1: ◆W2Wa1JgiWbwL 2015/12/12(土) 21:20:12.94 ID:Xbpb3Tty0
2: 2015/12/12(土) 21:23:00.50 ID:Xbpb3Tty0
―――執務室
神通改二(以下神通)「提督、お茶が入りました」コト
提督「ああ、ありがとう」
提督「」ズズズ
神通「」ニコニコ
提督「はぁ~。やっぱり、神通の淹れてくれたお茶は美味しいよ。いつもありがとう」
神通「いえ。……こんな私でも、提督のお役にたてるのでしたら、そのくらい」
提督「そんなことは言わない。神通は誰から見ても、立派な子だよ」
神通「……ありがとう……ございます」
神通改二(以下神通)「提督、お茶が入りました」コト
提督「ああ、ありがとう」
提督「」ズズズ
神通「」ニコニコ
提督「はぁ~。やっぱり、神通の淹れてくれたお茶は美味しいよ。いつもありがとう」
神通「いえ。……こんな私でも、提督のお役にたてるのでしたら、そのくらい」
提督「そんなことは言わない。神通は誰から見ても、立派な子だよ」
神通「……ありがとう……ございます」
3: 2015/12/12(土) 21:24:17.49 ID:Xbpb3Tty0
提督「それにしても……平和だなあ」
神通「……はい」
提督「最近は深海棲艦も滅多に現れない。……嵐の前の静けさでないことを、祈るばかりだよ」
神通「……はい」
神通「……でも、仕事もあまりないのでしたら……しっかりと休みを取ってください。いつ、深海棲艦が攻めて来るのか、わからないのですから」
提督「わからないからこそさ。こういうとき程、しっかり気を引き締めていないと」
神通「それでしたら、司令代理は私が……」
提督「……そんなに僕を執務室から追い出したいのか……。そうかそうか、神通は僕と仕事がしたくないんだね……」ヨヨヨ
神通「そ、そういうわけでは」オロオロ
神通「……はい」
提督「最近は深海棲艦も滅多に現れない。……嵐の前の静けさでないことを、祈るばかりだよ」
神通「……はい」
神通「……でも、仕事もあまりないのでしたら……しっかりと休みを取ってください。いつ、深海棲艦が攻めて来るのか、わからないのですから」
提督「わからないからこそさ。こういうとき程、しっかり気を引き締めていないと」
神通「それでしたら、司令代理は私が……」
提督「……そんなに僕を執務室から追い出したいのか……。そうかそうか、神通は僕と仕事がしたくないんだね……」ヨヨヨ
神通「そ、そういうわけでは」オロオロ
4: 2015/12/12(土) 21:25:14.39 ID:Xbpb3Tty0
提督「ははは。冗談だ」
神通「て、提督……」
神通「し、しっかりと休みを取って頂けないのなら……本当に、執務室から追い出してしまいますよ……?」プンプン
提督「それは困ったなあ」
神通「ほ、本気です……!」
ドタドタドタドタ
ホォラ、イソイデ!
神通「て、提督……」
神通「し、しっかりと休みを取って頂けないのなら……本当に、執務室から追い出してしまいますよ……?」プンプン
提督「それは困ったなあ」
神通「ほ、本気です……!」
ドタドタドタドタ
ホォラ、イソイデ!
5: 2015/12/12(土) 21:26:16.99 ID:Xbpb3Tty0
提督「……ふふふ。騒がしいのが来たみたいだ」
神通「……賑やかに、なりそうですね」
提督「ああ、そうだね」
コンコン
提督「はい」
扉『陽炎型一番艦、陽炎です!』
扉『同じく二番艦、不知火です』
提督「」チラ
神通「」コク
提督「どうぞ」
神通「……賑やかに、なりそうですね」
提督「ああ、そうだね」
コンコン
提督「はい」
扉『陽炎型一番艦、陽炎です!』
扉『同じく二番艦、不知火です』
提督「」チラ
神通「」コク
提督「どうぞ」
6: 2015/12/12(土) 21:27:41.74 ID:Xbpb3Tty0
ガチャ
陽炎「失礼しまーっす!」
不知火「失礼します」
提督「不知火に陽炎か。どうしたんだい?」
陽炎「神通さんに訓練を見てもらおうかな~って」
不知火「ご多忙のところ、申し訳ありません」
提督「いいんだよ。むしろ毎日頑張っているところを褒めてあげたいくらいだ」
陽炎「ん? 褒めてくれるの? じゃあよしよしして!」
提督「はいはい。よしよし」ナデナデ
陽炎「んふふ~」ナデラレナデラレ
陽炎「失礼しまーっす!」
不知火「失礼します」
提督「不知火に陽炎か。どうしたんだい?」
陽炎「神通さんに訓練を見てもらおうかな~って」
不知火「ご多忙のところ、申し訳ありません」
提督「いいんだよ。むしろ毎日頑張っているところを褒めてあげたいくらいだ」
陽炎「ん? 褒めてくれるの? じゃあよしよしして!」
提督「はいはい。よしよし」ナデナデ
陽炎「んふふ~」ナデラレナデラレ
7: 2015/12/12(土) 21:30:17.63 ID:Xbpb3Tty0
神通「でも……訓練、ですか? 私から教えられるものは……もう何も……」
陽炎「いや~。最初は不知火と二人でやってたんだけど、なんか物足りなくって……。神通さん借りても良いでしょ、司令?」ナデラレナデラレ
不知火「ッチ」チラチラ
提督「もちろん。神通も、ちょうど退屈していたところなんだ」
陽炎「やったぁ! あれから毎日、たくさん練習したんだからね! しっかり見ててよ!」
神通「……わ、私は……退屈なんて、していませんけど……」チラ
提督「まあいいじゃないか。鬼教官?」
神通「」ピキィ
陽炎&不知火「!??!!」ダラダラ
神通「もうっ! ……提督まで……そんなこと言うのですか……!」プクゥ
提督「ははは。これはまた、可愛い鬼もいたもんだ」ナデナデ
神通「……///」プイッ
陽炎「いや~。最初は不知火と二人でやってたんだけど、なんか物足りなくって……。神通さん借りても良いでしょ、司令?」ナデラレナデラレ
不知火「ッチ」チラチラ
提督「もちろん。神通も、ちょうど退屈していたところなんだ」
