澪「クロックアップ……」

澪おめでとう！

渡「深央さん！」
澪「え？」

律「今日やるゲームはこれだ！」

紬「本題まで長かったわね」

澪「まぁ、けいおん本編もこんな感じだろ」

梓「澪先輩、さっきから発言が……」

律「聞けよ！　今日やるゲームはこれだ！」

紬「……仮面ライダー？」

唯「クラヒーだよ！　オーズだよ！」

梓「唯先輩、落ち着いてください」

澪「ああ、なんか昔やったなそれ、プレステ２で」

律「ふふーん、アレから進化してWiiなんだぜ！」

唯「でもWiiって進化なの？」

澪「まぁ、ユーザー数的には退化してるな」

梓「私の口からはなんとも……」

律「ええい、ぜんぜん話が進まん！」

澪「けいおん本編でも以下略」

梓「今日の澪先輩はどうしたんだろう>>2-4とか」

紬「仮面ライダーって、日曜朝にやってると特撮よね？」

唯「そーだよ、ムギちゃんは見たことアル！？」

紬「うーん、放映中は見たことがなくて」

澪「まぁ、ムギはそういうキャラだよな」

紬「あ、でも映画は見たことがあるわ」

律「へー、意外だな」

紬「龍騎と、ディケイドよ」

唯「……なんでその二つ？」

梓(……女性がライダーになるやつだ！)

律「ま、まぁ、ムギが知ってるくらい有名だってことだ！」

梓「あの、仮面ライダーは知ってますけど、ゲームは知らないです」

澪「私も発売してたことすら知らないぞ」

唯「すごいんだよー！　面白いんだよー！！」

紬「ゆ、唯ちゃんのテンションが天井知らずだわ……」

律「唯ってば、私の家でやってからえらくハマったらしいな」

梓(……あ、パッケージに電王がいる！)

梓「あ、あの、これってオーズって書いてありますけど、他のライダーも出るんですか？」

律「おー、平成ライダーは全部出るぞ！」

唯「……響鬼は一人だけだけどね」

紬「唯ちゃんのテンションがガクッと下がったわ！」

澪「もう、夏コミじゃなかった合宿の打ち合わせなんだからゲームなんて……」

梓「あの、私、やってみたいです！」

澪「え？」

律「お、珍しいな梓、好きなライダーでもいるのか～？」

梓「そ、そんなんじゃないです！」

紬「私もやってみたいで～す♪」

澪「まさかの孤立！」

唯「澪ちゃんがボッチなのはいつものことだよ～」

澪「ええー！？」

律「よーし、起動！」

ここでOP

梓「なんか聞いたことある歌声ですね」

律「ギャバンやキン肉マンで有名な串田アキラさんだからな！」

唯「は、か、た、の、塩！」

紬「唯ちゃん、それは別の人よ」

唯「ふじ～、サファリパーク！」

澪「そう、それ」

梓「あ、OPで歴代ライダーがいっぱい出てきますね」

律「ああ、平成ライダーの最強フォームが勢ぞろいってのが売りだからな」

梓(あ、電王の超クライマックスフォームだ！　……ということは)

澪「梓、急に静かになったな｣

紬「好きなライダーが映ったんじゃない？」

唯「え、だれだれ～？」

梓「ち、違います、いい歌声だなって！」

律「あたしはアムロ・レイが歌ってたOPの方が好きだったけどな」

澪「古谷徹さんだな」

>>12
どこでやればよかったとですか？

律「さて、やっとゲームが始まったな」

唯「長かったよ～」

紬「で、なにをするゲームなの？」

律「そこから！？　まぁ、格闘ゲームやりそうもないメンツだしなぁ」

梓「やっぱり戦うんですね」

澪「た、戦うって血が出たりするのか……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

梓(今更そのキャラは無理があるです……)

律「出ない出ない！　CEROのせいで規制でがんじがらめだからな」

唯「おのれディケイド……」

紬「鳴滝さんね、知ってるわ！」

律「うーん、どうしよっか、初心者もいるしチュートリアルからやるか？」

唯「えー、つまんなーい！」

梓「でも私、操作とか分からないです」

紬「私も～♪」

澪「何で嬉しそうなんだ」

紬「そういうキャラだからよ」

澪「あ、はい」

唯「あ、じゃあ初めて同士のあずにゃんとムギちゃんでやればいいんじゃない！？」

律「そうだな、説明しながら進めればいいか」

梓「わ、私はムギ先輩がよければ……」

紬「はじめて同士……ムギ先輩が良いなら……」ﾊｧﾊｧ

澪「欲望が溢れている……グリードめ！」

律「じゃあ、時間設定を無限にして、っと」

串田アキラ「２Ｐ対戦モードだ！」

紬「３Ｐは！？　３Ｐはあるんですか！？」

律「ないから」

澪「いい感じにメダルが溜まってきたな」

唯「まずはキャラを選ぶんだよ～」

梓(やっぱり電王が使いたい……でも……)

律「ぐへへ、お嬢ちゃん、どのライダーが好みなんだい？」

梓「うざっ」

紬「私の知ってるライダーはいるかしら？」

唯「ふっふっふ、ムギちゃんや」

紬「え？」

唯「実はこのゲームね、龍

律「龍騎ライダーは１３人全員登場するんだぜ！」

紬「ええっ！？」

唯「わ、私のセリフだったのに……り、りっちゃん」

澪「おい律」

唯「オンドゥルルラギッタンディスカー！」

澪「え？」

紬「え？」

律「え？」

梓(唯先輩、その流れは唐突過ぎます……)

梓(でも今がチャンス！)

梓「わ、私、どれを選んだらいいか分からないから適当に選んでみようかな～」(棒読み)

唯「あ、初心者はオーズかＷが使い

梓「これ、なんかこれがいい気がするです」

唯「」

澪「勢いで押し切ったな」

律「お、梓は電王が好きなのか」

梓「な、何で分かったんですか！？」

澪「そりゃ分かるだろ」

律「ふーん、梓も声優から入った口か？」

梓「違います！　スーツアクター×ボイスアクターが最高萌え萌えキュン♪　なんて思ってないです！」

律「」

澪(意外と根が深いオタクだったのか梓)

律「ま、まぁ、とりあえずキャラは決まったな」

梓「私が仮面ライダー電王で」

紬「私が仮面ライダーファムね♪」

澪「やれやれ、やっと始まるのか」

唯「とその前に！」

澪「まだあるのか？」

律「バトルスタイルを決めるんだ！」

梓「バトルスタイル？」

唯「スタイルによって色んな戦い方ができるんだよ！」

律「ＯＰで見た最強フォームになるにはパワーアップスタイル！」

唯「色んなフォームに変身できちゃうフォームチェンジスタイル！」

律「様々な支援攻撃が行われるサポートアタック！」

唯「スピードアップで相手より速く動けちゃったりもするよ！」

澪「クロックアップ！」

律「……なんだ突然」

澪「……いや、言わなきゃいけないような気がして」

律「まぁ、今言ったようにスピードアタックはクロックアップとか特定のライダーしか使えないから」

梓「えーと、電王は３つのスタイルから選べるんですね」

梓(どうしよう、パワーアップが強いのかな、でも声優さんの演技も気になるし)

澪「悩んでるな」

唯「これがホントの電脳だね」

澪「うまくないから」

律「説明を兼ねてやるんだし、フォームチェンジでいいだろ」

唯「そだね、パワーアップはちょっと時間かかるし」

梓「あ、じゃあ、それにします」

澪「また選択画面が出てきたぞ」

律「４つのフォームの中から最初に変身している姿を選ぶんだ)

梓(最初はやっぱりモモタロスだよね！)ﾋﾟｯ

律「まぁ、最初はそうだよなぁ」

梓「え？」

律「ソードフォームはなぁ」

唯「ソードフォームはねぇ」

梓「え？　え？」

律「まぁ、原作通りといえばそうなんだが」

梓「なんだかいやな予感が……」

紬「私はどのスタイルを選ぼうかしら♪」

律「あ、ファムはバトルスタイル一つしかないから」

紬「」

梓(ムギ先輩……)

