1: 2016/10/17(月) 22:01:14.81 ID:hUMRSTG4.net
○月×日
真姫「…」
真姫「うっ…」
真姫(部屋がとてつもなく汚いわ…)
真姫(そういえば…)
~~~~~~
凛「ねーねー、真姫ちゃん」
真姫「何?」
凛「服とか下着とか畳まずに置いてたらいつの間にか山のようになっちゃってることってあるよね?」
真姫「はぁ?」
真姫「そんなことになる前に普通は片づけるんじゃないの…」
花陽「うん…放っておいたらどんどん散らかっちゃうもんね…」
凛「え~!真姫ちゃんの優等生!」ブー
凛「じゃあ穂乃果ちゃんに聞いてみるからいいもん!」
凛「穂乃果ちゃんなら絶対に服の山だにゃ~」
~~~~~~
真姫「…」
真姫「うっ…」
真姫(部屋がとてつもなく汚いわ…)
真姫(そういえば…)
~~~~~~
凛「ねーねー、真姫ちゃん」
真姫「何?」
凛「服とか下着とか畳まずに置いてたらいつの間にか山のようになっちゃってることってあるよね?」
真姫「はぁ?」
真姫「そんなことになる前に普通は片づけるんじゃないの…」
花陽「うん…放っておいたらどんどん散らかっちゃうもんね…」
凛「え~!真姫ちゃんの優等生!」ブー
凛「じゃあ穂乃果ちゃんに聞いてみるからいいもん!」
凛「穂乃果ちゃんなら絶対に服の山だにゃ~」
~~~~~~
2: 2016/10/17(月) 22:01:47.76 ID:hUMRSTG4.net
真姫「…って凛が言ってたけど、本当にそうなっちゃったわね」
真姫「とりあえず、もう夏物は片づけないと…」
真姫「って、去年の秋物まであるじゃない…!」
パサッ
真姫(何かしら…?)
真姫(ボロボロのノート…)
真姫(昔書いたスコア…?)
真姫「あっ、これ…」
真姫「とりあえず、もう夏物は片づけないと…」
真姫「って、去年の秋物まであるじゃない…!」
パサッ
真姫(何かしら…?)
真姫(ボロボロのノート…)
真姫(昔書いたスコア…?)
真姫「あっ、これ…」
3: 2016/10/17(月) 22:02:26.46 ID:hUMRSTG4.net
ぷにぷにっき No. 6
△年□月★日 (土)
練習:今日は昼からスクールアイドルの練習。休憩をはさんで3時間半
食事:朝ごはんはおにぎり×2、お昼はおむすびセット、夜はごはん(大)と炒め物。お米ばっかり。
美容:お風呂からあがったら化粧水、乳液
花陽のぷにぷに具合は今日も抜群!
─今日は花陽がうちに泊まりに来た。
─花陽の頬の柔らかい肉に触れるだけで今日のレッスンの疲れが嘘のように吹き飛ぶ。
─今日も素敵な気持ちをありがとう…
△年□月★日 (土)
練習:今日は昼からスクールアイドルの練習。休憩をはさんで3時間半
食事:朝ごはんはおにぎり×2、お昼はおむすびセット、夜はごはん(大)と炒め物。お米ばっかり。
美容:お風呂からあがったら化粧水、乳液
花陽のぷにぷに具合は今日も抜群!
─今日は花陽がうちに泊まりに来た。
─花陽の頬の柔らかい肉に触れるだけで今日のレッスンの疲れが嘘のように吹き飛ぶ。
─今日も素敵な気持ちをありがとう…
4: 2016/10/17(月) 22:02:59.97 ID:hUMRSTG4.net
花陽「おやすみ、真姫ちゃん」
真姫「ええ、今日も疲れたわね」
花陽「うん…でもスクールアイドルのレッスン、楽しいんだ」
真姫「そうね」
真姫「私も楽しいわよ」
花陽「良かった…」
真姫「あと、私の曲に振り付けや歌詞、衣装まで付けてもらって」
真姫「嬉しいし励みにもなるし」
花陽「ふふ…」
真姫「ベ、別にっ、褒めてもらうためにやってるわけじゃ…」
花陽「うん…いつもありがとう、まきちゃん…zzZ」
真姫「花陽…」
花陽「…zzZ」
真姫「ええ、今日も疲れたわね」
花陽「うん…でもスクールアイドルのレッスン、楽しいんだ」
真姫「そうね」
真姫「私も楽しいわよ」
花陽「良かった…」
真姫「あと、私の曲に振り付けや歌詞、衣装まで付けてもらって」
真姫「嬉しいし励みにもなるし」
花陽「ふふ…」
真姫「ベ、別にっ、褒めてもらうためにやってるわけじゃ…」
花陽「うん…いつもありがとう、まきちゃん…zzZ」
真姫「花陽…」
花陽「…zzZ」
5: 2016/10/17(月) 22:03:32.09 ID:hUMRSTG4.net
真姫「私の作った只の曲が、海未の歌詞とことりの衣装でみんなに元気を分けられる素敵なものになるわ」
真姫「もちろん、花陽やみんなが踊ってくれることでその力が何倍にもなるのよ…//」
花陽「んん…zzZ」
真姫「…」
真姫「…寝てる?」プニ
花陽「…うぅん…zzZ」
真姫「話してる途中で寝るなんて…」
真姫「もうっ」プニプニ
真姫「花陽ってばぁ…」プニー
真姫「ふふっ」フニ
真姫(今日も柔らかいわね)フニ
真姫(この瞬間、癒されるわ…)
真姫「おやすみ、花陽」フニフニ
真姫「もちろん、花陽やみんなが踊ってくれることでその力が何倍にもなるのよ…//」
花陽「んん…zzZ」
真姫「…」
真姫「…寝てる?」プニ
花陽「…うぅん…zzZ」
真姫「話してる途中で寝るなんて…」
真姫「もうっ」プニプニ
真姫「花陽ってばぁ…」プニー
真姫「ふふっ」フニ
真姫(今日も柔らかいわね)フニ
真姫(この瞬間、癒されるわ…)
真姫「おやすみ、花陽」フニフニ
6: 2016/10/17(月) 22:04:13.58 ID:hUMRSTG4.net
No. 1
△年●月▽日 (日)
─今日は花陽にピアノを聴いてもらった。
─でも、やっぱりリストの曲なんて披露するんじゃなかった…
─ちょっと良いところを魅せようとしたんだけれど
─調子に乗って何曲も弾くなら簡単な曲にすればよかった。
─色んな曲を弾いたけど二人で歌える曲が一番楽しかったし。
─…そうじゃなくって、△年●月▽日、私はすごい発見をしたの!
─花陽の頬が私にくれる、優しい旋律。
─私の手に溜まった疲れは、花陽の頬の柔らかさを感じる毎にどんどん和らいで…
─それどころか、力が湧いてくるくらい素敵な感触。
─…あの感触は辞書にある言葉で現すなんて到底出来ない。
─ていうか何よ、この…日記?ポエム?
─読み直したけど…
─はぁ?
─イミワカンナイ…
△年●月▽日 (日)
─今日は花陽にピアノを聴いてもらった。
─でも、やっぱりリストの曲なんて披露するんじゃなかった…
─ちょっと良いところを魅せようとしたんだけれど
─調子に乗って何曲も弾くなら簡単な曲にすればよかった。
─色んな曲を弾いたけど二人で歌える曲が一番楽しかったし。
─…そうじゃなくって、△年●月▽日、私はすごい発見をしたの!
─花陽の頬が私にくれる、優しい旋律。
─私の手に溜まった疲れは、花陽の頬の柔らかさを感じる毎にどんどん和らいで…
─それどころか、力が湧いてくるくらい素敵な感触。
─…あの感触は辞書にある言葉で現すなんて到底出来ない。
─ていうか何よ、この…日記?ポエム?
