26: 2010/10/23(土) 22:06:03.44 ID:U53PH+LQO
ファミレス

上条「いやーご馳走してもらって、なんか悪いな」

神裂「いえ、色々ご迷惑をかけたお詫びですから気にせずに」

神裂(それにコレは私にとっても、またとない好機)

神裂「では、遠慮せずに頂いてください」

上条「上条さんにも遂に幸せが!いただきまーす!」

美琴「ちょっとアンタ!!」

上条「」
とある魔術の禁書目録 4巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
28: 2010/10/23(土) 22:15:18.01 ID:U53PH+LQO
美琴「ちょっとアンタ!こんな所で何してるのよ!」

上条「何って…食事以外にみるんですか…」

上条「ビリビリこそ何でこんなとこにいるんだよ?」

美琴「わ、私だって食事よ!!」

美琴(コイツが女の人と食事してるから、邪魔しに来たなんて言えない)

美琴「そうね、一人ってのもなんだし相席させてもらうわ」

上条「ちょ!おい!勝手に…」

美琴「何か問題でもあんの?!」

上条「…別にありませんが、はぁ…やっぱり不幸だ」

31: 2010/10/23(土) 22:21:09.00 ID:U53PH+LQO
神裂「問題ならあると思いますが?」

上条「お、おい!神裂?!」

美琴「なによ?!私がいちゃ都合が悪いのかしら?」

神裂「配慮がありませんね、少なからず私にも断りを言ってから決めるべきでは?」

美琴「…それもね、なら悪いけどご一緒させていただくわね」


神裂「お断りします」

美琴「」

上条「」

37: 2010/10/23(土) 22:29:37.41 ID:U53PH+LQO
神裂「先に食事にお誘いをしていたのは私です」

神裂「後から来て図々しくも割り込むとはどういう事ですか」

上条「ちょ、ちょっと神裂さん?」

神裂「少し黙っててください」

上条「」

美琴「べ別にいいじゃないの?!食事ぐらい一緒にしたって?!」

美琴「それともアンタ達はやましい事でもしてるの?!」

上条「やましい事って…」

神裂「どうでしょうね」

40: 2010/10/23(土) 22:39:05.87 ID:0iHEdUHB0
美琴「どうって!アンタまさか!!」

上条「ちょっとまてよ!ビリビリ!おい、神裂も変なこと言うなよ!」

美琴「変なこと?!」

上条「いや、そういう意味じゃなくてな!」

神裂「言える訳ありませんもんね」

美琴「へぇ……・」ビリビリ

上条「おい!こんな所で電撃なんて出すんじゃないぞ?!」

神裂「まったく迷惑な子供ですね」

美琴「」カチン

46: 2010/10/23(土) 22:42:55.00 ID:0iHEdUHB0
美琴「アンタ!この馬鹿とどういう関係よ!!」

神裂「貴方には関係のない話です」

美琴「ちょっと!上条当麻!!!説明しなさいよ!」

上条「いえですね!上条さん達は別に変な関係ではなく、ちょっとしたお知り合いで」

美琴「どんな知り合いよ!!」

神裂「詳しくは言えません」

美琴「アンタは黙ってなさいよ!!今はこいつに聞いてるのよ!!」

53: 2010/10/23(土) 22:49:13.33 ID:0iHEdUHB0
上条「おいおい、お前のせいでややこしくなってるじゃねぇか」コソコソ

神裂「すみません、しかし私達の事を話すわけにも」コソコソ

美琴「アンタ達は何ヒソヒソと話してんのよ!」ビリビリ

上条「だぁ!!もう!!わかった!一緒に飯くっていいから大人しくしてろ!」

神裂「ちょっと?!上条当麻、私は良いと一言も」

上条「すまねぇけど、今日の所は我慢してくれ・・・」

神裂「しかし…」

美琴「どうすんのよ?!」

55: 2010/10/23(土) 22:53:01.15 ID:0iHEdUHB0
神裂(しかしこの少女との関係も気になるのも確か、それなら)

神裂「また今度、 ふ た り で出かけてくださるのなら」

上条「二人で?んーまぁいいけどさ」

美琴「ちょ…!それって!!」

美琴(間違いなくこの女・・・当麻を狙ってる?!)

58: 2010/10/23(土) 22:56:20.22 ID:0iHEdUHB0
上条「よし!許可もでたし座れよ、上条さんは一刻も早く目の前の食事を胃袋に納めたいのですが」

美琴「…ふん!!」どさっ

神裂「?!何故上条当麻の隣に・・・?」

美琴「しょうがないでしょ?初対面の人の隣なんて遠慮して座れないわよ」

上条「遠慮って、さっき凄い言い合いを・・・」

美琴「あ"ぁ"?!」

上条「すいません」

65: 2010/10/23(土) 23:01:35.52 ID:0iHEdUHB0
上条(世界の皆様)

上条(ただいまわたくし、上条当麻は楽しい食事の時間のはずが)

(なぜかとてもマズイ状況になっております)

(右からビリビリと電気が走り、正面からヒシヒシと殺気を感じます)

神裂「…それなら私が上条当麻の隣に行きましょう」どしっ!

上条「え?!」

美琴「はぁ?!」

上条(氏に挟まれた上条サンドできあがりです。)

上条「不幸だ・・・」

72: 2010/10/23(土) 23:11:49.21 ID:0iHEdUHB0
レストラン外

土御門「おや?ありゃカミやんじゃないかにゃー?」

青ピ「おぉ!それに可愛らしい女の子も一緒みたいですなー」

土御門「でもどうしてだろうにゃー?ちっともうらやましくおもえねぇのは」

青ピ「やっぱり女の子から出とる黒いもんじゃないか?」

土御門「カミやんもたまには灸をすえんとにゃー」

青ピ「ほんまに」

73: 2010/10/23(土) 23:17:02.35 ID:0iHEdUHB0
神裂(この女が上条当麻に気がある事は間違いない)

美琴(でも、こうやって見ていると付き合っているって感じじゃないわね)

神裂(ならば)

美琴(この女より先に)

神裂・美琴(上条当麻を自分の物に!!)


上条「早く、この場から逃げたい家に帰えりたい」






禁書「うぅ!!とーま!!かえってこないんだよ!!戻ってきたらお仕置きだね!!」

76: 2010/10/23(土) 23:21:50.58 ID:0iHEdUHB0
美琴「そういえば!夏休みのデート!楽しかったわ!」

神裂「?!」

上条「え?デート?!んぁ・・・あれか!別にいいってそれにあれは演g」

美琴「本当に楽しかったわ!!!ありがとう!!」

神裂「どういうことですか?!上条当麻!貴方はこの方とで、ででデートなどしてたのですか?!」

上条「いや!あれは演」

美琴「したわよね!!」ビリビリ

77: 2010/10/23(土) 23:25:59.82 ID:0iHEdUHB0
神裂「上条当麻!!本当ですか?!!」

上条「したことには間違いないが、しかし・・・」

美琴「・・・フフッ」ニコニコ

神裂「そんな・・・まさか・・・」シュン

上条「お、おい!神裂さん?!」

美琴(さぁ!!早く帰ってしまいなさいよ!!)

78: 2010/10/23(土) 23:27:54.48 ID:0iHEdUHB0
美琴「あれ?どうしたのかしら?まぁデートぐらい普通よね普通!!」

上条「おい!ビリビリ!!!」

神裂「うぅ・・・!!」



黒子「おねえさま」

「?!!!!」

80: 2010/10/23(土) 23:31:22.39 ID:0iHEdUHB0
美琴「ちょっと!!黒子!アンタがなんでここに?!」

黒子「外からお姉さまの姿が見えましたので」

黒子「それにこの類人猿も!!!!」

上条「えっ・・・」

黒子「私のお姉さまとででででデートだなんて!!!」

黒子「なんて羨ましい!!!わたくしですらデートだなんて構っていただけないのに!」

美琴「黒子!落ち着きなさいよ!」

黒子「落ち着いてなんて居られますか!!!」

82: 2010/10/23(土) 23:35:26.18 ID:0iHEdUHB0
黒子「お姉さま!!ちゃんと説明してくださるかしら?!!!」

美琴「説明って、そのえっと・・・」

神裂「・・・・・・」

美琴(この状況、実にマズイわね・・・邪魔者を消すチャンスなのに!)

美琴「えぇい!!黒子!アンタちょっときなさいよ!!」

黒子「説明していただけるのでしたら、例えどこへでもお供いたしますわ!」

美琴「アンタ達もここで待ってなさいよ!!」

84: 2010/10/23(土) 23:39:05.97 ID:0iHEdUHB0
上条「ったく、結局アイツはなんだったんですか・・・」

神裂「・・・・・・」

上条「おい?神裂?神裂さーん?」

神裂「上条・・・と・・麻は・・・」

上条「え?なんだって?」

神裂「上条当麻はあの女性と一体どういう関係なんですか?!」

上条「えぇ!?関係って言われても・・・!!」

神裂「説明できないような関係なんですか?!」

神裂「・・・もういいです!!失礼します!!!」

上条「おい!!神裂!!!」

88: 2010/10/23(土) 23:42:10.10 ID:0iHEdUHB0
上条「おいおい・・・一体なにがなんですか?!」

上条「いきなりもめ始めたと思ったら一気に二人とも帰るなんて」

上条「この状況に上条さんはまったくついていけませんよ」

上条「ってか」

上条「お会計は?」

店員「お客様?」

上条「不幸だぁああああ」

90: 2010/10/23(土) 23:46:52.51 ID:0iHEdUHB0
神裂「私としたことが冷静さを失ってしまった・・・」

神裂「突然帰ってしまうなんてきっと彼は怒っているでしょうね・・・」

神裂「一体私は何をしているのでしょうか・・・」



「おーい!!!神裂ーーー!!!」

93: 2010/10/23(土) 23:50:21.34 ID:0iHEdUHB0
神裂「?!」

上条「神裂!!!」

神裂「何故、貴方がここに?!」

上条「追って来たに決まってるだろ・・・」

神裂「わ、私なんかを追うよりあの女性のもとへと行った方がよかったのでは?」

上条「おいおい、折角きたのにそれはないんじゃないか?」


96: 2010/10/23(土) 23:54:03.94 ID:0iHEdUHB0
~~~~~~~~~~~~~~~

上条「はぁ・・・なんでこんな事に・・・」

土御門「カーミやん!」

上条「え?土御門?!」

土御門「追わなくていいのかにゃー?」

上条「見てたのかよ・・・はは、上条さんは今日もまた不幸な一日を過ごしてましたよ」

土御門「不幸なのはカミやんだけかにゃ?」

上条「そりゃこの世の中には不幸な人なんてたくさんいるでしょうが上条さんは

土御門「ねーちん泣いてないかにゃ?」

98: 2010/10/23(土) 23:57:22.27 ID:0iHEdUHB0
上条「え?」

土御門「カミやんは、確かに不幸かもしれないが」

土御門「誰かを不幸にはしない人なんじゃないかにゃ?」

上条「・・・」

土御門「どうするのにゃ?」

上条「どうするって・・・あ~!!もう!!なんで俺ばっかり!!!」ダダッ

106: 2010/10/24(日) 00:04:03.14 ID:oCL6H7PI0
~~~~~~~~~~~~

上条「はぁ・・・もうよくわからねぇけどさ」

上条「俺とアイツは別になんでもないからな!」

108: 2010/10/24(日) 00:07:29.03 ID:oCL6H7PI0
神裂「しかし!デートをするぐらい親しい女性なのでは?!」

上条「あーもう、デートって言っても演技だよ演技!!」

神裂「演技・・・?そんな言い訳みたいな事聞きたいわけじゃ!」

上条「言い訳とかじゃなくて、アイツに頼まれて一日彼氏役ってのをしただけだっての!」

神裂「本当・・・なのですか?」

上条「こんな嘘ついても上条さんには何の得もないですよ」

111: 2010/10/24(日) 00:13:22.74 ID:oCL6H7PI0
神裂「・・・そうですか」

上条「あぁ・・・だからさ、えっと」

神裂「?」

上条「泣くの止めてくれないか?」

神裂「え?!え、泣いてなど・・・!いません!」

上条「はいはい、そうですか」

神裂「な、なんですかその態度は!!」

116: 2010/10/24(日) 00:20:28.45 ID:oCL6H7PI0
神裂「では…上条当麻!!」

上条「はいはい、なんですか泣いてない神裂さん」

神裂「う、うるさいですよ!!」

神裂「今日は、その・・・途中で飛び出してすまなかった」

上条「あー・・・本当にあの後大変だったんだぞ?万年金欠の上条さんにあの出費は」

神裂「それでだ!!」

上条「スルーですか」

119: 2010/10/24(日) 00:25:37.27 ID:oCL6H7PI0
神裂「今度はお礼抜きで私とデートしてくれないか!?」

上条「」

神裂「なんだ!なぜ黙る!!やはり私みたいな女とはデートなどできないと

上条「いやいやいや!!嫌なんて事はないですよ?!」

上条「いきなりだったもんで上条さんの小さい脳みそがついていけなかっただけです!」

神裂「では、改めて聞くぞ?私と・・・デートしてくれないか?」

上条「はぁ・・・こんな俺でよければ喜んでお受けさせていただきます」

123: 2010/10/24(日) 00:30:58.11 ID:oCL6H7PI0
神裂「そうか・・・そうか!で、では!また今度連絡します!」

神裂「今日は、もう、遅いですからね!」

神裂「・・・・かか帰ります!!!」

上条「え、お、おい!!?」

神裂(上条当麻とデート!お礼でもなく普通のデート!!)




上条「また一人残された」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ファミレス

美琴「あの二人が居ない」

126: 2010/10/24(日) 00:36:22.01 ID:oCL6H7PI0
上条「はぁ、デートって言っても何するのか上条さんにはまったくわかりませんよっと」

上条「ただいまー」ガチャ

禁書「おかえりなんだよ」ニコ

上条「間違いましたー」バタン

禁書「とーま!!!間違いじゃないんだよ!!とーま!!!あけて入ってくるんだよ!!」ドンドン

129: 2010/10/24(日) 00:44:08.10 ID:oCL6H7PI0
デート当日

~~~~~~~~~~~~~~~
上条「お、きたな神崎!」

神裂「すみません、少々お待たせしたでしょうか?上条当麻」

上条「いやいや、全然大丈夫だ!紳士の上条さんは女性を待たせませんから!」

神裂「そうですか、紳士ですね?ならば紳士らしいエスコートを期待してもいいでしょうか?」

132: 2010/10/24(日) 00:49:14.34 ID:oCL6H7PI0
上条「おう!って言ってもデートなんてよくわからないから期待しないでほしいのが本音かな」

神裂「ふふ、わかっていますよ!でもデートですから…」

神裂「腕組みぐらいは普通ですよね?」ギュっ

上条「えっ?!いやいや神裂さん?これは少々・・・」

神裂「問答無用です!さぁいきますよ!」

133: 2010/10/24(日) 00:53:21.64 ID:oCL6H7PI0
美琴「」

上条「げ、ビリビリ?!」

美琴「ああああアンタ達!!!何やってんのよ?!!!」

上条「なんでいつもいつも変な時に・・・!!」

神裂「見て解らないですかね?正真正銘のデートです」

美琴「」

134: 2010/10/24(日) 00:57:17.97 ID:oCL6H7PI0
美琴「デートってアンタ!!女なら誰でもいいわけ?!」

上条「いや!なにを勘違いしてるかわかりませんが、上条さんはそんなプレイボーイじゃありませんよ!」

神裂「ふふ、これは演技でもなんでもないデートですから、誰かとは違いますよ?」

美琴(アン馬鹿!!本当の事言っちゃたの?!)

神裂「では行きましょうか?上条当麻」

上条「え?!あ、あぁ・・・じゃあな!ビリビリ!!」

美琴「ちょっと待ちなさいよ!!!」


137: 2010/10/24(日) 01:01:54.97 ID:oCL6H7PI0
美琴「デートって言うけど本当にデートなのかしら?」

美琴「腕まで組んじゃってさ!こんな街なかで恥ずかしくないの?!」

神裂「恥ずかしいわけがありません」

上条(上条さんはとても恥ずかしいです)

美琴「~っ!!」

美琴「ちょっときなさいよ!!!」



美琴「アンタあの馬鹿のなんなの?」

神裂「アナタこそ上条当麻と」


美琴・神裂「絶対アナタ(アンタ)には負けません!!」

138: 2010/10/24(日) 01:02:47.24 ID:oCL6H7PI0
強引ですが
ここで終わります。


続き書いたらさらにグダグダになりそうです。
下手なSS読んでくださったかたありがとうございます


できたら続き誰かに期待しますw

151: 2010/10/24(日) 04:03:33.07 ID:Lqw8dj7DO

引用: 美琴「アンタあの馬鹿のなんなの?」神裂「アナタこそ上条当麻と」