1: 2012/08/03(金) 11:33:35.09 ID:r2GGdBm40
ミーナ「そう、桃太郎よ」
バルクホルン「どういうことだ?」
坂本「上からの命令でな」
坂本「劇などといった催し物を開いて、軍と民間の距離を縮めたいそうだ」
ミーナ「そういう訳で、試験的に私たちがやることになったの」
シャーリー「なるほど、それで桃太郎か」
バルクホルン「どういうことだ?」
坂本「上からの命令でな」
坂本「劇などといった催し物を開いて、軍と民間の距離を縮めたいそうだ」
ミーナ「そういう訳で、試験的に私たちがやることになったの」
シャーリー「なるほど、それで桃太郎か」
2: 2012/08/03(金) 11:35:22.17 ID:r2GGdBm40
ミーナ「じゃあ宮藤さんと美緒で台本よろしくね」
芳佳「えっ」
坂本「どうした宮藤?」
芳佳「実はわたし、桃太郎よく覚えてないんです」
ハルトマン「ふーん、宮藤覚えてないんだー」
エイラ「それでも扶桑人カー?」
ペリーヌ「まったくですわ」
坂本「そうか、わたしも実はよく覚えてないのでな」
ペリーヌ「え゛・・・」
ミーナ「じゃあみんなで勝手にアレンジしちゃいましょう」
芳佳「えっ」
坂本「どうした宮藤?」
芳佳「実はわたし、桃太郎よく覚えてないんです」
ハルトマン「ふーん、宮藤覚えてないんだー」
エイラ「それでも扶桑人カー?」
ペリーヌ「まったくですわ」
坂本「そうか、わたしも実はよく覚えてないのでな」
ペリーヌ「え゛・・・」
ミーナ「じゃあみんなで勝手にアレンジしちゃいましょう」
4: 2012/08/03(金) 11:36:42.87 ID:r2GGdBm40
坂本「確かおばあさんが桃を拾ってくるんだ」
ルッキーニ「ふっふーん、それさえわかればだいじょーぶ!」
シャーリー「本当か!ルッキーニ!?」
芳佳「すごいよルッキーニちゃん!」
ルッキーニ「それじゃあいくよ?」
ルッキーニ「桃太郎!」
ルッキーニ「ふっふーん、それさえわかればだいじょーぶ!」
シャーリー「本当か!ルッキーニ!?」
芳佳「すごいよルッキーニちゃん!」
ルッキーニ「それじゃあいくよ?」
ルッキーニ「桃太郎!」
8: 2012/08/03(金) 11:37:51.40 ID:r2GGdBm40
昔々、おじいさんとおばあさんがいました
坂本「そういえばおじいさんもいたな」
おばあさんが川に、溜まった洗濯物を洗いにいきました
すると川上から・・・
鬼が流れてきました
バルクホルン「なんだと!?」
シャーリー「お、鬼が流れてくるのか!?」
坂本「そういえばおじいさんもいたな」
おばあさんが川に、溜まった洗濯物を洗いにいきました
すると川上から・・・
鬼が流れてきました
バルクホルン「なんだと!?」
シャーリー「お、鬼が流れてくるのか!?」
9: 2012/08/03(金) 11:39:12.72 ID:r2GGdBm40
鬼はおばあさんに言います
鬼『はーひふーへほーー!』
サーニャ「?」
そしておばあさんがこう返しました
おばあさん『出たな!バイキンマ――』
バルクホルン「ストップ!ストップだフランチェスカ・ルッキーニ少尉!」
ルッキーニ「うじゅ?なんでー?」
バルクホルン「な・ん・で・も・だ!」
鬼『はーひふーへほーー!』
サーニャ「?」
そしておばあさんがこう返しました
おばあさん『出たな!バイキンマ――』
バルクホルン「ストップ!ストップだフランチェスカ・ルッキーニ少尉!」
ルッキーニ「うじゅ?なんでー?」
バルクホルン「な・ん・で・も・だ!」
10: 2012/08/03(金) 11:40:21.82 ID:r2GGdBm40
リーネ「そういえば鬼も出てきましたよね」
坂本「そういえばそうだな、よくやったルッキーニ」
ミーナ「おじいさんとおばあさんがいて、川から桃が流れてくるのね」
坂本「ああ、それで鬼を倒しにいくんだ」
シャーリー「おじいさんとおばあさんが?」
芳佳「桃太郎がです」
エイラ「桃太郎はどこダ?」
芳佳「えっと・・・・・・あれ?」
