1: 2016/10/23(日) 13:30:11.96 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉の裏話的な
アニメと展開違うのでご了承ください
アニメと展開違うのでご了承ください
2: 2016/10/23(日) 13:30:50.78 ID:t4o4xHMP.net
夏休み、浦の星女学院の屋上…
果南「はい1、2、3、4!」パンパン
果南「千歌、腕が落ちてきてるよ!」
千歌「う、うん!」
果南「ルビィはもう少し動きをダイナミックに!」
ルビィ「わ、分かりました!」
善子「1、2、さん…し…!」ヨロヨロ
善子「ぐふぅ…堕天使、陥落…」ドサッ
果南「善子はその黒い服を脱ぎなっての!」
果南「はい1、2、3、4!」パンパン
果南「千歌、腕が落ちてきてるよ!」
千歌「う、うん!」
果南「ルビィはもう少し動きをダイナミックに!」
ルビィ「わ、分かりました!」
善子「1、2、さん…し…!」ヨロヨロ
善子「ぐふぅ…堕天使、陥落…」ドサッ
果南「善子はその黒い服を脱ぎなっての!」
4: 2016/10/23(日) 13:31:30.75 ID:t4o4xHMP.net
曜「じゃあみんな、そろそろ休憩しようか!」
千歌「ふぁー!疲れたー!」バタン
ダイヤ「千歌さん、寝そべったらはしたないですわよ」
花丸「ずらぁ~…」ゴォオオオ
ルビィ「ぴぎぃ~~…」ゴォオオオ
善子「よはぁ~~~…」ゴォオオオ
梨子「ちょっと、こっちに扇風機の風こないんだけど!」
曜「あれ?そういえば今日は鞠莉ちゃんいないんだ?」
ダイヤ「ええ、東京で行われてる全国理事長会議に出席しておりますわ。午後には戻ると言ってましたが」
果南「はあ…鞠莉ったらお偉いさん方とうまくやれてるか心配だよ」
千歌「ふぁー!疲れたー!」バタン
ダイヤ「千歌さん、寝そべったらはしたないですわよ」
花丸「ずらぁ~…」ゴォオオオ
ルビィ「ぴぎぃ~~…」ゴォオオオ
善子「よはぁ~~~…」ゴォオオオ
梨子「ちょっと、こっちに扇風機の風こないんだけど!」
曜「あれ?そういえば今日は鞠莉ちゃんいないんだ?」
ダイヤ「ええ、東京で行われてる全国理事長会議に出席しておりますわ。午後には戻ると言ってましたが」
果南「はあ…鞠莉ったらお偉いさん方とうまくやれてるか心配だよ」
5: 2016/10/23(日) 13:32:21.83 ID:t4o4xHMP.net
ダイヤ「その点は大丈夫でしょう。鞠莉さんはコミュニケーションを取るのが得意ですもの」
ダイヤ「それに…すごい理事長の方とお知り合いになったようですし」
曜「すごい理事長って?」
梨子「それって誰なんですか?」
ダイヤ「それに…すごい理事長の方とお知り合いになったようですし」
曜「すごい理事長って?」
梨子「それって誰なんですか?」
6: 2016/10/23(日) 13:32:56.86 ID:t4o4xHMP.net
ダイヤ「はい千歌さん!音ノ木坂学院の理事長を母に持つμ's のメンバーと言えば!」ユビサシッ
千歌「はいっ!南ことりさんです!」
ダイヤ「ピンポーン!ですわっ!」
果南「へー、ことりさんのお母さんが理事長なんてすごいね」
ダイヤ「あのことりさんのお母様とお話ししたんですわよ!?羨ましい!」
ダイヤ「わたくし鞠莉さんからお会いした時の話を聞きましたわ!それはもう根掘り葉堀り!」ドヤァ
千歌「いいなー…私も聞きたい!」
ダイヤ「ふふふ、いいでしょう。話は4月!前回の全国理事長会議に遡りますわ!」
――――
―――
――
千歌「はいっ!南ことりさんです!」
ダイヤ「ピンポーン!ですわっ!」
果南「へー、ことりさんのお母さんが理事長なんてすごいね」
ダイヤ「あのことりさんのお母様とお話ししたんですわよ!?羨ましい!」
ダイヤ「わたくし鞠莉さんからお会いした時の話を聞きましたわ!それはもう根掘り葉堀り!」ドヤァ
千歌「いいなー…私も聞きたい!」
ダイヤ「ふふふ、いいでしょう。話は4月!前回の全国理事長会議に遡りますわ!」
――――
―――
――
7: 2016/10/23(日) 13:33:56.66 ID:t4o4xHMP.net
4月の東京、とある会議室…
司会「えー理事会の皆様方、本日はご多忙の中お集まりいただきありがとうございます」
司会「本日は私立、公立、国立問わずの特別な会議となります。」
司会「まずは少子化に伴う統廃合を中心とした話し合いを行い…」
鞠莉『だーかーら!私は本当に浦の星の理事長なんだってば!』
警備員『馬鹿なことを言うんじゃない!どう見ても未成年じゃないか!』
理事長A「…なんだ?廊下の方がうるさいな」
理事長B「浦の星女学院の理事長が遅れて到着したみたいですが…」
南(ずいぶんと騒がしい人のようね)
