1: 2016/10/09(日) 18:06:45.74 ID:LOCydc46.net
にこ「あ――希ちゃんだ。」
にこ「のぞみん、おはようニコっ♡」トテテッ
希「ん?あ、にこっちおはよ~。あはは今日はやけにご機嫌やんな~」
にこ「ううん――実は今日のニコニーはちょっぴり落ち込みムード。」ショボン
希「あらら。どしたん?」
にこ「だって――今朝、朝ごはんを食べ終わって今日はいい天気だな~、なんてノンキにテレビを見てたニコは気づいちゃった。」マジマジ
希「……?」
にこ「お弁当に入れる分まで食べちゃった――って。」ガーン
希「あ、ああ……そうなんや……」
にこ「うわ――ん!!」エーン
にこ「このままじゃお昼ごはんにありつけずに、タワシになるヘチマみたいにゲッソリ干からびて――。」ゲッソリ…
にこ「ただでさえかわいそうなニコの胸がさらに――
希「にこっち分かった!もう分かったから!!ウチのおかず分けてあげるから元気だして!?な!?」
にこ「わ~いっ♪のぞみんの良心に付け込んで食物強奪作戦、大成功ニコッ♡」キャッキャッ
希(この感じ……)
希「にこっちGOD仕様になっちゃったん……!?」
にこ「のぞみん、おはようニコっ♡」トテテッ
希「ん?あ、にこっちおはよ~。あはは今日はやけにご機嫌やんな~」
にこ「ううん――実は今日のニコニーはちょっぴり落ち込みムード。」ショボン
希「あらら。どしたん?」
にこ「だって――今朝、朝ごはんを食べ終わって今日はいい天気だな~、なんてノンキにテレビを見てたニコは気づいちゃった。」マジマジ
希「……?」
にこ「お弁当に入れる分まで食べちゃった――って。」ガーン
希「あ、ああ……そうなんや……」
にこ「うわ――ん!!」エーン
にこ「このままじゃお昼ごはんにありつけずに、タワシになるヘチマみたいにゲッソリ干からびて――。」ゲッソリ…
にこ「ただでさえかわいそうなニコの胸がさらに――
希「にこっち分かった!もう分かったから!!ウチのおかず分けてあげるから元気だして!?な!?」
にこ「わ~いっ♪のぞみんの良心に付け込んで食物強奪作戦、大成功ニコッ♡」キャッキャッ
希(この感じ……)
希「にこっちGOD仕様になっちゃったん……!?」
9: 2016/10/09(日) 18:13:05.70 ID:LOCydc46.net
花陽「あれ?にこちゃんお昼休みだけど……お弁当はどうしたの?」
にこ「忘れちゃったニコ――。」ショボーン
花陽「?あ、そうなんだ。よかったら私の食べる?」
にこ「わあ、いいの?きゃーん♡花陽ちゃん大好き♡」キャッキャッ
希「……」
凛「なんか……ちょっと変じゃない?頭でも打ったのかなあ?」
花陽「うん……そうだよね……」
凛「かよちんがお弁当を人に分けるなんて……」
花陽「ええっ!?そっち!?わ、私だって欲しいって言ってもらえばおかずぐらい断腸の思いで分けるよぉ……」
花陽「そっちじゃなくてにこちゃんのことです!」
凛「あ、やっぱりかよちんもおかしいと思うよね?」
花陽「うん……やっぱり変だよね……」
希「それがな……」
にこ「忘れちゃったニコ――。」ショボーン
花陽「?あ、そうなんだ。よかったら私の食べる?」
にこ「わあ、いいの?きゃーん♡花陽ちゃん大好き♡」キャッキャッ
希「……」
凛「なんか……ちょっと変じゃない?頭でも打ったのかなあ?」
花陽「うん……そうだよね……」
凛「かよちんがお弁当を人に分けるなんて……」
花陽「ええっ!?そっち!?わ、私だって欲しいって言ってもらえばおかずぐらい断腸の思いで分けるよぉ……」
花陽「そっちじゃなくてにこちゃんのことです!」
凛「あ、やっぱりかよちんもおかしいと思うよね?」
花陽「うん……やっぱり変だよね……」
希「それがな……」
15: 2016/10/09(日) 18:20:37.02 ID:LOCydc46.net
凛「ええっ!?」
花陽「にこちゃんがGOD仕様になっちゃったのぉ!?」
希「うん……どうやらそうみたいなんよ……」
にこ「みんな眉間にぎゅーってシワ寄せてどうしたニコ?」ドウシタノ?
