1: 2015/06/01(月) 21:38:14.41 ID:VmAyg7ZY.net
SS初投稿です

更新は遅くと思います。

一期13話のifストーリーです。

原作重視のつもりです。

暖かい目で見ていただけると幸いです。

5: 2015/06/01(月) 21:58:41.84 ID:VmAyg7ZY.net
機内

『搭機はまもなく発進いたします。お客様はーー』

機内のアナウンスを聞きながら、ことりはボーッと外を眺めていました。
時間がきたから受付を済ませ飛行機に搭乗、席につきました。
今から日本を発つ、そんなことりには心残りがありました。穂乃果ちゃんのことです。
結局まともに会うこともなくこの日を迎えてしまいました。

μ’sの活動を止めてしまったと

ことり「私のせいだ、次に会う機会くるのかな・・・?」

こんな喧嘩別れのようになってしまったことが、とても心残りです。

ことりは窓を見ます。

『窓には悲しげな顔をした少女が映っていました』

ことりはそんな現実から逃げるように深い眠りにつきました。

8: 2015/06/01(月) 22:09:13.93 ID:VmAyg7ZY.net
空港入り口付近

ゴオオオォォォォォ

穂乃果「はあ・・はあ・・飛行機、そんな行っちゃった・・・」

穂乃果「私がもう少し速く行動してたら・・・。」

また、あきらめるの?やりたいことにやっと気付けたのに、また立ち止まるの?

穂乃果「これぐらいでめげるなんて私らしくないっ!」

あきらめちゃだめなんだ!今のこの思いを!

穂乃果「ことりちゃん、私はっ!」

10: 2015/06/01(月) 22:20:14.77 ID:VmAyg7ZY.net
8人「ことり(ちゃん)!」

穂乃果「ライブが始まるよ!はやくはやく~~」

ことり「うん!まってぇ~」

『・・様・・・様』

穂乃果「いくよ! 1!」

ことり「2!」

海未「3!」

真姫「4!」

凛「5!」

花陽「6!」

にこ「7!」

希「8!」

絵里「9!」


9人「μ’sミュージ・・・」



「お客様!」

11: 2015/06/01(月) 22:29:49.70 ID:VmAyg7ZY.net
機内

ことり「はっ!」

CA「お目覚めですか?まもなく着陸となりますのでベルトの着用をお願いいたします。」

ことりはみんなの夢をみていました。ライブをする夢を、

ことり「目が覚めなければ良かったのに・・・」ボソ

この時ことりがもらした言葉をことり自身は認識していませんでした。

ボーッとしたまま飛行機から降り、
気がつくと自分の荷物を持って空港の外にいました。

12: 2015/06/01(月) 22:38:05.84 ID:VmAyg7ZY.net
留学先の空港

ここにはなにがあるのかな?

ことりの頭に浮かんできたのは留学先の学校(想像)と有名な観光地ぐらいでした。

ここにはどんな人がいるのかな?

見知らぬ地でひとり考えても思い浮かぶ顔などあるわけがない

でも、頭にはしっかりと浮かび上がった姿がありました。

8人の姿が、

13: 2015/06/01(月) 22:58:22.82 ID:VmAyg7ZY.net
ことり「絵里ちゃん・・・・」

「ハラショー」
「先輩禁止♪」

ポニーテールが印象的なスタイルのいい美人さん。勉強もできて運動までできる生徒会長!
でも、ときどきみせるぬけてる所が親しみやすい学校自慢の生徒会長。

でも、そんなしっかりものの生徒会長はここにはいません。


ことり「希ちゃん・・・」

「カードによると今日の運勢は~」
「わしわしするよ~~!」

いつもみんなの事を気にかけて、困っていてもいなくても誰かを支えてくれる優しいお姉さん。でも、いけないことしてると「わしわし」というお仕置きがまってるんだ。

でも、そんなスピリチュアルお姉さんはここにはいません。

ことり「にこちゃん・・・」

「にっこにっこにーー♪」
「アイドルは笑顔にさせる仕事なの!」

人一倍アイドルに誇りと情熱を注ぐ先輩。意地っ張りだから、厳しい人に見られちゃう。でも、知ってるよ。すごく仲間思いの優しい先輩だってこと。

でも、そんなかわいらしい部長はここにはいません。

14: 2015/06/01(月) 23:24:38.68 ID:VmAyg7ZY.net
ことり「花陽ちゃん・・・」

「ダレカタスケテー!」
「ごはん炊けたよー♪」

少し内気だけど、アイドルの事になる目の色がかわるよ。そして、すごく白いごはんが大好き!

でも、そんな白米大好きな後輩はここにはいません。

ことり「凛ちゃん・・・」

「今日も張りきっていくニャー!

「凛、お腹空いちゃった。ラーメン食べたいニャー」

元気で活発、運動大好き、ボーイッシュさがかわいい女の子。衣装とか以外でスカートはいてるの見たことないな~。絶対似合うのになー。

でも、そんな元気なネコガールはここにはいません。

ことり「真姫ちゃん・・・」

「ナニソレイミワカンナイ」
「別に頼んでなんかいないわよ!」///

まじめでしっかりしてるツンデレさん。素直になれない真っ赤なお顔がかわいい♪そして最高の作曲をしてくれます!

でも、そんなツンデレお嬢様はここにはいません。

16: 2015/06/02(火) 00:40:35.07 ID:yEZPL9F/.net
ことり「海未ちゃん・・・・」

「ことりは穂乃果に甘すぎます!

「ことり本当に留学するのですか?」

生真面目で正義感が強くてしっかり者の幼なじみ、恥ずかしがりやでそれなのに実はアイドルに憧れてる所もあってかわいいポーズとかしてたり、真面目が暴走しちゃうこともあったな~。
いつも厳しくて、そして優しくて・・・

ことり「海未ちゃぁん・・・」ウルウル

でも、そんな大和撫子はここにはいません。


ことり「ぅぅ・・・・穂乃果ちゃぁぁぁん・・・」ポロポロ

「ことりちゃんお菓子ちょーだい♪」
「海未ちゃん怒らせちゃったよー!ことりちゃん助けてー!」
「こっとりちゃーーーん♪」ダキッ

みんなの太陽。ことりのはじめてのトモダチ。どんなときもいっしょだった。どんなときもずっと隣にいてくれた。

小さなときから、海未ちゃんといっしょに引っ張りまわされて、いろんなところにいった。木に登ったり、河原で遊んだり、人が近づかないようなところに探検にいったこともあった。
一日中走り回ったり、泥まみれになったことも、

ほのか『家出したからいっしょにいて!』

そう言われて、海未ちゃんが

うみ『帰ったほうがいいですよぉ』

なんて不安げにいっても結局、海未ちゃんは付き合ってことりもいっしょにいました。
暗くなるにつれてこわくなって3人とも大泣きした、お母さん達が迎えに来て、3人の小さな家出は終わる。
いつもそうだった、穂乃果ちゃんが「やろう!」と言い出し、海未ちゃんが止めるけど、それでもやっぱり止まらなくて3人でいろんな事をやってきた、それが続いて今がある。

20: 2015/06/02(火) 20:11:46.41 ID:yEZPL9F/.net
ことり「今、やっとわかっよぉ。
私、穂乃果ちゃんに引っ張ってもらいたかったんだ。歌って踊って笑いあってみんなといっしょにいるのが楽しかったんだ・・・」


でも、もう遅い

ここまで来てしまった、

私は自分の気持ちに気づくのが遅すぎた・・・・・

ことり「ここには誰もいないよぉ・・・」ポロポロ

ことり「穂乃果ちゃぁん、・・・
みんなぁ・・・」

自分でも気づかないうちに蓋をしていた感情が、
器から溢れだした。

ことり「うわあぁぁぁーーーーん!」ポロポロッポロポロ

ことり「ーーっーーうぅーーヒックーーー」グス

ことり「みんなに会いたいよぉ・
・・グスン。穂乃果ちゃんに会いたいよぉ・・・。こんな一人ぼっち嫌だよぉ・・・グス」

うぅー  グス  ヒック


「・・・ちゃ・・・・・・ん」

悲しさでいっぱいになったことりの涙は止まりません・・・

「こと・・・ん・・りちゃん」

ことり「うわあぁぁぁーーーん」

誰かがことりのことを呼んでいる気がする・・・・気のせいだよね

しかし声は

次第に大きく

近づいて

そしてはっきりと

聞こえるようになりました。


『ことりちゃんっ!!』


ドサッ

近づいた声はことりの背中に抱きました。

21: 2015/06/02(火) 20:58:00.00 ID:yEZPL9F/.net
「ことりちゃんっ!」

それはとてもよく知っている声でした。


今、一番聞きたい声でした。


ことり「え・・・穂乃・・果・・ちゃん・・・?」

ことり「どう・・して、・・なんで・・・ここ・・に・・?」

頭の中が真っ白になったことりには理解が追いつかない状態でした。

穂乃果ちゃんはことりの正面に回って再び抱きしめました。

穂乃果「決まってるよ。ことりちゃんに会うためだよ。」

そして強く、強くことりのことを抱きしめました。

穂乃果ちゃんをよく見ると制服のままでした。

穂乃果「ことりちゃん、ごめんね。私スクールアイドルが好きなんだって、やっと気付いたんだ。
海未ちゃんにそれをいったらね、
ことりちゃんを迎えに行ってきてって後押ししてくれたんだ。」

そっか。仲直りできたんだね

穂乃果「でも、飛行機の出発に間に合わなくて・・・。泣きそうになったよ。でも、ここであきらめたらことりちゃんに一生会えないそんな気がしたんだ。」

穂乃果「だからここまで来たよ!
これたよ!そしたらことりちゃん泣いてるんだもん。寂しいって泣いてるんだもん。だから抱きしめてる」

ことり「穂乃果ちゃん・・・」

いつもそうでした。自分がこうと決めたら、それを突き詰めてく穂乃果ちゃんはそんなタイプ
でも、こんなこと誰が予想できるでしょうか?
今は国際電話という手段があります。
ことり自身がでるかはともかく連絡はとることができます。
それを直接会いに来るなんて・・


でも、穂乃果ちゃんは来てくれたよ。
ことりのためにこんな所まで、寂しさでいっぱいになったことりのことを抱きしめてくれてるよ。

22: 2015/06/02(火) 21:28:54.48 ID:yEZPL9F/.net
穂乃果「ことりちゃん、どうして泣いてたの?」

ことり「私今気付いたの、本当はここに来たかったんじゃないんだって、そしたらね、みんなの顔が浮かんできて、涙止まらなくなったの。」グスン

穂乃果「うん」

そう返事をすると真剣な眼差しでことりのことを見つめます。

穂乃果「私スクールアイドルやりたい!みんなとことりちゃんと、
μ’sで!いっしょに!」

穂乃果「ことりちゃんの欠けたμ’sなんてμ’sじゃないよ!」

穂乃果「ううん」クビヨコフリ

穂乃果「これも本心だけど違う!
私が嫌なの!ことりちゃんのいない毎日なんて私が嫌なのっ!!」

穂乃果「ことりちゃんの作ってくれるお菓子おいしいよ!」
穂乃果「ことりちゃんの作る衣装は最高だよぉ」ウルウル 
穂乃果「ことりちゃんがいないと私、海未ちゃんに怒られるだけになっちゃうようぅぅ」ポロポロ

穂乃果「だからっ!だからっ!」

「むうっ!」

そこからさきを言おうとする穂乃果ちゃんの唇をことりは人差し指でおさえます。

23: 2015/06/02(火) 22:31:19.15 ID:yEZPL9F/.net
ことり「私もいっしょにいたい!
穂乃果ちゃんとみんなとっ!帰りたいっ!みんなのところにっ!」

穂乃果「」ジワッ

ことりの答えを聞いた穂乃果ちゃんの瞳から涙が溢れてきました。

穂乃果「うわあぁぁーん、良かったよーーー」ポロポロ

穂乃果「グス ここまで来るのに 
ズズ たくさん時間あったからヒック
いろいろ考えちゃったんだ。」

穂乃果「もし海未ちゃんの言うとおりじゃなかったら、本当に服の勉強がしたくて私がことりちゃんといっしょにいたいっ気持ちが、本当にただのワガママだったらって思ったら怖かっよー!」

穂乃果「会えたとしてもことりちゃんに拒否されたらって思ったら、すっごく怖かったんだよー!
うわあぁぁぁーーん!」

ことりが穂乃果ちゃんのことを拒否するなんて絶対ないよぉ。
そっか、飛行機の中でずっと眠ってたことりと違って穂乃果ちゃんは起きていろいろ考えてたんだね
ことりのことを、
そう思うと穂乃果ちゃんがとても愛しくたまらなくなりました。

ことり「穂乃果ちゃぁん・・・」
穂乃果「ことりちゃん・・・」

ギュッ

ことほの「」ジワッ

ことほの「うわあぁぁぁーーーん!!」


お互い強く抱きしめ合い大泣きしました。

流れる涙が止まった二人の時間を
動かす
すれ違い、通りすぎた時間を越えて再び、強く強く結びつく

お互いの温もりを感じながら

24: 2015/06/02(火) 23:00:45.12 ID:yEZPL9F/.net
数分後


ことり「穂乃果ちゃん、はいっハンカチ♪」ニコニコ

穂乃果「ありがとー グス ことりちゃん」ズズ

泣き止んだ私たちですが、力いっぱい泣いたらしい?穂乃果ちゃんは鼻水までダラダラとことりよりもグチャグチャな顔になってます。
アイドル的にこれはアウトですね♪
にこちゃんがいたらなんと言うやら、

穂乃果「ねえ、ことりちゃぁん・・」

ことり「なぁに?穂乃果ちゃん。」

穂乃果「そのさ、お金・・・ある?」

ことり「?? うん、お母さんになにかあったときのためにって多めに持たされてるよ。」

穂乃果「私の言いたいこと・・わかる?」

ことり「えぇーっと、ことりを追いかけるのに一生懸命だったから帰りの飛行機代がないとか?」苦笑

穂乃果「」ジワッ

穂乃果「うわーん、そーなんだよー!なんっにも考えないで飛び出してきたから、帰りの飛行機代がないのに今気がついたんだよー
!」

穂乃果「うわーん、ことりちゃぁん!穂乃果を置いてかないでーいっしょに帰ってえぇー!」

25: 2015/06/02(火) 23:35:44.40 ID:yEZPL9F/.net
半泣きの穂乃果ちゃんがことりの胸に飛び込んできます、
あらあら、さっきの凛々しい穂乃果ちゃんはどこえやら、今度はかわいい穂乃果ちゃんになってます♪

ことり「うんうん、いっしょに帰ろうね♪」


グゥーー


穂乃果「お腹もすいたよーー!」

あの穂乃果ちゃんがなにも食べてないなんて、それだけことりのこと思ってくれてたってことだよね?うれしいなぁ♪

ふふふ、でもこのタイミングでっていうのが穂乃果ちゃんらしいとゆうか、

幸いなことにチケットはすぐにとれました。腹ペコ穂乃果ちゃんと近くのお店で食事を済ませ、飛行機に搭乗
のつもりでしたが軽い観光のつもりで珍しいものをいっしょに見ていたら、夢中になりすぎて危うく乗り損ねるところでした。

ことりはあんなに寝たのに今度は安心感からか、単に泣き疲れただけなのか、席についてすぐ眠ってしまった穂乃果ちゃんの寝顔を見ながら、ことりも眠りにつきました。

満ち足りた安心感とともに

穂乃果ちゃんとことりは手をつないでいます。起きたときには離しちゃってるかな?

ううん


『もうこの手をはなさいよ』

27: 2015/06/03(水) 00:43:46.21 ID:dGxqJZtk.net
「1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
「6!」
「7!」
「8!」
「9!」

「μ’sミュージック
  スタァートォォーーー!!」

歓声「わぁぁぁーーーー!!」



空港

ことりは素敵な夢をみたよ。日本を発つ前にみた夢の続きを、
それはアライズの優勝で終わったはずのラブライブに私たちμ’sが出場してライブをする夢。
キラキラしたステージで歌って踊り、ことりの作った9色の衣装を着て、みんなと最高のライブをするの♪
しかもアンコールまでされちゃうんだ♪
そんな夢です。

そんな素敵な夢の余韻に浸っていたら・・・

「ことりちゃーーーん!」
「ことりぃーーー!」

空港についたことりと穂乃果ちゃんを待っていたのはμ’sのみんなでした。

海未「ことり。本当に戻ってきたの・・・ですね」ポロポロ

花陽「ことりちゃん・・うぅ、よかったよぉ」グス

凛「もーかよちん、ここはおかえりだよ。ことりちゃん、穂乃果ちゃんおかえりニャー!」

真姫「穂乃果が追いかけていったんだもの、戻ってくるって信じてた。」

にこ「もぉ、あんまり心配させるんじゃないわよ!・・・・・・その・・・おかえり///」

希「二人とも無事でなによりや、
これでまたμ’sやね。」ニコニコ

絵里「ハラショー!二人ともおかえりなさい。」

みんなに迎えられたのがうれしくて、ことりはまた泣いちゃった。

28: 2015/06/03(水) 00:47:12.18 ID:dGxqJZtk.net
続きはまた明日

30: 2015/06/03(水) 07:26:49.03 ID:dGxqJZtk.net
>>29
そのへんの時間経過はつじつまが合わないとは思ってました。
でも穂乃果にすぐ駆けつけてほしいなと強引だけどこういう風にしました。

32: 2015/06/03(水) 23:39:29.27 ID:dGxqJZtk.net
翌日   部室にて

海未「だから、穂乃果は無計画すぎるんですっ!!」ツクエヲドン!

穂乃果「ヒィィっ!」

ことり(えーっとみなさんおわかりのこととは思いますが、穂乃果ちゃんは現在『絶賛』海未ちゃんのお説教タイム中です。)

海未「そもそも手荷物なにもなしとは何事ですか!日本ではないのですよ!都合よくことりと会えたからいいものの、会えなかったらどうするつもりだったんですか?
会話は?穂乃果はことりほど英語もできないでしょう!
泊まるところは?お金もなかったのでしょう?野宿でもするつもりだったんですか!それ以前に海外なのですよ!海外!異国の地にい
ったいどれほどの危険があるか・
・・・」クドクド

穂乃果ちゃんはウルウルした目でことりに訴えかけます。
これはSOSですね

海未「穂乃果っ!聞いているのですかっ!」

穂乃果「ピィィっ!」

あっそれことりの、じゃなかった助けてあげないと

ことり「まあまあ、海未ちゃん、
その辺にしてあげようよぉ。」

穂乃果ちゃんの顔がパアァと明るくなります。ですから、

海未「ことりは穂乃果に甘すぎます!無事に帰ってこれたものの、
どんな危険が潜んでいたか、
ここはしっかり反省してもらわなければなりません!」

いつもなら止まらないにしても、
ブレーキがかかる頃具合ですが、
むしろ熱を帯びています。止まりません。

希「二人とも無事で帰ってきたんやから、そんないわんでも、」

絵里「たしかに穂乃果には反省が必要なところはあるわ。でも当事者のことりもこういってるだし・
・・・」

33: 2015/06/04(木) 00:20:29.81 ID:Qmz8zZGf.net
海未「いいえ!それとこれとは話しが違います!穂乃果とことりが無事に戻ってきたことはそれでいいのです。
ですか!あてもなく、なにも考えず、誰に相談するでもなく飛び出すなど言語道断!穂乃果にはもっと思慮深くなってもらわなければなりません!」

絵里ちゃんと希ちゃんの仲裁を跳ねのけるなんて今回の海未ちゃんはヒートアップしてる。
それだけ穂乃果ちゃんを思っての行動ではあるけど・・・

でも、ことりのことを助けてくれたヒーローがこんなにタジタジなのは救われたヒロインとしてはやるせないですね~。

よぉし、ここはことりも頑張る!
穂乃果ちゃんを助ける!
でも、この態度が甘いのかな~?

ことり「海未ちゃぁん」

海未「なんですか?ことり止めて無駄ですよ。」

ことり「おねがぁぁい」ウルウル ウワメ

海未「駄目です!」

そんな・・・こんなにあっさり駄目といわれるなんて、
でも負けない!

ことり「おねがぁぁい!」ウルウルウル
ウワメヅカイ

海未「うっ、ダメなものはダメです!穂乃果には反省を・」

あと一押し!間髪入れずに三発目投入!

ことり「おねがぁぁい󾬚」ウルウル
ウワメヅカイ ギュー

海未「ことり顔が近いです!それにくっつかないでください!」

海未「はぁ、わかりました。ことりに免じてここまでにしておきます。ことり、これっきりですよ。


ことり「えへへ♪」

34: 2015/06/04(木) 01:32:09.55 ID:Qmz8zZGf.net
穂乃果「ぅうーやったー!」
海未「ただしっ!」

海未「次にこのようなことがあったら容赦しません。」

海未「24時間みっちり反省コースにしますのであしからず♪」
コワイエガオ

穂乃果「」

ことり「ぷふっうふふ♪」

海未「ことりなぜ笑うのです?」

ことりは想像しました。この場合妄想かな?
海未ちゃんに24時間お説教された穂乃果ちゃんが、
正座して、氏んだ魚のような目で
「モウ、ムケイカクハシマセン
 モウ、ムケイカクハシマセン」
と片言で言い続けてる。そんな妄想、あまりに現実味がなくて笑えてきました。

穂乃果「ことりちゃん、何がおかしいの?」

ことり「ヒミツー♪」

穂乃果「えぇー気になるよ~。」

穂乃果「こうなったら話すまで強行手段だ!凛ちゃん、ことりちゃんを確保だよ!」

凛「ラジャー!」

ことり「えぇー!」

ことり「花陽ちゃん助けて~。」

花陽「わたしっ?!」

凛「かよちんを盾に使うなんて卑怯だよー」

真姫「絵里ぃ止めなくていいの?


絵里「たまにはいいんじゃない?


部室はドタバタしてます。

にこ「部室で騒がないで!グッズに傷がついたらどうするのよ!」

海未「にこの言うとおりです!やるなら外でやってください!」

希「それよか、止めようよ海未ちゃん・・・」

追い詰められたことりは最終手段にでました。

35: 2015/06/04(木) 01:38:54.71 ID:Qmz8zZGf.net
ことり「穂乃果ちゃーん、おやつあげるから許して~」

穂乃果「おやつ!ほしい!ちょーだい!」

海未「子供ですか。間食を増やすと太りますよ。」

ワイワイガヤガヤ部室は賑やか
ここには笑顔があふれています。

みんなの笑顔も

ことりの笑顔も


ことりはふと窓を見ました。


『窓にはとっても素敵な笑顔になった少女がかけがえのない仲間達ととも楽しそうに映っていました。』



私が笑顔でいられる場所は・・・

36: 2015/06/04(木) 01:39:18.27 ID:Qmz8zZGf.net
おしまい

40: 2015/06/05(金) 00:25:22.17 ID:DGNiT/wk.net
イメージ固まったのでおまけで分岐ルート作成します。
本編を友情ルート

これからの分岐ルートを純愛(ラブ)ルートとします。

27から分岐

41: 2015/06/05(金) 00:38:05.76 ID:DGNiT/wk.net
純愛ルート


穂乃果ちゃんのことが好き。

『ことりちゃんのいない毎日なんて私が嫌なのっ!』

あの時の言葉が頭から離れません。あの日ことりの中に一つの感情が生まれました。

この思いを伝えよう

今の関係が壊れてしまうかもしれない

それでも伝えよう

穂乃果ちゃんのことが大好きだから、

42: 2015/06/05(金) 01:07:10.85 ID:DGNiT/wk.net
ことりの部屋

穂乃果「ことりちゃんと二人きりも久しぶりだね!」

無邪気な穂乃果ちゃんとは対照的にことりはとてもドキドキしています。

穂乃果「それで話って?」

ことり「大事な話だよ。」

穂乃果「!」

穂乃果「もしかしてまた留学?
!」

ことり「違うから安心して♪穂乃果ちゃん。」

ことりはもう留学はしません。軽く見ている、とかではないけど服飾についての勉強なら日本でもできるから。

世界中探しても決して見つかることのない大切な人(もの)がここにあるから

ことりは重く感じた唇を開きます

ことり「私は穂乃果ちゃんのことが好きです。」

穂乃果「?、私もことりちゃんのこと大好きだよっ!」

ふふふ、穂乃果ちゃんらしいなぁ
ことりはわかっていました。穂乃果ちゃんはこんな風に返してくるだろうと、だからことりには次の言葉が用意してある。

ことり「穂乃果ちゃん違うよ。ことりが言ってるのはアイラヴユー
って意味だよ。」

穂乃果「アイラヴユー・・・」

穂乃果「えぇっ!えぇーーーー!
えっとそれはその」アセアセ

ことり「南ことりは高坂穂乃果のこと愛しています。」

43: 2015/06/05(金) 01:41:36.23 ID:DGNiT/wk.net
穂乃果「えっと、その、いつ・・から?」

ことり「外国まで私のことを迎えに来てくれたときだよ。あのときことり中で穂乃果ちゃんが一番大切なものだって気づいたの。」

ついに言ってしまった。もう戻れない。
でもさきにも進めない。

これは叶わない恋なのだから、

同性を好きになる、これは一般的なことからは距離が離れていることだ、穂乃果ちゃんも普通の女の子です。男の子を好きになるのが普通。だからこの恋は叶わない。

でも、ことりは同性が好きというわけではない。
穂乃果ちゃんだから好きになったんだよ。

ことり「穂乃果ちゃん、少し頭をかりるよ」

穂乃果「ふぇ?」

ことりはそう言うと穂乃果ちゃんの頭を自分の胸にもっていきます

ことり「聞こえる?ことりの音、
こんなにドキドキしてるんだよ」

穂乃果「うん」

静かに答える穂乃果ちゃんにことりは

ことり「穂乃果ちゃん。返事はしなくていいからね。」

44: 2015/06/05(金) 02:34:32.34 ID:DGNiT/wk.net
穂乃果「えっなんで?」

ことり「私はこの気持ちを伝えたかっただけだから、だから返事はいいの。」

叶わなくてもいいただ穂乃果ちゃんといっしょにいたいから、でも気持ちだけは伝えたかった。

ことり「告白してすごくわがままなんだけど、今までどおりいっしょにいてくれる?」

穂乃果「ことりちゃんがそれでいいなら、そうするよ!」

ことり「穂乃果ちゃん」パアア

よかったよぉ、穂乃果ちゃんとギクシャクにならず済みそう。
でもズルいことしちゃいました。
告白したのに今までどおりって都合良すぎですよね?

