じゃあテメーらァ!最後だし良い感じに締めるぞ!」

圭一「前作の続編になる今作……」

魅音「途中でダレたりもしてギリギリの出来になっちゃいましたけど……」

沙都子「それでも最後までお付き合いしてくださって……」

詩音「おまけでの悪ふざけにも目をつぶってくれた皆さん……」

レナ「本当に本当にありがとうこざいました!」

梨花「また…必ずどこかで会いましょう」

羽入『最後はみんなで……』

一同「本当にお疲れ様でした!」









悟史「僕の存在価値って…僕の存在価値って……」

444: 2010/08/24(火) 01:08:54.54 ID:ALrS0W6o
乙ッッッ!
次回作も楽しみに待っているッッッ!

445: 2010/08/24(火) 01:13:09.04 ID:EEdhoZso
さwwwwとwwwwしwwww

446: 2010/08/24(火) 01:20:52.16 ID:YtejjpUo
お疲れ様!
悟史はポケモンマスターにでもなってればいいと思うよwwwwww

引用: 坂田銀時の異世界探訪