205: 2011/05/14(土) 16:17:01.84 ID:en69CZL10


シリーズ:女博士「……失敗した」

最初から
女博士「……失敗した」第一章

前回:女博士「……失敗した」第二章


【第wwwwww三章wwwwwはwwwwじwwwwwwまwwwwwwwっうぇwwww】




……

………

ロボ娘(うぁー……なんかだりぃ……)

ロボ娘(……なに、してたっけな?)

ロボ娘(もう……ずっと……寝て過ごしたいわぁー……)

ロボ娘(――なんにも、思い出したく、ない)

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207: 2011/05/14(土) 16:21:36.24 ID:en69CZL10

ロボ娘「……結局、連れてかれちゃったなぁ」

ロボ娘「いたた……あのシOタ凶暴過ぎるわ……」ヨロヨロ…

ロボ娘「……」


 女博士『ごめんね、ロボちゃん』

 女博士『せっかく作ってあげたのにね……もうお別れなんて、私……』

 女博士『……私ね、』

 女博士『貴方が初めて喋った時に『失敗した』って、思っちゃった』

ロボ娘「……」

208: 2011/05/14(土) 16:25:07.30 ID:en69CZL10

 女博士『おかしくて、楽しくて、明るくって――実はちょっぴり優しくて』

 女博士『……私みたいな存在が、作っちゃいけなかったの』





 女博士『ごめんね』

211: 2011/05/14(土) 16:38:08.37 ID:en69CZL10


ロボ娘「……それで置いてけぼりとか冗談じゃねーわ」

ロボ娘「育児放棄じゃん。無責任じゃん、ニート根性舐め腐ってやがるじゃん」

ロボ娘「私、自分の世話も面倒なのにさぁぁぁぁぁぁぁうわぁぁぁぁぁぁ、もうっ!」

ロボ娘「……独りで生きていける程高性能じゃねーっての」

ロボ娘「……」

 シーン…

ロボ娘「……虚しい」

213: 2011/05/14(土) 16:42:23.34 ID:en69CZL10
ロボ娘「……もう、良いや」

ロボ娘「独りでも、ニートはできる。必要なモノの備蓄もだいぶあるし……」

ロボ娘「とりあえず省エネ生活しーようっと」ゴロゴロ

ロボ娘「私wwwwwwwエコロボットwwwwテラ良い子wwwwwwwwwwwww」

ロボ娘「……」ゴロゴロ

ロボ娘「…………」ゴロゴロ…

ロボ娘「…………ハァ」…

214: 2011/05/14(土) 16:47:01.58 ID:en69CZL10
ロボ娘(あのシOタだって、博士に乱暴するわけじゃない)

ロボ娘(……博士は、もともとその為に生まれて来たんだしなぁ)

ロボ娘(きっと、こんな穴蔵の生活とは比べ物にならないくらい豪勢な生活するんだろーなー)

ロボ娘(沢山の奴らに望まれて生まれて、)

ロボ娘(幸せに生きてく)

ロボ娘「うはwwwwウラヤマシスwwwww」…ボソッ

ロボ娘「……」

ロボ娘(…………これで、良いのかもね)

219: 2011/05/14(土) 16:58:31.83 ID:en69CZL10
ロボ娘「……」

ロボ娘(ずっと、こんな静かで薄暗い場所で)

ロボ娘(独りぼっちで『希望』とかいうふざけた物になるお勉強)

ロボ娘(……そして)

ロボ娘(――……そうして、私を、作って)

ロボ娘「私ってさぁ……私が生まれて来たのってさ……」

ロボ娘「……失敗、だったのかなぁ」

221: 2011/05/14(土) 17:04:30.67 ID:en69CZL10
ロボ娘(……どうせ、考えたってなんにもできないよね)

ロボ娘(考えることしか、できないけど)

ロボ娘「……」

ロボ娘「……暇、だなぁ」

ロボ娘(……スリープモードにしとこっかな。省エネだ、省エネ)キュィン…

ロボ娘(どうせ、稼働してたってなんにもしないし)

ロボ娘(目を開けていても、閉じていても……どうせ……独り……。……――



222: 2011/05/14(土) 17:06:01.43 ID:en69CZL10


……

………

ロボ娘「……んぁ」…パチッ

ロボ娘(あー……あれから何時間たったっけ?)グデー…

ロボ娘(もしかしたら何日も経ってるかもなぁ)グダグダ

ロボ娘(うぁー……動きたくねぇよー……)グッタリ

225: 2011/05/14(土) 17:14:35.36 ID:en69CZL10
ロボ娘「何もしたくないけど……つまんない。なにこれ」

ロボ娘(元々、やることなんてないしなぁ。本格派ニート生活だよ。息すらしてねぇよ)

ロボ娘「……」

ロボ娘「……外、出てみるかな」

ロボ娘(マジキチ機械大行進な世界だけど)

ロボ娘(何かあっても、もう……良いや)

227: 2011/05/14(土) 17:23:20.61 ID:en69CZL10

―機械の街―

ロボ娘「……」テクテク…

ロボ娘(相変わらず笑えないわー。よく見たら路地裏に氏体ごろごろしてんじゃん)

ロボ娘「……吐きそう」オェ…

ロボ娘(ってか、嘔吐したら何がでるんだ私は)

ロボ娘「ちょっとゲロってみよっと」喉に指ぐりぐり

ロボ娘「おげwwwwwwwwおげえwwwwwwww」

228: 2011/05/14(土) 17:25:42.37 ID:en69CZL10
ロボ娘(結局なんにも出なかったwwwwwwwくやしいwwwwwww)テクテク…

ロボ娘「……うーん」

ロボ娘(街並みもなにもかも変わってない気がするけれど……)

ロボ娘(人数減ってないか? 機械も、人間も)

ロボ娘「……気のせい、だよねぇ」

ロボ娘(そんなにすぐ、世界が変わるわけがない)

230: 2011/05/14(土) 17:32:19.25 ID:en69CZL10
ロボ娘(そもそも、博士がそんな凄い奴なわけ……ねーじゃん……)

ロボ娘(すぐ泣くし。寝顔可愛いし。髪がさらさらでめっちゃ良い匂いだし)

ロボ娘(……実は人違いだったとか、)

ロボ娘(予想外になにも出来なかったとか、)

ロボ娘(……そんな理由で帰らされたりしないかなー)ブツブツ…

ロボ娘(そしたら……)

ロボ娘(もっと日当たりの良い場所に住んで、一緒に暮らしたい)

ロボ娘「永遠に、寄生してやるのに……」

232: 2011/05/14(土) 17:38:10.25 ID:en69CZL10

 ――ずどぉんっ!

