894: ◆3QM4YFmpGw 2015/03/30(月) 01:59:47.62 ID:REipONcg0
895: 2015/03/30(月) 02:00:43.36 ID:REipONcg0
聖來「ちょっとすいませーん! ガルブさーん!」
カレンヴィーの手を引きながら、聖來が会場中央に戻ってきた。
ガルブ『おや、どうかされましたか?』
聖來「く、薬! っていうか医療班! カレンヴィーちゃんが頭から血……を…………」
振り向いた聖來の言葉が止まった。
カレンヴィー「え、えっと…………」
カレンヴィーの頭から流れ出る血は、いつの間にかピタッと止まっている。
いや、それどころか、傷跡すら見当たらない。
聖來「…………あれ?」
ガルブ『いたってけんこうなようですね』
聖來「おかしいな……さっきは……」
----------------------------------------
それは、なんでもないようなとある日のこと。
それは、なんでもないようなとある日のこと。
その日、とある遺跡から謎の石が発掘されました。
時を同じくしてはるか昔に封印された邪悪なる意思が解放されてしまいました。
~中略~
「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。
・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。
896: 2015/03/30(月) 02:01:25.26 ID:REipONcg0
カレンヴィー「あ、あの、私大丈夫なので……」
聖來の手をそっと振り払い、カレンヴィーは苦笑いした。
聖來「そ、そう……」
聖來(……高速治癒に、肉体変化……これがカレンヴィーちゃんの能力かな? にしても……雰囲気といい色といい……これじゃまるで……)
聖來「カース……」
カレンヴィー「えっ?」
聖來「えっ、あっ、いやいや、何でもないの」
思わず思考が口から漏れた聖來は、慌てて取り繕う。
カレンヴィー「そ、そうですか?」
聖來「そうそう。心配しないで。ね?」
カレンヴィー「……はい、分かりました」
壊れた仮面の奥で、カレンヴィーがニコリと微笑む。
――――――――――――
――――――――
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聖來の手をそっと振り払い、カレンヴィーは苦笑いした。
聖來「そ、そう……」
聖來(……高速治癒に、肉体変化……これがカレンヴィーちゃんの能力かな? にしても……雰囲気といい色といい……これじゃまるで……)
聖來「カース……」
カレンヴィー「えっ?」
聖來「えっ、あっ、いやいや、何でもないの」
思わず思考が口から漏れた聖來は、慌てて取り繕う。
カレンヴィー「そ、そうですか?」
聖來「そうそう。心配しないで。ね?」
カレンヴィー「……はい、分かりました」
壊れた仮面の奥で、カレンヴィーがニコリと微笑む。
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897: 2015/03/30(月) 02:02:24.09 ID:REipONcg0
――――
――――――――
――――――――――――
γ「…………来たな」
カミカゼ「……逃げるでもなく仁王立ちか。随分自信があるんだな?」
カミカゼの前に立ちはだかるは、番人γ……桐野アヤ。
γ「一目見た時からアンタと戦ってみたくてね。学園祭の時さ」
カミカゼ「へー……そいつは光栄だな」
お互いに余裕の表情を崩さず、構えをとる。
γ「見たとこアタイと同じで小細工はお嫌いそうだからさ、こうして正面から待ってたんだ……よっ!!」
カミカゼ「へっ、お気遣い痛み入る……ぜっ!!」
二人の距離が瞬時に縮まり、拳と拳が正面からぶつかりあった。
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γ「…………来たな」
カミカゼ「……逃げるでもなく仁王立ちか。随分自信があるんだな?」
カミカゼの前に立ちはだかるは、番人γ……桐野アヤ。
γ「一目見た時からアンタと戦ってみたくてね。学園祭の時さ」
カミカゼ「へー……そいつは光栄だな」
お互いに余裕の表情を崩さず、構えをとる。
