647: 2011/05/15(日) 17:39:46.81 ID:TiD2vpo90


シリーズ:女博士「……失敗した」

最初から
女博士「……失敗した」第一章

前回:女博士「……失敗した」第三章


【四章wwwwwwwwはじまるwwwwwwwwよんwwwwwwww】

女博士「箱の中にあるこれ、なんなんだろう……?」

女博士「えーと、えーと……『とりあつかいせつめいしょ』……」ガサゴソ

女博士「過去の電波を拾い集める……? インターネット……?」

女博士「へぇ、おもしろそうだなぁ」パラパラ

女博士「……ふぇ?」

女博士「試験管にジュース? 腐ってないのかな」クンクン

女博士「うわぁ、なんだか生臭いよぅ……」
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651: 2011/05/15(日) 17:42:09.50 ID:TiD2vpo90
女博士「『貴方のお母さん』……?」

女博士(それってもしかして……の、の、のーみその欠片!?)

女博士「……」

女博士「……これが、私のおかあさん?」

女博士(おかあさんって……どんなかんじなんだろう……)

女博士「ひとりは、さみしいや……」

652: 2011/05/15(日) 17:43:17.32 ID:TiD2vpo90

……

ロボっ娘「うはwwwwwwwっうぇwwっうぇwwww」

ロボっ娘「ロボット少女とかwwwwwwwwwwwww工口ゲかよwwwwwwwwwwww」

ロボっ娘「夢がwwwwwwwwwwww広がりんぐwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



女博士「……」ポカーン…

653: 2011/05/15(日) 17:46:07.74 ID:TiD2vpo90
女博士(……失敗した)

女博士(なんか笑いっぱなしだよぅ……怖いよぅ……)

女博士(そもそも、いつかは『塔』にならなきゃいけない私が家族なんて作っちゃいけなかったのかな……)

女博士(だけど、)

女博士(……独りじゃなくなった)

657: 2011/05/15(日) 17:56:03.71 ID:TiD2vpo90

……

ショタロボ「世界を正常にする為だ。諦めてくれないかな」

ショタロボ「別に彼女は氏ぬわけじゃない。ここのブレインとして……延いては、この世界のブレインとして君臨するんだ」

ロボ娘「あのさぁ」

ロボ娘「『正常な世界』って、なんなん?」

658: 2011/05/15(日) 18:03:29.12 ID:TiD2vpo90
ショタロボ「急になに?」

ロボ娘「いやいや、煽りとかじゃなくって素朴な疑問」

ショタロボ「……君はこの世界が正常に見えるのか?」

ロボ娘「トチ狂っとるがな」

ショタロボ「だから、一度壊す。それだけだよ」

ロボ娘「……別に勝手にして貰ってもいいけどさ、外の事は。どうせ引きこもりたいし」

ロボ娘「だけど博士巻き込むなよ……貴重な白衣眼鏡少女だぞ?」

ショタロボ「君にとって貴重なだけだよ。僕にとっては、入れ物だ」

661: 2011/05/15(日) 18:14:41.82 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「……話し合いは、無理かぁ」…ザッ

ショタロボ「そっちがその気なら、本気でいくよ……」

ロボ娘「……」

ショタロボ「……」

ロボ娘「……っ!」ダ…ッ

ショタロボ(速い……けど、避けられないわけじゃない)サッ!

ロボ娘「うぉりゃああああああ!! 博士げぇぇぇぇぇぇぇえええええぇぇぇっと!!!」ズザザザザー!

ショタロボ「な……っ!?」

662: 2011/05/15(日) 18:19:55.22 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「あるぇ?wwwwwもしかして少年漫画的な戦闘するとでも?wwwwwwwwwwww」

ロボ娘「ばーかwwwwwwwwwwww捕まえてごらんなぁいwwwwwwwwwwwwww」シュババババッ!

ショタロボ(や、やたら逃げ足が速い!)

ショタロボ(それにしても担ぎ方がぞんざいだ……本当に大切だと思ってるのか……?)ポカーン…

663: 2011/05/15(日) 18:24:01.81 ID:TiD2vpo90

……

ロボ娘「ふへへwwwwwwwwちょろいわwwwwwwww」

ロボ娘「やはり階段なっげぇwwwwwwwしかし下りでござるwwwwww」

ロボ娘(……だけど、ちょっとバッテリーがきついわぁ)フラ…ッ

ロボ娘「っわととと……!?」ヨロヨロ

ロボ娘「はぁ……お気楽ニート生活の為だ。ここがふんばりどころ……っ!」

668: 2011/05/15(日) 18:31:35.89 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「てか、気持ち良さそうにすやすやしちゃってさぁ……」

ロボ娘「おきろーぃ! ウェイクうp!!」ユサユサ

女博士「……ぅ」

ロボ娘「!!」

女博士「…………あれ? ロボちゃん……?」ボンヤリ…

670: 2011/05/15(日) 18:43:21.36 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「はは……よかった……www」

女博士「あれ? あれ? 私……」キョトン…

ロボ娘「脳味噌ほじくり出される寸前だったのに安らかに寝ちゃってさぁwwwwwwww」

ロボ娘「ほんとに、ぐずっ、ほ゛ん゛どに゛……よがっだぁぁぁぁぁ……うええぇ……」ボロボロ

女博士「わざわざ来てくれたの……?」

ロボ娘「悪いかよぉ……えぐ、ひっく、そんなの、へぅぅ……私の勝手じゃんかさぁ……」ボロボロ

女博士「……ロボちゃん。やっぱり貴方を作って良かった」ニコ…ッ

女博士「こうして助けてくれる人が居るって……何故だかとっても嬉しいの……」ポロ…ッ

671: 2011/05/15(日) 18:45:50.59 ID:TiD2vpo90
ロボ娘「……さて、行くか。どうせ追ってくるだろうし」

女博士「う、うん」

ロボ娘「立てる?」スッ

女博士「だいじょぶだよ。平気」グシグシ…ニコッ

ロボ娘「よーしwwwwwww逃げ切るぞーwwwwwwえいえい、おーwwwwwwww」

女博士「お、おぉ!!」

676: 2011/05/15(日) 18:52:10.03 ID:TiD2vpo90

 パシュンッ

ロボ娘「ぬぉっつぉ!?」

 パシュン パシュン

ロボ娘「壁からwwwwwwwwレーザーwwwwwwwwwww」

女博士「わ、笑い事じゃないよぉぉぉぉ!」

ロボ娘「こんな設備あるのかよぉ……初耳すぎるわ……」

ロボ娘「てか、あぶねぇじゃん! 止めろや! うぉっと!?」

女博士(これ……ロボちゃんだけを狙ってる……)

677: 2011/05/15(日) 18:54:49.66 ID:TiD2vpo90
女博士(だよね。あの子は、私の脳が目当てなんだもん)

 パシュン パシュン

ロボ娘「っべぇwwwwwwwやっべぇwwwwwwwwwwwww」

ロボ娘(くそっ、床がコゲコゲじゃんかよぉぉぉ! 当たったら一発アウトじゃんかよぉぉぉぉぉ!!)

