1: 2016/09/10(土) 20:10:07.43 ID:jphEpC73.net
【四月・音ノ木坂屋上】
穂乃果「いい考えだと思うんだけどな…」
希「…」
穂乃果「…よし」
ザッ クルクル スタッ
希(あ、あれ?…もう練習始めちゃった…このままやとピアノの音に気づかないかも)
ドタッ
穂乃果「いったぁーい!」
希「高坂さん!大丈夫!?」タタッ
穂乃果「いたた…えっ」
希「大変や!ケガしてるやん?保健室行こ!」
穂乃果「ちょっ…わぁ!?」
希「ウチが連れてってあげるからね!」
穂乃果(…お、お姫さま抱っこってやつ?///)
穂乃果「あ、あの…副会長さん?…全然大したケガとかじゃないんで…」
希「おやっ、あの音は何かな?」
穂乃果「え…?」
ミズガー♪ナクチャターイヘン
穂乃果「ピアノと、誰かの歌声…音楽室かな?」
希「じゃあ行ってみよっか?」
穂乃果「あの…私、自分で歩けますから…下ろしてください///」
希「そ?…じゃあウチはもう行くね」
穂乃果「…は、はい///」ドキドキ
『大丈夫!?』
穂乃果(副会長さん…ほとんど話したことなかったのに、あんなに慌てて…私のこと心配してくれたんだ)
穂乃果「っと…音楽室、音楽室…」
穂乃果「いい考えだと思うんだけどな…」
希「…」
穂乃果「…よし」
ザッ クルクル スタッ
希(あ、あれ?…もう練習始めちゃった…このままやとピアノの音に気づかないかも)
ドタッ
穂乃果「いったぁーい!」
希「高坂さん!大丈夫!?」タタッ
穂乃果「いたた…えっ」
希「大変や!ケガしてるやん?保健室行こ!」
穂乃果「ちょっ…わぁ!?」
希「ウチが連れてってあげるからね!」
穂乃果(…お、お姫さま抱っこってやつ?///)
穂乃果「あ、あの…副会長さん?…全然大したケガとかじゃないんで…」
希「おやっ、あの音は何かな?」
穂乃果「え…?」
ミズガー♪ナクチャターイヘン
穂乃果「ピアノと、誰かの歌声…音楽室かな?」
希「じゃあ行ってみよっか?」
穂乃果「あの…私、自分で歩けますから…下ろしてください///」
希「そ?…じゃあウチはもう行くね」
穂乃果「…は、はい///」ドキドキ
『大丈夫!?』
穂乃果(副会長さん…ほとんど話したことなかったのに、あんなに慌てて…私のこと心配してくれたんだ)
穂乃果「っと…音楽室、音楽室…」
2: 2016/09/10(土) 20:12:41.96 ID:jphEpC73.net
【放課後】
穂乃果(アイドル部の申請のために、三人で生徒会室へ行くことにしたよ。…副会長さんいるかな?)
コンコン
希「はーい。どうぞ」
穂乃果(いた。副会長さんの声だ///)ドキドキ
ガチャ
穂乃果「あいど…っ、アイドル部、設立のしんせん…申請書です」
海未(?…穂乃果は何を慌ててるんでしょうか…)
穂乃果「…」チラ
希「?」ニコ
穂乃果「…///」
希「あと二人やね」
穂乃果「えっ。…二人って?」
絵里「自分から持ってきておいて、話を聞いていなかったの?」
穂乃果「ご、ごめんなさい…」シュン
穂乃果(どうしよう…副会長さんのことで頭がいっぱいで、全然聞いてなかった)ヒヤアセ
希「新しく部活動を作るには五人必要やから、あと二人いないと申請は受けられないよって話や」
穂乃果「そっか。…ありがとうございます♪」
希「いえいえ♪」
穂乃果(副会長さん、優しいな…ちゃんとフォローしてくれた)
穂乃果「失礼しました」
パタン
【外】
穂乃果(副会長さん…東條希っていうんだ。東條先輩…って呼んでみたいな)
ことり「がっかりしないで。穂乃果ちゃん…」
穂乃果「…すっごく素敵な人だったね///」
ことうみ「えっ」
穂乃果(誰にでもするわけじゃないよね?…恥ずかしかったけど、副会長さんに抱っこしてもらった♪…転んだ痛みなんてどっか飛んでっちゃったよ。エヘヘ)
海未「なんだかボーッとしていたようですけど…大丈夫ですか穂乃果?」
穂乃果「う、うん。大丈夫だよっ」
穂乃果(アイドル部の申請のために、三人で生徒会室へ行くことにしたよ。…副会長さんいるかな?)
コンコン
希「はーい。どうぞ」
穂乃果(いた。副会長さんの声だ///)ドキドキ
ガチャ
穂乃果「あいど…っ、アイドル部、設立のしんせん…申請書です」
海未(?…穂乃果は何を慌ててるんでしょうか…)
穂乃果「…」チラ
希「?」ニコ
穂乃果「…///」
希「あと二人やね」
穂乃果「えっ。…二人って?」
絵里「自分から持ってきておいて、話を聞いていなかったの?」
穂乃果「ご、ごめんなさい…」シュン
穂乃果(どうしよう…副会長さんのことで頭がいっぱいで、全然聞いてなかった)ヒヤアセ
希「新しく部活動を作るには五人必要やから、あと二人いないと申請は受けられないよって話や」
穂乃果「そっか。…ありがとうございます♪」
希「いえいえ♪」
穂乃果(副会長さん、優しいな…ちゃんとフォローしてくれた)
穂乃果「失礼しました」
パタン
【外】
穂乃果(副会長さん…東條希っていうんだ。東條先輩…って呼んでみたいな)
ことり「がっかりしないで。穂乃果ちゃん…」
穂乃果「…すっごく素敵な人だったね///」
ことうみ「えっ」
穂乃果(誰にでもするわけじゃないよね?…恥ずかしかったけど、副会長さんに抱っこしてもらった♪…転んだ痛みなんてどっか飛んでっちゃったよ。エヘヘ)
海未「なんだかボーッとしていたようですけど…大丈夫ですか穂乃果?」
穂乃果「う、うん。大丈夫だよっ」
5: 2016/09/10(土) 20:15:34.29 ID:jphEpC73.net
穂乃果(廃校も何とかしなくちゃいけないけど…副会長さんが卒業しちゃう前に、もっとお話したいな。仲良くなれるかな?)
穂乃果「だってー可能性感じたんだ♪」
穂乃果(…でも素敵な人だし、彼女とかいるかも…あー!なんで去年何もしなかったんだろ…もっと早く知り合ってたら…)
穂乃果「後悔したーくないめーのまえに、ぼくらの道があるー♪」
【後日】
穂乃果(ライブやるために講堂を借りるんだ。…また副会長さんに会える♪)
希「新入生歓迎会の日の放課後やな」
穂乃果(これなら覚えてもらえるはず…副会長さん、見に来てくれるといいなぁ)
希「とやかく言う権利はないはずや」
穂乃果(やっぱり素敵だなぁ♪…生徒会長も副会長さんにはかなわない感じ?)
穂乃果(…でも、生徒会長は副会長さんと仲いいのかな。うらやましいな…)
【中庭】
穂乃果(生徒会長って性格はキツそうだけど美人だよね…やっぱり副会長さんも、生徒会長みたいな人が好みだったりするのかな…)
海未「ちゃんと話したじゃないですか!アイドルのことは伏せておいて、借りるだけ借りておこうと…」
穂乃果「…」ハァ
海未「…穂乃果?」
穂乃果「あ…ごめん海未ちゃん。何?」
海未「どうしたんです?…この間から、時々ボーッとして…」
穂乃果「な、何でもないよ。…いやー今日もパンがうまいっ♪」パク
海未「またパンですか?お昼前に…太りますよ」
穂乃果「え」
穂乃果(ただでさえ勝ち目がなさそうなのに、私が太ったりしたら…副会長さんに嫌われちゃうかな?)
