1: 2012/03/18(日) 13:36:03.85 ID:2y78BxUki
リーネ「芳佳ちゃんの望む事何でもしてあげるよ?」
14: 2012/03/18(日) 14:58:10.70 ID:nQF37uMg0
リーネ「え?いや、ちょっと芳佳ちゃん!私の話聞いてたの!?」
芳佳「おねえちゃーん!!」
トゥルーデ「芳佳じゃないか!どうしたんだ?」
芳佳「用事は無いんだけどね…ただお姉ちゃんに会いたかったんだよ!」
トゥルーデ「そうかそうか!私も実は結構会いたかったんだ」
芳佳「結構…?私はすごく会いたかったのに…」
トゥルーデ「い、いや!ゴメン!結構どころじゃなかった!私はものすごく会いたかったぞ!」
芳佳「えー!じゃあ私はもっとものすごく会いたかった!」
ワーワー
ワタシノホウガアイタカッタ!
アハハ
リーネ「」
16: 2012/03/18(日) 15:00:30.06 ID:nQF37uMg0
リーネ(え、ちょっと待って)
リーネ(私はもしかして寝取られたのかな)
リーネ(ん?私の話聞いてたのかな)
リーネ(そもそもいつからこんな関係に二人はなってたんだろう…)
リーネ(私だけを見ててくれると思ったのに)
リーネ(芳佳ちゃんだけは…手放したくないよぉっ…!)
リーネ(私はいったい…どうすれば…?)
リーネ(私はもしかして寝取られたのかな)
リーネ(ん?私の話聞いてたのかな)
リーネ(そもそもいつからこんな関係に二人はなってたんだろう…)
リーネ(私だけを見ててくれると思ったのに)
リーネ(芳佳ちゃんだけは…手放したくないよぉっ…!)
リーネ(私はいったい…どうすれば…?)
19: 2012/03/18(日) 15:06:15.83 ID:nQF37uMg0
芳佳「アハハ!もうお姉ちゃんったら!」
芳佳「あ、もうこんな時間だ!わたしご飯の準備してくるね!」
トゥルーデ「あ、頼んだぞ!いつも芳佳の
料理はおいしいからな!」
芳佳「わたしだけじゃ無いよ?」
芳佳「リーネちゃんもいっしょにつくってるんだから」
芳佳「リーネちゃんのご飯だっておいしいよ?」
芳佳「あ、もうこんな時間だ!わたしご飯の準備してくるね!」
トゥルーデ「あ、頼んだぞ!いつも芳佳の
料理はおいしいからな!」
芳佳「わたしだけじゃ無いよ?」
芳佳「リーネちゃんもいっしょにつくってるんだから」
芳佳「リーネちゃんのご飯だっておいしいよ?」
20: 2012/03/18(日) 15:10:16.42 ID:nQF37uMg0
トゥルーデ「……そう、だよな」
トゥルーデ「でも私は芳佳のが一番だぞ?」
芳佳「ありがとうお姉ちゃん!」
芳佳「たとえお世辞でも嬉しいよ」
芳佳「じゃあ私は食堂行ってるね」ガチャ
/トゥルーデの部屋の前/
リーネ「あ、芳佳ちゃん…」
芳佳「うわぁっ!リーネちゃん!そんなとこにしゃがんでどうしたの?」
芳佳「ここはバルクホルンさんの部屋だよ?」
トゥルーデ「でも私は芳佳のが一番だぞ?」
芳佳「ありがとうお姉ちゃん!」
芳佳「たとえお世辞でも嬉しいよ」
芳佳「じゃあ私は食堂行ってるね」ガチャ
/トゥルーデの部屋の前/
リーネ「あ、芳佳ちゃん…」
芳佳「うわぁっ!リーネちゃん!そんなとこにしゃがんでどうしたの?」
芳佳「ここはバルクホルンさんの部屋だよ?」
21: 2012/03/18(日) 15:11:39.72 ID:nQF37uMg0
リーネ「じゃあどうして芳佳ちゃんはバルクホルンさんの部屋から出て来たの?」
芳佳「どうして、って…」
芳佳「リーネちゃんもおかしなこと言うね!」
芳佳「決まってるじゃん、バルクホルンさんは私のお姉ちゃんだもん!!」
リーネ「」
芳佳「どうして、って…」
芳佳「リーネちゃんもおかしなこと言うね!」
芳佳「決まってるじゃん、バルクホルンさんは私のお姉ちゃんだもん!!」
リーネ「」
22: 2012/03/18(日) 15:14:15.65 ID:nQF37uMg0
芳佳「姉妹だから一緒に部屋にいるのも普通だよ?」
芳佳「あ、それとお姉ちゃん言ってたけど姉妹ならキスするのも普通らしいね」
芳佳「わたしはまだしたことないんだけど…」
リーネ「どうして…」
芳佳「ん?なに?」
リーネ「芳佳ちゃん!おかしいよ!しっかりして!!!」
芳佳「えっ!な、なんで!?」
バンッ
ドアヒラク
トゥルーデ「いい加減にしろ、リーネ!」
芳佳「あ、それとお姉ちゃん言ってたけど姉妹ならキスするのも普通らしいね」
芳佳「わたしはまだしたことないんだけど…」
リーネ「どうして…」
芳佳「ん?なに?」
リーネ「芳佳ちゃん!おかしいよ!しっかりして!!!」
芳佳「えっ!な、なんで!?」
バンッ
ドアヒラク
トゥルーデ「いい加減にしろ、リーネ!」
23: 2012/03/18(日) 15:19:45.19 ID:nQF37uMg0
トゥルーデ「私の妹に変なことを吹き込むな!」
リーネ「で、でも!芳佳ちゃんはバルクホルンさんの妹さんなんかじゃないです!」
リーネ「バルクホルンさんにはクリスちゃんがいるって言ってたじゃないですか!」
トゥルーデ「クリスも芳佳も私の妹だ!」
芳佳「り、リーネちゃん、大丈夫?なにか勘違いしてるんじゃないかな…」
リーネ「…」
リーネ「芳佳…ちゃん、絶対…」
リーネ「ぜったいに救い出すから!今は許して…っ!」ダッ
トゥルーデ(あっぶねー…)
トゥルーデ(なんだよあの巨O少女)
トゥルーデ(勘が鋭過ぎわろりんちょwwwwww)
トゥルーデ(まぁどう足掻いても芳佳は私の妹なんすよwwwwww)
トゥルーデ(さすが魔力だわぁ…洗脳とか余裕だしwwwwww)
トゥルーデ(芳佳可愛すぎだし…)
リーネ「で、でも!芳佳ちゃんはバルクホルンさんの妹さんなんかじゃないです!」
リーネ「バルクホルンさんにはクリスちゃんがいるって言ってたじゃないですか!」
トゥルーデ「クリスも芳佳も私の妹だ!」
芳佳「り、リーネちゃん、大丈夫?なにか勘違いしてるんじゃないかな…」
リーネ「…」
リーネ「芳佳…ちゃん、絶対…」
リーネ「ぜったいに救い出すから!今は許して…っ!」ダッ
トゥルーデ(あっぶねー…)
トゥルーデ(なんだよあの巨O少女)
トゥルーデ(勘が鋭過ぎわろりんちょwwwwww)
トゥルーデ(まぁどう足掻いても芳佳は私の妹なんすよwwwwww)
トゥルーデ(さすが魔力だわぁ…洗脳とか余裕だしwwwwww)
トゥルーデ(芳佳可愛すぎだし…)
24: 2012/03/18(日) 15:24:23.49 ID:nQF37uMg0
芳佳「ね、ねぇ、お姉ちゃん…」
トゥルーデ「ん?なんだ、何かあいつに言われて傷ついたのか?」
芳佳「ううん、そんなんじゃないけど…」
芳佳「リーネちゃん、大丈夫かなぁ」
芳佳「リーネちゃんは嘘なんてついてない感じだったし」
芳佳「もしかして…私とお姉ちゃんは」
トゥルーデ「姉妹だ」
トゥルーデ「私たちは姉妹だぞ、芳佳?」
芳佳「だよね!私の杞憂だよ、きっと!」
芳佳「じゃあ本当に食堂行くから!」タッタッタッ
トゥルーデ(おい)
トゥルーデ(芳佳が感づくところだったじゃないか)
トゥルーデ(若干私もいまキレそうになってきた)
トゥルーデ(リネット・ビショップ、か)
トゥルーデ「ん?なんだ、何かあいつに言われて傷ついたのか?」
芳佳「ううん、そんなんじゃないけど…」
芳佳「リーネちゃん、大丈夫かなぁ」
芳佳「リーネちゃんは嘘なんてついてない感じだったし」
芳佳「もしかして…私とお姉ちゃんは」
トゥルーデ「姉妹だ」
トゥルーデ「私たちは姉妹だぞ、芳佳?」
芳佳「だよね!私の杞憂だよ、きっと!」
芳佳「じゃあ本当に食堂行くから!」タッタッタッ
トゥルーデ(おい)
トゥルーデ(芳佳が感づくところだったじゃないか)
トゥルーデ(若干私もいまキレそうになってきた)
トゥルーデ(リネット・ビショップ、か)
29: 2012/03/18(日) 15:30:54.99 ID:nQF37uMg0
/食堂/
リーネ(芳佳ちゃん…またバルクホルンさんとばっかりいる…)
リーネ(私が…芳佳ちゃんに助けてもらった私が今度は芳佳ちゃんを助けないと…!)
リーネ「よ、芳佳ちゃん!」
芳佳「オネエチャン」
トゥルーデ「ヨシカ」
芳ルーデ「アハハ」
リーネ「」
リーネ(芳佳ちゃん…またバルクホルンさんとばっかりいる…)
リーネ(私が…芳佳ちゃんに助けてもらった私が今度は芳佳ちゃんを助けないと…!)
リーネ「よ、芳佳ちゃん!」
芳佳「オネエチャン」
トゥルーデ「ヨシカ」
芳ルーデ「アハハ」
リーネ「」
34: 2012/03/18(日) 15:36:44.11 ID:nQF37uMg0
美緒「リーネ…?ちょっといいか」
リーネ「」
美緒「リーネ…!」
リーネ「は、はい!何ですか?」
美緒「ちょっといいか?こっちに来てくれ」
/もっさんの部屋/
美緒「リーネ、お前もわかってるとは思うが宮藤がああいう状態でな…」
リーネ「」
美緒「リーネ…!」
リーネ「は、はい!何ですか?」
美緒「ちょっといいか?こっちに来てくれ」
/もっさんの部屋/
美緒「リーネ、お前もわかってるとは思うが宮藤がああいう状態でな…」
35: 2012/03/18(日) 15:37:13.46 ID:WsfOSdjtO
それよりシャーリー、フラウ、ハンナに当番制で愛されて眠れないお姉ちゃんSSが見たい
36: 2012/03/18(日) 15:40:55.13 ID:nQF37uMg0
リーネ「坂本少佐…私…何とかして芳佳ちゃんを助けたいんです!」
リーネ「でも、急すぎて何がどうなってるのかよくわからなくて…」
美緒「そうだな…私もあんまりよくわかってないんだが…」
美緒「ミーナが言うには洗脳の可能性があるんじゃないか、とのことだ」
美緒「もちろん私だって信じたくはないぞ」
美緒「当事者2人は仲間であり家族だからな」
リーネ「でも…そうなら辻褄が合いますね…」
リーネ「でも、急すぎて何がどうなってるのかよくわからなくて…」
美緒「そうだな…私もあんまりよくわかってないんだが…」
美緒「ミーナが言うには洗脳の可能性があるんじゃないか、とのことだ」
美緒「もちろん私だって信じたくはないぞ」
美緒「当事者2人は仲間であり家族だからな」
リーネ「でも…そうなら辻褄が合いますね…」
39: 2012/03/18(日) 15:45:40.06 ID:nQF37uMg0
美緒「そういうことだ」
リーネ「じゃあ仮に洗脳だとしたら…一体どうやってやったんでしょうか…」
美緒「そればっかりは私にもわからなくてな」
美緒「なにせ今日いきなり始まったことだ、誰にもよくわからないはずだ」
リーネ「私…バルクホルンさんが何をしたいのかよくわかりません…!」
美緒「みんな…そう思ってる…だろうな」
美緒「ハルトマンも同じようなことを言っていた」
美緒「シャーリーもルッキーニも、ここのウィッチーズみんなが言っていたよ…」
リーネ「ううっ…よしか…ちゃぁん…ごめんね…」
リーネ「じゃあ仮に洗脳だとしたら…一体どうやってやったんでしょうか…」
美緒「そればっかりは私にもわからなくてな」
美緒「なにせ今日いきなり始まったことだ、誰にもよくわからないはずだ」
リーネ「私…バルクホルンさんが何をしたいのかよくわかりません…!」
美緒「みんな…そう思ってる…だろうな」
美緒「ハルトマンも同じようなことを言っていた」
美緒「シャーリーもルッキーニも、ここのウィッチーズみんなが言っていたよ…」
リーネ「ううっ…よしか…ちゃぁん…ごめんね…」
42: 2012/03/18(日) 15:49:48.21 ID:nQF37uMg0
美緒「リーネ!お前が気に病むことじゃないぞ!」
リーネ「私は芳佳ちゃんのためなら…」
リーネ「芳佳ちゃんのためなら何だってできるんです!」
リーネ「それなのに…守れなかった…」
リーネ「私は悔しいんです…それに…憎い…っ!」
美緒「よせっ!敵対心を持つのはいいことじゃない!」
美緒「何か理由があってのことなんだろうから今はまだ…」
リーネ「もういいです!」
リーネ「私は私のやり方で芳佳ちゃんを助けます」
リーネ「情報をくださったことには感謝します、それでは」ガチャ
美緒(リーネ…私だってその感情は持ってるんだぞ…?)
リーネ「私は芳佳ちゃんのためなら…」
リーネ「芳佳ちゃんのためなら何だってできるんです!」
リーネ「それなのに…守れなかった…」
リーネ「私は悔しいんです…それに…憎い…っ!」
美緒「よせっ!敵対心を持つのはいいことじゃない!」
美緒「何か理由があってのことなんだろうから今はまだ…」
リーネ「もういいです!」
リーネ「私は私のやり方で芳佳ちゃんを助けます」
リーネ「情報をくださったことには感謝します、それでは」ガチャ
美緒(リーネ…私だってその感情は持ってるんだぞ…?)
51: 2012/03/18(日) 16:22:05.55 ID:nQF37uMg0
/翌日/
/食堂/
リーネ「あ!芳佳ちゃんおはよう!」
リーネ「今日は朝早いんだね!」
芳佳「リーネちゃん!おはよう」
芳佳「今日はね、扶桑の料理を作ってみようと思って」
芳佳「お姉ちゃんにも作って欲しいって言われたんだぁ・・・!」
リーネ「・・・芳佳ちゃん」
芳佳「どうしたの??」
/食堂/
リーネ「あ!芳佳ちゃんおはよう!」
リーネ「今日は朝早いんだね!」
芳佳「リーネちゃん!おはよう」
芳佳「今日はね、扶桑の料理を作ってみようと思って」
芳佳「お姉ちゃんにも作って欲しいって言われたんだぁ・・・!」
リーネ「・・・芳佳ちゃん」
芳佳「どうしたの??」
52: 2012/03/18(日) 16:30:02.42 ID:nQF37uMg0
リーネ「ねえ、芳佳ちゃん、今の芳佳ちゃんの状態じゃ信じられないことかもしれないけど」
リーネ「芳佳ちゃんはバルクホルンさんの妹なんかじゃないよ?」
リーネ「バルクホルンさんにはちゃんとクリスちゃんがいるし・・・」
芳佳「・・・」
リーネ「芳佳ちゃんはまだ入院しているクリスちゃんの代わりにされてるんだよ?」
芳佳「うぅ・・・うっ・・・うわあああああああん!」
芳佳「リーネちゃんがそんなこと言うなんて!!!」
リーネ「芳佳ちゃんはバルクホルンさんの妹なんかじゃないよ?」
リーネ「バルクホルンさんにはちゃんとクリスちゃんがいるし・・・」
芳佳「・・・」
リーネ「芳佳ちゃんはまだ入院しているクリスちゃんの代わりにされてるんだよ?」
芳佳「うぅ・・・うっ・・・うわあああああああん!」
芳佳「リーネちゃんがそんなこと言うなんて!!!」
53: 2012/03/18(日) 16:35:42.36 ID:nQF37uMg0
リーネ「待って芳佳ちゃん!」
リーネ「行っちゃった・・・か」
リーネ「私、焦ってんのかな」
//////////
トゥルーデ「んんっ・・・起きるか」
トゥルーデ「今朝は芳佳の扶桑のご飯だったな・・・」ヘヤヲデヨウトスル
ハルトマン「待って」
トゥルーデ「なんだ!起きてたのか!?また今日はどうしてなんだ?」
ハルトマン「そんなことどうでもいい・・・」
リーネ「行っちゃった・・・か」
リーネ「私、焦ってんのかな」
//////////
トゥルーデ「んんっ・・・起きるか」
トゥルーデ「今朝は芳佳の扶桑のご飯だったな・・・」ヘヤヲデヨウトスル
ハルトマン「待って」
トゥルーデ「なんだ!起きてたのか!?また今日はどうしてなんだ?」
ハルトマン「そんなことどうでもいい・・・」
55: 2012/03/18(日) 16:41:19.13 ID:nQF37uMg0
ハルトマン「単刀直入にいくけどさ。宮藤と何がしたいの?」
トゥルーデ「芳佳は私の妹だって、私も芳佳も認めてるだろ?」
ハルトマン「・・・あのさ、まだ入院してて自由に動けないクリスちゃんと宮藤を重ねてるでしょ?違う?」
トゥルーデ「・・・」
ハルトマン「沈黙は肯定・・・か。まぁそうだよね、宮藤なら実際にはなんの血の繋がりもないし肉体関係を作っても何にも問題ないし?」
トゥルーデ「・・・」
ハルトマン「ねえ、どうなn『そうだよ』・・・やっぱり」
トゥルーデ「そうだよ、私は芳佳とクリスを重ねてる」
トゥルーデ「でもそれの何がいけない?」
トゥルーデ「私だってクリスに責任感じてるんだ」
トゥルーデ「そんな時、芳佳だけは本当の妹のように私を慕ってくれた」
トゥルーデ「芳佳は私の妹だって、私も芳佳も認めてるだろ?」
ハルトマン「・・・あのさ、まだ入院してて自由に動けないクリスちゃんと宮藤を重ねてるでしょ?違う?」
トゥルーデ「・・・」
ハルトマン「沈黙は肯定・・・か。まぁそうだよね、宮藤なら実際にはなんの血の繋がりもないし肉体関係を作っても何にも問題ないし?」
トゥルーデ「・・・」
ハルトマン「ねえ、どうなn『そうだよ』・・・やっぱり」
トゥルーデ「そうだよ、私は芳佳とクリスを重ねてる」
トゥルーデ「でもそれの何がいけない?」
トゥルーデ「私だってクリスに責任感じてるんだ」
トゥルーデ「そんな時、芳佳だけは本当の妹のように私を慕ってくれた」
57: 2012/03/18(日) 16:47:15.39 ID:nQF37uMg0
トゥルーデ「私は芳佳のおかげで立ち直れた」
「だから私が姉としてあいつを幸せにしてやるって、決めたんだ」
ハルトマン「でもそれは間違ってる・・・!」
トゥルーデ「合ってようが間違ってようが私は別にどっちだっていいんだ」
「ただ芳佳を妹として大切にする、それだけだから」
「・・・二度寝、するなよ」
ハルトマン「待ちなよ・・・」
トゥルーデ「なんだまだなにか『じゃあ幸せにするためなら洗脳してもいいっていうの!?』・・・っ」
ハルトマン「そんなやり方じゃ、最終的には宮藤も含めてみんなを敵に回すよ」
トゥルーデ「ご忠告、どうもありがとうございました」ガチャッ
ハルトマン(いつか・・・いつかあなたは命の危険に晒されるかもしれないのに・・・)
「だから私が姉としてあいつを幸せにしてやるって、決めたんだ」
ハルトマン「でもそれは間違ってる・・・!」
トゥルーデ「合ってようが間違ってようが私は別にどっちだっていいんだ」
「ただ芳佳を妹として大切にする、それだけだから」
「・・・二度寝、するなよ」
ハルトマン「待ちなよ・・・」
トゥルーデ「なんだまだなにか『じゃあ幸せにするためなら洗脳してもいいっていうの!?』・・・っ」
ハルトマン「そんなやり方じゃ、最終的には宮藤も含めてみんなを敵に回すよ」
トゥルーデ「ご忠告、どうもありがとうございました」ガチャッ
ハルトマン(いつか・・・いつかあなたは命の危険に晒されるかもしれないのに・・・)
59: 2012/03/18(日) 16:51:23.86 ID:nQF37uMg0
/朝食後/
ミーナ「3人とも、集まってもらってごめんなさい」
「わかってるとは思うけど、あの二人の件よ」
美緒「・・・どうするんだ、これから」
リーネ「芳佳ちゃんは今朝もやっぱりダメでした」
ハルトマン「あの、今朝トゥルーデに思い切って話したらこうやって言ってて・・・」
~説明中~
リーネ「そんな!洗脳してまで・・・」
美緒「あいつ・・・なに考えてるんだ・・・!」
ミーナ「でもそれは洗脳してるってことを認めたわけよね」
「なら洗脳を解けばいいだけよ」
ミーナ「3人とも、集まってもらってごめんなさい」
「わかってるとは思うけど、あの二人の件よ」
美緒「・・・どうするんだ、これから」
リーネ「芳佳ちゃんは今朝もやっぱりダメでした」
ハルトマン「あの、今朝トゥルーデに思い切って話したらこうやって言ってて・・・」
~説明中~
リーネ「そんな!洗脳してまで・・・」
美緒「あいつ・・・なに考えてるんだ・・・!」
ミーナ「でもそれは洗脳してるってことを認めたわけよね」
「なら洗脳を解けばいいだけよ」
61: 2012/03/18(日) 16:56:59.76 ID:nQF37uMg0
ミーナ「洗脳については私が調べておく」
「それまではみんな、我慢してね」
/夜、食事後/
リーネ「芳佳ちゃん、ちょっと、いいかな?」
芳佳「ごめんね?私これからお姉ちゃんのところに・・・」
リーネ「お願い!芳佳ちゃん・・・!」
芳佳「・・・わかった、いくね」
/////////
芳佳「ここって・・・」
リーネ「うん、芳佳ちゃんと一緒にお話した私の思い出の場所だよ」
「自信なかったときの私を助けてくれてありがとう」
芳佳「いやぁ・・・そんな・・・えへへ///」
リーネ「今度は私の番だね、芳佳ちゃん」
「それまではみんな、我慢してね」
/夜、食事後/
リーネ「芳佳ちゃん、ちょっと、いいかな?」
芳佳「ごめんね?私これからお姉ちゃんのところに・・・」
リーネ「お願い!芳佳ちゃん・・・!」
芳佳「・・・わかった、いくね」
/////////
芳佳「ここって・・・」
リーネ「うん、芳佳ちゃんと一緒にお話した私の思い出の場所だよ」
「自信なかったときの私を助けてくれてありがとう」
芳佳「いやぁ・・・そんな・・・えへへ///」
リーネ「今度は私の番だね、芳佳ちゃん」
62: 2012/03/18(日) 17:01:15.48 ID:nQF37uMg0
リーネ「芳佳ちゃん、芳佳ちゃんのお姉さんって誰?」
芳佳「そんなのトゥルーデおねえちゃんに決まってるよ?」
リーネ「・・・そっか。芳佳ちゃんってさ、お姉ちゃんってどういう存在だと思うの?」
芳佳「うーん・・・家族で・・・妹の私とずうっと昔から一緒にいてくれる存在・・・かな」
リーネ「家族、か。芳佳ちゃんのお姉ちゃんは芳佳ちゃんの小さいときから一緒にいたの?」
芳佳「うん!いっつも一緒だったよ!」
リーネ「勝手に芳佳ちゃんの部屋に入っていろいろ漁ったことを先に謝っておくね、ごめんなさい」
「これってわかるかな、芳佳ちゃん」
芳佳「そんなのトゥルーデおねえちゃんに決まってるよ?」
リーネ「・・・そっか。芳佳ちゃんってさ、お姉ちゃんってどういう存在だと思うの?」
芳佳「うーん・・・家族で・・・妹の私とずうっと昔から一緒にいてくれる存在・・・かな」
リーネ「家族、か。芳佳ちゃんのお姉ちゃんは芳佳ちゃんの小さいときから一緒にいたの?」
芳佳「うん!いっつも一緒だったよ!」
リーネ「勝手に芳佳ちゃんの部屋に入っていろいろ漁ったことを先に謝っておくね、ごめんなさい」
「これってわかるかな、芳佳ちゃん」
63: 2012/03/18(日) 17:04:28.70 ID:nQF37uMg0
芳佳「これはアルバムでしょ?」
リーネ「そうだね。
見させてもらったんだけど、この中の一枚も芳佳ちゃんとバルクホルンさんが一緒に写ってる写真はないよ?」
芳佳「え?」
リーネ「うそだと思う?」
「見てみればわかるよ」
「たった1枚もないから」
芳佳「・・・」ペラッ・・・
「ない・・・」
「どうして・・・?」
「そんなわけないじゃん」
「うそ・・・だよ・・・リーネちゃん」
「私ずっとおねえちゃんといたもん」
リーネ「そうだね。
見させてもらったんだけど、この中の一枚も芳佳ちゃんとバルクホルンさんが一緒に写ってる写真はないよ?」
芳佳「え?」
リーネ「うそだと思う?」
「見てみればわかるよ」
「たった1枚もないから」
芳佳「・・・」ペラッ・・・
「ない・・・」
「どうして・・・?」
「そんなわけないじゃん」
「うそ・・・だよ・・・リーネちゃん」
「私ずっとおねえちゃんといたもん」
64: 2012/03/18(日) 17:07:19.39 ID:nQF37uMg0
リーネ「うそじゃない」
「芳佳ちゃんは、誰の妹でもないんだから」
芳佳「・・・り・・・ない」
「・・・いや・・・」
「いやだ・・・!」
「いやあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
/////////
芳佳「うぅっ・・・」
リーネ「あ、目が覚めた?芳佳ちゃん」
「芳佳ちゃんは、誰の妹でもないんだから」
芳佳「・・・り・・・ない」
「・・・いや・・・」
「いやだ・・・!」
「いやあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
/////////
芳佳「うぅっ・・・」
リーネ「あ、目が覚めた?芳佳ちゃん」
65: 2012/03/18(日) 17:10:21.87 ID:nQF37uMg0
芳佳「リーネ・・・ちゃん」
リーネ「うん、私だよ」
「気を失っちゃったみたいだったから・・・ゴメンね?」
芳佳「ううん、別に大丈夫・・・」
リーネ「そっか」
「ねえ芳佳ちゃん」
「もしも、芳佳ちゃんがこの状況に疑問を感じたら私に聞いて?」
「私は全部知ってるから」
「こうなった原因も全部だよ?」
「・・・じゃあ私は部屋に戻るね」
「芳佳ちゃん、おやすみ」
芳佳「リーネちゃん・・・うん、おやすみ」
リーネ「うん、私だよ」
「気を失っちゃったみたいだったから・・・ゴメンね?」
芳佳「ううん、別に大丈夫・・・」
リーネ「そっか」
「ねえ芳佳ちゃん」
「もしも、芳佳ちゃんがこの状況に疑問を感じたら私に聞いて?」
「私は全部知ってるから」
「こうなった原因も全部だよ?」
「・・・じゃあ私は部屋に戻るね」
「芳佳ちゃん、おやすみ」
芳佳「リーネちゃん・・・うん、おやすみ」
66: 2012/03/18(日) 17:15:50.11 ID:nQF37uMg0
私、宮藤 芳佳はゲルトルート・バルクホルンの妹だって、そう思ってた。
でもリーネちゃんと話してからそれがよくわからない。
家族写真にも写ってないお姉ちゃん、思えば扶桑の料理も知らなかったお姉ちゃん。
私の姉は誰なんだろう、そんなことを思った。
私はいま、わからない。
ううん、多分、わからないことがわからない。
うまく言葉にできないけどそういうことだって思う。
ねえ、リーネちゃん。
私さ、本当のこと、知りたいな。
おしまい
でもリーネちゃんと話してからそれがよくわからない。
家族写真にも写ってないお姉ちゃん、思えば扶桑の料理も知らなかったお姉ちゃん。
私の姉は誰なんだろう、そんなことを思った。
私はいま、わからない。
ううん、多分、わからないことがわからない。
うまく言葉にできないけどそういうことだって思う。
ねえ、リーネちゃん。
私さ、本当のこと、知りたいな。
おしまい
69: 2012/03/18(日) 17:21:38.35 ID:uwHfjfKx0
救いは無いのですか
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