1: 2011/08/24(水) 19:55:50.75 ID:oHFNer3F0
橘「ええ!?」
橘「いいの?・・じゃなくて、なな、なんで一緒に?」
七咲「ふふ。だって先輩はパンツとか好きじゃないですか」
七咲 「だから、先輩好みのパンツでも買おうかと思いまして」
橘「た、確かに好きだけど・・本当にいいの・・?」
七咲「ふふふ」
七咲「先輩。冗談ですよ!」
七咲「ほら、腹筋でもしてください」
七咲「ファイト!先輩」
橘「いいの?・・じゃなくて、なな、なんで一緒に?」
七咲「ふふ。だって先輩はパンツとか好きじゃないですか」
七咲 「だから、先輩好みのパンツでも買おうかと思いまして」
橘「た、確かに好きだけど・・本当にいいの・・?」
七咲「ふふふ」
七咲「先輩。冗談ですよ!」
七咲「ほら、腹筋でもしてください」
七咲「ファイト!先輩」
17: 2011/08/24(水) 20:08:34.59 ID:g3WJzuBi0
続きー
24: 2011/08/24(水) 20:14:00.09 ID:g3WJzuBi0
みゃーはどうした?
もらっていきます
もらっていきます
37: 2011/08/24(水) 20:52:21.98 ID:g3WJzuBi0
橘「はあっ・・終わったぞ・・200回・・」
七咲「お疲れ様です、先輩」
橘「うん・・疲れたよ」
七咲「何か飲み物でも買いに行きますか?」
橘「そうだね」
七咲「そうと決まれば早く行きましょ!」
橘「えぇ!?ちょ、まだ体が・・」
七咲「もうっ。置いていきますよー?」
橘「ま、待ってくれよ七咲~」
七咲「お疲れ様です、先輩」
橘「うん・・疲れたよ」
七咲「何か飲み物でも買いに行きますか?」
橘「そうだね」
七咲「そうと決まれば早く行きましょ!」
橘「えぇ!?ちょ、まだ体が・・」
七咲「もうっ。置いていきますよー?」
橘「ま、待ってくれよ七咲~」
44: 2011/08/24(水) 21:01:20.76 ID:g3WJzuBi0
七咲「あ、先輩」
橘「ん?どうした?」
七咲「・・見たこともないジュースがあります」
橘「え?」
橘「ほんとだ・・何々?苺ババロア味・・!?」
七咲「・・先輩」
橘「何も言うな、七咲・・」
七咲「コレ、ジャンケンで負けた方が飲みましょう」
橘「!?」
橘「ん?どうした?」
七咲「・・見たこともないジュースがあります」
橘「え?」
橘「ほんとだ・・何々?苺ババロア味・・!?」
七咲「・・先輩」
橘「何も言うな、七咲・・」
七咲「コレ、ジャンケンで負けた方が飲みましょう」
橘「!?」
45: 2011/08/24(水) 21:09:40.15 ID:g3WJzuBi0
橘「な、なんでそうなるんだよ・・」
七咲「飲んだ時の先輩の反応が見たくて・・」
橘「え・・?」
七咲「ふふ、冗談ですよ!」
橘「(本当に冗談なのか?)」
七咲「じゃあいきますよーっ」
七咲「じゃん、」
橘「(ど、どうすればいいんだ・・!)」
七咲「けん、」
橘「(く・・、考える時間もないか!)」
七咲「ぽん!」
七咲「飲んだ時の先輩の反応が見たくて・・」
橘「え・・?」
七咲「ふふ、冗談ですよ!」
橘「(本当に冗談なのか?)」
七咲「じゃあいきますよーっ」
七咲「じゃん、」
橘「(ど、どうすればいいんだ・・!)」
七咲「けん、」
橘「(く・・、考える時間もないか!)」
七咲「ぽん!」
49: 2011/08/24(水) 21:21:35.25 ID:g3WJzuBi0
橘「・・!」
七咲「どうやら私の勝ちみたいですね?」
橘「ま、負けてしまった・・」
橘「分かったよ・・僕も男だ、覚悟を決める」
七咲「ふふ。先輩のそーいうとこ、嫌いじゃないです」
橘「(好きとは言ってくれないんだな・・)」
橘「ま、いいや。・・じゃあ飲むぞ?」
七咲「はい。私、先輩のことは忘れません・・」
橘「勝手に頃すな!」
橘「っ・・!」
ゴク、ゴク・・
七咲「どうやら私の勝ちみたいですね?」
