前回:志希「豚よひれ伏せ! 『サディスティックニナール(Sになる)』」ケース2. 「島村卯月」
55: ◆hAKnaa5i0. 2017/08/22(火) 21:27:09.42 ID:/tjqJon90
55: ◆hAKnaa5i0. 2017/08/22(火) 21:27:09.42 ID:/tjqJon90
ケース3. 大槻唯
(午前中・事務所)
カチャッ
唯「ちゃーっす♪ おーっと、プロデューサーちゃんと周子ちゃんだ~☆」
P「……」(ビクッ)
周子「おはようさ~ん~」
周子「どしたん? 今日はえらい早いなぁ」
唯「えへへ。ゆいねー、今日ショップでミニライブやるんだよね☆ だから張り切ってんの☆」
周子「ほうほう。頑張ってきておいでー」
唯「あんがと。周子ちゃん☆」
周子「いいえ~」
P「……」
唯「ほーら、プロデューサーちゃん。今日は車で送り迎えしてくれる約束だったよね☆」
P「ま、まだ早くないかな?」
唯「いーの♪ ライブ前にちょこっとデートして、それから会場いこーよ☆」
唯「そうしないとゆいのテンションあがんねーっ♪ ってことになっちゃうかもだからさー☆」
周子「ほー。プロデューサーさん。ここまで言うてるんやから、付き合ってあげなよ」
唯「周子ちゃんの言うとーり♪ デートだよ。デェト☆ ゆいとデート出来るなんて幸せもんだぞこの~☆」
周子「あはは、それ自分で言うん?」
唯「オッケー、オッケー☆」
(午前中・事務所)
カチャッ
唯「ちゃーっす♪ おーっと、プロデューサーちゃんと周子ちゃんだ~☆」
P「……」(ビクッ)
周子「おはようさ~ん~」
周子「どしたん? 今日はえらい早いなぁ」
唯「えへへ。ゆいねー、今日ショップでミニライブやるんだよね☆ だから張り切ってんの☆」
周子「ほうほう。頑張ってきておいでー」
唯「あんがと。周子ちゃん☆」
周子「いいえ~」
P「……」
唯「ほーら、プロデューサーちゃん。今日は車で送り迎えしてくれる約束だったよね☆」
P「ま、まだ早くないかな?」
唯「いーの♪ ライブ前にちょこっとデートして、それから会場いこーよ☆」
唯「そうしないとゆいのテンションあがんねーっ♪ ってことになっちゃうかもだからさー☆」
周子「ほー。プロデューサーさん。ここまで言うてるんやから、付き合ってあげなよ」
唯「周子ちゃんの言うとーり♪ デートだよ。デェト☆ ゆいとデート出来るなんて幸せもんだぞこの~☆」
周子「あはは、それ自分で言うん?」
唯「オッケー、オッケー☆」
56: 2017/08/22(火) 21:27:47.35 ID:/tjqJon90
P「……」
唯「ほら、行こっ☆」
スッ……
唯「……黙ってないで何か話したらどうなの☆ 気持ち悪いプロデューサーちゃんだね……♪」(ぼそり)
P「……」(ビクッ)
唯「えへへ……怖がらなくてもいいよー……♪ 気持ち悪いプロデューサーちゃんでも……ゆいは大好きだからね☆」(ぼそり)
P「……」
周子「おやおや。2人して何の話ー?♪」
唯「ヒ・ミ・ツ~☆」
唯「ほら、行こっ☆」
スッ……
唯「……黙ってないで何か話したらどうなの☆ 気持ち悪いプロデューサーちゃんだね……♪」(ぼそり)
P「……」(ビクッ)
唯「えへへ……怖がらなくてもいいよー……♪ 気持ち悪いプロデューサーちゃんでも……ゆいは大好きだからね☆」(ぼそり)
P「……」
周子「おやおや。2人して何の話ー?♪」
唯「ヒ・ミ・ツ~☆」
57: 2017/08/22(火) 21:29:04.65 ID:gFb6COYpO
バタン……
ブロロロロ……
唯「……やーっと2人きりになれたね。プロデューサーちゃん♪」
P「こ、こんなに早く出る必要はなかったんじゃないかな?」
唯「えー? 唯。プロデューサーちゃんとイチャつきたかったんだけどー☆」
だきっ……ぎゅぅぅ……
唯「ほら……唯に抱きつかれて嬉しいっしょー……♪」
P「おぅ……で、でも。運転中は危ないから抱きつくのはやめような?」
唯「何さ。耳元で声かけられて……ヤラしーキモチになっちゃってるんじゃねーの~♪」