※穂乃果の妄想
希「カードがウチに…いたた」
絵里「どうしたの?…筋肉痛?」
希「いやぁ、昨日めっちゃ重いもん運んでて…」
穂乃果(二度と抱っこしてもらえなくなるかも…)
穂乃果「えっと…もう一個あるから、海未ちゃんも食べる?」
海未「いえ。私は要りませんが…」
ヒデコ「お二人さーん!」
穂乃果「だってー可能性感じたんだ♪」
穂乃果(…でも素敵な人だし、彼女とかいるかも…あー!なんで去年何もしなかったんだろ…もっと早く知り合ってたら…)
穂乃果「後悔したーくないめーのまえに、ぼくらの道があるー♪」
【後日】
穂乃果(ライブやるために講堂を借りるんだ。…また副会長さんに会える♪)
希「新入生歓迎会の日の放課後やな」
穂乃果(これなら覚えてもらえるはず…副会長さん、見に来てくれるといいなぁ)
希「とやかく言う権利はないはずや」
穂乃果(やっぱり素敵だなぁ♪…生徒会長も副会長さんにはかなわない感じ?)
穂乃果(…でも、生徒会長は副会長さんと仲いいのかな。うらやましいな…)
【中庭】
穂乃果(生徒会長って性格はキツそうだけど美人だよね…やっぱり副会長さんも、生徒会長みたいな人が好みだったりするのかな…)
海未「ちゃんと話したじゃないですか!アイドルのことは伏せておいて、借りるだけ借りておこうと…」
穂乃果「…」ハァ
海未「…穂乃果?」
穂乃果「あ…ごめん海未ちゃん。何?」
海未「どうしたんです?…この間から、時々ボーッとして…」
穂乃果「な、何でもないよ。…いやー今日もパンがうまいっ♪」パク
海未「またパンですか?お昼前に…太りますよ」
穂乃果「え」
穂乃果(ただでさえ勝ち目がなさそうなのに、私が太ったりしたら…副会長さんに嫌われちゃうかな?)
※穂乃果の妄想
希「カードがウチに…いたた」
絵里「どうしたの?…筋肉痛?」
希「いやぁ、昨日めっちゃ重いもん運んでて…」
穂乃果(二度と抱っこしてもらえなくなるかも…)
穂乃果「えっと…もう一個あるから、海未ちゃんも食べる?」
海未「いえ。私は要りませんが…」
ヒデコ「お二人さーん!」
8: 2016/09/10(土) 20:20:13.73 ID:jphEpC73.net
穂乃果「ヒデコ!お腹すいてない?」
ヒデコ「へ?」
【二年教室】
海未「素足に、この短いスカートということでしょうか?」
穂乃果(…私の脚、ちょっと太いかなぁ?)
【放課後】
穂乃果「ここだと邪魔になりそうだね…」
ザッザッ ファイッ↓トォー↑
穂乃果「…」
『できるの?…そんな状態で』
『太りますよ』
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「ちょっと走ってくる!」ダッ
ことうみ「えっ」
穂乃果「二人とも、先に行ってて!」タタタ
ことり「穂乃果ちゃん…急にどうしたのかなぁ?」
海未「さあ…?」
【体育館】
ことり「ここも空きはないみたい…」
海未「ほかに使えそうな場所は…」
【空き教室前・廊下】
ことり「鍵がかかってる…」
【職員室】
教師「お前らが?…アイドル?」
【屋上】
海未「ここしかないようですね…」
穂乃果「ことりちゃん、海未ちゃん!」ゼーハー
ことり「穂乃果ちゃん。…ずっと走ってたの?」
穂乃果「う、うん。まあね…」
穂乃果(…途中から室内プールに移動して泳いできた。水泳のほうが好きだから続けられるし、ダイエットになりそうな気もするし)
ヒデコ「へ?」
【二年教室】
海未「素足に、この短いスカートということでしょうか?」
穂乃果(…私の脚、ちょっと太いかなぁ?)
【放課後】
穂乃果「ここだと邪魔になりそうだね…」
ザッザッ ファイッ↓トォー↑
穂乃果「…」
『できるの?…そんな状態で』
『太りますよ』
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「ちょっと走ってくる!」ダッ
ことうみ「えっ」
穂乃果「二人とも、先に行ってて!」タタタ
ことり「穂乃果ちゃん…急にどうしたのかなぁ?」
海未「さあ…?」
【体育館】
ことり「ここも空きはないみたい…」
海未「ほかに使えそうな場所は…」
【空き教室前・廊下】
ことり「鍵がかかってる…」
【職員室】
教師「お前らが?…アイドル?」
【屋上】
海未「ここしかないようですね…」
穂乃果「ことりちゃん、海未ちゃん!」ゼーハー
ことり「穂乃果ちゃん。…ずっと走ってたの?」
穂乃果「う、うん。まあね…」
穂乃果(…途中から室内プールに移動して泳いできた。水泳のほうが好きだから続けられるし、ダイエットになりそうな気もするし)
9: 2016/09/10(土) 20:22:09.98 ID:jphEpC73.net
【高坂家】
ことり「穂乃果ちゃんは食べないの?おだんご」
穂乃果「私は…ほら、毎日飽きるほど食べてるし」
ことり「そっか」モグモグ
穂乃果「あ、あのさ…ことりちゃん、お肌のケアとかってどうしてる?」
ことり「え?…肌?」
穂乃果(痩せるだけじゃダメだよね。副会長さんが私を見てくれるくらい、キレイにならなくちゃ)
【翌朝・神田明神】
穂乃果(…疲れた)ゼーハー
穂乃果(あ…パンやめるのはいいけど、お弁当持ってきてないや)
穂乃果(…まあいいか。ごはんは家でも食べられるし…ダイエットになっていいよね)
希「きみたち」
穂乃果(わあ、キレイな巫女さん…こんな人いるんだ…って、今の声どこかで…?)
穂乃果「副会長さん!?」
希「スピリチュアルな場所やからね」
穂乃果(…私、汗くさくないかな?…まさかこんなところで会うなんて…)
穂乃果(…でも、巫女さんのかっこうの副会長さんも素敵///)
チャリン パン パン
穂乃果(副会長さんと、もっと…)
穂乃果(…いや、神頼みだもん…もっと大胆でもいいよね?)
穂乃果(…希さんの…///)ドキドキ
海未「穂乃果?…行きますよ」
穂乃果「う、うん」
穂乃果(ここに来ればまた会えるかな?…練習きついけど、楽しみだなぁ♪)
【昼・室内プール】
穂乃果(お弁当もないし、あいた時間も特訓だ!)バシャバシャ
穂乃果(…あれ、私こんな遅かったっけ?…なんだろ、思うように力が出ないや…)ザバ
ことり「穂乃果ちゃんは食べないの?おだんご」
穂乃果「私は…ほら、毎日飽きるほど食べてるし」
ことり「そっか」モグモグ
穂乃果「あ、あのさ…ことりちゃん、お肌のケアとかってどうしてる?」
ことり「え?…肌?」
穂乃果(痩せるだけじゃダメだよね。副会長さんが私を見てくれるくらい、キレイにならなくちゃ)
【翌朝・神田明神】
穂乃果(…疲れた)ゼーハー
穂乃果(あ…パンやめるのはいいけど、お弁当持ってきてないや)
穂乃果(…まあいいか。ごはんは家でも食べられるし…ダイエットになっていいよね)
希「きみたち」
穂乃果(わあ、キレイな巫女さん…こんな人いるんだ…って、今の声どこかで…?)
穂乃果「副会長さん!?」
希「スピリチュアルな場所やからね」
穂乃果(…私、汗くさくないかな?…まさかこんなところで会うなんて…)
穂乃果(…でも、巫女さんのかっこうの副会長さんも素敵///)
チャリン パン パン
穂乃果(副会長さんと、もっと…)
穂乃果(…いや、神頼みだもん…もっと大胆でもいいよね?)
