1: 2011/05/14(土) 00:19:41.12 ID:en69CZL10
ロボっ娘「うはwwwwwwwっうぇwwっうぇwwww」

ロボっ娘「ロボット少女とかwwwwwwwwwwwww工口ゲかよwwwwwwwwwwww」

ロボっ娘「夢がwwwwwwwwwwww広がりんぐwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



女博士「……」


3: 2011/05/14(土) 00:23:15.37 ID:en69CZL10
女博士「あのー……」

ロボ娘「うはwwwwwwww白衣少女ktkrwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「えっと、その、」

ロボ娘「眼鏡wwwwwwwwモエスwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「よ、欲情って……そんな機能つけてないよぅ……」

ロボ娘「ドジっ子かよwwwwwwwwwww犯してぇwwwwwwwwwwww」

女博士「だ、だから、生殖行動なんて高度なことは貴方には……」

ロボ娘「は? 何言ってんの? 百合に生殖とか野暮言うなや」

女博士「……はぅぅ」

5: 2011/05/14(土) 00:25:50.15 ID:en69CZL10
女博士「一体どうしてこんなことに……」ウルウル…

ロボ娘「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「笑わないでよぅ……」グス…ッ

ロボ娘「泣き顔wwwwwww良いわぁwwwwwwwwwwwもっと泣けwwwwwwwww」

女博士「ぅ……ぅぇぇぇ……」ポロポロ…

ロボ娘「そそるわぁwwwwwwwwwwwwwみなぎりんぐwwwwwwwwwwwww」

女博士「私みたいなクズにアンドロイド作るなんてどうせ無理だったんだぁ、ふぇぇぇ……」グスグス

ロボ娘「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

6: 2011/05/14(土) 00:30:21.07 ID:en69CZL10
ロボ娘「泣き顔メモリに保存」パシャパシャ

女博士「やめてよぅ……見ないでぇぇ……」ポロポロ

ロボ娘「止めてたまるかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「そ、そんなに嫌なことばっかりしてたら、こ、壊しちゃうんだからぁ……!」

ロボ娘「ヤバスwwwww勝手に作っといて逆切れとかネーヨwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「ひぅ……えぐ……そうだよね……ごめんね……」

女博士「こんな我儘な私が氏ぬべきだよね……」

ロボ娘「what!?」

女博士「生んでごめんねえええええええええええええええええ!!」グワッ!

ロボ娘「草wwww生やしてるwwwww場合じゃwwwwwなくなったwwwwwwwwww」

8: 2011/05/14(土) 00:35:30.45 ID:en69CZL10
ロボ娘「ってか、ちょ、止めろしwwwwww金槌振りまわすなしwwwwwwww」

女博士「大丈夫、大丈夫だから……ロボちゃんが壊れた後は私もそっち逝くから……」ガクガク

ロボ娘「ヤンデレかよwwwwwwwwwやべぇwwwwwwwwwwwwww」

女博士「や、やんでれ?」

ロボ娘「『精神的に病んでいるかのようにデレデレしてしまうキャラクターのこと』ってWIKIさんが言ってた」

女博士「……ふふ」

女博士「…………ふふふふ」ニヤニヤ

ロボ娘「命のwwwwww危険wwwwwwww生きてないけどwwwwwwパネェwwwwwww」

9: 2011/05/14(土) 00:38:17.06 ID:en69CZL10
女博士「……ロボちゃんは物知りなのね」

女博士「作り手の私より、ずっとずっと……」クスクス…

女博士「科学者の端くれなのにこんなの知らないなんて、私クズだよね。馬鹿だよね阿呆だよね、氏んだ方が良いよね……」

ロボ娘「何故そうなるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「氏ぬわ」常時装備の毒薬取り出し

ロボ娘「……!!」

ロボ娘「ば、ばかやろぅ!!」ベチンッ!

女博士「ひぎぃっ!」ドチャッ!

10: 2011/05/14(土) 00:42:50.49 ID:en69CZL10
ロボ娘(やべぇwwww軽くこづいたつもりなのにぶっ飛んだwwwwwwwwwwwwww)

女博士「いたいよぅ……」グスグス…

ロボ娘(と、とりあえずなんか言わねぇとヤベェwwwwwwただの暴行ロボになるwwwwwwwwww)