唯「……ほんっと……プロデューサーちゃんは、サイコーに気持ち悪いよね……♪」(ぼそっ)
P「ひぃ……」
唯「ほらほら……前向いてちゃんと運転しないと……アイドルと2人で無理心中みたいなことになっちゃうよ……♪」
ぎゅっ……
唯「あははは♪ 引きつった笑顔のプロデューサーちゃんって可愛いね~☆」
唯「……もっと楽しそうにしないとさ……『この前』のこと。みんなにバラしちゃうぞ~♪」
P「」
ブロロロロ……
唯「……やーっと2人きりになれたね。プロデューサーちゃん♪」
P「こ、こんなに早く出る必要はなかったんじゃないかな?」
唯「えー? 唯。プロデューサーちゃんとイチャつきたかったんだけどー☆」
だきっ……ぎゅぅぅ……
唯「ほら……唯に抱きつかれて嬉しいっしょー……♪」
P「おぅ……で、でも。運転中は危ないから抱きつくのはやめような?」
唯「何さ。耳元で声かけられて……ヤラしーキモチになっちゃってるんじゃねーの~♪」
唯「……ほんっと……プロデューサーちゃんは、サイコーに気持ち悪いよね……♪」(ぼそっ)
P「ひぃ……」
唯「ほらほら……前向いてちゃんと運転しないと……アイドルと2人で無理心中みたいなことになっちゃうよ……♪」
ぎゅっ……
唯「あははは♪ 引きつった笑顔のプロデューサーちゃんって可愛いね~☆」
唯「……もっと楽しそうにしないとさ……『この前』のこと。みんなにバラしちゃうぞ~♪」
P「」
58: 2017/08/22(火) 21:29:33.76 ID:gFb6COYpO
【この前のこと】
(P宅付近)
唯「(あー、楽しかった♪ この辺ってあんま来たことなかったケド、いいお店結構あるんだね~☆)」
唯「(今度は誰か誘って遊びにこよーっと☆)」
唯「(それとも……案外、いま、近くに誰かいたりして☆)」
プロデューサーサンゴメンナサイー
タッタッタ……
唯「ん? んー……? あれは卯月ちゃん?」
(P宅付近)
唯「(あー、楽しかった♪ この辺ってあんま来たことなかったケド、いいお店結構あるんだね~☆)」
唯「(今度は誰か誘って遊びにこよーっと☆)」
唯「(それとも……案外、いま、近くに誰かいたりして☆)」
プロデューサーサンゴメンナサイー
タッタッタ……
唯「ん? んー……? あれは卯月ちゃん?」
59: 2017/08/22(火) 21:30:08.40 ID:gFb6COYpO
唯「おろろ、なんで走ってるんだろー?」
唯「……あり?」
P「卯月ー! お前のせいじゃないからー! 全部志希のせいだから話を聞けってー!」
唯「……プロデューサーちゃん?」
こそっ……
唯「(えー……なになに。プロデューサーちゃんってあのマンションに住んでるわけ?)」
唯「(で、そこから卯月ちゃんと揉めながら出てきた……と)」
唯「……あり?」
P「卯月ー! お前のせいじゃないからー! 全部志希のせいだから話を聞けってー!」
唯「……プロデューサーちゃん?」
こそっ……
唯「(えー……なになに。プロデューサーちゃんってあのマンションに住んでるわけ?)」
唯「(で、そこから卯月ちゃんと揉めながら出てきた……と)」
60: 2017/08/22(火) 21:30:34.95 ID:gFb6COYpO
唯「……」
唯「……な、なんかよくわかんないけど。すっごい現場に立ち会っちった気がするよ。写真で現場を抑えて、っと」
カシャッ! カシャッ!
唯「やばっ。プロデューサーちゃん。卯月ちゃんの肩掴んで、マジ痴話ゲンカっぽいじゃん……」
カシャッ! カシャッ!
唯「(ふぃー……あとは見つかんねーようにこっそり、帰ろ)」
唯「(なんだったんだろ。てか、この写真どーしよっかなー……使い道なんかないよね?)」
唯「……な、なんかよくわかんないけど。すっごい現場に立ち会っちった気がするよ。写真で現場を抑えて、っと」
カシャッ! カシャッ!
唯「やばっ。プロデューサーちゃん。卯月ちゃんの肩掴んで、マジ痴話ゲンカっぽいじゃん……」
カシャッ! カシャッ!