坂本「そういえばそうだな、よくやったルッキーニ」
ミーナ「おじいさんとおばあさんがいて、川から桃が流れてくるのね」
坂本「ああ、それで鬼を倒しにいくんだ」
シャーリー「おじいさんとおばあさんが?」
芳佳「桃太郎がです」
エイラ「桃太郎はどこダ?」
芳佳「えっと・・・・・・あれ?」
11: 2012/08/03(金) 11:41:31.88 ID:r2GGdBm40
坂本「じゃあ次、リーネやってみろ」
リーネ「え?」
坂本「桃太郎が出てくるヒントになればそれでいい」
リーネ「わかりました」
リーネ「桃太郎」
リーネ「え?」
坂本「桃太郎が出てくるヒントになればそれでいい」
リーネ「わかりました」
リーネ「桃太郎」
12: 2012/08/03(金) 11:42:35.33 ID:r2GGdBm40
昔々、おじいさんとおばあさんがいました
おばあさんが川で洗濯していると
どんぶらこどんぶらこと桃が――
バルクホルン「それだ!」ガタッ
リーネ「え!?」
シャーリー「その擬音だよリーネ!今すごい桃太郎だよ!」
リーネ「あ、ありがとうございます」
リーネ「えと、続けます」
おばあさんが川で洗濯していると
どんぶらこどんぶらこと桃が――
バルクホルン「それだ!」ガタッ
リーネ「え!?」
シャーリー「その擬音だよリーネ!今すごい桃太郎だよ!」
リーネ「あ、ありがとうございます」
リーネ「えと、続けます」
13: 2012/08/03(金) 11:43:31.94 ID:r2GGdBm40
桃が流れてきました
おばあさんは桃を持ち帰ると、おじいさんの帰りを待って桃を切りわけました
その時、おばあさんが言いました
おばあさん『おじいさんめ、やってくれた喃・・・やってくれた喃・・・』
バルクホルン「え・・・」
おばあさんは左手で包丁の刃を挟み、引き絞り、放ちました
おじいさんは為す術もなく両目を――
シャーリー「ま、まてリーネ」
おばあさんは桃を持ち帰ると、おじいさんの帰りを待って桃を切りわけました
その時、おばあさんが言いました
おばあさん『おじいさんめ、やってくれた喃・・・やってくれた喃・・・』
バルクホルン「え・・・」
おばあさんは左手で包丁の刃を挟み、引き絞り、放ちました
おじいさんは為す術もなく両目を――
シャーリー「ま、まてリーネ」
14: 2012/08/03(金) 11:45:00.64 ID:r2GGdBm40
リーネ「なんでです?まだまだこれからですよ」
リーネ「これからおじいさんが無明逆流れを会得して、虎眼先生と・・・」
バルクホルン「わかったから、わかったからやめようかリネット軍曹」
リーネ「うーん、桃から源之助が出てくる展開は熱いと思ったんですが」
坂本「それだ!!」
リーネ「ですよね!虎眼先生が笑顔で『戯れなれば、当て身にて』って・・・」
坂本「桃太郎は桃から生まれるんだ!」
芳佳「!!」
リーネ「これからおじいさんが無明逆流れを会得して、虎眼先生と・・・」
バルクホルン「わかったから、わかったからやめようかリネット軍曹」
リーネ「うーん、桃から源之助が出てくる展開は熱いと思ったんですが」
坂本「それだ!!」
リーネ「ですよね!虎眼先生が笑顔で『戯れなれば、当て身にて』って・・・」
坂本「桃太郎は桃から生まれるんだ!」
芳佳「!!」
16: 2012/08/03(金) 11:46:21.11 ID:r2GGdBm40
芳佳「確かそれで、おじいさんとおばあさんに何かもらって旅するんですよ」
ミーナ「もうほとんど完成じゃない?」
坂本「うーん、何かいろいろ忘れている気もするが」
坂本「まぁいい、サーニャ頑張れるか?」
サーニャ「了解です」
サーニャ「桃太郎」
ミーナ「もうほとんど完成じゃない?」
坂本「うーん、何かいろいろ忘れている気もするが」
坂本「まぁいい、サーニャ頑張れるか?」
サーニャ「了解です」
サーニャ「桃太郎」
18: 2012/08/03(金) 11:47:16.76 ID:r2GGdBm40
おばあさんが桃を切ると
中から赤ん坊が生まれました
坂本「うむ、かなり桃太郎だ」
おじいさんとおばあさんは桃太郎と名付け、大切に育てました
桃太郎が大学生になったころ
ペリーヌ「だ、大学生?」
エイラ「黙ってロ、つんつん眼鏡」
トカゲが桃太郎の前に現れました
中から赤ん坊が生まれました
坂本「うむ、かなり桃太郎だ」
おじいさんとおばあさんは桃太郎と名付け、大切に育てました
桃太郎が大学生になったころ
ペリーヌ「だ、大学生?」
エイラ「黙ってロ、つんつん眼鏡」
トカゲが桃太郎の前に現れました
19: 2012/08/03(金) 11:48:26.85 ID:r2GGdBm40
先に沈黙を破ったのはトカゲでした
トカゲ「我輩はノイ・クレザント卿、騎士で――」
バルクホルン「わかったサーニャ、私も大好きだぞその作品は」
バルクホルン「だがそれは桃太郎じゃない」
サーニャ「このあと夕日が犬の騎士とカラスの騎士を」
バルクホルン「ああわかっている、わかっているがもはや夕日と言ってしまっているな」
トカゲ「我輩はノイ・クレザント卿、騎士で――」
バルクホルン「わかったサーニャ、私も大好きだぞその作品は」
バルクホルン「だがそれは桃太郎じゃない」
サーニャ「このあと夕日が犬の騎士とカラスの騎士を」
バルクホルン「ああわかっている、わかっているがもはや夕日と言ってしまっているな」
20: 2012/08/03(金) 11:50:01.64 ID:r2GGdBm40
芳佳「犬の騎士・・・」
芳佳「・・・そうだ、犬ですよ!」
芳佳「犬と猿と雉が仲間になるんですよ!」
坂本「おお!そうだったな、でかしたサーニャ!」
シャーリー「でも肝心の旅立つ理由と貰う物がわからないままだな」
坂本「じゃあ次はハルトマン、できるか?」
ハルトマン「ほーい」
ハルトマン「桃太郎」
芳佳「・・・そうだ、犬ですよ!」
芳佳「犬と猿と雉が仲間になるんですよ!」
坂本「おお!そうだったな、でかしたサーニャ!」
シャーリー「でも肝心の旅立つ理由と貰う物がわからないままだな」
坂本「じゃあ次はハルトマン、できるか?」
ハルトマン「ほーい」
ハルトマン「桃太郎」
22: 2012/08/03(金) 11:50:51.18 ID:r2GGdBm40
桃太郎はすくすくと成長しました
そんなある日ある噂を聞きます
坂本「おお、確かここで鬼の噂だったか」
なんと魔王が復活して世界を滅ぼそうとしているというのです
バルクホルン「スケールがでかい!!」
そんなある日ある噂を聞きます
坂本「おお、確かここで鬼の噂だったか」
なんと魔王が復活して世界を滅ぼそうとしているというのです
バルクホルン「スケールがでかい!!」
23: 2012/08/03(金) 11:52:11.49 ID:r2GGdBm40
バルクホルン「ハルトマン、劇のタイトルを言ってみろ」
ハルトマン「桃太郎」
バルクホルン「桃太郎はあれか?天空人と地上人の子供なのか?」
ハルトマン「ううん、勇者の末裔だよ」
ハルトマン「ナンバリング的には1」
バルクホルン「犬猿雉と四人パーティーだと言っているだろう!」
ハルトマン「桃太郎」
バルクホルン「桃太郎はあれか?天空人と地上人の子供なのか?」
ハルトマン「ううん、勇者の末裔だよ」
ハルトマン「ナンバリング的には1」
バルクホルン「犬猿雉と四人パーティーだと言っているだろう!」
24: 2012/08/03(金) 11:53:45.66 ID:r2GGdBm40
坂本「まぁ落ち着けバルクホルン」
坂本「桃太郎が旅立つ理由がわかっただけでもよしとしよう」
ミーナ「鬼が暴れてるって噂ね」
芳佳「確か別な場所でしたよね、村じゃなくて」
坂本「んん?そうだったか・・・」
坂本「じゃあ貰う物と鬼が暴れてる場所を踏まえて」
坂本「エイラやってみろ」
エイラ「任セロ」
坂本「桃太郎が旅立つ理由がわかっただけでもよしとしよう」
ミーナ「鬼が暴れてるって噂ね」
芳佳「確か別な場所でしたよね、村じゃなくて」
坂本「んん?そうだったか・・・」
坂本「じゃあ貰う物と鬼が暴れてる場所を踏まえて」
坂本「エイラやってみろ」
エイラ「任セロ」
26: 2012/08/03(金) 11:55:04.14 ID:r2GGdBm40
鬼が暴れてるという噂を聞いて
桃太郎は激怒した
かの邪知暴虐なる鬼を――
シャーリー「エイラ、桃太郎は走るのか?」
エイラ「当然ダロ?」
メロ・・・桃太郎には妹がいた
バルクホルン「無理するな、ユーティライネン少尉」
バルクホルン「どうせその話もうろ覚えだろう?」
エイラ「うぐっ」
桃太郎は激怒した
かの邪知暴虐なる鬼を――
シャーリー「エイラ、桃太郎は走るのか?」
エイラ「当然ダロ?」
メロ・・・桃太郎には妹がいた
バルクホルン「無理するな、ユーティライネン少尉」
バルクホルン「どうせその話もうろ覚えだろう?」
エイラ「うぐっ」
27: 2012/08/03(金) 11:56:45.54 ID:r2GGdBm40
エイラ「ち、ちゃんと覚えてるゾ!」
リーネ「じゃあ問題です、メロスは何のために走ったでしょう?」
エイラ「そんなの簡単ダ、妹のためダロ?」
リーネ「妹の何を見るため?」
エイラ「えっ・・・・・・」
エイラ「何をって・・・あ、あれダ」
エイラ「い、妹と月見をするンダ!」
坂本「月見・・・・・・そうか!」
坂本「だんごだ、きびだんごだよ!」
芳佳「ああ!」
リーネ「じゃあ問題です、メロスは何のために走ったでしょう?」
エイラ「そんなの簡単ダ、妹のためダロ?」
リーネ「妹の何を見るため?」
エイラ「えっ・・・・・・」
エイラ「何をって・・・あ、あれダ」
エイラ「い、妹と月見をするンダ!」
坂本「月見・・・・・・そうか!」
坂本「だんごだ、きびだんごだよ!」
芳佳「ああ!」
30: 2012/08/03(金) 11:58:02.21 ID:r2GGdBm40
ミーナ「つまり、桃太郎はきびだんごを持って犬猿雉と鬼を倒しに行くのね」
芳佳「はい!そうなんです!」
ルッキーニ「でもどうして犬達は鬼を倒しに行くの?」
バルクホルン「確かに、危険が伴うからな」
エイラ「まぁただじゃやらないヨナ」
坂本「じゃあペリーヌ」
ペリーヌ「了解ですわ」
芳佳「はい!そうなんです!」
ルッキーニ「でもどうして犬達は鬼を倒しに行くの?」
バルクホルン「確かに、危険が伴うからな」
エイラ「まぁただじゃやらないヨナ」
坂本「じゃあペリーヌ」
ペリーヌ「了解ですわ」
31: 2012/08/03(金) 11:58:53.36 ID:r2GGdBm40
桃太郎『では、鬼を倒しに言ってきます』
家を出ようとする桃太郎におばあさんが何かを渡します
それはおばあさん手作りのきびだんごでした
おばあさん『お腹がすいたらお食べ』
桃太郎は足取りも軽く、鬼を退治に出発しました
坂本「ほぉ、なかなかに桃太郎らしいじゃないか」
家を出ようとする桃太郎におばあさんが何かを渡します
それはおばあさん手作りのきびだんごでした
おばあさん『お腹がすいたらお食べ』
桃太郎は足取りも軽く、鬼を退治に出発しました
坂本「ほぉ、なかなかに桃太郎らしいじゃないか」
32: 2012/08/03(金) 11:59:48.63 ID:r2GGdBm40
桃太郎が歩いていると、犬が話し掛けてきました
犬『桃太郎さん、桃太郎さん、お腰のきびだんごをひと――』
バルクホルン「まてクロステルマン中尉」
ペリーヌ「え、何か?」
ハルトマン「お前それまんま桃太郎じゃん」
ミーナ「空気嫁」
ペリーヌ「」
犬『桃太郎さん、桃太郎さん、お腰のきびだんごをひと――』
バルクホルン「まてクロステルマン中尉」
ペリーヌ「え、何か?」
ハルトマン「お前それまんま桃太郎じゃん」
ミーナ「空気嫁」
ペリーヌ「」
34: 2012/08/03(金) 12:00:50.76 ID:r2GGdBm40
ペリーヌ「わ、わかりましたわよ」
ペリーヌ「その代わり、ネタがわからないとかはなしでしてよ」
桃太郎が歩いていると、犬が・・・
いや、果たして犬と読んでいいのでしょうか
体は紛れも無い犬ですが、足はスナック菓子
顔はアスキーアートで野球帽をかぶっています
桃太郎が固まっていると・・・
キュボン!
バルクホルン「キュボン?」
ペリーヌ「その代わり、ネタがわからないとかはなしでしてよ」
桃太郎が歩いていると、犬が・・・
いや、果たして犬と読んでいいのでしょうか
体は紛れも無い犬ですが、足はスナック菓子
顔はアスキーアートで野球帽をかぶっています
桃太郎が固まっていると・・・
キュボン!
バルクホルン「キュボン?」
37: 2012/08/03(金) 12:01:57.75 ID:r2GGdBm40
一人の少女がもちゅもちゅと何かを食べています
桃太郎が状況を飲み込めずにいると、男が走ってきました
男『おい、ヒヨス!他人の物は食っちゃダメだろ!』
言うや否や男は少女の口に指を突っ込み少女に嘔吐――
バルクホルン「クロステルマン中尉、もうやめていいぞ」
シャーリー「ネタがわからない上に次に繋がるヒントもないとはな」
ペリーヌ「ぐっ・・・」
桃太郎が状況を飲み込めずにいると、男が走ってきました
男『おい、ヒヨス!他人の物は食っちゃダメだろ!』
言うや否や男は少女の口に指を突っ込み少女に嘔吐――
バルクホルン「クロステルマン中尉、もうやめていいぞ」
シャーリー「ネタがわからない上に次に繋がるヒントもないとはな」
ペリーヌ「ぐっ・・・」
38: 2012/08/03(金) 12:03:12.66 ID:r2GGdBm40
坂本「ペリーヌ、そのヒヨスとかいう少女は何をしたんだ?」
ペリーヌ「きびだんごを食べたんです」
ペリーヌ「こう、箸で圧縮して・・・」
坂本「箸で圧縮?」
芳佳「・・・あ!そうですよ!」
芳佳「餌付けです!きびだんご食べさせて仲間にするんですよ!」
坂本「それだ!」
ペリーヌ「きびだんごを食べたんです」
ペリーヌ「こう、箸で圧縮して・・・」
坂本「箸で圧縮?」
芳佳「・・・あ!そうですよ!」
芳佳「餌付けです!きびだんご食べさせて仲間にするんですよ!」
坂本「それだ!」
40: 2012/08/03(金) 12:04:13.83 ID:r2GGdBm40
坂本「残るは鬼がどこにいるか、だな」
坂本「よし、じゃあバルクホルンに任せる」
シャーリー「期待していいのか?」
バルクホルン「当然だ」
バルクホルン「では犬猿雉を仲間にしたところから始める」
坂本「よし、じゃあバルクホルンに任せる」
シャーリー「期待していいのか?」
バルクホルン「当然だ」
バルクホルン「では犬猿雉を仲間にしたところから始める」
41: 2012/08/03(金) 12:04:57.58 ID:r2GGdBm40
桃太郎は犬、猿、雉を仲間にし、鬼を退治するのに盤石な体制を築きました
桃太郎達は血気盛んに飛行艇に乗り込み
シャーリー「飛行艇?」
一路、海洋探査人口島を――
ハルトマン「四人パーティーって言ったのお前だろトゥルーデ!!」
桃太郎達は血気盛んに飛行艇に乗り込み
シャーリー「飛行艇?」
一路、海洋探査人口島を――
ハルトマン「四人パーティーって言ったのお前だろトゥルーデ!!」
42: 2012/08/03(金) 12:06:01.90 ID:r2GGdBm40
バルクホルン「ど、どうしたハルトマン」
ハルトマン「どうしたも何もそれだって三人パーティーじゃん!」
バルクホルン「だ、ダメか・・・」
バルクホルン「くっ、桃太郎が『さすが物知りザルだな』って」
エイラ「猿とゼルを一緒にスンナ!」
ミーナ「はいはいそこまで」
坂本「海洋探査人口島・・・か」
ハルトマン「どうしたも何もそれだって三人パーティーじゃん!」
バルクホルン「だ、ダメか・・・」
バルクホルン「くっ、桃太郎が『さすが物知りザルだな』って」
エイラ「猿とゼルを一緒にスンナ!」
ミーナ「はいはいそこまで」
坂本「海洋探査人口島・・・か」
44: 2012/08/03(金) 12:07:04.89 ID:r2GGdBm40
坂本「そうか、島だ」
リーネ「え?」
坂本「鬼がいるのは、鬼ヶ島だ!」
芳佳「そうですよ!鬼ヶ島です!」
ミーナ「さすがね、トゥルーデ」
バルクホルン「ま、まあな!」
坂本「よし、シャーリー締めて来い!」
シャーリー「了解!」
リーネ「え?」
坂本「鬼がいるのは、鬼ヶ島だ!」
芳佳「そうですよ!鬼ヶ島です!」
ミーナ「さすがね、トゥルーデ」
バルクホルン「ま、まあな!」
坂本「よし、シャーリー締めて来い!」
シャーリー「了解!」
45: 2012/08/03(金) 12:08:07.46 ID:r2GGdBm40
桃太郎達が鬼ヶ島に辿り着くと、そこにあったのは眼を疑う光景でした
バルクホルン「なかなか惹かれるな」
坂本「ああ、鬼がどんなひどい事をしているか興味がわく」
眼から血を流しながら楽しそうに笑う大量の屍人が――
バルクホルン「鬼はどこいった!」
坂本「いんふぇるの!」
シャーリー「ダメか?」
バルクホルン「童話にしてはホラー過ぎる!」
バルクホルン「なかなか惹かれるな」
坂本「ああ、鬼がどんなひどい事をしているか興味がわく」
眼から血を流しながら楽しそうに笑う大量の屍人が――
バルクホルン「鬼はどこいった!」
坂本「いんふぇるの!」
シャーリー「ダメか?」
バルクホルン「童話にしてはホラー過ぎる!」
46: 2012/08/03(金) 12:09:06.13 ID:r2GGdBm40
芳佳「まぁでもあの後は鬼を倒してめでたしめでたしですし」
サーニャ「一応完成?」
エイラ「そうだナ」
ミーナ「じゃあ今のをまとめてみましょうか」
坂本「ペリーヌ」
ペリーヌ「ちゃんとメモしてありますわ」
サーニャ「一応完成?」
エイラ「そうだナ」
ミーナ「じゃあ今のをまとめてみましょうか」
坂本「ペリーヌ」
ペリーヌ「ちゃんとメモしてありますわ」
47: 2012/08/03(金) 12:09:55.50 ID:r2GGdBm40
流れてきた桃をおばあさんが拾う
↓
虎眼流流れ星で桃とおじいさんを切断
↓
桃太郎誕生!
↓
大学生になり、惑星を砕く物語に巻き込まれる
↓
魔王復活の噂と鬼が暴れてる噂を聞き、鬼退治を決意
↓
桃太郎はきびだんごを貰って走った
↓
犬猿雉を餌付けし、ヒヨスが吐き、八戸が壊滅した
↓
鬼ヶ島に行くとそこは羽生蛇村だった
↓
鬼を倒してめでたしめでたし
↓
虎眼流流れ星で桃とおじいさんを切断
↓
桃太郎誕生!
↓
大学生になり、惑星を砕く物語に巻き込まれる
↓
魔王復活の噂と鬼が暴れてる噂を聞き、鬼退治を決意
↓
桃太郎はきびだんごを貰って走った
↓
犬猿雉を餌付けし、ヒヨスが吐き、八戸が壊滅した
↓
鬼ヶ島に行くとそこは羽生蛇村だった
↓
鬼を倒してめでたしめでたし
48: 2012/08/03(金) 12:11:26.39 ID:r2GGdBm40
坂本「・・・・・・」
芳佳「・・・・・・」
坂本「これは桃太郎か?」
芳佳「八戸って壊滅しましたっけ?」
坂本「・・・・・・」
坂本「・・・よし、訓練だ宮藤!」
芳佳「はいっ!」
~この試みが大失敗したことは言うに及ばない~
-END-
芳佳「・・・・・・」
坂本「これは桃太郎か?」
芳佳「八戸って壊滅しましたっけ?」
坂本「・・・・・・」
坂本「・・・よし、訓練だ宮藤!」
芳佳「はいっ!」
~この試みが大失敗したことは言うに及ばない~
-END-
50: 2012/08/03(金) 12:12:18.90 ID:IclaOJJO0
終わってた
おつ
おつ
51: 2012/08/03(金) 12:12:34.98 ID:66A0T5LC0
桃太郎はSDKだったのか
引用: 芳佳「桃太郎ですかぁ?」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります