1: 2017/10/31(火) 21:44:18.54 ID:N9oXAvl9.net
初SSです
至らないところだらけだと思いますがよろしくお願いします
サ!二期三話改変SSなので、不快に思われる方は読まないようにお願いいたします

2: 2017/10/31(火) 21:45:04.92
十千万

鞠莉「えぇぇぇぇ!? でも! ……っ」


果南「今度は何?」

ダイヤ「良い知らせではなさそうですわね」

鞠莉「…実は…説明会が一週間、延期になるって……」

ルビィ「そんな!」

花丸「一週間って……」

善子「翌週の日曜ってこと?」

鞠莉「Yes。雨の影響で、道路の復旧に時間がかかるので、一週間後にした方がいいと……」

梨子「確かにその考えはわかるけど……」

曜「でも、よりによって……。 ?」

3: 2017/10/31(火) 21:46:34.63
千歌「よっ、ほっ」タッタッ

曜「千歌ちゃん!」

千歌「どーしたの、みんな」

千歌「その分もっといいパフォーマンスが出来るように、頑張ればいいじゃん!」

ダイヤ「どうやら状況がわかってないようですわね……」

曜「問題です!」

千歌「ほぇ?」

4: 2017/10/31(火) 21:48:20.80
曜「ラブライブの予備予選が行われるのは?」

千歌「学校説明会の次の日曜でしょう?」

梨子「そんな時、その説明会が一週間延びるという知らせが届きました」

梨子「ラブライブ予備予選の開催日は変わりません」

ようりこ「「二つが開かれるのは、さて」」

ようりこ「「いつでしょう!?」

5: 2017/10/31(火) 21:49:50.44
千歌「そんなの簡単だよ~」

千歌「…んん!?」

千歌「同じ日曜だぁ!!」



オープニング
未来の僕らは知ってるよ

6: 2017/10/31(火) 21:51:27.79
体育館

果南「ここが、ラブライブ予備予選が行われる会場」ユビサシ

千歌「ここ!?」

善子「山ん中じゃない」

ダイヤ「今回はここで特設ステージを作って、行われることになったのですわ」

曜「それで、学校は?」

果南「こっちの方角だけど、バスも電車も通ってないから……」

梨子「じゃあ、そっちに抜けて電車を乗り継いで」

ダイヤ「ああ!」

ダイヤ「ごちゃごちゃごちゃごちゃしてきましたわぁ!」

鞠莉「到底、間に合いマセーン……」

7: 2017/10/31(火) 21:54:52.97
花丸「空でも飛ばなきゃ、無理ずらね」

善子「くっくっく…ならばこの堕天使の翼で!」

ルビィ「ああ、その手があった」

花丸「堕天使ヨハネの翼で、大空から会場入りずら~」

善子「嘘よ!嘘! 常識で考えなさい!」

千歌「そうだよ!善子ちゃん! 空だよ!」

善子「えっ?」

梨子「ええ……」

千歌「ほら、鞠莉ちゃん、ヘリ持ってるでしょ?」

曜「ああ、あれで飛ばされかけたんだっけ」アハハ…

9: 2017/10/31(火) 21:58:20.97
ルビィ「ヘリで移動!」

花丸「素敵ずら~!」

善子「かっこいい……!」

千歌「というわけで! 鞠莉ちゃん!」

鞠莉「Oh! さすが千歌っち! その手がありました! すぐヘリを手配して……」

鞠莉「と、言えると思う?」

鞠莉「オフコース! パパには自力で百人集めると言ったのよ!」

鞠莉「今更力貸してなんて、言えまセーン!」

鞠莉「と!に!か!く!」

鞠莉「オールオアナッシングだとお考えください!」

ちかよしまるびぃ「はぁ……」

千歌「ダメかぁ……」ガックリ

10: 2017/10/31(火) 22:00:49.58
ルビィ「あ! 空がダメなら海は?」

ダイヤ「船ですわね」

果南「うちはダメだよ? 日曜仕事だし」

千歌「じゃあ、曜ちゃんは?」

曜「私?」

千歌「そう! 曜ちゃんのー、お父さんの船で!」ダキッ

曜「…えっと…パパ、日曜仕事って言ってたし、ダメだと思う」

千歌「……そっかぁ。だよね」

梨子「また一週間、ずらすことは?」

鞠莉「もうこの時点でずれてるのよ」

鞠莉「何回も日程を変えるなんて、信頼を失うわ」

11: 2017/10/31(火) 22:02:35.16
