1: 2015/01/22(木) 22:50:27 ID:0/B36Qrw0
ユミルが休日に104期の男子と戯れる話。

キャラ崩壊アリ、捏造アリ
なんでも許せる人向けの、暇潰し。

2: 2015/01/22(木) 22:51:01 ID:0/B36Qrw0
ユミル「お前、うまそうだな」

マルコ「えっ?」

ユミル「まず、頭の回転がいい」

マルコ「あぁ……ありがとう」

ユミル「性格が穏やかだ」

マルコ「怒るとみんな、嫌な気分になるだろう?」
進撃の巨人(34) (週刊少年マガジンコミックス)

3: 2015/01/22(木) 22:51:29 ID:0/B36Qrw0
ユミル「几帳面なところ、重要だな」

マルコ「きちんとしないと、落ち着かないんだ」

ユミル「そして、意外に筋肉が付いている、胸や腕」

マルコ「最近、自主的に鍛えてる」

ユミル「繊細な指先」

マルコ「……ふふっ、女の子みたいだろう?」

4: 2015/01/22(木) 22:52:01 ID:0/B36Qrw0
ユミル「その指先で、摘まんで、揉み込んで」

マルコ「ん……」

ユミル「十分に濡らしたら、力強く擦りあげて……」

マルコ「ふっ……く……っ」

ユミル「それから優しくほぐすんだろう?」

マルコ「……こういう感じ、にね?」

ユミル「両手で、柔らかに全部、撫でて……広げて……」

ユミル「優しく、時には強く……手を這わす」

マルコ「ねえ、ユミル、もう……いいだろ……?」

5: 2015/01/22(木) 22:52:23 ID:0/B36Qrw0
ユミル「はい、一丁上がり」

ユミル「お前、洗濯が上手いな」

マルコ「…横でサボって見てないで、ユミルも洗ってくれない? 当番なんだからさ」

6: 2015/01/22(木) 22:52:53 ID:0/B36Qrw0
ユミル「お前、うまそうだな」

ライナー「……おう」

ユミル「意外とお前も几帳面なんだな」

ライナー「……誰と比べているんだ?」

ユミル「そして、糞真面目だ」

ライナー「ふっ……だから、なんだってんだ」

7: 2015/01/22(木) 22:53:16 ID:0/B36Qrw0
ユミル「太い指で、丁寧に探るんだな」

ライナー「……こういうの、順番は大切だろ」

ユミル「お前の腕、すげえ筋肉」

ライナー「持続力は、あるぞ。見せてやろうか?」

ユミル「……初めは優しく、穿つんだな」

ライナー「そうさ……壊れちまうと、困るからな」

8: 2015/01/22(木) 22:53:48 ID:0/B36Qrw0
ユミル「なぁ、段々、強くするのか」

ライナー「そう、だ……っ、こう、やっ……てっ」

ユミル「すげ、え……びりびり、来るっ」

ライナー「動く……なっ、しっかり、押さえて、つかまれ……っ!!」

ユミル「うぁっ、駄目だっ、壊れ、ちまうよ!!」

9: 2015/01/22(木) 22:54:05 ID:0/B36Qrw0
ライナー「ふ、っ……平気、だっ……!! 」

ユミル「や、めろ……っ!! こんなにっ、強く、なん……てっ!!」

ライナー「はあ、っ…壊れたりなど、しない……」

ライナー「見ろ……」

ライナー「壊れちゃ、いない」

ライナー「太っいのが、しっかり、刺さってんだろ……?」

10: 2015/01/22(木) 22:54:38 ID:0/B36Qrw0
ライナー「……でっかい、釘がな」

ユミル「すげえ、治せちまうんだな、壊れたテーブル」

ユミル「お前、木工が上手いんだな」

ライナー「ははっ、大工仕事は任せろ」

11: 2015/01/22(木) 22:55:13 ID:0/B36Qrw0
ユミル「お前、うまそうだな」

ジャン「あぁ?」

ユミル「一見、抜き身な人当たりだが、繊細なんだよな」

ジャン「……何なんだよ、一体」

ユミル「細身な体だけど、しっかり筋肉はあるんだよな」

ジャン「持久力はないが、瞬発力なら自信はある」