にこ「も~、アイドルがそんな顔してちゃダメニコ~っ♡ほらほらっ笑顔、笑顔っ♡」ニッコー
花陽「あ、うん……そ、そうだよね」
凛「にこちゃん……」
希「な?」
花陽「ど、どうしよう……重症だよぉ……」
希「そやろ?どうしちゃったんやろにこっち……」
にこ「……」プルプル…
にこ(くっふっふ……心配してる心配してる)
にこ(普段私をいい加減な扱いしてくれちゃってもう……!)
にこ(失って初めて分かるいつもの私の大切さってやつを教えてあげるわ……!)キシシ…!
花陽「にこちゃんがGOD仕様になっちゃったのぉ!?」
希「うん……どうやらそうみたいなんよ……」
にこ「みんな眉間にぎゅーってシワ寄せてどうしたニコ?」ドウシタノ?
にこ「も~、アイドルがそんな顔してちゃダメニコ~っ♡ほらほらっ笑顔、笑顔っ♡」ニッコー
花陽「あ、うん……そ、そうだよね」
凛「にこちゃん……」
希「な?」
花陽「ど、どうしよう……重症だよぉ……」
希「そやろ?どうしちゃったんやろにこっち……」
にこ「……」プルプル…
にこ(くっふっふ……心配してる心配してる)
にこ(普段私をいい加減な扱いしてくれちゃってもう……!)
にこ(失って初めて分かるいつもの私の大切さってやつを教えてあげるわ……!)キシシ…!
23: 2016/10/09(日) 18:27:19.65 ID:LOCydc46.net
希「どうしたら戻るんやろか……」モグモグ
凛「ん~……やっぱり時間が経つのを待つしかないんじゃないかなあ?」モグモグ
花陽「で、でも……いつまでもこのままだったら……」モグモグ
にこ「わぁ、ちっちゃいハンバーグ♡おいしそー♡」キラキラキラ…
希「あ、うん食べてええよ。それでな……」
にこ「やった♡ありがとニコッ♡」パアアア
にこ「はむはむ、もぐもぐ。」モギュモギュ
にこ「ニコは希ちゃんからもらったとってもかわいいハンバーグを大事に大事~にゆ~っくり食べる。」モギュモギュ
にこ「だって、希ちゃんの愛情がい~っぱい詰まったお弁当――。ひと思いに食べちゃったらもったいないニコ♡」カランッ
希「んん!?にこっちなんでウチの弁当完食してるん!?にこっち!?」
にこ「そう言って、ギョッとした顔をする希ちゃん――。」
にこ「くすくす♡ビックリしてる顔もかわいいニコ♡」ケプッ
凛「こんなのって……」
希「にこっち……もうダメなん……?」
花陽「やだよぉ……」ヒック…グスッ…
にこ「……く……くく」プルプル…
凛「ん~……やっぱり時間が経つのを待つしかないんじゃないかなあ?」モグモグ
花陽「で、でも……いつまでもこのままだったら……」モグモグ
にこ「わぁ、ちっちゃいハンバーグ♡おいしそー♡」キラキラキラ…
希「あ、うん食べてええよ。それでな……」
にこ「やった♡ありがとニコッ♡」パアアア
にこ「はむはむ、もぐもぐ。」モギュモギュ
にこ「ニコは希ちゃんからもらったとってもかわいいハンバーグを大事に大事~にゆ~っくり食べる。」モギュモギュ
にこ「だって、希ちゃんの愛情がい~っぱい詰まったお弁当――。ひと思いに食べちゃったらもったいないニコ♡」カランッ
希「んん!?にこっちなんでウチの弁当完食してるん!?にこっち!?」
にこ「そう言って、ギョッとした顔をする希ちゃん――。」
にこ「くすくす♡ビックリしてる顔もかわいいニコ♡」ケプッ
凛「こんなのって……」
希「にこっち……もうダメなん……?」
花陽「やだよぉ……」ヒック…グスッ…
にこ「……く……くく」プルプル…
27: 2016/10/09(日) 18:36:29.27 ID:LOCydc46.net
穂乃果「ええっ!?にこちゃんがGOD仕様に!?」
にこ「いつも元気いっぱいな穂乃果ちゃんがおっきな声でまっ先に驚きの声をあげた。」
希「うん……そうみたいなんよ」
海未「にこが……」
にこ「キリッとしてカッコイイまゆ毛を、むむむ――って曲げて見せる海未ちゃん。」