司会「えー理事会の皆様方、本日はご多忙の中お集まりいただきありがとうございます」
司会「本日は私立、公立、国立問わずの特別な会議となります。」
司会「まずは少子化に伴う統廃合を中心とした話し合いを行い…」
鞠莉『だーかーら!私は本当に浦の星の理事長なんだってば!』
警備員『馬鹿なことを言うんじゃない!どう見ても未成年じゃないか!』
理事長A「…なんだ?廊下の方がうるさいな」
理事長B「浦の星女学院の理事長が遅れて到着したみたいですが…」
南(ずいぶんと騒がしい人のようね)
8: 2016/10/23(日) 13:34:49.56 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「チャオ~☆遅れてソーリーデース!」
鞠莉「私が浦の星女学院の新理事長、小原鞠莉!みなさんよろしくね!」ヨコピース
鞠莉「あやうく警備員さんに摘み出されるとこだったわ!ベリー失礼よね」
理事長達「無理もないな、まだ子供じゃないか。しかしあの金髪…外国人か?」ザワザワ
理事長達「あの子、あの小原家の娘らしいぞ」ザワザワ
理事長達「しかし理事会はここまで人手不足だったのか…」ザワザワ
南(ことりよりも4~5つ年下かしら?それにしてもすごく美人な子ね)
鞠莉「ホワイ?なんだか皆さん騒がしいデースネー?」
司会「えー、では小原さんは南さんの横に座っていただいて…」
鞠莉「ハーイ!」
鞠莉「私が浦の星女学院の新理事長、小原鞠莉!みなさんよろしくね!」ヨコピース
鞠莉「あやうく警備員さんに摘み出されるとこだったわ!ベリー失礼よね」
理事長達「無理もないな、まだ子供じゃないか。しかしあの金髪…外国人か?」ザワザワ
理事長達「あの子、あの小原家の娘らしいぞ」ザワザワ
理事長達「しかし理事会はここまで人手不足だったのか…」ザワザワ
南(ことりよりも4~5つ年下かしら?それにしてもすごく美人な子ね)
鞠莉「ホワイ?なんだか皆さん騒がしいデースネー?」
司会「えー、では小原さんは南さんの横に座っていただいて…」
鞠莉「ハーイ!」
9: 2016/10/23(日) 13:35:38.49 ID:t4o4xHMP.net
>>3
俺は禿げてない!やめて!
俺は禿げてない!やめて!
11: 2016/10/23(日) 13:36:52.74 ID:t4o4xHMP.net
南「こんにちは小原さん、よろしくお願いしますね」
鞠莉「イェース!こちらこそ!」
鞠莉「私以外にも若い理事長さんがいたんですね♪」
南「あらありがとう。でも私はあなたが思っている以上におばさんよ?」フフ
司会「それでは会議を再開いたします。皆様、お手元の資料をご覧くださいませ」
鞠莉「イェース!こちらこそ!」
鞠莉「私以外にも若い理事長さんがいたんですね♪」
南「あらありがとう。でも私はあなたが思っている以上におばさんよ?」フフ
司会「それでは会議を再開いたします。皆様、お手元の資料をご覧くださいませ」
12: 2016/10/23(日) 13:37:39.39 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「ふむふむ…最近の日本はショーシカによる廃校が深刻の様デスね」ペラペラ
鞠莉「あ、私つい先日アメリカから帰ってきたの。だから日本の事情に疎くって」
南「そうでしたか。実は私が在籍する音ノ木坂学院も一時期、廃校に追い込まれたんですよ」
鞠莉「ワォ…それは大変でしたネェ~」
鞠莉(音ノ木…オトノキ…?んー、どこかで聞いたような…)
鞠莉「あ、私つい先日アメリカから帰ってきたの。だから日本の事情に疎くって」
南「そうでしたか。実は私が在籍する音ノ木坂学院も一時期、廃校に追い込まれたんですよ」
鞠莉「ワォ…それは大変でしたネェ~」
鞠莉(音ノ木…オトノキ…?んー、どこかで聞いたような…)
13: 2016/10/23(日) 13:38:14.96 ID:t4o4xHMP.net
司会「えー小原理事長、就任早々で申し訳ありませんが…」
司会「浦の星女学院も統廃合の話が出ておりまして…」
鞠莉「へぇ~そうなんだ…浦の星もねぇ…それは大変ねぇ…」ペラッ…ペラッ…
鞠莉「へ?」ピタッ
司会「浦の星女学院も統廃合の話が出ておりまして…」
鞠莉「へぇ~そうなんだ…浦の星もねぇ…それは大変ねぇ…」ペラッ…ペラッ…
鞠莉「へ?」ピタッ
14: 2016/10/23(日) 13:38:52.17 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「ホワッツ!?そんなの聞いてないわよ!寝耳にウォーターだわ!」ガタッ
司会「い、いえ…以前からお知らせしておいたはずなんですが…」
鞠莉(そう言えば…少し前にそんな話がチラホラ出ていたような…。でも急すぎるわよ!)