12: 2015/01/22(木) 22:55:42 ID:0/B36Qrw0
ユミル「指も……細くて長いんだな」

ジャン「……俺ぁ、手先は器用なんだぜ?」

ユミル「へえ……見せて貰いたいね」

ジャン「見るだけか? 実際にやって見たらどうだ」

ユミル「お前と、か」

ジャン「決まってんだろ。本番に備えて、練習台になれ」

13: 2015/01/22(木) 22:56:12 ID:0/B36Qrw0
ユミル「くくっ……練習かよ」

ジャン「……そうだ。必要だろ?上手く出来ないと困んだろうが」

ユミル「仕方ない、付き合ってやるよ」

ジャン「んなら、これ持てよ」

ユミル「……おう。って、デカいな、これ」

ジャン「うるっせぇ。黙って持てよ。ほら、こうやって、ゆっくりと、スライドさせろ……」

ユミル「こうか……?」

14: 2015/01/22(木) 22:56:39 ID:0/B36Qrw0
ジャン「……馬鹿、早い」

ユミル「注文が、多いな」

ジャン「手のひらで包むように……そう、軽くでいい」

ユミル「……こう、か?」

ジャン「お前、経験……無いのか?」

ユミル「……ねえよ……悪ぃか」

15: 2015/01/23(金) 08:24:24 ID:YJO0lkyU0
ジャン「いや、すまない。無い奴の方が多いよな」

ジャン「一緒に……やるからな」

ユミル「あぁ」

ジャン「ここに、手のひらを滑らせて……」

ユミル「こんなところにか!?」

ジャン「……いいから、やれよ」

16: 2015/01/23(金) 08:24:47 ID:YJO0lkyU0
ユミル「ちっ……こうか?」

ジャン「そうだ、初めはゆっくりだ」

ユミル「……剥けてきたぞ」

ジャン「もっと、下へ引っ張れ……」

ユミル「くっ……」

ジャン「お前の方に、入れろ。片方の手を使ってな」

ユミル「これを……か?」

17: 2015/01/23(金) 08:25:20 ID:YJO0lkyU0
ジャン「早く……しろよ。押さえんの、大変なんだよ……っ」

ユミル「わかっ、たよ…っ、おら……っ!!」

ジャン「それで、動かせ」

ユミル「私がか!?」

ジャン「そうだ、早くしろ!!もう、限界だ……っ!!」

18: 2015/01/23(金) 08:25:37 ID:YJO0lkyU0
ユミル「……あっ、これ、固ぇ……っ」

ジャン「動かせ…っ、早く、っ!!」

ユミル「長すぎんだよ……っ、無理、だっ……」

ジャン「やれよ…っ、おらっ!!やれ、よ!!」

ユミル「んっ、はあ、っ……あっ!!」

19: 2015/01/23(金) 08:26:00 ID:YJO0lkyU0
「」ポンッ

ユミル「すげえ!!」

ユミル「デカい筒の先から、花が出たぞ!!」

ジャン「……俺が仕掛けを考えたんだ」

ユミル「お前、手品が上手いんだな」

ジャン「今度の親睦会に、みんなの前で披露すんだ。練習に付き合ってもらって、助かったぜ」

23: 2015/01/23(金) 12:56:02 ID:YJO0lkyU0
ユミル「お前、うまそうだな」

アルミン「ん…?」

ユミル「体は小っさいし、筋肉もあんまねぇな」

アルミン「…僕はみんなと違うところで、勝負するから、いいんだ」

ユミル「意外と、熱い性格なんだよな」

アルミン「負けず嫌いまでは、いかないけどね」

24: 2015/01/23(金) 12:56:34 ID:YJO0lkyU0
ユミル「…物知りなだけじゃなくて、応用が効くものな」

アルミン「知識の量なら、誰にも負けないと思う」

ユミル「可愛らしい小さなお手てだな」

アルミン「小さいけど節があって、ちゃんとした男の手だよ」

アルミン「ねえ、僕としてみない?」

ユミル「その可愛らしいお手てで、か?」

25: 2015/01/23(金) 12:57:17 ID:YJO0lkyU0
アルミン「試してみなよ。君は僕に、絶対に勝てない」

