104: 2012/03/31(土) 22:24:09 ID:TrCPCbFA0
106: 2012/03/31(土) 22:30:55 ID:N0N2vTskO
純「はあ~、たまには温泉ってのもいいよね~」カポーン
憂「そうだね~」
梓「……あれ?純、その頭の上に乗ってるのって……」
純「ん?」
憂「あ、タオルに見えてたけど、もしかしてお皿……?」
梓「な、何でお皿を頭に……」
純「……河童!」ピョコン
憂「……」
梓「……」
純「いやー、気付いてくれて良かったよ。このためにわざわざお皿を持ち出してきたんだからね、って痛い痛い!梓、無言で叩いて来ないで!割れたら河童氏んじゃう!」
終わり
憂「そうだね~」
梓「……あれ?純、その頭の上に乗ってるのって……」
純「ん?」
憂「あ、タオルに見えてたけど、もしかしてお皿……?」
梓「な、何でお皿を頭に……」
純「……河童!」ピョコン
憂「……」
梓「……」
純「いやー、気付いてくれて良かったよ。このためにわざわざお皿を持ち出してきたんだからね、って痛い痛い!梓、無言で叩いて来ないで!割れたら河童氏んじゃう!」
終わり
107: 2012/03/31(土) 22:39:03 ID:hxM.Zfm.0
純「温泉旅行に来たよー!」ふんすっ
梓「温泉旅館だ!殺人事件だー!」ふんす!
憂「お、おーっ!」(珍しく梓ちゃんまでテンション高いな)
純「まずは温泉入ろう!」
梓「入ろう入ろう!2、3回入ろうよー」
憂「それはちょっと・・・」
純「晩ご飯までもうちょっとだからさ。一回入ってそれからご飯にしようよ」
梓「うん!まずは温泉だね!」
憂「ふふっ、露天風呂楽しみだねー♪」
かぽーん
純「ふぅ、いいお湯だったね」
梓「お腹すいたー。ご飯食べようよ」
憂「もう部屋に準備してくれてるはずだよ」
純「カニ!断然カニ食べたいね!」
憂「カニ食べ放題だからこの旅館選んだんだよね?」
梓「食べ放題かぁ。カニってカ口リー低いんだっけ?」
純「気にしない気にしない!」ふんす!
梓「温泉旅館だ!殺人事件だー!」ふんす!
憂「お、おーっ!」(珍しく梓ちゃんまでテンション高いな)
純「まずは温泉入ろう!」
梓「入ろう入ろう!2、3回入ろうよー」
憂「それはちょっと・・・」
純「晩ご飯までもうちょっとだからさ。一回入ってそれからご飯にしようよ」
梓「うん!まずは温泉だね!」
憂「ふふっ、露天風呂楽しみだねー♪」
かぽーん
純「ふぅ、いいお湯だったね」
梓「お腹すいたー。ご飯食べようよ」
憂「もう部屋に準備してくれてるはずだよ」
純「カニ!断然カニ食べたいね!」
憂「カニ食べ放題だからこの旅館選んだんだよね?」
梓「食べ放題かぁ。カニってカ口リー低いんだっけ?」
純「気にしない気にしない!」ふんす!
