62: 2012/12/14(金) 20:47:20.70 ID:M9XiLh8j0

モバP「予防接種だ」

李衣菜「今日もおはロック!りーなです!」バンッ

P「おー李衣菜。今日は予防接種があるからな」

李衣菜「……」

李衣菜「りーなはクールに去るぜ」バタン

P「チョイ待ち」ガチャ

ガシッ

李衣菜「いやですー!」ズルズル

P「ロックが逃げんなよー」

李衣菜「にわかです! にわかでいいですからぁ!」

P「さすがロックの鑑! 李衣菜はロックだなぁ!」

李衣菜「やだああああ!!」
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(12) アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場 (電撃コミックスEX)
63: 2012/12/14(金) 20:47:53.79 ID:JyDnwxJC0
ほう

64: 2012/12/14(金) 20:48:10.35 ID:M9XiLh8j0
おわりーな

65: 2012/12/14(金) 20:56:23.65 ID:0VkqIgm50
つづきーな

70: 2012/12/14(金) 21:03:22.24 ID:M9XiLh8j0
李衣菜「うっ……うっ……」グスグス

P「そんなに嫌か……」

李衣菜「だって、だってぇ……」

P「まぁ嫌がっても、もう予約しちゃったしな。諦めろっく」

李衣菜「ばかぁ……」シクシク

ガチャ

医者「やぁ」

P「どうも先生。こいつです、よろしくどうぞ」

医者「はいはい、どうも。やぁ君か、すぐ終わるからね。じっとしててね」テキパキ

李衣菜「やだやだやだあ! プロデューサー代わってぇっ」

P「いやいや無理だろ……さぁ先生、抑えとくんで」グイッ

李衣菜「あ……あああ……!」ガタガタ

いやあああああ……

72: 2012/12/14(金) 21:08:33.94 ID:M9XiLh8j0
李衣菜「痛くありませんでした」ケロリ

P「当たり前だ。小さい子も所属してる事務所なんだから」

李衣菜「いやぁぜんっぜん痛くなかったなぁ! あと何本かいっても大丈夫でしたよ、うん!」

P「はぁ……そうかい」

李衣菜「なんでそんな蔑んだ目で見るんです」

P「いや、いいよ……さて、李衣菜さんや」

李衣菜「はい?」

P「注射跡に巻いた大げさな包帯はなんでしょか」

李衣菜「ふふふ、ロックでしょう!」

P「お前バカだろ」

李衣菜「そんなっ!? せめてにわかと言ってください!」

P「言って欲しかったんかこのやろーが! ああん!?」グリグリ

李衣菜「あっ注射跡グリグリしないで、ああああいだだだだ!!」



おわり

78: 2012/12/14(金) 21:23:12.29 ID:3O0W/0Hp0
まゆ「予防接種ですか?」

P「あぁ、まゆも受けてくれるか?」

まゆ「もちろんですよぉ♪あなたの頼みなら、まゆは断りません♪」

P「(こういう時、まゆは聞き分けが良いから助かるな)」

まゆ「でも、針で刺すわけですから、血が出ちゃいますね」

まゆ「うふふ…ねぇ、Pさん?血ってどんな味がすると思います?」

P「(こういうフリさえ無ければなぁ…)」

84: 2012/12/14(金) 21:33:01.18 ID:jsSFS+a40
「保険証の方お願いしマース」

留美「…」スッ

P「何で俺の保険証出すんですか」

「あのー、ご本人様保険証でお願いします…」

留美「問題無いわ。彼の扶養に入る予定だから」

P「まだ入ってないのに無茶言わないでください」

留美「そう、『まだ』なのね…フフフ…」

P「ヤバイ墓穴掘った」

みたいなね

86: 2012/12/14(金) 21:36:05.95 ID:8yFlyWbq0
仁奈「薫も予防接種、受けやがったですか……」

薫「うん。でも、いたくなかったよー」

P「仁奈はどうだ?」

仁奈「……薫に出来て、仁奈に出来ねぇ訳がねぇですから。楽勝なのですよ」

P「そうかそうか。じゃあこっちだ」グイッ



仁奈「でも今やるのはちょっと……」

仁奈「って、プロデューサー?仁奈の話、聞いてやがりますか?」

89: 2012/12/14(金) 21:39:58.45 ID:8yFlyWbq0
仁奈「………」

医者「……いいですね、しっかり押さえてて下さいよ」

P「はい」



仁奈「プロデューサー、質問なのです」

P「おう」

仁奈「どうして仁奈はベッドの上でうつ伏せに拘束されてやがるんです?」

P「そりゃ、注射するからな」

仁奈「……注射って……肩に、するんじゃ……?」

P「違う違う。薫はそうだったけど、仁奈の場合はやり方が少し違ってな」

仁奈「ど、どこに刺すつもりでいやがりますか!?」

92: 2012/12/14(金) 21:44:13.98 ID:8yFlyWbq0
医者「ちょっとチクッとするけど、ガマンしてねー」

仁奈「い、いやな予感しかしないのです……!」ガタガタ

仁奈「や、やめるです……い、今すぐ、やめやがれなのですっ!!」

P「仁奈……」

仁奈「プロデューサー……!」



P「俺が手をしっかり握っててやるから。なっ?」ギュッ

医者「はーい、行きますよー」ゴゴゴゴゴ

仁奈「あぁ、ぁ……やめっ……!!」





プスッ

95: 2012/12/14(金) 21:47:34.31 ID:8yFlyWbq0
仁奈「………」グスッ

P「あー……その、何だ……正直、すまんかった」

仁奈「に、仁奈のお尻に……ブッ刺すなんて!信じらんねぇ変態なのです!!」ポロポロ

P「あ、あれも立派な方法なんだよ。肩と違って効きはいいからな」

仁奈「仁奈は……仁奈は、普通ので良かったのです!」ポロポロ

P「お前が風邪引いたりしない為にした事なんだ……分かってくれ」

仁奈「………」



仁奈「……分かったです。今回だけは、許してあげるのですよ」

P「ほ、ホントか?」

仁奈「その代わり!お尻の責任、ちゃんと取りやがれです!」ギュッ



おわり

103: 2012/12/14(金) 22:19:42.24 ID:tBgkHjf90
P「あ、真奈美さんおはようございます」

真奈美「やぁおはよう、今日も元気そうだね」

P「えぇ、こちらはいつも通りバリバリ仕事こなしてますよ!」

P「……ところで、この季節はやっぱり寒さもあって体調管理が難しくなっていると思いますよね」

真奈美「まぁ……冬はどうしても周りで風邪が流行ってしまったりするしね」

P「アイドル達の健康管理もプロデューサーとしての仕事のだと思ってまして」

P「今予防接種の注射をアイドル達に受けさせているんです」

真奈美「ほぅ……それはいい事だな、中にはまだまだ若い子も居ることだしな」


真奈美「で、もしやそれを私にも受けさせようと?」

104: 2012/12/14(金) 22:21:29.04 ID:tBgkHjf90
P「ええ勿論、いくら真奈美さんが常日頃から体調管理を怠っていないとしても」

P「万が一……という事もありえますし、インフルエンザなんて何時うつされるか分かりません」

真奈美「確かに……自己管理を怠っているつもりは毛頭ないが、君の考えも十分理解できる」

真奈美「私も念を入れて受けておくとしようか」

P「わかりました! では是非こちらに……既に医者を呼んでまして、あとは注射を受けるだけです」

真奈美「随分手早いんだね……まぁこちらとしてもサッと終わるならそれに越した事はないか」


真奈美「因みに信用できる医者かい?」

P「……当然です! 大事なアイドル達を適当な医者になんて任せられませんよ」

真奈美「ふむ…………」


――――
―――
――

105: 2012/12/14(金) 22:23:12.34 ID:tBgkHjf90
医者「えぇー……それでは注射しますんで、腕出して下さい」

真奈美「宜しくお願いします」グイッ


スッ……

医者(……ぇーと……ここだな……タブン)ボソッ

真奈美「!」

106: 2012/12/14(金) 22:24:11.33 ID:tBgkHjf90
真奈美「先生、少々失礼をします」パシッ!

医者「あっ!? 注射器が!」


チクッ……グググッ……

医者「じ、自分で迷い無く注射を……!」


真奈美「ふぅ……申し訳ないが先生の様子では適切な治療が見込めないと思いましたので」

医者「い、いやしかし素人には注射なんて簡単には……!」

真奈美「ま、色々ありましてね」


真奈美「……それと、ウチのプロデューサーも予防接種をしていない様子なので」

真奈美「『先生ご自身の手』で是非彼にもお願いします」

~その日プロデューサーは一番の絶叫を上げたそうな~

109: 2012/12/14(金) 22:35:08.97 ID:jsSFS+a40
芽衣子「予防接種?」

P「ああ、今回待ちに待った海外ロケってことでしっかり準備しておかないといけないしな」

芽衣子「えっ、今度のロケ海外行くの!?」

P「うちに入った時から色んなところに行きたいって言ってたからな。そういうオファーが今回来たんだよ」

芽衣子「えへへ、嬉しいなぁ~、プロデューサー覚えててくれたんだ♪」ギュッ

P「まあそういうわけだから今日は病院に行こう」

111: 2012/12/14(金) 22:50:52.70 ID:jsSFS+a40
医者「はーいそれじゃ腕出してくださいねー」

P「大丈夫か芽衣子」

芽衣子「心配しすぎだよプロデューサー?私子供じゃないんだからっ!」

P「まっ、そりゃそうか。芽衣子なら注射でも楽しんでクリアしそうだけどな」

芽衣子「と言いたいところなんだけど…、さすがに注射は楽しめないな…」

P「予防接種は痛いしな…」

芽衣子「ねえ、プロデューサー!手、握ってもらえるかな?注射しないほうでいいからっ」

P「ん?それくらいならお安い御用さ」ギュッ

芽衣子「ありがと。それじゃ、私もっ♪」ギュッ

医者「チッ…あーじゃいきますよー」

113: 2012/12/14(金) 23:01:22.16 ID:jsSFS+a40
P「痛くなかったか、芽衣子?」

芽衣子「ちょっと痛かったけど、もう大丈夫!全然痛くないよ!」

P「そうかそうか。俺も昨日アレやったけど、一時間位注射跡が疼いてかなわんかったわ」

芽衣子「プロデューサーに手を握って貰ったのが良かったのかな、なんてっ♪」

P「なんか終始笑顔だったし、結局楽しんでたような気がするんだけど…」

芽衣子「私、プロデューサーと一緒ならねっ、どんなことでも楽しいなって思えるんだよ!」

P「ほぉ~、ならもうちょっとくらい頑張れそうだな」ニヤニヤ

芽衣子「えっ、それってどういう――」

P「実はな、このあといくつか受けてもらいたい予防接種があってな」ニヤニヤ

芽衣子「」

P「まあ初の海外ってなるとそれなりに準備が必要になるとは最初に言ったしな」ニヤニヤ

芽衣子「」

P「俺も昨日受けたが地獄ってレベルじゃなかったけど、一緒なら楽しめるよな、うん」ニヤニヤ

芽衣子「」

117: 2012/12/14(金) 23:20:27.01 ID:jsSFS+a40
芽衣子「う~、酷い目にあった気がする…」

P「でもまあこんだけ打てば病気の心配はないだろ」

芽衣子「あんなに注射しなきゃいけないなんて聞いてなかったよ~…」

P「言ってないしな」

芽衣子「Pさんのイジワル…」

P「いやー後半涙目になりながら注射受ける芽衣子ちゃんはさいこーでしたよ」

芽衣子「ひどいよ…」

P「まあそう気落とすなって。海外行くのは本当だし、期待してもらって構わんぞ」

芽衣子「本当に海外ロケなんだよね?期待しちゃっていいんだよね?」

P「ああ、旅好きアイドルの本領を十分に発揮してくれ!」

芽衣子「よーし、海外でも笑顔で頑張っちゃうよ!」




芽衣子(ま、注射の間ずっと手を握って貰えたし、たまには悪くないかな、なんてっ♪)



とかそういう芽衣子ちゃんとイチャイチャしちゃうSSもっとあってもいいじゃないですか

118: 2012/12/14(金) 23:25:09.64 ID:cp2XCODc0
予防接種を改造手術だと勘違いしてびびりまくるナンジョルノよろしく

119: 2012/12/14(金) 23:29:35.49 ID:cvGCPowQ0
芽衣子ちゃん珍しいな、おっつおっつ☆

引用: モバP「予防接種だ」