鞠莉(そんな…果南やダイヤと過ごした思い出の学校が無くなる…!?)
司会「い、いえ…以前からお知らせしておいたはずなんですが…」
鞠莉(そう言えば…少し前にそんな話がチラホラ出ていたような…。でも急すぎるわよ!)
鞠莉(そんな…果南やダイヤと過ごした思い出の学校が無くなる…!?)
15: 2016/10/23(日) 13:39:26.69 ID:t4o4xHMP.net
理事長A「小原理事長、統廃合も悪いことばかりじゃありませんぞ。生徒数が増えれば学校の発展に繋がります」
鞠莉「ウーン、それはそうかもしれないけどね…」
理事長A「そしたら、沼津にあるうちの学校と合併するでしょうなあ…」
理事長A「いやー!こんな美しい理事長がいる学校と一緒になれるとは夢のようだ!」
理事長A「グフフ…ひとつよろしくお願いしますよ?」ニタニタ
鞠莉(うわぁお…なんか典型的なスケベオヤジ!って感じだわ)
鞠莉(あんまり目を合わせないようにしましょ)
鞠莉「ウーン、それはそうかもしれないけどね…」
理事長A「そしたら、沼津にあるうちの学校と合併するでしょうなあ…」
理事長A「いやー!こんな美しい理事長がいる学校と一緒になれるとは夢のようだ!」
理事長A「グフフ…ひとつよろしくお願いしますよ?」ニタニタ
鞠莉(うわぁお…なんか典型的なスケベオヤジ!って感じだわ)
鞠莉(あんまり目を合わせないようにしましょ)
16: 2016/10/23(日) 13:40:10.20 ID:t4o4xHMP.net
休憩時間…
鞠莉「んー…!ようやく休憩ね。会議っていうのは疲れますネェ~」ノビー
鞠莉「ジュースでも飲んでこようかしら。南さんも行かない?」
南「ええ、書類を整理してから向かいますわ。先に行っててください」
鞠莉「ハ~イ☆」
鞠莉「んー…!ようやく休憩ね。会議っていうのは疲れますネェ~」ノビー
鞠莉「ジュースでも飲んでこようかしら。南さんも行かない?」
南「ええ、書類を整理してから向かいますわ。先に行っててください」
鞠莉「ハ~イ☆」
17: 2016/10/23(日) 13:41:28.19 ID:t4o4xHMP.net
休憩所…
鞠莉「やっぱり疲れた時はコーラよね!」ピッ
ガコンッ
鞠莉(それにしても…浦の星が無くなるなんてベリーショックだわ…)プシュ
鞠莉(どうにかして学校を存続できないかしら…)ゴクゴク
理事長A「おや、小原理事長もこちらで休憩中でしたか」
鞠莉(ゲッ、さっきのスケべそうなオヤジだわ)
鞠莉「お疲れさま~☆会議って疲れますネェ~」
鞠莉(とりあえずナチュラルに振舞っておきましょ)
鞠莉「やっぱり疲れた時はコーラよね!」ピッ
ガコンッ
鞠莉(それにしても…浦の星が無くなるなんてベリーショックだわ…)プシュ
鞠莉(どうにかして学校を存続できないかしら…)ゴクゴク
理事長A「おや、小原理事長もこちらで休憩中でしたか」
鞠莉(ゲッ、さっきのスケべそうなオヤジだわ)
鞠莉「お疲れさま~☆会議って疲れますネェ~」
鞠莉(とりあえずナチュラルに振舞っておきましょ)
18: 2016/10/23(日) 13:42:27.86 ID:t4o4xHMP.net
理事長A「ははは、そうですな。しかし…小原理事長は日本人離れした身体ですなあ」
鞠莉「よく言われるわ。私のパパはイタリア系アメリカ人なの♪」
理事長A「なるほど、しかし引き締まった素晴らしい身体ですな。何かスポーツを?」
鞠莉「んー、大抵のスポーツはやってきたかしら。今は乗馬とゴルフにハマってるけど…」
理事長A「ほう!私もゴルフは得意ですぞ!」
理事長A「どれ、ここは一つスイングでもレクチャーしてあげましょうか」
鞠莉「え~、いいわよそんな~」
鞠莉「よく言われるわ。私のパパはイタリア系アメリカ人なの♪」
理事長A「なるほど、しかし引き締まった素晴らしい身体ですな。何かスポーツを?」
鞠莉「んー、大抵のスポーツはやってきたかしら。今は乗馬とゴルフにハマってるけど…」
理事長A「ほう!私もゴルフは得意ですぞ!」
