190: ◆llXLnL0MGk 2014/03/02(日) 16:07:00.01 ID:jtdOJliV0


モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズです


前回はコチラ



・◆llXLnL0MGk当人分

肇「……ふう」

万年桜の下、肇は背負った荷物を下ろす。

肇「結構、減りましたね」

肇の祖父がこしらえた、カースの核を内蔵した妖刀『鬼神の七振り』。

肇の手で、あるいは肇の知らない所で、次々と持ち主が決まっていく。

日本一大食いな刀、『暴食』の「餓王丸」は、京の妖怪退治屋……脇山珠美へ。

日本一横暴な刀、『傲慢』の「小春日和」は、今は肇の友人となっているヒーローの少女……小日向美穂へ。

日本一欲張りな刀、『強欲』の「月灯」は、とある元アイドルヒーロー……水木聖來へ。

日本一自堕落な刀、『怠惰』の「逆刃刀・眠り草」は、付喪神の少女と同居する能力者の女性……松永涼へ。

いずれも、それぞれの持ち主によってその力を遺憾なく発揮している。

え、眠り草? ……うん、多分眠り草は眠り草なりに何かしらを発揮していると思われる。

未だ持ち主の現われない刀もあるが……。

肇「……でも、ようやく折り返し地点ですね」

にこっと微笑んで、肇はその場に腰を下ろした。

今日は勤め先であるメイド喫茶・エトランゼが休みであり、こうして散歩にやってきたわけである。

本当は美穂も誘いたかったのだが、あいにく友人である卯月や茜と予定が入っているという事だった。

それなら仕方ないと、一人で訪れたこの公園。

思えば、美穂と肇が最初に会ったのもこの場所だった。

お互いに初めて相手を見たのが寝顔という、奇妙な出会い方であった。

そんな事を考えていたら、だんだんとまぶたが重くなってくる。

万年桜の力なのか、この公園は一年中春先の昼下がりのような暖かい空気に包まれている。

肇「…………ふわぁ」

こんな絶好のお昼寝シチュエーションに耐えられるわけもなく、肇はあっさりその場で転寝をしてしまった。

その時にポケットから財布が転げ落ちたことなど、気付くはずも無く。

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それは、なんでもないようなとある日のこと。
その日、とある遺跡から謎の石が発掘されました。
時を同じくしてはるか昔に封印された邪悪なる意思が解放されてしまいました。

~中略~

「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。
・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。



191: 2014/03/02(日) 16:09:12.94 ID:jtdOJliV0
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そしてこの公園に、もう一人訪れた者がいた。

アイ「……ここだけ暖かいな…………あの季節外れな桜の力かな?」

地下世界出身の傭兵アイと、彼女が連れる戦闘外殻のハナだ。

彼女がここを訪れた理由、それは……。

アイ「うん、ここなら近隣一帯を見渡せるな。さて…………」

周囲を見渡しながら、小高い丘を上っていくアイ。

平たく言ってしまえば、新居探しである。

アイは地上に活動拠点を持っていない。

今まではホテル暮らしで、カイ抹殺、及び奪還依頼を受けてからはたまに海底都市で寝床を提供されていた。

しかし、先日のタカラダ・トミゾの誘拐依頼。

あの一件で、ハナを常に連れるのはハナ自身にとって非常に危険であると考えた。

かと言って、ハナを預け、引き取りする為だけに海底都市と地上を往復するのも非効率的すぎる。

その為、依頼が無い時などにこうして、『ハナを安心して預けられる活動拠点』となりうる場所を探しているのだ。

192: 2014/03/02(日) 16:11:41.80 ID:jtdOJliV0
アイ(……最初はただの道具としか思っていなかったが……ここまで情がうつるとは、自分でも驚きだね)