108: 2012/03/31(土) 22:41:11 ID:o3mI8K/I0
梓「温泉旅館に家族で泊まりに行ってハメを外してはしゃぎまわってたら飾ってあった高い皿をうっかり割っちゃってそれがウン千万するとかで私の人生終わりましたサヨウナラって純からメールがきた」
終
終
109: 2012/03/31(土) 22:42:32 ID:1acGkafE0
純「修学旅行のご飯は美少女の女体盛りってのはいかがかな?」ウッフーン
梓「こいつ……!たった一行で純、皿、旅館のすべてをコンプリートしやがった……!」
憂「正に鬼才ッ……!」
唯「えっ、これでおわりなの?」
111: 2012/03/31(土) 22:43:45 ID:hxM.Zfm.0
純「かにー!」もぐもぐ
梓「・・・。」パキッ
憂「・・・。」ぱくっ
純「おおっ、みんな無言だ・・・」
梓「・・・。」パクパク
憂「・・・。」ばきっ
純(こうなると何かしゃべらせたくなるなー)
純「ねえねえ。このお皿って高いのかな?」
梓「そうじゃない?」パクパク
憂「うん。きっとそうだよ」もぐもぐ
純「むー。気のない返事」
憂「・・・。」パクパク
梓「・・・。」バキッパキッ
純「ほーら、皿回しだよー?」クルクルクルクル
梓「・・・。」はむっ
憂「・・・。」もぐもぐ
純「おーい?見てよ~」
純「あ」
つるっ
梓「・・・。」パキッ
憂「・・・。」ぱくっ
純「おおっ、みんな無言だ・・・」
梓「・・・。」パクパク
憂「・・・。」ばきっ
純(こうなると何かしゃべらせたくなるなー)
純「ねえねえ。このお皿って高いのかな?」
梓「そうじゃない?」パクパク
憂「うん。きっとそうだよ」もぐもぐ
純「むー。気のない返事」
憂「・・・。」パクパク
梓「・・・。」バキッパキッ
純「ほーら、皿回しだよー?」クルクルクルクル
梓「・・・。」はむっ
憂「・・・。」もぐもぐ
純「おーい?見てよ~」
純「あ」
つるっ
112: 2012/03/31(土) 22:45:25 ID:hxM.Zfm.0
ガッシャーン!!
憂「あ」
梓「あ」
純「・・・あぁ」
梓「純・・・」
憂「純ちゃん・・・」
純「ごめん・・・」
一気にテンションが下がりましたとさ
終わり
憂「あ」
梓「あ」
純「・・・あぁ」
梓「純・・・」
憂「純ちゃん・・・」
純「ごめん・・・」
一気にテンションが下がりましたとさ
終わり
113: 2012/03/31(土) 22:46:49 ID:TrCPCbFA0
純皿割りすぎわろた
114: 2012/03/31(土) 22:47:34 ID:G5MY/bcM0
純「私は皿洗いの純」ゴシゴシ
純「なんで皿を洗ってるかって?私の提案した皿洗いジャンケンに負けたからだ」ゴシゴシ
菫「あの、先輩私も手伝います」
梓「いいっていいって。そもそも純が言い出したことなんだから遠慮せず任せようよ」
純「梓め……」ゴシゴシ
梓「終わったらちゃんと棚にしまっておいてね。皿洗いの純さん」
純「むかーっ!」パリーン
菫「あ……琴吹家が天皇陛下から賜った貴重な国宝のお皿が……」
純「なんでそんなすごいものを部室に!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
純「私は皿洗いの純」ゴシゴシ
純「なんで皿を洗ってるかって?琴吹グループの温泉旅館で住み込みで働く羽目になったからだ」ゴシゴシ
梓「くそう……純のせいで……」ゴシゴシ
憂「でも三食温泉つきだし、なんだか楽しいね♪」ゴシゴシ
菫「ほんとうにすいません……」ゴシゴシ
直「(なんで私まで)」ゴシゴシ
オワリ
純「なんで皿を洗ってるかって?私の提案した皿洗いジャンケンに負けたからだ」ゴシゴシ
菫「あの、先輩私も手伝います」
梓「いいっていいって。そもそも純が言い出したことなんだから遠慮せず任せようよ」
純「梓め……」ゴシゴシ
梓「終わったらちゃんと棚にしまっておいてね。皿洗いの純さん」
純「むかーっ!」パリーン
菫「あ……琴吹家が天皇陛下から賜った貴重な国宝のお皿が……」
