1: 2016/09/08(木) 20:01:25.56 ID:7XJ82r+M0.net
2: 2016/09/08(木) 20:01:58.96 ID:7XJ82r+M0.net
千歌「……えっと、ダイヤさん」
ダイヤ「……なんですの?」
千歌「えっと、その……クッキーありがとうございました。美味しかったです」
ダイヤ「も……もし良かったらまた」
千歌「じゃ、じゃあ私これで!」
ダイヤ「ちょっと、お待ちになって!」
ダイヤ「……なんですの?」
千歌「えっと、その……クッキーありがとうございました。美味しかったです」
ダイヤ「も……もし良かったらまた」
千歌「じゃ、じゃあ私これで!」
ダイヤ「ちょっと、お待ちになって!」
4: 2016/09/08(木) 20:02:24.92 ID:7XJ82r+M0.net
千歌「……」
ダイヤ「少し……話しませんか?」
千歌「……はい」
ダイヤ「その……数日前から露骨に私のこと、避けられてますわよね?」
千歌「う……はい」
ダイヤ「やっぱり、この前のことですの?」
千歌「いや、その……」
ダイヤ「少し……話しませんか?」
千歌「……はい」
ダイヤ「その……数日前から露骨に私のこと、避けられてますわよね?」
千歌「う……はい」
ダイヤ「やっぱり、この前のことですの?」
千歌「いや、その……」
5: 2016/09/08(木) 20:02:50.76 ID:7XJ82r+M0.net
ダイヤ「……そうなのですわね」
千歌「ち、違います!確かにきっかけではありましたけど、実はもっと前からというか……」
ダイヤ「前から私と一緒にいるのは辛かったんですのね……それならそうと早く」
千歌「だから違いますって!楽しかったのは本当です!」
ダイヤ「だったらなんでそんなに避けるんですの!?」
千歌「ち、違います!確かにきっかけではありましたけど、実はもっと前からというか……」
ダイヤ「前から私と一緒にいるのは辛かったんですのね……それならそうと早く」
千歌「だから違いますって!楽しかったのは本当です!」
ダイヤ「だったらなんでそんなに避けるんですの!?」
6: 2016/09/08(木) 20:03:15.73 ID:7XJ82r+M0.net
千歌「あーもー分からないんですかこのわからずや!」
ダイヤ「分かりませんわ!分からないのできちんとお話ください!」
千歌「ぬあー!」
ダイヤ「ひっ」
千歌「……とりあえず、お互い少し落ち着きましょう」
ダイヤ「そ、そうですわね」
ダイヤ「分かりませんわ!分からないのできちんとお話ください!」
千歌「ぬあー!」
ダイヤ「ひっ」
千歌「……とりあえず、お互い少し落ち着きましょう」
ダイヤ「そ、そうですわね」
7: 2016/09/08(木) 20:03:41.61 ID:7XJ82r+M0.net
千歌「じゃあ私はちょっとトイレに……」
ダイヤ「そう言って逃げるんですの?」
千歌「ぎくっ」
ダイヤ「小賢しいですわよ……なんですの?嫌なら嫌とおっしゃってください」
千歌「だから、違いますって」
ダイヤ「そう言って逃げるんですの?」
千歌「ぎくっ」
ダイヤ「小賢しいですわよ……なんですの?嫌なら嫌とおっしゃってください」
千歌「だから、違いますって」
8: 2016/09/08(木) 20:04:07.07 ID:7XJ82r+M0.net
ダイヤ「違うとおっしゃるならきちんと理由を話して下さい!」
千歌「分かりましたって!!……誰にも言いませんか?」
ダイヤ「約束しますわ」
千歌「……実は」
ダイヤ「……ごくり」
千歌「分かりましたって!!……誰にも言いませんか?」
ダイヤ「約束しますわ」
千歌「……実は」
ダイヤ「……ごくり」
9: 2016/09/08(木) 20:04:33.29 ID:7XJ82r+M0.net
千歌「ちょっと恥ずかしくて……」
ダイヤ「……はぁ?」
千歌「なんですかその間の抜けた返事……とにかく、なんか恥ずかしくなったんです」
ダイヤ「えっと……この前のあれですの?」
千歌「まあ、当たってます」
ダイヤ「……はぁ?」
千歌「なんですかその間の抜けた返事……とにかく、なんか恥ずかしくなったんです」
ダイヤ「えっと……この前のあれですの?」
千歌「まあ、当たってます」
10: 2016/09/08(木) 20:04:59.09 ID:7XJ82r+M0.net
ダイヤ「なら気になさらないでください。私が悪かったのですわ」
千歌「違います私が気になるんです!」
ダイヤ「気になさらないでって言ってるでしょう!?」
千歌「だからぁ、目が合うとドキドキするんですって!」
千歌「違います私が気になるんです!」
ダイヤ「気になさらないでって言ってるでしょう!?」
千歌「だからぁ、目が合うとドキドキするんですって!」
12: 2016/09/08(木) 20:05:27.67 ID:7XJ82r+M0.net
ダイヤ「は、ドキ……?」
千歌「会えない時は少し寂しくて、でも会うと恥ずかしくてたまらないんです!」
ダイヤ「は、はぁ……」
千歌「これだけ言っても分からないんですか!?」
ダイヤ「……申し訳ありませんわ」
千歌「会えない時は少し寂しくて、でも会うと恥ずかしくてたまらないんです!」
ダイヤ「は、はぁ……」
千歌「これだけ言っても分からないんですか!?」
ダイヤ「……申し訳ありませんわ」
13: 2016/09/08(木) 20:05:53.96 ID:7XJ82r+M0.net
千歌「図星って……じゃあ言いますよ?1回だけですから、ちゃんと聞いてください」
ダイヤ「は、はい」
千歌「えっとですね……そのぉ……好きです」
ダイヤ「……は?」
千歌「1回だけなのでもう言いません!」
ダイヤ「は、はい」
千歌「えっとですね……そのぉ……好きです」
ダイヤ「……は?」
千歌「1回だけなのでもう言いません!」
14: 2016/09/08(木) 20:06:36.70 ID:7XJ82r+M0.net
ダイヤ「いっ、えっ……その……どういう意味ですの?」
千歌「言葉通りです」
ダイヤ「likeではなく?」
千歌「loveです」
千歌「言葉通りです」
ダイヤ「likeではなく?」
千歌「loveです」
15: 2016/09/08(木) 20:07:03.16 ID:7XJ82r+M0.net
ダイヤ「す、少しお待ちになって……頭が混乱してますわ……」
千歌「……やっぱりドン引きですか?女の子同士で……」
ダイヤ「いえ、そんなことは……でも、少し、考える時間を下さらない?」
千歌「……分かりました、待ってます」
千歌「……やっぱりドン引きですか?女の子同士で……」
ダイヤ「いえ、そんなことは……でも、少し、考える時間を下さらない?」
千歌「……分かりました、待ってます」
16: 2016/09/08(木) 20:07:29.17 ID:7XJ82r+M0.net
……………
果南「あれ、ダイヤどうしたの?」
ダイヤ「 果南さん……」
果南「どうしたの、そんな思いつめた顔をして」
ダイヤ「……笑わないでくださいます?」
果南「あれ、ダイヤどうしたの?」
ダイヤ「 果南さん……」
果南「どうしたの、そんな思いつめた顔をして」
ダイヤ「……笑わないでくださいます?」
17: 2016/09/08(木) 20:07:55.87 ID:7XJ82r+M0.net
果南「親友の相談だもん、笑わないよ」
ダイヤ「その……果南さんは、同姓の方に愛の告白をされたこと……ありますか?」
果南「え、うそ、ダイヤ告白されたの!?」
ダイヤ「い、いえ知人の話ですわ!」
果南「……ふーん、知人ねぇ」
ダイヤ「その……果南さんは、同姓の方に愛の告白をされたこと……ありますか?」
果南「え、うそ、ダイヤ告白されたの!?」
ダイヤ「い、いえ知人の話ですわ!」
果南「……ふーん、知人ねぇ」
19: 2016/09/08(木) 20:08:25.79 ID:7XJ82r+M0.net
ダイヤ「な、なんですの」
果南「べつにー?で、その知人さんはどうしたのさ」
ダイヤ「嫌ではなかった……のだと思いますわ」
果南「結構気が合ったってこと?」
ダイヤ「ええ、いつも何かと一緒にいることが多くてからかわれたりもしましたが、楽しかった……はずですわ」
果南「べつにー?で、その知人さんはどうしたのさ」
ダイヤ「嫌ではなかった……のだと思いますわ」
果南「結構気が合ったってこと?」
ダイヤ「ええ、いつも何かと一緒にいることが多くてからかわれたりもしましたが、楽しかった……はずですわ」
20: 2016/09/08(木) 20:08:53.09 ID:7XJ82r+M0.net
果南「ふんふん……で、その人とはどうしたいの?」
ダイヤ「どうしたいの……とはなんですの?」
果南「そのままの意味。なんでも良いよ、友達でいたいとか、キスしたいとか、でも」
ダイヤ「キ、キキキキキキ!?」
果南「驚くことないでしょ。高校生にもなって」
ダイヤ「どうしたいの……とはなんですの?」
果南「そのままの意味。なんでも良いよ、友達でいたいとか、キスしたいとか、でも」
ダイヤ「キ、キキキキキキ!?」
果南「驚くことないでしょ。高校生にもなって」
22: 2016/09/08(木) 20:09:18.74 ID:7XJ82r+M0.net
ダイヤ「……そうですわね」
果南「……で、どうしたいの?」
ダイヤ「分かりません……分かりませんが、一緒に居たいとは、思っていますわ」
果南「結構純情だね……まあ、傍から見ててもダイヤと千歌はお似合いだと思うよ?」
果南「……で、どうしたいの?」
ダイヤ「分かりません……分かりませんが、一緒に居たいとは、思っていますわ」
果南「結構純情だね……まあ、傍から見ててもダイヤと千歌はお似合いだと思うよ?」
23: 2016/09/08(木) 20:09:51.23 ID:7XJ82r+M0.net
ダイヤ「そうですか……って、はあ!?」
果南「ダイヤ、嘘つくの下手すぎ」
ダイヤ「……うぅ」
果南「しっかり答え出してあげなよ?あの子いい子だから」
ダイヤ「……はい、それくらい分かってますわ」
果南「ダイヤ、嘘つくの下手すぎ」
ダイヤ「……うぅ」
果南「しっかり答え出してあげなよ?あの子いい子だから」
ダイヤ「……はい、それくらい分かってますわ」
24: 2016/09/08(木) 20:10:16.40 ID:7XJ82r+M0.net
………………
ダイヤ(どうしたいか、ですか……)
ダイヤ(そんなの……)
千歌『……よしっ、試しにハグしましょう!』
千歌『わーい!ダイヤさん大好き!』
千歌『また、来てくれますか?』
千歌『……待ってます』
ダイヤ(……決まっていますわ)
ダイヤ(どうしたいか、ですか……)
ダイヤ(そんなの……)
千歌『……よしっ、試しにハグしましょう!』
千歌『わーい!ダイヤさん大好き!』
千歌『また、来てくれますか?』
千歌『……待ってます』
ダイヤ(……決まっていますわ)
25: 2016/09/08(木) 20:10:42.39 ID:7XJ82r+M0.net
………………
ダイヤ「……すみません、こんな時間に呼び出したりして」
千歌「いえ……この前のことですか?」
ダイヤ「ええ、よろしいですか?」
千歌「……はい」
ダイヤ「……すみません、こんな時間に呼び出したりして」
千歌「いえ……この前のことですか?」
ダイヤ「ええ、よろしいですか?」
千歌「……はい」
26: 2016/09/08(木) 20:11:08.47 ID:7XJ82r+M0.net
ダイヤ「……確かに戸惑いましたし、女性同士でそんな……と考えましたわ」
千歌「ですよね、あはは……」
ダイヤ「けれど、私は千歌さんのそんな辛そうに笑う顔、見たくありませんの」
千歌「……そんなこと、ないですよ?」
千歌「ですよね、あはは……」
ダイヤ「けれど、私は千歌さんのそんな辛そうに笑う顔、見たくありませんの」
千歌「……そんなこと、ないですよ?」
27: 2016/09/08(木) 20:11:34.16 ID:7XJ82r+M0.net
ダイヤ「嘘が下手ですのね、顔に書いていますわ」
千歌「え、本当ですか?」
ダイヤ「ええ、分かりますわ。だってずっと一緒にいましたもの……私は千歌さんに、もっと明るく笑ってほしいですわ」
千歌「明るく……」
ダイヤ「……それに、そんな風に笑う貴女の隣にいるのは私でありたい……これが答えではいけませんか?」
千歌「え、本当ですか?」
ダイヤ「ええ、分かりますわ。だってずっと一緒にいましたもの……私は千歌さんに、もっと明るく笑ってほしいですわ」
千歌「明るく……」
ダイヤ「……それに、そんな風に笑う貴女の隣にいるのは私でありたい……これが答えではいけませんか?」
28: 2016/09/08(木) 20:12:00.49 ID:7XJ82r+M0.net
千歌「……私バカなので、もっと分かりやすく言ってください」
ダイヤ「え、ええっ……!?」
千歌「お願いしますっ」
ダイヤ「……その、お慕いしていますわ」
ダイヤ「え、ええっ……!?」
千歌「お願いしますっ」
ダイヤ「……その、お慕いしていますわ」
29: 2016/09/08(木) 20:12:29.36 ID:7XJ82r+M0.net
千歌「あーもーだから回りくどいです!」
ダイヤ「だから好きって言っているでしょう!?」
ダイヤ「だから好きって言っているでしょう!?」
30: 2016/09/08(木) 20:12:55.83 ID:7XJ82r+M0.net
ちゅっ
31: 2016/09/08(木) 20:13:22.09 ID:7XJ82r+M0.net
千歌「……どうですか?」
ダイヤ「な、な……///」
千歌「……えへへ、ダイヤさん、大好きです!」
ダイヤ「……もう、バカ……///」
ダイヤ「な、な……///」
千歌「……えへへ、ダイヤさん、大好きです!」
ダイヤ「……もう、バカ……///」
32: 2016/09/08(木) 20:13:47.96 ID:7XJ82r+M0.net
これにておしまい
こじれる前に、気持ちは素直に伝えましょう
そんなテーマでした
ありがとうございました
こじれる前に、気持ちは素直に伝えましょう
そんなテーマでした
ありがとうございました
39: 2016/09/08(木) 21:24:37.83 ID:10HyFRl8a.net
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