ダイヤ「…現実的に考えて、説明会とラブライブ予選、二つのステージを間に合わせる方法は…」

ダイヤ「ひとつだけ」

千歌「ひとつ?」

曜「あるの?」

ダイヤ「ええ。予備予選出場番号一番で歌った後、すぐであればバスがありますわ」

ダイヤ「ギリギリですが、説明会には間に合います」

千歌「ほんと!?」

ダイヤ「ただし、そのバスに乗れないと次は三時間後……」

ダイヤ「つまり、予備予選で歌うのは一番でなければなりません」

梨子「それって、どうやって決めるんですか?」

ダイヤ「そ……」

ルビィ「それは!」

ダイヤ「!?」

12: 2017/10/31(火) 22:04:54.44
抽選会場

千歌「抽選!?」

ダイヤ「そうです」

ダイヤ「代表が自らのグループの順番を決める!」

曜「責任重大だね…」

果南「誰が行く?」

ルビィ「ここは、やっぱりリーダーが……」

梨子「いや、待って。千歌ちゃん」

千歌「うわ……」

梨子「本日のしし座、超凶」

千歌「自信無くなってきたぁ…」

果南「じゃあ、鞠莉かな?」

鞠莉「ノー。ここはやはり最初から参加していた…」

ダイヤ「曜さん?」

曜「私!?」

花丸「それがいいずら。運も良さげだし」

曜「いやぁ…でも、本当にいいの?」

梨子「待って、曜ちゃんも……」

はっちゃけ姉さん「それではぁ!」

梨子「!」

はっちゃけ姉さん「抽選会、スタートー!」

曜「……凶」

梨子「……ここは、運がいい人に行ってもらう方が良さそうね」

13: 2017/10/31(火) 22:08:02.14
ダイヤ「とすると、今日運がいいのは私と……」

善子「私ね。ふふっ…堕天使の力が目覚める時…!」

花丸「ないずら」

ルビィ「ないねぇ」

善子「ぐっ……い、いつも不運なのはこういう時のために取ってあるのよ!」

花丸「……!」

果南「どうしよっか。公平にじゃんけんでもする?」

ダイヤ「善子さんがあそこまで言うのなら…」

ダイヤ「果南さんの言う通り、ここで私とじゃんけんしましょう」

14: 2017/10/31(火) 22:10:04.54
ダイヤ「これで私に勝てたらよろしいですわよ」

善子「……!」

善子「……でも、やっぱり」ウツムキ

花丸「! ……善子ちゃん、頑張るずら」

ルビィ「がんばルビィだよ! 善子ちゃん!」

善子「……! そうね」

ダイヤ「それでは、行きますわよ」

ダイヤ「……」

善子「……」

ダイヤ「じゃん!」

善子「けん!」

ダイよし「「ぽん!!」」

15: 2017/10/31(火) 22:11:15.35
ダイヤ「……」グー

善子「……か、勝った…」パー

ルビィ「すごい、善子ちゃん!」

花丸「善子ちゃんがパーで勝ったずら!」

善子「! てか、ヨハネ!」

善子「それとずら丸、あんた今何かしたわよね?」

花丸「知らないよ~」

曜「これは…! もしかしたらもしかするかも!」

ダイヤ「分かりましたわ」

ダイヤ「いつも負けているあなたが勝ったのです」

ダイヤ「あなたの力、信じましょう!」

ダイヤ「さあ! 引いてらっしゃい!」

ダイヤ「栄光の一番を!」

16: 2017/10/31(火) 22:12:33.02
クレープ屋

千歌「ふん!」

花丸「」ハムッ

千歌「って!どーすんの!」

千歌「二十四番って中盤じゃん! ど真ん中じゃん!」

善子「仕方ない。堕天使の力がこの数字を引き寄せたのだから…!」

ルビィ「」ジュ~~~ッ

花丸「」モグモグ

善子「……~~!」

善子「申し訳ないっ!」アタマサゲッ

花丸「……善子ちゃんだけのせいじゃないずら」

梨子「その通りよ。だから、気を落とさないで」

17: 2017/10/31(火) 22:13:31.05
果南「でも、こうなった以上、本気で考えなきゃいけないね」

ダイヤ「説明会か、ラブライブなのか」

八人「……」

千歌「どっちかを、選べってこと?」

ダイヤ「そうするしかありません」

鞠莉「そうなったら、説明会ね」

果南「学校を見捨てるわけにはいかないもんね…」

梨子「それは、そうだけど…」