純「なんでそんなすごいものを部室に!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
純「私は皿洗いの純」ゴシゴシ
純「なんで皿を洗ってるかって?琴吹グループの温泉旅館で住み込みで働く羽目になったからだ」ゴシゴシ
梓「くそう……純のせいで……」ゴシゴシ
憂「でも三食温泉つきだし、なんだか楽しいね♪」ゴシゴシ
菫「ほんとうにすいません……」ゴシゴシ
直「(なんで私まで)」ゴシゴシ
オワリ
115: 2012/03/31(土) 22:47:36 ID:hqcqs7Cc0
律と共に訪れた温泉旅館で、珍しい人と会った。
「あ、澪先輩」
後輩の、鈴木純こと純ちゃんだった。
「あれ?確か、梓の友達の鈴木さんだよね?」
「そういう記憶のされ方は心外ですってば。
それと、できれば名前で呼んでください」
「ああ、ごめんな、純ちゃん」
「ほら、やっぱり私の名前、憶えてた」
純ちゃんはそういうと、柔和な笑みを浮かべた。
この子は少し前まで、私の眼前に立つと常に緊張していた。
それがいつの間にか、自然な態度を見せるようになってきている。
「いや、まぁ、ね」
反面、私の対応がしどろもどろになる。
憶えていない訳がない、ファンの氏名を忘れる程、私は驕っていないから。
あまり会話した事がない人の常として、記憶を手繰るようなふりをしただけだ。
それが翻って、足元を掬われた形になった。
「ふふっ、かっこいいのに、面白いですね、澪先輩」
純ちゃんは再び笑っていた。
そういう態度を見ていると、こちらの態度も柔らかくなる。
踏み込んだ質問やお願いもできるんじゃないかと、私には思えてきた。
「それはそうと、純ちゃん。
ちょっと、訊きたい事があるんだ。梓の事なんだけどね」
そう話を切り出しながら、先程心外だと言った純ちゃんの言葉を思い出す。
純ちゃんの事ではなく梓の事を聞く事も、やはり心外だろうか。
「ああ、梓、ね」
純ちゃんは顔を少しだけ曇らせた。
私が純ちゃんに関心を示さず、梓に関心を示したからだろうか。
それとも、梓に関してネガティブな事情を知っているのだろうか。
「その、最近、どう?落ち込んでたりとか、してない?」
脳裏に、先日の吉野家での出来事を浮かべながら問う。
「……落ち込んでますよ。
やっぱり、憧れてる先輩に好意を寄せてるのに、報われないからじゃないですかね」
純ちゃんの口振りから、私と梓の事情を知っている、という事が察せられた。
なら、お願いもしやすい。
「そっか。なら、お願いがあるんだ。
梓に、私の事を諦めるよう、窘めてやってくれないか?」
私がそう言うや否や、純ちゃんの瞳が鋭くなった。
「それは、澪先輩にしかできない事です。
私ができるのは、精々、梓を慰めたり応援したりする事くらいですから」
私が言葉を失くしているうちに、純ちゃんは続けて言う。
「実は今日も、梓の気を紛らわせる為に、温泉に旅行しようって誘ったんです。
でも、梓は断りました。
だから、憂と二人っきりのデートになっちゃいました。
ねぇ、聡明な澪先輩。梓は、私と憂に気を使ったんだと思いますか?」
イエス、という言葉を求めていない事は、純ちゃんの表情から明らかだった。
「私のせい、だっていうのか?」
「いえ、振り切れない梓の責が大きいでしょう。
でもね、澪先輩。澪先輩の対応も、不味いんじゃないでしょうか。
断るなら、もっとはっきり言ってあげないと。
婉曲に律先輩との仲を仄めかし続けても、梓を傷つけるだけです」
「なら、梓が告白してくればいいんだよ。
そうすれば、私はもっとはっきりと言ってやれる。
告白されてもいないのに断るなんて、おかしな話だから」
「あーあ、梓も可哀想」
純ちゃんは憐れむような声でそう言うと、目を逸らした。
私が自分に課したルールは、間違っているのだろうか。
純ちゃんの私を蔑むような態度を見ていると、そう自問したくもなる。
「それを選んだのは、梓自身だよ」
私は突き放すように言った。少しだけ、純ちゃんの態度に苛立ちを感じていたから。
きっと純ちゃんは梓の味方なんだろう。
だから冷徹な私を蔑み、私に対する態度から緊張がなくなったんだ。
……私は本当は、純ちゃんの態度に苛立ちを感じているのではなく、
ファンを失くした事に苛立っているんじゃないのか。
そう思えてきた。
「あ、澪先輩」
後輩の、鈴木純こと純ちゃんだった。
「あれ?確か、梓の友達の鈴木さんだよね?」
「そういう記憶のされ方は心外ですってば。
それと、できれば名前で呼んでください」
「ああ、ごめんな、純ちゃん」
「ほら、やっぱり私の名前、憶えてた」
純ちゃんはそういうと、柔和な笑みを浮かべた。
この子は少し前まで、私の眼前に立つと常に緊張していた。
それがいつの間にか、自然な態度を見せるようになってきている。
「いや、まぁ、ね」
反面、私の対応がしどろもどろになる。
憶えていない訳がない、ファンの氏名を忘れる程、私は驕っていないから。
あまり会話した事がない人の常として、記憶を手繰るようなふりをしただけだ。
それが翻って、足元を掬われた形になった。
「ふふっ、かっこいいのに、面白いですね、澪先輩」
純ちゃんは再び笑っていた。
そういう態度を見ていると、こちらの態度も柔らかくなる。
踏み込んだ質問やお願いもできるんじゃないかと、私には思えてきた。
「それはそうと、純ちゃん。
ちょっと、訊きたい事があるんだ。梓の事なんだけどね」
そう話を切り出しながら、先程心外だと言った純ちゃんの言葉を思い出す。
純ちゃんの事ではなく梓の事を聞く事も、やはり心外だろうか。
「ああ、梓、ね」
純ちゃんは顔を少しだけ曇らせた。
私が純ちゃんに関心を示さず、梓に関心を示したからだろうか。
それとも、梓に関してネガティブな事情を知っているのだろうか。
「その、最近、どう?落ち込んでたりとか、してない?」
脳裏に、先日の吉野家での出来事を浮かべながら問う。
「……落ち込んでますよ。
やっぱり、憧れてる先輩に好意を寄せてるのに、報われないからじゃないですかね」
純ちゃんの口振りから、私と梓の事情を知っている、という事が察せられた。
なら、お願いもしやすい。
「そっか。なら、お願いがあるんだ。
梓に、私の事を諦めるよう、窘めてやってくれないか?」
私がそう言うや否や、純ちゃんの瞳が鋭くなった。
「それは、澪先輩にしかできない事です。
私ができるのは、精々、梓を慰めたり応援したりする事くらいですから」
私が言葉を失くしているうちに、純ちゃんは続けて言う。
「実は今日も、梓の気を紛らわせる為に、温泉に旅行しようって誘ったんです。
でも、梓は断りました。
だから、憂と二人っきりのデートになっちゃいました。
ねぇ、聡明な澪先輩。梓は、私と憂に気を使ったんだと思いますか?」
イエス、という言葉を求めていない事は、純ちゃんの表情から明らかだった。
「私のせい、だっていうのか?」
「いえ、振り切れない梓の責が大きいでしょう。
でもね、澪先輩。澪先輩の対応も、不味いんじゃないでしょうか。
断るなら、もっとはっきり言ってあげないと。
婉曲に律先輩との仲を仄めかし続けても、梓を傷つけるだけです」
「なら、梓が告白してくればいいんだよ。
そうすれば、私はもっとはっきりと言ってやれる。
告白されてもいないのに断るなんて、おかしな話だから」
「あーあ、梓も可哀想」
純ちゃんは憐れむような声でそう言うと、目を逸らした。
私が自分に課したルールは、間違っているのだろうか。
純ちゃんの私を蔑むような態度を見ていると、そう自問したくもなる。
「それを選んだのは、梓自身だよ」
私は突き放すように言った。少しだけ、純ちゃんの態度に苛立ちを感じていたから。
きっと純ちゃんは梓の味方なんだろう。
だから冷徹な私を蔑み、私に対する態度から緊張がなくなったんだ。
……私は本当は、純ちゃんの態度に苛立ちを感じているのではなく、
ファンを失くした事に苛立っているんじゃないのか。
そう思えてきた。
116: 2012/03/31(土) 22:48:10 ID:hqcqs7Cc0
「ねぇ、澪先輩。澪先輩って確か、怖い話苦手でしたよね?
梓の為にも、怖い話しちゃっていいですか?