女博士「ロボちゃん!」タタ…ッ

ロボ娘「ちょ、おまっ! 離れてろ!!」

女博士「だめ、動かないで! 私の影に隠れてっ!」

ロボ娘「はぁ!?」

女博士「いいから!」

678: 2011/05/15(日) 18:57:21.44 ID:TiD2vpo90

 ……シーン

ロボ娘「止まった……?」

女博士「行こう」グイッ

ロボ娘「ちょ、ちょちょちょ……!」

女博士「私から絶対に離れないでいて!」

ロボ娘「わけがわからんwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「必ず……必ず……一緒にここを出ようね!」

ロボ娘(こいつ、こんな表情できるんだ……)

ロボ娘「……おk把握!」

108: 2011/05/16(月) 21:49:54.90 ID:enj7z9I+0


……


ロボ娘「あはは……アイツ、追ってこねぇじゃんwwwwwwwwww楽勝すぐるわwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ロボ娘「それに、博士が居りゃあ攻撃も止まるしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwうっはwwwwwwwwwwwwwwチートすぐるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」タッタッタ…

女博士「……油断しちゃだめだよ、ロボちゃん」

女博士「きっとあの子は追いかけてくる。直々にね……」

ロボ娘「そんなんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww知るかwwwwwwwwwwww追いついたらぶっ潰してやんよwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「……ロボちゃんは、あの子の能力を軽視しすぎてるよ」ボソ…ッ

ロボ娘「んぇ? 軽視ぃ?」

ロボ娘「確かにアイツ強ぇぇけどwwwwwwwwwwwwww追いつけるわけねーしwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwwwww」

女博士「そんなの、わからないよ」

女博士「……だって、私の『お母さん』が作ったものだもん」

111: 2011/05/16(月) 22:02:05.71 ID:enj7z9I+0

……

女博士「はぁ……はぁ……」

ロボ娘「おい、顔色悪いぞ? 疲れたのか?」

女博士「う、うぅん……大丈夫。大丈夫だから……」ゼーゼー…

ロボ娘「息切れしてるじゃんか。ちょっと休むか?」

女博士「……ありがと、ロボちゃん」ヒゥ…ヒゥ…

ロボ娘「いいよ。アンタを助けに来ただけだからさ、私。ニートしたいだけだからwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「ふふ……っ。……やっぱり、ロボちゃんは優しいや」クスクス…

ロボ娘「お、おぅふ……(……やっぱ笑い顔かわいいいいいいいいいwwwwwwwwwwwwwwwwww画像保存!画像保存!wwwwwwwwwwwwwwwwww)」パシャパシャ…!

112: 2011/05/16(月) 22:14:52.34 ID:enj7z9I+0
女博士「そ、それじゃ……早く行こっか……」ハァ、ハァ

ロボ娘「ハハッwwwwwwwwwwwwそれ、空元気じゃんwwwwwwwwwwwwやめろwwwwwwwwwwwwww」

女博士「……え?」

ロボ娘「えっと、その……む、無理するなよ……ばかっ!」

女博士「だ、だけど……早くここを出なくちゃ……」

ロボ娘「……ほれ」

女博士「え……?」

ロボ娘「負ぶってあげるから。……もしかして、嫌?」

女博士「……ロボちゃん、だいすきっ!」ガバッ!

ロボ娘(無い胸が当たっとるがなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

113: 2011/05/16(月) 22:24:20.86 ID:enj7z9I+0


――

ショタロボ「……どうして」

ショタロボ「どうして、そんなポンコツを庇うんですか……ますたー……」

ショタロボ「--っ」

ショタロボ(……どうして僕は、今『ますたー』と言ったんだろう)

ショタロボ(あんな軟弱者……マスターとは程遠いのに……)

ショタロボ「……それに、」

ショタロボ「どうしてあのポンコツはマスターのような言動を……」

ショタロボ「……」

115: 2011/05/16(月) 22:32:26.18 ID:enj7z9I+0
ショタロボ(……もしかして)

ショタロボ「博士……貴方は、‘パンドラの箱,を開けて……」

ショタロボ「……その中にある、僅かな‘遺品,を元に作り出したのか?」

ショタロボ(――自分の『母親』が生前行っていた言動を……再現したとでも……?)

ショタロボ「ま、まさか……」…ゾクッ

ショタロボ(あれは、ただの遺品として入れたものだ。……たった独りで、そんなものを)

ショタロボ「だとしたら……」

ショタロボ「……ふふっ。僕の理論は間違ってはいなかったんだ」

ショタロボ(マスター……貴方の残した脳は、実は正常に働いていたのかも知れません……)

118: 2011/05/16(月) 23:06:27.96 ID:enj7z9I+0
女博士「ご、ごめんね……重くない……?」

ロボ娘「私の怪力舐めんなwwwwwwwwアンタに作られたくらいだしなwwwwwwwwwwめっちゃ最高の気分だわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「……ありがと」…ギュ

ロボ娘(む、胸が……成長しきってない胸が……背中にwwwwwwwwwwwwwwwwww背中にぃぃぃっひゃおおおおおおおい!)

ロボ娘(口リっていいわぁ……口リ顔貧O熟女っていいわぁ……)ズックンジュッキュン!!

ロボ娘(だ、だけど……バッテリーがそろそろ本格的にやっべえwwwwwwwwwwwwwwww)

女博士「ロ、ロボちゃん……本当に大丈夫? なんだか苦しそうだよ……?」オドオド…

ロボ娘「だいじょーぶ! ノープロブレムwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwうぇwwwwwwwwwwwwwwww」

ロボ娘(バッテリギリギリのせいか、高まる興奮のせいか自分でもわかんねぇっぇぇえぇぇえwwwwwwwwwwww)ニマニマwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

120: 2011/05/16(月) 23:20:36.02 ID:enj7z9I+0
ロボ娘「あのさ、」

女博士「どうしたの?」

ロボ娘「私、アンタに作られて良かった」

女博士「……」

女博士「……ぐすっ」

ロボ娘「お、おいおい……また泣いてんの?」

女博士「ううん……」グリグリ…

女博士「……嬉しかっただけだから」

ロボ娘「……!」キュンキュン!

ロボ娘「…………加速」

女博士「え?」

ロボ娘「kskwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwするぞおおおおおおおおおおおおおwwwwwwwwwwwwwwwwww」ズダダダダダダッ!

女博士「ひゃ……ひゃあ!?」

121: 2011/05/16(月) 23:26:26.53 ID:enj7z9I+0
ロボ娘「振りwwwwwwwwwwwwwwww落とされるなよwwwwwwwwwwwwしっかり掴まれああああっはあああああああああん!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ダッ、ダッ、ダッ、ダッ!

女博士「……っ」ギューッ!

ロボ娘(か、芳しいwwwwwwwwwwwwwwww芳しいにほいがあああああああああwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwww)

ロボ娘(よし、だいぶ下りた! あのシOタ小僧にゃ負けねぇよ!!)ダッ、ダッ、ズダダ……

ロボ娘「」……ふらっ

ロボ娘(……休んでる暇なんて、ないんだから)

122: 2011/05/16(月) 23:38:28.10 ID:enj7z9I+0
ロボ娘「」フラッ …スタスタ、フラフラ…フラッ

女博士「……っ」

女博士「ロボちゃんっ! 止まって!!」

ロボ娘「止まれるわけ……いかないだろ……」フラフラ…

ロボ娘「……ニートだって、たまには目覚めるんだよっ」…グラッ

女博士「バッテリが限界なんでしょ!? 無理しないで、やめてっ!!」

ロボ娘「だい……じょぶ……」クラクラ…

ロボ娘「アンタだけは……守る、から……」フラ…バタンッ

女博士「……ロボちゃんっ!!」

123: 2011/05/16(月) 23:48:39.18 ID:enj7z9I+0
ロボ娘「……ガガッ、ガガガガッ」シュゥン…

女博士「ロボちゃんっ! ロボちゃん!!」ユサユサ

ロボ娘「ヌ…ルポ……ガッ……」ジジ…ッ

女博士「わけわかんないよ、ロボちゃん!」

女博士「独りに……しないで……」ポロ…ッ

女博士「うぅ……ぐすっ、えぐ……ふぇぇぇぇ……」…ボロボロ

ロボ娘「……」

女博士(……ロボちゃん)グスグス…

女博士「……」…グシグシッ!

女博士「……大丈夫だよ。ただの、バッテリー切れだから」

126: 2011/05/17(火) 00:00:20.86 ID:UPs8l5zb0
女博士(バッテリー切れ……)

女博士(……そっか。破壊された他の機械から……)

女博士「だけど、この階には一人も……」

女博士(確か、この下の階には沢山の機械が……『氏んでいる』……)……ゾクッ

女博士「行か、なきゃ……」

女博士「……ロボちゃんは、あんな高くまで来てくれたんだから」

127: 2011/05/17(火) 00:05:41.87 ID:UPs8l5zb0
あれ?
ONKYO音質よくね?
SS速報初だけどまったりしてて居心地よくね?

129: 2011/05/17(火) 00:17:16.86 ID:UPs8l5zb0
女博士(……だけど、ロボちゃんをこの階に取り残したままだと)

女博士「私が居ないと、防御システムが作動する……っ」

ロボ娘「……」

女博士「……よ、よしっ!」

女博士「よいしょ……っ!」

女博士「よっこら……せっ!」

ロボ娘「……」

女博士「せっ、せっ……せぇっ!!」グイグイ!

女博士「だめだ……重い……」ゼーハーー…ゼーハー…

131: 2011/05/17(火) 00:21:13.17 ID:UPs8l5zb0

ロボ娘「……。……っ」…ピクッ

女博士「わっ!」

ロボ娘「……」

女博士「べ、別にロボちゃんが重いとか言ってるんじゃないよ!」ワタワタ…

女博士「ただ、ほぼ貴金属で構成されてるだけだから……」

ロボ娘「……っ、……っ」ピクピク…

女博士「だ、だから、その……確かに重いけど……その……」

女博士「それは私の設計ミスだよっ!!」

ロボ娘「……」

ロボ娘「……ひとりで、にげr……博、士……」

133: 2011/05/17(火) 00:29:00.96 ID:UPs8l5zb0
女博士「な、なに言ってるの……ロボちゃん……」…ゾクッ

ロボ娘「アンタ、なら、あたら、し、ぃ……アンドロイド……作れる、でs……。……」キュイィィン…。…。

女博士「ロボちゃんっ」ギューッ!

ロボ娘「……」…クタッ

女博士「新しく作れたとしても、そんなの貴方じゃないでしょう!?」

女博士「そんな事言わないでよっ!」

ロボ娘「……」

女博士「貴方は……貴方は……っ」グス…ッ

ロボ娘「……」

女博士「――……私にとって、初めて会えた家族なのっ!」…ポロッ

135: 2011/05/17(火) 00:44:36.37 ID:UPs8l5zb0


……

女博士「よいしょっ、よいしょ……っ」ゼーゼー…

ロボ娘「……」

女博士「も、もうちょっとで、次の階だから……そこで、他の子たちとバッテリー入れ替えるから……」ハァ、ハァ…

ロボ娘「……」

女博士(正直言って重たいけど……だけど、今は私が頑張らなくっちゃ……)ゼーハーゼーハーゼーハー…

女博士「も、もうちょっと……だか……。……あっ!」…ズルッ

ロボ娘「……」ガコンッ、ガコン……ガタガタガタ……。……ゴロンッ」

女博士「あ、あぁ……」

138: 2011/05/17(火) 00:47:58.29 ID:UPs8l5zb0
女博士「――……ロボちゃん!!」…ダッ!

ロボ娘「……」

女博士(そこまで酷い損傷もない……はず)…オソルオソル

女博士(だけど……だけど……っ)ジワ…ッ

女博士「ごめんね、ごめんね……せっかく助けに来てくれたのに……何にも出来なくて……ごめん……ううぅぅぅ……」…ボロボロ

ロボ娘「……」

139: 2011/05/17(火) 00:52:17.98 ID:UPs8l5zb0
女博士(……だけど、一つ下の階には着いた)

女博士(この‘塔,に殺されたヒトたちが……沢山……)…ゾワゾワ

機械 「――――……」

女博士「……」テクテク…

機械 「…………」

女博士「ごめんなさい……本当に、ごめんね……っ」




 ――……がこっ

140: 2011/05/17(火) 00:57:30.61 ID:UPs8l5zb0

……

ロボ娘「んぁ……」…パチッ

女博士「!!」

女博士「ロボちゃん!」ギュギュッ!

ロボ娘「んひゃぁ!?」

女博士「ロボちゃん、ロボちゃん……ロボちゃん……っ!」ギュー…ッ

ロボ娘(寝起きの楽園wwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)クンカクンカ! スースー!

ロボ娘(……じゃ、なくてっ!)

ロボ娘「お、おま……ここって別の階じゃねーか!」

女博士「う、うん……そーだよ……?」

141: 2011/05/17(火) 01:03:38.00 ID:UPs8l5zb0
ロボ娘「私、残りのバッテリー全力投下して言っただろ!? 聞こえてなかったのか!? 『独りで逃げろ』って!」

女博士(聞いたよ、分かってるよ……だけど)

女博士「そんなこと、言わないで……っ」ウルウル

ロボ娘「おま……っ。……泣き落とすなよ、ちょっと陥落(ついでに歓楽)しそうだっつーの」プンスカ!

ロボ娘「大体、私はめっちゃ重かっただろ!? 私が意識失ってからどれだけ経ってんだよ!」

女博士「え、えっと……ごめん」

ロボ娘「呆れた口リ顔ヒンヌー白衣眼鏡だな、アンタ」ウンザリ…

女博士「……ひぅ」…ションボリ

142: 2011/05/17(火) 01:12:00.54 ID:UPs8l5zb0
女博士「ごめんね……ごめんね……だけど、ぐすっ、だけどぉ……」ボロボロ…

ロボ娘「あ……えーと……べ、別にアンタを責めたわけじゃないんだけど……」

ロボ娘(こんな時に泣くなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwこんな時でも私はキュンキュンしちゃうダメロボなんだっつーの!)キュキュンッ

ロボ娘「……私担いでバッテリー替えてくれたのか」…ボソッ

女博士「ごめんね……」…グスッ

ロボ娘「……」

女博士「だけど、だけど……私は、ロボちゃんが居なくっちゃ……」グスグス…

ロボ娘「そんな切なげな顔で……そんな事言わないでよ……」…ナデナデ





ロボ娘(惚れちまうだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?)

145: 2011/05/17(火) 01:17:36.09 ID:UPs8l5zb0
ロボ娘(結構なハイペースで下りて来たけど……)


ロボ娘(……もうじき、さらにハイペースで追っかけてくる小僧が来る)

ロボ娘「罰としてお姫様だっこなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ヒョイッ

女博士「ふぇ!?」

ロボ娘「恥ずかしかろーが、嫌だろーが、是が非でもこれで出口まで行ったったるwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「だけどロボちゃん! 他の人たちからバッテリは沢山貰ってきたけど……無駄遣いしたら……!!」

女博士「だ、だから……その……自分で歩けるよぅ……」カァァ…

ロボ娘「うっせぇ! おとなしくしてなきゃ、奪ったバッテリー更に消費しちまうがなwwwwwwwwwwwwww」

女博士「……う、うん」

166: 2011/05/17(火) 19:14:28.11 ID:UPs8l5zb0
なんかぐちゃぐちゃ考えてたら予想より長くなりそうだし鳥つける
丸一日二日酔いでだらだらしてたなんてwwwwwwwwwwwwww言えないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

今から晩飯作ってくる
再開予定は多分八時半くらい予定

170: 2011/05/17(火) 20:33:41.45 ID:UPs8l5zb0
ロボ娘「ゼーハー……ゼーハー……」タタタタタッ

ロボ娘(……あれ? 私、呼吸してんのか?)

ロボ娘(そんなの不要なのに……おぉ、すげえ。私人間みたいじゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

女博士「ロボちゃん、その、や、やっぱり私抱っこしてたらつらいでしょ? えと、その……自分で歩けるから」カァ…

ロボ娘「別に重くねぇしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「だ、だけど……」ゴニョゴニョ…

ロボ娘(別の意味できっついわwwwwwwwwっうぇwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwwwwwww)


171: 2011/05/17(火) 20:37:30.49 ID:UPs8l5zb0
女博士「あれ……まぶしい……」

ロボ娘「……おっ」…ピタッ

ロボ娘(この階には窓があるのか……)

ロボ娘「絶景なりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww絶景な……り?」

ロボ娘「……な、なんだあれ?」

女博士「ど、どうしたの、ロボちゃん?」

ロボ娘「塔の下、見てみろ」

女博士「…………あ」…ゾクゥ

172: 2011/05/17(火) 20:43:53.96 ID:UPs8l5zb0
ロボ娘「……十字架?」

女博士「しかも、沢山」

ロボ娘「……墓?」ブルッ

女博士「……か、かもね」ゾクッ

ロボ娘(行きは塔の陰に隠れてて気づかなかったけど……なんだこの大量の墓は)

ロボ娘(この規模なら小さな村のひとつくらいできるんじゃねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘「あれ……? 村……?」

173: 2011/05/17(火) 20:50:15.36 ID:UPs8l5zb0
  ロボショタ『……うちの村に来る? あの街から走りっぱなしだったんでしょう。よくバッテリー切れずに済んだよね』

ロボ娘「……え」

ロボ娘「村って、そういうことかよ……」…ギリッ

女博士「ロボちゃん……?」

ロボ娘「い、いや……なんでもないってwwwwwwwwwwwwww気にスンナwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「う、うん……?」


174: 2011/05/17(火) 21:07:29.44 ID:UPs8l5zb0

 --……だっ、だっ、だっ、だっ!

女博士「あ、足音!?」

ロボ娘「くそっ、あのシOタのお出ましかよ! Fack!」

女博士「スペルミスだよロボちゃん! 正しくは『Fuck』だよ!」

ロボ娘(口リ顔貧Oにファックって言われるのって……案外いいかもwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘「もwwwwwwwwwwwwもっかい言って?wwwwwwwwwwwwwwww」

女博士「え、えぇ? ……えーと、ふぁっく!」

ロボ娘「あぁん!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ビックンビックン!

女博士「だ、大丈夫ロボちゃん!?」アセアセ

ロボ娘「ぬふふwwwwwwwwwwwwww充電完了でござるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

175: 2011/05/17(火) 21:17:57.96 ID:UPs8l5zb0
ショタロボ「随分手こずらせるんだね、ポンコツ」…ニコッ

女博士「……ひぅ」ギューッ

ロボ娘「もっとファックって言って! 罵tt……ハッ!? ぶっちゃけそんな場合じゃなかった!」

ショタロボ「彼女を渡してくれないかなぁ?」

ロボ娘「……うっせ! お前、純朴そうな見た目な癖に腹黒だな……なに? ギャップ萌えとかそういうの?wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ショタロボ「おとなしく渡してくれるなら無益な戦いもしなくていいのに……」シュイン…

女博士「……っ! ……っ!」…ギュギューッ

ロボ娘「……。……なぁ、質問しても良い?」

176: 2011/05/17(火) 21:23:49.62 ID:UPs8l5zb0
ショタロボ「一応訊いてあげる」

ロボ娘「あの墓……あれが、お前の言ってた『村』なんか?」

ショタロボ「……。……君には関係ないよ」

ロボ娘「んだよ、一応訊くって言った癖にさ」

ショタロボ「あれは僕のマスターと、協力者と……そして……」

―――

――


177: 2011/05/17(火) 21:28:10.37 ID:UPs8l5zb0


――

―――

マスター(……工学専攻だから、こういうこと付け焼刃だけどさぁ)

 コポコポ…

マスター(私は生きている。だから、いつか氏ぬ)

 コポコポ…

マスター(だけど私は、この世界を救いたい)

マスター(それでも……それには気の遠くなるような時間がかかって)

マスター(……私は、いつか、氏ぬ)

179: 2011/05/17(火) 21:34:57.59 ID:UPs8l5zb0
マスター(要塞建設計画も暗礁に乗り上げそうだし、)

マスター「もしできるなら……私は私を作りたい」

マスター「……それが、理に反する行為だとしても」キリッ!

マスター「……」

マスター(あれwwwwwwwwwwww今の私、超恰好良かったんじゃねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwうっはうはwwwwwwwwwwwwwwwwww)

マスター「……私の脳じゃ、ちょっと不安だしねぇ」

マスター(通常、人間の脳では要塞のメインブレインになる時の負荷に耐え切れない)

マスター(第一、あれが完成するかどうかも心もとない)

マスター「それなら……私と違う私でも良い。……この世界を、救ってくれる存在を」

 コポ…ッ ボコボコボコボコッ!!


180: 2011/05/17(火) 21:49:06.88 ID:UPs8l5zb0


……

クローン  「えぅ、えぅ……ほぎゃぁ! ほぎゃあ!」

マスター「……うへへwwwwwwwwwwwwwwwwかわゆすwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

マスター(一応、‘親,っつーことで……いいのか?」

クローン  「えぅぅ……」

マスター「おりゃおりゃwwwwwwwwww私はペドじゃねーから安心しろwwwwwwwwwwww八歳未満にゃ欲情できねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ヨシヨシ

クローン  「えぅ……。……ぇぅう!」キャッキャッ

マスター「……ははっ、呑気に笑っとるがなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

クローン  「キャッキャッ!」

181: 2011/05/17(火) 22:08:05.11 ID:UPs8l5zb0
マスター「成長増進剤……」

マスター「……自分で作っといてあれだけど、効くのかこれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

マスター「更に自分で言うのもなんだがうさんくせぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

クローン  「ほぎゃ……ほぎゃぁぁぁぁぁ」

マスター「……独身なのに子育てとかないわー」ゲンナリ…

マスター「なになに? 腹減った? それともおしめ?」

クローン  「おぎゃぁぁぁ、ほぎゃああああ!」

マスター「……泣いてても分からんっすわwwwwwwwwwwwwwwww」

185: 2011/05/17(火) 22:54:19.74 ID:UPs8l5zb0
マスター「ほれ、ミルクだぞ。ミルク。飲めやwwwwwwwwwwwwwwwwww」

