真姫「そ、そんな事無いわよ…目だってにこちゃんみたいな丸くてかわいい目が良かったし、昔はクセッ毛も嫌いだったし…///」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ　ｸﾙｸﾙ

海未「そうですか？私は真姫の目も髪も好きですけれど…」

真姫「ｳﾞｪｪｪ///」ｸﾙｸﾙ

海未「しかし、客観的にみてこれだけ美人な真姫にも当てはまるということは、やはり真実なのでしょうね」

真姫「さ、さっきから何言ってるのよ！///」ｸﾙｸﾙ

海未「いえ、私の友人の中でも真姫はやはり美人だと思いまして、聞いてみたくなったのです」

真姫「///」ｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙ

海未「次は絵里のところに行ってみましょう、絵里もやはり客観的に見てもとても美人ですからね」

真姫「…」ﾋﾟﾀｯ

海未「では、せっかくなので真姫も……真姫？」

真姫「……」


真姫「……ねぇ」

海未「はい」

真姫「………」




真姫「絵里と私なら、どっちなの？」

海未「え？」

海未「どっちというのは……」

真姫「…今、絵里の事を美人って言ったじゃない」

海未「はい、とても美人だと思います」

真姫「…私の事も」

海未「えぇ、真姫も美人ですよ」

真姫「なら、私と絵里、どっちの方が好き？」

海未「それは……　…好き？」

海未「あの、真姫？　好きというのは……？」

真姫「えっ、えっと、だってその…///」ｸﾙｸﾙ

海未「？」

真姫「どっちが美人かってハナシよ！///」ﾊﾞﾝｯ

海未「はぁ…ですがそれは難しいですね…一口に美人といっても色々と……」

真姫「…私の事、そう言ったじゃない」ﾎﾞｿｯ

海未「……そうですね、どちらかと言えば絵里の方がいわゆる『美人』だと思います」

真姫「…」

海未「これはあくまで私の主観ですが…」

真姫「………」

海未「真姫は美人というよりも、可愛らしい部類に入るかもしれません」

真姫「えっ///」ﾁｮﾛｯ

海未「ええ、今こうして見ていて思ったのですが…」ｼﾞｰ

真姫「///」

海未「……」ｼﾞｰ

真姫「ちょ、ちょっと、やめ…///」

海未「…っと、そうでした、絵里のところに行くんでした」ﾊﾟｯ

真姫「あっ……」ｼｭﾝ

海未「真姫も一緒に行きますか？」

真姫「…いいわよ、特に用事も無いし」

海未「そうですか、では」　ｶﾁｬﾊﾟﾀﾝ


真姫「……」

真姫「……」ﾓﾝﾓﾝﾓﾝ

真姫「…なによ、海未ってば……」ｼｭﾝ

真姫「可愛いって言ったのに……」

真姫「……絵里にも同じような事言ってるのかしら」

真姫「……」

真姫「……海未」ﾎﾟﾂﾘ

ｶﾞﾁｬ

真姫「っ！」

ｶﾁｬ

真姫「…」

にこ「あれ？まだ真姫ちゃんだけ？」

真姫「…そうよ」ﾊｧ

にこ「ちょ、なんでそんな残念そうな顔されなきゃなんないのよ！」

真姫「別に……」

にこ「まーたそんな顔して…アンタ元がかわいいんだからもっと笑顔でいなさいよ」

真姫「えっ？///」ﾁｮﾛﾛ



終わり

乙

チョロかわいい