花陽「ぐすっ……もういつものにこちゃんには戻らないのかなぁ……にこちゃあん……」グスッグスッ
にこ「花陽ちゃんはとうとう泣き出しちゃった。ちょっと、悪いことしちゃったかな――。」
にこ「そう思うと、ニコのほんのちょっとだけつつましい胸がチク、って痛んだ。」
にこ「どうしようどうしよう――ニコがなにを言おうか考えていたそのとき。」
凛「かよちん……」ギュ…
にこ「ふわ――っと、凛ちゃんがその肩に腕を回した。」
凛「大丈夫。きっと明日になったらおバカなにこちゃんに戻ってるよ。だから心配要らないにゃ~……!」ジワ…
にこ「でも――そう言う凛ちゃんの目にも涙が滲んでるのが、ニコからは見えちゃった。」
希「こんな感じで逐一描写してくるんよ……」
海未「これは……鬱陶しいですね……」
にこ「いつも元気いっぱいな穂乃果ちゃんがおっきな声でまっ先に驚きの声をあげた。」
希「うん……そうみたいなんよ」
海未「にこが……」
にこ「キリッとしてカッコイイまゆ毛を、むむむ――って曲げて見せる海未ちゃん。」
花陽「ぐすっ……もういつものにこちゃんには戻らないのかなぁ……にこちゃあん……」グスッグスッ
にこ「花陽ちゃんはとうとう泣き出しちゃった。ちょっと、悪いことしちゃったかな――。」
にこ「そう思うと、ニコのほんのちょっとだけつつましい胸がチク、って痛んだ。」
にこ「どうしようどうしよう――ニコがなにを言おうか考えていたそのとき。」
凛「かよちん……」ギュ…
にこ「ふわ――っと、凛ちゃんがその肩に腕を回した。」
凛「大丈夫。きっと明日になったらおバカなにこちゃんに戻ってるよ。だから心配要らないにゃ~……!」ジワ…
にこ「でも――そう言う凛ちゃんの目にも涙が滲んでるのが、ニコからは見えちゃった。」
希「こんな感じで逐一描写してくるんよ……」
海未「これは……鬱陶しいですね……」
35: 2016/10/09(日) 18:44:56.08 ID:LOCydc46.net
ことり「うーん……でも今日突然こうなっちゃったってことはやっぱり昨日何かあったんじゃないかなあ?」
希「ん~……そやなあ……」
花陽「昨日なにかあったの?にこちゃん?」
にこ「昨日?うーん――なにも無かったと思うニコよ」ニコッ
にこ(あるわけないわよねそりゃ)
海未「……っ。どんな些細なことでもいいんです……!なにかありませんでしたか……!?にこ……っ」
にこ「せっぱ詰まって、すがるような――海未ちゃんの声。いつもは凛として頼りになる海未ちゃんなのに
穂乃果「あちゃ~また始まっちゃったよ~」
希「ん~……そやなあ……」
花陽「昨日なにかあったの?にこちゃん?」
にこ「昨日?うーん――なにも無かったと思うニコよ」ニコッ
にこ(あるわけないわよねそりゃ)
海未「……っ。どんな些細なことでもいいんです……!なにかありませんでしたか……!?にこ……っ」
にこ「せっぱ詰まって、すがるような――海未ちゃんの声。いつもは凛として頼りになる海未ちゃんなのに
穂乃果「あちゃ~また始まっちゃったよ~」
41: 2016/10/09(日) 18:53:52.36 ID:LOCydc46.net
海未「ああ……にこ……一体どうしたら……」
凛「うーん……あ!昨日じゃないなら今朝かもしれないにゃ!」
ことり「あ。そうよね!今朝はどうしてたの?にこちゃん」
希「え~っと今朝は確かお弁当作れなかったんよね?その後はどうだったん?」
にこ「そう――ニコは間違えて、お弁当にする分まで食べちゃったんだよね。」ウンウン
にこ「そんな予想外の出来事に――。」ファサ…
にこ「なす術も無くて。」シュン…
にこ「ああ、どうしよう――と思った矢先、ニコの目に飛びこんできたのは時計の数字。」チラッ
にこ「――8時20分。」
にこ「学校のホームルームは8時半からだから、ええ~っと――。」ウウン…
にこ「あれ――遅刻しちゃう?」ポケポケ~?