47: 2015/06/05(金) 20:12:39.21 ID:IJIJ8n9n.net
穂乃果「でもね、告白の結果がどっちに転んでも穂乃果の態度は変わんなかったと思うんだ。」

いわれてみるとそんな気がします穂乃果ちゃんがこれぐらいって言うのもアレだけど、こんなことでことりのこと嫌いになるはずがない。
ことりは知っていたはずです。どうやら悲観的になりすぎてたようです。
穂乃果ちゃんはすごいなあ、ことりの心を照らしてくれました。
やっぱりみんなの太陽だね♪


次の日

穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃんおはよーー!」

ことり「穂乃果ちゃん、おはよう♪」

海未「おはようございます穂乃果。」

昨日の宣言どおり、穂乃果ちゃんはいつもとかわらないでいてくれます。

ただ、

すこーしぐらいは意識してくれたらなぁって思ってる自分もいます

恋心は複雑です。

48: 2015/06/05(金) 20:56:26.04 ID:IJIJ8n9n.net
好きな人のそばにいたい。
これって恋をしていれば自然な感情ですよね?

穂乃果ちゃんに迷惑がかからないように行動開始です♪

ここは幼なじみという立場最大限利用します!


早朝  穂乃果の部屋

穂乃果「スウ、スウ」Zzz

ことり「穂乃果ちゃ~ん♪朝ですよ~♪」

穂乃果「う~ん。むにゃ、ことりちゃ・・ん?」Zzz

穂乃果「どう・・・した・の?こんな・・・朝から」ウツラウツラ

ことり「遅刻しないように起こしにきたよ♪今日からことりが穂乃果ちゃんの目覚まし時計です♪」

穂乃果「ありがとう・・」ウツラウツラ

幼なじみの特権!家族とも仲がいいから早朝でも、常識の範囲内なら出入り自由!
これで朝一番に穂乃果ちゃんに合うことができます♪
しかも寝顔も見れて一石二小鳥
(いっせきにちょう)♪

ただ問題は・・・

穂乃果「」Zzz

ことり「あぁっ!起きて穂乃果ちゃん!穂乃果ちゃぁ~~ん!」

ことりがちゃんと穂乃果ちゃんのことを起こしてあげられるかどうかです・・・。

49: 2015/06/05(金) 21:28:46.94 ID:IJIJ8n9n.net
別の日  穂乃果の部屋

ことり「穂乃果ちゃ~ん。起きないとイタズラしちゃいますよ♪」

穂乃果「」Zzz

ことり「起きないとギュッてしちゃいますよ♪」

ギュッ


十分後

穂乃果「う~ん。・・・ん?」

ことり「」スウスウ

穂乃果「ことりちゃん。ことりちゃん。」

ことり「ん~?穂乃果ちゃんおはよう~。」ウツラウツラ

穂乃果「うんおはよう。じゃなくて、なんでことりちゃん穂乃果のベッドで寝てるの?」

ことり「それは穂乃果ちゃんを起こにぃ~・・あれっ?ことり寝てた?!」

穂乃果「うん。起こしにくいくらい気持ち良さそうに、」

雪穂「ことりさ~ん。お姉ちゃんまだ起きませんか~?」

ことり「今起きたから、大丈夫だよ~」

穂乃果「あっ!早くしないと朝ごはん食べそこねちゃう!」

穂乃果ちゃんは慌てだします。
本日はミッション失敗、ことりが起こされてしまいました。
あと布団に潜り込むのはちょっとやりすぎましたね。

50: 2015/06/05(金) 22:06:46.26 ID:IJIJ8n9n.net
さらに別の日  穂乃果の部屋

穂乃果「」Zzz

ことり「穂乃果ちゃん起きて!今日は良いものもってきたよ♪」

穂乃果「良いもの~?」ウツラウツラ

ことり「穂乃果ちゃんの大好きなイチゴだよ♪」

穂乃果「!、イチゴ?!食べる食べる!」

ことり「はい。あ~ん♪」

穂乃果「あ~ん♪」パクッ

穂乃果「このイチゴおいしーもっとちょーだい!」

ことり「ごめんね。イチゴ一個しかないの。でもね他のイチゴでショートケーキ作ったから放課後みんなで食べよう?」

穂乃果「食べる食べる!あ~早く放課後にならないかな~。」

物で釣っちゃったけど、穂乃果ちゃん起こすことに成功しました!


その日の放課後 練習後

ことり「今日はおやつにケーキを作ってきたよ♪」

希「相変わらずお店に売られてるようなできやね!」

凛「おいしそう~早く食べよ♪」

ことり「待ってね、切り分けてくるから」

そう言ってことりは奇数にきりわける道具使ってうまく9等分にしました。

51: 2015/06/05(金) 23:10:01.72 ID:IJIJ8n9n.net
実は穂乃果ちゃんのケーキにだけイチゴを多め入れてあるんですよね。みんなには内緒♪
ケーキにことりの気持ちいれちゃいました♪
朝に続いて今度はケーキを、

ことり「穂乃果ちゃん。はいっあ~ん♪」

穂乃果「あ~ん♪」パクっ

穂乃果「んーー♪」

にこ「あんた達ほんとに仲いいわね。よっぽどの仲でなきゃあ~んなんてできないわよ。」

穂乃果「おいしー♪」

にこ「聞きなさいよっ!」

穂乃果「えー。でも穂乃果達昔からこんな感じだよ?」

ことり「海未ちゃんは全然乗ってくれないけど、」

海未「見慣れてしまったからなのか穂乃果とことりがこんな感じだと思ってますよ。ただ自分にされたらとても恥ずかしいです///」

凛「凛もかよちんにならしてあげられよ。」

花陽「私も恥ずかしいよぉ///」

あ~んができるのも穂乃果ちゃんとことりの間柄ゆえだったようです。
今の時点でもことりは結構特別かもしれませんね。

53: 2015/06/06(土) 01:18:01.52 ID:Mm0ISDuh.net
次はお弁当を作ります。
手作り弁当をおいしいといってもらいたい!
おいしそうに食べる穂乃果ちゃんの顔がみたい!
お菓子作っておいしいとは言われているけど食事とおやつでは話しが違います。
よく男の子のハートをつかむなら胃袋をつかめなんていってたらしいけど、穂乃果ちゃんは女の子ですがこの手はうまくいくと思ってます。


学校 お昼休み

穂乃果「やっとお昼だー。あ~疲れた~。」

海未「穂乃果はほとんど寝てたでしょ!しっかり授業受けてからいってください!」

穂乃果「授業の静かな空間は眠くなっちゃうよー。それよりお昼にしようよお腹すいた~。」

はぁ、とため息ついてお弁当を出す海未ちゃん。穂乃果ちゃんはカバンからパッといつものパンをとりだします。

ことり「穂乃果ちゃんお弁当作ってきたんだけど食べてくれる?」

パンの袋をあけかけた穂乃果ちゃんはことりの一言で寄ってきました。

穂乃果「お弁当?穂乃果に?食べる食べる!」

ことり「中身はこれだよ♪」

穂乃果「サンドイッチ!」

穂乃果ちゃんが喜んで食べるのはパン、お弁当で鉄板のパン料理といえばサンドイッチです♪

海未「ことり、最近穂乃果に甘くないですか?このお弁当いい」

う~ん否定はできませんね。そんな中穂乃果ちゃんはさっそくパクり、

穂乃果「ことりちゃんのパンがうまい」パクパク

ことり「紅茶ももってきたよ。はいどうぞ♪」

穂乃果「あぁ、紅茶をかたてにサンドイッチを食べる、なんて優雅な昼休み~~。」

57: 2015/06/06(土) 09:48:51.69 ID:Mm0ISDuh.net
海未「穂乃果は落ち着きがないので優雅さに欠けています。それに両手に飲み物と食べ物をもって食事をするのははしたないです。」

穂乃果「ぶ~~」

指摘されてむくれてる穂乃果ちゃんもかわいい~♪
穂乃果ちゃんには悪いけど、紅茶を片手に食事をとるなら真姫ちゃんや絵里ちゃんが絵になる気がします。

穂乃果「ことりちゃんこれは?」

ことり「それはデザート用のフルーツサンドだよ。」

穂乃果「おお!デザートまで用意してあるなんてことりちゃんさすが!」

穂乃果「ほんとにおいしい!これなら毎日食べたいよー」

海未「こら、穂乃果毎日なんてことりに迷惑でしょう?そうでしょうことり?」

ことり「///」モジモジ

ことりの作ったごはんを毎日

穂乃果ちゃんにごはんを毎日・・

それって・・・

先走ってはいけません!恋人ではないのだからこれ以上の妄想は危険です!

海未「ことり、どうかしましたか?」

ことり「えっ!あ、うん。ナンデナイノヨナンデモ。」

ことり「あのね、穂乃果ちゃんさえよければ、毎日作ってきてもいいよ。」///

穂乃果「うれしいけどさすがに悪いよ~」

このままではお弁当を作れませんこうなったら・・・

ことり「ことりのお弁当食べるの嫌?」ウルウル

58: 2015/06/06(土) 10:46:32.14 ID:Mm0ISDuh.net
穂乃果「でも、悪いしー・・・」

ことり「嫌?」ウルウル

穂乃果「えっと、ことりちゃんが作りたいのなら、おねがいしてもしてもいいかな?」

ことり「うん♪」

強引に誘導しちゃいました♪

海未「いいのですか?ことり?」

ことり「うん♪私が作りたいんだ、だからこれでいいの。」

お弁当づくりはオーケーがでましたが、ことりの前に海未ちゃんという強敵が立ちはだかっているのです!
お勉強が必要です!


そして次の日

ことり「穂乃果ちゃんお弁当ですよ~。」

穂乃果「おいしそう!彩りも鮮やか!」

穂乃果ちゃんが喜んでくれて何よりです。
しかし問題はここからなのです!

海未「」ジー

そう問題は海未ちゃんです。

海未(お弁当が作りたいという意図は読めませんがことりのことです。穂乃果の好きな食べ物ばかりになっている可能性が大きい、偏食は体調に影響します。そこから穂乃果が太る可能性も否定できません。)

海未(肝心のお弁当は・・・)ジー

見てる見てる、これがことりのお弁当!勝負だよ海未ちゃん!

海未(これはバランスがとれていますね。カ口リー計算もされているようです。量は多めですが、低カ口リー高タンパクを中心に野菜も多め、腹持ちも良さそうです。
どちらかというとダイエットメニューという気がしますが、これならむしろ食べさせた方が穂乃果には良さそうです。)

59: 2015/06/06(土) 11:36:35.65 ID:Mm0ISDuh.net
指摘されないってことオーケーなのかな?
海未ちゃんが強敵の利用、それは海未ちゃんが穂乃果ちゃんの健康にも気にかけているからです。

穂乃果「」モグモグ

ことりのお弁当で穂乃果ちゃんの体重に影響があったら、海未ちゃんは黙ってない。だから健康重視のお弁当、ダイエットメニューを用意したんだ。実際ダイエットをしてるわけじゃないから量は多めでも問題はない。それに穂乃果ちゃんに満足してもらいたいから

海未「いいお弁当ですね。」

やったぁ!お墨付きもらうことができました。これでお弁当作りオーケーですね!

穂乃果「ごちそうさまーー♪おいしかったーー♪」

ことり「穂乃果ちゃんもう食べちゃったの?!」

ことりがいろいろ考えてる間に食べ終わったようです。
あぁ穂乃果ちゃんの食べてるとこ見過ごしちゃったよー

穂乃果「おいしかったからすぐに食べちゃった。ことりちゃんいいお嫁さんになれるねっ!」

おいしかったもうれしいけど、自然に今みたいなこといわれるのは

ことり「お嫁さん///」ボソッ

こんな不意打ちドキドキしちゃう󾬚

60: 2015/06/06(土) 12:20:57.98 ID:Mm0ISDuh.net
お弁当づくりが始まってから数日

穂乃果の家

穂乃果「ひさしぶりに体重計ろうかな?うぅ増えてたら海未ちゃんに怒られちゃうよね・・・」

穂乃果は今緊張しています。結果しだいで海未ちゃんの怒られかもしれないからだ。
ことりちゃんのお弁当は多めで穂乃果は大満足だよ!
だからこそ体重増えた可能性がある。ことりちゃんのお弁当はおいしいし食べたい!なら多少の体重増加は自分でなんとかしよう!

しかしまずは現実を知らなければ

右脚 ピト

緊張の瞬間

左脚 ピト

穂乃果は恐る恐る目を開いたよ。

穂乃果「あれ?増えてない!むしろ少し減ってる!なんで?あんなに食べてるのに!」

高坂穂乃果は知らない。ことりのお弁当により自然と間食が減っていたことを、かつダイエット用の内容により脂肪が一食分少なくめなっていることを

しかし、体重のことで海未に怒られることはなかったものの満腹感から午後の授業を寝て過ごすことが多くなり、そのことで海未にがっつり怒られることになる。

それはまた別の話

61: 2015/06/06(土) 13:32:21.15 ID:Mm0ISDuh.net
ある日

穂乃果「デート?」

ことり「うん。練習もお休みだし今度日曜どうかな?」

穂乃果(そういえば、告白されてたんだっけ。隣にいることが普通だから忘れてたや。いやさすがに忘れてたはことりちゃんに悪いよね?でもいつも通りがいいっていわれてるしなぁ、
まあ二人でお出かけするのもひさしぶりだしいいかな?
ことりちゃんには最近いろいろお世話になってるし、それでことりちゃんが楽しんでくれるならちょっとはお返しになるかな?)

穂乃果「いいよ!行こう!それでどこに行く?」

ことり「穂乃果ちゃんは行きたいところとかないの?」

穂乃果「う~ん。当日までに考えておいて当日発表ってどうかな?」

ことり「穂乃果ちゃんらしいかも。」クスクス

穂乃果「ダメかな?」

ことり「それでいこうよ。移動しやすいように駅で待ち合わせで」

穂乃果「うん、わかった!」

こうして告白から初めてのデートが決まりました♪

62: 2015/06/06(土) 14:01:49.55 ID:Mm0ISDuh.net
デート当日  ことりの部屋

ことり「う~ん。これもいいけどこっちも捨てがたい。あっ!アレとアレの組み合わせも・・・・」

昨日の夜からどんな服でいくか悩んでいます。

ことり「鏡さんお願いです。ことりのことをとびっきりかわいくしてください♪」

ことり『ことりちゃんはどんな風になりたいの?』ウラゴエ

ことり「穂乃果ちゃんにかわいいって言ってもらいたいです!」

ことり『それは悩みますねー』ウラゴエ

ことり「そうなんですよ。」

鏡を見ながら服をとっかえひっかえ、時間の経過に気づかずにし

コンコン

理事長「ことり時間はいいの?穂乃果ちゃんとお出かけするんでしょう?」

ことり「あぁ!もうこんな時間!急がなきゃ!」

バタバタと支度して家を飛び出します。初デートで遅刻最悪だよぅ~

ことり「時計さ~んお願いだから動き止めてー!」

ことりはむちゃなことを叫びながら走りだしました。

63: 2015/06/06(土) 14:33:19.38 ID:Mm0ISDuh.net


ことり「ハア、ハア、間に合ったよぅ」

とはいえ約束の時間10秒前、ほぼアウトです。
えーとそれで穂乃果ちゃんは、

見当たりませんね。もしかして、

コトリチャーン

声が聞こえる方を見ると穂乃果ちゃんが走ってきました。

穂乃果「ハア、ハア、ことりちゃん待った?」ハアハア

時間を数秒アウトして穂乃果ちゃんがやってきました。

ことり「私も今来たとこなの。ハア、このとおりまだ呼吸が落ち着いてないの。」

穂乃果「つまり、」

ことり「二人とも遅刻だねぇ」

ことほの「ぷふっ」

ことほの「あはははははは」

穂乃果「よく考えたら電話すれば良かったねー」

ことり「そうだねぇ。忘れてた♪それで穂乃果ちゃんどこにいくの?」

穂乃果「穂乃果がさき?私は映画を観にいきたいなぁ。昨日CMでやってのがやつ!」

穂乃果ちゃんが映画かぁ。なんとなくオチが見えた気がします。

穂乃果「それじゃあ行こっか!」

穂乃果ちゃんに手を引かれ映画館へ
ただ、手を握られていることを意識しすぎて映画のタイトルは見ていませんでした。

66: 2015/06/06(土) 18:29:35.52 ID:Mm0ISDuh.net
上映後

穂乃果「いや~面白かったねー。」

穂乃果「まさか、あの場面であんなものが飛び出してくるとは、」

ことり「穂乃果ちゃん、思い出させないで~(クスクス)私まだお腹いたいよぅ~。」

ことりの予想を裏切り、穂乃果ちゃんは寝むることはありませんでした。
なぜなら映画のジャンルがアクションギャグだったからです。
館内は笑いっぱなしでことりも笑い転げて今もお腹がいたいです。

ことり的には穂乃果ちゃんが寝むちゃって、ことりの肩に寄りかかってくるのを期待してたんだけどなぁ、まあ楽しかったのでよしとしましょう♪

穂乃果「お昼にしよ~、お腹すいちゃったよ~。」

ことり「そうだね。いい時間だしそうしようか。」

ことり達はファミレスにはいりランチタイムです♪
穂乃果ちゃんはピザを、頼みました。ほんとにパンが好きだよね穂乃果ちゃんは、
ことりはパスタを選んで、あとはポテトやサラダを穂乃果ちゃんとシェア、

穂乃果「それでことりちゃんはどこにいきたい?」パクパク

ことり「ことりは水族館に行きたいな♪」

デート鉄板コースです!

67: 2015/06/06(土) 19:03:08.07 ID:Mm0ISDuh.net
水族館

ことり「きれいだねー」

穂乃果「ねぇねぇことりちゃん、あの魚真姫ちゃんみたいじゃない?」

穂乃果ちゃんの指がさす方を見るとつり目な魚がこっちの方を見ています。イミワカンナイとかいいだしそう♪
そんな感じにあれは海未ちゃんみたいとかあの子は凛ちゃんに似てるとかそんな会話をしながら歩いて次のコーナー

ことり「きゃーー󾬚ペンギンさん可愛いーー!」

穂乃果「やっぱり可愛いよね!あのヨチヨチあるきとかがたまらないよね!」

この水族館の人気ものペンギンさんです♪
ちょうどエサやりのタイミングだったので2人で釘付けでした。


イルカショー

ザパーンっ!

観客「おおーー」

やっぱり水族館の一番人気はイルカさんですよね♪穂乃果ちゃんが近くで見たいとのことなので最前列です。

穂乃果「濡れたビニールで見にくいよー。」

ビニールは最前列の人が共有するタイプ水がよく飛んできて少し見づらいところがあります。
見にくさに耐えかねた穂乃果ちゃんがビニールをめくったとたん、

ザパーンっ!

穂乃果「うわぁぁ!」ビチャア

穂乃果ちゃんはビチョビチョになりました。

68: 2015/06/06(土) 19:43:01.87 ID:Mm0ISDuh.net
イルカショー終了後

穂乃果「どうしよー!着替えなんて持ってきてないよー!」

しかしことり慌てません。なぜなら、

ことり「穂乃果ちゃん、はいっ着替えだよぅ。」

穂乃果「おおっ!さすがことりちゃん用意がいい!」

そう水族館がいいと言ったのはことりです。なのでもしかしたらと思い着替えを用意していたのです!

着替え終わった穂乃果ちゃんとともに水族館を出ます。

穂乃果「いや~助かったよ~。しかも着替えなのに可愛い!」

ことり「それは穂乃果ちゃん用に用意したやつだからだよ~」

穂乃果「えー。それって穂乃果がこうなるって思ってたって事ー?」ムス

ことり「違うよぉ~󾭛着替えは二着用意してあって、もう一着はことりのなの。」

穂乃果「ふーん。まあいっか、ありがとう!洗って返すね。」

ドキっ!
考えちゃダメ!今一瞬洗ってなくてもいいなあって思っちゃった。
うぅ、こんなことりは破廉恥だよー。

穂乃果「あと、どうしようか?」

ことり「ふぇっ?、あ、うんウィンドウショッピングとかでどうかな?」

穂乃果「いいね、ぶらつこうか、行こう!」

69: 2015/06/06(土) 20:50:11.80 ID:Mm0ISDuh.net


街についたことり達はいろんなお店をまわります。雑貨屋さんやアイドルショップ、コスプレショップでは穂乃果ちゃんはノリノリで着替えてくれました。店内撮影禁止なのが残念。
服に目がないことりはショップにはいるとあっちこっち、穂乃果ちゃんのことほったらかしにしてしまいました。

穂乃果「ことりちゃん本当に服のこと好きだよね~。」

ことり「ごめんねほったらかしにしちゃって、」

穂乃果「いいよいいよ、まだ見たりないでしょ?見てきていいよ。」

ことり「ほんと?じゃあ見てくる♪」

穂乃果(何だろうこの気持ち。ことりちゃんの笑顔を見ていたい。もっと見たいそんな気持ちになってる)

いろんなところを回って、夕方です。穂乃果ちゃんは、

穂乃果「穂乃果は小腹がすいてきました。おやつの時間にしたいです。」

穂乃果ちゃんはお腹がすいたようです。

穂乃果「あっ!クレープ屋さんだ!行こうことりちゃん!」

穂乃果ちゃんに引っ張られるままにままにクレープ屋さんへ

店員「どちらになさいますか?」

穂乃果「私はやっぱりイチゴで!」

ことり「私はぶるーべりーで♪」

できたてクレープを食べていると

穂乃果「ことりちゃんちょっとちょうだい♪」

ことり「もちろん。はいっ♪」

パクっ

穂乃果「ブルーベリーもいいねぇ~。この2つが合体してたらいいのに~」

あれ?なんか違和感。
Q、さて問題です!イチゴとブルーベリーを足すとどうなりますか?

A、ミックスベリーです♪

正解!

Q、では穂乃果ちゃんとことりの手にあるものはなんですか?

A、イチゴとブルーベリーです!

正解!

では最後の問題です。

Q、今の二問から導き出される答えは?

それは・・・

70: 2015/06/06(土) 21:26:29.29 ID:Mm0ISDuh.net
これは『恋人のミックスベリー』!

カップルでイチゴとブルーベリーを頼みます。この2つはいっしょにならないとミックスベリーになりません。

コトリチャン? コトリチャーン

つまりはお互いのクレープを食べ合うことで口の中でミックスベリーになります。

穂乃果「ことりちゃん!」

ことり「ふぇっ!なに穂乃果ちゃん?󾭛」

穂乃果「ほら、クレープ、穂乃果が食べた分のお返しに!」

そういって穂乃果ちゃんは食べかけのクレープをことりの口元に、

ドキドキドキドキ 

食べかけのクレープ 恋人のミックスベリー

間接キス///

食べさせ合いはよくしていますがいつもとは状況が違います。
ことりはかつてないドキドキのなか、さしだされたクレープを口へ

パクっ!