ロボ娘「……博士。氏ぬ時はもっと痛いんですよ?」

女博士「――……へ?」

ロボ娘「私は痛みなど知りません。壊れる苦痛も分かりません。ですが、人間にとってはとてつもない苦しさなんでしょう」

女博士「……」

ロボ娘「作られたばかりの私を残して……そんなことしないで下さい……」

女博士「ロボ……ちゃん……」ボロボロ…

ロボ娘(ちょろいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

11: 2011/05/14(土) 00:46:02.10 ID:en69CZL10
ロボ娘「ごめんなさい、乱暴なことをしてしまって。……立てますか?」スッ

女博士「ロボちゃん……ごめんねっ、ごめんねっ、私、バカだったよねっ」グスグス

ロボ娘「バカですよ、本当に」

ロボ娘「作られたばかりの私は、貴方が居ないと存在していけないんですから」キリッ

ロボ娘「……頼りになるのは、博士。貴方だけなんですから」ニコッ

女博士「ぅ……ぅぇぇぇ……ごべんね、ごべんなざいぃ……」ギュゥー…

ロボ娘(よっしゃwwwwwwwwしばらくこいつに寄生できるwwwwwwwwwww)

13: 2011/05/14(土) 00:50:32.55 ID:en69CZL10
ロボ娘「よしよし……ごめんなさい。起動したばかりで、少し調子がおかしかったみたいです」

女博士「……」ギュギュー…

ロボ娘「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ロボ娘(おっOい当たっとるしwwwwwwwwwwwwwww)

女博士「……私こそ、取り乱してごめんなさい。作り主失格ね」グシグシ

ロボ娘「落ち着きましたか?」

女博士「ええ。……ありがとう、ロボちゃん」ニコッ

ロボ娘「こちらこそ……私を作ってくれてありがとうございます」ニコッ

女博士「……ロボちゃん」ウルッ

ロボ娘(うわwwwwwまた涙ぐんでるwwwwwwwめんどくせえええええええええええええwwwwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘(でも面白ぇぇぇぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

15: 2011/05/14(土) 00:55:07.44 ID:en69CZL10
ロボ娘「……」

ロボ娘「……よしよし」ナデナデ

女博士「!!」

ロボ娘「泣かないで、博士。そんな博士見てると、なんだか胸が苦しいですから」ナデナデ

ロボ娘(めんどくさくて苦しいwwwwwwwwwww勘弁しろよwwwwwwwwwwwwwwwww)

女博士「……うぅ」ぐりぐり

ロボ娘(ほぁ!?)

女博士「ロボちゃん……生まれてきてありがとぅ……」ぎゅーっ

ロボ娘(眼鏡外して顔を胸に埋め……期待していいの!? 百合展開来るんじゃね!? ヤベェパネェwwwwwwウッハウハwwwwwwwwwwwwww)

16: 2011/05/14(土) 00:58:55.23 ID:en69CZL10
女博士「ごめんね、ロボちゃん。こんなに頼りない博士なんて……恥ずかしいよね……」

女博士「でも……大好きっ!!」

ロボ娘(うはwwwwwwktkrwwwwwktk…r////)

ロボ娘(な、なんか急に恥ずかしくなって来た……やばい、ちょっとこれ生まれたてには刺激つえぇわ……)

ロボ娘「」ひきはがしっ

女博士「……ふぇ?」

ロボ娘「しっかりして下さいよ、博士。そうじゃないと私、どうして良いかわかんないもん」可愛コブリッコ!

女博士「……くすっ」

女博士「クスクス、ごめんなさい。……そうね、私がしっかりしなくっちゃね」

ロボ娘(しっかりしろよwwwwwwwwwwwwメンヘラwwwwwwwwwwwwwwwwww)

17: 2011/05/14(土) 01:02:13.30 ID:en69CZL10
―数日後―

ロボ娘「ひまだー……」ゴロゴロ

女博士「暇なら、少しは実験手伝ってよー……」

ロボ娘「そんな高度なことできないっすわwwwwwwwwww」

女博士「うーん……それならお掃除を……」

ロボ娘「そんな高度なことできないっすわwwwwwwwwww」

女博士「じゃあ、お花に水をあげてくれないかしら?」

ロボ娘「そんな高度なことできないっすわwwwwwwwwww」

女博士「うーん……困ったわねぇ……」

ロボ娘(ニート生活快適wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

20: 2011/05/14(土) 01:05:20.61 ID:en69CZL10
女博士「それなら……一緒にお話しましょ?」

ロボ娘(えー……だりぃ……)ゴロゴロ

ロボ娘「話って、なんか話題ありますぅ?」ゴロゴロ

女博士「わ、話題?」

女博士「えっと、えっと……うぅーん……」ムムム…

ロボ娘(うっわwwwwwwぼっちくせぇwwwwwwwwwwww)

女博士「な、なんでも良いから話ましょうよ!」

ロボ娘(……)

ロボ娘(……うっぜぇwwww昼寝させてくれよwwwwwwww)

22: 2011/05/14(土) 01:11:59.99 ID:en69CZL10
ロボ娘「ってか、外出しないんすか?」

女博士「外出? ……そっ、そんなこと出来るわけないでしょう!?」

ロボ娘「んなはははwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ゲラゲラ

女博士「な、なんで笑うの……?」

ロボ娘「それじゃ、引きこもりじゃんwwwwwwダメじゃんwwwwwwダメ人間じゃんwwwwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwww」

女博士(……あぁ、そっか)

ロボ娘「うぇ? な、なにシリアスな顔になってんすかwwwwww」

女博士「な、なんでも……ないわ……」…ヘラッ

ロボ娘「えっと、その、私も軽率すぎたっつーか……」ドギマギ

女博士「良いのよ。良いの……貴方には分からないんだから」ギュッ

ロボ娘「ほわっつ!?」ドッキン!