穂乃果(…希さんの…///)ドキドキ
海未「穂乃果?…行きますよ」
穂乃果「う、うん」
穂乃果(ここに来ればまた会えるかな?…練習きついけど、楽しみだなぁ♪)
【昼・室内プール】
穂乃果(お弁当もないし、あいた時間も特訓だ!)バシャバシャ
穂乃果(…あれ、私こんな遅かったっけ?…なんだろ、思うように力が出ないや…)ザバ
10: 2016/09/10(土) 20:28:47.00 ID:jphEpC73.net
【夕方・神田明神】
穂乃果(…あ、あれ? まっすぐ走ってるつもりなのに…)クラッ
バタッ
海未「穂乃果!?」
ことり「穂乃果ちゃん!」
真姫「先輩!?」
希「大丈夫!?」
穂乃果(副会長さんの声がする…)
穂乃果「…あ」
穂乃果(また抱っこ…してもらっちゃった///)
穂乃果(嬉しいのに…気が遠くなる…)
【夜・高坂家】
穂乃果「…ん」
穂乃果(私の部屋だ…夢でも見てたのかな?…明神さまで副会長さんに会って…)
希「起きられる?…おうどんさん作ったから食べて」
穂乃果「あ…副会長さん…えっ」
穂乃果「な、なんで!?」ガバッ
穂乃果「…っ」クラクラ
希「慌てないで、ひと休みして…落ち着いたらゆっくり起き上がればいいよ」
穂乃果「は、はい…」
希「高坂さんが急に倒れたから、ウチが家まで連れてきたんや。西木野さんも心配してたよ」
『先輩!?』
穂乃果(…西木野さん、練習見に来てくれたんだ…)
希「…お家の人に聞いたよ。朝ごはん食べないで、お弁当も持たずに出かけたんやって?」
穂乃果「あ…はい。早起きしないといけなくなって…食べてたら遅くなっちゃうし」
希「かなりハードな練習みたいやし、ちゃんと食べなアカンよ。一日目でこんなやったら、今後も続かないやん?」
穂乃果「はい…ごめんなさい。副会長さんにまで迷惑かけて…」
希「ウチのことより、もっと自分自身をいたわってあげて。可愛い女の子がつらい目に遭うの、ウチは好きやないよ」
穂乃果「はい…?」
穂乃果(かわいい…って、誰のこと…?)
穂乃果(…あ、あれ? まっすぐ走ってるつもりなのに…)クラッ
バタッ
海未「穂乃果!?」
ことり「穂乃果ちゃん!」
真姫「先輩!?」
希「大丈夫!?」
穂乃果(副会長さんの声がする…)
穂乃果「…あ」
穂乃果(また抱っこ…してもらっちゃった///)
穂乃果(嬉しいのに…気が遠くなる…)
【夜・高坂家】
穂乃果「…ん」
穂乃果(私の部屋だ…夢でも見てたのかな?…明神さまで副会長さんに会って…)
希「起きられる?…おうどんさん作ったから食べて」
穂乃果「あ…副会長さん…えっ」
穂乃果「な、なんで!?」ガバッ
穂乃果「…っ」クラクラ
希「慌てないで、ひと休みして…落ち着いたらゆっくり起き上がればいいよ」
穂乃果「は、はい…」
希「高坂さんが急に倒れたから、ウチが家まで連れてきたんや。西木野さんも心配してたよ」
『先輩!?』
穂乃果(…西木野さん、練習見に来てくれたんだ…)
希「…お家の人に聞いたよ。朝ごはん食べないで、お弁当も持たずに出かけたんやって?」
穂乃果「あ…はい。早起きしないといけなくなって…食べてたら遅くなっちゃうし」
希「かなりハードな練習みたいやし、ちゃんと食べなアカンよ。一日目でこんなやったら、今後も続かないやん?」
穂乃果「はい…ごめんなさい。副会長さんにまで迷惑かけて…」
希「ウチのことより、もっと自分自身をいたわってあげて。可愛い女の子がつらい目に遭うの、ウチは好きやないよ」
穂乃果「はい…?」
穂乃果(かわいい…って、誰のこと…?)
13: 2016/09/10(土) 20:32:04.00 ID:jphEpC73.net
希「さ、下行こ」
穂乃果「え…わぁ!?…ちょっ、自分で歩けますよ///」
希「ふふ…それ、この間と一緒やね?」
穂乃果(…私が副会長さんを好きになったきっかけ…だけど)
穂乃果(…三回も抱っこしてもらっちゃった。最初の時もそうだったけど、なんか…副会長さん、いい匂いがする///)ドキドキ
フー フー
希「はい。あーん♪」
穂乃果「…自分で食べられますよ///」
希「そう?…熱いから気をつけてね?」
穂乃果(副会長さんが私のために作ってくれたなんて…嬉しくて胸がいっぱいに)
グー
穂乃果(…食べないとおなかはいっぱいにならないや…エヘヘ)
穂乃果「おいしい♪」ツルツル
希「無理なダイエットはアカンよ。毎日あんな練習してたら、三食しっかり食べても太ったりしないよ」
穂乃果「でも…私、重くなかったですか?」
希「命の重さはみんな一緒や。誰でも重くて当然やん?」
穂乃果「そ、そういうことじゃなくて…」
希「そばに園田さんもいたやろ?…高坂さんを抱っこしたくなかったら、ウチはしなかったよ?」
穂乃果「副会長さん…ありがとう///」
希「ふふふ。…まあ、可愛い女の子を抱っこして嬉しくない人はいないと思うよ♪」
穂乃果「私は可愛くないですけど…」
希「そんなことないよ。高坂さんは可愛い♪」ナデナデ
穂乃果「…///」
穂乃果(…つ、次こそは…)ドキドキ
希「じゃあ、また明日やね。今度はお弁当、忘れたらアカンよ?」
穂乃果「はい。…あの、ホントにありがとうございました…東條、先輩」
希「ん。おやすみ、高坂さん」
穂乃果「おやすみなさい♪」
穂乃果(…やっと言えた!)グッ
穂乃果(いつか名前で呼んでもらえるように…頑張ろう♪)
穂乃果「え…わぁ!?…ちょっ、自分で歩けますよ///」
希「ふふ…それ、この間と一緒やね?」
穂乃果(…私が副会長さんを好きになったきっかけ…だけど)
穂乃果(…三回も抱っこしてもらっちゃった。最初の時もそうだったけど、なんか…副会長さん、いい匂いがする///)ドキドキ
フー フー
希「はい。あーん♪」
穂乃果「…自分で食べられますよ///」
希「そう?…熱いから気をつけてね?」
穂乃果(副会長さんが私のために作ってくれたなんて…嬉しくて胸がいっぱいに)
グー
穂乃果(…食べないとおなかはいっぱいにならないや…エヘヘ)
穂乃果「おいしい♪」ツルツル
希「無理なダイエットはアカンよ。毎日あんな練習してたら、三食しっかり食べても太ったりしないよ」
穂乃果「でも…私、重くなかったですか?」
希「命の重さはみんな一緒や。誰でも重くて当然やん?」
穂乃果「そ、そういうことじゃなくて…」
希「そばに園田さんもいたやろ?…高坂さんを抱っこしたくなかったら、ウチはしなかったよ?」
穂乃果「副会長さん…ありがとう///」
希「ふふふ。…まあ、可愛い女の子を抱っこして嬉しくない人はいないと思うよ♪」
穂乃果「私は可愛くないですけど…」
希「そんなことないよ。高坂さんは可愛い♪」ナデナデ
穂乃果「…///」
穂乃果(…つ、次こそは…)ドキドキ
希「じゃあ、また明日やね。今度はお弁当、忘れたらアカンよ?」
穂乃果「はい。…あの、ホントにありがとうございました…東條、先輩」
希「ん。おやすみ、高坂さん」
穂乃果「おやすみなさい♪」
穂乃果(…やっと言えた!)グッ
穂乃果(いつか名前で呼んでもらえるように…頑張ろう♪)
16: 2016/09/10(土) 20:35:31.76 ID:jphEpC73.net
【後日・神田明神】
希(高坂さんは…今日も元気そうやね♪)
海未「穂乃果は寝坊してくるとばかり…」
穂乃果「大丈夫!そのぶん授業中ぐ…っ」
ことり「ぐ?」
穂乃果(…危ない危ない。東條先輩がいるんだから…知られたら嫌われちゃうかも。ライブ終わったら授業中に寝ないようにしなくちゃ)
希「?」サッサッ
【夕方・音ノ木坂】
海未「よろしくお願いしまーす!」
ことり「…あれ、穂乃果ちゃんは?」
穂乃果「東條先輩!」タタタ
希「あれ、高坂さん。今日は練習はいいの?」
穂乃果「はい。ライブの直前だから無理しないようにって…それより」
希「なに?」
穂乃果「これ…よかったら私たちのライブ、見に来てくれませんか…?」
希「んー。そやね…まあ、放課後やったら大丈夫かな」
穂乃果「東條先輩には特に…」
希「んー?」
穂乃果「い、いえっ。ぜひ来てください!」
希「ふふ…わかった。行くよ。ウチも、可愛い高坂さんを見たいし♪」
穂乃果「わ、私はそうでもないですけど…衣装はすっごく可愛いですよ♪」
希「そう?…じゃあ、可愛い穂乃果ちゃんがもっと可愛くなっちゃうね♪」
穂乃果「!」
希「楽しみにしてるよ。じゃあね♪」
穂乃果「は、はい…また…」
穂乃果(さりげなく名前、呼んでくれた…今、穂乃果ちゃんって言ったよね!?)
穂乃果(これって…私も名前で呼んでいいのかな!?…希、先輩って)ドキドキ
穂乃果(い、いや今はライブに集中しなくちゃ。東條先輩のことはライブが終わってから考えよう…)
希(高坂さんは…今日も元気そうやね♪)
海未「穂乃果は寝坊してくるとばかり…」
穂乃果「大丈夫!そのぶん授業中ぐ…っ」
ことり「ぐ?」
穂乃果(…危ない危ない。東條先輩がいるんだから…知られたら嫌われちゃうかも。ライブ終わったら授業中に寝ないようにしなくちゃ)
希「?」サッサッ
【夕方・音ノ木坂】
海未「よろしくお願いしまーす!」
ことり「…あれ、穂乃果ちゃんは?」
穂乃果「東條先輩!」タタタ
希「あれ、高坂さん。今日は練習はいいの?」
穂乃果「はい。ライブの直前だから無理しないようにって…それより」
希「なに?」
穂乃果「これ…よかったら私たちのライブ、見に来てくれませんか…?」
希「んー。そやね…まあ、放課後やったら大丈夫かな」
穂乃果「東條先輩には特に…」
希「んー?」
穂乃果「い、いえっ。ぜひ来てください!」
希「ふふ…わかった。行くよ。ウチも、可愛い高坂さんを見たいし♪」
穂乃果「わ、私はそうでもないですけど…衣装はすっごく可愛いですよ♪」
希「そう?…じゃあ、可愛い穂乃果ちゃんがもっと可愛くなっちゃうね♪」
穂乃果「!」
希「楽しみにしてるよ。じゃあね♪」
穂乃果「は、はい…また…」
穂乃果(さりげなく名前、呼んでくれた…今、穂乃果ちゃんって言ったよね!?)
穂乃果(これって…私も名前で呼んでいいのかな!?…希、先輩って)ドキドキ
穂乃果(い、いや今はライブに集中しなくちゃ。東條先輩のことはライブが終わってから考えよう…)
18: 2016/09/10(土) 20:41:36.15 ID:jphEpC73.net
【新入生歓迎会当日・講堂】
希「…」ポツーン
穂乃果「東條先輩…来てくれたんですね」
希「…別に、ウチが一人で全部の席買い占めたわけやないよ?」
穂乃果「アハハ…そもそも有料じゃないし…」
海未「穂乃果…」
ことり「穂乃果ちゃん…」
希「衣装、可愛いね。似合ってる♪」
穂乃果「ありがとう…見ててくれますか?」
希「もちろん。そのために来たんやから」
穂乃果「ぃよーっし。歌おう!」
ことり「うん♪」
海未「はい!」
\アイセー♪/
穂乃果(大好きな人が見ててくれる…今は、それだけで充分!)
花陽「ああっ…もう始まっちゃってる…」
穂乃果「はじーまりーの鼓動ー♪」
凛「かーよちん」
にこぱな「…」
\ヘイスターダッ♪/
絵里「どうs」
穂乃果「どうでした!?東條先輩!」
希「よかったよ。歌もダンスも上手やし…努力の積み重ねは嘘をつかないって感じやね」
穂乃果「えへへ。練習も東條先輩が見守っててくれたから…何倍も頑張れた気がします♪」
希「そう?」
絵里「…これ以上t」
穂乃果「はい!…私、これからも頑張ります!…また応援、してくれますか?」
希「もちろんや。ウチはいつでも見守ってるよ」
穂乃果「ありがとうございます♪」
りんぱな「…」パチパチパチ
絵里「…」
希「ん?…エリちもライブ見に来てたん?」
希「…」ポツーン
穂乃果「東條先輩…来てくれたんですね」
希「…別に、ウチが一人で全部の席買い占めたわけやないよ?」
穂乃果「アハハ…そもそも有料じゃないし…」
海未「穂乃果…」
ことり「穂乃果ちゃん…」
希「衣装、可愛いね。似合ってる♪」
穂乃果「ありがとう…見ててくれますか?」
希「もちろん。そのために来たんやから」
穂乃果「ぃよーっし。歌おう!」
ことり「うん♪」
海未「はい!」
\アイセー♪/
穂乃果(大好きな人が見ててくれる…今は、それだけで充分!)
花陽「ああっ…もう始まっちゃってる…」
穂乃果「はじーまりーの鼓動ー♪」
凛「かーよちん」
にこぱな「…」
\ヘイスターダッ♪/
絵里「どうs」
穂乃果「どうでした!?東條先輩!」
希「よかったよ。歌もダンスも上手やし…努力の積み重ねは嘘をつかないって感じやね」
穂乃果「えへへ。練習も東條先輩が見守っててくれたから…何倍も頑張れた気がします♪」
希「そう?」
絵里「…これ以上t」
穂乃果「はい!…私、これからも頑張ります!…また応援、してくれますか?」
希「もちろんや。ウチはいつでも見守ってるよ」
穂乃果「ありがとうございます♪」
りんぱな「…」パチパチパチ
絵里「…」
希「ん?…エリちもライブ見に来てたん?」
19: 2016/09/10(土) 20:44:42.69 ID:jphEpC73.net
絵里「いえ…私は別に…帰るわ」スタスタ
のぞほの「?」
【六月】
希「それだけ興味があって見てるってことやろ?」
穂乃果(“にこっち”って呼んでるんだ…あの人、東條先輩と仲いいのかな。うらやましい…)
穂乃果(…私も、東條先輩を名前で呼びたいな…呼んでみても大丈夫…かな?)
【後日】
ことり「こっそり撮るのドキドキしちゃった♪」
穂乃果「ひどいよー!><」
穂乃果(授業中に思いっきり寝てるの、東條先輩に見られちゃった…)トホホ
穂乃果「あ、あの…東條先輩は」
希「んー?」
穂乃果「…不真面目な子は嫌いですよね…副会長さんだし」
希「エリちはどうか知らないけど、ウチやほかの生徒会メンバーはそんなお堅い感じやないよ。みんな普通の子や」
穂乃果「そうなんですか?」
希「うん。それに穂乃果ちゃんはスクールアイドルの練習を一生懸命やってるから、疲れて眠くなっちゃうだけやろ?」
穂乃果「まあ、そうなんですけど…」
希「あんまり無理するのも問題やけど、だからって穂乃果ちゃんが不真面目な子だとはウチは思ってないよ」
穂乃果「じゃ、じゃあ…東條先輩のこと…」
希「うん?」
穂乃果「希、先輩って…呼んでもいいですか!?」
希「いいよ。…っていうか、なんで今まで苗字で呼んでたん?」
穂乃果「それは…希先輩も前はそうだったし…」
希「そっか。…あれ、ウチいつから穂乃果ちゃんって呼んでたっけ?」
穂乃果(無意識だったのかなぁ…でも、名前で呼び合えるようになって嬉しい♪)
【高坂家】
穂乃果(なんか緊張するなぁ…前は私が寝てる間に居たから、どうぞって招き入れたわけじゃないし…)
穂乃果「ね、ねえ。髪とか服とか変じゃない!?」
雪穂「別に、いつもの制服じゃん…髪もいつもと変わんないよ」
穂乃果「…そっか」ホッ
のぞほの「?」
【六月】
希「それだけ興味があって見てるってことやろ?」
穂乃果(“にこっち”って呼んでるんだ…あの人、東條先輩と仲いいのかな。うらやましい…)
穂乃果(…私も、東條先輩を名前で呼びたいな…呼んでみても大丈夫…かな?)
【後日】
ことり「こっそり撮るのドキドキしちゃった♪」
穂乃果「ひどいよー!><」
穂乃果(授業中に思いっきり寝てるの、東條先輩に見られちゃった…)トホホ
穂乃果「あ、あの…東條先輩は」
希「んー?」
穂乃果「…不真面目な子は嫌いですよね…副会長さんだし」
希「エリちはどうか知らないけど、ウチやほかの生徒会メンバーはそんなお堅い感じやないよ。みんな普通の子や」
穂乃果「そうなんですか?」
希「うん。それに穂乃果ちゃんはスクールアイドルの練習を一生懸命やってるから、疲れて眠くなっちゃうだけやろ?」
穂乃果「まあ、そうなんですけど…」
希「あんまり無理するのも問題やけど、だからって穂乃果ちゃんが不真面目な子だとはウチは思ってないよ」
穂乃果「じゃ、じゃあ…東條先輩のこと…」
希「うん?」
穂乃果「希、先輩って…呼んでもいいですか!?」
希「いいよ。…っていうか、なんで今まで苗字で呼んでたん?」
穂乃果「それは…希先輩も前はそうだったし…」
希「そっか。…あれ、ウチいつから穂乃果ちゃんって呼んでたっけ?」
穂乃果(無意識だったのかなぁ…でも、名前で呼び合えるようになって嬉しい♪)
【高坂家】
穂乃果(なんか緊張するなぁ…前は私が寝てる間に居たから、どうぞって招き入れたわけじゃないし…)
穂乃果「ね、ねえ。髪とか服とか変じゃない!?」
雪穂「別に、いつもの制服じゃん…髪もいつもと変わんないよ」
穂乃果「…そっか」ホッ
20: 2016/09/10(土) 20:47:22.53 ID:jphEpC73.net
雪穂「もしかして…お姉ちゃんの好きな人でも来るの?」
穂乃果「え!?///…そ、そそそそんなんじゃないし!」ジタバタ
雪穂(わかりやすい…)クス
【厨房】
穂乃果「お父さん。取材…」
ほの父「…」ダメ
【雪穂の部屋】
雪穂「東條希さんに星空凛さんか…どっちがお姉ちゃんの」
パタン
のぞりん「?」
穂乃果「あ、アハハ…気にしないでください」
凛「結局お家の人の取材はできなかったにゃ」
穂乃果「すみません希先輩。せっかく来てくれたのに…」
希「まあ、もともと部活紹介がメインやし…穂乃果ちゃんがいれば充分や」
凛「でも何かインパクトのある映像も欲しくないですかー?」
希「じゃあ、今日もウチが穂乃果ちゃんを抱っこで部屋まで」
穂乃果「わーっ!今は大丈夫ですから!」
凛「今日も?」
穂乃果「気にしないで!」
凛「お邪魔しまーす♪」
穂乃果(希先輩が私の部屋にいるってだけでドキドキしちゃうよ…凛ちゃんもいるけど)
凛「あ、歌詞ノート発見にゃ♪」パラ
凛「今日から早朝練習。神田明神さまで美人の巫女さんに会ってびっくり!なんと副」
穂乃果「それ違う!歌詞ノートはこっち!」
希「もしかして…穂乃果ちゃんの日記?」
穂乃果「希先輩は絶対見ちゃダメです!」
希「えー?」
穂乃果(…四月からほとんど毎日希先輩のことばっかり書いてるんだもん///)
穂乃果「え!?///…そ、そそそそんなんじゃないし!」ジタバタ
雪穂(わかりやすい…)クス
【厨房】
穂乃果「お父さん。取材…」
ほの父「…」ダメ
【雪穂の部屋】
雪穂「東條希さんに星空凛さんか…どっちがお姉ちゃんの」
パタン
のぞりん「?」
穂乃果「あ、アハハ…気にしないでください」
凛「結局お家の人の取材はできなかったにゃ」
穂乃果「すみません希先輩。せっかく来てくれたのに…」
希「まあ、もともと部活紹介がメインやし…穂乃果ちゃんがいれば充分や」
凛「でも何かインパクトのある映像も欲しくないですかー?」
希「じゃあ、今日もウチが穂乃果ちゃんを抱っこで部屋まで」
穂乃果「わーっ!今は大丈夫ですから!」
凛「今日も?」
穂乃果「気にしないで!」
凛「お邪魔しまーす♪」
穂乃果(希先輩が私の部屋にいるってだけでドキドキしちゃうよ…凛ちゃんもいるけど)
凛「あ、歌詞ノート発見にゃ♪」パラ
凛「今日から早朝練習。神田明神さまで美人の巫女さんに会ってびっくり!なんと副」
穂乃果「それ違う!歌詞ノートはこっち!」
希「もしかして…穂乃果ちゃんの日記?」
穂乃果「希先輩は絶対見ちゃダメです!」
希「えー?」
穂乃果(…四月からほとんど毎日希先輩のことばっかり書いてるんだもん///)
22: 2016/09/10(土) 20:54:29.92 ID:jphEpC73.net
【また後日】
\マーダマダマダマダコレカラ♪/
穂乃果「ど、どうですか…?」
希「そやね…ダンスも歌も上達してるし、衣装もバリエーションが増えて、めっちゃ可愛い♪」
穂乃果「ありがとうございます♪」
穂乃果(人数が増えるほど、私一人に注目してくれるってわけにはいかないけど…)
希「最初の穂乃果ちゃんが皆を呼ぶところ、可愛くて好きやなぁ♪」
穂乃果(えへへ。頑張ってよかったぁ♪)
花陽「ラブライブです!」
理事長「赤点は認めませんよ」
穂乃果(うぅ…やっぱり授業中に寝るんじゃなかった)シクシク
希「ウチが担当するわ」
穂乃果(にこ先輩だけずるいよ…私も希先輩に教えてほしいな…)
希「嘘つくとわしわしするよー?」
絵里「…」
穂乃果「えっ。…私にも教えてくれるんですか!?」
希「うん。ウチでよければ」
穂乃果「もちろん大歓迎です!…けど、にこ先輩は?」
希「なんかエリちが代わってくれるんやって」
穂乃果「生徒会長さんが!?…すごく仲悪そうだったのに…」
『ざまあみろってのよ』
希「理事長に活動を認められなくて、やることなくなっちゃったし…にこっちに厳しくしてストレス発散!とか?」
穂乃果「アハハ…まさかぁ」
希「穂乃果ちゃんは?…園田さんよりウチのほうが甘いやろとか思ってる?」
穂乃果「そ、そんなことないです。精一杯頑張りますから、よろしくお願いします!」
にこ(…実際、穂乃果にだけ甘いじゃない。希のやつ…)
絵里「よそ見をしている余裕があるのね?…それとも、もうラブライブは諦めたのかしら?」
にこ「今からやろうと思ってたのよ!」
絵里「そう…」
にこ「っていうか、あんたこそ…どういう風の吹き回しよ?」
\マーダマダマダマダコレカラ♪/
穂乃果「ど、どうですか…?」
希「そやね…ダンスも歌も上達してるし、衣装もバリエーションが増えて、めっちゃ可愛い♪」
穂乃果「ありがとうございます♪」
穂乃果(人数が増えるほど、私一人に注目してくれるってわけにはいかないけど…)
希「最初の穂乃果ちゃんが皆を呼ぶところ、可愛くて好きやなぁ♪」
穂乃果(えへへ。頑張ってよかったぁ♪)
花陽「ラブライブです!」
理事長「赤点は認めませんよ」
穂乃果(うぅ…やっぱり授業中に寝るんじゃなかった)シクシク
希「ウチが担当するわ」
穂乃果(にこ先輩だけずるいよ…私も希先輩に教えてほしいな…)
希「嘘つくとわしわしするよー?」
絵里「…」
穂乃果「えっ。…私にも教えてくれるんですか!?」
希「うん。ウチでよければ」
穂乃果「もちろん大歓迎です!…けど、にこ先輩は?」
希「なんかエリちが代わってくれるんやって」
穂乃果「生徒会長さんが!?…すごく仲悪そうだったのに…」
『ざまあみろってのよ』
希「理事長に活動を認められなくて、やることなくなっちゃったし…にこっちに厳しくしてストレス発散!とか?」
穂乃果「アハハ…まさかぁ」
希「穂乃果ちゃんは?…園田さんよりウチのほうが甘いやろとか思ってる?」
穂乃果「そ、そんなことないです。精一杯頑張りますから、よろしくお願いします!」
にこ(…実際、穂乃果にだけ甘いじゃない。希のやつ…)
絵里「よそ見をしている余裕があるのね?…それとも、もうラブライブは諦めたのかしら?」
にこ「今からやろうと思ってたのよ!」
絵里「そう…」
にこ「っていうか、あんたこそ…どういう風の吹き回しよ?」
23: 2016/09/10(土) 20:58:34.92 ID:jphEpC73.net
絵里「希は、あれで副会長だから。…あなたと居ると悪ふざけが過ぎて、学校を代表する立場として好ましくないの」
『わしわしするよー?』
にこ「…なるほど」
絵里「あなたたちも音ノ木坂…いえ、東京代表として全国大会に出る気があるなら」ドン←問題集の山
にこ「」ビクッ
絵里「赤点常習者という不名誉な看板をここで下ろすか、それともあなた自身が降りるか…好きな方を選ぶといいわ」
にこ(…冗談が通じる相手じゃ無さそうね)ヒヤアセ
【夜・高坂家】
穂乃果「こ、こうですか…?」
希「うん。合ってる…解き方は覚えてくれたみたいやね?」
穂乃果「よかったぁ…」
希「九九ができないっていうから、どうなることかと思ったけど…ちゃんと教えれば数学もいけるやん?」
穂乃果「できないんじゃなくて、つい間違えちゃうところがあるだけですよ!」プクー
希「ふふ…じゃあ、ウチはそろそろ帰るけど…明日までに、できるとこまでやっておいてくれる?」
穂乃果「え、もう帰っちゃうんですか?…泊まっていってくれれば…」
希「いや、まだ六日あるやん?…家にお邪魔するだけで充分や。そんなに迷惑はかけられないよ」
穂乃果(私は嬉しいのに…でも仕方ないよね)
希「今日はよく頑張ったね。お疲れさま」ナデナデ
穂乃果「は、はい。この後も頑張ります!…えへへ♪」
希「ほな、また明日。おやすみ、穂乃果ちゃん♪」
穂乃果「ありがとうございました。おやすみなさい♪」
ピシャ
穂乃果(…どうして急に協力してくれるのかわかんないけど、生徒会長さんにも感謝しなくちゃね♪)
\ワタシハッ! アカイ バラノヒメヨー♪/
穂乃果「にこ先輩。何ですか?」
『明日は練習よ。凛も呼んだわ。あんたも来なさいよ』
穂乃果「え、練習?…でも今はそれどころじゃ…」
『あんた、テストまで何日あると思ってんの?』
穂乃果「明日で残り五日でしょ。だから勉強しないと…」
『わしわしするよー?』
にこ「…なるほど」
絵里「あなたたちも音ノ木坂…いえ、東京代表として全国大会に出る気があるなら」ドン←問題集の山
にこ「」ビクッ
絵里「赤点常習者という不名誉な看板をここで下ろすか、それともあなた自身が降りるか…好きな方を選ぶといいわ」
にこ(…冗談が通じる相手じゃ無さそうね)ヒヤアセ
【夜・高坂家】
穂乃果「こ、こうですか…?」
希「うん。合ってる…解き方は覚えてくれたみたいやね?」
穂乃果「よかったぁ…」
希「九九ができないっていうから、どうなることかと思ったけど…ちゃんと教えれば数学もいけるやん?」
穂乃果「できないんじゃなくて、つい間違えちゃうところがあるだけですよ!」プクー
希「ふふ…じゃあ、ウチはそろそろ帰るけど…明日までに、できるとこまでやっておいてくれる?」
穂乃果「え、もう帰っちゃうんですか?…泊まっていってくれれば…」
希「いや、まだ六日あるやん?…家にお邪魔するだけで充分や。そんなに迷惑はかけられないよ」
穂乃果(私は嬉しいのに…でも仕方ないよね)
希「今日はよく頑張ったね。お疲れさま」ナデナデ
穂乃果「は、はい。この後も頑張ります!…えへへ♪」
希「ほな、また明日。おやすみ、穂乃果ちゃん♪」
穂乃果「ありがとうございました。おやすみなさい♪」
ピシャ
穂乃果(…どうして急に協力してくれるのかわかんないけど、生徒会長さんにも感謝しなくちゃね♪)
\ワタシハッ! アカイ バラノヒメヨー♪/
穂乃果「にこ先輩。何ですか?」
『明日は練習よ。凛も呼んだわ。あんたも来なさいよ』
穂乃果「え、練習?…でも今はそれどころじゃ…」
『あんた、テストまで何日あると思ってんの?』
穂乃果「明日で残り五日でしょ。だから勉強しないと…」
25: 2016/09/10(土) 21:07:13.20 ID:jphEpC73.net
『わかってないわねー。そんなにずっと練習しないで、でも摂取するカ口リーは急激に減らせない。それがどういうことか…』
穂乃果「そ、それは…マズいかも」ヒヤアセ
『でしょ。だから、ちょっとは練習しないとね。明日は隙を見て抜け出すわよ』
穂乃果「わ、わかりました…」
穂乃果(…ちょっとくらいなら、希先輩も許してくれるよね?)
『スクールアイドルの練習を一生懸命やってるから、疲れて眠くなっちゃうだけやろ?』
『穂乃果ちゃんが不真面目な子だとはウチは思ってないよ』
穂乃果(って言ってくれたし。もし怒られちゃったら、すぐ謝れば…)
『太りますよ』
穂乃果(…摂取したカ口リーは、しっかり運動して消費しなくちゃ!)
【翌日・屋上】
希「何やってるん?昼休みは部室で勉強って約束したやん?」
穂乃果「で、でも練習してるときと同じくらい食べてるし、ちょっとは運動しないと…」
希「ふーん?…じゃあ余分なお肉がついてないかどうか、確かめてみようか?」
穂乃果「希せんぱ…ひっ!?」ワシッ
穂乃果(…な、なにこれ…なんで…?)
希「なかなかやね♪」ワシワシ
穂乃果「い、やっ…やめてください…」グス
希「え」
穂乃果「…」ポロポロ
希「いや、あの…ほら、お仕置きやから…」
ダッ
希「ちょっ…穂乃果ちゃん!?」
にこ「…ガチで嫌がってたわね」
凛「先輩でもやっていいことと悪いことがあるにゃ」
希「ウチはそんなつもりじゃ…っていうか二人も勉強に戻って!」
にこ「はいはい」
凛(助かったけど…穂乃果先輩大丈夫かにゃ?)
穂乃果「そ、それは…マズいかも」ヒヤアセ
『でしょ。だから、ちょっとは練習しないとね。明日は隙を見て抜け出すわよ』
穂乃果「わ、わかりました…」
穂乃果(…ちょっとくらいなら、希先輩も許してくれるよね?)
『スクールアイドルの練習を一生懸命やってるから、疲れて眠くなっちゃうだけやろ?』
『穂乃果ちゃんが不真面目な子だとはウチは思ってないよ』
穂乃果(って言ってくれたし。もし怒られちゃったら、すぐ謝れば…)
『太りますよ』
穂乃果(…摂取したカ口リーは、しっかり運動して消費しなくちゃ!)
【翌日・屋上】
希「何やってるん?昼休みは部室で勉強って約束したやん?」
穂乃果「で、でも練習してるときと同じくらい食べてるし、ちょっとは運動しないと…」
希「ふーん?…じゃあ余分なお肉がついてないかどうか、確かめてみようか?」
穂乃果「希せんぱ…ひっ!?」ワシッ
穂乃果(…な、なにこれ…なんで…?)
希「なかなかやね♪」ワシワシ
穂乃果「い、やっ…やめてください…」グス
希「え」
穂乃果「…」ポロポロ
希「いや、あの…ほら、お仕置きやから…」
ダッ
希「ちょっ…穂乃果ちゃん!?」
にこ「…ガチで嫌がってたわね」
凛「先輩でもやっていいことと悪いことがあるにゃ」
希「ウチはそんなつもりじゃ…っていうか二人も勉強に戻って!」
にこ「はいはい」
凛(助かったけど…穂乃果先輩大丈夫かにゃ?)
26: 2016/09/10(土) 21:09:14.96 ID:jphEpC73.net
ガチャ
希「どう?調子は──」
穂乃果「ことりちゃん。図書館行こ」
ことり「え?…うん」
パタン
希「…ん?」
【図書館】
ことり「海未ちゃん。弓道部は?」
海未「今日は大丈夫です。それより勉強、進んでいますか?」
穂乃果「そこそこ…海未ちゃんが手伝ってくれたら、もっと捗りそうなんだけどなー♪」
海未「もちろんです。そのために来たのですから…でも、希先輩は?」
穂乃果「ずっと先輩に頼るわけにもいかないでしょ?…部員じゃないんだし」
ことり「それもそうだね」
【夕方・穂むら】
ほの母「ごめんなさいね。今日はことりちゃんの家でやるって」
希「はあ」
希(…おや?)
【翌日】
希「穂乃果ちゃん。今日は勉強…」
穂乃果「海未ちゃんが泊まりに来てくれることになったので」
希「あ、そうなん…」
穂乃果「はい」
スタスタ
希(…んん?)
【数日後】
希「穂乃果ちゃん。今日テスト」
穂乃果「…」ブツブツ
ことり「暗記してるの忘れちゃうから、話しかけないでって」ヒソヒソ
希「あ、ホンマ…」
希「…」トボトボ
希「どう?調子は──」
穂乃果「ことりちゃん。図書館行こ」
ことり「え?…うん」
パタン
希「…ん?」
【図書館】
ことり「海未ちゃん。弓道部は?」
海未「今日は大丈夫です。それより勉強、進んでいますか?」
穂乃果「そこそこ…海未ちゃんが手伝ってくれたら、もっと捗りそうなんだけどなー♪」
海未「もちろんです。そのために来たのですから…でも、希先輩は?」
穂乃果「ずっと先輩に頼るわけにもいかないでしょ?…部員じゃないんだし」
ことり「それもそうだね」
【夕方・穂むら】
ほの母「ごめんなさいね。今日はことりちゃんの家でやるって」
希「はあ」
希(…おや?)
【翌日】
希「穂乃果ちゃん。今日は勉強…」
穂乃果「海未ちゃんが泊まりに来てくれることになったので」
希「あ、そうなん…」
穂乃果「はい」
スタスタ
希(…んん?)
【数日後】
希「穂乃果ちゃん。今日テスト」
穂乃果「…」ブツブツ
ことり「暗記してるの忘れちゃうから、話しかけないでって」ヒソヒソ
希「あ、ホンマ…」
希「…」トボトボ
27: 2016/09/10(土) 21:11:30.04 ID:jphEpC73.net
【生徒会室】
絵里「…は? 高坂さんに避けられてる?」
希「うん…エリちはどう思う?」
絵里「そんなこと私に言われても…何か身に覚えは?」
希「…たぶん、あれが原因やと思うけど…」
『なかなかやね♪』ワシワシ
絵里「希…あなた、バカなの?」
希「直球すぎ!?」
絵里「まったく…思春期の女の子はコンプレックスの塊なのよ」
希「コンプレックス?」
絵里「…たとえば、小学生の頃いつも園田さんと一緒に遊んでいた高坂さんが」
『うみちゃーん♪』ギュー
『ほのか///』
絵里「中学生くらいになって、同い年の園田さんより早く胸が成長しだして…恥ずかしくなったとか、そういうこともあり得るわけ」
希「…いや、どっちかっていうと園田さんのほうが恥ずかしがるタイプやろ?」
絵里「わかってないわね。表に出さないタイプだからこそ、誰にも言えずに抱えているものもあるはずよ。…もし少しでも気にしていて、それをみんなの前でそんなことされたら…」
『…やめてください…』
希「…なるほど」
絵里「早めに謝ったほうがいいわね」
希「でも、エリちがそこまで穂乃果ちゃんのこと気にしてるなんて…」
絵里「別に私が直接どうこうってわけじゃないわよ。むしろ希が彼女のこと気になるみたいだから…」
希「えっ。…ウチ?」
絵里「そうでしょ。希を慕ってくれる高坂さんが可愛くて、つい過剰なスキンシップを求めた…そんなところじゃない?」
希「慕っても何も、思いっきり避けられてるやん?」
絵里「…鈍感」
希「え!?」
絵里「希にその気がないんだったら、勝手にすればいいわ。…でも、うかうかしてるとほかの娘に取られちゃうわよ?」
希「とられるって…誰に?」
絵里「たとえば…私、とか♪」
希「エリち…好きなん?…穂乃果ちゃんのこと」
絵里「…は? 高坂さんに避けられてる?」
希「うん…エリちはどう思う?」
絵里「そんなこと私に言われても…何か身に覚えは?」
希「…たぶん、あれが原因やと思うけど…」
『なかなかやね♪』ワシワシ
絵里「希…あなた、バカなの?」
希「直球すぎ!?」
絵里「まったく…思春期の女の子はコンプレックスの塊なのよ」
希「コンプレックス?」
絵里「…たとえば、小学生の頃いつも園田さんと一緒に遊んでいた高坂さんが」
『うみちゃーん♪』ギュー
『ほのか///』
絵里「中学生くらいになって、同い年の園田さんより早く胸が成長しだして…恥ずかしくなったとか、そういうこともあり得るわけ」
希「…いや、どっちかっていうと園田さんのほうが恥ずかしがるタイプやろ?」
絵里「わかってないわね。表に出さないタイプだからこそ、誰にも言えずに抱えているものもあるはずよ。…もし少しでも気にしていて、それをみんなの前でそんなことされたら…」
『…やめてください…』
希「…なるほど」
絵里「早めに謝ったほうがいいわね」
希「でも、エリちがそこまで穂乃果ちゃんのこと気にしてるなんて…」
絵里「別に私が直接どうこうってわけじゃないわよ。むしろ希が彼女のこと気になるみたいだから…」
希「えっ。…ウチ?」
絵里「そうでしょ。希を慕ってくれる高坂さんが可愛くて、つい過剰なスキンシップを求めた…そんなところじゃない?」
希「慕っても何も、思いっきり避けられてるやん?」
絵里「…鈍感」
希「え!?」
絵里「希にその気がないんだったら、勝手にすればいいわ。…でも、うかうかしてるとほかの娘に取られちゃうわよ?」
希「とられるって…誰に?」
絵里「たとえば…私、とか♪」
希「エリち…好きなん?…穂乃果ちゃんのこと」
28: 2016/09/10(土) 21:15:18.82 ID:jphEpC73.net
絵里「冗談よ。私が希の彼女に手を出すわけないでしょう?」
希「いや、別にカノジョってわけじゃ…」
絵里「今はそうでも、いずれなるでしょ?…希の彼女に」
『東條先輩には特に…』
『東條先輩が見守っててくれたから…何倍も頑張れた気がします♪』
『不真面目な子は嫌いですよね…』
『希先輩は絶対見ちゃダメです!』
『もう帰っちゃうんですか?…泊まっていってくれれば…』
希「うん…まあ、そういうのもありかな?///」
絵里「暢気なこと言ってないで…いいわ。今回だけ協力してあげる」
希「えっ」
穂乃果「…亜里沙ちゃんが?」
絵里「ええ。雪穂ちゃんだけじゃなく、あなたも呼んでほしいって」
穂乃果「でも…私がお邪魔していいんですか?…ご迷惑じゃ」
絵里「私は構わないわよ。あなたさえよければ…ただ」
穂乃果「ただ?」
絵里「希も来るけど、いいわよね?」
穂乃果「え」
絵里「いやなの?」
穂乃果「そ、そんなことないです…けど」
絵里「いい機会だから、スクールアイドルの話も聞きたいわ。もしかしたら私も少しは興味が出るかもしれないわね?」
穂乃果「…行きます」
穂乃果(生徒会長さん…やっぱり、意図的に協力してくれてる…気がする)
【絢瀬家】
絵里「亜里沙。手伝ってくれる?」
亜里沙「うん」
雪穂「あ、私も手伝います」
絵里「ありがとう」
穂乃果「じゃ、じゃあ私も」
絵里「あなたは座ってて」
のぞほの「…」
希「いや、別にカノジョってわけじゃ…」
絵里「今はそうでも、いずれなるでしょ?…希の彼女に」
『東條先輩には特に…』
『東條先輩が見守っててくれたから…何倍も頑張れた気がします♪』
『不真面目な子は嫌いですよね…』
『希先輩は絶対見ちゃダメです!』
『もう帰っちゃうんですか?…泊まっていってくれれば…』
希「うん…まあ、そういうのもありかな?///」
絵里「暢気なこと言ってないで…いいわ。今回だけ協力してあげる」
希「えっ」
穂乃果「…亜里沙ちゃんが?」
絵里「ええ。雪穂ちゃんだけじゃなく、あなたも呼んでほしいって」
穂乃果「でも…私がお邪魔していいんですか?…ご迷惑じゃ」
絵里「私は構わないわよ。あなたさえよければ…ただ」
穂乃果「ただ?」
絵里「希も来るけど、いいわよね?」
穂乃果「え」
絵里「いやなの?」
穂乃果「そ、そんなことないです…けど」
絵里「いい機会だから、スクールアイドルの話も聞きたいわ。もしかしたら私も少しは興味が出るかもしれないわね?」
穂乃果「…行きます」
穂乃果(生徒会長さん…やっぱり、意図的に協力してくれてる…気がする)
【絢瀬家】
絵里「亜里沙。手伝ってくれる?」
亜里沙「うん」
雪穂「あ、私も手伝います」
絵里「ありがとう」
穂乃果「じゃ、じゃあ私も」
絵里「あなたは座ってて」
のぞほの「…」
29: 2016/09/10(土) 21:20:35.78 ID:jphEpC73.net
希「あ、あのー」
穂乃果「ごめんなさい!」
希「え?」
穂乃果「今まで、たくさん助けてもらったのに…いろいろ希先輩に失礼なことして」
『ことりちゃん。図書館行こ』
『海未ちゃんが泊まりに来てくれることになったので』
希「…いや、全然。それよりウチのほうが悪かったし…ごめんね。穂乃果ちゃん…」
穂乃果「い、いえ…私、ちょっとびっくりしちゃって…どうしたらいいのかわからなくて」
希「…幻滅した?」
穂乃果「そんなことないです!…だって私、希先輩のこと…」
希「穂乃果ちゃん」ギュ
穂乃果「は、はいっ!?」ビク
希「逃げないで。変なことしないから…」
穂乃果「…はい///」ドキドキ
希「ウチ、反省してる。ああいうこと、誰にでもしたらアカンよね…」
穂乃果「はあ」
希「でも…正直、穂乃果ちゃんにはしたい。誰よりも穂乃果ちゃんに、そういうことしたい」
穂乃果「希先輩…」
希「だからってわけやないよ。穂乃果ちゃんがイヤやったら、我慢する。それでもいいから…」
穂乃果「はい?」
希「穂乃果ちゃん。ウチの彼女になってください」ギュ
穂乃果「希先輩の、彼女…って、私が!?」
希「そう。…アカンかな?」
穂乃果「だ、だって…ホントに、私で…いいんですか?」
希「うん。言ったやろ?…ほかの誰でもなく、穂乃果ちゃんがいい♪」
穂乃果「じゃ、じゃあ…はい///」ギュ
希「んー?」
穂乃果「私も…初めて抱っこしてもらったときから、ずっと…希先輩のことが…好きで」
希「そんなに前から!?」
穂乃果「はい。だから…私からもお願いします。私でよかったら…希先輩の彼女にしてください///」
希「穂乃果ちゃん…うん///」
穂乃果「ごめんなさい!」
希「え?」
穂乃果「今まで、たくさん助けてもらったのに…いろいろ希先輩に失礼なことして」
『ことりちゃん。図書館行こ』
『海未ちゃんが泊まりに来てくれることになったので』
希「…いや、全然。それよりウチのほうが悪かったし…ごめんね。穂乃果ちゃん…」
穂乃果「い、いえ…私、ちょっとびっくりしちゃって…どうしたらいいのかわからなくて」
希「…幻滅した?」
穂乃果「そんなことないです!…だって私、希先輩のこと…」
希「穂乃果ちゃん」ギュ
穂乃果「は、はいっ!?」ビク
希「逃げないで。変なことしないから…」
穂乃果「…はい///」ドキドキ
希「ウチ、反省してる。ああいうこと、誰にでもしたらアカンよね…」
穂乃果「はあ」
希「でも…正直、穂乃果ちゃんにはしたい。誰よりも穂乃果ちゃんに、そういうことしたい」
穂乃果「希先輩…」
希「だからってわけやないよ。穂乃果ちゃんがイヤやったら、我慢する。それでもいいから…」
穂乃果「はい?」
希「穂乃果ちゃん。ウチの彼女になってください」ギュ
穂乃果「希先輩の、彼女…って、私が!?」
希「そう。…アカンかな?」
穂乃果「だ、だって…ホントに、私で…いいんですか?」
希「うん。言ったやろ?…ほかの誰でもなく、穂乃果ちゃんがいい♪」
穂乃果「じゃ、じゃあ…はい///」ギュ
希「んー?」
穂乃果「私も…初めて抱っこしてもらったときから、ずっと…希先輩のことが…好きで」
希「そんなに前から!?」
穂乃果「はい。だから…私からもお願いします。私でよかったら…希先輩の彼女にしてください///」
希「穂乃果ちゃん…うん///」
30: 2016/09/10(土) 21:22:44.56 ID:jphEpC73.net
絵里「…うまくいったみたいね」ホッ
亜里沙「Хорошо♪」
雪穂「お姉ちゃん…」ウルウル
亜里沙「雪穂、玉ねぎ切るの上手ね♪」
雪穂「そ、そう?」グス
【夜】
希「え。一緒に帰ってくれないの?」クスン
雪穂「お姉ちゃん。私なら別にいいよ?」
穂乃果「いいの。…今日くらいは雪穂と一緒♪」ギュ
雪穂「…そう?///」
希「じゃあ、ウチは一人寂しく帰るよ…またね」シクシク
穂乃果「明日会えますから…何だったら夜電話するし」
亜里沙「またね。希さん♪」フリフリ
穂乃果「…あの。生徒会長さん」
絵里「なに?」
穂乃果「どうして協力してくれるんですか?…てっきり生徒会長さんは私のこと、嫌いなんだって思ってました…」
絵里「別に、ただ私はスクールアイドルが理解できないだけ。…それに」
穂乃果「それに?」
絵里「…親友に好きな人がいたら、応援するのが普通でしょう?」
穂乃果(…ついでにμ'sのことも応援してくれればいいのに…)
亜里沙「Хорошо♪」
雪穂「お姉ちゃん…」ウルウル
亜里沙「雪穂、玉ねぎ切るの上手ね♪」
雪穂「そ、そう?」グス
【夜】
希「え。一緒に帰ってくれないの?」クスン
雪穂「お姉ちゃん。私なら別にいいよ?」
穂乃果「いいの。…今日くらいは雪穂と一緒♪」ギュ
雪穂「…そう?///」
希「じゃあ、ウチは一人寂しく帰るよ…またね」シクシク
穂乃果「明日会えますから…何だったら夜電話するし」
亜里沙「またね。希さん♪」フリフリ
穂乃果「…あの。生徒会長さん」
絵里「なに?」
穂乃果「どうして協力してくれるんですか?…てっきり生徒会長さんは私のこと、嫌いなんだって思ってました…」
絵里「別に、ただ私はスクールアイドルが理解できないだけ。…それに」
穂乃果「それに?」
絵里「…親友に好きな人がいたら、応援するのが普通でしょう?」
穂乃果(…ついでにμ'sのことも応援してくれればいいのに…)
31: 2016/09/10(土) 21:24:30.40 ID:jphEpC73.net
【後日】
絵里「…わかったわ。あなたたちの活動は理解できないけど…」
穂乃果「けど?」
絵里「…μ'sが活躍すると、亜里沙や希が喜ぶから。…二人の笑顔は私にとって、音ノ木坂と比べられないくらい大切で、守りたいものなの」
希「エリち…」
にこ「…あんた、熱でもあるの?」
凛「ちょっと恥ずかしくないかにゃー?」
絵里「…文句があるなら、私は別に」
穂乃果「ありません!ハラショー!」
【秋】
ワシッ
穂乃果「わぁーっ!?…の、希ちゃん!?」
希「ぼんやりしてたら、次はアグレッシブなのいくよー?」
穂乃果「も、もう!人前ではダメって言ったでしょ!?」
にこ「人前では…ってことは」
絵里「二人きりで、じっくり…ってことね」
希「穂乃果ちゃん…うへへへ///」
穂乃果「だから、みんなの前でそういう顔もやめて!もーっ。やっぱり、わしわし禁止ー!」
おわり
絵里「…わかったわ。あなたたちの活動は理解できないけど…」
穂乃果「けど?」
絵里「…μ'sが活躍すると、亜里沙や希が喜ぶから。…二人の笑顔は私にとって、音ノ木坂と比べられないくらい大切で、守りたいものなの」
希「エリち…」
にこ「…あんた、熱でもあるの?」
凛「ちょっと恥ずかしくないかにゃー?」
絵里「…文句があるなら、私は別に」
穂乃果「ありません!ハラショー!」
【秋】
ワシッ
穂乃果「わぁーっ!?…の、希ちゃん!?」
希「ぼんやりしてたら、次はアグレッシブなのいくよー?」
穂乃果「も、もう!人前ではダメって言ったでしょ!?」
にこ「人前では…ってことは」
絵里「二人きりで、じっくり…ってことね」
希「穂乃果ちゃん…うへへへ///」
穂乃果「だから、みんなの前でそういう顔もやめて!もーっ。やっぱり、わしわし禁止ー!」
おわり
36: 2016/09/10(土) 22:09:30.84 ID:zoS6iLsw.net
最高かよ
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります