1: 2012/06/16(土) 10:15:59 ID:AJurl1dU



 あたしはある日、気分転換にIS学園の裏にある雑木林に出かけた。

天気も良かったし、気分も上々♪

 ・・・そして、あたしはアレを見つけた。



鈴「なにこれ・・・?」
IS<インフィニット・ストラトス>(8) (サンデーGXコミックス)

2: 2012/06/16(土) 10:16:52 ID:AJurl1dU

鈴「なんで電話ボックスがここに・・・?」

鈴「・・・・・・・・・・」

鈴「・・・・・・あ」

鈴「そういえば、子供の頃見たアニメに 面白い道具があったわね」

鈴「確か・・・」

          キィ・・・パタン ガチャ

鈴「もしも一夏が、あたしにぞっこんだったら!」

鈴「な~んて・・・」

          ジリリリリリリリリリリリリリリリリリンッ!!



鈴「!!?」

3: 2012/06/16(土) 10:17:36 ID:AJurl1dU

          バタンッ! バタバタバタ・・・

鈴「・・・・・・・・・・」 ドキ ドキ ドキ

鈴「・・・びっくりした」

鈴「なんなのよ・・・もう」

鈴「行こ・・・」

          タッ タッ タッ・・・

4: 2012/06/16(土) 10:18:45 ID:AJurl1dU



           -翌日の朝・IS学園廊下-

鈴「おっはよ! 一夏!」

一夏「おう、おはよう! 鈴」

一夏「今日も可愛いな、鈴・・・」 ニコ

鈴「!?」 ///

鈴「な、なによ! いきなり!?」 ///

一夏「・・・? 俺、何か変な事、言ったか?」

鈴「か、可愛いって・・・」 ///

一夏「いつも言ってるだろ? そんな事・・・」

一夏「鈴は可愛いし・・・、一番輝いてる女の子だよ」 ニコ///

鈴「!!???!?!?!」 ///

5: 2012/06/16(土) 10:19:26 ID:AJurl1dU

鈴(えっ!? えっ!? えっ!?) ///

鈴(ちょっ・・・!? なに!? なにが起こってるの!?) ///

鈴(やば・・・! い、一夏の顔が見れない・・・!!) ///

鈴(どどど、どうなってるの!?) ///

6: 2012/06/16(土) 10:20:07 ID:AJurl1dU

一夏「・・・? どうしたんだ? 鈴?」

鈴「べ・・・別に・・・な、なんでも、ないっ」 ///

一夏「そっか・・・。 それならいいんだが」

一夏「・・・っと、もう教室か」

一夏「それじゃあな、鈴」

鈴「う、うん」 ///

7: 2012/06/16(土) 10:21:11 ID:AJurl1dU

鈴「・・・・・・・・」 ///

鈴(あ~もう・・・。 ニヤニヤが止まらないっ) ///

鈴(・・・・・・・・・・)

鈴(・・・て言うか、あの電話ボックス?)

鈴(・・・・・・・・・・)

鈴(まさか、ね・・・)

8: 2012/06/16(土) 10:21:51 ID:AJurl1dU



           -昼休み・食堂-

一夏「鈴、なに食う?」

鈴「そ、そうね・・・」

鈴「久しぶりに、サバの味噌煮定食にでも しようかな♪」

鈴(よ、よかった・・・。 何とかドキドキは収まってる・・・)

一夏「俺は、カレーにでもするかな」

9: 2012/06/16(土) 10:22:41 ID:AJurl1dU

一夏「それでさ、鈴」

鈴「うん?」

一夏「明日の休み、どこに行く?」

鈴「・・・へ?」

一夏「俺としては、遊園地の後、映画を見て晩飯・・・」

一夏「まあ、定番だけど こんな感じでどうかと思ってるんだが?」

鈴「何の話?」

一夏「おいおい・・・。 どうしたんだよ? 鈴?」

10: 2012/06/16(土) 10:23:24 ID:AJurl1dU



一夏「明日デートしようって、前から言ってたじゃないか」 クスッ



鈴「ぶふぉ!?」

一夏「ってわぁ!?」

一夏「・・・ホ、ホント、どうしたんだよ? 鈴・・・」

鈴「ゲホゲホッ・・・! デ、デート!?」 ///

一夏「おう」

鈴「・・・・・・・・・・・」 ///

11: 2012/06/16(土) 10:24:26 ID:AJurl1dU

鈴「ふ、二人だけで?」 ///

一夏「普通そうだろ?」

鈴「う、うん! い、行く! 絶対行く!」 ///

一夏「そうか。 今のプランでいいか?」

鈴「も、もちろん!」 ///

一夏「よし、明日が楽しみだな♪」

12: 2012/06/16(土) 10:25:10 ID:AJurl1dU

鈴(・・・・・・・・・・) ///

鈴(・・・だめ、これはもう間違いない) ///

鈴(・・・あの電話ボックス) ///

鈴(本物ね・・・) ///

鈴(・・・・・・・・・) ///

鈴(明日、何着て行こう・・・) ///

13: 2012/06/16(土) 10:25:57 ID:AJurl1dU



           -翌日の朝・モノレールIS学園前駅-

鈴「・・・あ、一夏!」

鈴(私服の一夏って・・・なんか新鮮ね♪)

一夏「おう、鈴」

鈴「待たせちゃった?」

一夏「いや、全然」

一夏「それに、鈴を待たせるわけには、いかないしな」 ニコ

鈴「一夏・・・」 ///

14: 2012/06/16(土) 10:26:38 ID:AJurl1dU

一夏「・・・鈴、いつも可愛いけど」

一夏「きょ、今日は格別だな・・・」 ///

鈴「えへ・・・えへへ。 ありがとう」 ///

一夏「私服も、そのリボンも、凄く似合ってる」 ///

鈴「も、もう! 褒めすぎだって!」 二ヘラ~///

          アハハハ・・・ ///

一夏「じゃ・・・そろそろ行くか!」

鈴「うん!」

15: 2012/06/16(土) 10:27:32 ID:AJurl1dU



           -午前中・遊園地-

一夏「さあて。 何に乗るかな?」

鈴「定番のジェットコースターは?」

一夏「いきなりは、キツイな・・・」

鈴「でも、早く並ばないと 今日は休日で人が多いから」

鈴「かなり待つことになるんじゃない?」

一夏「むむっ・・・確かに」

鈴「じゃあ決まり! 行こっ! 一夏!」

一夏(しょっぱなに絶叫マシンかぁ・・・)

16: 2012/06/16(土) 10:28:24 ID:AJurl1dU


一夏「うひぃっぃぃいっぃぃ!!!!」 ゴーーーーーー

鈴「きゃああああっ!!」 ゴーーーーーー

一夏「あばばばばばばっっ!!!!」 ゴーーーーーー

鈴「をををををををおおおおおおっ!!!!」 ゴーーーーーー

一夏「あちょおおおおおおおっ!!!!」 ゴーーーーーー

鈴「ほぉあたああああああああっつ!!!!」 ゴーーーーーー

17: 2012/06/16(土) 10:29:48 ID:AJurl1dU



----------



一夏「はあっはあっ・・・」

鈴「あははははっ!」

鈴「楽しかったね! 一夏!」

一夏「お、おう・・・・・・」

鈴「次、何乗る?」

一夏「・・・す、すまん。 休憩させてくれ・・・」

鈴「うふふ。 いいよ、一夏!」

18: 2012/06/16(土) 10:30:55 ID:AJurl1dU



----------



一夏「よし! 復活!」

鈴「じゃあ次は・・・、ソフトにミラーハウスとかどう?」

一夏「ん? 乗り物じゃなくてもいいのか?」

鈴「ま、一夏の体調を考えて・・・ね!」 クスッ

一夏「すまないな・・・。 でも、正直助かる」 クスッ

19: 2012/06/16(土) 10:31:50 ID:AJurl1dU


一夏「・・・前言撤回、こりゃクラクラするな・・・」

鈴「・・・ごめん」 シュン・・・

一夏「はは・・・俺も初めてだったからな・・・しかたn いてっ!」 ゴツン!

鈴「あっ、大丈夫?・・・キャッ!」 コンッ!

