1: 2013/02/20(水) 20:51:18 ID:kgox0OfwO
唯「う~いうい」

「「「「う~いうい」」」」

唯「う~いうい」

「「「「う~いうい」」」」

唯「おちゃめなんだね~」

「「「「う~いうい」」」」

唯「う~いうい」

唯「わた~しの妹~」

律「やめやめー!」

唯「なぁに?りっちゃん」

律「『なぁに?』じゃねえ!」

梓「誕生日の曲にアイアイはどうかと…」

紬「私は面白くていいと思うな~」

澪「憂ちゃんなら何でも喜びそうだけどな…」

律「だいたい、何でアイアイってなんだよ?」

唯「この前テレビでやってて懐かしくなっちゃいました!」

澪「おいおい…」

梓「せめて、もっと私達らしい曲にしませんか?」

唯「う~ん…。じゃあ~…」



唯「無理じゃないあれもこれも~その手でご飯作りましょお~、しゅ~くだいが多いのなら~手伝いをしてやりましょ~そして輝くウイトラソウッ!」

律「ハァイ!ってアホかー!」

澪「お前ものるな」ゴチン

律「あだー!」

梓「どれだけ憂任せなんですか…」

紬「姉妹愛ってやつね」

梓「違うと思いますよ…」
けいおん! ねんどろいど 平沢憂 (ノンスケール ABS&PVC塗装済み可動フィギュア)

2: 2013/02/20(水) 20:53:36 ID:kgox0OfwO
和「何してるのよ、あんた達」

唯「和ちゃんいらっしゃ~い」

和「練習してるかと思ったら…」

澪「なあ、和にも相談してみたらどうかな?」

紬「そうね。和ちゃんも憂ちゃんの事よく知ってるもんね」

和「?」

唯「実は…かくかくしかじかなのです!」

和「憂の誕生日を盛り上げるため、ね」

唯「和ちゃんは、『ういうい』と『ウイトラソウル』と『憂のズンドコ節』どれがいいと思う?」

澪 律「「どれも嫌だ!」」

和「相変わらずのセンスね…」

梓「なんだか申し訳ないです…」

和「いいのよ。みんなが憂の誕生日を盛り上げようとしてくれる気持ちは嬉しいもの。センスはともかくだけど」

唯「そんなぁ~…」

紬「はい、和ちゃん」カチャ

和「あら。悪いわねムギ」

紬「どういたしまして~」

唯「そうだ!こんなのはどうかな?」

紬「素敵だと思うわ」

律「まだ何も言ってないだろ!」ペチッ

紬「えへへ。そうでした~」

梓「次こそマトモなのをお願いしますよ」

唯「それでは、聞いて下さい…」

唯「憂スキーがお好きでしょ~」ボロロ~ン

澪「あんまり変わってない!」

和「唯、それは日本語としておかしいわよ。始めに憂が好きって言ってるのじゃない。
それじゃ憂が好きじゃなくて、憂を好きな人が好きなように聞こえるもの」

律「真面目か!」

梓(この人もある意味天然だったんだ)

3: 2013/02/20(水) 20:55:22 ID:kgox0OfwO
紬「やっぱり、今から曲を作った方がいいのかな?」

澪「今からだと、とてもじゃないけど間に合わないぞ」

梓「練習しても、完璧に覚えられるか分かりませんからね」

律「それに、憂ちゃんにバレないように練習なんて無理だしな」

唯「うう…。困ったよぅ…」

和「なら、形に残る曲はどうかしら?」

唯「形に残る曲?」

和「軽音部の曲をオルゴールにしてみたら?」

律「いいじゃんそれ!」

梓「それならいつでも聞けますし、思い出にも残りますね!」

紬「私、オルゴールを作りができるお店を知ってるわ!」

澪「誕生日にオルゴールなんてロマンチックじゃないか」

和「曲は何にする?」

梓「そんなの決まってます!」

澪「私達と言えばあれだな」

紬「始めて曲を作った時を思い出すわ~」

律「澪のあまあまな歌詞が、あんな風になっちゃうんだもんな~」

澪「一言余計だ!」ゴチン

律「あぎゃぁ!」

コンコン

唯「はぁ~い」

純「失礼しま~す」

梓「純?何でここに?」

純「梓が呼んだんじゃん!憂の誕生日の事で」

梓「あ!…あははー…」

純「忘れるなー!」

梓「ごめーん!つい話に夢中になってて」

純「まったく…」

4: 2013/02/20(水) 21:18:14 ID:kgox0OfwO
そろーり

律「とりゃー!モフモフ攻撃だー!」モフモフ

唯「りっちゃんずるい!」モフモフ

純「ぎゃぁあああああ!」

紬「私もー!」モフモフ

澪「迷惑だろ!」ゴン

律「なんで私だけ?!」

純「軽音部はいきなり人に抱きつくのが挨拶なわけ?」ゼーハー

梓「違うと思うけど…。たぶん」

純「たぶんって…」

梓「それより憂の誕生日なんだけど…」

唯「純ちゃんも参加してくれるの?」

純「もちろん。憂にはいつもお世話になってますから」ニシシ

梓「純は憂に甘えすぎ」

純「梓だって人の事言えないじゃん」

梓「私は純よりしっかりしてるもん!」

純「なにさー!」

律「こらー、仲良くしろー。でないと軽音部の抱きつきマシーンが…」

唯「仲直りにはみんなでハグだよね」キラン

純「私達とっても仲良しです!」

梓「そうそう!私、純の事大好きです!」

純「今のだって挨拶みたいなもんですから!」

梓「ちょっとじゃれただけですから!」

澪「必氏だな」

唯「ちぇ~」ブー

紬「仲良しが一番ね~。純ちゃん、ミルクはどうする?」

純「いいんですか?じゃあ、たっぷりお願いしまーす」

紬「は~い」

梓「いいですよムギ先輩!純の分は私が淹れますから!」ワタワタ

紬「いいのよ。気にしないで」

純「へへ~。じゃあお言葉に甘えて…」

梓「ちょっと純!」

紬「仲良く、ね」ニッコリ

唯「!」ワキワキ

純「大親友の梓よ!私が悪かった!」

梓「私もごめん!」

唯「ぶー」

5: 2013/02/20(水) 21:27:39 ID:kgox0OfwO

純「オルゴールかぁ~。憂がうらやましいー!」

紬「私お店に連絡してくるね」ガタン

ーモシモシツムギデス…ー

和「案外すんなり決まったわね」

唯「和ちゃんのおかげだよ~」

律「さっすが成績優秀な生徒会長♪」

澪「私達にはない発想だよ」

梓「和さんに相談してよかったですね」

唯「私の自慢の幼なじみだもん」

澪「それ関係あるのか…?」

唯「あるよ。きっと」

和「憂と唯も私の自慢の幼なじみよ」

唯「和ちゃ~ん」ギュ

和「はいはい」ナデナデ

純「やっぱりすぐ抱きついてる…」

梓「唯先輩は…ほら、憂のお姉さんだし…憂だってスキンシップが…」

紬「みんな~。お店の方が『今からでも大丈夫です』だって」

律「よぉーし。そうと決まれば、早速しゅっぱーつ!」

「「「「「おー!」」」」」

和「じゃあ、私は生徒会に戻るわね」

律「何言ってんだ?」

和「え?」

唯「和ちゃんも行くんでしょ?」

紬「まだお仕事残ってるの?」

梓「それなら、お手伝いします!」

澪「サポートできるか分からないけど…」

純「元気ならありますから!」

6: 2013/02/20(水) 21:32:02 ID:kgox0OfwO
和「いえ、仕事はもうないんだけど…。そもそもここに来たのだって、久しぶりに演奏を見学しようと思ってたわけだし」

律「ならいいじゃん」

梓「行きましょう!」

唯「どんなお店なんだろ~」

澪「楽しみだな」

紬「とっても可愛らしいお店よ」

梓「オルゴールなんて、私始めて作ります」

純「私も私も!」

和「…」ポカン

和「そうね…あんた達って、いつもそうなのよね」クスクス

唯「和ちゃん?」

和「なんでもないわ。行きましょう」ガタッ

唯「うん!」

和「カバン取って来るから、下で待ってて」

純「梓ぁ!早く早く!」

梓「純は急ぎすぎ」

純「先いっくよー!」

梓「もう…」クス

7: 2013/02/20(水) 21:35:15 ID:kgox0OfwO

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唯「って事があったんだよ」

憂「そうなんだ~」

唯「オルゴール作りすっごく楽しかったよ」

憂「お誕生日会も楽しかったよ。お姉ちゃん」

唯「よかったぁ~。憂が喜んでくれて」

憂「このオルゴールずっと大事にするね」

唯「そうしてくれたらみんな喜ぶよ~」

憂「ありがとう!おねえちゃん」


『HAPPYBIRTHDAY FOR UI
FUWA FUWA TIME 』


END

8: 2013/02/20(水) 21:59:48 ID:zH.vHFTM0
大事な部分が端折られてると思うのは気のせいかな

9: 2013/02/20(水) 22:33:01 ID:kgox0OfwO
>>8様
気のせいではありません。自分の頭の悪さ故、表現が思い浮かばず端折ってしまいました。
布団の上で携帯ポチポチしてたら、頭上にいたハムスターが頭皮を噛んで構成()がぶっ飛んだ訳では決してありません。
もちろん、うっすら血なんて滲んでいません。
頭が足らず申し訳ありません。

10: 2013/02/21(木) 18:13:56 ID:GA1KNLkk0
消えたレスはハムスターに食べられたのかw

11: 2013/02/22(金) 04:55:20 ID:Idl/zACU0
この毒の無い感じ……まさしくけいおん!
ハムスターに食べられたなら仕方ない乙

引用: 唯「君に贈る歌」