橘「ま、負けてしまった・・」
橘「分かったよ・・僕も男だ、覚悟を決める」
七咲「ふふ。先輩のそーいうとこ、嫌いじゃないです」
橘「(好きとは言ってくれないんだな・・)」
橘「ま、いいや。・・じゃあ飲むぞ?」
七咲「はい。私、先輩のことは忘れません・・」
橘「勝手に頃すな!」
橘「っ・・!」
ゴク、ゴク・・
51: 2011/08/24(水) 21:29:55.70 ID:g3WJzuBi0
七咲「結構豪快にいきましたね、先輩・・」
七咲「・・大丈夫ですか?」
橘「・・七咲」
七咲「っ、な・・なんですか」
橘「美味いよ、これ!匂いはちょっとキツいけど、美味い!」
七咲「え?・・美味しかったんですか?」
橘「うん!七咲も飲んでみて!」
七咲「え、えぇ!?」
七咲「い、いいですよぅ・・。先輩が全部飲んでくださいっ」
橘「(ん?さては七咲、信用してないな・・)」
1、強引に飲ませる
2、もう一度勧める
3、諦める
>>54
七咲「・・大丈夫ですか?」
橘「・・七咲」
七咲「っ、な・・なんですか」
橘「美味いよ、これ!匂いはちょっとキツいけど、美味い!」
七咲「え?・・美味しかったんですか?」
橘「うん!七咲も飲んでみて!」
七咲「え、えぇ!?」
七咲「い、いいですよぅ・・。先輩が全部飲んでくださいっ」
橘「(ん?さては七咲、信用してないな・・)」
1、強引に飲ませる
2、もう一度勧める
3、諦める
>>54
55: 2011/08/24(水) 21:33:23.32 ID:g3WJzuBi0
安価なしの方がいい?
59: 2011/08/24(水) 21:44:32.94 ID:g3WJzuBi0
橘「まあ騙されたと思ってさ」
七咲「・・うぅ」
七咲「本当に騙してたら、また腹筋ですからね!」
橘「わ、分かったよ・・」
橘「(もう腹筋はゴメンだ・・)」
七咲「・・飲みますよ?」
七咲「(・・間接キス。先輩は気づいてるのかな・・)」
橘「うん、ちゃんと見てる」
七咲「(気づいてないよね、絶対・・)」
コク、コク・・
七咲「・・うぅ」
七咲「本当に騙してたら、また腹筋ですからね!」
橘「わ、分かったよ・・」
橘「(もう腹筋はゴメンだ・・)」
七咲「・・飲みますよ?」
七咲「(・・間接キス。先輩は気づいてるのかな・・)」
橘「うん、ちゃんと見てる」
七咲「(気づいてないよね、絶対・・)」
コク、コク・・
60: 2011/08/24(水) 21:51:26.80 ID:g3WJzuBi0
七咲「ん・・ん、・・・・」
橘「ど、どうだ?」
七咲「・・美味しかったです」
橘「そ・・そうか!いやあ良かった!」
七咲「大袈裟ですよ、先輩」
橘「そりゃあ嬉しいよ!美味くなかったら腹筋だったんだし!」
橘「・・あれ?でも、今のってよく考えたら間接キスだね」
七咲「(・・・・!)」
橘「ど、どうだ?」
七咲「・・美味しかったです」
橘「そ・・そうか!いやあ良かった!」
七咲「大袈裟ですよ、先輩」
橘「そりゃあ嬉しいよ!美味くなかったら腹筋だったんだし!」
橘「・・あれ?でも、今のってよく考えたら間接キスだね」
七咲「(・・・・!)」
63: 2011/08/24(水) 22:02:26.85 ID:g3WJzuBi0
七咲「ちっ違います!」
橘「え?いや、僕も気づかなくて、悪いとは思うけどさ」
七咲「先輩は悪くないです!」
橘「ええ!?」
橘「・・そんなに嫌だったのか?七咲」
七咲「そ、それは・・」
七咲「・・嫌じゃなくて、嬉し・・」
橘「・・え?嬉しい・・?」
七咲「!」
七咲「そんな事言ってません!勝手に妄想しないでくださいっ」
橘「妄想!?ひ、酷いな七咲・・」
七咲「わ、私これから用事があるので!失礼します!」
橘「用事!?七咲っ!?・・行ってしまった・・」
橘「え?いや、僕も気づかなくて、悪いとは思うけどさ」
七咲「先輩は悪くないです!」
橘「ええ!?」
橘「・・そんなに嫌だったのか?七咲」
七咲「そ、それは・・」