一夏「っと! 鈴!?」

鈴「あはは・・・平気!」

一夏「・・・そ、そうか」 ホッ・・・

一夏「・・・・・・・・・・・」 ///

一夏「よ、よし!」 ///

            ススッ・・・・・・ ギュッ

20: 2012/06/16(土) 10:32:39 ID:AJurl1dU

鈴「!!?」 ///

鈴「い、一夏・・・!?」 ///

一夏「こ、こうやって、体を密着させれば・・・大丈夫だ!」 ///

一夏「鈴は、俺が守る!」 ///

21: 2012/06/16(土) 10:33:31 ID:AJurl1dU

鈴(ふわあああああああああっ!!?) ///

鈴(い、一夏に・・・抱きよせられてるっ) ///

鈴(あ・・・あ・・・なんか、もう・・・わけ、わかんないっ) ドキドキ///

鈴(一夏の・・・鼓動が・・・息遣いが・・・温もりが・・・) ドキドキ///

鈴(凄い・・・近いっ) ドキドキ///

22: 2012/06/16(土) 10:35:10 ID:AJurl1dU



----------



鈴「ハー・・・ハー・・・」 ///

一夏「・・・? 鈴、大丈夫か?」

鈴「だ、大丈夫・・・」 ///

鈴(違う意味で大丈夫じゃないけど・・・) ドキドキ///

一夏「そ、そうか。 ならいいんだが・・・」

一夏「・・・そういや、腹減ったな。 そろそろ昼にするか?」

鈴「う、うん! いいわね」

一夏「よし、決まりだ」 クスッ

23: 2012/06/16(土) 10:36:42 ID:AJurl1dU


一夏「鈴、ホットドッグ」

鈴「あ、ありがと、一夏」

一夏「飲み物は、コーラで良かったか?」

鈴「うん!」 ニコ

一夏「・・・だいぶ、混んできたな」

鈴「休日だもん。 親子連れがやっぱり多いね」

一夏「俺達みたいなカップルも けっこういるけどな」 ハハ・・・

鈴「」 ///

24: 2012/06/16(土) 10:37:33 ID:AJurl1dU

一夏「・・・? 鈴?」

鈴「う、うん!? な、なに?」 ///

一夏「やっぱり・・・ちょっと変だぞ?」

鈴「そ・・・そう?」 ///

一夏「まるで・・・付き合い始めた頃の鈴みたいだ・・・」

鈴「!?」 ///

25: 2012/06/16(土) 10:38:54 ID:AJurl1dU



鈴(つ、付き合っているんだ・・・! あたし達・・・) ///



鈴「そ・・・そんなに、変、かな?」 ///

一夏「あ・・・、いや、それは言葉のアヤ ってやつだよ」

一夏「今の鈴も・・・凄く可愛い・・・」 ///

鈴「!? も、もう! 一夏ったら・・・」 モジモジ・・・///

鈴(あ・・・あたし、ホントに どうにかなっちゃいそう・・・) ///

26: 2012/06/16(土) 10:39:38 ID:AJurl1dU

一夏「じゃ・・・そろそろ、次、行くか?」

鈴「うん!」

一夏「どこにする?」

鈴「次は、一夏が行きたい所がいいかな・・・」 ニコ

一夏「俺の行きたいところ、か・・・」

一夏「う~ん・・・」

27: 2012/06/16(土) 10:40:41 ID:AJurl1dU



----------



鈴「へえ・・・遊園地の中にもゲーセンってあるのね」

一夏「ハハハ・・・鈴、前にも同じ事、言ってたぞ?」

鈴「そ、そうだった?」

一夏「ま、いいさ。 じゃあ・・・手始めに格ゲーでもどうだ?」

鈴「うん!」

28: 2012/06/16(土) 10:41:20 ID:AJurl1dU

一夏「くっ・・・!」 カタカタ

鈴「よっ・・・とあっ!」 カタタッ カタッ!

一夏「なんのっ!」 カタッ! カタタンッ!

鈴「わっ!? ちょっ!」 カトトッ!

一夏「うしっ!」 ユー ウィン!

鈴「あーもう! 惜しかった・・・」 ユー ロスト・・・

一夏「最後のラッシュ、ヤバかったぜ・・・」

鈴「・・・そろそろ・・・別のゲームしない?」

一夏「ああ、いいぜ」

29: 2012/06/16(土) 10:42:27 ID:AJurl1dU

一夏「クレーンゲームか」

鈴「そんなに得意じゃないんだけどね・・・」

鈴「二人なら、取れるかな~と思って」

一夏「よし、いっちょ、やってみるか!」

鈴「あのモッピー人形なら、いけるんじゃない?」

一夏「おっ、良い具合に、腕が引っ掛かりやすそうだな」

一夏「狙ってみる・・・」

30: 2012/06/16(土) 10:43:27 ID:AJurl1dU


鈴「・・・そう、ちょい右!」 ウィ~ン・・・

鈴「ハ~イ! そこで真っ直ぐ!」 ウィ~ン・・・

一夏「・・・よし、こんどこそ!」 グォ~ン・・・

一夏・鈴「・・・・・・・・・」 ドキドキ・・・

一夏・鈴「!!」

一夏・鈴(そのまま・・・そのまま・・・!)

一夏・鈴「・・・・・・・・・」 ドキドキ・・・

          ガコンッ!

一夏「よしっ!!」 ガッツポーズ!

