1: 2016/08/20(土) 19:52:53.79 ID:etuMZ6or.net
『はなよは、あいどる!りんちゃんは?』
『えーとね、りんはね…』
【昨年・オープンキャンパス】
凛(中3)「えぇー!廃部!?><」
モブ二年「ごめんね。最低でも十一人いないと、ちゃんとした試合もできないし…人数が全然足りなくて」
凛「うぅ…アニメや漫画みたいにカッコよく、廃部になった部活を復活させてくれる人いないかにゃ…」ガッカリ
花陽(中3)「えっと…気を落とさないで。凛ちゃん…サッカー以外でやりたいことってないの?」
凛「まだちょっと考えられないよ…凛はいいから、かよちんは何やりたいの?」
花陽「えっ。…わ、私は…」モジモジ
凛「んー?」
花陽「…ううん。なんでも、ない…」
凛(もー。かよちんは相変わらずだよね…凛にだって思ってることなかなか言ってくれないし、こんなんで友達できるのかにゃ?)
凛「やりたいことがあるんだったら言ってみて。別に、言ったら絶対やらなきゃいけないわけじゃないんだから」
花陽「そ、そうだよね…えっと…」
凛「なになに?」
花陽「あのね…凛ちゃんは、スクールアイドル…って、知ってる?」
凛「あー、学校の部活でアイドルグループみたいなことやってる人たちだよねー?」
花陽「うん…UTXのA-RISEみたいな…」
凛「そっか。かよちんは昔から大好きだもんね。アイドル♪」
『はなよは、あいどる!』
花陽「う、うん…だから…」
凛「じゃあ、かよちんは音ノ木坂のスクールアイドルになりたいんだ?」
花陽「わ、私!?…む、無理…」
凛「えー?><…じゃあ、かよちんは何やりたいの?」
花陽「えっと…スクールアイドルやる人がいたら、応援…したいなって…」
凛「応援?…じゃあ、チア部?」
花陽「そ、そういうことじゃなくて…」
凛「かよちんがスクールアイドルのマネージャーになるの?」
花陽「っていうか…私は、見てるだけで全然…」
凛「もー。それじゃ部活にならないよ!ただのヲタクじゃん」
『えーとね、りんはね…』
【昨年・オープンキャンパス】
凛(中3)「えぇー!廃部!?><」
モブ二年「ごめんね。最低でも十一人いないと、ちゃんとした試合もできないし…人数が全然足りなくて」
凛「うぅ…アニメや漫画みたいにカッコよく、廃部になった部活を復活させてくれる人いないかにゃ…」ガッカリ
花陽(中3)「えっと…気を落とさないで。凛ちゃん…サッカー以外でやりたいことってないの?」
凛「まだちょっと考えられないよ…凛はいいから、かよちんは何やりたいの?」
花陽「えっ。…わ、私は…」モジモジ
凛「んー?」
花陽「…ううん。なんでも、ない…」
凛(もー。かよちんは相変わらずだよね…凛にだって思ってることなかなか言ってくれないし、こんなんで友達できるのかにゃ?)
凛「やりたいことがあるんだったら言ってみて。別に、言ったら絶対やらなきゃいけないわけじゃないんだから」
花陽「そ、そうだよね…えっと…」
凛「なになに?」
花陽「あのね…凛ちゃんは、スクールアイドル…って、知ってる?」
凛「あー、学校の部活でアイドルグループみたいなことやってる人たちだよねー?」
花陽「うん…UTXのA-RISEみたいな…」
凛「そっか。かよちんは昔から大好きだもんね。アイドル♪」
『はなよは、あいどる!』
花陽「う、うん…だから…」
凛「じゃあ、かよちんは音ノ木坂のスクールアイドルになりたいんだ?」
花陽「わ、私!?…む、無理…」
凛「えー?><…じゃあ、かよちんは何やりたいの?」
花陽「えっと…スクールアイドルやる人がいたら、応援…したいなって…」
凛「応援?…じゃあ、チア部?」
花陽「そ、そういうことじゃなくて…」
凛「かよちんがスクールアイドルのマネージャーになるの?」
花陽「っていうか…私は、見てるだけで全然…」
凛「もー。それじゃ部活にならないよ!ただのヲタクじゃん」
2: 2016/08/20(土) 19:55:25.23 ID:etuMZ6or.net
花陽「お、ヲタク…」
凛「そーだよ。かよちん、本当はアイドルになりたいんでしょ?」
花陽「そ、そんなこと…だって、私には…無理だし…」
凛(かよちん、歌も上手だし、運動はダメだけどアイドルのダンスなら結構できるのに。この性格だけ直せたら…)
花陽「凛ちゃんが…」
凛「え?」
花陽「スクールアイドル…凛ちゃんも一緒に、やってくれる…?」
凛「えっ。…いや、凛はそういうのはちょっと…あんまり興味ないし」
花陽「そ、そうだよね…」シュン
凛(ここで凛がお付き合いして一緒にやってあげて、ベッタリつきっきりで面倒みてあげてたら、いつまで経ってもかよちんは変われないよ)
凛(かよちんの弱気な性格を変える、いい方法ないかにゃ…)
花陽「…」ジーッ
凛「かよちん?」
花陽「あの人…このアイドルにちょっと似てない?」
凛「え?…あー、確かにちょっと似てるかもにゃ」
花陽「可愛いよねぇ…えへへへ」
凛「あ…そーだっ!」
「…?」
花陽「り、凛ちゃん…急に大きな声出さないでよぉ…」
凛「お付き合いだよ。かよちん♪」
花陽「え?…何の話…?」
凛「彼女ができれば、かよちんも積極的になれると思うんだよねー」
花陽「はあ。カノジョ…」
花陽「え…えええぇぇぇえ!?」
「!?」ビクッ
凛「ほらほら、そうと決まれば早速アタックだよ♪」
花陽「き、決まればって…急にそんなこと…相手もいないのに…」
凛「いるじゃん。…かよちんが可愛いって言ってた女の子♪」
花陽「あ、あの人?…だって、先輩だよ?…音ノ木坂の制服だし…」
凛「大丈夫にゃ!」ピョーン
凛「そーだよ。かよちん、本当はアイドルになりたいんでしょ?」
花陽「そ、そんなこと…だって、私には…無理だし…」
凛(かよちん、歌も上手だし、運動はダメだけどアイドルのダンスなら結構できるのに。この性格だけ直せたら…)
花陽「凛ちゃんが…」
凛「え?」
花陽「スクールアイドル…凛ちゃんも一緒に、やってくれる…?」
凛「えっ。…いや、凛はそういうのはちょっと…あんまり興味ないし」
花陽「そ、そうだよね…」シュン
凛(ここで凛がお付き合いして一緒にやってあげて、ベッタリつきっきりで面倒みてあげてたら、いつまで経ってもかよちんは変われないよ)
凛(かよちんの弱気な性格を変える、いい方法ないかにゃ…)
花陽「…」ジーッ
凛「かよちん?」
花陽「あの人…このアイドルにちょっと似てない?」
凛「え?…あー、確かにちょっと似てるかもにゃ」
花陽「可愛いよねぇ…えへへへ」
凛「あ…そーだっ!」
「…?」
花陽「り、凛ちゃん…急に大きな声出さないでよぉ…」
凛「お付き合いだよ。かよちん♪」
花陽「え?…何の話…?」
凛「彼女ができれば、かよちんも積極的になれると思うんだよねー」
花陽「はあ。カノジョ…」
花陽「え…えええぇぇぇえ!?」
「!?」ビクッ
凛「ほらほら、そうと決まれば早速アタックだよ♪」
花陽「き、決まればって…急にそんなこと…相手もいないのに…」
凛「いるじゃん。…かよちんが可愛いって言ってた女の子♪」
花陽「あ、あの人?…だって、先輩だよ?…音ノ木坂の制服だし…」
凛「大丈夫にゃ!」ピョーン
3: 2016/08/20(土) 19:57:32.71 ID:etuMZ6or.net
花陽「えっ」
凛「不安だったら、いきなり告白じゃなくて、まずは相手に恋人がいるかどうか訊いてみればいいんだよ」
花陽「いるんじゃないかなぁ…あのひと可愛いし、先輩だし、アイドルとかじゃないもん…」
凛「もし恋人がいるなら告白しなくてもいいでしょ?…ただ質問するだけだったら簡単だよ♪」
花陽「そ、それは…そうかもしれないけど…」
凛「人と話すことを怖がってたら、アイドルになんてなれないよ。頑張ろっ、かよちん♪」
花陽「う、うん。ありがと…凛ちゃん」
凛「恋人か好きな人いますかって訊くんだよー」ヒソヒソ
花陽「…」プルプル
花陽「あ、あ、あっあの…こ、こんにちは…」
フミコ(一年)「(あ、中学生だ…)こんにちは。ようこそ音ノ木坂へ♪」
花陽「は、はい…ありがとう、ございます…」
フミコ「何か気になることがあったら、なんでも訊いてね♪」
花陽「なんでも…じゃ、じゃあ…えっと…」
フミコ「なーに?」ニコッ
花陽「先輩は…こ、恋人か…か、か、彼女か…付き合ってる人っていますかっ!?」
凛(かよちん…それじゃ全部同じだよ…)
フミコ「え、えーと?(なんでいきなりそんな質問?)」
花陽(…い、言っちゃった…///)ドキドキ
フミコ(おとなしくて真面目そうな中学生だし、ちゃんと答えてあげたほうがいいかなぁ…)
フミコ「彼女ってわけじゃないけど…いるよ。ずっと気になってる女の子…」
花陽「そ、そうですか…」
フミコ「うん。いつも元気で、放っておけない感じっていうか…ちょっと不真面目なところもあるけど、素直でいい子なんだ♪」
凛(いい子って以外は、かよちんとは全然違うタイプかにゃ…)
花陽「あ、あの…頑張ってください…」
フミコ「ありがと。えへへ…ちょっと照れちゃうね///」
花陽(かわいい…けど、好きな人いるんだ…)
フミコ「いろいろ見てってね。みんな新入生は大歓迎だから♪」
凛(…行っちゃったにゃ)
花陽「うぅ…」ガクッ
凛「不安だったら、いきなり告白じゃなくて、まずは相手に恋人がいるかどうか訊いてみればいいんだよ」
花陽「いるんじゃないかなぁ…あのひと可愛いし、先輩だし、アイドルとかじゃないもん…」
凛「もし恋人がいるなら告白しなくてもいいでしょ?…ただ質問するだけだったら簡単だよ♪」
花陽「そ、それは…そうかもしれないけど…」
凛「人と話すことを怖がってたら、アイドルになんてなれないよ。頑張ろっ、かよちん♪」
花陽「う、うん。ありがと…凛ちゃん」
凛「恋人か好きな人いますかって訊くんだよー」ヒソヒソ
花陽「…」プルプル
花陽「あ、あ、あっあの…こ、こんにちは…」
フミコ(一年)「(あ、中学生だ…)こんにちは。ようこそ音ノ木坂へ♪」
花陽「は、はい…ありがとう、ございます…」
フミコ「何か気になることがあったら、なんでも訊いてね♪」
花陽「なんでも…じゃ、じゃあ…えっと…」
フミコ「なーに?」ニコッ
花陽「先輩は…こ、恋人か…か、か、彼女か…付き合ってる人っていますかっ!?」
凛(かよちん…それじゃ全部同じだよ…)
フミコ「え、えーと?(なんでいきなりそんな質問?)」
花陽(…い、言っちゃった…///)ドキドキ
フミコ(おとなしくて真面目そうな中学生だし、ちゃんと答えてあげたほうがいいかなぁ…)
フミコ「彼女ってわけじゃないけど…いるよ。ずっと気になってる女の子…」
花陽「そ、そうですか…」
フミコ「うん。いつも元気で、放っておけない感じっていうか…ちょっと不真面目なところもあるけど、素直でいい子なんだ♪」
凛(いい子って以外は、かよちんとは全然違うタイプかにゃ…)
花陽「あ、あの…頑張ってください…」
フミコ「ありがと。えへへ…ちょっと照れちゃうね///」
花陽(かわいい…けど、好きな人いるんだ…)
フミコ「いろいろ見てってね。みんな新入生は大歓迎だから♪」
凛(…行っちゃったにゃ)
花陽「うぅ…」ガクッ
5: 2016/08/20(土) 19:59:50.98 ID:etuMZ6or.net
凛「ま、まあ…かよちんはよく頑張ったにゃ。えらいえらい」ナデナデ
花陽「凛ちゃぁん…」シクシク
凛(相手の恋路も応援してあげるなんて…やっぱり、かよちんだってやればできるんだよね♪)
凛「よーし。もっと可愛い子を見つけて、今度こそ彼女をつくるにゃ♪」
花陽「えぇ!?…ま、まだやるのぉ?」
凛「だって、今のうちに彼女ができれば高校生活が確実に楽しくなるでしょ?」
花陽「だからって、そんな急に…彼女なんて…無理だよぉ」
凛「夏休みに入る前に捕まえておかないと、可愛い子はすぐ誰かに取られちゃうよー?」
花陽「そ、それは…そうかも…」
花陽(アイドルみたいに可愛い女の子…もしかしたら、ホントにアイドルになるかもしれない子…そんな女の子が、私の…か、彼女になってくれたら…)
花陽「…///」ドキドキ
エーッ! ヤダモー アハハハ! キャッキャ
花陽(あ…さっきの先輩。誰かと楽しそうに話してる…)
凛「ほら、あの人とかいいんじゃない? 一番背が高い…」
花陽「えぇ!?…でも、あの人女の子にモテそうだよ…もしかしたら、さっきの先輩の好きな人かも…」
凛「あ、そっか。その可能性もあるんだにゃ…じゃあ、その隣の小っちゃい子は?」
「そしたら穂乃果がさー」
花陽「うん…可愛いかも。声とか、アイドルみたいで…」
凛「よし。じゃあ早速あの子に…」
花陽「ま、待って。三人一緒のときは、やめようよ…」
凛「いつ一人になるかなんてわからないよー?」
花陽「でも…待つことも必要だよ。焦って失敗しちゃうより…」
凛「まあ、一理あるにゃ…」
ヒデコ(一年)「じゃあ穂乃果呼んできなよ。先に戻ってるから」
フミコ「え、私一人で行くの?」
「がんばれー♪」
凛「あ、三人別々に行動するみたい。今だよ、かよちん!」
花陽「う、うん…よーし」
ミカ(一年)「…ん?」
花陽「あ、あのっ…こんにちは…」
花陽「凛ちゃぁん…」シクシク
凛(相手の恋路も応援してあげるなんて…やっぱり、かよちんだってやればできるんだよね♪)
凛「よーし。もっと可愛い子を見つけて、今度こそ彼女をつくるにゃ♪」
花陽「えぇ!?…ま、まだやるのぉ?」
凛「だって、今のうちに彼女ができれば高校生活が確実に楽しくなるでしょ?」
花陽「だからって、そんな急に…彼女なんて…無理だよぉ」
凛「夏休みに入る前に捕まえておかないと、可愛い子はすぐ誰かに取られちゃうよー?」
花陽「そ、それは…そうかも…」
花陽(アイドルみたいに可愛い女の子…もしかしたら、ホントにアイドルになるかもしれない子…そんな女の子が、私の…か、彼女になってくれたら…)
花陽「…///」ドキドキ
エーッ! ヤダモー アハハハ! キャッキャ
花陽(あ…さっきの先輩。誰かと楽しそうに話してる…)
凛「ほら、あの人とかいいんじゃない? 一番背が高い…」
花陽「えぇ!?…でも、あの人女の子にモテそうだよ…もしかしたら、さっきの先輩の好きな人かも…」
凛「あ、そっか。その可能性もあるんだにゃ…じゃあ、その隣の小っちゃい子は?」
「そしたら穂乃果がさー」
花陽「うん…可愛いかも。声とか、アイドルみたいで…」
凛「よし。じゃあ早速あの子に…」
花陽「ま、待って。三人一緒のときは、やめようよ…」
凛「いつ一人になるかなんてわからないよー?」
花陽「でも…待つことも必要だよ。焦って失敗しちゃうより…」
凛「まあ、一理あるにゃ…」
ヒデコ(一年)「じゃあ穂乃果呼んできなよ。先に戻ってるから」
フミコ「え、私一人で行くの?」
「がんばれー♪」
凛「あ、三人別々に行動するみたい。今だよ、かよちん!」
花陽「う、うん…よーし」
ミカ(一年)「…ん?」
花陽「あ、あのっ…こんにちは…」
10: 2016/08/20(土) 20:06:53.37 ID:etuMZ6or.net
ミカ「こんにちは。(中学生か)…どう? 音ノ木坂、気に入ってくれた?」
花陽「あ、はい。素敵な学校だと思います…広くて、きれいで…」
ミカ「そうだよね。都会の真ん中でこんな広い土地、何したら手に入るんだろ…」
花陽「さ、さあ…?」
凛(おしゃべり好きな先輩だにゃ…放っといたらいつまでも喋ってそう)
ミカ「まあ、せっかく広いのに過っ疎過疎なのがちょっと勿体ないけどね」
花陽「そうですね…あ、あのー。先輩は…か、か、か…」
ミカ「蚊?」
花陽「か…神を信じますか!?」
凛(かよちん…なに言ってるにゃ。せっかく気軽に話してくれそうなのに)
ミカ「私はカミじゃなくてミカだよ。君も今日からミカを信じたまえ」ドヤァ
花陽「えっ。…はあ。ミカ…先輩?」
ミカ「あ、あれっ…ひょっとしてスベった?」シクシク
花陽「い、いえ…ふふっ」
凛(ちょっと寒くないかにゃ…でも、いい感じ♪)
花陽「ミカ先輩…その、恋人っ…とか、す、好きな人…いるんですか?」
ミカ「よくぞ訊いてくれました…ミカを信じる子羊たち、みんなが恋人さっ★」テヘペロ
花陽「ひつじ?…えーと、つまり…いない?」
ミカ「いないよ…彼女いない歴15年、国内FA有」クスン
花陽「じゃ、じゃあ…もしよかったら、私と…つ、つ、つき…」
ミカ「つき…?」
花陽「つ、つき…突き指を治しに行きませんか!?」
凛(ダメだぁ…)ガクッ
ミカ「えーと…保健室へ行きたいの? じゃあ一緒に行こっか」
凛(おおっ…いきなり二人きりで保健室!?)ドキドキ
凛(…いや、先生とかいるよね…常識的に考えて)
【保健室】
ガララ
ミカ「先生ー。…あれ、いないや…どこ行っちゃったのかな?」
凛「!」
花陽「あ、はい。素敵な学校だと思います…広くて、きれいで…」
ミカ「そうだよね。都会の真ん中でこんな広い土地、何したら手に入るんだろ…」
花陽「さ、さあ…?」
凛(おしゃべり好きな先輩だにゃ…放っといたらいつまでも喋ってそう)
ミカ「まあ、せっかく広いのに過っ疎過疎なのがちょっと勿体ないけどね」
花陽「そうですね…あ、あのー。先輩は…か、か、か…」
ミカ「蚊?」
花陽「か…神を信じますか!?」
凛(かよちん…なに言ってるにゃ。せっかく気軽に話してくれそうなのに)
ミカ「私はカミじゃなくてミカだよ。君も今日からミカを信じたまえ」ドヤァ
花陽「えっ。…はあ。ミカ…先輩?」
ミカ「あ、あれっ…ひょっとしてスベった?」シクシク
花陽「い、いえ…ふふっ」
凛(ちょっと寒くないかにゃ…でも、いい感じ♪)
花陽「ミカ先輩…その、恋人っ…とか、す、好きな人…いるんですか?」
ミカ「よくぞ訊いてくれました…ミカを信じる子羊たち、みんなが恋人さっ★」テヘペロ
花陽「ひつじ?…えーと、つまり…いない?」
ミカ「いないよ…彼女いない歴15年、国内FA有」クスン
花陽「じゃ、じゃあ…もしよかったら、私と…つ、つ、つき…」
ミカ「つき…?」
花陽「つ、つき…突き指を治しに行きませんか!?」
凛(ダメだぁ…)ガクッ
ミカ「えーと…保健室へ行きたいの? じゃあ一緒に行こっか」
凛(おおっ…いきなり二人きりで保健室!?)ドキドキ
凛(…いや、先生とかいるよね…常識的に考えて)
【保健室】
ガララ
ミカ「先生ー。…あれ、いないや…どこ行っちゃったのかな?」
凛「!」
12: 2016/08/20(土) 20:10:16.04 ID:etuMZ6or.net
花陽「あ、あの…ごめんなさい。違うんです…」
ミカ「え?…突き指じゃなかったの?」
花陽「は、はい。…すみません」
ミカ「いいよ。先生やお医者さんじゃないんだから、間違えることだってあるよ。気にしないで♪」
花陽(ミカ先輩…可愛くて優しい子だなぁ。…よ、よーし)
花陽「ミカ先輩。お願いがあるんですけど…聞いてくれますか?」
ミカ「うん。いいよ。なんでも言って♪」
花陽「じゃあ、私の…か、彼女に…なってくださいっ!」
ミカ「」ポカーン
凛(…だ、ダメかにゃ?)
花陽「…?」ドキドキ
ミカ「…キミ、名前は?」
花陽「えっ。…あ、はい。小泉、花陽…です」
ミカ「小泉…はなよさん?」
花陽「はい。花陽は、花火の花に、太陽の陽で…」
ミカ「ふーん…」
花陽「え、えーと…?…それで」
ミカ「…いいよ」
りんぱな「えっ」
ミカ「私でよかったら…花陽さんの彼女にしてください///」
凛(…や)
花陽(やったぁー♪)
ミカ「えへへ…よろしくね。花陽さん♪」ギュ
花陽「こ、こちらこそ…よろしくお願いします///」
凛(かよちんに高校生の彼女ができるなんて…見た目は小っちゃくてあんまり年上っぽくないけど)
『りんちゃんは?』
『えーとね、りんはね…』
凛(…でも、これで…きっと、かよちんも少しは自信がつくはずにゃ)
ミカ「中学生に口説かれるなんて…オトナの女の魅力ってやつかなぁー♪」ドヤァ
ヒデコ「むしろ小っちゃくて子供っぽいから気軽に声かけやすいんじゃ…」ボソ
フミコ「しーっ。…本人が喜んでるんだから、そんなこと言わないであげて」ヒソヒソ
ミカ「え?…突き指じゃなかったの?」
花陽「は、はい。…すみません」
ミカ「いいよ。先生やお医者さんじゃないんだから、間違えることだってあるよ。気にしないで♪」
花陽(ミカ先輩…可愛くて優しい子だなぁ。…よ、よーし)
花陽「ミカ先輩。お願いがあるんですけど…聞いてくれますか?」
ミカ「うん。いいよ。なんでも言って♪」
花陽「じゃあ、私の…か、彼女に…なってくださいっ!」
ミカ「」ポカーン
凛(…だ、ダメかにゃ?)
花陽「…?」ドキドキ
ミカ「…キミ、名前は?」
花陽「えっ。…あ、はい。小泉、花陽…です」
ミカ「小泉…はなよさん?」
花陽「はい。花陽は、花火の花に、太陽の陽で…」
ミカ「ふーん…」
花陽「え、えーと…?…それで」
ミカ「…いいよ」
りんぱな「えっ」
ミカ「私でよかったら…花陽さんの彼女にしてください///」
凛(…や)
花陽(やったぁー♪)
ミカ「えへへ…よろしくね。花陽さん♪」ギュ
花陽「こ、こちらこそ…よろしくお願いします///」
凛(かよちんに高校生の彼女ができるなんて…見た目は小っちゃくてあんまり年上っぽくないけど)
『りんちゃんは?』
『えーとね、りんはね…』
凛(…でも、これで…きっと、かよちんも少しは自信がつくはずにゃ)
ミカ「中学生に口説かれるなんて…オトナの女の魅力ってやつかなぁー♪」ドヤァ
ヒデコ「むしろ小っちゃくて子供っぽいから気軽に声かけやすいんじゃ…」ボソ
フミコ「しーっ。…本人が喜んでるんだから、そんなこと言わないであげて」ヒソヒソ
13: 2016/08/20(土) 20:12:10.25 ID:etuMZ6or.net
ミカ「えへへ。今年の夏は私もリア充デビューだ♪」
花陽(音ノ木坂にはアルパカさんがいたり、中庭の大きな木や花壇とか…お気に入りの場所もできたから、夏休みに遊びに行くことにしたの)
花陽(…もちろん、ミカ先輩にも会えるし。えへへ///)
【夏休み・中庭】
花陽「水がー♪なくちゃたーいへん」
サァァァ…
花陽(…これくらいでいいかなぁ?)
ブーン…
ミカ「あ、花陽ちゃんがいる。花陽ちゃーん♪」タタッ
花陽「あっ…今来ないほうが…!」
ミカ「え?…わぁ!?」ブーン
ミカ「わ、私…氏ぬの…?」ガクブル
花陽「こっち!」ギュ
ミカ「…は、花陽ちゃん…」ドキドキ
花陽「ここなら大丈夫…あのハチさん、大きいけどそんなに攻撃的じゃないから…お花がないところには来ないよ」
ミカ「そっかぁ…助かった…」ホッ
花陽「あ…ご、ごめんなさい///」パッ
ミカ「ううん。…ありがと」
ミカ(守ってくれた…花陽ちゃんって素敵かも///)
【アルパカ小屋】
アルパカ「フガッ」
ミカ「ひぃ!?」ビクッ
花陽「大丈夫ですよ。…よしよし」ナデナデ
アルパカ「メ゙ェェ♪」
花陽「こうやって…なでてあげるといいですよ♪」
ミカ「う、うん(…何だろう、この包容力…)」
【再び中庭】
ミカ「す、すごいおにぎり…」
花陽「ミカ先輩も食べませんか?」
ミカ「うん…あのさ」
花陽(音ノ木坂にはアルパカさんがいたり、中庭の大きな木や花壇とか…お気に入りの場所もできたから、夏休みに遊びに行くことにしたの)
花陽(…もちろん、ミカ先輩にも会えるし。えへへ///)
【夏休み・中庭】
花陽「水がー♪なくちゃたーいへん」
サァァァ…
花陽(…これくらいでいいかなぁ?)
ブーン…
ミカ「あ、花陽ちゃんがいる。花陽ちゃーん♪」タタッ
花陽「あっ…今来ないほうが…!」
ミカ「え?…わぁ!?」ブーン
ミカ「わ、私…氏ぬの…?」ガクブル
花陽「こっち!」ギュ
ミカ「…は、花陽ちゃん…」ドキドキ
花陽「ここなら大丈夫…あのハチさん、大きいけどそんなに攻撃的じゃないから…お花がないところには来ないよ」
ミカ「そっかぁ…助かった…」ホッ
花陽「あ…ご、ごめんなさい///」パッ
ミカ「ううん。…ありがと」
ミカ(守ってくれた…花陽ちゃんって素敵かも///)
【アルパカ小屋】
アルパカ「フガッ」
ミカ「ひぃ!?」ビクッ
花陽「大丈夫ですよ。…よしよし」ナデナデ
アルパカ「メ゙ェェ♪」
花陽「こうやって…なでてあげるといいですよ♪」
ミカ「う、うん(…何だろう、この包容力…)」
【再び中庭】
ミカ「す、すごいおにぎり…」
花陽「ミカ先輩も食べませんか?」
ミカ「うん…あのさ」
14: 2016/08/20(土) 20:17:58.46 ID:etuMZ6or.net
花陽「はい?」
ミカ「先輩じゃなくて…ミカって呼んでくれないかな?…彼女、なんだし」
花陽「え。…は、はい」
ミカ「できたら敬語も無しで…はい、言ってみて♪」
花陽「う、うん。じゃあ…ミカ、も…食べる?」
ミカぱな「…///」
凛(…でも、音ノ木坂はデートスポットってわけじゃないし…凛も時々かよちんと一緒に来てたんだ)
凛「かよちん。帰るにゃー」
花陽「うん」
ミカ「ちょっと待ってよ。普通は彼女優先でしょ?」
花陽「えっ。…あ、でも」
凛「なんでミカ先輩が、かよちんと凛の会話に入ってくるの?」
花陽「り、凛ちゃん…」
ミカ「あなたは今までいつも一緒だったんだから、ちょっとは遠慮してよ。私は学校も違うし夏休みの間しか会えないんだよ?」
凛「かよちんと凛は家も近所だから自然に一緒になるんです。ミカ先輩は方向違うじゃないですか」
ミカ「だから、あなたはそんなに恵まれてるんだから少しは私に譲ってくれてもいいでしょ。花陽ちゃんの彼女は私なんだから!」
花陽「あ、あの…ケンカしないで…」オロオロ
花陽(そんなことが度々あって…)
ミカ「あーあ。もう夏休みも終わっちゃうね…」
花陽「うん…そうだね」
ミカ「…なんで」
花陽「え?」
ミカ「二人の時間、めちゃくちゃ少ないじゃん!なんで!?」
花陽「そ、それは…」
ミカ「私、花陽ちゃんと…もっともっと一緒に居たいから、夏休みなのに学校来てたんだよ。…なのに」
ミカ「花陽ちゃんは星空さんと来て、星空さんと帰って…いつもいつも。…私、バカみたいじゃん!」
花陽「み、ミカ…でも凛ちゃんは」
ミカ「もういいよ!…私、花陽ちゃんの彼女やめる!」ダッ
花陽「え!?…そ、そんな…ミカー!」
ミカ(結局、そのまま別れちゃった…私のほうが年上なのに、大人げなかったなって…ちょっと後悔してる)
凛「ごめんにゃ…凛のせい、だよね…」
ミカ「先輩じゃなくて…ミカって呼んでくれないかな?…彼女、なんだし」
花陽「え。…は、はい」
ミカ「できたら敬語も無しで…はい、言ってみて♪」
花陽「う、うん。じゃあ…ミカ、も…食べる?」
ミカぱな「…///」
凛(…でも、音ノ木坂はデートスポットってわけじゃないし…凛も時々かよちんと一緒に来てたんだ)
凛「かよちん。帰るにゃー」
花陽「うん」
ミカ「ちょっと待ってよ。普通は彼女優先でしょ?」
花陽「えっ。…あ、でも」
凛「なんでミカ先輩が、かよちんと凛の会話に入ってくるの?」
花陽「り、凛ちゃん…」
ミカ「あなたは今までいつも一緒だったんだから、ちょっとは遠慮してよ。私は学校も違うし夏休みの間しか会えないんだよ?」
凛「かよちんと凛は家も近所だから自然に一緒になるんです。ミカ先輩は方向違うじゃないですか」
ミカ「だから、あなたはそんなに恵まれてるんだから少しは私に譲ってくれてもいいでしょ。花陽ちゃんの彼女は私なんだから!」
花陽「あ、あの…ケンカしないで…」オロオロ
花陽(そんなことが度々あって…)
ミカ「あーあ。もう夏休みも終わっちゃうね…」
花陽「うん…そうだね」
ミカ「…なんで」
花陽「え?」
ミカ「二人の時間、めちゃくちゃ少ないじゃん!なんで!?」
花陽「そ、それは…」
ミカ「私、花陽ちゃんと…もっともっと一緒に居たいから、夏休みなのに学校来てたんだよ。…なのに」
ミカ「花陽ちゃんは星空さんと来て、星空さんと帰って…いつもいつも。…私、バカみたいじゃん!」
花陽「み、ミカ…でも凛ちゃんは」
ミカ「もういいよ!…私、花陽ちゃんの彼女やめる!」ダッ
花陽「え!?…そ、そんな…ミカー!」
ミカ(結局、そのまま別れちゃった…私のほうが年上なのに、大人げなかったなって…ちょっと後悔してる)
凛「ごめんにゃ…凛のせい、だよね…」
15: 2016/08/20(土) 20:20:09.82 ID:etuMZ6or.net
花陽「ううん。ミカも凛ちゃんも悪くないよ…私が優柔不断で、ハッキリしないから…」
凛(…かよちんの消極的な性格を直して、凛が助けてあげる!なんて…でも本当は、ずっと…かよちんが友達や彼女つくるの、凛が邪魔してたのかもしれないにゃ)
『りんちゃんは?』
『えーとね、りんはね…』
凛(…そうだよ。もうあの頃とは違うんだから…)
【後日】
ミカ「…ごめんね。でも…」
ミカ「短い間だけど花陽ちゃんの彼女にしてもらえて…私、嬉しかったよ♪」
花陽「ミカ…」ウルウル
ミカ「そんな顔しないで。…離れられなくなっちゃうじゃん。…エヘヘ」
花陽「…こっち」グイ
ミカ「え?…ちょ、ちょっと花陽ちゃん…」
ミカ(…あのハチから逃げたときと同じ、大きな木の陰…)
ミカ「わ…」チュ
ミカ「(おでこにキスされた…)だ、ダメだよ。もう彼女じゃないんだから…」
花陽「でも、私は…」
ミカ「あのね。私、思ったんだけど。花陽ちゃんは──」
【今年・四月】
花陽「む、無理だよぉ…」
凛「でも可愛いって言ってたでしょ。…かよちん、あの人のことすごく嬉しそうな顔で見てたよー?」
花陽「そ、それは…確かに、すごく素敵だなって思うけど…」
凛「ほらほら、当たって砕けろ!だよ。ダメ元で思いっきりいってみよー!」ドン
花陽「ピャア!?…お、押さないでよぉ…」
絵里「…?」
花陽「あっ…あ、あの…生徒会長さん、ですよね?」
絵里「ええ。…何か?」
花陽「いきなりで恐縮ですけど…恋人とか、好きな人とか…いるのかなって」
絵里「…答える義務はないわね」スタスタ
花陽「じゃ、じゃあ…私の彼女になってくれたり…とか」
絵里「Не хочу…блин!」
花陽「うぅ…」ガクッ
凛(…かよちんの消極的な性格を直して、凛が助けてあげる!なんて…でも本当は、ずっと…かよちんが友達や彼女つくるの、凛が邪魔してたのかもしれないにゃ)
『りんちゃんは?』
『えーとね、りんはね…』
凛(…そうだよ。もうあの頃とは違うんだから…)
【後日】
ミカ「…ごめんね。でも…」
ミカ「短い間だけど花陽ちゃんの彼女にしてもらえて…私、嬉しかったよ♪」
花陽「ミカ…」ウルウル
ミカ「そんな顔しないで。…離れられなくなっちゃうじゃん。…エヘヘ」
花陽「…こっち」グイ
ミカ「え?…ちょ、ちょっと花陽ちゃん…」
ミカ(…あのハチから逃げたときと同じ、大きな木の陰…)
ミカ「わ…」チュ
ミカ「(おでこにキスされた…)だ、ダメだよ。もう彼女じゃないんだから…」
花陽「でも、私は…」
ミカ「あのね。私、思ったんだけど。花陽ちゃんは──」
【今年・四月】
花陽「む、無理だよぉ…」
凛「でも可愛いって言ってたでしょ。…かよちん、あの人のことすごく嬉しそうな顔で見てたよー?」
花陽「そ、それは…確かに、すごく素敵だなって思うけど…」
凛「ほらほら、当たって砕けろ!だよ。ダメ元で思いっきりいってみよー!」ドン
花陽「ピャア!?…お、押さないでよぉ…」
絵里「…?」
花陽「あっ…あ、あの…生徒会長さん、ですよね?」
絵里「ええ。…何か?」
花陽「いきなりで恐縮ですけど…恋人とか、好きな人とか…いるのかなって」
絵里「…答える義務はないわね」スタスタ
花陽「じゃ、じゃあ…私の彼女になってくれたり…とか」
絵里「Не хочу…блин!」
花陽「うぅ…」ガクッ
16: 2016/08/20(土) 20:22:54.09 ID:etuMZ6or.net
凛「やっぱりダメだったにゃ」
花陽「凛ちゃぁん…私で遊ばないでよぉ」シクシク
凛「もうちょっと年上の落ち着いた人がいいかもにゃ。…かよちん、誰か気になる人いないの?」
花陽「えー?…うーん」
【星空家】
凛ママ「え…私!?」
花陽「は、はい。可愛いなって…いつも思ってて」
凛ママ「大人をからかっちゃダメよ。ふふふ…でもありがと♪」
花陽(軽くかわされちゃった…でも)
『思ったんだけど。花陽ちゃんはさ…星空さんと付き合うのが一番いいんじゃない?』
『え!?…でも凛ちゃんは、幼なじみで親友っていうか…』
『だから恋愛対象にはならないって決めつけてない?…ちゃんと考えてみたことある?』
『それは…ないこともないような…』
【十年前】
花陽「はなよは、あいどる!りんちゃんは?」
凛「えーとね、りんはね…かよちんのおよめさん♪」
花陽「うん。はなよがあいどるになったら、りんちゃんは、はなよのおよめさんね♪」
凛「えへへ。かよちん…だーいすきっ♪」ギュー
花陽「凛ちゃぁん…私で遊ばないでよぉ」シクシク
凛「もうちょっと年上の落ち着いた人がいいかもにゃ。…かよちん、誰か気になる人いないの?」
花陽「えー?…うーん」
【星空家】
凛ママ「え…私!?」
花陽「は、はい。可愛いなって…いつも思ってて」
凛ママ「大人をからかっちゃダメよ。ふふふ…でもありがと♪」
花陽(軽くかわされちゃった…でも)
『思ったんだけど。花陽ちゃんはさ…星空さんと付き合うのが一番いいんじゃない?』
『え!?…でも凛ちゃんは、幼なじみで親友っていうか…』
『だから恋愛対象にはならないって決めつけてない?…ちゃんと考えてみたことある?』
『それは…ないこともないような…』
【十年前】
花陽「はなよは、あいどる!りんちゃんは?」
凛「えーとね、りんはね…かよちんのおよめさん♪」
花陽「うん。はなよがあいどるになったら、りんちゃんは、はなよのおよめさんね♪」
凛「えへへ。かよちん…だーいすきっ♪」ギュー
17: 2016/08/20(土) 20:24:18.04 ID:etuMZ6or.net
凛「そ、そんなこと…あったっけ?」
花陽「あったよ。…凛ちゃん、忘れちゃったの?」
凛「…ううん。凛は覚えてる…でも、かよちんはもう忘れてるって思ってたから…」
花陽「じゃあ…約束、守ってくれる?」
凛「…かよちんは凛のお母さんが好きなんじゃないの?」
花陽「それは年上の人ならってことだよ。…凛ちゃんのお母さんに一番似てるのは凛ちゃんだもん」
凛「…かよちん///」
花陽ママ「うふふ。花陽ったら、おませさんね♪」
花陽(私が凛ちゃんのお母さんを口説こうとしたこと、お母さんも聞いたみたい…)
花陽ママ「でも…私の彼女に手を出しちゃダメよー?」
りんぱな「!?」
おわり
花陽「あったよ。…凛ちゃん、忘れちゃったの?」
凛「…ううん。凛は覚えてる…でも、かよちんはもう忘れてるって思ってたから…」
花陽「じゃあ…約束、守ってくれる?」
凛「…かよちんは凛のお母さんが好きなんじゃないの?」
花陽「それは年上の人ならってことだよ。…凛ちゃんのお母さんに一番似てるのは凛ちゃんだもん」
凛「…かよちん///」
花陽ママ「うふふ。花陽ったら、おませさんね♪」
花陽(私が凛ちゃんのお母さんを口説こうとしたこと、お母さんも聞いたみたい…)
花陽ママ「でも…私の彼女に手を出しちゃダメよー?」
りんぱな「!?」
おわり
25: 2016/08/20(土) 21:58:38.93 ID:oXsF4Abm.net
乙
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