ことりは自分のブルーベリーも口へ、

なんだろう、今まで感じたことのない甘さ。イチゴとブルーベリーともう一つ、

とにかくすごく甘く感じる。

穂乃果「じゃあ、そろそろ帰ろっか。」

クレープを食べてからのことは断片的にしか覚えてない。どんな道を帰ってきたか思いだせない。あまりの甘さに酔ってしまったようです。

穂乃果「ことりちゃん今日は楽しかったね!またいこう!」

ことり「うん!それじゃあ私はこっちだから、」

穂乃果「うん!また明日!」

ことほの「バイバーイ♪」

こうしてデートはたっぷりの思い出を得て終わりました♪

71: 2015/06/06(土) 22:03:48.63 ID:Mm0ISDuh.net
翌日  月曜日

穂乃果「お泊まり?いいねいいね!ひさしぶりだし、いつにしよう?」

ことり「次の日に学校のない金曜日でどうかな?」

穂乃果「そうしよう!あっ海未ちゃんも誘っちゃおうよ!」

ことり的には少し残念。でも海未ちゃんといっしょなのも楽しい。

そして、

海未「金曜日ですか?すみません。土曜日の早朝からお母様に付き添って遠出するので、」

穂乃果「日曜日は?金、土、日の3日コースだよ!」

海未「3日もですか?まあ、それなら土曜日の夕方ごろ合流できると思いますが、」

ことりも3日間とは思ってませんでした。でも1日穂乃果ちゃんを独り占めして、そのあと海未ちゃんともいっしょにいられるなら、
ことりにとっては最良の結果かもしれません。

穂乃果「じゃあ、金曜日練習終わったら家に集合で!」

こうしてお泊まりが決まりました!

72: 2015/06/06(土) 22:53:05.29 ID:Mm0ISDuh.net
翌日  火曜日 穂乃果の部屋

ことり「穂乃果ちゃん朝だよ~」

穂乃果「ゴホッゴホッ!朝?ことりちゃん?」

これは・・・
ことりは穂乃果ちゃんのおでこに手を当てると、熱い。


ことり「おばさん!」

ほのママ「どうしたの?ことりちゃん?」

ことり「穂乃果ちゃんが・・・」



ほのママ「38度風邪ね。」

穂乃果「ゴホッゴホッなんでかな?寝る前はゴホッなんともなかったのに・・・。」

ほのママ「暑いからって薄着で冷房ガンガンかけるから、そうやって風邪ひくのよ!学校には連絡しとくから、ちゃんと寝てなさい。」

穂乃果「ことりちゃん、ごめんね。今日休むからみんなに伝えておいて、」

かすれた声で頼まれました。

ことり「わかった。みんなに伝えておくよ。学校終わったらすぐに看病にくるからね!」

ほのママ「ことりちゃんいいのよ?気にしなくて、自業自得なんだから。」

ことり「いえ、看病します。こんな弱った穂乃果ちゃんを放っておけませから、」

ほのママ「ことりちゃんはほんとにいい子ね~。なら学校が終わったらお願いね。」

ことり「はい!」



穂乃果「」スウスウ

73: 2015/06/06(土) 23:26:50.10 ID:Mm0ISDuh.net
集合場所

ことり「海未ちゃんおはよう。」

海未「おはようございます。ことり一人ですか?穂乃果は?今日は起こしにいってないのですか?」

ことり「それが・・・」

カクカクシカジカ

海未「また風邪をひいたのですか。それで容態のほうは?」

ことり「私が部屋を出るときはいつの間にか寝てたよ。」

海未「まあとりあえず様子見でしょうか?帰りに伺いましょう。」

ことり「あっ私は看病するって約束してきたから、」

海未「もう、最近穂乃果にとりわけ甘いですね。甘やかしてはいけませんよ。まあ病気のときくらいはいいでしょう。」

海未ちゃん、ことりの変化には気づいてるんだね。理由まではさすがにわからないみたいだけど、

海未「ちゃんと使ってくれるかはわかりませんが、ノートとっておきましょうか?」

ことり「うん!」

75: 2015/06/07(日) 01:10:41.03 ID:m+oAtzLz.net
放課後

にこ「穂乃果が風邪~?また風邪ひいたの?」

希「見かけないと思ったら休みやったんやね。」

花陽「大丈夫かな?」

真姫「大丈夫じゃない?無理して倒れた前と比べたら大分ましだわ。」

凛「薄着で冷房って凛もしてるけど。」

絵里「ダメよ、凛。穂乃果みたいならないように気をつけること!


ことり「それで私は看病に行きたいんだけど、練習お休みしちゃだめかな?」


にこ「いいわよ。いって早くあのバカ治してきなさい。」

真姫「穂乃果がいないと少し静かになるけど、それはそれで物足りないわ。」

海未「練習が終わったら私も行きますので。ことりは穂乃果の所にいってください!」

ことり「うん!みんなありがとう!」

こうして私は穂乃果ちゃんの家に向かいます。

77: 2015/06/07(日) 10:26:45.86 ID:m+oAtzLz.net
ゴホッゴホッ

暑い、苦しい、体の内側からくる感覚に苦しめられる。


パサっ

布団がかけ直された?

誰?顔が見えない。

でも、白い翼が見える。天使?

ペタっ

おでこに冷たい感覚。タオルを変えてくれた?

見たい!この天使さんの顔を

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

パチっ


穂乃果の部屋

ことり「あっ穂乃果ちゃん起きた?」

穂乃果(夢?でも、)

穂乃果「タオル変えてくれた?布団も、」

ことり「あっそれで起こしちゃった?ごめんね。」

あの天使さんはことりちゃんだったんだね。

ことり「穂乃果ちゃん喉かわいてない?スポーツ飲料持ってきたらこれ飲んでね。」

熱のせいかな?翼が生えて見える。

ことりちゃんが天使に見える。

ゴクゴク

乾いたのどが潤う。身体はつかれてるんだね。おいしく感じる。

ことり「お腹もすいてない?すりリンゴあるけど食べる?」

穂乃果「食べる。」

78: 2015/06/07(日) 11:14:52.20 ID:m+oAtzLz.net
お腹が空っぽみたいだ。リンゴがお腹にはいっていく感覚がある。

ことり「お薬はご飯の後だから、これ飲ませといてっておばさんが、はい栄養ドリンク。」

ドリンクを飲んでよこになると眠気が襲ってきた、でもなぜかな?眠ることが怖い、寂しい。

穂乃果「ことりちゃん」

ことり「なぁに?」

穂乃果「眠るまで、手握っててほしの。」

ことり「わかった。」

そう微笑んだことりちゃんの笑顔が頭に焼き付いた。
触れた手から安心感を感じる。ことりちゃんだから安心するの?

安心した穂乃果が眠りにつくのは早かったよ。


しばらくして

コンコン

海未「失礼します。ことり、穂乃果は?」

ことり「しー。さっき眠ったところなの?」

穂乃果「」スウスウ

海未「手を握っているのですか?」

ことり「うん。穂乃果ちゃんからお願いされてね。」

海未「病気の時はわけもわからなく不安になりますよね。穂乃果がこうなるは珍しい気がしますが」

ことり「そうだね。」

なぜでしょう?ことりが穂乃果を見る目がとても慈愛に満ちているように感じます。まるで愛する人を見守る恋人のような、
そんなわけはないですね。前の風邪のこともあって心配なのでしょう。

園田海未はやはり鈍い。

80: 2015/06/07(日) 11:36:10.79 ID:m+oAtzLz.net
海未「長居しても悪いので私は帰ります。ことりはどうしますか?」

ことり「私はもう少しいっしょにいるよ。」

海未「そうですか。無理をしてはいけませんよ。風邪がうつったら大変ですから、」

海未「ではまた明日。」

ことり「バイバイ」

バタン

穂乃果ちゃんゆっくり休んでね。
ことりが側にいるから・・・




あっこの感じまた夢の中かな?夢の中って自覚あるのも変な感じだ
天使さんだ!顔が見たい。

あぁ。やっぱりことりちゃんだった。
眠る前にみた優しい笑顔がそこにあった。

スッ

手、握っててくれるの?

天使ことり「」コク

ことりちゃんはしゃべらないけど優しく微笑んだ。

ありがとう!

穂乃果がそう言うと世界が眩しい光を放って

私は目を開く。

82: 2015/06/07(日) 12:07:51.18 ID:m+oAtzLz.net
パチっ

穂乃果が目を覚ますと、窓からさしこむ光はなく、暗い。

夜かぁー

ドリンクとかが効いたのかだるさがないね。これなら明日学校いけそうだよ!

スウスウ

穂乃果「ん?」

ふと見るとベッドに寄りかかったままことりちゃんが寝てる。
それに、
手を繋いでくれてる。

ずっと繋いでいてくれたんだ。
こないだの留学のときと逆になっちゃった。

ことり「穂乃果・・・ちゃん・・・」ムニャムニャ

ことり「もう・・この手を・・・はなさ・・ない・・よ・・・」スウ

穂乃果「ことりちゃん、ありがとう。大好きだよ。」

ことり「スウ、スウ」ニコニコ

穂乃果の声が聞こえたのか、ことりちゃんの寝顔は笑顔になったよ。

その後ことりちゃんを起こした。夜遅くて危ないから、ことりちゃんはお父さんが車で送っていった。

また明日。

この様子だとことりちゃんはまたくるつもりらしい。毎日看病されたら、ことりちゃんの方が疲れてしまう。
ことりちゃんのためにも治さないと!

穂乃果「ことりちゃん私頑張るよ!ファイトだよっ私!」


1時間後

穂乃果「」Zzz


え~っと意気込んではみましたが復活した食欲のもとご飯をガッツリ食べた穂乃果はベッドに誘われて、このとおりです。

あっ!でも薬はちゃんと飲んだよ!ピーマンみたいに苦かったけど・・・

84: 2015/06/07(日) 12:42:02.92 ID:m+oAtzLz.net
翌日 水曜日

たっぷり睡眠とった穂乃果は早起きしたよ!体は万全!動きたくてうずうずしてる♪

とっまずは

ピッピッと

プルル プルルー

ガチャ

ことり『もしもし穂乃果ちゃん?風邪の方はどう?大丈夫?』

穂乃果「うん!体動かしたくて仕方ないくらいだよ!ことりちゃんが看病してくれたおかげだよ!ありがとう!」

ことり『治って良かったね。あっいろいろ支度あるから、また後で話そう?』

穂乃果「そうだね!じゃあまたあとで!」

ことり『じゃあねー♪』

プツ

よし私も支度だ!


登校中は海未ちゃんに叱れながらことりちゃんに慰められながらして学校についた。

85: 2015/06/07(日) 12:55:38.99 ID:m+oAtzLz.net
昼休み

穂乃果「購買でご飯買ってくるよ。」

ことり「あっ穂乃果ちゃん大丈夫だよぅ。はいお弁当♪」

穂乃果「作ってきたの?!電話でいってた支度ってもしかしてこれ?」

ことり「うん♪」

う~んこれはしばらくことりちゃんに頭上がらないなー。

海未(消化と栄養重視のメニューですね。相手を気づかった優しいメニューです)

穂乃果「ありがとうことりちゃん。ではさっそく」

ことほのうみ「いただきま~す(ます)。」

86: 2015/06/07(日) 13:40:16.16 ID:m+oAtzLz.net
放課後

穂乃果「心配かけてごめんね。でも、このとおり高坂穂乃果完全復活だよ!」ビシッ

海未「貴女は病み上がりなんですから、もう少しおとなしくしてなさい。」

真姫「無駄に元気ね。」

にこ「ほんと心配して損した。」

絵里「じゃあ練習はじめましょうか、」

希「穂乃果ちゃん無理したらあかんよ?何かあったらちゃんと言うこと。」

穂乃果「は~い」


ランニング

花陽「ハア、ハア疲れた、お水。」

穂乃果「まだまだいけるよ~♪」

にこ「なんであんた病み上がりでそんなに元気なの?!」

穂乃果「さあ?」

ことり「穂乃果ちゃんタオルだよ~」


ダンスレッスン

海未「ワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス・セブン・エイト!はい!そこまで!」

穂乃果「え~まだまだいけるってー」

凛「穂乃果ちゃん元気過ぎだよ。凛は疲れたしお腹すいたよ~」


絵里「海未、穂乃果っていつも落ち着いてないわよね?」

海未「穂乃果が落ち着いてたら大抵寝てますね。」

希「それやな!」

絵里「何が?」

希「穂乃果ちゃんが元気な理由。風邪とはいえ穂乃果ちゃんはずっと寝てたんよ。普段家でもバタバタしとるんやない?」

海未「そうですね。だいたいバタバタしてますね。」

希「穂乃果ちゃんはずっと寝てた、だから体が普段以上にしっかり休みとれたんや」

絵里「それであんなに元気なのね」

穂乃果「まだまだいくよー!」

にこりん「ぎゃーーー!」

87: 2015/06/07(日) 14:41:43.62 ID:m+oAtzLz.net
こうして穂乃果ちゃんは完全復活
あっという間にお泊まりの金曜日がやってきます♪

金曜日 穂乃果の家

ことり「おじゃましまーす♪」

穂乃果「ことりちゃんいらっしゃーい。」

部活が終わり、一度帰宅お泊まりセットを持って、お家に到着です。
早く来てと言われお風呂にもはいれませんでした~。

穂乃果「じゃあさっそくお風呂はいろ!沸かしてあるから。」

穂乃果「ことりちゃんを待ってたんだよー。いっしょにはいろうと思ってはいりたいの我慢してたんだ!」

ああ、だから早くきてって

お泊まりセットを置いてお風呂に直行です!

88: 2015/06/07(日) 15:19:40.19 ID:m+oAtzLz.net
穂乃果の家  お風呂

ザバァー

ことほの「はあ♪」

ことり「気持ちいいねー♪」

穂乃果「癒される~」

穂乃果「やっぱり汗をかいたあとはお風呂だよねー。」

ことり「そうだねぇ」

穂乃果「ことりちゃん洗いっこしよう!」

ことり「うん!いいよ♪」



ゴシゴシ

ことり「穂乃果ちゃん痛くない?」

穂乃果「うん。ちょうどいいよ♪」

穂乃果ちゃんの背中きれいだなー。
・・・・・・・・・この配置
ちょっとくらいならいいよね?
穂乃果ちゃんもこれくらいで怒ったりしないよね?


『ダメです!』

ことり「!」

うぶ天使海未『穂乃果にそんな破廉恥なこと、私たちには早すぎます!あなたの純愛はどこに言ったのです?!』

そうだよね。親しき仲にも礼儀ありだよね。

『なにいってるの!』

に小悪魔『これぐらいいつものスキンシップの範囲内でしょ?穂乃果といっしょにお風呂なんてあまりないの!やるべきよ!』

うぶ天使海未『にこは黙ってください!破廉恥なことはダメです!』

に小悪魔『わざわざチャンスを棒にふる気?』

アーダコーダ

ああ、ことりの中で天使と悪魔が戦ってます。

凛猫『ふあぁ、2人でゆっくりしたらいいニャー』ムニャムニャ

あれ?最後の子必要?

89: 2015/06/07(日) 16:05:45.30 ID:m+oAtzLz.net
うーん混乱するよぉー!どうするかもう一回検討!

希エンジェル『欲望のままにワシワシマーックス!』

あれぇ?希ちゃん天使なのにそんなこというの?

希エンジェル『だってウチの十八番やし、』

普通に返事してきちゃった!

希エンジェル『スピリチュアルやろ?』

うんスピリチュアルだね。

デビルえりち『ワシワシなんてダメ!生徒会長として認めるわけにはいかなわ。それに学校の風紀乱れるもの!』

希エンジェル『もーえりちはまじめやなー』

絵里ちゃん生徒会長関係ないよ。それに学校でもないし、ここはことりの心の中だから、あと絵里ちゃん悪魔だよね?
いろいろツッコミどころ多いよ!

普通の花陽『わたしはご飯がいいと思います!』

うん。凛ちゃんと花陽ちゃんはちょっとあっちにいってようか。

よけいに混乱するよぉー

アーダコーダワイワイ モグモグ

こんなのまとまらないよぉー

『ことり』

天使悪魔ハーフ&ハーフ真姫『人間素直が一番よ。』

え~~真姫ちゃんがそれ言う~?

でも一番しっくりくる答えです。

90: 2015/06/07(日) 16:39:19.58 ID:m+oAtzLz.net
ことり「穂乃果ちゃ~ん♪」

穂乃果「?」

ことり「えいっ♪」

モニュッ♪

穂乃果「ひゃあっ!」

ワシワシ♪

穂乃果「ことりちゃん///」

ことり「穂乃果ちゃ~ん。ちょっとおっきくなった?」ワシワシ

穂乃果「そんなの(アハハ)わかんないよぉ。くすぐったいから止めてぇ~」

ことり「あとちょっとぉ~♪」

ごめんね穂乃果ちゃんもう少し楽しませ・・・

シュッ

穂乃果ちゃんは素早くことり腕を振りほどいて、ことりの背後に

穂乃果「ことりちゃ~ん♪攻守逆転だね♪」ニヤニヤ

ごめんなさい󾭛ちょっと魔がさしただけなの。󾭛悪乗りしすぎただけなの。󾭛

ことり「え~と許して、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「ダ~メ♪」


穂乃果「それー♪」ワシワシ

ことり「ひゃあ~~~ん!」

91: 2015/06/07(日) 18:00:40.83 ID:m+oAtzLz.net
穂乃果「おお!やっぱりことりちゃん大きい!それにこの感触、マシュマロみたいに柔らかい!」ワシワシ

ことり「感想いわないでぇー///」



ことり「穂乃果ちゃんもう許してぇー///」

穂乃果「ヨイデハナイカー♪ヨイデハナイカー♪(これ一度言ってみたかったんだよね)」

ことり「アーーレーー(ひゃあーーーん󾬚)」



だいたい1分後

ことり「󾬚」ハアハア

穂乃果「その・・・ことりちゃん大丈夫?(ちょっとやりすぎたかな?)」

ことり「うん。大丈夫。」

危ないところでした!なんというかイケない花園?に迷いこむところ?でした。

穂乃果「え~とことりちゃんの背中洗ってあげるね!」

そうでした。洗いっこの途中でした。

ゴシゴシ

ことり「~♪」

穂乃果「ことりちゃん痛くない?」

ことり「うん!いい感じだよ~」

93: 2015/06/07(日) 18:24:01.52 ID:m+oAtzLz.net
穂乃果「そのやりすぎたおわびといっちゃなんだけど、髪洗うの手伝うね。」

ことり「うん♪」

シャワシャワ

穂乃果「海未ちゃんもだけど、ことりちゃんの髪も長くて綺麗だよねー。私も伸ばそうかな?」

ことり「ありがとう。でも穂乃果ちゃんはそのままの方がいいよ♪」シャワシャワ

穂乃果「そう?ことりちゃんが言うならこのままでいっか。」

穂乃果「痒いところはないですかぁ~~?」(ことり風)

ことり「それもしかして私のマネ?」シャワシャワ

穂乃果「うん!」

ことり「私、そんなにふわふわしてる?」

穂乃果「してる、してる。」

う~んことりはもうちょっとしっかりした方がいいかな?

穂乃果「流すよー」

ことり「は~い」

ジャバーン

ちょっと変な感じになっちゃったけどいいお湯でした♪

94: 2015/06/07(日) 22:50:16.76 ID:m+oAtzLz.net
穂乃果「ことりちゃん、ジュースと牛乳どっちがいい?」

ことり「じゃあジュースで♪」

ことほの「ゴクッゴクッ」

穂乃果「ぷはー!」

穂乃果「やっぱり風呂上がりは冷たい飲み物に限る!」

ことり「そうだねぇ。」

ほのママ「あっ穂乃果上がったのわね。」

穂乃果「どうかした?」

ほのママ「急な発注が入って明日のために今から仕込みしないといけなくなったのよ。それで晩御飯を作る時間がないのよ!」

穂乃果「えぇ!大変じゃん!」

ほのママ「だからコンビニで買ってくるかしてってこと」

穂乃果「ことりちゃんいるんだよ!お客さんにコンビニ弁当?」

ほのママ「もうしわけないけ」ことり「あの~」

ことり「よかったら私が作りますけど・・・。」挙手

穂乃果・ほのママ「!!」

ほのママ「お客さんに料理を作らせるなんて悪いわ。」

穂乃果「ことりちゃんのご飯!食べたい!」

ことり「お店が大変なんですから気にしないでください。」

ほのママ「でも、」

穂乃果「ことりちゃんのご飯♪」

ほのママ「あんたは静かにしてない!じゃあお願いできるかしら?」

ことり「任せてください!」

ことりは高坂家の晩御飯をまかされました。

95: 2015/06/07(日) 23:26:40.63 ID:m+oAtzLz.net
台所

穂乃果「穂乃果と!」
ことり「ことりの!」

ことほの「ドタバタクッキングーー♪」

ことり「ってなに?穂乃果ちゃん。」

穂乃果「料理タイムだからね、張り切っていこう!」

雪穂「ことりさんの邪魔しないでよー」

雪穂ちゃんの声が居間から飛んできました。ちなみに雪穂ちゃんは受験勉強中です。

穂乃果「大丈夫!穂乃果の担当はドタバタだから、ことりちゃんには普通にクッキングしてもらいます!」

えぇっ!ドタバタ担当って嫌な予感かしないよぉ。

ことり「じゃあ穂乃果ちゃんは野菜切ってくれる?」

穂乃果「了解です!ことりシェフ!」

トントントン

穂乃果「痛っ!」

ごめんね穂乃果ちゃん。あぁさっそくって思っちゃった。

ことり「待ってて、ゴソゴソ はい絆創膏」

ペタリ

穂乃果「ありがとうことりちゃん。気をつけるね!」

96: 2015/06/08(月) 00:05:24.60 ID:jUgq0AqY.net
ことりも野菜を切ります。

トントントン

ことり「あっ!」ユビカラツー

穂乃果「ことりちゃんも切っちゃった?!」

ことり「大丈夫!まだ絆創膏あるから、」

穂乃果「そうじゃなくて消毒だよ。ほらこうやって」

パクッ

穂乃果ちゃんはそういってことりの指をパクリ

ことり「///」プシュー

穂乃果「あとは絆創膏をはれば大丈夫だよ!」

ことり「えっ!う、うん。」

これに動揺したことりはあと何枚か絆創膏をはることになります。


コトコト

ことり「ふん♪ふん♪ふ~ん♪」

よし!できました♪
ちなみにドタバタ担当の穂乃果ちゃんはほんとにドタバタでした。食器を落としかけたり、足の小指をぶつけて悶えるなどある意味ちゃんと仕事をしていました。ドタバタの仕事を、

100: 2015/06/08(月) 23:28:03.51 ID:jUgq0AqY.net
ディナータイム

穂乃果「ん~♪」モグモグ

ゴックン

穂乃果「ことりちゃんの料理やっぱりおいしい!とくに肉じゃが!さすが得意料理!」モグモグ

雪穂「おいしいです!お姉ちゃんもここまでとはいかなくても一通り作れるようになりなよ。こういうときのためにさ、」

穂乃果「もぐもごごぐも!」

雪穂「食べてからいいなよっ!」

ゴクン

穂乃果「雪穂も人の事いえないじゃん!」

ギャーギャー

ことり「あはは・・」苦笑い

ほのママ「騒がしいわね、うちの娘達は、」

穂乃果「あっお母さん達仕込み終わった?」

ほのパパ「」コクリ

ほのママ「ことりちゃんありがとうね。私達もいただくわね?」

ことり「はい!お口にあうといいんですけど・・・。」


パクパク

ほのママ「おいしい。穂乃果と雪穂じゃ、ここまではいかないわ。」

ほのゆき「・・・・・・」

101: 2015/06/09(火) 00:35:42.19 ID:6uI91kb1.net
ほのママ「あっ!いっそのことウチの子にならない?役にたたないとは思うけど穂乃果の事好きにしちゃっていいから。」

これはお義母さん公認ですかぁ!?