─読み直したけど…
─はぁ?
─イミワカンナイ…
7: 2016/10/17(月) 22:04:48.74 ID:hUMRSTG4.net
真姫「」ポロン..
花陽「わぁ…」
花陽「すごいよ!真姫ちゃん!」
花陽「素敵なピアノだったよ!」
真姫「べ、別に大したことないわよ…//」
花陽「今のはなんていう曲だったの?」
真姫「リストの"ラ・カンパネラ"よ」
真姫「リストのラ・カンパネラは本当は色々な種類があるんだけど」
真姫「単に"リストのラ・カンパネラ"って言う場合は大体この曲のことで」
真姫「正確には"パガニーニによる大練習曲の第三番"って思っておけばいいかしら」
花陽「へぇ…」
花陽「わぁ…」
花陽「すごいよ!真姫ちゃん!」
花陽「素敵なピアノだったよ!」
真姫「べ、別に大したことないわよ…//」
花陽「今のはなんていう曲だったの?」
真姫「リストの"ラ・カンパネラ"よ」
真姫「リストのラ・カンパネラは本当は色々な種類があるんだけど」
真姫「単に"リストのラ・カンパネラ"って言う場合は大体この曲のことで」
真姫「正確には"パガニーニによる大練習曲の第三番"って思っておけばいいかしら」
花陽「へぇ…」
8: 2016/10/17(月) 22:05:29.32 ID:hUMRSTG4.net
花陽「あれ?」
花陽「えっと…"パガニーニによる"っていうことは作曲はパガニーニさん…なの??」
真姫「うーん、パガニーニはバイオリニストでその曲を聴いたリストがピアノ向けに編曲したらしいのよ」
花陽「うーん、よくわからないけどすごいんだね」
真姫「ええ…」
花陽「この曲は結構疲れるのよ」
真姫「ここの動きとか…」タタタン..
花陽「あっ、そこ!すごくきれいだったところだよ」
花陽「…でも指の動きがすごく複雑そう」
真姫「ええ、わざと難しく弾くように指示されてるところがあって…」
真姫「臨時記号とか…」
花陽「うん…」
花陽「えっと…"パガニーニによる"っていうことは作曲はパガニーニさん…なの??」
真姫「うーん、パガニーニはバイオリニストでその曲を聴いたリストがピアノ向けに編曲したらしいのよ」
花陽「うーん、よくわからないけどすごいんだね」
真姫「ええ…」
花陽「この曲は結構疲れるのよ」
真姫「ここの動きとか…」タタタン..
花陽「あっ、そこ!すごくきれいだったところだよ」
花陽「…でも指の動きがすごく複雑そう」
真姫「ええ、わざと難しく弾くように指示されてるところがあって…」
真姫「臨時記号とか…」
花陽「うん…」
9: 2016/10/17(月) 22:06:17.90 ID:hUMRSTG4.net
花陽「簡単な曲でもいいよ?」
真姫「ええ」
花陽「えっとね、花陽でも知ってる曲で歌詞がある曲だったら二人で歌えて良いなって思うんだけど…」
花陽「ど、どうかな…?」
真姫「わかったわ、それじゃあ…」
真姫「Amazing grace…」
花陽「!」
花陽「はぅ すいー ざ さうーん…」
真姫「ふふっ♪」
花陽「えへへ♪」
花陽(真姫ちゃんのピアノ素敵だなぁ…)ウトウト..
真姫「アメイジンググレイスは、今までの罪に対する懺悔とそれに対する赦しへの感謝の曲なのよ」
花陽「へぇ~…」
真姫(花陽、いつも一緒にいてくれてありがと…って気持ちを込めて弾いたけど…//)
真姫(喜んでもらえてよかった!)
真姫「ええ」
花陽「えっとね、花陽でも知ってる曲で歌詞がある曲だったら二人で歌えて良いなって思うんだけど…」
花陽「ど、どうかな…?」
真姫「わかったわ、それじゃあ…」
真姫「Amazing grace…」
花陽「!」
花陽「はぅ すいー ざ さうーん…」
真姫「ふふっ♪」
花陽「えへへ♪」
花陽(真姫ちゃんのピアノ素敵だなぁ…)ウトウト..
真姫「アメイジンググレイスは、今までの罪に対する懺悔とそれに対する赦しへの感謝の曲なのよ」
花陽「へぇ~…」
真姫(花陽、いつも一緒にいてくれてありがと…って気持ちを込めて弾いたけど…//)
真姫(喜んでもらえてよかった!)
10: 2016/10/17(月) 22:06:54.45 ID:hUMRSTG4.net
……
真姫「それじゃあ次は『愛の夢』」ポロン..
花陽「ふふふ…z」
花陽「まきちゃんのぴあの…zz」
花陽「はなよ、だいすきなんだ…zzZ」
花陽「…zzZ」
真姫「」ポロン..
真姫「ふぅ…」
真姫「ねぇ花陽、どうだtt…」
真姫「寝てる…」
真姫「もう、はなy…」プニ
真姫「!?」
真姫「それじゃあ次は『愛の夢』」ポロン..
花陽「ふふふ…z」
花陽「まきちゃんのぴあの…zz」
花陽「はなよ、だいすきなんだ…zzZ」
花陽「…zzZ」
真姫「」ポロン..
真姫「ふぅ…」
真姫「ねぇ花陽、どうだtt…」
真姫「寝てる…」
真姫「もう、はなy…」プニ
真姫「!?」
11: 2016/10/17(月) 22:07:35.78 ID:hUMRSTG4.net
真姫(えっ…何?この感覚は…?)プニニ
真姫(花陽のほっぺたってこんなにプニプニなの!?)
真姫「」フニ
真姫「──!?」
真姫(数々の難曲で蓄積された手の疲労…!)プニュ
真姫(その疲れが一気に吹き飛んだ様な…!?)プニ-
真姫「うぅっ─!」フニ
真姫(っていうか、いつもより調子が良い…?)
真姫(今なら、もっと難しい曲も弾ける…??)フニョ
真姫(そんなことより!この何とも言えない幸福感は何なの!?)フニィ
花陽「まきちゃぁん…zzZ」
真姫「!」
真姫「はいはい」
真姫「花陽、おやすみ…」プニプニ
真姫(花陽のほっぺたってこんなにプニプニなの!?)
真姫「」フニ
真姫「──!?」
真姫(数々の難曲で蓄積された手の疲労…!)プニュ
真姫(その疲れが一気に吹き飛んだ様な…!?)プニ-
真姫「うぅっ─!」フニ
真姫(っていうか、いつもより調子が良い…?)
真姫(今なら、もっと難しい曲も弾ける…??)フニョ
真姫(そんなことより!この何とも言えない幸福感は何なの!?)フニィ
花陽「まきちゃぁん…zzZ」
真姫「!」
真姫「はいはい」
真姫「花陽、おやすみ…」プニプニ
12: 2016/10/17(月) 22:08:20.40 ID:hUMRSTG4.net
ぷにぷにっき No. 2
△年○月×日 (木)
─今日、花陽のほっぺたをぷにぷにして分かった。
─忘れられないあの感触。
─病みつきになっちゃう…
─って、むしろ癒されてるから"病みつき"なんて変よね?
─イミワカンナイ
─…やっぱり、私疲れてる?
─そういえば、花陽のほっぺたのぷにぷに具合はこの前よりちょっと違ったような気がする…
─この前より柔らかかった。
△年○月×日 (木)
─今日、花陽のほっぺたをぷにぷにして分かった。
─忘れられないあの感触。
─病みつきになっちゃう…
─って、むしろ癒されてるから"病みつき"なんて変よね?