唯「(ふぃー……あとは見つかんねーようにこっそり、帰ろ)」
唯「(なんだったんだろ。てか、この写真どーしよっかなー……使い道なんかないよね?)」
61: 2017/08/22(火) 21:31:40.75 ID:gFb6COYpO
(しばらくして事務所)
唯「たっだいま~」
唯「(なんかさっきのモヤモヤすんなー。キャンディも切れちったし。イケてないなー)」
志希「~♪」
唯「おや? 志希ちゃんじゃーん☆」
志希「わぉ。唯ちゃんこんばんは~♪ どうしたの? こんな時間に♪」
唯「ちっと忘れもの取りにきただけ☆ 志希ちゃんこそどしたんー?」
チラッ
唯「……なんだか。美味しそーなお菓子持ってるけど☆」
志希「あー。これはね。最近、開発したば」
唯「1個いっただき~♪」
ヒョイ。パクっ♪
志希「あ」
唯「たっだいま~」
唯「(なんかさっきのモヤモヤすんなー。キャンディも切れちったし。イケてないなー)」
志希「~♪」
唯「おや? 志希ちゃんじゃーん☆」
志希「わぉ。唯ちゃんこんばんは~♪ どうしたの? こんな時間に♪」
唯「ちっと忘れもの取りにきただけ☆ 志希ちゃんこそどしたんー?」
チラッ
唯「……なんだか。美味しそーなお菓子持ってるけど☆」
志希「あー。これはね。最近、開発したば」
唯「1個いっただき~♪」
ヒョイ。パクっ♪
志希「あ」
62: 2017/08/22(火) 21:32:08.77 ID:gFb6COYpO
唯「ふむふむ……こいつはなかなかのお味ですな……♪」
もぐもぐもぐ
志希「ちょー……そのお菓子は」
ごくり
ボンッ!!
唯「……」
志希「唯ちゃーん。大丈夫?」
唯「ふふふ……♪ なんだかチョー気分が良くなってきちった♪」
唯「……☆」
志希「(あちゃー。目からハイライト消えちゃってるよ~♪)」
志希「(面白そうだから。いっか♪)」
もぐもぐもぐ
志希「ちょー……そのお菓子は」
ごくり
ボンッ!!
唯「……」
志希「唯ちゃーん。大丈夫?」
唯「ふふふ……♪ なんだかチョー気分が良くなってきちった♪」
唯「……☆」
志希「(あちゃー。目からハイライト消えちゃってるよ~♪)」
志希「(面白そうだから。いっか♪)」
63: 2017/08/22(火) 21:33:05.91 ID:gFb6COYpO
(またしばらくして)
タッタッタッタ……ガシッ!
唯「ちゃーっす☆ プロデューサーちゃーん☆」
P「うおっと……危なっ。いきなり背中に飛び乗ってくるなよ。唯」
唯「あはは♪ 怒んな、怒んな~♪」
P「ったく」
唯「それよりさ、プロデューサーちゃんに見てもらいたいものがあるんだ~☆」
P「ん? 見てもらいたいもの?」
唯「これー♪」
P「スマホの写真……って、あん!?」
タッタッタッタ……ガシッ!
唯「ちゃーっす☆ プロデューサーちゃーん☆」
P「うおっと……危なっ。いきなり背中に飛び乗ってくるなよ。唯」
唯「あはは♪ 怒んな、怒んな~♪」
P「ったく」
唯「それよりさ、プロデューサーちゃんに見てもらいたいものがあるんだ~☆」
P「ん? 見てもらいたいもの?」
唯「これー♪」
P「スマホの写真……って、あん!?」
64: 2017/08/22(火) 21:33:49.12 ID:gFb6COYpO
【卯月がマンションから出てくる写真】
【Pが後を追いかける写真】
【Pが卯月の肩を掴んで向かい合う写真】
【笑顔で手を振って別れる卯月とPの写真】
唯「これさー、プロデューサーちゃんと卯月ちゃんで合ってるよねぇ……♪」
唯「自分ちに連れ込んで。ナニしちゃってたのかなー……♪」
P「ご、誤解だっ! 何もしてないっての!」
唯「えー? でも、卯月ちゃんに聞いたら『朝から夕方まで一緒にいた』って言ってたよ?」
P「いたけど、誤解です」
唯「何したのかも聞いたんだけど。卯月ちゃん、うつむいて顔を赤くするだけだしさー」
唯「……どんなことがプロデューサーの家で起きたのか。まったく見当も付かないね♪」
P「お、おう?」
【Pが後を追いかける写真】