七咲「・・嫌じゃなくて、嬉し・・」
橘「・・え?嬉しい・・?」
七咲「!」
七咲「そんな事言ってません!勝手に妄想しないでくださいっ」
橘「妄想!?ひ、酷いな七咲・・」
七咲「わ、私これから用事があるので!失礼します!」
橘「用事!?七咲っ!?・・行ってしまった・・」
66: 2011/08/24(水) 22:16:58.10 ID:g3WJzuBi0
橘「(七咲はかなり慌てて行ってしまったけど、本当に用事だったんだろうか)」
橘「(顔も少し赤かったし、七咲を探してみよう)」
橘「(まずは、女子トイレからかな・・)」
_____
橘「(あ、廊下に七咲・・と、美也か)」
橘「このまま出ていったら美也に絡まれそうだなあ・・)」
橘「(向こうは気づいてないみたいだし、このまま様子を見てみよう)」
橘「(顔も少し赤かったし、七咲を探してみよう)」
橘「(まずは、女子トイレからかな・・)」
_____
橘「(あ、廊下に七咲・・と、美也か)」
橘「このまま出ていったら美也に絡まれそうだなあ・・)」
橘「(向こうは気づいてないみたいだし、このまま様子を見てみよう)」
70: 2011/08/24(水) 22:24:36.78 ID:g3WJzuBi0
みゃー「えーっ!?」
みゃー「お兄ちゃん、逢ちゃんと間接キスしたのに平気そうな顔してたの!?」
七咲「う、うん・・」
橘「(さっきの話・・ということは、やっぱり用事があるっていうのは・・)」
みゃー「それで、逢ちゃんは逃げ出してきちゃったの?」
七咲「逃げた、っていうか・・は、恥ずかしくて・・」
橘「(・・恥ずかしくて逃げたのか)」
みゃー「だ、ダメだよー逢ちゃん!お兄ちゃんは鈍感なんだからそこで逃げちゃ!」
七咲「ご、ごめんなさい」
橘「(僕は鈍感じゃないぞ!・・それより、何で美也は怒ってるんだ?)」
みゃー「お兄ちゃん、逢ちゃんと間接キスしたのに平気そうな顔してたの!?」
七咲「う、うん・・」
橘「(さっきの話・・ということは、やっぱり用事があるっていうのは・・)」
みゃー「それで、逢ちゃんは逃げ出してきちゃったの?」
七咲「逃げた、っていうか・・は、恥ずかしくて・・」
橘「(・・恥ずかしくて逃げたのか)」
みゃー「だ、ダメだよー逢ちゃん!お兄ちゃんは鈍感なんだからそこで逃げちゃ!」
七咲「ご、ごめんなさい」
橘「(僕は鈍感じゃないぞ!・・それより、何で美也は怒ってるんだ?)」
73: 2011/08/24(水) 22:36:14.60 ID:g3WJzuBi0
美也「でも、お兄ちゃんもダメだよねえ」
美也「逢ちゃんを見てて、分かんないのかなあ・・」
橘「(何をだよ・・・・今日はジュース飲んだ事以外じゃ、腹筋させられた記憶しか・・)」
七咲「一応・・態度には出すようにしてるんだけど・・」
美也「ほんと?例えばどんなの?」
七咲「今日は勇気を出して、一緒にパンツ買いに行きませんか?って・・」
美也「えぇぇ!?逢ちゃんっ、それは間違ってるよ!」
七咲「?」
美也「不思議そうな顔しないで逢ちゃん!・・絶対にぃにの影響受けてるよ~」
美也「逢ちゃんを見てて、分かんないのかなあ・・」
橘「(何をだよ・・・・今日はジュース飲んだ事以外じゃ、腹筋させられた記憶しか・・)」
七咲「一応・・態度には出すようにしてるんだけど・・」
美也「ほんと?例えばどんなの?」
七咲「今日は勇気を出して、一緒にパンツ買いに行きませんか?って・・」
美也「えぇぇ!?逢ちゃんっ、それは間違ってるよ!」
七咲「?」
美也「不思議そうな顔しないで逢ちゃん!・・絶対にぃにの影響受けてるよ~」
76: 2011/08/24(水) 22:48:57.55 ID:g3WJzuBi0
七咲「で、でもね」
七咲「その後も結構大胆なこと言ったよ?」
七咲「(嬉しいって・・最後まで言えなかったけど・・)」
橘「(大胆・・?・・・・ああ、腹筋のことか)」
美也「逢ちゃんは奥手だからね・・」