律「で、ステージは適当に選んで……」

澪「ランダムって……」

律「いいんだよ、こんなの風都ステージ以外はどこも一緒なんだから」

唯「風都くん！」

律「映画の扱いは笑ったわ」

唯「仮面ライダーW FOREVER AtoZ／運命のガイアメモリ　はもうすぐ発売！」

梓「宣伝乙」

紬「わ、ファムが映ったわ～♪」

梓「綺麗な画面ですね」

律「いや、それ戦闘前の顔写真だから！　そりゃ綺麗だから！」

梓(モモタロス……)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

紬(霧島美穂……)ｼﾞｭﾝ

澪「おい」

梓「え、純？」

番外編：純の休日

純「あー、映画面白かったー！」

純「吉川晃司かっこよすぎ！」

純「まさかオーズが霞むほどカッコいいとは……」

純「ていうか私は休日に一人で特撮映画って……」

純「でも梓とか誘ったらバカにされるし……」

純「あーあ、特撮の話が出来る彼氏が欲しいー！」

純「」ｼｭﾝ

律「さぁ、ついに戦闘開始だ！」

澪「やっとか……」

律「ん～澪ちゅわんもやりたくなりまちたか～？」

澪「ま、まぁ、ちょっとだけな」

唯「あずにゃんとムギちゃんのデビュー戦！　これは注目だよ～」

梓「恥ずかしいからやめてください！」

紬「あらあら♪」

串田アキラ「ファイト！」

梓「……」

紬「……」

律「……え？　あの～始まってますよ～？」

梓「だから操作が分からないんですって」

律「ガチャプレイくらいしろよ！」

唯「ふっふっふ、私が教えてあげよう！」

梓「お願いします、唯先輩」

唯「ふふふ、ギターは教えて上げられなかったけどゲームは教えてあげられるよ！」

澪「言ってて情けなくならないのか」

唯「とにかく連打してコンボして必殺技でドカーンだよ！」

律「説明できてないし！」

梓「コンボってメダルですか？」

律「オーズと勘違いしとるー、ズコー！」

紬(りっちゃんコケ芸でショーツ丸見え)ﾊｧﾊｧ

律「まずは弱攻撃、パンチやキックなど出の早い攻撃だな」

梓「えっと、こうですか」ﾌｧｯ

律「相手の攻撃のけん制やコンボの開始に使えるけど、威力は低めだな」

紬「そのコンボって？」

律「連続で同じボタンを押すと攻撃動作が続くんだ」

梓「あ、パンチの後にキックした！」

律「最後に相手を吹っ飛ばす攻撃なんかでコンボは終了だ」

紬「梓ちゃん、痛い、痛い！」

梓「あ、当てちゃいました！　ごめんなさい、ムギ先輩！」

紬「……いいのよ、気持ちよかったし」ﾊｧﾊｧ

律「興奮してる！？」

澪「ヴァーチャルな痛みで快感ってどんだけだよ」

紬「それにファムの悲鳴も可愛かったし」

唯「ムギさんは３１５です！」

>>35
ちょっと何を言ってるか分からないですね

律「え、えーと続けるぞ、次は強攻撃だ」

梓「このボタンですね」ﾌﾞﾜｯ

紬「剣で攻撃したわ！」

律「強攻撃は武器を持ってるライダーは主に武器で攻撃する」

澪「じゃあ基本的にこのボタンを使えばいいのか」

律「ただ、攻撃前や後の隙が大きいから、相手の攻撃にさえぎられる場合もある」

唯「でもブレイドは強攻撃の方がスキが少ないよ！」

律「武器が主体のライダーだとそういうライダーも多いな、二人とも剣だし覚えておいた方がいいだろう」

梓「これも連続で押すとコンボですね」

梓(デンガッシャーの赤い軌跡がカッコいい)

紬「……梓ちゃん」ﾊｧﾊｧ

梓「……当てませんよ？」

律「あと弱攻撃にも言えることだけど、方向キーを押しながら攻撃ボタンを押すと攻撃が変化する」

梓「あ、ホントだ、縦斬りになりました！」

紬「フェンシングみたいになったわ」

律「単調だと相手に読まれやすいから、時々変化を加えるために適当に押してみた方がいいな」

唯「そして必殺技だよー！」

澪「ライダーの必殺技って言うと、ライダーキックか？」

律「古いな～、今は剣で斬る方が多いんだぜ？」

澪「惨殺バラバラ事件……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

律「その発想のほうが怖ぇよ」

唯「必殺技はこのボタンだよ！　はやく、はやく！」

梓「わ、分かりましたよ、はい」ﾎﾟﾁ

梓(あれ、今までとなんか挙動が違う？)

梓「あ、モモタロスがいきなり走り出して……」

紬「こっちに向かってくるわ！」

梓「あ、あれ、と、止まらない！」

電王「おりゃあああぁぁぁー！」ｽﾞﾊﾞｱｱｱｧｧｧｰｰｰ!

紬「キャー―――――！」

梓「ム、ムギせんぱーい！」

紬「……あ、梓ちゃん」

梓「あ、ああ……」

紬「俺はただ幸せになりたかっただけなのに」ｶﾞｸｯ

梓「元ネタが分かりづらいですムギセンパーぃ！」

律「こいつらおもしれー」

律「とまぁ、今のが必殺技だ」

梓「酷いです！　最初に言ってください！」

律「だが私は謝らない！」

唯「そういえば電王ソードフォームの必殺技はダッシュ斬りだったよ～、忘れてたー」

紬「こらー♪」

梓「ごはんはおかず乙」

律「特殊な動作でライダー固有の技を出す、一番個性が出る技だな」

唯「だから好きなんだー、えへへ」

梓「個性的過ぎます！」

律「これも方向キーを入れて別の必殺技を出すことができるぞ」

梓「……今度はいきなり走り出さないですか？」

律「ゴメンゴメン、その場で出すってば」

梓「えい」ｶﾁｶﾁｯ

電王「俺の必殺技！」

梓「！」

梓(モモタロスがセリフを喋った！　しかもこれは幻のパート１！)

律「ソードフォームはダッシュ斬りが使いにくいから、それが主力だな」

唯「攻撃前にスキだらけだし、防御で防がれちゃうもんねー」

澪「じゃあ、防御を最初に教えてやれよ……」

律「防御は相手から下がる方向に方向キーを押す、スト２方式だから」

電王「俺の必殺技！」

梓「」ﾎﾟﾜｰﾝ

律「聞いちゃいねぇ」

唯「あずにゃん、モモタロスにセリフを喋らせるのに夢中だよ」

澪「まぁ、関さんはカッコいいからな！」

紬「ねぇ、りっちゃん！」

律「ん？」

紬「必殺技を押したらファムの武器が変わったわ！」

律「ああ、それは龍騎ライダー達が持つアドベントカードだ」

紬「映画で見たわ、ソードベントね！」

律「ああ、ていうか映画版はファムのための映画といっても過言ではないからな」

唯「ファムの使ったカードはゲームで全部使えるんだよー」

紬「す、すごいわ！」

律「謎の優遇をされてる龍騎だけど、ファムはその中でも特に優遇されているよな」

唯「蓮さんと同じくらい強いもんね」

律「ああ、その二人に比べたら蟹なんてカスだ、カス」

澪「……シザースに何か恨みでもあるのか？」

律「しかも、ゲームでは紅一点だからな」

唯「声優さんも可愛いんだよ～」

律「ファムはさすがに役者が使えなかったけど、声優は津田美波さん！」

唯「フラクタルってアニメで主役をやるんだよ～、すごいよ！」

梓「ヤマカン乙」

唯「あ、帰ってきた」

紬「あれ、武器が元に戻っちゃったわ」

律「ああ、アドベントカードは時間制なんだ」

紬「あれれ、今度は押してもソードベントが出ない？」

唯「ゲージが足りないんだよ」

紬「ゲージ？」(電車？)