ダイヤ「今必要なのは、入学希望者を集めること」

ダイヤ「効果的なのは、ラブライブなのではありませんか?」

曜「たくさんの人に、見てもらえるし…」

ルビィ「注目されるし…」

花丸「それもそうずら…」

善子「じゃあ、どうすんのよ」

19: 2017/10/31(火) 22:14:14.26
果南「学校説明会に出るべきだという人は?」

八人「……」

果南「じゃ、ラブライブに出るべきだと思う人」

八人「……」

果南「……今さっきのことで決められない、かな…」

鞠莉「分かってるつもり、だけど…」

花丸「どっちかなんて、おらには…」

千歌「そうだよ」

千歌「だって、どっちも大切だもん」

千歌「どっちも……とても……」

曜「……うん」

梨子「……」

20: 2017/10/31(火) 22:15:11.22
十千万


千歌「はぁ」

千歌「ああ! なんかいいアイディア出てこないかなぁ!?」

千歌「うぅ~~~」アタマゲシゲシ

梨子「千歌ちゃん! お客さんに迷惑になっちゃうよ」

千歌「梨子ちゃん…」

梨子「気持ちはわかるけど…いつまでも悩んでる時間はないわ」

21: 2017/10/31(火) 22:16:38.79
千歌「だよねぇ…」

千歌「……梨子ちゃんは、どっちがいいと思う?」

梨子「そうねぇ…ラブライブに出て輝きたい」

梨子「輝いてみたいってスクールアイドル、始めたんだよね」

梨子「私も、その一員になって、輝きを見たいって思った」

千歌「でも、それができたのも、学校があったから」

千歌「浦の星があったから」

梨子「そうね…」

22: 2017/10/31(火) 22:17:22.09
千歌「あーあ! なんで同じ日にあるんだろう!」

千歌「体が二つあればなぁ…」

梨子「やっぱり選べない?」

千歌「そりゃあね」

千歌「…さっき、曜ちゃんとも話してたんだ」

千歌「どっちかじゃなきゃ、ダメなのかなって」

梨子「……うん」

千歌「……」テノバシ

梨子「……」テノバシ

千歌「ふふっ」

梨子「あははっ」

23: 2017/10/31(火) 22:19:03.48
梨子「もう一つだけ、方法があるけど…」

千歌「本当!? なに!? なになに!?」

梨子「……つまり、私たちは一人じゃない」

梨子「九人いるってこと」

24: 2017/10/31(火) 22:19:53.13
果南「二つに分ける?」

千歌「うん。五人と四人。二手に分かれてラブライブと説明会、両方で歌う」

千歌「それしか、ないんじゃないかな」

ルビィ「でも……」

善子「それでAqoursと言えるの?」

花丸「……うん」

25: 2017/10/31(火) 22:20:37.17
鞠莉「それに、五人で予選を突破できるかわからないわ」

ダイヤ「予備予選と言えど、それでは舐めていると思われても仕方ありませんし…」

梨子「私たちも嫌です。でも…」

曜「でも、梨子ちゃんたちは一生懸命考えてくれたんだよね」

果南「他に、方法といえばビデオを流す、とか」

鞠莉「わざわざ来てくれた子たちを、がっかりさせかねないわ」

千歌「……」

26: 2017/10/31(火) 22:21:08.19
通学路

曜「本当に良かったのかな…」

梨子「みんな、納得はしてないと思う」

梨子「でも、最善の策を取るしかない」

梨子「私たちは、奇跡を起こせないもの」

梨子「この前の予選の時も、学校の統廃合の時も…」

梨子「だから、その中で一番いいと思える方法で、精一杯頑張る」

梨子「よっ…と…。ふふふ」タッタッタッ

梨子「それが、私たちじゃないかって…」

千歌「……うん。そうだね」

27: 2017/10/31(火) 22:22:19.47
千歌「……あっ」

曜「みかん?」

梨子「もうこんなに実ってるんだ…」

曜「そりゃあ、内浦のみかんは美味しくて、有名だもんね」

千歌「……!」

千歌「みかんだ! そうだよ!」

千歌「やっぱり、私は諦めたくない!」

千歌「やろう!説明会も!ラブライブも!」

28: 2017/10/31(火) 22:22:41.35
ラブライブ!サンシャイン!!