理事長A「どれ、ここは一つスイングでもレクチャーしてあげましょうか」
鞠莉「え~、いいわよそんな~」
19: 2016/10/23(日) 13:43:09.56 ID:t4o4xHMP.net
理事長A「まあまあ、遠慮せずに。まずは腰を落として…」サワッ
鞠莉「! ちょっと!どこ触ってるのよ!」
理事長A「おや、少し触れただけじゃないですか。アメリカにいた割にはスキンシップに不慣れだね」サワサワ
鞠莉「そういう問題じゃないわよ!触るのをやめて!」プンプン
理事長A「…」
理事長A「…どうだね小原くん、私の愛人にならんかね?」
鞠莉「ホワッツ?何言ってんのよアンタ…」
鞠莉「! ちょっと!どこ触ってるのよ!」
理事長A「おや、少し触れただけじゃないですか。アメリカにいた割にはスキンシップに不慣れだね」サワサワ
鞠莉「そういう問題じゃないわよ!触るのをやめて!」プンプン
理事長A「…」
理事長A「…どうだね小原くん、私の愛人にならんかね?」
鞠莉「ホワッツ?何言ってんのよアンタ…」
20: 2016/10/23(日) 13:43:40.28 ID:t4o4xHMP.net
理事長A「私は理事会でもかなり影響力があるほうでね。廃校を防ぎたいのだろう?」
理事長A「私から提案すれば廃校を白紙にできるかもしれないよ?」
理事長A「ん?どうだね?愛人になるなら悪い条件ではないだろ?」カミノケサワサワ
鞠莉「…」
理事長A「私から提案すれば廃校を白紙にできるかもしれないよ?」
理事長A「ん?どうだね?愛人になるなら悪い条件ではないだろ?」カミノケサワサワ
鞠莉「…」
21: 2016/10/23(日) 13:44:09.80 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「ふっざけんじゃ…」
理事長A「へ?」ガシッ
鞠莉「ないわよっ!」ブンッ
グルンッ
理事長A「ぶひぃっっっ!?」ドサッ
鞠莉「アンタなんかに頼らなくても…私は自分で愛する学校を守ってみせるわ!」
鞠莉「小原鞠莉をナメないでよね!」
理事長A「へ?」ガシッ
鞠莉「ないわよっ!」ブンッ
グルンッ
理事長A「ぶひぃっっっ!?」ドサッ
鞠莉「アンタなんかに頼らなくても…私は自分で愛する学校を守ってみせるわ!」
鞠莉「小原鞠莉をナメないでよね!」
22: 2016/10/23(日) 13:44:43.02 ID:t4o4xHMP.net
理事長A「き、キサマ~!私を投げ飛ばしてタダで済むと思ってるのかぁ!?」
理事長A「小原グループだか知らんが、私がその気になればお前の会社など潰すことも出来るんだぞ!」
理事長A「私を怒らせるとは馬鹿な小娘め!お前はもう終わりだ!」ガハハハ
南「いいえ、終わるのはあなたの方よ」スッ
鞠莉「南さん!」
理事長A「小原グループだか知らんが、私がその気になればお前の会社など潰すことも出来るんだぞ!」
理事長A「私を怒らせるとは馬鹿な小娘め!お前はもう終わりだ!」ガハハハ
南「いいえ、終わるのはあなたの方よ」スッ
鞠莉「南さん!」
23: 2016/10/23(日) 13:45:38.38 ID:t4o4xHMP.net
南「未成年へのセクハラと愛人強要…立派な犯罪ですよ?」
理事長A「ふん、馬鹿め!そんな証拠はどこにも…」
南「証拠ね…。2人の会話を録音してたのは証拠になるんじゃないかしら?」スマホチラッ
理事長A「なっ…!?」
南「ふふ、処罰を楽しみにしててくださいね?」ニコッ
理事長A「そ…そんなぁ…」ヘナヘナ
理事長A「ふん、馬鹿め!そんな証拠はどこにも…」
南「証拠ね…。2人の会話を録音してたのは証拠になるんじゃないかしら?」スマホチラッ
理事長A「なっ…!?」
南「ふふ、処罰を楽しみにしててくださいね?」ニコッ
理事長A「そ…そんなぁ…」ヘナヘナ
24: 2016/10/23(日) 13:46:14.82 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「南さんサンキュー!助かりました!」ペコリ
