1: 2016/10/12(水) 20:07:52.70 ID:dO2tMXk4.net
果南「あのさぁ、何回言えば分かるの?」

果南「人前で胸揉んだり体触ったりするのやめろって私ずーっと言ってきたよね?」

鞠莉「…わ、悪かったわよ…ごめんなさい」

果南「いや、謝って欲しいんじゃなくてさ、意味わかってる?」

果南「これ犯罪だからね?」

鞠莉「…」

果南「もうほんっとムカついてたんだよ」

果南「いつもいつもヘラヘラしてさぁ、自分が悪いことやってる自覚もなくてさぁ」

果南「どれだけ周りに迷惑かけてるかわかってないよね」

鞠莉「…」

果南「ねぇ、なんで黙ってんの? …バカにしてるの?」

鞠莉「…ご、ごめ

バンッ!!

鞠莉「ひっ」ビクッ

果南「謝ればいい話じゃないんだよ!!!」

果南「私は鞠莉のそういう態度が頭にきてるんだよ!!!!」

鞠莉「あ…ぅ…」ウルウル

鞠莉「えぐっ…ごめん…ヒック…なさぃ…」グスグス

果南「」ゾクゾクッ

5: 2016/10/12(水) 20:11:59.16 ID:dO2tMXk4.net
果南「昔から鞠莉のそういうとこ嫌いだった」

鞠莉「!」ウルウル

果南「友達だから大目に見てたけどさ…」

果南「もう私たち高校生なんだからいい加減大人になりなよ」

鞠莉「…ヒック……」グスグス

果南「ねぇ、なんで泣いてんの?」

鞠莉「……」グスグス

果南「…なんか私が虐めてるみたいじゃん」

果南「悪いのはどっち?私?」

果南「私が悪いんだったら謝るけど?」

鞠莉「…ヒック…わ、わた

バンッ!!

鞠莉「ひっ!」ビクッ

果南「はっきり言いなさい!!!」

鞠莉「ごめん…ヒック…なさい…」ボロボロ

果南(かわいい)

12: 2016/10/12(水) 20:19:54.16 ID:dO2tMXk4.net
果南「もういいよ、顔も見たくない」スッ

鞠莉「え…」ウルウル

果南「早く服着て帰りなよ、いつまでいるつもりなの?」

果南「二度と私の前に現れないで」

鞠莉「あっ…」ウルウル

果南「…なに?まだなんかあるの?」

鞠莉「やだ…」

果南「…」

鞠莉「……で」

果南「…は?はっきり喋りなよ」

鞠莉「嫌いにならないでぇ…」ボロボロ

果南「」ゾクゾクッ

16: 2016/10/12(水) 20:24:09.19 ID:dO2tMXk4.net
果南「はぁ!?」

鞠莉「」ビクッ

果南「今まで好き勝手やってきて『嫌いになるな』?」

果南「バカじゃないの」

鞠莉「うぅ…ヒック…」グスグス

果南「自分の嫌がることをやってくる相手を好きになると思う?」

鞠莉「あ…ぅ…」ボロボロ

果南「大っ嫌いだよ」

果南(大好きだよ)

鞠莉「あぁぁ…あ"あ"っ…う…えぐっ…ひぐっ…」グスグス

果南「わかったらさっさと服着て 風邪引くから」

26: 2016/10/12(水) 20:30:05.12 ID:dO2tMXk4.net
鞠莉「ひぐっ…あ"あ"ぁ…ぅ…」グスグス

果南「うるさいなぁ、小原さん帰りなって」

鞠莉「!」

果南「帰れってば」

鞠莉「ぅ…かなぁん…おはらって…」ウルウル

果南「なに?小原さん」

果南「もう友達でもなんでもないんだから気安く下の名前で呼ばないでよ小原さん」

鞠莉「うぅ……」ボロボロ

鞠莉「やぁ…だぁ…」ボロボロ

鞠莉「ヒック…まりって…よんでよぉ……うぅ」グスグス

果南(鞠莉鞠莉鞠莉鞠莉鞠莉鞠莉鞠莉鞠莉鞠莉鞠)

31: 2016/10/12(水) 20:33:50.48 ID:dO2tMXk4.net
鞠莉「…」ウルウル

果南「出てって」

果南「私は潮吹きを片付けないといけないから忙しいんだけど」

果南「部室でめちゃくちゃ乱れた誰かさんのせいで」

鞠莉「…」

鞠莉「…」ギュッ

果南「…なんのつもり」

鞠莉「…なんでも、するからぁ…」

鞠莉「いわれたこと、なんでもしたがうから…」

鞠莉「おねがい…きらいにならないでぇ…」ウルウル

果南「ふほっw」

鞠莉「」ビクッ

果南「…」

果南(声出た)

33: 2016/10/12(水) 20:38:30.63 ID:dO2tMXk4.net
果南「なんでもって何?」

果南「何してくれんの?」

鞠莉「なんでもする…」

バンッ!!

鞠莉「ひっ」ビクッ

鞠莉「…その バンってするのやめてぇ…」ウルウル

果南「…」ゾクゾクッ

バンッ!バンッ!

鞠莉「ひゃぁっ!」ビクッ

果南「」ゾクゾク

ガララッ

ダイヤ「ど、どうかしましたか?」

果南「!?」

鞠莉「!?」

36: 2016/10/12(水) 20:40:44.83 ID:dO2tMXk4.net
ダイヤ「わっ、鞠莉さんなんで裸なんですの!」

鞠莉「こ、これは…」

ダイヤ「それに目が真っ赤ですよ…泣いていたんですか?」

ダイヤ「…」

ダイヤ「…まさか、果南さん…」

鞠莉「ち、ちが…」

果南「」

果南「いや、これはね…」

ダイヤ「果南さん!」

鞠莉「ち、違うの!果南は…松浦さんは悪くないの!」

鞠莉「私が悪いの…」

ダイヤ「…事情を聞かせて下さい」

果南「」

42: 2016/10/12(水) 20:45:57.58 ID:dO2tMXk4.net
鞠莉「松浦さんが、私のスキンシップがあまりに過剰だからやめろってずっと言ってたんだけど」

ダイヤ(松浦さん…?)

鞠莉「私が全然言うことを聞かなかったから松浦さんが怒った…それだけだから」

果南(胸が痛い)

ダイヤ「…なるほど、あいわかりました」

ダイヤ「確かに鞠莉さんのスキンシップは目に余るものがありました」

ダイヤ「果南さんが怒るのも無理はありません」

ダイヤ「大いに反省することですわ」

鞠莉「…」ジワァ

48: 2016/10/12(水) 20:54:33.50 ID:dO2tMXk4.net
ダイヤ「だいいち、鞠莉さんは理事長という身でありながら落ち着きが足りません」

ダイヤ「行動全てが行き当たりばったりで、生徒も不安になりますわ!」

鞠莉「う…」ウルウル

ダイヤ「それに友人とはいえ生徒にセクハラ行為!」

ダイヤ「これは本来なら犯罪、許されざることです!」

ダイヤ「仮にも教育者という立場にあるという自覚をもちなさい!」

鞠莉「う…ヒック…ごめん、なさい…」グスグス

ダイヤ「私は仕事があるのでもう行きますが、今後はしっかりと節度を守った行動を心がけて下さい」

鞠莉「…えぅ…ヒック…」ボロボロ

ダイヤ「返事は!!」

鞠莉「ひゃ…は、はい…うぅ…」グスグス

ダイヤ「では、失礼します」


ガララッ ピシャッ


鞠莉「あぅ…あ"ぁ…ヒック…グス…うぅぅ…」

果南「…」

57: 2016/10/12(水) 20:59:23.76 ID:dO2tMXk4.net
鞠莉「う…ぁぁ…ごめんなさい…ぅ…ごめ"ん"な"さぃ…」グスグス

鞠莉「わだじはぁ…あ"あ"あぁ…っ…」ボロボロ

果南「…」

鞠莉「うぅ"ぁぁ…っ…」グスグス

果南「…あの」

鞠莉「ひぃっ…!」ビクゥッ

鞠莉「ごべんなざい…ゆるじでぇっ…」グスグス

鞠莉「あ"あ"…なんでもずるがらあっ…あ"あ"あ"あ"!」ボロボロ

鞠莉「あ"あ"っあ"うヒック…あ"あ…"あ"あっ"!」ビエェェン

果南「えぇ」

62: 2016/10/12(水) 21:05:20.53 ID:OPnITG4F.net
鞠莉「や"だぁ"ぁ"ぁ"っ…!」グスグス

果南「…」

鞠莉「ごべんなざいぃ…まづうら"さん"…っ!」ボロボロ

鞠莉「もう…なに"も"しなぃ…からぁ"…」ヒクヒク

果南「えっと」

鞠莉「……ヒック…」グスグス

果南「…大丈夫?」

鞠莉「…こわ"ぃ…みんな"こわ"ぃ…」スンスン

果南「…」

66: 2016/10/12(水) 21:09:09.02 ID:OPnITG4F.net
果南「…」

鞠莉「…ヒックヒック…」グスグス

果南「…」ゴクリ

鞠莉「…」

果南「…ねぇ、鞠莉」

鞠莉「ぅ…」

果南「わかった?みんな鞠莉には本当に迷惑してたんだよ」

鞠莉「っ…」ジワァ

果南「…鞠莉のことを好きな人なんて1人もいないんだよ」

果南「これが現実なの」

鞠莉「あ"ぅ…あ"…」ウルウル

77: 2016/10/12(水) 21:16:59.60 ID:OPnITG4F.net
鞠莉「…う"う"う"…あ"ぁ"…」グスグス

果南「鞠莉は性格が悪いからね、これから一生ひとりぼっちだよ」

鞠莉「あ"あ"あ"あ"っ…う"う"う"…っ!」ガクガク

果南「…」

鞠莉「あ"あ"ぁ"……はぁ…うう"…っ」

果南「本当に惨めだね」

鞠莉「はぁ…はぁ……うぅ…」

果南「…」

果南「…でもね」


果南「私は鞠莉のこと好きだよ」

鞠莉「……」

86: 2016/10/12(水) 21:22:46.00 ID:OPnITG4F.net
果南「世界で私だけが鞠莉の味方でいてあげる」

鞠莉「あ…う…」

果南「…不満? じゃあ私帰る」

鞠莉「ぅあ、ま、待って!!」

果南「なに?」

鞠莉「ほ…ほんと?」

果南「…」

鞠莉「わ、私のこと…」

鞠莉「すきでいてくれるの…?」

果南「…」


グイッ

鞠莉「ひゃっ」


ギュッ

鞠莉「!」


果南「鞠莉、ハグ好きだよね」ギュッ

鞠莉「はぅぅ…すきぃ…///」ギュゥゥ

果南「いっぱいしてあげる…」

鞠莉「かなん……好きぃ…♡」ドキドキ

89: 2016/10/12(水) 21:27:47.24 ID:OPnITG4F.net
鞠莉「かなぁん…しゅきぃ…♡///」ギュゥゥゥゥ

果南「ふふ、苦しいよ鞠莉」

鞠莉「だって…嬉しいんだもん…♡」ギュゥゥ

鞠莉「果南と好き合えて…♡」

果南「じゃあ、じゃあもっとしよっか」

鞠莉「え… んっ!?」///

果南「んんっ…」レロッ

鞠莉「ぷはぁっ…キスすきぃ…♡」///

果南「もう目がハートになってるよ、鞠莉」

果南「かわいいなぁ…♡」

鞠莉「かなん、すきっ、だいすきっ♡」チュッ

95: 2016/10/12(水) 21:33:45.30 ID:OPnITG4F.net
鞠莉「かなん…♡」ギュゥゥ

果南「っと、もうこんな時間だ」

果南「そろそろ帰らなくちゃ」

鞠莉「えー…もっとキスしたい…♡」

果南「だーめ、明日のお楽しみ」

果南「もう帰ろう」

鞠莉「ぶー、わかったわよぅ…」


鞠莉「あ、そうだ 果南」

果南「ん?なに?」

鞠莉「もしね?もしもの話だよ?」

果南「うん」


鞠莉「果南が他の女の子と喋ってたら」

鞠莉「頃すから」

105: 2016/10/12(水) 21:39:08.43 ID:OPnITG4F.net
果南「えっ…」

鞠莉「さ、早く帰ろ?」

果南「う、うん…いや、今なんて…」

ガチャッ

果南「へ?…手錠」

鞠莉「どこに帰ろうとしてるの?」

鞠莉「帰るのはうちにでしょ?」

果南「えっ」

鞠莉「うち、ホテルだし部屋はいっぱいあるのよ」

果南「いや何言って…」

携帯『ヴー、ヴー』

鞠莉「あら、果南の携帯鳴ってる」

鞠莉「チカっちからね」

107: 2016/10/12(水) 21:43:10.25 ID:eLxWsj4D.net
|c||・.-・|| <・・・。



|c||^.-^||

108: 2016/10/12(水) 21:44:17.62 ID:qDc6MaCN.net
>>107
他人事だと思って…

109: 2016/10/12(水) 21:44:30.63 ID:OPnITG4F.net
鞠莉「安心して、悪い虫は払うから」

果南「あ…」

2人は幸せに暮らしましたとさ


110: 2016/10/12(水) 21:45:01.78 ID:HgISZX2c.net
|c|| .- ||


|c|| ง.- ง||

112: 2016/10/12(水) 21:45:22.86 ID:Jt2dRSzR.net
感動した

119: 2016/10/12(水) 22:08:39.77 ID:ruVSpAmc.net
|c||´.-`||

引用: 果南「虐められてる鞠莉が可愛過ぎて生きるのがつらい」