苦笑するアイは、やがて丘の頂上……万年桜の根元にたどり着いた。

アイ「おや?」

肇「すぅ……」

少女が一人、根元に座り込んで眠っている。

その足元に、彼女のものらしき財布が転げているのが見えた。

アイ「無用心な……」

アイはその財布を拾い上げ、一応彼女のものか確認する為に起こそうと肩に手を……。

アイ「む?」

その時、彼女の背中の荷物に気付いた。

アイ(模造刀……かな? ちょっと失礼……)

財布を彼女の膝上に置き、何かに促されるように内一本へと手を伸ばす。

手に取った刀の鞘には、茨の蔦が絡みついたような装飾が施されている。

少しだけ鞘から抜いてみると、まるで鋸のようなギザギザの刃が顔を覗かせた。

アイ(刃の色艶といい重量といい……模造刀では無いようだな)

193: 2014/03/02(日) 16:15:07.72 ID:jtdOJliV0
??(そうよ)

アイ「ッ!?」

突然何者かから話しかけられ、アイは反射的に振り向いた。

しかし、そこには誰もいない。視線を落とせばハナがこちらを見上げるだけである。

『ギギン?』

アイ「……?」

怪訝そうに周りを見回し続けるアイ。しかし声の主の姿は見えず、声のみが聞こえてくる。

いや、聞こえるというよりは、脳に直接響いてくるような感じだ。

十代半ば頃の少女、といったような印象を受ける。

??(アタクシは正真正銘の真剣。模造刀なんかと一緒に……って、何をキョロキョロしてるの? ここよ、こ・こ)

この言葉で、アイは気付いた。

アイ(『アタクシは正真正銘の真剣』…………もしや、この刀が喋っているのか?)

??(ええ、そうよ)

アイ(驚いたな、長く傭兵をやってきたが、言葉を話す刀なんて物には初めて会ったよ)

アイは刀と脳内を通じて会話しながら、ゆっくりと刃を鞘に戻した。

194: 2014/03/02(日) 16:17:34.30 ID:jtdOJliV0
茨姫(アタクシは茨姫っていうの。鬼才・藤原一心が魂を込めて作り上げた妖刀『鬼神の七振り』の一本よ)

アイ(鬼神の七振り? 君と似た物があと六本あるのかい?)

茨姫(ええ。アタクシは別名『日本一、嫉妬深い刀』っていうの)

アイ(妖刀……七……嫉妬……ははあ、大体分かった。君達はカースの……いや、呪いの力をその刀身に封じ込めているわけか)

茨姫(驚いた。それだけの情報であっという間に的中させちゃうなんて……アナタ賢いのね)

茨姫(それにすごく強そうだし……うふふ、気に入ったわ)

アイ(気に入った……とは?)

茨姫(アナタ、アタクシの持ち主になってちょうだいな)

アイ(私が……? いやしかし、君は本来彼女の物ではないのかい?)

アイが眠る少女の方をちらと横目で見やる。と、

肇「……あっ」

いつの間にか少女……肇は起きていて、こちらをじっと見つめていた。

肇「……よいしょ」

肇は財布をポケットに仕舞うと立ち上がり、こちらにゆっくり歩み寄ってきた。

アイ「あ、いやすまない。盗もうとしていたんじゃないんだ。ちょっと見せてもらっていただけで……」

アイの言い訳も聞かず、肇はなおもアイとの距離を詰め、茨姫の鞘をぎゅっと握った。

195: 2014/03/02(日) 16:19:30.54 ID:jtdOJliV0
肇(……初めまして、藤原肇と申します)

アイ(えっ……あ、私はアイという。こっちは相棒のハナだ)

アイの脳内に、茨姫とは違う少女の声が響いてくる。

恐らくは、この肇という少女の声なのだろう。

肇(アイさん、ですね。茨姫と話されていたようでしたが……)

アイ(ああ。なんでも、私に持ち主になってほしい、と言うんだが……)

肇(そうなの?)

茨姫(ええ、そうよ。アタクシ、アイの事すごく気に入っちゃったの!)