クローン  「えぅ…………ごくごくごくごく」

マスター「ふはwwwwwwwwwwwwwwwwwwww飲wwwwwwwwんwwwwwwwwでwwwwwwwwるwwwwwwww」

クローン  「ごきゅごきゅ」哺乳瓶ちぅちぅ…

マスター「腕wwwwwwwwwwぷにっぷにwwwwwwwwっつーか、全体的にぷくぷくwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwwwww」




マスター(……私が子供産める身体だったら、ちゃんと自分の子供産めたのかもね)

186: 2011/05/17(火) 22:59:39.93 ID:UPs8l5zb0
マスター(こ、これで良いのか……?)トントントン…

クローン  「けっぷ」

マスター「……。……へへっ」…ヘラッ

クローン  「あぅwwwwwwwwwwwwあぅぅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ケラケラ

マスター(遺伝子も多少いじくったし、『成長増進剤』もミルクと一緒に投与した)

マスター(……いけるのかな、これ)

クローン  「……zzz」

マスター「あれ? もう寝ちゃった?」

マスター「……あはは」

187: 2011/05/17(火) 23:05:22.75 ID:UPs8l5zb0


  『……そして、私の分身がこの世を救おうと決意する時、創作意欲に目覚めて機械を作り始めた時。それが合図なのだろう。』カチャカチャ…ターン!



マスター「っつーことで、良いのかね……?」

クローン  「  」スヤスヤ…

マスター(寝顔マジ天使!)

マスター(……って、自分の分身に萌えてどうする。ナルシストみてぇじゃん)…ハァ

マスター(大体こいつは実験動物みたいなモンじゃねーか。……だけど)

マスター「……萌えというより、和みだな。こいつ」ツンツン

クローン  「  」グッスリ

マスター「子育てなんてする機会が来るとは思わんかったわ。ハハッ、ワロス」

188: 2011/05/17(火) 23:16:02.59 ID:UPs8l5zb0
―一年後―

クローン  「かぁちゃん、かぁちゃん」クイクイ

マスター「ちょっち待って。今、忙しい」カタカタ…

クローン  「またネット?]

マスター「違う。お仕事。ほれ、終わるまで研究室で遊んでらっしゃいな」

クローン  「だけどぅ……」

マスター「ん? なに?」

クローン  「……じゃーん!」

マスター「おっ? おお……おぉぉぉ!?」

189: 2011/05/17(火) 23:17:37.40 ID:UPs8l5zb0
―一年後―

クローン  「かぁちゃん、かぁちゃん」クイクイ

マスター「ちょっち待って。今、忙しい」カタカタ…

クローン  「またネット?]

マスター「違う。お仕事。ほれ、終わるまで研究室で遊んでらっしゃいな」

クローン  「だけどぅ……」

マスター「ん? なに?」

クローン  「……じゃーん!」

マスター「おっ? おお……おぉぉぉ!?」

190: 2011/05/17(火) 23:22:06.45 ID:UPs8l5zb0
クローン  「えへへー。すごいでしょ?」ニコニコ

オモチャ「ギー…ガシャンガシャン…『コンニチハ コンニチハ』」

マスター「あんた一人でこれ作ったの!?」

クローン  「あたりまえだよー。だって、ここにはあたしと、かーちゃんしかいないんだもんっ!」ふんぞりっ!

マスター「すごいぞ! すっげぇ! 褒めてつかわすwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

クローン  「へへへ……す、すごいかなぁ……///」

マスター「初めて自力で作ったにしては上出来! さすが私の分身だぁ!」ナデナデ

クローン  「…………ふにゅぅ」テレテレ…


マスター(『成長増進剤』、案外いけるかもね。遺伝子やら脳やらもいじくった成果があってよかったわ、ガチで)

191: 2011/05/17(火) 23:32:58.96 ID:UPs8l5zb0
オモチャ「『ますた』『ますた』」ガシャガシャ…

マスター「すごいけど、もっと実用的な物も作れるようになると良いよなぁ」…ボソッ

クローン  「……」…ウルッ

マスター「んのわっ!?」ビクッ

クローン  「作りたいけど、だけど、これくらいしか、ひぅっ、えぐっ、あたしには作れないよぉぉ……」…ボロボロ

マスター(私ってこんなに泣き虫じゃねーよな……まぁ、クローンっつってもそっくりそのまま本人に仕上がるわけじゃないs……)

クローン  「うぅ……うぇぇぇぇ……」グスグス

マスター「ま、待て待て! 生後一年でここまで出来りゃ大したもんだ! 将来大物確実! 勝ち組確実ぅぅぅぅっ!!」

クローン  「……ほんとに?」グス…ッ

マスター「うんっ。マジマジ。大マジ」キリリッ!

クローン  「ありがと、かーちゃん……あたしね、もっともっと頑張る!」…ニコリ

197: 2011/05/18(水) 00:29:10.65 ID:Kzlwcheh0


  『……この文書にこのような私情を書くのは些か場違いではあるが、』

  『私はいつか謝りたい。ずっと、こんな場所に閉じ込めていて申し訳ないと。』カタカタ…ターンッ!


マスター「ふぅ……」

マスター(……どーしよっかなぁ。発表用の文書だし)

マスター(削るかな。やっぱり……でも……)

クローン  「……ちゃ……ん……」

マスター「……?」

クローン  「……かーちゃん、たすけて、くるしぃ、よ」

199: 2011/05/18(水) 00:34:05.82 ID:Kzlwcheh0
マスター「……っ!」ガタンッ!

マスター「お、おい、どうした!? 体調悪いのか!?」

クローン  「ぜぇ……ぜぇ……」フラ…バタンッ

マスター「しっかりしろよ、おいっ! さっきまで元気だったじゃねーか! どうして、どうしてこんなことに……っ!」

クローン  「かーちゃん……」ゼェ…ゼェ…

マスター「どうした? どこが苦しいんだ!? なぁ、教えてくれよ……なぁ……!」

クローン  「…………かーちゃん、だいす……き……だよ……」

クローン  「……。……--」

マスター「お、おい……嘘、だろ……?」

マスター「……嘘って、言ってくれよぉ」ボロボロ…

200: 2011/05/18(水) 00:39:28.18 ID:Kzlwcheh0

……

  『あれから、分身を解剖して得たデータを送ります。』

  『恐らく参考になるとは思いますが、使うかどうかの判断はそちらにお任せ致します。』

マスター「……」

マスター「……結局、謝れなかったなぁ」

マスター「バカみたい。研究の為に、自己満足の為に頃したようなもんじゃんか」

マスター(アイツのことだ。自分が何の為に生まれたのか、察しはついてたと思う)

マスター「……それなのに、バカだよなぁ」

マスター「こんなバカのせいであんなことになったのに……くそ……っ」

201: 2011/05/18(水) 00:45:08.55 ID:Kzlwcheh0
マスター「……これから、どうっすかなぁ」フラフラ…

マスター(今回の『研究』で問題点はいくつも見つかった)

マスター(もう一度試したら、今度は長く生き続くクローンが完成するだろう……けど)