陽炎「やったぁ! あれから毎日、たくさん練習したんだからね! しっかり見ててよ!」
神通「……わ、私は……退屈なんて、していませんけど……」チラ
提督「まあいいじゃないか。鬼教官?」
神通「」ピキィ
陽炎&不知火「!??!!」ダラダラ
神通「もうっ! ……提督まで……そんなこと言うのですか……!」プクゥ
提督「ははは。これはまた、可愛い鬼もいたもんだ」ナデナデ
神通「……///」プイッ
8: 2015/12/12(土) 21:35:21.11 ID:Xbpb3Tty0
陽炎&不知火「」
陽炎「よ、よく見ておきなさい……! あれがアダルティでプラトニックな恋愛よ!」ヒソヒソ
不知火「ええ、百も承知です」ヒソヒソ
神通「? ……なにを、話しているの……?」
陽炎「ヒィ! な、何でも!?」
不知火「し、不知火に落ち度でも!?」
神通「?」クビカシゲ
提督(これは、二人とも神通によっぽど搾られてきたんだなぁ)シミジミ
陽炎「よ、よく見ておきなさい……! あれがアダルティでプラトニックな恋愛よ!」ヒソヒソ
不知火「ええ、百も承知です」ヒソヒソ
神通「? ……なにを、話しているの……?」
陽炎「ヒィ! な、何でも!?」
不知火「し、不知火に落ち度でも!?」
神通「?」クビカシゲ
提督(これは、二人とも神通によっぽど搾られてきたんだなぁ)シミジミ
9: 2015/12/12(土) 21:37:35.06 ID:Xbpb3Tty0
神通「……そうです。提督」
提督「ん? なんだ?」
神通「せっかくですし……提督もご見学なさっては如何ですか?」
提督「え? 僕も?」
陽炎「あ、それいい! 司令に私の成長した姿! 見せてあげるね!」
不知火「それでしたら、他の駆逐艦たちにも声を掛けてきますか?」
神通「そうですね……お願いします」
陽炎「よ~し、私の出番ね! ちょっと行ってくる!」バタバタ
提督「まだいいとは一言も言ってないんだけど……」
不知火「来て、下さらないのですか?」ジッ
神通「提督……今、お暇ですよね」ジッ
提督「そんな目をしなくたって、ちゃんと行くよ。不知火と神通は先に行っててくれ。僕も準備出来次第向かう」
神通「……はい。それでは」
不知火「了解しました」
バタン
提督「ん? なんだ?」
神通「せっかくですし……提督もご見学なさっては如何ですか?」
提督「え? 僕も?」
陽炎「あ、それいい! 司令に私の成長した姿! 見せてあげるね!」
不知火「それでしたら、他の駆逐艦たちにも声を掛けてきますか?」
神通「そうですね……お願いします」
陽炎「よ~し、私の出番ね! ちょっと行ってくる!」バタバタ
提督「まだいいとは一言も言ってないんだけど……」
不知火「来て、下さらないのですか?」ジッ
神通「提督……今、お暇ですよね」ジッ
提督「そんな目をしなくたって、ちゃんと行くよ。不知火と神通は先に行っててくれ。僕も準備出来次第向かう」
神通「……はい。それでは」
不知火「了解しました」
バタン
10: 2015/12/12(土) 21:39:24.21 ID:Xbpb3Tty0
訓練場―――
提督「で、集まったのが……」
陽炎「いえーい」
不知火「……」
朝潮「」ビシッ
涼風「」メラメラ
曙「ふんっ!」
提督「なかなか面白い組み合わせだね。どうやって集めたんだい?」
陽炎「駆逐艦寮の前に行って、大声で呼んできたの」
涼風「あたいもちょーど、動きたい気分でね!」
朝潮「朝潮! 司令官のご指導を頂けると伺い、ご一緒させて頂きました!」
曙「ま、訓練には絶好のタイミングよね。糞提督さえいなければ」ジロ
提督「ははは。曙は相変わらず手厳しいな」
陽炎「」チョイチョイ
不知火「」コクコク
提督「で、集まったのが……」
陽炎「いえーい」
不知火「……」
朝潮「」ビシッ
涼風「」メラメラ
曙「ふんっ!」
提督「なかなか面白い組み合わせだね。どうやって集めたんだい?」
陽炎「駆逐艦寮の前に行って、大声で呼んできたの」
涼風「あたいもちょーど、動きたい気分でね!」
朝潮「朝潮! 司令官のご指導を頂けると伺い、ご一緒させて頂きました!」
曙「ま、訓練には絶好のタイミングよね。糞提督さえいなければ」ジロ
提督「ははは。曙は相変わらず手厳しいな」
陽炎「」チョイチョイ
不知火「」コクコク
11: 2015/12/12(土) 21:40:45.89 ID:Xbpb3Tty0
陽炎「『だーれか! この陽炎と、一緒に訓練しませんか~! なんとあの神通さんも一緒~!』」ミブリテブリ
提督「か、陽炎!?」
不知火「う、……『朝っぱらからうっさいわね』。そ……『そんなのあんた自慢の姉妹たちでやってればいいじゃない? 数だけは多いんだから!』……///」カァ
提督「し、不知火まで!?」
曙(あれ? これって……?)
陽炎「『え~? せっかくだから、皆誘った方がいいでしょ? 何せ今日は、司令も見に来てくれるのよ?』」ミブリテブリ
不知火「……『え!? く、糞提督が!? ……な、何でもないわ!』」ミブリテブリ
曙(や、やっぱり!?)
不知火「『あ、な、何か急に体が動かしたくなってきたわ! く、糞提督がいるのは残念だけど、少しくらいなr』――」
曙「すとーーーーっぷ! な、何わけのわかんないことしてんのよ!?」
陽炎「なになに~? 人に見られるとやばいもんなの~?」
曙「自分の真似されて、嬉しい人間はいないわよ!」
不知火「曙の真似だと伝わったのですね。安心しました」
曙「いや、そ、そういうわけじゃ」
提督「か、陽炎!?」
不知火「う、……『朝っぱらからうっさいわね』。そ……『そんなのあんた自慢の姉妹たちでやってればいいじゃない? 数だけは多いんだから!』……///」カァ
提督「し、不知火まで!?」
曙(あれ? これって……?)
陽炎「『え~? せっかくだから、皆誘った方がいいでしょ? 何せ今日は、司令も見に来てくれるのよ?』」ミブリテブリ
不知火「……『え!? く、糞提督が!? ……な、何でもないわ!』」ミブリテブリ
曙(や、やっぱり!?)
不知火「『あ、な、何か急に体が動かしたくなってきたわ! く、糞提督がいるのは残念だけど、少しくらいなr』――」
曙「すとーーーーっぷ! な、何わけのわかんないことしてんのよ!?」
陽炎「なになに~? 人に見られるとやばいもんなの~?」
曙「自分の真似されて、嬉しい人間はいないわよ!」
不知火「曙の真似だと伝わったのですね。安心しました」
曙「いや、そ、そういうわけじゃ」
12: 2015/12/12(土) 21:43:03.50 ID:Xbpb3Tty0
陽炎「」カチッ
『く、糞提督がいるのは残念だけど、少しくらいなら付き合ってあげてもいいわ! べ、別に糞提督なんか関係ないんだけどね!?』
曙「だぁーーーーー!?!?!? 何録音してんのよ!? あ、ありえないからぁぁぁぁーーー!!!!!!」
提督(最近の子の笑いのツボは、ちょっとわからないな……。僕、そんなにいらない子……?)グスン
神通「……あ、あの……揃ったのなら……始めたいのですが」オズオズ
不知火「し、失礼しました」ビシ
陽炎「」ビシ
『思えば、今日って絶好の訓練日和よね?!?!!? せっかくあの鬼教官が見てくれるんだし!?!?!? く、糞提督さえいなければ最高だったんだけど!?!?!』
神通「……曙ちゃん?」ピキィ
曙「なんで止めないのよぉぉぉぉ!!?!?!」ヒイイイ
涼風「いいから、ちゃっちゃと始めようよー!」
朝潮「司令官! 朝潮の力、見ていてください!」ビシィ
提督「おおおお、朝潮だけが僕の味方だよ……」ナミダメ
曙「」グヌヌ
『く、糞提督がいるのは残念だけど、少しくらいなら付き合ってあげてもいいわ! べ、別に糞提督なんか関係ないんだけどね!?』
曙「だぁーーーーー!?!?!? 何録音してんのよ!? あ、ありえないからぁぁぁぁーーー!!!!!!」
提督(最近の子の笑いのツボは、ちょっとわからないな……。僕、そんなにいらない子……?)グスン
神通「……あ、あの……揃ったのなら……始めたいのですが」オズオズ
不知火「し、失礼しました」ビシ
陽炎「」ビシ
『思えば、今日って絶好の訓練日和よね?!?!!? せっかくあの鬼教官が見てくれるんだし!?!?!? く、糞提督さえいなければ最高だったんだけど!?!?!』
神通「……曙ちゃん?」ピキィ
曙「なんで止めないのよぉぉぉぉ!!?!?!」ヒイイイ
涼風「いいから、ちゃっちゃと始めようよー!」
朝潮「司令官! 朝潮の力、見ていてください!」ビシィ
提督「おおおお、朝潮だけが僕の味方だよ……」ナミダメ
曙「」グヌヌ
13: 2015/12/12(土) 21:45:50.18 ID:Xbpb3Tty0
――――――
神通「涼風ちゃん。焦ってはいませんか? 周りとの呼吸を合わせて」
\オーッス!/
神通「朝潮ちゃん。足元が覚束無い様子ですが、大丈夫ですか?」
\アサシオ、マダイケマス!/
神通「前しか見えていない証拠です。ただ引っ張られていくのではなく、全体を見て、自分の頭で考え、その上で行動するよう心掛けてください」
\ハイ!/
提督(うん。やっぱりすごいな、みんなは)
提督(涼風は、この訓練を全力で楽しんでいるのがわかる。ただ、たまにこっち見てドヤ顔してくるのは止した方がいいな。神通もおそらく気付いてる)
提督(曙は、やっぱり根性がある。どんな辛い状況でも、瞳の中に確固たる意志が見て取れる。彼女もたまにこちらを睨んでくるが……やっぱりお邪魔だったのだろうか)
提督(朝潮は、一途な忠義は一級品。本当にいい子だ。彼女を活かせるかどうかは、僕次第ということかな)
提督(不知火は……とにかくすごいな。表情一つ変えずに付いて行っている。本当に頼もしい)
提督(陽炎は、目付きが普段と変わるな。でも、動きに絶対の自信を感じる。毎日、陰ながら努力しているもんな)
神通「涼風ちゃん。焦ってはいませんか? 周りとの呼吸を合わせて」
\オーッス!/
神通「朝潮ちゃん。足元が覚束無い様子ですが、大丈夫ですか?」
\アサシオ、マダイケマス!/
神通「前しか見えていない証拠です。ただ引っ張られていくのではなく、全体を見て、自分の頭で考え、その上で行動するよう心掛けてください」
\ハイ!/
提督(うん。やっぱりすごいな、みんなは)
提督(涼風は、この訓練を全力で楽しんでいるのがわかる。ただ、たまにこっち見てドヤ顔してくるのは止した方がいいな。神通もおそらく気付いてる)
提督(曙は、やっぱり根性がある。どんな辛い状況でも、瞳の中に確固たる意志が見て取れる。彼女もたまにこちらを睨んでくるが……やっぱりお邪魔だったのだろうか)
提督(朝潮は、一途な忠義は一級品。本当にいい子だ。彼女を活かせるかどうかは、僕次第ということかな)
提督(不知火は……とにかくすごいな。表情一つ変えずに付いて行っている。本当に頼もしい)
提督(陽炎は、目付きが普段と変わるな。でも、動きに絶対の自信を感じる。毎日、陰ながら努力しているもんな)
14: 2015/12/12(土) 21:53:20.91 ID:Xbpb3Tty0
神通「撃ち方始めー!」
駆逐艦s「」ガチャ
ドンドンドンドンドン
的1「ンノック」ドゴォ
的2「ペイーン」ドゴォ
的3「フィアー」ドゴォ
的4「ジ・エンド」ドゴォ
的5「フューリー」ドゴォ
提督(にしても……)
提督「神通……綺麗だ……」ボソ
神通「……///」カァ
駆逐艦s「」ガチャ
ドンドンドンドンドン
的1「ンノック」ドゴォ
的2「ペイーン」ドゴォ
的3「フィアー」ドゴォ
的4「ジ・エンド」ドゴォ
的5「フューリー」ドゴォ
提督(にしても……)
提督「神通……綺麗だ……」ボソ
神通「……///」カァ
15: 2015/12/12(土) 22:03:42.24 ID:Xbpb3Tty0
――――――――――――――
神通「みなさん。……お疲れ様でした」ペコリ
不知火「いえ。こちらこそ、ご指導ありがとうございます」ビシ
朝潮「あ、ありがとうございました」ビシ
神通「妖精さん。……艤装の方は、よろしくお願いします」
妖精さんs「リョウカイ! ハコベー! ホキュウイソゲー! ジュウニイノチヲフキコンデイルヨウダ!」
陽炎「きつ……きっつ……!」ゼーハー
涼風「ってやんでぇ! 陽炎型ネームシップの名が泣いてるよ……!」フラフラ
曙「ほ、ほんっと! だらしないわね……!」ヒーヒー
神通「……みなさん。そのままでいいので聞いてください」
提督(本当に、神通は教鞭を執ると雰囲気が変わる。凛々しくて、かわいいと言うより美しい)
神通「みなさん。……お疲れ様でした」ペコリ
不知火「いえ。こちらこそ、ご指導ありがとうございます」ビシ
朝潮「あ、ありがとうございました」ビシ
神通「妖精さん。……艤装の方は、よろしくお願いします」
妖精さんs「リョウカイ! ハコベー! ホキュウイソゲー! ジュウニイノチヲフキコンデイルヨウダ!」
陽炎「きつ……きっつ……!」ゼーハー
涼風「ってやんでぇ! 陽炎型ネームシップの名が泣いてるよ……!」フラフラ
曙「ほ、ほんっと! だらしないわね……!」ヒーヒー
神通「……みなさん。そのままでいいので聞いてください」
提督(本当に、神通は教鞭を執ると雰囲気が変わる。凛々しくて、かわいいと言うより美しい)
16: 2015/12/12(土) 22:08:21.61 ID:Xbpb3Tty0
神通「みなさんは練度も高く、この鎮守府内では指導する側に回ってもおかしくありません。故に私は、教えられることのすべてをみなさんに授けました」
朝潮「」ビシ
神通「それから少し経って、今日久方ぶりにみなさんの動きを見せて頂きました。文句を言おうと思えば、いくらでも言えます。まだまだ半人前です。……私が言えたことではありませんが」
陽炎「そ、そんなこと――!」
神通「ですが今日、みなさんの中で、私の指導が生きていることを目の当たりにしました。そんなみなさんの面倒を見ることができて、私は本当に誇りに思います」
陽炎「」ウルウル
不知火「」ウルウル
涼風「」ウルウル
朝潮「」ウルウル
曙「」ウルウル
提督(……なんか卒業式みたいだな……)
神通「また、何かあったら呼んでください。……いつでも飛んできます」
朝潮「」ビシ
神通「それから少し経って、今日久方ぶりにみなさんの動きを見せて頂きました。文句を言おうと思えば、いくらでも言えます。まだまだ半人前です。……私が言えたことではありませんが」
陽炎「そ、そんなこと――!」
神通「ですが今日、みなさんの中で、私の指導が生きていることを目の当たりにしました。そんなみなさんの面倒を見ることができて、私は本当に誇りに思います」
陽炎「」ウルウル
不知火「」ウルウル
涼風「」ウルウル
朝潮「」ウルウル
曙「」ウルウル
提督(……なんか卒業式みたいだな……)
神通「また、何かあったら呼んでください。……いつでも飛んできます」
17: 2015/12/12(土) 22:13:29.79 ID:Xbpb3Tty0
曙「あ、あの!」
神通「曙ちゃん? な、何かしら……?」
曙「さ、さっきは……鬼だなんて言って、ごめんなさい!」ペコ
提督(曙……! 成長したんだな……!)ホロリ
神通「…………ふふ。怒ってなんかいませんよ」ナデナデ
曙「……ふぇ?」ナデラレナデラレ
神通「みなさんの力になれる、みなさんの命を救うことができる。……それなら、私は鬼にでも悪魔にでもなります」ナデナデ
曙「ふぇぇぇ……」グルグル
陽炎「ぷぷ……! フフフフフ……! 曙、顔真っ赤……! 目もぐるぐるさせちゃって……っくくく……!」ククク
不知火「林檎みたいです」
朝潮「か、かわいい……」キラキラ
涼風「ふぁ~あ」アクビィ
曙「ぅぅぅぅ」チラ
提督「」ニヤニヤ
神通「曙ちゃん? な、何かしら……?」
曙「さ、さっきは……鬼だなんて言って、ごめんなさい!」ペコ
提督(曙……! 成長したんだな……!)ホロリ
神通「…………ふふ。怒ってなんかいませんよ」ナデナデ
曙「……ふぇ?」ナデラレナデラレ
神通「みなさんの力になれる、みなさんの命を救うことができる。……それなら、私は鬼にでも悪魔にでもなります」ナデナデ
曙「ふぇぇぇ……」グルグル
陽炎「ぷぷ……! フフフフフ……! 曙、顔真っ赤……! 目もぐるぐるさせちゃって……っくくく……!」ククク
不知火「林檎みたいです」
朝潮「か、かわいい……」キラキラ
涼風「ふぁ~あ」アクビィ
曙「ぅぅぅぅ」チラ
提督「」ニヤニヤ
18: 2015/12/12(土) 22:16:49.05 ID:Xbpb3Tty0
曙「うがぁぁぁぁぁ!?!??!!?!」
陽炎「あ、暴走した」
曙「だ、大体! 糞提督が悪いのよぉ!」ズイズイズイズイ
曙「わざわざ見になんか来るからぁぁぁ!」ミミグイー
提督「痛い! ちょっと曙! 落ち着いて! 耳が、千切れる!」ミミヒッパラレ
曙「落ち着いてるわよ! ……って、え?」ミミグイ
曙「」
提督「曙!?」
曙「み、耳糞提督! 耳掃除ぐらいしなさいよぉ!!?!??!!」
神通「……!」
曙「も、もうわけわかんない……!」グスグス
不知火「曙が恥ずかしさのあまり我を忘れてます」
陽炎「う、うん……。なんか、可哀想ね」
神通「あ、曙ちゃん……!」スズカゼオンブ
涼風「すぴー」オンブサレ
朝潮「し、司令官? あ、あれは大丈夫なのでしょうか?」
提督「あ、ああ」
陽炎「あ、暴走した」
曙「だ、大体! 糞提督が悪いのよぉ!」ズイズイズイズイ
曙「わざわざ見になんか来るからぁぁぁ!」ミミグイー
提督「痛い! ちょっと曙! 落ち着いて! 耳が、千切れる!」ミミヒッパラレ
曙「落ち着いてるわよ! ……って、え?」ミミグイ
曙「」
提督「曙!?」
曙「み、耳糞提督! 耳掃除ぐらいしなさいよぉ!!?!??!!」
神通「……!」
曙「も、もうわけわかんない……!」グスグス
不知火「曙が恥ずかしさのあまり我を忘れてます」
陽炎「う、うん……。なんか、可哀想ね」
神通「あ、曙ちゃん……!」スズカゼオンブ
涼風「すぴー」オンブサレ
朝潮「し、司令官? あ、あれは大丈夫なのでしょうか?」
提督「あ、ああ」
19: 2015/12/12(土) 22:20:24.52 ID:Xbpb3Tty0
―――執務室
神通「……曙ちゃんは……誰かから愛されることに、慣れていないんですよ。……それどころか……自分は、疎まれて当然と思っている節さえあります」
提督「そうか。僕がもっと、しっかり見てあげていられれば……」
神通「……でも、私にはしっかりと謝ってくれました……。……少しずつですが……心を開いてくれるようになってきています。提督の……おかげです」
提督「そうかな? いや、神通が言うなら、そうなのかもね」
神通「ところで、提督……ひとつ、伺いたいことが」
提督「どうしたんだい? 神通」
神通「さっき、曙ちゃんが……耳糞提督……と呼んでいましたが……」
提督「ああ、あれね。ははは、最近耳掃除してなかったからなぁ。結構溜まってるんじゃないかな」
神通「……そう、ですか……。あの、提督」
提督「わかってるよ。明日までにはしっかり掃除してくるさ」
神通「いえ、そうではなくて……」
提督「?」
神通「……曙ちゃんは……誰かから愛されることに、慣れていないんですよ。……それどころか……自分は、疎まれて当然と思っている節さえあります」
提督「そうか。僕がもっと、しっかり見てあげていられれば……」
神通「……でも、私にはしっかりと謝ってくれました……。……少しずつですが……心を開いてくれるようになってきています。提督の……おかげです」
提督「そうかな? いや、神通が言うなら、そうなのかもね」
神通「ところで、提督……ひとつ、伺いたいことが」
提督「どうしたんだい? 神通」
神通「さっき、曙ちゃんが……耳糞提督……と呼んでいましたが……」
提督「ああ、あれね。ははは、最近耳掃除してなかったからなぁ。結構溜まってるんじゃないかな」
神通「……そう、ですか……。あの、提督」
提督「わかってるよ。明日までにはしっかり掃除してくるさ」
神通「いえ、そうではなくて……」
提督「?」
20: 2015/12/12(土) 22:22:43.46 ID:Xbpb3Tty0
神通「あ、あの……提督が嫌でなければ……その……」
提督「うん?」
神通「み、耳掃除……しましょうか?」
提督「え? 耳掃除って……僕の?」
神通「ご、ご迷惑……でしたか?」
提督「い、いや! そ、そんなことはないけど! ほ、本当にしてくれるの?」
神通「はい。……提督には、お世話になっているので……なにか、恩返しのようなことができればと……」
提督「神通……ああ、是非お願するよ」
神通「……はい……! お任せください」
神通「場所は……提督のお部屋で……よろしいでしょうか?」スタスタ
提督「え? いまから?」
神通「今は、特に仕事もありませんから……それに」
神通「……提督を執務室から追い出す……いい口実ができましたから」ニコッ
提督「ははは。これはしてやられたね」
提督「うん?」
神通「み、耳掃除……しましょうか?」
提督「え? 耳掃除って……僕の?」
神通「ご、ご迷惑……でしたか?」
提督「い、いや! そ、そんなことはないけど! ほ、本当にしてくれるの?」
神通「はい。……提督には、お世話になっているので……なにか、恩返しのようなことができればと……」
提督「神通……ああ、是非お願するよ」
神通「……はい……! お任せください」
神通「場所は……提督のお部屋で……よろしいでしょうか?」スタスタ
提督「え? いまから?」
神通「今は、特に仕事もありませんから……それに」
神通「……提督を執務室から追い出す……いい口実ができましたから」ニコッ
提督「ははは。これはしてやられたね」
21: 2015/12/12(土) 22:26:40.67 ID:Xbpb3Tty0
―――提督のお部屋
提督「悪いね。散らかっているけど」ガチャ
神通「お邪魔します」
提督「お茶でも出そう。そこらで寛いでてよ」
神通「でしたら私が」
提督「客人に茶を淹れさせるわけにはいかないだろう?」
神通「そ、それは……そうですが……。……ここでも他人の為に仕事をしようと言うのなら……今度はここから、提督を追い出さなければならなくなります」
提督「ここ僕の部屋なんだけど……」
神通「でしたら……私たちの部屋で寝泊まりしますか……? ……川内型は、いつでも歓迎です……///」
提督「……神通も、随分と大胆な物言いをするようになった」
神通「提督の……おかげです」
提督「悪いね。散らかっているけど」ガチャ
神通「お邪魔します」
提督「お茶でも出そう。そこらで寛いでてよ」
神通「でしたら私が」
提督「客人に茶を淹れさせるわけにはいかないだろう?」
神通「そ、それは……そうですが……。……ここでも他人の為に仕事をしようと言うのなら……今度はここから、提督を追い出さなければならなくなります」
提督「ここ僕の部屋なんだけど……」
神通「でしたら……私たちの部屋で寝泊まりしますか……? ……川内型は、いつでも歓迎です……///」
提督「……神通も、随分と大胆な物言いをするようになった」
神通「提督の……おかげです」
22: 2015/12/12(土) 22:29:09.29 ID:Xbpb3Tty0
提督「しかし、これでは埒が明かないな。神通、そこの湯呑を取ってくれるかい?」
神通「? は、はい」
提督「せっかくだ。二人で淹れよう」
神通「……! はい……!」
神通「? は、はい」
提督「せっかくだ。二人で淹れよう」
神通「……! はい……!」
23: 2015/12/12(土) 22:35:49.50 ID:Xbpb3Tty0
―――――――
提督「いや、我ながら美味しいお茶が入ったなぁ」ズズズ
神通「はい……。とても美味しいです」
提督「神通の淹れてくれたものほどではないけどね」
神通「……いえ、そんなことはありません」
提督「さて、せっかくだし、お茶請けでもとってこようか」ヨッコイショ
神通「でしたら、私が……」スクッ
提督「……」ジッ
神通「?」オドオド
提督「ふ……ははははは。だから神通は、寛いでいてくれていいのに。本当に君は、いいお嫁さんになるよ」
神通「……/// あ、ありがとう……ございます///」カァ
提督「いや、我ながら美味しいお茶が入ったなぁ」ズズズ
神通「はい……。とても美味しいです」
提督「神通の淹れてくれたものほどではないけどね」
神通「……いえ、そんなことはありません」
提督「さて、せっかくだし、お茶請けでもとってこようか」ヨッコイショ
神通「でしたら、私が……」スクッ
提督「……」ジッ
神通「?」オドオド
提督「ふ……ははははは。だから神通は、寛いでいてくれていいのに。本当に君は、いいお嫁さんになるよ」
神通「……/// あ、ありがとう……ございます///」カァ
24: 2015/12/12(土) 22:37:42.77 ID:Xbpb3Tty0
提督「まあこの部屋には最初から、そんな気の利いたものはないんだけどね」
神通「そ、そう……なのですか?」
提督「ああ。神通をからかいたくてね」
神通「……提督……あまりにしつこいと……お、怒りますよ……!」プクゥ
提督「ははは。怒った神通も、さぞかし可愛いんだろうね」ナデナデ
神通「も、もう……」プイ
提督(……凛々しい神通も好きだけど、こっちの神通もやっぱりいいな)
神通「そ、そう……なのですか?」
提督「ああ。神通をからかいたくてね」
神通「……提督……あまりにしつこいと……お、怒りますよ……!」プクゥ
提督「ははは。怒った神通も、さぞかし可愛いんだろうね」ナデナデ
神通「も、もう……」プイ
提督(……凛々しい神通も好きだけど、こっちの神通もやっぱりいいな)
25: 2015/12/12(土) 22:41:47.59 ID:Xbpb3Tty0
提督「すまない、神通。少し悪ふざけが過ぎたよ」
神通「い、いえ……私もまだ怒ってはいないので……」アタフタ
提督(でも、こういう反応をされると、少し弄りたくなるんだよな……)
提督「神通は今日、僕のために来てくれたんだ。それなのに失礼なことをしてしまったよ」
神通「! ……そ、そうです。耳掃除をしたいので……」
提督「そうだね。耳かき棒を取ってこようか」
神通「でしたら――」
提督「っぷ。ふふふ。またこれかい?」
神通「あ……。す、すみません」ショボン
神通「い、いえ……私もまだ怒ってはいないので……」アタフタ
提督(でも、こういう反応をされると、少し弄りたくなるんだよな……)
提督「神通は今日、僕のために来てくれたんだ。それなのに失礼なことをしてしまったよ」
神通「! ……そ、そうです。耳掃除をしたいので……」
提督「そうだね。耳かき棒を取ってこようか」
神通「でしたら――」
提督「っぷ。ふふふ。またこれかい?」
神通「あ……。す、すみません」ショボン
26: 2015/12/12(土) 22:43:04.79 ID:Xbpb3Tty0
――――――――――――
神通「では……提督は、私の膝に頭を乗せてください」
提督「なんと、膝枕か。これは楽しみだ」
神通「こ、これが一番やりやすいので……」
提督「なら、お言葉に甘えて……」ヨッコイショ
ピト
神通「ど、どうでしょうか……?」
提督「ああ……最高だ……! 頭がしっかりと受け止められる感覚……それに、神通のスベスベなフトモモが気持ちいい。まるで雲の上にいるような気分だ……! それに、神通のいい香りが――」
プニッ
神通「は、恥ずかしいので……その……や、やめてください」
提督(じ、神通に頬をプニプニされた……。可愛らしい指先だ……!)
神通「では……提督は、私の膝に頭を乗せてください」
提督「なんと、膝枕か。これは楽しみだ」
神通「こ、これが一番やりやすいので……」
提督「なら、お言葉に甘えて……」ヨッコイショ
ピト
神通「ど、どうでしょうか……?」
提督「ああ……最高だ……! 頭がしっかりと受け止められる感覚……それに、神通のスベスベなフトモモが気持ちいい。まるで雲の上にいるような気分だ……! それに、神通のいい香りが――」
プニッ
神通「は、恥ずかしいので……その……や、やめてください」
提督(じ、神通に頬をプニプニされた……。可愛らしい指先だ……!)
27: 2015/12/12(土) 22:48:55.64 ID:Xbpb3Tty0
神通「……では……始めますね」
提督「ああ。お願いするよ」
サリッ サリ サリ サリ
提督(まずは耳の入り口からか。棒がやさしく耳に触れている……。すこし、こそばゆいな。だが、耳垢をカリカリとされるのは、なかなかに気分がいい)
提督「ところで神通」
神通「な……なんでしょう?」カリカリ
提督「耳垢なんだけど……どんな感じだい? 自分では見えないからね」
神通「そうですね……。……鳥肌が立っているような……と言えば分りますか? 細かいのがたくさんついている感じです」ピタ
提督「なるほど、それは気持ち悪いな」
神通「はい。……なるべく落としたくないので……動かないようにして頂けると、嬉しいです」
提督「ああ。わかった」
提督「ああ。お願いするよ」
サリッ サリ サリ サリ
提督(まずは耳の入り口からか。棒がやさしく耳に触れている……。すこし、こそばゆいな。だが、耳垢をカリカリとされるのは、なかなかに気分がいい)
提督「ところで神通」
神通「な……なんでしょう?」カリカリ
提督「耳垢なんだけど……どんな感じだい? 自分では見えないからね」
神通「そうですね……。……鳥肌が立っているような……と言えば分りますか? 細かいのがたくさんついている感じです」ピタ
提督「なるほど、それは気持ち悪いな」
神通「はい。……なるべく落としたくないので……動かないようにして頂けると、嬉しいです」
提督「ああ。わかった」
28: 2015/12/12(土) 22:55:01.83 ID:Xbpb3Tty0
神通「そ、それでは、もう一度……」
サリッ サリッ サリッ サリッ
ッズ ッズ ッズ ッズ
提督(それにしても、柔らかいタッチだ。段々と、気持ちがよくなってきた)ゾクゾク
神通「……軽くなぞっただけでも、ぽろぽろと剥がれますね」カリカリ
ザリザリザリ
ペリッ
提督(張り付いた細かい耳垢が、ぺりっと剥がされる感覚。虫は脱皮したとき、気持ちいいと感じるようだが、それもわかる気がする……。なんて、絵本の知識だけど)ゾクゾク
クリッ クリッ クリッ クリッ
ペリッ ペリッ ペリッ ペリッ
カリッカリリリリリ
提督(耳垢が剥がされて……少しずつ奥に入っていく……。入り口から少し入ったところをカリカリされるの……心地いいな……)
サリッ サリッ サリッ サリッ
ッズ ッズ ッズ ッズ
提督(それにしても、柔らかいタッチだ。段々と、気持ちがよくなってきた)ゾクゾク
神通「……軽くなぞっただけでも、ぽろぽろと剥がれますね」カリカリ
ザリザリザリ
ペリッ
提督(張り付いた細かい耳垢が、ぺりっと剥がされる感覚。虫は脱皮したとき、気持ちいいと感じるようだが、それもわかる気がする……。なんて、絵本の知識だけど)ゾクゾク
クリッ クリッ クリッ クリッ
ペリッ ペリッ ペリッ ペリッ
カリッカリリリリリ
提督(耳垢が剥がされて……少しずつ奥に入っていく……。入り口から少し入ったところをカリカリされるの……心地いいな……)
29: 2015/12/12(土) 22:58:19.93 ID:Xbpb3Tty0
神通「提督……痛くはないですか……?」カリッカリ
提督「ああ……問題ないよ……。すごく気持ちがいい……」ゾクゾク
神通「ふふ……そう、ですか……」カキカキ
スリッ スリスリスリ
ザッ ザリッ ザリッ ザリッ
ペリン
提督(ああぁぁ、ず、ずいぶんと気持ちがよくなってきた……! もう少し、強く掻いてほしい感じもするけど……慎重すぎるくらいの手つきに、神通らしさを感じる。それに、神通の深い吐息が……頬を通り過ぎていく……)ゾクゾクゾク
提督(それにしても、神通のフトモモ……柔らかい……! 力が抜けてしまっても、しっかりと支えてくれる……。ついつい、顔を埋めたくなってしまう……)モゾ
神通「あ……。提督……ダメですよ。動かないでください……! 怪我しちゃいますから……」
提督「あ、ああ。すまない」
提督(神通の声……綺麗だ。しっかり喉から発せられているのに、囁き声のような柔らかさがある。……こう、神通の声で叱られるのも、悪くないな……)
提督「ああ……問題ないよ……。すごく気持ちがいい……」ゾクゾク
神通「ふふ……そう、ですか……」カキカキ
スリッ スリスリスリ
ザッ ザリッ ザリッ ザリッ
ペリン
提督(ああぁぁ、ず、ずいぶんと気持ちがよくなってきた……! もう少し、強く掻いてほしい感じもするけど……慎重すぎるくらいの手つきに、神通らしさを感じる。それに、神通の深い吐息が……頬を通り過ぎていく……)ゾクゾクゾク
提督(それにしても、神通のフトモモ……柔らかい……! 力が抜けてしまっても、しっかりと支えてくれる……。ついつい、顔を埋めたくなってしまう……)モゾ
神通「あ……。提督……ダメですよ。動かないでください……! 怪我しちゃいますから……」
提督「あ、ああ。すまない」
提督(神通の声……綺麗だ。しっかり喉から発せられているのに、囁き声のような柔らかさがある。……こう、神通の声で叱られるのも、悪くないな……)
30: 2015/12/12(土) 23:04:58.46 ID:Xbpb3Tty0
神通「ふふ。……なんだか、提督が……子供みたい」ナデナデ
提督「じ、神通……!?」ナデラレナデラレ
神通「あ……すみません……お気に障りましたか……?」
提督「い、いや。少し驚いただけだよ。それよりも、嫌でなければなんだけど……。もう少し撫でてくれるかな……?」
神通「は、はい……」ナデナデ
提督「子供みたい……か」ナデラレナデラレ
提督「昔は……母さんによく、こうしてもらっていたよ」
神通「……お母様、ですか……。今はどちらに……?」
提督「実家で元気にやってるよ。最近は妙に便りが多くてね。実家に帰って来いだの、いい子は見つけたのかだの」
神通「そう、ですか……。帰る家があると言うのは……羨ましいです」
提督「それじゃあ、近いうちに神通を紹介しにいかなければね。そうすれば、うちが神通の帰る家になる」
神通「……て、提督……それは、どういう……///」カァァ
提督「そのままの意味さ」
提督「じ、神通……!?」ナデラレナデラレ
神通「あ……すみません……お気に障りましたか……?」
提督「い、いや。少し驚いただけだよ。それよりも、嫌でなければなんだけど……。もう少し撫でてくれるかな……?」
神通「は、はい……」ナデナデ
提督「子供みたい……か」ナデラレナデラレ
提督「昔は……母さんによく、こうしてもらっていたよ」
神通「……お母様、ですか……。今はどちらに……?」
提督「実家で元気にやってるよ。最近は妙に便りが多くてね。実家に帰って来いだの、いい子は見つけたのかだの」
神通「そう、ですか……。帰る家があると言うのは……羨ましいです」
提督「それじゃあ、近いうちに神通を紹介しにいかなければね。そうすれば、うちが神通の帰る家になる」
神通「……て、提督……それは、どういう……///」カァァ
提督「そのままの意味さ」
31: 2015/12/12(土) 23:11:28.04 ID:Xbpb3Tty0
神通「またそうやって……。からかわないでください……」プクゥ
提督「ははは。からかったつもりはないよ」
神通「知りません……!」
提督「神通の反応は、いつも可愛らしいから。つい……ね」
神通「……わかりました。提督がそこまでするなら……私にも考えがあります」
提督「え? なにを――!?」
スーッスッスッスー
スリスリスリスリ
提督(み、耳かき棒で耳介に掻き始めた?!!?!? 今までよりも少し強いタッチで、溝の中を棒が走っていく!?!?!?)ゾクゾク
スリーッ スリーッ スリーッ
神通「……どうですか、提督? 気持ちいい……ですよね」
提督(な、なんでそんなに自信満々なんだ……!?!? た、確かに気持ちがいいけど……!)ゾクゾクゾクゾク
提督「ははは。からかったつもりはないよ」
神通「知りません……!」
提督「神通の反応は、いつも可愛らしいから。つい……ね」
神通「……わかりました。提督がそこまでするなら……私にも考えがあります」
提督「え? なにを――!?」
スーッスッスッスー
スリスリスリスリ
提督(み、耳かき棒で耳介に掻き始めた?!!?!? 今までよりも少し強いタッチで、溝の中を棒が走っていく!?!?!?)ゾクゾク
スリーッ スリーッ スリーッ
神通「……どうですか、提督? 気持ちいい……ですよね」
提督(な、なんでそんなに自信満々なんだ……!?!? た、確かに気持ちがいいけど……!)ゾクゾクゾクゾク
32: 2015/12/12(土) 23:18:20.80 ID:Xbpb3Tty0
神通「…………」サリサリサリ
提督(あああああ!? ま、まるで耳の中を柔らかくかき混ぜられているようだ……!)ゾクゾクゾクゾク
神通「……」フゥ~
提督(!?!?!! じ、神通が吐息を……! ふ、吹きかけてきた!??!!? や、柔らかい……神通は吐息まで柔らかいのか……? って僕は何を言ってるんだろうか)ゾクゾクゾクゾク
神通「ふふふ……。どうですか? ……しっかり、気持ちよくなれていますか?」サリサリ
提督「き、気持ちいい……」ゾクゾク
神通「……」ペロン
提督(ん? 神通が耳介をめくった? なんだか、つまれているのだけでも気持ちがいい)トローン
提督(あああああ!? ま、まるで耳の中を柔らかくかき混ぜられているようだ……!)ゾクゾクゾクゾク
神通「……」フゥ~
提督(!?!?!! じ、神通が吐息を……! ふ、吹きかけてきた!??!!? や、柔らかい……神通は吐息まで柔らかいのか……? って僕は何を言ってるんだろうか)ゾクゾクゾクゾク
神通「ふふふ……。どうですか? ……しっかり、気持ちよくなれていますか?」サリサリ
提督「き、気持ちいい……」ゾクゾク
神通「……」ペロン
提督(ん? 神通が耳介をめくった? なんだか、つまれているのだけでも気持ちがいい)トローン
33: 2015/12/12(土) 23:21:16.43 ID:Xbpb3Tty0
神通「……耳の裏側も……綺麗にしなくてはダメですよ」スリスリ
スーッ スーッ スーッ スーッ
スリースリリリリ
提督(み、耳の裏側まで??!!??!? これは、想像以上にゾクゾクする……!?!?!)ゾクゾク
提督(あ、あぁぁぁぁ。耳介の裏側、耳と頭の付け根の部分に棒が触れて……。すりっすりっという音と一緒に、快感が……。す、すごい……耳の中の時よりも……気持ちいい)ゾクゾクゾクゾク
神通「……提督がいじめるので……お返しです……♪」フゥ~
提督(神通に耳を引っ張られて……気持ちいいところを何度も掻かれて……柔らかく息を吹きかけられる……。なんだ、これ…………!)トローン
神通「……提督……あ、あの……返事がないのですが……大丈夫でしょうか……?」
提督「あ、ああ。き、きもちが……よかっただけだよ」トローン
神通「……眠たいのですか……?」ナデナデ
提督「ああ、な、なんだかね……」トローン
神通「いつでも、眠ってください……」ナデナデ
提督「あ、ああ……」
スーッ スーッ スーッ スーッ
スリースリリリリ
提督(み、耳の裏側まで??!!??!? これは、想像以上にゾクゾクする……!?!?!)ゾクゾク
提督(あ、あぁぁぁぁ。耳介の裏側、耳と頭の付け根の部分に棒が触れて……。すりっすりっという音と一緒に、快感が……。す、すごい……耳の中の時よりも……気持ちいい)ゾクゾクゾクゾク
神通「……提督がいじめるので……お返しです……♪」フゥ~
提督(神通に耳を引っ張られて……気持ちいいところを何度も掻かれて……柔らかく息を吹きかけられる……。なんだ、これ…………!)トローン
神通「……提督……あ、あの……返事がないのですが……大丈夫でしょうか……?」
提督「あ、ああ。き、きもちが……よかっただけだよ」トローン
神通「……眠たいのですか……?」ナデナデ
提督「ああ、な、なんだかね……」トローン
神通「いつでも、眠ってください……」ナデナデ
提督「あ、ああ……」
34: 2015/12/12(土) 23:23:55.27 ID:Xbpb3Tty0
神通「では……先に反対側をやりましょうか……? こちらは大体終りましたし……」
提督「……そうだね……そうしてくれるかい……?」ネムネム
神通「それでは……提督?」
提督「ああ、わかっているよ」ヨッコイショ
神通「はい。……反対にしてください」ガシックルン
提督「え?」ポスン
提督(じ、神通……!? だ、大胆だ……。まさか二人の位置を変えずに、頭だけを回すなんて……! これじゃあ、神通のお腹が目の前に……!? す、スカートが短いせいか……中が見えそうだ……!?!?)ギョッ
神通「提督は……リラックスしていてください」ナデナデ
提督「あ、ああ」ナデラレナデラレ
提督(神通の手つき……優しいな……。姉はいたことなかったが……もしいたとしたら、こんな感じなのだろうか……。神通が……こんなおっさんの姉か……。いけない、眠気が)ネムネム
提督「……そうだね……そうしてくれるかい……?」ネムネム
神通「それでは……提督?」
提督「ああ、わかっているよ」ヨッコイショ
神通「はい。……反対にしてください」ガシックルン
提督「え?」ポスン
提督(じ、神通……!? だ、大胆だ……。まさか二人の位置を変えずに、頭だけを回すなんて……! これじゃあ、神通のお腹が目の前に……!? す、スカートが短いせいか……中が見えそうだ……!?!?)ギョッ
神通「提督は……リラックスしていてください」ナデナデ
提督「あ、ああ」ナデラレナデラレ
提督(神通の手つき……優しいな……。姉はいたことなかったが……もしいたとしたら、こんな感じなのだろうか……。神通が……こんなおっさんの姉か……。いけない、眠気が)ネムネム
35: 2015/12/12(土) 23:29:41.46 ID:Xbpb3Tty0
神通「……提督。安心して、眠ってください。神通は、いつまでもここにいますから……」
提督「じん……つう……」トローン
ザリッ ザリッ ザリッ ザリッ
提督(耳の入り口に溜まった耳垢が、剥がされていく。耳垢に隠されていた肌が、空気に触れる快感……。それが、全身を駆け巡っていく)ゾクゾク
ズッ ズズズズズズ
ズリッ ズリッ ズリ
スーッリ スーッリ スーッリ
提督(目の前の……神通のお腹……いい香りがする……。フトモモも、相変わらず柔らかい。女の子って、みんなこうなのだろうか……。眠るなら、このお腹に顔を埋めて眠ってみたいな……。お願いすればしてくれるのだろうか)ネムネム