鈴「やったぁ!!」

31: 2012/06/16(土) 10:44:18 ID:AJurl1dU

鈴「次は・・・プリクラ!」

一夏「おう、いいぞ」

           パシャ・・・パシャ・・・

一夏「・・・お~い、鈴、何枚撮るんだよ?」

鈴「いいじゃない! 記念よ、記念!」

一夏「そろそろ映画の時間が気になってきてな・・・」

鈴「え? まだ大丈夫でしょ?」

一夏「・・・最後に行きたいアトラクションがあるんだよ」

鈴「そう? じゃ、これで最後にするね!」 ニコ

一夏「おう」

一夏(でも・・・喜んでる鈴、見ているだけで時間が経つのを忘れるな) ///

32: 2012/06/16(土) 10:44:51 ID:AJurl1dU



----------



鈴「・・・観覧車」 ///

一夏「遊園地のシメといえば、やっぱ、これだろ?」 ///

鈴「う、うん」 ///

33: 2012/06/16(土) 10:45:37 ID:AJurl1dU

一夏「そろそろ・・・俺達だな」 ///

鈴「うん・・・」 ///

一夏(鈴・・・。 なんだよ、この可愛い生き物は・・・) ///

            ガチン・・・パタン・・・

一夏「よっと・・・」

鈴「ふふ・・・上がってきた、上がってきた」

34: 2012/06/16(土) 10:46:17 ID:AJurl1dU

鈴「わあ・・・」

一夏「良い景色だな・・・」

鈴「うん・・・。 ねえ、一夏。 IS学園ってどっちの方向?」

一夏「確か・・・、こっちの方かな?」

鈴「あれかな? 湖は見えるけど・・・建物は・・・無理みたい」

一夏「そりゃそうだ・・・けっこうな距離だからな」

35: 2012/06/16(土) 10:47:11 ID:AJurl1dU

一夏「・・・鈴」

鈴「うん? なに?」

一夏「こっちに・・・俺の隣に座らないか?」 ///

鈴「!!」 ///

鈴「う、うん・・・」 ///

           ツツツ・・・ストン

一夏「・・・・・・」 ///

鈴「・・・・・・」 ///

36: 2012/06/16(土) 10:48:33 ID:AJurl1dU


 静かに思えた。

ホントは、ゴンドラのきしみや、観覧車の駆動音がしていたハズだけど・・・。

気にならなかった。




 一夏が、あたしの肩に手を回してきた。

緊張しているらしく、少しぎこちない感じで・・・。

でも・・・それは、自分も同じだった。



 あたしは・・・ゆっくりと一夏の方に顔を向けて、そのまま目を閉じた。

37: 2012/06/16(土) 10:49:37 ID:AJurl1dU



 ・・・少しして、自分の唇に優しく何かが触れた・・・。

よく、「甘酸っぱい味」って表現を聞くけど、・・・それは正確じゃない。



 あたしは、唇で、体で、心で・・・、「五感」と呼ばれるすべてと、もう一つの何かで、

「それ」を感じていたのだから・・・。

38: 2012/06/16(土) 10:50:12 ID:AJurl1dU



 言葉では、表現し切れない。 そんな体験・・・。



 ・・・その後の事を あたしは、ほとんど覚えていない。

映画を見て、二人で夕食を食べた・・・と思うんだけど・・・。

39: 2012/06/16(土) 10:51:00 ID:AJurl1dU



 ふと、我に帰ったのは、IS学園寮の自分の部屋に戻った時だった。



 ・・・・・・恥ずかしいけど、あたしは 度々、一夏との「体験」を思い出しては

一人、身悶えていた・・・。

40: 2012/06/16(土) 10:53:37 ID:AJurl1dU



            -次の日・IS学園・廊下-

鈴「♪~♪~♪~」 ウキウキ♪

鈴(はあ・・・。 あたし、たぶん、ニヤニヤしてるんだろうな・・・) ///

鈴(いいのかな・・・こんなに幸せで・・・) ///

鈴(ふふふふふ~) ///

鈴(・・・・・・・・) ///

鈴(・・・あ)

鈴(そういえば・・・他の4人は、どうしているんだろう?)

鈴(・・・・・・・・・・)

鈴(・・・あたしがその立場なら)

鈴(顔を合わせ辛いな・・・)

41: 2012/06/16(土) 10:54:23 ID:AJurl1dU



箒「・・・!」

鈴「・・・!」



鈴(思っているそばから・・・)

鈴「・・・お、おはよう、箒」

箒「・・・!?」

箒「・・・・・・っ」 タッ タッ タッ・・・

鈴「・・・・・・・・」

鈴(・・・・・・やっぱり・・・そうだよね) ハァ・・・

42: 2012/06/16(土) 10:55:30 ID:AJurl1dU



セシリア「・・・ちょっと、あなた」

セシリア「そんなところに 突っ立って居られると、邪魔なんですけど」

鈴「あっ、ごめん・・・って、セシリア」

セシリア「・・・!?」

鈴「・・・?」

セシリア「・・・なんですの? わたくし達、ファーストネームで」

セシリア「呼び合う仲などでは、ございませんけど?」

セシリア「中国の代表候補生・・・」 ギロッ・・・

鈴「・・・!?」 ビクッ!

セシリア「・・・ふん」 スタ スタ スタ・・・

43: 2012/06/16(土) 10:56:31 ID:AJurl1dU

鈴(・・・・・・・・・)

鈴(・・・・・・そりゃ)

鈴(祝福してくれないだろうなって、思ってたけど・・・)

鈴(あんな・・・殺意をこめた目で見なくてもいいじゃない)

鈴(・・・・・・・・・・)

47: 2012/06/16(土) 13:15:42 ID:AJurl1dU



            -1組・2組・合同実習授業-

千冬「それでは、授業を始める」

千冬「今日は、専用機持ちと一般生徒で短時間の模擬戦を行い」

千冬「それぞれの技量を上げてもらう」

           ハ~イ

鈴(・・・・・・あれ?)

鈴(シャルロットとラウラ、今日休みかしら?)

鈴(・・・・・・・・・)

48: 2012/06/16(土) 13:16:27 ID:AJurl1dU

鈴「ね、モブ子」

モブ子「うん? なに?」

鈴「今日・・・シャルロットとラウラ、休みなの?」



          ザワッ・・・・・・!



鈴「・・・・・・えっ?」

鈴(なに? この空気・・・?)

49: 2012/06/16(土) 13:17:19 ID:AJurl1dU

千冬「鳳・・・貴様・・・!」

鈴「え? え!?」

一夏「ちふ・・・織斑先生!」

一夏「鈴は、ここの所、記憶が曖昧になってて・・・」

一夏「様子がおかしかったんです!」

千冬「・・・」

一夏「今すぐ医療室に連れて行きます!」

千冬「・・・ふん。 わかった、連れて行け」

一夏「ありがとうございます!」

一夏「さ、ほら、鈴!」 グイッ

鈴「え? え? うん・・・」

50: 2012/06/16(土) 13:18:13 ID:AJurl1dU



            -同・IS学園・どこかの個室-

一夏「はー・・・。 まったく、肝を冷やしたよ・・・」

鈴「・・・・・・」

一夏「・・・鈴、最近、様子がおかしかったし」

一夏「もしかしたら、本当に記憶が無いのか?」

鈴「・・・え~っと・・・まあ・・・そう」

一夏「・・・・・・マジかよ」

鈴「・・・ごめん」

一夏「・・・まあ、そうでなきゃ、あんな事は言わないだろうしな」

一夏「何があったか話すよ・・・」

鈴「うん、お願い」

51: 2012/06/16(土) 13:19:18 ID:AJurl1dU

一夏「まず・・・シャルロットだけどな」

一夏「女だった事は、覚えているか?」

鈴「うん」

一夏「あいつは最初、男としてここに来た」

一夏「問題は、どうして性別を詐称してまで転入してきたか、その理由だ」

一夏「デュノア社の産業スパイとして、この俺と、俺のISに近づくためだった・・・」

鈴「・・・・・・」

一夏「・・・まあ、彼女は俺にバレた時に 素直に話してくれたけどな」

一夏「自分の意思ではなかった事や、謝罪もしてくれた」

一夏「・・・・・・でも同情はしたけど、見過ごす事は出来なかった」

鈴「・・・・・・」

52: 2012/06/16(土) 13:19:55 ID:AJurl1dU

一夏「千冬姉に伝えて、出来るだけ配慮してくれと付け加えておいた」

一夏「・・・それから2~3日後にフランスへ強制送還されたよ」

鈴「・・・IS学園特記事項は?」

一夏「なに言ってるんだよ、鈴」

一夏「ISの国際条約に明らかに違反するし、彼女の為にもならないだろ?」

鈴「・・・・・・」

鈴(・・・あれ。 なんだろ? この気持ち・・・)

53: 2012/06/16(土) 13:20:37 ID:AJurl1dU


一夏「そして、ラウラの事だけど・・・」

一夏「結論から言うと・・・彼女は」

一夏「もう、この世にいない」

鈴「・・・・・・」

鈴「えっ!?」

54: 2012/06/16(土) 13:21:14 ID:AJurl1dU

一夏「鈴は、ラウラが俺を憎んでいた事は覚えているか?」

鈴「・・・転校初日に一夏をひっぱたいたわ」

一夏「そうだった。 そんな事もあったな」 クスッ・・・

一夏「だが・・・あいつは、事もあろうに・・・」

一夏「鈴を・・・!」 ギリッ

鈴「・・・!」 ///

55: 2012/06/16(土) 13:21:56 ID:AJurl1dU

鈴「・・・・・・」

鈴「えっと・・・確かその時、セシリアも居なかった?」

一夏「あんな女、どうでもいいよ・・・」

鈴「・・・・・・」



鈴(・・・まただ)

56: 2012/06/16(土) 13:22:41 ID:AJurl1dU

一夏「俺は、我を忘れて、ラウラに飛び掛った」

一夏「まあ・・・AICでボコボコにされたんだがな」

一夏「千冬姉が止めに入ってくれ無ければ・・・」

一夏「俺は・・・殺られていただろう」

鈴「・・・・・・」

57: 2012/06/16(土) 13:23:36 ID:AJurl1dU

一夏「・・・だが、ラウラは、何かに火が点いていた」

一夏「尊敬してたはずの千冬姉の静止を振り切って、俺に止めを刺そうとした」

一夏「・・・千冬姉に切り伏せられたラウラは」

一夏「その場で暴走した」

鈴「・・・・・・」

58: 2012/06/16(土) 13:24:20 ID:AJurl1dU

一夏「千冬姉は・・・なんとかラウラを救おうとしたけど・・・」

一夏「どんなに切り伏せても、ダメージを与えても」

一夏「暴走したラウラは、止まらなかった」

鈴「・・・・・・」

一夏「・・・どのくらい時間が過ぎたのか」

一夏「突然、ラウラが倒れて動かなくなった・・・」

一夏「電池の切れたオモチャの様に・・・」

鈴「・・・・・・」

59: 2012/06/16(土) 13:25:16 ID:AJurl1dU

一夏「ラウラは、酷い状態だったらしい」

一夏「直接の氏因は、折れた肋骨が肺に刺さり」

一夏「呼吸困難による窒息氏だったそうだけど・・・」

一夏「全身の骨が、何十箇所も折れていたとか」

鈴「・・・・・・」

一夏「千冬姉も相当ショックを受けていたな・・・」

一夏「状況は、仕方なかったとはいえ・・・ラウラの命を奪ってしまったのだから」

一夏「で・・・今に至る」

鈴「・・・・・・?」

60: 2012/06/16(土) 13:25:55 ID:AJurl1dU

鈴「福音事件は?」

一夏「・・・は?」

一夏「なんだ? 福音事件って?」

鈴「・・・ううん、何でも無い」

鈴(・・・こっちでは、福音事件そのものが 無かった事になってるのね)

61: 2012/06/16(土) 13:26:35 ID:AJurl1dU



鈴「・・・一夏」

一夏「ん?」

鈴「箒とセシリアは・・・」

鈴「あたしと何かあったのかな?」

一夏「・・・・・・」

鈴「・・・?」

62: 2012/06/16(土) 13:27:16 ID:AJurl1dU

一夏「鈴、あいつらに何かされたのか?」

鈴「・・・は? ううん、そうじゃないんだけど」

鈴「ちょっと気になっただけ」

一夏「・・・なら、いいんだが」 ホッ・・・

63: 2012/06/16(土) 13:28:07 ID:AJurl1dU

一夏「箒は、なんだかんだと難癖つけては、俺と鈴の間に入ろうとしてな」

一夏「はっきり『止めてくれ』って言ったら」

一夏「なんか泣きながら 俺に告白してきたんだ」

鈴「・・・!!」

64: 2012/06/16(土) 13:28:49 ID:AJurl1dU

一夏「・・・ま、気持ちは嬉しかったけど、心を鬼にして」

一夏「『迷惑だ』と突き放した・・・」

鈴「・・・・・・」

一夏「・・・それが箒の為さ」

一夏「俺には・・・鈴が居てくれるから」 ///

鈴「う、うん」 ///

65: 2012/06/16(土) 13:29:42 ID:AJurl1dU



一夏「・・・セシリアも状況は、箒に似ているんだけど」

一夏「あいつ・・・振られた腹いせに、事在る毎に鈴に突っかかってな」

一夏「俺の知らない所で、ずい分と鈴を困らせていた」

鈴「・・・・・・」

一夏「もちろん俺は注意したさ」

一夏「俺を一方的に好きになって、振られて、その腹いせを何の関係もない」

一夏「鈴にするのが、イギリスの流儀なのか?」

一夏「・・・ってな」

鈴「うわぁ・・・」

66: 2012/06/16(土) 13:30:17 ID:AJurl1dU

一夏「それからは・・・俺を毛嫌いするようになったな」

一夏「ま・・・それがあの女の正体なんだろう」 ヤレヤレ・・・

鈴「・・・・・・・・・」

鈴(・・・そっか)

鈴(そういう事か・・・)

鈴(・・・・・・”違う”んだ。 この一夏は・・・)

67: 2012/06/16(土) 13:30:49 ID:AJurl1dU

一夏「・・・鈴?」

鈴「ん? ふふ・・・なんでもない」

一夏「そうか・・・」

鈴「・・・・・・」

鈴「・・・ね、一夏」

一夏「なんだ?」

68: 2012/06/16(土) 13:31:31 ID:AJurl1dU



鈴「一夏は、どうしてあたしの事を そんなに好きでいてくれるの?」



一夏「・・・・・・・・・・・・」

一夏「・・・・・・それ、本気で言ってるのか?」

鈴「・・・ごめん」

一夏「・・・・・・・・・・・・」

69: 2012/06/16(土) 13:32:10 ID:AJurl1dU

一夏「・・・幼い頃、鈴は俺に言ってくれたよな」

一夏「毎日、酢豚を作ってくれるって」

鈴「うん」

一夏「その時に・・・表面上は何でもないって顔をしたけど・・・」

一夏「内心は・・・鈴が、とても愛おしく思えた」 ///

鈴「う、うん」 ///

一夏「・・・俺、鈴と離れる事になって」

一夏「それを受け入れられなくて、現実の事として認識していなかった」

鈴「・・・・・・」

70: 2012/06/16(土) 13:32:47 ID:AJurl1dU

一夏「最初は・・・声だった。 自分を呼ぶ、鈴の声がしないって気がついた」

一夏「いちかーって、元気のいい鈴の声・・・」

一夏「そして・・・いつしか鈴を探していた。・・・無意識にな」

一夏「いつも隣にいた存在が無くなって、寂しかったんだろう・・・」

鈴「・・・・・・」

71: 2012/06/16(土) 13:33:34 ID:AJurl1dU

一夏「・・・ある日、俺は」

一夏「鈴の家に・・・あのラーメン店に行ってみた」

一夏「そこに・・・いるかもって、思って・・・」

鈴「・・・・・・」

一夏「・・・何も無かった」

一夏「店はおろか・・・建物があった痕跡も何もかも・・・」

一夏「そこは、ただの更地になっていたんだ・・・」

鈴「・・・・・・」

72: 2012/06/16(土) 13:34:24 ID:AJurl1dU



一夏「・・・・・・ああ、もう鈴は、居ないんだ」



一夏「俺は・・・泣きながら、それをやっと理解したんだ・・・」

鈴「・・・・・・」

一夏「いつか鈴に会いに行こう」

一夏「そう思いながら、色々あってIS学園に編入して」

一夏「しばらくしたら・・・」

鈴「・・・あたしが転校してきた」 クス

一夏「そう」 クス

73: 2012/06/16(土) 13:35:25 ID:AJurl1dU

一夏「まあ・・・冷静になれば、ちょっと恥ずかしいんだけど」

一夏「あの時・・・気がついたら、鈴を抱きしめてた・・・」 ///

鈴「えっ・・・・・・」

一夏「その事は・・・覚えてるか?」

鈴「・・・ごめん」

一夏「そっか・・・」

一夏「ああ、いや・・・別にいいんだよ」

一夏「思い出は、これからたくさん、作っていけばいいんだし、な」 ニコ

鈴「・・・・・・」

鈴「・・・うん、そうだね、一夏」 ニコ

74: 2012/06/16(土) 13:36:06 ID:AJurl1dU



             -夜・IS学園寮・鈴の部屋-

鈴(・・・・・・・・・・・・)

鈴(・・・・・・贅沢だな、あたし)

鈴(あの一夏は・・・)

鈴(あたしの理想の一夏じゃない)

鈴(一途で、真っ直ぐで、あたしの事だけを見てくれてる・・・)

鈴(まさに・・・望んだ通りの一夏・・・)

鈴(・・・・・・・・・・・・)

75: 2012/06/16(土) 13:37:02 ID:AJurl1dU



             -同・IS学園裏の雑木林-

鈴(・・・・・・・・・・・・)

鈴(・・・どこだったかな)

鈴(確か・・・この辺・・・)

鈴(・・・!)

鈴(あった!)



 あたしは・・・あの電話ボックスに入った。

受話器を取ろうとして・・・あたしは、ためらった・・・。

76: 2012/06/16(土) 13:37:42 ID:AJurl1dU


鈴(・・・あの一夏は、あたしの理想)

鈴(でも・・・)

鈴(この世界は)

鈴(こんな世界は)

鈴(あたしは、望んでいない)

鈴(・・・・・・・・・・・・)

77: 2012/06/16(土) 13:38:30 ID:AJurl1dU

鈴(あたしは、知っているもの)

鈴(一夏を取り合うライバルだけど・・・)

鈴(箒は、不器用だけど・・・とっても真面目だし)

鈴(セシリアは・・・ちょっと間が抜けてるけど、一緒に居て楽しいし)

鈴(シャルロットは、抜け目が無くて油断できないけど、頼りになる仲間だし)

鈴(ラウラは、世間知らずで行動が読めない奴だけど、素直なところは可愛いし・・・)

鈴(・・・・・・それに)

鈴(一夏は・・・みんなを悪く言ったりしない) クスッ・・・

78: 2012/06/16(土) 13:39:17 ID:AJurl1dU



 あたしは、受話器を取った。



鈴「・・・・・・・・・・」

鈴「もとに・・・」

鈴「もどれ!!」

           ジリリリリリリリリリリリリリリリリリンッ!!

鈴「・・・・・・・」

鈴「甲龍!」 スウウウウウンッ!

79: 2012/06/16(土) 13:40:29 ID:AJurl1dU



 ISを起動させると、あたしは電話ボックス持ち上げ、湖のど真ん中まで移動した。

そして・・・。



鈴「・・・龍砲!!」



           ドゴオオオオオン!!



鈴「・・・・・・・・・・・」

鈴(これで・・・いいのよ・・・)

80: 2012/06/16(土) 13:41:48 ID:AJurl1dU


 電話ボックスは砕け散って、湖面に消えていった・・・。

後悔はある。 でも・・・あれは、あってはいけない物だと、あたしは思った。

81: 2012/06/16(土) 13:42:42 ID:AJurl1dU



            -翌日の朝・IS学園・1組教室-

鈴「おはよう!」

セシリア「あら、鈴さん。 おはようございます」

箒「おはよう」

ラウラ「おはよう、鈴」

シャル「おはよう。 今日も元気だね、鈴」

鈴「ふふん、まあね」

82: 2012/06/16(土) 13:43:23 ID:AJurl1dU


鈴「あのさ、今日のお昼、屋上で食べない?」

鈴「・・・一夏抜きで」

箒・ラウ・セシ・シャ「「「「・・・?」」」」

83: 2012/06/16(土) 13:44:36 ID:AJurl1dU



           -昼休み・IS学園・屋上-

           アハハ・・・ウフフ・・・

セシリア「たまにはいいですわね、こういうのも」

鈴「でしょ?」

シャル「うん。 不思議だけど・・・、とっても新鮮だね」

ラウラ「・・・なぜだかわからないが、落ち着くな」

箒「一夏がいると緊張するからかな?」

鈴「たぶんそうね」

84: 2012/06/16(土) 13:45:36 ID:AJurl1dU

鈴「・・・あたしね、夢を見たの」

鈴「一夏がね、あたしにぞっこんな夢・・・」

セシリア「・・・鈴さん? 何かあると思ったら、夢のご自慢ですか?」

箒(私も見てみたいな・・・) ///

鈴「途中までは・・・良かったんだけどね」

シャル「途中まで?」

鈴「そう。 夢の中の一夏は、あたしには優しいんだけど・・・」

鈴「みんなには、どこか冷めた態度でね」

鈴「・・・なんか、違うなって思っちゃった」

85: 2012/06/16(土) 13:46:36 ID:AJurl1dU

ラウラ「ふむ・・・確かに嫁らしくないな」

シャル「一夏なら、誰かと付き合っていても、態度を変えなさそうだもんね・・・」 クスッ

箒「・・・でも、それはそれで、ヤキモキしそうだな」

セシリア「箒さんの言う通りですけど・・・だからこその一夏さんですわ・・・」 フウ・・・



鈴「そうよね・・・。 なんであんなの好きになっちゃったんだか・・・」

鈴「女心を 全っ然、分かろうとしないし」

86: 2012/06/16(土) 13:47:29 ID:AJurl1dU

ラウラ「公然と嫁宣言してるのに、一向に振り向かないし」

セシリア「頼りがいのある発言をしたかと思えば、あっさり期待を裏切りますし・・・」

シャル「どんなアピールも、常にナナメ上に受け取るし・・・」

箒「その割には、ハレンチな奇行ををするし・・・」



鈴「うわ・・・みんな言いたい放題ね」

ラウラ「・・・だが、反論は難しいな」

シャル「・・・うん、ホントだね」

セシリア「的確ですわ・・・」

箒「ハハハ・・・ハァ・・・」

87: 2012/06/16(土) 13:48:12 ID:AJurl1dU

箒「・・・今頃、一夏は何をしているだろうな?」

ラウラ「昼食を取っているに決まっているだろう?」

シャル「ラウラ、そういう事じゃないんだよ」

セシリア「わたくし達がいなくて、寂しい、とか思っているのでは?」

88: 2012/06/16(土) 13:48:48 ID:AJurl1dU

鈴「だとしたら、ちょっといい気味ね」 クスッ

鈴「たまには、あたし達にヤキモキしなさいっての!」

シャル「あはは、そうだよね!」

箒「そうだな、いつも私達ばかりだしな!」

セシリア「きっと、わたくし達のありがたみを味わって居られるでしょう!」

ラウラ「・・・・・・・・・・・・」

89: 2012/06/16(土) 13:49:44 ID:AJurl1dU



ラウラ「・・・意外と」

ラウラ「他の女子と、楽しく食事を・・・」



鈴「・・・・・・・・・・・・・・」

シャル「・・・・・・・・・・・・・・」

箒「・・・・・・・・・・・・・・」

セシリア「・・・・・・・・・・・・・・」

ラウラ「・・・・・・・・・・・・・・」

90: 2012/06/16(土) 13:50:21 ID:AJurl1dU

ラウラ「きゅ、急用を思い出した!」 バッ

シャル「ボ、ボクも!」 バッ

箒「私もだ!」 バッ

セシリア「み、みなさん! 抜け駆けは、許しませんわ!」 バッ

鈴「・・・ハァ、結局こうなるのね・・・」 バッ

鈴(ま、・・・これも楽しいよね) クスッ

91: 2012/06/16(土) 13:51:07 ID:AJurl1dU



 ・・・こうして、あたしの不思議な体験は、幕を閉じた。

まるで、本当に夢だったかのように。



 でも・・・そうじゃない証拠が、一つだけ あたしの手元にあった。

92: 2012/06/16(土) 13:52:04 ID:AJurl1dU



             -夜・IS学園寮・鈴の部屋-

鈴「んふふ~♪」 ピラ

鈴(あの世界で撮ったプリクラ・・・)

鈴(どうして残っているのか、わかんないけど)

鈴(・・・これくらい、いいよね?)

鈴(一夏・・・) チュッ

鈴(~~~~~!!) ジタバタ ジタバタ ///

93: 2012/06/16(土) 13:53:20 ID:AJurl1dU

鈴(・・・・・・・・・・・)

鈴(でも・・・)

鈴(いつか・・・)

鈴(あたしの好きな一夏と)

鈴(あんな体験できますように・・・) ///



 それは、あたしだけの、秘密のお守りになっていた。



            おしまい

94: 2012/06/16(土) 13:59:14 ID:AJurl1dU
お粗末さまでした。支援してくださった方、本当にありがとうございます。

ええと、ちょっとお聞きしますけど、今回のレスと同じネタで
箒バージョンとかあったら、読みたいですか?

113: 2012/06/22(金) 00:20:46 ID:NdM.cmhE

鈴ちゃんかわいいいいいいいいあああああああ
また鈴ちゃんでも続き書いてくれよ!

引用: 鈴「もしも一夏が、あたしにぞっこんだったら!」