マスター「もしも、また自分の子供氏なせるようなことしたら……うはは、マジキチってレベルじゃないって……」

  「『ますたぁ』『ますたぁ』」ガタゴト…

マスター「……んん?」

203: 2011/05/18(水) 00:47:53.10 ID:Kzlwcheh0
オモチャ「『ますたー』『ますたー』」

マスター「なんだ、あいつの作ったロボットか……」

マスター「お前は良いよな。ヒトより強くて、」

マスター「壊れることがあっても、氏ぬことはない」

オモチャ「『ますたー』『ますたー』」

マスター「……っ」…ギリッ

マスター「だから、私はお前らが大嫌いなんだよ……」

204: 2011/05/18(水) 00:52:45.76 ID:Kzlwcheh0
マスター「おい、聞けよ機械」ガシッ

マスター「私はなぁ、機械が憎いからこそ工学系の道へ進んだ」

マスター「いかれちまった機械を支配する術を知る為にアンタらのことを学んだ。あぁ、そうさ。気が狂うくらいになっ!」…グググッ

オモチャ「『ますたー』『ますたー』」ガシャガシャ

マスター「アンタらが居なけりゃ、母ちゃんも親父も氏ななかった。……私だって、ちゃんと子を産める身体のままでいられたのにっ」……ボロボロ

オモチャ「『ますたー』『ますたぁ』」ガシャガシャ

マスター「壊してやるよ。今からぶっ壊してやる。アンタが痛みも悲しみも知らなくたって、それでも、私は……」

205: 2011/05/18(水) 00:56:47.53 ID:Kzlwcheh0
オモチャ「『ますたぁ』……『ますたぁ』『が』『おこってる』」ピピピピ…

マスター「……」

オモチャ「『ごめんなさい』」

マスター「……」

オモチャ「ピー……『ますたぁ』『ますた』」ガシャガサ

マスター「……。……やっぱり、やめた」…パッ

オモチャ「『ますたぁ』『ますたー』『ますた』」

マスター「…………クローンも諦めたよ」

マスター「完成させてやる。アンタのこと。……あの子が、残してくれたんだもんね」…ヘラッ

206: 2011/05/18(水) 01:03:39.92 ID:Kzlwcheh0


……

………

ショタロボ 「ますたぁ! 朝ですよ! 起きてくださーい!」

マスター「……うぅ」

ショタロボ 「朝、で、す、よっ!」ユサユサ

マスター「こんな部屋に朝も昼も夜もねーっつの!」

ショタロボ 「もぅ……朝のチューしてあげませんよ!」プンプン!

マスター「……」ムクリ…

ショタロボ 「あ! やっと起きt……」

マスター「……」頬っぺたにちゅー

ショタロボ 「ぁぅ……///」

マスター「はい、終わりー。ちょっと二日酔い酷いわ。二度寝する」バサッ

ショタロボ 「えぇー……」

207: 2011/05/18(水) 01:12:18.42 ID:Kzlwcheh0
マスター「だから二日酔いなんだってば。頭も痛いし、主に腹の真ん中がずきずきする……っうぇ」

ショタロボ 「自業自得だよぅ。……大体、お酒の密造は犯罪でしょう?」

マスター「法律なんてとっくの昔に過去の遺物になってんの!」

ショタロボ 「だ、だけど、もう朝の時間だし……」オロオロ…

マスター「また起こそうとしたら、お目覚めのキスを工口ス満点なディープキスにしちゃるわ」

ショタロボ 「……わ、わかったよぉ」

マスター「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww……wwwwwwww…………zzz……」

ショタロボ 「あぁ、今日もまた寝ちゃった……」ションボリ…

208: 2011/05/18(水) 01:19:16.58 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ(まぁ、いつものことだしね……)…トボオボ

ショタロボ(マスターのお仲間さんたちに塔建設についての電子手紙送っておこう……)

ショタロボ「うわぁ、ますたぁの工口画像フォルダまた増えてるよ……」プルプル…


ショタロボ「過去の電波を捕まえて歴史を手繰るって大義名分はどこ行ったんだろう……元々これが目当てなのかなぁ……」カチャッ


ショタロボ「……」…ドキドキドキドキ

ショタロボ「……っは!? 僕は何をしてたんだ!?」

ショタロボ(ある意味高性能すぎるんだよ、僕。……ある意味、ね)ショボボーン…

209: 2011/05/18(水) 01:27:24.58 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ「……あれ? なんだろ、このファイル」

ショタロボ「……」

ショタロボ「…………」ドキドキドキドキ…

ショタロボ「ま、またえOちなヤツだったらますたぁのこと叱ってあげるんだからぁっ!」カチッ!

ショタロボ「……あれ?」

ショタロボ「なんだ……テキストか……」

ショタロボ(だ、だけど……)ドキドキドキドキ

ショタロボ(これが自作のおねシOタ小説だったとしたら……)ドッドッドッド…ッ

ショタロボ「僕の貞操の危機だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ポチッ!

210: 2011/05/18(水) 01:30:21.20 ID:Kzlwcheh0


  『……そして、私の分身がこの世を救おうと決意する時、創作意欲に目覚めて機械を作り始めた時。それが合図なのだろう。』

  『……この文書にこのような私情を書くのは些か場違いではあるが、』

  『私はいつか謝りたい。ずっと、こんな場所に閉じ込めていて申し訳ないと。』

  『あれから、分身を解剖して得たデータを送ります。』

  『恐らく参考になるとは思いますが、使うかどうかの判断はそちらにお任せ致します。』






ショタロボ「なに……これ……?」…ゾワッ

211: 2011/05/18(水) 01:35:42.17 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ(ますたぁは、僕を作る前に『くろーん』をつくったの?)ピーガシャガシャ

ショタロボ(僕のおねーちゃんになるはずの子は……氏んじゃったの……?)

ショタロボ(とにかく、この情報をすべて僕の中にうつしこまなきゃ)カチ…カシャカシャ…キュィィィン…

ショタロボ「……ますたぁ」

ショタロボ「どうして……どうして、このことを僕に教えてくれなかったの……?」…ポロッ

ショタロボ「どう、して……」ポロポロ…

ショタロボ「……なんで僕はないてるの?」グシグシ

ショタロボ「わかんないや。なんにも、わかんないよぅ……」

212: 2011/05/18(水) 01:44:40.72 ID:Kzlwcheh0
マスター「うぅ……お水ちょーだい……本格的にやばいかも……」フラフラッ

ショタロボ 「!?」ビクンッ!

マスター「んぇ? なにやってんの?」

ショタロボ 「あー……えっと、その……塔についての確認電子手紙を……」ワタワタ…

マスター「あんがとね、任せちゃって」

ショタロボ 「うぅん。だ、だいじょうぶ!」

マスター「あいつらに対して文章書くの疲れるんだわー……まぁ、言いだしっぺは私だけどさぁ……」フラーリ フラーリ

ショタロボ 「ふらふらしてるけど、へいき?」

マスター「……平気じゃない。頭ぐらぐら揺すぶられてるみたい」

ショタロボ 「あんなに飲むからですよぅ……」

マスター「ありがと。……だけど、ごめんね」ニコッ

ショタロボ 「え……っ? ど、どうしたんですかますたー……(……まさか、あれを見たのがばれたのかなぁ)」プルプル







マスター「宣言しとく。ここでゲロ吐く。掃除は後でする」

ショタロボ 「うぇぇぇぇぇ!?」

マスター「おげろげろげろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

213: 2011/05/18(水) 01:48:31.67 ID:Kzlwcheh0
マスター「っうぇぷ……。……あーすっきりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ショタロボ 「……」…ポカーン

マスター「ちょっと二度寝再開するわーwwwwwwww起きたら自分で掃除しとくからしなくってもいーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ショタロボ 「え……っ。ちょ、ちょっと……!」

マスター「おやすみぃwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」フラフラ…

ショタロボ 「……」

ショタロボ 「……なんて人だ」

214: 2011/05/18(水) 01:52:03.28 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ「そのままにしてられるわけないじゃないですかぁ……」ゴシゴシ…

ショタロボ「……はぁ、やっと終わった」グッタリ

ショタロボ(だけど、なぜかますたぁを恨む気が起きない)

ショタロボ(ますたぁのこと、好きだからかなぁ)

ショタロボ(……それとも、あんなこと知ったばっかりだからかなぁ)

ショタロボ「まぁ、いっか。電子手紙も送信済みだし、ついでに部屋の中の掃除もぜんぶ終わらせておこう……)トボトボ…

ショタロボ「……まったく、世話がやけるなぁ」クスクス

215: 2011/05/18(水) 01:56:49.10 ID:Kzlwcheh0

……

ショタロボ「さて、だいたい終わりかなぁ」

ショタロボ「……ますたぁ、全然起きる気配ないや」

ショタロボ「もうちょっと、お掃除してみようかなぁ」

ショタロボ「大掃除とかしたことないし、だいたい『おーみそか』なんてしたこともないし……」

ショタロボ「隅から隅まで、おそーじしなくても良いって言われてるお部屋もおそうじするぞ! おーっ!」

ショタロボ(えへへー……ますたーが起きたら、褒めてくれるかなぁ……)ニコニコ

216: 2011/05/18(水) 02:01:25.74 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ「ここのお部屋……」

ショタロボ「ますたぁが『入らなくても良い』って、いってた」

ショタロボ「……だけど、『入るな』とは言われてないし」…ゴクッ

ショタロボ(そもそも、ずーっと気になってた部屋だし……)

ショタロボ「は、入らせていただきます……」…キィ

ショタロボ「わぁ……まっくらだー」キョトン

217: 2011/05/18(水) 02:09:19.70 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ(だけど、暗視モードに切り替えたら……)キリキリキリキリ…

ショタロボ(やったぁ! よく見え……――!?)

ショタロボ「なに、あれ……」

ショタロボ(人間の、ホルマリン漬け……っ)…ゾクッ







マスター「あぁ、見ちゃったの?」

218: 2011/05/18(水) 02:12:58.67 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ 「ま、ますた……」

マスター「……。……キメェって、思った?」

ショタロボ 「あの子はまさか……」

マスター「読んじゃった? 別に良いけどね。だからあの機材も自由に触らせてたし」テクテク…

ショタロボ 「うぅ……ぐす……っ」

マスター「どーして泣くの?」

ショタロボ 「だって、だって……ちょっと文章に目を通しただけだけど……けど……っ!」

マスター「……」

マスター「……ごめんね。こんな奴と一緒に過ごすなんて、嫌だよね。怖いよね。気持ち悪いよね」ソ…ッ    ……ナデナデ

219: 2011/05/18(水) 02:18:40.94 ID:Kzlwcheh0
マスター「もし、嫌なら遠慮しなくても良い」

マスター「外の世界へ行っても良いんだよ? あそこは、機械にとっては楽園だから」

マスター「……なんなら、私の心臓取り出しても良い。あの世界では、ソレが通貨なんでしょう?」

ショタロボ 「――……ぜったい、いやだよ!!」ギューッ

マスター「をぅ!?」ドッキュン!

ショタロボ 「そんなこと……ない、もん……」…グスッ

ショタロボ 「……僕は、ますたぁと一緒に居られれば良いだけだもん」ポロポロ…

マスター「……。……ありがとう」…ギュッ



マスター「大好き」

マスター(アンタも、あの子も)

220: 2011/05/18(水) 02:22:22.39 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ 「それより……その、えぇと……あの画像フォルダの方を隠したほうが……///」

マスター「えー。良いじゃん、そのくらい」

ショタロボ 「だ、だけど……。もしかして、ますたぁ……僕のこと……」

マスター「ん? 好きだよ?」

ショタロボ 「うぅ……」

マスター「嫌だった?」

ショタロボ 「い、嫌じゃないけど……やっぱりおかしいよぅ……」

マスター「やだなぁ、」

マスター「……私がおかしな人間なこと、ようやく気付いたの?」ニマニマ

ショタロボ 「……うぅ」

221: 2011/05/18(水) 02:27:32.92 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ 「……」…チラッ

クローン  「……」

ショタロボ 「……ねぇ、ますたぁ」

マスター「なぁに?」

ショタロボ 「あの子、ずーっとあのままなの?」

マスター「……うん」

ショタロボ 「どうして? こんなの、かわいそうですよ。……ずーっとあんな狭い場所で」

マスター「でも、」

ショタロボ 「人は人を埋葬するんでしょう? こんなの……埋葬と言えるんですか……?」

222: 2011/05/18(水) 02:34:36.85 ID:Kzlwcheh0
マスター「うぅん……多分、言えないなぁ。これは観賞用に保存かな?」

ショタロボ 「……ひどいです」…ブルブル

マスター「酷いかな?」

ショタロボ 「僕ら機械は土に還ることはできない。僕ら機械は草木になることも許されない」

ショタロボ 「でも、この子は……この人は、人間なんでしょ……?」グス…ッ

ショタロボ 「人間なら、生きていたものなら……地球に還られるのに……」…ポロポロ

マスター「……」

マスター「……アンタが言うなら、仕方ないか」ボソ…

223: 2011/05/18(水) 02:38:20.23 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ 「え……?」

マスター「だけどね、」

マスター「生前と同じ姿のまま、自分の近くに留まって欲しい……このまま眠っていて欲しい……それも、人間の感情なんだよ?」

ショタロボ 「……。……わからないよ。ごめんなさい。僕、機械だから……」

マスター「そっか」

ショタロボ 「ごめっ、ごめんなさい……っ、ますたぁのこと、分かってあげられなくって……ごめんなさい……っ」ボロボロ…

マスター「埋めに行こっか、この子」

ショタロボ 「…………良いんですか?」

マスター「良くはないけど、良いの」



マスター「……さて、君にとって初めてのお出かけだよ?」

225: 2011/05/18(水) 02:44:03.84 ID:Kzlwcheh0

……

 ざくっ、ざくっ

ショタロボ 「穴はこれくらいの深さで良い?」

マスター「上出来。偉い、偉い」ナデナデ

ショタロボ 「……えへへ」

マスター「……」

クローン  「……」

マスター「……これで、こいつと会うのも最後か」

ショタロボ 「ますたぁ……」

マスター「良いよ。……どーせ、保存してても形あるものはいつか朽ちるんだからさ」




マスター「……。……ばいばい。ごめんね、ありがとう、だいすき、ごめんね、ごめんねごめんねごめんね……」

226: 2011/05/18(水) 02:52:47.56 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ 「ここは、平和の塔のふもとだから」ポツリ…

ショタロボ 「……これが完成したら、いつでも会えるよ。見下ろせば、この子がいる。違いますか?」

マスター「……っ」…グスッ

ショタロボ 「わ、わわっ。ぼ、僕、もしかして見当外れなことを……!?」オロオロ…

マスター「いやいや、シOタの割には上出来っ!」グス……ニコッ

ショタロボ 「しょ、しょたじゃないもん!」プクゥ

マスター「そうだよね。あれが完成して、あれの脳となれば……いつでもこの子を見ていられる」

ショタロボ 「そうですよ! きっと、そうなんですよ……」

マスター「……君は、やさしいな」ポン…

ショタロボ 「そうでも……ないですよぅ……///」

227: 2011/05/18(水) 02:55:07.21 ID:Kzlwcheh0



マスター(だけど、私の映し身。……もしかしたら、私は君の後を追うことになるかも知れない。私の脳が耐え切れるかなんて、確証はないしね)

マスター(……その時は、ごめんね。図々しいだろうけど……君のところに行かせてもらうから)

ショタロボ 「もう帰りましょ? ここの空気は、人の身体には良くないみたいだし……」

マスター「うん。……そだね」





マスター(また会おうね)

マスター(……君が遺してくれたロボットは、こんなに優しく育ってくれたよ)

228: 2011/05/18(水) 03:01:42.81 ID:Kzlwcheh0


………

ショタロボ「また同志が犠牲になったね」

協力者「どいつもこいつも、あの機械たちのせいなんだ……俺からも、妻子を奪いやがって……くそっ!」

ショタロボ「僕はあいつらとは違うけど、機械を代表して謝っておくよ。『ごめんなさい』」

協力者「……流石、金属の塊だ。なんの感情もこもっちゃいねぇや」チ…ッ

ショタロボ「まぁね。でも、君らとの利害は一致している。……そうでしょう?」

協力者「俺だって……こんなヤツに従わなくても済むなら……っ」ギリ…

ショタロボ「嫌ならここから立ち去っても良いんだよ。別に強制はしてないし」

協力者「……ゲスだな、てめぇ」

ショタロボ「褒め言葉として取っておくよ」

230: 2011/05/18(水) 03:07:31.35 ID:Kzlwcheh0
協力者「……もう良いっ。てめぇは優秀だが、虫が好かん」…スタスタ

ショタロボ「ふぅん。そういうのは、どーでもいいんだけどさ」

ショタロボ「……氏んじゃった人、またあそこに埋めてきてね」

協力者「どういうつもりなんだ、てめぇは」…ギロッ

ショタロボ「どういうこと? なにか恨まれるようなこと、したかなぁ」

協力者「……あそこに犠牲者を埋めさせるのも、どうせここから見下ろしたいからだろう!?」

ショタロボ「……。……そうかもね。僕自身よくわからないよ」

協力者「悪魔よりたちが悪いな、てめぇは」

ショタロボ「ま、言われた通りのことくらいしといた方が良いよ。ここから出たら君も街の奴隷に仲間入りだろうし」…スタスタ




ショタロボ(マスター。見てくださいよ。これ全部、貴方の考えに賛同した人たちなんですよ?)

ショタロボ(氏ぬまで貴方に……貴方が氏んでも……)

ショタロボ(――土に還れない僕は、永遠にあそこに入る資格はありませんがね)

231: 2011/05/18(水) 03:15:25.49 ID:Kzlwcheh0


――

―――

ショタロボ 「犠牲者の人たちと……そして……僕のますたぁが……」

ロボ娘 「……もう、良いよ。辛気臭い話はもう懲り懲りwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ショタロボ 「……っ!」

ロボ娘 「どうせ、あの場所にどんな謂れがあろうが……アンタが博士を狙ってることに変わりはない」

ショタロボ 「じゃあ、何故訊いたんだい!?」

ロボ娘 「……アンタの思いつめた顔見てりゃ、どれだけ重たい事実があの『村』にあるかは察しがつくってのwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ロボ娘 「だけど、同情はしない。私は私が守りたいものを守る。……どーせ、アンタもそうなんでしょ?」

ショタロボ 「……まぁね」…クスッ

女博士 「ロ、ロボちゃん。あんまり挑発したら……」…ボソッ

ロボ娘 「安心しろってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ボソボソ

ロボ娘 「……アンタとニート生活続ける為なら、私ぁなんだってするつもりだから」

232: 2011/05/18(水) 03:21:48.87 ID:Kzlwcheh0
ショタロボ「それじゃ、今から行うことは全てお互い壊れる覚悟の上だと認識させてもらうよ」…キュォォォォォ

ロボ娘(なんだこの気迫はwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwぶっちゃけちゃうと、やっぱこえぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘「なぁ、博士」

女博士「な、なに?」ビクビク…

ロボ娘「……私って、飛翔能力とかないよね?」

女博士「えぇと……ごめんなさい」

ロボ娘「良いってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww謝らなくってもwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ロボ娘「……だけど、忠告させてくれよ?」

ロボ娘「私にしっかり掴まってろ。何があっても離すな……おk?」

女博士「お、おーけー……」…ギューッ


233: 2011/05/18(水) 03:25:22.78 ID:Kzlwcheh0
ロボ娘「……」シュイィン…ジャキッ!

ショタロボ「ふふふ……面倒くさがりの君が、ようやく戦う気になったようだね。……嬉しいよ」ス…ッ

ロボ娘「えへへー、ごめんねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ショタロボ「……え?」

ロボ娘「面倒くさがりは、一生治らねぇぇぇぇええぇぇぇんだよっ!」ダッ …ガチャンッ!

ショタロボ(どういうつもりだ……こいつ、窓を割って……)

ロボ娘「ぅおりゃあああああああああああああああああああああああ!」…ピョンッ!

ショタロボ「!?」

ショタロボ(まさか! 飛ぶ能力もなさそうなのに身投げ!? まさか、バグを起こして無理心中か!?)バッ!

234: 2011/05/18(水) 03:31:39.05 ID:Kzlwcheh0

 ――びゅおおおおおおおおっ!

女博士「……っ!!」

ロボ娘(ゎっ、ぅ、ぅわ……もう地面が近いっ!)

女博士「ろぼちゃん……っ!」ブルブル…ギューッ!

ロボ娘(ありゃりゃwwwwwwwwwwwwwwwwこんなに密着しちゃってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwここは天国かwwwwwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

ロボ娘(まぁ、本当に天国に行くわけにゃいかんな。私ら機械がそこへ行けるとは思えんし、そもそもそんなの存在しないだろうし)

ロボ娘「目ぇ閉じとけ! 絶対離れるなっ!!」

女博士「……っ、……っ!」コクコクッ!

ロボ娘(一発で壊れるかも知れない。これは賭けだ)

ロボ娘(……それなのに、どうしてだろーな。こうやって風を切るのが、最高に気持ちいいんだ)



 ――……ずどんっ!

【確か第四章・完】

235: 2011/05/18(水) 03:32:51.69 ID:Kzlwcheh0
さて、そろそろ酒も切れたしおねんね致します。
こっちはまったりペースだから、だらんだらんとできて良いですね。

んじゃ、ネルポ

238: 2011/05/18(水) 05:57:17.56 ID:vCdpOH1D0
一回の投下多いなぁもう少し少なくしてもいいと思うよ?


引用: 女博士「……失敗した」