1: 2016/09/08(木) 18:05:59.39 ID:PZwz8AO2.net
【放課後、部室にて】

梨子「えーっと、帰るもなにも、当分ここで暮らしていくつもりだけど…」

曜「へー。そうなんだ。」

梨子「……。」

曜「…ふーん。当分、ねぇ。」

曜「……。」

梨子「……。」

4: 2016/09/08(木) 18:07:57.18 ID:PZwz8AO2.net
曜「……。」

梨子「……。」

曜「……でも、さ…」

曜「…ピアノを本気でやるなら、やっぱり東京の方が環境がいいんじゃない?」

梨子「た、たしかにそうかもしれないけど、今はAqoursのみんなとの時間を大切にしたいし…。」

曜「へー。そうなんだ。」

梨子「……。」

曜「……。」

6: 2016/09/08(木) 18:09:26.51 ID:PZwz8AO2.net
曜「……。」

梨子「……。」

曜「…東京の頃の友達とか恋しくなったりしないの?」

梨子「……私、向こうではピアノばかりで友達らしい友達なんていなかったから…。」

曜「へー。そうなんだ。」

梨子「……。」

曜「……。」

8: 2016/09/08(木) 18:11:19.03 ID:PZwz8AO2.net
曜「……。」

梨子「……。」

ガラガラ

花丸「今日も練習頑張るずら~」

ルビィ「ごめんなさい、友達と話し込んでたら遅くなりました…。」

善子「数多のリトルデーモンとの余興を興じていたら…ってあれ、まだ二人しかいないの?」

梨子「えぇ、千歌ちxy 曜「千歌ちゃんは日直で遅れるんだって。」

花丸「ステレオずら~」

梨子「……。」

曜「……。」

10: 2016/09/08(木) 18:14:13.08 ID:PZwz8AO2.net
曜「……。」

梨子「……。」

1年生「……。」

善子「……こ、この前の海の家でのヨキソバ?だっけ?美味しかったわよね」

曜「ほんと?ふふ、ありがとう。ヨーシコー!」

善子「ま、まぁ堕天使の涙の次くらいにだけど!って善子言うな!!」

アハハハ

花丸「海の家といえば、梨子先輩夜中に千歌ちゃんと外で何の話してたずらかー?」

善子「ちょっ!」

ルビィ「千歌ちゃんの家でお泊りしたとき?全然気が付かなかった…」

花丸「そうずら。夜中に千歌ちゃんが梨子ちゃんを起こして外に出ていくところを見たずら。」

曜「……………。」

梨子「い、いやあの時はお互い作詞と作曲で悩んでいたから、意見交換をしていたn曜「へー。そうなんだ。」

梨子「そうなの、それ…だけよ……。」

梨子「……///」

曜「………………………………………………。」

14: 2016/09/08(木) 18:17:15.94 ID:PZwz8AO2.net
曜「……。」

梨子「……。」

1年生「……。」

ガラガラ

鞠莉「ハロ~みんな元気~?☆」

ダイヤ「ごめんなさい受験対策講座で遅くなりました。」

果南「全員強制参加ってのが困るよね…ってなんでみんなまだ着替えてないの?」

ルビィ「あ、私たちも今来たところで…。」

鞠莉「ちかっちの姿が見当たらないねぇ~Where?」

梨子「千歌ちx 曜「千歌ちゃんなら日直で遅くなるって言ってました。」

鞠莉「Woh! 被るなんて息ぴったりね☆」

梨子「……。」

曜「……。」

1年生「……。」

3年生「……。」

18: 2016/09/08(木) 18:20:25.66 ID:PZwz8AO2.net
曜「……。」

梨子「……。」

1年生「……。」

3年生「……。」

果南「そ、そういえば新曲の方はどう?」

ダイヤ「ラブライブ予選に向けた大事な曲ですからね!さいっっこうの曲をお願いしますわ!」

梨子「そ、そうですね、良い曲を作れるように今作詞に音をつけてるところです」

鞠莉「ふふふ、最近ちかっちとりこっちの二人とも仲良さげだから、あっつ~いラブロマンスの曲ができあがったr」

バンッッッ!!!

