前回:一方通行「チームレベル5ォ?」【前編】
346: 2010/12/07(火) 02:14:36.26 ID:9PEXmsAo
一方「おい、垣根ェ!いつまで寝てるんですかァ?」ゲシゲシ

垣根「」zzz

一方「遅れてもしらねェぞ!」ゲシゲシ

垣根「」ウーン

一方「ほら、とっとと起きろつってんだよ!」

垣根「」ポリポリ






垣根「俺、今日学校休み」ファー

一方「ハァ?」

垣根「削板もじゃなかったかな?」






一方「・・・・・・・・・・・・・・・・いじめか?」

垣根「ちげぇよ!」













垣根と削板のお留守番編

347: 2010/12/07(火) 02:16:45.28 ID:9PEXmsAo
麦野「え?能力試験昨日だったの?」

垣根「そ。だから今日は休み。」モグモグ

一方「それで帰りが遅かったのかァ・・・」

削板「そういえば、昨日は、疲れてそのまま寝ちまったからな~説明出来んかったな・・・」モグモグ



垣根「だから今日は打ち止めちゃんと留守番だな。」モグモグ

打ち止め「ゴメンネ~私も調整の日だから、出かけなきゃならないのってミサカはミサカはカレンダーを見ながら残念がってみる・・・」


垣根「そうかぁ・・・じゃあ1人か・・・」

削板「俺は?」グスン

348: 2010/12/07(火) 02:18:20.89 ID:9PEXmsAo
垣根「留守番って言ったって、試験だから皆も帰りは遅くならないだろ?」


心理「私は午前中で終ったはず。」

美琴「私も~」

麦野「私は午後・・・だったかな?」

一方「俺は忘れた。行けばわかンだろ」

打ち止め「私は午前中じゃ終わんないと思うってミサカはミサカは推測してみる。」


垣根「じゃあ、1人なのは午前中だけか・・・」

削板「俺は??」グスン



麦野「な~に~?日ごろ私たちがいて、できない“あれ”でもするつもりなのかニャン?」ニヤニヤ

垣根「そうか~どうすっかな~最近たまってるしなぁ~」ニヤニヤ

心理「////」
美琴「そっそんなどうどうと・・・///」
打ち止め「ねぇ、普段出来ないことってなぁに?ってミサカはミサカはあなたに質問してみる。」マガオ
一方「垣根クゥゥゥゥン!!」
削板「」グスッ


垣根「ん?普段にはない静かな環境で、読書でもしようかと思ってたんだが?皆はなにを想像してたのかな~?」ニヤニヤ

心理「/////」
美琴「べっ別に変なことは・・・」
打ち止め「な~んだ・・・もっと面白いことなのかと思ったのにってミサカはミサカは露骨に残念がってみる・・・」
一方「その・・・なンだ・・・うン・・・いいンじゃねぇか?読書・・・」
削板(垣根・・・本読むのか?)

麦野「」ニヤニヤ
垣根「」ニヤニヤ

349: 2010/12/07(火) 02:19:15.59 ID:9PEXmsAo


一方「じゃァ行って来る。」

垣根「1人でさみしくなぁい?パパが途中まで送ってってあげようか?」ニヤニヤ

一方「・・・・・[ピーーー]ぞ」

垣根「ハイハイ冗談冗談!気をつけてな!」ケラケラ



350: 2010/12/07(火) 02:20:00.71 ID:9PEXmsAo
美琴「じゃあ、私たちも行ってくるわ。」

麦野「洗濯物が干してあるから、雨が降ってきたら取り込んでね。」

削板「あいよ。」

削板「昼食は?」

麦野「昨日の残りもあるし、レトルトのカレーがあったはず。」

削板「そうか!」マンゾク



心理「では、行ってきます」ペコリ

美琴「いい成績出して、第2位になっちゃうかもよ~」ケラケラ

垣根「ハイハイワロスワロス」ワロス

美琴「もうちょっと慌ててくれても・・・」





バタン


垣根「フウ・・・行ったか・・・」

削板「何するか~?」


垣根「・・・・お前まだいたのかよ!早く行けよ!」

削板「素で言ってたのかよ・・・」グスン

357: 2010/12/08(水) 01:58:37.22 ID:zNHqHKAo
垣根「」ボー
削板「」ボー

垣根「」ヌクヌク
削板「」ヌクヌク


垣根「なぁ・・・」

削板「なんだ?」

垣根「・・・・・・・暇だな・・・」

削板「あぁ・・・」



シーン



垣根「なぁ・・・」

削板「ん?」

垣根「・・・・・静かだな・・・」

削板「あぁ・・・」


垣根「・・・・」
削板「・・・・」


垣根「よし!!ボーっとしててもしょうがない!なんかやるか!」

削板「いいぞ!・・・だが何やる?」

垣根「ん~そうだな~」

ゴソゴソ



垣根「」つトランプ

358: 2010/12/08(水) 01:59:45.38 ID:zNHqHKAo
削板「なぁ・・・」ヒョイ

垣根「なんだ?」ヒョイ


削板「これ・・・面白いか?」



2人でババ抜き中




垣根「開始でいきなり最後の駆け引きだぞ!面白いだろうが!」

削板「そうか・・・?」





垣根「よっしゃあ!!」

削板「あっ・・・負けた・・・」

シーン

垣根「・・・勝った気がしない・・・」

削板「負けた気もしない・・・」

359: 2010/12/08(水) 02:10:33.17 ID:zNHqHKAo
垣根「お前さ~~さっきからつまんないだの面白くないだの言うなら、お前がなんか面白いことしろよ!!」イライラ

削板「え~~(なんという無茶振り・・・・・・)」

垣根「そんなだから、いつまでも7位なんだよ!」イライラ

削板「それは関係ないだろ・・・」




削板「まぁ・・でも、ここは一肌脱ぐとするかな?」スクッ

垣根「お!」



削板「では、面白いことしまーす。」ジャジャーン

垣根「待ってましたー」パチパチ ヤンヤヤンヤ

・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・

・・・
・・
シーン

垣根「・・・・・・・」
(予想以上につまらなかった・・・)

削板「・・・・なんか、スマン・・・」
(予想以上にうけなかった・・・)


垣根「・・・・いや、いいんだ・・・・ありがとう・・・」

削板「・・・・・・・・氏にたい・・・」グス




360: 2010/12/08(水) 02:11:18.72 ID:zNHqHKAo
垣根「」ハア
削板「」ハア

削板「」テクテク ポチッ

垣根「テレビ見んのか?」

削板「あぁ。」

ピッピッ

垣根「・・・・」
削板「・・・・」



垣削(碌なのやってねぇ・・・)



垣根「まぁ、学園都市でこんな時間にテレビ見てるやつなんてほとんどいないしな・・・」

削板「まぁな。」

ピッ

361: 2010/12/08(水) 02:14:04.37 ID:zNHqHKAo
垣根「ワイドショー見んのか?」

削板「一番マシじゃないか?」

垣根「テレビショッピングの方が良くないか?」

削板「じゃあ、そっちにするか」ピッ



キョウゴショウカイスルノハコチラ! ゼンジドウオソウジロボット・・・

垣根「コイツ・・・どっかで見たことあるような・・・?」

削板「気のせいじゃない?」



オネダンカンザキサンカラ・・・

垣根「」ボー
削板「」ウツラウツラ


垣根(つまんないな・・・)ハァ

ゴソゴソ 

垣根「」←PC

垣根「」カチャカチャ


垣根「wwwwwwww」

垣根「これ・・・『チームレベル5ォ』ってなんて読むんだよ!!」ワロス

垣根「ほら、削板!見てみろよ!!」ケラケラ



削板「」zzzz



垣根「・・・・・・・・」

垣根(1人になっちまった・・・)

362: 2010/12/08(水) 02:15:43.14 ID:zNHqHKAo
垣根「」ボー

削板「」zzzz

垣根(まぁ・・たまにはこんな日があってもいいかぁ)


ポカポカ

垣根(あったかいなぁ・・・)ウツラウツラ

垣根(あぁ・・・昼寝かぁ・・・何年ぶりだろうなぁ・・・)ウトウト

垣根(・・・・・・)

垣根(・・・・)

垣根(・・)




ピンポーン

垣根「」ビクッ

削板「」zzz

垣根「チッ」イライラ



垣根「はい?」イライラ

オトドケモノデース

垣根「はいはい、どうも!」イライラ

ハンコオネガイシマース

垣根「」ポン

363: 2010/12/08(水) 02:19:19.95 ID:zNHqHKAo

ガチャ

垣根(もう少しで眠れたのに・・・空気嫁!!)イラッ

垣根(なんだろう、これ?)



垣根(え~と・・・・美琴宛か・・・・送り主は白井黒子?誰だっけ?・・・・・・・中身は・・・・)

垣根(・・・・・)

垣根(・・・・・・・・・・パソコン部品)

垣根(・・・)

垣根(あやしい・・・)

垣根(まっ開けないけどね!)ヨイショット

垣根(本当に変なものだったら、もうアイツの顔直視できなくなるしな!)

垣根(でも、みたいな~~)

垣根(あとで何が入ってたのか聞いてみよっと。)

364: 2010/12/08(水) 02:22:02.05 ID:zNHqHKAo
垣根「」ボー
削板「」zzz

垣根(またこの状態か・・・)

ピッピッ

垣根(腹減ったなぁ・・・)スクッ

トテトテ ゴソゴソ


垣根「・・・・・・・おっ!!みかんがあった!」テーレッテレー

トテトテ ストン

垣根「♪♪」ムキムキ

削板「・・・!」ファー

削板「おっ!いいもん食ってんな!」

垣根「食うときにはおきんのか・・・」

削板「1個くれよ!」

垣根「嫌だね!寝てる人にはあげませーん」

削板「そんな子といわずに!いっぱいあんだから・・・・・・イテッ!」

垣根「」ピュ←ミカンの皮の汁を飛ばす

削板「イテッ・・何すんだよ!」ゴシゴシ

垣根「」ピュ

削板「お前・・・いい加減に・・・イテェ!」

垣根「何これ楽しい!」

365: 2010/12/08(水) 02:22:44.55 ID:zNHqHKAo
削板「」プンプン

垣根「悪かったって!」

削板「」イライラ

垣根「ほら、1個やるから。」つミカン

削板「」ムンズ

垣根「あっ・・・そこは受け取るんだ・・・」

削板「///」ムキムキ

366: 2010/12/08(水) 02:24:10.64 ID:zNHqHKAo
垣根「」ボー
削板「」ボー

ピッ ピッ

サンプンクッキングー

垣根「もうお昼か~」トケイチラッ

削板「まぁ、午前中って言ったって、高々3・4時間ぐらいだからな~」モグモグ



キョウハカンタンパエリアヲツクリタイトオモイマース

垣根「パエリアだって!」

削板「パエリアってなんだ?」

垣根「なんか黄色いご飯とシーフードが一緒になったやつだよ。」

削板「・・・・・・・・・・・お前、説明下手だな。」

垣根「うっうるせえな!パエリア知らないやつに言われたくないわ!///」

367: 2010/12/08(水) 02:26:32.26 ID:zNHqHKAo
マズシタゴシラエニ・・・

削板「3分クッキングってさ~」

垣根「ん?」

削板「3分じゃないよな・・・」

垣根「もうできちゃったやつ用意してあるもんな・・・」ウンウン

削板「料理って実際はどの位かかるもんなんだ?」

垣根「さぁ?カレーぐらいしか作ったことないから分からん・・・」

削板「おっ!!じゃあ俺の方がレベル高いな。」フンス

垣根「ほぉ。なに作れるんだ?」イガイ

削板「スクランブルエッグ!」ドウヨ

垣根「・・・・・・・・・・・」

削板「どうした?」

垣根「卵割ってフライパンで熱しながら、かき混ぜるだけだろ・・・・・・・・」ハア

削板「ハァ・・・これだから素人は・・・・スクランブルエッグに於ける下ごしらえの重要さを分かっちゃいないな」チッチッ

垣根「はいはい、そうですか~」ムキムキ

削板「聞けよ!」

垣根「やだね!長くなりそうなんだもん。」モグモグ

削板「」グス

368: 2010/12/08(水) 02:27:17.62 ID:zNHqHKAo
ココデナマゴメヲ・・・

削板「!!」
垣根「!!」

垣根「今の見たか?・・・」

削板「あぁ・・・生米をそのまま入れやがったぞ・・・」ゴクリ

垣根「ありゃあ確実に失敗すんだろ~」

削板「芯が残ってボソボソしそうだな~」




ソシテコノママニコンダモノガコチラニナリマース

垣根「おい!!!!さっきのを隠蔽するつもりか!!」

削板「これは許せねえな!!!」

垣根「なんでも上手くできたのだけ持ってくればいいってもんじゃねえだろ!!」

削板「そうそう。さっきのはどこいったんだよ!!そっち食えよ!!」

垣根「」マッタク
削板「」ハァ

369: 2010/12/08(水) 02:28:36.83 ID:zNHqHKAo
ウーン シーフードノイイダシガデテイテトテモオイシイデス

垣根「」ゴクリ
削板「」ゴクリ

垣根「なぁ?」

削板「ん?」

垣根「さっきので本当に成功するか、確かめないか?」ニンマリ

削板「・・・・・・・乗った!!」ニンマリ


デハキョウノオサライデス

垣根「おい!メモメモ!!」

削板「え~と・・・この辺に・・・あった!!・・・ほらよ」

垣根「よし!・・・・・・・って書くもがない!!」

削板「ペンか!・・・どこだ~・・・ペン・・・」

垣根「書くもの・・・書くもの・・・あっ」

垣根「・・・・・・シャーペンがあった!!・・・・・・・ カチカチカチカチ ・・・・・・って芯がない~~!!」イライラ

削板「ほら、こっちにボールペンがあったぞ!」ヒョイ

垣根「おぉサンクス!!」

削板「早くメモらないと!」

垣根「分かってるって!」

メモメモ

383: 2010/12/10(金) 01:03:51.54 ID:9dj7Tpgo
垣根「結局半分しかメモれなかったな・・・・」

削板「あぁ・・・どうしよう・・・」

垣根「まぁ~しょうがない。ググってレシピ探すか~さっきのとはちがくなるけど」

削板「闇雲にやって失敗してもやだしな~」


Cookpad

垣根「どこぞのメイドさんが聞いたら、即ナイフが飛んできそうな名前だよな・・・」ボソッ

削板「???」

垣根「いや、こっちの話だ。」



削板「おっ!これなんかいいんじゃないか?」

垣根「そうだな~さっきのに近い仕上がりになってるしな。」

垣根「印刷・・・印刷・・・」ピッ

384: 2010/12/10(金) 01:06:39.88 ID:9dj7Tpgo
削板「問題は材料だな~」

垣根「あぁ。エビとか貝とか普通ないもんな。」

ガチャ←冷蔵庫

垣根「おっ!エビ発見!!」

削板「隣にアサリがあるぞ!!」

垣根「・・・・アサリもか・・・・ってかこの細長い貝なんだ?」

削板「アサリでいいだろ!変なの使って怒られてもやだし。」

垣根「それもそうか。」



垣根「・・・・・・・イカもあった・・・」

削板「パプリカも・・・」


垣根「・・・・なんであるんだよ・・・」ボーゼン

削板「ここまで幸先がいいと逆に怖いな・・・」gkbr





垣根「まぁ、流石にサフランまではないだろ!!」

ゴソゴソ

垣根「・・・・あった」

削板「この家スゲェ!!」

385: 2010/12/10(金) 01:08:15.04 ID:9dj7Tpgo
垣根「え~まずは下ごしらえだな・・・・」

削板「下ごしらえはまかせろ~!」バリバリ

垣根「やめt・・・・オホン・・・・・・・イカの皮を剥くんだって。」

削板「あいよ!」

垣根「じゃあ、俺はこっちで他のことやってる」

垣根「分かった。」

垣根「」トントン
削板「」メリメリ

垣根「」トントン
削板「」メリメリ

垣根「玉ねぎが・・・」シクシク
削板「」ンー

垣根「パプリカか~」トントン
削板「」ンー

垣根「」トントン
削板「」メリ


垣根「・・・・」
削板「」メッリ・・・



垣根「おい!!」

削板「なんだよ!」イライラ

垣根「さっきから仕事量が違いすぎだろ!!」

削板「上手くむけねえんだよ!」イライラ

垣根「」ハア

垣根「まってろ、今簡単な剥き方探してみる」

垣根「ん~」イライラ

386: 2010/12/10(金) 01:09:23.25 ID:9dj7Tpgo
・・・

垣根「よ~し、わかったぞ!」

削板「どうやるんだ?」

垣根「酢につけるんだって!」

削板「酢?」

・・・

削板「おお~~~剥けた~~~」ツルン

垣根「フウ・・・これで先に進める・・・」





垣根「ほらよ!」ポイ

削板「次はエビの殻剥きか~・・・・・・・・・剥いてばっかだな・・・・・・・・・手が臭いし・・・」

垣根「文句言わない!手を動かす!」

削板「ヘイヘイ・・・・・」

ムキムキ ムキムキ

387: 2010/12/10(金) 01:11:47.37 ID:9dj7Tpgo
削板「・・・・」ムキムキ
垣根「・・・・」ムキムキ


削板「♪~~」ムキムキ
垣根「なんか楽しくなってきた!」ムキムキ

削板「ほいほい!」ムキムキ
垣根「お前遅いな~」ムキムキ

・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・


削板「なぁ・・・」

垣根「言うな!」

削板「・・・多すぎないか?」

垣根「言うなって!!俺も薄々気づいてたんだよ・・・」

ドーン←剥いたエビ山盛り

削板「どうするよ・・・」

垣根「どうするって・・・・エビフライにでもするか・・・?」

削板「尻尾も取っちゃったぞ!」

垣根「尻尾なんか飾りです。」

削板「・・・」

388: 2010/12/10(金) 01:12:39.95 ID:9dj7Tpgo
垣根「よし!じゃあ気を取り直して、具材をいためるぞ!」

削板「お~」


垣根「まずは玉ねぎとニンニク!」

削板「ドーン」

ジャージャー

垣根「」ガシャガシャ

垣根「よし!パプリカGO」

削板「ヘイ!」ドパ

垣根「よし、いい色!」



垣根「トマトGO」

削板「水煮缶を丸々一缶入れていいのか?」

垣根「いいだろ~別に~」

削板「・・・じゃあ」ドパー

垣根「・・・なんか水っぽくなった・・・」

削板「この後で出し汁入れるんだぞ・・・」

垣根「・・・・」ジャージャー
削板「・・・・」ジー

389: 2010/12/10(金) 01:14:25.44 ID:9dj7Tpgo
垣根「・・・・まっまぁ、何とかなんだろ!」ゲンジツトウヒ

削板「・・・・そうだな!」オレノセイジャナイ

垣根「レシピを信じよう・・・・・・・」

削板「お前、信じてないだろ・・・・」







垣根「・・・とうとうこの時が来たな・・・」

削板「・・・あぁ・・・覚悟はいいか?」

垣根「・・・正直ないが・・・まぁ書いてあるんだからな・・・」

削板「じゃあ、行くぞ!」

ジャー←生米

垣根「あぁぁぁぁぁ・・・大丈夫かな・・・」

削板「このレシピを信じようぜ!」ポンポン


390: 2010/12/10(金) 01:15:38.53 ID:9dj7Tpgo
垣根「後はサフランを加えて・・・」

削板「サフランってどの位入れればいいんだ?」

垣根「ん~ちょっと待てよ~・・・・量は~~・・・・・適宜・・・」

削板「適宜・・・」

垣根「アバウトだな・・・」

削板「サフラン自体も、こんな量しか入ってないぞ!」

チンマリ

削板「しかもこれ新品!」

垣根「新品でこんな量しか入ってないのかよ!」

削板「ちょっとでいいのかな?」

垣根「あぁ、その位強力ってことだろ・・・・多分・・・」

削板「じゃあ・・・・」パラパラ

391: 2010/12/10(金) 01:17:36.21 ID:9dj7Tpgo
パコ

垣根「あとは蓋をして煮込むだけ!」

削板「はい」つキッチンタイマー

垣根「サンキュ」





削板「・・・疲れた~」ドスン

垣根「あぁ・・・」フウ


垣根「・・・」ボー
削板「・・・」ボー





垣根「」ピコーン

垣根「おい!今日はベランダで食わないか?」ガタン

削板「おっいいねぇ!」ガタン

垣根「よし。じゃあ俺が机はこぶから、お前はイスを頼む。」

削板「任せろ!」


392: 2010/12/10(金) 01:18:33.85 ID:9dj7Tpgo
ガタガタ カタカタ


バコンバコン

削板「大丈夫か?」

垣根「あぁ・・・・窓から出そうとおもったんだが、はまっちまったみたいだな・・・」

削板「せめて押す人がいればな~」←外にいる

垣根「よおーし!それなら任せろ!」

削板「??」

垣根「発想の転換だよ!俺が飛んでって、玄関の方から家に入って・・・」

削板「なるほど!頭いいな!」

垣根「まぁな!」バサバサ

削板「謙遜しないんだ・・・・」

393: 2010/12/10(金) 01:19:11.58 ID:9dj7Tpgo
削板「・・・・」

削板「・・・・」

削板「・・・・遅いな」

バサバサ

削板「ん?どうしたんだ?」

垣根「・・・・この家オートロックだから鍵がないと入れなかった・・・」

削板「・・・・・・」

垣根「・・・・じゃあ、戻すか・・・」

削板「あぁ・・・・」


394: 2010/12/10(金) 01:20:37.16 ID:9dj7Tpgo
ガタガタ ソッチオセ ヨシ 

垣根「フウ・・・やっとでたな・・・」

削板「上手いことはまってたな~」







垣根「じゃあ、外はあきらめるか~いいアイデアだと思ったんだがなぁ~」ガッカリ

削板「・・・・・」


削板「なあ?」

垣根「?」

削板「おもったんだが、お前の未元物質で机を作れないか?」

垣根「!!!」

垣根「ナイス!・・・・それは思いつかなかったな~!」

削板「頭ってのはこう使うんだよ!」フンス

ウニョウニョ

垣根「どうよ?」

削板「ちょっと曲がってるかな?」

ウニョ

削板「おっいい感じ!」

395: 2010/12/10(金) 01:21:33.63 ID:9dj7Tpgo
垣根「」フウ
削板「」フウ

ピピピピ

垣根「時間か!」

ドタドタ


垣根「開けるぞ!」ドキドキ
削板「」ドキドキ


パカッ

垣根「」ノゾキ
削板「」ノゾキ

垣根「・・・」
削板「・・・」




垣根「なんていうか・・・赤いな・・・」

削板「色が着かなかったのか・・・・・・」

垣根「・・・」
削板「サフランェ・・・」





垣根「まっ・・まあ味だよな!」

削板「そうそう!味が良けりゃあいいんだよ!」


396: 2010/12/10(金) 01:22:27.65 ID:9dj7Tpgo
垣根「味見してみるか?」

削板「あぁ。」



削板「」モグモグ

垣根「どうだ?」

削板「・・・・」

垣根「・・・・」ゴクリ





削板「うまい!!」

垣根「」パア

削板「味はすごくいい!」

垣根「食えるもん作れてよかったぁ~」ホッ

削板「俺ら頑張ったなぁ~」ニコニコ

397: 2010/12/10(金) 01:24:10.97 ID:9dj7Tpgo
垣根「エビフライは任せていいか?」

削板「あぁ、その位はできる。」

垣根「じゃあ頼むわ~手首痛くなっちまった・・・」ブラブラ

削板「案外柔いな」ケラケラ

垣根「うるせえ!俺は、お前と違って育ちがいいんです~」

削板「ハイハイ・・・・・・・さ~てと、まずは衣を作らないと・・・」



ジュージュー

削板「お~い!揚がったぞ!」

垣根「おっ!早かったな!」

削板「なんかつけるか?」

垣根「あ~俺はいいや。」

削板「じゃあ、このまま運んでくれ。」

垣根「あいよ!後片づけは頼んだ。」

削板「テンプルどこだっけ?」バタバタ

垣根「右下の棚」

削板「右下・・・右下・・・あったあった」ホイット

398: 2010/12/10(金) 01:24:44.53 ID:9dj7Tpgo
削板「おし!食べよう!」

垣根「スープ作っといたぞ。お湯入れるだけの奴だがね。」ハイヨ

削板「おっ気が利くねぇ」




垣削「いただきます」

モグモグ ムシャムシャ

垣根「うまい!」
削板「うまい!」

垣根「やっぱり、自分で作ると一味違うな~」シミジミ

削板「な~」

399: 2010/12/10(金) 01:31:05.10 ID:9dj7Tpgo
削板「高いだけあって見晴らしがいいなぁ~」

垣根「おっ!あそこに見えんのは麦野じゃないか?」ミオロシ

削板「ホントだ。お昼用意しといてあげるか~」ガタ

垣根「机も伸ばさないとな~」ウニョウニョ




麦野「ただいま~」

削板「おかえり~」
垣根「早かったな~午後じゃなかったのか?」

麦野「急きょ予定が変わってね~」


麦野「ん?・・・・・クンクン・・・イカ臭い・・・」ケゲン

垣根「・・・なんもしてねぇぞ!それは本物のイカの匂いだ!」

削板「パエリア作ったんだよ」ニコニコ

麦野「な~んだ・・・結構上手くできたじゃない!(赤い・・・)」

麦野「パエリアなら、ムール貝があったのに~」

垣削「なんだそれ?」

麦野「ムール貝を知らなかったのね・・・・・」

垣根「冷めないうちに早く着替えて手ぇ洗って来いよ!」ホラホラ

麦野「ハイハイ」パタパタ

400: 2010/12/10(金) 01:35:50.82 ID:9dj7Tpgo
垣根「麦野が帰ってきたってことは、留守番も終わりだな~」

削板「なんだかんだで充実してたな。」

垣根「だな。」ニコニコ

















第10話    終わり

416: 2010/12/11(土) 12:50:50.29 ID:tbHbmZUo
遅れました。

では、投下します。

417: 2010/12/11(土) 12:53:34.36 ID:tbHbmZUo
ヴーヴー

一方「ん?電話か?」

一方「もしもし?」

・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・





一方「今日夕飯要らねえわ。」

麦野「?どうしたの?」

一方「ミサカの奴とに誘われた。」


心理「」
打ち止め「」

垣根「」ニヤニヤ






ぶっ壊してほしい幻想編


















418: 2010/12/11(土) 12:54:15.10 ID:tbHbmZUo
麦野「ミサカってあの布団買う時にいた子?」

一方「そォだ。」

垣根「オォ!デートですかね?」ウリウリ

心理「」ガーン

一方「そンなンじゃねェよ!ただ飯食ってくるだけだァ」

垣根「またまた~」ケラケラ

打ち止め「やっやられた・・・」

419: 2010/12/11(土) 12:55:16.78 ID:tbHbmZUo
垣根「今日は帰らないつもり?」ニタニタ

一方「あァ?飯食うだけだって聞こえなかったのかァ!もっとよく聞こえるように、耳の穴を広げてやろォかァ???」

垣根「冗談だよ~」ニタニタ



削板「いいな~俺も行きたいなぁ~(主に食べ物目当てで)」

一方「別に来ても構わねェぞ?」

削板「マジで!!」

垣根「おい!」(空気読めよ!)

削板「??」

麦野「それは食後のプリンを放棄したとみなすけど、構わないかしら?」

削板「・・・・・・・・・・・やっぱり今度にする・・・」

垣根「麦野gj」ボソッ

一方「・・・」

420: 2010/12/11(土) 12:55:56.92 ID:tbHbmZUo
麦野「まぁ、楽しんでらっしゃい。」

一方「楽しめるかねェ・・・」

心理「」ジー
打ち止め「」ジー

一方「・・・・」


麦野「まあ、この子たちのことは任せなさい。」ハア



一方「じゃァ行ってくる。」

麦野「避妊はちゃんとね!」

打ち止め「」ウワーン
心理「」ウワーン
垣根「」ケタケタ
削板「」ヤッパリイキタカッタ
美琴「///」←妄想中

一方「・・・・」

ガチャ


一方(本当に飯食うだけなんだがなァ・・・)ポリポリ

421: 2010/12/11(土) 12:57:40.78 ID:tbHbmZUo
一方(待ち合わせは・・・この辺の筈・・・)キョロキョロ

一方(まだ来てねェか・・・)


ミサカ「もう来ていますよ!とミサカは声を掛けます。」

一方「」ビクッ


一方「・・・・なンだ来てたのか・・・もうちょっと心臓に優しい声のかけ方はなかったのか?」ハア

ミサカ「それは気が付かなくてすいません。とミサカは頭を下げます。」ペコリ

一方「まァいいンだが・・・・」




一方「ン?今日は制服じゃないのか?」

ミサカ「流石に制服では・・・とミサカは自分の服を見下ろします。」

一方「実験の時は制服だったじゃねえか。」

ミサカ「あの時はまだ、私服をもっていませんでしたから。とミサカは暗にこの服をお給料で買ったことを仄めかします。」

一方(仄めかせてねェ・・・)

ミサカ「似合ってますか?とミサカはあなたに問います。」

一方「まァ悪くねェンじゃねェか?」

ミサカ「・・・・それは似合ってると取ってもよろしいんでしょうか。とミサカは確認を取ります。」

一方「・・・・まァな」

ミサカ「ありがとうございます。とミサカは再度頭を下げます。」ペコリ

一方「・・・・行くぞ!」

422: 2010/12/11(土) 13:01:44.62 ID:tbHbmZUo
一方「」テクテク
ミサカ「」テクテク

一方「・・・」テクテク
ミサカ「」テクテク

一方「・・・・・・」テクテク
ミサカ「」テクテク


一方「なァ?」

ミサカ「はい?」


一方「なンでそンなロボットみてェな歩き方してンだ?」

ミサカ「えっ?」←右手と右足、左手と左足を一緒に動かしてる

ミサカ「・・・・・・・あ~健康法です!とミサカはあなたと一緒に歩くことに緊張していると・・・ ハッ ・・なっなんでもありません」アセアセ

一方「・・・・そォか・・・・」

ミサカ「///」






ミサカ「こっここですか?」

一方「あァ」

ミサカ(・・・・・いくらかかるんだろう・・・・とミサカはちょっと居心地が悪くなります・・・)



一方「予約してあるンだが」

店員「お待ちしておりました、一方通行様。こちらへどうぞ。」

一方「ン」

ミサカ「・・・」

423: 2010/12/11(土) 13:03:09.95 ID:tbHbmZUo
ミサカ「あの~」

一方「なンだ?」

ミサカ「わざわざ、貸切にして頂かなくてもよかったのですが・・・とミサカは申し訳なさそうにします。」


ガラガラ←店内


一方「気にすンな。俺が、ほかの客がいるところで食事すンのが嫌いなだけだ。」

ミサカ「そうですか・・・(いったいいくらかかるのでしょう。とミサカは自分の給料の額との圧倒的な差を再確認します・・・)」



一方「決まったか?」

ミサカ「あっ・・もう少し待っていただけますか?とミサカはあわてます。」アセアセ

一方「ン」

ミサカ(時価・・・メニューに本当に書いてあるのをはじめてみました・・・とミサカはここで食事するのがだんだん怖くなります・・・)



コレトコレデ カシコマリマシタ

424: 2010/12/11(土) 13:04:57.14 ID:tbHbmZUo
一方「最近、連絡がなかったが、元気にしてたか?」

ミサカ「はい。とミサカは肯定します。」

ミサカ「そちらもお変わりありませんか?とミサカは逆に問いかけます。」

一方「あァ。風邪の看病したり、それなりに忙しかったが・・・」


ミサカ(看病されてぇ!!)




一方「そういやァ、垣根の奴が水族館でお前を見かけたって言ってたンだが、あそこでも働いてンのか?」

ミサカ「いいえ。それは別のミサカです。とミサカは多分ミサカ10056だと推測します。」

一方「別の奴も働いてンのか・・・世知辛い世の中になったもンだ。」

ミサカ「働いてみると、案外楽しいものですよ。とミサカは今の生活に満足していることを、アピールします。」

一方「ほう、よかったなァ。」

ミサカ「はい。」ニッコリ

425: 2010/12/11(土) 13:06:09.76 ID:tbHbmZUo
ナンタラノシロクリームナンチャラ ナンカノナンタラソテーナンチャラ オモチシマシタ

一方「うン・・・悪くねェな・・・」モグモグ

ミサカ「おいしいです。とミサカは正直な感想を述べます。」モグモグ



ソレデソノトキ・・・ ヘエ・・・ モグモグ

ミサカ「・・・・とミサカは・・・」

一方「ほォ・・・・・・・でな、俺は・・・」





ピカッ



一方「!!」
ミサカ「!!」





一方「なンだ?今の光は?」

ミサカ「・・・・」

426: 2010/12/11(土) 13:07:39.84 ID:tbHbmZUo
一方「外の様子が特にかわっようにも見えねえな・・・」ノゾキ


ミサカ「・・・・」


一方「だが、心配だから一応家に電話してくるわ。」ガタッ



ミサカ「・・・・か?」

一方「ン?なンかいったか?」

427: 2010/12/11(土) 13:10:29.28 ID:tbHbmZUo
ミサカ「そんなに、打ち止めが心配ですか?とミサカは問います。」

一方「まァ・・・一応保護者だからなァ・・・」

ミサカ「どうしてあの子でなければならないのですか?とミサカは再度問います。」ズイ

一方「おい・・・どォしたンだ?」タジタジ




ミサカ「・・・・いつもいつもいつもつも・・・あなたの隣はあの忌々しいあの子がいる・・・・どうして、そこが私ではいけないのでしょう?同じ遺伝子なのに・・・どこに違いがあるのでしょう?とミサカは繰り返し問います。」ズイズイ



一方「おっおい・・・」

ミサカ「所詮ミサカは、20000分の1人にしかすぎないのですか?・・・・」


一方「・・・・」



ミサカ「これでも、ほかの個体との差をつけようと努力してるんです・・・努力はしても・・・・限界があるんです・・・こんな私ではやはり受け入れてもらえませんか?」

一方「そっそんなことはない・・・」



ミサカ「では私をミサカではなく、1人の女性としてみてください!とミサカは訴えます。そのためなら、ミサカはなんだってします!」

一方「あ~・・・・・・・分かった分かった。」

ミサカ「ほっ本当ですか?」パア

一方(なンで急にこンなになったンだ?)「あっあァ・・・」

ミサカ「では、私を・・・・・・」

428: 2010/12/11(土) 13:12:17.59 ID:tbHbmZUo
パァン



一方「えっ・・・・?」

ミサカ「ぐぅ・・・・・・」





一方「おい!大丈夫か?」ダッ


・・・・・・・・・・・・・・・・
ミサカ10056「あなただけが抜け駆けしていいという決まりはありませんよ。とミサカはライフルの反動の余韻を感じながら当たり前のことを呟きます。」


ミサカ10056「・・・・・残り19999人」ニヤリ

カチャカチャ
・・・・・・・・・・・・・・・・

ミサカ「く・・・っ・・・」

一方「動くんじゃねえ!今止血してやる」キイン

ミサカ「・ハアハア・・油断していました・・・ですが急所は外しましたね・・・10056番は詰めが甘くて助かりました・・ハアハア・・」

一方「しゃべるな!」

ミサカ「・・・カエル顔の医者の所へ・・・お願いします・・・」

一方「あぁ、分かってる!」ダッ

429: 2010/12/11(土) 13:13:46.99 ID:tbHbmZUo
ミサカ「だんだん・・・ボーっとしてきました・・・」

一方(血はどうにかコントロールできているが・・・脳波が弱くなってきてやがる・・・)

ミサカ「私は氏ぬのでしょうか?・・・・ハアハア」

一方「大丈夫だこの俺がが保証してやらァ!」

ミサカ「フフフ・・・・頼もしい限りです・・・・でもこのまま氏ぬとしても、あなたの手のなか・・・・で・・・し・・・・・・・」ガクリ



一方「おい!!」


一方「・・・意識を失ったかだけか・・・氏んじゃいねェな・・・」キイン

一方「氏ぬんじゃねェぞ!」

430: 2010/12/11(土) 13:14:40.62 ID:tbHbmZUo
ガラガラ

一方「おい!冥土返し!」

冥土返し「・・・来たね。さあ、こっちへ。」

一方「ン?・・・・・おう。」

ドサ



一方「助かるか?」

冥土返し「助かるか?僕を誰だと思ってるんだね?」

オペノジュンビヲ

431: 2010/12/11(土) 13:16:07.92 ID:tbHbmZUo
一方「なンで俺が来ることが分かったンだ?」

冥土返し「うん、それなんだがね・・・・」


冥土返し「・・・・君もあの光を見たかい?」

一方「あァ・・・」

冥土返し「あの子も?」

一方「あァ・・・」

冥土返し「やっぱりか・・・・」

一方「やっぱり?」

冥土返し「あの光を見てから、急に重症の患者が次々に運び込まれてきたんだよ。」

一方「光で脳でもやられたのか?」

冥土返し「いや、大半は刺し傷だねぇ。銃で撃たれたってのはこれが初めてだね。」

一方「刺し傷?」

冥土返し「それも、ほとんどが包丁とかの身近にある刃物。」

一方「光に気を取られて、持ってた包丁を足にでも落っことしたのか?」

432: 2010/12/11(土) 13:16:59.07 ID:tbHbmZUo
冥土返し「いや、きちんと急所を狙った傷だよ。」

一方「・・・」

冥土返し「しかも患者は男ばかり。」

一方「男?」

冥土返し「刺したのは、その恋人かその人に好意を持っていた女性。」

一方「訳が分からん。」

冥土返し「彼らの話によると、親しげに話してたのが、光を見た瞬間に人が変わったように取り乱して、刺してきたそうだ。」

一方「・・・・あァ・・・俺もそんな感じだった・・・刺されはしなかったが・・・」

433: 2010/12/11(土) 13:20:41.06 ID:tbHbmZUo
冥土返し「その少しあとに担ぎ込まれてきたのが、今度は女性の方だった。」

一方「?」

冥土返し「大部分は恋人を刺した包丁で自分も自殺を図るか、その男のもとに来た別の女性と頃し合いをするか・・・・」

一方「・・・・」

冥土返し「今の学園都市はそんな状況なんだよ。」

一方「なンでこンなことに・・・・」


一方「・・・・・・・・・・・・・・・そォだ!・・・・・打ち止めが・・・・・」

冥土返し「それなら大丈夫。偶然この前の調整の時の忘れ物を取りに僕のところに来てね、あの光を見ないで済んだんだよ。」

一方「そォか・・・・よかったァ・・・」ホッ

冥土返し「打ち止めちゃんがミサカちゃんが撃たれたことを教えてくれてね、で準備して待ってたわけだよ。」

一方「そォか・・・・」

冥土返し「今は上位個体権限で全ミサカのシャットダウンを行てるところだね。かなり難航しているようだが・・・」


一方「・・・・・・どこにいるんだ?」

冥土返し「会うつもりかい?それはやめといたほうがいい。MNWは感覚を共有できるから、もし打ち止めちゃんの前に君が現れたら、他のミサカがそれを知覚して、よけいヒートアップして、騒ぎを大きくしかねないからねぇ。」

一方「・・・・・・・クソッ」

434: 2010/12/11(土) 13:21:14.84 ID:tbHbmZUo
オペノジュンビガトトノイマシタ

冥土返し「では、僕は行かなければ。」

一方「頼ンだぜェ!万が一氏なせでもしたら、氏ンだ方がましって思える苦痛をお前に与えてやるからなァ!」

冥土返し「・・・それはご勘弁いただきたいねぇ」フフフ

ガチャン

435: 2010/12/11(土) 13:21:56.39 ID:tbHbmZUo
ゴロゴロ

一方「さて、どう動く?」

一方「・・・・・俺に何ができる?」

ポツポツ 



ザーザー

一方「雨か・・・・」

436: 2010/12/11(土) 13:23:14.86 ID:tbHbmZUo
ピピピピピ

一方「ン?土御門か・・・・・・・・・・もしもし?」

土御門「今どこだにゃー?・・・ハアハア」

一方「冥土返しの病院の外だが・・・」

土御門「状況は分かってるか?・・・ハアハア」

一方「あァ・・・光がなンかしたってことぐらいだが・・・」

土御門「あれは、ただの光じゃないニャー・・ハアハア」

一方「それは薄々わかってた」ニヤニヤ

437: 2010/12/11(土) 13:28:11.97 ID:tbHbmZUo
土御門「・・・端的に言うと魔術側の攻撃だニャー。」

一方「!!」

土御門「確証はない・・・だが、そうとしか考えられないニャー」

一方「どんな攻撃なンだ?」



土御門「名前は・・・『クリスマス終了のお知らせ』・・・」

一方「・・・」

土御門「本来はクリスマスの日に、十字教徒が外ではしゃいでいないで、家でゆっくり家族と過ごさせようとするだけの、いわばスローガン的な存在だったんだニャー」

土御門「だけど、その威力を増幅させ、家で過ごさねばならないことによって恋人との時間を奪われたみたいな感覚を強制的に抱かせ、その恨みを増幅させることで心を乗っ取り、効果範囲内の女性を意のままに操るというものだニャー」

一方「だが、今日はクリスマスじゃねェぞ!」

土御門「あぁ、だから確証がないのニャー。だが、そもそも、こんなに威力を増幅してあるということは、クリスマスの日にしか使えない、という制限も突破できたに違いないニャー」

一方「・・・・・・」

土御門「クリスマスも近いし、日にちの制限の方は簡単に突破できると思うぜよ。」


一方「・・・心を乗っ取られるとどうなるんだ?」

土御門「今回は・・・・・・まあ簡単に言えばヤンデレ化するニャー」

一方「・・・・」

土御門「あるものは恋人を殺害し永遠に自分ものにしようとしたり、恋敵を次々と手にかけていったり・・・まあ、自分に素直になるニャー」

一方「素直って・・・・・・・・・」


438: 2010/12/11(土) 13:31:02.76 ID:tbHbmZUo
一方「でェ?どォ動けばいいンだ?」

土御門「心を操るなら、こっちにもスペシャリストがいるだろう?」

一方「・・・心理か・・・」

土御門「正解!」

一方「だが、あいつにも、この魔術がかかってたらどうする?」

土御門「まぁ・・・・・話の流れ的に考えてそれはないぜよ!」

一方「話の流れって・・・」


土御門「でも、心理ちゃんにできるのはいわば応急処置まで、魔術の根本を絶たないとこの騒ぎは収まらないぜよ。俺は今それを探しているところだニャー。」

一方「分かったァ・・・心理に頼んだら、そっちに合流する。」

土御門「頼むニャー・・・・あと、一方・・・・・」






土御門「・・・気を付けてな」

一方「あァ・・・」ピッ


439: 2010/12/11(土) 13:33:56.13 ID:tbHbmZUo
一方「さァて、行くかァ!」スタッ



シーン

一方(驚くほど町が静かだァ・・・悲鳴とか、笑い声すら聞こえン・・・小康状態ってとこなのか?)






一方「ついたか・・・」



???「おい!」

一方「」ビクッ

一方「誰だ?」

垣根「・・・・・・・・・・・・・俺だ・・・ゼエゼエ」

一方「垣根か・・・・・・・・ってお前怪我してんのか?」

垣根「ただのかすり傷だ・・・・・・・・・・ゼエゼエ」フリフリ

一方「ちょっとみせてみろ!」

垣根「大丈夫だって!」


一方「ちょっとでいいから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これはヒデェ」

垣根「前から後ろの様子が見えて便利だろう?」ヘヘヘ

440: 2010/12/11(土) 13:37:28.40 ID:tbHbmZUo
一方「今止血してやる!」キイン

垣根「お前も見てわかるだろ!血は止まってるんだよ。焼切られたようなものだからな・・・・ゼエゼエ」


一方「・・・・・誰にやられた?」

垣根「分かってるくせに・・・・・・・・・麦野だよ。」



垣根「この騒ぎが起こって、暗部にも出動命令が下りたんだ、それを伝えた時はあいつ普通だったんだが、出かけようと玄関まで来たら、いきなり至近距離からズドン・・・・・・・」

一方「・・・・・・普通だった?」

垣根「あぁ。あの光が出たとき、あいつ風呂に入ってたんだ。ほら、うちの風呂、光の放たれたのとは反対の方角に窓があるし、あいつが窓を開けて風呂入るとも思えないから、あの光を見てないと思うんだ。実際、風呂から出てきたときも普段と変わらなかったし・・・・それで油断した・・・・策士だな・・・」ヘヘヘ

一方(なンで光を直接見てないのに?それとも見たのか?)

垣根「ここに・・・何しに来たんだ・・・?・・・忘れ物か?・・・」ヘヘヘ

垣根「デート中に女の子を放っとくなんて、最悪だな・・・ゲホゲホ」


一方「それ以上しゃべんな!今病院に連れてってやる!」

垣根「やめろ!・・・・・・・・・・・・・いや、やめてくれ・・・俺はもう助からない・・・自分のことだからわかるんだ・・・・」

一方「・・・・」

441: 2010/12/11(土) 13:39:20.58 ID:tbHbmZUo
垣根「変な装置に入れられたりしてこれ以上苦痛を長引かせたくないんだ・・・だから・・・このまま・・・・」ゲホゲホ

一方「・・・・・・・・・分かったァ」スクッ

垣根「まだ、やり残したことがあるのになぁ・・・・一番最近思い出が、削板とパエリア作っただぜ!・・・・ヘヘヘ・・・・最悪だ・・・」

一方「」

垣根「あっ!・・・・・・・・まずいな・・・麦野に負けたってことは・・・第3位に転落かぁ・・・・でも、風呂上がりのあいつきれいだったなぁ・・・」

一方「」グス



垣根「ほら、さっさといけ!やるべきことがあるんだろ?」フリフリ

一方「分かってらァ・・・・・・・・・・・・・じゃァな」
タッタッタ








垣根「・・・・じゃァな・・・・か」フフフ

442: 2010/12/11(土) 13:40:48.20 ID:tbHbmZUo
玄関前

一方「フウ・・・・・・・・・・・よし、入るぞ!」

ガチャ

一方「帰ったぞォ」ビクビク


グスッ グスッ

一方(麦野か?)



ソローリ ソローリ

ガチャ

グスッ グスッ

一方(いた・・・・反射反射っと・・・)

一方「おい、麦野?」

グスッ グスッ

一方「大丈夫か?」


ソローリ ソローリ

グスッ グスッ キチャダメ

一方「大丈夫だ、なンもしねェよ・・・」

キチャダメ キタラ

443: 2010/12/11(土) 13:44:01.74 ID:tbHbmZUo
キイン


一方「!!!」

一方「なっなにが・・・体が・・・・・動か・・・・・・」


???「麦野さん・・・・・変なこと言ったら、ダメじゃないですか・・・・・危うく失敗するところでしたよ?」

一方「・・・・」

???「体が、動かないでしょう?」

一方「・・・・」

???「それでは、答えられませんね・・・・頭部だけは、動かすことを許可します。」

一方「ハァ・・・・・・・・・なるほど・・・・麦野はやっぱりあの光はみてなかったわけか・・・」


???「えぇ」

444: 2010/12/11(土) 13:52:42.37 ID:tbHbmZUo
一方「それでも、垣根を攻撃したのは・・・・・・・・・・・・・・・・お前の能力か・・・・・・・・・・・・・心理・・・」

心理「その通りです・・・・麦野さんには悪いですが、手ごまにさせていただきました。」

グスッ

心理「おかげで、一方さんは麦野さんだけに注意を向けて、私が仕掛けた罠にまんまとはまってくれたわけですから。」ニッコリ

一方「・・・・」


心理「今の麦野さんは完全に私の人形、『泣いていろ』と命じたのですが、やはり抵抗しているみたいですね・・・・・・流石は第4位と言ったところでしょうか・・・」

一方(心理もあの光を見ちまったのか・・・まいったな・・・・)

心理「大方、この騒ぎを鎮圧するのに私を頼りに来たのではないですか?・・フフフ・・まぁ安心してください、この騒ぎはもうじきおさまりますよ。」

一方「?・・・どォしてだ?」



心理「この町の人間の脳を一人残らず私の支配下に入れるからです・・・・フフフ」

一方「・・・・・・・どォりで町が静かだったわけだ・・・」


心理「現在、支配下に入れた脳を並列させて、演算処理をしてもらってます。『幻想触手』事件のと原理は同じです。」

一方「・・・・・・・そんなことをして、何するんだ?」



心理「フフフ・・・・・『世界』を創るんですよ!」

一方「『世界』?」

445: 2010/12/11(土) 13:57:31.71 ID:tbHbmZUo
心理「そうです、まあ現実のではなく、脳の中のものですが・・・・・・・・私と、一方さんだけがいる世界・・・・・そんな理想郷を創るんです」ニッコリ

一方「・・・・・」


心理「こんなことをしてる私が嫌いになりました?・・・・・・・でも、もとはといえば一方さんがいけないんですよ!一方さんが、あっちこっちに女を作るから、私がこんなことをしなければならなくたっちゃんったんですから!」

一方「・・・・」

446: 2010/12/11(土) 13:59:49.73 ID:tbHbmZUo
心理「さぁ、時間ですよ!一方さん。抵抗は不要です。っていうより、そもそもできません。『幻想触手』が1万人なら、私は現在この学園都市の約8割・・・・200万人近くの人間の脳を支配しています。たとえ第1位と言えども、抵抗できる限度を超えていると思います。」

一方「・・・・土御門ォ・・・・どうやら、終わりみたいだぜ・・・・話の流れ的に・・・・」カカカ



心理「では・・・・さようなら・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして・・・ようこそ私の世界へ・・・」キイン

一方「・・・・・・・・・・・心理と2人だけの世界か・・・・まァ悪くねェかもな・・・・」カカカカ



一方(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
一方(・・・・・・・・・・・・・・・)
一方(・・・・・・・・・・)
一方(・・・)
一方()

447: 2010/12/11(土) 14:01:33.67 ID:tbHbmZUo
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・
・・・




アクセラレータ アクセラサーン

一方「ハッ」バッ





打ち止め「もう!何寝てるの!夕飯だよ!!」

一方「・・・あっ・・・・あぁ・・・・・・」

垣根「汗びっしょりだな~悪い夢でも見たか?」

一方「いや・・・・まァ・・・・」(ゆっ夢だったのか・・・)ホッ



心理「たっタオルです・・・////」

一方「ビクッ・・・・・あっあァ・・・スマン」フキフキ

448: 2010/12/11(土) 14:02:28.41 ID:tbHbmZUo
一方「心理・・・・一つ聞いていいか?」

心理「なんです?」





一方「この世界は夢か?現実なのか?」











第11話    終わり

456: 2010/12/12(日) 01:48:24.50 ID:0.s6CuQo
麦野(今日の~夕飯は~何にしよっかな~♪)テクテク

麦野「」テクテク

麦野「・・・」テクテク



麦野「」ビクッ

麦野「」バッ

シーン

麦野「・・・・・・気のせいか」



麦野「」テクテク

麦野「」ビクッ

麦野(またか・・・今度こそ)

麦野「」バッ

シーン

麦野「えっ・・・」



麦野「」テクテク

麦野「」ビクッ

麦野「」バッ

シーン


麦野「どっどうなってるのよ・・・」







麦野さんのストーカー?編

457: 2010/12/12(日) 01:50:32.56 ID:0.s6CuQo
麦野「ただいま~」ハァ

垣一打心美削「おかえり~」




麦野「」ハァ

垣根「どうした?元気ないじゃねえか。」

麦野「ええ・・・まあ・・・」

垣根「また、俺に彼氏やれとかじゃねえよな?」ニヤニヤ

麦野「違うわよ。」ハア

垣根「そうか・・・・・・・・・まあ、悩みがあったら言えよ。」

麦野「ありがとう。」ニッコリ


麦野「じゃあ、ちゃっちゃと夕飯作っちゃうから、向こうで待っててね。」

垣根「ん~」

458: 2010/12/12(日) 01:52:28.76 ID:0.s6CuQo
心理「麦野さん、私も手伝いますよ。」エプロンスチャ

麦野「あら、ありがとう。」



心理「今日はいつにもまして落ち込んでますね。」トントン

麦野「えぇ・・・」ジャージャー

心理「私でよければ相談に乗りますよ?」トントン

麦野「ありがとね・・・・・・・・・・・・・でも、私の悩みの原因、もう知ってるんでしょ?」ウフフ

心理「・・・・・・・・・・・・はい。すいません・・・」ショボーン

麦野「あっ・・・・・攻めてるわけじゃないのよ!能力だもの、仕方ないわよ。」アセアセ

心理「すいません・・・」ショボーン

麦野「ホラホラ・・・あなたが落ち込んでどうするのよ。こっちまで余計に落ち込んじゃうじゃない」ネッ

心理「はい・・・・」

459: 2010/12/12(日) 01:54:22.30 ID:0.s6CuQo
麦野「まぁ、気のせいだと思うんだけどね~」

心理「垣根さんや一方さんに相談したらどうですか?」

麦野「でも・・・余計な心配かけたくないし・・・」


心理「普段明るい麦野さんがそんなに落ち込んでる方が余計心配ですよ!」

麦野「・・・・」グスッ

心理「」ナデナデ


麦野「・・・・・・・・あなたにあやされる日が来るとは思わなかったわ」ウフフ

心理「」ニッコリ



麦野「・・・・・分かったわ。夕食の後に話してみる。」グッ

心理「それでこそ、麦野さんですよ」ニコニコ

466: 2010/12/14(火) 03:03:57.52 ID:koCKq/Yo
一同「ごちそうさま。」

カチャカチャ ワイワイ


麦野「ねえ?ちょっといい?」

垣根「ん?なんだ?」

麦野「実は・・・・」




垣根「ストーカー?」

麦野「えぇ・・・」

一方「相手の姿は見たのかァ?」

麦野「いえ・・・振り返ってもだれもいないの・・・」

垣根「じゃあなんでストーカーだと?」

麦野「ずーっと見られてる気がするの・・・」

一方「・・・それだけか?」

麦野「それだけ・・・・」

467: 2010/12/14(火) 03:05:47.16 ID:koCKq/Yo
美琴「一方!あんたはずーっと誰かに見られてるのがどんなことなのかわかんないんでしょうけど、氏ぬほど怖いわよ!」

一方「・・・そんなもんかねェ・・・」


麦野「まっ・・・まぁ勘違いだとは思うんだけどね・・・」

美琴「いや、勘違いじゃないわ。・・・・・・・・・・・・・実は私にも・・・」



一方「・・・なるほどなァ・・・ここの科学者は狂ってやがるなァ。まァとっくに知ってなんだが」カカカ

垣根「でも、特定周波数が誰かに見られているような感覚を錯覚させるのは発電能力系の人だけじゃないのか?」

美琴「まあ特定周波数の場合わね。でも、この学園の科学者の考えことじゃ何があるかわかんないわよ!」

一方(コイツ・・・よほど科学者が嫌いなンだな)





削板「てっとり早い話、その根性のない奴をとっ捕まえればいいんだろ?」

垣根「そうだな、削板の言うとおりだ。」スクッ

美琴「レベル5に喧嘩売ったのを後悔させてやりましょう!」ククク

一方「おっおう」←何か言いたいが、皆言われてしまった人

打ち止め「なんか面白くなってきたねーってミサカはミサカは武者震いしてみたり!」

心理「よかったですね、麦野さん」ニッコリ

麦野「うん・・・・・みんなありがとう」グスッ

468: 2010/12/14(火) 03:07:50.18 ID:koCKq/Yo
翌日

一方「悪ィ遅れた。」

垣根「遅いぞ!・・・・・・・よし。これで全員集まったな!」

美琴「じゃあ、作戦を確認するわね。」

美琴「麦野の話によると、じっと見られる感じがするのはこの道だけらしいわ。」

美琴「この道は、十字路の後約100メートル分かれ道がないまっすぐな道が続くわ。」

美琴「そこで、麦野に一番奥まで歩いてもらって、逃げ場がなくなったところで一斉に踏み込んで確保よ!」

美琴「配置は、私と削板が道の始まりの方の十字路、一方と心理が終点の方の分かれ道、垣根が上空よ。・・・ちゃんと隠れてね。」

打ち止め「あれ?私は?ってミサカはミサカは尋ねてみたり!」

美琴(すっかり忘れてた・・・)「じゃあ、私たちの方ね。」

打ち止め「もしかして忘れられてたのかな?ってミサカはミサカは悲しくなってみたり・・・」ショボーン

美琴「そっそんなことないわよ!頼りにしてるわよ!」アセアセ

打ち止め「うん!」パア

469: 2010/12/14(火) 03:09:12.54 ID:koCKq/Yo
一方「しっかし、ずいぶんと捻りのねェ作戦だなァ、おい。」

美琴「まぁね~でも、複雑すぎるのよりもいいでしょ?」

垣根「まったくだ。勝手に走り出しそうなやつがいるし。」チラッ

削板「・・・えっ?俺?」

垣根「他に誰が?・・・お前は熱くなると何するかわからんからな。」

削板「そっ・・そんなことねぇよ!俺はいつも冷静だよ!なっ!」

美琴「えっ・・・あ~・・・そうね~」シセンハズシ

削板「・・・・・最近扱いがひどい・・・」グスッ

心理「」ナデナデ

470: 2010/12/14(火) 03:10:18.11 ID:koCKq/Yo
垣根「」ウニョウニョ

一方「何やってンだ?お前」

垣根「一人目は踏んでもなんもならないが、二人目以降が踏むとくっついてしまう未元物質出してんだ。」

一方「人間ホイホイかァ」

垣根「まぁそんなとこだな・・・よし!こんなもんでいいだろ。」ヨッコイショ

471: 2010/12/14(火) 03:10:58.49 ID:koCKq/Yo
ブーブー

一方「美琴か?・・・もしもし?」

美琴「麦野が来たわ!準備はいい?」

一方「準備はいいか?だってよ」

心理「大丈夫です。」

一方「大丈夫だとよ。」

美琴「・・・了解。」ピッ



麦野「」テクテク


一方「麦野が通過したら走っていきゃいいンだっけか?」

心理「そうですよ。」


一方「・・・・」
心理「・・・・」


一方「じれったいなァ・・・早く来いよ!」イライラ

心理「100メートルって意外と長いですからね~」


麦野「」テクテク

心理「足音が大きくなってきましたね。」

一方「あァ・・・もうすぐか。」

472: 2010/12/14(火) 03:11:38.65 ID:koCKq/Yo
麦野「」チラッ

一方「来た!行くぞ!」

心理「はい!」


一方「」ダッ
心理「」ダッ







一方「・・・・」
心理「・・・・」


一方「誰もいねェ・・・」

心理「はい・・・」

473: 2010/12/14(火) 03:12:58.52 ID:koCKq/Yo
垣根「」バッサバッサ

一方「上から見てて、誰かいたか?」

垣根「いや、誰も・・・この近くにもいなかった。」

美琴「いったいどういうことなのかしら・・・」←合流した



一方「そォだ!あのトラップは?」

垣根「人がいないんだからかかってるやつ・・・」

オーイ タスケテクレ

垣根「まさかな・・・」





削板「なんか変なの踏んだら取れなくなっちまった!」

垣根「・・・・」
一方「・・・」
打ち止め「・・・」
美琴「・・・」



垣根「・・・無視だ。」

美琴「了解。」

一方「あいつ・・・」ハア



削板「おーい!聞こえないのか~?おーい!」

474: 2010/12/14(火) 03:14:18.36 ID:koCKq/Yo
その晩

垣根「一体どういうことなんだ?」


一方「今日も視線は感じたのかァ?」

麦野「えぇ・・・いつも通り・・・」

一方「だとすると・・・姿を隠せる能力者か・・・」

垣根「かつ俺のトラップをかわせる奴・・・・浮翌遊、瞬間移動、あるいは肉体強化の跳躍力か・・・?」

美琴「・・・・そんな能力があるのかしら?」

削板「透明相手だと厄介だな・・・見えねえからな・・・当たり前だが・・・」




一方「もう一つ分からねェのが、なンであそこしか出ないのかってことだ。」

垣根「・・・・そんなにいいストーカーポイントとも言えねぇしな~それに、普通やるんなら家の前まで来るもんなんじゃねぇか?」

475: 2010/12/14(火) 03:15:30.50 ID:koCKq/Yo
ウーン

麦野「・・・・やっぱり、私の勘違いだったのよ!もういいわ。手を煩わせちゃってごめんなさいね。」ショボーン

垣根「・・・・」
美琴「・・・・」
心理「・・・・」
打ち止め「・・・・」



一方「・・・いや・・・よく考えると、俺はやっぱり暗部で鍛えたお前の感覚が間違ってるとは思えねェ。」

麦野「でも、誰もいなかったし・・・」

一方「あァ・・・だが、まだ可能性はあるだろ?」

麦野「それは・・・・」

一方「もし奴の能力が透明化なら、よほどの高レベルじゃなけりゃ見破れるやつ知ってンだよ。」ニヤリ

476: 2010/12/14(火) 03:16:45.45 ID:koCKq/Yo
翌日
一方「おかしいな・・・一人だけ呼ンだはずなんだが・・・・」

ミサカ10032「そうですよ!私だけが呼ばれたんです!とミサカは他のミサカの空気の読めなさに寒気がします!」

ミサカ14520「フー・・・・そうやって、一人だけ抜け駆けするつもりですか?とミサカは10032番の独善的な行動を非難します!」

ソウダソウダ




垣根「これ全部お前の妹か?」ボソッ

美琴「・・・・・・・・まぁね」

垣根「・・・・何も考えないでおく・・・」

美琴「・・・ありがとう」グスッ




一方「まァ・・・多くいる分にはいいだろ・・・多分」

ミサカ10032「」ショボーン

他ミサカ「」ザマァwwww

477: 2010/12/14(火) 03:18:24.54 ID:koCKq/Yo
垣根「で、どうやって透明化を見破るんだ?」

一方「こいつらの持ってるゴーグルは電気力線を視覚化させるやつだから、たとえ目に見えなくても、生物の発する微弱な電気まで隠せるような奴じゃなければ見えるって訳よ。多分な・・・」

垣根「なるほど・・・」(本当かよ・・・)



美琴「作戦は昨日と同じでいいかしら?」

垣根「あぁ。」

一方「・・・・・いや、垣根がミサカたちの一人を抱えて上から監視してもらった方がいいだろ。」


美琴「そうね。それがいいわ。」

垣根「・・・まぁ・・俺はいいんだが・・・」

一方「なンだ?」

垣根「サービスがすぎないか?スカート的な意味で。」

一方「・・・」

ミサカ「ミサカは別に何とも思いませんよ。とミサカは正直な気持ちを吐露します。」

一方「だ、そうだ。」

垣根「・・・本人がいいならいいが」

478: 2010/12/14(火) 03:19:36.13 ID:koCKq/Yo
美琴「よし!時間よ!配置について!」


垣根「どっどう持ったらいいんだ?」

ミサカ10058「地上の様子が見えやすいように、足をつかんで逆さまにして頂けるとベストです。とミサカは解決策を提案します。」

垣根「そっ・・・そういう趣味はねぇよ///」


ヤンヤヤンヤ

垣根「///」バッサバッサ
ミサカ「これではよく見えません。とミサカは・・・」←抱きかかえられた


削板(飛べなくてよかった~いや・・・・飛べた方が良かったのか?)

479: 2010/12/14(火) 03:21:02.63 ID:koCKq/Yo
麦野「」テクテク


心理「来たらしいですよ。」

一方「ン・・・」

ミサカ×14(ここで、アピールをしなければ・・・)ソワソワ

一方(しっかし・・・おンなじ顔の奴14人が銃持って待機してるってのは異様だなァ・・・)

心理(怖い・・・すごく怖い・・・)








麦野「」テクテク

一方「よし!行け!」

ミサカ「了解!」ダッ

480: 2010/12/14(火) 03:23:13.01 ID:koCKq/Yo
ミサカ「・・・・」

一方「・・・どうだ?」

ミサカ「・・・やっぱりそれらしきは・・・・!!!・・・・伏せてください!!」

心理「!」サッ
一方「!」サッ

ババババ

ミサカ「どうやら、向こうのミサカたちが撃ったみたいです。誰かいればあたってるでしょう。とミサカは説明します。」

一方「・・・俺たちの安全はどこ行ったんだよォ・・・」

ミサカ「大丈夫!ゴム弾ですから。とミサカは殺傷能力がないことを説明します。」

一方「にしても・・・・」





心理「でも・・・それらしきもありませんね・・・」スクッ

481: 2010/12/14(火) 03:25:05.03 ID:koCKq/Yo
ミサカ10032「確かに・・・やっぱりあの方の・・・ん?」

一方「どォした・・・」

ミサカ10032「これは・・・・・・なるほど・・・」

一方「?」

ミサカ10032「目標は分かってますね?・・・・一斉に捉捕えますよ!せーの!」

全ミサカ「」バッ

ソッチイッタ ソッチソッチ



一方「何やってんだ?」
美琴「」ポカーン
垣根「」ポカーン
削板「」ポカーン
心理「」ポカーン
打ち止め「な~るほど」←MNWで知った

482: 2010/12/14(火) 03:27:23.16 ID:koCKq/Yo
ミサカ10032「犯人を捕まえました!とミサカは報告します。」

一方「犯人?」

ミサカ10032「これですよ!」





ニャー

心理「猫?」

ミサカ10032「ええ。これの他には生物の反応は見られませんでした。よって、こいつが犯人の可能性が非常に高い。とミサカは推測します。」

他ミサカ「」ウンウン

美琴「なるほど・・・どうりで誰もいないと思うわけね。」


垣根「でも、猫がどうしてあいつの後をつけるんだ?」

ミサカ「それは本人に聞いた方が早いかと・・・」

483: 2010/12/14(火) 03:28:28.18 ID:koCKq/Yo
垣根「と、いう訳だ・・・心当たりあるか?」

麦野「・・・猫?・・・猫・・・・」

ニャー

麦野「!・・・あぁこの子!・・・思い出したわ!」

垣根「?」


麦野「この間、エサをあげたのよ!・・・・・なるほど~・・・・そういえばあの通りだったわ。」

垣根「それで毎日お前の後をくっついてたと・・・」

一方「迷惑な猫だァ・・・」


麦野「そっか~この子だったのか~」ナデナデ

ニャー

心理「かわいい話じゃないですか」ウフフ

484: 2010/12/14(火) 03:29:17.95 ID:koCKq/Yo
麦野「」ナデナデ

麦野「ねぇ・・・一方?・・・・・」

一方(やばい・・・この続きが予想できる・・・)








麦野「この子・・・飼っていい?」











第12話  終わり

498: 2010/12/16(木) 02:51:51.40 ID:04Qmj6Ao
前話の翌日


一方(最近、意味の分からないことが多すぎる・・・)

一方(まずは、この状況・・・)

一方(一癖も二癖もある学園都市のレベル5(一部を除く)が一つ屋根の下に平和に暮らしてる・・・)


一方(・・・・・・・あり得ねえだろ・・・)




一方(そしてその生活に慣れきってる自分・・・)

一方(・・・・・)



一方(そして、最後にして最大の疑問が・・・・)


一方(この膝の上の毛玉だ・・・)

ニャー













一方さんの(実生活の)地位編

499: 2010/12/16(木) 02:52:47.29 ID:04Qmj6Ao
数時間前

一方「名前だァ?」

麦野「そう。つけないとダメでしょ。」

一方「ンなもン適当でいいだろ・・・ってかまだ飼うと決めた訳・・・」

美琴「せっかくならかわいいのがいいわね。」キャッキャ

垣根「かわいいって・・・こいつオスだぞ。」

一方「・・・だから、まだ飼うと決めた・・・」

美琴「そっか~・・・う~ん・・・・」

削板「『根性丸』は?」

垣根「ないわ~」
美琴「ないわ~」
麦野「ないわ~」
心理「ないわ~」
打ち止め「ないわ~ってミサカはミサカは・・・」

500: 2010/12/16(木) 02:53:36.03 ID:04Qmj6Ao
一方「・・・だから、まだ・・・・」


削板「じゃあ何がいいんだよ!」

美琴「じゃあ・・・『ゲコ 垣根「却下」 ・・・」ショボーン


打ち止め「じゃあ、『ルドルフ』は?ってミサカはミサカは提案してみる!」

麦野「あ~懐かしい~絵本のやつね!」

打ち止め「うん!」

垣根「じゃあ、それでいいんじゃねえか?一番まともそうだし。」

美琴「・・・まぁ、いいわ。」

削板「じゃあ、『根性ルド 垣根「却下」 ・・・・・・・・・・異議ないです。」ショボーン


麦野「よろしくね!ルドルフ!」

ルド「ニャー」

一方「・・・・もういいわ・・・」

501: 2010/12/16(木) 02:55:29.93 ID:04Qmj6Ao
戻って、現在
一方(仮にもこの家・・・俺の家なんだが・・・)

一方(・・・・)ハア


ルド「ニャー」

一方(まァ・・・かわいくねェ訳じゃねェ・・・)

一方(ただ、正当なプロセスを踏んでほしいというか・・・・)


ルド「」スヤスヤ

一方(よく寝てンなぁ、コイツ)カリカリ

一方(犬とか猫とか・・・・普通は俺のこと怖がるんだが・・・)

一方(自分のことを、2秒と経たないうちに殺せる奴の膝にいるとはつゆとも思ってねェンだろォな、コイツ・・・)


ルド「」スヤスヤ

一方(平和だなァ・・・・)ボケー

一方(なンかなァ・・・最近浮かれてるというか・・・)

一方(こんな日々を送っていていいンだろォか?)

一方(・・・)ハア

502: 2010/12/16(木) 02:56:28.43 ID:04Qmj6Ao
ルド「・・!」ノビー

ピョン トコトコ

一方(行っちまった・・・・)

一方(軽くなった・・・というか、寒くなった・・・)

一方(・・・・)

一方(・・・さっさびしくなんかねェンだからな!!)



一方(・・・・・・・・・・・・むなしいなァ・・・)

一方(散歩でも行こう・・・)スクッ

503: 2010/12/16(木) 02:57:16.15 ID:04Qmj6Ao
ドタドタ

麦野「あら?出かけるの?」

一方「あァ・・・ちょっと散歩」

麦野「じゃあ、ついでに買い物も頼むわ。」

一方「ン」

麦野「ちょっと待っててね・・・」


トテトテ

麦野「はい、メモ。」

一方「ン」

麦野「ついでに、心理ちゃん迎えに行ってあげたら?」

一方「ン。何時ごろだ?」

麦野「6時半ごろかな?」

一方「そォか・・・」

ガチャ

504: 2010/12/16(木) 02:59:00.20 ID:04Qmj6Ao
一方(・・・買い物を頼まれる第一位ねェ・・)

一方(一昔前の俺が見たら大爆笑もンだったろォな・・・)フフフ





とあるスーパー

一方「えーっと・・・まずは・・・」

??「おぉ!一方じゃねえか!奇遇だな!」

一方「・・・お前か・・・」ウワッ

上条「なんでそんなあからさまに嫌そうな眼をなさるんでせうか?」

一方「嫌だからに決まってんだろ!」

上条「」グスン


一方「こんなとこで何してるんだ?」

上条「なに?って買い物に決まってるだろ。」

一方「買い物できたのか!てっきり生ごみでも漁って生活してンのかと思ってたぜ」カカカ

上条「やめて・・・マジでシャレになんない・・・」

一方「・・・・・・・」

505: 2010/12/16(木) 03:00:29.79 ID:04Qmj6Ao
上条「まぁ、お互いちゃっちゃと終わらせてさっさと帰るとしませう。」

一方「あァ・・・(俺のイメージ的に考えて)あンま他人に見られたくな ??「おぉ!久しぶり!」 ・・・・」

一方「お前、なんか聞こえたか?」

上条「いや・・・別に・・・」

浜面「おい!無視すんなって!」

一方「なンか用ですかァ?御帰りはあちらですよォ!」

浜面「・・・そう邪慳にしないでくれよ・・・ただでさえ『アイテム』でひどい扱いを受けてるんだから・・・」

上条「・・・・・・・・」

506: 2010/12/16(木) 03:02:08.80 ID:04Qmj6Ao
上条「お前も買い物か?」

浜面「いや、その付添いだな。」

一方「誰の?」

浜面「お子”様”だよ、お子”様”。」ボソッ

絹旗「聞こえてますよ!」ドス

浜面「あぅ・・・・・・・ゴメンナサイ・・・」

絹旗「後で超お仕置きですからね!」マッタク

一方「・・・」
上条「・・・」



一方「お前いいのか?」

浜面「何が?」

一方「滝壺とかいうやつと付き合ってンじゃなかったか?」

浜面「あぁ・・・まぁ、別に浮気じゃないし・・・絹旗だし・・・」

絹旗「私だから超なんなんですか!超失礼ですよ!」

浜面「ごめんなさい・・・」

507: 2010/12/16(木) 03:03:34.19 ID:04Qmj6Ao
絹旗「ほら!行きますよ!」

浜面「えっ!もう?もう少し・・・」

絹旗「仮にも今日は私の買い物の手伝いで来てもらったんですからね!超よそ見してないで、少しは私の方もみt・・・・/////」

浜面「私の方も・・・?」

絹旗「ちっ超なんでもありませんよ!!ほら、無駄口叩いてる暇があったら、超荷物持ってください!」グイ

浜面「ヘイヘイ・・・・ おもっ! ・・・じゃあ。そういうことで・・・」

ホラツギハコッチデスヨ ヘイヘイ


上条「なんだったんだ?」

一方「さァ?」

508: 2010/12/16(木) 03:04:35.18 ID:04Qmj6Ao
一方「そォだ。お前、この辺でペットショップってどこにあるか知ってるか?」

上条「あぁ・・・なんでだ?」

一方「餌買ってかねェといけねェンだ」

上条「あれ?なんか飼ってたっけ?」

一方「人間を6人ほどなァ・・・・・・・だが、このほど猫が追加された。」

上条「おっ!猫飼うのか!」

一方「言っとくが、俺が提案したんじゃねェぞ!」

上条「それは薄々わかってたさ・・・」


上条「俺が良く行くとこがあるから、後で一緒に行くか?」

一方「・・・そォだな・・・じゃあ頼むわ。」

上条「まかしとけって!」

510: 2010/12/16(木) 03:05:44.83 ID:04Qmj6Ao
上条「なぁ・・・まだ買うのか?」

一方「まだ・・ってこのメモの半分も言ってねェぞ!」

上条「え~」

一方「むしろお前が早すぎンだよ!お前の買い物かごの中、もやしとお徳用の卵だけじゃねェか!」

上条「それは言わないでください・・・」グスン




一方「ほら、終わったぞ!」

上条「やっとか・・・俺はもうレジ通ったから。」

一方「ン」

511: 2010/12/16(木) 03:07:26.61 ID:04Qmj6Ao
オカイケイ イチマンゴセンエンニナリマス

上条「万キタ!」ガタッ

一方「7人で住んでんだから、その位はかかんだろ・・・」

上条「万キターーー!!!」

一方「ハイハイ」

上条「万キターーーーー!!!!」

一方「うるせェ!!」ガッ

上条「ハッ・・・あまり衝撃に我を失ってた・・・まさか我が家の2ヵ月の食費を一回の買い物で使うとは・・・」

一方「・・・・ひもじいな・・・お前」

512: 2010/12/16(木) 03:08:46.78 ID:04Qmj6Ao
一方「」ヨッコイショ

上条「重くないか?少し持とうか?」

一方「いや、ベクトル変換で重さをなくすから大丈夫だァ。」ヒョイ

上条「いいな~そんな便利な能力を上条さんもほしいです。」

一方「俺をぶっ飛ばしたやつが何言ってやがる。」

上条「ハハハ・・・その節は・・・」



一方「でもなァ・・・俺としては、こんな能力よりももっとかっこいいのが良かったなァ・・・」

上条「たとえば?」

一方「こう・・・なんか即氏的な・・・」

上条「エターナルフォースブリザード?」

一方「なっ・・・・・なぜそれを!!」

上条「・・・・・なんだ・・・ただの中二病か・・・」

一方「ちっ中二病じゃねェよ!!ただちょっと・・・そういうのに憧れるというか・・・」

上条「」ニヤニヤ

一方「笑うなよ・・・」
 

513: 2010/12/16(木) 03:10:29.44 ID:04Qmj6Ao
一方「」ヨッコイショ

上条「重くないか?少し持とうか?」

一方「いや、ベクトル変換で重さをなくすから大丈夫だァ。」ヒョイ

上条「いいな~そんな便利な能力を上条さんもほしいです。」

一方「俺をぶっ飛ばしたやつが何言ってやがる。」

上条「ハハハ・・・その節は・・・」



一方「でもなァ・・・俺としては、こんな能力よりももっとかっこいいのが良かったなァ・・・」

上条「たとえば?」

一方「こう・・・なんか即氏的な・・・」

上条「エターナルフォースブリザード?」

一方「なっ・・・・・なぜそれを!!」

上条「・・・・・なんだ・・・ただの中二病か・・・」

一方「ちっ中二病じゃねェよ!!ただちょっと・・・そういうのに憧れるというか・・・」

上条「」ニヤニヤ

一方「笑うなよ・・・」





アリガトウゴザイマシター
一方「猫の餌があんなに高いとは・・・」←一番高いの買った

上条「・・・・」←一番(ry

一方「下手すると人間よりいいもん食ってんじゃねェか?」ニヤニヤ

上条「・・・・・」

一方「なぁ?そォ思わねェか?」ニヤニヤ

上条「・・・・チクショー!」

一方「さっきのお返しだァ」ニヤニヤ 

514: 2010/12/16(木) 03:11:51.46 ID:04Qmj6Ao
一方「さァてっと・・・」

上条「あれ?こっちじゃねぇのか?」

一方「心理を迎えになァ。」

上条「ほう・・・」ニヤニヤ

一方「なんだよ・・・その顔は?」

上条「意外といいとこあるな~と思っただけですよ。」ニヤニヤ

一方「チッ・・・ただの気まぐれだァ・・・じゃあな。」テコテコ

上条「」トコトコ

一方「なんでついてくるんですかァ?」

上条「いや~なんか面白そうだなと思って~」ニヤニヤ

一方「・・・・勝手にしろ」

上条「」ニヤニヤ

515: 2010/12/16(木) 03:12:39.08 ID:04Qmj6Ao
上条「いや~いつみても立派な・・・・これ、なんて言うんだ?城壁?」

一方「くっだらねェ・・・この街じゃこんな壁、セキュリティにもなりゃしねぇのに・・・」

上条「まぁ、重要なのは雰囲気なんじゃないのか?」

一方「・・・そんなもんかねェ・・・」




上条「あっ!あれ、そうじゃねぇか?」

一方「ン?・・・・あァそォだな」オーイ

上条「気づいたかな?」

一方「あいつは精神系の能力者のトップだから、気配とかそォいうのには敏感なんだ。」

上条「この距離でか?・・・・おっほんとだ!」



トコトコ

心理「すいません・・・わざわざ迎えに来ていただいて・・・上条さんまで」ペコリ

上条「いやぁ・・・俺は買い物のついでだから」

一方「ン・・・行くか・・・」

516: 2010/12/16(木) 03:14:56.60 ID:04Qmj6Ao
心理「もうすっかり暗くなっちゃいましたね~」

一方「そォだな・・・」

ヒューヒュー

一方「さむくねェか?」

心理「あぁ大丈夫です。コート着てきたんで。」

一方「そォか。」

心理「お気遣いありがとうございます。」

上条(あれ?俺邪魔者?)





心理「あっ!流れ星!」

一方「えっ?」

心理「あ~今あったのに・・・」

一方「珍しィこともあるもんだ。」

上条「っ・・・」←お金持ちになりたい×2で終わって悔しがってる人

心理「そういえば、今日だったかな?何とか流星群が近づいてるって言ってましたよ。」

一方「じゃあ今日あたりベランダで見てみるとするかねェ・・・」

心理「そうですね!」

上条「よし・・・」←お金持ちになりたい×3へ向け決意を新たにする人

517: 2010/12/16(木) 03:16:24.01 ID:04Qmj6Ao
上条「俺はこっちだから・・・」

一方「あァ・・・・今日はありがとな。」

心理「」ペコリ

上条「おう。じゃあ、また今度。」トコトコ

トコトコ


一方「心理、あそこにボールが転がってるだろ?」

心理「はい・・・・それが?」

一方「・・・あいつ・・・こけるぞ・・・」

心理「えっ?」

ドテッ イテェ アータマゴガーー

心理「・・・・」

一方「ハア・・・ ゴソゴソ ・・・これ、今日の礼とでも言って持ってってやってくれ。」つ卵

一方「こんなこともあろうかと、余分に買っといたンだ。」

心理「はい。」ニッコリ

カミジョウサーン コレヨカッタラ   ホッホントデスカ アリガトウゴザイマス グスッ

心理「泣いてました。」ウフフ

一方「変な奴だァ」カカカ

518: 2010/12/16(木) 03:17:22.63 ID:04Qmj6Ao
心理「・・・・」トコトコ

一方「・・・・」トコトコ

心理「ねぇ?一方さん?」

一方「ン?」

心理「・・・・・・・・・・・一方さんって、どんな女性が好みなんですか?」

一方「どんな?・・・そォだなァ・・・まぁ、年下かねェ?」

心理「ほっほんとですか!!!」

一方「あっあァ・・・それがどうかしたか?」

心理「いえ・・・なんでも・・・///」

一方「?」

519: 2010/12/16(木) 03:18:50.89 ID:04Qmj6Ao
心理「じゃあ、もしもですよ!もしも、私が一方さんのことをs・・・・・・・・ 浜面「おーい!一方!」 ・・・・・・・」

一方「なンだよ!!」

浜面「いや、これを麦野に渡してもらねぇかな?さっき渡しそびれちまって・・・」ヒョイ

一方「なんだこれ?」

浜面「あぁ、例の奴って言えば分かる。・・・じゃ!」タッタッタッタ

一方「忙しい奴だなァ・・・なぁ?」

心理「・・・」

一方「あぁ・・・えェと・・・なんの話だったかァ?」

心理「・・・いっいやなんでもないので忘れてください///」

一方「そォかァ・・・」

520: 2010/12/16(木) 03:20:04.20 ID:04Qmj6Ao
一心「ただいま(ァ)」

麦野「お帰りなさい、遅かったわね。」

一方「あァ・・・あいよ」ヒョイ

麦野「なにこれ?」

一方「浜面が、例の奴って言えば分かるって。」

麦野「あぁ!やっと届いたのね!ありがと!」

一方「ン。」ドスドス

麦野「買った奴は冷蔵庫の前に置いといてくれれば入れとくから。」

一方「ン。」

521: 2010/12/16(木) 03:24:33.43 ID:04Qmj6Ao
麦野「で?どうだったのよ?2人っきりの時間は?」ニヤニヤ

心理「あぁ!・・・やっぱり、麦野さんの仕業だったんですね!」

麦野「仕業ってひどいわね~感謝されてしかるべきじゃないかしら?」

心理「それはそうですけど・・・心の準備が・・・」

麦野「でもいいとこまで行ったんじゃないの?」ニヤニヤ

心理「えぇ・・・まぁ・・・浜面さんが来て、中断されちゃいました・・・」エヘヘ

麦野「浜面?あらあら・・・・ 

ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね・♪ 

・・・・・」ウフフ

心理「・・・」




麦野「まぁ・・頑張りなさいな!」

心理「はい!・・・でも・・・・ゆっくりでいいんです。・・ゆっくりで・・・」










第13話 終わり

530: 2010/12/17(金) 01:59:51.85 ID:IJm4IQQo
一方「うぅぅ・・・・」

麦野「あら?どうしたの?」

一方「腹が・・・」

麦野「?」

一方「腹がイテェ・・・」

麦野「・・・・」
























一方さんの趣向替え編

531: 2010/12/17(金) 02:00:52.61 ID:IJm4IQQo
冥土返し「胃潰瘍とかそういうんじゃないねぇ。」

一方「穴が開いてンじゃねェのか・・・?」イテテ

冥土返し「そんな深刻なものなら、もっと痛いよ。ただ・・・・」

一方「ただ?」

冥土返し「大分胃が荒れてるから、当分コーヒーは控えた方がいいね。」

一方「・・・・」




麦野「・・・ということがあったらしいの。」

垣根「な~るほど・・・・それであんななのか・・・」




一方「」イライラ

532: 2010/12/17(金) 02:02:25.78 ID:IJm4IQQo
垣根「完全にカフェインの禁断症状だな~ありゃ・・・」

麦野「でしょ?」

垣根「薬的なのはもらってこなかったのか?」

麦野「もらってきたにはもらってきたんだけど・・・・」



『一方「そンな軟弱なもン飲んでられるか!」バーン』



麦野「・・・って言ってて・・・」ハア

垣根「どこの頑固おやじだよ・・・・アイツは・・・」



垣根「他なら・・・・・・・・・・そうだ!心理の能力は?」

心理「すいません・・・・一方さんには私の能力があんまり効かないんですよ・・・・・・・・それでもさっき、一方さんが昼寝してるときに脳内α波とβ波の量を増やしてみたんですけど・・・」

垣根「あんまり効果が出てないと・・・」

心理「はい・・・」

533: 2010/12/17(金) 02:03:03.52 ID:IJm4IQQo
垣根「どうしたもんかなぁ~」

美琴「あぁなっちゃ手が付けられないわよ~」アーア

削板「困ったなぁ・・・・一方の後ろにあるものを取りたいんだけど・・・気まずい・・・」

垣根「」ハア
麦野「」ハア
心理「」ハア
削板「」ハア


垣根「あれ?打ち止めちゃんは?」

麦野「あれ?・・・・さっきまでここにいたんだけど・・・・」






534: 2010/12/17(金) 02:04:00.71 ID:IJm4IQQo
打ち止め「はい!ってミサカはミサカはあなたにマグカップを差し出してみたり。」

一方「・・・・いらねェ・・・」イライラ

打ち止め「外寒かったでしょ?あったまるよ。ってミサカはミサカはさりげなくあなたの横に座ってみる。」

一方「・・・・」

打ち止め「ほら。」グイ

一方「・・・・なンだ?これ?」

打ち止め「ココアだよ!ってミサカはミサカは最近作り方を覚えたことを暴露してみる。」ニコニコ

一方「いらねェよ!こんな甘ったるいもン飲んでられっか!」

打ち止め「・・・・ほんとにいらない?」

一方「いらねェっつってんだろォが!」

打ち止め「・・・ほんとにほんと?」ウルウル

一方「うっ・・・・」

打ち止め「・・・・・せっかく作ったのに・・・・ってミサカはミサカは・・・」ショボーン

一方「・・・・だァ・・・分かったよ!飲みます!のみゃァいいんだろ?」

打ち止め「」パア

536: 2010/12/17(金) 02:05:01.99 ID:IJm4IQQo
一方「」ゴクリ


打ち止め「」ジー


一方「」チラッ

打ち止め「」ジー

一方「」ハア



一方「・・・・よし・・・」ゴクゴクゴク

一方「」ゴクゴク

一方「・・・プハァ・・・」ゼエゼエ

打ち止め「で?味はどう?ってミサカはミサカは恐る恐る聞いてみたり」ゴクリ

537: 2010/12/17(金) 02:06:21.37 ID:IJm4IQQo
一方「ブルル・・・・やっぱりこんなの飲めたもんじゃn・・・・・・・・・・・あれ?・・・・」

打ち止め「どうしたの?ってミサカはミサカは心配してみる?」オソルオソル




一方「・・・・案外普通だ・・・・」




打ち止め(あんまり甘くないのにしたのが功を奏した!ってミサカはミサカは作戦成功!)パア

一方「あれ?」

538: 2010/12/17(金) 02:08:37.74 ID:IJm4IQQo
打ち止め(よし、一方の気をそらすことに成功したよ!ってミサカはミサカは準備完了!)


打ち止め「ねぇ、一方?」

一方「ン?」

打ち止め「カフェインの禁断症状がでてて辛いのは分かるけど、皆にあたっちゃダメでしょ。ってミサカはミサカは説教してみたり。」

一方「・・・」



打ち止め「前みたいな、さみしい一人ぼっちの生活に戻っていいの?ってミサカはミサカは続けてみる。」

一方「それは・・・・」



打ち止め「みんなで生活する以上、独断先行な行動は控えなきゃ。皆愛想尽かしちゃうよ!ってミサカはミサカは警告してみる。」

一方「・・・」



打ち止め「分かった?」



一方「・・・はィ・・・」



打ち止め「よろしい!ってミサカはミサカはあなたをなでなで」ナデナデ

一方「やっやめろよ・・・」


打ち止め「皆にはあなたの機嫌が直ったこと言っとくから、あなたはテレビでも見て夕食まで静かにしててたらってミサカはミサカは提案してみる。」

一方「・・・・ン・・・そォする・・・」スクッ

ストン ポチッ

539: 2010/12/17(金) 02:09:29.86 ID:IJm4IQQo
ルド「ニャー」

打ち止め「一方のところに行ってあげてね。あっちあっち」ボソッ

ルド「ニャー」トコトコ






打ち止め「・・・って訳だから、もう大丈夫だよ!ってミサカはミサカはない胸を張ってみる!」エッヘン

垣根「お~~打ち止めちゃん流石~!一方の扱いに関しては右に出るものがいないな~」スゲェ

心理「打ち止めちゃん流石です!」←でもちょっと悔しい

美琴「もう、あんたが第一位でいいわ。」ケラケラ

打ち止め「」エッヘン

540: 2010/12/17(金) 02:10:20.17 ID:IJm4IQQo
一方「」ボー

一方脳内
『打ち止め「前みたいな、さみしい一人ぼっちの生活に戻っていいの?ってミサカはミサカは続けてみる。」』
『打ち止め「みんなで生活する以上、独断先行な行動は控えなきゃ。皆愛想尽かしちゃうよ!ってミサカはミサカは警告してみる。」』

一方「」ハア


一方(どうもうまくいかねェンだよな・・・・)ワシャワシャ

ルド「ニャー?」

一方「」ナデナデ


一方(でも・・・まさか打ち止めに説教される日が来るとはなァ・・・)

一方(俺も落ちぶれたもんだ)ハハハ

541: 2010/12/17(金) 02:11:31.94 ID:IJm4IQQo
一方(・・・・)ボー

一方(しっかし・・・・)

一方(・・・・・この気持ちはなんだァ・・・・)

一方(・・・今無性に・・・・・・・・・・・)




一方(・・・・・・・・ココアがのみてぇ・・・)





一方(・・・ハハハ・・・・この俺が・・・そんなまさかな・・・)

一方(・・・・)

一方(・・・・)スタッ



麦野「あら?夕飯ならまだよ。」

一方「いや、夕飯じゃなくて・・・・そのォ」

麦野「?・・・クッキーが欲しいの?」

一方「いや、そうじゃ・・・・でももらっとくわ。」

麦野「じゃあ何よ?」イライラ



一方「・・・ココアってどう作るんだ?」



麦野「は?」

542: 2010/12/17(金) 02:12:57.10 ID:IJm4IQQo
一方「」ニコニコ



垣根「おい!あいつどうしたんだ?不気味なんだが・・・」ボソッ

麦野「こっちが聞きたいわよ!」ボソッ

心理「いきなりココアが飲みたいだなんて・・・・どうしたんでしょう・・・」ボソッ

削板「禁断症状で頭でもおかしくなったか?」ハハハ

垣根「それだったら、笑い事じゃねぇよ!そりゃあ学園都市の一大事だぞ!」

打ち止め(心当たりがありすぎる・・・・でも・・・ミサカはミサカはちょっと言い出しにくい・・・・)





一方(甘いものってこんなに旨かったんだなァ・・・・正直子供の物だと思ってなめてたわ・・・・)ゴクゴク

543: 2010/12/17(金) 02:13:56.95 ID:IJm4IQQo
翌日 夕食時

一方「今日ケーキ買ってきたァ。」

垣根「は?」

一方「だからケーキだよ!ケーキ!」

麦野「」パリーン
打ち止め「アチャー・・・」
心理「」ポカーン
削板「・・・・」
美琴「」ポカーン
垣根「ナニヲイッテルンデスカアナタハ?」


一方「あれ?いらなかったかァ?じゃあ、俺一人で食べるわ。」ラッキー

垣根「いや、食べるよ!ただ・・・」

一方「ただなんだよ?」ケゲン

垣根「甘いもん嫌いじゃなかったのか?」

一方「あ~・・・食わず嫌いなだけだったらしい。この間ココア飲んだらはまっちまって」ニコニコ

垣根「そっそうですか・・・」

544: 2010/12/17(金) 02:14:46.61 ID:IJm4IQQo
今までの夕食後の風景
一方「おっ・・・今日はブルーマウンテンかァ・・・」

その他の人々(まーた始まった・・・)

一方「素人には分かるかなァ・・・この芳醇な香り・・・・焙煎した時の・・・・・・・・・垣根ェなんでだかわかるか?」

垣根「えっ・・・何でかなぁ・・・わかんないなぁ」(聞いてなかった)

一方「ハア・・・これだから素人は・・・いいかァ・・・・・・」

他の人々(ウザッ)

546: 2010/12/17(金) 02:15:40.38 ID:IJm4IQQo
最近の夕食後の風景
一方「今日のはなァ・・・なんと・・・○○屋のチーズケーキでェす!」

一方「ここのチーズケーキはなァ・・・・まず産地にこだわった・・・・濃厚な・・・・」


美琴(いっいくら甘党の私でも・・・・こんなに続くと・・・・ゲプッ)

麦野(・・・太らないかしら・・・本気で心配になってきた・・・)

削板(おいおい・・・チーズケーキ4日連続だぞ!)

心理(残したら・・・まずい・・・ですよね?)グスン

打ち止め(まさか・・・こんな展開になるとは・・・・ミサカはミサカはあの人がだんだんわからなくなったり・・・)

垣根(泉の女神さま・・・私がわるぅございました・・・・私が泉に落としたのはコーヒー好きでしょうもない方の一方でした・・・・そっちを返して・・・)



一方「おい!聞いてんのか?」

547: 2010/12/17(金) 02:16:30.91 ID:IJm4IQQo
ある日曜日
垣根「おはよう・・・」ファー

麦野「あら、おはよう。はい、紅茶。」ヒョイ

垣根「サンキュ・・・」

ポチッ←テレビ
レポーター「ここ、○×デパートではあの、海外の有名店のナンチャラ・デ・ドウタラの学園都市1号店がオープンするとあって、長い行列ができてます!」


垣根「ほ~物好きがいるもんだ・・・わざわざ行かなくたって、いつでも行けるものを・・・」

麦野「まぁ人それぞれでしょう」アキレー

548: 2010/12/17(金) 02:17:29.09 ID:IJm4IQQo
レポーター「あっ!ついにオープンしました!行列が一斉に動き出しました!」


レポーター「おっ!手に入れた人が出てきました、さっそく話を聞いてみましょう!」



レポーター「お目当ての物は買えましたか?」

??「はィ!昨日から並ンだ甲斐があったぜェ」


垣根「!!」
麦野「!!」

550: 2010/12/17(金) 02:19:02.35 ID:IJm4IQQo
レポーター「やはり・・・ここの店と言ったら、あれですか?」

??「あァ・・・モンブランに決まってんだろォが!」

レポーター「あ~やっぱりですか!ちょっと見せてもらっても・・・・・あ~やぱりおいしそうです!」

リポーター「以上現場より、喜びの声をお伝えしました!」

??「垣根ェ!ちゃんと人数分確保したから、心配すンなよォ!」


ポチッ

垣根「・・・」

麦野「・・・」




垣根「今日はモンブランらしいな・・・・」

麦野「・・・みたいね・・・・」











第13話 終わり

565: 2010/12/19(日) 02:34:31.65 ID:DjlS3Ywo
今日の投下です。

566: 2010/12/19(日) 02:34:57.57 ID:DjlS3Ywo
上条「キリストは言った・・・・」

上条「右の頬を打たれたら、左の頬を差し出せ、と・・・・」

上条「・・・・」

上条「では・・・左の頬も差し出して、かつ、みぞおちに数発・・・いや、数十発入れられた人は・・・・どうしたら良いのでしょう・・・」

上条「・・・・・」

上条「そろそろ・・・反撃してもいいですかね・・・」

上条「この・・・・」





上条「歩く鯨飲馬食に!!!」

鍋←スッカラカン













上条さんの不幸?な一日編

567: 2010/12/19(日) 02:36:33.13 ID:DjlS3Ywo
今朝 上条家

上条「おい!」

イン「なんなんだよ!とうま!朝から大きな声出さないでほしいんだよ!」

上条「これ・・・食ったろ?」つ鍋

イン「え?私は”シチュー”なんか知らないよ?」アセアセ

上条「・・・・」



上条「俺がいつ『シチュー』って言った?」



イン「うっ・・・・・・・・・・・・・きっ昨日から匂いがしてたから・・・・そうじゃないかな~って思っただけなんだよ!」

上条「・・・・」


上条「・・・・・うまかったか?」


イン「うん!!!すっごくおいしかったんd・・・あっ・・・ちっ違うんだよ!誤解なんだよ!!」


上条「どこが誤解なんだよ!これはな、土御門におすそ分けしてもらった、大事なただ飯&久々にもやし以外の飯だったのに・・・・」

イン「・・・ドンマイなんだよ!」

上条「・・・・・これで、4日は大丈夫だと思ってたのに・・・・・」グスン

イン「謝ったら負けだと思うから、謝らないんだよ!」

上条「・・・・謝れよ・・・」

568: 2010/12/19(日) 02:39:21.94 ID:DjlS3Ywo
上条「・・・・もういいや・・・腹が減って怒る元気もない・・・・・・・・行ってくる・・・・」

イン「ダメだよ!とうま!」

上条「何が?」

イン「朝ごはんをちゃんと食べて行かないと、頭が回らないんだよ!」


上条「・・・・・」ジー


イン「なんなんだよ。」




上条「・・・・・」

ガチャン



イン「とうま、原因は分からないけどすごい怒ってたんだよ・・・・きっとカルシウムが足りてないせいなんだよ。ね!スフィンクス~」

スフィ「ニャー」

569: 2010/12/19(日) 02:40:40.44 ID:DjlS3Ywo
街頭のスクリーン「今日の星座占い!」

上条「・・・・・せめて占いぐらいは・・・」




街頭のスクリーン「水瓶座のあなた!」

上条「!」

街頭のスクリーン「健康運、金運共に最悪です!不意な事故や、けがにお気をつけださい!」

上条「・・・・ハァ・・・・・まぁこんなもんだわな・・・・」

571: 2010/12/19(日) 02:43:08.28 ID:DjlS3Ywo
今朝 一方家
テレビ「今日の血液型占い!」

テレビ「今日最も良い運勢なのが、AB型のあなた!」

打ち止め「!!」

美琴「!!」

テレビ「今日は何をやっても成功する日!憧れの異性とも近づけちゃうかも!」

美琴「////」


麦野「『やだ~どうしよう~今日、あいつがいきなり告って来たりしたら~まだ心の準備が~』ってとこかしら?」ニヤニヤ

美琴「そっそんなこと考えてないわよ!」

心理「麦野さん、正解です。」アキレー

美琴「ちょ・・・・心理~」ポカポカ





打ち止め「憧れの異性にて近づけちゃうだって!ってミサカはミサカはあなたに報告!」

一方「くっだらねェ・・・ここは学園都市だぞ!誰がこんなの信じンだよ!」ケッ

打ち止め「」ショボーン


572: 2010/12/19(日) 02:45:25.59 ID:DjlS3Ywo
戻って、現在(放課後)

上条「今日は、いつもよりも不幸の質と量が増えていた気がする・・・・」

上条「工事現場では上から鉄骨が降ってきて(スレスレ)、鳥が頭の上に3回フンを落とし、雨が降るからと持ってきた傘がいざ使おうかと思ったら壊れ、授業中、土御門が話しかけてきたから『授業中だから、しゃべんなよ』と言おうした瞬間に先生に見つかり、俺だけ怒られ・・・」

上条「・・・・不幸だ・・・・このままのペースで行くと・・・氏ぬな・・・俺・・・」

上条「何とかしないと・・・」

上条「誰かから幸運を分けてもらえないものかな・・・・・・」

上条「・・・・無理か・・・」


上条「」ジー ←右手

上条「はぁ・・・・この不幸な幻想もぶち壊してくれよ・・・・」

上条「」トボトボ

573: 2010/12/19(日) 02:46:29.44 ID:DjlS3Ywo
美琴「あら、今日は元気ないじゃない。」

上条「あぁ・・ビリビr・・・・美琴か・・・何やってんだ?こんなとこで?」

美琴「何って・・・なんでもいいじゃない!」(あんたを待ち伏せてたなんて、言えるわけないでしょ!!///)


美琴「なんかやなことでもあったわけ?」

上条「いや・・・ただ自分の不幸を嘆いていただけですよ。」

美琴「あら。いつものことじゃない」ケラケラ

上条「・・・・」

574: 2010/12/19(日) 02:47:48.18 ID:DjlS3Ywo
美琴「逆に私は今日の運勢絶好調なのよ!いいでしょ?」ケラケラ

上条「えっマジで?じゃあ、・・・・・・・・・・・・幸運を少し分けてくんないかな?」

美琴「分ける?どうやって?」





上条「今日一日一緒にいさせてくれ!」バーン





美琴「えっ・・・・それって・・・つまり・・・・で・・・でdddddd////」



上条「な~んてな。別にそんなことで、変わるような不幸じゃないさ」フフフ


美琴「・・・・////」

575: 2010/12/19(日) 02:48:31.17 ID:DjlS3Ywo
美琴「・・・・さいよ!」

上条「は?」

美琴「一緒にいなさいよ!」

上条「え?」


美琴「べっ別に、あんたのためとかじゃなくて・・・ほっほら、あんたの不幸のせいで他の人迷惑しsdfdmvm・・・・」


上条「後半が日本語になってないぞ・・・」

美琴「///・・・・・・とっとにかく、あんたは黙ってあたしについてくりゃいいの!分かった?」

上条「・・・・まぁ・・・いいか・・・」

美琴「ほら、行くわよ!」

上条「へいへい」

576: 2010/12/19(日) 02:49:31.24 ID:DjlS3Ywo
とある映画館

上条「俺、お金ないぞ・・・」

美琴「あら、そんなこと知ってるわ。ここは私が払っとくわよ。」

上条「でも・・・女の子にお金を出させるというのは・・・・」

美琴「奢るなんて言ってないわよ。出世払いね。」ケラケラ

上条「・・・・出世すんのかな?俺・・・」ショボーン

美琴「・・・」

577: 2010/12/19(日) 02:50:27.04 ID:DjlS3Ywo
美琴「なんか観たいのある?」

上条「いや、そっちの好きでいいぞ。」

美琴「じゃあ・・・」





上条「確かに好きにしていいとは言ったけれども・・・」

美琴「なによ!文句ある?」



濃厚なラブストーリーもの



上条「こういうのって普通恋人同士で観るもんなんじゃないか?」

美琴「いっ・・・いいじゃない!観たかったんだから!/////」

上条「まぁ金はそっちが出したんだし、いいけれどもさ・・・」

578: 2010/12/19(日) 02:50:58.08 ID:DjlS3Ywo
美琴「飲み物とかいる?」

上条「あぁ・・・それぐらいなら俺でも出せるから、奢ってやるよ。いや、奢らせてください。」

美琴「別にいいのに・・・・じゃあカシスオレンジジュースで。」

上条「了解。ちょっと待っててな。」

579: 2010/12/19(日) 02:52:19.38 ID:DjlS3Ywo
美琴「D-3・・・・D-3・・・あっ!ここね!」

ドサッ

上条「トイレ行ってこないで大丈夫か?」

美琴「・・・・それを女の子に聞く?普通?」

上条「ゴメン・・・つい・・・」

美琴「まったくデリカシーってもんが・・・ ハア ・・・・私は大丈夫よ。」

上条「そうか。じゃあ、俺行って来るわ。荷物頼む。」

美琴「うん。」

テクテク

580: 2010/12/19(日) 02:53:59.47 ID:DjlS3Ywo
美琴「・・・・」フー

美琴「・・・・」

美琴「・・・・・」

美琴(あれ?よく考えたら、私今ものすごいことしてんじゃない?)

美琴「//////」

美琴(今まで流れで普通に接してたけど・・・・冷静に考えたら・・・はっ恥ずかしい・・・//////)

美琴(・・・・って、だっ駄目よ!美琴!せっかくここまで持ってきたんだから、ここで取り乱して台無しにしちゃ!)

美琴(深呼吸・・・・深呼吸・・・)フー

ペシペシ

美琴(・・・よし!平常心!)

上条「何気合い入れてんだ?お前?」

美琴「みっみてたの?」

上条「あぁ。で何で?」

美琴「なんでって・・・その~つまり~・・・・」

上条「そんなにこの映画が観たかったのか?」

美琴「え~・・・あ~・・・そっそうよ!ずっと観たいと思ってたの!」

上条「ふーん。そんなに観たかったら、他の奴と観に来ればよかったのに。俺よりもっといいやついただろうに・・・」

美琴「たっ・・・たまたまよ!たまたま!////」

上条「ふーん・・・・そんなもんかねぇ。」

美琴「////ほら、始まるわよ!」

581: 2010/12/19(日) 02:56:10.40 ID:DjlS3Ywo
美琴脳内
肘掛けに置いてある上条の手・・・・ふとした拍子に触れてしまう・・・ひっこめる手・・照れる二人。
そして、映画も終盤に差し掛かったころ・・・また、触れてしまう・・・ただ今度はひっこめようとはせず・・・・しっかりと握りあい・・・・見つめあい・・・・重なり合う二つの影






実際
美琴(手 を 肘 掛 け に 置 き な さ い よ !)

美琴(いきなり計画破綻じゃない・・・・)


美琴(いや・・・ちょっと待てよ・・・これは・・・)

美琴(コイツが私の手を触ってくるパターンか!!///)バーン

美琴(ってことは私が肘掛けに手を乗っけとけばいいのね!)



ヒョイ←サリゲナク

美琴(よし!バッチ来い!)

582: 2010/12/19(日) 02:57:24.96 ID:DjlS3Ywo
~~~
~~~

美琴(こっこない・・・・)

美琴(そろそろ最初の接触があってもいいころなんじゃないの???)

美琴(ここに手がありますよ~)


~~~
~~~


パスッ


美琴(キターーーーーーーーーーーーーーーーーー)




上条「あぁ、スマン。」

美琴「えっ・・・えぇ。」





美琴(あっあれ~~~『恥ずかしがって』ってのは~~~???)

美琴(これじゃあ、イベントじゃなくてただ単なる接触じゃない・・・)グスン

583: 2010/12/19(日) 02:58:14.48 ID:DjlS3Ywo
~~~
終盤
~~~

美琴(つっついにここまで来たわ!)ドキドキ

美琴(雰囲気は最高・・・申し分なし。)

美琴(口の匂いとか大丈夫かな?・・・あぁ心配になってきた・・・)ソワソワ

美琴(ダメよ!美琴!うじうじしても仕方ない!・・・・ここまで来たら突き進むまでよ!)

美琴(さぁ!手はここにありますよ~いつでも来い!!)


~~~
ポスッ


美琴(キターーーーー)

上条「」ジー


美琴(うわ!すごいこっち見てる!)

584: 2010/12/19(日) 02:59:36.71 ID:DjlS3Ywo
美琴(ここは・・・目をつむって、相手の好きなように・・・・本にはこう書いてあったはず!)

ジッ ン~

美琴(さぁ!来い!私の青春!!!)ドキドキ





上条「おいっ」ボソッ トントン

美琴「はっ?」

上条「目なんかつむって、無視すんなって!さっきから呼んでるのに・・・」ボソッ

美琴「えっ?」

上条「こっちの肘掛けを使わせてほしいんだけど、いいかな?肩こっちゃって・・・」ボソツ

美琴「えっ・・・・どうぞ。」

上条「悪いな。」




美琴「・・・・・」

美琴「・・・・・」

美琴(えっ・・・・終わり?)

美琴(濃厚なキスは?)

美琴(・・・・・)

美琴(チクショー!このバカ!!!)

585: 2010/12/19(日) 03:00:15.84 ID:DjlS3Ywo
映画後
上条「こういうのってあんまり観ないんだけど、なかなか面白いな!」

美琴「・・・・そうね」

上条「まさか・・・あぁなるとはなぁ」

美琴「・・・・そうね」

上条「・・・中国で14世紀に成立した王朝は?」

美琴「・・・そうね」

上条「明だよ!」

586: 2010/12/19(日) 03:02:05.99 ID:DjlS3Ywo
上条「映画を観ると疲れるタイプなのか?お前?」

美琴「・・・まぁね」(今回は勝手に精神すり減らしてただけよ・・・)

上条「そうか~じゃあ、あんまり映画観れないのか~今回面白かったから、また行こうと思ったんだが・・・」

美琴「えっ・・・行くって私と?」ガバッ

上条「あぁ・・・こういうのって男一人で見たら引かれるだろ?」

美琴「本当!!行く行く!!」ガタッ

上条(うわっ・・・いきなり元気になったよ・・・なんだこいつ?)

美琴「じゃあ、次回は何見ようかしらねぇ?」ニコニコ


上条「あぁ・・・・・・・無理しなくていいぞ・・・」

美琴「無理?なんで?」

上条「えっ・・・何でって・・・・・・・まぁ・・・お前が言うならいいか・・・」

美琴「うん。」ニコニコ

587: 2010/12/19(日) 03:05:09.79 ID:DjlS3Ywo
帰り道
美琴「どうだった?幸運のおすそ分けは?」

上条「あぁ。最悪だった午前中に比べりゃ天国のようだったな。」

美琴「そう!良かった!」



美琴「夕飯、うちで食べてって大丈夫だって!さっき麦野に電話しといた。」

上条「マジで!!あぁ・・・でも・・・うちあの居候がいるし・・・・」

美琴「いいじゃない!一日ぐらい!あいつを預けられる知り合いもいるんでしょ?」

上条「まぁ・・・それはそうだが・・・」

美琴「じゃあ、決まりね!!」

588: 2010/12/19(日) 03:06:40.33 ID:DjlS3Ywo
美琴「しっかし、占いって当たるもんね~まぁ、あんたの場合は外れたけど。星座占いで最下位の人がこんないい生活送ってちゃあね!」ケラケラ

上条「最下位?水瓶座は今日11位だぞ。」

美琴「え?・・・だって健康運も金運も最悪だって・・・」

上条「あぁ・・・だけど、どういう訳か・・・・・」






上条「『恋愛運』だけは絶好調だったんだよ。不思議だよなぁ~」







美琴「/////////」
















第15話 終わり

605: 2010/12/21(火) 02:49:28.09 ID:Q.4nTj6o
佐天「」ニコニコ

美琴「あら?佐天さん、やけに今日は機嫌がいいわね。」

佐天「じつは~」




佐天「レベル1に上がったんですよ!!」





美琴「えっ!すごーい!!おめでとう!佐天さん!」

佐天「」エヘヘ





初春「佐天さん、朝からずっとこの調子なんですよ」ボソッ

美琴「よほどうれしかったのね・・・」


美琴「でも、なんでこんな急に?」

初春「なんでも、家庭教師が付いたとかなんとか・・・・詳しくは教えてもらえないんですよ・・・」

美琴「・・・・家庭教師?また危険なものに手を出してたりとかしないでしょうね・・・・」

初春「・・・・やっぱり・・・・心配ですね・・・・」






佐天さん日和編

606: 2010/12/21(火) 02:50:18.66 ID:Q.4nTj6o
佐天「」トコトコ


美琴「」コソコソ
初春「」コソコソ

美琴「これって・・・ストーカーじゃない?」ボソッ

初春「・・・・わ・・私は違いますよ!風紀委員の仕事の一環です!御坂さんは知りませんけど・・・・」

美琴「・・・・初春さんが言い出したんじゃない!」

初春「シー・・・気づかれちゃいま・・・・」

佐天「」キョロ


美琴「」バッ
初春「」バッ






佐天「ウーン・・・気のせいか・・・」

美琴「フウー」
初春「フウー」

607: 2010/12/21(火) 02:51:28.41 ID:Q.4nTj6o
美琴「・・・やっぱりやめましょう・・こんなこと・・・」

初春「・・・確かに・・・佐天さんに見つかったら、言い訳できませんもんね・・・家庭教師が誰か知りたかった~なんて面と向かって言えませんし・・・」

美琴「知られたくないから、しゃべらないんだからね~」


初春「じゃあ、帰りますか?」

美琴「いや・・・・代わりに・・・プロに頼むわ。」

初春「プロ?何のですか?」



黒子「何か、呼ばれた気がしましたわ。別に見張ってたわけではありませんですの!」
海原「おや?御坂さん、お困りですか?別に見張ってたわけではありませんよ。」




初春「・・・・・」

608: 2010/12/21(火) 02:53:06.99 ID:Q.4nTj6o
美琴「以上、プロストーカーよ・・・・自分で言ってて悲しくなるけど・・・」グスン

海原「おや、御坂さん涙が・・・・これをどうぞ。」つティッシュ

美琴「・・・ありがとう・・」

海原「それ、捨てないでくださいね。私、真空パック常備してますから。」フフフ

美琴「・・・・」

黒子「あ~ら。まだお姉さまの涙さえも『コレクション』に入っていませんでしたの~?これだからにわかは困ってしまいますわ~」

美琴「・・・・」

海原「おや?今『コレクション』とおっしゃいましたか?これは聞き捨てなりませんね。仮にそれが涙だとしても、それは御坂さんの分身・・・それを物のように扱うとは・・・・」

美琴「・・・・」

黒子「おっと・・・これは私としたことが・・・今の発言は撤回いたしますわ。申し訳ありませんですの、お姉さま。」

美琴「・・・・」

海原「フフフ・・・・人間、間違えぐらいありますよ。そう、気になさらずに。そうだ!今度お互いが持ってる御坂さんの『分身』を見せ合いませんか?」

美琴「」ビリッビリッ

黒子「あら、それはいい考えですの!新たな世界を見つけることができ・・・・アババババババ」

イッイイデスノオネエサマ コレガミサカサンノムチ・・・イイ!  ウッサイダマリヤガレコノヘンタイドモガ

初春(御坂さん・・・・大変だな・・・)

609: 2010/12/21(火) 02:53:49.34 ID:Q.4nTj6o
美琴「佐天さんを見張って、危険なことに関与してたら佐天さんを助けてほしいの。分かった?」

黒子「分かりましたわ!」←賢者タイム
海原「それが御坂さんの頼みであるなら・・・・例え火の中水の中ですよ」←賢者タイム

初春(完全に不審者だ・・・これ・・・)

黒子「あっ・・・そうなると、お姉さまを見張る人がいなくなって・・・・ 美琴「とっとと行って来い!!」 ・・・・」

610: 2010/12/21(火) 02:55:00.57 ID:Q.4nTj6o
とあるスーパー

佐天「♪」


海原「こちら海原・・・対象の隣の棚に潜入した・・・大佐、指示を待つ」

黒子「了解・・・そのまま監視を続けて。」




スーパー(外)
初春「やっぱり、プロは違いますね~ダンボールで潜入なんて!」

美琴「・・・・なんか違くない?」

611: 2010/12/21(火) 02:56:24.60 ID:Q.4nTj6o
佐天「!!」

佐天「あれ?白井さんじゃないですか!」

初春「!!」
美琴「!!」
海原「ダメだ!!タイムパラドックスだ!!」←人違う



スーパー(外)
美琴「ばれるの早っ!!」

初春「私たちの方が、上手かったですかね?でも、それはそれでなんか嫌だな・・・」

612: 2010/12/21(火) 02:57:11.78 ID:Q.4nTj6o
佐天「白井さんも買い物ですか?」

黒子「え・・・えぇ・・・まぁ・・・」

佐天「食料品を?」

黒子「まぁ・・・そうですの・・・」

佐天「えっ?寮なのに?」

黒子「(しまった)・・・・お・・お菓子ですの!」ホホホ

佐天「そうですか!じゃあ、一緒に買い物しませんか?」

黒子「そ・・・そうしたいのは山々なのですけど、これから歯医者にいかなくてはならなくて~オホホホ~失礼しますわ~」

佐天「・・・・行っちゃった・・・何にも買ってないのに・・・変なの・・・」

613: 2010/12/21(火) 02:58:53.85 ID:Q.4nTj6o
美琴「あんた・・・ダメすぎでしょ・・・」

黒子「申し訳ありませんわ・・・つい、気が緩んでしまって・・・でも、同志がまだ・・・」

初春「さっき店員の人に連れてかれました・・・あんなとこにダンボールがあったら誰でも不審がりますよ・・・」

美琴「ってか、同志って言うな!」

黒子「・・・・」


美琴「」ハア

黒子「こうなったのは、私の至らなさが原因ですの・・・だから、この失態を詫びるにはお姉さまにお仕置きしてもらうしか・・・ハアハア」

美琴「ご褒美の間違いでしょ?あんたの場合・・・」

614: 2010/12/21(火) 03:00:29.18 ID:Q.4nTj6o
美琴「もう!どうすんのよ!佐天さんが危ないのに関わってたらどう注意すればいいっていうのよ?」

黒子「・・・」
初春「・・・」




佐天「私がどうかしましたか?」

美琴「!!」
初春「!!」
黒子「!!」


佐天「なんだ~御坂さんも買い物ですか?」

美琴「いや~別に~そういう訳では~」
初春「もう弁解はできませんよ・・・正直に話しましょうよ」ボソッ


佐天「?」

615: 2010/12/21(火) 03:01:33.40 ID:Q.4nTj6o
美琴「あの~佐天さん・・・」

佐天「はい?」

美琴「気を悪くしたら悪いんだけど、またレベルアッパーとか危険なものつかってない?」

佐天「??・・・・・・・あっ!私のレベルが急に上がったからですね!」

美琴「うん・・・・別に佐天さんに才能がないとかそういうんじゃないんだけど・・・」

佐天「それは分かってますよ。・・・実は、家庭教師を頼んだんですよ。」

美琴「それは、初春さんから聞いたわ・・・で、どんな人なの?」

佐天「百聞は一見にしかずって言いますからね、もうすぐ来ると思いますよ。実はこの先の公園で待ち合わせしてるんです。」

616: 2010/12/21(火) 03:05:02.43 ID:Q.4nTj6o
美琴「待ち合わせ?」

佐天「えぇ、彼がラザニアを食べたことがないっていうんで、作ってあげようかな~なんて思って・・・////」

美琴「ずいぶん親しいのね。」

佐天「はい!がさつで不器用なんですけど、ねはすっごく優しいんですよ!」ニコニコ

美琴「へ~」(やばい・・・すっごい一方っぽい・・・)

佐天「変な奴に絡まれてるところを助けてくれたんです!」

・・・・・・・
青ピ「ハックション」

青ピ「誰か、俺の噂しとるんかな?」
・・・・・・・

佐天「その後、私の愚痴を黙って聞いてくれて、たった一言アドバイスをくれたんです!」

美琴「なんて?」





佐天「『能力なんて根性だ!』って」

617: 2010/12/21(火) 03:05:58.03 ID:Q.4nTj6o
美琴「・・・・」

初春「ずいぶんおおざっぱですね・・・」

佐天「初めは私もそう思ってたんですけど、頭でいろいろ考えるんじゃなくて、とりあえず感覚でやってみたら案外コツをつかめちゃって!」

美琴「・・・まさかだとは思うんだけど、その人レベル・・・・ ??「おぉ!待たせたな!」 ・・・・やっぱり・・・」

削板「あれ?美琴じゃねぇか!何やってんだこんなとこで?」

美琴「まぁ、いろいろあってね・・・」ハア

佐天「あれ?知り合いだったんですか?」


削板「まぁ、一緒に住んでるからな。」

佐天「えっ・・・・」
初春「・・・・・」
黒子「」←知ってた

美琴「ご・・・語弊があるでしょ!その言い方!!」


618: 2010/12/21(火) 03:06:38.32 ID:Q.4nTj6o
~~~
~~~

佐天「なんだ~レベル5の人で一緒に住んでるんですか~」

美琴「そうよ。だから安心して!」

佐天「はい!///」

削板「何を?」





初春「じゃあ、私たちはこの辺で・・・」

黒子「そうですわ。邪魔をしては野暮というものですの。」

佐天「////」

美琴「じゃあ、料理頑張って!」

佐天「はい!」

削板「じゃあ、後でな。」


キョウツイニレベルアガッタンデスヨ  ホウ ヨカッタナ

619: 2010/12/21(火) 03:08:29.64 ID:Q.4nTj6o
美琴「佐天さん・・・・幸せそうだったね・・・」ポカーン

初春「なんか、佐天さんに先を越されちゃいましたね・・・」アーア

黒子「好きな人ができたなら、言えばよかったのに・・・・初々しいですの。」



美琴「」ドンヨリ
初春「」ドンヨリ
黒子「」ドンヨリ



初春「そ・・そうだ!この近くにおいしいケーキ屋さんができたんですよ!みんなで行きませんか?」

美琴「そうね!気晴らしにはちょうどいいわ!」

黒子「初春、たまにはいいこと言いますのね!」

タマニガヨケイデスヨ  ケラケラ






そのケーキ屋で一方さんに会うのは内緒








第16話 終わり

626: 2010/12/22(水) 03:16:27.95 ID:jGWwLxQo
今日の投下です。

627: 2010/12/22(水) 03:16:58.67 ID:jGWwLxQo
ドスドス

垣根「ただいま~」ドスン

麦野「おかえり。あら?何?その荷物?」

垣根「これか?」

ポンポン

垣根「ついに買っっちまったよ!」ニコニコ

麦野「だから何を?」






垣根「天体望遠鏡」ニコニコ















レベル5で天体観測編

628: 2010/12/22(水) 03:18:19.39 ID:jGWwLxQo
麦野「急にそんなもの買ってきてどうすんのよ?」

垣根「どうすんのって・・・・星見るに決まってんだろ!」

麦野「それはそうだけどさ・・・」



美琴「なんか普通の筒みたいなやつとはちょっと違うわね。」

垣根「あぁ・・・これは反射望遠鏡だからな。」

美琴「反射・・・?」

垣根「まぁ、ニュートンが開発したすごいやつってこった。」

美琴「ふーん・・・」



垣根「あとな~この望遠鏡はな~いろんな機能がついてるんだ!」

一方「機能?」

垣根「こいつが見たい星を自動的に探してくれるんだよ!」

一方「ほォ」

垣根「それだけじゃないぞ!星って時間がたつと動くだろ、それを追っかけてくれる機能もあるんだ!」

麦野「へぇ~それなら楽ね~」

垣根「だろ!ただ、高くってなぁ~ずっと買えなかったんだが、この間の実験でまとまった金をもらったから遂に買っちまったって訳よ!」

629: 2010/12/22(水) 03:19:07.04 ID:jGWwLxQo
削板「お前、星とかそういうのに興味があったんだな。知らなかったよ。」

垣根「当たり前だろ!宇宙にはロマンがあるからな!」

美琴「ロマンねぇ・・・」

美琴脳内 ポワワーン
上条「美琴・・・・愛してるぞ。」
美琴「」////

心理「それはロマンとは異質なものだと・・・・」

630: 2010/12/22(水) 03:20:10.89 ID:jGWwLxQo
打ち止め「ねぇねぇ、早く見てみようよってミサカはミサカはワクワクしながら言ってみる!!」

垣根「よしよし。ただ先に夕飯食わないとな。」ナデンデ

打ち止め「えぇ~」

垣根「それに、もっと遅くなってからの方が周りの明かりが消えて、きれいに見えると思うぞ。」

打ち止め「う~ん・・・・・分かったってミサカはミサカはしぶしぶ納得してみる。」

垣根「よし、じゃあさっさと飯を食っちまおう!飯だ飯!!」

麦野「はいはい。」

631: 2010/12/22(水) 03:20:57.40 ID:jGWwLxQo
一同「ごちそうさまでした。」


打ち止め「早く早く!!」

垣根「そう急かすなって!」


一方「ベランダでいいのか?」

垣根「あぁ・・・このくらい空がありゃ大丈夫だろ。」


一方「でェ?用意するもンは?」

垣根「そうだな~・・・まずは平らな机だな。」

一方「ン。」

ガタガタ

一方「これでいいか?」

垣根「あぁ、大丈夫だろ・・・・よっこいしょっと。」

632: 2010/12/22(水) 03:21:36.95 ID:jGWwLxQo
垣根「で・・・次は・・・え~と?・・・鏡筒を真北に向けるのか・・・方位磁針あったか?」

一方「あぁ・・・どっかに・・・」

ガサガサ

一方「あったあった・・・ほらよ。」ヒョイ

垣根「サンキュ!・・・・こっちか・・・・」

削板「慎重にな!」

垣根「言われなくてもわかってるよ!・・・・よし。」


垣根「電池入れたし・・・机はしっかりしてるし・・・よし、準備完了!スイッチオン!」ポチ

633: 2010/12/22(水) 03:22:11.63 ID:jGWwLxQo
ウィーン

一方「オォォ~」
削板「お~」
打ち止め「すごーい!ってミサカはミサカは・・・」


垣根「まだ、ウィーンっていっただけなんだが・・・」


ガラガラ
麦野「どうよ?進んでる?・・・はいココア」

一方「あァ、今電源入れたとこだァ」

美琴「さっきの歓声は?」

一方「ウィーン」

美琴「??」

634: 2010/12/22(水) 03:23:03.44 ID:jGWwLxQo
望遠鏡「ゲンザイチテンヲニュウリョクシテクダサイ」

一同「おぉぉ~」

垣根「いちいち感動すんなって!」←ちょっと得意げ

垣根「・・・東京・・・東京っと・・」



望遠鏡「ゲンザイチテン・・・トウキョウ・・・ツギニ、ゲンザイジコクヲニュウリョクシテクダサイ」

垣根「今何時だ?」

麦野「ちょうど9時30分ね」チラッ

垣根「21時30分・・・っと」

望遠鏡「ゲンザイジコク・・・9ジ30フン・・・・・ショキセッテイハカンリョウシマシタ」

635: 2010/12/22(水) 03:24:12.64 ID:jGWwLxQo
一方「これでもう探してくれンのか?」

垣根「ちょっと待てよ・・・・ ペラペラ←説明書 ・・・・基準となる星を探さないといけないらしいな。」

垣根「え~と・・・こうやって・・・ポチッ」

望遠鏡「キジュンセイヲサガシテ、キョウトウヲソノホウガクニムケ、ニュウリョクボタンヲオシテクダサイ・・・・ゲンザイ、キジュンセイ1」

削板「基準星1?」

垣根「あ~・・・・・え~・・・・ ペラペラ ・・・『シリウス』ってのを探さないといけないらしい。」

麦野「・・・『シリウス』?」

心理「確か・・・おおいぬ座?でしたっけ?大昔に習ったから、もう記憶があいまいですね。」

美琴「まって、今探してみる・・・・・あ~心理が正解だわ。南東の方角だって!」

削板「南東?・・・あれか?」

一方「そっちは南西、こっちだバカ!」

削板「・・・」シュン

636: 2010/12/22(水) 03:25:06.52 ID:jGWwLxQo
垣根「まぁ、とにかく明るそうな星を探してくれ。」

アカルソウナ ナントイウアバウト 

美琴「待って・・・あ~・・・『シリウス』は冬の大三角形を構成する星だって!三角形になってそうなの探して!」

サンカッケイニナッテソウナノ? ドレダヨ?・・・

打ち止め「あ~あれ三角形になってるよって!ミサカはミサカは急いで報告!」

垣根「どれだ?」

打ち止め「ほら、あそこと・・・」

垣根「あ~ほんとだ!」

一方「・・・で、そのうちどれなンだ?『シリウス』は?」

垣根「・・・・」

打ち止め「・・・」

美琴「・・・えっと・・・下?」

垣根「下?・・・・あれか?」

637: 2010/12/22(水) 03:25:51.93 ID:jGWwLxQo
一方「あそこまで近けりゃ、そう変わンねェだろ。」

垣根「ダメダメ!きっちりやらないと!その誤差が致命傷になるんだぞ!」

一方「そンなもンかねェ・・・」

ウィーン ウー

麦野「基準星を探すのは手動なのね。」

美琴「wwwwww」

垣根「・・・・」


垣根「・・・あっ!あった!」

打ち止め「みせて~・・・キレーイ!ダイヤモンドみたーい!ってミサカはミサカはとっても感動!」

ドレデレ オー

垣根「」←得意げ

638: 2010/12/22(水) 03:26:58.53 ID:jGWwLxQo
垣根「まぁ、こっからが本番だよ!・・・入力っと」

望遠鏡「キジュンセイ『シリウス』トウロクシマシタ。ゼンショキセッテイヲオワリマス・・・・」

垣根「よし!初期設定終わり!・・・でぇ~・・・観たい星を選ぶのか・・・」

垣根「なんか観たい星ある?」

美琴「じゃあ、この『ベテルギウス』ってやつ。」

麦野「またマニアックなのを・・・」

美琴「さっきの冬の大三角形の一つなのよ。」

垣根「ベテルギウス・・・ベテルギウス・・・・チッ『ヴェテルギウス』で入ってやがった・・・・入力っと」

ウィーン

望遠鏡「『ヴェテルギウス』ケンサクチュウ・・・・」

ピー

垣根「おっ!終わったか!」

一方「ノゾキ・・・何にも見えねェぞ・・・」

垣根「まぁ、微調整はこっちでするらしい。」

一方「なんだかなァ・・・」

639: 2010/12/22(水) 03:27:38.68 ID:jGWwLxQo
~~~~
~~~~
10分後

一方「おい!まだか?」

垣根「待ってくれよ・・・」

一方「微調整だけだろォが!さっさとやれよ!」

垣根「・・・・この辺に星が全くないんだよ・・・・」

一方「・・・・」

垣根「・・・・設定ミスったのかな・・・」



美琴「・・・・私が悪かったわ・・・いきなり星は難易度高かったわね。」

垣根「・・・そうだな・・・ちょっとね・・・」

美琴「じゃあ、『月』にしたら?それなら簡単でしょ?」

垣根「そうだな!じゃあ、『月』に変更・・・ポチッ」

640: 2010/12/22(水) 03:28:39.22 ID:jGWwLxQo
ウィーン

望遠鏡「『月』ケンサクチュウ・・・・」

ピー

一方「・・・・」
麦野「・・・・」
心理「・・・・」
打ち止め「・・・・」
削板「・・・・」
美琴「・・・・」
垣根「・・・・」


麦野「南向いたわよ・・・あいつ・・・」ボソッ

美琴「シー・・・垣根に悪いでしょ・・・」ボソッ

垣根「・・・・」ズーン

一方「どういうことなんだこれは・・・」

削板「・・・流石に俺でも月は南にないってわかるよ・・・」

垣根「・・・・」グスッ


心理「も・・もう一回、『月』を探してみましょう!きっと今回は調子が悪かっただけですって!」

打ち止め「そ・・そうだよってミサカはミサカは若干の失望を隠しながら言ってみる。」

垣根「・・・そうだよな!もう一回やってみるわ・・・ポチッ」


641: 2010/12/22(水) 03:29:43.09 ID:jGWwLxQo
ウィーン

望遠鏡「・・・・『月』ケンサクチュウ・・・」

ピー

垣根「・・・・」


望遠鏡←依然として南向き


麦野「・・・くっ・・・くっ・・・」

美琴「ダメよ!麦野!笑っちゃ!・・・・くっ」ボソッ


望遠鏡「」ガッガッガッガ

心理「何の音でしょう?」

削板「きっとあれだろ・・・星の動きに合わせて動く機能・・・・」

打ち止め「ほんとだ・・・ちょっとづつ・・・動いてる・・・くっ・・・くっ・・く・・虚空を・・・・・・」

一方「・・・・・」

642: 2010/12/22(水) 03:30:17.92 ID:jGWwLxQo
垣根「・・・・」

垣根「・・・・」

垣根「あっはっはっはっはっはは・・・・・」

一同「」ビクッ

垣根「悪かったなぁ・・・こんな茶番につき合わせちまって・・・」グスッ

垣根「・・・・さあ、早く風呂入って寝ようぜ!」

一同(不貞腐れてる・・・)

垣根「いいんだ・・・俺なんか・・・」ストン モジモジ


心理「垣根さん・・・・」

麦野「そっとしといてあげなさい。」

美琴「すぐ元に戻るわよ、きっと。」

心理「そうですか・・・・」

643: 2010/12/22(水) 03:31:42.71 ID:jGWwLxQo
一方「」ジー

一方「」ヒョイ←説明書

一方「ペラペラ・・・・フーン」

一方「」ヨイショット

一方「おい!垣根ェ!このコントローラーで動かせばいいのか?」

垣根「」コク

一方「そォか・・・よし」

ウィーン

一方「確か・・・この辺・・・」

削板「何やってんだ?」

一方「土星探してンだ。」

削板「土星?」

一方「あァ・・・自動で探すのがダメでも、望遠鏡としては機能すンだろォが。」

削板「確かに・・・だけど、土星の位置なんてしってんのか?」

一方「そンなの知らンが、俺の計算が正しければ・・・この辺にあるはず・・・・」

644: 2010/12/22(水) 03:32:37.27 ID:jGWwLxQo
ウィーン

一方「おっ・・・多分これだな・・・これを中心に持ってきて・・・」

一方「垣根ェ!もっと倍率高ェレンズねェのか?」

垣根「箱ん中」ボソ

一方「箱・・・これか・・・カチャ」

一方「よしよし・・・ほら、見てみろよ!」

削板「えっ・・・どれどれ?・・・おっ!輪っかが見える!!」

ドレドレ ミセテミセテ


垣根「」チラチラ

一方「ほら、お前も行って来いよ!お前の望遠鏡なンだから。」

垣根「・・・うん。」トコトコ

一方「フー・・・ココアがうめぇな!」

645: 2010/12/22(水) 03:33:16.61 ID:jGWwLxQo
削板「一方!木星って見えんのか?」

一方「木星?・・・あっちだな。そこにアマチュア天文学者がいんだから、そいつに見せててもらえ。」

垣根「でも・・・」

一方「南西の地平線からそうだなァ・・・握りこぶし1個分ぐらいのとこだな。ここまで言えば分かんだろ?たまには苦労して探してみるってのもいいもンじゃねェか?」

垣根「・・・・あぁ・・・やってみる・・・・」


アッアッタ ミセテミセテ ドレドレ

646: 2010/12/22(水) 03:34:08.86 ID:jGWwLxQo
心理「一方さん、隣いいですか?」

一方「ン。」

心理「一方さん、優しいですね。」

一方「何のことかなァ?」

心理「フフフ・・・(照れてる)」




一方「今日は・・・星がきれいだなァ・・・」

心理「本当に・・・」

647: 2010/12/22(水) 03:34:50.68 ID:jGWwLxQo
一方「なァ・・・?」

心理「はい?」

一方「今見てる星の姿って、何億年も前に出された光がやっと届いてるわけだろ?」

心理「そうですね。」

一方「だから、逆に言えば、今の俺たちの姿を向こうが観れるのは何億年も先ってことだ。」

心理「まぁ、そうですね。」

一方「その頃地球はどォなってんだろォな?」ニコニコ

心理「どうなってるんでしょうね?」フフフ


心理「でもやっぱり、空を見上げてるんじゃないですかね?」

一方「・・・人間ってのは、成長しねェなァ」ハハハ















第17話 終わり

651: 2010/12/22(水) 03:45:18.16 ID:jGWwLxQo
言い忘れましたが、星についはいい加減です。
間違ってたりしたら、すいません。

660: 2010/12/23(木) 02:54:35.60 ID:2TDA8Sko
一方「オイオイオイオイ!!」ガサガサ

一方「どォいうことなンですかァ!!」ガサガサ

ルド「ニャー」

一方「ナイ!ナイ!ナイ!ナイ!ナイ!ナイ!」



一方「おい!猫!お前、鍵見なかったか?」

ルド「ニャー」

一方「まァ、分かるわけねェか・・・・まさに猫の手も借りたい状況なンだが・・・」

ルド「ニャー」

一方「チッ・・・そンなこと言ってる場合じゃなかった・・・あァァ・・時間がやばい!!」



一方「よし・・・ちょっと・・・おちけつ・・いや、おちつけ・・・」

一方「よォく思い出せば、自ずから場所は分かるはず・・・」

一方「昨日は確かに持って帰ってきて、ここに置いたはず・・・・それから・・・・」

一方「・・・・」

一方「チクショ・・・思い出せねェ・・・・アァァ時間が・・・・」

一方「どこなんだよ!!!」ドン←壁

ガシャーン





一方「・・・・やっちまった・・・」



花瓶割っちゃったぜェ編

661: 2010/12/23(木) 02:55:26.49 ID:2TDA8Sko
一方「時間がねェというのに・・・・余計なことを・・・」

一方「・・・・待てよ・・・このかけらを拾わないで、風で倒れたことにすれば・・・・」

一方「目撃者もいねェし・・・・」

ルド「ニャー」

一方「・・・・・」

一方「お前・・・なンも見てないよな?」ギロリ

ルド「に・・ニャー」コクコク


一方「じゃあ、それで行くか!」





一方脳内
麦野「あんた!窓閉めてかなかったでしょ!」

垣根「防犯意識低すぎワロタ」

冥土返し「誘拐されでもしたら大変な打ち止めちゃんをそんな人の下に置いておけないねぇ・・・・こっちで保護させてもらうね。」

662: 2010/12/23(木) 02:56:18.77 ID:2TDA8Sko
一方「・・・・・ダメだ・・・・」

一方「ただ・・・・欠片集めて、後で怒られるのもなァ・・・」

一方「・・・・」




一方「」ピコーン


~~~
5分後

一方「欠片同士の摩擦を利用し、欠片同士が互いを支えるように欠片を組み立てるなんざ・・・・俺天才だろォ!」

一方「まぁ、若干隙間があったりするが遠目からはわからンだろ・・・」



ルド「ニャー」つ鍵

一方「おっ!ルド公!やるじゃねェか!」

一方「あとで、いいもン買ってきてやるよ」ナデナデ

ルド「ニャー」



ガチャ

ルド「ニャー・・・」(きっとそんな約束、帰ってくるときには忘れてるんだろな・・・・)

663: 2010/12/23(木) 02:57:18.99 ID:2TDA8Sko
ガチャ
垣根「ただいま~」

ドタドタ

垣根「あれ?誰もいねぇのか・・・」

ルド「ニャー」

垣根「おっと~忘れてたわけじゃねぇぞ!ルドルフ」ゴシゴシ




垣根「今日、ちょっといいもん手に入れてな!」

ゴソゴソ

垣根「ジャーン・・・・『ちょっと厚手の紙~』」

垣根「これを5㎝四方に切ったやつをテープで留めて、飛ばすとかっこよく飛ぶんだよ~なつかし~」

ルド「・・・・」

垣根「さっそく作ってみるかな~」

ルド「・・・・」

ゴソゴソ

垣根「完成!」
 

664: 2010/12/23(木) 02:58:15.62 ID:2TDA8Sko
垣根「よ~し!飛ばすぞ~」ビュン

ヒュルヒュル

ルド「ニャー」(予想よりかっこよかった//)

垣根「えっ?もう一回見たいって?しょうがないな~それっ!」

ヒュルヒュル

ガシャーン



垣根「・・・・」

ルド「・・・・」




垣根「・・・・そ・・そうだこの欠片を拾わないで、風のせいで(ry」

垣根「何にも見てないよね?ルドルフ君?」ギロリ

ルド「に・・・ニャー」コクコク

垣根「よし・・・少し外に出て、アリバイを作らなければ・・・」




垣根脳内
一方「窓開けっぱなしにしただァ?」

麦野「どうせ、垣根でしょ?」

美琴「信じらんな~い・・・このご時世に・・・」

麦野「残念だけど、あなたとは一緒にいられないわ。さよなら」

665: 2010/12/23(木) 02:59:20.97 ID:2TDA8Sko
垣根「・・・・・ダメだあああああああああああああああ・・・」




垣根「でもなぁ・・・怒られるのもなぁ・・・」

垣根「・・・・」



垣根「」ピコーン

~~~
5分後

垣根「花瓶丸々1個作ると違和感が出るから、粘着剤代わりにして・・・・3次元のパズルなんざ、俺にやらせりゃ1分とかかんねぇしな!・・・・・よし完成・・・・やっぱ未元物質最高!!・・・・やべっ自分のセンスに鳥肌が立ってきたわwwwwww」

ルド「ニャー・・・」

垣根「よし・・・これでもう疑われないと思うが、もう少し外にいてアリバイを作っとくか・・・・じゃあな、ルド。」

ガチャン

ルド「・・・ニャー・・・」(机の上に置いてあるのがめっちゃ不審なんだけど・・・元にもどせよ・・・)

666: 2010/12/23(木) 03:00:05.11 ID:2TDA8Sko
ガチャ
麦野「ただいまぁ~」

麦野「あら~一番だったのかしら?」

ルド「ニャー」

麦野「ルド、ただいま~・・・あっ、そうだ!」

ゴソゴソ

麦野「肉まん買ってきたんだけど、食べる?」

ルド「ニャー」

麦野「多分・・・玉ねぎも入ってないし・・・はい、半分こ。」ニコニコ

ルド「ニャー!!」モグモグ

麦野「やっぱり冬は肉まんに限るわ~」

ルド「ニャー~」

667: 2010/12/23(木) 03:01:35.37 ID:2TDA8Sko
麦野「さってと・・・夕飯作っちゃおうかな・・・スクッ・・ガツッ・・・いたっ!」

麦野「机に頭、ぶつけっちゃった・・・イテテ」

ガシャーン

麦野「・・・・」

麦野「なんで机の上に・・・花瓶が・・・」



麦野「・・・・」

麦野「誰のだかわかんないけど、素直に謝ろう・・・」




麦野脳内(回想)
フレンダ「昨日花瓶割っちゃって大変だったって訳よ。」

絹旗「花瓶じゃあ、水とか入ってるから超大変そうですね・・・」

麦野「あらあら~だめねぇ~~いい?良い女ってのはね、常に一歩か二歩、先を見越して行動しないといけないのよ!」

絹旗「やっぱり麦野さんは超言うことが違いますね!!」キラキラ

668: 2010/12/23(木) 03:03:12.86 ID:2TDA8Sko
麦野「・・・・・・・・・・」

麦野(過去)「一歩か二歩、先を見越して行動しないといけないのよ!!」

花瓶(残骸)

麦野(過去)「一歩か二歩、先を見越して行動しないといけないのよ!!」

麦野「・・・・・」


麦野脳内(想像)
絹旗「一歩か二歩、先を見越して超行動するんじゃなかったんですか~wwwwwwwwwwww」

フレンダ「結局、麦野はドジっ娘って訳よ!!」




麦野「あ~~~~~~~~なんであんなこと言っちゃたんだろ!!!!」

麦野「・・・」




麦野「私の能力で何とかなるかな?これ・・・」



~~
10分後

麦野「力の加減が難しかったけど、何とか原子を再結合させたりとかして・・・まぁ、割れたようには見えないでしょ・・・」

669: 2010/12/23(木) 03:04:10.24 ID:2TDA8Sko
麦野「まぁ、こんなもんか~・・・・さ~て、夕食でも・・・」

ピリリリリ

麦野「あら?滝壺?・・・・もしもし?」

麦野「ちょっと~何泣いてんのよ!」

麦野「えっ?何?聞こえないって!」

麦野「はっ?・・・・もう一回いって!」






麦野「浜面が浮気!?」




麦野「・・・今すぐ行くから、そこで待ってて!」


ガチャ バタン

ルド「・・・ニャー」(ご飯・・・・ご飯・・・・)

670: 2010/12/23(木) 03:05:21.68 ID:2TDA8Sko

ガチャ

美琴「たっだいま~」

美琴「♪♪♪」

ルド「ニャー」

美琴「ふっふ~ん」

ルド「ニャー?」(どうしたんだ?コイツ?)

美琴「ねぇ、ルド聞いてよ!!」

美琴「あいつから、映画を観ようって誘われちゃったのよ!!!」ニンマリ

美琴「来てるわよね!!これは絶対来てるわよね!!!!」

美琴「フフフフフフ・・・・!!!」

ルド「・・・・」

671: 2010/12/23(木) 03:06:07.84 ID:2TDA8Sko
美琴「ダメ・・・そんな・・・まだ中学生なのに・・・」←妄想中

美琴「で・・でも・・・あんただったら・・・・・」←妄想中

美琴「///////////////////////////////////////////////////」ビリビリ

美琴「」ビリビリビリ

ルド「ニャッ!!!」(あぶね!)

ガシャーンっ←直撃

672: 2010/12/23(木) 03:08:49.13 ID:2TDA8Sko
美琴「あっ・・・・・」

ルド「・・・・・」

美琴「」ジー

ルド「に・・にゃー?」(何?その眼・・・あんたがあたってたらこんなことにはならなかったとか言いたいの?・・・ねぇ!!)

美琴「・・・・ハア」


美琴「これ・・・どうしようかな~」

美琴脳内
上条「ちょっと!自分の能力の制御も出来ないで花瓶を割るような人は近づかないでくれよ!あぶねーなー」

美琴「えっ・・・」

上条「ってかさ、自分の能力の制御も出来ない人がレベル5を名乗ってて言い訳?それってただの暴走能力者じゃんwwwwwwww」

テレスティーナ「暴走能力者と聞いてやってきたお!」
幻生「どこだお?私の実験対象はどこだお?」

673: 2010/12/23(木) 03:10:41.35 ID:2TDA8Sko
美琴「終わる・・・私の人生・・・終わるわ・・・」

美琴「ここはなんとか隠蔽しないと・・・・」




~~~~
5分後

美琴「花瓶の成分に若干の鉄分があって助かったわ・・・後は磁力を帯びさせて・・・完成!!」

美琴「定期的にメンテナンスが必要だけど、まぁ体裁は大丈夫でしょ。」





ハーナーテーコーコローニ

美琴「あ・・あいつからだ!!もしかして・・・告白!!!」ドキドキ

美琴「・・・・もしもし?」

美琴「・・・・・」



美琴「えっ?言ってる意味が分からない・・・・」

美琴「はっ?・・・・」




美琴「映画見るとき他の女も連れってっていいか?ですって!!!」




美琴「今からそっち行くから!!待ってなさい!」

バタン

ルド「ニャー・・・・」(俺・・・徐々に無視されてないか?)

674: 2010/12/23(木) 03:11:20.26 ID:2TDA8Sko
ガチャ

打ち止め「ただいま~ってミサカはミサカは元気に挨拶!!」

ルド「ニャー」

打ち止め「ルド以外誰もいないのか~ってミサカはミサカはちょっとがっかり。」

ルド「ニャー・・・」

打ち止め「『おい!打ち止めァ!家に帰ったらまず手ェ洗えって言ってんだろォがァ!』」←真似

打ち止め「分かってますよ~ってミサカはミサカは事務的に答えてみる。」

675: 2010/12/23(木) 03:12:37.73 ID:2TDA8Sko
打ち止め「おなかすいたな~どっかにお菓子がないかなってミサカはミサカは探検開始!!」

ガサガサ

打ち止め「むっ!隊長!あの机の上に置かれている不自然な花瓶があやしいと思われます!」

打ち止め「確かに・・・よし!打ち止め二等兵、お前に捜索を命じる!」

打ち止め「ハッ!・・・では行って来るであります!」

ヨイショヨイショ

打ち止め「ノゾキ・・・・隊長!中は空であります!・・・ハッ・・これは罠!隊長!早く逃げ・・・グワッ」←迫真の演技

打ち止め「・・・せめて・・・最後に・・・ポテチを・・・食べたかった・・・ガクリ」

ルド「ニャー」(やるじゃねぇか!)


打ち止め「あ~あ・・・余計おなかへっちゃったよ・・・麦野お姉ちゃん、何にも買ってなかったのかなってミサカはミサカはちょっと心細くなってみる・・・」



ゴロゴロ ガシャーン

676: 2010/12/23(木) 03:13:40.22 ID:2TDA8Sko
打ち止め「あっ・・・・」

ルド「・・・・」

打ち止め「やっちゃった・・・」




打ち止め脳内
一方「家で暴れるよォな悪い子はいりませン!」

一方「どこでも好きなとこにいってドォゾ!」




打ち止め「」ガクガクブルブル

打ち止め「あんなことをしなければ・・・・こんなことには・・・・・ところがっこい・・・夢じゃありません・・・・!現実です・・・・!これが現実・・・・!」ザワザワ



しかし その時 打ち止めに 電流走るーーーーーー!




打ち止め「もしもし?ヨミカワ?・・打ち止めだよ。あのさ~今そっちに暇人いる?えっ?むしろいない時がない?じゃあ、ちょっと働いてもらいたいんだけどいいかな?そう、ありがと!じゃあ、これから行くね!」

677: 2010/12/23(木) 03:14:25.58 ID:2TDA8Sko
~~~~~
30分後

打ち止め「暇人を利用して、セメダインでくっつけるとか、なかなか良いアイデアだなってミサカはミサカは自画自賛してみたり!!」


打ち止め「『あいつを働かせてくれてありがとう!』ってヨミカワに泣きながら感謝されたときはどうしようかと思ったけど、まぁ結果オーライだね!」




打ち止め「さ~て、アリバイ作りにもう少し外にいようかな?ってミサカはミサカはこの年で完全犯罪を達成した自分に恐怖してみたり!」

ガチャ

ルド「ニャー」(セメダインくさっ!これじゃあばれんだろ・・・)

678: 2010/12/23(木) 03:14:54.57 ID:2TDA8Sko
ガチャ

心理「ただいま」

心理「あら?もう帰ってると思ったんですが・・・」

ルド「ニャー」

心理「あぁ、おなかすいたのね!ちょっと待っててね。」

ルド「ニャー」(この心理・・・出来る!)

心理「はいどうぞ。」

ルド「ニャー!!」

679: 2010/12/23(木) 03:15:38.50 ID:2TDA8Sko
心理「それにしてもこの匂いはなんでしょう・・・それと、なんで机の上なんかに花瓶が・・・・」

心理「なんでしょう・・・この花瓶・・・ ヒョイ ・・・」


バキッ


心理「!!!!!」

ルド「・・・」(あぁ・・・まだよくくっついてなかったんだな・・・)



心理「ど・・どどどどどどどうしましょう・・・・」アタフタ

心理「ここここここここは素直に謝るべきですよね!!!!」





心理脳内
一方「俺、がさつな女は嫌いなンだ。」

一方「特に、花瓶を一瞬で粉々にするような奴。」

680: 2010/12/23(木) 03:16:28.41 ID:2TDA8Sko
心理「\(^o^)/オワタ」



心理「な・・・何とかごまかさないと・・・・」

心理「・・・・でも、私の能力物理系じゃないですし・・・」




心理「」ピコーン

心理「新しい花瓶を買って、皆の記憶を改ざんすればいいんだ!!」

ルド「ニャー・・・・」

心理「そうと決まったら、早く買ってこないと・・・」

ガチャ





~~~
40分後

心理「よし、これで花瓶は準備完了。」

681: 2010/12/23(木) 03:17:58.39 ID:2TDA8Sko
ガチャ
一方「帰ったぞォ」

一方「やっぱり、あンな時間から並ンでも買えるわけねェよなァ・・・・あのプリン・・・」


心理「お帰りなさい。」キイン

一方「・・・・?(今何か?)」

一方(あれ?花瓶・・・こんなとこに置いたはずじゃあ・・・?)

心理「どうかしましたか?」

一方「いや。別に・・・」(わざわざあの花瓶の話題にして墓穴を掘ることもないだろ・・・)

心理(よかった・・・あの花瓶を見ても普通ですね・・・成功ですね!!)

682: 2010/12/23(木) 03:18:38.85 ID:2TDA8Sko
ガチャ

麦垣「ただいま~」

麦野「浜面が他の女を眺めてたってだけで、浮気扱いよ~どんだけバカップルなのかしらあの二人・・・・頭に来たから浜面を半分にしてやったわ!」

垣根「・・・やっぱり被害を被るのは浜面なのか・・・・」


心理「お帰りなさい」キイン

麦野「・・・・?」

垣根「・・・・?」


麦野(やばい・・・あんなとこに出しっぱなしだったわ・・・でも、誰も気づいてないし・・・大丈夫かしらね。)

垣根(俺の補修は・・・ばれてねぇみたいだな。)

683: 2010/12/23(木) 03:20:07.62 ID:2TDA8Sko
ガチャ

打ち止め「ただいま~」


心理「お帰りなさい」キイン

打ち止め「・・・・・?」

一方「おい!打ち止めァ!家に帰ったらまず手ェ洗えって言ってんだろォがァ!」

打ち止め「分かってますよ~ってミサカはミサカは、もはや条件反射になってしまった返答を返してみる。」トテトテ





ガチャ
美琴「」ズーン

美琴「・・・・なによ・・・総勢5人で映画見るとか・・・二人っきりはどこ行ったのよ・・・」グスン


心理「お帰りなさい」キイン

美琴「・・・・?」

美琴「・・・」ハア

684: 2010/12/23(木) 03:21:00.61 ID:2TDA8Sko
ガチャ

削板「ただいま~」

削板「う~寒い・・・もう一枚着てくんだったな~」


心理「お帰りなさい」キイン

削板「・・・・・?」

心理(これで、あれがばれることはないでしょう。)フフフ



削板「あれ?こんな花瓶なんでこんなことこに出てるんだ?」

一同「」ビクッ

麦野「さっさあ?何でかしらね~?」アセアセ

垣根「だ・・だれかがおいたんじゃねぇのか~?」アセアセ



削板「そうか・・・・にしてもいい花瓶だな~これ。」

一同「」ヒヤヒヤ

685: 2010/12/23(木) 03:23:06.85 ID:2TDA8Sko
削板「うーん・・・この花の模様とか・・・ ツルッ ・・・あっ」

一同「あっ」




ガッシャーン




削板「もっ申し訳ありませんでした~」←ジャンピング土下座

一同「・・・・」




一方「まっ・・まぁ、やっちまったもンはしょうがねェよな!」

垣根「そっそうだよ!今回は特別に許してあげよう!」

麦野「ほら、欠片集めるの手伝って!」

美琴「新聞紙持ってくるわね。」

打ち止め「手を切らないように、軍手をはめてやった方がいいかなってミサカは・・・・」

心理「掃除機もってきましたよ~」


一同「」ニコニコー


削板「なんだ~みんな今日は優しいな~もっとおこられると思ったのに・・・」

一同「」ピタッ

一同「エヘヘヘヘ・・・・」

削板「?」

686: 2010/12/23(木) 03:24:19.23 ID:2TDA8Sko
削板「で、結局この花瓶、誰のなんだ?」


一方「あ?俺のじゃねェぞ。」

垣根「えっ?一方じゃないのか・・・俺でもない。」

麦野「私のでも・・・」

打ち止め「私のでもないよって、ミサカは・・・・」

美琴「こんな、花瓶、私も知らないわ。」

心理「わたしのでもないです。」



一同「じゃあ、誰のだ?」






・・・・・・・
アレイ☆「あいつらにあげた花瓶、使ってくれてるかな?」ワクワク




















第18話 終わり

698: 2010/12/27(月) 01:26:51.87 ID:a5LFU96o
ガチャ

一方「ン?靴が多いな・・・」

一方「誰か来てンのか?」


ガラガラ

麦野「あら、お帰り」

滝壺「あ!あくせられーた!」

絹旗「超お邪魔してます。」

フレンダ「って訳よ。」


一方「あァ・・・お前らだったのか・・・まァゆっくりしてけ。」

麦野「悪いわね~」


一方「」チラッ

一方「!!」

一方「こ・・これは一日限定50個しか買えない、△○屋のチーズケーキ・・・・」ゴクリ

絹旗「う・・うわさ(甘党になった)は超本当だったんですね・・・」

滝壺「あくせられーたもどうぞ。」

一方「いやァ・・・でも・・・・俺は・・・・」ウズウズ

麦野「とっとと食べないと全部食べちゃうわよ!」

一方「・・・・いただきますゥ」ゴクリ






ドキッ!アイテムだらけのパーティー~海原もあるよ~編

699: 2010/12/27(月) 01:28:05.73 ID:a5LFU96o
垣根「俺は今・・・衝撃の映像を目撃している・・・・」

垣根「一番早く帰ってくる帰った俺は、隣の部屋で昼寝をしていた・・・・」

垣根「足音がして起きて、隣の部屋を覗くと・・・・」




垣根「一方が女子4人とケーキをパクついていた・・・・」


垣根「俺が何を言ってるのかわからねぇと思うが、俺も何が起きたかわからなかった・・・・・」

垣根「口リコンとかハーレムとかそんなちゃちなもんじゃあ断じてねえ!もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・」


キャピキャピ カカカ チョウ・・・


垣根「・・・・」

垣根「本当に何やってんだ?あいつ・・・」

700: 2010/12/27(月) 01:29:57.01 ID:a5LFU96o
垣根「まぁ・・・それはまだいいんだ・・・」

垣根「問題は俺がどう動いらいいかわからないってことだ・・・・」


垣根「いきなり出てったら、完全に不審者扱いだよな・・・」

垣根「自分たちしかいないって思ってたのに隣の部屋からイケメンが出てきたらそりゃあビビるわな・・・・」フウ

垣根「・・・・・」



垣根「いや~困った・・・」

海原「確かに・・・困りましたね・・・」

垣根「な・・・どうするよ・・・」

海原「どうしましょう・・・・」


701: 2010/12/27(月) 01:30:34.61 ID:a5LFU96o
垣根「どうしましょt・・・・・・は?」

海原「どうしました?」

垣根「お前・・・いたの?」

海原「ええ!誰よりも早くこの家にいましたよ!」

垣根「そうか・・・ん?ちょっと待て・・・誰よりも早くって?」

海原「垣根さんが帰ってくるよりも前ってことですよ!」

垣根「・・・・おかしくね?」

海原「おかしくなんかないですよ!皆さんがいる前で盗聴器を仕掛ける人なんかいないでしょう?」

垣根「・・・・・・・」

海原「どうかしましたか?」

垣根「・・・仕掛けたのか?」

海原「もちろん!」

702: 2010/12/27(月) 01:31:04.00 ID:a5LFU96o
垣根「・・・それを俺に言えるお前がすごいよ・・・」

海原「え?どうしてです?」

垣根「仮にも俺もこの家に住んでるんだが・・・・」

海原「」シマッタ

垣根「今頃『しまった』なんて顔すんなよ・・・」

海原「・・・・まさか・・・こんなことを・・・・見逃していたなんて・・・・」ブルブル


海原「・・・この家に住んでるなら、盗撮をお願いできませんか?」


垣根「そ っ ち か よ ! ! !」

・・・・・・・・・・・・
一方「ン?今声がしなかったか?」

麦野「えぇ~気のせいでしょう?」
・・・・・・・・・・・・

703: 2010/12/27(月) 01:32:32.89 ID:a5LFU96o
海原「シー!!」

垣根「・・・・・泣きたい・・・」

海原「大丈夫です!謝礼は払いますよ!」

垣根「・・・・・・どこが大丈夫なんだよ・・・」


海原「まぁ、謝礼の額は後で決めると 垣根「なに、さり気無く俺が盗撮をすることを前提で話してんだよ!」 ・・・まぁまぁ・・この場から脱出することが先決ですね。」

垣根「そうだね・・・俺としては、お前が見つかって風紀委員につき出せられて欲しいとこだが・・・」

海原「まぁまぁ・・・」

704: 2010/12/27(月) 01:33:25.86 ID:a5LFU96o
海原「では、いいニュースと悪いニュースがありますけど、どっちから聞きたいですか?」

垣根「・・・じゃあ悪いニュースから・・・」

海原「この部屋は今一方さんたちがいる部屋を通らないと出られません。」

垣根「まぁ、それはみればば分かるが・・・で、いいニュースは?」

海原「私、脱出ゲームが大好きです。」

垣根「・・・・いいニュースなの?それ?しかも『得意』じゃなくて、『好き』なだけかよ!!」


海原「おっと~こういう時だからこそ、冷静さを欠いたらダメなんですよ!いいですか?ずっと左手を壁に沿わせて歩いていけばいつか必ずゴールにたどり着けるのですよ!」

垣根「うん、その説明でお前が使い物にならないことがはっきりしたよ、ありがとう!」

海原「お役にたてて光栄です。」ニッコリ

垣根「ほ め て ね ぇ よ !!」

・・・・・・・・
一方「はら、またしただろ?」

麦野「え~きこえなかったわよ~」

・・・・・・・・

705: 2010/12/27(月) 01:34:20.25 ID:a5LFU96o
海原「だから静かにしてくださいって!」

垣根「・・・すまん・・・・何でおれがあやまってるんだろう・・・」

ルド「ニャー」

海原「おっと~これはキーアイテムの登場じゃないですか?」

垣根(この気持ちはなんだろう・・・・ルドを見た瞬間すごい頼りになる気がした・・・・すくなくとも・・・コイツよりか・・)

海原「きっとこの猫を使って、何らかの仕掛けを発動させるに違いありませんよ!」

垣根「ルド・・・お前はいいな~・・・・のんびりしてて・・・少なくともこんな奴と一緒にいなくて・・・」ボソッ

海原「ん?なんか言いました?」

垣根「いや・・・別に・・・」

706: 2010/12/27(月) 01:35:38.73 ID:a5LFU96o
ルド「」トコトコ

コロン←日向ぼっこ

海原「そこに何かが!!!」

垣根「・・・・俺もああやって、あいつらが気づくまでずっと寝てればいいんじゃないか・・・?」

海原「それはダメですよ!」

垣根「なんで?」

海原「そりゃあ垣根さんはいいかもしれませんけど、私の身にもなってくださいよ!」

垣根「よし、今の一言でそれがメインプランになったわ!」


海原「・・・もしかして、私のこと嫌いですか?」

垣根「・・・好きになる要素がどこにあったんだよ・・・」

海原「・・・お茶目・・・なとこ?」


垣根「ど こ が だ よ !!!」

・・・・・・・・・・・・
一方「ン?ちょっと隣見てみる。」

麦野「どうせ誰もいないわよ~」

ガチャン

一方「お前は!!!」






707: 2010/12/27(月) 01:36:53.85 ID:a5LFU96o
ルド「ニャー」

一方「猫か・・・・ほら、暴れるンならこっち来いよ。」

ルド「ニャー」トコトコ

ルド「」フリカエリ(健闘を祈るぜ!兄ちゃん!)


アーネコダー カワイイー

・・・・・・・・・・・・

ガチャ←箪笥

垣根「ルドルフ・・・・もっとここで日向ぼっこしてたかっただろうに・・・俺の身代わりに・・・」フルフル



海原「私のとっさの判断で箪笥に逃げ込んだのが功を奏しましたね!青鬼やっててよかった!」

垣根「・・・うん、それについては感謝してるわ・・・」

海原「」フフン

垣根「」ウゼエ

708: 2010/12/27(月) 01:37:51.23 ID:a5LFU96o
垣根「まぁ、まだ問題が解決したわけじゃねェ。」

海原「そうですね・・・猫みたいに日向ぼっこしているわけにもいきませんしね。」

垣根「俺は別にそれでもいいんd・・・・・・・・ん?今なんて言った?」


海原「御坂美琴愛してるぞ?」

垣根「言ってねぇだろ!」


海原「猫?」

垣根「その後」


海原「日向ぼっこ?」

垣根「そう!・・・・・・・・なんでこの部屋で日向ぼっこができるんだ?」

海原「御坂さんが美しいから?」

垣根「違うね・・一言もあってないね!・・・『窓』があるからだよ!」

709: 2010/12/27(月) 01:39:07.34 ID:a5LFU96o
海原「!!」

垣根「わかったか?」ニヤリ


海原「外からの、絶好の盗撮ポイントってことですね!!」

垣根「もういいよ・・・後の説明は一人でするから・・・」

垣根「窓があるってことは外に出られるってことだろ?まぁここの窓は小さくて、ベランダもないが・・・」

海原「自殺でも思い立ったんですか?」

垣根「ちげぇよ!飛んでくんだよ!」

海原「あ~メルヘンウィングですか!」

垣根「そ・・そんな名前だったの?俺の翼・・・」


垣根「とにかく!玄関まで飛んでって、そっからさも今帰って来たかのように部屋に入ると・・・どうよ!」フンス

海原「なるほど・・・謎解きの要素が欠片もない方法ですが、確かに大丈夫そうですね。」

垣根「もともとこの部屋に仕掛けなんかねェよ!」

710: 2010/12/27(月) 01:40:18.61 ID:a5LFU96o
垣根「あっ・・・・ダメだ・・・」

海原「なにがです?」

垣根「この家オートロックだから鍵がないと入れない・・・・俺の鍵、今一方たちがいる部屋だわ・・・」

海原「ご心配なく!・・・私がちゃんとスペアキーを持ってますよ!」

垣根「・・・大いに心配すべき点が一つあったが・・・まぁ今回は目をつぶろう・・・」

海原「では早速!」

711: 2010/12/27(月) 01:40:52.28 ID:a5LFU96o
垣根「あぁ。」

バサァ

垣根「あれ・・・出れない・・・」

海原「もっと羽を小さくしてください!」

グイグイ

垣根「痛い痛い!!」

海原「ほらほら!」グイグイ

垣根「痛いって!!」ドスッ

海原「グハッ・・・何するんですか!」

垣根「だから痛いんだって!」

海原「痛いからなんですか!出たいんじゃないんd・・・・」



一方「な・・・・何やってンだ?お前ら・・・」



垣根「あっ・・・」
海原「これは・・・・しまっちゃいましたね・・・」

712: 2010/12/27(月) 01:41:30.77 ID:a5LFU96o
一方「でェ?起きたら気まずくて、出てこれなかったって?」

垣根「そうです・・・」

麦野「普通に出てくればよかったのに・・・」


一方「でェ?お前は?」

海原「私ですか?・・・それが急に記憶喪失になってしましまして・・・・最近のことが全くおもいだせないんですよ・・・」

一方「・・・・・帰れ!」

海原「はい・・・」


ガチャ

713: 2010/12/27(月) 01:42:12.93 ID:a5LFU96o
絹旗「そういえば、今暗部組織の人間しかいませんね!」

フレンダ「そうね!ってこわ!」



一方「そォいや、あいつは?さっきからみねぇが・・・」

麦野「浜面?飲み物買わせに行かせたわ。」ニッコリ

一方「パシリか・・・・」

絹旗「にしても超遅いですね~ずいぶん経ってますよ!どこで超道草食ってるんでしょうか?」

垣根(超道草?)

714: 2010/12/27(月) 01:42:49.99 ID:a5LFU96o
ガチャ

麦野「噂をすればなんとやらね!」

ドタドタ

浜面「ほら、買ってきたぞ!」

麦野「あら~遅かったわね~」

絹旗「おかげで超のど渇いちゃいましたよ!どうしてくれるんですか!」

浜面「・・・なんという仕打ち・・・」

滝壺「大丈夫、そんなはまつらも応援してる。」

浜面「」グスン


垣根「じゃあ、一本いただくわ。」

一方「俺も。」


麦野「カンパーイ」

一同「カンパーイ」

715: 2010/12/27(月) 01:43:25.35 ID:a5LFU96o
浜面「これ、本当に経費で落ちるんだろうな?」

麦野「えっ?落ちるわけないじゃない。」ゴクゴク

浜面「は?・・・ってことは・・・」

フレンダ「浜面さんアザーッスって訳よ!」

浜面「・・・・」


浜面「・・・・う・・うそつき・・・」ガクリ

浜面「こ・・今月・・・俺はどうやって暮したら・・・」ウルウル

滝壺「大丈夫、そんなひゃふぁふふぁもふぉふふぇんふぃふぇふ」モグモク

浜面「・・・・・」



一方「なンていゥか・・・頑張れよ・・・」

浜面「ありがと・・・もう慣れたわ・・・」グスン

716: 2010/12/27(月) 01:44:29.02 ID:a5LFU96o
美琴「ただいま~あら?あんたたちだったの?」

絹旗「超お邪魔してます」


美琴「あっ!このお菓子!」

麦野「ほら、これでしょ?」ヒョイ

美琴「そうそう!おまけで付いてくるゲコ太ストラップ!!」

麦野「あげるわよ。別にいらないし・・・」

美琴「ほんと!!やった~」

絹旗(超子供ですね・・・私が言うのもなんなんですが・・・)ゴクゴク




麦野「ほら、あんたも飲めば?」

美琴「いいの!じゃあそうさせておらおうかな?」

717: 2010/12/27(月) 01:46:08.22 ID:a5LFU96o
~~~~

麦野「いや~それにしても、『絶対能力進化』実験を止めに来た時のあんた怖かったわ~」

美琴「あたしも必氏だったからね~」

麦野「でも、あんな内容だったら別に止めなくてもよかったんじゃないの~?」

美琴「えっ!内容知ってたの!?」

一方「・・・・」

麦野「えぇ、あの後研究員から資料奪ったからね。」

一方「・・・」ガーン


美琴「そうだったの・・・な~んだ教えてくれればよかったのに・・・」

麦野「えっ!内容知らずに止めに来てたの?」

美琴「一部誤解していた・・が正解かな?」

麦野「ふーん・・・・・・・・でもまさかその内容がね~デーt・・・」クスクス


一方「わかった!わかった!もうそれ以上口を開くな!!!///」

麦野「」ニヤニヤ

美琴「」ニヤニヤ

垣根「?」

一方「なンなンだよ・・・もォ・・・」

718: 2010/12/27(月) 01:47:29.89 ID:a5LFU96o
絹旗「でもぉ・・・わらひの方にぃきてたら~超ケチョンケチョンになってましたよ~」ヒック

麦野「え~私でも苦戦したのよ~」

絹旗「あ~麦野さん~わらひが超年下だと思って超バカにしてるんでひょ~?」ヒック

麦野「そんなことないけど・・・ってあんた変よ。どうしたの?」

絹旗「どうせわらひはB級映画なんかが好きな超変なやつですよ~だ!」ヒック

一方「顔赤いぞお前」

絹旗「だいたいね~わらひだって超つよいんへふからね~」ヒック

絹旗「今日はね~それを超再確認してほひいんでふよ!」

麦野「どうやってよ?」

719: 2010/12/27(月) 01:49:25.64 ID:a5LFU96o
絹旗「」フラフラ

一同「?」

絹旗「こうやってですよ!」グッ



ドーン←壁

パラパラ


一同「・・・・・は?」



絹旗「あひゃひゃ~超穴あきましたね~」ヘヘヘ

一方「おい!こいつなんかおかしいぞ!」


絹旗「わらひが変だったら一方さんなんかどうなるんでひゅか~ヒャヒャ」ヒック

一方「・・・・」


垣根「ん?・・・これ酒じゃねぇか!」

浜面「えっ?・・・・・まさか・・・」

絹旗「おえっ・・・超気持ち悪いです・・・」

美琴「あんたね~中学生になんてもの飲ませてんのよ!!!」

浜面「そ・・そんな・・・・隣にあったからてっきり・・・」


麦野「は~まつら~♪」

浜面「」ビクッ


麦野「ブ チ コ ロ シ か く て い ね ♪」

浜面「ふ・・・不幸だ・・・」

720: 2010/12/27(月) 01:50:17.89 ID:a5LFU96o
一方「ってか・・よく買えたな・・お前・・・」

浜/面「店員も気づかなかったんじゃないか?」

垣根「でもこれいくらもアルコール入ってねぇぞ・・・あいつどんだけ弱いんだ?」ハア

絹旗「・・・・超気持ち悪い・・・」オエ



絹旗「トイレ・・・・」フラフラ

一方「そこでて右側だからな!」

絹旗「」フラフラ

一方「分かったかな?あいつ?」

垣根「さあ?」

721: 2010/12/27(月) 01:51:23.60 ID:a5LFU96o
絹旗「あ~超フラフラしますね・・・・廊下を出てどっちでしたっけ・・・?」




絹旗「・・・左でしたね・・・」

ガラガラ



絹旗「・・・・こ・・・・これは超斬新な作りのトイレですね・・・・」




絹旗「トイレにベッドがあるとは・・・」←正常な思考じゃない


絹旗「ぼんやりしてて・・・よくわかりm・・・オエッ・・急に吐き気が!」


オロロロ・・・


絹旗「フー・・・で、ベッドで寝れるわけですか・・・超親切設計ですね!」


絹旗「・・・おやすみなさい・・・」

722: 2010/12/27(月) 01:52:19.57 ID:a5LFU96o
~~~~
一方「あいつ・・・遅くねぇか?」

麦野「私、見に行って来るわ。」

滝壺「私も行く。」



ドンドン
滝壺「さいあい?大丈夫?」

シーン

麦野「あれ?鍵がかかってない・・・」

麦野「入って大丈夫?」

シーン

麦野「入るわよ。」ギー

シーン

麦野「あれ?ここにいない・・・」

滝壺「むぎの・・・」トントン

麦野「ん?」

滝壺「いびきが聞こえる・・・」

グーグー

麦野「・・・まさか!」

ガラッ

麦野は酸っぱい匂いが充満する自分達の寝室で幸せそうに眠る絹旗の姿を見つけた時、溜め息を付くしかなかった・・・・

723: 2010/12/27(月) 01:53:35.03 ID:a5LFU96o
~~~~~~~
海原「やはり、私の芝居(記憶喪失が云々)は完璧でしたね。」

海原「おかげで特に何のお叱りも受けることなく、あの部屋から出ることができました!」



海原「例え垣根さんが『盗聴器がこの家にある』ことを知っていても、見つけるまでには時間がかかるでしょう」フフフ

海原「今回はまさかという外見の盗聴器をまさかという場所に仕掛けましたからね!」フフフ

海原「さ~て・・・御坂さんはまだ帰ってきてないでしょうが、ちゃんと聞こえるかテストしてみましょうかね!」

カチャチャ

海原「よし、これで・・・ トテトテ ・・・ん?さっそく誰か来ましたね」



オロロロロロ

海原「ギャーーーーーーーーーーー」

















第19話 終わり

732: 2010/12/29(水) 01:37:09.35 ID:WPOS6jso
今日の投下です。

733: 2010/12/29(水) 01:37:58.02 ID:WPOS6jso
垣根「ほら、とっとと起きろ!!」ゲシゲシ

一方「ンだよ!・・・・もうちょっと寝かせろよ・・・・」zzz

垣根「だから起きろって!」ゲシゲシ

一方「分かったから蹴るなって・・・」ファー


一方「・・・今何時だよ・・・って早!」

垣根「8時がお前には早いのか・・・」

一方「休日は10時が基本だろォ」

垣根「それもどうかと思うが・・・」


一方「でェ?何で俺をこんな早く起こしたんですかァ?」

垣根「なんでって・・・そりゃあ・・・・」



垣根「大掃除だよ!」










大掃除編

734: 2010/12/29(水) 01:38:41.39 ID:WPOS6jso
一方「メンドくせェ・・・俺はやらねェ・・・お休みィ・・・」

垣根「おい!お前の家だろうが!・・・ほら!」ズリズリ

一方「分かったからァ!引きずンなって!」ズリズリ


ズリズリ

麦野「ほら!ちゃっちゃと朝ごはん食べちゃって!早くしないと今日中に終わらないわよ!」

一方「えェ~・・・・・掃除とか・・・よくねェ?業者に頼めば・・・」スクッ

麦野「大掃除はね、一年過ごしてきた家への感謝をこめて行うものなの!家主がやることに意味があるの!」

一方「・・・・メンドォ・・・」

麦野「文句言ってても終わらないわよ!」

一方「チッ・・・・・あっ!削板はどォしたんだよ!まさかバッくれやがったかァ?」

麦野「そんなはずないでしょ・・・洗剤を買いに行ってもらってるの!」

一方「なンだかなァ・・・」モグモグ

735: 2010/12/29(水) 01:39:39.58 ID:WPOS6jso
麦野「それに今日は助っ人を呼んであるからね。早く終わると思うわ。」

一方「助っ人ォ?」

麦野「そう。もう来るはずなんだけど・・・」

ピンポーン

麦野「ほらね!」

ハーイ トテトテ


一方「お前、誰が来るか聞いたか?」

垣根「いや。俺も初耳。」

一方「助っ人って言っても、俺が最近あったような奴だと、碌なのがいねェンだが・・・」(上条「そんなにもやしがまずいというなら・・・そのふざけた味覚をぶち[ピーーー]!」)←回想

垣根「俺もだ・・・」(海原「御坂さんのためならどこまでもやりますよ!・・・ところで、この真空パックにですね・・・」)←回想


一方「せめて使えるやつが来ればいいンだが・・・」

垣根「かつ、not変態な!これ重要!」

737: 2010/12/29(水) 01:40:15.97 ID:WPOS6jso
麦野「ほら、こっち入って!」

一方「ン?」
垣根「?」

絹旗「あの~超おはようございます・・・」オソルオソル

絹旗「この間は超すいませんでした!!」ペコッ

絹旗「今日はその超お詫びというか・・・」チラッ

一方「」(よかった・・・少なくとも、不幸をばらまいて事態をややこしくするやつじゃなかった・・・)

垣根「」(よかった・・・少なくとも、盗聴器仕掛けたり、落ちてる髪の毛を採集し始めたりとかはしなそうだ・・・)


絹旗「」(うわ~超無言ですよ!!超怒ってますよ!!!どうしよう・・・)


麦野「あんたたち、なんか言いなさいよ!」

一方「お・・おう。まァ頼むわァ・・」

垣根「が・・頑張ろうな・・」

絹旗「はい!」(よかった・・・殺されはしなそうです・・)

738: 2010/12/29(水) 01:41:18.18 ID:WPOS6jso
麦野「ところで、この家って住宅用洗剤ってまったくおいてないの?」

一方「ン?そこの棚にあるぞ。」

麦野「なんだ~あったのか~削板が無駄骨になっちゃったわね。」

ガラガラ

麦野「・・・・・なにこれ・・・」

一方「住宅用洗剤だろォが・・・見りゃ分かんだろォ?」

麦野「そりゃあ・・・まぁ・・・そうなんだけど・・・・」

麦野「なんで・・・・こんなに洗剤○命ばっかり・・・」

洗剤○命←ドッサリ

一方「い・・言っとくがな!俺が買ったンじゃねェぞ!」

麦野「じゃあ誰が?」

一方「黄泉川だよォ!あいつがいきなり『他に洗剤を買わなくても全部これひとつで大丈夫じゃん!』とか言って大量に送りつけてきたんだよォ・・・」

垣根「・・・・確かにいいそう・・」
麦野「・・・・」

739: 2010/12/29(水) 01:41:59.06 ID:WPOS6jso
・・・・・・・・
黄泉川「」クシュン

芳川「あら?どうしたの?」

黄泉川「誰かが私の噂をしてるんだろうじゃん。」

芳川「そう・・・いい噂だといいわね。」

黄泉川「そうに決まってるじゃん!」


黄泉川「それより、あんたも大掃除手伝うじゃん!!」

芳川「あら、ダメよ~」

黄泉川「なんでじゃん?」

芳川「私はゴミにも甘い人間なの」(キリッ

黄泉川「・・・・」
・・・・・・・・・

740: 2010/12/29(水) 01:42:30.29 ID:WPOS6jso
ガチャ

ドカドカ

削板「ほい、頼まれてたもの!」

麦野「ありがとう~」

削板「重かった~・・・・手がいてぇ・・・」フーフー

麦野「じゃあ、そろそろ始めましょうかね。削板はちょっと休憩してていいわよ。」

削板「悪いな。」イテテ


麦野「じゃあ、一方と心理ちゃんは窓ね。垣根がお風呂。美琴はエアコンね。私と絹旗で床掃除するわ。打ち止めちゃんと削板は休憩が終わり次第、棚ね。」

麦野「それが終わったら、ワックスかけて、キッチン掃除して・・・・」

一方「そんなにィ・・・」

麦野「早く終わりたかったら、テキパキやることね!はい始めて!」

ワイワイ ガヤガヤ

742: 2010/12/29(水) 01:43:07.36 ID:WPOS6jso
一方「窓・・・ってどォやって掃除するンだァ?」

心理「窓用の洗剤をかけて、それを乾いた雑巾で拭きとるんですよ。」

一方「それだけ?」

心理「それだけです。」ニッコリ

一方「なンだァ・・・クソ楽じゃねェか!」

心理「じゃあ、これが洗剤で雑巾がこれです。」ヒョイ

一方「ン。」


シュッシュッ

フキフキ キュッキュッ

一方「♪♪」

一方「なンだァ~これならすぐ終わりそォだぜェ!終わったら垣根ンとこでもからかいに行くかなァ~」

キュッキュッ

743: 2010/12/29(水) 01:43:55.21 ID:WPOS6jso
麦野「どう?はかどってる?」

一方「まァな!」

麦野「ん?・・・・これやり直しね」

一方「なんで!?」

麦野「ほら、これ良く見てみて。」

一方「ン?」

麦野「ガラスが真っ白でしょ?」

一方「あァ・・・」

麦野「これじゃあ、ゴミを伸ばしてるだけね。だからやり直し。分かった?」

一方「」ショボーン

麦野「少しでも使ったら、雑巾を新しくするといいわよ。いっぱい渡したでしょ?」

一方「あァ・・・」

744: 2010/12/29(水) 01:44:23.15 ID:WPOS6jso
一方「結局最初っからかァ・・・」

キュッキュッ

一方「・・・・・」

ビローン

一方「と・・・取れない・・・」


一方「どォやりゃいいンだ・・・?」


心理「」キュッキュッ

一方「あいつは上手いな・・・」


一方「なァ、どォやればそんなにきれいになるんだ?」

心理「!・・・い・・いきなり、そんなこと言われても・・・///」

一方「?・・窓のことだが・・・」

心理「あ~そっちですか・・・///」(私のことかと思って、一瞬ドキッっとしちゃいました・・・恥ずかしい・・・)

一方「?」

心理「雑巾を押し付けるようにしてふき取るといいですよ。」

一方「そォか!ありがとォ!」

心理「どういたしまして。」ニッコリ






一方「押し付けるように・・・・ねェ」

キューーーギューーーー

キラーン

一方「オォ~きれいになった!!」

一方「なるほど、なるほど・・・コツがわかったわァ・・・」

745: 2010/12/29(水) 01:45:32.57 ID:WPOS6jso
床掃除チーム
麦野「後でワックスかけるから、ゴミをしっかりとっとかないとね。」

絹旗「重いものどかすのは超任せてくださいね!!」

麦野「頼りにしてるわ。」


麦野「じゃあ、まずはこの棚ね。」

絹旗「よし・・・」ヨイショット

麦野「今底を拭くわね。ついでにそれをどっか邪魔にならないとこ置いといて。」ゴシゴシ

絹旗「了解です。」


麦野「次はこれなんだけど・・・もてる?」

絹旗「超任せてください!窒素装甲を甘く見たらだめですよ!」ヒョイ

ポトッ

絹旗「?」
麦野「?」


ゴキ「」ヤア


絹旗「い・・いやあああああああああああああああ」

ドスン ベシャ バキッ

絹旗「ゼエゼエ・・・ハアハア」

746: 2010/12/29(水) 01:46:25.37 ID:WPOS6jso
麦野「こっ・・・こっちがびっくりしたわよ・・・」

絹旗「す・・・すいません・・・」


麦野「でも、いくらびっくりしたからって、棚で踏みつけることないのに・・・変な音したわよ。」

絹旗「ですよね・・・」

麦野「いつ・何時・何があっても、冷静に物事を対処しなきゃ、いい女にはなr・・・・ ポトッ ・・・・?」



ゴキB「」ヤア



麦野「いやあああああああああああああ」バッシュ バッシュ←原子崩し

Graze graze ピチューン


麦野「・・・・」
絹旗「・・・・・」

麦野「・・・ただしゴキブリは例外ね。」

絹旗「ですね・・・」

747: 2010/12/29(水) 01:47:01.71 ID:WPOS6jso
エアコン班

美琴「って言っても、フィルターはそんなに汚れてないわね・・・」

美琴「流石学園都市の技術・・・っと言うべきかしらね~」

ゴーーー 

美琴「よし!これで終わり!」

美琴「出番も終わり・・・」ショボーン

748: 2010/12/29(水) 01:47:51.82 ID:WPOS6jso
お風呂班
垣根「おらおら!カビどこだ~!いるんだったらとっとと隠れろよ~ハッハッハ!」

シュッシュ

垣根「おやおや~そんなんで隠れたつもりか~ばればれだぞ~」

シュッシュッ

垣根「うわっ!塩素くさっ!・・・頭いてぇ!」

垣根「カビめ・・・やるな・・・こんな反撃をしてくるとは・・・」

垣根「だが俺は負けんぞ!」

シュッシュ

垣根「おらおら~」

海原「楽しいですか?」ノゾキ

垣根「・・・・・」

海原「いやぁ~垣根さんにもこういう一面があったんですね~」スタッ

垣根「・・・・・」



749: 2010/12/29(水) 01:48:40.56 ID:WPOS6jso
海原「別に誰にも言いませんって!・・・だから無言で、カビキラーを私の服にかけるのやめていただきませんか?脱色しちゃいますよ・・・」

垣根「お前・・・何でここにいるんだ?ってか・・何で屋根裏にいたんだよ・・・・ 海原「それは御坂s・・・」 ・・・あ~言わなくていい・・・大体わかるから・・・帰れ!」

海原「謝礼の額について相談しに来たのですが・・・・・いきなり、帰れとは・・・・なかなか手厳しいですね・・・」

海原「でも、まあ帰りますけどね。なんといっても紳士ですからね!ハハハ」



ミサカサンオゲンキエスカ エプロンスガタモマタウツクシイ デハマタ

ガチャ

垣根「あれだけの事をしておきながら、なんであんなにさわやかなんだ?あいつ・・・」


美琴「・・・・・・どっから現れた・・・?」

750: 2010/12/29(水) 01:49:19.94 ID:WPOS6jso
棚班
打ち止め「よいしょ~ってミサカはミサカは掛け声とともに本を運んでみる。」

削板「運ぶのは俺がやるから、打ち止めちゃんは棚を拭いてくれない?」

打ち止め「あ~それって高いとこが拭けないミサカへのあてつけなのかな~ってミサカはミサカは腹を立ててみる!」

削板「そういう訳じゃないが・・・」

打ち止め「でも、わかったってミサカはミサカは聞き分けのいい女をアピールしてみる!」

削板「じゃあ、モップね。」ヒョイ

打ち止め「わーいってミサカはミサカは振り回してみる!」

削板「あっ・・・ほこりが・・・」

ゴホゴホ

ラストオーダァーナァニヤッテンダァー

打ち止め「あ~まずい・・・ここは一時撤退!ってミサカはミサカはあの人から逃げてみる!」


削板「結局一人か・・・」

751: 2010/12/29(水) 01:49:59.78 ID:WPOS6jso
麦野「とりあえず、一通り終わったかしら?」

ツカレター ハラヘッター

麦野「ワックスかけたら終わりだからね。」

エェー ヤスマセロー

麦野「ほら、ちゃっちゃと動く!」

麦野「私と絹旗と打ち止めちゃんでキッチンの方やってるから、後は心理ちゃん、よろしくね。」

心理「はい。」


垣根「まぁ、ワックスがけはぶっちゃけワックス伸ばすだけだから、簡単だあな。」

削板「だが、俺はさっき重いもの運んで腰が痛い・・・・」

一方「根性で何とかしろよ!」

削板「本とか運ぶので使い果たしちまったよ・・・」

一方「・・・・」

752: 2010/12/29(水) 01:50:29.69 ID:WPOS6jso
心理「じゃあ皆さん。ここにワックス液流しますから、伸ばしてくださいね。」

ハイヨー

ドバドバ

削板「腰が・・・・この体勢・・・・」

一方「これ、意外と楽しいなァ。」スイスイ

垣根「お前早いな・・・負けねえ!」

一方「おせェなァだから万年2位なんだよ、お前は!」

垣根「うるせぇ!」

削板「腰が・・・」トントン

一方「おい!削板!おせェぞ!」

削板「遅いって・・・そんなこと・・・っておい!」

一方「なンだよ!」

削板「俺の周りもワックスかけちまったら、俺はどっから出ればいいんだよ!」

一方「あっ・・・・」

削板「おい~・・・・どうすんだよ・・・」ボーゼン

垣根「一方、無計画すぎワロタ」

一方「って言いながら、お前も自分で自分の周りかけちまって出られねェでいるじゃねェか!」ハハハ

垣根「ぐぬぬ・・・」


心理「・・・」(この人たち・・・頭がいいのか悪いのかわからない・・・)

753: 2010/12/29(水) 01:50:58.10 ID:WPOS6jso
一方「終わったァ・・・」

垣根「お疲れ~」

削板「湿布張ろう・・・」

心理「お疲れ様でした~」



麦野「あら・・・終わった?」

心理「はい。」

麦野「じゃあ、これで終ね。」

ヤッター ツカレタァー

一方「もォ・・・5時かァ・・・腹減ったァ・・・」

垣根「昼飯抜きでぶっ通しだったもんな~」

麦野「じゃあ夕ご飯作っちゃうわね。鍋でいいしょ?」

削板「むしろ反対する理由が思い浮かばない。」

麦野「分かったわ。あんたも食べてけば?」

絹旗「いいんですか!!じゃあ超お言葉に甘えて・・・」






キラーン

一方「だがまぁ、きれいになった家ってのもいいもンだな。」






第19話 終わり

759: 2010/12/30(木) 10:35:18.23 ID:P1kX/ZYo
こんな時間じゃ見てる人いないかもしれないけど・・・今日の投下です。

760: 2010/12/30(木) 10:38:16.11 ID:P1kX/ZYo
コツコツ


垣根「で?何の用なんだ?」

アレイ☆「おぉ・・・よく来てくれた・・・」

垣根「挨拶はいい・・・俺も忙しい身なんでね。」

アレイ☆「フフフ・・・相変わらずだな・・・」

垣根「で?何の用なんだ?前に言ってた『依頼』ってやつか?」

アレイ☆「まぁ・・・・そうともいうし・・・そうじゃないともいえる。」

垣根「?」

アレイ☆「まぁ、今回は個人的な頼み事だと思ってくれて構わない。」

垣根「頼みごと?」

アレイ☆「あぁ。」

垣根「内容は?」






アレイ☆「ここから出してほしい。」


垣根「・・・・・はっ?」



プ・・・プラン通りだ・・・編

761: 2010/12/30(木) 10:41:49.55 ID:P1kX/ZYo
垣根「でたきゃ、出りゃいいだろ?」

アレイ☆「もちろん、それはそうなんだが・・・・・・」



アレイ☆「パスワードを失念しまってね。」

垣根「・・・・かっこよく言ったつもりかもしれないが、要するに『忘れた』ってことだよな?」

アレイ☆「まあ・・・身も蓋もない言い方をすればね・・・」

垣根「・・・・・・・」


アレイ☆「だから出られないのだよ。」

垣根「・・・・力ずくでいいのか?」

アレイ☆「まぁ方法は問わない。」





一方「でェ俺が呼ばれたわけかァ?」

垣根「まぁ・・・俺も色々やってはみたんだが・・・・」

一方「傷一つつかなかったと・・・」

アレイ☆「流石は学園都市・・・いや、私の技術だな。」

一方「・・・・」

垣根「・・・・」

762: 2010/12/30(木) 10:43:40.27 ID:P1kX/ZYo
一方「おい、このままでいいんじゃねェか?なンかムカつくし。」

垣根「じゃあ帰るか・・・心理ちゃんが今日ハンバーグだって言ってたぜ。」

一方「ほォ・・・そりゃ楽しみだ。」


アレイ☆「うん、ちょっと待ちたまえ。」

一方「あァ?」

アレイ☆「もし、ここから出してくれたら、君たちの行動の制限を緩めてやろう。」

垣根「・・・行動に制限なんかあったのか?・・・別に気にならないからいい。」


アレイ☆「えっ?・・・・じ・・・じゃあ『法の書』の解読法でどうだ?」

一方「・・・別に興味ない・・・」

アレイ☆「え~・・・・」

一方「一生ひきこもってろォ!じゃあな。」


アレイ☆「・・・・・△○屋の期間限定メロンカスタードケーキ・・・」

一方「」ピクッ

アレイ☆「・・・私の権限で君の家に届けさせることもできるんだけど・・・」

763: 2010/12/30(木) 10:45:18.31 ID:P1kX/ZYo
一方「・・・・・・・・・・・年間たった3個しか作らないあれか?」

垣根「おい!」

アレイ☆「そうだ。・・・・別に興味ないならいいがね。」

一方「・・・・もう売り切れたはずだが?」

アレイ☆「何事にも裏ルートと呼ばれるものがあるのだよ・・・・で、やってくれるかね?」

一方「・・・・・・・」



一方「当たり前だろォがァァァ!」

垣根「おいい!!!」

アレイ☆「」ホッ


一方「要はこの馬鹿でかい水槽を破壊すりゃいいだけだろォが。」

垣根「おい!」

一方「別に中身がどんな状態になってても構わねェってことだろォ?」ニンマァ

垣根「おい!」

アレイ☆「まぁ、君程度の力では私をどうこうできるとも思えないが・・・」

一方「それに△○屋の期間限定メロンカスタードケーキが食えるなら地球が5分や10分遅れても構わねェよなァァァ!!」

垣根「・・・・」

ドーン

764: 2010/12/30(木) 10:47:12.95 ID:P1kX/ZYo
一方「やったかァ?」



水槽←傷一つない

一方「何ィ!」


垣根「まぁ・・・さっきのセリフを言った時点で結果は分かってたが・・・」

アレイ☆「フフフ・・・やはりダメか。流石は私の技術・・・」ホコラシゲ

垣根「お前は何で失敗したのに誇らしげなんだよ!出たいのか出たくないのか、どっちなんだよ!」

一方「メロン・・・カスタード・・・」

垣根「お前も落ち込みすぎなんだよ!!」

765: 2010/12/30(木) 10:47:50.37 ID:P1kX/ZYo
アレイ☆「物理的な方法ではダメか・・・」

垣根「パスワードは思い出せないのか?」

アレイ☆「至極難しいだろうな・・・そもそも私は『覚えて』いない。」

一方「はァ?」

アレイ☆「私の考えたことはそこの機械に送られて、収集、分類、整理され、私が必要な時にそれを提案として私の脳に戻される。つまり私が記憶しておくことは必要ないのだよ。」エッヘン

一方「じゃあ、こンな事態になってるのはなンでなンだ?」

アレイ☆「機械と喧嘩した。」

垣根「・・・・・は?今なんて?」

アレイ☆「喧嘩した。」

766: 2010/12/30(木) 10:49:04.33 ID:P1kX/ZYo
垣根「俺、今『喧嘩した』って聞こえたが、幻聴だよな?」

一方「残念ながら俺にも聞こえた・・・」

一方「聞きたくないが、なンで喧嘩したンだァ?」


アレイ☆「あれは・・・大覇星祭の新しい出し物を考えていたとき・・・」
・・・・・・・
アレイ☆「なんかいいのはあるか?」

機械「ショタのメイドコスプレ大会は?」

アレイ☆「男の娘とかないわwwwwwwもっとましなの提案しろよ!マジで使えないわwwwwww!」

機械「使えないって・・・あんたが考えたことだからね。」

アレイ☆「嘘乙。お前の趣味だろwwwwww?」

機械「」イラッ

・・・・・・・・・・・
アレイ☆「と、言うことがあってだn・・・」

垣根「よし、帰ろう!」

一方「そォだな。久々に本気出したから腹減っちまったよォ」


アレイ☆「ま・・・待って。お前らが訳を話せって言うから・・」

垣根「くだらなすぎるんだよ!」

767: 2010/12/30(木) 10:50:21.44 ID:P1kX/ZYo
???「くだらなくなんかないわ!!」

一方「?」



結標「ここから強力なショタ電波を受信したわ!!」

垣根「また変なのが・・・」

一方「お前?自分を飛ばして大丈夫なのか?」

結標「何で?」

一方(トラウマを忘れてやがる・・・どんだけショタがいいンだよ・・・)

結標「アレイスター、あんたが今度の大覇星祭でさっきのを正式種目に加えるというなら、私の能力で出してあげるわ。」

アレイ☆「ほぉ・・・いいだろう。やってみたまえ。」

結標「言ったわね!・・・・行くわよ!」

ヒュン


結標「あれ?・・・おかしい・・・演算はあってるはずなのに・・・」

アレイ☆「やはりな・・・ここは外とは違う空間だからな・・・11次元にも当然影響が出てるだろうな。」

結標「わ・・わたしの逆光源氏計画が・・・」

一方「そンなの考えてたのか・・・この変態は・・・」

768: 2010/12/30(木) 10:51:20.99 ID:P1kX/ZYo
垣根「もう・・・本格的に出なくていいんじゃねぇか?そのうち機械の方が元に戻るって。」

アレイ☆「それじゃあ困るな・・・」

一方「なンでそンなに外にでたいンだよ?」

アレイ☆「えっ?・・・そりゃあ・・・コミケに行きたいなぁと・・・。」


一方「・・・・」
垣根「・・・・」
結標「・・・・」

垣根「帰ろう・・・」

一方「そォだな・・・結標頼むわァ・・・」

アレイ☆「待てって!」

一方「策は尽くしただろォが。」


アレイ☆「いや・・・・外からがダメなら、中からならいけるかもしれない。」

垣根「?」

アレイ☆「あいつを呼んでくれ。」

769: 2010/12/30(木) 10:52:07.19 ID:P1kX/ZYo
~~~~
20分後

青ピ「で?どこです~?そのかわい子ちゃんが閉じ込められてる水槽ってのは?すぐに出してあげまっせ!」

垣根「前にあんだろ?」

青ピ「前?って・・・アレイはんしかおらへんじゃありまへんか!」

垣根「だ~か~ら~アレイスターがかわい子ちゃん!騙されたの!お前!」

青ピ「えっ・・・・・そんな・・・」

垣根(流石にちょっとかわいそうだったかな・・・)

青ピ「・・・・」

垣根「・・・青ピ?」




青ピ「いや・・・逆に・・・ありやな・・・」

一方「はァ?」

青ピ「あの、中性的な顔立ち、透き通るような肌・・・・最高ですやん!」

垣根(俺たちにできない想像を平然とやってのける!!)
一方(そこにしびれもしないし、憧れもしない・・・)

青ピ「うん・・・いいな・・・」

770: 2010/12/30(木) 10:52:47.44 ID:P1kX/ZYo
垣根「だったらちゃっちゃとやっちゃってくれ・・・中の水を操作して、水槽を突き破るぐらいできんだろ?」

青ピ「もちろん!大船に乗ったつもりでいてや!ほな・・・」キイン

ジャボジャボ

垣根「水が・・・動いてる・・・のか?」






アレイ☆「ハハハ・・・そんなところに・・・ハハハ・・・やめたまえ・・・くすぐったい・・・ハハハ」

一方「・・・・」
垣根「・・・・」

青ピ「フヒヒ・・・」

771: 2010/12/30(木) 10:54:26.08 ID:P1kX/ZYo
バーン ドーン

青ピ「ふ・・二人で殴ることないですやろ・・・」

垣根「いったい誰得ったんだよ!今の!」

青ピ「全方向からいじられるショタとか・・・夢ですやん!」

垣根「おまっ・・・コイツいくつだと思ってんだよ!少なくともショタじゃねぇぞ!」

アレイ☆「禁則事項です。」


青ピ「人間思い込んだら一直線ってのが素敵やん!」

垣根「一直線の方角がおかしいんだよ!!!」


結標「強力なs・・・ 一方「帰れ!」 ・・・」



一方「テメェ・・・・次まじめにやらなかったら、血液が逆流することになるかあらなァ!」

青ピ「・・・すいませんでした・・・」


キイン ドシャドシャ

青ピ「あ~ダメ見たいですわ~」

垣根「何で?」

青ピ「どんなに水流を作っても、ある程度まで大きくなると、謎の力で水流が消されてしまうんですわ・・・これじゃあ、突き破るなんて無理ですわ。」

アレイ☆「フフフ・・・・学園都市の技術は世界一ぃぃぃ!」

一方「黙れ!」

772: 2010/12/30(木) 10:55:56.69 ID:P1kX/ZYo
垣根「・・・・・」

一方「本格的に手詰まりだな。」

アレイ☆「いや、実はまだもう一つだけある・・・」


~~~~
20分後

美琴「プレミアムゲコ太プレゼント会場ってホントにここなの?」

垣根「あぁ・・・な?アレイスター?」

アレイ☆「あぁ・・・用意しよう・・・」

美琴「やった~・・・あれ、どこ行ってもなくって~」

垣根「まぁ、その代りやってもらいたいことが・・・」

~~~

美琴「えぇ!アレイスター出れないの!」

アレイ☆「まぁ・・・そうだが・・・」

美琴「散々酷いことしやがって!ざまぁ見ろよ!」フン

アレイ☆「プレミアムゲコ太・・・・」

美琴「こっ・・今回だけ助けてあげるわ!///」

垣根「・・・・」
一方「・・・・」

アレイ☆「それは助かる。」フフフ

773: 2010/12/30(木) 10:56:48.26 ID:P1kX/ZYo
美琴「で?これにハッキングしてパスワードを探せばいいんだっけ?」

垣根「そうだ。できるか?」

美琴「もちろん!」

ビリッビリッ

美琴「何桁?」

アレイ☆「108桁」

垣根「煩悩か!」

~~~

美琴「あ~これっぽいわ。」

垣根「なんだ・・・・あっさり見つかったな・・・最初っからこうしてりゃあよかった。」

美琴「ただ・・・・」

一方「ただ?」

美琴「読めない・・・何語よ?これ・・・」

アレイ☆「古代ルーン語だが?」

美琴「・・・・」

アレイ☆「まぁ入力はこっちでするから心配ない。ご苦労だった。」

垣根「まったく・・・人騒がせな・・・」

774: 2010/12/30(木) 10:57:28.17 ID:P1kX/ZYo
一方「」ウズウズ

アレイ☆「心配しなくていい。後で送っておこう。」

一方「」パア


垣根「じゃあ俺たちは帰るぞ。」

アレイ☆「あぁ。」

垣根「もう呼ぶなよ!」

アレイ☆「それはどうかな・・・・またさびしくなったら呼ぶかもな・・・フフフ」

垣根「・・・・」

ヒュン

775: 2010/12/30(木) 10:59:31.25 ID:P1kX/ZYo
側近「おや・・・ずいぶんとご機嫌ですね。」

アレイ☆「あぁ・・・若いのと一緒にいるとこっちまで元気になってくるもんでね。」

側近「それで?あんな下手な『芝居』をして何が知りたかったんです?」

アレイ☆「フフフ・・・やはりばれていたか・・・」

側近「えぇ・・・まあ、あの子たちは騙されていたようですが・・・・」

アレイ☆「私の演技力のたまものだな。」

側近「いや・・・あなたの印象がそんなもんだと認識しているだけでは?」

アレイ☆「おやおや・・・ずいぶんと辛辣な・・・」

側近(自覚はないのか・・・)



アレイ☆「それで・・・・知りたかったことだったか?・・・それは計画の進み具合だよ。」

側近「計画?」

アレイ☆「あぁ・・・絶対能力進化計画・・・」

側近「そういえばありましたね、そんなの。」

アレイ☆「忘れてたのか・・・・・結果としてはすごくうまくいってるな・・・第一位のコミュ障も前よりましになってたし、第二位、第三位もいい感じだ。なにより、レベル5同士が仲がいい。正直ここまでうまくいくとは思わなかったな・・・うれしい誤算というやつだ。」

側近「なるほどそれで上位三人を・・・・・・・・・では第六位を呼んだのは?」

アレイ☆「最近、変態分が少ないと思ってね・・・・フフフ」

側近(ダメだこの人・・・・)

776: 2010/12/30(木) 10:59:58.61 ID:P1kX/ZYo
アレイ☆「さてと・・・おしゃべりはこのくらいにして・・・例の物(コミケグッズ)は用意できたかね?」

側近「はい・・・ここに。服とリュックと配置図と紙袋と・・・・・」

アレイ☆「素晴らしい・・・軍資金は?」

側近「中に入ってます。」

アレイ☆「よしよし・・・・・今年はローラ=スチュアートがイカ娘のコスプレをするとか言ってたから楽しみでならない・・・フフフ」

側近(む・・無理だろ・・・)



アレイ☆「では着替えるから出てってくれないか?観たいならk・・・ 側近「失礼します」 ・・・。」

アレイ☆「つれないね・・・」






第21話 終わり

777: 2010/12/30(木) 11:02:41.72 ID:P1kX/ZYo
これで第21話(プ・・・プラン通りだ・・・編)は終わりです。
前にアレイ☆が人気だったの一つ書いてみました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。




よいお年を!

778: 2010/12/30(木) 11:41:14.55 ID:1snQ2MDO
乙!


ローラさんが気になる……


やっぱり俺の青ピは最高だな

779: 2010/12/30(木) 14:53:18.91 ID:RXwrtYM0
乙。

側近も乙。

780: 2010/12/30(木) 15:12:51.79 ID:SnLH7qMo
平和すぎるだろw

おつ!

引用: 一方「チームレベル5ォ?」