1: 2016/10/16(日) 23:07:02.76 ID:OYmW/n4y.net
穂乃果「ヤバイヤバイヤバイ!?パソコンのオプティカルドライブにほむまんをセットして読み込ませたら、とてつもない音を立てながら
いざという時のために密かに海未ちゃん宅から拝借しておいた、海未ちゃんの黒歴史ノート(設定資料集編)をスキャナーでpdf化してた全874ページ分のファイルがネットに全部流出しちゃってるよ!?」アセアセッ
穂乃果「どうしよ!?うわー…やっぱり、近頃はネットの声が大事なんていうから、実際にパソコン自体にほむまんを食べてもらって感想を聞こうなんて、パソコン初心者が手をつけるには、まだ早かったのかなぁ!?」アセアセッ
いざという時のために密かに海未ちゃん宅から拝借しておいた、海未ちゃんの黒歴史ノート(設定資料集編)をスキャナーでpdf化してた全874ページ分のファイルがネットに全部流出しちゃってるよ!?」アセアセッ
穂乃果「どうしよ!?うわー…やっぱり、近頃はネットの声が大事なんていうから、実際にパソコン自体にほむまんを食べてもらって感想を聞こうなんて、パソコン初心者が手をつけるには、まだ早かったのかなぁ!?」アセアセッ
2: 2016/10/16(日) 23:07:51.22 ID:OYmW/n4y.net
穂乃果「……落ち着け…落ち着け、高坂穂乃果。これまで私は数多くの園田大魔王の理不尽なる暴虐を潜り抜けてきたんだ…私ならこの不条理な修羅場を切り抜けるはず!!うん!ファイトだよっ!!」
穂乃果「…それによく考えれば大丈夫だよね?だって海未ちゃんだもん。情弱JK。JJJK。ネットなんて殆ど見ないだろうし……」
穂乃果「そ、それにさ?仮に、海未ちゃんにばれたとしてもさ…?ネットの人たちが、このノートと海未ちゃんを結びつけることなんて無理だし?海未ちゃんの実害はほとんど0と言っても過言ではないよね?」
穂乃果「…それによく考えれば大丈夫だよね?だって海未ちゃんだもん。情弱JK。JJJK。ネットなんて殆ど見ないだろうし……」
穂乃果「そ、それにさ?仮に、海未ちゃんにばれたとしてもさ…?ネットの人たちが、このノートと海未ちゃんを結びつけることなんて無理だし?海未ちゃんの実害はほとんど0と言っても過言ではないよね?」
3: 2016/10/16(日) 23:09:11.24 ID:OYmW/n4y.net
穂乃果「あー!そうだよ!そうなんだよ!それなら穂乃果何も心配する必要ないじゃん!あー心配して損した!全く、海未ちゃんったら心臓に悪いよ!
もうっ!腹いせに、今から黒歴史ノート音読してやるんだからね!!」ペラペラッ
穂乃果「この聖典を拾った選ばれし者は、下に記す、暗黒に染まりし哀れな小娘に一筋の光を… 050-xxxx-xxxx……」
穂乃果「……………………………」パタンッ
穂乃果「…………ふぅ~……………」ストンッ
もうっ!腹いせに、今から黒歴史ノート音読してやるんだからね!!」ペラペラッ
穂乃果「この聖典を拾った選ばれし者は、下に記す、暗黒に染まりし哀れな小娘に一筋の光を… 050-xxxx-xxxx……」
穂乃果「……………………………」パタンッ
穂乃果「…………ふぅ~……………」ストンッ
4: 2016/10/16(日) 23:10:17.55 ID:OYmW/n4y.net
穂乃果(え?何?何が起きてるの?というか何してるの?黒歴史のノートって、落とした時のための連絡先なんて書くものなの?)ダラダラ
穂乃果(え…?これマズくない?ガチでマズめじゃない?個人情報は命より重いって じっちゃまが言ってたよ!?)ダラダラ
穂乃果「これだけだよね!?最悪、海未ちゃん家の固定電話番号変えさせれば済む話だから!」ペラペラッ
住所:東京都千代田区xxxx xxxx
氏名:園田 海未
穂乃果「はい終わったー!はい!!終わったー!!!」ストンッ
穂乃果(え…?これマズくない?ガチでマズめじゃない?個人情報は命より重いって じっちゃまが言ってたよ!?)ダラダラ
穂乃果「これだけだよね!?最悪、海未ちゃん家の固定電話番号変えさせれば済む話だから!」ペラペラッ
住所:東京都千代田区xxxx xxxx