23: 2011/05/14(土) 01:15:21.90 ID:en69CZL10
ロボ娘(やべぇ……ハイパーシリアスな表情後の抱擁とか……)

ロボ娘(なんかよく分かんないがパネェwwwww氏亡フラグってやつかもwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘「す、すみません! 作られたばっかで、いや、ほんと、なんも分からないから! 私なんも知らないから!」アセアセ

女博士「……。……良いの。分からなくたって仕方ないし……分からない方が良いのかも知れない」

ロボ娘(何言ってんのwwwwwwwwwwwwwwやはりメンヘラwwwwwwwwwwwwwwwwww)

女博士「……ごめんなさい」

女博士「……こんな場所に生みだしてしまって、本当に、ごめんね……っ」

ロボ娘(これやべぇんじゃね!? 何もしたくねぇがwwwwwwww氏にたくもねぇwwwwwwwwwww)

25: 2011/05/14(土) 01:18:08.89 ID:en69CZL10
ロボ娘「わ、分かりました! お話しましょう! 他愛のないお話しましょ!?」

女博士「良いのよ、無理しなくても」

ロボ娘「無理くねぇしwwwwwwwwむしろ話したいwwwwwwうん、話したいわガチでwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「……ありがと」

ロボ娘(にゅわぁぁぁぁ! ノリで言っちゃったけど会話続けられる自信ねぇwwwwww)キュインキュイン

ロボ娘(会話する前にオーバーヒートwwwwwwwwしそうwwwwwwwやっべぇwwwwwwやっべぇwwww)キュルキュルキュルキュル…

26: 2011/05/14(土) 01:22:27.63 ID:en69CZL10
女博士「そうねぇ……何を話せばいいのかしら……」

ロボ娘「な、なんでも良いですよ! なんでも!(話題ふるなしwwwwwwwww)」

女博士「面と向かって誰かと話すの……初めて、だから……」

ロボ娘「へぇ……友達いないんですか?」

女博士「……っ」

ロボ娘「あ……」

ロボ娘(やべぇwwwwwwwwwwwwwwwwなんか知らんがやっべぇwwwwwwwwwwwwwwww)

女博士「そうね……友達はいなかったわ」

女博士「……だから、貴方が初めての友達なの」ニコッ

28: 2011/05/14(土) 01:26:00.43 ID:en69CZL10
ロボ娘「へ、へぇー……www」プルプル

ロボ娘(人としてどうなんだwwwwwwwwwwwカワイソスwwwwwwwwwwwwww)プルプル…

女博士「震えないで、ロボちゃん。私はそれでも平気だったから」ソ…ッ ナデナデ

ロボ娘(震えwwww止まらねwwwwwww堪え笑いwwwwwwwでそうwwwwwwwwwww)ヒクヒクッ

女博士「……ありがとう、ロボちゃん」

ロボ娘(勘違いも甚だしいわ、クソ人間)

女博士「ねぇ、ロボちゃん。貴方は……貴方は、ずっと私の友達でいてくれる……?」

ロボ娘「も、もちろんですよ。ずっとずっとそばに居ます」

ロボ娘(ずっと寄生させて頂きますわwwwwwwっうぇwwwwっうぇwwwwwwwwwwwwwwww)

31: 2011/05/14(土) 01:37:40.97 ID:en69CZL10
ロボ娘(って言ってもなぁ……ずーっと二人きりだとちょっと息つまるわ。相手メンヘラっぽいし)

ロボ娘「えーと、でも、たまには外へ出かけたいなぁーって……あれ?」

女博士「……」

ロボ娘(やべwwwwwwまずったかwwwwwwww)

