1: 2016/08/28(日) 23:26:58.39 ID:jDcD8MSG.net
果南「か〜らだがぽっかぽっかするよぉ〜、あはははっ!」

ダイヤ「誰がお酒なんて……」

千歌「ごめ〜ん、適当に持ってきた中に混じってたみたいで……」

曜「それでああなっちゃってる、と……」

果南「ほら〜、千歌も曜もこっちきらさいって、ひっく……//」フラフラ

鞠莉「顔も真っ赤…」

ダイヤ「果南ってアルコールに弱い体質なのかもしれませんわね」

果南「なに〜?」

ダイヤ「なんでも」

4: 2016/08/28(日) 23:30:21.45 ID:jDcD8MSG.net
花丸「お酒飲むだけであんなふうに…」

善子「いいえ、あれはお酒のせいなんかじゃなく、悪霊が取り付いているの……そう、それこそじごk」

花丸「とにかくお水飲ませてあげようよ」

ルビィ「お水で治るの?」

梨子「まあよくいうよね」

5: 2016/08/28(日) 23:33:11.30 ID:jDcD8MSG.net
梨子「でも…」

果南「あらし? 酔っ払ってないかっら、ぜんぜんっ!お酒とか飲んでもないから〜……」ヒック

鞠莉「酔っ払ってる人はみんなそういうの!」

果南「うるさいなぁ〜鞠莉は…」

鞠莉「なっ……!」

ダイヤ「まあまあ、鞠莉。果南もあの状態なのですから…」

鞠莉「……」

果南「おや〜あっれー、千歌ちゃま、ここ大きくなってないかな〜?」

千歌「うわっ、果南ちゃん!?」

8: 2016/08/28(日) 23:38:39.05 ID:jDcD8MSG.net
果南「曜も〜…」

曜「うひゃあっ!?」

果南「んんー、んふー!」

果南「おっぱーい!!」


鞠莉「止めてくる」

ダイヤ「お願いします」

10: 2016/08/28(日) 23:43:55.45 ID:jDcD8MSG.net
鞠莉「ちょっと果南!そのへんにしておきなさい!」

果南「わっ、小原家だっ!」

鞠莉「こんの〜!!」

果南「おっ、おっ、やるかい?」

鞠莉「なにをするって?」

果南「しらん」

鞠莉「こんの〜!!!!」

果南「あははははっ!」

12: 2016/08/28(日) 23:47:00.31 ID:jDcD8MSG.net
ダイヤ「普段の果南とは大違いですわね…」

果南「はぁ〜あ、鞠莉はこわーいなー、千歌ちゃん曜ちゃん慰めて!」

千歌「うえっ、えーと……」

曜「……よしよし?」

果南「たはっー、そうそう!」

果南「やっぱり幼馴染みは優しくないと……」

鞠莉「……」カチンッ

15: 2016/08/28(日) 23:50:28.39 ID:jDcD8MSG.net
鞠莉「なに、その私が普段優しくないみたいな」

果南「べー」

鞠莉「むっ……!」

鞠莉「い、言っておくけど、私だって果南と幼馴染みなんだからね!?」

ダイヤ「私も」

果南「怖い幼馴染みより優しい幼馴染みの方がすきー」

鞠莉「なっ……!」

18: 2016/08/28(日) 23:54:57.47 ID:jDcD8MSG.net
花丸「なんか一触即発な空気ずら〜…!」

鞠莉「だ、誰が怖い幼馴染みで吸ってぇ!?」

果南「はいっ、金髪の小原家です!!」


鞠莉「うわっー!!なんかむかつくぅー!!!」

鞠莉「デコピンしたい…」

ダイヤ「軽いですわね……」

果南「千歌も曜も私のこと好きだよね!!ね!!」

千歌「え、それはもちろんそうだけど」

曜「うん」

果南「ほら!!!」

鞠莉「なにが!?」

20: 2016/08/28(日) 23:57:54.61 ID:jDcD8MSG.net
鞠莉「大体そんなこと言ったら私だって……」

果南「私だって?」

鞠莉「あ、いや、その…」

果南「え?」

鞠莉「その………………すき…………」

果南「ねー、千歌ー、曜ー友情のちゅーしよ、ちゅー」

鞠莉「聞きなさいよっ!!」

25: 2016/08/29(月) 00:02:15.38 ID:Tgy9/Ru8.net
千歌「えっ、え、ちゅー?」

曜「それはちょっと……」

果南「えー!なんでー!」

曜(だってなんかお酒臭いし)

千歌(うん)

果南「うっ、えぐっ、ぇぇえ……」


善子「泣いた……」

花丸「というかまるたち蚊帳の外ずら」

梨子「今回は見守ってましょう」

ルビィ「はい……」

千歌「……もう、しょうがないなぁ、ほっぺただけだよ?」

果南「やたーい!!」

鞠莉「あっ……」

ダイヤ「……」

27: 2016/08/29(月) 00:08:51.79 ID:Tgy9/Ru8.net
果南「んー…」

鞠莉「あ、あ、あ、あ…………!」

千歌(お酒くさっ!)


鞠莉「ダメッーー!!?」

ダイヤ「鞠莉?」

果南「なにさうるさいなぁ、今いいところ……」

鞠莉「おっ、女の子同士でそういうの、ダメだと思うな!!」

果南「なんで」

鞠莉「なっ、なんでって……」

果南「いーじゃん、別に、ひっく……そんなやましい気持ちでするんじゃないし、ほっぺただしー」

鞠莉「で、でも……」

果南「うるっさーいなー、鞠莉は…堅苦しいからやめなって」

果南「つまんないなー」

鞠莉「うっ……」

果南「そんなんじゃ友達できないぞっー!」ヒック

鞠莉「いらないもんっ!!」

果南「うぃ?」

鞠莉「果南とダイヤがいれば……いいもん……」グスッ

果南「……」

30: 2016/08/29(月) 00:12:11.38 ID:Tgy9/Ru8.net
果南「そんなマジになんないでよ、鞠莉」

鞠莉「果南…」

果南「ひっく……わかぁーてっるよ、……そういうことも……含めて私達、ひっく…」

果南「親友だから」

鞠莉「っ……!」

ダイヤ「…」フッ

ダイヤ「……でしたら、友情のちゅーとやら、したらどうですの?」

鞠莉「なっ…」

31: 2016/08/29(月) 00:15:09.58 ID:Tgy9/Ru8.net
果南「んあー、そだねー」

鞠莉「わっ、かな……」

チュッ

果南「わー、鞠莉のほっぺた柔らかーい…」

鞠莉「な、な、な……!」カァアッ

果南「あー、なに? なに赤くなってんのもー鞠莉ちゃん可愛い!」ギュッー

鞠莉「てっ、照れてなんか……!」

ダイヤ「鞠莉、果南は照れてるなんて指摘してませんわよ…」

鞠莉「あっ…」

果南「あっー、墓穴ほってやんのー」

鞠莉「〜〜〜っ!」カァアッ

34: 2016/08/29(月) 00:17:45.05 ID:Tgy9/Ru8.net
鞠莉「ん、んんんん……!」

鞠莉「離してっ、離してー!」

果南「やらね……」

鞠莉「んもー!」

ダイヤ「ふふふ……」

ーーー
数時間後。

果南「……ん、んん……つっ、なんか頭ふらふら……あれ、私なにしてたっけ……」

36: 2016/08/29(月) 00:20:55.05 ID:Tgy9/Ru8.net
鞠莉「……」

果南「あれ、鞠莉。なにしてるの? ……あれ?みんなは?」

鞠莉「もう帰ったよ、先に」

果南「えー、じゃあ私ひとりで寝ちゃってた?」

果南「うわっー、なんでだろ…なんか記憶ないし……」

鞠莉「ほっ…」

果南「なんでだっけ……あっ、そうだ、確かお酒を間違えて……ねえ鞠莉、私何かやらかしたりしてないよね?」

鞠莉「えっ? ああ〜、まあ、それは、その〜……」

40: 2016/08/29(月) 00:27:10.77 ID:Tgy9/Ru8.net
鞠莉「……!」

鞠莉「…それはそれは、ひどかったよ」

果南「え……な、なにかしちゃったの……?」

鞠莉「ええ……」

ーーー

果南「う、うわー……そ、そんなことしてたのか、は、恥ずかしっ……!!」

鞠莉「もう今後はお酒なんか間違えないでよ?」

果南「うん……でも、なんか1つだけ覚えてそうな事が……」

鞠莉「?」

果南「なんかすきとか…」

鞠莉「……!」


鞠莉『その……………すき……』


鞠莉「あれは違うから!!そんなんじゃないから!!」

果南「え、何が?」

鞠莉「本当に、変なやましい意味とかじゃなくて、純粋に友達として幼馴染みとしてっ……!」

果南「だ、だから何が?」

鞠莉「うっ、うっさいバカー!」

果南「はあ!?」

44: 2016/08/29(月) 00:36:01.97 ID:Tgy9/Ru8.net
鞠莉「か、果南風にやるなら、こういう……事!」

チュッ

果南「な……なっ!?」カァアッ

鞠莉「これで『お相子!』いいね!?」

果南「い、いや全然意味わかんない!」

鞠莉「だから果南のこと好きなだけなんだってば!」

果南「ならそう言えばいいじゃん!」

鞠莉「小っ恥ずかしいの!」

果南「ほっぺたにちゅーするほうが恥ずかしいでしょ!」

鞠莉「だからお相子なの!」


かなまり(だあっ、もう、この、わからずや〜〜!!)

ーーー

ダイヤ「……喧嘩するほど、なんとやら、ですわね」



おわり

45: 2016/08/29(月) 00:36:31.78 ID:Shbj8hew.net

かなまり最高です

46: 2016/08/29(月) 00:36:40.55 ID:ViTMP6Od.net
なんだこの神SSは……

47: 2016/08/29(月) 00:36:56.86 ID:Tgy9/Ru8.net
鞠莉がメシウマなのかメシマズなのか気になって寝る。ありがとうございました

引用: 鞠莉「果南が間違ってお酒飲んじゃって…」果南「どうぇっへーいっ!」