ユミル「…はっ、そこまで言うならしてくれよ」

アルミン「僕を、満足させる勝負ができる?」

ユミル「それはこっちの台詞だ」

アルミン「経験はあるの……?」

ユミル「ずっと昔にな……。もううろ覚えだが」

26: 2015/01/23(金) 12:58:02 ID:YJO0lkyU0
アルミン「いいの……?じゃあ、始めるよ」

ユミル「ふん……」

アルミン「ほら、ここ……」

ユミル「あっ、くそ……っ、そんなところ」

アルミン「ふふっ……」

ユミル「私は、ここに……」

アルミン「あっ……あぁ、なかなか、やるね」

27: 2015/01/23(金) 12:58:27 ID:YJO0lkyU0
ユミル「なぁ、アルミン……こっちに、して、くれないか……?」

アルミン「駄目だ、よ……手加減なんか、しない」

ユミル「やっ、ちょっ……待て」

アルミン「待たないよ、勝負だからね」

ユミル「あぁっ、駄目だ、そこは……っ!!」

28: 2015/01/23(金) 12:58:53 ID:YJO0lkyU0
アルミン「往生際が悪いよ、ユミル」

アルミン「僕は手加減なんかしない」

ユミル「頼むよ……っ、なあ、このままじゃ、私は……っ!!」

アルミン「……そんな泣きそうな顔、しないでよ」

アルミン「ねぇ、さすよ……?」

29: 2015/01/23(金) 12:59:22 ID:YJO0lkyU0
ユミル「あぁ、待てっ、私は……まだ……っ」

アルミン「良いでしょう?ここ、に……」

ユミル「嫌だ……っ、やめて、くれよぉ……っ!!」

アルミン「ふふっ、僕が頂くね……ユミルの……」

33: 2015/01/23(金) 13:06:26 ID:YJO0lkyU0
アルミン「玉将」パチン

ユミル「だああ!!くっそー!!取られた!!」

ユミル「……」

ユミル「お前、将棋が上手いんだな」

アルミン「この将棋ってやつは、ミカサの家に昔からあった玩具なんだ」

アルミン「知っている人がいなくてさ、ユミルと遊べて楽しかったよ」

ユミル「六十年以上前だから、記憶がおぼろ気なんだあああ!!!!」

アルミン「ふふっ、負け惜しみなら、もっと気のきいた内容に、してくれないかな……?」

35: 2015/01/23(金) 20:08:53 ID:YJO0lkyU0
ユミル「お前、うまそうだな」

コニー「んぁ?」

コニー「俺を齧っても、旨かないぜ?」

ユミル「頭は悪いが、体の使い方はたいしたもんだよな」

コニー「まっ、天才だからな。感覚で動いてるって言うか」

36: 2015/01/23(金) 20:09:20 ID:YJO0lkyU0
ユミル「お前の手も小っさいが……使えんのか、それ」

コニー「俺は、確かに手と背は小さいが……」

コニー「これは小さくなんか無いぜ?試して見るか、俺の自慢の物をよ」

ユミル「ふん……いいぜ、使ってやろうじゃないか」

コニー「出来んのか?お前に」

37: 2015/01/23(金) 20:09:39 ID:YJO0lkyU0
ユミル「すげえな、これ……。実際、ここまで大きい物は、初めてだが……」

ユミル「使い方は、みんな同じだろ。出せよ、さぁ」

コニー「ほらよ、触って見ろ」

ユミル「……重てぇな」

コニー「当たり前だ、これは他の奴より、デカいんだからな」

38: 2015/01/23(金) 20:09:58 ID:YJO0lkyU0
コニー「……何も身に付けなくて、いいのかよ」

ユミル「あぁ、いいんだ。このままで」

コニー「後で後悔、すんなよ……?」

39: 2015/01/23(金) 20:10:28 ID:YJO0lkyU0
コニー「なあ、しっかり握れよ……っ」

ユミル「んっ……、はぁ、これ……固い、な」

コニー「もっと……力入れても、いいんだぜ?」

ユミル「くっ、はぁ……っ、駄目だ、デカ過ぎて、動かな……」

コニー「動かせよ……こう、やって」

40: 2015/01/23(金) 20:10:53 ID:YJO0lkyU0
ユミル「わぁ!!やめ……ろ…っ」

コニー「ばか、そこで、やめんな、よっ……!!」

ユミル「ひぁっ!!血だっ、なぁ、血だ…っ」

コニー「なんだ、経験、無いのかお前!?」

コニー「早く言えよっ、強がりやがって!!」

41: 2015/01/23(金) 20:11:16 ID:YJO0lkyU0
ユミル「無い訳じゃ、ないっ……!!」

ユミル「はぁっ、こんなに、デカイ…のは、う、くっ……初めてな、だけだ……っ!!」

コニー「びびんな!!ちっとばかし、血が出たくらいでよお……っ!!」

ユミル「なぁ、だって……ぬるっと、して、なぁ……コニぃ、っ!!」

42: 2015/01/23(金) 20:11:35 ID:YJO0lkyU0
コニー「やれ、早くっ、もう、間に合わなくなるだろぉ!?やれよ!!なあ!!」

コニー「一緒に……っ!!なあっ!?」

ユミル「うるせえ……っ、ちきしょう、あぁっ、もう……っ!!」

コニー「ほら…いけよ……っ、ユミルっ!!」

ユミル「はあ、っ……ん、あぁぁぁぁぁぁっ!!」

43: 2015/01/23(金) 20:12:45 ID:YJO0lkyU0
コニー「おぉ~上手く切り分けられたな、野生の豚」

ユミル「お前、肉の解体が上手いんだな」

コニー「んまあ、うちの村、狩猟で食ってるからな。男のたしなみだ」

コニー「手伝ってくれて、助かったぜ。骨は昼飯のスープ材料にしたいから、くれって頼まれてるんだ。早く持っていかないとな♪」

44: 2015/01/23(金) 20:13:55 ID:YJO0lkyU0
コニー「俺の自慢の、重たくてでっかいお肉解体用ナイフ、そこ置いといて」

ユミル「はぁ、ぬるぬるする……」

コニー「だから最初にさ、エプロン身につけろっていっただろ?」

コニー「手ぇ洗って着替えたら、みんなに、肉食いたいやつはここに来いって言ってくれよな」

コニー「お前も来いよ?自分で解体した肉は旨いぜ」

46: 2015/01/24(土) 06:09:22 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「お前、うまそうだな」

エレン「あぁ」

エレン「……実は、そうでも無いんだ」

ユミル「元気ねぇな」

ユミル「男にしては華奢な背中を丸めちまって」

47: 2015/01/24(土) 06:09:50 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「クリスタにちょっと似ている、可愛いお顔が台無しだ。一体どうしたんだ?」

エレン「俺…出来ないんだ」

ユミル「ミカサにやって貰えば良いだろう」

エレン「あいつは、いっつもしてくれるばっかりで……」

エレン「たまには俺も、ミカサにしてやりたいんだ」

48: 2015/01/24(土) 06:10:15 ID:NDDzdTWQ0
エレン「でも俺…どうしても、あそこへの入れ方が、わからないんだ」

ユミル「練習してみたらどうだ」

エレン「一人じゃ、出来ないだろ……?」

エレン「今さらこんな事の練習なんて、誰が教えてくれるんだ」

ユミル「私が教えてやろうか?」

49: 2015/01/24(土) 06:10:43 ID:NDDzdTWQ0
エレン「……良いのか? 本当に、してくれるのか?」

エレン「だって……こんな……恥ずかしいよ、俺」

ユミル「良いさ。相手になってやるよ。練習して、ミカサをよろこばせてやろうぜ……?」

エレン「……あぁ!! 頼むぜ、ユミル!!」

ユミル「じゃあ、それ、出しな。話はそれからだ」

エレン「あぁ……わかった」

50: 2015/01/24(土) 06:11:17 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「まずは、ここ……人指し指と親指で先を優しく摘まみなが、軽く引っ張るようにするんだ」

エレン「……こう、か?」

ユミル「あっ、馬鹿……っ!!そんなに、強く、摘む奴があるか……っ」

ユミル「……転がす、ように、優しくだ」

エレン「優しく……」

51: 2015/01/24(土) 06:11:42 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「そう……それで、いい」

ユミル「そしたら、軽く口に含め」

エレン「口に……?」

ユミル「……抵抗があるのか?」

エレン「いや……ミカサもやっていた。俺だって……っ」

52: 2015/01/24(土) 06:12:05 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「軽くでいい。湿す、程度だ……」

エレン「んっ……このくらい、か……?」

ユミル「もう一度、先端を指で扱け。軽く、な」

エレン「優しく…軽く……」

ユミル「あぁ……そうだ、もっと……そう、うまい、ぞ」

53: 2015/01/24(土) 06:12:29 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「……こちらの準備が、整ってきた」

エレン「それで、もう、入れても……良いのか?」

ユミル「穴に入れるためには、それでは駄目だ」

ユミル「もっと、先の方に、指を添えて……」

エレン「……先?ここ、か?」

54: 2015/01/24(土) 06:13:00 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「入れてみろ……躊躇するな」

ユミル「ただし、始めは、ゆっくりとな……そっとだ」

エレン「んっ……はぁ、なかなか……っ、入らな…いっ…」

ユミル「ちゃんと、窪みを狙え…っ」

エレン「う……っ、はぁ、っ、小さいんだっ、ここ、っ……!!」

55: 2015/01/24(土) 06:13:27 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「なあ……その、可愛らしい眼で、さぁ」

ユミル「ここっ、しっかり、見て、くれよぉ、っ」

ユミル「いけ……よっ、ぐっ、と、押し込んで……っ!!」

エレン「んっ……はぁ、あぁ、はあっ……っ」

エレン「……っ!! 入ったぁぁ……っ!!」

56: 2015/01/24(土) 06:13:50 ID:NDDzdTWQ0
エレン「気持ちが良いな、これ……っ」

ユミル「はあっ、まだ、終わりじゃ……無いぜ?」

ユミル「入れながら、ここの、先を」

ユミル「指先で、こうして……」

エレン「難しいな……抜けちまう……っ」

57: 2015/01/24(土) 06:14:13 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「……抜かないまま、やるんだよ、っ」

ユミル「抜くなっ……っ、そう、そのまま……こらえ、ろ……っ」

エレン「はぁ、っ、このまま……っ、このままっ」

ユミル「そう、その先を指先で、ねじるように、摘まめ」

エレン「くっ、ここ、段々大きくなってきた…っ」

58: 2015/01/24(土) 06:14:38 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「……だろ……?それで、いいんだ」

ユミル「んっ……もう、いいぜ……」

エレン「なあ、俺……できたのかな……?」

エレン「すげえ……すげえ、これ、ミカサにもしてやりたい……!!」

ユミル「あぁ、ちゃんと、できたぜ……」

59: 2015/01/24(土) 06:15:26 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「糸通しと玉どめ」

エレン「やったあ!! 俺にもできた!!」ガッ

ユミル「時間がないから、ボタン付けは今度な」

60: 2015/01/24(土) 06:15:50 ID:NDDzdTWQ0
エレン「ユミル……お前、いいやつだな」キラキラ

エレン「付き合ってくれて、ありがとな!!」ニカッ

ユミル「ふふっ、懐きやがって」

ユミル「お前、人をたらしこむのが上手いんだな」

ユミル「やたらに、教官や上官に可愛がられる理由が、わかった気がする」



62: 2015/01/24(土) 06:33:10 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「お前、うまそうだな」

