771: ◆OJ5hxfM1Hu2U 2016/02/10(水) 16:26:22.77 ID:B/tsw1do0


モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズです


前回はコチラ


 なんかバレンタインのキャンペーンが始まったので投下します
総レス数は少ないが一レス当たりが割と長そうなのでチョコとかアップルパイとか食べながら読むといいと思う
アイさんに登場していただいております

772: 2016/02/10(水) 16:28:52.95 ID:jNcq/NRi0

 ドア一枚を隔てた室内に充ちる一触即発の気配が指先からニューロンへ光ファイバーめいた速さで伝わり、アイにそのドアを開けることを躊躇わせた。
 ヴィランの侵入を許したか? その可能性はアイの中ですぐに排除された。ドアの向こうにいるであろう二人ならば、こんな雰囲気になる前に鎮圧しているはずだ。
 アイは決断的にドアノブを回す。鍵はかかっていなかった。無慈悲なる凄腕の傭兵は薄い金属ドアを開き、後悔した。
 甘く香ばしい匂いが鼻腔に入り込む。睨みあう若い男と女。その狭間には、匂いの源たるアップルパイ……しかもチョコがかかっている!
 アイは即座に状況を把握し、溜息をついた。面倒な仕事を終え、面倒な荷物が増え、面倒を片付けるべく訪ねた先で最大級の面倒に出くわそうとは。

「……ゴホッ、オホン」

 わざとらしい咳払い。世話を焼くなどキャラではないが、知らぬ仲でもないヒーローコンビの危機を見て見ぬフリで去るのも気分が悪い。
 二人のヒーローはアイを前に休戦を決めたと見えた。大皿に載ったアップルパイ(チョコがかかっている!)に女がラップをかけた。
 男はその一部始終を目で追い、ようやく納得してかアイに向き直った。

「アンタが来るってのは、どういう風の吹き回しだ? 何かヘマでもやらかしたか? アイドルヒーローの手も借りたいレベルの」

「あいにく仕事は絶好調だよ。ただ、厄介な報酬を手に入れてしまってね。……ああ、少し世間話をしたい気分なんだ。茶を淹れてくれるかい?」

 あの緊張感は二人にとっても望ましくない状態であったらしい。女はホッとした様子ですぐさま給湯室に向かい、男は応接机を濡れ布巾で拭いた。
 アイはソファに身体を沈めた。ややあって女が三人分の紅茶を持って現れた。アイと向き合うように座るヒーロー二人、その間にはおよそ1.5人分の空間。
 実際他人事であったが、アイは気まずさを感じた。それを決して表面に出さぬよう意識しながら紅茶をすすり、苦労性の傭兵は世間話を始めた。

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それは、なんでもないようなとある日のこと。

~中略~

「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。
・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。



773: 2016/02/10(水) 16:32:21.99 ID:WON0jd3s0

 『あの日』から時を経て、能力者の存在はありふれたものとなっていた。
 能力ヤクザがキネシス抗争でストリートを赤く染め、能力ホームレスが能力万引きをはたらく。そうした能力犯罪者を追う警官も当然のごとく能力者である。
 かつてカートゥーンの中にしかあり得なかった光景は、日本において……無論、この暗黒経済都市ネオトーキョーにおいても今や日常の一部なのだ。

「それでは、用件を聞こうか」

 白熱灯が弱々しく照らす薄暗い廃ガレージの隅、屏風で区切られた二畳の仮設座敷。埃っぽい座布団の上に正座し、アイは切り出した。
 チャブ台を挟んで向かい合わせに座るのは、この廃ガレージの主にして今回の依頼者、野良ヒーローのセンジュカンノンだ。
 彼の目は血走っている。チャブ台の上で組んだ両手が震え、背中から生えた八本のサイバネアームが怒りを関知してカチカチと威圧的に鳴った。