─イミワカンナイ
─…やっぱり、私疲れてる?
─そういえば、花陽のほっぺたのぷにぷに具合はこの前よりちょっと違ったような気がする…
─この前より柔らかかった。
13: 2016/10/17(月) 22:09:06.56 ID:hUMRSTG4.net
─ってことは…
─その逆もあるの?
─もしかしたら、その日の体調によって違うのかも…?
─もしかしたら、固くなってしまうこともあるの…?
─あの柔らかさは神秘に等しい。
─花陽のほっぺたの柔らかさを失ってはいけない!
─花陽の頬の柔らかさを護るカルテ…
─それがこの日記。
─そう、
─この日記は…
─今日から、『ぷにぷにっき』!
─その逆もあるの?
─もしかしたら、その日の体調によって違うのかも…?
─もしかしたら、固くなってしまうこともあるの…?
─あの柔らかさは神秘に等しい。
─花陽のほっぺたの柔らかさを失ってはいけない!
─花陽の頬の柔らかさを護るカルテ…
─それがこの日記。
─そう、
─この日記は…
─今日から、『ぷにぷにっき』!
14: 2016/10/17(月) 22:09:52.95 ID:hUMRSTG4.net
真姫「ふーん…」
花陽「でね…中学の時はよくほっぺたを触られてたの…」
花陽「あっ、いじめられてたわけじゃないんだけど…」
花陽「花陽、お話しするの苦手だし…」
花陽「クラスメイトも私と話すきっかけって感じでほっぺたを触るって感じだったんだ」
真姫「ふーん…」チラッ
花陽「『小泉さんのほっぺた柔らかいんだよ』『ほら!』『あっ、ほんとだー!』…って感じだったんだ」
花陽「ご、ごめんね…あんまりおもしろくない話で…」
真姫(この前、ピアノを聴いてもらった時に触ったけど)
真姫(あの柔らかさは触りたいって気持ちは分かるし)
真姫(どうせそのクラスメイトは花陽の頬を触るのが目的だったんじゃないの…?)
真姫(全く…)
花陽「でね…中学の時はよくほっぺたを触られてたの…」
花陽「あっ、いじめられてたわけじゃないんだけど…」
花陽「花陽、お話しするの苦手だし…」
花陽「クラスメイトも私と話すきっかけって感じでほっぺたを触るって感じだったんだ」
真姫「ふーん…」チラッ
花陽「『小泉さんのほっぺた柔らかいんだよ』『ほら!』『あっ、ほんとだー!』…って感じだったんだ」
花陽「ご、ごめんね…あんまりおもしろくない話で…」
真姫(この前、ピアノを聴いてもらった時に触ったけど)
真姫(あの柔らかさは触りたいって気持ちは分かるし)
真姫(どうせそのクラスメイトは花陽の頬を触るのが目的だったんじゃないの…?)
真姫(全く…)
15: 2016/10/17(月) 22:10:27.48 ID:hUMRSTG4.net
花陽「…怒ってる?」
真姫「えっ、なんでよ」
花陽「さっきからあんまりおもしろくなさそうだし…」
花陽「考え事してるみたいだし…」
真姫「別に怒っても無いし、考え事も…あまりしてないわ」
花陽「…そっか、良かった」シュン..
真姫「でも、そのクラスメイトも普通に話しかければいいんじゃない?」
真姫「こんな、花陽のほっぺたなんて触っても…」フニ
真姫(あ…っ!)
真姫(やっぱりいいわね…)フニフニ
花陽「まひひゃん…」
真姫「あっ、ごめん…」パッ
真姫「べっ…別に悪くないわね…//」
真姫「えっ、なんでよ」
花陽「さっきからあんまりおもしろくなさそうだし…」
花陽「考え事してるみたいだし…」
真姫「別に怒っても無いし、考え事も…あまりしてないわ」
花陽「…そっか、良かった」シュン..
真姫「でも、そのクラスメイトも普通に話しかければいいんじゃない?」
真姫「こんな、花陽のほっぺたなんて触っても…」フニ
真姫(あ…っ!)
真姫(やっぱりいいわね…)フニフニ
花陽「まひひゃん…」
真姫「あっ、ごめん…」パッ
真姫「べっ…別に悪くないわね…//」
16: 2016/10/17(月) 22:11:03.41 ID:hUMRSTG4.net
花陽「ホント!?」パァァ
花陽「触りたいときに言ってくれたらいつでも触らせてあげるよ!」
真姫「そ…それならまた気が向いたらお願いするわ」
花陽「うん!」
花陽「でもさっき見たいにつねるのはだめだよぉ…」
真姫「ふふっ」
花陽「それじゃあ、そろそろ…」
真姫「」フニュ-
花陽「ふはふ…ってまひひゃん!?」
真姫「柔らかいわ…//」パッ
花陽「うぅ…触るときは触るって言ってよぉ…」
花陽「触りたいときに言ってくれたらいつでも触らせてあげるよ!」
真姫「そ…それならまた気が向いたらお願いするわ」
花陽「うん!」
花陽「でもさっき見たいにつねるのはだめだよぉ…」
真姫「ふふっ」
花陽「それじゃあ、そろそろ…」
真姫「」フニュ-
花陽「ふはふ…ってまひひゃん!?」
真姫「柔らかいわ…//」パッ
花陽「うぅ…触るときは触るって言ってよぉ…」
17: 2016/10/17(月) 22:11:51.21 ID:hUMRSTG4.net
ぷにぷにっき No. 3
△年□月▼日 (木)
─頬の柔らかさは表情筋、咀嚼筋などの太さや脂肪の量で決まるみたい。
─ってことは、海未は和食を食べてるイメージもあるし表情豊かだから硬いの…?
─今度触ってみようかしら?
─とりあえずそれはそれとして…
─これからは花陽の練習量と食事と美容に注目。
─柔らかさも記録してみる。
─そういえば、今日は『ぷにぷにっき』1回目、2回目の時と比べて柔らかさが弱かったような気が…
─もしかしてスクールアイドルの過酷な練習のせい…?
─運動後のケアを怠ったのがまずかったの?
─過剰な発汗は大事な水分を失いかねないし…
─発声練習の後は頬のマッサージも必要…?
─ラブライブ!が来年にある。
─練習は今以上に厳しいものになる…
─このままではいけない!
△年□月▼日 (木)
─頬の柔らかさは表情筋、咀嚼筋などの太さや脂肪の量で決まるみたい。
─ってことは、海未は和食を食べてるイメージもあるし表情豊かだから硬いの…?
─今度触ってみようかしら?
─とりあえずそれはそれとして…
─これからは花陽の練習量と食事と美容に注目。
─柔らかさも記録してみる。
─そういえば、今日は『ぷにぷにっき』1回目、2回目の時と比べて柔らかさが弱かったような気が…
─もしかしてスクールアイドルの過酷な練習のせい…?
─運動後のケアを怠ったのがまずかったの?
─過剰な発汗は大事な水分を失いかねないし…
─発声練習の後は頬のマッサージも必要…?
─ラブライブ!が来年にある。
─練習は今以上に厳しいものになる…
─このままではいけない!