美也「それでも、お兄ちゃんが逢ちゃんの気持ちに気づくのに時間が掛かっても、みゃーは逢ちゃんを応援してるからねっ?」
七咲「美也ちゃん・・、ありがとう」
橘「(七咲の気持ち・・!?)」
橘「(大胆なこと・・それは腹筋で間違いないよな・・)」
橘「(腹筋から更に・・ってことは、七咲はもしかして・・)」
七咲「その後も結構大胆なこと言ったよ?」
七咲「(嬉しいって・・最後まで言えなかったけど・・)」
橘「(大胆・・?・・・・ああ、腹筋のことか)」
美也「逢ちゃんは奥手だからね・・」
美也「それでも、お兄ちゃんが逢ちゃんの気持ちに気づくのに時間が掛かっても、みゃーは逢ちゃんを応援してるからねっ?」
七咲「美也ちゃん・・、ありがとう」
橘「(七咲の気持ち・・!?)」
橘「(大胆なこと・・それは腹筋で間違いないよな・・)」
橘「(腹筋から更に・・ってことは、七咲はもしかして・・)」
78: 2011/08/24(水) 23:00:05.87 ID:g3WJzuBi0
美也「じゃあねっ、逢ちゃん!にぃにのことならいつでも相談してねー!」
橘「(いつの間にか会話が終わってる!しかも七咲がこっちに!?)」
橘「(盗み聞きしてた事がバレたら七咲に嫌われるかもしれない!)」
橘「(だ、大丈夫・・落ち着け・・今此処を通りがかった事にすれば・・)」
七咲「・・あ、っと。・・って、先輩・・?」
橘「や、やあ七咲。あんだーすたん?」
七咲「いえ、まったく理解出来ないんですが・・」
橘「しまった・・はーわーゆーだったな・・」
七咲「さっきまで話してたのにそれもどうかと思います」
橘「くっ・・!」
七咲「・・・・」
橘「(いつの間にか会話が終わってる!しかも七咲がこっちに!?)」
橘「(盗み聞きしてた事がバレたら七咲に嫌われるかもしれない!)」
橘「(だ、大丈夫・・落ち着け・・今此処を通りがかった事にすれば・・)」
七咲「・・あ、っと。・・って、先輩・・?」
橘「や、やあ七咲。あんだーすたん?」
七咲「いえ、まったく理解出来ないんですが・・」
橘「しまった・・はーわーゆーだったな・・」
七咲「さっきまで話してたのにそれもどうかと思います」
橘「くっ・・!」
七咲「・・・・」
80: 2011/08/24(水) 23:12:09.37 ID:g3WJzuBi0
七咲「先輩・・」
橘「・・な、なんだ?」
七咲「先輩は私のこと、奥手だと思いますか?」
橘「へ?いや美也はああ言ってたけど、僕はそうだとは思わないな」
七咲「つまり、私と美也ちゃんの会話を聞いていた、と」
橘「な!?・・七咲、今のはわざと・・」
七咲「盗み聞きなんてする先輩が悪いんです」
橘「それは・・・・そう、だけど」
七咲「・・全部、聞いちゃいましたか?」
橘「あ、ああ・・・・重要な所は、聞いたと思う」
七咲「そうですか・・」
橘「・・な、なんだ?」
七咲「先輩は私のこと、奥手だと思いますか?」
橘「へ?いや美也はああ言ってたけど、僕はそうだとは思わないな」
七咲「つまり、私と美也ちゃんの会話を聞いていた、と」
橘「な!?・・七咲、今のはわざと・・」
七咲「盗み聞きなんてする先輩が悪いんです」
橘「それは・・・・そう、だけど」
七咲「・・全部、聞いちゃいましたか?」
橘「あ、ああ・・・・重要な所は、聞いたと思う」
七咲「そうですか・・」
84: 2011/08/24(水) 23:21:00.74 ID:g3WJzuBi0
七咲「私の気持ちも・・、知ってしまったんですね」
橘「・・・・うん」
七咲「・・・・」
橘「・・・・」
七咲「・・返事を、聞いてもいいですか?」
橘「・・やっぱり、そうなるか」
七咲「はい・・。私だけ、なんて・・ずるいじゃないですか」
橘「・・・・分かった。答えるよ、七咲」
七咲「・・・・」
橘「ごめん。七咲の気持ちには、僕は応えられない」
橘「・・・・うん」
七咲「・・・・」
橘「・・・・」
七咲「・・返事を、聞いてもいいですか?」
橘「・・やっぱり、そうなるか」
七咲「はい・・。私だけ、なんて・・ずるいじゃないですか」
橘「・・・・分かった。答えるよ、七咲」
七咲「・・・・」
橘「ごめん。七咲の気持ちには、僕は応えられない」
89: 2011/08/24(水) 23:32:28.48 ID:g3WJzuBi0
七咲「・・・・っ」
橘「・・ごめん」
七咲「ぁ、謝らないでください・・」
橘「・・・・」
七咲「黙らないでくださいよ・・、何か・・喋って・・」
橘「・・・・じゃあ、涙を拭かせてくれ」
七咲「っ・・・・!は、離してください!」
橘「!?」
橘「お、おい!何処行くんだ!?」
橘「七咲ー!」
橘「・・ごめん」
七咲「ぁ、謝らないでください・・」
橘「・・・・」
七咲「黙らないでくださいよ・・、何か・・喋って・・」
橘「・・・・じゃあ、涙を拭かせてくれ」
七咲「っ・・・・!は、離してください!」
橘「!?」
橘「お、おい!何処行くんだ!?」
橘「七咲ー!」
93: 2011/08/24(水) 23:41:07.07 ID:g3WJzuBi0
橘「(そんな・・・・)」
橘「(僕をボディビルダー並にマッチョにさせたい)」
橘「(それが七咲の気持ちだと思ってたのに・・)」
橘「(・・まさか、それを断ったら泣くなんて)」
橘「と、とにかく!今は七咲が心配だ!追いかけよう!」
____
橘「はあっ、はあっ・・!七咲、何処に行ったんだ・・!?」
??「あら、橘くんじゃない。・・そんなに息を切らせて、どうしたの?」
橘「?・・きみは」
橘「(僕をボディビルダー並にマッチョにさせたい)」
橘「(それが七咲の気持ちだと思ってたのに・・)」
橘「(・・まさか、それを断ったら泣くなんて)」
橘「と、とにかく!今は七咲が心配だ!追いかけよう!」
____
橘「はあっ、はあっ・・!七咲、何処に行ったんだ・・!?」
??「あら、橘くんじゃない。・・そんなに息を切らせて、どうしたの?」
橘「?・・きみは」
97: 2011/08/24(水) 23:55:39.39 ID:g3WJzuBi0
橘「・・絢辻さん」
絢辻「・・また何かあった?七咲さん絡み?」
橘「う・・。流石、絢辻さんは鋭いね」
絢辻「まあ、私じゃなくても今の橘くんを見れば誰だって分かると思うけど・・」
橘「・・絢辻さん、まさかとは思うけど七咲のこと・・」
絢辻「誰にも言ってないわよ。信用してくれたんでしょ?」
橘「うん、それは・・・・って!今はそれどころじゃないんだよ絢辻さん!」
絢辻「あなたから振ってきたわよね」
橘「ごめん!・・じゃなくって!七咲、七咲を見なかった!?」
絢辻「え?・・見てないけど、どうかしたの?」
橘「そ、そっか・・。今、七咲を追いかけてて・・、とにかく僕は行くね!」
絢辻「ぅな・・!ちょ、ちょっと・・」
絢辻「待ちなさい、橘くん!」
絢辻「・・また何かあった?七咲さん絡み?」
橘「う・・。流石、絢辻さんは鋭いね」
絢辻「まあ、私じゃなくても今の橘くんを見れば誰だって分かると思うけど・・」
橘「・・絢辻さん、まさかとは思うけど七咲のこと・・」
絢辻「誰にも言ってないわよ。信用してくれたんでしょ?」
橘「うん、それは・・・・って!今はそれどころじゃないんだよ絢辻さん!」
絢辻「あなたから振ってきたわよね」
橘「ごめん!・・じゃなくって!七咲、七咲を見なかった!?」
絢辻「え?・・見てないけど、どうかしたの?」
橘「そ、そっか・・。今、七咲を追いかけてて・・、とにかく僕は行くね!」
絢辻「ぅな・・!ちょ、ちょっと・・」
絢辻「待ちなさい、橘くん!」
114: 2011/08/25(木) 00:42:28.51 ID:85sHjyrf0
絢辻「橘くん。これだけは言っておくわ」
橘「・・・・」
絢辻「女の子を泣かせちゃダメ」
絢辻「それが好きな女の子なら尚更よ」
絢辻「ちゃんと謝って、・・お詫びにデートにでも誘ってあげなさい」
橘「・・・・!」
橘「ありがとう、絢辻さん!このお礼は必ずするから!」