ダイヤ&ルビィ「ピギィィィィ!!!」

梨子「よ、曜ちゃん…どうしたの?」

曜「……。」

曜「あっ、大きな音たててごめんね。虫がいたから…。」

梨子「そ、そう…。」

19: 2016/09/08(木) 18:22:38.12 ID:PZwz8AO2.net
曜「……。」

梨子「……。」

1年生「……。」

3年生「……。」

花丸「虫はちゃんと潰せたずらか?」

善子「??!」

曜「ううん、潰すのはやっぱりかわいそうかなって…。」

果南「そ、そうだよね、曜は優しいからね!」

曜「……。」

曜「でもね、もしこれからも私の周りをブンブンブンブン飛び回っていると」





曜「本当に潰しちゃうかもしれない」

20: 2016/09/08(木) 18:23:37.90 ID:PZwz8AO2.net
―――――――――――

梨子「…って感じの話の同人誌を書きたいんだけど、どう思う?」

曜「どうって…」

千歌「言われても…」

善子「リリーは三角関係が好きなの…?」

梨子「違うわ!あくまで千歌ちゃんの事が好きなのに報われない曜ちゃんがいいのよ!」

花丸「や め る ず ら ^ ^」

ドスッ


31: 2016/09/08(木) 18:59:23.08 ID:aEhb6zyp.net
畜生丸で笑う

45: 2016/09/08(木) 21:09:21.57 ID:+KJUm6XL.net
曜「...かって...だね...」

梨子「え?」

曜「わかってやってたんだね。梨子ちゃん...」

梨子「な、なんのこと?」

曜「私が!どんな気持ちで!!いるか!!!
わかってやってたってことだよね?これは!!!」

梨子「な、何感情的になってるの...
お、お話だよお話。これはただのフィクションだから。ね?」

曜「...るさな...」

曜「絶対許さない」

花丸「曜ちゃんなにいってるずら?」

曜「これさ、潰しても...いいってことだよね...?
目障りな虫...葬り去ってもいいってことだよね...」

千歌「曜ちゃん...怖いよ...?」

曜「千歌ちゃんは黙ってて。私が用があるのは梨子ちゃんだから。
ねぇ、梨子ちゃん。
殺ってもいいんだよね?虫。」

善子「ちょ、ちょっと、落ち着きなさいよ...!」

シャッ

千歌「曜ちゃん...!
どこから出したのそれ...」

曜「私の千歌ちゃんに...私たちにまとわりつく汚い虫は...しんじゃえ。
しんじゃえ!!!!!」

タッタッタッ

梨子「まって、やめて曜ちゃん!!!ほんとに...やめ...て......」

46: 2016/09/08(木) 21:09:40.47 ID:+KJUm6XL.net
バッ

曜「千歌ちゃん?どいてよ。そこ。
私たちの仲を邪魔する悪い虫を退治するだけだよ。私は何も悪くない。」

千歌「...やめて。私曜ちゃんがこんな人だと思わなかった。梨子ちゃんも...梨子ちゃんも大事なAqoursの仲間なんだよ!?それを...しんじゃえだなんて!
そんな危ないもの持って。ねぇ、どうしたいの?曜ちゃん。そんなことしても何も解決しないよ?
一旦落ち着こう?曜ちゃん。」

善子「そうよ、それは...それだけはやってはいけないわ...」

花丸「なにが...起こってるずら...?」

曜「でも、、、そこにいる虫のせいで私は、、、」

千歌「曜ちゃんのバカ!!!」パシッ

曜「った...
何すんのよ!!!
私は...私は...千歌ちゃんのことを想って!!!」

千歌「私、そんなことしてもらっても...嬉しくない。嬉しくないよ!」

曜「...なんで?...なんで?
全部千歌ちゃんのためなのに。
今までずっと...千歌ちゃんを想ってやって来たのに...何もかも...!!!
なのに...なんで!!!」

千歌「ありがとう。私、ずっと曜ちゃんに支えられてきた。ありがとう。
でもね、今、これだけは嬉しくない。だっておかしいよ。曜ちゃん。
今自分が何しようとしたかわかってる...?」ギュッ

曜「千歌...ちゃん...」ポロッ

カシャンカシャン...

