高3女子「じゃ…じゃあ…先生、私を騙してたの…？」

教師女「そうじゃないの、そうじゃなくて」

高3女子「じゃあどうなの！！？騙されてる私見て面白がってたんでしょ！？」

教師女「違うの…」

高3女子「………先生のとこ大好きなのに…」

教師女「私もよ…あなたのことは大好き」

高3女子「は、はぁ？そうやってまた騙すの？」

教師女「なんでそんなこと言うの…」

高3女子「いいよ…騙してもいいし遊びでもいいから一緒にいさせて、お願い！！」

教師女「ダメなの！！」

高3女子「なんで！！？」

教師女「に…妊娠したの……」

高3女子「え………」

教師女「…」

高3女子「え？…嘘だ、それは騙されないよ先生…ハハハ…」

教師女「ほんとなの…」

高3女子「え……でも…え？」

教師女「相手の人と結婚するの…だから……あなたとは暮らせない」

高3女子「私のこと…嫌いになったんならそう言ってよ…」泣

教師女「え？」

高3女子「顔も見たくないぐらい嫌いだから…そ、そんな嘘つくんでしょ…？」泣

教師女「そんなことない…私は今でも」

高3女子「もういいよ！！」泣

教師女「ごめんなさい、でも、あなたにはちゃんと言っておきたくて」

高3女子「早く私の前からいなくなって…」泣

教師女「な、なんでそんなこと言うの…？」

高3女子「早く！！消えて！！！」泣

教師女「ねえ…話を聞いてよ…」

高3女子「早く消えて！！お腹蹴るよ！！早く！！！」泣

教師女「！…ご、ごめんなさい、でも」

高3女子「」机ﾊﾞﾝｯ

教師女「……わかったわ、じゃあ、元気でね…」

高3女子「」

教師女「……」ドアｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

高3女子「…」

高3女子「…」ｸﾞｽﾝ

高3女子「うっ…う…うわあああん」泣




おしまい

教師女(これで、これで良かったのよ....これで良かったんだわ.....あの子はこれから卒業して大学に行って、そして新しい友人たちと出会う)

教師女(このままの関係を続けてるのはあの子のためにならない.....女の子だもの...彼氏をつくって、デートをして、結婚して........そして子どもを産んで.....私にはそれができないもの)

教師女(きっとあの子も、私との事はいつか忘れるわ......だから、私も、忘れることができるはず.....)

教師女「...........悲しませてごめんなさい。妊娠してるなんて嘘をついたけど、これであの子とは......」

>>21
いいと思う

>>21の続き
高3女子友「先生？なに独り言言ってるんですか？」

教師女「！！…な、なんでもないわ……」目ｺﾞｼｺﾞｼ

高3女子友「高3女子ちゃん見ませんでした？」

教師女「さ…さぁ？」

高3女子友「あれー？おっかしいな……高3女子ちゃん言ってましたよ？先生と話するから部活行けないって」

教師女「そ、そう……」

高3女子友「何か…あったんですか…？」

教師女「あなたには関係ないわ…高3女子ちゃんなら教室にいるから……早く帰りなさい…」

高3女子友「……先生、絶対高3女子ちゃんとなにかあったでしょ…」

教師女「……なんでもないったら」

高3女子友「えー…まあいいですけど、大切にしてあげて下さいね～」

教師女「え…？」

高3女子友「え？付き合ってるんでしょ？」

教師女「なっ…！なんで知ってるの…！？」

高3女子友「あー……えっと……高3女子ちゃんが……教えてくれました」

教師女「……他にも知ってる人はいるの……？」

高3女子友「高3女子ちゃんが私にしか言ってないなら、知ってるのは私だけですね 」

教師女「そ、そう……」

高3女子友「高3女子ちゃん毎日先生の話してましたよ？もうしつこいよっ！ってぐらいｗｗ」

教師女「…」

高3女子友「先生のこと、本気で好きみたいでしたよ」

教師女「…」

高3女子友「……くやしいなぁ～……」ｸﾞｽﾝ

教師女「え…？」

高3女子友「私高3女子ちゃんのこと好きだったんです…」ｸﾞｽﾝ

教師女「そうだったの……」

高3女子友「なのに……高3女子ちゃんは先生しか見てませんでした……」ｸﾞｽﾝ

教師女「ごめんなさい……」

高3女子友「な、何があったか知らないですけど……あの子大切にしてあげないなら、私が絶対許しませんから……」

教師女「……」

この続きはあなたの心の中に、きっとあるでしょう
では、今夜はこの辺で
また来週！！



チャララーラーチャラーラー♪





おしまい

教師女「……」ドアｺﾝｺﾝ…

高3女子「！！」ﾋﾞｸｯ

教師女「あ……ごめん」

高3女子「……」

教師女「……あのさ」

高3女子「…」

教師女「……あのね、その……」

高3女子「…」

教師女「本当に……ごめんなさい……」土下座

高3女子「！？ちょっ…何してるの…！」

教師女「ごめんなさい！！ごめんなさい！！！」頭ｶﾞﾝｶﾞﾝ

高3女子「だ、大丈夫だからっ！！」

教師女「ごめんなさい……」泣

高3女子「……大丈夫だって」

教師女「…」

高3女子「で、で？何か用？」

教師女「すごく……自分勝手だって分かってるし……本当に……あなたのこと傷付けるような真似しといて言えることじゃないけど……」

高3女子「……」

教師女「やっぱり……あなたのことが好きなの……」

高3女子「は……はぁ？」

教師女「さっき……高3女子友ちゃんにあったの……」

高3女子「そう……」

教師女「先生ね、あなたのためにって……でもほんとは自分のことしか考えてなくて……」

高3女子「……」

教師女「ごめんなさい……妊娠も結婚も、付き合ってる人がいるのも……全部嘘なの……」

高3女子「はぁ……」

教師女「…ごめんなさい」

高3女子「……」

教師女「ごめんなさい……」

高3女子「も、もうｗｗ先生何言ってるか分かんないしｗｗ謝りすぎｗｗ」

教師女「……」

高3女子「ふぅ……本気なの？」

教師女「ええ、もちろん……」

高3女子「わかった……これで最後だよ？」

教師女「うん……もう絶対こんなことしない……」

高3女子「……今日晩御飯先生のおごりね」

教師女「え」

高3女子「焼き肉食べたいな～」

教師女「給料日前なのよ……」

高3女子「はぁ……」

教師女「わ、分かったわ！焼き肉ね、どこでも連れてってあげるわ！」

高3女子「じゃあ……駅前のとこの焼き肉屋さん」

教師女「高いとこじゃない……」

高3女子「んー？」

教師女「い、いいわよ、そこ行きましょ」





おしまい

おつおつ