肇(そう。……アイさん、茨姫の事を貰ってあげてくれませんか?)

アイ(……君は、この刀の製作者の家族なのだよね?)

肇(はい。藤原一心は私の祖父です)

アイ(いいのかい? 私は金で雇われる傭兵だ。依頼によっては、お祖父さんが打った大事な刀で悪事を働くかも……)

肇(大丈夫です。茨姫が気に入ったというのなら……あなたはきっと、根は優しい人なんでしょう)

アイ(…………っ、私が……かい?)

茨姫(ええ、アタクシ感じたの。アイの心の奥の奥、とても暖かかったから)

茨姫(きっと、とてもとても酷い事を頼まれたら、アイは難癖つけて断ると思うわ!)

196: 2014/03/02(日) 16:20:57.17 ID:jtdOJliV0
アイ(…………買いかぶりすぎだよ、私は単なる傭兵。依頼を受ける基準は内容よりも報酬さ)

肇(いえ、そんな事はありません。鬼神の七振りは人間の感情を封じ込めて生まれた刀、人の心には敏感ですよ)

茨姫(眠り草ほどじゃないけど、アタクシも持ち主の心くらい見えるのよ?)

アイ(…………そうまで言うなら、受け取ろう。ただし、後悔する事になっても知らないよ?)

肇「ありがとうございます。ただ、後悔はしないと思います」

いつの間にか茨姫の鞘から手を離していた肇が、アイの前で初めてその口から言葉をつむいだ。

アイ「ふふ、なかなか言うじゃないか、肇君」

アイが微笑んで茨姫を腰のベルト穴に差した。

アイ「……そうだ、肇君。少しいいかな?」

肇「はい、なんでしょうか?」

アイ「この辺りに、その……何だ、セキュリティ的に信頼出来る宿泊所のような物を知らないかな?」

肇「……うーん、一応私のバイト先に、小さいけれど寝泊りするスペースがありますよ」

肇は少し考え込んでから発言した。

アイ「ほう、バイト先とは?」

肇「はい、エトランゼっていうメイド喫茶です」

アイ「め、メイド喫茶……?」

アイの脳裏に、メイド喫茶で働く自分の姿が浮かんだ。

197: 2014/03/02(日) 16:22:16.44 ID:jtdOJliV0
~~

アイ『お帰りなさいませご主人様、ウフフッ☆』キャピッ

~~

アイ『アイぴょんはぁ、アンダーワールドからやってきた永遠の23歳なんでぇす♪』フリフリッ

~~

アイ『オムライスがもーっと美味しくなる魔法、かけちゃまーす(はぁと)』キュンキュンッ

~~

アイ『ハイご主人様、あーんミ★』アーン

~~

アイ『いってらっしゃいませ、アイはいつまでもお帰りをお待ちしておりますわ』メガネクイッ

~~

198: 2014/03/02(日) 16:24:10.39 ID:jtdOJliV0
アイ「……も、申し訳ないが、そこは遠慮しようかな」

茨姫(あら、可愛いじゃない)

自分で言うのもなんだが、似合わなすぎる。

肇「そうですか……」

肇は少ししょんぼりした様子だ。

アイ「どうしたものか……」

二人が悩んでいると、遠くから肇に声をかける者がいた。

??「……ん? あれって…………おーい」

近寄ってきたのは、少し柄の悪そうな男。

アイは反射的に軽く身構えた。

肇「え……あ、あなたはあの時の……」

??「やっぱあん時のバンダナちゃんか。お陰で助かったぜ」

肇「いえ、お礼を言われる程の事はしていません」

П「そういや名前言ってなかったな。俺ぁПだ」

肇「そういえばそうですね。藤原肇です」

アイ「……肇君、彼は……?」

二人があまりにもにこやかに話しているので、アイは警戒を解いて肇に質問した。

199: 2014/03/02(日) 16:26:03.82 ID:jtdOJliV0
肇「ええと、以前暴れていた、人の性格を反転させるカピバラ怪人の事はご存知ですか?」

アイ「ああ、話には聞いた事があるな」

宇宙からの刺客、ヘレンが送り出した二体の獣型怪人の片割れ、ハンテーン。

相棒のアバクーゾと共に好き勝手暴れていたが、最後は美穂――ひなたん星人の手によって討たれた。

その後、AIだけを抽出されて何処ぞの地底人が自動掃除機等に活用していることまでは、ごく一部の者しか知らないが。

肇「その騒ぎの時に、ちょっと縁がありまして」

アイ「そういうことか。私はアイだ、よろしく」

П「おう。改めて、俺はП。『女子寮』の管理人をやってる」

アイ「……女子寮?」

Пという男の言葉に、アイが食いついた。

アイ「質問させてもらうが、その女子寮とやら、セキュリティはいかほどかな?」

П「セキュリティ? ……あー、とりあえず神がいるな」

Пの脳裏に浮かぶのは、何故か自分の部屋で好き勝手しまくっている自称女神、鷹富士茄子の笑顔。

以前はよく怒りに任せて尻を引っ叩いたり抓ったりしていたが、最近は呆れてそんな気も起きない。

自然とため息が出そうになるが、ここは一応こらえる。

200: 2014/03/02(日) 16:28:34.98 ID:jtdOJliV0
アイ「か、神…………まあ、こんな世界だから、そういう事も珍しくは無いか……無いのかな?」

肇「さ、さあ……どうなんでしょう?」

П「まあそんなわけで、セキュリティは万全……多分万全だ」

ほかに貧乏神とかもいたが、説明が面倒なんで省いておく。

アイ「ふむ……今部屋に空きは?」

П「ん、まだまだあるな。なんだ、入寮希望か?」

アイ「そうだね、入寮に制約などが無いのならお願いしたいけれど」

П「いいぜ。いくつか書いてもらうモンがあるから、ちょっと女子寮まで来てくれや」

そう言ってПは頭を掻きながら歩き出した。

アイ「了解した。……では肇君、茨姫をありがたくいただいていくよ」

アイは肇に小さく手を振り、Пの後についていった。

肇「はい。アイさんもお元気で」

肇もそれに手を振り返し、手元の荷物を見る。

また一本減り、更に軽くなった荷物。

それをしげしげと眺めていた肇は、やがてふふっと小さく微笑んだ。

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201: 2014/03/02(日) 16:30:14.46 ID:jtdOJliV0
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数日後、とある廃工場。

黒服を着た異形の男達が、慌しく動き回っていた。

彼らは、宇宙の奴隷商人。この廃工場を拠点に、地球人を誘拐し続けていた。

そして、集まった地球人を今日、本星へ向けて出荷しようとしていたのだが……。

奴隷商人「急げ! 早く『商品』を運ぶんだ!」

奴隷商人「駄目だ! でけぇシャコに宇宙船のエンジンをやられた! もう飛べねぇ!!」

奴隷商人「な、何だと!?」

アイ「ふむ、ハナは上手くやったみたいだね」

奴隷商人「……!」

奴隷商人達の前に、茨姫を抜刀したアイが姿を現した。

奴隷商人「て、てめぇ……ヒーローか!?」

アイ「ふふ、ただの傭兵さ。ただとある資産家から『誘拐された娘を救出して欲しい』と頼まれただけの、ね」

アイが茨姫を一振りすると、茨姫の刃に付いていた血が一帯に飛び散った。

奴隷商人「ふ、ふざけやがっ……!?」

奴隷商人達が銃を構えるよりも早く、アイは茨姫を再び振るった。

茨姫の柄から生える蔦が鞭のように振るわれ、奴隷商人達の首を次々斬り落としていく。

特に表情を変える事も無く茨姫を鞘にしまうと柄の蔦が消え、茨姫の声が脳内に響いてきた。

茨姫(ね、ね、アイ。やっぱりアタクシが一番アイの役に立ってるでしょ?)