にこ「お昼ごはんも無いのに遅刻までしたんじゃまさに、泣きっ面にハチ。」シクシク
にこ「そんなの絶対阻止しなきゃ!」キリッ
にこ「うわぁ――ん!!ニコ、絶体絶命!!」ビシッ
にこ「ニコはポーンっ!って出来立てのポップコーンみたいに飛びはねて、すぐ出かける準備をしようと――
海未「このにこ凄い喋りますね……」
凛「うーん……あ!昨日じゃないなら今朝かもしれないにゃ!」
ことり「あ。そうよね!今朝はどうしてたの?にこちゃん」
希「え~っと今朝は確かお弁当作れなかったんよね?その後はどうだったん?」
にこ「そう――ニコは間違えて、お弁当にする分まで食べちゃったんだよね。」ウンウン
にこ「そんな予想外の出来事に――。」ファサ…
にこ「なす術も無くて。」シュン…
にこ「ああ、どうしよう――と思った矢先、ニコの目に飛びこんできたのは時計の数字。」チラッ
にこ「――8時20分。」
にこ「学校のホームルームは8時半からだから、ええ~っと――。」ウウン…
にこ「あれ――遅刻しちゃう?」ポケポケ~?
にこ「お昼ごはんも無いのに遅刻までしたんじゃまさに、泣きっ面にハチ。」シクシク
にこ「そんなの絶対阻止しなきゃ!」キリッ
にこ「うわぁ――ん!!ニコ、絶体絶命!!」ビシッ
にこ「ニコはポーンっ!って出来立てのポップコーンみたいに飛びはねて、すぐ出かける準備をしようと――
海未「このにこ凄い喋りますね……」
46: 2016/10/09(日) 19:03:42.24 ID:LOCydc46.net
にこ「やんやんっ遅れそうです♡」タッタッタ
ことり「ん?」
にこ「ばびゅ――ん!」
にこ「ニコはお尻に火がついたみたいに全速力で学校に走ってたの。そしたら。」ダダダ
にこ「あ――希ちゃんだ。」
希「ウチに会ったわけやね」
にこ「ピンポーン♪大正解ニコっ♡」ニコニコ
花陽「じゃあ……」
海未「特に変わった出来事は無かったということですね……」
穂乃果「う~ん……じゃあなにが良くなかったんだろ?」
凛「変な物食べたとか?」
にこ「みんながうーん、うーんって首をひねる。」
にこ「そのときだったの――。」
にこ「ガラッ!って勢いよくドアをあけて、真姫ちゃんが入ってきたのは。」
真姫「話は聞いたわよ!」ガラッ
穂乃果「ええっ!?」
希「予知!?」
にこ(そんなバカな)
ことり「ん?」
にこ「ばびゅ――ん!」
にこ「ニコはお尻に火がついたみたいに全速力で学校に走ってたの。そしたら。」ダダダ
にこ「あ――希ちゃんだ。」
希「ウチに会ったわけやね」
にこ「ピンポーン♪大正解ニコっ♡」ニコニコ
花陽「じゃあ……」
海未「特に変わった出来事は無かったということですね……」
穂乃果「う~ん……じゃあなにが良くなかったんだろ?」
凛「変な物食べたとか?」
にこ「みんながうーん、うーんって首をひねる。」
にこ「そのときだったの――。」
にこ「ガラッ!って勢いよくドアをあけて、真姫ちゃんが入ってきたのは。」
真姫「話は聞いたわよ!」ガラッ
穂乃果「ええっ!?」
希「予知!?」
にこ(そんなバカな)
50: 2016/10/09(日) 19:10:52.67 ID:LOCydc46.net
真姫「ちょっと!にこちゃんがGOD仕様になったって本当なの!?」
希「見ての通りやよ……」
にこ「くすくす。希ちゃんの言葉を受けて、ますます不安そうな顔の真姫ちゃん。」
真姫「ウソ……でしょ……悪ふざけなら許さないわよ……にこちゃん!!!」ガクガク
にこ「ぐわんぐわん。真姫ちゃんが涙ながらにニコの肩をぐらぐら揺さぶってる。心配してくれてるのかな?」
真姫「イヤよ……にこちゃん……目、醒ましなさいよ……正気に戻ってよ……」ガク…ガク…
にこ「あ――。一応言っておくんだけど。」
にこ「GODニコって、ちょ~っとネコ被ってるだけで、別に頭がおかしいわけじゃないんだよね。」
にこ「悪しからず。」
真姫「あ……そうよね……ごめんなさい……」シュン…
真姫「いやなんで私怒られてんのよ!!」クワッ!