律「画面の下にあるバーがライダーゲージだ」

唯「方向キー下を押すとパワーが溜まるんだ！」

紬「あっ、本当だわ、赤く光ってゲージが伸びてる！」

澪「戦ってる最中に溜めるのは難しくないか？」

律「攻撃をしたり受けたりしても溜まるけど、距離を取って溜めた方が確実だわな」

紬「これも方向キーを入れながら必殺技を押すと変わるの？」

律「ああ、ガードベントだ！」

紬「知ってるわ、映画で以下略」

澪「盾を構えたな、防御力が上がるのか？」

律「ノンノンノン、これにはもっとすごい能力があるのです」

唯「あずにゃん、ムギちゃんにこうげきしてみてー」

梓「え、そ、そんな、ムギ先輩に攻撃なんて出来ないです」

律「さっき思いっきりしてたじゃん」

澪「ていうか、そういうゲームだろ」

紬「梓ちゃん、律ちゃんには考えがあるのよ、私のことは気にしないで攻撃してきて？」

梓「ムギ先輩……分かりました、やってやるです！」

澪「やってやるです、いただきましたー」

律「アドベントカードは時間制だから早くしてくれ」

梓「うりゃ！」

電王「俺の必殺技！」

唯(やっぱりそれなんだ……)

紬「あ！」

澪「効いてない！？」

>>52
支援あり
ガイは無骨でいいデザイン
中の人はくずにゃんだったが

律「そのとーり！　ガードベントは格ゲーで言うハイパーアーマー！」

唯「どんな攻撃を受けてものけぞらなくなるんだよ！」

澪「すごいな、相手の攻撃を無視して攻撃できるのか」

梓「無敵じゃないですか！」

紬「うふふ、ファムが最強なのね♪」

電王「俺の必殺技！」

ファム「きゃあっ！」

紬「あら？」

律「時間切れだな」

紬「よ、ようし、もう一回って、またゲージがない！？」

澪「そうかゲージを大量に消費するのか」

律「絶大な能力を誇るガードベントも、時間制限とゲージ３本消費でバランスが取れているわけだ」

澪「ふーん、なるほど、アドベントカードは強力だけどデメリットがある」

律「ていうかガードベント持ってない龍騎ライダーはカスだ、カス」

澪「……シザースとかか？」

律「いや、あいつは持ってるんだよ」

梓「わ、私のライダーには特殊能力がないんですか？」

律「おいおい、戦闘前に選んだだろ？」

梓「え？　……あ」

唯「フォームチェンジだよー！」

梓「そうか、相手がどんな相手でも有利なフォームに変身すればいいんだ」

律「そう、そのボタン倒してみろ」

梓「えい」

デンオウベルト(ＣＶ・関俊彦)「ロッドフォーム」

梓「ウラタロス！｣

唯「ボクに釣られてみる？　子猫ちゃん」

梓「そういうのいいですから」

律「数ある電王のフォームの中でも最強と名高いのが、このロッドフォームだ」

澪「え、最強フォームよりも？」

律「ある意味では」

唯「必殺技押してみて！」

紬「ガードしてるから大丈夫よ♪」

梓「それでは遠慮なく……それ！」

梓(あ、デンライダーキックだ、あれ？)

電王「そりゃ！」

紬「あら、ちゃんとガードしていたのに」

律「ウラタロスはガードを無視した必殺技を持っているのだ！」

澪「つよっ！」

梓「また騙したんですね！」

律「いや、説明だから」

唯「次は方向キー必殺技だよ」

梓「こうなったらヤケです、やってやるです！」

澪「本日二回目いただきましたー」

紬「ああ、梓ちゃんご無体な」ﾊｧﾊｧ

電王「僕に釣られてみる？」

澪「あ、ファムを吊り上げた」

律「女の子を吊り上げるとは……」

唯「この工口亀！」

梓「ウラタロスはスーツアクターの腰つきが一番工口いんです！」

澪「いや、キレるところはそこじゃないだろ」

律「釣っている最中に攻撃するとコンボがガシガシ当たるぞ」

デンオウベルト(ＣＶ・関俊彦)「アックスフォーム」

律「アックスフォームは擬似ガードベントとでも言うべき防御力を持っている」

唯「熊ちゃんはのしのし歩くよ！」

律「その代わりダッシュができないんだけどな、それを補って有り余るパワーがある」

梓(キンちゃん電王だと細いなー)

律「まぁ、パワータイプの性能的に言うことはないんだが、ただなぁ」

唯「必殺技がね」

梓「これですか？」ｶﾁｶﾁｯ

梓(あ、ダイナミックチョップだ……って、あれ？」

梓「なんか遅くないですか？」

律「そうなんだよ」

電王「おりゃ！」

紬「あ、ファムを飛び越しちゃったわ」

しえんしてくれる人ありがとー

>>72
ゲームだとその二人微妙な性能です

律「発動中モモタロスよりさらにスキだらけだし」

唯「近すぎると相手を飛び越えちゃうんだよね」

澪「電王ってそういうの多いな」

律「まぁ、ディケイドで変身したときもネタ扱いだったしな」

梓「じゃあ最後の一人も」

デンオウベルト(ＣＶ・関俊彦)「ガンフォーム」

梓「あ、踊ってる」

澪「踊ってるｗｗｗｗｗｗ」

律「必殺技のワイルドショットは電王のお約束としてスキだらけだが」

唯「リュウタロスの真骨頂はダンスだよ！」

紬(唯ちゃん、真骨頂なんて使えるんだ)

梓「あ、ブレイクダンスした」

澪「ブレイクｗｗｗダンスｗｗｗｗｗｗ」

律「笑いすぎだろ」

澪「腹筋がｗｗｗブレイクｗｗｗｗｗｗやかましいわ
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

梓「うわぁ」

律「まぁ、電王はこんなところかな」

梓「色んな戦い方ができて面白いです！」

唯「だよね～私もつい、いつもフォームチェンジ使っちゃうんだぁ」

律「オーズやＷでガチャガチャメダルやメモリ入れ替えるのも楽しいぞ」

梓「声優も本物だし懐かしいです」

律「そう、昔の作品のライダーは声優使ってるんだけど、
さすがに声優が本業の人は、そのまま使っているからな」

澪「ていうか電王は新作やりまくってるから懐かしいも糞も

紬「りっちゃん、私、私のサポートアタックは！？」

律「あ、ああ、そうだな」

唯(ムギちゃんマジ天使)

律「サポートアタックは様々な支援メカなんかが登場する
龍騎ライダーの場合は契約モンスターだな」

唯「負けたら食べられちゃうんだよ！」ｶﾞｵｰ

律「そうだぞー！」仮面ﾗｲﾀﾞｰｶﾞｵｳ

澪「ひぃ！」

梓(澪先輩、今更キャラの修正は無理があります)