18: 2016/10/17(月) 22:12:23.26 ID:hUMRSTG4.net
真姫「花陽!待ちなさい!!」ダッ
花陽「ダレカタスケテェ~~」ダダッ
花陽「り、凛ちゃん!!」
凛「あれ、かよちん?どうかしたかにゃ?」
花陽「ハァッ…真姫ちゃんがっ!…真姫ちゃんが~っ!」
真姫「ハァ…追いついたわよ、花陽…ハァ…」
凛「真姫ちゃん!なんでかよちんをいじめてるの!?」
凛「いくら真姫ちゃんでも許せないにゃ!」
真姫「違うわよ…」
真姫「だって、花陽…」
真姫「また増えたでしょ?」
花陽「どきっ…」
花陽「ダレカタスケテェ~~」ダダッ
花陽「り、凛ちゃん!!」
凛「あれ、かよちん?どうかしたかにゃ?」
花陽「ハァッ…真姫ちゃんがっ!…真姫ちゃんが~っ!」
真姫「ハァ…追いついたわよ、花陽…ハァ…」
凛「真姫ちゃん!なんでかよちんをいじめてるの!?」
凛「いくら真姫ちゃんでも許せないにゃ!」
真姫「違うわよ…」
真姫「だって、花陽…」
真姫「また増えたでしょ?」
花陽「どきっ…」
19: 2016/10/17(月) 22:12:57.38 ID:hUMRSTG4.net
凛「増えたって、何が?」ニャ?
真姫「凛、いい?花陽をよく見て…」
真姫「足元から顔まで流れるように…」
凛「う~~ん…」ジー
花陽「は、恥ずかしいよぉ…」
凛「あっ」
凛「かよちんまたふとtt…ムグッ!!」
真姫「もうっ、デリカシー!」
凛「あっ…あはは」
花陽「うぅ…」シュン..
真姫「せっかく減らしたのにまた増やすなんて…」
凛「あんまり怒らないのー」
花陽「ごめんね…」ショボン...
真姫「凛、いい?花陽をよく見て…」
真姫「足元から顔まで流れるように…」
凛「う~~ん…」ジー
花陽「は、恥ずかしいよぉ…」
凛「あっ」
凛「かよちんまたふとtt…ムグッ!!」
真姫「もうっ、デリカシー!」
凛「あっ…あはは」
花陽「うぅ…」シュン..
真姫「せっかく減らしたのにまた増やすなんて…」
凛「あんまり怒らないのー」
花陽「ごめんね…」ショボン...
20: 2016/10/17(月) 22:13:51.51 ID:hUMRSTG4.net
真姫「なにも逃げなくってもいいのに」
真姫「これからは花陽の練習量を少し増やそうとかそういう話をしようと思ってたのよ?」
花陽「うぅ…辛いよぅ」
凛「だーいじょうぶだよ、かよちん」
凛「μ'sのみんながついてるにゃー!」
花陽「うん、そうだね!」
真姫「えっ、私は別にいいわよ…」
花陽「真姫ちゃんは花陽と一緒に練習してくれないの…?」シュン..
真姫「うっ…」
真姫「一緒にするに決まってるでしょ」
花陽「ほんとっ!?」
凛「よーし、それじゃあ屋上までダッシュだにゃー!」ダッ
真姫「えぇ!?今からなの?」
花陽「ま、まってよぉ~~」
真姫「これからは花陽の練習量を少し増やそうとかそういう話をしようと思ってたのよ?」
花陽「うぅ…辛いよぅ」
凛「だーいじょうぶだよ、かよちん」
凛「μ'sのみんながついてるにゃー!」
花陽「うん、そうだね!」
真姫「えっ、私は別にいいわよ…」
花陽「真姫ちゃんは花陽と一緒に練習してくれないの…?」シュン..
真姫「うっ…」
真姫「一緒にするに決まってるでしょ」
花陽「ほんとっ!?」
凛「よーし、それじゃあ屋上までダッシュだにゃー!」ダッ
真姫「えぇ!?今からなの?」
花陽「ま、まってよぉ~~」
21: 2016/10/17(月) 22:14:24.25 ID:hUMRSTG4.net
………
凛「ふー、疲れたにゃ~~」
真姫「これから寒くなってくるんだから、ちゃんと汗は拭きなさいよ?」
真姫「ほら、花陽も」
花陽「ありがとう、真姫ちゃん!」
真姫「はいはい、お礼は良いから…」
花陽「練習した後はごはんが食べたくなっちゃうね!」アーン..
真姫「こらっ、花陽!」ムニュ
花陽「まひひゃん!」
真姫「運動してすぐに食べたら意味無いじゃない」
花陽「うん…」シュン..
凛「ふー、疲れたにゃ~~」
真姫「これから寒くなってくるんだから、ちゃんと汗は拭きなさいよ?」
真姫「ほら、花陽も」
花陽「ありがとう、真姫ちゃん!」
真姫「はいはい、お礼は良いから…」
花陽「練習した後はごはんが食べたくなっちゃうね!」アーン..
真姫「こらっ、花陽!」ムニュ
花陽「まひひゃん!」
真姫「運動してすぐに食べたら意味無いじゃない」
花陽「うん…」シュン..
22: 2016/10/17(月) 22:15:16.20 ID:hUMRSTG4.net
ぷにぷにっき No. 19
◇年+月□日 (土)
練習:ラブライブ!まであと一カ月も無いわ。今日は疲れすぎない程度にメンバーの配置の確認、発声練習が多め。
食事:朝ごはんは焼き魚と卵焼きとフルーツ、お昼はお弁当、夜はスープカレー(ごはんは別皿に大盛り)
美容:ダンスの後はしっかりと柔軟、発声練習の後は舌とほっぺたをほぐすために飴を用意してみた。
─もう2月、こんなに寒いのに花陽のほっぺたはきょうもぷにぷに。
─花陽のぷにぷにっぷりの可能性は無限大!
─ぷにぷにっぷりって何か楽しいわね?
─…
─ただ語感が良いだけかもしれない。
─でも、あの柔らかさは国際的に認められてもおかしくないわ。
─柔らかさの単位を決めるのも面白いかもしれない。
─花陽の頬の柔らかさを"10ぱな"とすると…
─凛は…"3.5ぱな"くらいね。
◇年+月□日 (土)
練習:ラブライブ!まであと一カ月も無いわ。今日は疲れすぎない程度にメンバーの配置の確認、発声練習が多め。
食事:朝ごはんは焼き魚と卵焼きとフルーツ、お昼はお弁当、夜はスープカレー(ごはんは別皿に大盛り)
美容:ダンスの後はしっかりと柔軟、発声練習の後は舌とほっぺたをほぐすために飴を用意してみた。
─もう2月、こんなに寒いのに花陽のほっぺたはきょうもぷにぷに。
─花陽のぷにぷにっぷりの可能性は無限大!
─ぷにぷにっぷりって何か楽しいわね?
─…
─ただ語感が良いだけかもしれない。
─でも、あの柔らかさは国際的に認められてもおかしくないわ。
─柔らかさの単位を決めるのも面白いかもしれない。
─花陽の頬の柔らかさを"10ぱな"とすると…
─凛は…"3.5ぱな"くらいね。
23: 2016/10/17(月) 22:16:00.49 ID:hUMRSTG4.net
花陽「真姫ちゃん、お疲れさま♪」
花陽「もうすぐ、だね…」
花陽「…」
真姫「ええ…」
真姫「私達が決めたことだもの」
真姫「私達9人が、私達9人のままで終われる様に頑張るわよ」
花陽「…」
真姫「結果より大事なものって…きっとあるはずよ」
花陽「…」
真姫「な…何よ?」
真姫「どこかおかしかった?」
花陽「…」
真姫「ちょっと…!」
花陽「もうすぐ、だね…」
花陽「…」
真姫「ええ…」
真姫「私達が決めたことだもの」
真姫「私達9人が、私達9人のままで終われる様に頑張るわよ」
花陽「…」
真姫「結果より大事なものって…きっとあるはずよ」
花陽「…」
真姫「な…何よ?」
真姫「どこかおかしかった?」
花陽「…」
真姫「ちょっと…!」
24: 2016/10/17(月) 22:16:46.23 ID:hUMRSTG4.net
花陽「ふふっ…」
真姫「えぇっ!?」
花陽「あははっ」
花陽「だって真姫ちゃんが…こんなに真面目に皆のこと考えてくれてたなんて…」
花陽「ご、ごめん」
花陽「花陽ね、みんなと出会ったばっかりの頃のことを思い出してて…」
花陽「スクールアイドルを始めたばっかりの真姫ちゃんのことも思い出してたんだ…」
花陽「ちょうどその時に、あの時の真姫ちゃんとは真逆な感じで『頑張るわよ』って言われて」
花陽「それが可笑しくって…ふふっ」
真姫「えぇっ、なによそれ…」
真姫「わ、私だってみんなのことくらい…」
花陽「うん、ありがとう」
花陽「えへへっ」
真姫「あっ、もう!」
真姫「また笑った!」フニ
花陽「まひひゃん!やめへよぉ!」
真姫「えぇっ!?」
花陽「あははっ」
花陽「だって真姫ちゃんが…こんなに真面目に皆のこと考えてくれてたなんて…」
花陽「ご、ごめん」
花陽「花陽ね、みんなと出会ったばっかりの頃のことを思い出してて…」
花陽「スクールアイドルを始めたばっかりの真姫ちゃんのことも思い出してたんだ…」
花陽「ちょうどその時に、あの時の真姫ちゃんとは真逆な感じで『頑張るわよ』って言われて」
花陽「それが可笑しくって…ふふっ」
真姫「えぇっ、なによそれ…」
真姫「わ、私だってみんなのことくらい…」
花陽「うん、ありがとう」
花陽「えへへっ」
真姫「あっ、もう!」
真姫「また笑った!」フニ
花陽「まひひゃん!やめへよぉ!」
25: 2016/10/17(月) 22:17:31.99 ID:hUMRSTG4.net
ぷにぷにっき No. 31
■年○月×日 (土)
勉強:軽くリスニングの勉強。
食事:晩御飯はパスタ。
美容:保湿性の高い美容液を買ってみたけど…効果あるのかしら?
─最近、全然書いてなかったけど…
─今日からまた書くことが増えそう。
─だって、今日から花陽と一緒に暮らすんだもの。
─お互いに大学を目指して勉強をしようって決めた。
─これから、新しい生活が始まるからせっかくだしどこかに食べに行こうかと思ったんだけど…
─花陽の提案で手作り料理に挑むことに。
─パスタはおいしそうに食べてくれたし、おいしいって言ってもらえた。
─でもあれは絶対お世辞よ!
─料理なんてしたことが無い私の作ったパスタがおいしいわけ無いじゃない…
─自分でもひどいって思ってたくらいだし…
─やっぱり花陽の優しさには適わないわ。
─花陽の優しさと頬の柔らかさが大学デビューする日もそう遠くはない未来ね。
─…イミワカンナイ
■年○月×日 (土)
勉強:軽くリスニングの勉強。
食事:晩御飯はパスタ。
美容:保湿性の高い美容液を買ってみたけど…効果あるのかしら?
─最近、全然書いてなかったけど…
─今日からまた書くことが増えそう。
─だって、今日から花陽と一緒に暮らすんだもの。
─お互いに大学を目指して勉強をしようって決めた。
─これから、新しい生活が始まるからせっかくだしどこかに食べに行こうかと思ったんだけど…
─花陽の提案で手作り料理に挑むことに。
─パスタはおいしそうに食べてくれたし、おいしいって言ってもらえた。
─でもあれは絶対お世辞よ!
─料理なんてしたことが無い私の作ったパスタがおいしいわけ無いじゃない…
─自分でもひどいって思ってたくらいだし…
─やっぱり花陽の優しさには適わないわ。
─花陽の優しさと頬の柔らかさが大学デビューする日もそう遠くはない未来ね。
─…イミワカンナイ
26: 2016/10/17(月) 22:18:06.54 ID:hUMRSTG4.net
真姫「こんな感じ?」
花陽「うん!」
真姫「家具のレイアウトとか考えてもらえて良かった」
真姫「だって、花陽の考えた配置だと機能性も見栄えも良いんだもの」
花陽「そんなに褒めないでよぉ…」
真姫「良いことも悪いこともできるだけはっきり言った方がいいじゃない?」
真姫「別におだてようと思って言ってるわけじゃないし…」
花陽「えへへ…どういたしまして♪」
真姫「引っ越しも終わったし、そろそろご飯にしない?」
真姫「近くに美味しいレストランがあるんだけど、早くいかないと入れないのよ」
花陽「うーん…」
真姫「洋食店だけど、もちろんライスもあるし良いんじゃない…?」
花陽「レストランは…一年後とかどうかな?」
真姫「一年後?」
花陽「うん!」
真姫「家具のレイアウトとか考えてもらえて良かった」
真姫「だって、花陽の考えた配置だと機能性も見栄えも良いんだもの」
花陽「そんなに褒めないでよぉ…」
真姫「良いことも悪いこともできるだけはっきり言った方がいいじゃない?」
真姫「別におだてようと思って言ってるわけじゃないし…」
花陽「えへへ…どういたしまして♪」
真姫「引っ越しも終わったし、そろそろご飯にしない?」
真姫「近くに美味しいレストランがあるんだけど、早くいかないと入れないのよ」
花陽「うーん…」
真姫「洋食店だけど、もちろんライスもあるし良いんじゃない…?」
花陽「レストランは…一年後とかどうかな?」
真姫「一年後?」
27: 2016/10/17(月) 22:18:59.29 ID:hUMRSTG4.net
花陽「うん、二人で暮らしてちょうど一年後の記念とかにどうかなって思ったんだけど…」
真姫「いいわね…」
真姫「って、合格した後も二人で暮らすの?」
花陽「だめ…かな…?」
真姫「べべっ、別に良いと思うけど…」
真姫「同じ大学に行けたら、ここからだとそう遠くないし!」
真姫「二人でいる方が、その、色々と良いことがあるもの!」
花陽「良かった…!」
真姫「うん…絶対合格しないといけないわね」
花陽「うん!」
花陽「一年後は絶対、ぜーーったいに二人でレストランに行こうね、真姫ちゃん!」
真姫「ええ、今から楽しみね」
真姫(一年後もあのレストランがあればいいんだけど…)
真姫「いいわね…」
真姫「って、合格した後も二人で暮らすの?」
花陽「だめ…かな…?」
真姫「べべっ、別に良いと思うけど…」
真姫「同じ大学に行けたら、ここからだとそう遠くないし!」
真姫「二人でいる方が、その、色々と良いことがあるもの!」
花陽「良かった…!」
真姫「うん…絶対合格しないといけないわね」
花陽「うん!」
花陽「一年後は絶対、ぜーーったいに二人でレストランに行こうね、真姫ちゃん!」
真姫「ええ、今から楽しみね」
真姫(一年後もあのレストランがあればいいんだけど…)
28: 2016/10/17(月) 22:19:41.53 ID:hUMRSTG4.net
真姫「でも、食べに行かないなら晩御飯はどうするの?」
花陽「うん、せっかくだから…今日は真姫ちゃんと花陽で…」
花陽「二人でご飯作りたいな」
真姫「えっ!?」
真姫「二人で作るの!?」
真姫「私は…その…」
真姫「は、花陽の口に合う料理なんて作れないわ!」
花陽「真姫ちゃんが作った料理がおいしくないわけ無いよ」
花陽「きっと美味しくなる様に作ってくれると思うな…」
真姫「後悔するんじゃないわよ?」
花陽「ふふっ、大丈夫だよ、真姫ちゃん♪」
花陽「うん、せっかくだから…今日は真姫ちゃんと花陽で…」
花陽「二人でご飯作りたいな」
真姫「えっ!?」
真姫「二人で作るの!?」
真姫「私は…その…」
真姫「は、花陽の口に合う料理なんて作れないわ!」
花陽「真姫ちゃんが作った料理がおいしくないわけ無いよ」
花陽「きっと美味しくなる様に作ってくれると思うな…」
真姫「後悔するんじゃないわよ?」
花陽「ふふっ、大丈夫だよ、真姫ちゃん♪」
29: 2016/10/17(月) 22:20:21.81 ID:hUMRSTG4.net
……
真姫「うーん…」
花陽「うーん…」
真姫「なにこれ…」
真姫(レストランで見るパスタとは明らかに違う)
真姫(スープパスタみたいになってるじゃない)
真姫「どこで間違えたのかしら?」
真姫「レシピにトマトとひき肉を使えば作れるって書いてあるのに…」
花陽「は、花陽はこういうパスタも好きだよ?」
花陽「いただきますっ」パク..
真姫「本当に食べるの!?」
花陽「真姫ちゃんの作ってくれたパスタ、おいしいな」
真姫「えっ、本当?」パク..
真姫「っ」
真姫(お店で出てきたらすごくがっかりする味ね…)
真姫「うーん…」
花陽「うーん…」
真姫「なにこれ…」
真姫(レストランで見るパスタとは明らかに違う)
真姫(スープパスタみたいになってるじゃない)
真姫「どこで間違えたのかしら?」
真姫「レシピにトマトとひき肉を使えば作れるって書いてあるのに…」
花陽「は、花陽はこういうパスタも好きだよ?」
花陽「いただきますっ」パク..
真姫「本当に食べるの!?」
花陽「真姫ちゃんの作ってくれたパスタ、おいしいな」
真姫「えっ、本当?」パク..
真姫「っ」
真姫(お店で出てきたらすごくがっかりする味ね…)
30: 2016/10/17(月) 22:21:04.57 ID:hUMRSTG4.net
花陽「ごちそうさま♪」
花陽「美味しかったです♪」
花陽「やっぱり真姫ちゃんが作ってくれたから美味しくなったんだと思う」
真姫「花陽が喜んでくれてよかった…」
花陽「えへへ」
真姫「次はグラタンに挑戦するわ」
花陽「ほんと!?楽しみにしてるね」
真姫「…いつになるか分からないけど」
花陽「明日食べたいなぁ…」
真姫「また今度にしましょう」
花陽「食べたいなぁ…」
真姫「ダーメ!」
花陽「うぅ…」チラッ..
真姫「食べてばかりだと、また増えちゃうじゃない?」フニフニ
花陽「くすぐったいよぉ…えへへ」
花陽「美味しかったです♪」
花陽「やっぱり真姫ちゃんが作ってくれたから美味しくなったんだと思う」
真姫「花陽が喜んでくれてよかった…」
花陽「えへへ」
真姫「次はグラタンに挑戦するわ」
花陽「ほんと!?楽しみにしてるね」
真姫「…いつになるか分からないけど」
花陽「明日食べたいなぁ…」
真姫「また今度にしましょう」
花陽「食べたいなぁ…」
真姫「ダーメ!」
花陽「うぅ…」チラッ..
真姫「食べてばかりだと、また増えちゃうじゃない?」フニフニ
花陽「くすぐったいよぉ…えへへ」
31: 2016/10/17(月) 22:21:53.42 ID:hUMRSTG4.net
ぷにぷにっき No. 32
■年○月◆日 (火)
勉強:世界史の復習。
食事:グラタン…
美容:今日は特になし。温泉もいいかもしれないわね。
─今まで自分のことだってあんまり気にしていなかったのに
─今は花陽のことで頭がいっぱい。
─もちろん、ほっぺたのことだけじゃなくって花陽のこと全部が気になる。
─ナニコレイミワカンナイ
─花陽って意外と頑固。
─今日もおにぎりの具は絶対にたらこだって…
─おにぎりの具のローテンションなんて…
─でも、花陽らしいっていえば花陽らしい、かな?
─私には私らしいものってある?
─…
─…ピアノ?
■年○月◆日 (火)
勉強:世界史の復習。
食事:グラタン…
美容:今日は特になし。温泉もいいかもしれないわね。
─今まで自分のことだってあんまり気にしていなかったのに
─今は花陽のことで頭がいっぱい。
─もちろん、ほっぺたのことだけじゃなくって花陽のこと全部が気になる。
─ナニコレイミワカンナイ
─花陽って意外と頑固。
─今日もおにぎりの具は絶対にたらこだって…
─おにぎりの具のローテンションなんて…
─でも、花陽らしいっていえば花陽らしい、かな?
─私には私らしいものってある?
─…
─…ピアノ?
32: 2016/10/17(月) 22:22:35.88 ID:hUMRSTG4.net
真姫「もう、早くしないと遅刻するわよ…」
花陽「待って!」
花陽「たらこは外せません!」
真姫「外せないって言っても、買い置きが無いんだもの…」
真姫「仕方がないじゃない」
花陽「うぅっ…」
花陽「火曜日の放課後は、たらこのおにぎりと決まっているんです!!」
花陽「それなのに…」
花陽「私のたらこちゃん…!」
花陽「うぅっ…ごめんねっ」
真姫「もう!」
花陽「待って!」
花陽「たらこは外せません!」
真姫「外せないって言っても、買い置きが無いんだもの…」
真姫「仕方がないじゃない」
花陽「うぅっ…」
花陽「火曜日の放課後は、たらこのおにぎりと決まっているんです!!」
花陽「それなのに…」
花陽「私のたらこちゃん…!」
花陽「うぅっ…ごめんねっ」
真姫「もう!」
33: 2016/10/17(月) 22:23:14.86 ID:hUMRSTG4.net
真姫「コンビニのおにぎりだとだめなの?」
花陽「コンビニのおにぎりだと…」
真姫「…?」
花陽「ちっちゃいし…具も少ないし…」
真姫「ハァ…じゃあ、二つ買えばいいじゃない」
真姫「あっ」
花陽「ほんとぉ!?」パァ
真姫「…食べすぎはだめよ」
花陽「やったあ♪」
真姫(ダイエット中なの忘れてないわよね…)
花陽「コンビニのおにぎりだと…」
真姫「…?」
花陽「ちっちゃいし…具も少ないし…」
真姫「ハァ…じゃあ、二つ買えばいいじゃない」
真姫「あっ」
花陽「ほんとぉ!?」パァ
真姫「…食べすぎはだめよ」
花陽「やったあ♪」
真姫(ダイエット中なの忘れてないわよね…)
34: 2016/10/17(月) 22:24:02.37 ID:hUMRSTG4.net
……
真姫「…これで完璧!」
花陽「うん」
真姫「それにしても花陽がこんなに勉強が出来るなんて思わなかった」
真姫「今の調子で伸びていくと次の模擬はB判定出るんじゃない?」
花陽「真姫ちゃんの教え方がいいだけだよぉ」
真姫「そっ、そう?」
花陽「うんうん!」
真姫「ベッ、ベツニタイシタコト…」
花陽「それじゃあもうちょっと…」グゥ..
真姫「ふふっ、花陽のおなかはもう勉強はしたくないって言ってるみたいね?」
花陽「えぇっ!ま、真姫ちゃん!!」
真姫「それじゃあ今日は…」
花陽「グラタンがいいなぁ…」
真姫「…これで完璧!」
花陽「うん」
真姫「それにしても花陽がこんなに勉強が出来るなんて思わなかった」
真姫「今の調子で伸びていくと次の模擬はB判定出るんじゃない?」
花陽「真姫ちゃんの教え方がいいだけだよぉ」
真姫「そっ、そう?」
花陽「うんうん!」
真姫「ベッ、ベツニタイシタコト…」
花陽「それじゃあもうちょっと…」グゥ..
真姫「ふふっ、花陽のおなかはもう勉強はしたくないって言ってるみたいね?」
花陽「えぇっ!ま、真姫ちゃん!!」
真姫「それじゃあ今日は…」
花陽「グラタンがいいなぁ…」
35: 2016/10/17(月) 22:24:45.04 ID:hUMRSTG4.net
……
真姫「グラタン+ライスが出来たわけだけど…」
真姫「グラタンにライスって合わないじゃない」
真姫「っていうかドリアじゃダメなの?」
花陽「ドリアは邪道です!」キリッ
真姫「はいはい」
花陽「ぱくっ…」
花陽「もぐ、もぐ…ん~、おいしいですっ♪」
真姫「本当…?」パク..
真姫(はぁ…)
真姫(私の料理の腕は一向に伸びないわね…)
真姫「グラタン+ライスが出来たわけだけど…」
真姫「グラタンにライスって合わないじゃない」
真姫「っていうかドリアじゃダメなの?」
花陽「ドリアは邪道です!」キリッ
真姫「はいはい」
花陽「ぱくっ…」
花陽「もぐ、もぐ…ん~、おいしいですっ♪」
真姫「本当…?」パク..
真姫(はぁ…)
真姫(私の料理の腕は一向に伸びないわね…)
36: 2016/10/17(月) 22:25:35.50 ID:hUMRSTG4.net
真姫「今日はもう寝るわよ」
花陽「もう寝ちゃうの?まだ10時過ぎだよ?」
真姫「夜遅く起きていても意味無いじゃない…」
花陽「うん…」
花陽「あっ、ピアノ聴きたいな!」
真姫「こんな時間なのに…もう…」
真姫(…)
真姫(…ハンガリー狂詩曲、第2番─)タタンッ..
花陽「わぁっ…」
真姫(…)
花陽(どこかで聴いたことがある、かも…)
真姫(…)
花陽(まきちゃん!)ギュッ
真姫「ちょっ…花陽!」フニ
花陽「ふぉめんなふぁ~い…」
花陽「もう寝ちゃうの?まだ10時過ぎだよ?」
真姫「夜遅く起きていても意味無いじゃない…」
花陽「うん…」
花陽「あっ、ピアノ聴きたいな!」
真姫「こんな時間なのに…もう…」
真姫(…)
真姫(…ハンガリー狂詩曲、第2番─)タタンッ..
花陽「わぁっ…」
真姫(…)
花陽(どこかで聴いたことがある、かも…)
真姫(…)
花陽(まきちゃん!)ギュッ
真姫「ちょっ…花陽!」フニ
花陽「ふぉめんなふぁ~い…」
37: 2016/10/17(月) 22:26:23.09 ID:hUMRSTG4.net
真姫(一緒に暮らし始めて数カ月たって、花陽の頬は少しずつ固くなっていった…)
真姫(ここから先の日記は破れてる…)
真姫(…)
真姫(あんなに悲しんでる花陽、初めて見た)
真姫(そう、この"にっき"のせいで。)
真姫(…忘れたい)
真姫(ピアノでも弾こう…)
ポロン..
真姫(ここから先の日記は破れてる…)
真姫(…)
真姫(あんなに悲しんでる花陽、初めて見た)
真姫(そう、この"にっき"のせいで。)
真姫(…忘れたい)
真姫(ピアノでも弾こう…)
ポロン..
38: 2016/10/17(月) 22:27:06.28 ID:hUMRSTG4.net
………………
真姫「花陽…どうして?」
花陽「うん…やっぱり花陽が居たら真姫ちゃんが勉強に集中できないんじゃないかって思って…」
真姫「えっ?別にそんなこと無いじゃない」
真姫「むしろ一緒に勉強をし始めてから私の成績も上がっているのよ?」
花陽「…」
真姫「それでも?」
花陽「うん…」
真姫「そんなに一緒にいるのが嫌だって言うんだったら…」
真姫「いい、けど…」
真姫「…」
花陽「真姫ちゃん…花陽に隠し事してない?」
真姫「隠し事?」
真姫「花陽…どうして?」
花陽「うん…やっぱり花陽が居たら真姫ちゃんが勉強に集中できないんじゃないかって思って…」
真姫「えっ?別にそんなこと無いじゃない」
真姫「むしろ一緒に勉強をし始めてから私の成績も上がっているのよ?」
花陽「…」
真姫「それでも?」
花陽「うん…」
真姫「そんなに一緒にいるのが嫌だって言うんだったら…」
真姫「いい、けど…」
真姫「…」
花陽「真姫ちゃん…花陽に隠し事してない?」
真姫「隠し事?」
39: 2016/10/17(月) 22:28:24.24 ID:hUMRSTG4.net
真姫(…?)
真姫(何かしら?)
真姫(パパとママがいる家に帰るって嘘をついて週一で料理教室に通ってること?)
真姫(この家は賃貸だって言ったけど、本当はパパの家だってこと?)
真姫(最近は勉強よりピアノの方が楽しくってあんまり勉強してないってこと?)
真姫(そっ、それでも成績は落ちてないもの…!)
真姫(模擬はA判定だし…過去問も…)
花陽「─ちゃん?」
真姫「っ!」
真姫「…ごめん」
真姫「隠し事は──してないわよ」
真姫(…嘘をついてしまった)
真姫(でも…家のことはともかく、料理教室に通ってるわ!なんて別に胸を張って言えることじゃないし)
真姫(ピアノは花陽が聴いてくれるから、他のことも頑張ろうって気持ちになれるんだもの…)
真姫(何かしら?)
真姫(パパとママがいる家に帰るって嘘をついて週一で料理教室に通ってること?)
真姫(この家は賃貸だって言ったけど、本当はパパの家だってこと?)
真姫(最近は勉強よりピアノの方が楽しくってあんまり勉強してないってこと?)
真姫(そっ、それでも成績は落ちてないもの…!)
真姫(模擬はA判定だし…過去問も…)
花陽「─ちゃん?」
真姫「っ!」
真姫「…ごめん」
真姫「隠し事は──してないわよ」
真姫(…嘘をついてしまった)
真姫(でも…家のことはともかく、料理教室に通ってるわ!なんて別に胸を張って言えることじゃないし)
真姫(ピアノは花陽が聴いてくれるから、他のことも頑張ろうって気持ちになれるんだもの…)
40: 2016/10/17(月) 22:29:12.74 ID:hUMRSTG4.net
花陽「これ…」
真姫(ぷにぷにっき…?)
花陽「真姫ちゃん…」
真姫「どうしたの?」
花陽「…」
花陽「このにっきね…」
花陽「花陽のことが書かれているんだ」
花陽「花陽のほっぺたがどうとか…」
花陽「どうしたら柔らかくなるとか…」
花陽「これ…」
花陽「書いたの、真姫ちゃんじゃないよね…?」
花陽「これ…」
花陽「花陽の観察日記…みたい、なんだ…」
真姫「──…っ」
真姫(ぷにぷにっき…?)
花陽「真姫ちゃん…」
真姫「どうしたの?」
花陽「…」
花陽「このにっきね…」
花陽「花陽のことが書かれているんだ」
花陽「花陽のほっぺたがどうとか…」
花陽「どうしたら柔らかくなるとか…」
花陽「これ…」
花陽「書いたの、真姫ちゃんじゃないよね…?」
花陽「これ…」
花陽「花陽の観察日記…みたい、なんだ…」
真姫「──…っ」
41: 2016/10/17(月) 22:29:57.11 ID:hUMRSTG4.net
真姫「ごめんなさい…」
花陽「ううん…」
花陽「にっき、勝手に見ちゃって…ごめんなさい…」
花陽「…」ダッ
……
真姫(なんで、花陽が、あやまるの?)
真姫(わるいのは、私、なのに?)
真姫(…)
真姫「…が!」
真姫「何が、ぷにぷにっきよ!」
真姫「バッカみたい!!!」
真姫「こんなもの…」
真姫「こんなもの、書かなきゃよかった!」ビリッ
花陽「ううん…」
花陽「にっき、勝手に見ちゃって…ごめんなさい…」
花陽「…」ダッ
……
真姫(なんで、花陽が、あやまるの?)
真姫(わるいのは、私、なのに?)
真姫(…)
真姫「…が!」
真姫「何が、ぷにぷにっきよ!」
真姫「バッカみたい!!!」
真姫「こんなもの…」
真姫「こんなもの、書かなきゃよかった!」ビリッ
42: 2016/10/17(月) 22:30:48.38 ID:hUMRSTG4.net
…
ポロン..
真姫(これがなかったら…)
真姫(でも忘れてた…懐かしい"にっき")
真姫(花陽と出会えて、私は色々変われたと思う)
真姫(友達を作って、好きなことで笑い合う?)
真姫(そんなのただ煩わしいだけだと思っていたけど…)
真姫(本当は友達とかそういった関係ってどうしたらいいのか分からなくて怖かっただけ)
真姫(逃げてただけよね…)
真姫(現に、μ'sに入ってそれは違うってわかったし)
真姫(花陽のことを好きになって、一緒に楽しいことを共有して…)
真姫(でも…)
真姫(…)
真姫(最後はごめんなさいじゃなくって…)
真姫(ありがとう、って伝えたかった…)
ポロン..
……
…
ポロン..
真姫(これがなかったら…)
真姫(でも忘れてた…懐かしい"にっき")
真姫(花陽と出会えて、私は色々変われたと思う)
真姫(友達を作って、好きなことで笑い合う?)
真姫(そんなのただ煩わしいだけだと思っていたけど…)
真姫(本当は友達とかそういった関係ってどうしたらいいのか分からなくて怖かっただけ)
真姫(逃げてただけよね…)
真姫(現に、μ'sに入ってそれは違うってわかったし)
真姫(花陽のことを好きになって、一緒に楽しいことを共有して…)
真姫(でも…)
真姫(…)
真姫(最後はごめんなさいじゃなくって…)
真姫(ありがとう、って伝えたかった…)
ポロン..
……
…
43: 2016/10/17(月) 22:31:58.93 ID:hUMRSTG4.net
………
♪~…
……
真姫「ん…」
真姫「寝てた…?」
真姫(もうこんな時間…)
真姫(って…)
真姫(花陽から着信が…)
真姫(…)
真姫(きっと別の誰かにかけようとしたんでしょ…)
真姫(…)
真姫(さ、お風呂沸かさなきゃ…)
………
\ピンポーン/
♪~…
……
真姫「ん…」
真姫「寝てた…?」
真姫(もうこんな時間…)
真姫(って…)
真姫(花陽から着信が…)
真姫(…)
真姫(きっと別の誰かにかけようとしたんでしょ…)
真姫(…)
真姫(さ、お風呂沸かさなきゃ…)
………
\ピンポーン/
44: 2016/10/17(月) 22:32:50.09 ID:hUMRSTG4.net
真姫(誰よ全く…)
真姫「はい、西木野です」ピッ
花陽『…』
真姫(花陽…!?)
花陽『まきちゃん…』
真姫「寒いでしょ、上がって…」
真姫「鍵は開けるから」ピッ
真姫「はい、西木野です」ピッ
花陽『…』
真姫(花陽…!?)
花陽『まきちゃん…』
真姫「寒いでしょ、上がって…」
真姫「鍵は開けるから」ピッ
45: 2016/10/17(月) 22:33:33.58 ID:hUMRSTG4.net
………
真姫「…」
花陽「…」
真姫「…」
まきぱな「「あ…」」
真姫「…」
花陽「…」
真姫「…」
花陽「…」
真姫「…」
まきぱな「「あ…」」
真姫「…」
花陽「…」
46: 2016/10/17(月) 22:35:32.91 ID:hUMRSTG4.net
真姫(言いたいことはたくさんあるのに)
真姫(言えない)
真姫(謝罪の言葉も感謝の言葉も見つからない…)
花陽(真姫ちゃんがそんなことするわけないのに)
花陽(花陽が勝手に勘違いしてしまって…)
花陽(否定するんじゃなくって…聞けば良かったな。)
花陽(なんで、逃げるように出て行っちゃったんだろう…)
花陽(一緒に暮らしてたら、今日でちょうど一年…)
花陽(もう、約束のレストランも閉まってる…)
花陽(ごめんなさい…)
花陽(でも…)
花陽(謝るより、いままでずっと仲良くしてくれたことにありがとうって言いたいな。)
花陽(今日はそのために来たのに…)
─懺悔とそれに対する赦しへの感謝の曲なのよ──
真姫(言えない)
真姫(謝罪の言葉も感謝の言葉も見つからない…)
花陽(真姫ちゃんがそんなことするわけないのに)
花陽(花陽が勝手に勘違いしてしまって…)
花陽(否定するんじゃなくって…聞けば良かったな。)
花陽(なんで、逃げるように出て行っちゃったんだろう…)
花陽(一緒に暮らしてたら、今日でちょうど一年…)
花陽(もう、約束のレストランも閉まってる…)
花陽(ごめんなさい…)
花陽(でも…)
花陽(謝るより、いままでずっと仲良くしてくれたことにありがとうって言いたいな。)
花陽(今日はそのために来たのに…)
─懺悔とそれに対する赦しへの感謝の曲なのよ──
47: 2016/10/17(月) 22:36:30.01 ID:hUMRSTG4.net
花陽「!!」
花陽「ピアノ、借りるね…」
真姫「ええ…」
花陽「全然弾けないけど…片手だけなら…」
花陽「」ターン..
花陽「Amazing grace.. how sweet the sound..」
真姫「…」
花陽「That saved a wretch like me..」
真姫「I once was lost but now am found」
まきぱな「「Was blind, but now I see...」」
真姫「…」
花陽「…」
まきぱな「「…ありがとう。」」
花陽「ピアノ、借りるね…」
真姫「ええ…」
花陽「全然弾けないけど…片手だけなら…」
花陽「」ターン..
花陽「Amazing grace.. how sweet the sound..」
真姫「…」
花陽「That saved a wretch like me..」
真姫「I once was lost but now am found」
まきぱな「「Was blind, but now I see...」」
真姫「…」
花陽「…」
まきぱな「「…ありがとう。」」
48: 2016/10/17(月) 22:41:08.96 ID:hUMRSTG4.net
……
花陽「勇気がいるんだね、謝るってことも、感謝するってことも…」
真姫「ええ…それに気づくことが出来て良かった…」
真姫「また、元通りになれるなんて…」
真姫「思っても無かった…」
花陽「うん…」
………
真姫「花陽、おやすみ…」
花陽「おやすみ、真姫ちゃん」
真姫「これからも、よろしくね…」
花陽「ぅぅん…」
真姫「ふふっ」ナデナデ..
真姫「っ!?」
真姫(花陽の髪ってこんなにサラサラなの…!?)
おしまい
花陽「勇気がいるんだね、謝るってことも、感謝するってことも…」
真姫「ええ…それに気づくことが出来て良かった…」
真姫「また、元通りになれるなんて…」
真姫「思っても無かった…」
花陽「うん…」
………
真姫「花陽、おやすみ…」
花陽「おやすみ、真姫ちゃん」
真姫「これからも、よろしくね…」
花陽「ぅぅん…」
真姫「ふふっ」ナデナデ..
真姫「っ!?」
真姫(花陽の髪ってこんなにサラサラなの…!?)
おしまい
49: 2016/10/17(月) 22:49:02.35 ID:Hbjh/Gqd.net
まきぱなかわいい
乙
乙
引用: ぷにぷにっき
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