γ「見たとこアタイと同じで小細工はお嫌いそうだからさ、こうして正面から待ってたんだ……よっ!!」
カミカゼ「へっ、お気遣い痛み入る……ぜっ!!」
二人の距離が瞬時に縮まり、拳と拳が正面からぶつかりあった。
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898: 2015/03/30(月) 02:03:11.28 ID:REipONcg0
――――
――――――――
――――――――――――
Ω「くそっ、まだ追ってくるのかよ!」
Σ「さ、流石にくたびれてきた……」
廃墟となったビル内を逃げる番人Ω……結城晴と番人Σ……青木慶。
アース「待たんかいっ!」
スカル「チケットを下さいでございます」
そしてそれを追うナチュルアースとアビスカル。
Ω「しょうがねえ! オラァッ!!」
晴が鋼鉄と化した左腕を床に叩きつける。
すると、眩い電撃の波が床を伝って二人めがけて襲いかかってきた。
アース「んのっ、地よ! 力を貸せぇっ!!」
負けじとナチュルアースが拳を地面に叩きつける。
隆起したコンクリートが小さな壁を形成し、電撃の波をそこで阻んだ。
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Ω「くそっ、まだ追ってくるのかよ!」
Σ「さ、流石にくたびれてきた……」
廃墟となったビル内を逃げる番人Ω……結城晴と番人Σ……青木慶。
アース「待たんかいっ!」
スカル「チケットを下さいでございます」
そしてそれを追うナチュルアースとアビスカル。
Ω「しょうがねえ! オラァッ!!」
晴が鋼鉄と化した左腕を床に叩きつける。
すると、眩い電撃の波が床を伝って二人めがけて襲いかかってきた。
アース「んのっ、地よ! 力を貸せぇっ!!」
負けじとナチュルアースが拳を地面に叩きつける。
隆起したコンクリートが小さな壁を形成し、電撃の波をそこで阻んだ。
899: 2015/03/30(月) 02:03:59.22 ID:REipONcg0
スカル「とおー」
その壁を足場に、アビスカルが慶へ飛び掛る。
【警告:ターゲット急接近中】
Σ「うわあ!?」
驚いた慶が、手に持った銃を反射的にアビスカルに向けて引き金を引いた。
発車されたペイント弾がアビスカルのバイザーに着弾し、彼女の視界を奪う。
スカル「あわわわっ? ま、前が見えませんです……」
真っ赤なペイント弾に視界を奪われたアビスカルは、慶を捉える事なく着地した。
Ω「よし、今だ!」
Σ「うん!」
二人はそれを好機と見るや逃げ出し、階段で上の階へ上がっていく。
アース「ワレェ、逃がすかい!」
スカル「ま、待ってほしいです……」
それを追うナチュルアースに、バイザーのペイントを拭ったアビスカルが大慌てで続いた。
その壁を足場に、アビスカルが慶へ飛び掛る。
【警告:ターゲット急接近中】
Σ「うわあ!?」
驚いた慶が、手に持った銃を反射的にアビスカルに向けて引き金を引いた。
発車されたペイント弾がアビスカルのバイザーに着弾し、彼女の視界を奪う。
スカル「あわわわっ? ま、前が見えませんです……」
真っ赤なペイント弾に視界を奪われたアビスカルは、慶を捉える事なく着地した。
Ω「よし、今だ!」
Σ「うん!」
二人はそれを好機と見るや逃げ出し、階段で上の階へ上がっていく。
アース「ワレェ、逃がすかい!」
スカル「ま、待ってほしいです……」
それを追うナチュルアースに、バイザーのペイントを拭ったアビスカルが大慌てで続いた。
900: 2015/03/30(月) 02:05:12.16 ID:REipONcg0
やがて慶と晴は階段を上りきり、ナチュルアースとアビスカルもそれに続こうとした、その時。
Σ「よーし……今!」
Ω「がってん!!」
晴が再び左腕を地面に叩きつけ、電流を走らせる。
アース「なんの……っお?」
スカル「あ、あららら?」
電流は一本の線となって、二人の傍を素通りしていく。その電流が向かう先には……
アース「……しまっ!?」
スカル「あっ」
Σ「ビンゴ!」
慶が事前に床に設置していた指向性爆弾トレーナーボム。
それを電流によって、強引に起爆させた。
轟音と共にコンクリートの床は崩れ、口を開けた奈落はナチュルアースとアビスカルを容赦無く飲み込む。
アース「う、うおおっ!?」
スカル「あららぁぁー……」
Ω「っしゃ、成功!」