29: 2017/10/31(火) 22:23:23.79
予備予選会場

志満「どうかしらね、今回」

美渡「学校説明会の準備で、浦の星の子たちもいないし、今回は厳しいかもね…」

志満「その分、私たちが応援しなきゃ!ね!」

美渡「あはは……」

美渡「…ほんとに千歌たちの作戦、大丈夫なのかね…」トオイメ

30: 2017/10/31(火) 22:24:09.25
予備予選会場 控え


梨子「今前半が終わったって」

千歌「いよいよだね」

ルビィ「……っ」

曜「花丸ちゃんたち、もうすぐ着くよ」

曜「渋滞に巻き込まれちゃったって言ってたけど、大丈夫」

ルビィ「…うん」

曜「それに、今回のルビィちゃんが作ってくれた衣装、すっごく可愛い!」

ルビィ「えへへ。曜さん、ありがとう」

31: 2017/10/31(火) 22:30:22.50
ダイヤ「…お待たせいたしましたわ」

四人「?」

ルビィ「わぁ!」

千歌「ダイヤさん! 綺麗!」

曜「すっごく似合ってる!」

ダイヤ「そ、そうですか?」

ルビィ「ルビィ、ずっとずっと思ってたんだ」

ルビィ「お姉ちゃん、絶対似合うのにって」

ダイヤ「ルビィ。素敵な衣装ですわ」

32: 2017/10/31(火) 22:31:16.80
梨子「…いいなぁ、姉妹って」

ダイヤ「ふふ、自慢の妹ですから、梨子さんにはあげられませんわよ?」

ダイヤ「さあ! 時間ですわ!」

ルビィ「花丸ちゃんも、善子ちゃんも、絶対に間に合うよね」

係りの人「次の次、Aqoursの皆さんです! 舞台袖に移動お願いします!」

ルビィ「……っ」ナミダメ

33: 2017/10/31(火) 22:32:18.60
よしまる「ルビィ(ちゃん)」

善子「待たせたわね、リトルデーモン」

花丸「ルビィちゃんの衣装、すっごいかわいいずら!」

果南「あはは…ごめんね。まさかこっちの車が渋滞に巻き込まれるなんて思ってなくてさ」

鞠莉「でも、おかげで道路の状況は把握しているわ!」

鞠莉「……パパの力は借りないって言ったけど、先生たちや私のメイドたちの力くらいは借りてもいいわよね?」

千歌「四人とも!」

千歌「うん!行こう!」

34: 2017/10/31(火) 22:33:51.58
はっちゃけ姉さん「エントリーナンバー24! Aqoursの皆さんです!」

パチパチパチ


MY舞☆TONIGHT

35: 2017/10/31(火) 22:35:03.85
係りの人「Aqoursの皆さん、こちらです!」

梨子「ありがとうございます!」

千歌「すぐに着替えて、行こう!」

八人「うん!」


--
---


志満「千歌ちゃーん! こっちこっち!」

千歌「志満姉! ありがとう!」

志満「さあ、みんな乗って」

美渡「私も後から追いかけるから。頑張ってこいよ」

千歌「美渡姉……。うん!頑張る!」

鞠莉「お姉さん! これ、今の状況です! ルートはもう表示されているので、ここまでお願いします!」

志満「ありがとう、鞠莉ちゃん」

志満「さあ、久々に腕がなるわね」

36: 2017/10/31(火) 22:41:07.16
~~~~~~回想~~~~~~

千歌「二手に分かれるのは、やめようと思う!」

善子「ええ? じゃあ、どうするのよ?」

曜「この地図見て! ここって、全部みかん畑なんだ」

ダイヤ「……それが?」

曜「だからね……」

37: 2017/10/31(火) 22:41:50.42
~~~~~~回想の回想~~~~~~

よしみ「うん。うちのみかん畑だよ?」

千歌「よっしゃあ!」

梨子「でも、間に合わないことには変わりないでしょう?」

曜「…あ、そっか」

千歌「うん!」

~~~~~~~~~~~~~~

38: 2017/10/31(火) 22:43:05.04
千歌「そしたら、ここを抜けて、こっちに出る。それから……」

梨子「……ほんと、諦めないね、千歌ちゃんは」

曜「だって、リーダーだもん。ね」

千歌「そしたらこのルートでいけば、道がある!」

果南「……なるほどね。確かにそれなら行ける」

千歌「鞠莉ちゃん。説明会の時間、午後からにずらしてほしい」

千歌「それで、夕方にライブの時間設定してほしい」

鞠莉「……わかった。元々午後にする予定だしね」

鞠莉「オープンキャンパスや在学生との面談、個別相談などもあるし、間に合わせることはできるはずよ」

ダイヤ「ラブライブの運営の方々にも、状況を説明して早抜けする許可を貰わないといけませんわね」

39: 2017/10/31(火) 22:45:17.34
千歌「無茶かもしれない」

千歌「でも、方法がある限り、やりたい!」

千歌「私たちは、どっちかなんて言ってられないんだよ」

千歌「無茶苦茶な方法だよ。間に合わない可能性もある」

千歌「それでも!」

千歌「私に、ついてきてくれるかな?」

八人「うん!(ええ!)」


~~~~~~~~~~~~~~

40: 2017/10/31(火) 22:47:59.50
虹の郷イギリス村


千歌「じゃあ、こっから走っていくね」

志満「いってらっしゃい。頑張ってね、みんな」

梨子「ありがとうございました!」

曜「またね!志満ちゃん!」

花丸「……」ウツムキ

ダイヤ「焦らなくてもいいですわ」

果南「大丈夫。マル、私たちがついてるから」

花丸「……はい!」


タッタッタッ………

41: 2017/10/31(火) 22:49:36.21
みかん畑

よしみ「おーい!こっちこっち!」

むつ「お嬢ちゃんたち、乗ってるかい!」

千歌「二人ともありがとう!」

よしみ「さあ、急いで乗って!」

むつ「人も乗れるから大丈夫だよ!」

42: 2017/10/31(火) 22:53:06.31
梨子「とはいえ、これ、大丈夫なの!?」

千歌「大丈夫!」

曜「全速前進ヨーソロー!」

ギギギギ……ギギ…


九人「……」

花丸「冗談は善子さんずら」

善子「ヨハネ」

よしみ「って言われても、仕方ないんだけどね…」

43: 2017/10/31(火) 22:54:36.46
果南「うぅ……もっとスピード出ないの~!?」グッグッ

ガキンッ

果南「……あっ」

果南「……取れちゃった…」

八人「ええっ!?」

九人「う、うわぁぁああ!!!」

ゴーーーーーーッッ!!

44: 2017/10/31(火) 22:56:24.25
林の中


「はぁっはぁっはぁっ」

ダイヤ「時間がありませんわ!」

ルビィ「間に合うかなぁ?」

曜「あと少しなのに」

果南「ここまで来たのに」

鞠莉「このままだと」

善子「ダメなのかな?」

花丸「はぁっ…はぁっ…」

梨子「奇跡は起こらないのかな?」

45: 2017/10/31(火) 22:58:07.67
千歌「……大丈夫だよ!」

千歌「ここまで来たんだもん」

千歌「あんなに練習したんだもん」

千歌「九人でステージに立ちたいって、頑張ってきたんだもん!」

千歌「奇跡って、最初から起こそうと思って起きるものじゃないと思う」

千歌「ただ一生懸命、夢中になって、何かをしようとしている」

千歌「なんとかしたい、何かを変えたい」

千歌「それが奇跡に繋がるのかなって」

千歌「だから!」

千歌「みんなにも奇跡は起こせるんだよ!」

千歌「私達だって!」

46: 2017/10/31(火) 22:59:13.16
曜「あっ!ここ抜けたら!」ユビサシ

梨子「あともうすぐ!」

鞠莉「見えた!」

ルビィ「本当に、間に合った…!」

千歌「!」ニコニコ

千歌「見て! 虹がかかってる!」

47: 2017/10/31(火) 23:02:16.32
学校舞台ステージ

君の心は輝いてるかい?


曜ルビィ 衣装製作カット
ダイヤ ラブライブ運営に電話カット
鞠莉千歌花丸 学校説明会準備カット
果南梨子善子 振り付け考え中カット
九人でのフォーメーション練習カット

48: 2017/10/31(火) 23:03:32.58
千歌「はぁっ…はぁっ…」

九人「ありがとうございました!!」オジギ


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舞台裏

梨子「みんな…笑顔だったね」

曜「うん、どっちもやれて、良かった」

千歌「うん」

千歌「……」

千歌「どっちかなんて、選べない」

千歌「どっちも叶えよう」

千歌「今できる全力を尽くして」

千歌「そしたら、きっと…」オジギタイヨウニテノバシ

49: 2017/10/31(火) 23:05:11.34
これで終わりです
ありがとうございました

52: 2017/10/31(火) 23:32:37.44
おつ
前半部分アニメと同じだったから省略しても良かったような
と言う余計なお世話を

引用: 千歌「やろう!説明会も!ラブライブも!」