マルコ「自信は、あるよ」

ユミル「アルミンと張る位のうんちく野郎」

マルコ「……物知りって言ってよ」

63: 2015/01/24(土) 06:33:49 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「計画性があって、段取りも完璧だ」

マルコ「たまに、順序を変えてみても、それはそれで、いいと思うけどね」

マルコ「君だって、今はそっちの方が、いいはずなんだけど……」

マルコ「僕としない?」

64: 2015/01/24(土) 06:34:12 ID:NDDzdTWQ0
マルコ「ねえ、してよ……ユミル」

ユミル「……いいぜ」

マルコ「今日はね、時間がないからいつもより荒っぽいよ?いい?」

ユミル「……望むところだ。さぁ、やろうぜ」



72: 2015/01/24(土) 06:38:02 ID:NDDzdTWQ0
「」ポチャン

マルコ「あぁ~」

マルコ「もう少しきれいにして、最後は水で流さないと」

マルコ「スープ、濁るだろう……?」

73: 2015/01/24(土) 06:38:24 ID:NDDzdTWQ0
マルコ「折角コニーに新鮮な豚の骨を貰ったのに……」

ユミル「こんだけ擦れば大丈夫さ」

ユミル「腕が疲れてもう限界だし、時間もねぇしよ」

マルコ「ふふっ、そうだね。こだわるのは、また時間のある時にするよ」

74: 2015/01/24(土) 06:39:24 ID:NDDzdTWQ0
マルコ「ねえ、これ……」

マルコ「ユミル……舐めてみてくれる?」

ユミル「ん……美味し、い……」

マルコ「次はもっと、口に含んでみて……」

ユミル「ふ、あっ…あふっ……ひ、っ」

マルコ「ふふっ、頬張りすぎだよ……ユミルは、欲張りだね」

75: 2015/01/24(土) 06:40:13 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「は、あっ……固さも……味も、好みだ、な」

ユミル「好きだ……これ、大好き、なんだ……」

ユミル「なあ、くれよ、マルコ……もっと、な」

ユミル「……良いだろ……もっと」

76: 2015/01/24(土) 06:40:32 ID:NDDzdTWQ0
マルコ「くくっ……恥じらいもなく、おねだりするのかい? 」

マルコ「はしたないね……けど」

マルコ「……君なら、食べていいよ、ユミル。 もっと、もっとね」

マルコ「こんなの、君だけなんだからね……」

77: 2015/01/24(土) 06:41:00 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「」ゲフー

ユミル「味見なのにしっかり食っちまった」

ユミル「お前、料理をするのが上手いんだな」

マルコ「いっぱい作ったから、また食べてね?」

マルコ「コニーのお肉は焼けたかな。そろそろお腹がすいてきたよ、僕」

78: 2015/01/24(土) 11:24:27 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「お前、うまそうだな」

ベルトルト「……うん」

ユミル「自信たっぷりだな、ベルトルさんよ」

ベルトルト「……みんなより、経験があるから」

ユミル「お前だけ、どこにも居ないと思ったら」

79: 2015/01/24(土) 11:24:55 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「こんなところで、女教官に頼まれ事をしていたとはね」

ベルトルト「……」

ユミル「奴等の気持ちもわからんでもないな」

ユミル「背もデカくて、スタイルも良い。顔も悪くないし、頭だっていい」

ユミル「大人しくって、頼まれりゃ断れなくて、言うこと聞くし」

80: 2015/01/24(土) 11:25:16 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「そのデカいくせに、なかなかに繊細で器用な手は、大変に便利な代物だろう」

ユミル「いわれりゃあ、何でも、してやるんだろ……?」

ユミル「だからよく、女の教官が担当するここへ呼ばれるんだろうな」

ベルトルト「さぁ……何でもって訳じゃ、ないけど」

ユミル「みた感じ、教官も居ねぇな。もう、終わったのか?」

ベルトルト「終わってもいいし、終わらなくてもいい」

81: 2015/01/24(土) 11:25:47 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「……何だよ、それ」

ベルトルト「一通り済んだけど……」

ベルトルト「僕はまだ、満足していないんだ」

ベルトルト「ねぇ、ユミル……一緒に、してよ」

ベルトルト「一時間くらい、僕に時間をくれないか」

82: 2015/01/24(土) 11:26:09 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「……そんなにかかんのか、今までずっと女教官とやってたろうに、体力あんな、お前」

ベルトルト「ふふっ…身体能力には自信があるんだよ」

ベルトルト「すぐ始めよう?ねぇ、今すぐに……」

83: 2015/01/24(土) 11:26:36 ID:NDDzdTWQ0
ベルトルト「もっと、手を伸ばして、よ」

ユミル「く、うっ……無理、だ」

ベルトルト「……なら、もう少し、下でいい」

ユミル「下って、お前……っ」

ベルトルト「手際よく、してよ」

ユミル「手際よくって、簡単に……言って、くれるなぁ……っ」

84: 2015/01/24(土) 11:27:01 ID:NDDzdTWQ0
ベルトルト「君、余り経験無いものね」

ユミル「うるせぇ……っ、はぁ、しんどいな……」

ベルトルト「文句言わないで、動いて……」

ユミル「……くそが……ぁっ」

ベルトルト「ちゃんと、手、使って」

ユミル「やってる、よ……っ、しっかりなぁ、っ」

85: 2015/01/24(土) 11:27:27 ID:NDDzdTWQ0
ベルトルト「ねぇ、差し込むときは、ちゃんと……両手で広げてから、入れてよ?」

ベルトルト「そこを、よく、見ながらね」

ユミル「ばっ……何でそんな」

ユミル「そんな……面倒、臭ぇよぉ、っ……!!」

ベルトルト「それが僕の、やり方だから……」

86: 2015/01/24(土) 11:27:54 ID:NDDzdTWQ0
ベルトルト「もうすぐ終わる……だから、早く」

ユミル「だっ、て……」

ベルトルト「良いから……ねぇ……早く、してよ」

ユミル「んだよ……っ、やってやるよ、おらぁっ……!!」
*

87: 2015/01/24(土) 11:28:16 ID:NDDzdTWQ0
ベルトルト「……っ!!」

ベルトルト「ねぇっ、ユミル、どうして」

ベルトルト「そんなに、無理矢理入れたら……っ、痛める、だろう……?ユミルの、ユミルのさぁ」

88: 2015/01/24(土) 11:28:39 ID:NDDzdTWQ0
ベルトルト「持ってる、図書室の本」

ユミル「……ふん」

ユミル「お前、図書室の整理上手いんだな」

ベルトルト「綺麗に整頓されてると、気持ちが良いからね」

89: 2015/01/24(土) 12:16:16 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「るせぇ。こんなの両脇わざわざ広げなくても、ブスブス差していけばいいんだよ」

ベルトルト「もう……本が痛むじゃないか」

ユミル「全く、いつも図書室の整理頼まれんのな」

ベルトルト「……よく、ここに居るからね」

ユミル「背が高いと便利だからなぁ」

90: 2015/01/24(土) 12:16:50 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「たまには断れば良いのに」