アイ(ふふ、それはどうかな。ハナもナイフも、私の大切な相棒だからね)

茨姫(もう、いぢわる。だったらアタクシ、もっと頑張ってアイの役に立っちゃうわ!)

アイ(頼りにしているよ、茨姫。さて、攫われたお嬢様を助けに……)

アイが廃工場の奥に歩を進めようとした時、後ろから三人分の足音が近づいてきた。

アイ「……誰かな?」

202: 2014/03/02(日) 16:31:30.99 ID:jtdOJliV0
爛「全く知らねえってこたぁねえだろ? アイドルヒーローのラプターだ」

ライラ「同じくアビスカルでございますよー」

クールP「同じく、プロデューサーヒーローのクルエルハッターだよ」

振り向いたアイの前に立っていたのは、古賀爛――ラプトルバンディットとライラ、クールPだった。

アイ(……戦闘外殻?)

ライラの外見に少し引っかかったが、今はそれを気にしている場合ではない。

アイ「まあ、話には。で、ここに何の用かな? 奴隷商人ならたった今壊滅したよ」

アイはそう言って後方に倒れる首無しの氏体達を指し示す。

クールP「なんだ、もう終わっていたのか。せっかくありさ先生にせっつかれて大急ぎで来たっていうのに」

クールPが帽子を目深に被りため息をつく。

ライラ「おお……生氏体ははじめてでございます」

爛「そんなまじまじと見るモンでも……あん?」

ライラの頭をぺしぺしと叩いていた爛が、アイの腰に差してある刀を見つけた。

爛(あれは……)

203: 2014/03/02(日) 16:32:33.30 ID:jtdOJliV0
アイ「私は傭兵でね。攫われた人々の解放を依頼されたのさ。まあ、これは同盟の手柄にしておいてあげるよ」

アイはくるりと踵を返し、改めて廃工場の奥へと歩いていった。

クールP「……僕達も行こう。今回の仕事は攫われた人々の解放までだからね」

クールPが早足でそれに続く。

ライラ「あっ、待ってほしいですよー」

ライラが駆け足でそれを追いかけた。

爛「…………」

爛はその場に立ち止まり、一人考えこんでいた。

爛(カースと似た気配の刀……アレがサクライの言ってやがった『鬼神の七振り』か?)

爛(随分ヤバそうなヤツが持ってやがんな……三人がかりでギリ勝てるか勝てねえか、ってトコか)

爛(傭兵ってんなら金を積みゃあ……いや、武器に拘るプロってのもいるしな……)

クールP「……? ラプター、行くよ?」

ライラ「急ぐですよー」

爛「お、おお。悪い悪いクルエル、スカル」

爛は二人に駆け寄りながら、考えに一つのけりをつけた。

爛(ま、七振りは俺の担当じゃねえし。メンドくせえから見つけなかった事にすっか)

続く

204: 2014/03/02(日) 16:34:59.84 ID:jtdOJliV0
・茨姫
鬼神の七振りの一つで、『日本一嫉妬深い刀』
鞘には茨の蔦のような模様があしらわれている。
刀身は鋸のような細かい刃が無数についており、抜いた時だけ柄の先から伸縮自在の蔦が現れる。
自我を持ち、持ち主とのみ脳内を通じて会話出来る。
また自分の持ち主が他に多数の力を持っていると、
刀身の硬度や切れ味、蔦の射程などが上昇していく。
いばらきって言うと怒る。いばらぎって言っても怒る。

・イベント追加情報
アイが茨姫を受け取り、女子寮に入寮しました。

ラプター、クルエルハッター、アビスカルが奴隷商人を壊滅、人々を解放しました。
(表向きはそういう事になっています)


以上です
お借りだけで書くのは何か申し訳なく終了間際にうちのこをねじこむプレイング

肇、アイ、Пその他名前だけお借りしました



【次回に続く・・・】



引用: モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」 part9