1: 2014/12/19(金) 21:51:24.24 ID:5i95YnIo0
6: 2014/12/19(金) 21:57:29.11 ID:5i95YnIo0
ちひろ「ええまあそう聞いてますね」
ホ〇P「そうなんですか...」カチャカチャ
ちひろ「あれ、あんまり驚かないんですね?」
ホ〇P「ええ、まあ...何の根拠もないただの噂話ですからね、なんでもありでしょうし」コポポポポ
ホ〇P「この事務所で普通に働いていたら他の人からホ〇だって噂されてもおかしくはないでしょう」
ホ〇P「はい、どうぞお茶です」コト
ちひろ「あっ、ありがとうございます!」
7: 2014/12/19(金) 22:02:36.20 ID:5i95YnIo0
ホ〇P「まあ、でも...」スタスタ
ちひろ「あら?プロデューサーさんお尻にゴミが...」サワッ
ホ〇P「ん?ああすみません、取っていただいて」
ちひろ「いえいえ、こちらもお話の途中ですみません」
ちひろ「で、何を言おうとしてたんですか?」
ホ〇P「ああ、ええと...まあ強いて言うなら気になるのは...鬼畜ってなんでしょうね?どうしてそんな噂がそもそも誕生したんでしょうか...?」
9: 2014/12/19(金) 22:09:51.43 ID:5i95YnIo0
ちひろ「実は何か鬼畜なこととかアイドルにしてませんか?」
ホ〇P「してませんよ、失礼しちゃうなあ」
ちひろ「まあ、そうですよね」
ホ〇P「鬼畜かー...レッスンもちゃんとレベルに合わせてるつもりですし...あ、いや、実はアイドル達にとってはそうじゃなかったのかもしれませんね」
ホ〇P「今度トレーナーさんと話してみます」
ちひろ「噂からとはいえ、こうして新しいことに気付けて良かったですね」
ホ〇P「まったくです、噂に感謝ですかね」ハハハ
11: 2014/12/19(金) 22:15:51.93 ID:5i95YnIo0
ちひろ「鬼畜と言えば、実際一部のファンの方が鬼畜なんじゃないですか?」
ホ〇P「ファンですか?」
ちひろ「例えば...ほら、幸子ちゃんとか...」
ホ〇P「ああ、『腹パンしたい』ですか。全く酷いですよねえ」
ちひろ「そういう方が一部なのも分かりますし、その人なりの応援なのかもしれませんけど...」
ちひろ「それでもやっぱり良い気分にはなりませんよね、そういう応援」
ホ〇P「まったくですね、俺も同感ですよ。本当に鬼畜だなあ」
12: 2014/12/19(金) 22:20:38.17 ID:5i95YnIo0
二年ほど前、まだまだ新人のホ〇P
自宅
ホ〇P「はぁ、今日も仕事疲れたな...」
ホ〇P「プロデュース業も決して楽じゃないな。他の二人に負けないように頑張らないとな」
ホ〇P「まだ俺のアイドルを知ってる人なんてほとんどいないだろうし...」
ホ〇P「そうだ、ネットの反応でも見てみるか...」
カタカタカタカタカタ
13: 2014/12/19(金) 22:27:43.79 ID:5i95YnIo0
ホ〇P「...ん?これは...?」カキカキッ
ホ〇P「なになに...『アイドル詳しくない俺に輿水幸子の魅力を教えろ』?」
ホ〇P「『なんだろ、あんまりちゃんと見たことないから魅力って言われてもなあ』『最近少しずつ名前出てきた子だよね。魅力は知らんけど』...」
ホ〇P「...やれやれ、幸子の魅力も分からないのか」ヤレヤレ
ホ〇P「幸子のプロデューサーであるこの俺が直々に教えてやるとするか...」フゥ
ホ〇P「『腹パンしたくなるほどのウザ可愛さ』...っと」カタカタカタカタカタ
現在
ホ〇P「本当鬼畜だなあ」
15: 2014/12/19(金) 22:32:01.49 ID:5i95YnIo0
ちひろ「それに比べプロデューサーさんはまだまだ寛容な方ですよね」
ホ〇P「そう言ってもらえると嬉しいですね」ハハハ
ちひろ「みんなの悩みを解決してるって聞きましたよ?」
ホ〇P「そうですかね?確かに、悩み相談を受けることは多いかもしれませんね」