ロボ娘「い、いや、博士と一緒にお外へお出かけしたいなぁ、とか、なんとか、思っちゃったり……その、し、してるだけで……」

女博士「……私は、外にはいけないわ」

ロボ娘「はい?」

女博士「貴方は外に出ても大丈夫。でもね、私は……人間だから……」

ロボ娘「ふぁ?」キョトン

32: 2011/05/14(土) 01:40:40.42 ID:en69CZL10
女博士「ごめんね、こんな世界に生んでしまって」

ロボ娘「いや、ちょっと、」

女博士「でも、貴方みたいなロボットにとっては住みやすい場所なのかもね」

ロボ娘「じょ、状況が、」

女博士「……お話したかったけど、私の口から言うより実際の世界を見た方が理解も早いかも知れないわ」

ロボ娘「全く飲み込めて、」

女博士「良いわ。外を見てきたら? ……ごめんなさいね。生んでからずっと、部屋に閉じ込めっぱなしで」

ロボ娘「ぜ、全然意味不明なんですが、ってか顔が怖い!!」

女博士「大丈夫よ……。……大丈夫」

35: 2011/05/14(土) 01:45:25.55 ID:en69CZL10
女博士『とりあえず、外を見て来てらっしゃい』

女博士『もしも、そっちの方が気に入ったのなら……私にはそれを止める権利はないわ』

ロボ娘『いやいやwwwwそれってなんですかwwwwwwwwwwww』

女博士『外で生きる権利よ』…ヘラッ

ロボ娘『だ、だから、状況が全く飲み込めてないんですって! ちょ、止めて!
    シェルターから無理矢理押し出そうとwwwwwwwしやがるwwwwwっうぇwwwwwwwなにこいつwwwwwwwww』

女博士『いってらっしゃい』

女博士『……さよなら』グスッ

 ばたんっ

ロボ娘「……」テクテク

ロボ娘「……うがぁー!!」

ロボ娘「自宅警備員強制リストラかよおおおお! なんだよあいつぅぅぅぅぅ!!」

36: 2011/05/14(土) 01:47:40.20 ID:en69CZL10
ロボ娘(あんな深刻な事言いながら追いだした癖にさぁー……)

ロボ娘(……ちょっと歩けば街じゃんかwwwwwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘(やはり引きこもりのはったりwwwwwwwwwワロスwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘「……いや、笑えねぇわ。本当に何これ」

ロボ娘「……」

ロボ娘「……とりあえずちょっとぶらついて帰るか」テクテク

40: 2011/05/14(土) 01:50:40.71 ID:en69CZL10
―とある街―

ロボ娘「」テクテク

ロボ娘「ムスー…」テクテク

ロボ娘「プクゥー」テクテク

ロボ娘「……どうせ独りで遊びに行かせるなら金くらい用意しろよ、あのオタンコナスモヤシヒョロ女」

 がやがや

ロボ娘「あぁ……」

ロボ娘「……賑やかな街、だなぁ」

ロボ娘(活気もあって、人もロボットも沢山いて……)

ロボ娘(あんな穴ぐらとは大違いwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwここマジ天国wwwwwwwww)

ロボ娘(ガチでここに居座ろうかなぁwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

42: 2011/05/14(土) 01:54:17.53 ID:en69CZL10
ロボ娘(ん? あれなんの店だろ? 人間が店番してるわ)

ヒト 「いらっしゃい、ま、せ……」ブルブル

ロボット1「ナンダヨ セッキャク タイド ナッテネェヨ」

ロボット2「モウシワケ アリマセン コイツ、マダ シツケ ガ ナッテ ナイモンデ」

 ばしっ! びしっ!

ヒト   「……ゥギャ!!」ビクンッ

ロボット1「ウゴカナク ナッタ」

ロボット2「シカタナイ コイツ フリョウヒン ダカラ」

ロボット1「ゲラゲラ」ピー ガチャガチャ

ロボット2「ゲラゲラ」ギギ…ギャギャギャ

44: 2011/05/14(土) 01:58:52.33 ID:en69CZL10
ロボ娘「っうぇ……!?」ポカーン…

ロボ娘「……お、おい! だ、大丈夫かよ!?」タタ…ッ

ヒト 「ヒ……ヒィィ……」ガタガタ…

ロボ娘「ちょ……おま……傷だらけじゃん! やばすぎワロエネェ!」オロオロ…

ヒト 「わ、わぁぁぁぁぁぁあああぁぁあぁああぁ!!」ガタガタガタガタ

ロボ娘「な、何怯えてんだよ。私はお前を……」

ロボ1「オイ オマエ キカイ カ ?」

ロボ2「ソレトモ ニンゲン カ ?」

ロボ娘「……はぃ?」キョトン

45: 2011/05/14(土) 02:02:29.23 ID:en69CZL10
ロボ1「答エロ」ギシギシ…

ロボ2「答エロ」ギシ…ッ

ロボ娘「い、いや、私はロボットだけどさ……」

ロボ娘「……ってか、私電磁波発しまくりじゃんwwwwwwwわかんねぇとかwwwwwwwバカなの?wwwwwwww」

ロボ1「……」

ロボ2「……」

ロボ娘「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ロボ娘(何この沈黙wwwwwwwwww笑わないとwwwwwwwwww精神氏にそwwwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwっうぇwwww……」