絢辻「・・・・行っちゃった。相変わらずね、橘くんは・・」
絢辻「・・お礼はデート、って言ったら困っちゃうかしら。なんて・・」
橘「・・・・」
絢辻「女の子を泣かせちゃダメ」
絢辻「それが好きな女の子なら尚更よ」
絢辻「ちゃんと謝って、・・お詫びにデートにでも誘ってあげなさい」
橘「・・・・!」
橘「ありがとう、絢辻さん!このお礼は必ずするから!」
絢辻「・・・・行っちゃった。相変わらずね、橘くんは・・」
絢辻「・・お礼はデート、って言ったら困っちゃうかしら。なんて・・」
120: 2011/08/25(木) 00:57:04.89 ID:85sHjyrf0
橘「七咲ー!七咲ー!」
橘「(校内にはいないのか・・?)」
橘「はあっ・・っ、危ない!」
??「きゃっ、わ・・・・ぶなかったあ~」
橘「だ、大丈夫?・・・・って、梨穂子じゃないか!」
梨穂子「じゅ、純一?」
橘「あ、ああ・・。悪い、急いでて・・」
梨穂子「ううん、いいけど・・どうしたの?何かあったの?」
橘「え?その・・・・七咲を探してて。見なかったか?」
梨穂子「純一、七咲さんを探してるの?
橘「ああ。それで、見なかったか?」
梨穂子「七咲さんなら・・」
橘「(校内にはいないのか・・?)」
橘「はあっ・・っ、危ない!」
??「きゃっ、わ・・・・ぶなかったあ~」
橘「だ、大丈夫?・・・・って、梨穂子じゃないか!」
梨穂子「じゅ、純一?」
橘「あ、ああ・・。悪い、急いでて・・」
梨穂子「ううん、いいけど・・どうしたの?何かあったの?」
橘「え?その・・・・七咲を探してて。見なかったか?」
梨穂子「純一、七咲さんを探してるの?
橘「ああ。それで、見なかったか?」
梨穂子「七咲さんなら・・」
123: 2011/08/25(木) 01:09:58.54 ID:85sHjyrf0
梨穂子「グラウンドの端・・向こうを走っていくのを見たよ?」
橘「そ、そうか!ありがとう梨穂子!」
梨穂子「う、うん・・純一、走って転んじゃ駄目だよ~!」
橘「分かってるよ!梨穂子も食べすぎるんじゃないぞー!」
梨穂子「えっ!?あ・・もう~!咄嗟に隠したのに、バレてたんだね・・」
___
橘「(こっちに七咲は走って行った・・)」
橘「(なら、七咲が向かった先は・・!)」
橘「ここしかない!」
橘「そ、そうか!ありがとう梨穂子!」
梨穂子「う、うん・・純一、走って転んじゃ駄目だよ~!」
橘「分かってるよ!梨穂子も食べすぎるんじゃないぞー!」
梨穂子「えっ!?あ・・もう~!咄嗟に隠したのに、バレてたんだね・・」
___
橘「(こっちに七咲は走って行った・・)」
橘「(なら、七咲が向かった先は・・!)」
橘「ここしかない!」
125: 2011/08/25(木) 01:17:15.95 ID:85sHjyrf0
橘「(ポンプ小屋・・此処に七咲はいるはずだ!)」
橘「七咲っ!」
七咲「・・・・・・・せ、せんぱい・・?」
橘「やっぱり、ここだったか・・」
七咲「わ・・私を追いかけて来たんですか・・?」
橘「うん、七咲が心配だったから・・」
七咲「・・・・」
橘「泣かせてごめん」
七咲「・・・・」
橘「本当に、悪いと思ってる」
七咲「・・・・いいんです、もう・・」
橘「・・七咲」
七咲「・・・・」
橘「・・一つ、聞いてもいいかな?」
橘「七咲っ!」
七咲「・・・・・・・せ、せんぱい・・?」
橘「やっぱり、ここだったか・・」
七咲「わ・・私を追いかけて来たんですか・・?」
橘「うん、七咲が心配だったから・・」
七咲「・・・・」
橘「泣かせてごめん」
七咲「・・・・」
橘「本当に、悪いと思ってる」
七咲「・・・・いいんです、もう・・」
橘「・・七咲」
七咲「・・・・」
橘「・・一つ、聞いてもいいかな?」
129: 2011/08/25(木) 01:27:54.67 ID:85sHjyrf0
橘「さっきの・・大事な話だから、聞いて欲しい」
七咲「・・・・いいんです。もう、返事は」
橘「違うんだ、七咲」