紬「ファムの契約モンスターは白鳥型のブランウイングね」

律「そう、一定時間攻撃して相手の動きを止めるぞ」

紬「えい♪」ﾌﾞｵｵｵ

梓「ああ、リュウタが！」

澪「白鳥がｗｗｗ舞っとるｗｗｗｗｗｗ」

唯「……澪ちゃん」

律「これで一通り説明したかな」

紬「大体分かった」ｷﾘｯ

梓「もやし乙」

唯「まだ一番大事なことを説明してないよ！」

律「ああ、とっておきのアレだな！」

紬「アレ？」

律「まずはゲージをマックスまで溜める！」

紬「む～ん」

梓「え、む、む～ん」

律「そして満を持してこのボタンを押す！」

紬「えい♪」

バイザー「ファイナルベント」

唯「ファイナル弁当キター！」

梓「ムービーに切り替わった！？」

律「これが超必殺技だ、ゲージを全て消費して莫大なダメージを与えるぞ！」

唯「謎空間で大爆発！」

澪「ムービーの使い方が効果的だな、スク○ニさーん、聞いてるー？」

紬「素敵だわ……美穂ちゃん」

律「まぁ、本来は多対一の技だからちょっと地味に感じるけどな」

唯「ベルデよりマシだよ、キン肉ドライバー(笑)」

律「串田アキラだからって狙いすぎだろｗ」

梓「くうぅ、タッチの差で押し負けたです」

串田アキラ「クライマックスタイム！」

梓「！？」

梓「な、なんなんですか！？　音楽が変わったです！」

律「これがピンチに訪れる最大のチャンス、クライマックスタイム！」

唯「体力が赤くなるとゲージが全回復してゲージ効率も上がるんだよ！」

律「コンボをつなげるもよし、超必で一発逆転を狙うもよし！」

梓「！　やってやるです！」

澪「本日三回目、そしていつの間にかガチバトル！」

紬「くっ！」

紬(まだ体力は多少あるけど、超必殺技を食らったら負けるかもしれない
ここはガードベントで相手の体力を削り取るわ！)

バイザー「ガードベント」

唯「ムギちゃん、仕留める気だね！」

律「だが判断ミスだ、超必は攻撃判定が一発でも当たればいい！」

梓「えい！」

電王「ちょっと踊ってみる？」

ガシッ

梓「！？」

澪「超必殺技が……」

唯「ガードされた！？」

律「そうか、ガードベントはおとり、がむしゃらに攻撃すると見せかけて
超必攻撃をガードして、その隙にコンボを決めるつもりだったのか！」

唯「初心者とは思えないよ！」

紬(これで強攻撃でコンボを決めれば……！)

梓(まだ、私は、)

梓「俺は、運命と戦う。そして、勝ってみせる！」

唯「ケンジャキ！？」

澪「なんか覚醒した！？」

唯「覚醒は今のＢＧＭと違うよ」

梓「俺は仮面ライダーだ！」

ガシッ

律「アレは……」

唯「投げ技だ！」

律「そうか、どんな攻撃にもよろけないガードベントも
投げ技だけは別アングルになり抜けることは出来ない！」

澪「ムギの勝利の運命を変えた！？」

梓「俺は無敵だーッ！！！」

唯「ケンジャキー！！！！」

澪「ていうか、なんで電王で剣のセリフなんだよ！？」

律「投げ技で距離が離れた、このチャンスを活かせるか？」

唯「たった一度与えられた～、命はチャンスだ～から～♪」

律「そのＢＧＭも違う」

紬(くっ、ゲージが赤くなった、超必殺技を受けたら終わっちゃう！)

梓「……」ｽｯ

唯「あずにゃんが距離を取ったよ」

律「ガードベントの時間切れを待つつもりだな」

紬「っ、させないわ！」

梓「私が距離を取ったのは逃げるためじゃありません」

澪「なに！？」

律「まさか……！」

梓「だから見てて下さい！　俺のっ！　変身っっ！」

デンオウベルト(ＣＶ・関俊彦)「アックスフォーム」

律「フォームチェンジするために離れたのか！」

唯「キンタロスならスーパーアーマーでガードベントにも対抗できる！」

澪「ていうか今度はクウガかよ！」

紬(ダメッ！　ダッシュで近づいているから止まれない！)

律「初心者なのに、こんな戦略……運が悪ければ負けてるぞ！？」

梓「弱かったり、運が悪かったり、何も知らないとしても、それは何もやらないことの言い訳にはならない」

唯「良太郎！？」

澪「今度こそ電王のセリフ……ということは！」

梓「クライマックスだぜ！」

電王「俺の必殺技……パート２！」

唯「ムービーはいった！」

紬「……まだよ」

律「ムギ？」

紬「この攻撃のあとも残っていれば私にも勝機があるわ」

澪「そうだ、体力はまだ充分

梓「馬鹿野郎、負けるわけねぇだろ」

紬「え？」

梓「私がクライマックスって言ったら、最後までクライマックスって意味だろう」

唯「あずにゃん、カッコいいよ」

澪「もうキャラがぜんぜん違うけどな」

律「お前が言うなって話だけどな」

梓「だからこの勝負は……」

梓・電王『決まったぜ！』

串田アキラ『ＫＯ！』




律「……終わったな」

紬「うっ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

唯「ムギちゃん……」

澪(ゲームで負けてマジ泣きって…)

電王「俺、最高！」

澪(モモタロスさん空気読んで！)

梓「泣かないでください」

紬「梓……ちゃん？」

梓「命ある限り戦え……それが仮面ライダーだろ」

律「かっけぇー！」

澪「ガクトー！？」

紬「忘れていたわ……仮面ライダーに憧れていたあの頃を」

澪「いやムギ、劇場二作しか見てないんでしょ！？」

律「じゃあ次やろうぜー！」

澪「切り替えはえー！」

唯「次は澪ちゃんもやろうよー！」

律「澪は使うライダー決まってるよな？」

澪「わー、言うな！」

唯「えー、なになに！？」

律「天の道を行き、総てを司る男だ！」

梓「……ヒロ？」

紬「……仮面ライダーKAGEROU？」

澪「好きなんだからイイだろー！？」




第一部完

一部完乙
眠いなら無理せずお休み

ライダーキャンセルの説明入れるの忘れた

このあと澪のカブトｖｓ唯のＷの予定でしたが
書きためしなかったから予想以上に時間かかった
オーズの放映時間には起きますが、保守頼める題材でもないしなぁ

機会があったらまたスレ立てるかもです
支援してくれた方、読んでくれた方、ありがとうございました
購入する方が一人でもいたみたいで嬉しいです
次回作により多くのライダーが登場することを願ってます

唯「次は澪ちゃんと誰が戦う？」

澪「うう、操作方法なんて覚えてないぞ……」

律「さっき教えただろー？　んじゃあ、ここはアタシが」

唯「えー、りっちゃんズルーい、私もやりたい！」

梓「わ、私も今度は違うスタイルでやりたいです！」

紬「私もヤリたい……今度はバックスタイルで……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

澪「何を１８禁なこと呟いてるんだ」

紬「澪ちゃんモテモテね♪」

唯「澪ちゃんに罪を数えさせるんだよ！」

律「そうやって詩人気取ってくっちゃべってろ！」

梓「私の強さは泣けます！」

紬「戦いはいい… ゾクゾクする！」

澪「カオスだ……」

律「こうなったら、じゃんけんだ！　じゃんけん……

唯「クロックアップ！　勝った！」

梓「それ、ただの後出しじゃないですか！」

唯「(隣の)おばあちゃんは言っていた……おれが正義だ！」

紬「なら仕方がないわね♪」

澪「ひどいな、小学生でもこうはならないぞ」

唯「さぁ澪ちゃん、お前の罪を数えろ！」

澪「こんなスレ立てたこと……えぇい、いまさら数えきれるか！」

律「ノリノリじゃねーか」

紬「ということは次は澪ちゃんの仮面ライダーカブトと」

梓「唯先輩の仮面ライダーＷですね」

紬「バトルスタイルを選ぶのよね？」

律「ああ、Ｗは３種類、カブトはスピードアップを含む２種類だ」

澪「うーん、私はスピードアップとパワーアップ、どっちにしようか」

梓「パワーアップスタイルはハイパーゼクターで、ハイパーカブトになれるみたいですね」

澪「でもクロックアップもしたいし……」

律「ここで、てれびくんオトク情報！」

紬「え？」

律「実はカブトはスピードアップを選ばなくても、ハイパーカブトの必殺技でクロックアップができるんだ！」

澪「なんだって！？」

梓「それじゃ完全に上位互換じゃないですか！」

唯「(隣の)おばあちゃんが言っていた……つゆの味は見ただけでは分からないってな」

澪「じゃあ、パワーアップで決まりだな」ﾋﾟｯ

律「まあ、超必殺技のムービーが違うんだけどな、それは後でのお楽しみ！」

唯「１、２、３！」

梓「Ｗも電王と同じで３種類のスタイルから……あれ？」

紬「シングルってスタイルがあるわ！」

律「ああ、これが最後のスタイル、シングルだ！」

唯「シングルは特に能力がないんだよ！」ﾌﾝｽ

澪「それってタダの手抜きなんじゃ……」

唯「でもＷのシングルスタイルはファングジョーカー！」

律「攻撃方法が変化して、強力なコンボと特殊なファング攻撃があるぞ！」

澪「そうか、フィリップが変身するから、ゲーム中は他のメモリに換えられないのか」

紬「理に適っているわね♪」

唯「じゃあ、フォームチェンジスタイルっと」

梓「え、そこはシングルを選ぶ流れじゃないんですか！？」

唯「おれに質問をするな！」

律「よし、キャラクターは決まったな。ステージは……」

唯「もちろん風都だよ！」

澪(屋久島ステージも気になるんだけど)

紬「風車が回っているわ～」

律「風の吹く街、僕の愛する街だからな！」

唯「尻彦さん！」

律「さぁ、カブト対ダブルだ！」

梓「やっぱり主役ライダー対決は燃えますね！」

紬「ゴメンネ……女詐欺師で」

梓「あ、そういう意味では」

唯「カブト空色の目が特徴的だね！」

澪「ダブルも最初見たときはなんじゃこれｗｗｗって思ったけど
色以外のデザインは普通にかっこいいんだよな」

唯「ジョーカーは最高だったよ！」

律「ゲーム未収録だけどな」

串田アキラ「ファイト！」

律「さぁ、始まりました注目の一戦、どう見ますか解説の琴吹さん」

紬「そうね、経験者の唯ちゃんに分があると思いますが、
パワーアップスタイルは最強フォームになれるらしいので、その性能しだいですね」

梓「普通に解説してる！」

律「では、ゲストのディフェンディングチャンピオン中野さんはどう思います？」

梓(一回勝っただけなのに！？)

梓「えーと、フォームチェンジスタイルが電王と同じように様々な相手に対応できる
応用力を持っているなら、ハイパーカブトにも引けをとらないと思います」

律「特にボケもない普通の解説ありがとうございます！」

梓「普通って言うなー！」

澪(えぇと、まずは距離を取ってゲージを溜めればいいかな？)


ガイアメモリ(ＣＶ・立木文彦)「マキシマムドライブ！」


澪「！？」

梓「ダブルが……」

紬「風を纏ったわ！？」

律「これがダブルの特殊能力、マキシマムドライブ！
サイクロンジョーカーは風を起こして、ゲージ効率が飛躍的にアップする！」

澪「しまった、ゲージを溜めるつもりか！」

律「澪は初代ＰＳ２版しかやったことないから、ダブルの能力を知らなかったんだ」

唯「へへ、ＣＪでゲージを溜めるのは常套手段だよ！」

澪「スキあり！」

カブト「クロックアップ」ｼｭｯ

梓「今度はカブトが……」

紬「消えた！？」

梓「あ、カブトが唯先輩のダブルの後ろに回りこんでます！」

律「カブトの必殺技クロックアップは相手の後ろに回りこめるんだ」

紬「あれ？　でもクロックアップはパワーアップスタイルだとハイパーカブトにならないと使えないんじゃ？」

律「バトルスタイルで選んだ真のクロックアップはまた別の効果があるんだぜ」

唯「仮面ライダー真！」

律「……好きなのか？」

唯「可愛いよ～♪」

梓(あれはグロすぎでしょう)

澪「もらった！」

紬「澪ちゃんが唯ちゃんの背後から襲いかかったわ！」

律「なんか言葉で聞いてるとすごい映像だな」

澪「へへへ、食らえ！」

律「モロ悪役だな、鬼め」

澪「鬼だよ」

唯「甘いよ澪ちゃん！」

梓「だ、ダブルが！」

紬「浮いたわ！」

律「クロックアップで背後に回った後は硬直するからな
唯はその隙にサイクロンで周囲の空気を巻き込んで、相手ごと飛んだんだ」

澪「くっ、やはり経験者には勝てないのか！」

唯「鍛えてますから！」

梓「ヒビキさん乙」

唯「どんどん行っちゃうよ！」

澪「ひぃ！」

梓「ああ、澪先輩がボコボコにされています！」

律「日ごろの恨みを晴らしているんだな」

澪「そんなに恨まれてない！」

唯「ヘアッハッハッハ～弱い奴から喰われる…わかってるなぁー？」

紬「浅倉ぁ……」

律「でもシッカリ防御してるな」

梓「あれ、体力の下のゲージが溜まってますよ？」

律「ああ、その赤いゲージはガードゲージでゲージが溜まるとガードクラッシュ
つまり攻撃が防御できなくなるんだ」

梓「ええ、だいぶ溜まってますよ！？」

紬「澪ちゃんピンチね」

澪(くっ、こんなときは矢車さんの言葉を思い出せ！)

澪「戦闘において最も重要な事パーフェクトハーモニー、完全調和だ！」

律「何言ってんだ、いきなり」

梓「地獄に落ちちゃうんじゃないですか？　そのセリフ」

ダブル「おりゃ！」

唯「カブト～！今お前の未来を壊してやったぞぉ！！」

梓「こっちは三島さん！？」

律「ガードクラッシュした！　こうなったら勝負は決まりか！？」

紬「唯ちゃんはセリフも状況にあってるものね♪」

澪(負けるのか……私は)

澪「あたしは…勝たなくちゃいけないんだ！」

紬「澪ちゃん……いや、美穂ちゃん！？」




カブト「ライダーキック」

梓「唯先輩のダブルが……」

紬「吹き飛ばされた！？」

梓「攻撃したのは唯先輩なのにどうして！？」

紬「カブトはスーパーアーマーも持っていないはずよ！」

律「ふっ、あれがカブトの必殺技カウンターキックだ！」

梓・紬「カウンター！？」

律「相手の攻撃タイミングに合わせて、ボタンを押して待機状態になる
そのときに攻撃を受けると強力なライダーキックを浴びせるんだ！」

唯「まさか、ガードクラッシュもカウンターを誘うために！？」

澪「あ、ああ、そ、そのとおりだ！」

梓(ウゾダドンドコドーン)

澪「これこそが完全作戦……パーフェクトミッションだ！」

紬「これじゃあ唯ちゃんはうかつに攻撃できないわ」

梓「でもガードクラッシュ状態でチャンスなのに……」

唯「ふっ、あずにゃん忘れたの？　私の選んだスタイルを」

梓「スタイル……フォームチェンジですね！」

律「ダブルはハーフチェンジ、メモリを換えることで様々な攻撃方法ができる
メモリ組み合わせの３×３で９フォームに変身可能だ！」

紬「すごい、電王の二倍以上の姿に変身できるのね！」

唯「検索を開始する、この状況に最適なメモリは……」


ガイアメモリ(ＣＶ・立木文彦)「サイクロン・トリガー！」


紬「ダブルの半身が青くなったわ！」

梓「これが、メモリチェンジ！」

律「ちなみにメモリはライダーゲージ上に表示されてるぞ」

梓「そしてトリガーということは……」

紬「銃で攻撃するのね！」

唯「はあああぁぁぁ」

梓「銃が光ってます！」

律「サイクロントリガーの能力は強力なタメ撃ちができること
最大まで溜めれば連続で弾が発射されるぞ！」

澪「あわわわわ」

紬「でも澪ちゃんにはカウンターがあるわ」

律「よく考えてみろムギ、カウンターは相手を蹴る技だ」

紬「あ、つまり遠距離から攻撃すれば」

唯「反撃は受けないよ！」


梓(リュウちゃんでもカウンターは受けないって事だね、覚えとこう)