ベルトルト「……うん」

ユミル「これで終わりだな?」

ベルトルト「十分くらいで終わったね」

ユミル「満足したか?」

ベルトルト「……してないよ?」

91: 2015/01/24(土) 12:17:13 ID:NDDzdTWQ0
ベルトルト「だって時間、まだあるよ?」

ベルトルト「一時間くらい時間をくれって、君に、言ったでしょ?」

ユミル「これ以上、何をしろって言うんだよ」

ベルトルト「……わからない?」

ベルトルト「なら、教えてあげる」

92: 2015/01/24(土) 12:17:47 ID:NDDzdTWQ0
ベルトルト「床に、膝と手をついて」

ユミル「はぁ?」

ベルトルト「そこの机の影でね」

ユミル「ふざっけんな、何で」

ベルトルト「こんな場所誰も見ないから」

ベルトルト「……やれよ、早く」

ユミル「ちきしょう、が……っ」

93: 2015/01/24(土) 12:18:05 ID:NDDzdTWQ0
ベルトルト「頭をもっと、床に近付けて」

ユミル「くっ……!!」

ベルトルト「もっとだ、そう……」

ベルトルト「…………ねぇ、これ……どう?」

ユミル「はぁ、っ、すげぇ……っ!!」

94: 2015/01/24(土) 12:18:28 ID:NDDzdTWQ0
ユミル「ホコリが沢山……!!」

ベルトルト「掃除も、しよ?」

ユミル「マジかよ……勘弁してくれ」

95: 2015/01/24(土) 12:18:59 ID:NDDzdTWQ0
ベルトルト「掃除が終わったら、残りは四十分くらいかな」

ベルトルト「そしたらさ」

ベルトルト「ユミルが期待してる事をしてもいいよ」

ユミル「私は……何も期待なんか、しちゃいない」

ベルトルト「休日の図書室になんか、誰も来ないし」

ユミル「おい……」

96: 2015/01/24(土) 12:19:18 ID:NDDzdTWQ0
ベルトルト「鍵も、さっきかけた」

ユミル「……そんな、近寄るな」

ベルトルト「掃除、やっぱり、今度にしようかな」

ユミル「はぁっ……やめ」

ベルトルト「ねぇ、いいでしょ」

ユミル「耳の側で、喋んな、よ……っ」

ベルトルト「……ユミルと、ここで、しても」

ユミル「んっ……馬鹿……勝手に、しろ」

97: 2015/01/24(土) 12:19:43 ID:NDDzdTWQ0
コニー「ベルトルトとユミルおせぇなぁ」

コニー「肉、みんな焼いちまったが」

マルコ「……一時間以上立つね、皆が食べ初めてから」

98: 2015/01/24(土) 12:20:11 ID:NDDzdTWQ0
ライナー「あいつらに少し残しておいてやろう」

ライナー「なぁ、クリスタ」

クリスタ「優しいね、ライナー」

ライナー「はははっ」

クリスタ「うふふっ」

ミカサ「エレン、あーん」

エレン「ばっ……ガキじゃねぇんだから一人で食えるよ!!」

ミカサ「玉結び、できるものね。もう、大人」

エレン「だろ?」

99: 2015/01/24(土) 12:29:33 ID:NDDzdTWQ0
ジャン「ちきしょう、どいつもこいつも……っ!!」

マルコ「全くだ……二人を探しに行ってくるよ」

サシャ「野暮だと思います。私の勘がそう言ってますから」

マルコ「だから探しに行くんだけど?僕の勘もそう言っているからね」

アニ「……男の嫉妬、怖っ」

アルミン「僕だって、アニが戻って来なくなったら、探しに行くよ」

アルミン「野暮だと思うなら、尚更ね」

アニ「あんたって……可愛いね」

100: 2015/01/24(土) 12:29:55 ID:NDDzdTWQ0
マルコ「僕は怖がられようが可愛くなかろうが、行ってくる」

ライナー「たぶん馬小屋裏の倉庫じゃないか?」

マルコ「ありがとう、呼んでくるよ」

クリスタ「……図書室から一番遠いね、ライナー?」

ライナー「ふっ……すまんな、マルコ」

101: 2015/01/24(土) 12:31:38 ID:NDDzdTWQ0
急に忙しくなってしまって 現実逃避で変なテンションでかいたらこうなった

もう おわれ

103: 2015/01/24(土) 23:25:27 ID:6vXO1C/U0
あれこれ想像して面白かった
乙でした

引用: ユミル「お前うまそうだな」