曜「私...私...」ウグッ

曜「だって...千歌ちゃん...梨子ちゃんに...
梨子ちゃんばっかり...」ウググッ

ウワーングスングスン

千歌「ごめん...ね。ごめん。気づいてあげられなくて...。私、曜ちゃんが隣にいて当たり前って思ってた...。
でも違った。当たり前なんてなかった。
ちゃんと...ちゃんと伝えなきゃダメなんだって。今、分かった。


曜ちゃん...大好きだよ。誰よりも。一番。」





みたいな

52: 2016/09/08(木) 21:48:14.40 ID:+KJUm6XL.net
曜「そ、そうだ、、、千歌ちゃんは悪くない...あれもこれも全部あの虫のせいだ...梨子とかいう虫のせいなんだ...きっとあいつを消せば千歌ちゃんも目が覚めるよ...」シャッ

バッ

曜「!? 取らないで。私はあいつを殺さなきゃいけないの...!」

千歌「まだ分からないの?
私はもうあなたが嫌い。反吐が出るくらいにね。
もう私には梨子さえいればいい。」

56: 2016/09/08(木) 21:57:18.62 ID:+KJUm6XL.net
千歌「わかった?もうあなたは私にとっては邪魔な存在でしかないの。
それこそ私と梨子ちゃんの周りにまとわりつく虫のようにね。」

曜「...え?
ま、まさか、そんなわけ」

千歌「あるよ。だからね。私は今からその虫を退治しなきゃならないの。」

善子「え...千歌...?どうしたの千歌...?」

花丸「き、きっとまるには早すぎたずら...
ま、まるは帰るずらっ」ニゲルッ

善子「あっ、花丸だけずるいわ!わっ、私も帰るわ...じゃ、じゃあ、熱くなりすぎないでね...」タタタッ

58: 2016/09/08(木) 22:02:42.44 ID:+KJUm6XL.net
千歌「やっと邪魔者もいなくなったようだね...」チラッ

曜「わ、悪かった!私が悪かったよ!だから...だから...や、やめて...殺さないで...」

千歌「今更何言ってるの...?
私の大事な梨子ちゃんを最初に殺そうとしたのは誰?
分かってるよね?」

曜「だ、だから、悪かった。私が悪かったから!」

千歌「ちゃんと分かってるじゃん。」

曜「だから、、、だから...ね?
許して...」

千歌「っ...はははwwwww
何言ってるのwww
そんなことで許されるとでも?
笑っちゃうよ。」

60: 2016/09/08(木) 22:12:59.09 ID:+KJUm6XL.net
梨子「何かと思って聞いていれば...二人共、、、もういい加減にしなさい!」バシッバシッ

曜、千歌「何するの(よ)!!」

梨子「あなた達!何がしたいの?なにが頃すよ。なにがあの子だけいればいいよ。9人揃ってのAqoursでしょ?
あなた達何もわかってない!
私は...私は...二人共大好きなの!!」

曜、千歌「梨子ちゃん...」

梨子「だから、ね?もうやめましょう?こんなこと。9人みんなで仲良く。ね?」

曜、千歌「...うん。」

曜「ごめんね。千歌ちゃん。私が悪かった。」

千歌「私こそごめん。私、どうかしてたみたい。」

梨子「(あーよかった...攻略対象減らされちゃ面白くないもんな...あはは)」

曜、千歌「梨子ちゃん、ありがとう!」

梨子「(もしかしてこれ、二人共からの好感度上がってる?
やったぜ。)」

そうしてそれからも9人仲良く暮らしましたとさ。

61: 2016/09/08(木) 22:13:27.05 ID:+KJUm6XL.net
これで終わりってことにしてくれ

俺には文才がないことがわかった...

63: 2016/09/08(木) 22:22:15.47 ID:Rgl7oeUX.net
まぁ俺は好きだよ
おつかれ

引用: 曜「…そういえば梨子ちゃんっていつ東京に帰るの?」 梨子「え?」