七咲「・・先輩?」
橘「七咲は僕にマッチョになって欲しいと思ってる。そう思って僕は断ったんだけど・・」
橘「本当は、違う話だったのかな?」
七咲「え・・?ま、マッチョ・・・・?」
七咲「ちょ、ちょっと待ってください先輩!私、話についていけてないんですけど・・」
橘「・・僕は七咲と美也の話を聞いて、てっきり七咲は僕にそうなって欲しくて腹筋をさせたんだと思ってたんだ」
七咲「はあ・・・・って、えええぇ!?」
七咲「・・・・いいんです。もう、返事は」
橘「違うんだ、七咲」
七咲「・・先輩?」
橘「七咲は僕にマッチョになって欲しいと思ってる。そう思って僕は断ったんだけど・・」
橘「本当は、違う話だったのかな?」
七咲「え・・?ま、マッチョ・・・・?」
七咲「ちょ、ちょっと待ってください先輩!私、話についていけてないんですけど・・」
橘「・・僕は七咲と美也の話を聞いて、てっきり七咲は僕にそうなって欲しくて腹筋をさせたんだと思ってたんだ」
七咲「はあ・・・・って、えええぇ!?」
132: 2011/08/25(木) 01:35:40.37 ID:85sHjyrf0
橘「・・思ってたけど、その様子じゃ違うみたいだな」
七咲「違いますよ!何ですか、それ!?」
橘「いや、だから七咲が僕に腹筋しろとか言うから・・」
七咲「あれは先輩がパンツの話を本気にしたから、咄嗟に・・」
橘「本気にしないと七咲に失礼だと思って・・」
七咲「先輩はいったいどういう思考回路してるんですか!」
橘「ご、ごめんなさい・・」
七咲「ほんっっとうに、反省してくださいね!」
橘「反省してるよ・・凄く」
七咲「・・はあ。・・特別に許してあげます」
橘「あ、ありがとう」
橘「・・・・ところでさ、七咲・・」
七咲「違いますよ!何ですか、それ!?」
橘「いや、だから七咲が僕に腹筋しろとか言うから・・」
七咲「あれは先輩がパンツの話を本気にしたから、咄嗟に・・」
橘「本気にしないと七咲に失礼だと思って・・」
七咲「先輩はいったいどういう思考回路してるんですか!」
橘「ご、ごめんなさい・・」
七咲「ほんっっとうに、反省してくださいね!」
橘「反省してるよ・・凄く」
七咲「・・はあ。・・特別に許してあげます」
橘「あ、ありがとう」
橘「・・・・ところでさ、七咲・・」
134: 2011/08/25(木) 01:37:42.15 ID:85sHjyrf0
俺も飯食って眠気がやばいんだが
137: 2011/08/25(木) 01:46:22.36 ID:85sHjyrf0
橘「本当は、何だったんだ?」
橘「七咲の気持ち・・僕はまだ、知らないままだ」
橘「・・こんな事だから美也に鈍感って言われるのかもしれないけど・・」
橘「教えてくれないか、七咲」
七咲「・・・・っ」
七咲「そ・・、・・・・それは」
橘「・・・・」
橘「・・もしかして」
七咲「!」
橘「七咲は、僕のことが・・」
七咲「っ、言わないでください!」
橘「七咲の気持ち・・僕はまだ、知らないままだ」
橘「・・こんな事だから美也に鈍感って言われるのかもしれないけど・・」
橘「教えてくれないか、七咲」
七咲「・・・・っ」
七咲「そ・・、・・・・それは」
橘「・・・・」
橘「・・もしかして」
七咲「!」
橘「七咲は、僕のことが・・」
七咲「っ、言わないでください!」
138: 2011/08/25(木) 01:54:26.39 ID:85sHjyrf0
七咲「それ以上・・言わないでください・・」
橘「・・・・七咲」
七咲「・・今度こそ」
七咲「今度こそ、先輩の読みは当たってます」
橘「!」
七咲「でも、今は・・・・私、泣いて、走って・・」
七咲「きっと・・酷い顔してるので、顔を上げて、先輩の顔を見れません・・」
七咲「それでも私は・・、私は!」
七咲「先輩に、笑顔で・・・・自分の気持ちを伝えたく、て・・きゃっ!?」
橘「ごめん・・・急に、抱きしめて」
橘「でも、最後にもう一つだけ聞いてくれないか」
橘「・・七咲。きみのことが、好きだ」
橘「・・・・七咲」
七咲「・・今度こそ」
七咲「今度こそ、先輩の読みは当たってます」
橘「!」
七咲「でも、今は・・・・私、泣いて、走って・・」
七咲「きっと・・酷い顔してるので、顔を上げて、先輩の顔を見れません・・」
七咲「それでも私は・・、私は!」
七咲「先輩に、笑顔で・・・・自分の気持ちを伝えたく、て・・きゃっ!?」
橘「ごめん・・・急に、抱きしめて」
橘「でも、最後にもう一つだけ聞いてくれないか」
橘「・・七咲。きみのことが、好きだ」
140: 2011/08/25(木) 02:02:03.34 ID:85sHjyrf0
七咲「・・・・せ、先輩。今、なんて・・?」
橘「・・好きだって、言った」
七咲「・・・・!」
橘「・・抱きしめたら、顔を上げる必要もないだろ?」
橘「可愛い七咲の顔を見るのは、返事を聞いてからでもいいかなって・・」
七咲「先輩・・・・」
橘「(七咲の体は、震えてる。また泣いてるみたいだし・・やっぱり、いきなり抱きしめるのは・・)」
七咲「・・すき、です」
橘「え?」
七咲「・・聞こえませんでしたか?」
橘「・・・・うん。もう一回、聞かせて欲しい」
七咲「・・私も好きです、先輩のこと」
橘「・・好きだって、言った」
七咲「・・・・!」
橘「・・抱きしめたら、顔を上げる必要もないだろ?」
橘「可愛い七咲の顔を見るのは、返事を聞いてからでもいいかなって・・」
七咲「先輩・・・・」
橘「(七咲の体は、震えてる。また泣いてるみたいだし・・やっぱり、いきなり抱きしめるのは・・)」
七咲「・・すき、です」
橘「え?」
七咲「・・聞こえませんでしたか?」
橘「・・・・うん。もう一回、聞かせて欲しい」
七咲「・・私も好きです、先輩のこと」
143: 2011/08/25(木) 02:12:23.06 ID:85sHjyrf0
橘「(そう言って、顔を上げた七咲の頬にはまだ涙が伝っていて)」
橘「(でも、それでも)」
橘「(僕が今まで見たどんな女の子よりも、可愛い笑顔だった)」
____
橘「・・そろそろ、落ち着いた?」
七咲「まだです・・まだ目が赤いので、離しちゃダメです」
橘「う・・。・・・・まあ、いいけどね」
七咲「む・・。先輩、不服そうですね?」
橘「ばっ・・そんなことないよ!意地の悪い事を言わないでくれ・・」
七咲「ふふふ」
橘「・・・・それで、えーと」
橘「七咲は、デートは何処に行きたい?」
七咲「デート・・・・ですか」
橘「う、うん。何処がいい?」
七咲「そうですね・・・・。それなら・・・・、ふふっ」
七咲「先輩。一緒にパンツ買いに行きませんか?」
橘「(でも、それでも)」
橘「(僕が今まで見たどんな女の子よりも、可愛い笑顔だった)」
____
橘「・・そろそろ、落ち着いた?」
七咲「まだです・・まだ目が赤いので、離しちゃダメです」
橘「う・・。・・・・まあ、いいけどね」
七咲「む・・。先輩、不服そうですね?」
橘「ばっ・・そんなことないよ!意地の悪い事を言わないでくれ・・」
七咲「ふふふ」
橘「・・・・それで、えーと」
橘「七咲は、デートは何処に行きたい?」
七咲「デート・・・・ですか」
橘「う、うん。何処がいい?」
七咲「そうですね・・・・。それなら・・・・、ふふっ」
七咲「先輩。一緒にパンツ買いに行きませんか?」
144: 2011/08/25(木) 02:14:24.23 ID:85sHjyrf0
完。
うおー眠てええええ
うおー眠てええええ
145: 2011/08/25(木) 02:18:48.53 ID:PUfQ56eV0
乙
146: 2011/08/25(木) 02:19:54.87 ID:JvXqAQ4l0
乙
お前に夢で七咲とちゅっちゅできる呪いをかけてやろう
お前に夢で七咲とちゅっちゅできる呪いをかけてやろう
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