ロボ娘「うぎゃっ!?」

ロボ娘「な、なななな……な……!?」

ロボ娘「ば、爆発?」

ロボ娘「うわ……ビル燃えとるがなwwwwwwwwwwww」ガタガタ

ロボ娘「笑い事じゃwwwwwwwwないがなwwwwwwwwwwwww」ガタブル ガタブル

236: 2011/05/14(土) 17:42:47.21 ID:en69CZL10

 ――どごぉん……どぉ…ん……!

ロボ娘「爆弾!? ミサイル!?」

ロボ娘(一体、どこから……)

ロボ娘「に……逃げなくちゃ……逃げなくちゃ逃げなくちゃ逃げなくちゃ逃げなくちゃ……っ!」ガタガタブルブル

ロボ娘(――……何処へ?)

ロボ娘(私は、何処へ逃げようとしてるんだ?)

ロボ娘(あの穴蔵に? 誰も居ない、暗くて狭い場所に)

ロボ娘(あそこには何も無いのに)

ロボ娘(博士だって、もうどこにも居ないのに)

237: 2011/05/14(土) 17:46:22.92 ID:en69CZL10
ロボ娘「――……行こうっ!」ダ…ッ!

ロボ娘(あの穴蔵に独りで引きこもってたら精神病むわwwwwwwwwww)

ロボ娘(行くところは、もう決まってる)

ロボ娘(私が安心して自堕落でいられる場所。それは……――)

ロボ娘「博士ぇぇぇぇ! アンタが居る場所だぁぁぁぁぁぁぁ!!」タタタ…ッ!!


240: 2011/05/14(土) 17:48:15.91 ID:en69CZL10
ごめんなさい。唐突に外出の予定が出来ました あわわ
日付変わる前にはかならず帰ります。

お詫びに円環のすまんを置いていきます↓

すまん
ま ま
んます

323: 2011/05/14(土) 23:09:44.53 ID:en69CZL10
まさかこんなに帰宅が遅くなるとは思っていませんでした……
もうやだ ずっと家に居る
続きも  書くわ うん。

328: 2011/05/14(土) 23:21:41.97 ID:en69CZL10

ロボ娘(とりあえず、最初にあのシOタとぶつかった場所に行こうっ)

ロボ娘(何か手掛かりがあるかも知れない)タタタッ

ロボ娘(そして、もしも博士と会えたら……私は……)

ロボ娘(……考えても仕方ないっ)

ロボ娘(私は博士の為に作られた)

ロボ娘(だから今度はこっちのターン)

ロボ娘(私の為に、博士を連れ出す。それだけ)

ロボ娘(口リ白衣wwwwwww誘拐計画wwwwwwwwwやっちまうわwwwwwwwwwwww)

330: 2011/05/14(土) 23:31:31.93 ID:en69CZL10

……
………

ロボ娘「プシュー…プシュー…」

ロボ娘「きwwwwwww機械の息切れwwwwwww初体験wwwwwwwwあれ?wwwwwこれwwwww息wwwww切れwwwwwかwwwwwww」

ロボ娘(……確か、この辺であのシOタ小僧とぶつかって)

ロボ娘(バッテリー交換してもらったのは……)

ロボ娘(……あの巨大な塔のふもとにある、小さな小屋)

333: 2011/05/14(土) 23:35:01.70 ID:en69CZL10
ロボ娘(あの時は『うはwwwwwテラ高須クリニックwwwwww何階建てだよwwwwwwww』くらいしか思ってなかったけど……)

ロボ娘「今見ると……ナニコレ 怖い……」ブル…ッ

ロボ娘(あそこに一体何があるんだろう)

ロボ娘(怖くないwwwwww断じて、ビビってナッシングwwwwwwwっうぇwwwwwww)

ロボ娘「ハハ、ワロ…ス…」ブルブル

ロボ娘「……。……よし、行こう」

336: 2011/05/14(土) 23:43:25.13 ID:en69CZL10
―塔の扉―

ロボ娘(扉分厚いwwwwww錆びとるwwwwwwww威圧感ぱねぇwwwwwwwww)

ロボ娘「……」ドキドキドキドキ…

ロボ娘「……」…コンコンッ

ロボ娘「……あ、あのぅ」コンコン

ロボ娘「うへへwwwwwwる、留守かwwwwwwwww」

ロボ娘(……って、んなわけないわな)

ロボ娘「……」ソーッ …ガチャ

ロボ娘「開いてる……ハハ……扉重たすぎ……」

ロボ娘「は、入りますよぉ……入っちゃいますよぉ……」ビクビク

338: 2011/05/14(土) 23:50:11.27 ID:en69CZL10

 シーン…

ロボ娘「入っちゃうよ……は、は、入らせていただいちゃうからねぇ……」オソルオソル…

ロボ娘(っつーか、セキュリティのセの字もないじゃんか……もしかしてココ、外れか……?)

 キィー…バタンッ!!!

ロボ娘「ほぎゃっ!?」

ロボ娘「わーっ!? わわわっっわっわわわっ!?」ジャキンッ!

ロボ娘「来るなら来いやぁぁぁぁ! 返り討ちにしたるわっわわっわあああああっ!!」ブンブンブンブンッ!!

ロボ娘「出来ればじわじわとなぶり頃しとか止めて下さい! 壊すんなら一撃でお願いしますっ!! お願いしますぅわあああああ!!」ガタガタガタガタ…

ロボ娘「……あ、あれ?」

ロボ娘「と、ととと、扉しまっただけかよwwwwwwwwwビ、ビビりかけちゃったじゃんwwwwwwwwww」

342: 2011/05/15(日) 00:00:31.91 ID:TiD2vpo90
ロボ娘(それにしても……)

ロボ娘(暗いわ埃っぽいわなんか陰鬱だわで……あの穴蔵の方がまだマシだよ、ここ)

ロボ娘「築何年なんだか……突然崩落とか勘弁だわー……」コソコソ…

ロボ娘(こんなところに、博士が居る筈ないよなぁ……)

ロボ娘(……もし、こんな場所に連れて来られたとしたら)

ロボ娘「……ねーわ、本当に。ヒトが住むってレベルじゃねーわ」

ロボ娘(とにかく、確かめるしかない)

346: 2011/05/15(日) 00:13:15.71 ID:TiD2vpo90

……

ロボ娘「や……やば……す……wwww」

ロボ娘「エレベータもエスカレータもないとか……マジキチ……」ゼーハーゼーハー…

ロボ娘「ただでさえバッテリー減ってんのに……あぁ、もう!! 他に節電するトコあるだろ!?」

ロボ娘「うへぇ……ちょ、ちょっち休憩……」ペタン…

ロボ娘「今何階だよ……何階建てだよコレ……」ゲンナリ…

ロボ娘「……ん? 光……?」

ロボ娘「な、なんだ……ここには窓があんのかぁ……」

ロボ娘(久々に俗世の光を浴びた気分wwwwwwwwwちょっとだけwwwwみwwwwwwなwwwwwwぎwwwwwwwるwwwwwww)

347: 2011/05/15(日) 00:17:29.34 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「……さて、また上るかなぁ」ヨッコラショット…

ロボ娘(頂上にも博士がいなかったら……)

ロボ娘(……そっちの方が、良いのかも知れないけどさ)

ロボ娘(希望だの何だの言われて連れて来られた場所がこんなトコじゃぁ……ブラックすぎだろ『希望』www……)テクテク… ガンッ!!

ロボ娘「んぎゃっ!?」ベタンッ

ロボ娘「いててててぇwwwwwwwww」

ロボ娘「なんだよ、もう!!」

351: 2011/05/15(日) 00:21:42.41 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「…………あ」

ロボ娘(ロ、ロボット倒れてる……しかも、沢山……)

ロボ娘(これに私はつまづいたのか……こえぇ……)

ロボ娘「と、突然動いて襲いかかるとかは、な、なしだぞ? なしだぞ?」ビクビク…

 ――……。

ロボ娘「電源、切れてんのかな……こいつら……」

ロボ娘(なんか似てるな。デザインとか雰囲気が、街に居るロボットと)

ロボ娘「あ……あれ……?」

353: 2011/05/15(日) 00:27:02.27 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「……身体が滅茶苦茶に潰れてる?」

ロボ娘「全部だ、全員だ。みんな壊れてる」

ロボ娘(いや、違うわ)

ロボ娘(……全員、壊されてる)

ロボ娘「な、なに、これ……」ゾワゾワ…ッ

 ガシャン…ッ

ロボ娘「ほひゃいっ!?」ドッキーン!

358: 2011/05/15(日) 00:37:51.79 ID:TiD2vpo90
ロボット「ギ…ギギギ…」

ロボ娘 「ギギギじゃねーよ! 怖い怖い! なにお前!?」

ロボ娘 (ヤバ過ぎるくらい怖いけど……所詮壊れかけだ)

ロボ娘 (しょ、所詮壊れかけ……だよね……?)ジャキ…ッ

ロボット「敵。倒ス ヲ スル」…ガコンッ

ロボ娘 (腕wwwwwwww取れとるwwwwwwwwwwwww)

ロボット「我ラ ノ 繁栄 ノ 為」ギシギシ…

ロボット「我ラ ノ 復讐 ノ 為」…ギギッ

ロボ娘 「無理するなってwwwwwww意味不明発言wwwwっうぇwwwwwwwww」

ロボ娘 (こいつになら……勝てる……!)

ロボ娘 (うはwwwwwww余裕wwwwwwwwww)

361: 2011/05/15(日) 00:45:37.84 ID:TiD2vpo90
ロボ娘 「復讐とか繁栄とかwwwwww私ロボットだよ? 最凶ロボットだよ? 超絶つえぇよwwwwwwww」

ロボット「オマエ モ ロボット」ボソリ

ロボ娘 「いえーす。あいあむ、べりーべるぃぃぃ、すとろんぐ、ろぼおおおおおおっと!!」ふんぞり返り!

ロボ娘 「だから無益な戦い止めろってーwwwwwwwwwwほぼ壊れてるじゃんwwwwwwwwwwww」

ロボット「キュイーン カシャカシャ… カリカリカリカリ……」

ロボ娘 (うぉ!? 旧式特有のカリカリ音……!!)

ロボ娘 (……初めて聞いたあああああwwwwwwww面白ぇwwwwwwwwwwww)ウッハウッハwwwww

366: 2011/05/15(日) 01:03:37.33 ID:TiD2vpo90
ロボ娘 (もしかしてコイツ……この塔の警備ロボとか……?)

ロボット「ガガガガガガガガ…」

ロボ娘 (あぁ、だから扉も田舎の玄関並に開きっぱなしだったのか)

ロボット「ガガッ ガガガ…ジジー…ッ」

ロボ娘 「いやwwwwwwwwでもwwwwwwwwwwwwwww」

ロボ娘 「警備wwwwwwwザルすぎwwwwwwwwwwwwww」

ロボ娘 「……!」ピコーン!

ロボ娘 「……ぬるぽ」

ロボット「ガ…ッ」

ロボ娘 「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」




ロボット「ガガ…タス……ガガガガガッガガガッガッ…ケ…テ…テテテテテテテテッテテ…ッ」 

368: 2011/05/15(日) 01:14:41.06 ID:TiD2vpo90
ロボ娘 「え……」

ロボット「ピーピーピーピーピッピッピーピー ピッガガガ ピーガッガーガーガー…」

ロボ娘 「あ、あんた、今なんて……」

ロボット「…………」…ガシャンッ

ロボ娘 「……」

ロボ娘 「不戦勝……ってことで良いのかなー……?」ツンツン

ロボット「……」

ロボ娘 「……動かない」

369: 2011/05/15(日) 01:18:33.90 ID:TiD2vpo90
ロボ娘 (……他の奴らは、動く気配すらないし)

ロボ娘 「早く、行こう……」

ロボ娘 (なんか、この階……陰気くせぇわ、ワロエネェ……)

ロボ娘 「…………さて、」

ロボ娘 「先も、長そうだなぁ……」ウンザリ…

ロボ娘 「……」…チラッ

ロボット「  」

371: 2011/05/15(日) 01:27:59.64 ID:TiD2vpo90

……


ロボ娘「拾えるアイテムは拾うべしwwwwwwwwwwwww」ウッハウハwww

ロボ娘「これ、ゲームの基本なりwwwwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwww」テクテク

ロボ娘「……あんな壊れかけでも、バッテリー余ってるじゃんwwwwwwww」テクテク

ロボ娘「再利用wwwwwwww再利用wwwwwwwwwエコ省エネwwwwwwwwwwwww」テックテク♪

374: 2011/05/15(日) 01:34:15.78 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「……」テクテク♪

ロボ娘「……」テクテク…♪

ロボ娘「……」…トタトタ♪

ロボ娘「……」ヨロヨロ…

ロボ娘(つ……)

ロボ娘(……疲れた)

ロボ娘(階段高過ぎ……っうぇwww……っうぇw……)

ロボ娘(最上階に博士が居ようが居なかろうが…………)

ロボ娘(……頂上に居る奴にはエレベータの設置を要求するっ!!)キリッ!

375: 2011/05/15(日) 01:45:04.27 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「まぁ、とりあえず上って確かめるしかねぇわ……」

ロボ娘「めんどくせぇ……めんどくせぇよ……」

ロボ娘「だけど……私はようやく登りはじめたばかりだからな。 このはてしなく遠い男坂をよ……」…フッ

ロボ娘「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ロボ娘「ネタ仕込まねぇとやってられねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

379: 2011/05/15(日) 01:54:44.86 ID:TiD2vpo90

――――――――

ショタロボ「貴方は、貴方の生まれた意味を知っていますね」

女博士「……もちろんですよ」ヘラ…ッ

ショタロボ「それにしても『希望』。……貴方は僕のマスターによく似ている」

ショタロボ「小さな頃のマスター瓜二つ……懐かしいです」

女博士「そういうふうに作られてるもの、私は」

ショタロボ「……声も、マスターとよく似てますよ」…ニコッ

女博士「ぁ……」

ショタロボ「……? どうしました?」

女博士「初めて、笑ってくれたね」ニコッ

382: 2011/05/15(日) 02:01:23.49 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「……」

女博士「……」

ショタロボ「……さて、始めましょうか」

ショタロボ「さっきの爆撃で、貴方がマスターと同じ身体を……指紋すら同じであることが証明されました」

女博士「……そっか。どうだった?」

ショタロボ「ロボットの巣窟は壊滅寸前です」

女博士「……。それって……」…ボソッ

384: 2011/05/15(日) 02:07:27.37 ID:TiD2vpo90
女博士「あの街で虐げられてた人達も、」

ショタロボ「残念ですが、巻き添えですね」サラリッ

女博士「……そう、だよね」シュン…

ショタロボ「貴方は世界を変える存在です。少しの犠牲はつきもの。……そうでしょう?」

女博士「だ、だけど……」

ショタロボ「――貴方はマスターに似てると思っていましたが……」

386: 2011/05/15(日) 02:13:47.46 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「少し、甘いようです」

女博士「……ごめん、なさい」

ショタロボ「気にしないで下さい。ヒトに適さない空気から守る為、ずっと閉じ込めたままでしたもんね」

ショタロボ「『箱』の中には二十一世紀後期までのインターネットの情報も詰め込んであります」

ショタロボ「……貴方はそれに感化されたのかも知れませんね」

ショタロボ「あの頃は、まだ比較的平和な時代でしたから」

ショタロボ「遺伝子を組み替えたクローン。脳にある情報を流し込んだヒト。……しかし、生活環境はかなり影響を与えるようですね。参考になりますよ」ニコニコ

女博士「そんなんじゃ……ないのに……」

387: 2011/05/15(日) 02:21:12.02 ID:TiD2vpo90
女博士「私はそんなつもりで……あの兵器を復活させたんじゃないの……」ポロポロ…

ショタロボ「不思議だね、人間は。どんなつもりだったの?」

ショタロボ「アレは、街一つ吹き飛ばす兵器だ。それ以上でも、それ以下でもないんですよ」ニコッ

ショタロボ「貴方は、犠牲のない革命なんて信じているんですか?」ニコニコ

女博士「……それが……悪い事なら……私も、ぐすっ……悪い子だよ……」ポロ…ボロボロ…

ショタロボ「……」



ショタロボ「前言撤回。……貴方は、僕のマスターの遺伝子と脳構造をそっくりそのまま受け継いでる筈なのに」

ショタロボ「…………マスターとは、比べ物にならないくらい愚鈍だ」

389: 2011/05/15(日) 02:29:45.32 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「まぁ、良いや。思考には少々難ありだけど、そこら辺は僕らがどうにかしてあげる」

ショタロボ「君には、君の生まれた意味を全うして貰うよ」

女博士「……うん」コク…

ショタロボ「大丈夫。痛くもなんともないと思うよ」

ショタロボ「痛みなんて感じることもなく、君は神と等しき存在になる」

ショタロボ「肉体は氏ぬけれど、君は生き続ける。永遠の命だ。君たち人間にとっては、素敵なことじゃないか」

ショタロボ「……だから、何も恐れなくても良いよ」

ショタロボ(ようやく、貴方の夢が叶いますよ)

ショタロボ(――……マスター)

391: 2011/05/15(日) 02:41:50.50 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「脳の方も、思考能力に少々難有りですが」

ショタロボ「……それでも、単独でアンドロイドを産みだしたくらいです」

ショタロボ「ダメ人間に近しい機械を作るなんて……実は高度なことなんですよ?」ニコニコ

女博士「……」

女博士(確かにロボちゃんは何にもしないグータラロボットだったけど……)

女博士(外の世界に出しても、ちゃんと戻ってきてくれた)

女博士(……私の、大切な友達なのに)グ…ッ

ショタロボ「さて、『希望』」

ショタロボ「今から貴方の脳を……『希望の根源』を、抽出する作業に移ります」

ショタロボ「――準備は、良いですか?」

393: 2011/05/15(日) 02:49:34.60 ID:TiD2vpo90
女博士「……ねぇ、」

ショタロボ「どうしました? この世界に、まだ未練でも?」キョトン…

女博士「この作業って、本当に必要なのかな……?」

ショタロボ「やだなぁ……」…クスッ

ショタロボ「貴方がまだ‘子供だった頃,に確認を取ったじゃないですか」

ショタロボ「――……貴方は、僕らのマスターの脳を育てる為の外形」

ショタロボ「『希望』。貴方は、貴方の正式名称を知っているでしょう?」

女博士「……『希望』『の』『卵』」

ショタロボ「そう。貴方は『希望の卵』」

ショタロボ「あれから百年経っているのに……ちゃんと覚えているじゃないですか」

395: 2011/05/15(日) 02:56:48.85 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「僕のマスターは言いました」

ショタロボ「『私の分身が、機械を作り始めた時。それが、合図だから』……とね」

ショタロボ「僕のマスターが箱に残した情報」

ショタロボ「そんなのは、ただの切っ掛けでしかなかったんです」

ショタロボ「それを実現しようとする、貪欲な精神。たった独りでもそれを作り上げる精神力」

ショタロボ「……それが、貴方という存在を完成たらしめる合図だったんです」

女博士「ねぇ、」

ショタロボ「……?」

女博士「もし、私がロボちゃんを作っていなかったら……貴方たちは、私を未成熟だと思って見逃してくれたの?」

398: 2011/05/15(日) 03:04:31.65 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「そう、かもね」

ショタロボ「僕のマスター……貴方の母は、貴方が創作意欲に呑まれるまでは待てと命令した」

ショタロボ「悠久の寿命を得た貴方が技術開発に目覚め、尚且つ外の空気汚染が緩和された時」

ショタロボ「それが、今だった」

ショタロボ「……貴方は、それが不服ですか?」

ショタロボ「もし、そうなら脳と身体の切り離しは困難なモノとなる」

ショタロボ「……正直に言ってくれれば良い」

ショタロボ「ねぇ、貴方は――自分に課せられた運命を受け入れていますか?」

399: 2011/05/15(日) 03:09:40.97 ID:TiD2vpo90
女博士「受け入れるも何も……」

女博士(……私は、その為だけに生みだされた。そうなんでしょう?)

ショタロボ「……後悔は?」

女博士「それは、貴方のマスター自身に訊いて」

ショタロボ「無理ですよ」

ショタロボ「……あの人は、ずっと前に氏にましたから」

女博士「ねぇ、」

ショタロボ「どうしましたか?」

女博士「もしも……もしも、だよ?」

女博士「私がこの運命を拒否したら……貴方はどうするの……?」

ショタロボ「僕だけの責任ではありません。僕を含め、全てがいかれた機械に呑みこまれて滅びる」

ショタロボ「ただ、それだけですから」

女博士「……」

女博士(……ロボちゃん)

401: 2011/05/15(日) 03:20:10.83 ID:TiD2vpo90


――

―――

ロボ娘「階段……際限ねぇわ……」ヨロヨロ…

ロボ娘(せっかく‘氏体,からバッテリー強奪したのにさぁ……)

ロボ娘(もうwwwwwwwwww半分消費wwwwwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘「大体、この上に博士が居るなんて確証ないしなぁー……ふぅ、ちょっくら一休み!」ドサッ

ロボ娘(この塔を登り切って、半分降りる頃には私のバッテリーは切れる)

ロボ娘(もしもこの塔に博士が居なかったら……私は永遠に動けずに、こんな場所に取り残される……)

ロボ娘「かと言って、戻ったって無意味だしなぁ……」…ハァ

ロボ娘(そんなの承知で、上り始めたんだし)

ロボ娘(……覚悟は多少してるけど、こんな場所で他のガラクタと埋もれるなんてさ……)

ロボ娘(負け組レベルじゃねぇわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

403: 2011/05/15(日) 03:27:17.18 ID:TiD2vpo90

……
………

ロボ娘(こうして歩いてると)テコテコ…

ロボ娘(刺身にタンポポ乗せてる感覚するわー……したことないけど)ブツブツ…

ロボ娘(この塔wwwwwwww高過ぎwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘(なんだこれ第二のスカイツリーかwwwwwwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘(いやいや、バベルの塔レベルっしょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘「……あ」…ピタッ

406: 2011/05/15(日) 03:37:59.83 ID:TiD2vpo90
ロボ娘(また窓がある階か……)

ロボ娘「       」オドオド…キョロキョロ…

ロボ娘(よっしゃ! 誰も居ない!)

ロボ娘(ここはイッツァ! Myわぁるど!!)

ロボ娘(なんか機械の残骸転がってるけど!)

ロボ娘(気にしない! 気にしたら終わり! うっひゃあ! 日の光さいこおおおおおおおwwwwwっうぇwwwwっうぇwwwwwwww)

ロボ娘「私、健康優良児! 私、VIP健康少女!! 矛盾してるけど身も心も健康健全VIPPER少女!!」

ロボ娘「日の光wwwwwwwww新感覚なりwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwww」

410: 2011/05/15(日) 03:43:55.95 ID:TiD2vpo90
>>405
うpれってくだしゃうぃ
>>1は深夜のまったり感にうだうだしながらも少し淋しいんです(´;ν;‵)オヒィwwwwwwwwwwww

431: 2011/05/15(日) 03:58:45.73 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「……」…チラッ

ロボ娘(少し見渡せば、床には倒れ伏した機械たち)

ロボ娘(銘々に手を伸ばし、身体に埋め込まれた凶器を伸ばして止まった機械たち)

ロボ娘「……知らないよ」

ロボ娘「私はね、ただ……博士と居たいの」

ロボ娘「私より先に生まれた癖に、ニート根性すら分からない世界に向けての労働厨」

ロボ娘「……そんな創造主を、私はね、強奪しに来たの」

ロボットの残骸たち「「「「「……」」」」」」

ロボ娘「私は……自分勝手に生きて行くって決めたんだよ」

ロボ娘「……『命』もないけど、そう生きるって決めたから!」

ロボットの残骸「「「「「「「……」」」」」」」

ロボ娘「罵詈雑言でも、マジレスでも、中傷でも良いから……何か言えよ、残骸……」ギリ…ッ

433: 2011/05/15(日) 04:07:09.51 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「では、始めましょう。貴方にとってはたった一瞬の出来事です。恐れることはありません」

 ――ウィィィン…

女博士「……ねぇ、」

ショタロボ「どうしましたか?」

女博士「ちょっとだけ、質問したいの」

ショタロボ「……」

ショタロボ「良いでしょう。このまま脳をシェイカーにかけるよりも、今ここで知識を植え付けた方が良いでしょう」

ショタロボ「さて、貴方は何を疑問としているんですか?」

438: 2011/05/15(日) 04:13:00.38 ID:TiD2vpo90
>>434
ぬほほwwwwwwww絵がつくと良く分からないアドレナリンがグヒュッギヒュするわいよwwwwwwwwwwwwwww
続き、ちょっくら書き溜めるわいよ

今日、午前までには終了する予定だわいの
わいのってどこの方言わいの わいわいwwwwwwwww

441: 2011/05/15(日) 04:19:50.97 ID:TiD2vpo90
女博士「……通路で倒れていた、あの機械たち」

女博士「あの『ヒト』たちは……なに?」

ショタロボ「あぁ、あいつらですか」

ショタロボ「あれは僕のマスターに仇なす存在……そういう存在だった、残骸ですよ」

女博士「私の元となった人間を殺そうとでもしてたの? 機械なのに……」

ショタロボ「……あーぁ。一応許容範囲内だけど……君はマスターに比べれば愚鈍過ぎて話になりませんね」ヤレヤレ…

女博士「……」…ズキズキ

444: 2011/05/15(日) 04:21:46.26 ID:TiD2vpo90
>>439
二日酔い+寝不足を酒でごまかしている ただそれだけです 
大丈夫ですまだ指は動くナリwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwww




では、執筆に戻ります
ワタクシの失態は全て酒のせいです。訴えるのならアルコールに訴えて下さい。でもきもちいぃ…///

447: 2011/05/15(日) 04:28:16.72 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「他に、質問は?」

女博士「……もう一つだけ」

ショタロボ「……。……なんですか?」

女博士「もしも、もしもだよ……?」

女博士「……もし、ロボちゃんがここに来たら、どうなるの?」

ショタロボ(あの失敗作の話か……)…ハァ

ショタロボ(僕のマスターを元に創り出した存在なのに、どうしてこんなに低俗な思考に仕上がったんだろう?)

ショタロボ(マスターは……もっと毅然としていて……)

ショタロボ(……人類の未来を、最も真剣に憂いていた方なのに)

449: 2011/05/15(日) 04:39:09.06 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「大丈夫ですよ」

ショタロボ「貴方の思考回路……つまり‘『救世主』(僕らの創り主),に基づいて創られたものは」

ショタロボ「……塔の中に張りめぐされたセキリュティプログラムには引っかかりませんよ」

ショタロボ「下級民に創られた、あの街のロボットのような存在とは一線を画する存在ですから」

ショタロボ(客観的に役に立つか立たないかを、セキリュティプログラムは見分けられない)

ショタロボ(ただそれが、博士が創りうる技術に基づいたものか、それに等しい高度さか……それしか見ないんだから)

ショタロボ「だから、この最上階まで無事でいられるでしょう」

ショタロボ「……ただ、」


ショタロボ「あのポンコツ引きこもりが、ここまで辿り着けるか自体が問題ですが」

503: 2011/05/15(日) 11:22:30.86 ID:TiD2vpo90
椅子から転げ落ち、床に投げ出された状態でスヤスヤしてました
身体の節々がガッチンガッチンチンです

サ、サササ、サーセン
再開いたします

506: 2011/05/15(日) 11:31:02.50 ID:TiD2vpo90
女博士「……もしここで、」

女博士「やっぱり生きてたいって言っても……だめ、かな?」

ショタロボ「安心して下さい。貴方はマスターの脳を育て上げる為の卵」

ショタロボ「それを取り出すことで貴方は孵化するんです」

ショタロボ「そうして、貴方は半永久的な‘生命,を得るんです」

女博士「……」…ブルブル

ショタロボ「震えないで下さいよ。今の貴方に怖がるものなんて、何一つないでしょ?」…スッ

女博士「……っ」パシンッ

509: 2011/05/15(日) 11:47:21.34 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「……」

女博士「……ぁ」

ショタロボ「そんな顔、しないで下さいよ」

ショタロボ「マスターの顔で……そんな情けない表情」

ショタロボ「――……マスター」…ポツリ

513: 2011/05/15(日) 12:08:05.92 ID:TiD2vpo90
女博士「……ちがう、のに」

女博士「私は貴方のマスターなんかじゃないよっ!」

ショタロボ「……」

ショタロボ「……そんなの、知ってますよ」…ニコッ

ショタロボ「では、施術に取り掛かりましょう」

ショタロボ「これから貴方は、本当の意味で人生を始めるんです」

女博士「……」

………

……



515: 2011/05/15(日) 12:20:55.57 ID:TiD2vpo90

ロボ娘「エレベーターつけろコノヤロォォオオォオオォォ!!」バァン!

ショタロボ「!?」

ショタロボ「……来たのかい、ポンコツ」

ロボ娘「ゼーハー……ゼーハー……はか……博士……どこ……っ?」グッタリ…

ショタロボ「面倒だな。せっかく今から取りかかろうとしてたのに」

ロボ娘「と、取りかかるって……なにを?」

518: 2011/05/15(日) 12:24:32.66 ID:TiD2vpo90
女博士「……」

ロボ娘「……は」

ロボ娘「博士っ!」ダッ!

ロボ娘「博士、博士っ。起きろって、おーい!」ユサユサッ

ショタロボ「安心しなよ。麻酔が効いてるだけだから」

ロボ娘「……博士に、何しようとしてるんだ。お前」ギロ…ッ

ショタロボ「別にヘンな事はしないよ」

ショタロボ「ただ、僕のマスターの遺志を遂げようとしているだけなんだから」

519: 2011/05/15(日) 12:32:25.00 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「ロクでも無いことでしょ、それ」

ロボ娘「こんなエレベーターもない、やたら高いし窓も少ないしロボットごろごろ倒れてる場所に監禁してさ」

ロボ娘「シOタ型の癖におっそろしい奴だな、アンタ」

ショタロボ「……君にはこの崇高なマスターの実験を理解できないかもね」

ロボ娘「なんだよバカ扱いすんなよっ。あとご丁寧に最上階にいるんじゃねーよ」プンスカ

ショタロボ「本当に君はおかしな機械だ。……彼女はどうして、こんなものを」

女博士「……」

522: 2011/05/15(日) 12:47:06.62 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「おかしいのは、アンタの方だ」

ロボ娘「教えろや。……麻酔かけて、これから何をしようとしていたのか」

ショタロボ「脳を摘出する」

ロボ娘「……んぇ!?」

ショタロボ「君は彼女を迎えに来たんだろう?」

ショタロボ「脳以外は不必要だ。施術が終わったら持って帰って良いよ」

ロボ娘「……マジキチ」ゾク…ッ

531: 2011/05/15(日) 12:56:11.73 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「何?wwwwwww脳味噌フェチ?wwwwwひくわーwwwwww」

ショタロボ「……マスターの遺志を、愚弄しないでもらいたいね」…イラッ

ロボ娘「っつーことで、博士連れて帰りますわ。あばよ変態」トコトコ…

ショタロボ「……」ガッ!

ロボ娘「えぐっ!?」

535: 2011/05/15(日) 13:00:49.20 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「……無用な戦いをするつもりはないよ。どんなにうるさくても、一応彼女の作品だ。壊したくはない」ギリギリ…ッ

ロボ娘「――っ。―――っ!!」ジタバタ

ショタロボ「大人しく帰ってくれるなら見逃してあげる」

ショタロボ「邪魔を、しないでくれないかな?」

ロボ娘「断固……拒否だっての……」

536: 2011/05/15(日) 13:04:09.32 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「ふぅん……そっか」

ロボ娘(やべぇwwww目が怖いwwwwwwしかもめっちゃ痛いwwwwwwwww)汗ダラッダラ

ロボ娘(殺wwwwwさwwwwwwwれwwwwwwwwるwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘(……だけど、)

ロボ娘(ここで言われた通り引き返すのはもっと嫌だ。永遠の反抗期省エネロボ娘ちゃんの名が廃るってのっ!!)

539: 2011/05/15(日) 13:12:43.21 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「うぉりゃあああああああ!!」ザシュッ!!

ショタロボ「……!?」

ロボ娘「無抵抗のまま殺されてたまるか」

ロボ娘「むしろ殺されてたまるかってのwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ショタロボ「……案外、強いんだね。君は」

ロボ娘「お褒めに預かり光栄ですwwwwwwww」

ロボ娘(あれ? もしかして私、結構強いんじゃね?wwwwwwwwいけるんじゃね?wwwwwwっうぇwwwww)

ショタロボ「流石マスターの映し身から作られたんだし、これくらいなくっちゃね」

ショタロボ「……脳の中身にも、期待が持てそうだ」ニコッ

540: 2011/05/15(日) 13:16:42.58 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「さっきから脳脳脳脳ってさー」

ロボ娘「なに? 食べるの? 口リの脳味噌食べて射精しちゃうタイプ?」

ショタロボ「君の方がよっぽど変態じゃないか。そんな発想普通できないよ」

ロボ娘「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ショタロボ「ムカつくなぁ……本当に」

544: 2011/05/15(日) 13:24:48.18 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「で、本当のところどうするつもり? おちOちんに塗りたくってしごくの?」

ショタロボ「……君が本気なのか何なのか分からなくなってきたよ」

ショタロボ「こんな貴重なモノにそんな扱い方しないし、第一僕は自慰なんてしない」

ロボ娘「もったいねぇ……」

ショタロボ「低俗だ。低俗すぎる。……良いかい、ポンコツ」

ショタロボ「君の作り手の脳味噌は、この世界を救うかも知れないんだよ」

547: 2011/05/15(日) 13:30:53.22 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「……ほわっと?」

ショタロボ「この塔が、普通の塔だとでも思ってるの?」

ロボ娘「普通じゃないってのは分かってる。階段長過ぎ。もっと縮めよ。半分の高さでも長いっての」

ショタロボ「……全然分かってないじゃないか」

ショタロボ「この塔は、僕のマスターが生涯をかけて創り上げた平和の塔なんだよ」

552: 2011/05/15(日) 13:41:33.62 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「平和の塔? どこが?」

ロボ娘「……この階、物騒なモノだらけじゃん」

ロボ娘「あぁ、あれか。あの街の爆撃……アンタの仕業か」

ショタロボ「マスターがそれを望んでいたからね」

ロボ娘「どこが平和だよ。……塔の形した要塞じゃんか」

ショタロボ「君には分からないだろうね。理解してもらう必要もない」

ショタロボ「僕は、ここからこの世界を救う」

ショタロボ「それには彼女の脳にあるデータが必要なんだよ」

ロボ娘「……分からないな」

ロボ娘「理解なんて、したくもない」

553: 2011/05/15(日) 13:45:52.34 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「っつーか、脳が必要ならマスターとかいう奴の脳味噌ひっこ抜けば良かったじゃん」

ロボ娘「……博士巻き込むなよ、ゲスシOタ」

ショタロボ「それが出来るならもうやってるよ」

ショタロボ「だけどマスターの脳は……あの時すでに……」

………

……


582: 2011/05/15(日) 15:10:07.62 ID:TiD2vpo90
たらいま
なんか凄い事なってやがるwwwwっうぇwwwwwwwwwww
書き溜めほとんどできなかったwwwwwwwやっべwwwwwwwやっべぇwwwwwwww

586: 2011/05/15(日) 15:18:27.38 ID:TiD2vpo90

……

ショタロボ 「ますたー、ますたー! おっきい塔だねぇ! すごいねぇ!」ピョンピョンッ

マスター「これで、ようやく私の夢が叶うんだ。……この世界を、正常な姿に」

ショタロボ 「ねぇねぇ、はかせ」

マスター「ん? なぁに?」

ショタロボ 「……ますたー、本当に頭のなかみ、とっちゃうの?」

587: 2011/05/15(日) 15:25:10.75 ID:TiD2vpo90
マスター「うん、まぁね」

ショタロボ 「でも、しんじゃうよ? いいの?」

マスター「平気よ」ナデナデ

マスター「……全てが救われるのなら、私はどうなったっていいの」

ショタロボ 「だけど……さみしいです」シュン…

589: 2011/05/15(日) 15:32:49.23 ID:TiD2vpo90
マスター「ふふっ。寂しくなんてないよ」ナデナデ

マスター「私はね、氏なないよ。……この塔の脳となって、平和となるまで生き続けるの」

ショタロボ 「ほんと?」ウル…ッ

マスター「ほんとうだよ」ナデナデ

ショタロボ 「ますたぁ」ウルウル

マスター(やはりwwwwwシOタに限りますなぁwwwwっうぇwwwwwwwwwwww)ナデナデナデナデ

594: 2011/05/15(日) 15:37:01.82 ID:TiD2vpo90
マスター「ほら、泣かないの」

ショタロボ 「でも、でも……なんだかとっても、かなしいんだ……」グスグス

マスター「泣きやまないと、眼球ぺろぺろしちゃうぞ☆」ギューッ

ショタロボ 「わっ、わぁ、やめてよー」ジタバタジタバタ

マスター「……大好きっ」…ギュッ

ショタロボ 「ま、ますたぁ」

597: 2011/05/15(日) 15:49:41.04 ID:TiD2vpo90
マスター「私は氏ぬわけじゃないけどさ、」

ショタロボ 「くすぐったいよぅ」

マスター「……こうして撫でたり抱きしめたりするのは、これで最後だね」

ショタロボ 「……」

ショタロボ 「……ますたぁ」

ショタロボ 「やっぱりやめるとか……できないのかな?」

603: 2011/05/15(日) 16:08:53.84 ID:TiD2vpo90
マスター「無理無理。もう塔作っちゃったもん」

ショタロボ 「じゃ、じゃあさ! ここに住もうよ!」

ショタロボ 「もっと窓も増やして、いちばん上は展望台にして……」

マスター「こら」コツン

ショタロボ 「あぅ」

マスター「……展望台なんか作っても、そこから見える風景楽しくなんてないじゃない」

607: 2011/05/15(日) 16:21:01.09 ID:TiD2vpo90
マスター「これはね、君の為でもあるんだよ?」

マスター「……あの壊れた機械たちを全て壊す」

マスター「あのいかれた街を、いかれぽんちな世界をどうにかすれば」

マスター「きっと、きっとね……それが遂げられた時に塔から見下ろす世界は綺麗なんだと思う」

マスター「それを見せてあげたい。……わかった?」ニコッ

ショタロボ 「……分かんないよ」

マスター「うーん、困ったわなぁ。……ま、大きくなれば分かるでしょっ」

ショタロボ (僕は、おおきくなんてならないのに)

609: 2011/05/15(日) 16:33:48.73 ID:TiD2vpo90
マスター「さて、頂上いきますかー! 階段で!」

ショタロボ 「……ますた、どうしてエレベーター作らなかったんですか?」

マスター「最近ちょっとお腹まわりがぷにぷにっとしてきちゃって」テレテレ///

ショタロボ (頂上に着いたら、もう一度降りる事もなくなるのに……)

マスター「長い階段ってロマンがあるよねぇ。特に螺旋階段とかキュンキュンするわー」

ショタロボ 「……へんなの」

610: 2011/05/15(日) 16:38:49.27 ID:TiD2vpo90

……

マスター「今更ながら長く作り過ぎた気がする……疲れたぁ……」ゼーハーゼーハー…

ショタロボ 「だいじょぶ、ますたぁ?」

マスター「ちょっと休憩っ!!」ストンッ

ショタロボ 「こんなところで?」

マスター「うはぁwwwwww新築の香りがするわーwwwwwwwwww」

612: 2011/05/15(日) 16:46:08.23 ID:TiD2vpo90
マスター「さて、最期の晩餐しよっかなぁ~」ガサゴソ

ショタロボ 「まだおひるだよ?」

マスター「んじゃあ最期の昼飯wwwwwwww」

マスター「じゃーん、おにぎりだよー」

ショタロボ 「わあぁ……!」パァァ…

ショタロボ 「おりょうりなんて一回もしてなかったますたぁが……!」

マスター「やろうと思えばこれくらいちょろいわwwwwwwwwwwww」

ショタロボ (形がぐしゃぐしゃだ……おにぎりも握れない人に作られたのか、僕……)

613: 2011/05/15(日) 16:48:35.11 ID:TiD2vpo90
マスター「塩だけでもおいしーねぇ」ハグハグ

ショタロボ 「ねぇ、ますたぁ……ハイキングじゃないんだから……」

マスター「良いじゃん。この身体とは今日でおさらばなんだもん」

マスター「……こうやって呑気にお弁当食べられる場所なんて、外にはほとんどないんだもんね」ヘラ…ッ

ショタロボ 「……」…パクッ

ショタロボ 「……塩がおおいよぅ」

616: 2011/05/15(日) 16:54:51.12 ID:TiD2vpo90
マスター「よーし、行こうか」

ショタロボ (のんびりしてても、どんなに先が長くても……頂上は近くなる……)

マスター「十階分くらい上ったら、次はおやつタイムなwwwwwwwwwwww」

ショタロボ 「う、うん……」

ショタロボ (あぁ、そっか。だからますたぁは……)

ショタロボ (エレベーターを作らなかったんだ)

618: 2011/05/15(日) 16:57:30.28 ID:TiD2vpo90
―頂上―

マスター「おぉwwwwwwついたwwwwwwwww着いたったwwwwwww」

ショタロボ 「……ますた」

マスター「んじゃ、ちゃっちゃと始めよっか」

ショタロボ 「……」

マスター「ごめんね、こんなこと任せちゃって」

マスター「他の奴らに頼んでも、最近の私はキチOイ扱いされっちゃってるからさぁwwwww」

619: 2011/05/15(日) 16:58:54.78 ID:TiD2vpo90
マスター「それにね、どうせやって貰うんなら……君が良いなって」ニコッ

ショタロボ 「……。……それじゃあ、はじめるよ?」

マスター「痛くしないでね////」クネクネ

ショタロボ 「……あはは」

マスター「にひゃひゃwwwwwwwwwwwwwwwww」

622: 2011/05/15(日) 17:03:12.11 ID:TiD2vpo90


……

………

ショタロボ「どうして」

ショタロボ「どうしてうごかないの……」

ショタロボ「ねぇ、ますたぁ。あなたの言ったとおりにやったよ?」

ショタロボ「僕ひとりで、やったんだよ……?」

ショタロボ「……どう、して」

624: 2011/05/15(日) 17:05:34.60 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「やくそくしたよね、一緒だって」

ショタロボ「この世界をすくうんだって」

ショタロボ「なのに……えぐっ、どうして……」

ショタロボ「失敗なんて、してないのに。どうして……」

ショタロボ(僕が ころした)ドキン…

ショタロボ「あ、あぁぁぁ……ぅあぁぁぁぁ……」

632: 2011/05/15(日) 17:14:36.56 ID:TiD2vpo90
ショタロボ (普通の人間の脳味噌では堪えられなかったんだ)

ショタロボ (ますたぁは、ちょっとばかだけど、すごい人なんだ)

ショタロボ (……こうなる可能性があるんだって、わかってたと思う)

ショタロボ 「……」

ショタロボ 「……。……僕が、がんばらなくっちゃ」

634: 2011/05/15(日) 17:20:29.11 ID:TiD2vpo90
ショタロボ(脳はまだある)

ショタロボ(そうだ、クローンだ。……遺伝子をいじって、脳の構造も瓜二つのものに)

ショタロボ(記憶までは引き継げないけど……それでも、ますたぁはますたぁだ)

ショタロボ「だけど、こんなの独りじゃできない」

ショタロボ「……他の人間たちにも協力を仰ぐしかない、かな」

ショタロボ(まっててね、マスター……――)

635: 2011/05/15(日) 17:22:04.87 ID:TiD2vpo90
―――

――



協力者たち「君は、人類に残された最後の希望だよ」

協力者たち「どうかこの世界を変えてくれ」

協力者たち「我々の持つ知識は全てあの箱に詰め込んだ」

協力者たち「困った時は、開くと良い」

  「どうか、箱の中の全てを以てこの世界を――…

  「あの忌々しい機械たちを――……





ショタロボ「壊せ」

【第三章 おしまい】

636: 2011/05/15(日) 17:23:47.23 ID:sc30Pxpk0
おもしろい


引用: 女博士「……失敗した」