【Pが卯月の肩を掴んで向かい合う写真】
【笑顔で手を振って別れる卯月とPの写真】
唯「これさー、プロデューサーちゃんと卯月ちゃんで合ってるよねぇ……♪」
唯「自分ちに連れ込んで。ナニしちゃってたのかなー……♪」
P「ご、誤解だっ! 何もしてないっての!」
唯「えー? でも、卯月ちゃんに聞いたら『朝から夕方まで一緒にいた』って言ってたよ?」
P「いたけど、誤解です」
唯「何したのかも聞いたんだけど。卯月ちゃん、うつむいて顔を赤くするだけだしさー」
唯「……どんなことがプロデューサーの家で起きたのか。まったく見当も付かないね♪」
P「お、おう?」
65: 2017/08/22(火) 21:34:31.95 ID:gFb6COYpO
唯「でもさー、これをばら撒いたら。他のアイドルの子はどんなことを思っちゃうのかな~☆」
P「……」
唯「ちょっぴり。問題になるね☆」
P「ゆ、唯さん……その……できればこの写真は公開しないでいただきたいのですが……」
唯「あはは♪ プロデューサーちゃん顔真っ青だね~☆」
P「……」
唯「ちょっぴり。問題になるね☆」
P「ゆ、唯さん……その……できればこの写真は公開しないでいただきたいのですが……」
唯「あはは♪ プロデューサーちゃん顔真っ青だね~☆」
66: 2017/08/22(火) 21:35:02.03 ID:gFb6COYpO
スッ……
P「(耳元で何を?)」
唯「プロデューサーちゃんのみじめったらしく、お願いしてる姿……ほんっと気持ち悪いよ……♪」(ぼそり)
P「」
唯「……ねぇねぇ♪ バラされたくなければ、必氏でゆいの機嫌を損ねないでみてよ……♪」
唯「……あはは♪ その引きつった顔……サイコー……♪」
唯「ゆいのこと……楽しませてよね……♪」
P「(耳元で何を?)」
唯「プロデューサーちゃんのみじめったらしく、お願いしてる姿……ほんっと気持ち悪いよ……♪」(ぼそり)
P「」
唯「……ねぇねぇ♪ バラされたくなければ、必氏でゆいの機嫌を損ねないでみてよ……♪」
唯「……あはは♪ その引きつった顔……サイコー……♪」
唯「ゆいのこと……楽しませてよね……♪」
70: 2017/08/23(水) 06:10:28.22 ID:T6JBZ5Br0
(現在・車内)
唯「さて☆ そいじゃー、ライブまで時間もあることだし。ご飯でも食べにいきますかー♪」
P「うん。何か食べたいものあるか?」
唯「んひひ~☆ プロデューサーちゃんが食べたいかなー☆」
ツンツン
P「ほっぺをつんつんするんじゃない」
唯「うりうり~☆」
ぐりぐり
P「人差し指をほっぺにめり込ませるんじゃない。ぐりぐりするんじゃない」
唯「さて☆ そいじゃー、ライブまで時間もあることだし。ご飯でも食べにいきますかー♪」
P「うん。何か食べたいものあるか?」
唯「んひひ~☆ プロデューサーちゃんが食べたいかなー☆」
ツンツン
P「ほっぺをつんつんするんじゃない」
唯「うりうり~☆」
ぐりぐり
P「人差し指をほっぺにめり込ませるんじゃない。ぐりぐりするんじゃない」
71: 2017/08/23(水) 06:11:19.28 ID:T6JBZ5Br0
唯「えー、プロデューサーちゃん。間抜けな顔になって面白いのに~☆」
唯「ぶー。つまんないなら……やっぱ、あの写真。誰かに送っちゃうかな~☆」
P「……ヒェ」
唯「いいのっかなっ☆」
P「も、もっとぐりぐりしてください」
唯「……えへへぇ……♪ プロデューサーちゃん。予想通りの反応をしてくれて可愛いなぁ……♪」
ぐりぐり……
P「……」
唯「……悶えてるのを我慢してる表情も……ちょっぴり泣きそうになってる顔も……たまんない……♪」
唯「……気持ち悪すぎてさ……引いちゃうねぇ……♪」
P「」
唯「さ。冗談はここまでにして。あそこのご飯屋さん行こーよ☆」
唯「プロデューサーちゃんのメニュー。ゆいが選んであげっかんね~☆」
唯「仲良く。ラブラブカップルみたいに食べようぜ~☆」
