( ´・ω・)「あ、張り紙張ってある....クラスが書いてるみたいだね」

隆人「あー俺勇人とおんなじクラスだー」ｴｰﾏｼﾞ?ﾖｶｯﾀｰ

隆「えー俺だけ１組？」

大成「俺と( ´・ω・)はおんなじクラスみたいやな」

( ´・ω・)「うん、そうみたいだね」

( ´・ω・)(あ、大地君も同じクラスみたいだ、良かったぁ)

ｼﾞｬｱﾏﾀﾅｰ ｵﾜｯﾀﾗｼｭｳｺﾞｳﾅｰ

( ´・ω・)「うぅ...緊張するなぁ」

先生「今日から皆さんはここでお勉強していくことになりまーす、よろしくおねがいしまあす」

児童「よろしくおねがいしまあす!!!」

( ´・ω・)(この言い方ちょっと苦手だな)

先生｢それじゃあまずは、これから皆さんがお勉強で使う教科書を配ります。
　　前の席の人は後ろの席の人に回してあげてねー｣

前の人「はい」ｽｯ

( ´・ω・)「ん、はい」ｳｼﾛﾆﾏﾜｼ

( ´・ω・)(こころのノート？何に使うんだろ)

先生｢はーいどんどん配っていきますねー｣

先生｢はい配り終わりましたね、
貰ってないよーって人いますかー？....
はい、大丈夫ですね｣

先生｢それではこれから皆に自己紹介をして貰おうと思います。｣

( ´・ω・)(えっ、こんな大勢の中で喋るの？....)ｵﾄﾞｵﾄﾞ

先生｢はいそれじゃあ出席番号一番の人からお願いしまあす｣

ﾊｲッ ﾎﾞｸﾊ ｱｻﾀﾞﾏｺﾄﾃﾞｽ ﾖﾛｼｸｵﾈｶﾞｲｼﾏｱｽ！ｽｷﾅﾓﾉﾊ ｻｯｶｰﾃﾞｽ！

ﾜﾀｼﾊ ｱﾀﾞﾁ ｺﾄﾐ ﾃﾞｽ ｽｷﾅﾓﾉﾊ ｵﾊﾅﾃﾞｽ！ﾅｶﾖｸｼﾃｸﾀﾞｻｲ！

( ´・ω・)(あわわあんな皆が注目してる中立って話す
なんて無理だよぉ緊張するよお)

ﾜﾀｼﾊ～　ﾎﾞｸﾊ～　ﾜﾀｼﾊ～

( ´・ω・)(あわわ遂に僕の番が来たよ....)ｶﾞﾀｯ

( ´・ω・)「僕は( ´・ω・)です。えと、
好きなものはサッカーです
よろしくお願いします」ｶﾞﾀｯ

( ´・ω・)(きき緊張したぁ....変じゃなかったかなぁ)ｵﾄﾞｵﾄﾞ

先生｢はーいありがとうございます。皆元気いっぱいでしたね。
あっ、先生の名前まだ言ってませんでしたね。私は田中久美子といいます。
皆さんよろしくお願いします。｣

ﾖﾛｼｸｵﾈｶﾞｲｼﾏｱｽ！

田中先生「それでは今日はこれでお終いです。明日から授業が始まりますから、
ちゃんと時間割見ておいてね、はい起立」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

ｾﾝｾｰｻﾖｰﾅﾗ ﾐﾅｻﾝｻﾖｰﾅﾗ！

先生「ふふッはいさようなら」

( ´・ω・)(ふーやっと終わった、皆の所行かなくちゃ)

( ´・ω・)「大成君、皆の所行こー」

大成「うんいこかー」

( ´・ω・)(あっ、大地と話せなかったな....大地は)ﾁﾗｯ

大地「えホント？今度家おいでよwww」ﾔｯﾀｰｲｸｲｸ ﾔｸｿｸﾅ

( ´・ω・)(もう新しい友達が出来てるみたい、また明日話しかけようかな)

隆人「今日誰の家行くー？」

大成「俺ん家は駄目だってさ」

勇人「俺ん家もお母さんが駄目だって」

隆人「やっぱ二人の所は駄目だよなー」

( ´・ω・)(僕ん家大丈夫だから言ってみようかな)

隆「俺ん家イケるから皆おいでよ」

ｼﾞｬｱ ｺﾞﾊﾝﾀﾍﾞﾀﾗ ﾀｶｼﾉｲｴｼｭｰｺﾞｰﾅ　ﾕｳｷﾞｵｳ ﾜｽﾚﾝﾅﾖ

( ´・ω・)「あうん、おっけー」

( ´・ω・)「ただいまー！」

母「あらおかえり、どうだった初めての学校は？」

( ´・ω・)「うんなんかね！ジコショーカイが緊張した！」

母「あらあらそうなの？ちゃんと話せた？」

( ´・ω・)「うん！ご飯食べたら隆君の家行って来るね！」

母「ふふっ、ちゃんと五時には帰って来なきゃ駄目よ？じゃあお昼ご飯
早く作らないとね、今日はたらこスパゲッティーよ」

( ´・ω・)「！！　やったー！あれ大好き！」

母「すぐ出来るから手洗っておいで」鍋ｸﾞﾂｸﾞﾂ

( ´・ω・)「うん！」洗面所ｼﾞｬｰ

( ´・ω・)「んぐんぐ、おいしい」ﾑｼｬﾑｼｬﾑｸﾞﾑｸﾞ

( ´・ω・)「ご馳走様！行って来ます！」

母「はいいってらっしゃい、ふふっ元気な子ね」

ピンポーン

( ´・ω・)「隆くんいますかー｣ ｱｲﾃﾙｯｶﾗﾊｲｯﾃｰ ｶﾞﾁｬ

( ´・ω・)「お邪魔しマース」

勇人「聖なるバリアミラーフォース」

隆人「サイクロン、はい2000ダメージね」

勇人「え、なんで？もう発動した後だから意味ないでしょ？」

隆人「違いますー発動してもサイクロンで破壊できますー」

勇人「えー違うよ効果のとこにそんなの書いて無いじゃん」

ﾃﾞｷﾏｽｰ ﾃﾞｷﾏｾﾝｰ ｲﾔﾃﾞｷﾏｽｰ ﾀﾞｶﾗﾃﾞｷﾏｾﾝｰ

( ´・ω・)(これホントにどっちなんだろー)

隆「( ´・ω・)も着たし一旦終わろー、二対二でチーム戦しようよ」

隆人「おっしゃーじゃあグッパーしよ」

ｸﾞｯﾊﾟｰｸﾞｯﾊﾟｰｸﾞｰｯﾊﾟ ﾅｯﾃｰﾅｲ！ ﾅｯﾃｰﾅｲ！

( ´・ω・)「じゃあ僕と勇人対隆と隆人だね」

勇人「次は絶対負けないからな！、あとサイクロンは後出し意味ないから」

ｱﾘﾏｽｰ ﾅｲﾃﾞｽｰ

( ´・ω・)「よし....決闘スタート！」

ｼﾞｬｱﾏﾀﾈｰ ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ ｵｼﾞｬﾏｼﾏｼﾀｰ

( ´・ω・)「今日は結構勝てた、勇人君のデッキも強かったし」ｸﾞｯ

( ´・ω・)「そういえば大成君来なかったけどどうしたんだろ」

ﾀﾀﾞｲﾏｰ！

母「お帰りなさい、ちゃんと手洗うのよー今日はハンバーグだからね」

( ´・ω・)「やったー！ハンバーグ大好き」洗面所ｼﾞｬｰ

母「すぐ出来るからお姉ちゃんとお兄呼んできてくれる？」

( ´・ω・)「おっけー！」

ｺﾞﾊﾝﾃﾞｽﾖｰ ｲﾀﾀﾀﾞｷﾏｽ ｺﾞﾁｿｳｻﾏｰ

母「( ´・ω・)今のうちにお風呂入っちゃって」

( ´・ω・)「うん」

ｶﾎﾟｰﾝ....

( ´・ω・)(今日も楽しかったなー、緊張したけど大成君と大地が同じ
クラスだしこれから大丈夫そうかな、友達できるかな)

( ´・ω・)(そろそろあがろう)ｻﾞﾊﾟｰ

( ´・ω・)「このスターフォックス、お兄から貰ったけど難しいな....
明日は皆とエアライドか大乱とかしたいなー」

ｶﾞﾁｬｯ ﾀﾀﾞｲﾏｰ

母「お帰りなさい、ごはんどうする？」

父「うん食べるよ、いやー今日も疲れたよ」

( ´・ω・)「お父さんおかえりー！」ﾀﾞｯｼｭ

父「おっ、ただいまー！良い子にしてたかー？」ﾀﾞｷｯ

( ´・ω・)「あのねあのね、緊張したけどね、大成君と大地が同じクラス
だったから良かった！遊戯王で遊んだ！」

父「ははは、そうかそうか、良いクラスになりそうで良かったなー」


母「ほらほら、くっ付いてちゃお父さんご飯食べれないでしょ」

父「そうだぞー早く話さないと( ´・ω・)を食べちゃうぞー！」ｶﾞｵｰ

( ´・ω・)「アハハハ！キャー！」

ﾁｸｯﾀｸ ﾁｸｯﾀｸ...

( ´・ω・)「お母さん寝る前にまた本読んでー」

母「しょうがないわね、んー....じゃあ今日はこれ」

アリババと４０人の盗賊

( ´・ω・)「わあーいこれ好き」

ﾑｶｼﾑｶｼ ｱﾙﾄｺﾛﾆ ｱﾘﾊﾞﾊﾞｶﾞ ﾄｳｿﾞｸｦﾔｯﾂｹﾃ

母「はい、おしまい。」

( ´・ω・)「おもしろかった！」

母「今日はこれでおしまい、明日から授業が始まるんでしょ？」

( ´・ω・)「うん！明日は理科と算数と国語と社会だって」

母「なら明日に備えてもう寝ないとね、寝坊したら大成君達にも
迷惑かけちゃうし」

( ´・ω・)「うん！おやすみなさい」

母「はいおやすみ」

( ´・ω・)「昨日どうしたの？」

大成「あー家族で出かけることになってさ」

( ´・ω・)「あーそうだったんだ」

勇人「おまたせー」

隆人「勇人おっそいって」

勇人「ごめんごめんて」

隆「じゃあいこー」

ｷﾉｳﾉﾕｰｷﾞｵｰｻ ｶｲﾊﾞｸﾝｶﾞﾅ ﾌﾞﾙｰｱｲｽﾞﾎﾜｲﾄﾄﾞﾗｺﾞﾝﾔﾍﾞｴ

( ´・ω・)(なんだかこの時間どうしたら良いのか分かんないな....
まだチャイムまで１５分あるけど知らない人ばっかだし)

ｿﾚﾃﾞｻｰ ｴｯﾏｼﾞﾃﾞ ｽｹﾞｴｴ

( ´・ω・)(もう皆友達つくってるんだなぁ～、あそうだ、大地と
話そうと思ってたんだ)ﾁﾗｯ

大地「うんそれでさーデ口リアンで1.21ジゴワットでさー」

ﾋﾞﾌｶﾞ ｶﾈﾓﾁﾆﾅｯﾃﾝﾉ?！ ﾎﾊﾞｰﾎﾞｰﾄﾞｽｹﾞｴｴ

( ´・ω・)(昨日の子とまた話してる、大地と仲良いなら僕も友達に
なれるかな)ｽｯ

( ´・ω・)「おはよー、なんの話してんの？」

大地「おお( ´・ω・)おはよー、赤松が洋画好きって言うからサー、
今バックトゥーザフューチャーの話してたの」

( ´・ω・)「あっ、赤松君も好きなんだ。デ口リアン良いよねー」

赤松「な！凄いカッコいいよな！昨日大地の家で１見せてもらってさー
今日は２見せて貰おうと思ってんだ！」

大地「そうだ、( ´・ω・)も今日来る？三人で２見ようぜ」

( ´・ω・)「あマジ？やった行く行く」

大地「じゃあ終わったら俺ん家な」

先生「はい国語担当の先生です、今日は初めての授業ですからね、
まずは皆さんに自己紹介してもらおうと思います。」

( ´・ω・)(えーまたー？)

先生｢じゃあ出席番号順にお願いしようかな｣

ﾊｲｯ　ﾎﾞｸﾊ　ｱｻﾀﾞﾏｺﾄﾃﾞｽ　ｽｷﾅﾓﾉﾊ～

( ´・ω・)(これ嫌いなんだよなー、また適当にサッカーで良いか)

先生｢はい、ありがとうございます。じゃあ今日はちょっとだけ
授業してみますね｣

ｴｰｺﾚｶﾞ　ﾋﾗｶﾞﾅﾃﾞｺﾚｶﾞ　ｶﾀｶﾅﾃﾞ　ﾊｲ　ｷｮｰｶｼｮﾖﾐﾏｼｮｳ

( ´・ω・)(へー授業ってこんな感じなんだなー)

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ　ﾔｽﾐｼﾞｶﾝﾃﾞｽ

( ´・ω・)(誰かに話しに行きたいけど何か皆固まってるし行きづらいなあ)

大地｢おーい( ´・ω・)、グラウンドでバラ当てやろうぜ｣

ｴｯﾊﾞﾗｱﾃ？　ｵﾚﾓｲｸ　ｵﾚﾓ　ｵﾚﾓ

( ´・ω・)「あっ、うん行くー」

( ´・ω・)(バラ当てってなんだろう？)


赤松「あー( ´・ω・)もバラ当て知らないんだ」

( ´・ω・)「うん、ドッジボールじゃないの？」

赤松「簡単に説明するとな、ボール当てられてキャッチできなかったら負け、
エリアとかは無し最後に残った人が勝ち」

大地「そーそー、簡単だろ？」

赤松「じゃあジャンケンでボール持ち決めようぜ」

ｼﾞｬｰﾝｹｰﾝﾎﾟﾝ！　ｱｰｲｰｺｰﾃﾞｼｮｯ！

( ´・ω・)「行くよ～、へぇい」ﾋｮﾛﾋｮﾛ

赤松「ちょっｗｗｗもっと強く投げないとｗｗｗ
キャッチボールじゃないんだから....さ！」ﾌﾞﾝ！

大地「ウワッ！アブね～ｗｗｗこのｗｗｗ」ﾌﾞﾝ！

ｳﾜｯｗｗｗ　ｱﾃﾗﾚﾀ　　ﾁｯｸｼｮｳ

ｺｯﾁｸﾝﾅｗｗｗ　ﾁｮｯｗｗｗ

( ´・ω・)(なるほど、ああやって投げれば良いのか)

大地｢あっクソやられた！｣ﾊﾞｼｰﾝ　　ｺﾛｺﾛ

( ´・ω・)「あッ」

大地「やっちまえ( ´・ω・)！」

( ´・ω・)「ど、どせえい！」ﾌﾞﾝ

赤松「ちょｗｗｗまたｗｗｗ」ｽｶｯ　ﾍﾟﾁ

赤松「うっわーとり損ねたーｗｗｗｗ」

ｵﾗｱ！　ﾃﾞｷﾗｱ！　ﾔﾗﾚﾀｱ！

( ´・ω・)(やった、なんか当てれた！)

ｵﾗｱ！

( ´・ω・)「えっわあ！」ｷｬｯﾁ

ｱｯ　ﾄﾗﾚﾀ　ﾁｸｼｮｳ

( ´・ω・)(びっくりしたぁ、よし、
また投げれば良いんだな)

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ﾔﾍﾞｴ　ﾖﾚｲﾅｯﾀ　ﾊｼﾚﾊｼﾚ

大地｢ほら( ´・ω・)早く戻るぞ！｣

( ´・ω・)「えっと、このあのボールは？」

赤松「最後に持ってた人が教室まで持って帰ること！」

( ´・ω・)「ええぇ～？」

大地「ほら急げ急げ先生に怒られちゃうぞ！」

( ´・ω・)「ちょと、待ってよー」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

( ´・ω・)(ふふ、楽しい)

( ´・ω・)(学校楽しいなー、始めは不安だったけど今は楽しいや)

ｴｰｯﾃﾞ　ｺｺﾆﾊｺﾉｶﾝｼﾞｶﾞﾊｲﾘﾏｽ　

( ´・ω・)(今日は帰ったら隆君達とエアライドやる約束だし明日は
大地と遊ぶ約束だし....)

先生｢じゃあ( ´・ω・)君、ここから音読して下さい｣

( ´・ω・)「あっ、はい....Hey！俺はカマキリ！俺のカマは鋭いぜぇ？
俺の目玉は大きいぜぇ？クールだろう？」

先生「はい、難しい漢字もしっかり読めていますねー」

( ´・ω・)(それに勉強も簡単だし、道徳の授業はよく分かんないけど、
とにかく楽しいや)

ｾﾝｾｰｻﾖｰﾅﾗ　ﾐﾅｻﾝｻﾖｰﾅﾗ

隆人「ちょｗｗｗドラグーンで逃げんなしｗｗｗｗ」

隆「そっちこそハイドラで突っ込んでくんなよｗｗｗｗ」

隆人「てかなんで勇人はマシン捨ててそんな所いるんだよｗｗｗ」

勇人「ここが一番安全だからねー」

隆人「( ´・ω・)発見ｗｗｗその綺麗なウィリーバイクを
吹っ飛ばしてやるぜ！」

( ´・ω・)「ひえぇぇッ！」

ﾋﾟﾋﾟｰ　ｼﾞｶﾝﾃﾞｽ

( ´・ω・)「助かった」

ﾀﾞｲﾆｽﾃｰｼﾞ　　ﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾀﾞｲｵｳ

隆人「うっわあデデデじゃん、コイツホントに倒せるのかなぁ」

隆「兄ちゃんは友達と倒したって言ってたから大丈夫だって」

勇人「やっべぇマシン捨てるんじゃ無かった」

( ´・ω・)「ワロタｗｗｗｗ」

隆人「馬鹿じゃんｗｗｗ」

勇人「お前のせいだろｗｗｗｗ」

隆「ｗｗｗｗｗ」

ﾏﾀﾈｰ　ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ

( ´・ω・)「ふぅ....今日も楽しかった....」

( ´・ω・)「」ｽﾔｱｯ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

( ´・ω・)「大地君いますカー？」

ﾄﾞｳｿﾞｰ　

( ´・ω・)「お邪魔しまーす」

妹「あっ( ´・ω・)君こんにちわ！」

( ´・ω・)「あっ妹ちゃんこんにちわ」

大地「おう、お菓子あるよー」

( ´・ω・)「ヤッタゼ」

( ´・ω・)「それにしても仲良いよねー」

大地「そうかな？普通じゃね」ｷｬｯｷｬ

妹「お兄ちゃん返してよぉｗｗｗ」

( ´・ω・)「いやーやっぱり仲良いよ、うん」

大地「そんなこと無いよｗｗｗ( ´・ω・)も姉ちゃんとお兄ちゃん
居るんだろ？こんな感じじゃないのｗｗｗ」

( ´・ω・)「あーまあここまで仲良くないかなー」

大地「そんなもんかｗｗｗ」ｷｬｯｷｬ

( ´・ω・)(最近はハンコーキとからしくて二人とも素っ気無いし
そのせいか、なんだか家族仲も悪くなったような....)

大地｢このｗｗｗこのｗｗｗ｣ｷｬｯｷｬ

妹「もーおにいちゃーんｗｗｗ」ｷｬｯｷｬ

( ´・ω・)(....さっきからずっと兄妹で遊んでるしつまんないな)

( ´・ω・)「僕今日はもう帰るね」

大地「え、なんで？まだ時間大丈夫だろ？」

( ´・ω・)「うん、まあ、ちょっとね」

ｵｼﾞｬﾏｼﾏｼﾀｰ

大地「ねえどうしたの？」

( ´・ω・)「いやっ、別に。また今度遊ぼうよ」

大地「えー( ´・ω・)帰ったら暇になるじゃん」

( ´・ω・)「いや妹ちゃんと遊んでたし僕要らないでしょ」

( ´・ω・)(良いよなあ仲良い兄妹.....)

大地｢なーなー良いじゃんかー遊ぼうぜー｣

( ´・ω・)「煩いなー！嫌だって言ってんじゃんか！」ｲﾗｯ

大地「な、なんだよぉ....意味分かんないし、なんだよ！」ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ

( ´・ω・)「もう帰るから！バイバイ！」ｽﾀｽﾀ

大地「うわああぁぁん！」ｴｸﾞｯｳｸﾞ　ｸﾞｽ

( ´・ω・)（今日は寝坊したから勇人達には
先に行って貰ったや、そういえば何で大成君は
一緒に行かなくなったんだろう？）

ｱｯｷﾀ　ｱｲﾂﾀﾞﾖ　ｳﾜｯ　ｲﾔﾀﾞﾜｰ

( ´・ω・)(？。そうだ、昨日の事大地に
謝った方が良いよね....)

ｸｽｸｽｯ　ｸｽｸｽｯ　ｲﾔﾀﾞﾜｰ　ﾏｼﾞｶﾖ　ｻｲﾃｲﾀﾞﾅ

( ´・ω・)「あのさ大地、昨日の(

大地「え？何？聞こえなーい」

( ´・ω・)「え？....いやだから(

大地｢皆ドッジボール行こうぜ｣

ｵｳ　ｲｺｳｾﾞ　ﾏｹﾅｲｾﾞ　ﾃﾞｷﾗｱ　ｿﾞﾛｿﾞﾛ

( ´・ω・)｢え？あっ、...え？｣

ｸｽｸｽｯ　ｸｽｸｽｯ　ｸｽｸｽｯ

( ´・ω・)(！？。なに....？なにこれ？え?)

先生｢はいじゃあー二人組みつくってー｣

ﾊｰｲ　ﾈｴｸﾓｳﾖ　ｱﾀｼﾄー　ﾈｴﾈｴ

( ´・ω・)「ねえ大地(

大地｢赤松組もうぜー｣

赤松「おう良いよー」

( ´・ω・)「.....大成君、俺と(

大成｢俺と組まない？｣ｵｯｲｲﾖｰ

( ´・ω・)「......」

ｸｽｸｽｯ　ｸｽｸｽｯ　ﾐﾛﾖｱﾚ　ｲﾔﾀﾞﾅ　ｸｽｸｽｯ

先生「なんだー( ´・ω・)は誰も居ないのか～？
あー今日は一人休んでるから一人余るんだったな」

ｸｽｸｽｯ　ｸｽｸｽｯ

先生「じゃあ大地のとこにでも入れてもらえ」

( ´・ω・)「あ、はい.....」

大地「チッ....」

赤松「無いわー」

( ´・ω・)「......」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ　ｷｭｳｼｮｸﾃﾞｽ

( ´・ω・)(なんなんだよ....皆のあれ....
大地がやってるのか？)

ﾃﾞｻｰ　ｶｲﾊﾞﾄﾕｰｷﾞｶﾞ　ｾﾝﾈﾝﾊﾟｽﾞﾙﾃﾞ

( ´・ω・)「あ、勇人(

ﾁﾗｯ　　ﾌﾟｲｯ

隆人「それで城ノ内がさー、遊戯に負けてんの」

勇人「でも遊戯王もうすぐ終わるらしいよ」

ｴｰﾏｼﾞｯ　ﾎﾝﾄﾎﾝﾄ

( ´・ω・)「あいつらまで.....！！」

先生「給食当番の人の分も運んであげてねー」

( ´・ω・)(！！。僕の給食誰も運んでくれて無い.....)