ダブル「はぁ！」

澪「うわぁ！」

紬「当たったわ！」

梓「体力が大きく減りましたね」

律「ガードクラッシュ時間ぎりぎりまで溜めて撃ったのか
検索しただけあって、よく考えられてるな」

唯「えへへ～、フィリップ君の真似だよ～」

澪「くっ、ガードできていれば……」

紬「ジャンプでよければよかったんじゃないの？」

澪「あ」

律「あと、このボタンで相手の左右に回りこめるから
銃ライダーはこの軸移動に弱いんだよな」

澪「さ、最初に教えろ、そういうことは！」

律「お前の戦いは……俺の戦いだ」

唯「かがみーん！」

梓「いや、意味が分かりませんけど」

紬「でも、この軸移動があれば銃を使うライダーは怖くないわね」

梓「ですね、普通の銃撃すら当たりにくくなりますし、タメ撃ちなんて」

律「あんまり橘さんを馬鹿にするなよ？」

澪「そ、そうだ、今度はこっちから近づいて」

唯「それはどうかな？」


ガイアメモリ(ＣＶ・立木文彦)「ルナ・トリガー！」


梓「またメモリチェンジ！？」

紬「今度は黄色と青になったわ！」

澪「失敗したな唯、トリガーを変えなければ簡単によけられるぞ！」

律「いや」

唯「このメモリでいいんだよ」

ダブル「くらえ！」

澪「撃ってきた！？　軸移動で回り込んで……」

カブト「くっ！」

梓「当たった！？」

紬「そんな、避けたはずよ！？」

律「これがルナトリガーの特殊能力、追尾弾だ
曲がる弾道で必ず相手に当たる軌跡を描くぞ！」

梓「強すぎないですか！？」

律「まぁ、原作でもチート級の性能だからなぁ
その分、ゲームでは威力が抑えられてる感じがするな」

唯「倒してもいいよね？　答えは聞いてない！」

律「問答無用で頃すって事か」

梓「よく考えたら怖いセリフですよね」

澪(くっ、近寄れないし、クロックアップで回り込んでも
反撃を受ける可能性が高い)

澪「どうすれば……」

紬「あっ、澪ちゃんのゲージが！」

番外編：和の休日

和「出ない……欲しいカードが出ない」

店員「あの女の子、朝からずっとガンバライド回してるよ」

和「くっ、またオーズのレジェンドレア」

和「私が欲しいのはＷかスカルのレアなのに」

和「唯にあげるために回しているというのに」

和「アンクも欲しいって言っていたわね」

和「あんな手だけのカードのどこがいいのか分からないけど」

和「唯のためだったら何万円だって回すわ」

和「ふふふ」

店員「笑ってる、こえー」

矢車「弟を笑ったのはお前か？　俺も笑ってもらおう」

店員「ええー！？」

澪「ライダーゲージが、溜まった！」

梓「これで超必殺技が出来ますね！」

律「いや、この状況は超必を当てても覆せない」

紬「え、じゃあ……」

律「さらに上の変身、ハイパーキャストオフだ！」

梓「パワーアップですね！」

紬「でも、唯ちゃんがそんなスキを許すとは思えないわ」

唯「ふふっ、いいよ澪ちゃん、待ってあげる」

澪「！？」

梓「完全に舐められてますね」

澪「いいぞ、そっちがその気なら、やってやるです！」

梓(セリフとられた！)


「ハイパーキャストオフ」

澪「唯！　ようやくわかったよ……俺とお前は友達じゃない！」

唯「澪ちゃん、ついにやる気になったんだね！」

梓「これが、ハイパーフォーム」

紬「最強フォームの力が見られるのね！」

唯「でも私のルナトリガーも本気で行くよ！」

梓「唯先輩のダブルが光っているです！」

律「いつの間にかマキシマムドライブをしていたのか！」

紬「意外と食えない奴だな」

唯「えい！」

律「ルナトリガーのマキシマムドライブは弾数が増える！」

梓「澪先輩！」

澪・カブト『くらえ』

唯・ダブル『ぐあっ！』

紬「とっても太い光線に追尾弾が打ち消されたわ！？」

律「アレがハイパーカブトの必殺技マキシマムハイパーサイクロンだ」

梓「すごい威力です！」

唯「くっ、そういえばまともに撃ち合ったことはなかったよ」

澪「当然だろ？ 一番強いのは俺だからな」

梓「澪先輩が完全に水嶋ヒロに……」

律「そこは天道総司でいいだろ」

唯「でも所詮は直線攻撃、軸移動でよけられるよ！」

梓「そうか、銃ライダー共通の弱点！」

澪「甘い」

梓「え、一瞬で移動して」

紬「唯ちゃんが吹き飛ばされた！」

律「あれがハイパーカブトのもう一つの必殺技マキシマムハイパータイフーン！」

紬「剣になったわ！？」

律「パーフェクトゼクターはソードモードとガンモード、二つの顔を持つ武器なんだ」

梓「近距離でも遠距離でも戦えるんですね！」

紬「これが……最強フォーム」

澪「俺は『世界』そのもの…世界がある限り、俺は在る！」

梓「言葉の意味は分かりませんがすごい自信です！」

唯「くっ、ここはメモリチェンジだよ！」


ガイアメモリ(ＣＶ・立木文彦)「ルナ・メタル！」


紬「今度は灰色のメモリ！」

唯「お前が相棒と思ってくれているうちは、俺は決して折れねぇぞ！」

律「メタルシャフトにルナの特性でムチのようにしなる能力がある！」

梓「それは確かに折れませんね！」

紬「その後、ハイパーカブトの圧倒的性能と」

梓「ダブルの多彩なメモリチェンジの応酬で勝負は一進一退」

紬「そしてクライマックスタイムを前に両者のライダーゲージが溜まったわ」

澪「説明乙」

律「ここでのライダーゲージの使い方は重要だぞ」

梓「さっきのムギ先輩との試合みたいに、先に超必殺技を決めてしまえば……」

紬「クライマックスタイムでまたゲージが全回復するわけね」

律「ああ、だがカブトにはもう一つの手がある」

唯「クロックアップ……だね」

梓「超必を決めにくるのかクロックアップをするのか」

紬「ここまで着たら読み合いの勝負ね」

澪(ここは……)

澪「クロックアップだ！」

カブト「ハイパークロックアップ」

律「だがクロックアップ動作には大きな隙がある！」

梓「そこを唯先輩がつければ……！」

唯「！」

紬「ああ、唯ちゃんは！」

梓「後ろに下がった、だけ？」

律「防御しようと思ったんだな、つまり唯の読み負けだ」

唯(超必が来ると思ったのに！)

律「澪のクロックアップは成功だ！」

梓「『世界』が……」

紬「止まった」

梓「いや、ゆっくりとですが動いてます！」

律「これがスピードアップ、そしてクロックアップ！」

紬「カブトの動きが速くなるのではなく、ダブルや周囲の景色がゆっくりになるのね」

律「ああ、そしてその停滞した世界の中で動けるのは澪だけ」

澪「俺が『世界』の中心だ」

律「ザ・ワールドッ！」

梓「ジョジョネタですか」

律「アニメでもあたし文庫本持ってるしな」

唯「ここは、耐える！」

紬「唯ちゃん！？」

唯「私の罪は間違った選択をしたこと……」

唯(今度は間違えない！)

梓「間違った選択……」

紬「確かにあそこで唯ちゃんが強気に攻めていれば
勝負は決まっていたかもしれない」

律「おやっさんはカッコいいよなぁ」

澪「夢破れた男に花一輪、その花と共に天に登るがいい」

梓「澪先輩が猛然とラッシュを仕掛けた！」

紬「すごい、ガードゲージがどんどん溜まっていくわ！」

律「ハイパーカブトの攻撃力とクロックアップの世界では防御しか出来ないダブル」

梓「当然その結末は……」

澪「ガードクラッシュだ！」

ダブル「ぐあぁ！」

唯(まだだ、まだ耐えて！)