希「見ての通りやよ……」
にこ「くすくす。希ちゃんの言葉を受けて、ますます不安そうな顔の真姫ちゃん。」
真姫「ウソ……でしょ……悪ふざけなら許さないわよ……にこちゃん!!!」ガクガク
にこ「ぐわんぐわん。真姫ちゃんが涙ながらにニコの肩をぐらぐら揺さぶってる。心配してくれてるのかな?」
真姫「イヤよ……にこちゃん……目、醒ましなさいよ……正気に戻ってよ……」ガク…ガク…
にこ「あ――。一応言っておくんだけど。」
にこ「GODニコって、ちょ~っとネコ被ってるだけで、別に頭がおかしいわけじゃないんだよね。」
にこ「悪しからず。」
真姫「あ……そうよね……ごめんなさい……」シュン…
真姫「いやなんで私怒られてんのよ!!」クワッ!
59: 2016/10/09(日) 19:19:03.03 ID:LOCydc46.net
真姫「ちょっと……大丈夫なの?これ……」
希「うーん……ウチも突然GOD仕様になっちゃった子は初めて見るから……」
花陽「やっぱり……このままってことも……?」
真姫「ちょっと花陽!縁起でも無いこと……」ウルウル…
にこ「涙目で声を荒げる真姫ちゃん。」
にこ「普段は、びゅううう!って吹く冬の風みたいにつっけんどんなのに――困ってる人を見ると放っておけない子なんだよね。」
にこ「あ――これってもしかして、ツンデレ、ってやつなのかな♡」
にこ「きしし♡私の初めての後輩のマッキーは、と~っても可愛いツンデレさんです♡」
真姫「誰に話しかけてるの!?」
希「うーん……ウチも突然GOD仕様になっちゃった子は初めて見るから……」
花陽「やっぱり……このままってことも……?」
真姫「ちょっと花陽!縁起でも無いこと……」ウルウル…
にこ「涙目で声を荒げる真姫ちゃん。」
にこ「普段は、びゅううう!って吹く冬の風みたいにつっけんどんなのに――困ってる人を見ると放っておけない子なんだよね。」
にこ「あ――これってもしかして、ツンデレ、ってやつなのかな♡」
にこ「きしし♡私の初めての後輩のマッキーは、と~っても可愛いツンデレさんです♡」
真姫「誰に話しかけてるの!?」
61: 2016/10/09(日) 19:27:12.37 ID:LOCydc46.net
絵里「あらみんな集まってどうしたの?」
希「あ、エリチ生徒会長の仕事終わったん?」
絵里「ええ、やっとね」
穂乃果「絵里ちゃん!にこちゃんが……!」
絵里「にこ?」
にこ「綺麗なブルーの瞳がニコを見つめてる。」
にこ「わぁ――吸い込まれちゃいそう♡」
にこ「いいなあ。絵里ちゃんはロシアのハーフ。手足がすらっと伸びてて、顔立ちもハッキリしてて――
絵里「なによ?いつもの可愛いにこじゃない」
ことり「ええっ!?」
希「エリチ!?」
にこ(なんでよ!!)
希「あ、エリチ生徒会長の仕事終わったん?」
絵里「ええ、やっとね」
穂乃果「絵里ちゃん!にこちゃんが……!」
絵里「にこ?」
にこ「綺麗なブルーの瞳がニコを見つめてる。」
にこ「わぁ――吸い込まれちゃいそう♡」
にこ「いいなあ。絵里ちゃんはロシアのハーフ。手足がすらっと伸びてて、顔立ちもハッキリしてて――
絵里「なによ?いつもの可愛いにこじゃない」
ことり「ええっ!?」
希「エリチ!?」
にこ(なんでよ!!)
69: 2016/10/09(日) 19:36:37.38 ID:LOCydc46.net
絵里「うーん確かに言われてみればいつもよりGODっぽいような……」
ことり「そうよね……絵里ちゃんなにかいい方法ないかなあ?」
絵里「ん~……やっぱり頭に衝撃を与えるとか……」
にこ「ブッソウなことを絵里ちゃんが口にする。」
にこ「もう――絵里ちゃんはときどき抜けてるんだよね。」
にこ「でも、そんなところも可愛くて――ズルいなあ♡」
凛「やっぱりそれしかないよね……」
穂乃果「鉄板だよね……」
にこ「え――」ポカン
にこ「意外な展開に、ニコはお口をあんぐりするしかなくて。」
海未「分かりました。それなら私が引き受けましょう。ちょうど竹刀を持ってきています」ズイッ
海未「覚悟……!」スチャ
にこ「海未ちゃんがサマになってる動作で、竹刀を上段に構える。」
にこ「あーあ。」
にこ「だから、ダメなんだって――。」
にこ「面も無い頭を竹刀で殴ったりしちゃ――」
にこ「下手したら氏んじゃうんだって。」
ことり「そうよね……絵里ちゃんなにかいい方法ないかなあ?」
絵里「ん~……やっぱり頭に衝撃を与えるとか……」
にこ「ブッソウなことを絵里ちゃんが口にする。」
にこ「もう――絵里ちゃんはときどき抜けてるんだよね。」
にこ「でも、そんなところも可愛くて――ズルいなあ♡」
凛「やっぱりそれしかないよね……」
穂乃果「鉄板だよね……」
にこ「え――」ポカン
にこ「意外な展開に、ニコはお口をあんぐりするしかなくて。」
海未「分かりました。それなら私が引き受けましょう。ちょうど竹刀を持ってきています」ズイッ
海未「覚悟……!」スチャ
にこ「海未ちゃんがサマになってる動作で、竹刀を上段に構える。」
にこ「あーあ。」
にこ「だから、ダメなんだって――。」
にこ「面も無い頭を竹刀で殴ったりしちゃ――」
にこ「下手したら氏んじゃうんだって。」
74: 2016/10/09(日) 19:43:21.39 ID:LOCydc46.net
にこ「きゃ~ん♡勘弁してニコおおおおおおおお!」スダダダダ!
穂乃果「待って~!!にこちゃん!!」タッタッタ!
海未「観念してください!!!」タッタッタ!
にこ「あ!!あの通路に逃げ込めば……」スルッ
にこー!にこちゃーん!にこちゃああ~ん……に~こ~……
にこ「ほっ……どうやら上手く撒けたようね……」
にこ(危ないところだったニコ。)
にこ(ニコニー、ホッと一安心♪)
にこ(日頃の行いのおかげかな?きしし♡)
にこ「はっ!」
にこ(じゃなかった!今は普通にしてていいんだったわ……まったくもう)
穂乃果「待って~!!にこちゃん!!」タッタッタ!
海未「観念してください!!!」タッタッタ!
にこ「あ!!あの通路に逃げ込めば……」スルッ
にこー!にこちゃーん!にこちゃああ~ん……に~こ~……
にこ「ほっ……どうやら上手く撒けたようね……」
にこ(危ないところだったニコ。)
にこ(ニコニー、ホッと一安心♪)
にこ(日頃の行いのおかげかな?きしし♡)
にこ「はっ!」
にこ(じゃなかった!今は普通にしてていいんだったわ……まったくもう)
80: 2016/10/09(日) 19:50:36.21 ID:LOCydc46.net
にこ「さ~てと。そろそろあの子達の頭も冷えてる頃ニコよね……。」コソ…
にこ「じゃなかった。ついGODが出てきちゃうのよねニk……っと危ない危ない」チラ…
凛「う~ん見つからないね……」
花陽「どうしよう早く見つけてあげないと……」
絵里「もう……やめにしない?」
ことり「え?」
絵里「あのにこだってにこでしょ?あんなに愛らしいじゃない」
海未「絵里……。そう……ですね」
海未「どんなにこであっても受け入れる。それが友人というもの。ですよね」
穂乃果「海未ちゃん……」
にこ(ちょ、ちょっと――なんであんなことになってるニk……なってるの!?)
希「そやな。ウチたちはにこっちがどうなろうと、にこっちのことが大切。それは変わらない。そうやろ?」
穂乃果「うん!そうだよね!どんなに変わっちゃってもにこちゃんはにこちゃんだよ!」
真姫「そうよね。私はにこちゃんのことが大好きだもん……」
にこ(あれ?でも…―そんなに悪い展開でもないかも?)
にこ(――ニコ♡)
にこ「じゃなかった。ついGODが出てきちゃうのよねニk……っと危ない危ない」チラ…
凛「う~ん見つからないね……」
花陽「どうしよう早く見つけてあげないと……」
絵里「もう……やめにしない?」
ことり「え?」
絵里「あのにこだってにこでしょ?あんなに愛らしいじゃない」
海未「絵里……。そう……ですね」
海未「どんなにこであっても受け入れる。それが友人というもの。ですよね」
穂乃果「海未ちゃん……」
にこ(ちょ、ちょっと――なんであんなことになってるニk……なってるの!?)
希「そやな。ウチたちはにこっちがどうなろうと、にこっちのことが大切。それは変わらない。そうやろ?」
穂乃果「うん!そうだよね!どんなに変わっちゃってもにこちゃんはにこちゃんだよ!」
真姫「そうよね。私はにこちゃんのことが大好きだもん……」
にこ(あれ?でも…―そんなに悪い展開でもないかも?)
にこ(――ニコ♡)
91: 2016/10/09(日) 19:59:30.37 ID:LOCydc46.net
にこ「あ~っ!みんないるニコっ♡」ピョコッ
にこ「こんなところでみんな、なにしてるニコ?」
にこ「あ――もしかして、ニコに隠れてヒミツの会議とか?そんなの水クサい――
海未「にこっ!!」ダダッ…ギュ…
にこ「わわ――ニコの顔を見るやイナや、海未ちゃんが駆け寄って抱きしめてくれた。」
にこ「海未ちゃんはシッカリしてて、カッコイイ女の子だけど、ホントはちょっと寂しがり屋さんなんだよね♡」
希「にこっち……」ダダッ
花陽「にこちゃん!」ダダッ
にこ「うわぁ♡海未ちゃんに続いて、みんなも磁石みたいにニコに抱き着く。」
にこ「今日はみんなどうしちゃったんだろ?」
にこ「ニコニーの大切さに気付いちゃったのかな?きしし♡」
にこ「ぎゅーぎゅー、ぺたぺた――μ'sみんなでと~ってもステキなおしくらまんじゅう♡」
真姫「にこちゃん……」グス…
にこ「あ――。」
にこ(どうして泣いてるのかなあ?)
にこ(なにか忘れてる気がして、胸がチク、って痛んだけど――すぐに忘れちゃった。)
にこ(きしし♡なんでかって?それは――。)
にこ(ニコニーはいま、とってもと~っても幸せだからニコ♡)
にこ(いまニコは天国にきてるみたい。)
にこ(やさしい8人の天使のいる天国♡)
終わり
にこ「こんなところでみんな、なにしてるニコ?」
にこ「あ――もしかして、ニコに隠れてヒミツの会議とか?そんなの水クサい――
海未「にこっ!!」ダダッ…ギュ…
にこ「わわ――ニコの顔を見るやイナや、海未ちゃんが駆け寄って抱きしめてくれた。」
にこ「海未ちゃんはシッカリしてて、カッコイイ女の子だけど、ホントはちょっと寂しがり屋さんなんだよね♡」
希「にこっち……」ダダッ
花陽「にこちゃん!」ダダッ
にこ「うわぁ♡海未ちゃんに続いて、みんなも磁石みたいにニコに抱き着く。」
にこ「今日はみんなどうしちゃったんだろ?」
にこ「ニコニーの大切さに気付いちゃったのかな?きしし♡」
にこ「ぎゅーぎゅー、ぺたぺた――μ'sみんなでと~ってもステキなおしくらまんじゅう♡」
真姫「にこちゃん……」グス…
にこ「あ――。」
にこ(どうして泣いてるのかなあ?)
にこ(なにか忘れてる気がして、胸がチク、って痛んだけど――すぐに忘れちゃった。)
にこ(きしし♡なんでかって?それは――。)
にこ(ニコニーはいま、とってもと~っても幸せだからニコ♡)
にこ(いまニコは天国にきてるみたい。)
にこ(やさしい8人の天使のいる天国♡)
終わり
92: 2016/10/09(日) 20:00:17.66 ID:qkogkfFz.net
起承転結でいえば転で終わってる
93: 2016/10/09(日) 20:00:25.66 ID:MsbtqP9Q.net
乙
やっぱりGODなんだよなあ
やっぱりGODなんだよなあ
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります