1: 2016/09/14(水) 13:12:17.19 ID:v+6ip5za.net
果南「千歌?いる?」ガララッ

千歌「すぅ…」

果南「ありゃ、寝ちゃってるよ」

果南「なんか、昔を思い出しちゃうなあ」

果南「遊び疲れていつも千歌が寝ちゃうんだよね」

果南「……あ、そうだ」

2: 2016/09/14(水) 13:12:54.34 ID:v+6ip5za.net
千歌(ん、なんだろ?頭が柔らかい?)

千歌(でも私枕なんか使ってたっけ?)

果南「こうするのも久しぶりだね千歌」ヨシヨシ

千歌(か、果南ちゃん!?)

千歌(それにひ、膝枕!凄い柔らかい!)

4: 2016/09/14(水) 13:14:02.75 ID:v+6ip5za.net
果南「ん?」

千歌(や、やばい!起きてるのがバレちゃった!?)

果南「うーん、やっぱり私の膝枕じゃ寝心地悪いか…」

果南「何かあったかな……おっと」

千歌(だ、だめ!行かないで!)ギュー

果南「おっと……もーこれじゃ動けないよ?千歌」

6: 2016/09/14(水) 13:14:36.96 ID:v+6ip5za.net
果南「千歌の髪はサラサラだね。触ってて飽きないよ」

千歌(果南ちゃんの方がサラサラだと思うんだけどなあ…髪長いし)

果南「ダイヤのは触ると怒るし、鞠莉はすぐふざけるしなあ」

果南「だからと言って後輩に触らせてなんて言えないし」

果南「まあなんだかんだで千歌がいてくれて良かったよ」

8: 2016/09/14(水) 13:16:49.82 ID:v+6ip5za.net
果南「それにしてもあの千歌がスクールアイドルとはねえ」

果南「本当は反対だったんだけど、千歌のやる気を見ちゃうと言えなかったんだ」

果南「私達みたいに辛い思いをして欲しくないって……」

果南「だけど千歌の周りには沢山の人がいてくれて良かった」

果南「私達みたいにならないで本当によかった」

9: 2016/09/14(水) 13:17:41.46 ID:v+6ip5za.net
千歌(果南ちゃん……)

千歌(そっか、辛かったもんね)

千歌(大丈夫だよ。今度は私達が一緒だから!)

果南「あ、もうこんな時間か。千歌?起きて」ユサユサ

千歌「うひゃあ!?」ガバッ

果南「わっ!」ビクッ

10: 2016/09/14(水) 13:18:30.29 ID:v+6ip5za.net
果南「千歌」

千歌「あ、あはは……え、えっと」

果南「おはよう!でも、もう夕方だから帰るよ」

千歌「え?あ、うん!」

11: 2016/09/14(水) 13:19:03.25 ID:v+6ip5za.net
果南「久しぶりだね、二人で帰るのも」

千歌「うん、いつも曜ちゃんがいたからね」

果南「そういえばそうか」

千歌「ねえ果南ちゃん」

果南「ん?何?」

12: 2016/09/14(水) 13:19:59.33 ID:v+6ip5za.net
千歌「もう、果南ちゃんは一人じゃないよ」

千歌「私達の仲間だよ!何かあったらすぐ言ってね!」

果南「千歌……」

千歌「じゃあ早く帰ろ?果南ちゃん!」

果南「……そう、だね。帰ろ!」

果南「ありがとう、千歌」ボソッ


おわり

13: 2016/09/14(水) 13:21:33.42 ID:byWhHujw.net

引用: 果南「千歌が寝てる」