Σ「今の内に逃げようっ!」
晴と慶はナチュルアースとアビスカルの落下を見届け、再度階段を駆け上がる。
Σ「よーし……今!」
Ω「がってん!!」
晴が再び左腕を地面に叩きつけ、電流を走らせる。
アース「なんの……っお?」
スカル「あ、あららら?」
電流は一本の線となって、二人の傍を素通りしていく。その電流が向かう先には……
アース「……しまっ!?」
スカル「あっ」
Σ「ビンゴ!」
慶が事前に床に設置していた指向性爆弾トレーナーボム。
それを電流によって、強引に起爆させた。
轟音と共にコンクリートの床は崩れ、口を開けた奈落はナチュルアースとアビスカルを容赦無く飲み込む。
アース「う、うおおっ!?」
スカル「あららぁぁー……」
Ω「っしゃ、成功!」
Σ「今の内に逃げようっ!」
晴と慶はナチュルアースとアビスカルの落下を見届け、再度階段を駆け上がる。
901: 2015/03/30(月) 02:06:16.26 ID:REipONcg0
アース「…………草木よ……」
と、そこに落下したはずのナチュルアースの声が聞こえてきた。
Σ「ん?」
Ω「今なんか聞こえ……」
二人は不審に思い穴を覗き込む。
アース「力を貸せぇぇえっ!!」
急成長する樹木を足場にして、ナチュルアースが元の階まで舞い戻ってきたのだ。
Σ「ひぇええっ!?」
Ω「んなろっ!」
慶は動転し、晴は咄嗟に迎撃の体勢を取った。
それからは、ほんの一瞬だった。
ナチュルアースに注目する二人の背後から、突如としてアビスカルが現れた。
コンクリートの床に潜行して二人の背後を取っていたアビスカルは、いとも簡単に二人の胸元からチケット入りの袋を奪い取ってみせたのだ。
Ω「あっ!?」
Σ「しまった……!」
902: 2015/03/30(月) 02:06:54.97 ID:REipONcg0
スカル「とりましたです。えっと、ナチュルアースさんはこっちをどうぞでございます」
アース「おう。ふふ、まんまと策にハマったのう。二人とも正面から来ると思ったじゃろ?」
投げ渡された袋を受け取り、ナチュルアースは不敵な笑みを浮かべる。
アース「穴に落ちた時点でアビスカルを先に床に潜らせといて、隙を狙ったんじゃ」
スカル「あ、ハズレでございます」
アース「あっはっは、残念じゃったのう。さてウチは…………ゲッ」
ナチュルアースが取り出したチケットも青、つまりはハズレだった。
Σ「あらら、残念」
Ω「次、頑張れよー」
慶と晴はヒラヒラと二人へ手を振り、穴の中へと姿を消した。
アース「ええい、次行くぞ!」
スカル「おー、でございます」
ナチュルアースとアビスカルは近くの窓を開け、そこから飛び降りた。
――――――――――――
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アース「おう。ふふ、まんまと策にハマったのう。二人とも正面から来ると思ったじゃろ?」
投げ渡された袋を受け取り、ナチュルアースは不敵な笑みを浮かべる。
アース「穴に落ちた時点でアビスカルを先に床に潜らせといて、隙を狙ったんじゃ」
スカル「あ、ハズレでございます」
アース「あっはっは、残念じゃったのう。さてウチは…………ゲッ」
ナチュルアースが取り出したチケットも青、つまりはハズレだった。
Σ「あらら、残念」
Ω「次、頑張れよー」
慶と晴はヒラヒラと二人へ手を振り、穴の中へと姿を消した。
アース「ええい、次行くぞ!」
スカル「おー、でございます」
ナチュルアースとアビスカルは近くの窓を開け、そこから飛び降りた。
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903: 2015/03/30(月) 02:07:34.51 ID:REipONcg0
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――――――――――――
γ「はぁっ、せやっ!!」
カミカゼ「ふんっ、でやぁっ!!」
カミカゼとアヤが拳を、脚を激しく打ち付け合う。
γ「ちぇりゃあああっ!!」
カミカゼ「んぐっ……!?」
アヤ渾身の蹴りがカミカゼの腹に深く突き刺さり、その体を吹き飛ばす。
カミカゼ「がはっ!」
カミカゼの体が瓦礫に叩きつけられ、その姿が粉塵の中に消えた。
γ「まだまだぁ!!」