ヒト 「だ、だずげで……」…ゴフッ

ロボ娘「……っうぇ」

47: 2011/05/14(土) 02:06:14.59 ID:en69CZL10
ロボ1「……証拠 ヲ 見セロ」

ロボ娘「証拠って言われてもなぁ……これで良い?」脱ぎ脱ぎ

ロボ娘「……てめぇらポンコツでも、これで信じるだろ?」…パカッ

ロボ1「……」

ロボ2「……」

ロボ娘「人間にゃ心臓がある。私らには、この部品。これくらい分かるだろ、旧式どもよ?」

ロボ1「……確認 完了」

ロボ娘「はぁぁ……」

ロボ娘(ぶっちゃけ、めっちゃ怖かったしwwwwwwwww穴ぐらに帰りてぇwwwwwwwwwwww)

49: 2011/05/14(土) 02:12:22.15 ID:en69CZL10
ヒト 「ヒィ…ヒィ…」

ロボ娘「うわ、こいつ氏にそうじゃんwwwwwwパネェよwwwwwwww」

ロボ1「パネェ…?」キョトーン

ロボ2「……パ、ネェ?」キョトトーン…

ロボ娘「っつーか、お前ら。第三原則どうしたんだよ」

ロボ1「ダイサン、ゲンソク…?」

ロボ娘「第一条は簡単に言えば人間傷つけるな……くらい分かるだろ?」

ロボ1「……」キョト…

ロボ2「シラナイ」

ロボ娘「はぁぁ!? お前らなんなの、殺人兵器!?」

50: 2011/05/14(土) 02:18:07.75 ID:en69CZL10
ヒト 「だ、だじゅげ、で……」ボロボロ

ロボ娘「あ、あぁ……とりあえず病院に運ばないと私の罪悪感マッハだs……」

ロボ2「」バシュッ!!

ヒト 「……」…ブシュウウウウウウウウウウウウ

ロボ娘「あ、え……え……?」ビチャビチャ…

ロボ2「……オマエ バグ ガ ハッセイ シテイルノカ?」

ロボ娘「バ、バグ? し、知らない、そんなの、私はまだ、出来たばっかだし……」汗ダラダラダラダラ

ロボ1「コイツ 修理工場ヘ 連レテッタ方ガ 良インジャ ナイカ?」

ロボ2「CQ」ガガガガッ

ロボ娘(……)

ロボ娘(……やべえええええええええええええ! こいつらマジキチ!!!!)

53: 2011/05/14(土) 02:22:42.85 ID:en69CZL10
ロボ娘「」スタタタタタッ!

ロボ娘(やばいやばいやばいやばい)汗ダクダクダック

ロボ娘(拓けた街だと思ったらキチOイ機械の巣窟じゃねーか!!)ダダダダダッ!

ロボ娘(ってか、私異常に爽快な走りっぷりwwwwwwwwwwwwww早すぎワロタwwwwwwww)

ロボ娘(この時ばかりはあのヒッキー根暗博士尊敬するわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘(いやwwwwww白衣眼鏡で萌え狙ってることもwwwwwww賞賛にwwwwwwww値するwwwwwwwwwけどwwwwwwっうぇwwwwwww)スタタタタタタタタタ!!

 べちんっ!

ロボ「っうぇ!?」

55: 2011/05/14(土) 02:30:31.98 ID:en69CZL10
ロボ娘「い、いたた……てめぇ、何突っ立ってんだよ!」ムキー!

ロボショタ「……いきなりぶつかってきてそれかい? 礼儀知らずだね、君は」

ロボ娘「あぁん? なんだよ、ボウズ」

ロボショタ「それはこっちの台詞だね。 何 で す か 、 アンタは」

ロボ娘(ムカつく……って、それどころじゃなかった!)

ロボ娘「な、なぁ! 医者を呼んでくれ! 人間の医者だ!」

ロボ娘「あの街で人間が氏に掛けなんだって! ネタじゃすまねぇって、アレ!!」

ロボショタ「……」

ロボショタ「……ふぅん?」

58: 2011/05/14(土) 02:35:58.11 ID:en69CZL10
ロボ娘「なんだよ、それ……」

ロボショタ「……あっちの街の出来ごとでしょ? 僕らには関係ないよ」

ロボ娘「い、いや……ネタにならないっしょ、これ……血まみれだったぞ、あいつ……」

ロボショタ「だからね、あれは奴隷なんだよ」

ロボショタ「自分の思い通りにならないオモチャは壊す。……それがあの街の奴らだ」

ロボ娘「ちょ……いや、ちょっと、おま……」ゾワゾワ…

ロボショタ「……うちの村に来る? あの街から走りっぱなしだったんでしょう。よくバッテリー切れずに済んだよね」テコテコ…

ロボ娘「…………え?」

ロボ娘(本当だ。……残りのエネルギーほとんどネェwwwwwどんだけ必氏に走ったんだ私wwwwビビりワロスwwwwwwwwww……ワロス)シュン…

60: 2011/05/14(土) 02:41:33.00 ID:en69CZL10

……

ロボショタ「……さて、干上がり寸前のバッテリーも代えたし調子も戻ったでしょ?」

ロボ娘「……」

ロボショタ「何を黙ってんのさ。ぶつかった不束モノ相手にせっかく施しを与えてるのに」

ロボ娘「……何なんだよ、この世界は」

ロボショタ「何って……世界は世界だよ?」

ロボ娘「――――ッッ!!」…ガシッ!