17: 2014/12/19(金) 22:38:44.91 ID:5i95YnIo0
ちょっと前のホ〇P
温泉街撮影
ホ〇P「お、かな子温泉はどうだった?」
かな子「はい、とっても気持ちよかったです!少しのぼせてしまったかもしれませんけど...」
ホ〇P「まあ、でも楽しんでくれたのなら良かったよ」ハハハ
ホ〇P「...お、かな子、体重計あるぞ」
かな子「え、えっと...体重計はちょっと...」
ホ〇P「え?いやただ体重計があるなって言っただけだぞ?」
20: 2014/12/19(金) 22:45:04.46 ID:5i95YnIo0
ホ〇P「ん?かな子、まさか体重気にしてるのか?」
かな子「そ、そんなこと...」
ホ〇P「まあ確かに年頃の女の子にとって、体重は気になるものかもしれないけど...俺は気にすることではないと思うよ」
かな子「プロデューサーさん...」
ホ〇P「だからな?かな子」
かな子「はい!」
21: 2014/12/19(金) 22:52:26.89 ID:5i95YnIo0
また別の日
ホ〇P「今日もお疲れ様、かな子」
かな子「プロデューサーさんもお疲れさまです!」
ホ〇P「ああそうだ、かな子、実は事務所に体重計がな?」
ホ〇P「かな子、風邪気味か?ほら、体重k...体温計だ」
ホ〇P「おっといけない、今日は体重計を持って来てしまった」ハハハ
現在
ホ〇P「かな子の悩みも解決してあげたと思いますよ」
ちひろ「素晴らしいですね!」
22: 2014/12/19(金) 22:53:52.95 ID:o+BLhZEZO
酷すぎい
24: 2014/12/19(金) 22:57:42.56 ID:5i95YnIo0
ホ〇P「こう考えると俺はハゲやブサイクよりアイドルのことを良く理解出来ているのかもしれません」
ホ〇P「他にも、智絵里のくれたクローバーも押し花にして全部残してますし...」
ちひろ「立派だと思いますよ」
ホ〇P『たしか四葉のクローバーって踏まれまくったから突然変異したんだよな』
ホ〇P『可哀想だから三つ葉に戻してから押し花にしよう』プチン
ホ〇P「紗枝の願いも聞きました」
ちひろ「流石です」
ホ〇P『犬が欲しい?大丈夫、いつでも俺がスタンバってるよ』
ホ〇P「それに、対策もしてるんです」
ちひろ「対策?」
25: 2014/12/19(金) 23:00:55.90 ID:5i95YnIo0
ホ〇P「...」キョロキョロ
ホ〇P「...実はここだけの話なんですけどね」ヒソヒソ
ちひろ「え?なんですか?」
ホ〇P「ホ〇って噂は俺が広めたんです」
ちひろ「え!?どうしてですか!?」
ホ〇P「静かにしてくださいよ!聞かれたら意味ないじゃないですか!」シーッ
ちひろ「あ、ああ失礼しました...」
26: 2014/12/19(金) 23:04:51.01 ID:5i95YnIo0
ちひろ「それで?どうしてですか?」
ホ〇P「俺がホ〇であると広めたのは、一つの対策なんです」
ホ〇P「あのハゲやブサイクが何やらアイドル達に好感を持たれていることを俺は一足早く気付いたんです」
ホ〇P「なんであの二人が好意を持たれてるのかは知りませんけどね」
ちひろ「はあ」
ホ〇P「信頼関係は大事です。ですが一歩間違えばスキャンダル。アイドルの未来を潰してしまう恐れがあります」
27: 2014/12/19(金) 23:08:39.36 ID:5i95YnIo0
ホ〇P「アイドルに未来を与えるべき俺達が、アイドルの未来を潰してしまうわけにはいきません!」
ホ〇P「そこでですね。自分の担当アイドルの未来のために、万が一俺に好意を抱かないための予防線として広めたんです」
ホ〇P「まさかアイドルが俺に好意を抱くわけはありませんが...まあ念のためにって感じですね」
ホ〇P「たとえそれで俺が悪く言われるとしても...アイドルのために動くのが、プロデューサーですから」
ちひろ「流石です」
29: 2014/12/19(金) 23:12:50.37 ID:5i95YnIo0
ホ〇P「普通なら何もしなくて良かったんです。良かったんですけどね、まゆだけは別なんです」
ホ〇P「まゆだけは少し危険な状態なのではないかと思ってるんです」
ホ〇P「思ったより本気なのかな?と」
ちひろ「まあ、押しの強い子ではありますよねえ...」
ホ〇P「このホ〇という予防線は、いざって時にきっと生きてくるはずです」
ホ〇P「俺がホ〇だという情報があるからこそ、今のまゆはあの程度で落ち着いているわけです」
ちひろ「ああ、今までので落ち着いているわけですか」
31: 2014/12/19(金) 23:16:22.13 ID:5i95YnIo0
ホ〇P「まあ、ちひろさんなら大丈夫と思って言ってしまいましたけど...誰にも言わないでくださいね」
ちひろ「分かりました!...とりあえずプロデューサーさんはリアルホ〇って設定にしておけば良いんですね」
ホ〇P「実際は違いますよ。普通に女性が好きです」ハハハ
ホ〇P「さ、仕事に戻りましょう!どこで誰が見て聞いているか分かりませんからね」
ちひろ「壁に耳あり障子に目ありですね」
34: 2014/12/19(金) 23:20:27.24 ID:5i95YnIo0
ホ〇P「まあ、まだこの時間なら誰も来やしませんから大丈夫なんですけどね」
ちひろ「ならもう少し話しましょうか?」
ホ〇P「ええっ?まだ噂があったりするんですか?」
ちひろ「ふふ、どうでしょう?」
ホ〇P「え、どういうことですかちひろさん、ちょっと!」
ワイワイキャイキャイ
机の下
まゆ「...うふ」ニコリ
終劇?
35: 2014/12/19(金) 23:24:00.24 ID:5i95YnIo0
...............
某ラーメン屋
ホ〇P「うーん、どれにしようかな...」
??「あれ?お前...」
ホ〇P「ん?...なんだハゲか」
禿P「ハゲてねーyいやハゲてたわ」
禿P「るせーいいから早く食券買えよ、混むだろ」
ホ〇P「分かったってば...」ピッ
37: 2014/12/19(金) 23:28:44.27 ID:5i95YnIo0
『はい味噌ラーメンと豚骨ラーメン!』ドンドン
禿P「うおっうまそー。...そういえばお前鬼畜ホ〇って呼ばれてるんだって?」
ホ〇P「...ちひろさんか。まあ、ハゲには言っても大丈夫だから言うけど、俺は鬼畜でもホ〇でもないよ」
禿P「まあそうだよな。漫画でもレアな揃い方だよその二属性は」
ホ〇P「ハゲはありがちだよね」
禿P「るせー」
ホ〇P「あ、このゆで卵ハゲに似てない?」
禿P「食べ物で遊ぶんじゃありません」
38: 2014/12/19(金) 23:31:42.56 ID:5i95YnIo0
禿P「鬼畜なんて言われてるけど実際担当アイドルとはどうなんだ?」
ホ〇P「多分上手くやれてる。次こそはシンデレラガールを出せるよう頑張るさ」
禿P「そうか...俺ももっと頑張らないといけないよな。こんなにも魅力的な子がいるんだ...あとは俺の力次第だよなあ」
ホ〇P「次はどこの毛が抜けるのかな」
禿P「不吉なこと言わないでくれる!?」
39: 2014/12/19(金) 23:34:53.02 ID:5i95YnIo0
...............
禿P「ごちそうさまでした!」
ホ〇P「ごちそうさま」
ホ〇P「さて、食べ終わったしそろそろ事務所に戻ろうか。アイドル達も来ちゃうからね」ヨイショ
禿P「だな。午後も仕事頑張るか!」ヨイセ
禿P「あ、お前尻にゴミついてるぞ」サワッ
ホ〇P「ひゃあん」ビクッ
禿P「!?」ゾワァ
終劇!
41: 2014/12/19(金) 23:39:17.15 ID:5i95YnIo0
44: 2014/12/19(金) 23:49:27.76 ID:biH6ev/BO
ハゲおつかれ
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