ほのママ「あっ!やっぱりダメだわ!穂乃果あげたら迷惑になる!」

あぁ~!そんなこと言わず、ぜひ!ぜひ!穂乃果ちゃんをことりにぃ~~

穂乃果「ちょっとお母さんひどくない?!」モグモグ

ほのママ「じゃあ、あんたはなにができるの?」

穂乃果「・・・・・・揚げ饅頭とか、」

パパママゆき「・・・」

穂乃果「ちょっと黙らないでよ!」

穂乃果「うわーん!ことりちゃ~ん、家族にいじめられるよーー!」ダキ

ほのママ「こら!穂乃果!食事中に抱きつかない!」


えへへ♪穂乃果ちゃんの所の食卓は楽しいなぁーー♪

108: 2015/06/09(火) 20:32:21.06 ID:6uI91kb1.net
土曜日 お泊まり2日目

ことり「ふぁ~あ」アクビ

ウツラウツラ

まだ眠いよ~。
眠れたのが奇跡的です。穂乃果ちゃんの悪意なき無自覚なイタズラは続きました。
耳の替わりに鼻をカプッとされたり、「ふかふかクッションだ~」って胸に飛び込んできたり、髪の匂いを嗅いできたりなどことりのドキドキは途切れることがありませんでした。
穂乃果ちゃん恐るべし。

ことり「起きて穂乃果ちゃん!そろそろ朝ご飯だよー。」

穂乃果「ご飯!」バッ

穂乃果「ことりちゃんのご飯?」

ことり「違うよ。朝ご飯だよ。そろそろできる頃じゃないかな?」

毎日起こしに来ていたことりにはわかります。この時間帯は穂乃果ちゃんの家では朝ご飯ができる頃です。

穂乃果「おやすみ~」

ことり「あぁ!寝ないで今日部活だよ!」

穂乃果「そうだった!」バッ

やはりお泊まりで部活のこと忘れていたようです。

109: 2015/06/09(火) 21:49:23.50 ID:6uI91kb1.net
今日は部活です。海未ちゃんが家の用事でこれないけど、部活続行です。

穂乃果ちゃんと共に休日の学校へ


部活中

絵里「凛は少し速いわ。」

凛「はいっ!」

絵里「花陽はワンテンポ速く!」

花陽「はい!」

絵里「希は少し広がって!」

希「了解や!」

部活を仕切っているのは絵里ちゃんか海未ちゃんです。
海未ちゃんがいないときはこんな風に絵里ちゃんが司令塔になります。

絵里「今の所もう一度いくわよ!


こんな感じに部活はしっかりと進みます。しかし2人がいないと部活ってどんな風になるかな?


部活終了後

穂乃果「いやーいい汗かいた。」ムナモトパタパタ

絵里「コラッ穂乃果!」

穂乃果「ひっ!」

絵里「はしたないですよ!って海未がいたらいわれてるわよ。」

穂乃果「絵里ちゃんかぁー。もうびっくりしたよ~。」

絵里「ふふ♪緊張感はいつでも持ってた方がいいわよ?」

穂乃果「うん気をつけるよ~」

ことり「穂乃果ちゃんっ!本当に反省しているのですか!」

穂乃果「えっ!ことりちゃんどうしたの?」

ことりも海未ちゃんの真似してみたんだけどなぁ、やっぱりことりに辛口は合わないようです。

ことり「その私も海未ちゃんの真似をしてみたの。」

穂乃果「そっか。でもことりちゃんはそのままが一番かわいいよ!」

そのままが一番。えへへ♪うれしいな♪

111: 2015/06/09(火) 22:46:55.90 ID:6uI91kb1.net
絵里「そういえば2人は昨日からお泊まりしてるのよね?」

穂乃果「うん!あとで海未ちゃんも合流だよ!」

絵里「ことりが少し眠そうだったけど、夜更かしでもしてたの?」

うぅ、気づかれるなんて思ってなかったよぉ~

穂乃果「そんな遅くまで起きてなかったよ。ねえ、ことりちゃん?」

ドキドキで寝れなかったなんて言えません!

穂乃果「ことりちゃん顔赤いよ。」

あれ?いつの間にか赤くなってた?!

穂乃果「!、もしかしてこんないだの穂乃果の風邪が今頃になってうつちゃった?」

寝不足から始まってこれはまずい展開です。風邪と判断されたらお泊まり中止に・・・

ごめんね穂乃果ちゃん。ほんと事いうね。

ことり「実は穂乃果ちゃんが寝かせてくれなくて・・・」カオアカイ

絵里「! 穂乃果!ことりにいったいなにしたの?!」

穂乃果「どっどうしたの絵里ちゃん・・・顔こわいよ。」

絵里「この責任は大きいわよ!あなた、なにをしたかわかってるの?」

あれ?なんでしょうこの温度差。
絵里ちゃんは何か勘違いしているようです。なにをどう勘違いしているか内容はさっぱりですが、

絵里「あなたはことりの大事な・・・」ことり「絵里ちゃん。」

絵里「ことり?」

ことり「最後まで聞いてよぉ~。」

ことり「穂乃果ちゃんが寝かせてくれなかったていうのはね、穂乃果ちゃんが寝ぼけて、耳を甘噛みとかしたからなの。」

114: 2015/06/09(火) 23:40:58.13 ID:6uI91kb1.net
絵里「えっ・・・」サー

穂乃果「グスン」

絵里「ごっごめんなさい!私の勘違いで怒鳴っちゃって!」アタフタ

穂乃果「本当に怖かったんだよ?」グス

絵里ちゃんは平謝りです。
あと、穂乃果ちゃんもう一度ごめんね。泣いてる顔もかわいい♪

穂乃果「ことりちゃん、ごめん!私のせいで寝不足にしちゃって、」

顔が赤いことはごまかせたようです。

ことり「気にしないで♪」

穂乃果「それで絵里ちゃんはなにを勘違いしてたの?」キョトン

絵里「!!!」

絵里「えっと󾭛それはその・・」///

真姫「さっきからなんの話?聞こえてるわよ。」

みんなが集まってきます。

希「えりちは何を勘違いしたん?ウチにくわしく教えてみぃ。」ニヤニヤ

うわぁ、希ちゃん悪い顔してるなぁー。これは明らかにわかった上で言ってますね。

希「顔を真っ赤にするってことは恥ずかしいことなん?」ニヤニヤ

絵里「!!!」

次第に絵里ちゃんは半泣き顔に、そして、

絵里「エリチカお家にかえるぅーーーー!」

逃げだしてしまいました。

にこ「あっ!ちょっと絵里!」

絵里ちゃんの件については触れない。μ’s内にしばらくこの暗黙の了解が浸透しました。
結局なにを勘違いしたかは闇の中です。一人を除いて、

希(えりち自身の尊厳のためにもここは黙っといたろ。)

115: 2015/06/10(水) 01:11:07.00 ID:asP3MJYp.net
しかし、この件はこれで終わらなかった。この件に居合わせなかった海未の言及により、この件は再起する。複雑な事情と海未の鈍感さが絡みあい、絵里は再び窮地にたたされることとなる。




高坂家

穂乃果「ただいまーーー!」
ことり「ただいまー?」

穂乃果「なんで疑問系なの?」

ことり「お邪魔しますが正しいけど、お邪魔してる途中だからどういったらいいかわからなくってぇ」

穂乃果「もう、みずくさいよ。気軽にただいまでいいんだよ!」

今日の練習はお昼で終わり、だから海未ちゃんが来る夕方まではのんびりしてよう話していました。

ほのママ「あっ!穂乃果ちょうどいいところに!」

穂乃果「ほぇ?どうしたの?」

ほのママ「昨日の急な発生あったでしょ?お客さんが1時間早く欲しいって連絡があったのよ!」

穂乃果「大変じゃん!」

ほのママ「そうなの、だから悪いけど手伝って、」

穂乃果「わかった!」

ことり「私も手伝います!」

穂乃果「いや、ことりちゃんはお客さんなんだから部屋でくつろいでていいんだよ?」

ことり「一人でいてもつまらないよ~。それに少しかってもわかるから、」

穂乃果ちゃんの家の手伝いは何度かやったことがあります。お盆とか年末が大変なんですよねー。

ほのママ「昨日に続いてごめんね。今は猫の手も借りたいくらいなの。」

ふふ♪猫といわれてことりの頭に凛ちゃんが思い浮かんだのは言うまでもありませんね♪

118: 2015/06/10(水) 10:59:41.85 ID:asP3MJYp.net
作業開始

ほのママ「穂乃果はあっちをお願い!」テキパキ

穂乃果「うん!」バッ

ほのママ「ことりちゃんはこっちを、」

ことり「はい!」

ほのママ「雪穂は中身のほうを」

雪穂「わかった。」

ほのパパ「」テキパキ パパッ

作業は1、2時間続きました。
作業開始がお昼過ぎ、作業を始めてすぐに穂乃果ちゃんが、「お腹すいたー!」っと言い出したのは必然でした。
ことりは作業を抜け全員分のおにぎりを作りました。
個々に作業を止め、2、3分で食べて作業に戻る。
休む間もない作業はあっという間に過ぎて、

穂乃果「疲れたー!」

ことり「間にあって良かったね~」

時間は昼の3時頃。簡単とはいえ食事はしたし、練習と作業の緩やかな疲労感。

いい時間+適度な満腹感+疲労

イコール


ことほの「Zzz」スウスウ


こうなりますよね?


起きたのは5時頃でした。ことりが起きてちょうど、

「ごめんください。」

海未ちゃんがやって来たようです。

ことり「穂乃果ちゃん。海未ちゃんが来たみたいだよ。」

穂乃果「ほぇ~?海未ちゃん?」ムニャムニャ

数秒置いて理解が追いついて、

穂乃果「海未ちゃん来たの?あっ!もう夕方じゃん!」

ダッダッダッダッ

部屋をでた穂乃果ちゃんは凄い勢いで階段を下りて行きました。

123: 2015/06/11(木) 00:56:36.56 ID:gBFaJhZ9.net
穂乃果「海未ちゃんいらっしゃーい!」

海未「お邪魔します。」

ことり「海未ちゃんやっほ~♪」

ことりは階段の上から呼びかけました。

タッタッタ

海未「練習ちゃんとやれましたか?」

ことり「うん・・練習『は』ちゃんとやったよ。ねぇ?」

穂乃果「うん・・・。」

海未「何かあったのですか?」

ことり「気になるとは思うけど触れないのが優しさになる件だから、」

絵里ちゃんの件は知らない方が海未ちゃんにはいいと思う。

海未「? よくわかりませんが気にするなということでしょうか?」

穂乃果「そんな感じ。」

腑に落ちなくて微妙な反応ですがわかってくれたようです。


海未「ん?」スンスン

海未「穂乃果、ことり。その、少し汗臭くないですか?」

ことほの「あーー!」

海未「その反応。ほんとにお風呂に入っていないのですか?!」

何か大事なものを忘れている気がしてました。それはお風呂です!

124: 2015/06/11(木) 01:20:58.66 ID:gBFaJhZ9.net
海未「穂乃果はともかく、」

穂乃果「ちょっとその扱いひどくない?!」

海未「ことりまで。女性としての自覚に欠けていませんか?身だしなみは人としての基本です。何より私達は人から見られる立場にあるのですよ!」

海未ちゃんのお説教スイッチがぁー

穂乃果「穂乃果だって女の子だよっ!お風呂くらい毎日はいるもん!」

海未「本当に?」ギロ

海未「疲れて今日くらい、いいかな?なんて思って入らなかったことが一度もないと?」

穂乃果「そっ、それは~・・・」

あっ、あるんだ。

海未「二人には、」ことり「海未ちゃんストォーップ!」

海未「なっ!なんですかことり?」

ことり「実はね・・・」

カクカク シカジカ セツメーチュウ

海未「なるほど、シャワーの間もなく家の手伝いをして、その後疲れて今の今まで寝ていたと、」

海未「まあ、それなら致し方ないですかね。でも今度からはお風呂に入ってから寝てください。」

ことほの「はぁ~い。」

125: 2015/06/11(木) 01:42:31.40 ID:gBFaJhZ9.net
穂乃果「でも、ちょうどいいかも!海未ちゃんいっしょにお風呂はいろっ!」

海未「穂乃果のことだからそうくると思ってました。」アキラメガオ

ほのママ「意見がまとまったところでわるいんだけど、お風呂沸いてないわよ。」

穂乃果「・・・」

ほのママ「当然忙しかったから掃除もできてないわよ。」

ほのママ「よろしく♪」


穂乃果「二人とも・・・」

ことり「手伝うよぉー」
海未「仕方ないですね」

お風呂掃除開始です。
三人で手分けしてお掃除します。
速く終わると思ってたけど、穂乃果ちゃんが泡ではしゃいで三人泡まみれ、
穂乃果ちゃんは汚れたから脱ぐといいだしますが、海未ちゃんにはしたないとお説教されました。
思ったより時間がたってました。

お風呂にお湯が溜まり待望のバスタイムです♪

129: 2015/06/11(木) 19:35:42.43 ID:gBFaJhZ9.net
脱衣所

海未「・・・」モジモジ

穂乃果「どうしたの?」クツシタポイ

ことり「やっぱり恥ずかしい?」パチ

海未「はい」///

穂乃果「もぉー今まで何回もいっしょに入ってるじゃん!慣れなよ!」ヌギヌギ

海未「穂乃果とことりこそなんでそんな簡単に人前で脱げるのですか?!」

穂乃果「だって、お互い女の子だし、それ以前に小さいときからいっしょだから今更じゃん。」パサ

ことり「まーまー。さきに入ってようよ。」

たぶん、肌を見られるのもイヤなんだと思うけど、着替える所を見られるのも恥ずかしいからよけいに抵抗あるんだろうなぁ。

穂乃果「そうだね。早くしてよ?海未ちゃん。」

海未「はい。」

130: 2015/06/11(木) 20:27:46.45 ID:gBFaJhZ9.net
お風呂

海未「お待たせしました。」

穂乃果「海未ちゃん遅いよ~。」

穂乃果「昨日は身体から洗ったから、今日は頭から洗いっこだね!」

海未「あの普通に洗うという選択肢は?」

穂乃果「待たせた罰として却下。」

海未「はぁ・・・わかりました。」タメイキ

海未ちゃんにしてはあきらめが早い。最初からこうなるって思ってたのかな?

穂乃果「じゃあ海未ちゃんの髪洗うねー。」

海未「丁寧にお願いしますよ?」

ことり「なら、今日はことりがさきに穂乃果ちゃんの頭洗うねー。」

穂乃果「うん♪」


穂乃果「あっ!そうだ穂乃果シャンプーハットつけなきゃ、」

ことうみ「えっ」ポカン

穂乃果「ちょっと二人とも!「えっ」ってなに「えっ」って、冗談に決まってるじゃん!まさか信じたの?!」

ごめんなさい。一瞬信じたことりがいます。

海未「あまりに自然に言葉が出てきたので本当なのかと、」

ことり「それはそれでかわいい♪」

穂乃果「私そこまで子供じゃないよ!それにことりちゃん昨日いっしょにお風呂入ったじゃん!ひどいよ!二人とも!」

海未「それは穂乃果の日頃の行いのせいです。」バッサリ

冷静なると普通に反応できるけどあんなに自然に放り込まれると、こうなっちゃうようです。
でもシャンプーハットの穂乃果ちゃんも見てみたいかも♪

131: 2015/06/11(木) 22:01:24.05 ID:gBFaJhZ9.net
穂乃果「痒いところはないですかぁ~~?」(ことり風)シャワシャワ

あっ。穂乃果ちゃんまたことりの真似してる。

海未「ことりの真似ですか?穂乃果が真似してもしっくりきませんね。」シャワシャワ

うぅ~海未ちゃんもそんな風に思ってるんだね。

ことり「海未ちゃんもことりがフワフワしてると思ってる?」シャワシャワ

海未「穂乃果がそう言ったのですか?ことりはなんというか優しさが言葉に混じっているのでこの場合は癒し系と言う感じかと、」

穂乃果「そうそう!私はそんな感じだって言いたかったんだ!」シャワシャワ

癒し系かぁ~。それなら悪い気はしませんね♪

ことり「二人ともありがとう♪」

穂乃果「海未ちゃん流すよ~。」

海未「はい。」

ことり「穂乃果ちゃんも流すよ~。」

穂乃果「は~い。」

ジャバーン!

ことりの髪は自分だけ洗わないのは不公平だと海未ちゃんが洗ってくれました♪

132: 2015/06/11(木) 23:07:33.91 ID:gBFaJhZ9.net
ゴシッゴシッゴシッ

髪を洗ったのと同じ並びで背中を洗いっこです♪

穂乃果「海未ちゃんの背中きれだねー。なんか色っぽい!」

海未「恥ずかしいのであまりジロジロ見ないでください!」///

ことり「でも本当に色っぽ~い。」

昨日のお風呂の件があるのでことりはおとなしくしています。
あの場に海未ちゃんがいたら破廉恥ですって言ったでしょうね~。

ゴシゴシ

海未「~~♪」

穂乃果「」テヲソロ~リソロ~リ

ことり「!」

穂乃果ちゃん、ワシワシする気だ!海未ちゃんに!
まずいよぉ~大変なことになるよぉ~!


トントン

穂乃果「?」

ことり「」クビフリフリ(穂乃果ちゃんそれはまずいよぉ~)

穂乃果「」ビシッ(大丈夫!)

ことり「」クビフリフリ(やめた方がいいよ~)

穂乃果「」グッ(いってくるよ!)

134: 2015/06/12(金) 00:19:00.74 ID:sKOvWcCJ.net
穂乃果「えい♪」

モミュッ♪

海未「きゃぁっ!」

ワシワシ♪

海未「穂乃果!何をするんですか!?」

穂乃果「ワシワシだよ~・・・・ってアレ?」ワシワシ

穂乃果「ハリはあるんだけど、なんだかふんわり感に欠けるというか・・・。」ワシ  ワシ

カチン

穂乃果「あと手のひらに収まってもの足りないというか・・・」

カチン

穂乃果「やっぱりこっちのほうが!」

ポヨン♪

ことり「やん󾬚」

穂乃果「うん!ことりちゃんの方が柔らかくて気持ちいい♪」ワシワシ

ことり「そんな気軽に揉まないでぇー。」///

急に揉むから変な声でちゃった///
それよりも・・・

海未「穂ぉ~乃ぉ~果ーー!」

あぁ。やっぱりこうなっちゃったよーー!海未ちゃんの背後に般若が見える・・・

穂乃果「ヒィィ!」

海未「人の胸を断りもなく触ったあげく、柔らかさが足りないだの、もの足りないだの、失礼極まりない!!」

海未「覚悟はできていますね?」ゴゴゴゴ

穂乃果「」ゴクッ

135: 2015/06/12(金) 01:03:19.96 ID:sKOvWcCJ.net
だいたい1分後


穂乃果「///」チーン


海未「ことりお湯に浸かりましょう。」

ことり「う、うん・・・」

穂乃果ちゃんになにがあったのか、海未ちゃんがいったいなにをしたのか説明します!

海未ちゃんなのでもちろんワシワシで仕返しなどしません。当然暴力もありません。ではなぜ穂乃果ちゃんが顔を真っ赤にして倒れているかというと・・・

精神攻撃です!

海未ちゃんは過去から今にいたるまでの穂乃果ちゃんの恥ずかしい話をしました。中にはことりの知らない話もありました。ことり的にはお得。海未ちゃんの武術仕込みのホールドに穂乃果ちゃんは逃げる術はありません。

ことりが聞いているという事実も重なりいっきに恥ずかしくなってしまったらしく、悶え倒れ込んで
現在にいたるのです。

ことり「穂乃果ちゃ~ん?大丈夫~?」



トボトボ

チャポン

無言で立ち上がり、ことりを真ん中にして浴槽に入りました。

お湯に浸かって3分後、穂乃果ちゃんは復活します。

139: 2015/06/12(金) 22:57:13.91 ID:sKOvWcCJ.net
海未「まったく。あなたという人は・・・」クドクド

お風呂からあがり、一応許してくれた海未ちゃんのお説教です。

穂乃果「今日は何飲む?」

ことり「コーヒー牛乳ある~?」

穂乃果「あるよ~」

海未「聞いているのですか!」

穂乃果「ん~?」ゴクゴク

海未「ハァ・・・もういいです。」

海未ちゃんはあきらめたようです。

穂乃果「ぷはーーー!」

海未「こら、はしたないですよ。」

穂乃果「海未ちゃんはなに飲む?」

海未「では、お茶を、」

ことり「そこはあえて炭酸を~♪」

海未「飲みません。」

140: 2015/06/12(金) 23:27:38.39 ID:sKOvWcCJ.net
夕食

穂乃果「みんなで夕食!やっぱりいいよね♪」モグモグ

ことり「昨日は最初からいっしょじゃなかったしね。」

海未「何かあったのですか?」

穂乃果「急な依頼が入ってことりちゃんがごはん作ってくれたんだよ!」エヘン

海未「なぜ穂乃果が自慢げなのですか?それよりちゃんとことりの手伝いしましたよね?」

雪穂「お姉ちゃんはドタバタしてただけですよー。」

ほのママ「ほおーそれは初耳ね。手伝いもせずバタバタしてたと?」ゴゴゴゴ

穂乃果「ちがうよ!ちゃんと手伝ったもん!野菜切ったりしたもん!ねぇ、ことりちゃん?」

ことり「うん♪手伝ってくれたよ」

雪穂「指も切ったんでしょ?ドタバタ担当さん?」

雪穂ちゃんは相変わらず穂乃果ちゃんに手厳しいようです。

海未「ドタバタ担当とは?」

雪穂「ドタバタクッキングなんだそうですよ。お姉ちゃんがドタバタ担当でことりさんがクッキング担当らしいです。」

ほのママ「穂乃果あんた足引っ張ってるじゃない!」

141: 2015/06/13(土) 00:54:34.30 ID:IENup64g.net
これはフォローしないとかわいそうですね。

雪穂「あと、「小指ぶつけたー!」って床を転がってことりさんがそれを介抱してました。」

雪穂ちゃん容赦ないないなぁ~

海未「穂乃果あなたは・・・」アキレ

穂乃果「え~とそれはその・・」

ことり「穂乃果ちゃんはちゃんとお手伝いしてました!」

穂乃果「ことりちゃ~ん♪」パァァ

ことり「味見してくれたり、お皿並べたり、味見したり、盛り付けして味見したり。」

一同「・・・・・・」

あれ?この沈黙はなんでしょうか?フォローのつもりだったのにことりはひょっとして言わない方がいいことを言っちゃいましたか?

ほのママ「穂乃果・・・」

海未「あなた、それは・・・」

ママ海未「「つまみ食いじゃない(ですか)!!」」

穂乃果「ヒィィ!」

海未「あなたはことりにフォローされた上、」

ほのママ「つまみ食いするなんて言語道断よ!」

142: 2015/06/13(土) 01:13:02.20 ID:IENup64g.net
穂乃果「」シュン

ほのママ「海未ちゃんも毎日ごめんなさいね。穂乃果が、」

海未「いえ、おばさまほどでは、」

なんだか叱ってる者どうし連帯感が生まれたようです。

穂乃果「うぅ~ことりちゃ~ん!」ハンナキ

ことり「はーい♪よしよし♪」ナデナデ

穂乃果「くぅ~ん♪」

穂乃果ちゃんがすりよって来ましたわんちゃんみたいでかわいい~♪
あれ?でもこれってことりが余計なこと?言ったせい?だから誘導しちゃった?