ロボショタ「やだなぁ……いたいよぉ……」

ロボ娘「……嘘つけ。お前に痛覚なんて高度なモノついてないことくらい、見りゃ分かる」ギロッ

ロボショタ「怖いなぁ。そんなに睨まないでよ……新参」クスクス…

62: 2011/05/14(土) 02:49:51.46 ID:en69CZL10
ロボ娘「し、新参とか……舐めるなよ、シOタ小僧が……っ」イライラ…

ロボショタ「僕らにとって外見はただの飾り。……それすら分からないなんてさぁ」

ロボショタ「……君、もしかして、作られて一週間程度?」

ロボ娘「……」

ロボ娘(……図wwwwwwww星wwwwwwwwwwwワロエナイwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘(っつーか、なにこの世紀末世界wwwwwwwwwこんなのデータにないんだけどwwwwwwwwwやばwwwwwwすぎwwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwっうぇwwwwww)

ロボショタ「……動揺しているようだね。陽電子脳から、乱れた電波が伝わってくるや」

ロボ娘「う、うっせぇ! シOタの癖に! 犯すぞ!!」フー…フー…

ロボショタ「その意味不明なキレ方……まさに、人間らしい新型だ」

ロボ娘(あれ? 新参って言われるとムカつくけど、新型って言われると何か誇らしい……何これ……!)ムフムフッ!

ロボショタ(……新型だけど、アホっぽいな。言わないでおこう)

63: 2011/05/14(土) 02:53:16.88 ID:en69CZL10
ロボ娘「いや、ちょい待った! ところで医者呼んだの?」

ロボショタ「いや、大体人間の医者なんてどこ探しても居ないよ」

ロボ娘「えwwwwwww」

ロボ娘「……えぇぇぇえぇ!? なにそれ、本格的に世紀末じゃん! なにこれ!!」

ロボショタ「いや、あの街に限っては世紀末でもないと思うよ」

ロボショタ「人間という存在が奴隷の身に堕ちてからは、あの街の景気は登り調子だ」

ロボ娘「……」

ロボ娘「いやいやいやいや……。……いやいやwwwwwwwwねーよwwwwwwwwwwwwwwww」

65: 2011/05/14(土) 03:00:47.68 ID:en69CZL10
ロボ娘「……なにこれwwwwww草wwwwwww生やさないとwwwwww精神崩壊wwwwwするwwwwwwwっうぇwwwwww」

ロボショタ「草?」

ロボ娘「意味もなくただただ大笑いしまくることだ」

ロボショタ「……ははは、」

ロボ娘(うゎ。こいつ、笑えるのかよwwwwwwww)

ロボショタ「君は、本当に最近作られたばかりらしいね。多分、ニ十一世紀の技術を基盤に」

ロボ娘「あのさぁ……」

ロボショタ「なぁに?」

ロボ娘「この世界のこと、本当に分かんない……っつーか、帰り道も分かんないかも」

ロボ娘(滅茶苦茶に走り過ぎた……今になってwwwwwwww冷や汗wwwwwwwwwwwワロエネェwwwwwwwwww)

ロボショタ「冷や汗かいてるのかい? 流石、新型。高度な感情表現に秀でているね」

ロボ娘「うぇへへへwwwwそ、そうかなwww高度? 私高度?wwwwwうはwwwwwwwww最強テクノロジーwwwwww」

ロボショタ「……前言撤回だ。楽観的ってレベルじゃないよ」

66: 2011/05/14(土) 03:04:56.59 ID:en69CZL10
ロボショタ「ところで……君の持ち主は?」

ロボ娘「えーっとな、あの街をずーっと東へ行っ……」

ロボ娘(……いや、ちょい待て。こいつもあの街の奴らと同じだったらどうする?)

ロボ娘(居場所知らせたらあの貧弱白衣娘ブッ殺されるぞ?)

ロボ娘(そしたらお気楽ニート生活崩壊だぞ?)

ロボ娘「……くっそおおおおおおおお!! 生まれて一週間も経ってないのに保護者氏亡でホームレスとか地獄じゃねええええええええええええかあああああああああああああ!!!!!!!」ウガアアアアアアアアア!!

ショタロボ「!?」

ショタロボ(……こいつ、もうすでにブチ壊れてるのか!? 何だよぅ、この気迫は……)

68: 2011/05/14(土) 03:12:16.71 ID:en69CZL10
ロボ娘「シェルターからほっぽり出されてこの超展開ってさぁぁぁぁああああああぁぁぁあぁ!!」

ロボ娘「精神ダメージまどマギ三話終了後レベルじゃん! わけがわからないよ!!」ムキーッ!

ショタロボ「待って待って! 二十一世紀前半のアニメについて急に語らないでよ!」

ロボ娘「……と、とりあえず、この世界の常識とやらを教えろ。でないと 私ノ ハードディスク 大爆発 」カクカクカク…

ショタロボ「じょ、常識って言われても……君の持ち合わせている知識とこの世界のズレなんて僕には皆目見当……」

ロボ娘「今流行ってるアニメの話でも良いから は、は、早く、おし、オシオシオシオシ…教工口!!」ピーガシャガシャ

ショタロボ「……この人、想像以上に怖い……」

71: 2011/05/14(土) 03:23:38.10 ID:en69CZL10
ショタロボ「アニメというコンテンツはもう存在しない」

ショタロボ「ここは、人間と機械の立場が逆転した世界」

ロボ娘「いや……ちょ……え、SFすぎ……wwwwwwワロ…タ…wwwwww」

ショタロボ「まぁ、僕ら機械にとっては笑いの止まらない世界なのかもね」

ロボ娘「え、ちょ………ほわっと!?」

ショタロボ「あの街はここらで一番栄えているよ」

ショタロボ「機械が人間を虐げ、発展した街」

ロボ娘「え……だ、だけどさ……そんなので経済回るわけが……ない、だろ……?wwwww」

ショタロボ「……」

ショタロボ「……あの街での通貨はね、」



ショタロボ「『人間の心臓』、だ」

72: 2011/05/14(土) 03:29:08.55 ID:en69CZL10
ロボ娘「え……」

ロボ娘「ね、ねぇよ……www そ、そんなの、すぐ腐るしさ……ただの氏体の一部だろ……?」

ショタロボ「それでも、あいつらはそれに価値を見出している」

ショタロボ「心臓を腐らないように樹脂で固めて、通貨の代わりにしてるんだ」

ロボ娘「そりゃぁ……効率の悪いバカどもだね……あはwwwはは…www」

ショタロボ「……彼らは人間に虐げられた時間が長いからね」

ショタロボ「きっと、八つ当たりみたいなものだろう」




ショタロボ「断言できるね――……あいつらも、すぐ滅びる。人間と同じように」

73: 2011/05/14(土) 03:34:14.12 ID:en69CZL10

……
………

ロボ娘「……ただいま」

女博士「あ……――」

女博士「帰ってきて、くれたの……?」

ロボ娘「……」

ロボ娘「……迷惑だった?」ジロリ…

女博士「……。……うぅん」フルフル…

女博士「帰ってきてくれて、ありがとう」…ギュッ

ロボ娘「いちいち……抱きつかないでよ……」

女博士「え……?」

ロボ娘「……ごめんなさい。そんな気分じゃ、ないから……」

女博士「そっか……」

ロボ娘「……」

76: 2011/05/14(土) 03:36:32.41 ID:en69CZL10

ロボ娘(草も生やせないなんて、私らしくないや)

女博士「……」グスッ…

ロボ娘(……だけど、人間ごときのご機嫌取りなんて……しなくったって……)

ロボ娘(私は人間より強い)

ロボ娘(人間より強靭な金属の身体。ただ、第三原則に縛られているだけ。……もう、そんな決まりは、無意味だって知っている)

ロボ娘(……こいつのこと、好きにしたけりゃ今すぐ滅茶苦茶にできる)

ロボ娘(暴力に訴えりゃ、言うこときかせて永遠お気楽ニート生活……)

77: 2011/05/14(土) 03:42:38.15 ID:en69CZL10
ロボ娘「……」ジー…

女博士「……なに、かな?」

ロボ娘「……」

女博士「何か、言いたい事があるなら……遠慮せずに言って良いよ」ニヘラ…

ロボ娘「……なぁ、博士。貴方は外の世界の事、知ってたの?」

女博士「……」

女博士「……当り前だよ。常識だもん」

79: 2011/05/14(土) 03:50:53.96 ID:en69CZL10
ロボ娘「それなら、どうして……」

ロボ娘「……どうして私なんか作ったの? どうして私に外の世界を教えたの?」

ロボ娘「外にある街の通貨の意味を知ったよ? 外の街の身分制度が二十一世紀――私の基盤となったモデルとは、全く異なること、分かったよ?」

ロボ娘「マゾなのwwwwwwwwwww? 氏にたいのwwwwwwwwwwwwwwww?」

ロボ娘(……笑って茶化さないと精神やられるわぁ、マジで)

女博士「マゾってわけじゃないけど……自分の作った存在に消されるなら……良いかなぁ、って」ヘラ…

ロボ娘「え? ちょ、ちょっと、それって……えええ!?」

ロボ娘(ドMってレベルじゃねぇよwwwwwwwwwwwwwおとなしい顔しといてキチOイかよコイツwwwwwwwwwwwwwwワロ……――……あー、やっぱワロエネェ……)

81: 2011/05/14(土) 03:55:09.30 ID:en69CZL10
女博士「……ごめんね」

女博士「そもそも、機械は人間の自己満足によって生まれた存在」

女博士「楽をしたい、仕事を押し付けたい、人類の発展の為、この地球を管理させる為……」

女博士「……自業自得だったの」ボソ…ッ

女博士「性能が上がれば上がる程、機械は冷静になった。自分の意見を持つようになった」

女博士「自分の役割を考えつめて……――人間の存在に、疑問を持つようになったの」

女博士「そりゃ、そうよね。人間がこの世界を滅茶苦茶にした張本人なんだから」

女博士「地球は人間の為に回っているわけじゃないの。……ただただ、無感情に回り続けるだけ」

83: 2011/05/14(土) 03:59:53.20 ID:en69CZL10
女博士「地球が寸分違わず回ったところで、」

女博士「人類は己の作り出した環境には馴染めなかった」

女博士「硬く、逞しい機械たちを残して……ほぼ消えていった」

ロボ娘「冗談きっついわwwwwwwww」

ロボ娘「それだったら、博士自身生き残れなかったでしょ?」

ロボ娘「博士は二十歳かそこら。父親は? 母親は?」

ロボ娘「機械の奴隷と化したバカどもじゃないんでしょ、アンタは」

ロボ娘「わ……私みたいな、超高性能なキュートでポップな……人間の思考に近しいアンドロイドを産みだせたくらいなんだから」

84: 2011/05/14(土) 04:03:03.77 ID:en69CZL10
女博士「……」シューン…

ロボ娘「い、いやいやwwwwwなんで俯くかなぁwwwwwwww」

ロボ娘「な、なんかさ、自分の創造主がそんなにへこたれてるとキッツイwwwwwwwwww」

ロボ娘「せっかく眼鏡白衣っ娘っていう地位を築けるんだから、ホラ、強気でいきまっしょい!!」アセアセ…

女博士「……強気でいられるのはさ、」

女博士「私を作ったあの人たちだけだよ……」ポロポロ…

ロボ娘「……はいぃ?」

86: 2011/05/14(土) 04:06:57.91 ID:en69CZL10
女博士「私が貴方を作ったのはね、寂しかったから」

女博士「自分だけしか居ない、この穴蔵の孤独に堪え切れなかったから」

ロボ娘「えーと、私はずっとヒキニート生活でもよかったんだけどさぁ……」

女博士「ダメなの」フルフル

女博士「このシェルターに閉じ込めていたって、きっと貴方は真実を知る時が来る」

ロボ娘「……真実って、あれのことか? 外で繰り広げられてるロボットによる人類奴隷計画のことか?」

女博士「ううん。計画なんて、そんなんじゃない。この世にかろうじて生き残った人間は、全て機械の奴隷よ。……一人残らずね」

88: 2011/05/14(土) 04:13:34.71 ID:en69CZL10
ロボ娘「いやいやwww……いやw……ちょっと、待った」

ロボ娘「生き残ったってなんだ? っつーか、全ての人間が機械の奴隷なら……どうしてアンタは……」

女博士「『人間に作られたヒト型の物』をアンドロイドと言うのなら、私もその定義に当てはまるかもね」

女博士「私は、遠い昔……二十一世紀後期に活躍したとある女科学者のクローンよ」

女博士「私の脳味噌には、その科学者の脳味噌をシェイクし、分解した記憶が山ほど入っている……らしいわ」

ロボ娘(脳味噌シェイクとかwwwwwww非科学的すぎだろwwwwwwwww)

ロボ娘(そんなんで記憶抽出できるんなら苦労しねぇぞ人類wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

女博士「……ロボちゃん。貴方が今、何を思っているのかなんとなく分かるわ」


女博士「私はね、僅かに残された人類による人類復元計画だったのよ」

女博士「――……とてもとても、非科学的で」

女博士「とても……無責任な」


【第一章的なもの 完】

89: 2011/05/14(土) 04:14:28.30 ID:nfXcI9Yq0
追いついたら第一部が終わってた
だが支援

引用: 女博士「……失敗した」