千歌「善子ちゃん…」

善子「…！！？はっ！ち、千歌さん！？」

千歌「みーちゃった…善子ちゃんが喫煙してるところ♪」

善子「こ、これは！違うのよ！」

千歌「何が違うの？今思いっきりタバコ吸ってたよね♪」

善子「は、初めてなの！！」

千歌「いやでも未成年だよ？」

善子「うう…言い逃れ出来ない…」

千歌「今の一部始終撮影しちゃったんだよね」

善子「え！！？」

千歌「これをネットに流す事も簡単に出来るんだけど♪」

善子「や、やめてよ！！」

千歌「じゃあそのタバコ、千歌が預かるね」

善子「えっ」

千歌「何も善子ちゃんの喫煙をみんなに知らせようだなんて事は考えてないんだよ」

善子「ほ、ホントに…？」

千歌「うん。でも間違えた道には行って欲しくないからタバコはやめてね♪」

善子「わ、わかった…」

千歌「じゃあタバコとライター千歌に渡して？」

善子「あの…タバコやめるのはいいんだけどなんで千歌さんに渡すの？」

千歌「そのまま善子ちゃんがタバコ持ってたらまた吸っちゃうから千歌が預かってるのだ♪」

善子「そ、そう…？じゃあ…はい」

千歌「…うん♪確かに受け取ったよ。もうタバコはやめてね♪」

善子「え、ええ…」

善子「じゃあ…練習は今日はもう終わったし私は帰るわね」

千歌「うん。気を付けてね♪」

善子「タバコ…いつ返してくれるの？」

千歌「まあ千歌が善子ちゃん大丈夫だと判断したら！」

善子「そう…。いつかは返してね？パパのだし」

千歌「うん♪」

善子「じゃあまた明日ね」

ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝ

千歌「……」

ｼｭｯ

ｽﾊﾟｰ

千歌「っはー……。んんーっはーーー」

善子「って千歌さんも吸ってるじゃない！！！」

千歌「うわあ！！善子ちゃん！！？帰ったんじゃ！」

善子「明らかに怪しかったからフェイントかけたの！」

千歌「ち、千歌もちょっと興味本位で初めて…」

善子「うそ！！今のは明らかに慣れた感じで吸ってた！ていうかヨハネより酷いじゃない！！」

千歌「や、やだなー…千歌が習慣的に吸ってるって言いたいの？」

善子「写真、撮ったから」

千歌「へ？」

善子「今千歌さんが喫煙してた写真」

千歌「いやいや、何してるの善子ちゃん」

善子「さっき千歌さんがやった事と同じ事だけど？これをネットに流しても！」

千歌「>>15」

取引だ

千歌「取引だ。取引なのだ！」

善子「取引？」

千歌「千歌はさっき善子ちゃんが喫煙してた動画を持ってる」

善子「うっ」

千歌「それに善子ちゃんも今の千歌が喫煙してた写真を持ってる」

善子「状況は同じね…お互いデータを消してこれを無かった事にってこと？」

千歌「話が早いね。そういう事。じゃあ消す瞬間をお互い見せ合おう♪」

善子「…まあ、今の動画が消えるんならヨハネ的にはウィンウィンだし…わかったわ。じゃあ…消すわよ」

千歌「千歌も消すよ。…えい」

善子「…よし。消したわよ」

千歌「千歌も消した♪」

善子「じゃあこの話はこれで終わり…」

千歌「ちょっと待って善子ちゃん」

千歌「どうせなら二人で楽しもうよ♪」

善子「え？楽しむって…」

千歌「タバコだよ！」

善子「え…でも、もうしないって話じゃ」

千歌「疲れた時はありだよあり。スッキリするからさ」

善子「えーでも味よく分からなかったし…」

千歌「千歌も最初の内はそうだったし、慣れれば美味しいよ？」

善子「いややっぱ初めてじゃないじゃん…まあ、ちょっとくらいなら」

千歌「はい。じゃあ火」

善子「ええ…んっ」ｽﾊﾟｰ

千歌「ん…っぱああー。んんー♪」ｽﾊﾟｰ

>>22「………」

ダイヤさん

|c||^.- ^||y-~

ダイヤ「何してるんですの！！？そこのお二人！！」

善子「ひっ！！」

千歌「ダイヤちゃん！！？」

ダイヤ「み、未成年ですのに…アイドルですのに…あなた方は喫煙なんて…ぶっぶーにも程がありますわ！！！」

善子「ひいい！だからやめようと思ってたのに！」

千歌「…ダイヤちゃん撮ったの？写真か動画」

ダイヤ「ええ？今わたくしがここに来たら丁度あなた方が喫煙しているところを目撃して…それだけですわ」

千歌「じゃあこっちのもんだね」

ダイヤ「は？」

千歌「善子ちゃん！ダイヤちゃんに技かけて動き止めて！早く！！」

善子「え…わ、わかった！えい！！」

ダイヤ「ぐあっ！！ちょっ…何をするんですのー！動けませんわ！！」

千歌「えい！そしてパシャり！」ｶｼｬ

ダイヤ「んん！？」

善子「タバコを咥えさせて写真撮った！」

千歌「フフフ。ダイヤちゃんの喫煙写真ゲット♪」

ダイヤ「ぴぎゃあああああ！なんて事を！！？」

千歌「これをネットの掲示板にアップなのだ♪」

ダイヤ「それだけは！！それだけはおやめに！！！」

善子「そうよ…何もそこまで…」

千歌「何？善子ちゃんはダイヤちゃんの味方するの？」

善子「まあ、正論だし…」

千歌「ふーん。そっかー。じゃあ善子ちゃんの喫煙動画もYouTubeにアップなのだ♪」

善子「え？」

千歌「…はい。ダイヤちゃん喫煙写真と一緒にアップしたから♪」

ダイヤ「ぴっぎゃああああああああ！人生オワタですわああああああ！！！」

善子「ちょっと！さっき消したはずじゃあ！！」

千歌「コピーを取ってあるに決まってるじゃん♪」

善子「んなあああああああ！？」

千歌「あっはははは！千歌に逆らうからこうなるのだー！」

善子「ウソ！本当にYouTubeにあるじゃない！何よ堕天使がタバコ吸ってみたってこのタイトル！」

ダイヤ「ん？関連動画にこんなのがありますわよ」

千歌「へ？」

Aqoursのリーダーが喫煙してみた♪

千歌『っぱぁー。うっメェー！』

千歌『これだからタバコはやめらんねぇーなー！』ｽﾊﾟｽﾊﾟ

千歌『お酒も欲しいよね。タバコだけじゃ物足んないや♪』
ｽﾊﾟｽﾊﾟ


千歌「いや何これ！！？」

善子「これ、千歌さんの家の部屋よね」

ダイヤ「あなた…普段からこんな乱れた生活を！」

千歌「ていうか何で千歌の部屋の様子が撮られてんの！？誰！！？」

善子「アップロードしてるのはSAKURA TVってチャンネルね」

ダイヤ「一体どこの誰がこんな！」

善子「こんなのもあるわ」

Aqoursのリーダーがバイブをかんかんみかんしてみた♪

千歌『んやあああああああ///』ｳｨｲｲｲｲｲｲｲｲﾝ

千歌『気持ちいいよぉ！もっと奥！んんんんんん///』ｳｨｲｲｲｲｲｲｲｲﾝ

千歌『イく！イくって！イっちゃうよおおおおおお///』


千歌「うわあああああああ！！」

善子「えっろ…」

ダイヤ「だ、大胆ですわね///」

千歌「なんでこんなのが撮影されて…！」

善子「アップロードしてるのはリコキンってユーチューバーよ」

翌日 1年教室

花丸「ルビィちゃんおはようずら。善子ちゃんは？」

ルビィ「なんかまた不登校になるかもって昨日ラインでおねえちゃぁも今日は休むって」

花丸「やっぱりあの動画と写真が原因ずら…」

ルビィ「うゅ…あんなに真面目なおねえちゃぁが喫煙者だったなんて…」

2年教室

曜「おはヨーソロー梨子ちゃん」

梨子「おはよう曜ちゃん。千歌ちゃんは今日来ないみたいね…」

曜「あー…やっぱあの動画が原因かぁ…」

梨子「本当に…あんな酷い動画どこの誰がアップしたのよ！私許せない！！」

曜「本当にねぇ」

曜「あ、昨日もSAKURA TVが動画アップしてる。ストレス発散の一服だって。千歌ちゃんったら…」

梨子「盗撮だなんて…酷い事するわね…」

曜「なんか窓越しに撮ってるもんね。このチャンネルの動画全部…でもなんで窓越しなのに音はちゃんと聞こえるんだろ？」

梨子「千歌ちゃんの部屋にお邪魔した時に盗聴器を仕掛けてあるのよ」

曜「へぇー。それにしてもそんな手口、一体どこの誰が…」

梨子「私！絶対犯人を見つけ出す！！」

曜「ねえ梨子ちゃん、もっと際どいのアップしてよ。もっと激しくエOチな事してる千歌ちゃんを見たい」

梨子「えー？私だって24時間監視してる訳じゃないし」

曜「ユーザーの期待に応じてよー」

梨子「だいたいアップしてるの私じゃないから。リコキンだから」

曜「…おや。なんか関連動画に何かある…」

淫乱JKの壁ドン妄想ひとりエOチノーカットなのだ♪

梨子『あああああああ！！！もっと激しく壁ドンして！！！』ｸﾁｭｸﾁｭ

梨子『そうそれ！！！次は壁クイ！！ああああああああ！！！うおおおおおおおおおお！！！』ｸﾁｭｸﾁｭｸﾁｭｸﾁｭ

梨子『りこぴーのまんぴーが壁に壁されておかしくなっちゃうのおおおおおおおお』ｸﾁｭｸﾁｭｸﾁｭｸﾁｭｸﾁｭｸﾁｭ

梨子『ふううううううう！！そんなところを壁ドンしたら…ああああああイっちゃううううううううう』ﾌﾟｯｼｬｱｱｱｱｱｱｱ

梨子『ぁっ…あっあっあっ…かベェ…』


曜「これはひどい」

梨子「曜ちゃん。私も明日から不登校になるわね」


おわり

おわるな