ほのママ「いっそ穂乃果もらってくれない?」

海未「そういわれましても・・・󾭛」

ことり「穂乃果ちゃん浮気はダメですよ♪」

穂乃果「えっ?」

ほのママ「あらことりちゃん。穂乃果のこともらってくれるの?」

ことり「はい!」

143: 2015/06/13(土) 01:32:03.66 ID:IENup64g.net
ほのママ「よかったわ~これで穂乃果が売れ残ることはないわね。」フフン

雪穂「ことりねえさんかぁー。いいかも、お姉ちゃんより頼りになりそう。」

穂乃果「ちょっとぉー!」

海未「ことりおめでとうございます!」

ことり「うん!ありがとう♪仲人は海未ちゃんにお願いするね♪」

穂乃果「もう結婚式?!」

海未「承りました。」

ほのママ「じゃあ式の日取りは・・・」

穂乃果「もう!みんな悪ノリしすぎだよ!海未ちゃんまで!」

海未「ふふふ。たまにはからかわれる者の気持ちがわかりましたか?」ニッコリ

穂乃果「それにしたってなんでみんな息ぴったりなのさ?!」

ワーワー

やっぱり穂乃果ちゃんのいる食卓は楽しいなぁ♪お箸止まっちゃってるけど、

でもね穂乃果ちゃん。悪ノリって言ってたけど、ことりは嘘ついてないよ♪

149: 2015/06/14(日) 13:56:01.68 ID:zkBdmwn+.net
穂乃果の部屋

穂乃果「ふーー食べた食べた!」

海未「夕食を食べ過ぎると脂肪がつきやすいので控えてください。あとすぐ横にならない!」

穂乃果「は~い」

ことり「それでこれからなにしようか?」

海未「トランプでもやりますか?」

あれ?落ちがみえるような・・・


トランプ


穂乃果「うわぁーーんまたビリだよー!」


海未「まったく穂乃果はこの手のゲームは弱いですね。目をそらしたらそうなりますよ?」フフン

ことり「あはは・・・」

皆さん予想外の展開でしょうか?
しかしなぜこのような展開かというと、

[トランプの内容 神経衰弱]

そう内容は神経衰弱です。穂乃果ちゃんは目をしょっちゅうあっちこっちするのでなかなかしっかりカードの位置を覚えてません。
そのため穂乃果ちゃんは最下位の連続です。

穂乃果「もう一回だよ!」

海未「かまいませんよ。」

しばらくこれが続きました。

151: 2015/06/14(日) 14:21:12.15 ID:zkBdmwn+.net
トランプ

ことり「やった~♪またことりの勝ちだよ~♪」

穂乃果「またことりちゃんの勝ちか~」

海未「今回は最下位ですか。ですが!次こそは一番に!」

穂乃果「私も!海未ちゃん、ことりちゃんを女王の座から引きずりおろすよ!」

海未「えぇ!でも穂乃果にも負けません。」


[トランプの内容 大富豪]

ことりの手札にはいいカード来ます。穂乃果ちゃんもいいカードはくるようですが、強いカードをはやい段階でどんどん出すため、割合的には最下位が多い。
一方海未ちゃんは堅実なスタイルで手札を使っています。

海未(ここで勝って、次は一番最初をもらいましょう。そうすれば一番弱い4を使えます。勝負です!)エガオ

ことり(海未ちゃん笑ってる。勝負するのかな?ここは流れを渡さないように、)

穂乃果「私はキングだよ!」ドヤァ

海未「この勝負もらいました!エース!」

穂乃果「なんとっ!」

やっぱり、そうはさせないよ♪

ことり「ジョーカー♪」

海未「ああぁっ!」

どこかで見たようなすごい顔。

152: 2015/06/14(日) 15:11:28.48 ID:zkBdmwn+.net
別の回

ことり「私はエース!」

海未(はて?ずいぶん強いカードをさきに出しますね。ことりは速攻でいくつもりでしょうか?ここは持久戦でいきましょう。あとで逆転です!)ニヤリ

ことり「革命~♪」

海未「なあぁぁ!」

海未(せっかくの強いカードが!)

穂乃果「革命?やった~♪もう強いのなかったんだよね♪」

穂乃果ちゃんその発言手札ばらしてるよ。


海未「穂乃果にも負けてしまいました。」

穂乃果「ひさしぶりの2番!」

穂乃果「ことりちゃん駆け引き上手だね!」

ことり「たまたまだよ~。」

ことりは駆け引きに経験があるのです。
恋の駆け引きです󾬚 直接は関係ないですけどね♪

このあと戦いはババ抜きに移行しますが・・・・・・。
まあ、結果はわかりますよね?

153: 2015/06/14(日) 15:27:42.85 ID:zkBdmwn+.net
就寝

穂乃果「今日は海未ちゃんといっしょに寝たいな。」

海未「その発言からして昨日はことりとですか?」

穂乃果「うん。だけどそのせいでことりちゃんあんまり寝れなかったみたいだから、今日はちゃんと寝かせてあげたいっていうのもあるんだ。」

ことり「穂乃果ちゃん気にしないでね?」

ことりが寝れなかったのはそれ+αが理由なんだよね。でも心配してくれてうれしい♪

海未「大方寝相がわるくて何かしたのでしょう?寝ている時でも落ち着かない人ですね、あなたは」

こうして今夜は穂乃果ちゃんと海未ちゃんがベットに、ことりがお布団で寝ることとなります。
安眠できるかは穂乃果ちゃんしだいだけど、ファイトだよ!海未ちゃん。

154: 2015/06/14(日) 22:36:00.59 ID:zkBdmwn+.net
日曜日 お泊まり3日目



「穂乃果朝です!」

海未ちゃんの声?穂乃果?はて私は穂乃果ちゃんでしたっけ?
ちがいますね。穂乃果ちゃんはことりの大好きな人の名前ですね。
私は南ことり、ではなぜ私を穂乃果と呼ぶのでしょう?

スースー

あれ?なんか体重い・・・体全部じゃないけどところどころ温かい。
あと顔にすごく柔らかい感覚が、気持ちいい感覚だけど息苦しいかも、

海未「穂乃果!とりあえずことりからどきなさい!」

穂乃果「ほぇ~海未ちゃ~ん?」ムニャ
ことり「むぐぐふぐむぐんん?」ムニャ

海未「あっ!ことりはおきなくていいですよ。用があるのは穂乃果です。ほら!離れなさい!」

穂乃果「なに~海未ちゃ~ん・・・?今日、日曜日・・・だよ~・・・」ウツラウツラ

海未「この頃ことりに起こしてもらってばかりで朝たるんでいるでしょう?なので今日は私と早朝ランニングしてもらいます!」

穂乃果「や~~・・・だ~・・」ウツラウツラ

海未「ほら!行きますよ!」

ズズズズ

海未ちゃんはどうやら穂乃果ちゃんを引きずっているようです。

海未「ではことり寝ているかもしれませんがいって来ます。」

ことり「イッテラッ・・・シャ~~・・・イ・・・」スウスウ

ヤ~~ダ~~

155: 2015/06/14(日) 23:33:13.57 ID:zkBdmwn+.net
ことりが起きたのはそこから1時間後くらいのことです。

さっきのことを冷静に思いだします。

まず穂乃果ちゃんですね、ベットで寝てた穂乃果ちゃんはベットから落ちたのでしょう。そしてうつ伏せのままことりの上に、
なんか本能的にことりのこと求めてくれたみたいでうれしい󾬚

それでことりはというと、うつ伏せの穂乃果ちゃんが覆い被さった結果。穂乃果ちゃんの胸で溺れていたようです。どうやら軽い酸欠で頭が回らなかったようですね。
でも穂乃果ちゃんの胸の中で逝けるなら本望かも󾬚

いや、よくないよくない。もっとそばにいたいよぉ~。

それで海未ちゃんは早朝ランニング。日課だっていってたし、今頃


タッタッタッタ

海未「ほら、朝の空気は気持ちよいでしょう?これが私にとっての三文の得のひとつです。」

タッタッタッタ

穂乃果「まだ布団に入ってたいよ~~!」ハァッハァッ

ってなってるんだろうなぁ~。
海未ちゃん的には早起きは素晴らしいって伝えたいんだろうけど、穂乃果ちゃんだと余計布団かぶってしまうようになりそう。

現在ことりは二人の帰りをまちつつ朝食作りを手伝っています。

157: 2015/06/15(月) 01:15:41.93 ID:C5qMWoHm.net
穂乃果「た~だ~い
ま~~。」グッタリ

海未「お邪魔します。」

ことり「おかえり~~」

海未「いい汗をかきました♪」サワヤカエガオ

穂乃果「私は朝からクタクタだよ~。シャワー浴びる~!」

タッタッタッタ

海未「私も穂乃果が上がったらシャワーを貸してもらいましょう。」

ことり「朝から1時間も頑張ったねぇ~」

海未「これくらい普通ですよ。休憩もとりましたし。穂乃果のペースに合わせたので」

どれだけタフなの?海未ちゃん。これが毎日はさすがにバテちゃうなぁ~。

穂乃果ちゃんご愁傷様でした。


朝食ののちこのご愁傷様がまだ続くことを穂乃果ちゃんは知りません。

162: 2015/06/15(月) 20:49:34.99 ID:C5qMWoHm.net
朝食後

海未「勉強です!」

穂乃果「えぇ!日曜日なのに!?」

ことり「海未ちゃん今日くらいは~」

海未「ことりは甘いです!穂乃果課題は終わらせたのですか?」

穂乃果「うっ・・・、半分くらい。」

海未「なら、ちょうどいいでしょう?それに朝の時間帯の方が学習に適しているのです!」

穂乃果「でも提出水曜日だし~」

海未「決して忘れないと確約できますか?」

穂乃果「それは・・・まぁ~」

海未「残り2日練習で疲れてお風呂に入りご飯を食べて睡眠なんてことになりませんか?それに返事が曖昧な時点で信頼性ゼロです!」

ことり「穂乃果ちゃん。私も教えてあげるから~」

穂乃果「うぅ~~わかったよ~」

163: 2015/06/15(月) 21:27:00.15 ID:C5qMWoHm.net
こうしてお勉強タイムが始まりました。穂乃果ちゃんの課題は半分とゆうこともありすぐに終わりましたが、結局海未ちゃんに苦手克服と予習を追加され、穂乃果ちゃんは「もうやだー!」ってなりました。

最終的に昼前までお勉強は続きました。

ことり「穂乃果ちゃんお疲れさま♪」

穂乃果「うぅ~この行き場のないウップンをどこに晴らそうか。」

海未「普段からコツコツやればこうはならないのですよ?」

穂乃果「勉強いやだーー!」サケブ

海未「こら!近所迷惑です!静かにしなさい!」

ことり「声をだしたいなら、カラオケでもいく?」

穂乃果「それだ!ことりちゃんナイスだよ!すぐ行こう!早く行こう!」

海未「昼前なのでお昼を食べ」穂乃果「そーだみんなも呼ぼう!」

海未「聞きなさい!」

海未「みんなにも予定があるのですよ!今日いきなりは失礼です。」

ことり「まあまあ~とりあえず連絡してみようよ。」

こうして私たちはみんなに連絡を入れました。

164: 2015/06/15(月) 22:16:35.01 ID:C5qMWoHm.net
カラオケ

絵里「それで穂乃果のストレス発散のため私たちは集められたと?」

海未「そうなりますね。」

吹っ切れたのかあるいは海未ちゃんが知らないからなのか、絵里ちゃんは普通でした。

希(えりちは昨日の事なかったことにしたいんやなぁ。みんなも空気読んで触れとらんわ)

結局みんな集まってくれました。前は希ちゃんと絵里ちゃんはいなかったので、期待大です!

にこ「しょうがないわね~♪にこのぉ~ソロライブみんな聞いてねっ♪」

真姫「誰から歌う?」

花陽「私はあとの方が、」

にこ「聞きなさいよ!花陽までスルーなの?!」

凛「言い出しっぺの穂乃果ちゃんからゴーするにゃー」

にこ「二回連続!?二回連続でスルー!?」

ことのぞ「にこちゃん(にこっち)」カタニトン

にこ「止めて!無言でそんな哀れみの顔で見ないで!!」

穂乃果「ではさっそく私から!」

にこ「ちょっと!にこのこと放置?!」

165: 2015/06/15(月) 23:13:58.66 ID:C5qMWoHm.net
穂乃果 

選曲 Cutie Panther

絵里「 Cutie Panther?」

穂乃果「一度歌って見たかったんだ!」

真姫「まあ意外性はあるんじゃない?」


穂乃果 歌唱中

穂乃果「 Cutie Panther ワ・タ・シー どこでもいくよー 君のー君のー 心盗んでみせるよー。」

きゃ~~󾬚 穂乃果ちゃんことりの事も盗んで~󾬚


採点 86点 

パチパチパチ

穂乃果「まあまあかな?」

ことり「穂乃果ちゃんすごく良かったよ♪(ことり的にも)」

にこ「もち歌でもないのによくやるわね。」

にこ「次私いくわ!」

海未「にこの選曲は?」

にこ「にこは・・・」

166: 2015/06/15(月) 23:59:25.76 ID:C5qMWoHm.net
にこ

選曲 ぶる~べりぃ󾬚とれいん

希「う~ん、にこっちらしいチョイスやけど、」

海未「これは・・・」


にこ 歌唱中

にこ「やんやん󾬚遅れそうですぅ~」

一同「・・・」

採点 84点 希「(ある意味0点!)」

にこ「ちょっと!(ある意味0点!)ってなによ!」

穂乃果「そのなんというか、」

凛「作為を感じるにゃー!」

にこ「作為ってなによ!」

真姫「にこちゃんなら、わざと遅れ気味にきて、可愛さアピールしそうってことよ。」

にこ「なぁ!」

花陽「ことりちゃんだと歌詞の内容のことしちゃいそうだよね。」

ことり「・・・」

ええ、そうです。ことりはすでにやらかしちゃってます。穂乃果ちゃんとのデートの時にこの曲と似たようなことしてました。

穂乃果「あぁ、それならことりちゃんそれでギリギリだってこないだ言ってたな~」

ことり「穂乃果ちゃ~~ん」///

167: 2015/06/16(火) 01:21:18.88 ID:Dh+6sLn7.net
希「ことりちゃん本当にやらかしたんか?かわいいなぁ♪」

ことり「うぅ~」///

海未「まさか歌詞どおりなるとは」

にこ「ことり恐るべし。これが天然のなせる技か、」

絵里「次は私が行こうかしら、」


絵里

選曲 LOVELESS WORLD

にこ「無難ね。」

希「いや、にこっち今のえりちが歌ったら、」

にこ「なんなの?」


絵里 歌唱中

絵里「忘れてよ~忘れないで~どちらも私なの」

海未以外一同(忘れてほしいのかな~?)

採点 94点


穂乃果「さっすが絵里ちゃん!」

希(心の声を聞いた気がするわ)

真姫「ふん、それぐらいわた」凛「そろそろ凛がいくにゃー!」

真姫「・・・」

カタニトン

にこ「」アワレミノメ

真姫「ドージョーシナイデ!」

171: 2015/06/16(火) 23:12:47.05 ID:Dh+6sLn7.net


選曲 乙女式れんあい塾

ことり「いいと思う♪」

花陽「凛ちゃん頑張って!」


凛 歌唱中

凛「ずるいっずるいっずるいことはしちゃダメなのよ~ こらこら~」

にこ(これはこれでありだわ。)

採点 85点

凛「次はかよちんいくにゃー!」

花陽「私!?うぅ~ダレカタスケテー!」

希「脚下だ!いくのだ!花陽軍曹!」

花陽「チョットマッテテなし!?しかも軍曹!?」

凛「かよちんの曲は選んどいたよ♪」

花陽「キョクエランジャッタノー!?」


花陽

凛による強制選曲 私たちは未来の花

海未「花陽にロックですか。」

絵里「これはどうなるかしら?」


花陽 歌唱中

花陽「君よ咲いて熱い希望の果て旅立つこの定めよ!輝きは風のか~なた。」

穂乃果「おお!かっこいい!」

172: 2015/06/17(水) 00:14:49.80 ID:IG7MYgzq.net
採点 92点


希「えぇやん!」

凛「さすがかよちん!」

穂乃果「でもなかなか100点でないね~」

ことり「そんなにしょっちゅうでないよ~」

真姫「私が出すわ!」

穂乃果「おお!凄い自信!ではどうぞ!」

海未(にこと同じ待遇がよほど気に触ったようですね。)


真姫

選曲 硝子の花園

絵里「ソロ園?」

ことり「ぷふふふ」(笑)


真姫 歌唱中

真姫「秘密のブランコ あなーたと揺れながら今ぁー」

花陽「凄い安定感です。」

にこ「作曲担当は伊達じゃないわね。」

採点 99点

一同「おおーー!!」

真姫「1点のがしたわ」

穂乃果「十分だよ真姫ちゃん!」

173: 2015/06/17(水) 01:15:52.75 ID:IG7MYgzq.net
ことり「私行こうかな?」

凛「ゴーゴー!」


ことり

選曲 キミのくせに!

希「ことりちゃんも乗ってきたな。今度も普段歌わない曲やな。」


ことり 歌唱中

ことり「あ・れ・れ?友達だよね無駄にドキドキ へんだな」

穂乃果(んん?)

ことり「あ・れ・れ?幼なじみだからって恋に落ちちゃうわけではないからね?」

穂乃果(あれ?なんか違和感?)


採点 89点


絵里「よかったわ♪」

花陽「ことりちゃんが歌うと穂乃果ちゃんと海未ちゃんがイメージできるね。」

希「まあ実際幼なじみやし、なあ穂乃果ちゃん?」

穂乃果「うっ。うん」クビカシゲ

う~ん。首を傾げてるから違和感は感じてるみたい。でも伝わらなかったかぁー!

177: 2015/06/18(木) 00:30:32.10 ID:GqJ0W3OR.net
海未「次私いいですか?」キョシュ

真姫「海未からなんて珍しいわね?」

海未「たまにはありますよ。(9人とはいえトリなど、ただでさえ恥ずかしいのに、緊張までたされるのは嫌です。)」


海未

選曲 冬がくれた予感

絵里「海未らしいわ。」

穂乃果「こうゆうしっとりしたの好きだよね、海未ちゃん。」


海未 歌唱中

海未「ためらってる とまどってる まだ決められない 指先で星の数なぞりながらも~」

花陽「凛としてて素敵ですぅ」ウットリ

凛「にゃ?」


採点  77点


希「あちゃー緊張しすぎや海未ちゃん」

海未「ひっ人前ですし、」///

穂乃果「も~9人のときくらい慣れなよ~」

希「最後はウチやな!」

178: 2015/06/18(木) 01:15:37.64 ID:GqJ0W3OR.net


選曲 永遠フレンズ

にこ「希が友情もの?」

花陽「どうなるかな?」


希 歌唱中

希「 いつでも側にいること 普通に感じてたけど(La la la la)
もしかしたら明日は違う道の一歩」

一同(優しくしてあげたい)


採点 82点


希「こんなもんかな~?」

にこ(ちょっとウルっときたわ)グス

絵里「とりあえずこれで一周したわね。これからどうする?」

ことり「穂乃果ちゃんデュエットしない?」

穂乃果「デュエット?いいよ!やろうか!曲は?」

ことり「スノハレで♪」

穂乃果「オッケー」

アプローチが効かないならダイレクトアタックです!

ことり「穂乃果ちゃん。」ミミモトニボソ

穂乃果「ん?」

ことり「穂乃果ちゃんにだけわかるようにアクションをとるよ」ボソボソ

179: 2015/06/18(木) 01:41:14.74 ID:GqJ0W3OR.net
穂乃果「アクション?」ボソボソ

ことり「うん♪気づいてくれたらうれしいなぁ♪」

海未「二人ともなにを話しているのですか?」

ことり「ううん。気にしないで、」


ことほのデュエット

選曲 Snow halation 

歌唱中

ことほの「急いで いつの間にか大きくなりすぎた“True emotion”」

ことほの「夢だけみてる様じゃつらいよ!」

ことり(今だ!!)

ことり「恋人は君って言いたい!」ホノカヲユビサシ

穂乃果(えっ!)

穂乃果(これって私を恋人っていいたいってこと?!穂乃果また告白されてる?)オロオロ

希(ん?ことりちゃんひょっとして・・・)

ことほの「優しい目が とまどってるイヤだよ」

穂乃果(あれ?もしかして私の目、今とまどってる?!)///

ことほの「このまま一気に愛情 あずけて Please!」ウデノバシ

穂乃果(ことりちゃんが私に腕伸ばしてる。愛情Pleaseってこと?)///

ドキドキドキドキ

穂乃果(あれ?なんでこんなにドキドキするの?みんなの前だから?)

185: 2015/06/18(木) 20:04:33.40 ID:GqJ0W3OR.net
ことほの「微熱の中 ためらってもダメだね~ 飛び込む勇気に賛成~ まもなくStar~~~~t!」

採点 80点

にこ「穂乃果!途中からグダグダだっわよ!あんたがセンターなんだから、しっかりしなさい!」

穂乃果「うっうん。」///

絵里「踊れないかわりの演技ハラショーよ。ことり。」

ことり「ありがとー♪」

海未「それにしたった穂乃果はことりの足を引っ張り過ぎです。」

穂乃果(みんな気づいてない?ことりちゃんの演技だと思ってる?でも・・・)

海未「穂乃果聞いているのですか?」

穂乃果「うっうん。」ボー

希「まあまあ海未ちゃん。これはカラオケなんやし、怒らんくてもええんやない?」

海未「そうですね。ここは楽しみましょうか。」


にこ「次はにこがいくにこー☆花陽ちゃんもいくにこー☆」

花陽「私!?」

にこ「あっ!曲は Beat in Angelね。」

花陽「マタハゲシイキョクナノ!?」

186: 2015/06/18(木) 22:40:28.08 ID:GqJ0W3OR.net
みんな歌唱中

凛「愛してるばんざ~い」

穂乃果「」ドキッ!


絵里「伝えてしまえ~大好きです!」カァァ///

穂乃果「」ビクッ


数時間後

希「いや~歌った歌った!」

凛「気分スッキリ!あっお腹すいたからラーメン食べたいかも」

穂乃果(このまま考えててもスッキリしないし凛ちゃんに乗っちゃおう!)

穂乃果「ラーメンいいね!みんなで行こう!」

海未「穂乃果、夕飯前ですよ?」

穂乃果「食べてくるって家に連絡しとくよ!」

ことり「みんなでごはんもいいよね。」

絵里「行かない人いる?」

真姫「絵里ぃ、こうなったら大体断れないわよね?」

絵里「まあそうね。」

ほのりん「じゃあラーメン屋にレッツゴー♪」

187: 2015/06/18(木) 22:58:05.50 ID:GqJ0W3OR.net
食後

花陽「ごはんもおいしかったです!あれはコシヒカリでした。」

ことり「にこちゃんそれは?」

にこ「ちび達へのお土産よ。私だけ食べてくるなんて悪いでしょ?」

にこ「ちなみに中身はことりのだ~い好きなニンニクたっぷり餃子よ!」ニヤニヤ

ことり「ニンニク嫌ぁ~~。」

嫌がってることりちゃんもかわいいなぁ。ことりちゃんは私のやろうとすることにあまり反論とか嫌がったりしないから、少し新鮮かも、
なんかまたモヤモヤしてきたかな?

絵里「それじゃあ、今日はここで解散にしましょうか?」

真姫「海未とことりは穂乃果の家に泊まるのよね?」

海未「それがなにか?」

真姫「これなら明日の朝練で穂乃果が遅刻することはなさそうって思っただけよ。」

海未「任せてください!」

ことり「あはは・・・」クショウ


穂乃果「みんな!また明日ね!」

一同「バイバーイ!」

188: 2015/06/19(金) 00:21:39.93 ID:6hwC8hzi.net
穂乃果の家

ことり「あとはお風呂だね~」

海未「また昨日のようなことはごめんですよ?」

穂乃果「それなんだけどさ、私今日は一人で入りたいんだ。」

海未「珍しい。明日は槍でも降るのでしょうか?」

ことり「さすがに言い過ぎだよぉ~。」

ひょっとしてことりの告白が効いてきたのかな?伝わったならまあいいかな?

穂乃果「じゃあ私はいるね。」


穂乃果の入浴から数分後

ことり「」ソワソワ

海未「ことり、もしかしていっしょにはいりたかったのですか?」

ことり「うん///」

海未「穂乃果にも物思いにふける時はあるでしょう。らしくはありませんが、」

ことり「私やっぱりいってくる!」

海未「穂乃果が嫌がったらやめておくのですよ?」

ことり「うん」

タッタッタ

海未「ことりも甘えん坊ですね。さて、二人があがるまでゆっくり読書でもしていましょうか。」


やはり園田海未は気づかない

189: 2015/06/19(金) 01:17:14.99 ID:6hwC8hzi.net
お風呂

オユツカリ

穂乃果「」ブクブクブク

うーん。考えても答えでないよ~。なんでかな?今になってことりちゃんとのいろんなこと思いだすな~。お弁当作ってくれて、デートして、ことりちゃんはいつも笑ってて、

ん?

あれ?ことりちゃんといっしょの時間多くない?
ひょっとして今までずっとアタックされてたの私!?ガビーン

今更気がつく穂乃果であった。


ことり「穂~乃果ちゃん♪」ヒョコッ

穂乃果「こっことりちゃん」///

ことり「やっぱりいっしょにはいりたいなぁって、ダメ?」ウルウル

穂乃果「ダメジャナイデス」

ってなにカタコトになってるの私!?それにことりちゃんが来るなんて、・・・・・・海未ちゃんが来るわけないか。


洗髪

ことり「痒いところはないですかぁ~~?」シャワシャワ

穂乃果「やっぱり本物はちがうね。」シャワシャワ

ことり「穂乃果ちゃんが言いはじめたことだから私からいったわけじゃないんだけどね。」シャワシャワ


その頃海未は

読書中

ペラ

海未「幼なじみの恋ですか。いいものですね。ほんのり隠した恋心がなんとも、
それにしてもこの3人目の幼なじみはずいぶんと鈍いのですね。」

193: 2015/06/19(金) 21:41:37.28 ID:6hwC8hzi.net
ゴシゴシ

ことり「穂乃果ちゃん痛くない?」

穂乃果「・・・」ゴシゴシ

ことり「穂乃果ちゃん?」ゴシゴシ

穂乃果「」

うーん。どうしたんだろう?
これは仕方ないですね。今回は悪気はないから許してね。

ことり「穂乃果ちゃ~ん?」

ムニュッ♪ ワシワシ

穂乃果「ひゃあっ!//////」

あれれ?この前と反応がなんかちがう?

穂乃果「//////」

ことり「えーっと大丈夫?」

穂乃果「うん///」


チャポ-ン


ことり「・・・」

穂乃果「」ブクブクブク

なんか気まずいよぉ~。なにはなしたらいいかわかんないよぉ~。

ブクブクブク「」穂乃果

ことり「あぁ!穂乃果ちゃん沈んじゃダメ~!」グイッ

ジャバッ

穂乃果「うぅ///ことりちゃん?」

軽くのぼせてる?

194: 2015/06/19(金) 22:15:16.87 ID:6hwC8hzi.net
入浴後

穂乃果「う~ん///」

ほのママ「まったくこの子は、」

海未「ことりに感謝ですよ?」

穂乃果「うん。」

穂乃果(言えないボーッとしすぎてこうなったなんて、)

ことり「穂乃果ちゃ~ん。扇いであげるよぉ~。」パタパタ

穂乃果「気持ちいい~♪」

えへへ♪役得かな?ことりは今、穂乃果ちゃんを膝枕しています♪



ことり「えへへ♪」ナデナデ

穂乃果「くぅ~ん///」

ことりちゃん優しい。それにことりちゃんの膝枕柔らかくて気持ちいい~󾬚
さっきはみんなの前だからドキドキしたのかな?お風呂はのぼせたから?
ことりちゃんを見あげてみよう。

ことり「?」

ことり ニコッ♪

穂乃果「///」

なんか直視できない!


それからのことはあんまり覚えてない。ごはんを食べて、いろいろ話したらしいけど、穂乃果自身はボーッとしてて思いだせないや。

195: 2015/06/19(金) 22:31:29.38 ID:6hwC8hzi.net
月曜日 早朝

うぅん。息ぐるしい。あと柔らかい。

ムニュッ

「スゥスゥ」ギュー

穂乃果「むぅ!」

ことりちゃんの抱き枕にされてる!?

それより、

ことり「スゥスゥ」フーフー

頭にことりちゃんの吐息が・・・
それに顔には柔らかい感覚
それにいい香りが・・・

でもどうしてこうなってるの?

たしか、寝る前は海未ちゃんは布団で寝る。ことりちゃんは枕を抱いて寝るって、

196: 2015/06/19(金) 23:03:51.42 ID:6hwC8hzi.net
ちょっと前

ことほのうみ「Zzz」


穂乃果「う~ん」Zzz

[ことり枕] ガシッ!

穂乃果「Zzz」ポイッ


ボフッ!

海未「!」

海未「」キョロキョロ

海未「?」ウツラウツラ

バタッ

海未「Zzz」


ことり「Zzz」ウズウズ

ことり「スゥスゥ」マクラマクラ

ウデノバシ

[穂乃果ヘッド] ガシッ!

ことり「Zzz」ギュー

穂乃果「ムグムグ」Zzz

ことり「スゥスゥ」オチツキ


というわけである。

197: 2015/06/19(金) 23:50:06.87 ID:6hwC8hzi.net
穂乃果(とりあえず離れないと、)

ムニュッ モニュッ

ことり「んっ・・・」Zzz

ことりちゃんの胸、鷲掴みしちゃった!
正面からだとまた違った感覚が、気持ち良くてもっとさわりたいかも。

ムニュッ♪ モニュッ♪

ことり「んっ󾬚」Zzz

なんか色っぽい声が・・・

ことり「穂乃果・・・ちゃん」

穂乃果「!」

スースー

ドキドキドキドキ


寝言かぁ~。
ていうか脱線しちゃったよ。起こさないように抜け出さないと、

モゾモゾ

ことり「ダ・・・メ」スゥスゥ

ギュー

よけいに強く抱きしめられた!

モゾモゾモゾモゾ

ことり「あれぇ?穂乃果ちゃん?」

あ~起こしちゃった~。

198: 2015/06/20(土) 01:16:26.45 ID:n4pOcQyB.net
これはどうしたことでしょうか?ことりは枕を抱いて寝たハズです。枕が寝ている間に穂乃果ちゃんになってます。
でもこれ悪くない♪でもなんだか恥ずかしいよぉ。///

穂乃果「こほりひゃんくむしい」///(ことりちゃんくるしい)

ことり「あっごめんね。」///

パッ


穂乃果「///」カァァ

ドキドキドキドキ

ことり「///」カァァ

あれぇ?穂乃果ちゃんもことりと同じ態度?もしかして、意識してる?


海未「穂乃果、ことり」

ことほの「」ビクッ

海未「起きましたか?早く着替えないと余裕を持って登校できませんよ?。」

ことほの「うっうん。」

海未ちゃんはすでに制服でした。どうやら、朝食の手伝いをしていたらしくいい香りが、

海未「朝食はもうできていますので早く降りてきてくださいよ?」

そういって海未ちゃんは下へ

穂乃果「着替えよっか?」

ことり「うん♪」


こうしておとまりはおわりました。
私達は朝食をとると、そのまま学校に向かいます。

楽しい3日間でした!

203: 2015/06/21(日) 01:13:20.08 ID:8d4ZqP7v.net
放課後

絵里「ライブをやるわよ。」

穂乃果「ライブ!久しぶり!」

希「腕がなるやん!」

絵里「会場はここよ。」

にこ「結構大きめね!」

花陽「緊張してきました。」プルプル

真姫「今から緊張してどうするのよ。」カミクルクル

凛「こうゆうかよちんも好きニャー。」

ことり「私は新しい衣装作るね♪新デザイン思いついたんだぁ♪」

穂乃果「あっ手伝うよ!」

ことり「うれしいんだけど、今回思いついたの結構難しいんだ~」

海未「そうですか。何かできることがあったら言ってくださいね。」

ことり「うん♪」

204: 2015/06/21(日) 01:42:48.07 ID:8d4ZqP7v.net
衣装を作り始めて数日

ことり「穂乃果ちゃ~ん朝ですよ~。」

穂乃果「う~ん。ことりちゃんおはよ~う」ウツラウツラ


学校

ことり「ふぁ~あ」アクビ

穂乃果「ことりちゃん眠いの?」

ことり「ライブまで時間はあるけど、もうちょっとって思ったらつい夜更かししちゃったんだぁ。」

穂乃果「ちゃんと寝ないとダメだよ?」


さらに数日

授業中

ことり「スゥスゥ」Zzz

穂乃果(ことりちゃんが寝てる)

先生「南!」

ことり「はいぃっ!」ガバッ


さらに数日

早朝 穂乃果の部屋

穂乃果「う~ん朝~?」

ことり「スゥスゥ」Zzz

起こしに来てねちゃったのかな?前にもあったなぁ~。
ちょっとくらいいいよね?

ホッペプニプニ

ことり「う~ん」ムニャムニャ

穂乃果「///」

かわいい♪あとなんかドキドキもするなぁ~。///

っと脱線したらダメだね。

穂乃果「ことりちゃ~ん♪」

ことり「スゥスゥ」

あれ?起きない?なんで?

207: 2015/06/21(日) 13:44:34.95 ID:8d4ZqP7v.net
穂乃果「ことりちゃん!ことりちゃん!」カラダブンブン

ことり「穂(ブンブン)乃果(ブンブン)ちゃん(ブンブン)おはよぉ~」クラクラ

ことり「うぅ~目がまわるよ~」クラクラ

穂乃果「あぁ!ごめん!」パッ

ことり「こっちこそ起こしにきたのにごめんね。」

穂乃果「ことりちゃん・・・」


練習

海未「ワン!ツー!スリー!フォー!」

ことり「」フラフラフラ

ヨロッ

穂乃果「・・・」



コンコン

穂乃果「失礼します。」

理事長「あら、どうしたの?高坂さん。」

穂乃果「理事長いえおばさん。ことりちゃんについてお話が、」

理事長「ことりの?」


---------
------
---


穂乃果「お願いできますか?」

理事長「もちろん。娘のことだもの。でもことりの説得は穂乃果ちゃんがお願いね?
あの子最近あなたのことしか話さないのよ。」

穂乃果「えっ!」ドキッ

理事長「いつも楽しそうに話してるわ。」フフフ

穂乃果「じゃあ󾭛ことりちゃんを説得してきますので󾭛」アセアセ

穂乃果「失礼します!」

ガチャン

理事長「青春ねー。」フフフ

209: 2015/06/21(日) 14:37:28.21 ID:8d4ZqP7v.net
ことり「話ってなに?」

穂乃果「ことりちゃん、朝私のこと起こしにこないで、お弁当もいいから」

ことり「えっ・・・」

ことり「嫌になった?ごめんね迷惑になった?」オロオロ

穂乃果「ううん。むしろ感謝してるよ。でも・・・」

理事長と話して確信になった。ことりちゃんは無理してる。
考えてみたら当然だよね。夜遅くまで衣装作って、朝は早起きして穂乃果のためにお弁当を用意してくれて、そのあと穂乃果を起こしに来てくれる。

明らかに寝不足だね!

穂乃果「ことりちゃん無理してるよね?」

ことり「そっそんなことないよぉ。お弁当とかもことりが好きでやってることだから、」

穂乃果「たしかにことりちゃん自身は大丈夫かもしれない。でも体は明らかに悲鳴をあげてるよ!」

ことり「!」

穂乃果「こんなこと続けてたら、ことりちゃん倒れちゃうよ!穂乃果のためにそこまでがんばらないで・・・」ポロポロ

ことり「・・・」

穂乃果ちゃんはことりの事こんなに心配してくれたんだね。ことりは自分の事しか考えてなかったよ。

ことり「わかったよ。ありがとう♪」

穂乃果「ことりちゃんの事はおばさんにお願いしたからね。」

ことり「お母さんに?」

210: 2015/06/21(日) 15:53:17.03 ID:8d4ZqP7v.net
私がおばさんに頼んだことは二つ。
まず、ことりちゃんに声をかけてもらうこと。ことりちゃんの睡眠時間の確保
二つ目はお弁当作り。お弁当をおばさんが作ってくれることでことりちゃんはゆっくり朝起きられる。衣装ができるまでってことだからおばさんは快諾してくれた。

穂乃果「ことりちゃん今日は練習もお休みしてね!みんなにはいっとくから、」

ことり「ええ!でも・・・」

穂乃果「そんなにフラフラで練習したら倒れちゃうよ。」

ことり「・・・わかった。」

穂乃果「衣装作ってもいいけど、絶対お昼寝してね!」

ことり「うん」

穂乃果「絶対だよ!」


放課後

穂乃果「しっかり睡眠とるんだよ!」

ことり「うん。それじゃあ先に帰るね。」(いっしょに帰りたかったなぁ)

ことほの「また明日~」テ フリフリ


練習

海未「やはり無理をしていましたか。」

希「ことりちゃん頑張りやさんやからね。」

にこ「まったく少しは頼りなさいよね。」

真姫「にこちゃんがそれいう?」

絵里「真姫もね?」

にこまき「・・・」

花陽「衣装難しいって言ってたから頑張り過ぎたんだね。」

凛「凛は途中で寝ちゃいそう。」

穂乃果「とにかくことりちゃんに優しくだよ?」

7人「はーい」

211: 2015/06/21(日) 16:17:48.66 ID:8d4ZqP7v.net
ことりのお家

ことり「ふぁ~あ。よく寝たなぁ~」ムニャムニャ

ことり「さて作業再開♪」




理事長「ことり。そろそろ寝なさい。」

ことり「あっお母さん。穂乃果ちゃんのお願いした事ってこのこと?」

理事長「そうよ。朝ご飯とお弁当も作っておくからしっかり寝なさい。でないとまた穂乃果ちゃんが心配するわよ?」

ことり「わかった。今日はもうお休みするね。」

ことり「おやすみなさい。」

理事長「おやすみ。」

みんなに心配かけちゃったよね?
あぁ~気づいてくれてうれしいけど穂乃果ちゃんとの時間減っちゃうなぁ~
よし!早く作ろう!クオリティはそのままに、集中してもっと早く!そうすれば穂乃果ちゃんとの時間は早く戻ってくるはず!

私ファイトだよっ!

213: 2015/06/21(日) 17:44:46.87 ID:8d4ZqP7v.net
3日後 朝 穂乃果の部屋

雪穂「お姉ちゃん起きなよ!遅刻するよ!」

穂乃果「う~ん。ことりちゃん朝~?」

雪穂「ことりさんが来なくなって3日たってるよ!いい加減なれなよ!ていうか自分で起きなよ!」

朝起きてことりちゃんがいない。ちょっと前まであたりまえのはずだったのに寂しさを感じる。


集合場所

ことり「穂乃果ちゃんおはよぉ~♪」

ことりちゃんに会えるとホッとする。

海未「穂乃果遅いです!」

海未ちゃんに怒られてヒィ~ってなる。


授業中

ことり「う~ん」カキカキ

ことりちゃんもう新しいデザインかいてる。

穂乃果「」ジー

ことり「?」ピタリ

あっ!目があった。

ことり「」ニコッ♪ 

穂乃果「///」ドキッ

ことりちゃんの笑顔に動揺する。

215: 2015/06/21(日) 18:08:55.33 ID:8d4ZqP7v.net
部活終わり

ことり「家で作業の続きするからさきに帰るね。」

ことり「また明日~」

7人「お疲れ様。」

穂乃果「あっ!ことりちゃ・・」

タッタッタッタ

いっちゃった。最近ことりちゃんが構ってくれない。作業に夢中なのかな?なんだか寂しいよ。


その頃ことりは

ことり「えへへ♪今回の衣装結構自信あるんだよね。みんな気に入ってくれるかな?穂乃果ちゃんは絶対にかわいい󾬚
早く作れば穂乃果ちゃんとの時間も復活するし、衣装を着た穂乃果ちゃんも見れる!ちょっと寂しい
けどがんばっちゃう!」

216: 2015/06/21(日) 18:37:38.17 ID:8d4ZqP7v.net
私は一回失敗した。ことりちゃんが悩んでいるのに気づけずに、ことりちゃんは涙を流した。
あんな涙は見たくない!もう流させない!なによりことりちゃんとのお別れが嫌だった。
だからむちゃくちゃやって海外まで追いかけた。ワガママかもとも思った。
でもいっしょにいたいという気持ちは一つだった!
だから今ことりちゃんは隣にいてくれる。

ふとその失敗を夢に見た。夢の中のストーリーは現在より残酷だった。

悲しそうな顔をしたことりちゃんが去っていき、みんながことりちゃんを忘れていく、記憶は改ざんされ、みんなはことりちゃんがいたことすら覚えていない。そして再会もできない。


目が覚めた

穂乃果「はっ!」ポロポロ

穂乃果「グスッヒック」ポロポロ

穂乃果の中にかつてない悲しさがあふれたよ。
すごく怖かった。ことりちゃんがいなくなるかもしれない。そう思ったら、前の比ではないほど不安になった。

私はまたあんな事が起こるんじゃないか?
その不安からことりちゃんの変化に気づいてあげたいって穂乃果は思ったんだよ。

そう思ったからかな?私の視線はことりちゃんを自然と追うようになってた。

217: 2015/06/21(日) 19:56:24.86 ID:8d4ZqP7v.net
ことりちゃんよく笑ってる。何か悩みがあるとかはなさそうだね。

とりあえず大事になることはなさそうだ。そう安堵したけど違和感を私は覚えた。

ことりちゃんの笑顔ってこんなもんだっけ?

私は知ってる!ことりちゃんの笑顔はあんなものじゃない!
その、え~っと、なんていうか、あぁんもう口でうまく説明できないよ!

とにかく!ことりちゃんが穂乃果に見せてくれる笑顔はもっと輝いてるんだ!


でも、なんで?


『私は穂乃果ちゃんのことが好きです。』

ふと頭をよぎる。

私の事が好きだから?これっ自意識過剰かな?
私の事が好きだからあんなに笑顔が輝いてるのかな?



高坂穂乃果は気づいていない。たしかに南ことりの笑顔は彼女といるときに輝いているかもしれない。

しかし、その笑顔を写しているのは、高坂穂乃果本人の瞳(レンズ)である。

218: 2015/06/21(日) 20:28:28.35 ID:8d4ZqP7v.net
数日後

ことり「衣装ができたよー♪」

絵里「ハラショーさすがことりね!」

希「毎回、ええ仕事するやん!」

にこ「私のは?!」

海未「またスカートの丈が・・」

真姫「いいかげん腹くくりなさいよ海未」

凛「凛のはかよちんとおそろいだー!」

花陽「ほんとだー。でもちゃんと違いもあるよ。」

穂乃果「ことりちゃんよく頑張った!ホメテツカワソー」ドヤガオ

アタマナデナデ

ことり「えへへ󾬚」ナデナデ

絵里「なんで穂乃果がえらそうなの?」

真姫「ことりが嬉しそうだからいいんじゃない?」



ことり「お弁当とか再開するね!」

穂乃果「わ~い♪」

海未「自分で早起きして、作ったらどうですか?」

穂乃果「うっ・・・」

ことり「いいの♪私がやりたくてやってることだから、」

こうしてお弁当などが再開。ことりちゃんといっしょの時間も戻ってくる!

219: 2015/06/21(日) 21:12:16.10 ID:8d4ZqP7v.net
翌日 朝 穂乃果の部屋

ことり「穂乃果ちゃん朝だよー♪」

穂乃果「う~ん。ことりちゃん?」

ことり「はい♪あなたのことりですよ~♪」

そっかまたことりちゃんが起こしに来てくれるんだった。最近間食増えて少し体重増えたんだよね。ことりちゃんのお弁当食べたらまた痩せるかな?

なんか安心する。でもドキドキもするよ。

ドキドキドキドキ

カーテンから日差しがさしこみ、それがことりちゃんと重なる。
まだ目がしっかり起きてないせいもあるかもしれない。それでも、


日差しに照らされたことりちゃんの笑顔はあまりにも眩しく輝いていて、すごくきれい・・・・だと思った。

見惚れたというのが正しいかな?

・・・・・・

惚れた?



そっか私こんな簡単なことに気づいてなかったんだね。これが恋かな?




私いつの間にかことりちゃんの事が好きになってたんだね。

220: 2015/06/21(日) 21:37:20.72 ID:8d4ZqP7v.net
ライブ当日

穂乃果『イェーーーイ!みんなノッてるかーーーい?』

「「「イェーーーーーイ!」」」

穂乃果『2曲目に入る前にまずは挨拶を、』

穂乃果『本日はμ’sのライブにお越しいただき・・・』

9人『『ありがとうございます!!!』』


ワーワー エリーチカー! ヒューヒュー  ピュー  マキチャーン! ニコニー! ピュー ノンターーン!
リーン! ウミチャー!  コトリチャーン! ワー
カヨチーン!  ホノカー! ワーワー


穂乃果『最後まで全力で行きますので!よろしくお願いします!』

穂乃果『それでは皆さんもご一緒に!!!』

「「『1!』」」
「「『2!』」」
「「『3!』」」
「「『4!』」」
「「『5!』」」
「「『6!』」」
「「『7!』」」
「「『8!』」」
「「『9!』」」

「「『μ’sミュージックゥー』」」

「「『スタァートォー!!』」」


「「「ワーーーーーーー!!」」」

221: 2015/06/21(日) 22:03:49.15 ID:8d4ZqP7v.net
ライブ終了後

にこ「んー♪達成感!」ノビー

花陽「今頃になって震えが・・・」プルプル

海未「うまくいきましたね。」ホッ

凛「打ち上げいくニャー!」

希「ええやん!打ち上げゆうたら焼き肉やな!!」

絵里「お金結構かかるし、焼き肉のある食べ放題とかどうかしら?」

希「えりちナイス!」

花陽「ご飯が食べ放題!」

真姫「とりあえず着替えましょうよ。」



穂乃果「ことりちゃん話があるからステージまで来てくれる?」

ことり「ここじゃダメなの?」

穂乃果「うん。」

222: 2015/06/21(日) 22:46:38.01 ID:8d4ZqP7v.net
ステージ

さっきの盛りがあったとは思えない静けさです。さっき感じなかった広さを感じます。
穂乃果ちゃんは何をするつもりでしょう?


ガチャン!

ことり「うっ。」メヲトジル

ことりの真上の照明がつき、眩しさで目をとじました。

「ことりちゃん」

スタスタ

ことり「どうしたの?大事なはなし?」

穂乃果「うん。」


・・・・・・


ダキッ


ことり「!?」///

穂乃果「ライブのときからずっとこうしたかったよ。ちょっと不謹慎だけど、」

たった一つのスポットライトのなかで抱きしめられる私、まるで映画のヒロインのようですぅ~♪

穂乃果「ことりちゃん大好きだよ。」

ことり「??私も大好・・・」

穂乃果「ちがうよ。ことりちゃんあの時の言葉を返すよ。穂乃果が言ってるのはアイ・ラヴ・ユーだよ。」

ことり「・・・・・嘘。」ポロポロ

穂乃果「あぁ!泣かないでことりちゃん。」

ことり「ごめんね。でも嬉しくて」シクシク

223: 2015/06/21(日) 23:19:16.02 ID:8d4ZqP7v.net
これは本当に夢じゃないのかな?穂乃果ちゃんが私の想いに答えてくれたよ。
たしかにアタックになることはしてきたけど・・・
やっぱりお泊まりの時の反応は意識してたんだね。

ことり「最初は叶わないを恋をしてると思ってたの。だから嬉しくて」

穂乃果「でもそこからことりちゃんのアタック始まったよね?」

ことり「えへへ♪ばれてた?」

穂乃果「んー。気づいたのは最近かな?」

ことり「好きな人の側居たいって気持ちは自然だと思うよ?」

穂乃果「そうだね♪」

ことり「でもいつから?」

穂乃果「それも最近だね。ほら、ことりちゃんが衣装作りで忙しかったでしょ?」

穂乃果「あの時寂しいって思ってさ。それが好きって気持ちだと朝起こしに来てくれた時に気づいたんだよ!」

ことり「そうなんだ。」

穂乃果「でもお泊まりの最後あたりからドキドキはしてたんだよね~。私も鈍感みたいだし、恋心ってしらないしさ~」アハハ

告白なのになんでしょうね?この空気は、でも私達らしいかもしれません♪

224: 2015/06/21(日) 23:29:47.97 ID:8d4ZqP7v.net
ことり「穂乃果ちゃんのこともっと好きなっていいんだよね?」

穂乃果「うん!」

ことり「ずっと好きでいていいんだよね?」

穂乃果「もちろん!」

穂乃果「改めて言うね。私高坂穂乃果は南ことりの事を愛しています!」///

ことり「はい♪私も愛しています󾬚」

ことり「じゃあこれで私達、」

穂乃果「恋人同士だね。」



ことほの「/////////」

ことり「なんかテレちゃうね。」///

穂乃果「・・・うん」///

225: 2015/06/22(月) 00:28:52.44 ID:3csFh9VC.net
ホノカー コトリー?

ミンナイッテシマイマスヨー

穂乃果「海未ちゃんだ!」

ことり「すぐ行くから待ってて~。」

ハヤクシテクダサイヨー

ことほの「わかったーーー。」


穂乃果「えへへ、それじゃあ行こっか?」

テ サシダシ

ことり「うん♪」ギュッ



お互いに握った手は今までと違うカタチになっていた。

指と指が絡まり合い、より強く結びついた。




もういらないよ


胸のブレーキは


見つめあうために


生まれた


二人になっていく

226: 2015/06/22(月) 00:32:15.20 ID:3csFh9VC.net
あとはエピローグになります。

続きはまた明日に、おやすみなさい。

229: 2015/06/22(月) 23:39:06.26 ID:3csFh9VC.net
エピローグ

ある日の練習

海未「絵里ちょっといいですか?」

絵里「どうしたの?」

海未「その少し相談が、」

絵里「珍しいわね。海未が相談なんて、それで相談の内容は?」

海未「穂乃果とことりの事です。」

絵里「穂乃果とことり?あの二人に何かあったの?」

海未「その・・・抽象的で申し訳ないのですが、何かが変わった感じがするのです。」

絵里「海未にしてはずいぶんとあやふやね。」

海未「すみません。うまく説明出来ないのです。ただ・・・」

絵里「ただ?」

海未「最近二人がいっしょにいる時間が多いんです。それでその事を聞いてみたら、」

ことほの『海未ちゃんに寂しい思いをさせちゃった!』

海未「と言うと二人は3人での時間を多くとってくれるようになりました。」

絵里「良い話しじゃない?」

海未「しかし、3人でいないときはいつも二人はいっしょみたいです。なんというか今までと雰囲気が違うような・・・」クビカシケ

230: 2015/06/23(火) 00:50:17.09 ID:5FKxGQEO.net
絵里「そう?二人を見てみたら?あら?本当にいっしょにいるわね。おやつかしら?」



~ぷわぷわ~

ことり「穂乃果ちゃん。はいっあ~ん󾬚」

パクッ

穂乃果「ん~~󾬚」

穂乃果「ことりちゃん。はいっあ~ん󾬚」

パクッ

ことり「甘ぁ~い󾬚」

~ぷわぷわ~


絵里「ほら、いつもどおりじゃない。」

海未「いつもどおり??」クビカシゲ

希「えりちも鈍感やね。」

海未(も?)

希「あの二人の空気に気づけない時点で鈍感やわ。違和感を覚えてる海未ちゃんは幼なじみやからやな。」

うみえり「空気?」

希「うちには見えるで、あの二人がいっしょにおるときは、フワフワとしたピンク色の幸せオーラがでとる!」

うみえり「オーラ?」

希「とりあえず、じっくりみてみぃ!」

231: 2015/06/23(火) 01:13:17.01 ID:5FKxGQEO.net
希「前ことりちゃんがケーキ作ってきたときあったやろ?あの時の事を思い出しながらみてみぃ。明らかちがうはずや、」

うみえり「」ジー


~ぷわぷわ~

ことり「あっ穂乃果ちゃん。口に欠片ついてるよ。拭いてあげる󾬚」

フキフキ

穂乃果「ありがとう!あっことりちゃんもついてるよ。」

ヒョイ

パクッ

穂乃果「えへへ、食べちゃった󾬚」

ことり「や~ん󾬚」

~ぷわぷわ~


海未「なんかすごくぷわぷわしていますね。」


余談ではあるが海未はこの光景をもとに「ぷわぷわーお」の詩を作り上げたのだという。

にこ「あんた達も気づいた?あの二人の空気感。あの二人いっしょになるとめちゃくちゃ甘い空気になるのよ。」

希「さすがににこっちは気づいてたか。」

236: 2015/06/23(火) 10:27:01.37 ID:5FKxGQEO.net
>>235
了解です!

237: 2015/06/23(火) 11:00:22.27 ID:5FKxGQEO.net
にこ「で、海未はどうしたいのよ?」

海未「私はこの違和感の正体がわかればそれでいいです。」

にこ「ふ~ん」

希「うちは大体わかっとるけどね。」

絵里「そうなの?」

希「なら、カマかけてくるわ。それではっきりするはずや。」

海未「希!」

希「んー?」

海未「関係ないかもしれませんが最近二人がよく手をつないでたり、腕を組んでるのを見かけます。あっ!抱き合ってる時もありました。本当に二人はスキンシップ多いですよね。まあこんな情報役には立ちませんよね?」アハハ

希(役に立つどころか決定的な証拠やん!犯罪やったら現行犯逮捕レベルやん!海未ちゃんどんだけ鈍いん?!)

スタスタ


希「二人ともちょっといい?」

穂乃果「えー何?」

ことり「どうしたの?」

希「単刀直入に言わせてもらうわ。二人とも付き合ってるやろ?」

238: 2015/06/23(火) 11:32:51.59 ID:5FKxGQEO.net
穂乃果「えーーーー!なんでわかったのーー?!」

希(気づかないと思ってたんか。まあ実際うち以外は確信は持ってなかったなぁ)

ことり「穂乃果ちゃん!たぶん今カマかけられたんだよ!」

希(ことりちゃんもバレへんと思ってたか、)

穂乃果「しまった!!」


9人集合

海未「本当なのですか?」

絵里「女子校なんだしありえる話だけど。」

花陽「グループ内恋愛。」

凛「そんな深刻なことかにゃ?」

真姫「世間的には深刻かしら?」

にこ「まさか!?あんなことやそんなことしたんじゃ・・・」

ことほの「あんなことやそんなことって?」

にこ「それはその・・・」

希「にこっち、この二人はそういうんちゃうと思うよ。墓穴ほったな」

絵里「にこ。」ヤサシイメ

にこ「止めて!そんな目で見ないで!」

240: 2015/06/23(火) 12:12:08.96 ID:5FKxGQEO.net
海未「それでどうしてこうなったのですか?」

ことり「留学の件があってからね。私が穂乃果ちゃんに告白したの。」

真姫「そこから付き合ってたの?」

ことり「ううん、返事しなくていいって言ってアプローチはじめたの。」

海未「お弁当など作り初めたのはそのためでしたか。」

希「とゆうか、ことりちゃんみんなの前で穂乃果ちゃんにこくってたで、」

「「「えっ!!」」」

ことり「希ちゃん気づいてたの!?」///

希「キミのくせにで、つまずいたからスノハレでアタックしたんやろ?」

絵里「あの動きはそうゆう・・・」

ことり「うぅ~///」

花陽「ことりちゃん大胆ですぅ~」///

穂乃果「キミのくせにも告白だったんだ!」

真姫「ちょっと本人が今気づいたわよ!」

241: 2015/06/23(火) 12:44:54.91 ID:5FKxGQEO.net
希「穂乃果ちゃんが意識し出したのはその辺やろ?あのあとから挙動不審やったよ。」

穂乃果「希ちゃんにはかなわないなぁ~。あの時は私自身が気持ちわかってなかったのにそれまで見抜いちゃうなんてすごいよ!」

凛「結局いつから付き合ってるの?」

ことほの「こないだのライブのあとだよ。」

~ぷわぷわ~

ことり「えへへ󾬚」

穂乃果「えへへ󾬚」

~ぷわぷわ~

絵里「こらっ!思い出して二人の空気つくらない!」

ことほの「はーい」

海未「もう水くさいですよ。たしかに言いにくいことではありますが言って欲しかったです。」

ことほの「ごめんね海未ちゃん」

希「海未ちゃんの言うとおりや、二人が付き合ったからってそれでウチらの絆は壊れたりせんよ。」

みんな「」コクリ

穂乃果「みんなぁ」パァァ

にこ「ただし!」

にこ「私達がアイドルだってこと忘れるんじゃないわよ?」

穂乃果「うん!やったよことりちゃんμ’s公認だよ!」

ことり「うん!」


~ぷわぷわ~

ことり「穂乃果ちゃん󾬚」

穂乃果「ことりちゃん󾬚」

~ぷわぷわ~


にこ「ちょっとぉ!言ったそばからイチャつくなバカップル!」

242: 2015/06/23(火) 14:21:48.46 ID:5FKxGQEO.net
希「打ち上げの時の初々しさから一気にラブラブになったなぁ~」


ライブ終了後 打ち上げ

希「さあ!飲めや!食えや!食べ放題の打ち上げやーー!」

9人「カンパーイ!」

カンッ!

希「焼き肉焼き肉~♪」

ジュー

花陽「ご飯山盛り~󾬚」

にこ「盛りすぎよ!」

凛「凛はやっぱりラーメン!」

ことほの「///」モジモジ

海未「二人とも食べないのですか?」

穂乃果「食べる食べる!行こうことりちゃん。」

ことり「うん。」///



穂乃果「あれ食べようかな?」

ことり「私もそれにするね。」

ことり「私がとるね。」

穂乃果「たまには私が・・・」

ピトッ

ことほの(あっ!)///

穂乃果(ことりちゃんの手に)
ことり(穂乃果ちゃんの手に)

ことほの(触れちゃった。)///

ドキドキ

真姫「どっちでもいいから早くしてくれない?」カミクルクル

ビクッ!

穂乃果「ごっごめん!」

243: 2015/06/23(火) 14:34:15.62 ID:5FKxGQEO.net
凛「食べ放題といったら料理のカスタムニャ!にこちゃんいざ勝負!」

にこ「私に挑んだこと後悔させてあげるわ!」

絵里「他の人に迷惑かけないでよ?」

ことほの(穂乃果ちゃん(ことりちゃん)にあーんしたい。)モジモジ

数分後

凛「まずは凛のからいっしょに食べるニャ!」

にこ「私の舌を満足させられるかしら?」

パクッ

にこりん「オエーーー!」

5人「アハハハハハ♪」


穂乃果「ことりちゃんあーん。」ドキドキ

ことり「あーん。」ドキドキ

パクッ

ことほの(あーんだけでこんな緊張する!)ドキドキ

希(なんか二人の態度ぎこちないなぁ。進展したんかな?)

244: 2015/06/23(火) 15:41:29.56 ID:5FKxGQEO.net
時間は再び練習へ

穂乃果「希ちゃん、察し良すぎだよ!」

希「ふふっ♪」

パン!パン!

絵里「色々驚いたけど練習再開するわよ!」

「「はーい」」

海未「穂乃果、ことりわかってるとは思いますが、」

穂乃果「うん!練習はちゃんとやるよ!」


次の日

希「穂乃果ちゃん。」

穂乃果「希ちゃんどうしたの?」

希「これあげるわ。」

ピラ

穂乃果「これは遊園地のチケット?」

希「みんなにバラしちゃったお詫びや、ことりちゃんといっといで。」

穂乃果「いいの?ありがとう!さっそく誘ってくるね!」


準備完了やでにこっち。まあチケット渡すくらい造作もないか、デートの日楽しみやな。

ニヤニヤ

245: 2015/06/23(火) 15:58:58.35 ID:5FKxGQEO.net
遊園地

穂乃果「今日は遊ぶぞー!」

ことり「希ちゃんに感謝だね♪」

感謝はせんでもええんよ。

ことほの「レッツゴーー♪」


近くの草むら

ガサガサ ヒョコッ×3

にこ「いったわね」サングラスチャクヨウ

希「見失わんようにうまく追跡せんとな。」サングラスチャクヨウ

真姫「なんで私まで・・・」サングラスチャクヨウ

にこ「穂乃果とことりが変なことしないかのテストよ!アイドルに恋愛は御法度。でも事態が異例だから様子を見るけど、アイドルらしからぬ行動をとったらお説教なんだから!」

真姫「めんどくさい。」

希「ほら行くで~♪」

真姫「希あなた明らか楽しんでるわよね?」

にこ「さっさと行くわよ!」

真姫「ヒッパラナイデ!」

246: 2015/06/23(火) 16:50:22.72 ID:5FKxGQEO.net
別の草むら

ガサガサ ヒョコッ×4

絵里「二人ともいったわね。」サングラスチャクヨウ

海未「何故、こんな格好を?」サングラスチャクヨウ

花陽「アイドルは恋愛禁止ですが密かに恋愛をしてたとしても純愛であってほしいの!」サングラスチャクヨウ

海未「はあ・・・?」(話し聞いてないですね)

凛「みんなで遊園地楽しみニャー♪」サングラスチャクヨウ

花陽「例え穂乃果ちゃんとことりちゃんであっても、示しがつかないから泣いて馬謖を斬ります。」

示しって誰に対してでしょうか?あと馬謖って、確か三国志でしたか?
例え親しいなかでもルールを守って罰を与えなければいけない。そういうことですね!
でも花陽、馬謖を斬っても何もおこりませんよ。


前日 うみえりんぱな

海未「ことりが穂乃果に遊園地に誘われたと嬉しそうに話していました。」

花陽「これはいい機会です!ことりちゃんと穂乃果ちゃんの純愛チェックをします!」ツヨキ

絵里「デートを尾行するの?」

凛「遊園地楽しそう!」

海未「止めておくべきです!人の恋路を邪魔すると蹴られますよ!」

絵里「なら海未は気にならないの?あの二人のこと。」

海未「気にはなりますが・・・って絵里も乗り気ですか?」


そして現在

海未「私は3人が穂乃果とことりの邪魔をしないようについてきたのです!あくまで尾行までですよ!」

絵里(尾行は認めたのね)

花陽「さあ!行きますよ!」

247: 2015/06/23(火) 17:43:20.06 ID:5FKxGQEO.net
花陽「見失いました・・・」

海未「いきなりですか・・・」


ことほの ← のぞにこまき

穂乃果「まずはジェットコースター!」

ことり「穂乃果ちゃんらしいね♪」

~ぷわぷわ~

ことり「手はなしちゃやだよ~󾬚」

穂乃果「離すわけないよ~󾬚」

~ぷわぷわ~

にこ「またぷわぷわした空気が」

希「健全やね」

真姫「見てるこっちが恥ずかしいわ。」///


ジェットコースター

穂乃果「わ~~~~󾬚」テツナギ

ことり「きゃ~~~󾬚」テツナギ


にこ「ぎゃーーーーー!」
真姫「ヴェェーーーー!」
希「キャーーーーーー♪」


ジェットコースター終わり

穂乃果「あー叫んだ叫んだ!」

ことり「楽しかったね♪次いこう♪」

穂乃果「うん!」


にこまき「」ゲッソリ

希「二人ともだらしないなぁ」ノビー

真姫「よく考えたらいっしょに乗る必要なかったわ。」ハァ

希「二人がのびとる間に穂乃果ちゃん達いってまった。」

248: 2015/06/23(火) 18:25:31.58 ID:5FKxGQEO.net
ことほの ← うみえり?

海未「見つけました!穂乃果達です!」

海未「お化け屋敷ですか。」

絵里「えっ・・・」サー

海未「花陽どうしますか?」

・・・

海未「花陽はっ?!」

絵里「えーっと今、穂乃果達を見つけたときに・・・」


約10秒前の回想

凛「穂乃果ちゃん達みてるだけじゃつまんな~い!かよちん遊びにいこう!」グイッ

花陽「凛ちゃん待って!私は穂乃果ちゃん達を・・・」

凛「いっくニャーー♪」

花陽「ダレカタスケテーー!」

タッタッタッタッ

絵里「花陽!凛!」

海未「見つけました!穂乃果達です!」

今に至る

海未「言い出した本人がさらわれたと?」

絵里「えぇ。」

うみえり「・・・」

海未「とりあえず私達も行きましょう。」

絵里「えぇ!行くの?!」

海未「でないとここまで来た意味がありません!」



その頃ことほの

ダレカタスケテー

穂乃果「? 今花陽ちゃんの声が聞こえた気が・・・」

249: 2015/06/23(火) 19:02:48.24 ID:5FKxGQEO.net
~ぷわぷわ~

ことり「穂乃果ちゃん!」

リョウテデ ホノカノカオ ツカム

ことり「ことりだけを・・・見て󾬚」

穂乃果「うん󾬚」

~ぷわぷわ~


お化け屋敷

穂乃果「結構怖いね」ガクブルブル

ことり「そうだね♪」

バッ!

穂乃果「わ~~!」ダキッ

きゃ~~󾬚穂乃果ちゃんダイタ~ン󾬚


『きゃーーーーーーーーー!!』


ことほの「ひっ!」ビクッ

ことり「後ろの人かな?すごい声だね」

穂乃果「先に進もう。」


うみえり

絵里「はなさないでー!」グスン

海未「絵里落ち着いてください!」

海未「暗いのがこわいなら先にいってください。」

絵里「恥ずかしくて・・・」

海未(こんな醜態をさらす方が恥ずかしいと思いますが・・・)

当然のごとく穂乃果達を見失いました。

250: 2015/06/23(火) 19:46:45.40 ID:5FKxGQEO.net
メリーゴーランド

~ぷわぷわ~

穂乃果「お手をお姫様。」イケメンガオ

ことり「はい󾬚王子様󾬚」

~ぷわぷわ~

真姫「メリーゴーランドなら様子をみるのに最適ね。」


隣のゴーカート

ブゥゥゥーーーン!

希「負けへんでーー!にこっちー!」

ブゥゥゥーーーン!

にこ「ぬけるもんなら、ぬいてみなさいよ!」

ブゥゥゥーーーン!

真姫「ちょっとぉ!私にまかせて何あそんでるのよ!イミワカンナイッ!!」

251: 2015/06/23(火) 20:03:23.75 ID:5FKxGQEO.net
りんぱな ティーカップ

凛「にゃにゃにゃにゃにゃにゃーー♪」

花陽「凛ちゃん回しすぎだよ~」クラクラ

凛「あっ!穂乃果ちゃんとことりちゃんだ!」クルクル

花陽「ほんとっ!?」クルクル

りんぱな ← ことほの


ことほの 移動中

~ぷわぷわ~

穂乃果「ことりちゃんのバニラソフトちょうーだい!」

ことり「はいっあ~ん󾬚」

パクッ

穂乃果「ことりちゃんにおかえしだよ私のストロベリー。はいっあ~ん󾬚」

パクッ

ことほの「えへへ󾬚」

~ぷわぷわ~

花陽「またぷわぷわ空気が!でもまだ純愛の範囲ですぅ。安心しました~。」クルクル

凛「にゃにゃー♪」クルクル

花陽「凛ちゃんもうやめて~!」クルクル

252: 2015/06/23(火) 20:48:06.79 ID:5FKxGQEO.net
夕方

海未「凛!勝手に行動しないでください!」

凛「ごめんニャー」

絵里「海未、今更なんだけど電話したら良かったと思うの。」

海未「あっ!」

花陽「素で忘れてたんだね。」




真姫「途中から完全に遊んでたじゃない!!」

にこ「にこっ󾬚」

希「まあまあ真姫ちゃん。」

真姫「まあまあじゃない!なんで付き合わされた私の方が真剣に探してるのよ!!」

のぞにこ「ごめんなさい。」


スタスタ

うみえりんぱな「あっ!」
のぞにこまき「あっ!」

希「なんでみんなおるん?」

絵里「そっちこそ。」

カクカクシカジカ

海未「なるほど、このデートは希達がけしかけたと、」

にこ「それをことりが海未に言ったからその4人が集まったと、」

にこ「で、そっちの首尾は?」

花陽「私が見たとかは健全でした!ぷわぷわしてましたが、」


希「あっ!穂乃果ちゃんとことりちゃんや!」

一同「!!」

253: 2015/06/23(火) 21:06:15.24 ID:5FKxGQEO.net
観覧車

穂乃果「やっぱりデートで遊園地なら最後はここだよね。」

ことり「うん♪」




絵里「観覧車、よく考えたら自然よね?」

花陽「みんなはやく!次がでてしまいます!」


ことほのサイド

穂乃果「う~ん」ウツラウツラ

ことり「穂乃果ちゃん」

バッ!

穂乃果「ことりちゃん?」

ことり「眠いんでしょ?ことりの膝枕で下に降りるまで寝てていよ♪」

穂乃果「でも・・」

ナデナデ

ことりちゃんのナデナデ気持ちいい♪
あぁ、だんだん眠く・・・

穂乃果「」スゥスゥ

ナデナデ

ことり「ふふふ♪1日全力で遊んでたらこうなるよね♪」ニコニコ

ナデナデ

254: 2015/06/23(火) 21:26:08.45 ID:5FKxGQEO.net
うみにこのぞぱなサイド

海未「よく考えたら上まで様子がわかりません。」

花陽「一分が長いです。」

にこ「じれるわ。」

希「待つしかないて。」


まきえりんサイド

真姫「イミワカンナイッ!」

絵里「真姫は大変だったわね。」

真姫「全くよ!」

凛「外見てよ!遠くまで見えるよ!」

真姫「凛、ブレないわね。」


観覧車 最長部

本当はこの景色穂乃果ちゃんといっしょに見たかったなぁ~

『夕日きれいだね♪』

『ことりちゃんの方がきれいだよ!』

なんて妄想もしてたんだけどなぁ

でもことりの膝枕で寝てる穂乃果ちゃんもかわいい󾬚

ナデナデ

穂乃果「こと・・り・・ちゃん」スゥスゥ

えへへ󾬚夢の中でもわたしといっしょなんだね♪うれしい󾬚

255: 2015/06/23(火) 21:38:08.29 ID:5FKxGQEO.net
うみにこのぞぱなサイド

希「ようやく見えるわ!」

花陽「穂乃果ちゃん寝てる?」

にこ「疲れて寝てんでしょ?ことりに膝枕までさせて。」

海未「しかしことりはとても優しい目をしていますね。」

希「これは純愛やな。納得した?にこっち?」

にこ「とりあえずはね。」


まきえりんサイド

絵里「よく見えないけど膝枕かしら?一個飛ばしただけでずいぶん見にくいわね。」

真姫「そもそも覗くためのものじゃないし、」

凛「あっ!スカイツリーニャー♪」

真姫「ほんとブレないわね。凛は、」

256: 2015/06/23(火) 22:10:47.32 ID:5FKxGQEO.net
ことほのサイド

ことり「穂乃果ちゃん起きて~」

穂乃果「ことりちゃん?そうだ私寝ちゃって、」

ことり「大丈夫だよ♪」

考えてみたら私ことりちゃんからもらってばっかりじゃん。
お弁当作ってもらって、告白されてことりちゃんが好きだって気持ちもことりちゃんからもらったものだ。
何かことりちゃんに返したい。

でも何を?

夕日のさす 観覧車 てっぺんで恋人がすること

それがあった!

でも、てっぺん過ぎてるし、二週目ってちょっとかっこ悪いかも


観覧車終了

ことり「今日は楽しかったね♪」

穂乃果「希ちゃんにまたお礼いわなきゃね!」

穂乃果「帰ろっか?」

ことり「うん♪」

穂乃果(わたし決めた!)


7人サイド

真姫「恋人つなぎね。」

希「おーおー熱い熱い!」

海未「やはりこんなことはいけないと思いました。」

絵里「バレなくて良かったわ。」

凛「遊園地楽しかったニャー」

にこ「心配無用だったかしら?」

花陽「そうだね。」

海未「私たちも帰りましょう。」

「「は~い」」

257: 2015/06/23(火) 22:43:07.48 ID:5FKxGQEO.net
次の日 練習終わり

穂乃果「ことりちゃん、教室に忘れ物したからいっしょに来てくれる?」

ことり「いーよー♪」

海未「私もいきましょうか?」

穂乃果「ちょっとかかるかもしれないからさきに帰ってていいよ。」

海未「時間がかかるならなおのこと3人で・・・」

希「海未ちゃん。ちょっと!」

海未「なんですか?希?」

希「海未ちゃんお説教な?」

海未「なぜ私が?説明してください?!」

希「ゆっくり説明したるわ。」

希「穂乃果ちゃん行っていいよ♪」ウインク

希ちゃんありがとう!それにしても海未ちゃんがここまでひどいとは思わなかったなぁ。

穂乃果「いこう!ことりちゃん!」

ことり「うん♪」


ガチャン

258: 2015/06/23(火) 23:03:31.18 ID:5FKxGQEO.net
ガチャン

希「行ったな。ラスボス戦を前に追撃してきた敵を抑える仲間の気分やわ。」

海未「はぐらかさないでください!」

希「はぐらかしてないんよ?海未ちゃんが穂乃果ちゃんの邪魔をしようとするからやん。」

海未「私が邪魔を?むしろ手伝おうとしたのですよ!」

6人「ハァ~~」タメイキ

海未「なぜみんなため息をつくのですか?」

真姫「あなた本気でいってるの?」

海未「当然です!」

花陽「ありえないです!」

凛「さすがの凛でもついていかないニャー」

海未「なぜです?友人として手伝いを」

にこ「それが迷惑だっていってるのよっ!」

海未「意味がわかりません!みんなわかっているのでしょう?ちゃんと説明してください!」

259: 2015/06/23(火) 23:25:54.56 ID:5FKxGQEO.net
希「なら1から説明するからちゃんと聞いてな?」

海未「はい。」セイザ

希「まず穂乃果ちゃんとことりちゃんはなんや?」

海未「恋人同士です。」

希「なら穂乃果ちゃんはなんで教室にいこうっと言ったと思う?」

海未「それは忘れ物したからと本人が言っているではないですか。」

希「・・・」

希「じゃあ、なんでことりちゃんだけ誘ったと思う?」

海未「それは手伝いが欲しかったからでは?」

希「全然だめや。」

6人「ハァ~~」

海未「なぜまたため息をつくのですか?」

希「穂乃果ちゃんが教室に行きたいってのは口実や!コ・ウ・ジ・ツ!
んでことりちゃん誘ったんはことりちゃんと二人きりになりたかったからに決まってるやん!」

海未「なぜそんな回りくどいことを?」

希「なら海未ちゃんは好きな人に告白するのに『あの人に告白してきます』って周りの人に言う?」

海未「・・・・・・言いませんね。」

261: 2015/06/23(火) 23:46:25.07 ID:5FKxGQEO.net
希「さすがにもうわかったやろ?答えは?」

海未「ことりと二人きりになろうとしている穂乃果の邪魔を私がしていたと?」

・・・

海未「私はなんてことをっ!」

絵里「海未あなたがいったのよ?人の恋路を邪魔したら蹴られますよって?あなたこのままだと蹴られるわよ?」

海未「穂乃果すみません!!愚かな私を許してくださーい!」

希「愚かじゃなくて鈍感な?ついでに言うと本人に本当に誤ったらあかんよ?」

海未「なぜですか?!邪魔をした謝罪をちゃんとしたいのです!」

6人「ハァ~~」タメイキ

希(もう、いやや。)

262: 2015/06/24(水) 00:44:11.69 ID:Nn2lhITp.net
教室

下校していく生徒の声がちらほら響いて聞こえる放課後の教室。
無人で静まり返った教室にさす夕焼けの光がなんとロマンチックなのでしょう。
まあ、忘れ物の付き添いなんですけどね。

穂乃果「ことりちゃん。忘れ物したって言うのは嘘なんだ。」

穂乃果「昨日のデートで思ったんだ。穂乃果はことりちゃんからいろんなものをもらってばっかりだなって、」

ことり「そんなことないよ。穂乃果ちゃんはいろんなものくれてるよ。大事なものを、
穂乃果ちゃんがはじめて友達になってくれた。
穂乃果ちゃんは見たことのない世界を見せてくれる。
廃校を阻止してあきらめない勇気を教えてくれた。
私の事を大切だと思ってくれる。
今のことりがあるのは穂乃果ちゃんのおかげなんだよ。いっしょにいてくれるだけで私は幸せなの♪」

穂乃果「それでも私はことりちゃんに何かしてあげたいって思ってるんだよ。」

267: 2015/06/24(水) 23:46:20.94 ID:Nn2lhITp.net
穂乃果「私は頭よくないから、何をしたらいいか、何をあげられるのか、考えたらまたむちゃくちゃな答えになっちゃった。」

ことり「?」クビカシゲ

穂乃果「さきに謝っておくよ!もしイヤだったらごめんね!」バッ!

ダキッ!



チュッ󾬚



ことりの今の状況を確認します。

強く抱きしめられ

唇に柔らかい感覚

ゼロ距離の穂乃果ちゃんの顔

そして穂乃果ちゃんがくれるって言ったものそれは



それが示す答えは・・・





    キ  ス  ?





穂乃果ちゃんとキス

穂乃果ちゃんのキス♪

穂乃果ちゃんからキス󾬚



󾬚 󾬚 󾬚 



プシュ~~~~!󾬚


ことりの中で何かがはじけとんでしまったようです。

268: 2015/06/25(木) 00:15:39.41 ID:cR67y1TJ.net
穂乃果「ことりちゃん。そのどうだった?」///


ことり「󾬚󾬚󾬚」ポケー

穂乃果「ことりちゃん?」

ことり「󾬚󾬚󾬚」ウワノソラ

カタガシッ!

穂乃果「ことりちゃん!ことりちゃん!」

ブンブン!

ことり「󾬚󾬚󾬚」クラクラ

穂乃果「ことりちゃん!!!」

ことり「はっ!」

ことり「・・・穂乃果ちゃん?」

穂乃果「ごめん!気絶するほどイヤだった?!」

ことり「そうじゃないの。」///

ことり「さっきも言ったよ♪ことりは穂乃果ちゃん側にいられるだけで幸せなの。」

ことり「だから、その、キスされて・・・幸せでパンクしちゃったの󾬚」///

穂乃果「ふぅ~良かったぁ~」ダツリョク

穂乃果「それで・・・その、どうだった?」///

269: 2015/06/25(木) 01:44:18.99 ID:cR67y1TJ.net
ことり「どうだったって・・・」

穂乃果ちゃんがことりのファーストキスを奪って・・・
ことりが穂乃果ちゃんのファーストキスを奪って・・・



・・・



最っ高ぉーーーーだよぉーー󾬚


こんな幸せあっていいの?!

しかも「不意打ちからのキス󾬚

きゃ~~~~~󾬚

穂乃果ちゃん、ことりをこんなにドキドキさせてどうするの?󾬚

これじゃあ、ことりドキドキしすぎて眠れないよぉ~󾬚」

穂乃果「そっそこまで喜んでもらえるとは思わなかったよ。」ビックリ

ことり「あれぇ?もしかして途中から・・・声でてた?」

穂乃果「バッチリ󾬚」


ことりの羞恥心→プシュ~


ことり「//////」プシュ~

穂乃果「でもそこまで喜んでもらえるなら勇気だしたかいがあったよ。」/// テレテレ

273: 2015/06/25(木) 22:21:15.03 ID:cR67y1TJ.net
穂乃果ちゃんがこんなこと考えてたなんて思わなかったなぁ。ことりは自分のしたいことしてただけだから感謝なんてしなくてもいいのに・・・

ことりは穂乃果ちゃんの側にいられるだけで幸せ、このことに嘘・偽りはない。



でも


こんなことされたら


ことり欲張りさんになっちゃうよ󾬚


ことり「穂乃果ちゃん。私のためになにかしてくれるんだよね?」

穂乃果「うん!」

ことり「じゃあ♪ことりのお願い聞いてくれる?」

穂乃果「もちろん!」


ことり「なら」

ことり「ことりからキスしてもいいですかぁ?」ウルウル


穂乃果「えっ?!」///

穂乃果「ドッ・・ドウゾ!」///カチコチ

穂乃果ちゃん固まっちゃった。

自分からキスしてきたのに、されるとわかったら緊張しちゃうんだね♪

274: 2015/06/25(木) 23:16:26.14 ID:cR67y1TJ.net
ことり「穂乃果ちゃんそんなに固まっちゃったらキスできないよぉ~?リラックスリラックス♪」

穂乃果「うん。」

すー はー

穂乃果「よしっ!こいっ!」

なにか違うよ?穂乃果ちゃん・・



ことり「じゃあ、キスするよ」///

穂乃果「・・・うん。」///

ドキドキ

緊張する間もなかったさっきと違い、穂乃果ちゃんに近づく1秒間が長く感じます。

フー

近づくにつれて感じる穂乃果ちゃんの吐息

フー

ことりの吐息を穂乃果ちゃんは感じているのかな?

ドキドキ

顔の高揚を感じる。穂乃果ちゃんの顔も赤い。

ドキドキ

もう1センチもない距離。穂乃果ちゃんは静かに目を閉じた。

ドキドキドキドキ

心臓の鼓動は速い。自分の心音が内側から聞こえてくるよ。
もしかしたら心音が外に漏れているじゃないかと思ってしまう。

275: 2015/06/26(金) 00:09:07.78 ID:GeyJfakC.net
唇が近づいて、吸い寄せられるように重なりあう。



チュッ󾬚



穂乃果「ん󾬚」
ことり「ん󾬚」




互いの唇の隙間から甘い吐息を感じながら、唇と唇で体温を感じている。

キスをした時間はどれくらいだったかな?


1分あるいは一瞬の刹那、ことりにはわかりませんでした。


重なりあった感覚はゆっくりと離れました。


穂乃果「//////」メソラシ

ことり「//////」メソラシ


穂乃果(どうしよー!ことりちゃんを直視できない!)///

ことり(どうしよう!穂乃果ちゃんを直視できないよぉ~!)///


どうやら私たちのキスは今のが本番だったようです󾬚

276: 2015/06/26(金) 00:59:48.48 ID:GeyJfakC.net
ことほの「///」モジモジ

どうしよう?いざお願いしてキスしてみたけど1回目と違う空気にぃ~~。



ガタッ!!



ことほの「!!」ビクッ!



ウミ~シッカリシテ~!



ことほの(海未ちゃん?!)

282: 2015/06/26(金) 22:47:01.31 ID:GeyJfakC.net
遡ること数分前

6人「えぇーーー!」

真姫「海未をあれだけ叱っといてあなたが邪魔するつもり?」

にこ「しかも昨日の今日で、」

希「邪魔ちゃうよ?優しく見守るんや。それに今日はいいものがみれるハズや♪」


移動

絵里「だめよ。二人に悪いわ。」スタスタ

希「だったらえりち帰ったらええやん。ついて来るってことは気になるんやろ?」ニヤニヤ

絵里「・・・」コクリ

花陽「私は気になります!」

凛「かよちんが行くなら凛もいくよ!」

にこ「凛がブレない。」

希「にこっちもいくんやね。」

にこ「部長としての監視義務よ!」

真姫「結局気になるんじゃない。」

希「真姫ちゃんもね。」

真姫「わっ私はただこっちに用があるだけよっ。」///

希「ふ~ん♪」ニヤニヤ

284: 2015/06/26(金) 23:25:30.48 ID:GeyJfakC.net
海未「あのー」

希「なんや海未ちゃん?」

海未「なぜ私は引っ張られているのですか?」キョーセイレンコー

海未「私は決めたのです!穂乃果とことりの邪魔をしないと!私が行ったら、二人の迷惑になるかもしれません!少し寂しいですが遠くから見守ると決めたのです!」

希「ならちょうどええやん。これから見守りにいくんやから。」キョーセイレンコー

海未「それは屁理屈です!」

希「あんな海未ちゃん。海未ちゃんは鈍感すぎなんよ。だから恋愛について学ぶべきなんや。」

海未「はぁ・・・?」

希「ちょうど一番近くに絶賛恋愛中の二人がおるんやから勉強しとき、」

海未「もう。わかりました。そのかわり二人の邪魔は許しませんよ?」

希「もちろん!」(まぁそんな余裕あるわけないけどね?)

285: 2015/06/27(土) 00:34:31.01 ID:a10QfFcr.net
教室

真姫「いたわ。」ドアカラノゾク



穂乃果『昨日のデートで思ったんだ。穂乃果はことりちゃんからいろんなものをもらってばっかりだなって、』



にこ「ふ~ん。穂乃果にしてはロマンチックな演出じゃない?夕方の教室なんて、」ドアカラノゾク

海未「穂乃果の部屋には少女漫画があります。おそらくそこから得た知識でしょう。」ドアカラノゾク



ことり『いっしょにいてくれるだけで私は幸せなの♪』



絵里「なんだか私たちが場違いなくらいシリアスじゃない?」ドアカラノゾク

花陽「ことりちゃんピュアですぅ。それでこそアイドルです!」ドアカラノゾク

希「ええ雰囲気や♪」ドアカラノゾク

凛「これ終わったらラーメン食べに行こう!」

6人(凛[ちゃん]がブレない!)

286: 2015/06/27(土) 01:08:11.51 ID:a10QfFcr.net
穂乃果『私は頭よくないから、

絵里「ここからどうなるの?」

希「まあ、見とき~」

な答えになっちゃった。』


海未「このような場面は小説で読みましたが・・・」

希「くるっ!」


穂乃果『さきに謝っておくよ!もしイヤだったらごめんね!』


チュッ󾬚


希を除く6人「!!!」///


花陽「キッ・・・キスしましたぁ!」///

凛「にゃぁ~~~」///

希(あっ!凛ちゃんがブレた。)

希「やるやん!穂乃果ちゃん!」ニヤニヤ

絵里「ハ・・・ハラショー」///

真姫「//////」カオマッカ

にこ「にこが本気をだしたらあれく・・・らい・・なん・・・て」////// ← 恥ずかしくなった

292: 2015/06/27(土) 23:50:58.87 ID:a10QfFcr.net
??? 今、穂乃果とことりキスしましたか?
そんなはずないですよね?私の幼なじみがそんな破廉恥なことするはずないですよね?

今のは・・・幻覚です!あるいはただの見間違いです!
漫画とかでよくある「目にゴミがあ」的なものに違いありません!


穂乃果『ことりちゃん。そのどうだった?』///

ことり『󾬚󾬚󾬚』ポケー


真姫「ことり固まっちゃったわよ?」

希「みんな観察力が足りんよ。ことりちゃんの目よくみてみ?」

ジー

ことりの目「󾬚」

にこ「なにこれ!ことりの目がハートマークに見える!」

絵里「完全にメロメロね。」

海未「そうですね」ゲンジツトウヒチュウ


穂乃果『ことりちゃん!ことりちゃん!』


花陽「ことりちゃん気絶してる?!」

希「幸せのオーバーヒートやな。」

293: 2015/06/28(日) 01:03:44.54 ID:MZvQ8Kzg.net
絵里「ねぇ、そろそろ止めておかない?2人の進展は確認できたんだし・・・」


ことり『はっ!』


希「そうやね。そろそろ・・・」

にこ「まだよ!」

花陽「えっ?」

真姫「そうよ!ここまできたんだもの!最後まで・・・」

凛「凛も気になる!」

海未「・・・」

ペラッ

絵里「希?」

希「ふむ。カードによるとこれから面白くなるって」ニヤニヤ

希「ということでぞっこう~♪」


穂乃果『それで・・・その、どうだった?』///

ことり『どうだったって・・・』


海未「穂乃果がずいぶん攻めてますね。」

絵里(なんか心ここにあらずって感じ?キスのせいかしら?)

294: 2015/06/28(日) 01:31:47.24 ID:MZvQ8Kzg.net
・・・

・・・

・・・

凛「ことりちゃんまただにゃ」

希「いや、このままいくと!」


ことり『不意打ちからのキス󾬚きゃ~~~~~󾬚』カンダカイコエ


7人「!?」


ことり『穂乃果ちゃん、ことりをこんなにドキドキさせてどうするの?󾬚これじゃあ、ことりドキドキしすぎて眠れないよぉ~󾬚』


真姫「これは・・・」

海未「あきらかに本心が漏れてますね。」

ちなみに海未はオートでキスという単語を聞かなかったことにしている。


穂乃果『そっそこまで喜んでもらえるとは思わなかったよ。」ビックリ


希「まぁ、急にあんな反応されビックリするわ~。」

297: 2015/06/28(日) 10:34:17.01 ID:MZvQ8Kzg.net
ことり『//////』プシュ~


花陽「ことりちゃん可愛い~♪」

にこ「これをネタにしてPV作ろうかしら?」

真姫「たしかにあんなことりはなかなか見れなくていいわね」フフン

絵里「いや流石に気づくでしょ?」


ことり『穂乃果ちゃん。私のためになにかしてくれるんだよね?』


希「面白いもん見たしそろそろ帰ろか?」

花陽「そうだね。」


穂乃果『もちろん!』


凛「ならラーメン屋に行こう!」

スタスタ

にこ「しょーがないわね~。」

スタスタ


ことり『なら』

ことり『ことりからキスしてもいいですかぁ?』ウルウル


6人「!!」バッ

ドアノマエニモドル

298: 2015/06/28(日) 11:02:05.29 ID:MZvQ8Kzg.net
はて?なにかまた破廉恥な単語が聞こえた気がしますね?しかもことりから、そんなはずありませんね?私の幼なじみからそんな破廉恥な言葉が出てくるわけは、

【海未のいう破廉恥とはいったい?】


穂乃果『ドッ・・・ドウゾ!』カチコチ///


真姫「さ、さっきしたばかりよ!」///

希「さっきの不意打ちやったからなぁ、正面からしたいんやない?」

凛「にゃぁ~~~」///

にこ「ちょっと凛!今からのぼせてどうするの!」

絵里「しかたないわよ。だって、その・・・今からさっきのを見るんだし・・・」///

花陽「ことりちゃん積極的です!」

海未「・・・」メヲホソメテ ジー


ことり『じゃあ、キスするよ』///

穂乃果『・・・うん。』///


7人「!!!」


7人「・・・」ゴクリ

299: 2015/06/28(日) 16:56:11.35 ID:MZvQ8Kzg.net
7人「・・・」ドキドキ

真姫「ねぇ、これさっきより緊張するんだけど・・・」///

絵里「いきなりのさっきと違ってキスするってわかってるからね・・」///

うみにこりんぱな「・・・」ジー

希「2人とも静かに、今いい所なんやから。」シー

花陽(唇がゆっくり近づいて、)///

にこ(重なる!)///



チュッ󾬚


穂乃果『んっ󾬚』
ことり『んっ󾬚』



7人「!!!」ドキン!


花陽「夕陽の差し込む教室でキス。考えてみたらとてもロマンチックですぅ󾬚」

希「󾬚・・・はっ!つい見とれてしまった!」

にこ「標準後になってるわよ?・・・なによ。絵になって素敵じゃない。」///

凛「にゃぁ~~~󾬚」プシュ~///

真姫「凛ちょっと大丈夫!?もうっ!私だって倒れたいくらいの気分なのにっ!」///

絵里「私もいつかあんな素敵な恋を・・・󾬚」ポケー

300: 2015/06/28(日) 17:57:48.31 ID:MZvQ8Kzg.net
海未「・・・・・・・・・・・」

穂乃果とことり また キスしましたか?

今度は ことりから・・・

また?

今度は?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ということは・・・。

先ほど見た穂乃果からのキスは、見間違いではなかったということですか?!

キス 接吻 キス 接吻 キス

穂乃果 ことり 穂乃果 ことり

穂乃果とことりキス ことりと穂乃果接吻 穂乃果とことり接吻 ことりと穂乃果キス


海未「//////」プシュ~


海未「ハ・レ・・・ン・・チ・です・・ぅ・。」/////

バタッ!


6人「!?」

花陽「ふぇっ?!海未ちゃん!」ドアユラシ


ガタッ!!


花陽「あっ!」


絵里「海未ぃーー!しっかりして
してーーーー!」オオゴエ

希「あぁっ!えりちあかんて!そんな大声だしたら・・・。」アセアセ

301: 2015/06/28(日) 19:03:29.82 ID:MZvQ8Kzg.net
そして現在に至る


ガラッ!

穂乃果「みんないる!?」

ことり「いっいつから?」アセアセ


花陽「はわわ!バレてしまいました~。」アセアセ

希「やっ、やっほ~~穂乃果ちゃん。」カオヒキツリ

穂乃果「って!海未ちゃんどうしたの?!」

ことり「海未ちゃん大丈夫?」

海未「う~ん。穂乃果?ことり?」

ことほの「ここにいるよ!」

海未「・・・」

海未「//////」プシュ~

ガクッ

ことほの「あぁ!海未ちゃーーん!」


余談ではあるが海未はこの体験をもとに「るてしキスキしてる」の作詞に成功する。

302: 2015/06/28(日) 19:28:42.03 ID:MZvQ8Kzg.net
絵里「海未は穂乃果とことりの二回目のキスをみてこうなっちゃったの!」

ことほの「・・・」///

希(あっちゃー!言ってまった!)

にこ(しかも二回目って)

真姫(一回目も見たってバラしてるじゃない!)

花陽(どっ!どうしよう?!)

凛「今日の絵里ちゃんポンコツすぎるニャー。」

のぞにこまきぱな(凛ちゃん言っちゃった!)

海未「う~ん」ウナサレ


ことり「みんな見てたの?!」///

海未以外6人「・・・」メソラシ

ことり「うぅ///あんな所見られるなんて///ことりお嫁にいけないよぉ~」///

穂乃果「大丈夫!」

穂乃果「ことりちゃんは穂乃果がもらうから!」ドヤァ


一同「!?」

真姫「穂乃果、あなたちゃんと考えて言ってる?」

穂乃果「へっ?」


希「それって」

花陽「もしかしなくても」




ことり「プロポーズ?」///

303: 2015/06/28(日) 19:55:39.91 ID:MZvQ8Kzg.net
きゃ~~~~~󾬚

キスされた上にプロポーズまでされちゃったよ~󾬚
もうだめぇ󾬚幸せすぎて本当にパンクしちゃう󾬚


穂乃果「えっと!それは・・・その言葉のアヤというか・・・。」

穂乃果「それより!」

穂乃果「みんななんで覗いてたの!?」ツヨキ

6人「!!!」

海未「う~ん」ウナサレ


絵里「それは~・・・。」

5人「希(ちゃん)が覗こうって!」イキピッタリ

希(なすりつけられた!・・・いやウチが言い出したことやな。)カンネン

穂乃果「ふ~ん。希ちゃんかぁ~」コワイエガオ

ことり「そ~なんだぁ~♪」コワイエガオ

希「それより海未ちゃんなんとかせんと!」

穂乃果「そうだった!」

凛「あぁー!話そらしたニャー!」

ことり「穂乃果ちゃん騙されちゃダメだよ?希ちゃんはうやむやにしようとしただけだから。」


翌日希にはことほのによるお仕置きが決行される。

304: 2015/06/28(日) 22:24:58.09 ID:MZvQ8Kzg.net
絵里「その・・・こんな事になっちゃったけど・・・おめでとう。」///

ことほの「あぅ///」ボンッ!

真姫「全く赤くなっちゃって」///

凛「真姫ちゃんも赤いニャー!」

真姫「イワナイデ!」///

~ぷわぷわ~

穂乃果「ばれちゃったね󾬚ことりちゃん󾬚」

ことり「うん󾬚でもいっか󾬚」

穂乃果「ことりちゃ~ん󾬚」

ことり「穂乃果ちゃ~ん󾬚」

~ぷわぷわ~

にこ(うっ!覗いてただけにつっこめない!)

海未「ここは?」パチ

穂乃果「あっ海未ちゃん起きた!」

ことり「大丈夫?」ノゾキコム

海未「穂乃果、ことり」

キス 接吻 キス 接吻

海未「キュ~~」バタッ!

絵里「なんか可愛く倒れたわ。」

穂乃果「そんこと言ってないで運ばないと保健室に!」

海未「キス接吻キス接吻」ウーン

ことり「海未ちゃんはいいかげんなれてぇ~」

305: 2015/06/28(日) 22:49:32.08 ID:MZvQ8Kzg.net
ヨイショヨイショ

希「海未ちゃんには困ったもんやね?」

絵里「希ほどじゃないわ。」

にこ「ていうか!なんでこんな人数で人一人運ぶのよ!」

花陽「実際に気を失った人一人を運ぶのは大変なんです!」

真姫「担架でも持ってきたらいいじゃない!?」

凛「穂乃果ちゃんとことりちゃんも誘ってラーメン屋いこう!」

~ぷわぷわ~

ことり「穂乃果ちゃん♪󾬚」

穂乃果「ことりちゃん♪󾬚」

~ぷわぷわ~

絵里「2人がまたっ!」

希「もうなにも言うまい・・・」

海未「う~ん」ウナサレ

ことほの「えへへ󾬚」



ことりと穂乃果ちゃんのラブストーリーはこんなドタバタを挟みながら続いていくようです♪

穂乃果ちゃんが隣にいてくれたらことりは「いつでも」「どこでも」笑顔でいれそうです♪



えへへ♪





大好きだよ󾬚 穂乃果ちゃん󾬚






  お  し  ま  い  ♪

306: 2015/06/28(日) 22:59:43.12 ID:ebe2KXnl.net
完結乙

307: 2015/06/28(日) 23:19:30.82 ID:MZvQ8Kzg.net
おまけのつもりで書いたのにこっちが本編でしたね。別の板にしたら良かったかな?

思いついたので本当のおまけやっちゃいます!


おまけ ことほのお仕置きタイム


希「ウチはなにされるん?」

穂乃果「それはね~♪」

ことり「これだよぉ~♪」


希「これなんなん?」

穂乃果「嘘発見器だよ!」

ことり「あと真姫ちゃんに持ってきてもらった心拍数を測る機械だよ。」

穂乃果「ふふふ♪希ちゃんには恥ずかしいエピソードを暴露してもらうよ!」

希「えっ・・・」

ことり「希ちゃんにも恥ずかしい思いをしてもらいます♪」

絵里(無邪気な笑顔でエグいこと考えるわね2人とも)

308: 2015/06/28(日) 23:38:06.32 ID:MZvQ8Kzg.net
穂乃果「この嘘発見器と」

ことり「心拍数を測る機械で」

ことほの「希ちゃんの恥ずかしいエピソードを聞き出すよ!」

真姫(希相手にそんなうまくいくかしら?)


1時間後

希「穂乃果ちゃんことりちゃんもう堪忍や~!」///

ことほの「まだまだぁ~~♪」

花陽(結局くすぐりやワシワシの拷問でここまで持ってきました。)


15分後

嘘発見器「ピピピピピピピピ」

穂乃果「嘘だね!」

希(なんで嘘発見器こんな高性能なん!)

凛「あーわなりたくないニャー」

310: 2015/06/29(月) 00:09:46.21 ID:nEzB6NAI.net
10分後

ことり「希ちゃ~んそろそろ楽になろっ♪」

希「わかった!話から!勘弁して~~!(本当に嘘通じへんやん!)」ハァハァ

にこ(希が精神的にやられるとはね・・・何しでかすかわかんないわねこの2人)


5分後

希「ウチもうお嫁にいけへん。」///

ことほの「やったー♪」ハイタッチ

海未(希、あなたが蹴られましたね。)メソラシ

海未はまだ穂乃果、ことりを直視できない。

ことり「大丈夫♪きっと絵里ちゃんがもらってくれるよ♪」

絵里「えぇ!私?!」

希「えりちーー!」ウワーン

絵里「よしよし。(私も恥ずかしいエピソード聞いたんだけどねぇ。)」

希(あれ?でもよく考えたらえりちせいでこうなったような?)

もう過度には踏み込むまい。そう思う希であった。


ほんとにおしまい

313: 2015/06/29(月) 14:38:30.65 ID:0E0cFaus.net
乙乙
またことほの書いてくれ

引用: ことり「私が笑顔でいられる場所」