追撃を行う為、粉塵の中へと拳を振りかざして突進するアヤ。
しかし、突如としてその拳が止められた。
γ「なにっ!?」
カミカゼ「へへっ……ぅおらぁっ!!」
至近距離からカミカゼの頭突きがアヤを捉える。
γ「んがっ…………へへっ、やるじゃんか!」
カミカゼ「まぁなっ!!」
カミカゼが立ち上がり、再び二人が激突した。
――――――――――――
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γ「はぁっ、せやっ!!」
カミカゼ「ふんっ、でやぁっ!!」
カミカゼとアヤが拳を、脚を激しく打ち付け合う。
γ「ちぇりゃあああっ!!」
カミカゼ「んぐっ……!?」
アヤ渾身の蹴りがカミカゼの腹に深く突き刺さり、その体を吹き飛ばす。
カミカゼ「がはっ!」
カミカゼの体が瓦礫に叩きつけられ、その姿が粉塵の中に消えた。
γ「まだまだぁ!!」
追撃を行う為、粉塵の中へと拳を振りかざして突進するアヤ。
しかし、突如としてその拳が止められた。
γ「なにっ!?」
カミカゼ「へへっ……ぅおらぁっ!!」
至近距離からカミカゼの頭突きがアヤを捉える。
γ「んがっ…………へへっ、やるじゃんか!」
カミカゼ「まぁなっ!!」
カミカゼが立ち上がり、再び二人が激突した。
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904: 2015/03/30(月) 02:08:18.90 ID:REipONcg0
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――――――――
――――――――――――
オーフィス「……こっちにはいないね」
瓦礫の隙間からオーフィスが顔を覗かせ、周囲をキョロキョロと見渡す。
オーフィス(とにかく、アイツに見つからない事を最優先に……)
?「おろー? えーっと、オーフィスちんだっけ?」
オーフィス「わっ!?」
突然背後から呼びかけられ、反射的に飛び退き声の主と距離を取るオーフィス。
ν「この番人にゅーに目を付けるとは、お見事! 的な?」
番人ν……藤本里奈はにかっと笑ってベルトを取り出す。
ν「変身っ♪」
『Let's lock! Wrath・Unicorn!』
里奈の体は赤い鎧に包まれ、カースドライダー・ハヤテへと姿を変えた。
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オーフィス「……こっちにはいないね」
瓦礫の隙間からオーフィスが顔を覗かせ、周囲をキョロキョロと見渡す。
オーフィス(とにかく、アイツに見つからない事を最優先に……)
?「おろー? えーっと、オーフィスちんだっけ?」
オーフィス「わっ!?」
突然背後から呼びかけられ、反射的に飛び退き声の主と距離を取るオーフィス。
ν「この番人にゅーに目を付けるとは、お見事! 的な?」
番人ν……藤本里奈はにかっと笑ってベルトを取り出す。
ν「変身っ♪」
『Let's lock! Wrath・Unicorn!』
里奈の体は赤い鎧に包まれ、カースドライダー・ハヤテへと姿を変えた。
905: 2015/03/30(月) 02:09:01.54 ID:REipONcg0
オーフィス「変身した!?」
オーフィス(……って、鎧の雰囲気とか、あの腰のベルトとか……予選に乱入してきたシュラって奴に似てる……?)
オーフィスは少し考え込んだが、すぐに頭を振った。
オーフィス(いや、それより今はここをなんとかしないと……!)
ν『ほーてん☆テラ、ゴーッ!』
里奈の掛け声で近くに停めてあった単車から矛が射出され、里奈はそれを手に取った。
ν『さあ、覚悟!』
そして、そのまま一直線にオーフィスへと向かってくる。
オーフィス「速っ……っく、Ctrl、Z! アンドゥ!」
オーフィスは慌てず、かつ急いで左腕の端末……『ワード』のキーボードを叩く。
次の瞬間、オーフィスの姿は消え『先程までオーフィスが立っていた』場所に現れた。
ν『っれ?』
いきなり背後を取られ、思わず動きが止まる里奈。
オーフィス(……って、鎧の雰囲気とか、あの腰のベルトとか……予選に乱入してきたシュラって奴に似てる……?)
オーフィスは少し考え込んだが、すぐに頭を振った。
オーフィス(いや、それより今はここをなんとかしないと……!)
ν『ほーてん☆テラ、ゴーッ!』
里奈の掛け声で近くに停めてあった単車から矛が射出され、里奈はそれを手に取った。
ν『さあ、覚悟!』
そして、そのまま一直線にオーフィスへと向かってくる。
オーフィス「速っ……っく、Ctrl、Z! アンドゥ!」
オーフィスは慌てず、かつ急いで左腕の端末……『ワード』のキーボードを叩く。
次の瞬間、オーフィスの姿は消え『先程までオーフィスが立っていた』場所に現れた。
ν『っれ?』
いきなり背後を取られ、思わず動きが止まる里奈。
906: 2015/03/30(月) 02:09:55.26 ID:REipONcg0
オーフィス「番人の方から向かってくる理由は分からないけど……Ctrl、V。ペースト!」
第二予選でカットしたトリモチ弾。
まだ少量残っていたそれを里奈へ向けて発射した。
ν『うわっ!? なんかヌルヌルする!』
オーフィス「ふう。じゃ、チケットいただくよ」
ゆっくりと、オーフィスが後ろから里奈に接近していく。
ν『……っんのぉ!!』
しかし、そうはさせじと里奈が力を込めてほーてん☆テラを振り回す。
オーフィス「ッ! Ctrl、Z! アンドゥ!」
オーフィスはそれを間一髪ワードの機能で回避し、近寄る前の位置に戻った。
ν『だったら、これでどうぽよ?』
ベルトの鍵を入れ替え、里奈がフォームを変更する。
『Let's lock! Gread・Fox!』
ν『ほいほいほいっ! 眩惑の炎ぁ!』
そのまま腰の銃を引き抜き、薄紫色の火炎弾をオーフィスへ向けて放った。
オーフィス「しまっ……ぅうっ!」
火炎弾が直撃したオーフィスが辛うじて体勢を立て直す。と、
――――――――
第二予選でカットしたトリモチ弾。
まだ少量残っていたそれを里奈へ向けて発射した。
ν『うわっ!? なんかヌルヌルする!』
オーフィス「ふう。じゃ、チケットいただくよ」
ゆっくりと、オーフィスが後ろから里奈に接近していく。
ν『……っんのぉ!!』
しかし、そうはさせじと里奈が力を込めてほーてん☆テラを振り回す。
オーフィス「ッ! Ctrl、Z! アンドゥ!」
オーフィスはそれを間一髪ワードの機能で回避し、近寄る前の位置に戻った。
ν『だったら、これでどうぽよ?』
ベルトの鍵を入れ替え、里奈がフォームを変更する。
『Let's lock! Gread・Fox!』
ν『ほいほいほいっ! 眩惑の炎ぁ!』
そのまま腰の銃を引き抜き、薄紫色の火炎弾をオーフィスへ向けて放った。
オーフィス「しまっ……ぅうっ!」
火炎弾が直撃したオーフィスが辛うじて体勢を立て直す。と、
――――――――
907: 2015/03/30(月) 02:11:10.91 ID:REipONcg0
――――――――
オーフィス「なっ……!?」
周囲に広がる景色が、いつの間にか一変していた。
土色の大地は鈍い銀色の鉄板に覆われ、周辺に散らばる瓦礫は、見覚えのある残骸に。
オーフィス「こ、これは…………戻ってきた、の…………!?」
オーフィスの目の前に広がるのは、かつて自分が逃げ出した世界。
機械が支配する、冷たいディストピア。
オーフィス「ど、どういう事……!?」
現状を理解出来ずたじろぐオーフィスの耳に、幾つもの機械音が飛び込んできた。
『排除。排除。排除。排除』
『排除。排除。排除。排除』
『排除。排除。排除。排除』
無数のロボット達が、一糸乱れぬ行進でこちらに向かってくる。
オーフィス「み、見つかった……!?」
『排除。排除。排除。排除』
『排除。排除。排除。排除』
『排除。排除。排除。排除』
そして、背後からも。
右からも、左からも全く同じ音声が響く。
オーフィス「なっ……!?」
周囲に広がる景色が、いつの間にか一変していた。
土色の大地は鈍い銀色の鉄板に覆われ、周辺に散らばる瓦礫は、見覚えのある残骸に。
オーフィス「こ、これは…………戻ってきた、の…………!?」
オーフィスの目の前に広がるのは、かつて自分が逃げ出した世界。
機械が支配する、冷たいディストピア。
オーフィス「ど、どういう事……!?」
現状を理解出来ずたじろぐオーフィスの耳に、幾つもの機械音が飛び込んできた。
『排除。排除。排除。排除』
『排除。排除。排除。排除』
『排除。排除。排除。排除』
無数のロボット達が、一糸乱れぬ行進でこちらに向かってくる。
オーフィス「み、見つかった……!?」
『排除。排除。排除。排除』
『排除。排除。排除。排除』
『排除。排除。排除。排除』
そして、背後からも。
右からも、左からも全く同じ音声が響く。
908: 2015/03/30(月) 02:12:13.41 ID:REipONcg0
オーフィス(……まさか、最初からあの番人は未来からの刺客だった……!?)
しかし、オーフィスはその仮説をすぐさま自ら否定した。
オーフィス(……いや、あの未来で自らの意思で機械に従う人間がいるとは思えない……。そもそも…………)
四方を完全に囲まれながら、オーフィスの心は平静だった。
オーフィス(ここは……本当に『あの未来』なのか。そこからもう怪しいよね)
オーフィスの頭の中に引っかかる、ここへ飛ばされる直前の言葉。
《ν『ほいほいほいっ! 眩惑の炎ぁ!』》
オーフィス(確かに言ってたよね、眩惑って。なら……)
オーフィス「Ctrl、F。ファインド」
検索対象は……例の番人ν。
オーフィス「……ヒット。Ctrl、V。ペーストっ」
そして、そこへ向けてトリモチ弾をペーストした。
何もない空間へ飛んで行ったトリモチ弾が不意に弾ける。
しかし、オーフィスはその仮説をすぐさま自ら否定した。
オーフィス(……いや、あの未来で自らの意思で機械に従う人間がいるとは思えない……。そもそも…………)
四方を完全に囲まれながら、オーフィスの心は平静だった。
オーフィス(ここは……本当に『あの未来』なのか。そこからもう怪しいよね)
オーフィスの頭の中に引っかかる、ここへ飛ばされる直前の言葉。
《ν『ほいほいほいっ! 眩惑の炎ぁ!』》
オーフィス(確かに言ってたよね、眩惑って。なら……)
オーフィス「Ctrl、F。ファインド」
検索対象は……例の番人ν。
オーフィス「……ヒット。Ctrl、V。ペーストっ」
そして、そこへ向けてトリモチ弾をペーストした。
何もない空間へ飛んで行ったトリモチ弾が不意に弾ける。
909: 2015/03/30(月) 02:13:41.83 ID:REipONcg0
ν『ぎゃんっ!?』
短く里奈の悲鳴が聞こえた。
オーフィス「……ビンゴ」
ν『にゃろーっ! 眩惑の、炎!』
破れかぶれの里奈が再度火炎弾を放つ。が、
オーフィス「来るのが分かってれば……Ctrl、C。カット……で、そのままCtrl、V、ペースト!」
オーフィスは余裕を持ってそれをカット、そっくりそのまま里奈へ返した。
ν『ふべっ! …………あ、あわわわわわっ!?』
オーフィス「?」
ν『ご、ごめんちゃい! もうしないから許してぇー!!』
『Lock off!』
――――――――
短く里奈の悲鳴が聞こえた。
オーフィス「……ビンゴ」
ν『にゃろーっ! 眩惑の、炎!』
破れかぶれの里奈が再度火炎弾を放つ。が、
オーフィス「来るのが分かってれば……Ctrl、C。カット……で、そのままCtrl、V、ペースト!」
オーフィスは余裕を持ってそれをカット、そっくりそのまま里奈へ返した。
ν『ふべっ! …………あ、あわわわわわっ!?』
オーフィス「?」
ν『ご、ごめんちゃい! もうしないから許してぇー!!』
『Lock off!』
――――――――
910: 2015/03/30(月) 02:15:08.11 ID:REipONcg0
――――――――
オーフィス「……あれ?」
気付くと、オーフィスは元の廃墟郡の只中にいた。
オーフィス「やっぱり幻覚だったんだね」
ν「お、お助けぇー!?」
その隣を、変身解除した里奈が単車に跨って過ぎ去っていく。
オーフィス「…………幻覚が使えるからって、自分が幻覚に耐性あるわけじゃないのね……ん?」
ふと足元を見ると、チケット入りの袋が落ちていた。
恐らく、半狂乱の里奈が慌てて落としたのだろう。
オーフィス「……まあ、ラッキーかな。中身は……」
少しだけ期待しつつ、袋を破く。
オーフィス「……ハズレ、か。しょうがないかな。Ctrl、F、ファインド」
袋を放り投げたオーフィスは、開始前に見かけたアヤの位置を検索した。
オーフィス「ヒット。……あっちに行かなきゃ大丈夫だね」
そして、アヤを避けるように歩き始めた。
――――――――――――
――――――――
――――
オーフィス「……あれ?」
気付くと、オーフィスは元の廃墟郡の只中にいた。
オーフィス「やっぱり幻覚だったんだね」
ν「お、お助けぇー!?」
その隣を、変身解除した里奈が単車に跨って過ぎ去っていく。
オーフィス「…………幻覚が使えるからって、自分が幻覚に耐性あるわけじゃないのね……ん?」
ふと足元を見ると、チケット入りの袋が落ちていた。
恐らく、半狂乱の里奈が慌てて落としたのだろう。
オーフィス「……まあ、ラッキーかな。中身は……」
少しだけ期待しつつ、袋を破く。
オーフィス「……ハズレ、か。しょうがないかな。Ctrl、F、ファインド」
袋を放り投げたオーフィスは、開始前に見かけたアヤの位置を検索した。
オーフィス「ヒット。……あっちに行かなきゃ大丈夫だね」
そして、アヤを避けるように歩き始めた。
――――――――――――
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911: 2015/03/30(月) 02:16:02.45 ID:REipONcg0
――――
――――――――
――――――――――――
γ「てぇりゃあああああっ!!」
カミカゼ「がはっ……!?」
アヤの拳がカミカゼの鳩尾に深く突き刺さる。
γ「おらおらおらぁっ!!」
カミカゼ「がぁっ……ゲホッ!!」
繰り出される拳の連打がカミカゼの装甲を叩き潰していく。
カミカゼ「ぜっ……はっ……ガッ!?」
アヤに左手で首を掴まれ、カミカゼの体は宙に持ち上げられた。
γ「アンタ、なかなか強かったが……残念ながらアタイには及ばなかったな」
右手を握り締め、トドメの一撃を放たんとするアヤ。
カミカゼ「…………」
γ「そういや、まだ名乗ってなかったな。アタイは桐野アヤだ。アンタの本名も聞いといてやるよ、カミカゼ」
カミカゼ「…………へっ」
首を掴まれながらも、カミカゼは不敵な笑みを浮かべた。
γ「?」
――――――――
――――――――――――
γ「てぇりゃあああああっ!!」
カミカゼ「がはっ……!?」
アヤの拳がカミカゼの鳩尾に深く突き刺さる。
γ「おらおらおらぁっ!!」
カミカゼ「がぁっ……ゲホッ!!」
繰り出される拳の連打がカミカゼの装甲を叩き潰していく。
カミカゼ「ぜっ……はっ……ガッ!?」
アヤに左手で首を掴まれ、カミカゼの体は宙に持ち上げられた。
γ「アンタ、なかなか強かったが……残念ながらアタイには及ばなかったな」
右手を握り締め、トドメの一撃を放たんとするアヤ。
カミカゼ「…………」
γ「そういや、まだ名乗ってなかったな。アタイは桐野アヤだ。アンタの本名も聞いといてやるよ、カミカゼ」
カミカゼ「…………へっ」
首を掴まれながらも、カミカゼは不敵な笑みを浮かべた。
γ「?」
912: 2015/03/30(月) 02:17:15.08 ID:REipONcg0
カミカゼ「アタシは……向井、拓海だぁぁぁっ!!」
カミカゼは咆哮と共に体を捻り、剥き出しの脇腹に回し蹴りを叩き込んだ。
γ「うがっ!?」
カミカゼ「覚えとけ!! でぇぇぇぇえやぁぁぁぁぁぁっ!!!」
そして、力を込めた正拳突きをアヤの胸へと叩き込んだ。
γ「うぐぁあああああああっ!!?」
アヤの体は勢い良く吹き飛び、叩き付けられたビルの壁面に巨大なクレーターを作り出した。
カミカゼ「はーっ……はーっ……」
γ「…………っははは、敗けたよ」
アヤはフラフラと立ち上がり、カミカゼに歩み寄る。
γ「やるじゃねえか」
カミカゼ「……アンタもな」
そう言ってお互いに笑い、拳をコツンとぶつけあった。
γ「ほれ、これやるよ」
カミカゼ「おう、サンキュー」
投げ渡された袋を受け取ったカミカゼが袋の口をピッと切る。
カミカゼ「おっ。……っしゃ、アタリだぁ!!」
アタリの赤いチケットを天に掲げ、カミカゼは叫んだ。
J『来た来た来た来たぁー!! 三人目の敗者復活枠はカミカゼだぁー!! さあ、あと一枠を勝ち取るのは誰だー!?』
――――――――――――
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カミカゼは咆哮と共に体を捻り、剥き出しの脇腹に回し蹴りを叩き込んだ。
γ「うがっ!?」
カミカゼ「覚えとけ!! でぇぇぇぇえやぁぁぁぁぁぁっ!!!」
そして、力を込めた正拳突きをアヤの胸へと叩き込んだ。
γ「うぐぁあああああああっ!!?」
アヤの体は勢い良く吹き飛び、叩き付けられたビルの壁面に巨大なクレーターを作り出した。
カミカゼ「はーっ……はーっ……」
γ「…………っははは、敗けたよ」
アヤはフラフラと立ち上がり、カミカゼに歩み寄る。
γ「やるじゃねえか」
カミカゼ「……アンタもな」
そう言ってお互いに笑い、拳をコツンとぶつけあった。
γ「ほれ、これやるよ」
カミカゼ「おう、サンキュー」
投げ渡された袋を受け取ったカミカゼが袋の口をピッと切る。
カミカゼ「おっ。……っしゃ、アタリだぁ!!」
アタリの赤いチケットを天に掲げ、カミカゼは叫んだ。
J『来た来た来た来たぁー!! 三人目の敗者復活枠はカミカゼだぁー!! さあ、あと一枠を勝ち取るのは誰だー!?』
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913: 2015/03/30(月) 02:18:23.30 ID:REipONcg0
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――――――――――――
会場上空、SC-01は全体を見下ろしていた。
チケットを奪われた七人の番人達、そして最後の一人を探し回る参加者達を。
そして、誰一人として最後の一人を見つけ出せていないようだ。
01「……ふっふっふ」
その様を見て、SC-01は不敵に笑みを浮かべる。
01「最後の一枠……いただきであります! マイシスター!」
マイシスターから投下されたスナイパーライフルを受け取ったSC-01はそれをおもむろに真下に向け、引き金を引いた。
?「うひぇっ!?」
程なく、何もない空間から悲鳴が聞こえた。
それを聞き届けたSC-01は、ゆっくりと降下していく。
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会場上空、SC-01は全体を見下ろしていた。
チケットを奪われた七人の番人達、そして最後の一人を探し回る参加者達を。
そして、誰一人として最後の一人を見つけ出せていないようだ。
01「……ふっふっふ」
その様を見て、SC-01は不敵に笑みを浮かべる。
01「最後の一枠……いただきであります! マイシスター!」
マイシスターから投下されたスナイパーライフルを受け取ったSC-01はそれをおもむろに真下に向け、引き金を引いた。
?「うひぇっ!?」
程なく、何もない空間から悲鳴が聞こえた。
それを聞き届けたSC-01は、ゆっくりと降下していく。
914: 2015/03/30(月) 02:19:26.23 ID:REipONcg0
01「さ、かくれんぼはお終いでありますよ、最後の番人さん」
?「……あっちゃあ、上手く隠れたと思ったんだけどね」
声と共に、何もない所から突然少女が姿を現した。
番人φ……藤居朋だ。
φ「私の”隠者”を見抜くなんて、なかなかやるじゃない?」
朋は苦笑しながら”隠者”のタロットカードを取り出した。
01「ふふ、伊達に戦闘用サイボーグをしているわけではないであります。さ、チケットを」
φ「そうね。この距離じゃ抵抗しようもないし……ハイ」
φから手渡された袋を、01は自信満々に受け取った。
01「さあ、これで敗者復活…………なっ!?」
φ「なになに……えっ!?」
袋を破いた01も、手元を覗き込んだφも思わず固まってしまった。
φ「……あたしが最後の一人だったんだよね……?」
01「間違いない、で、あります……ずっと、上空で見ていましたから……」
φ「じゃあ……何で?」
01「そんな、私が知りたいでありますよ!」
01は取り乱し、ハズレを示す「五枚目の」青いチケットを地面に叩きつけた。
続く
?「……あっちゃあ、上手く隠れたと思ったんだけどね」
声と共に、何もない所から突然少女が姿を現した。
番人φ……藤居朋だ。
φ「私の”隠者”を見抜くなんて、なかなかやるじゃない?」
朋は苦笑しながら”隠者”のタロットカードを取り出した。
01「ふふ、伊達に戦闘用サイボーグをしているわけではないであります。さ、チケットを」
φ「そうね。この距離じゃ抵抗しようもないし……ハイ」
φから手渡された袋を、01は自信満々に受け取った。
01「さあ、これで敗者復活…………なっ!?」
φ「なになに……えっ!?」
袋を破いた01も、手元を覗き込んだφも思わず固まってしまった。
φ「……あたしが最後の一人だったんだよね……?」
01「間違いない、で、あります……ずっと、上空で見ていましたから……」
φ「じゃあ……何で?」
01「そんな、私が知りたいでありますよ!」
01は取り乱し、ハズレを示す「五枚目の」青いチケットを地面に叩きつけた。
続く
915: 2015/03/30(月) 02:22:06.80 ID:REipONcg0
【速報】カミカゼ敗者復活
【悲?報】番人から獲得したアタリチケットが三枚しかない模様
というわけでまさかのまた続くのですよ奥さん
これさえ終われば後はタイマンの連続だから多少は書きやすいはず……
あ、ふじりなとなつきちはお互い素顔隠してるから無問題ですよ、無問題!
916: 2015/03/30(月) 10:34:03.50 ID:H1uhr8940
乙です
やっぱりこのハチャメチャ感がたまらんなAHFは…
そしてまさかの「もうちょっとだけ続くんじゃよ」
アタリとハズレの数が同じだといつから錯覚していた…?一体どんなトリックを…(錯乱)
やっぱりこのハチャメチャ感がたまらんなAHFは…
そしてまさかの「もうちょっとだけ続くんじゃよ」
アタリとハズレの数が同じだといつから錯覚していた…?一体どんなトリックを…(錯乱)
【次回に続く・・・】
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