お皿がいちまーい、にまーい、ってヤツ」
私に罰を与えるように、純ちゃんは言った。
まだ私を見捨ててはいないらしい。
私は救われたように言う。
罰は罪を感じている人間にとって、慰めにもなる。ニーチェの言った通りだ。
「ああ、いいよ。
怪談に限らず、オラフ・イッテンバッハでもユルグ・ブットゲライトでも、
好きなの聞かせてくれ」
「詳しいですね。
あ、今夜、怖い話聞いたからー、とか言って、
律先輩の布団に潜り込む口実にしちゃダメですよ?」
純ちゃんは笑うと、怖い話を始めた。
私はそれを甘受した。
「ああ、口実にはしないよ」
<FIN>
118: 2012/03/31(土) 22:50:09 ID:vJNHLtAA0
皿の上で温泉旅行!
いいね。長期休みにはぜひとも行きたいな。
梓が皮肉を言った。
そんなものはないくせに。
わたしは皿の中のお風呂が好きだった。
生ぬるいコーラを入れてさ。
ゴミ箱の中でわたしは思った。
割れた皿が隣にあった。
昔、ポータブルテレビを勝手につけてトイストーリーを見たのを思い出す。
梓も一緒で、お腹を抱えて笑った。
現実は厳しいよ。
つぶやいてから悲しくなった。
「さよならだね純」
ショーケースのむこうで梓が言った。
「あずさがうらやましいや。あはは」
「ずっとうらやましがってたのはわたしだったのに」
いいね。長期休みにはぜひとも行きたいな。
梓が皮肉を言った。
そんなものはないくせに。
わたしは皿の中のお風呂が好きだった。
生ぬるいコーラを入れてさ。
ゴミ箱の中でわたしは思った。
割れた皿が隣にあった。
昔、ポータブルテレビを勝手につけてトイストーリーを見たのを思い出す。
梓も一緒で、お腹を抱えて笑った。
現実は厳しいよ。
つぶやいてから悲しくなった。
「さよならだね純」
ショーケースのむこうで梓が言った。
「あずさがうらやましいや。あはは」
「ずっとうらやましがってたのはわたしだったのに」
124: 2012/03/31(土) 22:57:42 ID:vJNHLtAA0
>>118は途中
皿の上で温泉旅行!
いいね。長期休みにはぜひとも行きたいな。
梓が皮肉を言った。
そんなものはないくせに。
わたしは皿の中のお風呂が好きだった。
生ぬるいコーラを入れてさ。
ゴミ箱の中でわたしは思った。
割れた皿が隣にあった。
昔、ポータブルテレビを勝手につけてトイストーリーを見たのを思い出す。
梓も一緒で、お腹を抱えて笑った。
現実は厳しいよ。
つぶやいてから悲しくなった。
「さよならだね純」
ショーケースのむこうで梓が言った。
「一度は一緒におんせんにいきたかったよ。あはは」
「うん。でもむりだった」
無菌室。
梓がつぶやく。
背中に触れた皿の破片が痛かった。
皿の上で温泉旅行!
いいね。長期休みにはぜひとも行きたいな。
梓が皮肉を言った。
そんなものはないくせに。
わたしは皿の中のお風呂が好きだった。
生ぬるいコーラを入れてさ。
ゴミ箱の中でわたしは思った。
割れた皿が隣にあった。
昔、ポータブルテレビを勝手につけてトイストーリーを見たのを思い出す。
梓も一緒で、お腹を抱えて笑った。
現実は厳しいよ。
つぶやいてから悲しくなった。
「さよならだね純」
ショーケースのむこうで梓が言った。
「一度は一緒におんせんにいきたかったよ。あはは」
「うん。でもむりだった」
無菌室。
梓がつぶやく。
背中に触れた皿の破片が痛かった。
131: 2012/03/31(土) 23:09:19 ID:vJNHLtAA0
おわりかくの忘れてた
ぐだってごめん
ぐだってごめん
119: 2012/03/31(土) 22:51:36 ID:TrCPCbFA0
意味がわかると怖くなるコピペか
117: 2012/03/31(土) 22:49:45 ID:TrCPCbFA0
投下してない人いる?
そろそろみんな疲れてきたと思うからあと2安価ぐらいで終了にしようと思う
そろそろみんな疲れてきたと思うからあと2安価ぐらいで終了にしようと思う
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります