『孤島サスペンスホラー』友達役
1位島原エレナ　約56万票
…
4位双海真美　約6万票


真美「ぐはぁっ！」

亜美「だからやめとけばって言ったのに」

真美「真美はめーよの戦死をとげたのであった……」

亜美「おしまい」

真美「続いて、亜美の結果を見てみよー」

亜美「えっ、ちょっと待っ」

『おとぎの国の物語』妖精役
1位周防桃子　約87万票
…
5位双海亜美　約3万票


真美「ぐはぁぁぁっ！」

亜美「なんで真美がダメージ受けてんのさ！」

真美「ボロ負けだったね」

亜美「お互いにね」

真美「途中も見てたけど、惜しくもなんともなかったね」

亜美「うるさいなー。真美もっしょ」

真美「このままだと、この後もやばいよね。ぴったりの役が来てもとれなさそう」

亜美「例えば？」

真美「双子の中学生探偵、得意のモノマネで事件を解決する！　の、双子姉、妹役とか」

亜美「……それはさすがに取れるんじゃない？」

真美「いやいや、例えば、ゆきぴょんとまこちんの双子が見てみたいーとか」

亜美「……ふむ」

真美「お姫ちんとかやよいっちのモノマネが見てみたいー、ってだけで負けるかも」

亜美「うあうあー！それは困る！」

真美「このまま何もしないと充分ありそうだから、今のうちに振り返って、しっかり考えないといけないと思うんだ」

亜美「なるほど」

真美「ということで、TCの敗因を探ってみよう！」

亜美「ラジャー！」

真美「まず担当が少ない」

亜美「いきなり！　そこはさ、他が多い～、とかでやんわりと言おうよ」

真美「げんじつとーひはよくないよ。でもね、CDの売り上げとか、ライブの盛り上がりなんかは、けっこうすごい」

亜美「たしかに」

真美「要するに、人気はある。でも、一番じゃない。亜美真美は2番目の女」

亜美「……まぁ、2番目かはわかんないけど、そんな感じかな」

真美「あと、亜美と真美のどっちも好き派の票がわれる」

亜美「それはそうだよね。今回も迷ってるうちに差がついて、結局別の子に入れた兄ちゃん姉ちゃんも多そう」

真美「亜美真美は投票系不利。これは、金田一きょーすけの言葉です」

亜美「誰？　っていうか、どうしようもなくない？」

真美「……いんや、可能性はある。真美はそれが言いたい」

亜美「……どうするの？」

真美「まず、最初から2人の票を固める」

亜美「いやいや、それは無理っしょ。亜美と真美は別って結論出てるじゃん」

真美「そうだけどさ、それって協力しない理由になるの？」

亜美「……どういうこと？」

真美「例えば、あずさお姉ちゃんの票がイマイチだから、次は最初からいおりんに……ってのは違うよね」

亜美「そだね」

真美「でも、亜美と真美なら声はほぼ一緒、中の人は一緒。協力しやすいっしょ」

亜美「うーん、さっきのよりはしやすいかな？」

真美「ということで、タッグを組む。名付けてビッグボンバーズ！」

亜美「それはやめて！当て馬にもならないっしょ！」

真美「ちぇー。じゃあツインオーシャンズでいいよ」

亜美「……まあ、名前は後でいいとしてさ、もっと大切なことを決めなきゃいけないよ」

真美「なに？」

亜美「仮に固めるとしてさ、亜美と真美、どっちにすんの？」

真美「そこが問題。ちなみに、このSSを書いてるのは真美担当」

亜美「……じゃあ」

真美「でもね、TDは固めるなら、亜美に任せるつもり」

亜美「えっ！？　なんで？」

真美「こういう提案しといて、真美に……って勝手すぎるっしょ？」

亜美「それはそっか」

真美「あと、他担当から見たら、亜美真美。真美亜美じゃないの。人気はちょっとだけ真美の方があるかもしんないけど、知名度的に亜美の方がいいと思って」

亜美「なるほど」

真美「そのかわり、TEは真美だかんね！　役が取れても取れなくても、かわりばんこ！」

亜美「うん」

真美「52人に枠が15人。亜美も真美も、2回に1回狙えるなら充分っしょ」

亜美「そだね……でも、2人で協力して狙えるかな？」

真美「はっきり言ってそれだけじゃ無理」

亜美「はっきり言うね」

真美「今回は早めにあきらめて、他の子に入れた兄ちゃん姉ちゃんも多いとは思うけどさ……2人の分をたして、倍にしても届かないし」

亜美「現実はひじょーである」
　　
真美「だから、あと二個。一個目は、キャッチーなタグ作戦！」

亜美「ほうほう」

真美「今回、スタートダッシュを決めたのって、誰か知ってる？」

亜美「えっと……ミキミキ？　千早お姉ちゃん？」

真美「茜っち」

亜美「え？　そんなに伸びてた？」

真美「その時に使われたタグがこちら→茜ちゃん絶対に島流しにするからね」

亜美「ああ！　知ってる！」

真美「このタグが、全国の茜ちゃんを巻き込んで大にぎわい」

亜美「たしかに」

真美「ちなみにさ、さっき亜美の方が知名度的にいい、って言ったじゃん？　実はこの作戦も関係あるんだよ」

亜美「そーなの？」

真美「亜美って名前の有名人、多いんだよ。歌手とか、声優とか、元アイドルとか、神スイングとか」

亜美「なるほど！　その人たちのファンも巻き込んじゃおう！ってこと？」

真美「そうそう！　その人たちのファンと、全国の亜美ちゃんの目を引くような……今回なら→亜美ちゃんマジフェアリー、とか」

亜美「それはビミョーじゃない？」

真美「……センスが欲しい。でもさ、CCもdiscordもあるんだし、みんなで考えればいいのが出るはず」

亜美「それを開始直前に広めて、スタートダッシュでババーン！っていくんだよね」

真美「そうそう。スタートが肝心だからね」

亜美「なるほどなー」

真美「で、もう一個。それは、応援作戦！」

亜美「へ？　それはやってるっしょ。絵とか字とか動画とかスクショとかCCとかSSとか……」

真美「それって、亜美とか真美への応援っしょ？　それだけじゃダメ」

亜美「……どういうこと？」

真美「真美の言う応援ってのは、ライバル以外の子の、一斉投票。これに積極的に参加することだよ」

亜美「少ない票を他の子に回すの？　それって大丈夫？」

真美「うん。そん時に、他の子のCCとか、Twitterとかで、参加の意思表示をするんだ」

亜美「ほうほう」　

真美「例えば……うあうあー！おもしろそうなお祭りやってるね！　亜美Pだけど1票入れちゃうよん。とか」

亜美「お、おう」

真美「そうやってアピールすると、今度は逆に、こっちの一斉投票にも参加してくれる可能性がある、ってわけ」

亜美「そうかな？」

真美「うん。仲良くなって、一緒に盛り上げよう！ってすれば、友達になれると思うんだ」

亜美「それはそうかな」

真美「そうすると、困ったときとか、いざって時に助け合えると思う。今回、いおりんのとことか、熱かったっしょ」

亜美「……友情パワーか、なるほど」

真美「こんだけやっても多分きびしーけど、いい勝負をするための最低条件だと思う」

亜美「……そうかも」

真美「これでTDがダメだったとしても、TE、TF……と続けることが大事」

亜美「……そうすると、そろそろ亜美か真美に役を、って思ってくれる人が増えるから？」

真美「うん！　でも、その時に4位とかじゃ見向きもしてくれない。1位争いをしてないとね」

亜美「そのために、票を固めて……タグでスタートダッシュを狙って……他の子の一斉投票に積極的に参加して、か」

真美「ね？　これなら可能性ありそうっしょ？」

亜美「うん。悪くないと思うよ。ただ……」

亜美「このSS、多分そんなに広まらないよね」

真美「そうなんだよねぃ」

おわりっしょー！

役が取れなくても担当への愛を貫く方が大事、という亜美真美担当も、この作戦なら乗ってくれるかな？と思いSSにしました。

①亜美真美の票を固める
②キャッチーなタグを開始直前から広める
③他の子の一斉投票にも積極的に参加する

とにかく早い段階で1位争いしてないと、浮動票獲得はありません。
他担当にはできない亜美真美タッグで、TD以降に旋風を巻き起こしましょう！