神通「こちらも、ぽろぽろ取れていきますね……。……このまま、少し奥に行きますね」カキカキ
ッザリ ッザリ ッザリ ッザリ
スーッ スーッ スーッ
提督(耳垢を剥がしていく合間に……隙あらば耳介に棒を走らせてくる……。神通、気持ち良くしようと頑張ってくれているのか……)トローン
提督「じん……つう……」トローン
ザリッ ザリッ ザリッ ザリッ
提督(耳の入り口に溜まった耳垢が、剥がされていく。耳垢に隠されていた肌が、空気に触れる快感……。それが、全身を駆け巡っていく)ゾクゾク
ズッ ズズズズズズ
ズリッ ズリッ ズリ
スーッリ スーッリ スーッリ
提督(目の前の……神通のお腹……いい香りがする……。フトモモも、相変わらず柔らかい。女の子って、みんなこうなのだろうか……。眠るなら、このお腹に顔を埋めて眠ってみたいな……。お願いすればしてくれるのだろうか)ネムネム
神通「こちらも、ぽろぽろ取れていきますね……。……このまま、少し奥に行きますね」カキカキ
ッザリ ッザリ ッザリ ッザリ
スーッ スーッ スーッ
提督(耳垢を剥がしていく合間に……隙あらば耳介に棒を走らせてくる……。神通、気持ち良くしようと頑張ってくれているのか……)トローン
36: 2015/12/12(土) 23:37:05.83 ID:Xbpb3Tty0
神通「……提督……?」カリカリ
提督「どう、したんだい?」トローン
神通「さきほど……提督は、私をお母様に紹介する……とおっしゃいましたね……」
ズ、ズッズッズッズ
チョ、チョッチョチョン
提督「ああ」トローン
神通「……はぐらかさないで、教えて頂けませんか……? なぜ、私を……?」カリカリ
提督「……決まってる、じゃないか……それは、神通を――」
神通「」ゴクリ
提督「……いや、やっぱりやめよう。……こんな時に言っても、格好が……つかないからね」トローン
提督「どう、したんだい?」トローン
神通「さきほど……提督は、私をお母様に紹介する……とおっしゃいましたね……」
ズ、ズッズッズッズ
チョ、チョッチョチョン
提督「ああ」トローン
神通「……はぐらかさないで、教えて頂けませんか……? なぜ、私を……?」カリカリ
提督「……決まってる、じゃないか……それは、神通を――」
神通「」ゴクリ
提督「……いや、やっぱりやめよう。……こんな時に言っても、格好が……つかないからね」トローン
37: 2015/12/12(土) 23:44:55.13 ID:Xbpb3Tty0
神通「……そう、ですか」カリカリ
提督「……待っていてくれるかい……? 僕の……覚悟が決まるまで……」ネムネム
スリッスリスリスリ
クッ クッ クッ クッ
神通「……はい。……あまり、待たせないでください……ね?」
提督「ああ……約束だ……」コックリコックリ
神通「……無理を、なさらないでください……。お休みする時間は、いくらでもあります……」ナデナデ
提督「……そう。だな……。すまないね、神通……zzz」スゥウウ
神通「……」カリカリ
神通「……本当に……意地悪な人です……♪」ナデナデ
提督「」スピー
――――
―――
――
―
提督「……待っていてくれるかい……? 僕の……覚悟が決まるまで……」ネムネム
スリッスリスリスリ
クッ クッ クッ クッ
神通「……はい。……あまり、待たせないでください……ね?」
提督「ああ……約束だ……」コックリコックリ
神通「……無理を、なさらないでください……。お休みする時間は、いくらでもあります……」ナデナデ
提督「……そう。だな……。すまないね、神通……zzz」スゥウウ
神通「……」カリカリ
神通「……本当に……意地悪な人です……♪」ナデナデ
提督「」スピー
――――
―――
――
―
38: 2015/12/12(土) 23:48:59.47 ID:Xbpb3Tty0
――――二週間後・執務室
提督「――この輸送船を、深海棲艦が襲撃。船員を閉じ込め、どこからかへ『護送』しているようだ。実質、彼らは深海棲艦の人質となったと言っても過言ではない。どうやら、大本営はこの輸送船の『積荷』がご心配のようだ」
神通「」ビシッ
陽炎「」ビシッ
不知火「」ビシッ
涼風「」ビシッ
朝潮「」ビシッ
曙「」ビシッ
提督「現在、第二並びに第三艦隊が、奴らの目を引き付けている。その隙に、君達第一艦隊が突入。その輸送船ごと、船員・積荷を奪還してほしい」
提督「この一件は、我ら人類の持つ残り少ない海が、またも奴らに奪われたことを意味している。人類の威信にかけて、深海棲艦どもに一泡吹かせてやれ!!」
第一艦隊「はい!」
提督「――この輸送船を、深海棲艦が襲撃。船員を閉じ込め、どこからかへ『護送』しているようだ。実質、彼らは深海棲艦の人質となったと言っても過言ではない。どうやら、大本営はこの輸送船の『積荷』がご心配のようだ」
神通「」ビシッ
陽炎「」ビシッ
不知火「」ビシッ
涼風「」ビシッ
朝潮「」ビシッ
曙「」ビシッ
提督「現在、第二並びに第三艦隊が、奴らの目を引き付けている。その隙に、君達第一艦隊が突入。その輸送船ごと、船員・積荷を奪還してほしい」
提督「この一件は、我ら人類の持つ残り少ない海が、またも奴らに奪われたことを意味している。人類の威信にかけて、深海棲艦どもに一泡吹かせてやれ!!」
第一艦隊「はい!」
39: 2015/12/12(土) 23:52:50.70 ID:Xbpb3Tty0
提督「神通、艦隊を頼む。華の二水戦の力、頼りにしているよ」
神通「……はい……!」
提督「それじゃあ、神通。後ろを向いて」つハチマキ
神通「……はい」クル
ファサ シュル
陽炎「……///」
クイッ
不知火「……///」
シュルル
曙(なんで見ているだけのあたしが、こんなにドキドキしなくちゃいけないの!?///)
シュ…ッキュッ!
神通「……はい……!」
提督「それじゃあ、神通。後ろを向いて」つハチマキ
神通「……はい」クル
ファサ シュル
陽炎「……///」
クイッ
不知火「……///」
シュルル
曙(なんで見ているだけのあたしが、こんなにドキドキしなくちゃいけないの!?///)
シュ…ッキュッ!
40: 2015/12/12(土) 23:53:44.70 ID:Xbpb3Tty0
提督「はい、できた」
神通(ハチマキ装備)「提督。ありがとうございます」キッ!
提督「……よし、暴れてこい!」
提督「第一艦隊! 出撃!!」
神通「神通!! 行きますっ!!!」
おわり
神通(ハチマキ装備)「提督。ありがとうございます」キッ!
提督「……よし、暴れてこい!」
提督「第一艦隊! 出撃!!」
神通「神通!! 行きますっ!!!」
おわり
41: 2015/12/12(土) 23:58:51.30 ID:Xbpb3Tty0
以上です。
かなり駆け足&マイペースでしたがありがとうございました。
次は蒼龍編でいきたいと思います。
かなり駆け足&マイペースでしたがありがとうございました。
次は蒼龍編でいきたいと思います。
46: 2015/12/13(日) 00:30:59.66 ID:PkYIfFK5O
乙です
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