氏名:園田 海未
穂乃果「はい終わったー!はい!!終わったー!!!」ストンッ
5: 2016/10/16(日) 23:11:54.48 ID:OYmW/n4y.net
穂乃果「何してんの海未ちゃん!?このノート家から持ち運ぶつもりなんてあるわけないよね!?黒歴史だもんね!!それに、この事典みたいなクッソ分厚いノート落として気づかないわけないでしょ!?」
穂乃果「嘘でしょ~…ないわーマジでないわー。」
穂乃果「うわー、もうこれ…うっわー」
穂乃果「………だ、大丈夫だよ!住所や電話番号がバレたところで、電話かけたり押しかけたりするそんな迷惑な人なんて、この日本にはいないよ…みんな良い人!うん、信じる気持ちって尊いと穂乃果は思うな!」
穂乃果「それに何だかんだ言って海未ちゃんは聖母のように優しいよ。こんな哀れな小娘を慈しみ、大らかな気持ちで包んでくれる。それが私の知る園田海未ちゃんだと思うな!」
prrrrrr prrrrrr ………
穂乃果「嘘でしょ~…ないわーマジでないわー。」
穂乃果「うわー、もうこれ…うっわー」
穂乃果「………だ、大丈夫だよ!住所や電話番号がバレたところで、電話かけたり押しかけたりするそんな迷惑な人なんて、この日本にはいないよ…みんな良い人!うん、信じる気持ちって尊いと穂乃果は思うな!」
穂乃果「それに何だかんだ言って海未ちゃんは聖母のように優しいよ。こんな哀れな小娘を慈しみ、大らかな気持ちで包んでくれる。それが私の知る園田海未ちゃんだと思うな!」
prrrrrr prrrrrr ………
6: 2016/10/16(日) 23:14:01.95 ID:OYmW/n4y.net
穂乃果「…………………………」ゴクリ
穂乃果「……表示は……海未ちゃん…」prrrrrr
穂乃果「ごめんね、海未ちゃん。言ってなかったけど、実は穂乃果って携帯通話アレルギー持ちなの。
だから海未ちゃんだからとかそういう理由じゃなくて、電話自体に出られないの。本当にごめんね」prrrrrr…プツッ ツーッ ツーッ
穂乃果「……うん、まだ大丈夫。今日穂乃果は眠たくて19:30には就寝していた。そういうことにしよう。」
穂乃果「はぁぁ…でもこのタイミングの電話って、絶対そういうことだよね?あぁぁ…どうしよぉ…穂乃果どうすればいいの?」アタフタ
穂乃果「誰かに相談する?したところでだよねぇ……何でこんなことになっちゃったのぉ」
prrrrrr prrrrrr…
穂乃果「……表示は……!! ことりちゃん!!」ピッ
穂乃果「……表示は……海未ちゃん…」prrrrrr
穂乃果「ごめんね、海未ちゃん。言ってなかったけど、実は穂乃果って携帯通話アレルギー持ちなの。
だから海未ちゃんだからとかそういう理由じゃなくて、電話自体に出られないの。本当にごめんね」prrrrrr…プツッ ツーッ ツーッ
穂乃果「……うん、まだ大丈夫。今日穂乃果は眠たくて19:30には就寝していた。そういうことにしよう。」
穂乃果「はぁぁ…でもこのタイミングの電話って、絶対そういうことだよね?あぁぁ…どうしよぉ…穂乃果どうすればいいの?」アタフタ
穂乃果「誰かに相談する?したところでだよねぇ……何でこんなことになっちゃったのぉ」
prrrrrr prrrrrr…
穂乃果「……表示は……!! ことりちゃん!!」ピッ
8: 2016/10/16(日) 23:15:29.59 ID:OYmW/n4y.net
穂乃果「もしもし!ことりちゃん!?お願い穂乃果を助けっ」
「御機嫌よう? 穂乃果」
穂乃果「スピリチュアル。海未ちゃんやったんやね?もう遅いから夜更かししちゃダメやで?じゃ。」ピッ
穂乃果「くそっ!!こんなの卑怯だよ!!」
「御機嫌よう? 穂乃果」
穂乃果「スピリチュアル。海未ちゃんやったんやね?もう遅いから夜更かししちゃダメやで?じゃ。」ピッ
穂乃果「くそっ!!こんなの卑怯だよ!!」
10: 2016/10/16(日) 23:16:34.04 ID:OYmW/n4y.net
穂乃果「あわわわわわ…今ので確定しちゃったよぉ…ことりちゃんは海未ちゃんサイドに…寝ていたという嘘のアリバイはもう通用しない…状況としては、詰みの一歩手前!!」