( ´・ω・)(くそっ....なんだよ....なんなんだよ！！)

ｾﾝｾｰｻﾖｰﾅﾗ　ﾐﾅｻﾝｻﾖｰﾅﾗ

( ´・ω・)(今日も....昨日も、一昨日も！！
あれからずっと！)ｷﾞﾘｨｯ

ｸｽｸｽｯ　ｸｽｸｽｯ　

( ´・ω・)「」ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗｯ

上田「クスクスッｗｗｗ」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

( ´・ω・)「.....なんだよ」

ｸｽｸｽｯ　ﾅﾝｶｲｯﾃﾙ　ｷﾓﾁﾜﾙｲ

( ´・ω・)「何だよ！言いたい事あるなら
ハッキリ言えよ！」ガシッ

上田「え、は、うわ」


( ´・ω・)「ふざけんなよ！クソ！」ﾄﾞｶｯﾊﾞｷｯ

上田「い、痛い！痛いよおぉ！」ｴｸﾞｯﾋｸﾞｯ

ﾁｮｯｾﾝｾｰﾖﾝﾃﾞｺﾖ　ﾔﾊﾞｲﾖ　ｾﾝｾｰ

田中先生「こら( ´・ω・)なにやってるの！
職員室まで来なさい！」

( ´・ω・)(なんで俺だけ....俺だけ！)ｷﾞﾘ

田中先生｢じゃあ( ´・ω・)君はクラスの皆が君を虐めてるって言うの？
大地君が皆に命令して？｣

( ´・ω・)「だって....そうじゃなきゃあんなの....
皆急にあんなんなって....」

田中先生「....私も( ´・ω・)君が理由も無く暴力を振るう子だとは思ってないわ
。とりあえず大地君を呼んで本当に大地君が皆に命令してるのか聞いてみましょう」

( ´・ω・)「....」ｺｸｯ

ｼﾂﾚｲｼﾏｽ　ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

大地「何ですか先生」

田中先生「あのね、( ´・ω・)君があなたに虐められてるって言ってるの、
クラスの皆に命令して無視されてるって」

大地「.....」ﾁﾗｯ

田中先生「本当なの？」

大地「.....はい」

田中先生「なんでそんな事をしたの？」

大地「コイツが....コイツと喧嘩してムカついて、赤松に言ったら
酷いなって言って....それで皆にもコイツに酷いことされたって言って
皆で無視しようって」

( ´・ω・)「！？。ハァ！？....なんだよそれ(

田中先生「大地君、そんな事されたら先生だって悲しくなるわ、そうやって
大勢で一人を虐めるのは人として最低の行為なの」

大地「......」

田中先生「反省してる？」

大地「......酷いことしたな.....って思ってます」

田中先生「なら、大地君が今何をするべきか分かるわね？」

大地「....」ｺｸｯ

大地「その....酷いことして、ごめんなさい.....」

( ´・ω・)「......」

( ´・ω・)「俺も。怒鳴ったりして....ごめんなさい」

田中先生「これで二人とも友達に戻れるわね？」

大地「ん」ｺｸｯ

( ´・ω・)「はい」

田中先生「はい、それじゃあ仲直りの握手！」ニッコリ

ガシｯ

田中先生「皆には私から( ´・ω・)君が酷いことしたって事は只の勘違い
だからって説明しておくけど、もう虐めなんてしちゃ駄目よ？」

大地「はい」

田中先生「君たちはまだ若いから、言いたい事はちゃんと相手に言いなさい
大人になるとそうはいかなくなるけど、君達はまだ、言いたいことを言えるし
殴りあっても警察沙汰にはならない。ちゃんと相手と向き合って自分の気持ち
を伝える事はとっても大事な事よ、覚えておいて。」

( ´・ω・)「....」ｺｸｯ

ｼﾂﾚｲｼﾏｼﾀｰ　ｶﾞﾗｶﾞﾗ

( ´・ω・)「...」ｽﾀｽﾀ

大地「...」ｽﾀｽﾀ

( ´・ω・)「...」ｽﾀｽﾀ

大地「あの、さ」

( ´・ω・)「....どした？」

大地「今度また、家着てよ...お父さんがバックトューザ
フューチャー３買ってきたからさ、また着てよ...」

( ´・ω・)「....うん、行くよ」

大地「！！。絶対だからな！」ﾊﾟｱｧ

( ´・ω・)「でもこの前みたいにネタばれだけ
はすんなよ！！マーティーが氏んでるとか
ネタバレしたら怒るかんな！」

大地「おう！」

( ´・ω・)「約束な！」

第一章　完

( ´・ω・)「見てる人居るかな？..........」

( ´・ω・)「すまない、詰まらなかったかな...........
つまらなかったらこれ以上貼るのは止めておこうと
思うんだけど.......」

( ´・ω・)「見てくれてる人いたんだね、ありがとう」

( ´・ω・)「それじゃあ完結まで貼っていくよ」

( ´・ω・)「もう全部書き終わってるから、もっと早くレスしろとか
あったら言ってね」

第二章


先生「今日から家庭訪問でーす」( ´・ω・)「早く帰れる！」

先生「それにしてもご立派な一戸建てですねー」

母「いえいえそれほどでもｗｗｗ」

( ´・ω・)「凄いでしょ！それに何かね、お父さんの車は
ポルシェって言うんだって」

先生「えぇ！それはまた凄いですねえ」

母「ふふっ、さ先生、世間話はこのくらいにして学校でのこの子の
様子教えて下さいな」

先生「( ´・ω・)君はまじめな子ですよ、まだ二年生になってそんなに
経ってまんせんが掃除なんかいつも真面目にやってくれてて助かりますよ」

先生「勉強の方も優秀ですね、問題なんかスラスラ解いてしまってｗｗｗ」

母「あらあら、流石自慢の息子ですｗｗｗ」

( ´・ω・)「ふふーん」ﾄﾞﾔｱｯ

先生「じゃあ今日の体育はドッジボールをしまーす」

ﾜｰﾔｯﾀ　ﾏｹﾅｲｾﾞ　ｶﾂｾﾞ

赤松「( ´・ω・)投げるの下手なのに大丈夫かよ」


大地「おいおい( ´・ω・)を見くびらない方が良いぜ確かに投げるのは
下手だけど避けるのはめっちゃ上手いから！」

( ´・ω・)「そうだよー幼稚園の時は最後まで残ってたからね！」

赤松「マジかよ凄えな、でもそれじゃあ(

先生｢おーし始めるぞー｣ﾋﾟｯ

ﾜｰ　ﾜｰ　ﾎﾞｰﾙｲｯﾀｿﾞ　ｸﾙｿﾞｰ

ｵﾗｱ！

( ´・ω・)「ふん！」ｽｶｯ

ﾄﾞｯｾｲ！　ｳﾜｯ　ｱﾃﾗﾚﾀ

赤松「おらいけえ！」ﾌﾞﾝｯ　　ｶﾞｼｯ

赤松「うおやっべ」ﾊﾞｼｰﾝ　ｱｳﾄｰ

( ´・ω・)「ふん、なんの、そおれ」ｽｶｯ　ｽｶｯ　ｽｶｯ

ﾅﾝﾀﾞｱｲﾂ　ｱﾀﾝﾈｴ　ﾏｼﾞｶﾖ

大地「オラァ！」ｷｬｰ　ﾀﾞｲﾁｸﾝ　ｶﾞﾝﾊﾞｯﾃｰ　ｶｯｺｲｰ！

先生「あと五分だぞーほらほら攻めろー」

大地「ッッあ！くそ！」ﾊﾞｼｰﾝ

ﾖｯｼｬｧ　ｱﾄﾋﾄﾘﾀﾞｿﾞ　ﾔｯﾁﾏｴ

( ´・ω・)「ふははは、当たらぬわ」ﾋｮｲｯ　ﾋｮｲｯ

ﾅﾝﾀﾞｺｲﾂ　ﾏｼﾞｼｬﾝｶﾖ　

( ´・ω・)「せいせいせーい！」

赤松「うっわすげえなアイツ！」

大地「だろ？でもまあ」

赤松「あれじゃ相手の数減らせないよなｗｗｗ」

大地「うんｗｗｗｗ」

先生「はい終了ー、えー赤チーム１人、白チーム７人で白チームの勝ち」

ﾔｯﾀｾﾞ　ｶｯﾀﾅ　ｱｲﾂｱﾃﾀｶｯﾀﾅ

( ´・ω・)「ふっ、勝ち負けに拘るなんて、ちっちぇえなぁ....」

赤松「ハオ様かよｗｗｗｗにしてもよく当たらなかったなｗｗｗ」

( ´・ω・)「それが僕のオーバーソウルさ」ﾄﾞﾔｧ

大地「うるせえｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「マラソン大会かー」

隆人「なーマジめんどくさいよなー」

( ´・ω・)「なー　まだ夏前だからマシだけどさー」

隆「今日終わったらどうするー？」

勇人「大乱しようよ」

隆「じゃあ俺ん家集合なー」

( ´・ω・)「あっ俺は今日家族でご飯行くから無理」

隆「あーそーなん？」

隆人「お前のシーク強過ぎだからちょうど良かったｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「うるせえ雑魚ｗｗｗ」ﾌｧﾙｺｰﾝﾊﾟｰﾝﾁｯ

先生「はーい始めるぞー、よーい？」ﾄﾞﾝｯ！

ﾜｰ　ﾜｰ　ﾜｰ　ﾜｰ

( ´・ω・)「えっほ、えっほ」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

隆人「あー楽勝ｗｗｗ」ｽﾀｺﾗｻｯｻ

隆「遊戯王GXやろ？」

勇人「エレメンタルヒーロー欲しいなー」

( ´・ω・)(皆結構余裕だな、俺は話す余裕無いや)ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

( ´・ω・)(わー隆人速いなー)

先生｢ほらあと少しだぞー頑張れー｣

ｶﾞﾝﾊﾞﾚｰ　ﾌｧｲﾄｰ　

( ´・ω・)(皆結構ゴールしてるな、だいぶ後ろの方みたいだ)ﾌﾋｨﾌﾋｨ

大地「頑張れー」

隆人「いやー楽勝だったわｗｗｗｗ」

隆「じゃあ帰ったら決闘やる」

勇人「うんうんやろーよ」

( ´・ω・)(ちゃんとゴールできたら、お父さんに星のスタフィー買ってもらえるんだ)

( ´・ω・)「んふあぁ！」ﾊｲｶﾞﾝﾊﾞｯﾀﾈｰ　　

( ´・ω・)「つ、疲れたあ、皆体力あり過ぎじゃない？」ｾﾞｪｾﾞｪ

母「ほら( ´・ω・)行くわよー」

( ´・ω・)「今日はポルシェじゃ無いの？」

父「ハッハッハ、それじゃ二人しか乗れないだろ？今日はオデッセイだよｗｗｗ」

ﾁﾘｰﾝ　ｲﾗｯｼｬｲﾏｾー　ﾅﾝﾒｲｻﾏﾃﾞｼｮｰｶ

父「五人で」

ｺﾁﾗﾉｾｷﾆﾄﾞｰｿﾞｰ

父「さーて好きなの頼んで良いぞー」

( ´・ω・)「じゃあえっと、ラーメンと餃子！」

母「そんなに頼んで食べれるの？」

( ´・ω・)「平気だよ！」

父「( ´・ω・)は成長期だもんなー」

( ´・ω・)「うん！」

ｵﾏﾀｾｰｼﾏｼﾀｰ　ｺﾞｯﾕｸﾘﾄﾞｳｿﾞ

( ´・ω・)(やっぱりバーミヤンは美味しいや)ﾑｸﾞﾑｸﾞｯ

ｵｶｲｹｲ　ｲﾁﾏﾝｴﾝﾃﾞｰｽ　ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

母「あーいっぱい食べたわね、もう苦しいわ」

父「そうだほれ( ´・ω・)」

( ´・ω・)「ワァ！星のスタフィーだ！ありがとー！」

母「ふふっ、良かったわね」

父「じゃあ帰るか、車乗れよー」

( ´・ω・)(ほんと毎日楽しいなー)

大地｢へーじゃあグアム行くんだ｣

( ´・ω・)「うん、夏休みだからお父さんが旅行行くぞってさ」

大地「へーいいなー金持ちだな」

( ´・ω・)「何言ってんだよｗｗｗそっちこそ金持ちじゃん」

大地「えーそうなんかなー？あんまり実感ないや」

( ´・ω・)「お父さん飛行機の仕事なんだろ？凄いじゃん」

( ´・ω・)(そういや隆人のお父さんも管制塔で仕事してるって言ってたっけ)


大地｢でもお前のお父さん社長なんだろ？そっちの方が凄いんじゃない？｣

( ´・ω・)「え～そんなことないよ、車の部品作ってる小さい工場だって
言ってたし」

大地「へー」

( ´・ω・)「そっちはどっか行かないの？」

大地「ん～俺の家は別荘行くんだってさー」

( ´・ω・)「へー良いなー俺も別荘欲しい」

大地「あげないからなｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「頼んでないってのｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「あっつじゃあ俺そろそろ帰るわ、
今日は家族で進めバイキング行くから」

大地「うん、またなー」　ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ

ｶﾞﾁｬ　　ﾀﾀﾞｲﾏｰ

母「おかえり」

父「よし、じゃあ行くぞー」

( ´・ω・)「うん！」

ｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ　ｺﾞﾒｲｻﾏﾃﾞｽﾈｰ　ｱﾁﾗﾉｾｷﾄﾞｿﾞｰ

( ´・ω・)(ここの十円で作れるわたあめ、美味しい)ﾑｸﾞﾑｸﾞｯ

ｲｯﾃｷﾏｰｽ　ｶﾞﾁｬｯ

( ´・ω・)「しかし夏休みなのに毎日プール登校って
なんなんだろ行かなきゃ怒られるし....」

( ´・ω・)「皆とはクラスが違うから時間が
合わないんだよね」ｱﾂｲｯ

ﾐｰﾝﾐｰﾝﾐｰﾝﾐｰﾝ

ﾃﾞｻｰ　ﾏｼﾞﾃﾞ　ﾃﾞｽﾃﾆｰﾋｰﾛ？

( ´・ω・)「あっ、皆おはよー」

勇人「でさー、あっおはー」

隆人「よｗｗｗｗ」

隆「家でドカポンしよーぜ」

ｲｰﾈ　ﾔﾛｰｾﾞ　ｺﾝﾄﾞﾊﾏｹﾈｰ

( ´・ω・)(あれ以来特に虐めは無いけどプールの時
だけはなんか皆避けてくる様な.....
まあイジリってやつなのかな)

ﾊｲｷｮｳﾊｵﾜﾘﾃﾞｰｽ　ｷｦﾂｹﾃｶｴﾘﾏｼｮｳ

ﾀﾀﾞｲﾏｰ　ｶﾞﾁｬ

母「おかえりー素麺あるわよ」

( ´・ω・)「うん」ﾃﾚﾋﾞｶﾁｯ　ｻﾞｹﾝｼﾞｬﾈｰ！

ｷﾐｯﾄﾅﾂﾉｵﾜﾘｰ　ｼｮｰﾗｲﾉﾕﾒｰ　ｵｵｷﾅｷﾎﾞｳ　ﾜｰｽﾚﾅｲ

( ´・ω・)(素麺食べながら冷房効いたリビングで
キッズウォー3観るのは良いよねー)

ﾀﾞｲｽｷｲﾂﾂｺﾞ！

( ´・ω・)(そろそろ宿題でもやろうかな、
明日からは海外旅行だ！)

ﾁｸｯﾀｸﾁｸｯﾀｸ

( ´・ω・)「んむぅ....トイレ」

ﾅﾝﾀﾞﾄ！　ﾀﾞｲﾀｲｵﾏｴｶﾞｯ　　ﾔﾒﾃ　ｺﾄﾞﾓｶﾞｵｷﾁｬｳﾃﾞｼｮ！

( ´・ω・)(リビングからなんか....)

ｵﾏｴﾊｲﾂﾓｿｳﾔｯﾃ　　ｱｰｱｰｳﾙｻｲｳﾙｻｲ　ﾌｻﾞｹﾙﾅｯ！

( ´・ω・)(....寝よ)

( ´・ω・)(ここが羽田空港かーおっきいなー)


( ´・ω・)「あっDSだ！いいなぁー」

父「なんだー欲しいのかー」

( ´・ω・)「うん、でも、うーん」

父「しょうがないなー買ってやるぞ！」

( ´・ω・)「ホントに！やったー！」

( ´・ω・)(昨日のアレは気のせいだったのかな？)

ｱﾃﾝｼｮﾝﾌﾟﾘｰｽﾞ　ﾅｲﾝﾃｨｰﾜﾝｱﾜｰｽﾞ　ﾊﾈﾀﾞｸｰｺｰﾃｲｸｵﾌｯ

機長「当機はまもなく離陸体勢に入ります。
シートベルトを締めて下さい」

ﾋｭｵｰ　ｺﾞｰｺﾞｰ　ﾋﾞｭｲｲｨｨﾝ　ｺﾞｰ

( ´・ω・)「ウッワアSUGEEEEEE！めっちゃ速い
高いうわあすげえ！」

母「ふふっ凄いでしょ？....ってそれどうしたの？」

( ´・ω・)「あっこれー？お父さんが買ってくれた！」

母「.....そっ」

父「......」ﾊｧ

( ´・ω・)「....？」

ｺﾞｰｺﾞｰｺﾞｰ

( ´・ω・)(何時間も座ったままって暇だな、DSも飛行機の
中じゃ使っちゃ駄目って言われたし.....
あっ、この椅子テレビ見れるんだ！)

( ´・ω・)「お母さんこれ何て読むの？」

母「ん～？これはマダガスカルね」

( ´・ω・)「へー観てみよ」ﾎﾟﾁｯ

ｱﾗｺﾓｴﾓｴｗｗｗ　ｱﾗｺﾓｴﾓｴｗｗｗ　

ｱﾗｺﾓｴﾓｴﾃﾞｨｯﾌｪﾝﾄﾞｩｯｗｗｗﾌｩﾌｩｗｗｗ

( ´・ω・)(英語だったから分かんなかった)

ｺﾞｰ　ﾁｭｲﾝｯﾁｭｲﾝｯ　ｷｭｳｳｩｩｳﾝ　ｺﾞｰｯ

機長「またのフライトをお待ちしております」

( ´・ω・)「わーすごーい！何か凄い身長高い人が
いっぱいいる」

ｵｰｹｰ？　ｵｹｰｵｰｹｰ　ﾜｯﾂｱｯﾌﾟ　ﾊｰﾘｨｱｯﾌﾟ！　ﾌﾘｰｽﾞｯ！

母「ふふっここがアメリカよ」

父「どうだすごいだろ～？」

( ´・ω・)「アメリカすごー！」

ｵﾏﾁｼﾃｵﾘﾏｼﾀ　ﾍﾔﾊﾞﾝｺﾞｳﾊ　303ﾄ309でｺﾞｻﾞｲﾏｽ

母「じゃあ私はお姉ちゃんと買い物行って来るから
( ´・ω・)はお父さん達と遊んでらっしゃい」

父「よーしじゃあ射撃場行くか！銃が撃てるぞー」

( ´・ω・)「！！。行くー！」

ﾁﾘﾝﾁﾘｰﾝｯ　ﾊﾛｰ　ｼﾞｬﾊﾟﾆｰｽﾞ？　ｵｰｹｰｵｰｹｰ

( ´・ω・)「なんて？」

父「( ´・ω・)はまだ小さいから子の人と一緒に
撃たないと駄目ってさ」

( ´・ω・)「ふーん」

ﾊｰｲ　ﾁﾙﾄﾞﾚﾝ　ｶﾞﾊﾞﾒﾝﾄ　ｵｰｹｰ？

( ´・ω・)(ガバメント？)

( ´・ω・)「オーケー！」


ﾄﾞﾝｯ！　ﾄﾞﾝｯ！　ﾄﾞﾝｯ！　ｼﾞｬｺｯ

( ´・ω・)(おじさんがしっかり握ってくれてるから
あんまり分かんないや)

ﾄﾞﾝｯ！　ｶｼｭｰﾝ　　ｺﾛｺﾛｯ　　　ｼﾞｭｯ

( ´・ω・)「うわっ！薬莢あっつ！」ﾊﾞｯ

ﾎｳｪｲｯ！　ﾃﾞﾝｼﾞｬﾗｽ！

( ´・ω・)「えと....ソーリー」

ﾄﾞﾝｯ！　ﾊﾞﾝｯ！　ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ！

( ´・ω・)(お兄はショットガンにマシンガン
撃てて良いなあ)

ﾁｬﾘｰﾝ　ｾﾝｷｭｰ　ﾊﾌﾞｱﾅｲｽﾃﾞｲ

父「次はゲームセンター行くか！」

( ´・ω・)「うん！」

ﾋﾟﾛﾝ　ﾋﾟﾛﾝ　ﾊﾛｰ　ﾊｱｰｲ

父「はい( ´・ω・)これ受け取って」

( ´・ω・)「？なにこれ、カード？」

父「アメリカでは一時間分のカードを
買って遊ぶんだってさ」


( ´・ω・)「へー！じゃあ何回氏んで
もいいんだ！」ｷｮﾛｷｮﾛｯ

( ´・ω・)(アッ！ハウスオブザデッド2だ！
アメリカにもあるんだ)

( ´・ω・)「オラァ！」ﾄﾞﾝｯ！　ﾄﾞﾝｯ！

( ´・ω・)「あっクレーンゲームだ、
スパイダーマンがある」ﾁｬﾘﾝｯ

ﾋｭﾝﾋｭﾝ　ﾋｭﾝﾋｭﾝ　ｳｲｰﾝ　ｶﾞｼｯ　ﾋｭﾝﾋｭﾝ　ｺﾞﾄﾝｯ

( ´・ω・)「うわあ！アーム強い！日本とは全然違うんだ」

ｺﾞﾄﾝｯ　ｺﾞﾄﾝｯ

( ´・ω・)「結局3ドル？で三体もゲットできた」

父「おーい( ´・ω・)ちょっとそこの柵から海見てみ～」

( ´・ω・)「なんだろ？......うわあすげえええ！アザラシ？
アザラシが岩の上に一杯居る！」

父「凄いなー」

( ´・ω・)「うん！」

ﾋﾟﾛﾘﾝ
　
父「おっ、そろそろご飯いくぞー」

( ´・ω・)「うん」


( ´・ω・)「え？ご飯は？」

父「ここがご飯食べる所だぞ」

( ´・ω・)「船だよね？」

母「船の中にレストランがあるのよ」

( ´・ω・)「アメリカすげえええ！」

ｾﾝｷｭｰ　ｸﾞﾊﾞｰｲ

母「美味しかったわね」

( ´・ω・)「トイレ行って来る」

( ´・ω・)(トイレトイレと...)ｼﾞｮﾛﾛﾛﾛ

ﾇｯ

( ´・ω・)(なんか隣に大きな影が...)ﾁﾗｯ　　！！

ﾊｧｰｲ　ｼﾞｬﾊﾟﾆｰｽﾞ？ﾁｬｲﾆｰｽﾞ？　ﾊｯﾊｯﾊｯﾊ

( ´・ω・)(全身真っ白で変な格好してる！
変態だ！)ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

( ´・ω・)「お父さんお母さんなんかトイレに
全身真っ白の変な格好の人いた！」

父「ああ、それは大道芸人って言うんだよ」

母「ふふっ、慌てちゃって可愛いわね」

( ´・ω・)(アメリカは凄いや)

次の日

父「そうだ、( ´・ω・)も財布が無いと困るしな、ほれ」

( ´・ω・)「黒い二つ折り財布？くれるの？」

父「ああ、大事にするんだぞお？」

( ´・ω・)「うん！」

母「....」

( ´・ω・)「?」

父「じゃあホテルのバイキングに行こうか！」

( ´・ω・)「うん....？」

( ´・ω・)(今日も楽しかったけどなんだかお父さんとお母さんが変な気がする)

( ´・ω・)「ねえお母さん、お父さんと喧嘩でもしてるの？」

母「どうして？」

( ´・ω・)「やっ、なんだか喧嘩してるのかなーって」

母「あんたのDSのせいでお金無いって.....いえなんでもないわ」ﾆｯｺﾘ

( ´・ω・)「え.....うん」

母「ほら今日はもう寝なさい、明後日には日本に帰るんだから明日は命一杯
遊ばないとね」

( ´・ω・)(僕のせい.......)

勇人「へーじゃあ夏休みにグアムとサンフランシスコ行ったんだ」

( ´・ω・)「うん」

隆「いいなー」

隆人「どこそれ？」

( ´・ω・)「アメリカだよー」

隆「今日どうする～？」

( ´・ω・)「あっ家で遊ばない？スターフォックスアサルトやろうよ」

ｼﾞｬｱ　ｷｮｳﾊ( ´・ω・)ﾉｲｴﾅｰ　ﾀﾞｯｼｭﾅｰ

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

先生「じゃあここ( ´・ω・)読んでくれ」

( ´・ω・)「あはい.....エーミールは言いました。なるほど、つまり君は
そういう奴なんだな、良く分かったよ。」

ﾊｲ　ｲｲｿﾞｰ　ｼﾞｬｱﾂｷﾞﾉﾋﾄー

( ´・ω・)(あれから夜中にいろいろ聞くこと増えたけど....僕のせいなのかな)

ｾﾝｾｰｻﾖｰﾅﾗ　ﾐﾅｻﾝｻﾖｰﾅﾗ

隆人「えOちょなにそれどうやんの？」

隆「ウルフェン強すぎだってー」

( ´・ω・)「着陸の時にYボタン連打すると地面にめり込んで裏世界いけるんだよ」

勇人「俺もやってみよー」

( ´・ω・)「ちょｗｗｗお前までくんなよーｗｗｗｗ」

先生「今日から冬休みだけど皆風邪
引かないようになー」

ﾊｧｰｲ　ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄﾅﾆｶﾅ　ﾜﾀｼ　

ﾌﾟﾘｷｭｱがｲｲ！　ｵﾚﾙﾋﾞｰｻﾌｧｲｱ！

( ´・ω・)「僕はなにかなー」

隆人「じゃあ今日は隆ん家でドカポンな！」

ｾﾞｯﾃｪﾏｹﾈｪｶﾝｱ　ｶｳﾝﾀｰｸﾗﾜｼﾃﾔﾙ　

ｺﾞｳﾄｳｷﾝｼﾅ　ｲﾔｱﾘﾀﾞﾛ

( ´・ω・)「うん！じゃあまたあとでねー！」

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

( ´・ω・)「あっ...雪だ」

( ´・ω・)「サンタさん来てくれるかな.....」

( ´・ω・)「悪い子の僕には来てくれないかな....」

( ´・ω・)「んむぅ....むにゃ」ｽﾔｧ

べべ「ニャーオ」

( ´・ω・)「んあ？もう朝かー」ｸﾞｼｸﾞｼ

べべ「ニャーオ」

( ´・ω・)「ん？枕元に靴下がある.....」ｺﾞｿｺﾞｿｯ


どうぶつの森「やあ」

マリオカートダブルダッシュ「おはよう」

ポケモンコロシアム「よう」

( ´・ω・)「わああ！こんなにある！やった！」

( ´・ω・)「お父さんお母さんあのね、
サンタさんがいっぱいくれた！」

母「ふふっ、良かったわね、さ、朝ごはんよ」

父「あとでこのターミネーター３観ような」

( ´・ω・)「うん！」


第二章　完

第三章


先生「今日から三年生ですねー」( ´・ω・)「あっという間だったなぁ」

( ´・ω・)「ガッチャ！楽しい決闘だったぜ！」

隆人「うわーまた負けかよー」

隆「デステニーヒーロ強いよね」

勇人「俺はアンティークギアゴーレム派」

( ´・ω・)「でもさ、アニメで十代が覇王になったりしてて新しい
ヒーロー来るらしいよね」

隆人「あれでしょ？イービルヒーロとかいうの」

勇人「あれカッコいいよねー欲しい」

隆「ゴーレム派じゃなかったのｗｗｗｗ」

勇人「ｗｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「あっ、俺そろそろ時間だから帰るね」

ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ　ﾏﾀﾅｰ　ｵｰｳ

ｶﾞﾁｬ　ﾀﾀﾞｲﾏｰ

( ´・ω・)「お母さんは居ないのかな？」

べべ「ニャーオ」

( ´・ω・)「ご飯ですねはい」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

べべ「分かってんじゃん」ﾑｼｬﾑｼｬﾑｼｬ

( ´・ω・)「風のタクトでもやっとこうかな、
もう少しで魔獣塔抜けれそうだし」

ﾁｯｸﾀｸﾁｯｸﾀｸ

テトラ「良い？この石落としたら駄目だかんね」

ガノンドルフ「ひさしぶりだな.....」

ジークロック「ｷｮｴｴｪｴｴｴ」ﾊﾞｯｻﾊﾞｯｻ

リンク「ｳﾜﾜﾜｱｱｱｧｱｱ」ﾋｭｰﾝ　ｻﾞﾊﾟｰﾝ

赤獅子の王「目を覚ませ」

ｶﾞﾁｬ　

( ´・ω・)「あっ帰ってきた」

ﾋﾟｺﾝ　ｾｰﾌﾞｼﾏｽｶ？　ｾｰﾌﾞﾁｭｳ...ﾋﾟｺﾝ

( ´・ω・)「おかえり～ってあれ？お父さん今日は早いんだね」

父「うん仕事が早く終わってなー.....お母さんは？」

( ´・ω・)「知らない、帰って来たらいなかったから」

父「またアイツは英会話か....子供放ったらかして」

( ´・ω・)「.....あっ、炊飯器の中にお米入ってるみたい、
これ炊けば良いんじゃないかな....って
これだと五人分無いよねｗｗｗｗ」

父「.....」ｽﾀｽﾀｽﾀ　　ｶﾞｼｯ　

炊飯器の釜「え？」

キッチンシンク「え？」

ｶﾞｼｬｰﾝ！

( ´・ω・)「！？」ﾋﾞｸｯ

父「ふざけやがって！おいお前ら降りて来い！」

姉「....」ｽﾀｽﾀｽﾀ

お兄「なんやねん」

父「アイツはどこいった！ほんんまに...
ふあけやがって！」

お兄「知らんわ！」

父「チッ！飯行くぞいる奴ははよ支度せえ！」

( ´・ω・)「はい....」ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

お兄「いい加減にしろや！」壁ﾄﾞﾝｯ！　ﾊﾞｷｨ！

壁「穴あいた」

( ´・ω・)「」ﾋﾞｸｯ！

お兄「ちっ！」ﾄﾞｽｯﾄﾞｽｯﾄﾞｽ　　　ﾊﾞﾀﾝｯ！

父「ｯﾁｯ！」ｶﾞﾁｬｯ　　ﾊﾞﾀﾝｯ

( ´・ω・)「」ｵﾛｵﾛｵﾛｵﾛ

ｶﾞﾁｬｯ

母「ただいま～って...どうしたん？」

( ´・ω・)「えっと、お父さんがご飯で怒って.....
お兄が壁殴って...えと」

母「あんのクソ親父！」

母「あんたらは待っとき！」ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝｯ

( ´・ω・)「えと.......あの....」

( ´・ω・)「.......」

( ´・ω・)(あれからお父さん帰ってこないし....
お母さんもお父さんの事何も言ってこない....)

( ´・ω・)「ねえ.....あの、お父さんは？」

母「アイツは出て行ったからこれからは四人暮らし」

( ´・ω・)「え....それって......」

ﾏｯﾀｸ　ｳﾜｷｼﾔｶﾞｯﾃ　ｱﾉｸｿｵﾔｼﾞ

( ´・ω・)「.....」

ｶﾞｼｬﾝｯ！

( ´・ω・)(お兄がまた暴れてる....)

母「....ハアッ！」ﾄﾞｽｯﾄﾞｽｯﾄﾞｽ

ﾅﾆﾔｯﾃﾝﾉ！　ｳﾙｾｰ！　ｲｲｶｹﾞﾝﾆｼー　ﾀﾞﾏﾚ！

姉「なにやってんの！」

( ´・ω・)「？」ﾁﾗｯ

お兄「お前のせいで！」ｷﾞﾘﾘﾘｯ

母「...カッ....ハッ」

姉「ちょっとやめーや！」

( ´・ω・)「ええ.....」ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ　ｵﾛｵﾛｯ

お兄「あー！」ﾄﾞﾝｯ！

母「ゴホッ！ゴホッ！」ﾄﾞｻｯ

お兄「」ｽﾀｽﾀ　ﾊﾞﾀﾝ！

お兄「あー！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｯﾊﾞﾀ！　バキィ！

日本刀「突き破ったり」

扉「処Oだったのに」

( ´・ω・)「」ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

音田先生「今日から音楽会の練習が始まるから用のない奴は絶対残れよ？」

( ´・ω・)(え....なんで、うう楽器とか苦手なのになぁ)

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

先生「はいそれじゃあパート毎に別れて練習してくださーい」

音田先生「鍵盤ハーモニカの奴こっちこいー」

( ´・ω・)(うぅ、苦手だなぁ)

音田先生「これから教室で練習して出来てる人から音楽室戻っていいから、
出来なかったらずっと教室なｗｗｗ」

( ´・ω・)(ええぇえ！？そんなぁ.....４年生になってから変に厳しいような)

ﾌﾟｱｰ　ﾊﾟｰ　ﾄﾞﾚﾐﾌｧｿﾗｼﾄﾞ　ｿﾗｼﾄﾞｰﾌｧﾐﾏｰ

ｾﾝｾｰｷｮｳ　ﾔｽﾝﾃﾞｲｲｰ？

音田先生「しょうがないなーｗｗｗ明日は来いよーｗｗｗ」

ﾊｰｲｯ　ｻﾖｰﾅﾗｰ


( ´・ω・)「あの....先生、今日はちょっと体調が悪いので帰ってもいいですか」

音田先生「診断書は？具体的にどこが悪いん？」

( ´・ω・)「えっと、あの(

音田先生「( ´・ω・)さあ～、分かってんの？もう教室で練習してんのあんただけだよ？
それなのに練習しないでどうすんの？皆に迷惑かかるんだけど」

( ´・ω・)「......はい」

ﾄﾞﾚﾐﾌｧｿﾗｼﾄﾞｰ

( ´・ω・)(今日もずっと教室で練習した....音田先生に見られながら....
俺が下手だから悪いのかな)

( ´・ω・)「でも.....もう行きたくないな」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞｯ

母「遅刻するわよ」

( ´・ω・)「....行きたくない」

母「どうして？」

( ´・ω・)「音田先生が.....」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝｯ　ｱｯ　ﾜﾀｸｼｼｮｳｶﾞｯｺｳﾉ

校長先生「それで( ´・ω・)君は練習が嫌だったのかな？」

( ´・ω・)「だって....楽しい音で音楽なのに....全然楽しくないし」

音田先生「嫌ーこれは一本取られましたねｗｗｗｗ」

( ´・ω・)(....なにワロてんねん)

母「とにかく、オタクの指導が行き過ぎだったんじゃないですか？
話を聞くと一人だけ教室で練習させてるとか、放課後も強制的に拘束されるとか」

校長先生「それは不味いよー」

音田先生「いやーすいませんねーｗｗｗちょっと本気になっちゃってｗｗｗ」

音田先生「じゃｗｗ次から音楽室で練習って事で、それでいいですかねｗｗｗ」

校長先生「( ´・ω・)君それでいいかな？」

( ´・ω・)「.....はい」

ｺﾚﾆﾃｵﾝｶﾞｸｶｲｦｵﾜﾘﾏｽｰ　ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

( ´・ω・)(やっと平和な日々が戻ってくる)

ｼﾞｬｱﾏﾀﾈｰ　ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ

( ´・ω・)「あれ？」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

( ´・ω・)「しまった...鍵家に忘れた。
お母さん帰ってくるまで待つしかないか」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

父「なにしてんや？」

( ´・ω・)「！！。え、お父さん？どうして？」

父「なんやなんやｗｗｗ自分の家に帰ってきたら
あかんのかｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「いやっ...そうじゃなくて...あっ、
鍵中に忘れちゃって....」

父「そうかそうか、ほい」ｶﾞﾁｬ

( ´・ω・)「あ、ありがと....その籠何？」

父「ん～ほらｗｗｗ」

子猫「にゃーん」ｷｭﾙﾝｯ

( ´・ω・)「えっえっ可愛い、けど大丈夫なの？べべいるのに」

父「かっまへんかまへんｗｗｗ」

父「はいこれお土産ｗｗｗ」　ﾄﾚｼﾞｬｰｶﾞｳｽﾄ

( ´・ω・)(お父さんが帰ってきてから三日経った
けどお母さんも普通にしてる...
大人ってよくわかんないや...)

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ　ｾﾝｾｰｻﾖｰﾅﾗ


深井「ねえ今日鬼ごっこしようよ」

( ´・ω・)「うんいいよー」

大森「じゃあ三号公園集合なー」

( ´・ω・)「はーい」

ｳﾜｯｷﾀｯ　ﾆｹﾞﾛｰ　

( ´・ω・)「うひー疲れる」ﾊｯﾊｯﾊｯﾊ

大森「見つけたぜ！」

( ´・ω・)「うわやばい！....
ちょっと高いけどジャンプだ」ﾊﾞｯ

コンクリート「よう」ｽﾞｼﾝｯ

踵「ヒビが入っちまったよ」

( ´・ω・)「！？。痛い痛い痛い！
ああああ！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｯ

ﾄﾞｳｼﾀｰ　ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞｶー？

( ´・ω・)「今日は...もう、か、帰る、ね」ﾌｰﾌｰﾌｰ

( ´・ω・)「い。痛い、なにこれ、痛い」ｹﾝｯｹﾝ

ｶﾞﾁｬ

( ´・ω・)「あああ....」ﾄﾞｻｯ

母「どうしたの？」

( ´・ω・)「飛び降りたら足がめっちゃ痛い」

母「アホなことするからやん」

父「おーい外食行くぞー」

( ´・ω・)「痛い.....痛い」ｹﾝｯｹﾝ

父「なにケンケンしてんねんｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「足が痛くて....」

父「そうかそうかｗｗｗｗほら」ｺﾁｮｺﾁｮ

( ´・ω・)「ぎゃああああああああ！」

すいませんちょっとご飯食べてきます......
見てくれてる人まだ居たら保守お願いします......

お待たせしました、それでは続きを貼っていきます

テレビ「本日は日曜日」

母「まだそれやってんの」

( ´・ω・)「足地面に着いたらズキィ！ってなるんだもん」

母「そんなに痛いんならハイハイでもしたら」

( ´・ω・)「！！確かに」ﾊｲﾊｲ

( ´・ω・)「おお～これなら痛くない」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ　ｼﾂﾚｲｼﾏｰｽ

保険医「あらどうしたの？」

( ´・ω・)「一週間くらい前から踵を地面に着けるともの凄く痛くて....
それで体育欠席してきました。」

保険医「ちょっと診せてもらっても良い？」

ﾌﾑﾌﾑ　ﾅﾙﾎﾄﾞ　

保険医「これ折れてるんじゃないかしら」

( ´・ω・)「ええ！？」

保険医「お母さんとかは何も言わなかったの？」

( ´・ω・)「大げさだって言われて」

保険医「とにかく一度レントゲンを撮りにいきましょう」

( ´・ω・)「やっぱり踵にヒビ入ってたんじゃん」

( ´・ω・)「このギプスに...松葉杖って歩きにくいなぁ、階段上りにくいし」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ　ｸｽｸｽｯ　ｱｯｷﾀ　ｸｽｸｽ

( ´・ω・)「？」

大森「大丈夫やった足？」

( ´・ω・)「うん、二週間くらいでくっ付くんだってさ」

ｸｽｸｽｯ　ｸｽｸｽｯ　ｸｽｸｽｯ

( ´・ω・)「なんか俺笑われてる？」

大森「音田が( ´・ω・)休んでた時にな、( ´・ω・)君は遊んでる時に自分から
骨折してお休みでーすｗｗｗｗって言ってたんよ」

( ´・ω・)「えぇ～....またアイツかよ」

( ´・ω・)「もういいや、慣れたわ」

ﾏｱｵﾏｴﾊ　ｳﾙｻｲ　ﾀﾞﾚｶﾞｶｾｲﾃﾞﾙﾄｵﾓｯﾃﾝﾀﾞ！

( ´・ω・)(足は治ったけど今度はお父さんが出て行った....
また喧嘩したみたい)

( ´・ω・)(でも今度はお父さんが買ってくれた子供携帯があるから連絡とれるんだ)

( ´・ω・)＜今度ブレイブストーリー観にいきたい！＞

父＜この前はゲド戦記観に行ったのにか！＞

父＜しょうがないなー、日曜日にな！＞

( ´・ω・)＜うん！＞

( ´・ω・)「ふふっ楽しみだな」

ワタル父「毎日毎日働いて、我慢して我慢して、
ふざけるなよ！俺の人生なんなんだよ！」ｷﾞﾘｨ

ワタル(やめて.....お父さん！！)

ミツル「そんな葉っぱがお前の父親なのか？足川」ﾆﾔﾘ

( ´・ω・)「....」ﾁﾗｯ

父「....」

( ´・ω・)「.....」

ﾂﾗｲﾄｷ　ﾂﾗｲﾄｲｴﾀﾅﾗ　ｲｲｰﾉﾆﾅｰ　ｱｰｱｰ　

ﾎﾞｸﾀﾆﾊーﾂﾖｶﾞｰｯﾃ

ﾜﾗｳ　ﾖｰﾜｰﾑｼｰﾀﾞｰ　ｱｰｱｰ

父「面白かったなー」

( ´・ω・)「うん！」

( ´・ω・)「......」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

父「はい.....ああ居るよ、今連れて帰るから」

( ´・ω・)「お母さん？」

父「ああ、かんかんに怒ってたよ」

( ´・ω・)「.....」

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ　

父「はいパンフレット忘れるなよ」

( ´・ω・)「うん、お腹に隠してっと....」

父「なにやってんだ？」

( ´・ω・)「お父さんに買ってもらったらお母さん怒るから」

( ´・ω・)(なにも買ってくれない癖に....)

父「そうか....じゃあまた今度な」

( ´・ω・)「うん」

ﾊﾞﾀﾝ　ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ　

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ｶﾞﾁｬ

母「アイツとは会うなって言ってるやろ！あんなロクでもない親父」

母「服の下に隠してるのも分かってんやからな！」

( ´・ω・)(俺にとってはたった一人の父親なのに.....ていうか自分で
選んだ夫じゃないのかよ.....)

( ´・ω・)(また何度かお父さんは帰ってきたけどどれも一週間くらいで
喧嘩して出て行っちゃう。今回はもう何ヶ月も帰ってきてない......)

母「お金無いからお小遣い５００円にします」

( ´・ω・)(！！。前まで２０００円だったのに....まあ良いや、この人に
何言っても無駄だし)

( ´・ω・)(いつもそうだ、この人は自分に都合の良い事意外はすぐ不機嫌になるんだ。
俺はコイツのご機嫌取りじゃない)

ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛ　ｲﾗｯｼｬｯｾｰ

ｱﾅﾀﾄｺﾝﾋﾞﾆ　ﾌｧﾐﾘｰﾏｰﾄ

勇人「あっオネストの新しいパック出てる」

永栄君「ホントや」

隆人「ホログラフィックレアって真っ白の奴がはいってるんだってさ」

隆「いいよなー」

( ´・ω・)(俺も欲しいなー.....でも５００円じゃ3パックしか買えないよ。
そしたらもうお金無くなるし来月になっても500円しか......)

永栄「なんかパック触ってレアが入ってるか見分ける方法あるらしいぜ」

隆人「あー聞いたことある、なんかニギニギするんだろ？」

勇人「でも実際分からないよね」

ﾅｰ　ﾜｶﾝﾈｰ　ﾖﾅｰ　

隆人「とりあえず買って永栄の家の前いこーぜ」

( ´・ω・)「あっうん」

( ´・ω・)(やっぱ当たらないよねー....残り40円か)

( ´・ω・)「ちょっとお菓子買ってくるね」

永栄「おーいってらー」

ｱﾅﾀﾄｺﾝﾋﾞﾆ　ﾌｧﾐﾘｰﾏｰﾄ

( ´・ω・)(40円だとこのどら焼きの駄菓子かな、
オネスト欲しかったなぁ)ｽﾀｽﾀ

( ´・ω・)(あれ？店員さん居ない？......)ﾁﾗｯ

( ´・ω・)(今なら....嫌でもそんな事しちゃいけないんだ！....
でも500円しかないし......だって)

( ´・ω・)(そんな事したら....なにか大事な物を
失ってしまう気がする)

( ´・ω・)(...................)

( ´・ω・)(......監視カメラが二台だけ...
ビーフジャーキーの所なら氏角に
なってる......今なら.....でも....)ﾄﾞｸﾝ　ﾄﾞｸﾝ

ｽｯ　ｺﾞｿｺﾞｿ　ｽｯ

( ´・ω・)「すいませーん！」

ﾊｰｲ　ﾗｯｼｬｯｾｰ

( ´・ω・)「これ下さい」

40ｴﾝﾆﾅﾘﾏｽｰ　ｱﾘｶﾞｯｼﾀｰ

( ´・ω・)「......」ｽｯ

( ´・ω・)(やってしまった！...)ﾄﾞｸﾝ　ﾄﾞｸﾝ

ﾋﾟﾘｯ　ﾊﾟﾘｯ　　！！

( ´・ω・)(オネストだ....しかもホログラフィックレア！！)

( ´・ω・)「ハハッ.....やった.....レアだ」ﾄﾞｸﾝ　ﾄﾞｸﾝ

( ´・ω・)(僕は悪くない.....お小遣いが少ないのが悪いんだ...
そうだアイツが悪いんだ....
大人の癖に喧嘩なんかするから)

ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

ｽﾀｽﾀｽﾀ　　ﾊﾞﾌﾝｯ！

( ´・ω・)「」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ　ﾄﾞｯｸﾝ　ﾄﾞｯｸﾝ

( ´・ω・)(すいませーん警察ですが、
オタクの息子さんが万引きして～)

ｳ～ｳ～ｳ～ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ

( ´・ω・)「」ﾋﾞｸｯ！　　ﾄﾞｯｸﾝ　ﾄﾞｯｸﾝ

永栄「( ´・ω・)さあー体操やってみない？」

( ´・ω・)「体操？跳び箱みたいな？」

永栄「うん、コナミでやってんだけどさー誰か友達居たほうが良いよなーって」

( ´・ω・)「面白そうかも、一回お母さんに聞いてみるよ」

母「習い事？」

( ´・ω・)「うん、永栄が体操やってるんだけど、やりたいなーって...」

母「ふーん...まあ、いいわよ」

( ´・ω・)「やった」

コーチ「はーいでは今日は鉄棒をやっていきます」

ｴｰﾏｽﾞﾊｺｳｼﾃｰ　ｻｱﾔｯﾃﾐﾖｳ！

( ´・ω・)(お？これ結構面白いな....ていうか)ﾁﾗｯ

( ´・ω・)(隆人もいたのかよｗｗｗｗしかも超上手いなｗｗｗ)

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

永栄「どうだった？楽しいだろｗｗｗ」

( ´・ω・)「うんｗｗｗ楽しかったｗｗｗてか隆人居たんなら言えよｗｗｗ」

永栄「アイツは選手クラスだからなｗｗｗ幼稚園の頃からやってるらしいし」

( ´・ω・)「へー」ﾁﾗｯ

ﾖﾛｼｸｵﾈｶﾞｲｼﾏｰｽ

( ´・ω・)(そういえば高学年になって六時間授業が増えたら遊ぶ回数減ってたな)

永栄「上手くなったらあそこに入れて貰えるんだってさ」

( ´・ω・)「ふーん...........頑張ろっかなー」ﾎﾞｿﾘｯ

ｼﾞｬｱﾅｰ　ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ

( ´・ω・)(ふふっ、なんだか久しぶりに心の底から楽しめた気がする！)

大地｢へーまだ体操続けてんだね｣

( ´・ω・)「うん、やってみたらすっかりハマっちゃってさ、この前大会で金取れた
から今度は選手クラスに入りたいんだ」

大地「そっかー頑張ってんなー」

( ´・ω・)「そっちも頑張ってるよなー、中学受験するんだろ？」

大地「んー、親が私立行けって言うからさ、受験まであと少しだし今日も帰ってから
塾だわ」

( ´・ω・)「大変だなー、にしてももうすぐ卒業かー」

大地「なー。何かやっとって言うかあっと言う間って言うか」

( ´・ω・)「あの、さ....俺たち、卒業しても友達だよな」

大地「さあなーｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「ちゃかすなよｗｗｗ」

大地「まあ俺とか大成は中学受験するけどさ、卒業したって家が変わるわけじゃ無いし
また遊びに来れば良いじゃん」

( ´・ω・)「大地......」

大地「何しんみりしてんだよｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「うるせえｗｗｗｗｗ」

ｺﾉｵｵｿﾞﾗﾆｰ　ﾂﾊﾞｻｦﾋﾛｹﾞｰ　ﾄﾝﾃﾞｰ　ﾕｷﾀｰｲｰﾖｰ

ｶﾅｼﾐﾉﾅｲ　ｼﾞﾕｳﾅｿﾗﾍ　ﾂﾊﾞｻｰ　ﾊﾀﾒｰｶｰｾｰ　ﾕｷﾀｲｰ

新宅先生「えー皆さんご卒業おめでとうございます、君達のクラスの担任
になれて良かったと思っています」

ｴｰﾎﾝﾄﾆﾈ　ﾐﾝﾅﾘｯﾊﾟﾆﾅｯﾃ

( ´・ω・)(新宅先生.....この人とも一悶着あったなぁ。俺が悪くないから
謝らなかったら非常口思いっきり蹴って、謝れやあ！って怒鳴ってきたし)

( ´・ω・)(思い返せば俺教師運無いなー.....ハハハッ)

新宅先生「それではこれにて解散です！皆さん！サヨーナラ！」

ｻﾖｰﾅﾗ！　ﾊﾞｲﾊﾞｲ！　ﾁｭｳｶﾞｸﾃﾞﾈ！

永栄「おーい( ´・ω・)帰ろーぜ」

隆人「今日もお前ん家で大乱クロスしようぜ」

勇人「マリオテニスしよーぜ」

( ´・ω・)「あっうん！.......皆先帰っといて！すぐ行くから！」

( ´・ω・)「おーい大地！」

大地「どうしたー？」

( ´・ω・)「来年、バイオ４の映画観に行こうぜ！」

大地「ぷっｗｗｗまだ先じゃんｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「約束だかんな！」

( ´・ω・)「あと来週！お前の家にインディージョーンズ観に行くからな！」

大地「おう！待ってるぞ！」

( ´・ω・)「お前も俺の家にハリーポッター観に来いよ！」

大地「約束な！」

( ´・ω・)「ああ！.........じゃあな！」ﾀﾞｯ！

( ´・ω・)(..........ずっと友達だからな！)

隆人「遅せーよ何してたんだよ」

( ´・ω・)「ごめんごめん」

隆「でさー結局今日は何するよ？」

勇人「マリオテニスしようぜ！」

隆人「大乱だろ」

永栄「久々にエアライドやろーぜ」

( ´・ω・)「じゃあ........間を取って....」

( ´・ω・)「マリオパーティーしようぜ！」

ﾏｰﾘｵｰﾊﾟｰﾃｨｰｗｗｗｗﾌｯﾌｩｰｗｗｗｗ　ﾃﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃﾝ！ｗｗｗｗ

第三章　完

第四章


先生「今日から皆さん中学生です」( ´・ω・)「また知らない人がいっぱいだ」

( ´・ω・)「おはよー」

隆人「おーっす」

永栄「ほんじゃいこか」

勇人「遊戯王５ｓになったな」

隆「なんで決闘しながらバイク乗ってんのかな」

ｽﾀｰﾀﾞｽﾄﾄﾞﾗｺﾞﾝ　ｼｸﾞﾅｰ　ｺﾞﾖｳｶﾞｰﾃﾞｨｱﾝ！

( ´・ω・)「なんていうか、この学ラン？やっぱ変な感じ、
シャツもムズムズするし」

勇人「そうか？」身長170cm

( ´・ω・)「そりゃあ勇人はデカイからな！」

ﾃﾞｶｽｷﾞﾝﾀﾞﾖｰ　ｿﾝﾅｺﾄﾅｲﾖ　ﾅﾝｻｲﾀﾞﾖﾏｯﾀｸｗｗｗ

( ´・ω・)「お、また張り紙張ってあるね、えーっと...」

( ´・ω・)「あっ、隆人俺と同じクラスだ」

勇人「俺と隆一緒だー」ｲｯｼｮﾀﾞﾈｰ　ｿｳﾀﾞﾈｰ

隆人「あーほんとや、殆ど知らん人ばっかやな」

( ´・ω・)「ねー」

ｼﾞｬｱﾅﾀｱﾄﾃﾞﾅｰ　ｵｰｳ

ｽﾀｽﾀｽﾀ　　　ﾁﾗｯ

( ´・ω・)(うーん見事に知ってる人が居ない。
殆ど北小の人達だよねこれ。
知ってる人も隆人以外女子だし大丈夫かなぁ)

先生｢ハーイ席着けー出席とるよー｣ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

( ´・ω・)(やっぱり中学はなんか高圧的な先生だな、
女の先生なのに)

先生｢はい私がこのクラスの担任を受け持つことに
なりました辻です、皆さんよろしくお願いします｣

ﾖﾛｼｸｵﾈｶﾞｲｼﾏｰｽ

先生｢じゃあまず教科書配って行くからペンで名前書いてー｣

( ´・ω・)(うっわぁ凄いデジャブだ)

ﾊｲｺﾚﾏﾜｼﾃｰ

( ´・ω・)「あっはい」ｳｼﾛﾆﾏﾜｼ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ　ｾｲﾄﾊ　ﾀｲｲｸｶﾝﾆｱﾂﾏｯﾃｸﾀﾞｻｲ

先生「はーいじゃあこれから入学式行きます、
出席番号順に並んでー」ﾊｰｲ

ｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛ

( ´・ω・)(丁度真ん中あたり.....前の席の人と
仲良く出来るかな)

田内「俺田内、よろしくな！」ｸﾙｯ

( ´・ω・)「うぇ、あ、よろしく」

田内「ｗｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「ｗｗｗｗｗ」

ﾎﾗｰｿｺｼﾞｬﾍﾞﾙﾅｰ

( ´・ω・)(結構話やすそうな感じだ、良かった)

校長先生「えー君達はここから大人の一歩を踏み出す分けですね
であるからして～1人の人間として、責任を持ってですね～....」

ｺﾚﾃﾞﾆｭｳｶﾞｸｼｷｦ　ｵﾜﾘﾏｽ

辻先生「じゃあ今日は解散です、ハイサヨーナラ」

ｻﾖｰﾅﾗｰ

( ´・ω・)(ふえぇ教科書重たいなこれ)

隆人「早く行こーぜ」

( ´・ω・)「うん、あれ？鞄は？」

隆人「親が持って帰った」

( ´・ω・)「ええ良いなー」

ｵｯ　ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ

隆人「ばいばーい」

( ´・ω・)(もうクラスの人と仲良くなってる...
流石だなぁって、もしかして俺にも挨拶してる？)

( ´・ω・)「...ばいばーい」

ｵｳ　ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ

( ´・ω・)(！！。嬉しい、ちゃんと返事返してくれた。
明るく行けば皆話してくれるのかな)

勇人「早く帰ろー」

永栄「おせーぞ」

隆人「じゃあ皆で競争な」

ﾖｰｲﾄﾞﾝｯ　ｿﾚｿﾚｰ

( ´・ω・)「ちょっと待ってよー......
皆鞄持って帰って貰ってるんだな」

ﾎﾟﾂｰﾝ

( ´・ω・)「うひぃ重い」ｽﾀｽﾀｽﾀ

永栄「これから皆で出かけようぜー」

隆人「おっけー」

隆「いいよー」

( ´・ω・)(あっ、これ俺も行って良いのかな？
でも直接誘われて無いし今日は俺抜きで遊ぶのかも)

ｼﾞｬｱ　ｲｴｶｴｯﾀﾗｽｸﾞﾅｰ

( ´・ω・)(あっ、行っちゃった)

ｼｬｰ

( ´・ω・)(結局行ってみる事にしたけど大丈夫かな)

永栄「あれ？( ´・ω・)なんで来てんのｗｗｗ」

隆人「今日( ´・ω・)誘ったっけ？ｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「えとっ、いやっコンビニ行こうと思ってたんだ」

永栄「ああそうなんだｗｗｗｗじゃあねｗｗｗ」

ｲｺｰｾﾞ　ｷｮｳﾅﾆｶﾙ　　ﾘｵﾚｳｽﾄｶ？

( ´・ω・)(入学前から皆モンハンにハマって俺の
家にも来なくなっちゃった....今までは最新のゲーム
持ってたから相手にされてただけなのかな)

ｵﾊﾖｰ　ﾖｰｯｽ　ｵﾊﾖｰ

田内｢おっす( ´・ω・)おはよー｣

( ´・ω・)「はよー」

田内「( ´・ω・)ってモンハンやってない？
今日一緒に狩り行こうぜ」

( ´・ω・)「あーごめん俺まだそれ持ってないんだよね」

田内「ﾏｼﾞで？親に買って貰いなよ今めっちゃ流行ってるよｗ」

( ´・ω・)「あっうん、言ってみるわ」

( ´・ω・)(そんなに流行ってるんだなぁ。誕生日
もうすぐだし、これなら買って貰えるかな)

( ´・ω・)(もう小学校の時みたいにオドオドして
過ごすのは嫌だから流行には乗らないとね、
あとはそうだな～.....)

ﾈｰﾁｮｯﾄｱｲﾂ　ｶﾐﾅｶﾞｸﾅｲ　ﾁｮｯﾄｷﾓｲﾈ　ﾈｰ

( ´・ω・)(髪の毛も切らなきゃ)ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ﾗｯｼｬｯｾｰ　ｷｮｳﾊﾄﾞﾝﾅｶﾝｼﾞﾆｼﾏｽｰ？

( ´・ω・)「あの、バッサリいっちゃって下さい、短く」

ｶｼｺﾏﾘｰ　　ﾁｮｷﾁｮｷﾁｮｷﾁｮｷ　ﾊﾞｻﾊﾞｻ　ﾁｮｷﾁｮｷﾁｮｷ

ｱﾘｶﾞｯｼﾀｰ

( ´・ω・)(思い切って凄い短くしちゃった、
これならキモイって言われなくてすむ
あと話し方も皆みたいに明るくしなきゃ)

ｼｬｰ

( ´・ω・)(自転車登校なのは楽で助かった)

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ　

( ´・ω・)「っはよー」

田内「おはよーって髪凄い切ったな！ｗｗｗｗ」

( ´・ω・)(明るく、明るく)

( ´・ω・)「だろ？いやー思い切っちゃってさー、
ほらー、な？」

田内「なんだそりゃｗｗｗｗ」

( ´・ω・)(良かった、受けてる....
受けを狙えば良いんだな)

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ　ｵﾈｶﾞｲｼﾏｰｽ

ﾘﾄﾏｽｼｶﾞﾈｰ　ｻﾝｾｲ　ﾁｭｳｾｲ　ｱﾙｶﾘｾｲﾃﾞﾈ

( ´・ω・)(中学に入ってからの授業はなんだか難しいな)

ｼﾞｬｱ　ｺﾉﾓﾝﾀﾞｲ　ｱﾅﾀﾄｲﾃｰ

隆人「酸性です」

ﾊｲｾｲｶｲ　ﾖｸﾃﾞｷﾏｼﾀ

( ´・ω・)(やっぱアイツはなんでも出来るよな)

ｷｰﾝｺｰﾝ　ｷﾘｰﾂ　ﾚｲ　

( ´・ω・)「なんか中学の授業ってむずくない？
俺テスト不安だわ」

田内「まー悪くても卒業出来るしなー」

( ´・ω・)「え？そうなの？」

ｿｳﾀﾞｾﾞｰ　ｱﾀﾘﾏｴｼﾞｬﾝ　ﾅｰ

( ´・ω・)(成績悪くても卒業出来るなら、
勉強する意味ないじゃん？.....
じゃあ一生懸命勉強する方が無駄なんじゃ....)

ﾐﾃｰｱｲﾂｶﾞﾘﾍﾞﾝﾀﾞﾖー　ｷﾓｲﾖﾈｰ　ｶﾞﾘﾍﾞﾝｗｗｗ

( ´・ω・)(ほら、勉強が出来たってガリ勉って
言われて弄られるんだ......
だったら体育頑張った方が皆の受け良いじゃん！)

( ´・ω・)(勉強なんてしなくていいじゃん！)

ｶﾞﾗｶﾞﾗｰ　ﾊﾖー　ﾖ　ﾖ

( ´・ω・)「ヨッ」

ﾅｰﾅｰ　ﾁﾝｺﾁｬﾝﾄ　ｱﾗｯﾃﾙ？ｗｗｗ

( ´・ω・)「はｗｗｗなに言ってんだよｗｗｗｗｗ」

ﾁﾝｺｰｗｗｗ　ﾏﾝｺｰｗｗｗ　ｾｯｸｽｗｗｗ　ｴｯﾛｗｗｗｗ

( ´・ω・)(なるほど！下ネタで工口い事
言ってたら受けるんだな！)

( ´・ω・)「お前こそチンコちゃんと
洗ってんのかよｗｗｗ」

ﾊｯｗｗｗｳﾙｾｰﾖｗｗｗ　ﾁﾝｺﾁﾝｺｗｗｗｗ

( ´・ω・)「ｗｗｗｗｗｗｗ」

ﾁｭｳｶﾝﾃｽﾄ

ｺﾉｷｺﾞｳﾊﾅﾝﾃﾞｽｶ？　　ｆｆ

( ´・ω・)(これはフォルティッシモでより大きくって意味だな！.....
でもここはウケを狙って....ファイナルファンタジーっとｗｗｗ)

ｺﾚﾊﾅﾆｾｲﾃﾞｽｶ？

( ´・ω・)(これは酸性だけど、ウケを狙って......土星！)

( ´・ω・)(成績悪くても卒業出来るんだから皆のウケを取らないとね！
ふふっｗｗｗ)

ﾊｲﾔﾒｰ　ｼｬｰﾍﾟﾝｵｲﾃｰ

辻先生「はいでは中間テストの成績表返しまーす」

ﾔﾍﾞｴ　ｾﾞｯﾀｲﾜﾙｲﾜ　ｺﾜｲｺﾜｲ

( ´・ω・)(フフッｗｗｗ)

ｵﾏｴﾗﾅﾝﾃﾝﾀﾞｯﾀ？　ｳﾜｰﾁｮｰﾔﾍﾞｴ

( ´・ω・)「見ろよｗｗｗ俺なんかこんなんだぜｗｗｗ」

ﾁｮｗｗ　ｵﾏｴﾏｼﾞｶｗｗｗ　ｿﾚﾊﾅｲﾜｗｗ　ﾊﾞｶﾀﾞﾛｗｗ

ﾌｧｲﾅﾙﾌｧﾝﾀｼﾞーｯﾃｗｗｗｗｗｗ

( ´・ω・)「しかも国語は70点ｗｗｗ」

ﾅﾝﾃﾞｺｸｺﾞﾀﾞｹｲｲﾝﾀﾞﾖｗｗｗｗ　ｸｿﾜﾛﾀｗｗｗｗ

( ´・ω・)(フフッｗｗｗウケてるウケてるｗｗｗ)

ﾅｰﾅｰｺﾉｸﾗｽﾀﾞﾄﾀﾞﾚﾄﾔﾘﾀｲ？　ﾔｯﾊﾟｷｮﾆｭｳ？

( ´・ω・)「いやー俺は佐藤と藤本とヤりたいわーｗｗｗ」

ﾏｼﾞｶﾖｗｗｗｗ　ｵﾏｴｺｴﾃﾞｶｽｷﾞｗｗｗｗｗ

( ´・ω・)「もうホントあの太ももたまんねーよな！
勃起するわｗｗｗ」

ｱﾊﾊﾊｗｗｗ　ﾊﾗｲﾀｲｗｗｗｗ

( ´・ω・)(よしよしｗｗｗｗウケテルウケてるｗｗｗ)

ﾈｰ( ´・ω・)ﾏｼﾞｷﾓｸﾅｲ？　ﾎﾝﾄｻｲﾃｰ　　ﾋｿﾋｿ　ﾋｿﾋｿ

藤本「......」

佐藤「......」

( ´・ω・)「したいわーｗｗｗｗｗ」

辻先生「今日から夏休みだけどハメ外すなよー」

( ´・ω・)「むしろハメたい」ﾎﾞｿｯ

ﾔﾒﾛｯﾃｵﾏｴｗｗｗｗｗ

( ´・ω・)「田内～モンハンやろーぜーｗｗｗｗ」

田内「おーういいよー」

( ´・ω・)(皆からウケテルｗｗｗｗ楽しいｗｗｗｗｗ)

ｻﾝｼｬﾒﾝﾀﾞﾝ

辻先生「随分成績悪いですが、( ´・ω・)はちゃんと勉強してる？」

( ´・ω・)「ｗｗｗｗｗ」

母「ちゃんとしてんの？」

( ´・ω・)(コイツともうなにも話さない)

母｢聞いてんの？｣

( ´・ω・)「.......」

>>132
ありがとう　レスがあると安心する

鉄棒｢やあ｣

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

( ´・ω・)(念願の選手クラスにはなれた)

( ´・ω・)(なれたけど、なんだか楽しくないや......
最初は楽しかったけど今は下手糞な自分にイライラする)ﾁﾗｯ

隆人「アリガトウゴザイマシター！」

ﾈｴｶｯｺｲｲﾈ　ｿｳﾀﾞﾈ　ﾋｿﾋｿ

( ´・ω・)(隆人は凄いなぁ.....俺は.....)

ﾁｭﾝﾁｭﾝ　ｺｹｺｯｺー

日曜日

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ　ﾊｲﾓｼﾓｼ

( ´・ω・)「あっ大地？遊ぼうぜー」

大地＜ごめん今日は学校の人とUSJ来てるんだ＞

ｼﾞｪｯﾄｺｰｽﾀｰﾔﾍﾞｴｴｗｗｗｗ

( ´・ω・)「あっ、そうなんだ、うん....じゃあまたね」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

ﾊｲﾓｼﾓｼ

( ´・ω・)「あｗｗｗ俺俺ちっすｗｗｗｗ
ゲーセンいこーぜｗｗｗｗ」

ﾀﾉｼｶｯﾀﾅｰ　ﾅｰ

( ´・ω・)「金使いすぎたわーｗｗｗ」

ｵｲ　ｱｲﾂ　ﾐﾛﾖ　ﾔﾏﾀﾞﾀﾞｾﾞ　ｷﾓｲﾖﾅ

( ´・ω・)(あの人は...同じ中学の山田か、
二次オタで皆から弄られてるんだよなあ)

ｵｲ　ｲｺｰｾﾞ

( ´・ω・)「おうｗｗｗ」

( ´・ω・)(アニメは卒業しないとな....
虐められるのはもう嫌だ)

昼休み

ﾁｮｯﾄﾀﾞﾝｼｰ　ｿｳｼﾞｼﾅﾖｰ

( ´・ω・)「やだよめんどくせえｗｗｗ」

( ´・ω・)(ホントは真面目に手伝いたいけど、
この方が皆のウケが良いんだ)

( ´・ω・)(真面目にやってたって弄られるから
駄目なんだ)

ｵｲ　ｻｯｶｲｺｰｾﾞ　ｵｳ　ｵｳ

( ´・ω・)「おおｗｗｗ」

跳び箱「こんばんわ」

コーチ「( ´・ω・)テストの成績は？」

( ´・ω・)「え？まあ、ぼちぼちっすｗｗｗ」

コーチ「社会は？」

( ´・ω・)「えっ...っと、30点ですｗｗｗｗ」

コーチ「国語」

( ´・ω・)「70点ｗｗｗ」

コーチ「理科」

( ´・ω・)「23点ｗｗｗ」

コーチ「数学」

( ´・ω・)「0点っすｗｗｗ」

コーチ「....ハァッ。( ´・ω・)さぁ
どうすんの？」真顔

コーチ「テスト勉強で休んどいてその点数？」

ｸｽｸｽ　ｸｽｸｽ　ｱﾉﾋﾄﾊﾞｶﾀﾞｯ　ﾊﾞｶｶﾞｲﾙ

( ´・ω・)「すいません........」

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

( ´・ω・)(ハァッ.....ん？)

ｿﾚﾃﾞﾈｰ　ﾏｱｿﾚﾎﾝﾄｰ？

( ´・ω・)(アイツ今日は迎えに来てたのか、
何の話してんだ)

母「そうなの、夫が借金4000万押し付けてきて～...」

ｱﾗﾎﾝﾄﾆｰ　ｿｳﾅﾉﾖｰ

( ´・ω・)(は？借金？4000万？何のことだよ.....)

( ´・ω・)(いっつも俺には何も教えない癖に.....)

( ´・ω・)「まぁ.....どうでもいいや
俺には関係ない.....そうだ、俺は関係ない」ﾎﾞｿｯ

母「あら( ´・ω・)、帰るわよ」

ｿﾚｼﾞｬｱﾏﾀ　ｴｴｻﾖｳﾅﾗﾃﾞｽﾜ

先生「これから冬休みだけどしっかり宿題やるんだぞー
来年は受験生だからな」

ﾊｱｰｲ　ﾀﾞﾘｨﾅｰ　ﾄﾞｯｶｲｸ　ｱｿﾎﾞｳｾﾞｰ

( ´・ω・)「おーいモンハン３ｒｄやろうぜｗｗｗ」

田内「あっ、悪い俺冬休みは家族で
旅行に行くんだｗｗｗ」

ｵﾚﾓ　ﾄｳｻﾝﾄﾘｮｺｳ　ｵﾚﾓ　ｵﾚﾝﾁﾓ

( ´・ω・)「ああ...そうなんだｗｗｗ」

田内「わるいな、じゃ、また年明けｗｗｗ」

( ´・ω・)「おうｗｗｗ」

( ´・ω・)(旅行なんて最後に行ったの
サンフランシスコだな
.....何年前だよったく)

( ´・ω・)(父親かぁ......)

ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

子猫「にゃーん」

べべ「ニャーオ」

( ´・ω・)「おお、おおただいま」

ﾃﾔｯ！　ﾍﾔｯ！　ﾊｧｱｯ！

( ´・ω・)「一人でモンハンもつまんねーな.....
かといって他にやる事も金も無いし.....」

( ´・ω・)(ちょっと前に買ったのに
もう200時間か....)

( ´・ω・)(ラオシャンロンも腹で乱舞してたら
一人で狩れるけどつまんねーよ....)

( ´・ω・)「あっ....体操の時間だ....」

( ´・ω・)「......嫌だなぁ」

ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

子猫「ニャーオ」

( ´・ω・)(ふふっ、ただいま)

母｢( ´・ω・)ちょっと｣

( ´・ω・)「.......なに」ﾎﾞｿｯ

母「親父が借金の担保にこの家してたから売り払う
事になった、貧乏やけど頑張っていこ」

( ´・ω・)(なんで俺がお前らの勝手なゴタゴタで
頑張らなきゃいけないんだよ.....くそっ)

( ´・ω・)(10年住んだこの家ともお別れかぁ....ﾊｧｯ)

田内｢え、じゃあもうあそこ住んでないの？｣

( ´・ω・)「そーそｗｗｗ今は団地に住んでるｗｗｗ」

田内「へー」

( ´・ω・)(.......ハァッ)

母｢ちょっとあんたそれで地図検索して｣

( ´・ω・)「だからipodじゃwifi無いから
外でネット繋げないって言ってんじゃん」

母「なにそれ意味分かんない早くして」

( ´・ω・)「ああもううっせえな！知るかよ！」

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

ﾁｮｯﾄ！　ﾄﾞｺｲｸﾉ！

( ´・ω・)(頭沸いてんじゃねえのか....
あれでホントに名門校出身かよ)

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

( ´・ω・)「あーうぜえ」ﾋﾟｯ　ﾌﾟﾂｯ

ﾋﾟﾛﾘﾝ

母＜連絡無いから警察に捜索届け出したから＞

( ´・ω・)「やっぱ基地外だろこいつ」

( ´・ω・)(クソッ....なんで俺の家族は
普通じゃないんだよ...)

夕暮れ

( ´・ω・)(このままこうしてても仕方ないし、
腹減ったし戻るか)

警察「君( ´・ω・)かな？」

( ´・ω・)「....そうですけど」

ｱｰ　ｱｰ　ｺﾁﾗ　ﾎﾝﾌﾞ( ´・ω・)ﾊｯｹﾝｼﾏｼﾀ

警察「親御さん心配してたよー、じゃあお母さんの
所まで電車で行こうか、切符分かる？」

( ´・ω・)「.....分かりません」

( ´・ω・)(クソッ....電車なんか一年に二回くらいしか
使わねえよ.....どこにも連れて行ってもらえないし)

( ´・ω・)(小遣いだけじゃ少ないし.....アイツの
せいで俺は切符の買い方すら分からないんだ.....クソッ)

( ´・ω・)ブワッ！「こんなクソスレを読んでくれてありがとう」

( ´・ω・)「どうせなら最後までみていってね」

先生｢進路決まった奴はまだ勉強頑張ってる
人居るから邪魔するなよー｣

( ´・ω・)「勇人遊ぼうよｗｗｗ」

勇人「ごめん俺まだ勉強してるから」

( ´・ω・)「あっそうなんだ」

( ´・ω・)「あっおい遊ぼうぜ」

ｵﾚﾏﾀﾞ　ﾍﾞﾝｷｮｳ　ｵﾚﾓ　ｵﾚﾓ

( ´・ω・)(皆勉強してるんだな...一緒に
馬鹿やってた奴らも勉強してる)

勇人「( ´・ω・)は大丈夫なの？」

( ´・ω・)「俺は平気ｗｗｗｗ馬鹿でも
受かる所だからｗｗｗ」

勇人「へー」

高校教師「えーそれでは前期合格者の
発表をします」

看板「こっち皆///」

ｵｰ　　ｱｯﾀｰ　ﾖｶｯﾀｰ

( ´・ω・)(俺はー.....あれっ....無い....？)

ﾖｶｯﾀﾈｰ　ｷﾝﾁｮｳｼﾀｰ　ﾔｯﾀｰ

( ´・ω・)(俺は.....馬鹿でも受かる高校すら
受からないのか？)

( ´・ω・)(........)

ｺﾚﾃﾞ　ｿﾂｷﾞｮｳｼｷｦ　ｵﾜﾘﾏｽ

ﾊﾞｲﾊﾞｲ　ｹﾞﾝｷﾃﾞﾈｰ　ﾏﾀﾈｰ　ｼｬｼﾝﾄﾛｰ

( ´・ω・)(なんとかあの底辺校に後期で受かったけど)

( ´・ω・)「........ふッ」

( ´・ω・)(やっと気づいたや、嫌いな人とも
無理して接してきて下ネタ言って
テストでわざと間違えて、勉強しなくて......)

( ´・ω・)(全部ウケ狙いで続けてたけど今やっと気づいた)

( ´・ω・)(今も昔も俺は周りのご機嫌を取るために
必氏になってたただの.........道化師だ)

( ´・ω・)(得たものなんて、何にも無い。
今も写真を撮る相手も一緒に帰る相手も居ない......
受かったのは馬鹿でも入れる底辺高校.....)

( ´・ω・)(俺には皆みたいに誇れる物が何も無い......
勉強は出来ないし運動も中途半端、歌も上手くないし、
顔だって良くない.....家だって片親だ)


( ´・ω・)(勇人と隆は良い高校行って隆人もそこそこの所行って....)

( ´・ω・)(もう道化師はやめだ....これからは正直に生きよう、
嫌いな奴には嫌いって言って、エグザイルだって
無理に聞く必要も無い。)

( ´・ω・)(もう友情なんて信じない.....
俺は1人で生きてやる.....)


第四章　完

第五章


先生｢高校入学おめでとう｣( ´・ω・)(フンッ)

( ´・ω・)(中学の時とは違う....もう道化師はやめだ)

( ´・ω・)(これからは普通に自然体でいく)

伊藤「あ( ´・ω・)ちゃんおはよーｗｗｗ」

( ´・ω・)「ようっ」

伊藤「やっぱりさぁあそこの席の人留年生やってさｗｗｗ」

( ´・ω・)(へー、やっぱりそうなんだ.....なんだろう
なんだかあの人気になる)

( ´・ω・)「話しかけにいくわ」

伊藤「あっ、ホンマに？ｗｗｗ」

ﾊﾟｲｾﾝ？　ﾏｼﾞｶ　ﾖﾛｼｸﾊﾟｲｾﾝ？

( ´・ω・)「俺( ´・ω・)、よろしくー」

石上「おおよろしく」

川島「パイセンなんで留年したん？」

( ´・ω・)(うっわこの人無駄にイケメンだな)

川島「？どしたん？」ｷｮﾄﾝ

( ´・ω・)「あいや、川島君凄いイケメンやなあって」

川島「おお、ありがとっ///」

( ´・ω・)(うっわあー気さく、これはモテルわ)

川島｢んでパイセンなんで留年してたん？｣

石上「あーまあちょっと引きこもってた」

ﾁｮｗｗｗ　ﾋｷｺﾓｯﾃﾀｯﾃｗｗｗｗ　ﾊﾟｲｾﾝｗｗｗｗ

石上「そん時にネトゲで一位に君臨してたりした」

川島「パイセンおもしろいなｗｗｗ」

ﾎﾝﾏﾆﾅｗｗｗ　ｵﾓｼﾛｲｗｗｗ


( ´・ω・)「確かにｗｗｗ凄い面白いなｗｗｗ」

( ´・ω・)「パイセン食堂いこー」

石上「おおー、てかパイセンやめろよ」

( ´・ω・)「じゃあなんて呼んだらいい?」

石上「まあ、普通に石上とか...」

( ´・ω・)「じゃあ石上な」

石上「おう」

食堂

( ´・ω・)「じゃあこのから揚げおむすび二つと揚げパン」

オバちゃん「はいよー！340円！毎度ー」

ｽﾀｽﾀｽﾀ　ｶﾞﾀﾝ

( ´・ω・)「え！じゃあ石上の所離婚してんの？」

石上「まーそやなー」

( ´・ω・)「へー！」

石上「なんやねん」ﾓｼｬﾓｼｬ

( ´・ω・)「いや俺も離婚してるからさー！」

( ´・ω・)(俺と同じ人居たんだ！ふふっｗｗ)

明智「いっしー」ｶﾞﾊﾞｧ

石上「なんや彩」

明智「んん？その子誰ー？」

石上「クラスメイト」

明智「えぇ！二日目でもう友達出来たん！？」

( ´・ω・)「ップｗｗｗ」

石上「うるさいアホ」ｸﾞｲ

明智「いや彩は嬉しいわ、琢磨がクラスに
馴染めないんちゃうかって」ﾋｮｲ

明智「どーもー初めましてー明智彩ですー」

( ´・ω・)「初めましてｗｗｗ( ´・ω・)です」

明智「( ´・ω・)くん良い声してんなーウチノ部入らへん？」

石上「いきなり勧誘やめんかい」

明智「えーいいやんー、あっこの子に役奪われる
思てんやろーｗｗｗ」

石上「アホか、俺の方が百倍カッコイイ」ｷﾘｯ

( ´・ω・)「ｗｗｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「え、二人とも同じ部活してるんですか？」

明智「うんー！演劇部やでーおいでー！」

石上「だから勧誘すんなて」

( ´・ω・)「ｗｗｗｗｗ」

明智「あっ、次体育やねん！ほな着替えてくるから
バイバーイ」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

( ´・ω・)「嵐の様に去っていったなｗｗｗ」

石上「まあああいう奴やねん」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

( ´・ω・)「へー」

石上「なんや」

( ´・ω・)「別になんも無いよ？いっしー！」

石上「うるさいアホ」

( ´・ω・)「もー照れんといてやいっしー」ﾆﾔﾆﾔ

石上「知らんわ」

( ´・ω・)「いっしー明日の班一緒にしよーぜ」

石上「おお、あと二人はどうすん」

伊藤「( ´・ω・)ちゃん俺も誘ってやーｗｗｗ」

( ´・ω・)「これであと一人やな」

山田「あの.....俺も良い？」

( ´・ω・)「...おおいいよ、じゃあこれで決定な」

ﾖﾛｼｸｰ　ﾖﾛｼｸｰ

( ´・ω・)(そういえば山田も同じクラスだったんだよな)

ｻﾖｰﾅﾗｰ　ｶﾗｵｹｲｺｰｾﾞ　ｵｵｵｲｲﾈ

保田「メガネ君面白いなｗｗｗｗ」

山田「ええやん別にｗｗｗｗ」

( ´・ω・)(保田ともう知り合いだったんだなー)

( ´・ω・)「あそうそう、お前らバイトどうする？」

保田「あー適当に探すわｗｗｗ」

山田「俺もまだ良く分からん」

( ´・ω・)「じゃあ俺ちょっとダイエーの求人表見てくるわ」

山田「あっ俺も行く」

保田「じゃあ今日はもう帰るわー」

( ´・ω・)「おう、じゃあな」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

( ´・ω・)(中学は一緒だったけど、まともに話すのはコレが
初めてだな....そういや)

ほか弁「アットホームです」

八百屋「よう」

鮮魚「めで鯛」

飲食「え！？同じ値段でステーキを！？」

喫茶「できらぁ！」

( ´・ω・)「なんか色々あるなー」

山田「うん」

( ´・ω・)「とりあえず写真だけ撮っておくか」ﾊﾟｼｬ

山田「あっ、俺にも送ってくれへん？この携帯
画質悪いから....」

( ´・ω・)(あーガラケーか、俺もこの間までガラケーで凄い
惨めだったなぁ....)

( ´・ω・)「んじゃメルアド交換しよーぜ」

ﾋﾟﾛﾘﾝｯ

( ´・ω・)(山田　優　か.....こんな名前だったんだな)

( ´・ω・)「じゃあまた学校でな」

山田「うん」

>>161
ありがとう

石上「またカレーかよ」ｸﾞﾂｸﾞﾂ

( ´・ω・)「留年するからじゃんいっしー」

伊藤「まあまあカレー美味しいやんｗｗｗ」

山田「ｗｗｗｗ」

岡本「そろそろ変わるよー？」

下原さん「変わりまーす」ｷｭﾙﾝｯ

石上「あーじゃあお願いします」

ｷｬｯｷｬｯｷｬ　

石上「いやー下原さん可愛いな」

伊藤「なに言うとんのよーｗｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「そうか？あざといじゃん」

山田「まあそれは確かにｗｗｗ」

( ´・ω・)「あざと原さんじゃん」

石上「そこが良いんだろうが馬鹿野郎！」

( ´・ω・)「うるせえｗｗｗｗ」

カレーﾃﾞｷﾀﾖｰ　ｷｬｯｷｬｯｷｬ

先生「はいじゃあ解散ですさよなら」

石上「っつあー疲れた」ｸﾞｸﾞｯ

( ´・ω・)「おっさんみたいやな」

石上「お前より年取ってるからな」ｷﾘｯ

伊藤「なあなあカラオケいこやーｗｗｗ」

岡本「あ、良いなー行こ行こ」

下原「行きたいです」ｳﾜﾒﾂﾞｶｲ　ｷｬﾙﾝ

山田「俺もいくー」

ﾗｯｼｬｯｾｰ　ｻﾝｼﾞｶﾝﾃﾞｽﾈ

岡本「恵ちゃんすんごい歌上手いんだよー」

下原「そんな事ないよー」ﾌﾘﾌﾘ

石上「へー、どれ、聞いてやろうでは無いか」

( ´・ω・)「なんで偉そうなんだよ馬鹿」

ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

下原「ﾄﾞﾝﾅｰｼｭﾝｶﾝﾀﾞｯﾃ　ｳﾝﾒｲﾀﾞｯﾃ」

岡本「ｱｰｷﾗｰﾒｰﾀｰｸﾅｰｲｰﾖ　ｹﾞﾝｶｲﾀﾞｯﾃ　ｺﾝﾅﾝﾀﾞｯﾃ」

下原「ｺｯｺｰﾆｱﾙｰｶｰﾗ」ｼﾞｬｰﾝ

伊藤「二人ともめっちゃ上手いやーんｗｗｗ」

山田「すげえｗｗｗｗ」

石上「次は俺の本気を見せてやる」ｷﾘｯ

( ´・ω・)「誰だお前は」

石上「福山雅治です」

( ´・ω・)「声真似凄えな！」

石上「ﾀﾀﾞｱﾒｯﾆｳｯﾀｯﾚ　ﾀﾀﾞﾆｼﾞｦﾏｯﾃﾀﾝﾀﾞ
ｺﾀｴﾓｰﾅｰｸ　ｲﾏﾎﾞｸﾊﾕｯｸﾉｯｻ　ｲﾒｰｼﾞﾉﾑｺｳｶﾞﾜｯﾍ」

石上「ｺﾉｰﾂﾊﾞｯｻﾃﾞｰ.............
飛び立つのさ」ｷﾘｯ

岡本「石上君すごーい！」

下原「凄いですー！ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

( ´・ω・)「ハンパねえな」

石上「まあな」

国語先生「はーいじゃあここ石上読んでみろ」

石上「んんっ.....老婆に何をしているのか訪ねるとこう
答えた。この髪を結ってな、カツラにしようと～...」ｷﾘｯ

国語先生「ブホッｗｗｗｗ」

川島「ﾌﾊｯｗｗｗｗｗ」

伊藤「ｗｗｗｗｗｗ」

下原「.......」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙｯ

下原「ｗｗｗｗｗｗ」

( ´・ω・)(何だコイツｗｗｗめっちゃ良い声ｗｗｗｗ
腹痛いｗｗｗｗ)

石上｢そして下手人は老婆の服を奪い去っていった。それから
彼を見たものは......居ない｣ｷﾘｯ

国語先生｢ｗｗｗっん、...はいｗｗｗありがとう.....ｗｗ｣

ﾊﾟｲｾﾝﾔﾍﾞｴ　ﾊﾝﾊﾟﾈｴﾅ　ﾎﾚﾙﾜ

>>167
前スレから見てくれてたんだねありがとう
今日で完結するよ！

( ´・ω・)「はー家追い出された？」

山田「うん、金無いからって婆ちゃん家に放り出されたｗｗｗ」

石上「いや笑い事かよ」

山田「まあカナダに二週間一人で行けってなったこともあるしｗｗｗ」

明智「凄いな山田くん」

( ´・ω・)(優もいろいろ大変なんだなー、俺と似てるかも)

明智「ところで( ´・ω・)君はいつ演劇部に来てくれるのかなー？」

( ´・ω・)「えーｗｗまあとりあえず見学でも行きましょうかねｗｗｗ」

明智「じゃあ今日ね！あ、もう行くわーじゃあね琢磨よろしくー！」

石上「俺は子供か」

( ´・ω・)「おっさんだな」

伊藤「ｗｗｗｗｗ」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

( ´・ω・)「しつれいしまーす」

林「」ﾋﾞｸｯ　ｻｻｰ

西宮「いらっしゃい！新入部員かな？ゆっくりしていってね！」

( ´・ω・)「いやあのｗｗｗ」

明智「( ´・ω・)くーん！良く来た！」

石上「阿呆」ﾁｮｯﾌﾟ

明智「ｱｳｯ　まあゆっくりみていってね！」

( ´・ω・)「はいｗｗｗ」

ｼﾞｬｱｷｮｳﾊｵﾜﾘｰ

明智「どうだった？入る？入る？」

西宮「入部届けあるよ？いる？」

林「判子とペンもあるよ？使う？」

( ´・ω・)「いやｗｗｗやっぱバイトと両立はキツイんで
来年入りますよｗｗｗ」

石上「まあ確かにバイトと両立はシンドイよなー」

西宮「はい絶対だよ！」

( ´・ω・)「はいｗｗｗ」

石上「じゃあ俺バイトいってくるわ」

( ´・ω・)「両立してるんかい！！」

保田「じゃあ結局八百屋にしたんや」

( ´・ω・)「んーなんとなく楽そうかなーって、
優は？」

山田「俺はも八百屋いこかなー」

( ´・ω・)「おお来なよ、実際袋詰めだけだし楽だよ」

ｱｯ　ﾔｽﾀﾞｼﾞｬｰﾝ　ﾖｰ

藤木「保田じゃーんなにやってんのーｗｗｗ」

保田「見てのとおりウチらはカラオケいくの」

由利「」ﾁﾗｯ

( ´・ω・)「んじゃ俺そろそろバイト行くわー」

保田「あーじゃあなー」

( ´・ω・)「あっ」ﾋﾟｯｶﾞｺﾝｯ

( ´・ω・)「ほらっこれやるよ、奢り」ｺｰﾗ

ｱｰﾏｼﾞﾃﾞ？　ｱﾝｶﾞﾄｰ

( ´・ω・)「ほらっ、藤木さん達も」

藤木「あーまじで？( ´・ω・)君さっすがーｗｗｗ」

由利「ありがとー」

( ´・ω・)「じゃな」

( ´・ω・)「さあいらっしゃいませー！今日は大根が安いよお！
一本98円！大根が一本98円！」

( ´・ω・)(声出しも慣れればなんてことはないかな、楽だ)

店長「おーい( ´・ω・)、今日からレジも入ってー」

( ´・ω・)「はーい....はい？」

ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟ670ｴﾝﾃﾞｰｽ　ｱﾘｶﾞｯｼﾀｰ

( ´・ω・)(ここバーコードじゃなくて手打ちかよ...しかも
毎日値段変わるって覚えるの大変じゃん...ヒー)

ｽﾀｽﾀｽﾀ

( ´・ω・)(あっ、あの子はさっきの)

由利「」ﾁﾗｯ

( ´・ω・)(あっ、こっち気づいた....一応手振っておくか)ﾋﾗﾋﾗ

由利｢｣ﾋﾗﾋﾗｯ

>>173
( ´・ω・)「ありがとう」

先生「中間テストの結果返すぞー」

ﾔﾚﾔﾚ　ﾔﾊﾞｲﾜｰ

( ´・ω・)(......)

200/220位

( ´・ω・)(200....ほぼドベ)

先生｢留年したくなかったらしっかり勉強するんだぞー｣

( ´・ω・)(どうせ俺は進級出来ないよな.....俺だし、
あと数ヶ月でこの学校ともおさらばかぁ.....)

ｶﾞﾔｶﾞﾔ　　　ｶﾞﾔｶﾞﾔ

オバちゃん「はいラーメンやね！毎度」

明智「あっ( ´・ω・)くーん」

( ´・ω・)「どうも先輩」

明智「今日は琢磨はー？」

( ´・ω・)「なんか風邪みたいっすよ」

明智「あかんなーあの子はー」

( ´・ω・)「......」

( ´・ω・)「先輩っていっしーの事好きなんですか？」

明智「」ﾌﾞﾎｯ　ｺﾞﾎｯｺﾞﾎ

明智「な、なに言うとんのー！そんなわけあ、あらへんやん///」

( ´・ω・)「好きなんですね」

明智「うー///絶対琢磨に言わんといてや！？////」

( ´・ω・)「言いませんよ」

明智「ｱｰ　ﾊｽﾞｶｼｲ　ﾊｽﾞｶｼｲﾜｰ」

( ´・ω・)「アイツってなんで留年したんですか？」

明智「んっ...あーまー...」

( ´・ω・)「やっぱ成績が悪かったんですか？」

明智「んーん、寧ろ琢磨成績良かったよー、18位とか
やったかなぁ？」

( ´・ω・)「え！？いっしーってそんなに頭良かったんだ....
じゃあ尚更なんで？」

明智「んーアイツはなー、入学して夏休み明けから来なくなってん」

( ´・ω・)「なんでですか？」

明智「まー前のクラスはアレやったしなー....
嫌になったんやて」

( ´・ω・)「へー.....じゃあ今は何で留年してまでここに？」

明智「あーそれはなー(

伊藤｢( ´・ω・)ちゃーん次体育やでいこー｣

( ´・ω・)「あっじゃあ俺もう行きます」

明智「うん、ほななー」

( ´・ω・)「いらっしゃいませー！さあ今日は白菜が
安いよーお買い得だよー！」

由利「頑張ってるね」

( ´・ω・)「おー由利、またカラオケか？」

由利「んーん買い物して来ただけやよ」

店長「( ´・ω・)～レジ入って～」

( ´・ω・)「はーい！じゃあな」肩ﾎﾟﾝｯ

由利「んっばいばい」ﾌﾘﾌﾘ

由利「....」

ｶﾀｶﾀｶﾀ　ｯﾀｰﾝ！560ｴﾝﾃﾞｰｽ　ｱﾘｶﾞｯｼﾀｰ

( ´・ω・)「んはぁやっとバイト終わった」

由佳「お疲れ、ほれ」

( ´・ω・)「ん、おお由利って、おおっと」ﾊﾟｼｯ

( ´・ω・)「コーラ？」

由佳「この前のお礼ｗｗｗ」

( ´・ω・)「ああサンキュなｗｗ」

由利「もっと丁寧に」

( ´・ω・)「由利様本当に有難う御座います」

由利「ん、よろしい.....へへっ」

保田「ポンデリングうまー」

山田「初給料うまー」

( ´・ω・)「幸せそうな顔しやがってｗｗｗ」

山田「いやー自分でこんなに好きに出来るお金生まれて
初めてだわｗｗｗ八百屋も楽だしｗｗｗ」

( ´・ω・)「すげー分かる」

保田「そうか？貯金とかあるだろ？」

( ´・ω・)「お前みたいに毎年両親親戚からお年玉なんて貰って
ねえんだよオートロックマンション野郎！」

山田「ｗｗｗｗｗ」

保田「そんな怒んなよｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「小５の時のｸﾘｽﾏｽﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄなんて枕元に
板チョコと今年はお金が無いのでコレですって
商品券1000円だぞ！いらねえよ！」

保田「全米が泣いたｗｗｗｗ」

ｼﾞｬｱﾏﾀｱｼﾀﾅｰ　ｵｳ

ｽﾀｽﾀｽﾀ

由利「よっ」

( ´・ω・)「おうよー、イオンでも行ってたんか」

由利「まねー、そういやもうすぐ夏休みだねー」

( ´・ω・)「あーそうだなー」

由利「......( ´・ω・)は予定とかあんの？」

( ´・ω・)「ああ～まあ、バイトとアイツと遊ぶくらいかな」

由利「あの、さ....ちょっといい？....」

( ´・ω・)「何だよ？」

由利「私と出かけたりとかは......どう、かな」

由利「つまりその.....付き合ったりとか？....////」

( ´・ω・)「ごめん、俺彼女作る気は無いんだ....」

由利「アッ....そうなんだ～へえ～......わかった！
じゃあね！ばいばい！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

( ´・ω・)(中学以来女子は嫌いになったんだ....あいつら自分が
甘やかされるのが当たり前だと思ってやがるから嫌いなんだ)

( ´・ω・)(由利は良い人そうだったけど、俺じゃ無理だ。
どうせ留年するし馬鹿だし、俺の事好きになったのも
只の気の迷いだろ。すぐに彼氏が出来るさ)

ｱﾘｶﾞｯｼﾀｰ　ﾗｯｼｬｯｾｰ

( ´・ω・)(ふぅ....夏休みだってのにバイトしか
やってないじゃん、シフト入れ過ぎだっての)

店長「( ´・ω・)もう片付け入るぞー」

( ´・ω・)「あーい」

( ´・ω・)「優～片付けするぞ」

山田「あい」

ｵﾂｶﾚｼﾀｰ　

山田「じゃあ俺帰ってアニメ見るからｗｗｗ」

( ´・ω・)「じゃあなー」

( ´・ω・)(優に勧められてボカロ聞いてみたけど
結構良いな、法楽は愛だの友情だので嫌いだ)

LINE「ﾋﾟﾛﾝ！」

石上＜明日友達がライブやるんだけどいかね？＞

( ´・ω・)「あー明日は暇だし丁度良いな」

( ´・ω・)＜おっけー行くわ＞

次の日

( ´・ω・)「おっす」

石上「おーっす」

( ´・ω・)「じゃあ行くか」

石上「ああちょっと待って、もう一人来るんだ」

( ´・ω・)「え、誰？」

植野「ごめーんお待たせー！」

石上「じゃあ来たし行くか」

( ´・ω・)(誰？女子？でも見た事無いな...)

植野「あっどうもー石上の元クラスメイトの植野ですー」ﾆｺｯ

( ´・ω・)「あっ、どうも」ﾄﾞｷｯ

石上「ほんじゃ行くぞー」

( ´・ω・)「お、おう」

( ´・ω・)「うわ凄い人だな」

植野「ねー」

石上「おいおいどうせならもっと前行くだろ」

( ´・ω・)「いや、俺はここで良いよ」

植野「私もここでいいかなー」

石上「なんだなんだ最近の若いのはー覇気が無いな」

( ´・ω・)「うるせえおっさん」

植野「ｗｗｗｗｗ」

おまえらー！乗ってるカー！

ｲｪｪｴｴｴｲ！ﾋｭｰ！

石上「あっ、じゃあ俺は前の方行ってくるから」

( ´・ω・)「おう」

そんじゃ始めるぜー！乗ってけｵﾏｴﾗー！

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！ｼﾞｬﾗｰｰｰｰﾝ！ﾁｭﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！

ｲｪｴｴｴｴｲ！　ｲｪｴｴｴｲ！

( ´・ω・)(うわ、ちょ)ﾄﾞﾝｯ　ﾄﾞﾝｯ

( ´・ω・)(皆横に揺れてて、めっちゃブツカッテ.....)

( ´・ω・)(あっ、植野先輩が)

植野「きゃっ、」ﾄﾞﾝｯ　ﾄﾞﾝｯ

( ´・ω・)(あーしょうがない！)

( ´・ω・)「先輩！」ﾀﾞｷｯ

( ´・ω・)(とりあえず先輩が怪我しないようにしないと)

ｲｪｪｴｴｴｲ！　　　ｲｪｴｴｴｴｴｴｲｲ！

( ´・ω・)(しっかり抱きしめておかないと.....
あとで謝っておこう)

ありがとー！　ありがとーお前ら！

石上｢いやー凄かったな、演奏｣

( ´・ω・)「ああ、凄かったな、人の波」

ｵｰｲｼｶﾞﾐ　ｷﾃｸﾚﾀﾝﾀﾞｰ

ｱﾀﾘﾏｴﾀﾞﾛｰ？

( ´・ω・)「あの～先輩大丈夫でした？っていうか
すいません抱きしめちゃって...」

植野「んーん、助かったよー、
ありがとー」ﾆｺｯ

( ´・ω・)(！！)ﾄﾞｸﾝｯ

( ´・ω・)(やっべえ可愛い)

石上｢おーいそろそろ帰るぞー｣

( ´・ω・)「おう」

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

駅「おかえり」

植野「じゃあねー」

石上「おうじゃあなー」

( ´・ω・)「さようなら」

石上「お前ら仲良くなったなー」

( ´・ω・)「んー」

( ´・ω・)(メアドを聞いてしまった)

先生｢文化祭終わったら期末テストすぐだからなー｣

ｱｰﾏｼﾞｶﾖ　ﾌﾞﾝｶｻｲﾀﾉｼﾐﾀﾞﾖﾈｰ

川島｢そもそも文化祭でこのクラスなにやんの？｣

岡本「ベビーカステラとか良くない？」

ｱｰ　ﾀｼｶﾆｰ　ｵﾎﾞｹﾄｶﾓ　ﾖｸﾅｲ？ﾈｰ

下原「私も......カステラ良いかなーって。
思います」ｷｬﾙﾝｯ

ｱｰﾏｼﾞｵﾚﾓｿｳｵﾓｯﾀ！　ｶｽﾃﾗｲｶﾞｲ　ｱﾘｴﾅｲﾖﾅ！

( ´・ω・)「流石あざと原さんだ」

伊藤「なに言うとんのよｗｗｗｗ」

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

オバちゃん「から揚げおにぎり二つね毎度！」

明智「えーじゃあ夏休みから植えちゃんとメールしてんのー？」

( ´・ω・)「ええまあ先輩ガラケーですし」

石上「まさかお前が植野好きになるとはなー」

( ´・ω・)「でまあ今度遊園地行く約束した」

明智「えー！ホンマにー！？」

( ´・ω・)「まあっはいｗｗｗ」

石上「ひゅーひゅー( ´・ω・)君やるぅ」ｷﾘｯ

( ´・ω・)「うるせえおっさん」

明智「もー琢磨( ´・ω・)君虐めないの、お弁当あげへんよー？」

石上「ごめんなさい下さい」

明智「ん、よろしい」

( ´・ω・)「えっなに？先輩の弁当？」

石上「おう、彩の手作り愛妻弁当」ｷﾘｯ

明智「やめんかあほー////」

( ´・ω・)「えっ、てか付き合ってんの？」

石上「おうよ」

明智「えへへへ////」

( ´・ω・)「全然気付かなかった」

石上「まあ夏休みにだからな」

( ´・ω・)「きっかけは？」

石上「まあ...夏休みに、ドラマがあったのさ」ｷﾘｯ

( ´・ω・)「きみっとなっつのおわーり」

石上「しょーらいのゆーめ　おおきなきぼう
わーすれない」

( ´・ω・)「やかましい」

明智「ｗｗｗｗｗｗ」

石上「まあお前もあと二ヶ月と少しでｸﾘｽﾏｽだし？植野と付き合える
様に頑張れよ」

石上「性なるﾎﾜｲﾄｸﾘｽﾏｽを一緒に過ごせるようにさ」ｷﾘｯ

( ´・ω・)「お前ほんとは40歳とかだろ」

数日後

岡本「こんな感じでいいかなー？」

伊藤「おいしいとおもうよーｗｗｗ」

下原「あっ...失敗しちゃった....」

ｼﾓﾊﾗｻﾝ　ﾏｼﾞｶﾜｲｲ　ﾃﾝｼ

川島「チョコは定番だよね」

山田「あっつｗｗウィンナー美味いｗｗｗｗ」

石上「婆さんや飯はまだかね....」

( ´・ω・)「ほらよ爺さん、わさび入りだ」

石上「いらね」

ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

岡本「あっ、片付け終わったら皆で人狼やろうよ」

ｱｯｲｲﾈｰ　ｵﾚﾂﾖｲｾﾞｰ？　ﾀﾉｼｿｰ

石上「あっ俺部活あるからもう行くわ」

( ´・ω・)「じゃあなー」

文化祭当日

( ´・ω・)「にしても実際学校レベルの出し物じゃあんま
面白そうなのないなー」

伊藤「またそんな捻くれた事言ってーｗｗｗｗ」

山田「ﾁｭﾛｽ美味い」

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ　ﾈｰ　ｲｯｼｮﾆｲｺｰ

( ´・ω・)「あっ、ごめん俺ちょっと用事」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

( ´・ω・)「先輩」

植野「あー( ´・ω・)君やっほー」

( ´・ω・)「先輩のクラスは何やってるんですか？」

植野「私の所はバルーンアートやってるよ」

( ´・ω・)「へー面白そうですね、あとで行って
いいですか？」

植野「おおおいでおいでｗｗｗとびきり可愛いの作って
あげるわｗｗｗ」

( ´・ω・)「有難う御座いますｗｗｗｗ」

ｳｴﾉﾁｬｰﾝ　ｲｯｼｮﾆﾏﾜﾛｰ

植野「あっ、ほんならまたねーｗｗｗ」

( ´・ω・)「あっはい、また後で」

伊藤「」ﾆﾔﾆﾔ

( ´・ω・)「何だよ」

伊藤「別に～ｗｗｗｗ」

山田「たこせん美味い」

植野「あっ( ´・ω・)君いらっしゃーい」

( ´・ω・)「どうもー可愛いの貰いに来ました」

植野「よっしゃ待っててや、今作るからね」

ﾝｸﾞﾝｸﾞ　　ｸﾞｸﾞｯ

植野「はい出来た！トイプードル！」

( ´・ω・)「可愛いですね」

植野「コレを君にあげよう」ﾌﾌｰﾝｯ

( ´・ω・)「有難う御座いますｗｗｗ」

ｳｴﾉﾁｬｰﾝ　ﾃﾂﾀﾞｯﾃｰ

植野「はーい！じゃあ( ´・ω・)君、また日曜日にね」

( ´・ω・)「！！。はい！」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

( ´・ω・)(日曜日は先輩と遊園地.....デート！)

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

只今より、演劇部のロミオとジュリエットが始まります

ﾌﾞｰｰｰｰｰ

遠山「ああロミオ！あなたはどうしてロミオなの！？」

ｱﾉｺｶﾜｲｲﾈ　ﾆﾝｷﾞｮｳﾐﾀｲ

( ´・ω・)(遠山さんだ....いつ見ても大和撫子みたいな人だな、
なんというか日本美人って言葉が一番似合いそうな)

( ´・ω・)(ゲラゲラ煩い女子もあの子の前では絶対に
性的な話はしないんだよなぁ)

石上｢おおジュリエット！、なぜなら私がロミオだからです！｣ｷﾘｯ

ｱﾉﾋﾄﾑﾀﾞﾆｺｴｲｲﾈ　ｽｺﾞｲｲｲｺｴ　ｺｴｶﾞﾔﾊﾞｲ

( ´・ω・)(アイツに似合う言葉はおっさんと馬鹿と変態だな)

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾊﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

これで、文化祭を終了します。各クラスは、ゴミを～

( ´・ω・)「終わったなー」

伊藤「おわったねー」

山田「おいしかったねー」

( ´・ω・)「お前は食べてばっかだったなｗｗｗ」

山田「こういう時の食べ物はなんか特別感あるから
いいやんかｗｗｗ」

( ´・ω・)「あーまあそれは分かる」

伊藤「それにしても食べすぎやでーｗｗｗ」

山田「ええねん給料あるからｗｗｗｗ」

( ´・ω・)(なんだか優とこんなに仲良くなってるのも
なんだか不思議だよなぁ、中学の時は存在すら知らなかったし)

( ´・ω・)(境遇が似ているのもあるし、中学の時に
二次オタを軽蔑していたからなぁ)

保田「お前らこんな所に居たんか」

山田「彼女持ちが来たぞー！」

伊藤「敵襲～ｗｗｗ」

山田「仲良く文化祭で手繋ぎデートなんか見せつけ
やがって！このリア充！」

保田「なんやねんｗｗｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「ｗｗｗｗｗｗ」

( ´・ω・)(保田とも実は幼稚園が一緒だったりするし、
人の縁ってのは分かんないな)

岡本「ねー誰か男子このゴミお願いしていい～？女子洗い物
やってるから～」

( ´・ω・)「俺行くよ」

伊藤「一人で行ける？ｗｗｗ」

( ´・ω・)「何歳だと思ってんだよ」

伊藤「16歳ｗｗｗ」

( ´・ω・)「分かってんじゃねえかｗｗｗｗ」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ｶﾞｻｶﾞｻｶﾞｻ　ﾎﾞｽﾝｯ

ｶｰｯ　ｶｰｯ　ｶｰｯ

( ´・ω・)(今日のこの文化祭を、いつか思い出したり
するんだろうか......いい思い出だったって懐かしんだり)

( ´・ω・)「....って何黄昏てんだか、戻ろう」

日曜日

( ´・ω・)(やべええ誘っといてアレだけど緊張してて
正直帰りたい、盛り上げられそうに無い！)

植野｢ごめーん待ったー？｣

( ´・ω・)「いやもう全然！今来た所ですよ！」

植野「それじゃあ行こっかｗｗｗ」

( ´・ω・)(あああああ緊張するぅぅうう！)

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ　

只今120分待ちでーす

植野｢進まないねー｣

( ´・ω・)「そうですねー」

( ´・ω・)(何か、何か共通の話題を！....ゲーム？駄目、
映画？)

( ´・ω・)「あっ先輩ウルヴァリン観ました？」

植野「あーあれなーﾋｭｰｼﾞｬｯｸﾏﾝカッコええよな～」

( ´・ω・)(よしっ！食いついた！)

植野｢でもXMEN３までしか観てないねん～｣

( ´・ω・)(ああチクショウ駄目だった！他には....
そうだ石上だ！)

( ´・ω・)(あ駄目だ！普段から石上の話題出し過ぎて
今更言える事が無い！)

120分後

植野｢きゃああああああ！｣

( ´・ω・)「すげえええええ！」

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

植野「凄かったなージェットコースター！」

( ´・ω・)「いやもうほんと凄かったですねｗｗｗ」

( ´・ω・)(結局120分間殆ど無言で過ごしてしまった....
これは不味い！)

( ´・ω・)(これから先もアトラクションに乗るなら待ち時間
は必須！避けられない沈黙！)ざわざわっざわざわっ

( ´・ω・)(そういえば聞いた事がある！付き合いたての
カップルが遊園地に行くと別れると！.........
コレは非常に不味い.....)

( ´・ω・)(根本的に場所選びを間違えてしまった)

そして夕暮れ

植野｢そろそろ帰ろっかー｣

( ´・ω・)「あそうですね。.......」

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

( ´・ω・)(結局二つ目から既につまらなさそうにしていた....
今は完全に疲れた顔で座ってる....)

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　

( ´・ω・)(電車の中でも会話が無い......)

ﾌﾟｼｭｰｰｰｰｰ

植野｢じゃあバイバーイ｣

( ´・ω・)「あっ...はいさようなら.....」

ﾌﾟｼｭｰｰｰｰ　　ﾊﾞﾀﾝ　

( ´・ω・)(終わったな)

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

オバちゃん「あんたいっつもから揚げお結びやなぁ」

( ´・ω・)「好きなんですよ」

ﾏｲﾄﾞｰ

石上「まあそう落ち込むなよ」

明智「そうやで( ´・ω・)君、まだ告白もしてないんやろ？」

( ´・ω・)「あーまあしようと思って遊びには誘ったんですけど...」

植野＜なにするんよ、実はな( ´・ω・)君に言ってなかったけど
私男の人苦手やねん、( ´・ω・)君優しいから言い出し辛かった
けど、ホンマごめん＞

( ´・ω・)「って返信が来た訳ですよ」

明智「それはもう.....

石上「完全敗北脈なしだな」

明智「でも遊園地までオッケー貰ったんやから
嫌われてるって事も無いよ！」

石上「逆に言えば遊園地で全部駄目にしたって事か」

( ´・ω・)「だよなぁ～....」

明智「琢磨～」

石上「さーせん」

>>201

>>201
そうかな？　読んでくれてありがとう

先生「えー今日で一年生は終わりですが欠点がある人は休み中に
電話があります。そしたら留年です。」

( ´・ω・)(数学と英語は絶対欠点....他の教科もどうせ留年
するしと思って真面目にやらなかった.....)

先生｢じゃあこれで解散です、受験があるので休み期間中は
学校には来ないこと、以上｣

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

ｶﾞﾁｬｯ

デブ猫「にゃーお」

( ´・ω・)(ただいま)

( ´・ω・)(これで皆ともお別れか.....)

数日後

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

( ´・ω・)「」ﾋﾞｸｯ

ｶﾞﾁｬｯ

( ´・ω・)「.....はい」

先生＜えー( ´・ω・)は数学と英語、欠点が二つあるので
仮進級と言う事になります。二年生になってから補修があり
そこで再試を受け単位を取得すると三年生に上がる資格が
得られます。勉強に励んで下さい。

ｶﾞﾁｬ

( ´・ω・)(二年生になれる....？
学校辞めなくてすむ？)

( ´・ω・)(そういえば誰かが言ってたけど三つまでなら落としても
仮進級で上がれるって言ってた様な......)

( ´・ω・)(とりあえず、まだ皆と一緒に居られるんだ！
こんな俺に先生はチャンスをくれたんだ！)

( ´・ω・)「二年生からはしっかり勉強するぞ！」

( ´・ω・)「どうせ無理じゃない！とりあえずやるんだ！」



第五章　完

第六章

先生「来週からテスト期間だからなー」( ´・ω・)「勉強しなくちゃ」

( ´・ω・)(二年生からは選択科目式で自分で好きな授業を
選べるんだ、俺は生物が面白そうだから取ってみたぞ)

生物先生｢じゃあ授業はじめまーす｣

ﾖﾛｼｸｵﾈｶﾞｲｼﾏｰｽ

( ´・ω・)(選択式だから必修の授業より少ないな、15人くらいか？)

生物先生｢副交感神経～ホルモン｣

( ´・ω・)(なるほど、甲状腺刺激ホルモンが出てくるんだな....
ランゲルハンス島にはA細胞とB細胞が......)

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

( ´・ω・)(初めての授業だったからか集中して聞いてたら
良く分かったぞ！)

( ´・ω・)(この調子で他の科目も頑張るんだ！)

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

オバちゃん「はい毎度ー」ﾁﾗｯ

オバちゃん「...」から揚げおむすびｽｯ

( ´・ω・)「...」130円ｽｯ

( ´・ω・)(コレしか頼まなかったら遂に顔を覚えられた、
今では2秒で取引が終わるレベル)

ｽﾀｽﾀｽﾀ

明智「へーじゃあバイト辞めたんだ」

( ´・ω・)「はい、15万くらい貯まりましたし部活始めよう
かなーっと思って」

明智「遂に来る？演劇部来る？」ｽﾞｲｯ

( ´・ω・)「遂に入部しますよｗｗｗｗ」

明智「まあ私は辞めたんだけどねｗｗｗ」

( ´・ω・)「えっ、そうなんですか？」

明智「うん、受験生だしそろそろ勉強に集中しないとなーって」

明智「私頭あんまり良くないからｗｗｗ」

( ´・ω・)「そうなんですか、応援してます」

明智「ありがとｗｗｗ」

石上「お前来たら騒がしくなるやろなぁ」

( ´・ω・)「なんで？」

石上「あいつらが煩いから」

( ´・ω・)「あいつら？」

石上「ほらっ、林とか西宮。お前気にいられてるから」

( ´・ω・)「え？そうなん、照れるな」

石上「あほ」

( ´・ω・)「本日入部しました( ´・ω・)です、
よろしくお願いします。」

西宮「いやー( ´・ω・)君待っとったでー」

林「まあおいでおいで」ｸﾞｲｯ　ｸﾞｲｯ

西宮「じゃあとりあえず石上とロミジュリやってもらおかｗｗｗ」

石上「おい」

西宮「冗談ﾔｶﾞﾅｰ」

( ´・ω・)「そんなに怒るなよロミオ」ｷﾘｯ

石上「うるさいアホ」

遠山「ｗｗｗｗｗ」

西宮「で、( ´・ω・)君はどっち希望かな？裏方？
役者？」

林「役者楽しいよ」

( ´・ω・)「いやｗｗ俺は裏方で」

西宮「ほほうそうかい、してその心は？」

( ´・ω・)「目の前でコイツにあんな声で迫られたら
とても真顔ではいられないからです」

石上「おい」

遠山「ｗｗｗｗｗｗｗｗ」


林「確かに」

西宮「それは分かる」

石上「おい」ｷﾘｯ

ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

( ´・ω・)(故事成語、日本書紀、鴨長明、菌類、肺静脈、土星
硫化水素、二酸化マンガン)


( ´・ω・)(分かる！分かるぞ！授業を集中して聞いてたら分かる！
勉強って楽しいんだ！)

ﾏｼﾞﾀﾞﾙｲﾖﾈｰ　ﾃｽﾄﾔﾀﾞｰ

( ´・ω・)(ふんっ、馬鹿共が、ちゃんと勉強しないといけないんだ)

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

先生｢えー明後日に郊外学習で南京町に行きます、五人で班を
作ってください｣

( ´・ω・)(どうしたもんかなー伊藤も山田も石上も
違うクラスになっちゃったし)

宮元「( ´・ω・)ちゃんやろや」

( ´・ω・)「あっうんいいよー」

松永「( ´・ω・)俺もええかー？」

( ´・ω・)「うんもちろん」

( ´・ω・)(宮元君に松永君....一年の時に同じクラスだったけど
あんまり話した事は無かったな)

松永「なんや山口もまだか、こっちこい！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

和田「俺もいいかなー？」ﾇｯ

松永「おお和田ちゃんもおいでおいで！」

宮元「和田ちゃんハぶられたんｗｗｗｗｗ」

和田「いやあ五人以上なっちゃうからさぁ」

山口「それで追い出されて来たってことかｗｗｗ」

和田「いや、ジャンケンで負けた」


ｗｗｗｗｗｗｗｗ

二日後

先生「チェックポイント通ったら時間まで観光してていいから
なー」

松永「っあー暑いなｗｗｗ」

山口「なーちょっと暑いわ」

和田「それでどこいくー？」

宮元「俺ちょっと行きたい所ある」

( ´・ω・)「じゃあそこ行こか」

ｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛ

( ´・ω・)「老祥記？」

宮元「そうそう、肉まんで結構有名な所やねんて」

( ´・ω・)「へー俺も買おっかな」

( ´・ω・)(なになに.....あっ、三個で一セットの
販売なんだ)

松永「和田ちゃんどーしたー？ｗｗｗ」

和田「いやっ暑い」ﾊｧﾊｧ

山口「ｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「すいませーん１セット下さい」

ﾍｲ！　ｱﾘｶﾞﾄｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ！

( ´・ω・)「あっこれ少し小さいんだな」

宮元「まあ三個入ってるからなー」

( ´・ω・)(見た感じ結構ボリュームあるな)

( ´・ω・)「松永君一個あげる、山口もほれ」

松永「うおー！ｻﾝキュー！」

山口「なんか凄いなｗｗ」

宮元「ほら和田ちゃんもあげるわｗｗｗ」

和田「ありがとー」

宮元「あっ食べる時結構汁出るから気をつけや」

( ´・ω・)「うわっほんまや」ﾊﾌﾊﾌ

山口「肉汁凄いな」

松永「んまいなー」

和田「手がベトベトなった...」

宮元「だから言うたやんｗｗｗｗ」

山口「なあなあ昼ご飯さーどこで食べる？」

宮元「あーどうしよかっ」

( ´・ω・)「暑いし、時間まで暇潰せる所が良いよな」

松永「あーそーやなあうん」

和田「どっかある？」

( ´・ω・)「サイゼだな」

山口「サイゼ」

宮元「サイゼ一択」

松永「まぁサイゼしかないやろなー！」

和田「えぇ～....神戸まで来てサイゼ行くぅ？」

宮元「冷房効いてるで」

( ´・ω・)「時間も潰せるしな」

松永「俺サイゼで使える商品券あるから！」

宮元「あっ、これはサイゼやわ」

和田「えぇ～....」

和田「なんかさ～もっと神戸っぽい所あるやん？」

( ´・ω・)「例えば？」

和田「あ～、ん～っ...今ちょっと思いつかないけど～！」

山口「ないんかいｗｗｗｗ」

松永「和田ちゃん」ｽｯ

和田「え？」

ｼﾞｬﾝｹﾝﾎﾟﾝｯ！

宮元「これはサイゼに決定ですねえ」ﾆﾔﾆﾔ

和田「ん～...まあ、もういいけどさ～」

ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ﾋﾟﾎﾟﾝﾋﾟﾎﾟﾝ　ｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ

和田「神戸まで来てサイゼって俺ら以外にいないで～」

( ´・ω・)「そんなことないで、案外居てるもんやって」

山田「あっｗｗｗ」

保田「( ´・ω・)やんｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「な？ｗｗｗｗ」

宮元「ワロタｗｗｗ」

山口「そろそろ時間やし行こか」

( ´・ω・)「あーじゃあ会計しにいこか」

松永「いや、ここは俺が払うわ。丁度オカンに
商品券３０００円貰っててん」

和田「ほんまにいいん？」

松永「かまへん！かまへん！」

宮元「正樹神」

山口「流石正樹」

和田「ありがとー」

( ´・ω・)「ありがとー」

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

和田「結局神戸らしいことってなんかしたっけ？」

( ´・ω・)「サイゼ行った」

和田「どこでも行けるやん！」

宮元「神戸のサイゼ行った」

和田「んん～！確かにそうやけどっ！」

山口「ｗｗｗｗｗ」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

先生「じゃあバス乗って帰るぞ～」

ﾌﾞｵｵｵｵｵﾝ　

先生「じゃあ解散」

ｻﾖｰﾅﾗｰ

宮元「ほんじゃばいばーい」

( ´・ω・)「うんばいばい」

( ´・ω・)(さて、俺も帰るか)

伊藤｢あっ( ´・ω・)ちゃんどうやったーｗｗｗ｣

( ´・ω・)「んっ？ああ楽しかったよ」

伊藤「どこいっとったん？ｗｗｗ俺はステーキ
食べたでーｗｗｗ」

( ´・ω・)「俺も食べたわ、サイゼで」

伊藤「サイゼてｗｗｗ神戸まで行ってサイゼ食べたん？ｗｗｗ」

( ´・ω・)「ああ、神戸のサイゼは美味しかったぞ」

伊藤「どこも一緒やんｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「そんな事ねえよ、サイゼラー失格だな」

伊藤「なった覚えないしｗｗｗｗ」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

先生「来週からテストだからなーちゃんと勉強しとけよ」

ﾀﾞﾘｲﾅｰ　ﾒﾝﾄﾞｸｻｲﾜｰ

( ´・ω・)(テスト前は部活が無くなるんだよな....先輩達に
会えないのは残念だけど)

( ´・ω・)(テストに向けてもう一回勉強だ！)

ｻﾖｰﾅﾗｰ

ｶﾞﾁｬﾝｯ　ﾊﾞﾀﾝｯ

デブ猫「にゃーん」

( ´・ω・)「おーおーよしよし」

( ´・ω・)「さて、勉強するか！」

( ´・ω・)「枕草子～羅生門～甲状腺～
ランゲルハンス島～細菌類～」ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ

ノート「真っ黒やんけ」

一週間後

先生「はい始め」

( ´・ω・)「.....！！。出来る、出来るぞ！
簡単に答えが浮かんでくる！」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸｯﾀｯｸ

先生「はいやめ！後ろから集めて～」

ﾔﾍﾞｰﾜｰ　ｾﾞﾝｾﾞﾝﾃﾞｷﾅｶｯﾀﾜｰ

( ´・ω・)(ふふっ結構解けたぞ)

一週間後

先生｢じゃあ成績配っていくからな～｣

ｳｪｰ　ｻｲｱｸｰ

( ´・ω・)(答案は帰ってきたけどやっぱり心配だ.....
生物が７０点だった時はビックリしたけど)ﾊﾞｸﾊﾞｸ


先生｢( ´・ω・)～｣

( ´・ω・)「はい」

ｽﾀｽﾀｽﾀ　ﾊﾟｼｯ

ｽﾀｽﾀｽﾀ　ｶﾞﾀﾝｯ

( ´・ω・)(せめて150位くらいには.....お願いします)ﾁﾗｯ

成績「おめでとう60位だ」

( ´・ω・)(.........)

( ´・ω・)(.......！！。ほほホントに！？え、俺がホントに
こんな順位を....え！？仮進級の俺が！？)

松永｢( ´・ω・)どうやった～｣

( ´・ω・)「松永君！俺っ60位！、」ﾊﾟｧｱ


松永「おー凄いなぁ」

( ´・ω・)(ヤッタ....やった！やばい.....
嬉し過ぎて泣きそうだ)

宮元「( ´・ω・)ちゃんめっちゃ順位上がってるやん
凄いな」

( ´・ω・)「うん！宮元君は何位だったの？」

宮元「俺は50位だったなー」

( ´・ω・)(！！。絶対に手が届かないと思ってたのに
もうこんな近くまで.....)

( ´・ω・)(.....勝ちたい......次は宮元君に勝ちたい！)

( ´・ω・)(もっと勉強だ)ﾒﾗﾒﾗｯ

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗー

西宮「やあやあ皆さん久しぶりで」

林「私とは同じクラスだけどﾈｯ」

( ´・ω・)「あいかわらずのテンションですねｗｗｗ」

西宮「演劇部だからﾈｯ」

遠山「ｗｗｗｗ」

西宮「ところで皆さんどうだったかな成績は？」

林「ちーちゃんはどうだったかﾅｯ」

遠山「私は100位でした」

西宮「ふむふむ丁度中間位ﾀﾞﾈｯ」

林「( ´・ω・)君はどうだったかな」

( ´・ω・)「俺は去年200位だったのが......
60位になりましたｗｗｗｗ」

林「あらまあ」

西宮「どしたのｷﾐｯ」

( ´・ω・)「いやあ自分でも驚いてますｗｗｗ」

小山「凄いな( ´・ω・)君」

西宮「小山ちゃんは何位だったのかな？」

小山「私は17位でしたｗｗｗ」

西宮「あらまー負けﾀｯ」

石上「流石生徒会やな」

小山「いや関係無いし！」

西宮「石上君、君はどうだったのかな？」

石上「俺は普通に150位くらい」

林「駄目じゃん」

西宮「また留年するつもりかな」

石上「いいんだよこれで、成績足りてるし、進級出来れば
良いの」

西宮「去年は優秀な子だったのにどうしてこうなったのかしら」

林「お母さん悲しいわ」ﾖﾖﾖｯ

林「ところでそういう西宮ちゃんは？」

西宮「私は27位でした」

林「勝った、私5位ｗｗｗ」

西宮「ｱﾗｰｯやっぱり勝てないねー」

( ´・ω・)(先輩達そんなに成績良いんだ.....)

( ´・ω・)(先輩達にも....勝ちたい！！)

練習ｽﾙﾖｰ　ﾊｰｲｯ

ｱｰｴｰｲｰｳｰｴｰｵ

石上｢おおロミオ！あなたはどうしてロミオなのぉ！？｣

遠山｢じゅｗｗジュリエット～それは私がロミオだからです....ｗｗｗ｣

( ´・ω・)(アイツ女役も無駄に上手いな)

西宮「こういう時裏方暇でしょ？」

( ´・ω・)「まー文化祭まで特にする事無いですもんねー」

西宮「そんな君にはコレを貸してあげよう」

( ´・ω・)「なんですかコレ？...ジョジョ？」

西宮「ｵﾓｼﾛｲﾖｯ」

( ´・ω・)「はあ、じゃあ読んでみます」

カエル「」ﾒﾒﾀｧｯ

ジョジョ「うおおおディオー！！」

ディオ「WRYYYYYYYY！」

ジョジョ「震えるぞハート！燃え尽きるほどヒート！
太陽の波紋！山吹色の波紋疾走！」

スピードワゴン「決まったぁ！」

トンペティ「いいやあれでは浅い......」

( ´・ω・)(なんか効果音と言うか絵柄と言うかギャグ漫画にしか
見えないｗｗｗｗ)

( ´・ω・)(......)ﾍﾟﾗｯﾍﾟﾗｯ

( ´・ω・)(でも読んでいくと結構ハマるな、面白い)

西宮「じゃあ今日はコレで終わろっか」

ﾊｰｲ　ｶﾀﾂﾞｹﾙﾖー

( ´・ω・)(あっ俺も手伝おう)

林「じゃあばいばーい」

西宮「ﾊﾞｲﾊﾞｲｯ」

( ´・ω・)「さようなら」

西宮「ところでジョジョはどうだったかな？」

( ´・ω・)「ああはい結構面白かったです」

西宮「んふふ～そんな君には第二部も貸してあげよう」

( ´・ω・)「え？これまだあるんですか？ジョナサン
氏んだのに？」

西宮「ジョジョは主人公が変わっていって八部まで
続いているのです」

( ´・ω・)「へーそうなんですかー」

( ´・ω・)(やばい面白そう)

( ´・ω・)「あっじゃあ俺家こっちなんで」

西宮「おやっだいぶ学校から近いんだねっ羨ましい」

西宮「それじゃあﾏﾀﾈｯ」

( ´・ω・)「さよーならっ」

( ´・ω・)(毎日が楽しいなー)

先生｢今日から夏休みだけど仮進級の人は補修あるから
サボるなよー｣

ﾅｰﾌﾟｰﾙｲｺｰｾﾞ　ｵｵｲｲﾈｰ

( ´・ω・)(いよいよ補修の始まりか....でも、今の
俺なら大丈夫だ！部活もあるし一瞬で終わらせてやる)

西宮「じゃあ今日は文化祭の劇を決めようかー」

林「なににしようｶﾅｯ」

石上「あーそーやな、去年やった奴は？」

西宮「え～？去年と一緒じゃ詰まらないじゃん」

小山「そうですよねー」

石上「まあ確かにな」

( ´・ω・)「あっ俺ちょっと出てきます」

石上「んっなんかあんの？」

( ´・ω・)「一年ときの補修、すぐ戻るわ」

石上「おう」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

( ´・ω・)(明日は数学もあるけど今日は英語だけ....)

( ´・ω・)(一瞬で終わらせる！！)

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

ｶｯﾀﾘｰﾅ　ﾒﾝﾄﾞｸｾｰ

( ´・ω・)(あれ？優の奴居ないぞ？あいつも英語と数学
落として仮進級の筈なのに)

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

先生｢はーいじゃあ補修始めます｣

( ´・ω・)(何やってんだ優の奴....単位取れなかったら
留年なんだぞ)

先生｢はいじゃあ単語プリント配るので全問正解した人
から帰って結構です｣

( ´・ω・)(よしっ一瞬で終わらせてやる)

先生｢じゃあ始め｣

ﾊﾞｯ

( ´・ω・)(.....ふんっ、こんなの今の俺にとっては
朝飯前だ)ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ

( ´・ω・)「終わりました」

先生「え？もうか？」

先生「どれどれ......全問正解や」

先生「君なんで単位落としたんや？」

( ´・ω・)「去年は出来なかったんですよ」

( ´・ω・)「それじゃ、帰ります」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

石上「えっ早いな」

西宮「まだ十分も経ってないな」

( ´・ω・)「簡単だったんで一瞬で終わらせてきました」

林「流石( ´・ω・)君」

西宮「じゃあ劇はオリジナルということで、道具を買いに
行きましょう」

林「部費は？」

西宮「顧問から一杯貰ってるﾖｯ」

西宮「明日行くﾖｯ」

石上「あーじゃあ任せた俺バイトあるから」

小山「私もその日は用事があるんで...」

西宮「それじゃあ私と林ちゃんとちーちゃんと( ´・ω・)君だね」

( ´・ω・)「どこ行きますか？」

西宮「私の家の近くのイオンだﾖｯ」

( ´・ω・)「了解しました」

次の日

西宮「この服ちーちゃんに似合いそう」

遠山「えーそうですか//」

林「カワイイヨ」

( ´・ω・)(なんだか只のショッピングみたいになってて
ワロタ)

西宮「そろそろご飯にしよっか」

( ´・ω・)「どこ行きます？」

西宮「フードコートかな」

林「いきまｼｮｯ」

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

( ´・ω・)「俺が席取っておくんで先どーぞ」

西宮「ｱﾘｶﾞﾄﾈｯ」

林「じゃあいってくるﾖｯ」

遠山「」ぺｺｯ

( ´・ω・)(なんか.....良いな、こういうの)

( ´・ω・)(あと三ヶ月....文化祭が終われば先輩達は引退で
今の演劇部は無くなるんだよな....)

( ´・ω・)(ずっとこのままだったらいいのに)

遠山｢お待たせしましたー｣ｶﾞﾀｯ

( ´・ω・)「あれ？遠山さんそれだけで足りるの？」

遠山「はい！」ﾆｺｯ

( ´・ω・)「じゃあ俺も買ってくるから」

遠山「」ｺｸｯ

( ´・ω・)(ミスド二つ....女の子らしい、のかな？)

西宮「それじゃ最後にブックオフ行って良い感じの衣装
探しまｼｮｯ」

林「了解だﾖｯ」

遠山「」ﾃﾄﾃﾄｯ

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ　ｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ

西宮「あっこの服なんか( ´・ω・)君に似合うんじゃ無いかな？」

( ´・ω・)「女装趣味はありませんよ俺ｗｗｗｗ」

林「似合ってるよｗｗｗ」

( ´・ω・)「そりゃどーも」

遠山「ｗｗｗ」

( ´・ω・)「まあ探してるのは石上の衣装でしょ」

西宮「本人が来ないから男の( ´・ω・)君で遊び....
着て貰わないとﾈｯ！」

( ´・ω・)「今俺で遊んでるって言いかけましたよね」

西宮「言ってないﾖｯ」

林「とりあえず衣装はこんな感じでいいかな」

西宮「そうだね、じゃあこれ買って行こっか」

ジャンケンポン！

西宮「じゃあ林ちゃんレジお願いね」

林「仕方ないなーﾓｳｯ」

西宮「私はそれまでジョジョを読んでるとしよう」

( ´・ω・)「あー三部までしか持ってないんでしたっけ？」

西宮「ｿｳﾅﾝﾀﾞﾖｯ、( ´・ω・)君買ってみたりしない？」

( ´・ω・)「向こう帰ったら本屋で大人買いしてもみますよｗｗｗ」

西宮「ｳﾜｯ、( ´・ω・)君大人」

( ´・ω・)「明日四部持っていきますね」

西宮「ｱﾘｶﾞﾀﾔｰ　ｱﾘｶﾞﾀﾔｰ」

林「行くよ皆」

( ´・ω・)「あっはーい」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ　ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

西宮「じゃあ私は自転車で帰るけど、皆気を付けてね」

( ´・ω・)「はーいさよーなら」

( ´・ω・)「じゃあ帰りましょうか」

林「そうだね」

遠山「」ｺｸｯ

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

ﾌﾟｼｭｳｳｳ

遠山「あっ、じゃあ私はここなんで、さようなら」

林「ﾊﾞｲﾊﾞｲ」

( ´・ω・)「さよーなら」

ﾌﾟｼｭｳｳｳ　ﾊﾞﾀﾝｯ

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

( ´・ω・)「あっ席空きましたよ、座りましょうよ」

林「ｿｳﾀﾞﾈｯ」

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

ﾄｽｯ

( ´・ω・)「？」ﾁﾗｯ

林「zzZ」ｽﾔｽﾔｯ

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

( ´・ω・)(......このまま寝かせておこう)

先生｢はい補修終わり、完璧やね｣

( ´・ω・)(よし、....結局優は来なかったけどアイツ
どうする気だよ、このままだとやばいぞ)

西宮「じゃあうん、大体形は作れてきたから後は文化祭まで
練習していくだけかな」

林「ｱｯ衣装の裁縫は石上に任せていいんだっけ？」

石上「おう任せろ、女子力高いからな」

( ´・ω・)「結婚してくれ」

石上「無理」

遠山「ｸｽｸｽｯｗｗｗ」

西宮「じゃあとりあえずは、明日からまたテスト一週間前
だから詳しいことはテスト明けね」

林「ﾊｰｲｯ」

西宮「じゃあ今日は解散」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

西宮「ところでジョジョの六部はいつ返せば良いかな？」

( ´・ω・)「別にいつでも良いですよ、読み終わったんなら
SBRも貸しますよ、あれ一番面白いんで」

西宮「テスト前なのに余裕ですなーｗｗｗ」

( ´・ω・)「実際余裕ですからねｗｗｗ今度は先輩
抜かしますよｗｗｗ」

西宮「ほっほおｗｗ、あっじゃあジョジョは明日返します」

( ´・ω・)「じゃあ明日SBR持ってきますねｗｗｗ」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

西宮「あれ？今日は家に帰らないのですか？」

( ´・ω・)「ええ、駅の方に用事があって」

西宮「そうなのですか」

( ´・ω・)「ええそうなんです」

( ´・ω・)(少しでもこの時間が続けば良いのにな...)

ｶﾞﾁｬｯ　

デブ猫「にゃーお」

( ´・ω・)「よし、勉強だ」

( ´・ω・)「....」ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ

( ´・ω・)(良い人生を歩むには成績が大事だ)ｶﾘｶﾘｶﾘ

( ´・ω・)(馬鹿との付き合いは切り捨てていかなきゃ)

( ´・ω・)(底辺校からマトモな大学は入れる
様に頑張らなくちゃ)ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ

( ´・ω・)(高校生活で人生が決まるんだ、
もっと頑張らなくちゃ)ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ

( ´・ω・)(もっと力を.....もっと力を....
力が....力が欲しい！！)ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘ　ﾊﾞｷｯ

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

先生｢はいテスト始めー｣

( ´・ω・)「....」ｻﾗｻﾗｻﾗｻﾗ

( ´・ω・)(.....終わった)

( ´・ω・)(20分足らずで終わってしまった.....
暇だな、寝よ)

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

先生｢はい辞めー後ろから集めてー｣

ﾄﾞｳﾀﾞｯﾀｰ　ﾔﾍﾞｴﾜ　ﾀﾞﾘｰ

( ´・ω・)(結局他のテストも全部簡単だった....数学以外は)

一週間後

先生｢成績返しマース｣

ｱｻﾉｰ　ｱｻﾀﾞｰ　ｱｻｸﾗｰ　ｱｶｼｰ

先生｢( ´・ω・)～｣

ｽﾀｽﾀｽﾀ　ﾊﾟｼｯ

ｽﾀｽﾀｽﾀ　ｶﾞﾀﾝｯ

( ´・ω・)(.....)ペラッ

数学「47点」

国語「90点」

英語「78点」

古文「96点」

地学「86点」

生物「96点」

化学「98点」

世界史「100点」

成績表「13位だね」

( ´・ω・)(こんなもんか.....数学さえどうにかすれば一桁にも
入れるな....)

( ´・ω・)(もっと力を......)

西宮｢それじゃあ石上とちーちゃんの所練習していくよー｣

ｾﾘﾇﾝﾃｨｳｽ！　ﾎﾞｳｸﾝﾃﾞｨｵﾆｽ

西宮｢私は体育倉庫で小道具作ってくるから林ちゃん
監督しといて｣

林「了解だﾖｯ」

西宮「あっ( ´・ω・)君も付いて来て」

( ´・ω・)「分かりました」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ｷﾞｲｨ　ﾊﾞﾀﾝｯ

西宮「さっ、じゃあまずはこのダンボール切ってくれる？」

( ´・ω・)「はーい」

ﾁｮｷﾁｮｷﾁｮｷ

西宮「これをこうして.....ダンボールの馬の頭が出来ました」

西宮「被ります」ｽﾎﾟﾝｯ

西宮「( ´・ω・)君耳の立て付けどお？」

( ´・ω・)「あーちょっとガムテープ足りないですかね」

西宮「じゃあ被っとくから補強頼んだ」

( ´・ω・)「あっはい」

ﾍﾞﾘｯ　ﾋﾞﾘｨ

( ´・ω・)(なんか、この体勢...抱き締めてるみたいで)

( ´・ω・)(今ここで襲っても誰も気付かないよな....)

( ´・ω・)(まあそんなことしないけどさ。.....
これが青春ってやつなのかな)

文化祭終了後

西宮「これで私たちは引退だけど大丈夫かな？」

林「皆おつかﾚｯ」

遠山「お疲れ様です」

小山「すいません生徒会で中々手伝えなくて....」

石上「疲れタワー」

( ´・ω・)「主役お疲れ」

西宮「ねーおつかれー」

西宮「私と林ちゃんが引退して役者が石上とちーちゃんの
二人だけになっちゃうけど大丈夫かなー」

石上「まあ新入部員に期待しよう」

小山「新入部員が来るかも分からんけどな」

林「そういう事言わなｲｯ」

小山「すいませんｗｗｗｗｗ」

石上「まあなんとかなるだろ」

小山「適当やﾅｰ」

西宮「まあ私たちはこれで引退なので後は頑張って
下さい」

林「ばいばい」

西宮「じゃあかいさん！帰りましょう」

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

( ´・ω・)「なんかあっという間でしたねー」

西宮「そうだねー」

西宮「じゃあ( ´・ω・)君も後は頑張って下さｲｯ」

( ´・ω・)「あっはい...それじゃ、先輩さようなら」

西宮「さようなら！」

( ´・ω・)(.......)

二ヵ月後

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

先生｢冬が終わったらもう三年生だからな～
進路希望調査するぞ～｣

( ´・ω・)(大学....まだどことは決めてないけど、
そうだ！俺の内申なら推薦が取れる筈だ)

( ´・ω・)(あとで進路指導室の推薦先を
見に行こう)

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

進路指導室「ようこそ」

( ´・ω・)(なんだこれ....Ｆランしか無いじゃないか！)

( ´・ω・)(やっぱり底辺校か......こんな所に入っても
就活で詰むに決まってる)

( ´・ω・)(もっと良い大学に......)

先生｢じゃあホームルーム終わりマース｣

先生｢明日から修学旅行だからなーちゃんと
準備しとけよ｣

ｻﾖｰﾅﾗｰ

デブ猫「にゃーん」

由利「じゃあ推薦は取らないの？」

( ´・ω・)「うん、ロクな所が無かったからさ」

( ´・ω・)「受験しようと思うんだ」

由利「応援してる」ﾀﾞｷｯ

( ´・ω・)「ありがとう」ﾖｼﾖｼｯ

( ´・ω・)(なんやかんやで由利と付き合う事に
なったけど、良い子だ)

由利｢あっバイトの時間｣ｼｭﾝｯ

( ´・ω・)「頑張れ、行ってらっしゃい」ﾖｼﾖｼｯ

由利「うん！行ってきます！」ｷﾞｭｳｩ

ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ

( ´・ω・)「明日から修学旅行か」

次の日

ｱﾃﾝｼｮﾝ　ﾌﾟﾘｰｽﾞ？

機長「当機はこれより離陸体勢に入ります」

ｷｲｲｲｲｨｲｲｲﾝ　ｺﾞｰｰｰｰ

松永「うぉおおおおすげええ！」

山口「テンション高過ぎ」

( ´・ω・)「楽しみだねー北海道」

先生「スキー楽しかったかーこれから風呂の
時間なー」

松永「俺大浴場行ってくるわ！」

山口「俺も」

宮元「正樹北海道でも半袖とかブレねえな」

( ´・ω・)「俺松永君は人外だと思ってるから」

宮元「ｗｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「あっねえ部屋の風呂どうする？」

宮元「ああ( ´・ω・)ちゃん先入っていいよｗｗｗ」

( ´・ω・)「んじゃ先入るわな」

ｼｬｰ

( ´・ω・)「あがったよ」

宮元「ほな入るわ」

松永「いやー大浴場良かったわ！」

山口「ヤバイで、正樹下半身も半袖やった」

( ´・ω・)「何言うとんねんｗｗｗｗｗ」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸｯﾀｯｸ

宮元「そろそろご飯の時間やな」

松永「バイキングやー！」

( ´・ω・)「ほな行こか」

ﾜｲﾜｲ　ｶﾞﾔｶﾞﾔ

松永「すげえええ！」

山口「正樹俺の分も残しといてや」

宮元「ｗｗｗｗｗｗ」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

先生「じゃあこれから就寝まで自由時間だから
部屋でくつろぐなり売店いくなり好きにしろ」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

宮元「そういや( ´・ω・)ちゃんの彼女って誰なん？」

( ´・ω・)「えーｗｗ秘密」

山口「携帯見たろ」

( ´・ω・)「やめんかいｗｗｗ」

ﾋﾟﾛﾘﾝｯ

( ´・ω・)「どっせぇい！」ﾋﾞｸｯ

山口「びびり過ぎｗｗｗｗ」

由利＜どうそっちは？＞

宮元「タイミング良過ぎｗｗｗ」

( ´・ω・)＜うん、楽しいよ＞

由利＜また明日の自由行動でね＞

( ´・ω・)＜うん＞

山口「」ﾁﾗｯ

( ´・ω・)「見んなってのｗｗｗｗ」

ｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>244
最初から最後までこのスレに貼ってるからあらすじは要らないかなと
思って......見づらかったらごめんね

先生「はいじゃあ小樽観光好きにせい」

ﾄﾞｺｲｸｰ　ﾑｺｳｲｺｰｾﾞ

松永「うぉおお！」雪山ﾊﾞﾌﾝｯ

宮元「正樹何やってんすかｗｗｗｗ」

山口「半袖でそれをやるかｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「人間じゃねえな」

松永「よっしゃアイス食べに行こかｗｗｗ」

( ´・ω・)「半袖北海道でアイスかよｗｗｗ」

宮元「人外ｗｗｗ」

ｗｗｗｗｗｗｗｗ

ｶﾞﾔｶﾞﾔ　ﾜｲﾜｲ

ﾋﾟﾛﾘﾝｯ

由利＜どこ居てる？＞

( ´・ω・)＜今お土産屋＞

由利＜私もその近く、そこで会おう？＞

( ´・ω・)＜分かった＞

( ´・ω・)「俺ちょっとあっち見てくる」

由利「」ｳﾛｳﾛ

( ´・ω・)「ふふっ」ﾁｮﾝｯ

由利「ﾋｬｯ！」ﾋﾞｸﾝｯ

( ´・ω・)「どう？楽しかった？」

由利「うん、凄い楽しかったよ～」

由利「あっそうだ、写真撮ろ～」

( ´・ω・)「うん」

ﾊﾟｼｬ

ﾕﾘﾁｬ～ﾝ

由利「あっじゃあまたね」

( ´・ω・)「うん、またね」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

松永「どこ行ってたんや？」

( ´・ω・)「まあちょっとねえ」

宮元「彼女の所すかｗｗｗ」

( ´・ω・)「なんで分かるねんｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「そろそろ時間や、行こう」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

先生「じゃあ空港行って飛行機乗って帰るぞ～
居ない人居ないか～？」

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ

機長「当機はまもなく～」

( ´・ω・)(楽しかったなぁ.....zzZ)ｽﾔｧｯ

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

先生「冬休みだからってハメ外すなよ～
来年からは受験生なんだからな～」

( ´・ω・)(頑張らないと)

デブ猫｢にゃーん｣

由利｢じゃあBラン大学にするの？｣

( ´・ω・)「うん、そこを目指そうと思う」

由利「....私もBラン大目指そうかな～」

( ´・ω・)「それは駄目だよ、ちゃんと自分で明確な
目的があって臨まないと」

( ´・ω・)「もし俺と由利が別れたらBラン大を目指す意味
もなくなるでしょ？そういうのは駄目だ」

由利「はい....」

( ´・ω・)(そう.....)

ｵﾄｳｻﾝ～　ｵｶｱｻ～ﾝ　ｷｬｯｷｬ

( ´・ω・)(変わらないものなんて無いんだから...)



第六章　完

第七章


先生｢これから受験生だからな｣( ´・ω・)(良い人生...良い暮らし)

>>250
ホントだ間違えてたね

( ´・ω・)「これから受験生だしデートの回数
は減らそう」

由利「.....うん」

( ´・ω・)(勉強.....勉強.....)

ｶﾞﾗｶﾞﾗ　ｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ

( ´・ω・)(赤本とｾﾝﾀｰ対策買わなきゃ)

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

( ´・ω・)(大卒....良い人生....勝ち組)

世界史先生「で、この人達はバルバロイと呼ばれて
居ました。そして～」

生物「豚の目の解剖やるよ～」

( ´・ω・)(なんだこの学校の授業は......
滅茶苦茶レベル低いじゃ無いか....)

( ´・ω・)(授業中に他の事してたら取り上げられるし.....
くそっ！学校が邪魔だ！)

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ｻﾖｰﾅﾗｰ

( ´・ω・)(早く帰って勉強しないと)

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

勇人「あれ？( ´・ω・)？」

( ´・ω・)「おおお！勇人久しぶり！」

勇人「久しぶり～」

( ´・ω・)「あっそうだ勇人どこの大学受ける？」

勇人「えっ！？あの( ´・ω・)が受験！？」

( ´・ω・)「俺も成長したんだよ」

勇人「そっか～俺はBラン大かな～」

勇人「今日も学校で模試とかあってさ～」

( ´・ω・)「えっ学校で模試なんてあるの？」

勇人「え？そっちの学校は無いの？」

( ´・ω・)「こっちは大学受験するのは二人だけなんだ」

勇人「えぇえ～！？.....凄いな....」

( ´・ω・)「センターとかもやっぱ学校で申し込んでる
感じ？」

勇人「うん、そうやよー」

勇人「最近は受験対策で授業が結構大変かな」

( ´・ω・)「そっか～、あっじゃあ俺もう行くから」

勇人「うん、頑張ってね～」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

( ´・ω・)(やっぱり.....進学校とは授業も環境も
なにもかも違うんだ.....)

( ´・ω・)(俺の所は殆どが就職.....残りの4割の殆どが
専門で少しの奴らが推薦でＦランに.....)

( ´・ω・)(くそっ.....ｸｿｯ)ｲﾗｲﾗ

日本史先生「でね、鎌倉幕府がね」

( ´・ω・)(あー！日本史なんて受験で使わないんだよ！
授業スピードも遅いし......あーもう邪魔！)ｲﾗｲﾗｲﾗ

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

( ´・ω・)(休み時間も少しでも勉強しないと)ｶﾘｶﾘｶﾘ

( ´・ω・)(受験に落ちたら氏ぬしかない)ｶﾘｶﾘｶﾘ


ﾃﾞｻｰ　ｿﾚﾃﾞｻｰ　ｴｯﾏｼﾞｰ

( ´・ω・)(ﾌﾝｯお前らは一生底辺で居ればいいさ....)

( ´・ω・)(俺は......嫌だ！)

8月

( ´・ω・)(クソっ....何でだ.....学校の授業は
あんなに頭に入ってきたのに)

( ´・ω・)(全然覚えている気がしない！)ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘ


ノート「真っ黒や」

( ´・ω・)(ｸｿｯ！ｸｿｯ！ｸｿｯ！)

母｢あんた働いてるんやから家にお金入れなさいよ｣

兄「.....」

ｽﾀｽﾀｽﾀ　　ﾊﾞﾀﾝｯ

母「ﾊｧｯ！」

母「( ´・ω・)冷房消しなさい勿体無い！」

( ´・ω・)(良い人生....失敗しない....)

母｢聞いてんの！(

( ´・ω・)「ッッうるせえよ！！」ﾊﾞﾝｯ！

母「」ﾋﾞｸｯ

( ´・ω・)「いつもいつもヒステリックに喚いて
アイフォーンもロクに使えない癖に！」

( ´・ω・)「っもう馬鹿なんだったら黙っといてくれよ！」

母「誰のおかげで(

( ´・ω・)「何様だよ！勝手に産んでおいて感謝しろとか
頭イカレてんじゃねえの！？」

( ´・ω・)「お前は感謝される様な暮らしを俺にくれたの
かよ！？感謝される様な母親だったかよ！？」

( ´・ω・)「そういう馬鹿みたいな所が嫌で父親も
出て行ったんだろうよ！」

母「だったら親父の所で暮らせば良いやん」

( ´・ω・)「ああそうしてやりたいね！」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

母「もしもしっ( ´・ω・)そっちで暮らすって行ってるから」

父＜( ´・ω・)か？＞

( ´・ω・)＜......うん＞

父＜そうかー....今から○駅のカフェ来れるか？＞

( ´・ω・)「分かった....」

ｽﾀｽﾀｽﾀ　ﾊﾞｯﾀﾝｯ

( ´・ω・)(すっかりお爺ちゃんみたいな声になってて.....)

( ´・ω・)(10年ぶりか......)

ﾁﾘﾝﾁﾘｰﾝ　ｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ

( ´・ω・)(....あっ、あの人か)

ｽﾀｽﾀｽﾀ

父「おお( ´・ω・)か～久しぶりやなぁ」

( ´・ω・)「父さん....」

( ´・ω・)(老けたな...)

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

父「そうか～、母さん昔からそうゆう所あったからな～」

( ´・ω・)「あのさ、なんで離婚したの？」

( ´・ω・)「アイツは浮気されたとか行ってたけど」

父「してないよ～」

父「.....ん～昔から被害妄想の大きい人やったからな～」

父「女の社員の人と居るだけでギャーギャー言ってたわ」

( ´・ω・)「それでなんで離婚したの？」

父「リーマンショックって事があってな～お父さんの
会社車の部品作ってたからその影響が大分来たんよ」

父「で、なんとか経営持ち直そうとして借金4000万とか
借りて頑張ってたんやけどな」

父「なかなか上手くいかんくて....である日家に帰ったら
お母さん居なくて子供だけ残してて」

父「で、ご飯も適当に作っとけって感じでもう流石にイラっと
来てな、ブチ切れてもうたんよ」

( ´・ω・)(あの時の事か....)

父「それから会社にお母さん来て喧嘩になってな」

父「子供も居たしやり直そうかと頑張ってたんやけど」

父「知らん間にお母さんに親権取られてな～、もうそこからは
何の為に会社必氏に持ち応えさせてきたのか分からなくなってな」

父「あっと言う間に倒産してあの家もポルシェも借金の方に
持ってかれたわけよ」

父「それで今は身体障害手当てと生活保護と年金でお婆ちゃん
と二人暮らしや」

( ´・ω・)「そうなんだ」

父「でもあの頃はな～年収2000万とかあったんやで～」

( ´・ω・)「！？。えっそんなに！？」

父「おうおう、小さい会社やったけどな、精確に作ってたから
評判は良かったんよ、それで仕事一杯もらえてな」

父「ほら、あの頃はお父さんほとんど( ´・ω・)が
寝た後に帰ってきたやろ？」

( ´・ω・)(確かに)

父｢まー年収もそれだけあったから、お母さんもセレブかなんかと
勘違いしたんやろなあ｣

父｢ブランド物とか一杯買って英会話講座とか習いに行ってな、
月に何十万って使ってたわ｣

( ´・ω・)(！！。あのクソ婆！)

父｢仕事も忙しかったけどあの頃が一番充実してたかなぁ｣

( ´・ω・)「.....」

父「そうや、これから家いかへんか？お婆ちゃんも
喜ぶわ」

( ´・ω・)「うん」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

お婆ちゃん「あらぁ( ´・ω・)ちゃんすっかり大きく
なってえ！！」

( ´・ω・)「久しぶりお婆ちゃん」

( ´・ω・)(すっかり骨と皮だけになって)

父「( ´・ω・)こっちおいで、お父さんの部屋」

( ´・ω・)「！！。」

( ´・ω・)(デッカイアンプに大きいPC.....ギターが
二本.....)

父｢どうや、このPC凄いんやで、メモリ32GBでi7GTX980積んでる
やで｣

父｢これで昔やってた部品作りのソフトとか動かしてな、
趣味でやってるんよ｣

父｢このギターはお父さんが子供の頃買ったんやけど20万
くらいやったかな？あの頃は物価も違うけど｣

( ´・ω・)「.....へー」

父「でこっちのギターはな150万したんや」

( ´・ω・)「そんなに！？」

父「世界に91本しか無くてな、しかもこれは91本目」

( ´・ω・)「凄いんだね」

父「これは( ´・ω・)にあげるわ」

( ´・ω・)「ええ！いいよいいよそんな高いの」

父「ええからええから！」

( ´・ω・)「じゃあ有り難く....」

父「せや夜ご飯まだやったな！せっかくやから
ミシュラン三ツ星の良い所行こか！」

ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ

ウェイター「ようこそおいで下さいました」

父「予約した○です」

ウェイター「コチラのお席へどうぞ」

父「ほなこのコース二人分」

ウェイター「かしこまりました」

父「どうや、凄いやろ」

( ´・ω・)「うん」

( ´・ω・)(場違い感ハンパねえ)

ウェイター「お待たせいたしました、こちらトリュフと
フォアグラのソテーになります」

父「どうや上手いやろ」

( ´・ω・)「.....！！。めっちゃ上手い」

ウェイター「こちらキャビアでございます」

ウェイター「オマール海老で御座います」

( ´・ω・)(わっわ、一杯くるしどれも凄い美味しい......
けど場違い過ぎて肩が凝る)

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

父｢今日は帰るんか？｣

( ´・ω・)「うん、こっちから学校通うのは遠くなるし
勉強時間減るから」

父「そうか」

( ´・ω・)「じゃあね」

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

( ´・ω・)(俺は貧乏で惨めな気持ちになってたのに.....
あんな一杯物買ってるのか)

( ´・ω・)(このギターも)ﾁﾗｯ

( ´・ω・)(クソ婆もそんなに金持ってた癖に
全部使いやがって)

( ´・ω・)(そんなに金があるんなら奨学金借りなくて
良かっただろ.....)

( ´・ω・)(なんで俺がお前らのせいで借金なんか....)

( ´・ω・)(絶対お前らは許さない)

ﾋﾟｺﾋﾟｺｯ

( ´・ω・)(ん？これは大地のタイムラインか)

大地＜ハーバード大学に体験入学して来ましたー＞

( ´・ω・)(！？。.....ﾊﾊｯ幼馴染だったのにな)

( ´・ω・)(今じゃもう....遠い人か)

( ´・ω・)(.......俺は何やってんだろう)

( ´・ω・)(そもそも俺はどうしたいんだ、良い大学
に行ってその先に何があるんだ？)

( ´・ω・)(良い大学に行って、就職は？俺は
なにもやりたい事もなりたい仕事も無い)

( ´・ω・)(仮に大卒で働いて、それでなにになる？)

( ´・ω・)(社畜になってずっと独りで.....老後は
雀の涙の年金でボソボソと暮らして.....)

( ´・ω・)(そして最期は腐って氏ぬ)

( ´・ω・)(何の為に生まれて、何の為に生きてるんだ？)

( ´・ω・)(そうだ、本なら何か分かるかもしれない....
先人達は何を感じてどう生きたんだ.....)

<●>ω<●>(本を読もう)

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

<●>ω<●>「ブックオフなら一杯あるな」

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ　

ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

<●>ω<●>「とりあえず二十冊ぐらい読むか」

<●>ω<●>「人間失格、変身、この人を見よ、
ハーモニー、虐殺器官、屍者の帝国、罪と罰、
走れメロス、人間とはなにか、スカイクロラ、
自殺について、ユートピア、リヴァイアサン、
クリスマスキャロル」

家畜人ヤプー

<●>ω<●>「ハハッｗｗｗクソ日本人が奴隷に
されてるｗｗｗ社畜大国にはお似合いだｗｗｗ」

フランケンシュタイン「お前が勝手に生み出した
のだ！私は生まれたく無かった！」

<●>ω<●>「その通りだ」

星の王子様「きみのバラをかけがえのないものに
したのは、きみが、バラのために費やした
時間だったんだ」

<●>ω<●>「..........」

<●>ω<●>「結局、本では何も分からなかった」

( ´・ω・)「.....ﾊｧｯ」

9月

ﾋﾟﾛﾘﾝ

山田＜映画見に行かへん？＞


( ´・ω・)「映画か.....どうせ受験には落ちるだろうし」

( ´・ω・)「そしたら自頃するしか無いし、
もういいか、別に勉強しなくたって」

( ´・ω・)「どうせ氏ぬんだから」

( ´・ω・)＜いいよ、何見るの＞

山田＜心が叫びたがってるんだ＞

( ´・ω・)(何だそれ？.....検索っと)

( ´・ω・)(あーアニメか、アニメは何か表現が
ワザとらしくて好きじゃないんだよなぁ.....)

( ´・ω・)(ふえぇとか、なのですーとかさ...)

( ´・ω・)(まあ、つまらないんだろうけど良いや、
優にも久々に会いたいし)

( ´・ω・)＜じゃあ日曜にな＞

日曜日

山田「おおう久々ｗｗｗ」

( ´・ω・)「ひっさびさやな、どうなん、
通信制の高校は？」

山田「まぁ課題やるだけやから楽やでｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「今度は留年すんなよ」

山田「大丈夫やてｗｗ」

( ´・ω・)「バイトもバックレた奴の
言葉じゃ説得力無いな」

山田「まあいこやｗｗｗｗもうすぐ始まるしｗｗｗ」

( ´・ω・)「おう」

ｹｲﾀｲﾉﾃﾞﾝｹﾞﾝﾊｵﾌﾆ　ｶﾝﾅｲｷｰﾝｴｰﾝ～

ﾄﾞﾝﾅﾆｱｼｶﾞﾅｶﾞｸﾃﾓ　ﾏｴﾉｾｷﾊｹﾗﾅ～ｲ

( ´・ω・)(まぁどうせつまらないんだろうけど)

昔昔ある所に元気で夢見がちの少女が
おりました。

少女「私もいつか王子様とお城に」

( ´・ω・)(ってそれラブホやないか！)

少女「私の、気持ち.....本当に、
喋りたい事！！」

( ´・ω・)「」ｳﾙｳﾙ　ｸﾞｽ

少女「ふれ交も家の事も全部滅茶苦茶にして...
卵のせいにしなきゃ.......」

少女「どうすれば....どうすれば良かったのよぉ！」

( ´・ω・)「」ｸﾞｽｯｸﾞｽ　ｽﾞｽﾞｰｯ

山田「」ｸﾞｽｯｸﾞｽ　ｽﾞｽﾞｰ

少女「もう皆燃えちゃえば良い！卵も！歌も！私も！」

( ´・ω・)「」ｸﾞｽｯｸﾞｽ

少年「卵の中には何がある」

少女「いろんな気持ちを閉じ込めて」

少年「閉じ込めきれなくなって」

少女「爆発して」

少年「そして生まれた、その世界は....」

少女「思ったより.....綺麗なんだ！」

( ´・ω・)「」ﾄﾞﾊﾞｰｰｰｰ

山田「」ﾄﾞﾊﾞｰｰｰｰ

ｺﾚｶﾞｺｲﾄｼｯﾃｼﾏｯﾀﾅﾗｰ

ﾀﾞｹﾄﾞﾎﾞｸﾀﾁﾊﾆﾀﾓﾉﾄﾞｳｼ

ｷﾉｱｳﾄﾓﾀﾞﾁﾄｵﾓｯﾃﾙｰ

( ´・ω・)「物凄く良かった」

山田「禿げ同」

山田「どうする？」

( ´・ω・)「決まってるだろ？」

山田「二回目」

( ´・ω・)「見に行こう！」

ｺﾚｶﾞｺｲﾄｼｯﾃｼﾏｯﾀﾅﾗｰ

ﾀﾞｹﾄﾞﾎﾞｸﾀﾁﾊﾆﾀﾓﾉﾄﾞｳｼ

ｷﾉｱｳﾄﾓﾀﾞﾁﾄｵﾓｯﾃﾙｰ

山田「はー.....」

( ´・ω・)「良かった.....」

山田「最高だった....」

( ´・ω・)「な」

ﾏｼﾞﾔﾊﾞｲ　ﾅｲﾀ　ｾﾞﾝﾍﾞｲｶﾞﾅｲﾀ

山田「じゃあまたなー」

( ´・ω・)「おう、ばいばい」

ｺﾚｶﾞｺｲﾄｼｯﾃｼﾏｯﾀﾅﾗｰ

ﾀﾞｹﾄﾞﾎﾞｸﾀﾁﾊﾆﾀﾓﾉﾄﾞｳｼ

ｷﾉｱｳﾄﾓﾀﾞﾁﾄｵﾓｯﾃﾙｰ

( ´・ω・)(これで6回目か....)

( ´・ω・)(ふふふっ)

11月

先生「授業始めるぞ～」

山月記

李徴「我が臆病な自尊心と、尊大な羞恥心との所為である」

李徴「どうすればいいのだ。己の空費された過去は？
　己は堪まらなくなる」

李徴「人生は何事をも為さぬには余りに長いが、
何事かを為すには余りに短い」

李徴「理由も分らずに押付けられたものを大人しく受取って、
理由も分らずに生きて行くのが、我々生きもののさだめだ」

( ´・ω・)(李徴.....)

11月　深夜

( ´・ω・)「」ﾎﾞｰｯ

( ´・ω・)(最近眠れない.....)

( ´・ω・)「暇だな....そうだ、ここさけが面白かったし
他のアニメも観てみようかな」

( ´・ω・)「えっとなになに？シュタインズゲート？」

0ｶﾞｺｰｺﾃﾞｰ　1ｶﾞﾐﾗｲ　ｲﾏﾊｰ？　ﾄﾞｺｰﾆｰﾓﾅｰｲ

岡部「ふわーはっは！クリスティーナよ！、まさか
貴様が＠ちゃんネラーだったとはな！」

クリス「うぅっ///乙だー！......
橋田には絶対に言わないでよ！」

岡部「なぜだ？良いではないか、天才変態少女が
＠ちゃんネラーなら、スレの一つも立つだろう」

クリス「立ってどうする.....」

岡部「んん～？なにか、それともVIPで安価を
出す方が良いと言うのか？」

クリス「意味が分かってしまう自分が憎い！」

( ´・ω・)「ははっｗｗなんだこれ、2chネタかよｗｗ」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

<●>ω<●>「まさかこんな展開だったなんて、面白過ぎて
朝まで観てしまった」

<●>ω<●>「アニメも侮れんな、他に面白そうなのは...」

<●>ω<●>「あっ....学校....まあどうでもいいか、
俺の成績ならもう卒業出来るし」

<●>ω<●>「さてさて...コードギアス？」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

ルルーシュ「違うなC.C！！、間違っている、
間違っているぞ！」

ｱｰｻｰﾓｰﾖｰﾙｰﾓ　ｺｰｲｰｺｰｶﾞﾚﾃｰ

ﾊﾈﾆﾅﾙﾖ　ﾎｼﾏﾓﾙ　

ﾀﾀｶｲﾊ　ﾕｸｴｼﾚｽﾞ

<●>ω<●>「ルルーシュ......最高だ、
それにC.C可愛い、これが萌えるという奴か」

<●>ω<●>「まどマギ、マギ、けいおん、
ギルティクラウン、山田君と7人の魔女～etc」

<●>ω<●>「ははｗｗｗ」

<●>ω<●>「萌え～」

<●>ω<●>「○は俺の嫁」

2月

<●>ω<●>「ん？ポストになんかある」

<●>ω<●>「ああｗｗｗ合否通知ね」ﾍﾟﾘｯ

<●>ω<●>「はい不合格とｗｗｗ知ってます」ﾎﾟｲ

<●>ω<●>「さてアニメアニメ...」

ﾋﾟﾛﾘﾝ

父＜どうでしたか？＞

<●>ω<●>＜落ちましたよ＞

父＜どうするの？＞

<●>ω<●>＜どうでもいいんですよ＞

父＜なんですかそれ＞

<●>ω<●>＜どうでもいい＞

父＜ならもう仕送りも辞めます＞

<●>ω<●>＜あっそうですか＞

父＜ギターも返してください＞

<●>ω<●>(結局コイツもか、介護目的で
俺を利用するつもりだったんだな)イラッ

<●>ω<●>＜勝手に産んだくせに、俺は
生まれたくなかった＞

父＜なら氏になさい＞

<●>ω<●>(それが親の言う台詞かよ)

<●>ω<●>(ブロックと)

<●>ω<●>「さてアニメアニメ♪」


2月　卒業式

松永「おお( ´・ω・)久しぶりやな！」

山口「お前サボりすぎや」

( ´・ω・)「ひさしぶり」

松永「これで遂に卒業か～」

宮元「社畜嫌だお」

山口「お前は良いやんかホワイトやんｗｗ」

( ´・ω・)「宮元君どこ就職したの？」

宮元「JR」

<●>ω<●>「」

( ´・ω・)「へー凄いなー」

アナウンス「これより卒業式を始めます」

ｺﾉｵｵｿﾞﾗﾆｰ　ﾂﾊﾞｻｦﾋﾛｹﾞｰ

ﾄﾝﾃﾞﾕｷﾀｲﾖｰ　ｶﾅｼﾐﾉﾅｲ

ｼﾞﾕｳﾅｿﾗﾍ　ﾂﾊﾞｻﾊﾀﾒｶｾ

ﾕｷﾀｲｰ

先生「これで卒業です、進学の人も就職の人も
頑張って下さい、解散」

サヨーナラ

<●>ω<●>(早く帰ってアニメの続き観なきゃ...)


第七章　完

最終章

3月

<●>ω<●>「ギター売ったら60万手に入ったｗｗｗ」

<●>ω<●>「PC買おうｗｗｗｗ」

4月

がっこうぐらし

<●>ω<●>「ふふっ癒される」

花咲くいろは

<●>ω<●>「あああああああああ！！」

アニメで分かる心療内科

<●>ω<●>「ワロタｗｗｗｗ」

5月

<●>ω<●>「スカイリムおもしれーｗｗｗｗ」

ソードアートオンライン

<●>ω<●>「SAOおもしれーｗｗｗｗｗシノンちゃん
可愛いやばいｗｗｗ萌え～ｗｗｗｗ」

<●>ω<●>「ﾏｼﾞでアニメの世界に行けないかな」

( ´・ω・)「解決ゾ口リはおもしろいなふふっｗｗｗ」

( ´・ω・)「怪談レストランはちょっと怖い」

隆人「( ´・ω・)いくぞー」

( ´・ω・)「あっ、うんー！」

ｼｬｰ

( ´・ω・)「そーいえばさー」

石上「なんやー？」

( ´・ω・)「引きこもってたって言ってたじゃん？
なんで今年から来る事にしたの？」

石上「あー....」

石上「俺の意思と言うか、彩が家に押しかけて来てなー、
学校行かんかい！って怒られてさ」

石上「今から行っても留年だしもう良いよって言ったら、
じゃあ来年から来い！って」

石上「俺はもう一回一年生なんて知り合い居ないし周り
年下ばっかだから嫌だよって言ったんだけど、そしたら」

石上「なら演劇部に入れ！私が居るから！って言われてさ」

石上「絶対に学校来ること！約束！って無理やり約束させられて、
押しに負けて学校に行ってみたらこの通りってわけ」

( ´・ω・)「へ～ｗｗｗ」ﾆﾔﾆﾔ

石上「なんやねん」

>>274
12時までには終わるよ

( ´・ω・)「それで今はどうなん？ｗｗｗ」

石上「あーまあ思ったより楽しいな」

( ´・ω・)「俺のおかげかなｗｗｗ」

石上「まあ少しはな」

( ´・ω・)「......」

( ´・ω・)「もうこのｗｗｗいっしーｗｗ」ﾄﾞﾝｯ

石上「なんやねんｗｗｗ」

宮元「そーらしいで、同じクラスの人が言ってたけど
昨日石上先輩退学したって」

( ´・ω・)「っはぁ？三年のこの時期に？」

宮元「らしいよー」

( ´・ω・)(アイツ.....なにやってんだよ....)

ｷﾞｬｲｷﾞｬｲ　ﾜｰﾜｰ

由利｢( ´・ω・)の親とやってる事一緒やん！｣

( ´・ω・)「今なんて言った？」

由利「あっ......」

( ´・ω・)「その台詞は母親がいつも言ってて
ムカつくって言ってたよな？」

由利「......」

( ´・ω・)「まったく....すぐ感情的になって、論理的に
話す事も出来ないのか......これだから女は」

( ´・ω・)「もういい、別れよう、さようなら」

李徴「己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。
虎だったのだ」

李徴「彼処で月に向って咆えた。
誰かにこの苦しみが分って貰もらえないかと」

李徴「人間であった時、己は努めて人との交を避けた」

李徴「自尊心が無かったとは云いわない。しかし、
それは臆病おくびょうな自尊心とでもいうべきものであった」

李徴「虎と成り果てた今、己はようやくそれに気が付いた」

ｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝ

由利「メリークリスマスーｗｗｗ」

( ´・ω・)「メリークリスマース」

由利「私から( ´・ω・)君にプレゼントがあります」

( ´・ω・)「お？なになに？」

( ´・ω・)(実は俺もあるけど)

由利｢そのまえに～｣

( ´・ω・)「ん？」

由利「( ´・ω・)君さ～」



な　ん　で　ニ　ー　ト　な　の　？

( ´・ω・)「！！。」ﾋﾞｸｯ

ｶﾞﾊﾞｯ！

<●>ω<●>「」ﾊｧｯ　ﾊｧｯ

<●>ω<●>「夢.....か」

<●>ω<●>「ははっ....昔の夢を
見るなんてな.....」

<●>ω<●>(あの頃は楽しかったな)

<●>ω<●>(.....尊大な羞恥心に
臆病な自尊心....か)

<●>ω<●>(俺も、虎になったみたいだ....)

<●>ω<●>(うっ......)

<●>ω<●>(ううっ....)ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ

6月

ツイッター

宮元＜仕事楽しいｗｗｗ＞

山田＜念願のアニメ会社に就職した！＞

<●>ω<●>「あああああああああああ！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀｯ

<●>ω<●>「皆は自分の人生を歩んでるのに...
俺は.....」

<●>ω<●>「あの頃に戻りたい......」

<●>ω<●>「ボカロでも聞こう」

ボカロ「聡明なんかじゃ前は向けない」

<●>ω<●>「」

ボカロ「理由がないから腐っていく」

<●>ω<●>「」

ボカロ「巻き戻ってくれれば良いのになあ」

<●>ω<●>「」

ボカロ「叶わない夢を願うならいっそ、掠れた
過去を抱いて」

<●>ω<●>「」

ボカロ「覚めない夢を見よう、当然の様に
閉じこもって」

ボカロ「それじゃ明日も見えないままですよ？」

<●>ω<●>「」ｽﾞｷｯ

ボカロ「18歳腐った少年、また今日も祈ってたんだ」

<●>ω<●>「ああああああああああああああ
ああああああああああああああああ！！」

ボカロ「あの頃に立っていたんだ」

<●>ω<●>「あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああ！！」

<●>ω<●>「」ﾊｧｯﾊｧ

ツイッター

<●>ω<●>＜宮元君裏山＞

宮元<ウチ来たら？ｗｗ契約社員募集してるで>

<●>ω<●>「....................」

<●>ω<●>「....................」

<●>ω<●>「........そうだ」

<●>ω・）「そうだよ！受けるだけ受けてみよう！」

( ´・ω・)「どうせ失うものはないんだ！」

( ´・ω・)「よ～しやるぞ～！」

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　ガタンゴトン

( ´・ω・)「スーツ一式と鞄下さい！」

店員「14万になります」

7月

JR「書類審査通りました、8月に面接と
筆記試験します」

( ´・ω・)「やったー！通った！」

( ´・ω・)「8月かーまだ先だな」

ふらいんぐうぃっち

( ´・ω・)「めっちゃ萌える癒される」

( ´・ω・)「太ももとおっOいに拘りを感じる」

( ´・ω・)「真可愛い、千夏ちゃんｗｗｗ」

Fate/zero Fate/UBW

( ´・ω・)「作画すっげえええええええええええ
えええええええええええええええええええ！」

( ´・ω・)「え？大丈夫なの？アニメーター
過労氏しない？」

( ´・ω・)「にしてもセイバー可愛い、
アーチャーかっけえ」

( ´・ω・)「iam the bone of my sword」

8月

面接官「この面接では学歴は一切関係ありません、
あなたの人柄、適正を見ていきます」

面接官「それでは志望動機をどうぞ」

ｼｰｰｰｰｰﾝ

>>283
うん　今回は完結させるよ

( ´・ω・)「あっ...っと私は、昔から鉄道が好きで....
その.....鉄道事業に興味がありまして.....」

( ´・ω・)(駄目だ....初めての面接で緊張して
上手く話せない)

面接官「自己PRをお願いします」

( ´・ω・)「っはい、私は.....」

( ´・ω・)(俺は.....馬鹿で性格も悪くて顔も良くなくて
ボッチでどうしようもないゴミだ....)

( ´・ω・)(そんな俺がPR出来る事なんて....)

面接官「どうされましたか？」

( ´・ω・)「あっいえ、はい、私は健康面に気を使って
居ます。そのために～...」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

面接官「それでは試験を始めてください」

( ´・ω・)(うっ！......よりによって苦手な数学が。
くそっ、都道府県？そんなの隣県くらいしか用が無いし
覚えてない......クソっ青森の県庁所在地ってなんだっけ)

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

( ´・ω・)(ｽﾞﾀﾎﾞﾛだ......まあ当たり前か、俺だし)

( ´・ω・)(帰ってアニメでも観よう)

数週間後

( ´・ω・)「はいお祈りきたー」

<●>ω・）(どうせ俺なんて....)

<●>ω<●>「うわ迷家つまんないな～」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

<●>ω<●>「あっ、東急ハンズが契約社員募集してる」

( ´・ω・)「今度は面接だけか....契約社員なら
もしかしたら.....」

面接官「どうもよろしくお願いします～」

面接官「吉田です」

面接官「河路です」

面接官「渡辺です」

( ´・ω・)「よろしくお願いします」

ﾊﾊﾊﾊｯ　ｿｳﾅﾝﾃﾞｽｶ

面接官「はい有難うございましたｗｗｗ
結果は一週間以内にお送りしますのでねｗｗｗ」

( ´・ω・)「有難うございました」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

( ´・ω・)(温厚そうな人で結構好感触だった気も
する！)

通知「お祈り！」

<●>ω<●>「アッハハハハ！」

9月

君の名は。

<●>ω<●>「やっべえ三葉可愛い」

<●>ω<●>「就職するにはどうすれば良いの？っと」

お前ら「ハロワ池」

<●>ω<●>「ハローワークか....行ってみよう」

( ´・ω・)「あの～...」

職員「どうされましたか？」

( ´・ω・)「あの、初めてなんですけど」

職員「でしたら、まずカードを作って頂きますので
必要書類に記入願います」

( ´・ω・)「はい」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

職員「求人検索PCをお使い下さい」

( ´・ω・)(希望収入か.....20万で検索してみよう)

( ´・ω・)(いろいろあるなぁ....)

( ´・ω・)(あっ、これ)

給与18万

賞与昇給有り

110日

デパートでのお菓子の販売＆製造

( ´・ω・)(近いな.....よし)

( ´・ω・)「あのっここ受けたいんですけど」

職員「はい、紹介状出しますね」

職員「.....ええっはい、19歳男性の方です」

職員「ではこの日に面接との事ですので」

( ´・ω・)「はい」

蟹の形

( ´・ω・)(原作レOプの駄作だな、植野の太ももだけは
凄く拘りを感じる)

( ´・ω・)(はるばる隣県まで面接に行って落ちた...)

( ´・ω・)「紹介状お願いします」

職員「では水曜日に面接ですので」

火曜日　夜

( ´・ω・)(朝9時からまた隣県までわざわざ落ちに
いくのか......めんどくさいな)

水曜日　　11時

( ´・ω・)「...ふぁああ」ﾑﾆｬｯ

( ´・ω・)「寝坊したな......
まあいいや」

クロムクロ

( ´・ω・)「鉄血のオルフェンズと比べちゃうと微妙だったな、
あの三馬鹿いらない」

低クオリティコード

( ´・ω・)「作画も酷くてストーリーもありがち
だったけど嫌いじゃ無かったぜ」

10月

( ´・ω・)「」ﾎﾞｰｯ

( ´・ω・)(求人探すのも惰性になってきたな)

( ´・ω・)(あっ)

給与19万

賞与昇給有り

面接のみ

120日

( ´・ω・)(すげえ好待遇)

( ´・ω・)(まっどうせ無理だろうけど)

( ´・ω・)「紹介状下さい」

職員「月曜日に面接です」

GANTZ:O

( ´・ω・)「遂に日本が本気を出したか、CGすげえ、
杏とレイカのおっOいぷるんぷるんやで」

( ´・ω・)「いやマジで杏可愛すぎない？
なにこの子猫みたいに付いて来て」

( ´・ω・)「しかもおっOいぷるんぷるんやで？
やばいわ」

月曜日

( ´・ω・)(久々の都会の駅で人多いな)

( ´・ω・)(ええっとここから、グーグルマップで)

( ´・ω・)(あれっ？)

( ´・ω・)(就業場所と面接場所間違えたあ
ああああああああああ！)

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

( ´・ω・)「あのっ.......はい、駅には着いてるん
ですけど道に迷ってしまって.....はい....
30分ほどで.....はい」

( ´・ω・)「いそげいそげー！」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

( ´・ω・)「私本日面接のお願いをしました
( ´・ω・)と申します」

社員「こちらにどうぞ～」ﾆｺﾘｯ

( ´・ω・)「はい」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｯｸｯﾀｸ

ｶﾞﾁｬﾘｯ

( ´・ω・)「」ｽｸｯ

担当「お待たせしましたー」

( ´・ω・)「よろしくお願いします」

>>293
長くてごめんね、寧ろ俺はアニメが無かったら自頃してたと思う

>>294
ごめんごめん　待たせたね

担当「～っとまあこの業界とか仕事内容は
こんな感じですかね」

担当「まあ( ´・ω・)さんまだ若いんでね、この業界で
やっていけるかもまだ分かりませんが」

( ´・ω・)「精一杯頑張ります」

担当「おっ良い返事ですねｗｗｗ」

ﾏｰｿﾚﾃﾞﾃﾞｽﾈ　ｿﾝﾅｶﾝｼﾞﾃﾞ

( ´・ω・)「本日は遅刻してしまい誠に
申し訳ありませんでした」

担当「いえいえｗｗｗｗありがとうございました」

( ´・ω・)「はい、有難うございました、
失礼いたします」ﾍﾟｺｯﾍﾟｺ

( ´・ω・)(なんか面接というよりはもう
入るの前提みたいな就業内容の説明だったな)

数日後

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

( ´・ω・)「はい」

会社「あっどうも会社です～」

( ´・ω・)「お世話になっております」

会社「面接でですね、( ´・ω・)さん通過と
いうことで」

( ´・ω・)「！！。はい！有難う御座います！」

会社「それでですね、金曜日に書類などの確認
などで一度お越し頂けますか？」

( ´・ω・)「はい！」

金曜日

( ´・ω・)「おはようございます！私内定を頂きました
( ´・ω・)と申します」

社員「こちらにどうぞ～」ﾆｺﾘ

ﾁｸﾀｸﾁｸﾀｸ

ｶﾞﾁｬﾘ

担当「どうもー」

( ´・ω・)「おはようございます！」

担当「ではですね、( ´・ω・)さん一次面接通過という
ことでね」

( ´・ω・)「？はい」

担当「これから二次試験で一般常識テストをして
貰います」

( ´・ω・)(聞いてねええええええええ！)

>>302
あと少しだよ11時半には終わってる

担当「まあこれで全て決まるというワケではないのでね、
気楽に受けてくださいｗｗｗｗ」

( ´・ω・)「はい」

担当「ではまた後ほど」

ｶﾞﾁｬﾘ

( ´・ω・)(うわまじかー)

( ´・ω・)(ってか俺さっき内定頂いたとか言っちゃったな、
恥ずかしいいいいいいいいいい！)

( ´・ω・)「まあ、やろう」

ﾁｸﾀｸﾁｸﾀｸ

担当「どうでしたかｗｗｗ」

( ´・ω・)「はいまあ、ぼちぼちですｗｗｗｗ」

担当「じゃあこれを本社に送ってね、結果待ちと
いうことで」

( ´・ω・)「はい」

担当「まあ私からも( ´・ω・)さん一生懸命頑張ると
いう事なのでね、私からも推薦しておきますので」

( ´・ω・)「有難うございます」

担当「まあ決めるのは本社なんで断定は出来ませんが、
7割はもう決まってると思っても良いと思いますｗｗｗ」

( ´・ω・)「ありがとうございますｗｗｗｗ」

担当「それではですね、お気をつけて」

( ´・ω・)「はい、失礼致します」

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ　ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

ｶﾞﾁｬﾘ

デブ猫「にゃーん」

( ´・ω・)「ただいま」

( ´・ω・)「さて、終末のイゼッタとユーフォ
見ないと」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

( ´・ω・)「あっフォールアウト４が
セールだ、買っておくか」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

( ´・ω・)「ははっｗｗｗこのSSスレ面白いな」

ﾁｯｸﾀｯｸﾁｯｸﾀｯｸ

( ´・ω・)「ん～暇だな.....そうだ俺もSSを
書こう」

( ´・ω・)「でも題材が無いしな～」

( ´・ω・)「あっそうだ、俺自身を題材にしよう」

数日後

( ´・ω・)「じゃあスレを立てるか....
ええと、スレタイは....」ｶﾀｶﾀ


先生「皆さん小学校ご入学おめでとうございます!!」( ´・ω・)「小学校かぁ...」

( ´・ω・)「やあ、おはよう、こんにちわ、
こんばんわ」

( ´・ω・)「ずいぶん長くなったけど、ここまで
付き合ってくれてありがとう」

( ´・ω・)「どうだったろうか？」

( ´・ω・)「もしかしたら君と会った事があるかも
しれない、君と同じ電車に乗ってるかも」

( ´・ω・)「君の隣の部屋に住んでいるかも
しれない」

( ´・ω・)「このスレは、そんなどこにでも居る、
とある男の物語なんだ」

( ´・ω・)「うん、分かってる。言いたいことを
さっさと言えだよね」

( ´・ω・)「いろんな事があって、僕はニートになった」

( ´・ω・)「そしていろんな事があったから、
今の僕があるんだ」

( ´・ω・)「僕は出来る事なら生まれなく無いと
思った、この世界は僕にはちょっときつかったから」

( ´・ω・)「一時期は本気で氏ぬしかないと思う
事もあった。でも僕はまだ生きてる」

( ´・ω・)「あっ！生きてれば必ず良い事があるなんて
言うつもりは無いよ、そういうのは嫌いなんだ」

( ´・ω・)「生きている限り苦しみは絶対にある、
そしてそれは幸せより遥かに多いんだろう」

( ´・ω・)「まったく嫌になっちゃうよね、僕だって
イケメン高学歴になって最高の人生を送りたかったよ」

( ´・ω・)「でもきっとそんな人でも生きてると
いろんな悩みがあるんだと思う」

( ´・ω・)「最近だと東大卒の美人さんが自頃したもんね、
やっぱり悩みって誰にでもあるんだ」

( ´・ω・)「僕はそんな辛い世界に子供を生もうとは
思わない。子供を生むには、この世界はちょっと
お勧めできない」

( ´・ω・)「年金問題、汚職、大地震、もしかしたら
戦争も起きるかもしれない、だから僕は子供を生もう
とは思わない」

( ´・ω・)「話がそれちゃったね、何が言いたいかって
言うと」

( ´・ω・)「生まれたく無かったって不幸な人も、
そして僕も」

( ´・ω・)「もう生まれてしまったんだ」

( ´・ω・)「この世界は僕達には生き辛いかも
しれない、だけど」

( ´・ω・)「僕らはもう生まれてしまった、
今生きている」

( ´・ω・)「だから、生きているなら....
笑っていたいじゃないか」

( ´・ω・)「始めの人生設計とは違うかもしれない、
僕だって小学生の頃は普通に大卒で結婚して子供を
産むと思ってた」

( ´・ω・)「でも僕らは生きてる、生きてるなら
笑っていたい。最期に良い人生だったって....
これで良かったんだって笑って逝きたい」

( ´・ω・)「今でも昔の事を思い出すと後悔で胸が
押し潰されそうになるよ」

( ´・ω・)「でも僕は、笑って前を向いて生きていたい」

( ´・ω・)「例え辛い事が待ち受けて居ても、友達が
１人も居なくても.....」

( ´・ω・)「仕事終わりの１杯のビール....趣味....
今日の晩御飯は何にしようだとか」

( ´・ω・)「些細な事でも良いんだ、笑える様な何かを
皆にも見つけて欲しいと思う」

( ´・ω・)「社会人になると仕事も忙しいと思う、
学生さんも忙しいよね」

( ´・ω・)「辛くて下を向いてしまうかもしれない、
でもそんな時は、立ち止まって空を見上げて欲しいんだ」

( ´・ω・)「空に何があるんだって？いいや、
空には何も無いよ」

( ´・ω・)「立ち止まって、空を見上げたら、
今度は周りを見渡してみて欲しい」

( ´・ω・)「もし同じように見上げている人が
居れば、その人はこのスレを見ていた
vipperだｗｗｗ」

( ´・ω・)「つまらない事を言うなって？
ごめんごめん」

( ´・ω・)「偉そうな事を言える歳じゃ無いのは
分かってるよ、僕はまだまだ若造だ。」

( ´・ω・)「だからそろそろ行くことにするよ」

( ´・ω・)「笑っていられるように.....
前を向いて歩けるように.....」

( ´・ω・)「これで良かったって笑って逝ける様に...」

( ´・ω・)「明日に向かって歩きだすよ」

( ´・ω・)「もしかしたら電車で一緒になる事も
あるかもしれないけど、その時はよろしくね」

( ´・ω・)「それじゃあ皆、行ってきます」

最終章　完

EDテーマ
　NICO Touches the Walls
/『ホログラム』
巡音ルカ
/『Hello,Worker』

https://youtu.be/sX-znbDHFbg

https://youtu.be/TbResk1x4kY

最後まで付き合ってくれてありがとうございました。これで
このSSは終わりです

お疲れさまでした
泣けました
日曜からずっと見てたよ

明日からまた頑張れそうです

本当にありがとう
お疲れさまでした

乙

>>313
最後の会社に受かっているかはまだ分からないんだ....

>>317
最後まで見てくれてありがとう、もしかしたら街で擦れ違うかも
しれないけど、その時はよろしくね！