南「いいのよ。あの人は以前から女子生徒へのセクハラ疑惑もあったし、私も警戒していたの」
南「これを機に洗いざらい調べられると思うわ」
鞠莉「そうだったのね…ってもうこんな時間?そろそろ休憩が終わるわ」
南「戻る前に何か飲もうかしら。私も久々にコーラにしましょうか」ガコン
南「ちょっと待っててね。すぐ飲んじゃうから」プシュ
ゴキュゴキュゴキュゴキュ…
鞠莉(ワォ、すごい飲みっぷり。絶対この人、酒豪だわ…)
南「いいのよ。あの人は以前から女子生徒へのセクハラ疑惑もあったし、私も警戒していたの」
南「これを機に洗いざらい調べられると思うわ」
鞠莉「そうだったのね…ってもうこんな時間?そろそろ休憩が終わるわ」
南「戻る前に何か飲もうかしら。私も久々にコーラにしましょうか」ガコン
南「ちょっと待っててね。すぐ飲んじゃうから」プシュ
ゴキュゴキュゴキュゴキュ…
鞠莉(ワォ、すごい飲みっぷり。絶対この人、酒豪だわ…)
25: 2016/10/23(日) 13:46:59.03 ID:t4o4xHMP.net
司会「えー、それでは本日の会議は終了いたします。統廃合については引き続き次回の議題に取り入れます」
理事長B「ふぅー終わったー。ん…?そういえば理事長Aはどこに行ったんだ?」
理事長C「なんか青ざめた顔で出て行ったようだが…」
南「まあまあ、彼の事はいいでしょう。それよりも皆さん、遅くなる前に帰りましょうか?」ニコニコ
理事長達(絶対この人が関係してるな…)
理事長B「ふぅー終わったー。ん…?そういえば理事長Aはどこに行ったんだ?」
理事長C「なんか青ざめた顔で出て行ったようだが…」
南「まあまあ、彼の事はいいでしょう。それよりも皆さん、遅くなる前に帰りましょうか?」ニコニコ
理事長達(絶対この人が関係してるな…)
26: 2016/10/23(日) 13:48:21.17 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「…」
南「あら、小原さん?他の人は帰ったわよ。あなたはまだ帰らないの?」
鞠莉「…南さん、さっき音ノ木も廃校になるところだったって言ってたわよね?」
鞠莉「でも音ノ木は今も存続しているわ。一体どうして?」
南「…“μ's”って聞いた事ない?」
鞠莉「ミュー…ズ…?」
鞠莉「ミューズ…オトノキ…ん!?」ハッ
鞠莉「あーーーー!」
南「あら、小原さん?他の人は帰ったわよ。あなたはまだ帰らないの?」
鞠莉「…南さん、さっき音ノ木も廃校になるところだったって言ってたわよね?」
鞠莉「でも音ノ木は今も存続しているわ。一体どうして?」
南「…“μ's”って聞いた事ない?」
鞠莉「ミュー…ズ…?」
鞠莉「ミューズ…オトノキ…ん!?」ハッ
鞠莉「あーーーー!」
28: 2016/10/23(日) 13:50:17.62 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「μ's!あの伝説のスクールアイドル!アキバでスクールアイドルを集めてライブしたあの!」
鞠莉「音ノ木坂学院ってどこかで聞いたことあるって思ったのよ!廃校を阻止したμ'sがいたとこだったのね!」
鞠莉「えっ、じゃあ南さんって…?」
南「私は南ことりの母よ」
鞠莉(ワォ…!これはダイヤが聞いたら羨ましがるわねぇ…)
鞠莉「音ノ木坂学院ってどこかで聞いたことあるって思ったのよ!廃校を阻止したμ'sがいたとこだったのね!」
鞠莉「えっ、じゃあ南さんって…?」
南「私は南ことりの母よ」
鞠莉(ワォ…!これはダイヤが聞いたら羨ましがるわねぇ…)
29: 2016/10/23(日) 13:50:49.19 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「私の友達にもμ'sの大ファンがいるの。メンバーのお母さんと話せるなんて光栄だわ」
南「そんな…私はなんにもすごくないわよ?」
鞠莉「…」
鞠莉「…南さん、少し話をしてもいい?」
南「ええ、どうぞ?」
南「そんな…私はなんにもすごくないわよ?」
鞠莉「…」
鞠莉「…南さん、少し話をしてもいい?」
南「ええ、どうぞ?」
30: 2016/10/23(日) 13:51:23.31 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「実は…私も2年前に少しの間だけスクールアイドルやってたの」
南「あら…そうだったの?」
鞠莉「でも…いざ歌う時にある事が起きて…失敗しちゃったのよ」
鞠莉「友達ともわだかまりが出来たまま、結局私はアメリカに行ってしまった…」
鞠莉「しかも帰国して早々、在籍していた学校が無くなるかもしれないなんて…」
鞠莉「はぁ…バッドなことは重なるものね…」
南「小原さん…」
南「あら…そうだったの?」
鞠莉「でも…いざ歌う時にある事が起きて…失敗しちゃったのよ」
鞠莉「友達ともわだかまりが出来たまま、結局私はアメリカに行ってしまった…」
鞠莉「しかも帰国して早々、在籍していた学校が無くなるかもしれないなんて…」
鞠莉「はぁ…バッドなことは重なるものね…」
南「小原さん…」
31: 2016/10/23(日) 13:52:14.99 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「そうだ…!もう一度スクールアイドルをやればいいのね!」
鞠莉「そうよ!そうすれば生徒数が増えて廃校も防げるわ!かつてμ'sがそうしたように!」
鞠莉「南さん、音ノ木坂学院を案内して!μ'sがどうやって成功したか掴めるかもしれないわ!」
南「…」
南「小原さん、残念だけどそれは無駄かもしれないわ」
鞠莉「そうよ!そうすれば生徒数が増えて廃校も防げるわ!かつてμ'sがそうしたように!」
鞠莉「南さん、音ノ木坂学院を案内して!μ'sがどうやって成功したか掴めるかもしれないわ!」
南「…」
南「小原さん、残念だけどそれは無駄かもしれないわ」
32: 2016/10/23(日) 13:53:11.73 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「どうして?学校に何かあるでしょ?μ'sが残した楽曲とかヒストリーとか…」
南「彼女達は何も残していないわ。本当に何も…」
南「物なんか無くても心は繋がっている、それでいいんだって。そう言っていたわ」
鞠莉「そ、そんな…」
南「彼女達は何も残していないわ。本当に何も…」
南「物なんか無くても心は繋がっている、それでいいんだって。そう言っていたわ」
鞠莉「そ、そんな…」
33: 2016/10/23(日) 13:53:57.53 ID:t4o4xHMP.net
南「小原さん、μ'sのみんなもあなたと同じよ」
鞠莉「…え?」
南「彼女達も迷って、失敗して、傷ついて、友達と言い合って…」
南「それでも諦めずに最後までやり遂げたわ。彼女達9人は“ひとつの光”のように輝いていた」
鞠莉「ひとつの光…」
南「…私は彼女達にスクールアイドルを…μ'sを続けて欲しいと言ったわ」
南「そうすれば今後も生徒数が増えるし、何よりスクールアイドルの更なる発展に繋がると思ってたから」
鞠莉「…え?」
南「彼女達も迷って、失敗して、傷ついて、友達と言い合って…」
南「それでも諦めずに最後までやり遂げたわ。彼女達9人は“ひとつの光”のように輝いていた」
鞠莉「ひとつの光…」
南「…私は彼女達にスクールアイドルを…μ'sを続けて欲しいと言ったわ」
南「そうすれば今後も生徒数が増えるし、何よりスクールアイドルの更なる発展に繋がると思ってたから」
34: 2016/10/23(日) 13:54:39.27 ID:t4o4xHMP.net
南「でも彼女達はスクールアイドルであることを大事にしていた。限られた時間の中でやることに意味があると」
南「私は後悔してるわ。大人の都合で子供達を混乱させたんだもの」
鞠莉「南さん…」
南「μ'sの後を追わないでほしいの。あなたにはあなたにしか出来ないことがきっとあるはずだから」
南「がんばって、鞠莉ちゃん」ニコ
南「私は後悔してるわ。大人の都合で子供達を混乱させたんだもの」
鞠莉「南さん…」
南「μ'sの後を追わないでほしいの。あなたにはあなたにしか出来ないことがきっとあるはずだから」
南「がんばって、鞠莉ちゃん」ニコ
35: 2016/10/23(日) 13:55:16.18 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「…」
鞠莉「シャアアアイニィーーーーー!」
南「ま、鞠莉ちゃん?どうしたの?」
鞠莉「南さん!やっぱりμ'sはすこいわ!」ガシッ
鞠莉「廃校阻止だけじゃない、自分達の信念を貫いて最後までやり遂げる!なかなか出来ることじゃないわ!」
鞠莉「シャアアアイニィーーーーー!」
南「ま、鞠莉ちゃん?どうしたの?」
鞠莉「南さん!やっぱりμ'sはすこいわ!」ガシッ
鞠莉「廃校阻止だけじゃない、自分達の信念を貫いて最後までやり遂げる!なかなか出来ることじゃないわ!」
36: 2016/10/23(日) 13:56:02.54 ID:t4o4xHMP.net
南「そうね、私の方が彼女達から大切なことを学んだくらいだわ」
鞠莉「ノンノン、南さんだってすごいわ。さっき助けられた時の迅速な行動、なかなか出来ないわよ?」
南「ふふ、そうかしら?ありがとう鞠莉ちゃん」
鞠莉「…」
鞠莉「…私、もう一度やってみる。成功するか分からないけど…私にしか出来ないやり方で…」
鞠莉「ちゃんと友達とも向き合う。そして…もう一度、大切な仲間とスクールアイドルとして輝きたい!」
南「ええ、応援してるわ!」
鞠莉「ノンノン、南さんだってすごいわ。さっき助けられた時の迅速な行動、なかなか出来ないわよ?」
南「ふふ、そうかしら?ありがとう鞠莉ちゃん」
鞠莉「…」
鞠莉「…私、もう一度やってみる。成功するか分からないけど…私にしか出来ないやり方で…」
鞠莉「ちゃんと友達とも向き合う。そして…もう一度、大切な仲間とスクールアイドルとして輝きたい!」
南「ええ、応援してるわ!」
37: 2016/10/23(日) 13:57:13.26 ID:t4o4xHMP.net
――
―――
――――
ダイヤ「…という話でしたわ」
果南「鞠莉…そんなことを話していたんだ…」
梨子「理事長になった時からそこまで考えていたんですね…」
善子「なによ…マリーがそこまで熱かったなんて…聞いてないわよぉ…」グスッ
花丸「あはは、善子ちゃん泣いてるずら」グスッ
善子「ヨハネよ!ず、ずら丸だって泣いてるじゃないの!」
―――
――――
ダイヤ「…という話でしたわ」
果南「鞠莉…そんなことを話していたんだ…」
梨子「理事長になった時からそこまで考えていたんですね…」
善子「なによ…マリーがそこまで熱かったなんて…聞いてないわよぉ…」グスッ
花丸「あはは、善子ちゃん泣いてるずら」グスッ
善子「ヨハネよ!ず、ずら丸だって泣いてるじゃないの!」
38: 2016/10/23(日) 13:57:52.32 ID:t4o4xHMP.net
千歌「私…絶対に諦めない!」
千歌「廃校阻止とかラブライブ優勝とか…今はまだどこまで出来るか分からないけど…」
千歌「鞠莉さんと…!みんなと!最後まで必ずやり抜くよ!」
曜「千歌ちゃん…!うん、やろう!みんなで!」
ルビィ「ルビィも頑張ります!」
鞠莉「たっだいま~☆みんなー、練習がんばってる~?」ガラッ
千歌「廃校阻止とかラブライブ優勝とか…今はまだどこまで出来るか分からないけど…」
千歌「鞠莉さんと…!みんなと!最後まで必ずやり抜くよ!」
曜「千歌ちゃん…!うん、やろう!みんなで!」
ルビィ「ルビィも頑張ります!」
鞠莉「たっだいま~☆みんなー、練習がんばってる~?」ガラッ
39: 2016/10/23(日) 13:58:40.95 ID:t4o4xHMP.net
千歌「鞠莉さんおかえり!」
曜「鞠莉ちゃん!絶対にラブライブ勝とうね!」
梨子「同じユニット同士、頑張りましょう!」
鞠莉「え?え~!?急にどうしたのみんな、何かホットじゃない?」
ルビィ「鞠莉さんの熱い気持ちが伝わりましたから!」
善子「1人で悩んでたなんて水くさいわよマリー!」
鞠莉「あっ…!ダイヤ~?南さんの話、喋ったわね?」ジロッ
ダイヤ「ぎくっ!」
曜「鞠莉ちゃん!絶対にラブライブ勝とうね!」
梨子「同じユニット同士、頑張りましょう!」
鞠莉「え?え~!?急にどうしたのみんな、何かホットじゃない?」
ルビィ「鞠莉さんの熱い気持ちが伝わりましたから!」
善子「1人で悩んでたなんて水くさいわよマリー!」
鞠莉「あっ…!ダイヤ~?南さんの話、喋ったわね?」ジロッ
ダイヤ「ぎくっ!」
40: 2016/10/23(日) 13:59:07.49 ID:t4o4xHMP.net
ダイヤ「な、なんのことでしょう?」フュヒーフュヒー
鞠莉「口笛できてないよ?」
果南「鞠莉…ありがと。そこまで考えていてくれたんだね」 ギュッ
鞠莉「わあっ!///果南、苦しいよ///」
花丸「あれ?鞠莉さん、そのテープは はなんずら?」
鞠莉「口笛できてないよ?」
果南「鞠莉…ありがと。そこまで考えていてくれたんだね」 ギュッ
鞠莉「わあっ!///果南、苦しいよ///」
花丸「あれ?鞠莉さん、そのテープは はなんずら?」
41: 2016/10/23(日) 13:59:40.87 ID:t4o4xHMP.net
鞠莉「フッフーン♪南さんが直に撮ったμ'sのライブ映像を借りてきたの」
鞠莉「DVDには収録されてない映像やメンバーの楽屋裏も入ってるみたいよ♪」
ダイヤ「な、なんですって…!?超お宝映像ではないですか!」
千歌「す、すごいよそれ!うぅ~、見たい見たーい!」
鞠莉「ええ、午後からみんなで見ましょ?」
全員「やったぁー!」
鞠莉(南さん!私にもμ'sと同じ、大切な仲間がいるわ…!)
鞠莉(もう迷わない…。AqoursはAqoursにしかできないやり方で…必ず最後までやり遂げてみせる!)
鞠莉「DVDには収録されてない映像やメンバーの楽屋裏も入ってるみたいよ♪」
ダイヤ「な、なんですって…!?超お宝映像ではないですか!」
千歌「す、すごいよそれ!うぅ~、見たい見たーい!」
鞠莉「ええ、午後からみんなで見ましょ?」
全員「やったぁー!」
鞠莉(南さん!私にもμ'sと同じ、大切な仲間がいるわ…!)
鞠莉(もう迷わない…。AqoursはAqoursにしかできないやり方で…必ず最後までやり遂げてみせる!)
42: 2016/10/23(日) 14:00:13.91 ID:t4o4xHMP.net
後日、南家…
南「光になろう~未来を照らしたい~♪」フンフン
ことり「お母さん何見てるの?あっ、Aqoursのライブだ!」
ことり「最近、人気だよね!ことりも気になってたんだ♪」
南「一緒に見る?」
ことり「うん!お母さんは誰を応援してるの?」
南「私?それはもちろん…」
南「小原鞠莉ちゃんよ♪」
―光になろう 未来を照らしたい
―今はもう 迷わない
おわり
南「光になろう~未来を照らしたい~♪」フンフン
ことり「お母さん何見てるの?あっ、Aqoursのライブだ!」
ことり「最近、人気だよね!ことりも気になってたんだ♪」
南「一緒に見る?」
ことり「うん!お母さんは誰を応援してるの?」
南「私?それはもちろん…」
南「小原鞠莉ちゃんよ♪」
―光になろう 未来を照らしたい
―今はもう 迷わない
おわり
43: 2016/10/23(日) 14:01:06.61 ID:t4o4xHMP.net
おわり
こんなハゲのSSを読んでくれた人がいたらありがとう
こんなハゲのSSを読んでくれた人がいたらありがとう
47: 2016/10/23(日) 14:27:54.02 ID:lca10Mlr.net
乙
こういうの好きだわ
こういうの好きだわ
引用: 鞠莉「全国理事長会議よ!」
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