「あの野郎、生意気にもサイバネ脚を増設しやがったんだ! 俺の許しも得ずに!」

 岩塊めいた顔は赤く、分厚い唇をわなわなと震わせ、センジュカンノンは言葉を絞り出す。

「こないだまではタコだったのにイカになりやがった。あの野郎ナメやがって」

「制裁か。どこまでやる?」

「……あんなクソ野郎でもたった一人の家族だ。懲らしめるだけでいい。サイバネ脚を三本、へし折ってやってくれ」

 意外にも慈悲。センジュカンノンが手元の端末を操作すると、電子的効果音と共に前払金がアイの端末に振り込まれた。
 額面は廃ガレージのみすぼらしさからいえば当然の端金ではあったが、依頼内容が比較的簡単なものである以上、断る理由にはなり得ない。

「いいだろう、最善を尽くそう」

 アイは依頼を承諾し、しめやかにガレージを退出した。
 ……『あの日』を経て変わったのは能力者周りだけではない。宇宙インベダーを始めとする邪悪存在も頻繁に現れ、競うように人類のテックが進歩を遂げた。
 環境の変化は、そこに生きる者達にも変化を強いた。能力者、テック者を問わず、数が増えれば淘汰が始まる。その流れに拍車を掛けるのがアイドルヒーロー同盟だ。
 カッコイイ・カワイイ・強いと理想の条件を揃えたアイドルヒーロー達は、以前の主流であった『男性』アイドルヒーロー達すら追いやりつつあった。
 ましてや組織の後ろ盾がなく、同盟にスカウトされるほどの実力もない野良ヒーロー達は、僅かばかり残された甘い汁を奪い合うばかりの現状。

(曲がりなりにもヒーロー同士だろうに、情けない)

 アイは内心呆れながらも依頼を断らない。彼女のような実力あるフリーランスにとって、野良ヒーローの小競り合いは良い小銭稼ぎなのだ。

774: 2016/02/10(水) 16:37:05.79 ID:jNcq/NRi0

 センジュカンノンの双子の弟ロータスパイダは野良ヒーローにしては羽振りが良く、往年のホンゴエ・タコシもかくやのプール付き豪邸に住んでいるという。
 ……そして情報に偽りはなかったようだ。アイは高圧電流有刺鉄線の張られた塀を難無く飛び越え、ロータスパイダ邸の敷地内にエントリーした。

(さて、どこにいるものやら。これだけ広い屋敷となると……)

 目を閉じ、耳を澄ます。微細なモーター音が多数、そして水音。……プールだ。遠い。現在地点への奇襲可能性はおそらく無し。
 アイはセントリーガン・ビッグドッグや即氏トラップ、地雷原を入念に回避、あるいはしめやかに破壊しながら音の方向を目指した。
 およそ十分後、アイは生け垣の陰から目的のプールの様子を窺っていた。モーター音は今やはっきりと聞こえる。
 水面には一人の男。まだ二月だというのに上半身裸だ。腰の生体動力ユニットから生えた十本のサイバネ脚が放射状に広がって水を掻き、その上にアグラしている。
 さながらロータス上に座すブッダ。ターゲットのロータスパイダであろう。

「バカ兄の手の者か。脚を増設した時から、こうなることは予想しておったわ」

 ロータスパイダは目を開き、アイの潜む生け垣を見据えた。美男ながら怒るセンジュカンノンさえ比較にならぬ気迫! まさしく猛者に相違あるまい!
 しかしアイは怯まぬ。襲撃が予測されていた? 構うものか、どのみち戦うためには姿を見せねばならぬのだ。彼女はプールサイドに踏み込み、獲物に宣戦布告する。

「貴様がロータスパイダだな? その脚を三本ほどへし折らせてもらう」

「ロータスパイダ? ハッ、それは先週までの名よ! 今の俺はロータスクード! そして覚えておけ。雇われめ、貴様を浄土に送る者だッ!」

 ロータスパイダ改めロータスクードは生体動力ユニットに内蔵の水圧ロケットを噴射し水面から跳躍、空中で巧みに姿勢制御し、アイ目掛けて急降下!
 先端に鋭い高振動クローを備えた十本のサイバネ脚が悪魔の両手めいてアイに迫る。掴まれたが最後、骨ごとクズ肉となるであろう。

「ふむ、数が多いだけではないな。稼ぎ相応の質、だが使い手の方は」

「ゴチャゴチャうるせェ! イヤーッ!」

 ロータスクードは未だ冷静な傭兵を訝しんだ。彼女は彼の必殺攻撃を躱そうともせず、不敵に微笑むばかり。何か策が? 否、どうでもよいことだ。バカは氏ぬのみ。
 彼の闘志と裏腹に、サイバネ脚はあくまで無機質に閉じんとする。残るのはプールサイドのコンクリート残骸と肉塊だけだ。ガキン、と堅い感触。
 ……だが、それだけだった。ロータスクードは地上から1メートルの高さに浮いていた。サイバネ脚も閉じきらぬ。

「バカナ! どういうことだ! メンテナンスは欠かしていない!」

「安心したまえ、動作不良ではないさ。少しばかり過負荷をかけさせてもらってはいるが」

 ロータスクードの真下から、涼しい声。彼自身のサイバネが遮り目視できぬが、おそらく傭兵は無傷だ。

775: 2016/02/10(水) 16:42:00.14 ID:WON0jd3s0

 ここで彼はサイバネ脚に絡みつく茨のツタめいた物体に気付いた。それは植物の柔軟さでサイバネ脚を絡め捕りながら、鋼鉄の頑強さでその重量を支えていた。

「エエイ生意気! 最新鋭テックをナメるな!」

 ロータスクードは高振動クローでツタを切断しようと試みる。(無駄なことだ)片膝をついて身を屈めるアイは無感動に呟いた。サイバネ脚は微動だにせぬ。
 ツタはそれ自身が意思あるいは知性を持つかのごとく、サイバネ脚の関節を極めていた。もはや1ミリとてアイの身体が危険に近付くことはあるまい。

(ねえ、アイ、すこし重いわ)

 アイの脳裏に声。その主は彼女がコンパクトに構える妖刀『茨姫』だ。鋸刃めいた刀身の根元、柄からは茨のツタが十本生えている。

(そうか。なら、早めに片付けよう。もう少しだけ、頑張れるね?)

(もちろん! アタクシ、アイの期待は裏切らないんだから!)

 声はにわかに力強く、同時にツタがグンと伸びた。長さ13メートルに達したそれは禍々しくうねりながら、ガッチリ抱え込んだサイバネ脚を掴み続ける。
 身動きのとれぬまま空高く揺られ、ロータスクードを恐怖が支配する。この高さから地表に叩きつけられれば、ヒーロー肉体を有する彼とて勢い次第で氏ぬ!
 遥か眼下で傭兵は立ち上がり、鋸刃の妖刀を打ち振るった。ツタが鞭めいてしなり、ロータスクードは今や地獄のジェットコースターを体感!

「アアアーッ! ヤメロ! ヤメローッ! アアーッ!」

 水柱が上がる。哀れな堕落ヒーローは地表激突氏を免れ、代わりに頭から胸までプールに沈んでいた。
 無慈悲な傭兵は一本釣りめいて彼を引き上げ、再び沈める。三度目の水没でロータスクードの心は完全に折れていた。

「……起きたまえ。ヒーロー肺活量をまともに鍛えているなら、この程度では氏なないはずだ」

 ロータスクードは目を開き、直後、決壊ダムのごとく水を吐き出した。彼を見下ろす傭兵は逆光で黒い影。

「ハイ……ゴメンナサイ」

 息も絶え絶えに、果たして何に謝っているのか分からぬまま辛うじて言葉を漏らす。傭兵はロータスクードのサイバネ脚を三本、無造作に引きちぎった。
 徐々に意識がハッキリしてくると、彼の中で激しい怒りが湧き上がった。傭兵にではない。理不尽な言いがかりをつけ、このような目に遭わせた兄にだ。
 ……報復を。自分が味わったのと同じ恐怖と絶望を、センジュカンノンに。それができるのは、まさしく眼前の傭兵のみ。

776: 2016/02/10(水) 16:47:26.34 ID:WON0jd3s0

 ビボッ。傭兵の端末が鳴った。任務完了報告を終え、報酬を受け取ったのだろう。もはや兄と傭兵の間に雇用関係は成り立たない。

「センセイ、お願いします!」

 ロータスクードの土下座にアイは主導権を握られることとなった。たしなめようと屈み込んだアイに、七本足のイカはまくし立てた。

「そもそも! 俺がこんな金持ちになれたのも、稼ぎをひたすら高性能サイバネに注ぎ込んで、強くなる努力をしたからなんス! バカ兄は結果だけ見て俺を!」

「う、うむ」

「挙げ句、こんな暴虐! 許せませんよ! 許せませんよね!? 俺の依頼を受けてくださいセンセイ! あのバカ兄に思い知らせてやってください! 二本だ!」

 ロータスクードは猛烈な勢いで端末を操作する。アイの端末が鳴った。振り込まれた前払金は、センジュカンノンが提示した額より0が二つほど多い。

「……いいだろう……最善を尽くそう」

 勢いに押し切られ、アイは依頼を受諾せざるを得なかった。
 幾度となく氏線をくぐり抜けた傭兵のカンが、この仕事がロクな結果にならないであろうことを知らせていた。
 ……依頼主が殺されタダ働きになった。偽の依頼で誘き出された。敵の数が情報の倍だった。協働の傭兵が襲いかかってきた。そういった苦い記憶が甦る。

「……今さら、引き下がれるものか」

 アイは傭兵のカンを黙らせる。彼女はこの仕事に、カネ以上の意味を見出していた。
 互いに憎み合う兄弟ヒーロー。彼らは納得ゆくまでぶつかり合わねばならぬ。今やアイは奇妙なセンチメントを感じている。

(無慈悲な傭兵が、感情に振り回されるなど)

(でもアタクシは、そんなアイのことが気に入ったから一緒にいるの)

 茨姫が無邪気に言った。アイは答えず、ただ妖刀の束を撫でた。隣を歩くハナもアイに擦り寄る。……心強い戦友達だ。アイはキアイの漲りを感じていた。

「……少しばかり邪魔するよ」

 直径2メートルの穴が開いたシャッターに、傭兵の逆光シルエット。センジュカンノンは危うく失禁しかけた。
 鋸刃めいた妖刀を逆手に持ち、甲殻類めいた鎧を纏う、表情を窺うことかなわぬその影の双眸だけが無慈悲に光った。

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777: 2016/02/10(水) 16:54:54.67 ID:pyJOmbBoO
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 夕暮れ。ナカガワ・リバー河川敷で、二人の男が殴り合う。どちらも上半身は裸で、片や背中に、片や腰に、何らかの制御装置めいた小型機械。
 その身のこなしは今や互角にブザマだ。よろめくだけのステップで、腰の入らぬパンチを繰り出し合う。一目で彼らをヒーローと見抜ける者は多くあるまい。
 悲しくなるほどに無惨な光景を、芝生斜面に体育座りのアイはマグロめいた眼差しで眺めていた。
 傍らには超常の茨のツタで束ねられたサイバネ義肢18本が転がる。……然り。双子のヒーローは、全てを失うまで気付くことができなかったのだ。

(……だが、これで良かったんだ。生身で殴り合う今なら、全て二人で解決できるさ)

 疲労困憊のアイは独りごちた。力なく転がる抜き身の妖刀も金属シャコも、答えを返さなかった。
 脳裏をいつぞや聞いた地上の寓話がよぎった。……肉塊を奪い合う犬の兄弟は、狡猾なキツネによって破滅した。
 似たような寓話はアンダーワールドにも海底都市にもあった。犬がモグラやイルカに変わっていたものの、キツネに騙され破滅する末路は同じだ。
 予言者イソポは寓話の形で何を伝えんとしたのか。愚かな民を惑わすキツネとはまさしく……否、一介の傭兵たるアイにこれ以上言及する権利はない。

(だが、キツネが民を支配しようというなら)

 せめて民の導き手たるヒーローには……あるいは、モグラやイルカには、強く賢明であってほしいものだ。アイは願う。
 ……らしくない。アイは苦笑した。視線の先で双子の兄弟が、左右対称に倒れた。

778: 2016/02/10(水) 16:58:40.08 ID:jNcq/NRi0
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 アイはすっかり冷めきった紅茶をすすり、カップを置いた。斉藤洋子と黒衣Pは顔を見合わせ、頷きあった。
 洋子が離席し、黒衣Pは無表情なハイ・テック黒子ヒーローマスクを装着。マスク越しのくぐもった声が、朗らかに言った。

「アンタに解散の危機を助けられるのは二回目か。結構申し訳なく思うぜ」

「それに、あんな空気の中で食べるのは愛梨ちゃんに失礼だし。ねっ?」

 洋子がアップルパイ(しかもチョコがかかっている!)大皿を応接机に置き、黒衣Pに包丁を渡した。
 アップルパイは既に4対6で分割されていた。何かのはずみに手元が狂ったか。それだけで二人の仲を危機的状況に追い込むアップルパイとは如何ほどのものか?
 アイの聴覚はハイ・テック機器の高速演算がもたらす低く唸るような音を聞き取った。そして

「トゥオーッ!」

 シャウトとともに包丁が一閃、4対6のアップルパイは4対3対3に分割されていた。

「賢明であれ。最初からこうしときゃ良かったんだな」

「……ん?」

 アイは訝しんだ。4の方には包丁を入れないのか? 内心浮かんだ疑問に答えるように、洋子はキッチンペーパーとラップで4のパイを包み、アイに差し出した。

「はいっ、授業料とバレンタインのおすそ分けです!」

「……ふふっ、なるほど。私はただ世間話をしただけだが、おすそ分けならありがたく頂くよ」

 アイはパイを受け取り、ソファから立ち上がった。いい時間だ。土産までもらって長居するのも格好が悪い。
 玄関を出てコンクリート階段を下り、踊り場でアイの姿が消えるまで、二人のヒーローは彼女を見送っていた。

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「……ああ、しくじった」

 アイはため息をついた。道端に停めた軽トラックの荷台には18本のサイバネ義肢。そもそもの目的は、この面倒な戦利品の処分を押し付けることだったのだ。
 今からもう一度顔を出すか? あり得ない。長居するより不格好だ。

「さて、どうしたものかね?」

 アイは運転席に座り、彼女を叱るかのように騒ぐハナと茨姫をあしらいながら、パイの包みを開いた。時間を経てなお、その匂いは甘く香ばしい。
 この甘さはきっとニューロンに効くだろう。食べ終える頃には妙案が浮かぶ。アイはそう確信していた。


(終わり)

779: 2016/02/10(水) 17:03:22.49 ID:B/tsw1do0
以上です
アイさんには実質主役として面倒ごとに巻き込まれていただいた
『憤怒の街』翌年の2月14日(厳密にはさらに1、2日ぐらい前)にアイさんが既に茨姫を持っているのかとかは多分大丈夫なはずだ!
あと、愛梨ちゃんも結構たくさん準備するだろうから1枚は来てても不思議じゃないはずだ!

781: 2016/02/16(火) 17:51:12.57 ID:U/AH/C/m0
おつでしてー
アイさんのお仕事はほんといろいろと厄介なのが多いな(褒めてるつもり)
アップルパイ(しかもチョコがかかっている)…すごくあまそう



【次回に続く・・・】




引用: モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12