穂乃果「こうなったら!ことりちゃんや、こういうのに詳しそうなにこちゃん辺りを介しながら、少しずつ海未ちゃんのほとぼりを冷ましてもらおう。」
穂乃果「うん、冷静になったところでしっかりと謝ろう。今謝るのは焼け石に水でしかない。今直接会うのは危険だけど、幸い明日から休日だから、この間になんとか…」
ピンポーーーン……
穂乃果「こうなったら!ことりちゃんや、こういうのに詳しそうなにこちゃん辺りを介しながら、少しずつ海未ちゃんのほとぼりを冷ましてもらおう。」
穂乃果「うん、冷静になったところでしっかりと謝ろう。今謝るのは焼け石に水でしかない。今直接会うのは危険だけど、幸い明日から休日だから、この間になんとか…」
ピンポーーーン……
12: 2016/10/16(日) 23:18:06.59 ID:OYmW/n4y.net
雪穂「ん?はーい!」スタスタ
穂乃果「早まるな雪穂!!これは罠だよ!!」タタタッ バッ
雪穂「うわぁ!?びっくりしたぁ!!」
穂乃果「最近、夜に雪穂みたいな可愛い女の子がいる家を狙って、事件を起こそうとする人がいるってニュースで見たよ!日本は雪穂が思ってるよりもずっと治安が悪いんだよ!ニホンジン,ミンナ,ワルイヒト!」ガシッ ブンブンッ
雪穂「わぁ!?何!?何なの!?」グラグラ
穂乃果「早まるな雪穂!!これは罠だよ!!」タタタッ バッ
雪穂「うわぁ!?びっくりしたぁ!!」
穂乃果「最近、夜に雪穂みたいな可愛い女の子がいる家を狙って、事件を起こそうとする人がいるってニュースで見たよ!日本は雪穂が思ってるよりもずっと治安が悪いんだよ!ニホンジン,ミンナ,ワルイヒト!」ガシッ ブンブンッ
雪穂「わぁ!?何!?何なの!?」グラグラ
13: 2016/10/16(日) 23:19:17.50 ID:OYmW/n4y.net
穂乃果「コホン…雪穂はさ?私にとっては大事な妹なの。何か事件に巻き込まれてからじゃ遅いの。こんなお姉ちゃんでもさ、とても心配なの。だから、こんな夜の怪しいインターホンには出ちゃダメだよ?いい!?」キリッ
雪穂「……う、うん// 分かったよ…」
「夜分にごめんなさーい。園田海未ですー。」
雪穂「あ、なんだ!この声、海未さんだったみたいだよ!?」
穂乃果「」
雪穂「……う、うん// 分かったよ…」
「夜分にごめんなさーい。園田海未ですー。」
雪穂「あ、なんだ!この声、海未さんだったみたいだよ!?」
穂乃果「」
16: 2016/10/16(日) 23:20:28.46 ID:OYmW/n4y.net
「申し訳ありません。今日学校で、穂乃果の部屋でお泊まり会をすると誘われたものですから、夕食を食べてただいま参りました。…開けてもらえないでしょうか?」
穂乃果「」
雪穂「はーい!今開けまーす!」ガチャッ
海未「お邪魔します。雪穂、ありがとうございます。」ガラガラッ ペコリ
雪穂「いえいえ!それよりも、お姉ちゃん!その様子だと、海未さんとのお泊まり会すっかり忘れてたでしょ!」
海未「おや、穂乃果そうだったのですか?」ジトッ
穂乃果「あはは…ご、ごめんねぇ…(ジト目が恐ろしすぎて直視できないよぉ…)」ガクガクッ
穂乃果「」
雪穂「はーい!今開けまーす!」ガチャッ
海未「お邪魔します。雪穂、ありがとうございます。」ガラガラッ ペコリ
雪穂「いえいえ!それよりも、お姉ちゃん!その様子だと、海未さんとのお泊まり会すっかり忘れてたでしょ!」
海未「おや、穂乃果そうだったのですか?」ジトッ
穂乃果「あはは…ご、ごめんねぇ…(ジト目が恐ろしすぎて直視できないよぉ…)」ガクガクッ
18: 2016/10/16(日) 23:21:40.78 ID:OYmW/n4y.net
雪穂「海未さん、最近は物騒なことが多いみたいなので気をつけてくださいね?」
海未「ありがとうございます。ふふ…そうですね。確かに『少し怖い思いもした』ところですし、『色々なことに気をつける』ことは大事ですよねぇ」ニコニコ
雪穂「えぇ!?怖い思いしたんですかっ!?大丈夫でしたか!?」
海未「大丈夫ですよ。『たまたまうっかり携帯してしまっていた竹刀』のおかげですね」ニコニコ
海未「ありがとうございます。ふふ…そうですね。確かに『少し怖い思いもした』ところですし、『色々なことに気をつける』ことは大事ですよねぇ」ニコニコ
雪穂「えぇ!?怖い思いしたんですかっ!?大丈夫でしたか!?」
海未「大丈夫ですよ。『たまたまうっかり携帯してしまっていた竹刀』のおかげですね」ニコニコ
19: 2016/10/16(日) 23:22:14.37 ID:OYmW/n4y.net
雪穂「え?お泊まりなのに竹刀持ってきちゃったんですか!?海未さんって意外とうっかり屋さんなんですね」あはは
海未「本当ですねぇ。『ノートをうっかりなくしてしまう』こともあったものですから。」あはは
穂乃果「」ガクガクガクガク
海未「本当ですねぇ。『ノートをうっかりなくしてしまう』こともあったものですから。」あはは
穂乃果「」ガクガクガクガク
21: 2016/10/16(日) 23:24:14.76 ID:OYmW/n4y.net
海未「さて、穂乃果。私たちは『やるべきことをやりましょうか』」ニコニコ
雪穂「あっ、ごめんなさい。長々とお話してて。じゃあ、私はこの辺りで失礼しますね?」
海未「お気遣いありがとうございます。…あ、そうそう。もしかしたら、話し声などが聞こえて迷惑をかけてしまうかもしれないので、この耳栓をお使いください。」スッ
雪穂「あ、ありがとうございます!では!」タッタッタッ
穂乃果「う、海未…ちゃ……」ガクガク
海未「ん?どうしたんですか?穂乃果」ニコニコ
穂乃果「ご、ごごっ、ごめ…なさっ…」ガクガクッ
海未「随分と震えているようですねぇ?もしかして寒いんですか?これでも掛けてあげましょうか?」スッ
そう言ってカバンから出したのは、電子ケトル
海未「苦労したのですよ?沸かしてから、零さないように歩いてくるのは」ニコニコ
雪穂「あっ、ごめんなさい。長々とお話してて。じゃあ、私はこの辺りで失礼しますね?」
海未「お気遣いありがとうございます。…あ、そうそう。もしかしたら、話し声などが聞こえて迷惑をかけてしまうかもしれないので、この耳栓をお使いください。」スッ
雪穂「あ、ありがとうございます!では!」タッタッタッ
穂乃果「う、海未…ちゃ……」ガクガク
海未「ん?どうしたんですか?穂乃果」ニコニコ
穂乃果「ご、ごごっ、ごめ…なさっ…」ガクガクッ
海未「随分と震えているようですねぇ?もしかして寒いんですか?これでも掛けてあげましょうか?」スッ
そう言ってカバンから出したのは、電子ケトル
海未「苦労したのですよ?沸かしてから、零さないように歩いてくるのは」ニコニコ
23: 2016/10/16(日) 23:26:43.61 ID:OYmW/n4y.net
間違いない…そなたは私を頃しにきている
穂乃果「あぁ……あぁぁ……」ガクガクッ
海未「ふふ…冗談ですよ。じょ・う・だ・ん。『穂乃果だって私にイタズラする』んですから。私がたまに吐く冗談くらいで、そんな顔しないでくださいよぉ」ニコニコ
穂乃果「ひゃ…ひゃいぃ…」プルプル
海未「では、そろそろ穂乃果の部屋に上がらせてもらってもいいですかね?これから3日間………全力で楽しませてもらいますからね?」ボソッ
穂乃果「」ジョワァァァア
こうして穂乃果は、生きているうちに地獄よりも恐ろしいものを経験したそうな
おしまい
穂乃果「あぁ……あぁぁ……」ガクガクッ
海未「ふふ…冗談ですよ。じょ・う・だ・ん。『穂乃果だって私にイタズラする』んですから。私がたまに吐く冗談くらいで、そんな顔しないでくださいよぉ」ニコニコ
穂乃果「ひゃ…ひゃいぃ…」プルプル
海未「では、そろそろ穂乃果の部屋に上がらせてもらってもいいですかね?これから3日間………全力で楽しませてもらいますからね?」ボソッ
穂乃果「」ジョワァァァア
こうして穂乃果は、生きているうちに地獄よりも恐ろしいものを経験したそうな
おしまい
24: 2016/10/16(日) 23:27:37.28 ID:0MIj+73p.net
生還できたの……か?
乙
乙
25: 2016/10/16(日) 23:30:36.64 ID:OYmW/n4y.net
ご覧いただきありがとうございました!
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