唯「ぶー。つまんないなら……やっぱ、あの写真。誰かに送っちゃうかな~☆」
P「……ヒェ」
唯「いいのっかなっ☆」
P「も、もっとぐりぐりしてください」
唯「……えへへぇ……♪ プロデューサーちゃん。予想通りの反応をしてくれて可愛いなぁ……♪」
ぐりぐり……
P「……」
唯「……悶えてるのを我慢してる表情も……ちょっぴり泣きそうになってる顔も……たまんない……♪」
唯「……気持ち悪すぎてさ……引いちゃうねぇ……♪」
P「」
唯「さ。冗談はここまでにして。あそこのご飯屋さん行こーよ☆」
唯「プロデューサーちゃんのメニュー。ゆいが選んであげっかんね~☆」
唯「仲良く。ラブラブカップルみたいに食べようぜ~☆」
72: 2017/08/23(水) 06:12:22.72 ID:T6JBZ5Br0
(後日・お好み焼き屋)
P「というわけです。何やら大変なことになっておるんです」
周子「ほーん。あ、店員さーん。お好み焼きお代わりー」
P「聞いておくれ。せめて1ミリでも興味を持っておくれ」
周子「変態には天国やろ?」
P「やめてー。天国どころか『突き抜けて宇宙空間に飛ばされた』ような気分になってるからやめてー」
P「というわけです。何やら大変なことになっておるんです」
周子「ほーん。あ、店員さーん。お好み焼きお代わりー」
P「聞いておくれ。せめて1ミリでも興味を持っておくれ」
周子「変態には天国やろ?」
P「やめてー。天国どころか『突き抜けて宇宙空間に飛ばされた』ような気分になってるからやめてー」
73: 2017/08/23(水) 06:12:55.32 ID:T6JBZ5Br0
周子「ご飯。何食べたん?」
もぐもぐ
P「お好み焼きをほおばりながら、ご飯の話をするか。この『食欲の化身』め」
周子「まあまあ。時には回り道も必要だって♪」
P「中華料理店に入ったよ」
周子「いーねぇ♪」
P「よくない。俺が何を食べたと思っているんだ?」
周子「ギョーザと酢豚と青椒肉絲と……それから回鍋肉かな?」
P「それ。周子がいま食べたいものじゃないのかい?」
周子「バレた?」
P「俺が食べたのは激辛麻婆豆腐です。2人前」
周子「わぉ♪」
もぐもぐ
P「お好み焼きをほおばりながら、ご飯の話をするか。この『食欲の化身』め」
周子「まあまあ。時には回り道も必要だって♪」
P「中華料理店に入ったよ」
周子「いーねぇ♪」
P「よくない。俺が何を食べたと思っているんだ?」
周子「ギョーザと酢豚と青椒肉絲と……それから回鍋肉かな?」
P「それ。周子がいま食べたいものじゃないのかい?」
周子「バレた?」
P「俺が食べたのは激辛麻婆豆腐です。2人前」
周子「わぉ♪」
74: 2017/08/23(水) 06:14:36.60 ID:qjwS2cWSO
P「ひぃひぃ汗をかき、涙を流して一人前を完食したら唯が」
P「『プロデューサーちゃん……今のリアクションよかったからもうひと皿同じの食べようね……♪』」
P「って、氏ぬわ!」
P「頭痛がするレベルで辛かったわ!」
周子「完食したんやろ?」
P「せざるを得なかったなぁ」
P「手を止めると『アーン♪』って唯が嬉しそうに差し出してくるんだもの」
周子「あはは。それは怖い」
P「しかも、隣に座って。めちゃめちゃ笑顔なんだ。可愛いんだ」
P「あの小悪魔的な表情はなんとも言えぬ色っぽさがある」
周子「やっぱり変態やない」
P「断じて違う」
唯「へー。プロデューサーちゃん。変態じゃないの?」
P「だから違うって……」
P「!?」
P「『プロデューサーちゃん……今のリアクションよかったからもうひと皿同じの食べようね……♪』」
P「って、氏ぬわ!」
P「頭痛がするレベルで辛かったわ!」
周子「完食したんやろ?」
P「せざるを得なかったなぁ」
P「手を止めると『アーン♪』って唯が嬉しそうに差し出してくるんだもの」
周子「あはは。それは怖い」
P「しかも、隣に座って。めちゃめちゃ笑顔なんだ。可愛いんだ」
P「あの小悪魔的な表情はなんとも言えぬ色っぽさがある」
