5: 2012/04/14(土) 16:47:58 ID:XYJ9gRYg
男「は?なんでって、そりゃ片付け手伝うっていったじゃんか」

後輩「そんなことは知りません。私をOす為の嘘ですね」

男「違うわ!」

後輩(男先輩なら……いいですけどね///)
日常(11) (角川コミックス・エース)
6: 2012/04/14(土) 16:50:21 ID:XYJ9gRYg
男「さて、じゃあこのマットを……」

後輩「跳び箱を使うんじゃないんですか?優しいですね」

男「何の話だ!」

後輩「何って跳び箱に手をついて後ろから……」

男「言わせねーよ!?」

7: 2012/04/14(土) 16:52:25 ID:XYJ9gRYg
男「まぁとにかくだ……早く終わらすぞ」

後輩「仕方ないですね」

男「お前が手伝うって言ったんだろうが……」

後輩「それは嘘ですね、私を犯

男「このくだりはもういい!」

8: 2012/04/14(土) 16:55:10 ID:XYJ9gRYg
後輩「………」

後輩(片付けとかいいつつ、倉庫で2人きりになれば襲ってくると思ったんですが……)

男「これはあっちで……これは、ここか」

後輩(全くそんなことは無いじゃないですか……)

後輩「はぁ……」

男「ため息つくくらいなら仕事しろ」

9: 2012/04/14(土) 16:58:58 ID:XYJ9gRYg
後輩「んしょ……んしょ……」

後輩(重いですね……この箱……)

後輩「んしょ……ん、しょ……」

男「……貸せよ」

後輩「え?」

男「重いんだろ、それ。持ってやるからさっさと貸せよ」

後輩「なんだかんだこんだで気にかけてくれるんですね、先輩」

男「うるせえよ!一単語多いわ!」

10: 2012/04/14(土) 17:02:28 ID:XYJ9gRYg
後輩「んしょ……んしょ……」

男「また重いもの持ちやがって」

後輩「重くないです。それはもう髪の毛一本ほどの軽さですね」

男「そうかよ」

後輩「んしょ……んしょ……」

男「……足元、ふらついてるぞ」

11: 2012/04/14(土) 17:05:09 ID:XYJ9gRYg
後輩「んしょ……んしょ……」フラフラ

男「大丈夫か?」

後輩「うるさいです話しかけないでください」フラッ……ドン

ーーーガタッ

後輩「!?」

男「危ねえ!」

12: 2012/04/14(土) 17:08:44 ID:XYJ9gRYg
男「痛ってー……大丈夫か?」

後輩「え?あ……はい」

男「全く……気をつけろよな」

後輩「うるさいですね、先輩が手伝えなんて言わなければこんなことには……」

男「こんのヤロぉ……」

13: 2012/04/14(土) 17:11:06 ID:XYJ9gRYg
後輩「それに先輩、今私を怒れると思っているんですか?」

男「?」

後輩「先輩が私の上に覆いかぶさっている状況で」

男「………」

後輩「私が悲鳴をあげればどうなるか、わかりますよね?」

男「」

14: 2012/04/14(土) 17:14:40 ID:XYJ9gRYg
男「すみませんでしたどうかお許しください」

後輩「仕方ないですね、いいでしょう。私の寛容かつ寛大な心に感謝することです」

男「ははぁ……ところで」

後輩「なんでしょう?」

男「お前からの礼の言葉も聞いていないんだが」

後輩「そんなに私を犯したいんですか?」

男「どう解釈したらそんな風に伝わるんだ!」

15: 2012/04/14(土) 17:17:23 ID:XYJ9gRYg
後輩「私がいくらお礼を申し上げたところで先輩は見返りを要求するでしょう?」

男「しねぇよ!俺の心はもっと広いわ!」

後輩「……そうですか」

後輩(私って、魅力ないんですかね……いくらアピールしてもダメですし……)

16: 2012/04/14(土) 17:20:50 ID:XYJ9gRYg
男「それで、その見返りってのはどの辺までOKなんだ?」

後輩「!」

男「なんだよ」

後輩「そうですね……キス、までですかね」(まぁ、本当は全部あげちゃえますけど)

男「そうか」

後輩「童Oの先輩にはそれくらいで十分ですよね、童Oには」

男「2回もいうな!」

17: 2012/04/14(土) 17:23:55 ID:XYJ9gRYg
後輩「あれ、先輩。童Oじゃないんですか?てっきり童Oの中の童O、童帝王だと思ってましたが」

男「この世にそんな王は存在しない!」

後輩「そうですか、童O先輩」

男「名前まで変えやがった!敬語なのに敬意さえ感じられない!」

19: 2012/04/14(土) 17:27:31 ID:VoXYjzTE
後輩「……それで、童Oなんですか?違うんですか?」

男「どどど童Oちゃうわ!」

後輩「先ほどのことを言いふらしてもいいんですか、正直に言いなさい」

男「童Oですすみません」

20: 2012/04/14(土) 17:30:40 ID:VoXYjzTE
後輩「そうですか……」

男「どうしたんだよ、急に黙りやがって」

男「なんだ、俺が童Oだったのがキモかったか?」

後輩「うるさいです黙っていてください」

男「ほらほらー、童Oの男さんだぞー!」

後輩「ガキですか」

男「スミマセン」

21: 2012/04/14(土) 17:33:15 ID:VoXYjzTE
男「にしても、ホントにどうしたんだ?」

男「何考えてるんだよ俺のことか?さっきのことか?え?」

後輩「あぁー!もううるさいですね!」

男「ちょっ、ちょっと待てって!落ち着け!」

22: 2012/04/14(土) 17:36:01 ID:VoXYjzTE
後輩「すぅー……はぁー……すぅー……はぁー……」

後輩「………落ち着きました」

男「じゃ、じゃあ、さっき考えてたことを俺に話してごらん?」

後輩「うぅー……仕方ないですね」

後輩「そ、その……こっちに来てください」///

23: 2012/04/14(土) 17:40:22 ID:VoXYjzTE
男「なんだよ……?」

後輩「その、目をつぶってください……」///

男「これでいいか?」

後輩「はい……それで構いません……見えてませんよね?」///

男「あぁ」

Chu♪

男「は……?なっ……!?」

24: 2012/04/14(土) 17:43:07 ID:VoXYjzTE
男「おっ、お前!俺の初めてを……!」

後輩「安心してください、先輩。私も初めてです」

男「なら安心…………ってんな訳あるかー!」

後輩「うるさいですね、キス如きでうだうだうるさいですよ」

男「一言の間に2回もうるさいって言われた!?」

25: 2012/04/14(土) 17:49:46 ID:BFAK9YYc
男「ってか、そんなことじゃなくてだな、俺はともかくお前はいいのかって話だよ」

後輩「何の話ですか?」

男「さっきのことだよ!」

後輩「それに、俺はともかくってなんですか?」

男「そりゃあ、可愛い後輩とキスできたんだから、悪い話じゃないだろ」

後輩(可愛いって言ってくれました)///

26: 2012/04/14(土) 17:58:30 ID:AYHOj23s
後輩「……私からしたんですし、別になんともありません」

男「こんな俺でもか?」

後輩「うるさいですね、それに先輩には全部あげられますし、むしろあげたいですし」

男「……は?」

後輩「あ………」///

27: 2012/04/14(土) 17:59:02 ID:AYHOj23s
後輩「とっ、とにかく!私はもう帰ります!」///

男「ちょっ、おい」

後輩「それでは先輩また明日!」///

男「……いってしまった……」

28: 2012/04/14(土) 17:59:26 ID:AYHOj23s
後輩(いつものノリで、また明日とか言っちゃいました)///

後輩(まぁ、先輩に毎日会えるんだったら悪くないですけどね)///

後輩(明日こそ、先輩に頭を撫でてもらって、それから……)

後輩(……大好きですよ、先輩)///

29: 2012/04/14(土) 17:59:50 ID:AYHOj23s
男「なんだったんだ、あいつ……」

男「いつもの冗談にしてはその後焦ってたしな……」

男「まぁいいか、明日訊けばいいや」

35: 2012/04/15(日) 14:13:20 ID:sk7FLt6Y
翌日。。

男「ん、あれは後輩じゃないか」

男「おはよ、後輩っ」ポンッ

後輩「っ!お、おはようございます、先輩」

36: 2012/04/15(日) 14:17:37 ID:sk7FLt6Y
男「ところで、昨日のことなんだが……」

後輩(あぁあばいですやばいですこんな状況になるのは予測してましたが目もあわせられませんもうダメかもです)

男「んと……あのさ……」

後輩「う、うぅ………」///

男「昨日の

後輩「うわぁぁああああ!!」ダダダダ

男「お礼が言いたかっただけなんだが……嫌われちゃったか?」



これでおk?

37: 2012/04/15(日) 14:27:24 ID:RKFhTv7E
イナフッ!!!!!

38: 2012/04/15(日) 14:28:08 ID:sk7FLt6Y
イナフって何?

39: 2012/04/15(日) 14:30:31 ID:RKFhTv7E
英語のENOUGH(イナフ)のことです。
(必要を満たすのに)十分な, 足りる.

引用: 後輩「先輩、何で体育館の用具室につれていくんですか?」