紬「ああ、唯ちゃんの体力がレッドゾーンに！」

澪「まだクロックアップは残っているぞ！」

唯(コンボの切れ目……)


串田アキラ「クライマックスタイム！」


唯「ここだよ！」

梓「え、クロックアップ中にクライマックスタイム！？」

律「ああ、一応ゲージも回復するけど、クロックアップはゲージ四本分で終了だ」


ガイアメモリ(ＣＶ・立木文彦)「サイクロン・ジョーカー！」


紬「ここでフォームチェンジ！？」

律「やっぱり風都は良いなぁ……今日も良い風が吹く……」

唯「そうだよ尻彦さん！」

唯「風都の風は、ダブルに力を与えてくれる！」

梓「あ、ダブルがまた浮かんだ！」

澪「そんな、クロックアップ中に！？」

律「コンボの切れ間、そしてクライマックスタイムのスキをついて
フォームチェンジのわずかな無敵時間を利用したんだ！」

紬「唯ちゃん！」

唯「これが私の選択！」


「クロックオーバー」


梓「クロックアップが終わった……」

紬「完全に終わったと思ったのに……」

澪「しかも唯はゲージが満タン、私は半分……」

唯「天道も言ってたはずだよ『俺達2人が組めばどんなことでも出来る！！』」

澪「！？」

唯「ダブルもそうだよ、二人が組めばどんなピンチも乗り越えられる！」

律「カッコ唯！」

梓「アニメＥＤの唯先輩ですね！」

ダブル「はぁ！」

律「キックでカブトをぶっ飛ばした！」

紬「これで澪ちゃんの体力も超必殺技の射程圏内よ！」

澪「……だがキックで距離を離したのは失敗だな」

梓「カブトのゲージが溜まった！」

律「わずかな時間でゲージを溜めたんだ、やるな澪も」

唯「それでいいんだよ」

澪「なに？」

唯「決着は超必殺技でつける！」

澪「……いいぞ、来い」

梓「二人が同時に超必殺技を出した！？」

紬「でも画面に映っているのはダブル、唯ちゃんの勝ちね！」

律「いや、これは……」

ダブル「メモリブレイクだ」

カブト「ハイパーキャストオフ」

紬「二人とも超必殺技！？」

律「ファイナルリフレクトだ！」

梓「ファイナルリフレクト！？」

律「二人のライダーがゲージ満タンのとき相手の超必殺ボタンに合わせて
超必殺ボタンで迎え撃つと、特殊ムービーが発生する！」

紬「見て、二人のライダーが拳で押し合っているわ！」

律「下のゲージを見ろ、ボタンを連打してゲージの多い方が
超必殺技を決められる！」

澪「うおおおぉぉぉ！」

唯「よさこい！」

澪「俺は連打に於いても頂点に立つ男だ！」

梓「坊ちゃま！？」

唯「……澪ちゃん」

澪「なんだ唯、連打中に話しかけるな！」

唯「お前の罪は天道総司を演じきれなかったこと」

澪「え？」

唯「そして連打の仕方を知らなかったこと！」

律「あの技は！」

梓「高橋名人の一秒十六連打！」

唯「お前の罪を数えたぜ」


ガイアメモリ(ＣＶ・立木文彦)「ジョーカー！　マキシマムドライブ！」


澪「そ、そんな、超必殺技で勝つという私のパーフェクトプランが……」

唯「Nobody's Perfect　完璧な人間なんてどこにもいない
互いに支え合って生きるのが人生と言う名のゲームだ」




ダブル「ジョーカーエクストリーム！」

串田アキラ「ＫＯ！」


澪「……私の負け、か」

紬「澪ちゃん……」

梓「澪先輩……」

律「澪……」

唯「澪ちゃん」

澪「……なんだ、唯、慰めなら」

唯「一度しか言わないぞ。同じ道を行くのはただの仲間に過ぎない。
別々の道を共に立って行けるのは……

澪「……友達だ　……それはおばあちゃんの言葉か？」

唯「いや……俺の言葉だ」

澪(今なら分かる、あの時ムギが泣いたのは悔しいからじゃない)

澪「地べたを這いずり回ってこそ見える光があるんだ」

紬「すごい勝負だったわ～」

梓「感動したです！」

唯「いや～、ちょっと役に入り込みすぎたよ～」

澪「私は集中力が途中で切れちゃったからな、それが敗因だな」

律「さ～て、次はいよいよ降臨、満を持して！」

梓「ジーク乙」

唯「ねぇ、あずにゃん、ダブルと電王で最強フォーム対決しようよ！」

梓「いいですね！」

律「ちょっとお二人さ～ん、まだプレイしてない美少女がいますよ！」

紬「りっちゃんはどのライダーを使うの？」

律「ただの……人間だ！」

梓「氷川さん乙」




第二部完

だからまたライダーキャンセル入れるの忘れてモー

当初予定していた投下は第二部までで終わりです
律はオチであんな感じでしたけど特に使用ライダーは決めていません
安価にしようかと思いましたが、ゲームにいないライダーとかいるので
りっちゃんに使って欲しいライダーがいたら書いてください
なんかネタ思いついたら書きます

次にさわちゃん番外編買いたらひとまず終了です
見てくださった方、ツッコミ入れてくださった方
保守してくれた方、ネタバレしてくれた方
ありがとうございました

ていうか>>1に公式サイトのＵＲＬ置いて
スレタイに仮面ライダーを入れるべきだった……

番外編：さわ子の休日

さわ子「きゃー、この雑誌の渡部秀くんくぁいいーｗ」

さわ子「でも三浦キュンのすました瞳もいいわ―」

さわ子「宇梶様もダンディでたまらないわー」

さわ子「君嶋麻耶くんはスタンダードなイケメンね！」

さわ子「神尾さんもサイコな魅力あふれるアクターだわ」

さわ子「注目は伊達役の岩永さんね、ワイルドな魅力あふるるおのこ！」

さわ子「あー、グリードが退場した松本くんも可愛かったのに～」

さわ子「カザリ役の橋本汰斗きゅんはリュウタロスに通じるものがあるわね」

さわ子「山田悠介……小説家？」

店員「ウヴァ可哀そう！」

>>226
聡なら小説版５５５(グロいやつ)読んで悦に入ってるよ

>>229
ディけいおん！まとまってて面白かったですよね
私はライダークロスといったら龍騎けいおんが好きです
このスレは昔あった平成ライダーＤＶＤをけいおん部員が見るスレ
に多大な影響を受けています

適当な設定

純：にわかオタ　映画は知り合いに遭わないように隣町に行く
映画の帰りに音楽の勉強と称してHEART∞BREAKERを購入

和：昭和ライダー派　でもＲＸが最強という説を信じている
昭和ライダー以外のガンバライドカードは平沢家に寄付している

さわ子：オダギリジョーからライダーの中身の俳優にしか興味がない
電王の映画に佐藤健が出なくなって大ショックを受けた

憂はどんなキャラかな～

番外編：憂の休日

憂「ばーん、ずごーん、サゴーゾ、サッゴーゾ♪」

憂「ああ、やっぱりフィギュアーツぐりぐり動かせて楽しいな～」

憂「極魂との対戦も熱いんだ」

憂「それに比べると食玩はやっぱりサイズ的に物足りないね」

憂「リファインされたライダーのデザインはなかなかいいんだけど」

憂「でも、なんといっても最近は海外版龍騎、ドラゴンナイトのfigmaだね」

憂「関節の可動域が見えないのは大きいよ！」

憂「へっへっへ、こっち来いよ姉ちゃん」

憂「いや～、やめて～、助けて～、うい～、うい～」(裏声)

唯「妹が、妹が私と王蛇のフィギュアをまぐわらせて遊んでいる！」

※正確には海外版王蛇、仮面ライダーストライクです

律「よし、アタシの持ちキャラ響鬼の前に最後のルールの説明だ！」

梓「まだあるんですか！？」

澪「もう覚えきれないぞ」

律「いや、初代からあるシステムだから」

紬「唯ちゃんは知ってるの？」

唯「忘れた！」

律「闘いのたびに忘れられるなら、何度だって覚えてもらえばいい！」

梓「おデブ！」

律「えーと、説明だからＣＰＵ対戦で後はランダムで適当に選んで……」


仮面ライダーオーズ(ガタキリバコンボ)　対　仮面ライダーガタック


梓「クワガタ対決になりましたね」

唯「緑でガタガタ、ガタキリバコンボでしょ！」

紬「今回は誰かと戦いながら説明じゃないの？」

律「うーん、今度のシステムは体力が大きく減るから不公平になるんだよ」

唯「不完全なライダーシステムのせいで、俺の体はボロボロだ！」

梓「思い込み乙」

ガタック「俺は全てのワームを倒してみせるー！」

澪「……ああ、ガタックって、まだこの声優なんだ」

梓「え、加賀美ってこんなキャラでしたっけ？」

律「うん、ガタックはなぜかキャラの熱さがおかしい方向にいっちゃってるんだ」

唯「勇者王！」

律「声優の声が檜山修之に似てるから、そう呼ばれてるんだぜ」

梓「確かにライダーカッティングよりはゴルディオンハンマー使いそうですね」

律「ま、こんな爆氏の神はアタシのオーズが蹴散らしてやるぜ！」

澪「このオーズは分身するのか？」

律「……次回作に期待してくれ」

ガタック「おりゃー！」

紬「なんだか騒々しいわね、このライダー」

律「ハイパーガタックや超必殺技がないのは、この声のせいじゃないかと睨んでるんだが」

澪「それはさすがに失礼だろ」

唯「でも昔からいるらしいのに冷遇されてるよね」

律「それでもクロックアップがあるからＧ３に比べるとマシなんだけどな」

梓「氷川さん……」

唯「それでも貴方はわたしにとって最高の英雄よ」

律「小沢さん！」

紬「英雄ってのはなろうとした瞬間失格なのよ」

梓「北岡ぁ……」

唯「彼を誰だと思っているの？　彼は氷川誠よ
決して逃げたことのない男よ！」

律「小沢さんはライダー史上最高のヒロインや！」

澪(昔のライダーはあまり分からない……)

澪「って、話してる間にだいぶ攻撃されてるぞ！」

律「ああ、最初はゲージを溜めるのに専念してたからな」

梓「また超必殺技や召喚ですか？」

律「今回はこのゲージの最後の使い方、ライダーキャンセルについてだ」

紬「ライダー？」

唯「キャンセル？」

律「いや、唯には説明しただろ」

唯「忘れました！」ﾌﾝｽ

律「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ！」

梓「いや、それはどうでもいいです」

律「まず普通に弱攻撃でコンボを出す」

オーズ「えい、やあ、たあ！」

律「普通なら長くても五、六回攻撃したら終わりだけど……」

紬「あ、オーズが赤く光った！」

梓「あれ、攻撃がまだ続いてる！？」

澪「横の表示が１０ＨＩＴ以上も……そうかコンボとコンボを繋いだんだ！」

律「そう、これが攻撃動作をキャンセルして違う攻撃につながる
これがライダーキャンセルだ！」

紬「戦略性がとても広がるわね♪」

律「コンボゲーって嫌いだから、あまり教えたくなかったんだけどな」

唯「そうそう、これで当てにくい必殺技も弱攻撃からつないで当てやすくなるんだよ～」

梓「そうか、使いづらい電王のダッシュ斬りとかもこれなら行けますね！」

律「そして禁断の秘儀を教えて進ぜよう！」

澪「急にライダー関連じゃないキャラになられると困る」

律「まずはゲージをマックスまで溜めて、そして攻撃！」

紬「ライダーキャンセルで、あれ！？」

唯「超必殺技！？」

梓「超必は、ゲージが満タンじゃないと発動できないはずじゃ！？」

律「これがこのゲーム最大の裏技、キャンセル超必殺技だー！」

澪「そうか、先に普通の技と超必殺技を入力しておいてそれをキャンセルして……」

紬「キャンセルされるのは通常技だけだから、超必殺技が当たるのね」

唯「しかも攻撃を当ててるときにやればガードできないから必ず当てられる！」

律「ゲームバランスを完全に崩壊させた隠し技だ！」

澪「いいのか、バグだろこれ？」

律「大丈夫～、明日はいつだってblank～♪」

紬「ブランク体！？　モンスターに食べられちゃうわ！」

唯「ドラ太はそんなことしないよ！」

梓「もうどこからツッコんでいいのか……」

オーズ「おりゃー！」

唯「真っ二つ！」

澪「でも切れてるライダーが映らないから、ショボく見えるな」

律「最強の仮面ライダーＣＥＲＯのせいだ！」

澪「またかよ」

梓「というか『せいやー！』じゃないんですね」

律「それは多分収録時期の問題だろうな、次回作の修正に期待」

紬「こう見るとまだまだ不完全な部分が多いのね」

律「ああ、でもそれは進化の可能性が残っているってことだ！」

澪「おばあちゃんが言っていた、
俺の進化は光よりも速い、誰も俺に追いつく事は出来ない」

唯「みんなも製品を購入して不満に思った点をアンケートに書いてね！」

梓「でもライダーが一瞬ズレるくらい、いいと思うんですけどね」

律「ダブルとか真ん中で切れたら面白いのにな」

唯「尻彦さんも言ってたよ『まっぷたつに割ってみたい、とね！』」

澪「で、どうするんだ、誰が律と戦う？」

紬「戦いたいでーす♪」

唯「あ、私もー！」

梓「唯先輩はさっきやったじゃないですか、私かムギ先輩の番です！」

澪「密かに自分を先に持ってきたな」

律「うはー、アタシモテモテだな」

澪「で、どうするんだ……べつに、私以外選んでもいいけど」

律(え、なにこの唐突なツンデレ)

律「よーし、全員相手になってやる、一人ずつかかって来い
家電ライダー茂鬼でボコボコにしてやる！」

数十分後


澪「ぜ、全員負けた……」

紬「りっちゃん強すぎ～」

梓「うう、私の超クライマックスフォームが負けるなんて……」

唯「私もファングジョーカーじゃなくてエクストリームを使えばよかったよ～」

律「うはははー、敗者の遠吠えが心地いいぜ～♪」

紬「ライダーゲージがたまらなくてアドベントカードが使えなかったわ」

律「響鬼の特殊能力は音撃棒、太鼓を叩くように相手を攻撃して
相手のライダーゲージを減らすことが出来るんだぞ！」

梓「パワーアップは二種類ありましたね」

律「響鬼紅とアームド響鬼、どっちも音撃棒のゲージ減少率が増加
アームドは剣戟で普通に戦っても強いし、コンボを繋げば相手を封殺できる！」

澪「性能的にそれほど強いわけではないんだけどな」

紬「やっぱり、りっちゃんてスゴイ！」

律「鍛え足りなきゃ鍛えるだけだ！」

梓(ヒビキさん逞しい)

>>275
クウガか～
フォームチェンジスタイルに超必殺技がなくて
あんまり好きじゃないんだよなぁ
アルティメットは黒くてカッコいい

>>279
いないです
ギルス「不幸だ～」

唯「りっちゃん、もう一度戦ってください！」

律「え～、唯とはこの前も散々戦ったじゃんよ～」

唯「やだやだやだー、戦ってよー！」ﾋﾞｴｴｴﾝ

律「うるせーなー」


憂「お姉ちゃんを泣かせたのは……誰？」


律「ひぃ！」

澪(憂選手キター！)

梓「これが……究極の闇」

紬「憂ちゃんは何で戦うの！？」

憂「お姉ちゃんの笑顔のためだよ」ﾆｺｯ

律「こえー、助けてユウスケ！」




第三部完

さわちゃんはライオトルーパー