周子「やっぱり変態やない」
P「断じて違う」
唯「へー。プロデューサーちゃん。変態じゃないの?」
P「だから違うって……」
P「!?」
75: 2017/08/23(水) 06:15:12.04 ID:qjwS2cWSO
唯「いただきまーす☆」
周子「どうぞー。プロデューサーのおごりやし。どんどん食べていいよ」
唯「やたー☆」
P「……ゆ、唯さん。なぜここに?」
唯「そこにお好み焼き屋さんがあるから☆」
周子「さっき電話があったら。『おいでー』ってあたしが歓迎したんよ」
周子「やっぱさ。あたし1人だけおごってもらうのは心苦しいからさ~。アイドルの扱いは平等にね?」
P「余計過ぎる心使いありがとう」
周子「どうぞー。プロデューサーのおごりやし。どんどん食べていいよ」
唯「やたー☆」
P「……ゆ、唯さん。なぜここに?」
唯「そこにお好み焼き屋さんがあるから☆」
周子「さっき電話があったら。『おいでー』ってあたしが歓迎したんよ」
周子「やっぱさ。あたし1人だけおごってもらうのは心苦しいからさ~。アイドルの扱いは平等にね?」
P「余計過ぎる心使いありがとう」
76: 2017/08/23(水) 06:15:47.37 ID:qjwS2cWSO
唯「ほら、焼けたよ。プロデューサーちゃんもどうぞー☆」
P「ありがとう」
周子「焼きそばも焼くわー」
唯「えー、まだゆい全然食べてないのに。シメ入っちゃうの~?」
周子「あたし的には、焼きそばは『シメ』じゃないんだなぁ。これが♪」
唯「へぇ~、文化がちがうね~☆」
P「(仲良しだなぁ)」
唯「ね、プロデューサーちゃんも食べよーよ☆」
P「え? なんか優しくない?」
唯「ゆいはいつでも優しーっしょ☆」
唯「……♪」(にこり)
P「(今度は何を企んでいるんだ)」
P「ありがとう」
周子「焼きそばも焼くわー」
唯「えー、まだゆい全然食べてないのに。シメ入っちゃうの~?」
周子「あたし的には、焼きそばは『シメ』じゃないんだなぁ。これが♪」
唯「へぇ~、文化がちがうね~☆」
P「(仲良しだなぁ)」
唯「ね、プロデューサーちゃんも食べよーよ☆」
P「え? なんか優しくない?」
唯「ゆいはいつでも優しーっしょ☆」
唯「……♪」(にこり)
P「(今度は何を企んでいるんだ)」
77: 2017/08/23(水) 06:16:42.19 ID:qjwS2cWSO
(店外・夜)
周子「はー。食べた、食べたー」
唯「お腹いっぱーい☆」
P「うん。それじゃあ今日はこの辺でお開きといたしましょうか」
唯「プロデューサーちゃんはこの後、ゆいと一緒だよ☆」
P「はい」
唯「ごめんね、周子ちゃん。プロデューサーちゃんのこと借りてくけどいいかな?」
周子「使い終わったら元の場所に戻しとくんよ?」
唯「はーい☆」
P「俺は学校の『白線引き』扱いか」
周子「はー。食べた、食べたー」
唯「お腹いっぱーい☆」
P「うん。それじゃあ今日はこの辺でお開きといたしましょうか」
唯「プロデューサーちゃんはこの後、ゆいと一緒だよ☆」
P「はい」
唯「ごめんね、周子ちゃん。プロデューサーちゃんのこと借りてくけどいいかな?」
周子「使い終わったら元の場所に戻しとくんよ?」
唯「はーい☆」
P「俺は学校の『白線引き』扱いか」
78: 2017/08/23(水) 06:17:22.77 ID:qjwS2cWSO
P「というか周子。キミはどちらの味方なんだ?」
周子「あたしは中立だよ?」
コロコロ
P「口の中で転がしている飴玉は何かな?」
周子「キャンディだねぇ」
P「買収されただろ?」
周子「失敬な」
唯「ただのプレゼントだよ☆」
P「2人で結託しやがってちくしょう」
周子「あたしは中立だよ?」
コロコロ
P「口の中で転がしている飴玉は何かな?」
周子「キャンディだねぇ」
P「買収されただろ?」
周子「失敬な」
唯「ただのプレゼントだよ☆」
P「2人で結託しやがってちくしょう」
79: 2017/08/23(水) 06:17:48.11 ID:qjwS2cWSO
(しばらくして)
周子「ほいじゃーねー」
唯「バイバイ☆」
P「またなー」
P「さて。それじゃあ、俺たちも解散して」
唯「プロデューサーちゃんのお家。行っていーかな☆」
P「タンマ。それはマズい」
唯「えー? 卯月ちゃんは連れ込んだのに。差別するわけ?」
P「差別とかじゃないんだ。そもそも何もなかったし」
唯「ふーん……いいんだ? プロデューサーちゃん。ゆいの言うことに逆らっても……♪」
P「ひーん」
唯「わかったらGO☆ GO☆」
周子「ほいじゃーねー」
唯「バイバイ☆」
P「またなー」
P「さて。それじゃあ、俺たちも解散して」
唯「プロデューサーちゃんのお家。行っていーかな☆」
P「タンマ。それはマズい」
唯「えー? 卯月ちゃんは連れ込んだのに。差別するわけ?」
P「差別とかじゃないんだ。そもそも何もなかったし」
唯「ふーん……いいんだ? プロデューサーちゃん。ゆいの言うことに逆らっても……♪」
P「ひーん」
唯「わかったらGO☆ GO☆」
80: 2017/08/23(水) 06:18:26.45 ID:qjwS2cWSO
唯「……そだ♪ その前にさ。プロデューサーちゃん。ちょーっとしゃがんで、上を向いてくれるかな?」
P「しゃがんで。上を向く?」
唯「そうそう。で、口を大きく開いて♪」
P「……何やら恐ろしく怖いんだけど」
唯「毒入りのものを食べさせるわけじゃないからさー。安心してよ☆」
唯「つーか、うだうだしてないで……さっさとやれっての……♪」
唯「気持ち悪いだけじゃなくて……どうしようもないくらい臆病なのかな……♪」
P「」
P「しゃがんで。上を向く?」
唯「そうそう。で、口を大きく開いて♪」
P「……何やら恐ろしく怖いんだけど」
唯「毒入りのものを食べさせるわけじゃないからさー。安心してよ☆」
唯「つーか、うだうだしてないで……さっさとやれっての……♪」
唯「気持ち悪いだけじゃなくて……どうしようもないくらい臆病なのかな……♪」
P「」
81: 2017/08/23(水) 06:19:07.90 ID:qjwS2cWSO
スッ……あーん……
唯「お魚みたいでみっともないね……♪」
唯「目は閉じて。そのままあーんしててね☆」
P「……」
あー……ぬちゅ……コロン…
P「!?」
唯「へへへ……プロデューサーちゃんにもキャンディのプレゼントだよ……♪」
唯「ま……特別にゆいが直前まで舐めてた生暖かいキャンディだけどね……♪」
唯「ほーら……おいちいでちゅねー……♪」
唯「最後まで舐めなきゃ駄目だよ……♪」
唯「人の食べかけのキャンディをもらっちゃった変態さん……♪」
P「」
唯「プロデューサーちゃんの辛そうな顔……ホントに好きだなー……♪」
唯「お魚みたいでみっともないね……♪」
唯「目は閉じて。そのままあーんしててね☆」
P「……」
あー……ぬちゅ……コロン…
P「!?」
唯「へへへ……プロデューサーちゃんにもキャンディのプレゼントだよ……♪」
唯「ま……特別にゆいが直前まで舐めてた生暖かいキャンディだけどね……♪」
唯「ほーら……おいちいでちゅねー……♪」
唯「最後まで舐めなきゃ駄目だよ……♪」
唯「人の食べかけのキャンディをもらっちゃった変態さん……♪」
P「」
唯「プロデューサーちゃんの辛そうな顔……ホントに好きだなー……♪」
82: 2017/08/23(水) 08:21:56.28 ID:XgS1vnvA0
(P宅)
唯「うへー☆ ここがプロデューサーちゃんの部屋か~。けっこー、大きいんだね~☆」
唯「お、ベッドはっけーん☆」
タッタッタッ……ぼふんっ!
唯「あはは、跳ね心地サイコー☆ プロデューサーちゃんはここで卯月ちゃんとどんなヤラしーことをしたのかなー?」
P「だから、何もしてないっての」
唯「……ホントー?」
P「事実無根です」
唯「ふぅん……♪」
唯「うへー☆ ここがプロデューサーちゃんの部屋か~。けっこー、大きいんだね~☆」
唯「お、ベッドはっけーん☆」
タッタッタッ……ぼふんっ!
唯「あはは、跳ね心地サイコー☆ プロデューサーちゃんはここで卯月ちゃんとどんなヤラしーことをしたのかなー?」
P「だから、何もしてないっての」
唯「……ホントー?」
P「事実無根です」
唯「ふぅん……♪」
83: 2017/08/23(水) 08:22:27.22 ID:XgS1vnvA0
ゴロン……
唯「寝心地いーねー……プロデューサーちゃんもおいでよ……♪」
P「いや、俺は」
唯「いいから。隣に寝ろっていってんのー……♪」
P「……」
スッ……ゴロン……
だきっ……ぎゅっ……
唯「へへへ……プロデューサーちゃんの匂いがすんね~☆」
P「スーツがシワになるから、上着脱いでもいいかい?」
唯「ダメ~☆ そんな時間あるなら、唯のこと。ちゃんと抱きしめろよ……♪」
唯「……気持ち悪いだけじゃなくて……気もきかないわけ……?♪」
P「……」
唯「寝心地いーねー……プロデューサーちゃんもおいでよ……♪」
P「いや、俺は」
唯「いいから。隣に寝ろっていってんのー……♪」
P「……」
スッ……ゴロン……
だきっ……ぎゅっ……
唯「へへへ……プロデューサーちゃんの匂いがすんね~☆」
P「スーツがシワになるから、上着脱いでもいいかい?」
唯「ダメ~☆ そんな時間あるなら、唯のこと。ちゃんと抱きしめろよ……♪」
唯「……気持ち悪いだけじゃなくて……気もきかないわけ……?♪」
P「……」
84: 2017/08/23(水) 08:22:55.90 ID:XgS1vnvA0
だきっ……ぎゅぅぅ……
唯「ちょいちょい……胸に抱き寄せろなんて言ってないんだけどー……♪」
唯「ま、いいけど。何勝手なことしてんのさー……もしかして、そんなにゆいのこと好きになっちゃったわけ……♪」
P「……」
唯「おーい、何か言えよ~☆」
ぎゅっ…
唯「……♪」
P「唯。寂しかったんだろ」
唯「……」
唯「ちょいちょい……胸に抱き寄せろなんて言ってないんだけどー……♪」
唯「ま、いいけど。何勝手なことしてんのさー……もしかして、そんなにゆいのこと好きになっちゃったわけ……♪」
P「……」
唯「おーい、何か言えよ~☆」
ぎゅっ…
唯「……♪」
P「唯。寂しかったんだろ」
唯「……」
85: 2017/08/23(水) 08:23:23.24 ID:XgS1vnvA0
P「最近、構ってあげてられなかっただろ。ごめんな?」
P「思えば、仕事の時にほとんど付いて行ってあげられてなかったな」
P「唯のことを信頼してたからだったんだけど……1人で仕事するのは嫌だよな」
唯「ゆいは別に……」
唯「……」
唯「……ガチなトーンで言うの……ずるいなー/// 」
P「たまにはな」
唯「んー……マジで気持ち悪い……♪///」
P「思えば、仕事の時にほとんど付いて行ってあげられてなかったな」
P「唯のことを信頼してたからだったんだけど……1人で仕事するのは嫌だよな」
唯「ゆいは別に……」
唯「……」
唯「……ガチなトーンで言うの……ずるいなー/// 」
P「たまにはな」
唯「んー……マジで気持ち悪い……♪///」
86: 2017/08/23(水) 08:23:49.33 ID:XgS1vnvA0
プシュゥゥ……(薬の切れる音)
唯「やべー……なんかゆい。すっごい恥ずかしいことプロデューサーちゃんにしてた気がすんよー……///」
P「貸しにしてやるよ」
唯「……ゆいのこと放ったらかしにしてたから……それでチャラっしょ///」
唯「それとさ……お好み焼き屋さんで可愛いって言ってくれたこと……だけど」
唯「……嬉しかったよ。あんがとね☆」(にっこり)
P「おう」
唯「やべー……なんかゆい。すっごい恥ずかしいことプロデューサーちゃんにしてた気がすんよー……///」
P「貸しにしてやるよ」
唯「……ゆいのこと放ったらかしにしてたから……それでチャラっしょ///」
唯「それとさ……お好み焼き屋さんで可愛いって言ってくれたこと……だけど」
唯「……嬉しかったよ。あんがとね☆」(にっこり)
P「おう」
87: 2017/08/23(水) 08:24:31.92 ID:XgS1vnvA0
P「……ところで。そろそろ抱きついてるの離れてくれない?」
唯「……んー……せっかく2人きりでベッドにいるのに……これで終わり……?♪」
唯「ざけんなっての~……☆」
唯「今日はさ、このまま泊まってくかんね……♪」
ぎゅっ……
P「」
唯「えへへ……☆」
ケース3. 大槻唯 end
唯「……んー……せっかく2人きりでベッドにいるのに……これで終わり……?♪」
唯「ざけんなっての~……☆」
唯「今日はさ、このまま泊まってくかんね……♪」
ぎゅっ……
P「」
唯「えへへ……☆」
ケース3. 大槻唯 end
88: 2017/08/23(水) 08:25:13.19 ID:XgS1vnvA0
唯ちゃん終わりです
安価↓2でお願いします~
安価↓2でお願いします~
94: 2017/08/23(水) 09:13:58.58 ID:aiquKAGQO
美穂
96: 2017/08/23(水) 09:16:25.76 ID:CrLpFebW0
美穂了解です
しばらくお待ちください
しばらくお待ちください
97: 2017/08/23(水) 09:43:16.44 ID:pm8WTgOlO
サイコーかよ
続き:志希「豚よひれ伏せ! 『サディスティックニナール(Sになる)』」ケース4. 小日向美穂
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