1: 2016/10/25(火) 12:56:07.61 ID:51LVrwaY.net
初なので色々と許して
ある映画のシナリオをアレンジしてます
あと淡島の地理が全くわからんのと都合上かなり大きな島になってますのでご了承を
ある映画のシナリオをアレンジしてます
あと淡島の地理が全くわからんのと都合上かなり大きな島になってますのでご了承を
2: 2016/10/25(火) 12:56:40.97 ID:51LVrwaY.net
ダイヤ「えぇ、この病院で行われている外科手術のことですわ」
淡島の一角に建つ、淡島精神病院
何やらここで怪しい手術が行われていると聞いて、ダイヤさんと一緒に調査しに来たのです!
千歌「それってどんなことする手術なの?」
ダイヤ「ここの院長先生に聞いたところ、暴力的で手のつけられない患者に施術するそうで・・・」
ダイヤ「えっと・・・側頭部から頭蓋骨に穴を開けて、メスのような器具で脳の前頭葉を切り離す手術・・・だそうですわ」
千歌「ぜんとーよー?ぜんとーよーってなに?」
ダイヤ「あぁーもういいですわ!とにかく非人道的で危険な手術だということです!考えてみてください!頭に穴を開けるんですよ!?」
千歌「うげ!頭に穴を!?そんなのダメだよ!」
千歌「院長先生に会って真相を突き止めなきゃ!」
千歌「これから学校を廃校から救うためにスクールアイドルやってるのに、地元に怪しい病院があったら誰も来なくなっちゃうもんね!」
淡島の一角に建つ、淡島精神病院
何やらここで怪しい手術が行われていると聞いて、ダイヤさんと一緒に調査しに来たのです!
千歌「それってどんなことする手術なの?」
ダイヤ「ここの院長先生に聞いたところ、暴力的で手のつけられない患者に施術するそうで・・・」
ダイヤ「えっと・・・側頭部から頭蓋骨に穴を開けて、メスのような器具で脳の前頭葉を切り離す手術・・・だそうですわ」
千歌「ぜんとーよー?ぜんとーよーってなに?」
ダイヤ「あぁーもういいですわ!とにかく非人道的で危険な手術だということです!考えてみてください!頭に穴を開けるんですよ!?」
千歌「うげ!頭に穴を!?そんなのダメだよ!」
千歌「院長先生に会って真相を突き止めなきゃ!」
千歌「これから学校を廃校から救うためにスクールアイドルやってるのに、地元に怪しい病院があったら誰も来なくなっちゃうもんね!」
3: 2016/10/25(火) 12:56:57.50 ID:51LVrwaY.net
千歌「それにしても、たくさんのお医者さんがいるんだね〜・・・」
ダイヤ「あ、千歌さん?あまり邪魔をしては」
千歌「こんにちは!私達、浦の星でスクールアイドルをやっているAqoursっていいます!」
医師A「あ、あぁ、はいはい・・・おはようございます」
医師B「・・・」
千歌「?」
ダイヤ「ほら、千歌さんったら!先生の邪魔をしてはいけませんと!」
千歌「アハハ・・・ごめんなさい、つい・・・」
千歌「でもなんかみんなよそよそしいというか・・・」
千歌「何か隠しごとしているような感じ!」
千歌「これはぜったい何かあるよ!ダイヤさん!」
ダイヤ「・・・そうですわね」
ダイヤ「あ、千歌さん?あまり邪魔をしては」
千歌「こんにちは!私達、浦の星でスクールアイドルをやっているAqoursっていいます!」
医師A「あ、あぁ、はいはい・・・おはようございます」
医師B「・・・」
千歌「?」
ダイヤ「ほら、千歌さんったら!先生の邪魔をしてはいけませんと!」
千歌「アハハ・・・ごめんなさい、つい・・・」
千歌「でもなんかみんなよそよそしいというか・・・」
千歌「何か隠しごとしているような感じ!」
千歌「これはぜったい何かあるよ!ダイヤさん!」
ダイヤ「・・・そうですわね」
4: 2016/10/25(火) 12:57:22.78 ID:51LVrwaY.net
〜院長室前〜
千歌「ここが院長室・・・」
ダイヤ「緊張してはダメですわよ、千歌さん」
ダイヤ「まずは落ち着いて、お話を聞いてみましょう」
千歌「わかったよ、ダイヤさん!」
千歌「・・・失礼します!」
「ハイ、どうぞ〜」
千歌「初めまして!私たち、浦の星女学院でスクールアイドルをやっているAqoursっていいます!」
千歌「私は高海千歌、こっちは・・・
「黒澤ダイヤさんね、話を聞きたいと事前にcontactをくれた」
ダイヤ「そうですわ」
千歌「あ、そうだったんですか」
「私は小原、Dr.小原よ!よろしくね、高海さん」
千歌「よ、よろしくお願いします!」
千歌「ここが院長室・・・」
ダイヤ「緊張してはダメですわよ、千歌さん」
ダイヤ「まずは落ち着いて、お話を聞いてみましょう」
千歌「わかったよ、ダイヤさん!」
千歌「・・・失礼します!」
「ハイ、どうぞ〜」
千歌「初めまして!私たち、浦の星女学院でスクールアイドルをやっているAqoursっていいます!」
千歌「私は高海千歌、こっちは・・・
「黒澤ダイヤさんね、話を聞きたいと事前にcontactをくれた」
ダイヤ「そうですわ」
千歌「あ、そうだったんですか」
「私は小原、Dr.小原よ!よろしくね、高海さん」
千歌「よ、よろしくお願いします!」
5: 2016/10/25(火) 12:57:53.75 ID:51LVrwaY.net
小原「ミカン食べる?」
千歌「えっ?」
小原「ミカン、食べるでしょ?」
千歌「わ!ミカンー!私ミカン大好きなんです!いただきまーす!」
ダイヤ「千歌さん?本題を忘れてなくって?」
千歌「あ!そうだった、あの小原先生、私達えっと・・・あれ、なんだっけ」
ダイヤ「ロボトミー手術」
千歌「あぁーそうそう!それ!ロボトミー手術についてお話を聞きたいんです!」
小原「・・・」
小原「ロボトミー手術ね・・・」
千歌「えっ?」
小原「ミカン、食べるでしょ?」
千歌「わ!ミカンー!私ミカン大好きなんです!いただきまーす!」
ダイヤ「千歌さん?本題を忘れてなくって?」
千歌「あ!そうだった、あの小原先生、私達えっと・・・あれ、なんだっけ」
ダイヤ「ロボトミー手術」
千歌「あぁーそうそう!それ!ロボトミー手術についてお話を聞きたいんです!」
小原「・・・」
小原「ロボトミー手術ね・・・」
6: 2016/10/25(火) 12:58:26.61 ID:51LVrwaY.net
小原「あれは近年でもかなり成果を上げている治療法よ」
小原「どんなに暴力的な患者もロボトミー手術を施術することで、驚くほど穏やかな性格に変わるの」
千歌「その手術についてなんですけど、頭に穴を開けるのってなんか良くない気がするんですけど!」
小原「えぇそうね、確かに倫理的な問題があって手術に反対する声も多い」
小原「でも医学的に重症の患者を手術無しで回復させるのは難しいことなのよ」
千歌「でもロボトミー手術だって、頭に穴を開けて脳みそ切っちゃうのが治療って言えるんですか?」
小原「ロボトミー手術しか、手の施しようがない患者もいるの」
小原「ん〜、見てもらった方が早いかもしれないわね」
千歌「えぇっ、いや、見なくていいです!穴を開けるところなんて・・・」
小原「ノンノン!手術じゃなくて、患者の方よ」
小原「C棟っていう区画には重症の患者が沢山いるわ」
小原「高海さん?あなたには是非自分の目でそれを見てもらいたいわね」
小原「どんなに暴力的な患者もロボトミー手術を施術することで、驚くほど穏やかな性格に変わるの」
千歌「その手術についてなんですけど、頭に穴を開けるのってなんか良くない気がするんですけど!」
小原「えぇそうね、確かに倫理的な問題があって手術に反対する声も多い」
小原「でも医学的に重症の患者を手術無しで回復させるのは難しいことなのよ」
千歌「でもロボトミー手術だって、頭に穴を開けて脳みそ切っちゃうのが治療って言えるんですか?」
小原「ロボトミー手術しか、手の施しようがない患者もいるの」
小原「ん〜、見てもらった方が早いかもしれないわね」
千歌「えぇっ、いや、見なくていいです!穴を開けるところなんて・・・」
小原「ノンノン!手術じゃなくて、患者の方よ」
小原「C棟っていう区画には重症の患者が沢山いるわ」
小原「高海さん?あなたには是非自分の目でそれを見てもらいたいわね」
7: 2016/10/25(火) 12:58:45.40 ID:51LVrwaY.net
千歌「うぅ大丈夫かな・・・」
小原「no problem!私も一緒に行ってあげるわ」
小原「それにほら、あなたには頼れる先輩がついているでしょう?」
ダイヤ「大丈夫ですわ、千歌さん」
ダイヤ「これも廃校を阻止するためなんでしょう?」
千歌「そっか・・・そうだよね!うん、ちゃんと見ておかないと!」
小原「no problem!私も一緒に行ってあげるわ」
小原「それにほら、あなたには頼れる先輩がついているでしょう?」
ダイヤ「大丈夫ですわ、千歌さん」
ダイヤ「これも廃校を阻止するためなんでしょう?」
千歌「そっか・・・そうだよね!うん、ちゃんと見ておかないと!」
8: 2016/10/25(火) 12:59:14.99 ID:51LVrwaY.net
〜C棟〜
千歌「うぅ・・・やっぱり怖いよ〜ダイヤさ〜ん・・・」
薄暗くて湿っぽい廊下の左右に病室が並んでる
病室ののぞき窓には檻が付いていて、なんだか牢屋みたい・・・
患者「あー・・・ばぁ〜・・・」
千歌「うわっ!?」
患者「・・・」
千歌「・・・」
小原「大人しいでしょう?」
小原「この患者は手術前まではかなり凶暴で、一度興奮すると抑え込むのに大人数人がかりだった」
魂が抜けたように、ただボーっとしていた
千歌「こんなの・・・人間じゃないみたい」
千歌「やっぱりこんなの治療じゃないよ!!」
千歌「うぅ・・・やっぱり怖いよ〜ダイヤさ〜ん・・・」
薄暗くて湿っぽい廊下の左右に病室が並んでる
病室ののぞき窓には檻が付いていて、なんだか牢屋みたい・・・
患者「あー・・・ばぁ〜・・・」
千歌「うわっ!?」
患者「・・・」
千歌「・・・」
小原「大人しいでしょう?」
小原「この患者は手術前まではかなり凶暴で、一度興奮すると抑え込むのに大人数人がかりだった」
魂が抜けたように、ただボーっとしていた
千歌「こんなの・・・人間じゃないみたい」
千歌「やっぱりこんなの治療じゃないよ!!」
9: 2016/10/25(火) 12:59:30.72 ID:51LVrwaY.net
小原「高海さん・・・あのね・・・っちょっと!どこへ行くの!!」
ダイヤ「千歌さん!待ちなさい!」
廊下が終わる寸前の一番隅の病室に
何故か視線を奪われた
千歌「あ・・・」
小原「高海さん?」
千歌「・・・」
ダイヤ「千歌さん?」
ダイヤ「千歌さん!待ちなさい!」
廊下が終わる寸前の一番隅の病室に
何故か視線を奪われた
千歌「あ・・・」
小原「高海さん?」
千歌「・・・」
ダイヤ「千歌さん?」
10: 2016/10/25(火) 13:00:35.19 ID:51LVrwaY.net
千歌「曜ちゃん」
11: 2016/10/25(火) 13:01:49.78 ID:51LVrwaY.net
千歌「曜ちゃん、曜ちゃんだよね・・・どうしてここに!?」
千歌「暗くてよく見えない・・・顔を見せて!曜ちゃんだよね!?」
小原「・・・中に入れてあげましょう」
ダイヤ「・・・」
千歌「曜ちゃん・・・やっぱり曜ちゃんだ!こんなとろで何してるの?」
曜「千歌ちゃん・・・会いたかったよ」
千歌「えっ?」
曜「私寂しかったんだよ?どうして私を1人にするの?」
千歌「曜ちゃん・・・意味がわからないよ・・・なんで」
曜「どうして私を頃したの?」
千歌「うっ・・・!?」
突然首が締め付けられた
曜ちゃんが私の首を掴んで・・・
息が・・・できない・・・
千歌「暗くてよく見えない・・・顔を見せて!曜ちゃんだよね!?」
小原「・・・中に入れてあげましょう」
ダイヤ「・・・」
千歌「曜ちゃん・・・やっぱり曜ちゃんだ!こんなとろで何してるの?」
曜「千歌ちゃん・・・会いたかったよ」
千歌「えっ?」
曜「私寂しかったんだよ?どうして私を1人にするの?」
千歌「曜ちゃん・・・意味がわからないよ・・・なんで」
曜「どうして私を頃したの?」
千歌「うっ・・・!?」
突然首が締め付けられた
曜ちゃんが私の首を掴んで・・・
息が・・・できない・・・
12: 2016/10/25(火) 13:02:47.73 ID:51LVrwaY.net
ダイヤさんと小原先生の声がうっすら聞こえる
ダイヤ「千歌さん!しっかりして!」
小原「とりあえず私の部屋まで運ぶわ!誰か手を貸して!」
眩しい・・・目が開けられない!
雷の音がする
小原「ほら、ここに座って」
ダイヤ「大丈夫ですか?千歌さん」
小原「そうだ、ミカン食べて?少し落ち着くと思うわ」
ミカン・・・ミカンだ・・・おいしい・・・
ダイヤ「千歌さん!しっかりして!」
小原「とりあえず私の部屋まで運ぶわ!誰か手を貸して!」
眩しい・・・目が開けられない!
雷の音がする
小原「ほら、ここに座って」
ダイヤ「大丈夫ですか?千歌さん」
小原「そうだ、ミカン食べて?少し落ち着くと思うわ」
ミカン・・・ミカンだ・・・おいしい・・・
13: 2016/10/25(火) 13:03:21.08 ID:51LVrwaY.net
〜2時間後〜
千歌「んん・・・寝てたのか・・・外すごい雨だなぁ」
千歌「あれ?なんでここにいるんだっけ」
千歌「なんか力が入らない・・・起き上がれないや」
千歌「誰か・・・誰もいな・・・」
入り口のドアの前に静かに立っていた
ひどく濡れて
千歌「曜ちゃん」
千歌「ビショビショだよ・・・曜ちゃん」
曜「C棟の患者を見たでしょう?」
曜「あの手術は人をゾンビに変えるだけ」
曜「この島の一番端に、灯台がある」
曜「そこで手術が行われるの」
曜「一人一人あそこに連れていかれて」
千歌「んん・・・寝てたのか・・・外すごい雨だなぁ」
千歌「あれ?なんでここにいるんだっけ」
千歌「なんか力が入らない・・・起き上がれないや」
千歌「誰か・・・誰もいな・・・」
入り口のドアの前に静かに立っていた
ひどく濡れて
千歌「曜ちゃん」
千歌「ビショビショだよ・・・曜ちゃん」
曜「C棟の患者を見たでしょう?」
曜「あの手術は人をゾンビに変えるだけ」
曜「この島の一番端に、灯台がある」
曜「そこで手術が行われるの」
曜「一人一人あそこに連れていかれて」
14: 2016/10/25(火) 13:04:03.03 ID:51LVrwaY.net
曜「私も連れていかれることになったの・・・」
曜「助けに来て・・・私待ってるから」
千歌「曜ちゃん!待って!曜ちゃん!」
どうしよう助けなきゃ!
身体に力が入らない・・・まだ頭がくらくらする
誰か・・・
ダイヤ「目が覚めましたか、千歌さん」
千歌「ダイヤさん!曜ちゃんが!曜ちゃんが手術されちゃうの!灯台まで助けに行かないと!」
ダイヤ「千歌さん、千歌さん落ち着いて」
ダイヤ「まずは冷静になりませんと」
千歌「そ、そうだね・・・ふー・・・」
曜「助けに来て・・・私待ってるから」
千歌「曜ちゃん!待って!曜ちゃん!」
どうしよう助けなきゃ!
身体に力が入らない・・・まだ頭がくらくらする
誰か・・・
ダイヤ「目が覚めましたか、千歌さん」
千歌「ダイヤさん!曜ちゃんが!曜ちゃんが手術されちゃうの!灯台まで助けに行かないと!」
ダイヤ「千歌さん、千歌さん落ち着いて」
ダイヤ「まずは冷静になりませんと」
千歌「そ、そうだね・・・ふー・・・」
15: 2016/10/25(火) 13:04:38.72 ID:51LVrwaY.net
千歌「あのね、曜ちゃんが言ってたの」
千歌「あの手術は人をゾンビみたいにするだけだって」
千歌「それで曜ちゃんも灯台に連れていかれて手術されちゃうんだって」
千歌「だから灯台に行って、曜ちゃんを助けて、それから曜ちゃんとダイヤさんとこの島から逃げ出さなきゃ!」
ダイヤ「・・・」
ダイヤ「わかりましたわ」
ダイヤ「立てますか?千歌さん」
千歌「今なら立てそう、ちょっと手を貸して」
千歌「っ・・・立てた!大丈夫!」
ダイヤ「では灯台へ?」
千歌「うん!曜ちゃんを助けるんだ!」
千歌「ダイヤさんも・・・来てくれる?」
ダイヤ「えぇ、もちろんですわ」
千歌「あの手術は人をゾンビみたいにするだけだって」
千歌「それで曜ちゃんも灯台に連れていかれて手術されちゃうんだって」
千歌「だから灯台に行って、曜ちゃんを助けて、それから曜ちゃんとダイヤさんとこの島から逃げ出さなきゃ!」
ダイヤ「・・・」
ダイヤ「わかりましたわ」
ダイヤ「立てますか?千歌さん」
千歌「今なら立てそう、ちょっと手を貸して」
千歌「っ・・・立てた!大丈夫!」
ダイヤ「では灯台へ?」
千歌「うん!曜ちゃんを助けるんだ!」
千歌「ダイヤさんも・・・来てくれる?」
ダイヤ「えぇ、もちろんですわ」
16: 2016/10/25(火) 13:05:09.10 ID:51LVrwaY.net
〜灯台付近〜
千歌「うぅ、ひどい藪・・・まさか灯台までまともな道がないなんて・・・」
ダイヤ「きっとあそこまでは船で行き来しているんですわ」
ダイヤ「千歌さん、もう引き返しましょう」
千歌「ダメだよ!」
千歌「灯台には曜ちゃんが待ってるんだ!見頃しになんてできない!」
ダイヤ「千歌さん!現実的に考えなさい!こんな場所を進んでいくなんて無謀ですわ!」
千歌「じゃあ曜ちゃんがどうなったっていいの!?」
ダイヤ「無理なことは無理だと言っているのです!」
千歌「ダイヤさんのバカ!!」
ダイヤ「っ・・・もうお好きになさい・・・」
千歌「うぅ、ひどい藪・・・まさか灯台までまともな道がないなんて・・・」
ダイヤ「きっとあそこまでは船で行き来しているんですわ」
ダイヤ「千歌さん、もう引き返しましょう」
千歌「ダメだよ!」
千歌「灯台には曜ちゃんが待ってるんだ!見頃しになんてできない!」
ダイヤ「千歌さん!現実的に考えなさい!こんな場所を進んでいくなんて無謀ですわ!」
千歌「じゃあ曜ちゃんがどうなったっていいの!?」
ダイヤ「無理なことは無理だと言っているのです!」
千歌「ダイヤさんのバカ!!」
ダイヤ「っ・・・もうお好きになさい・・・」
17: 2016/10/25(火) 13:05:43.08 ID:51LVrwaY.net
もうダイヤさんなんか知らない!
私は絶対曜ちゃんを助けるんだ!
うわっ・・・急な崖・・・
高い・・・怖い・・・
ダメ、諦めない!
他の道もあるはず!
一旦戻ってダイヤさんと他の道を・・・
千歌「ダイヤさん!こっちは崖でダメだった」
千歌「他の道を・・・ダイヤさん?どこ?」
千歌「ダイヤさん!ダイヤさーん!」
なんだろう・・・急に不安に・・・
ダイヤさんがいないと、こんなに・・・
ダイヤさん・・・どこ?置いていかないで!
私は絶対曜ちゃんを助けるんだ!
うわっ・・・急な崖・・・
高い・・・怖い・・・
ダメ、諦めない!
他の道もあるはず!
一旦戻ってダイヤさんと他の道を・・・
千歌「ダイヤさん!こっちは崖でダメだった」
千歌「他の道を・・・ダイヤさん?どこ?」
千歌「ダイヤさん!ダイヤさーん!」
なんだろう・・・急に不安に・・・
ダイヤさんがいないと、こんなに・・・
ダイヤさん・・・どこ?置いていかないで!
18: 2016/10/25(火) 13:06:13.41 ID:51LVrwaY.net
千歌「ダイヤさん!返事して!・・・あ、また崖だ・・・」
海に面した崖
下までどれくらいあるんだろう
千歌「ん?」
崖の縁で何か光った
あれは・・・髪留め
ダイヤさんがいつもつけてる・・・
恐る恐る下を覗いた
波しぶきの中に
ダイヤさんが倒れてる
落ちたんだ
千歌「ダイヤさん」
千歌「ダイヤさんのバカぁぁぁ!!!」
海に面した崖
下までどれくらいあるんだろう
千歌「ん?」
崖の縁で何か光った
あれは・・・髪留め
ダイヤさんがいつもつけてる・・・
恐る恐る下を覗いた
波しぶきの中に
ダイヤさんが倒れてる
落ちたんだ
千歌「ダイヤさん」
千歌「ダイヤさんのバカぁぁぁ!!!」
19: 2016/10/25(火) 13:06:55.16 ID:51LVrwaY.net
気づいたら断崖絶壁を下りていた
回り道をすればなんとかたどり着けそうだった
岩に掴まりながら、足を滑らせながら
ようやく崖の下までたどりついて・・・
千歌「なんで・・・?」
千歌「確かにここに倒れていたはずなのに・・・」
千歌「ダイヤさん!どこ!?返事して!!」
千歌「あれは・・・?」
千歌「なんだろう・・・明るい・・・」
千歌「火が炊いてある!ダイヤさん?」
「・・・っ!」
千歌「誰?」
「そっちが先に名乗ってよ」
千歌「私、浦の星でスクールアイドルをやってる高海千歌っていいます」
千歌「淡島精神病院で怪しい手術が行われてるって聞いて調べにきたんです」
回り道をすればなんとかたどり着けそうだった
岩に掴まりながら、足を滑らせながら
ようやく崖の下までたどりついて・・・
千歌「なんで・・・?」
千歌「確かにここに倒れていたはずなのに・・・」
千歌「ダイヤさん!どこ!?返事して!!」
千歌「あれは・・・?」
千歌「なんだろう・・・明るい・・・」
千歌「火が炊いてある!ダイヤさん?」
「・・・っ!」
千歌「誰?」
「そっちが先に名乗ってよ」
千歌「私、浦の星でスクールアイドルをやってる高海千歌っていいます」
千歌「淡島精神病院で怪しい手術が行われてるって聞いて調べにきたんです」
20: 2016/10/25(火) 13:07:35.87 ID:51LVrwaY.net
「そう・・・病院の者じゃないんだね」
「まぁ座って」
「私は松浦果南」
果南「淡島精神病院の元医師だよ」
千歌「お医者さん?どうしてこんな所に?」
果南「その怪しい手術、ロボトミー手術について調べていたってことは、どれほど恐ろしい手術かは分かってるかな?」
千歌「はい、頭に穴を開けるって・・・」
果南「病院でロボトミー手術の技術を持っているのはDr.小原と、私だけだった」
果南「Dr.小原の"治療"は日に日にエスカレートしていった」
果南「必要以上の施術、薬の量も増やして患者を薬漬けにしたりね」
果南「私はもう耐えかねて、ある日病院を抜け出そうとしたんだ」
果南「でも見つかってしまった」
果南「Dr.小原は連絡船まで監視していたんだ」
果南「病院の情報が外部に漏れるのを恐れたんだろうね」
「まぁ座って」
「私は松浦果南」
果南「淡島精神病院の元医師だよ」
千歌「お医者さん?どうしてこんな所に?」
果南「その怪しい手術、ロボトミー手術について調べていたってことは、どれほど恐ろしい手術かは分かってるかな?」
千歌「はい、頭に穴を開けるって・・・」
果南「病院でロボトミー手術の技術を持っているのはDr.小原と、私だけだった」
果南「Dr.小原の"治療"は日に日にエスカレートしていった」
果南「必要以上の施術、薬の量も増やして患者を薬漬けにしたりね」
果南「私はもう耐えかねて、ある日病院を抜け出そうとしたんだ」
果南「でも見つかってしまった」
果南「Dr.小原は連絡船まで監視していたんだ」
果南「病院の情報が外部に漏れるのを恐れたんだろうね」
21: 2016/10/25(火) 13:08:10.67 ID:51LVrwaY.net
果南「捕まった私まで薬漬けにされるところだった」
果南「結局また逃げ出すことには成功したけど、船に乗るわけにはいかず、この有様」
果南「今は隠れ場所を転々としながら逃げ回ってるってわけ」
千歌「やっぱり・・・あの病院はおかしいんですね」
果南「うん・・・ところで、君は1人で来たの?」
千歌「いえ、一緒にスクールアイドルをやってるダイヤさんって人と来てるんですけど、ここへ来る途中はぐれちゃって・・・」
果南「島に来てから、何か食べた?」
果南「Dr.小原は、病院の食事にまで薬を混ぜてる」
千歌「食べちゃった・・・小原先生からもらったミカン・・・」
果南「あぁ・・・幻覚が見えたりしない?めまいがしたり、光を眩しく感じたり」
千歌「そういえば今日ずっとおかしいんです・・・もう何が本当なのか・・・」
果南「一緒に来ている子は大丈夫?」
千歌「何か食べたりはしてないと思うけど・・・はぐれちゃって、今どこにいるのか・・・」
果南「結局また逃げ出すことには成功したけど、船に乗るわけにはいかず、この有様」
果南「今は隠れ場所を転々としながら逃げ回ってるってわけ」
千歌「やっぱり・・・あの病院はおかしいんですね」
果南「うん・・・ところで、君は1人で来たの?」
千歌「いえ、一緒にスクールアイドルをやってるダイヤさんって人と来てるんですけど、ここへ来る途中はぐれちゃって・・・」
果南「島に来てから、何か食べた?」
果南「Dr.小原は、病院の食事にまで薬を混ぜてる」
千歌「食べちゃった・・・小原先生からもらったミカン・・・」
果南「あぁ・・・幻覚が見えたりしない?めまいがしたり、光を眩しく感じたり」
千歌「そういえば今日ずっとおかしいんです・・・もう何が本当なのか・・・」
果南「一緒に来ている子は大丈夫?」
千歌「何か食べたりはしてないと思うけど・・・はぐれちゃって、今どこにいるのか・・・」
22: 2016/10/25(火) 13:08:59.00 ID:51LVrwaY.net
果南「その子も薬漬けにされる」
千歌「そんな!」
果南「病院のことを知ったんなら、Dr.小原は放っておかないと思うよ」
千歌「探しに行かなきゃ・・・もう1人助けなきゃいけない子もいるんです!」
果南「そう・・・気をつけてね、Dr.小原は薬と話術で騙そうとする」
もうどれくらい経ったんだろう
方角も分からなくなって、森を彷徨ってたら道に出た
千歌「はぁ・・・はぁ・・・ここどこ・・・」
小原「ハーイ、高海さん」
千歌「っ!小原先生・・・」
小原「全く、どこ行ってたの?随分探したんだよ?」
看護師「先生!いましたか?」
小原「いたわ!こっち!軽いケガもあるみたいだから手当てしてあげて」
まずはダイヤさんを見つけないと・・・
千歌「小原先生、ダイヤさんとはぐれちゃって、どこに行ったか分かりませんか?」
千歌「そんな!」
果南「病院のことを知ったんなら、Dr.小原は放っておかないと思うよ」
千歌「探しに行かなきゃ・・・もう1人助けなきゃいけない子もいるんです!」
果南「そう・・・気をつけてね、Dr.小原は薬と話術で騙そうとする」
もうどれくらい経ったんだろう
方角も分からなくなって、森を彷徨ってたら道に出た
千歌「はぁ・・・はぁ・・・ここどこ・・・」
小原「ハーイ、高海さん」
千歌「っ!小原先生・・・」
小原「全く、どこ行ってたの?随分探したんだよ?」
看護師「先生!いましたか?」
小原「いたわ!こっち!軽いケガもあるみたいだから手当てしてあげて」
まずはダイヤさんを見つけないと・・・
千歌「小原先生、ダイヤさんとはぐれちゃって、どこに行ったか分かりませんか?」
23: 2016/10/25(火) 13:09:38.10 ID:51LVrwaY.net
小原「あぁ・・・」
小原「彼女なら先に帰ってきたわ」
千歌「今どこに?」
小原「さぁ?それは・・・分からないわ」
・・・何か隠してる!!絶対そうだ!
千歌「ダイヤさんに何する気・・・」
小原「what?」
千歌「ダイヤさんを返して!どこにいるの!」
小原「・・・まだ混乱しているみたいね」
小原「ミカン・・・食べる?」
千歌「・・・っ!いらない!」
小原「あら・・・そう」
小原「手当が終わったら病院まで連れていってあげて」
看護師「わかりました」
小原「私は灯台に戻るから、後はよろしくね」
小原「彼女なら先に帰ってきたわ」
千歌「今どこに?」
小原「さぁ?それは・・・分からないわ」
・・・何か隠してる!!絶対そうだ!
千歌「ダイヤさんに何する気・・・」
小原「what?」
千歌「ダイヤさんを返して!どこにいるの!」
小原「・・・まだ混乱しているみたいね」
小原「ミカン・・・食べる?」
千歌「・・・っ!いらない!」
小原「あら・・・そう」
小原「手当が終わったら病院まで連れていってあげて」
看護師「わかりました」
小原「私は灯台に戻るから、後はよろしくね」
24: 2016/10/25(火) 13:11:02.87 ID:51LVrwaY.net
灯台・・・!
ダイヤさんと曜ちゃんに手術する気だ!!
させない・・・
2人を助けて、絶対にこの島から逃げ出すんだ!
看護師「さぁ、こちらです高海さん」
千歌「あのぅ・・・ちょっと、お手洗いに・・・」
看護師「病院まで待てませんか?」
千歌「はい・・・ごめんなさい、ちょっとむこうで・・・」
看護師「ではここで待ってますね」
千歌「よし・・・上手く逃げられた!」
千歌「灯台に行こう」
千歌「どうにかして道を探せば行けるはず」
千歌「待ってて・・・ダイヤさん、曜ちゃん」
ダイヤさんと曜ちゃんに手術する気だ!!
させない・・・
2人を助けて、絶対にこの島から逃げ出すんだ!
看護師「さぁ、こちらです高海さん」
千歌「あのぅ・・・ちょっと、お手洗いに・・・」
看護師「病院まで待てませんか?」
千歌「はい・・・ごめんなさい、ちょっとむこうで・・・」
看護師「ではここで待ってますね」
千歌「よし・・・上手く逃げられた!」
千歌「灯台に行こう」
千歌「どうにかして道を探せば行けるはず」
千歌「待ってて・・・ダイヤさん、曜ちゃん」
25: 2016/10/25(火) 13:11:27.81 ID:51LVrwaY.net
〜灯台前〜
千歌「はぁ・・・はぁ・・・」
やっとのことで崖を降りきった
手が痛い・・・足も痛い・・・
千歌「灯台まであと少しなのに・・・」
千歌「陸続きですらないなんて・・・」
千歌「ここからは泳がないと」
千歌「ん?あれは・・・ボートがとまってる?」
千歌「やっぱりボートで行き来してるんだ・・・ダイヤさんの言ってた通り」
千歌「・・・よし、行こう」
千歌「ヒッ!!冷たっっ!」
千歌「大丈夫・・・泳ぐくらい出来るんだから」
千歌「はぁ・・・はぁ・・・」
やっとのことで崖を降りきった
手が痛い・・・足も痛い・・・
千歌「灯台まであと少しなのに・・・」
千歌「陸続きですらないなんて・・・」
千歌「ここからは泳がないと」
千歌「ん?あれは・・・ボートがとまってる?」
千歌「やっぱりボートで行き来してるんだ・・・ダイヤさんの言ってた通り」
千歌「・・・よし、行こう」
千歌「ヒッ!!冷たっっ!」
千歌「大丈夫・・・泳ぐくらい出来るんだから」
26: 2016/10/25(火) 13:11:57.10 ID:51LVrwaY.net
〜灯台〜
千歌「着いた・・・やっと・・・」
千歌「近くで見ると大きい・・・」
千歌「この中にダイヤさんと曜ちゃんが・・・」
灯台の中は螺旋階段がずっと上まで続いていた
上を目指して、恐る恐る階段を登っていく
途中途中にあるドアを開けて見ても物一つ無い小部屋があるだけ
とうとう階段の1番上のドアまで来た
私も捕まったら手術されるかもしれない・・・
そんなの嫌だ・・・
でもダイヤさんと曜ちゃんを見捨てて逃げるなんて、絶対にできない!
意を決して、ゆっくりとドアを開けた
そこに手術室のような部屋はなく、こじんまりとした事務所のような
狭い部屋があった
部屋の奥の机に小原先生が座っていた
千歌「着いた・・・やっと・・・」
千歌「近くで見ると大きい・・・」
千歌「この中にダイヤさんと曜ちゃんが・・・」
灯台の中は螺旋階段がずっと上まで続いていた
上を目指して、恐る恐る階段を登っていく
途中途中にあるドアを開けて見ても物一つ無い小部屋があるだけ
とうとう階段の1番上のドアまで来た
私も捕まったら手術されるかもしれない・・・
そんなの嫌だ・・・
でもダイヤさんと曜ちゃんを見捨てて逃げるなんて、絶対にできない!
意を決して、ゆっくりとドアを開けた
そこに手術室のような部屋はなく、こじんまりとした事務所のような
狭い部屋があった
部屋の奥の机に小原先生が座っていた
27: 2016/10/25(火) 13:12:37.21 ID:51LVrwaY.net
小原「いらっしゃい、千歌」
電話で誰かと話してる
小原「えぇ・・・千歌が来たわ・・・あなたも灯台に来てくれる?」
小原「ここまで泳いで来たの?」
小原「ビショビショだよ・・・千歌」
千歌「馴れ馴れしく呼ばないで!ダイヤさんと曜ちゃんはどこ!!」
小原「そんな邪険にしないでよ・・・哀しいな」
千歌「誤魔化さないで!」
小原「まぁ落ち着いて、ほら、ミカン食べる?」
千歌「いらない!!!」
千歌「私知ってるんですから!そのミカンに薬を混ぜて私を薬漬けにしようとしたんでしょ!?」
小原「千歌・・・私がそんな事するわけないじゃない・・・」
そう言って目の前でミカンを食べてみせた
電話で誰かと話してる
小原「えぇ・・・千歌が来たわ・・・あなたも灯台に来てくれる?」
小原「ここまで泳いで来たの?」
小原「ビショビショだよ・・・千歌」
千歌「馴れ馴れしく呼ばないで!ダイヤさんと曜ちゃんはどこ!!」
小原「そんな邪険にしないでよ・・・哀しいな」
千歌「誤魔化さないで!」
小原「まぁ落ち着いて、ほら、ミカン食べる?」
千歌「いらない!!!」
千歌「私知ってるんですから!そのミカンに薬を混ぜて私を薬漬けにしようとしたんでしょ!?」
小原「千歌・・・私がそんな事するわけないじゃない・・・」
そう言って目の前でミカンを食べてみせた
28: 2016/10/25(火) 13:13:14.68 ID:51LVrwaY.net
千歌「え・・・」
小原「甘くて美味しい、内浦のミカン・・・あなたが大好きだった」
小原「なんの変哲もないただのミカンよ?」
千歌「だって・・・だって果南ちゃんが・・・」
千歌「ここの元お医者さんで、病院から逃げ出したって人に会ったんです!」
千歌「果南ちゃんが言ってた!小原先生は患者に薬を盛って薬漬けにしてるって!」
あれ?いま果南"ちゃん"って・・・
小原「果南・・・?果南に・・・会ったの?どこで?」
千歌「教えません!」
小原「そう・・・いいわ、別に」
小原「果南に会ったの・・・そう・・・羨ましいわね」
小原「そんな人はいないわ」
千歌「嘘!この目でみたんです!」
小原「・・・」
小原「果南はね・・・亡くなったのよ」
千歌「え?」
小原「甘くて美味しい、内浦のミカン・・・あなたが大好きだった」
小原「なんの変哲もないただのミカンよ?」
千歌「だって・・・だって果南ちゃんが・・・」
千歌「ここの元お医者さんで、病院から逃げ出したって人に会ったんです!」
千歌「果南ちゃんが言ってた!小原先生は患者に薬を盛って薬漬けにしてるって!」
あれ?いま果南"ちゃん"って・・・
小原「果南・・・?果南に・・・会ったの?どこで?」
千歌「教えません!」
小原「そう・・・いいわ、別に」
小原「果南に会ったの・・・そう・・・羨ましいわね」
小原「そんな人はいないわ」
千歌「嘘!この目でみたんです!」
小原「・・・」
小原「果南はね・・・亡くなったのよ」
千歌「え?」
29: 2016/10/25(火) 13:14:14.02 ID:51LVrwaY.net
コンコン
小原「どうぞ」
千歌「・・・!」
千歌「ダイヤさん!!」
ダイヤ「・・・」
小原「千歌を病院へ連れて帰ってくれる?」
小原「Dr.黒澤」
ダイヤ「わかりましたわ」
千歌「え・・・ドクターって、ダイヤさん?」
ダイヤ「・・・」
ダイヤ「千歌さん・・・いいですか」
ダイヤ「私達はスクールアイドルではないし、高校生ですらありません」
小原「どうぞ」
千歌「・・・!」
千歌「ダイヤさん!!」
ダイヤ「・・・」
小原「千歌を病院へ連れて帰ってくれる?」
小原「Dr.黒澤」
ダイヤ「わかりましたわ」
千歌「え・・・ドクターって、ダイヤさん?」
ダイヤ「・・・」
ダイヤ「千歌さん・・・いいですか」
ダイヤ「私達はスクールアイドルではないし、高校生ですらありません」
30: 2016/10/25(火) 13:15:07.72 ID:51LVrwaY.net
千歌「ダイヤさん?何行ってるの?」
小原「千歌・・・あなたがこの島に来たのはいつ?」
千歌「私は・・・この病院を調べるためにここへ来て・・・」
小原「いいえ、あなたはずっとここにいるのよ」
小原「10年前からね」
千歌「嘘だ!また私を騙そうとする!!」
ダイヤ「嘘ではありませんわ・・・千歌さん」
千歌「ダイヤさん?・・・え?」
ダイヤ「あなたはスクールアイドルではなく、10年前からこの病院の患者ですわ」
千歌「なんで・・・ダイヤさんまでそんなこと・・・」
ダイヤ「真実から目を背け、妄想に浸っていては何も変わりません」
ダイヤ「私は・・・あなたの主治医」
小原「千歌・・・あなたがこの島に来たのはいつ?」
千歌「私は・・・この病院を調べるためにここへ来て・・・」
小原「いいえ、あなたはずっとここにいるのよ」
小原「10年前からね」
千歌「嘘だ!また私を騙そうとする!!」
ダイヤ「嘘ではありませんわ・・・千歌さん」
千歌「ダイヤさん?・・・え?」
ダイヤ「あなたはスクールアイドルではなく、10年前からこの病院の患者ですわ」
千歌「なんで・・・ダイヤさんまでそんなこと・・・」
ダイヤ「真実から目を背け、妄想に浸っていては何も変わりません」
ダイヤ「私は・・・あなたの主治医」
31: 2016/10/25(火) 13:15:28.18 ID:51LVrwaY.net
千歌「何言って・・・」
小原「これは賭けだったの」
小原「あなたの妄想にダイヤと2人で付き合うことで、逆に正気に戻るんじゃないかって」
で小原「でも・・・」
千歌「意味がわかんない・・・わかんないわかんないよ!!」
小原「上手くいかなかった」
小原「だから千歌、もう一度向き合って」
ダイヤ「千歌さん・・・あなたが曜さんを頃してしまったことを」
千歌「う゛あっ・・・!!」
千歌「頭・・・痛い!!!」
ダイヤ「千歌さん!落ち着いて!」
千歌「嘘だ・・・ダイヤさんまで私を騙そうとしてるんだ・・・!」
小原「これは賭けだったの」
小原「あなたの妄想にダイヤと2人で付き合うことで、逆に正気に戻るんじゃないかって」
で小原「でも・・・」
千歌「意味がわかんない・・・わかんないわかんないよ!!」
小原「上手くいかなかった」
小原「だから千歌、もう一度向き合って」
ダイヤ「千歌さん・・・あなたが曜さんを頃してしまったことを」
千歌「う゛あっ・・・!!」
千歌「頭・・・痛い!!!」
ダイヤ「千歌さん!落ち着いて!」
千歌「嘘だ・・・ダイヤさんまで私を騙そうとしてるんだ・・・!」
38: 2016/10/25(火) 13:39:16.69 ID:lqE6W7vI.net
ダイヤ「違う!全部あなたのた」
もう何も喋らないで欲しかった
小原「千歌!だめ!!!」
千歌「心配したのに!!!ダイヤさんを助けたくてここまで来たのに!!!」
「お願い!放して千歌!ダイヤが氏んじゃう!」
ダイヤさん・・・苦しそうだな・・・
細くて弱々しくて、綺麗な首
あれ?前にもこんな・・・
鞠莉さんの胸、暖かくて安心する・・・
鞠莉さん?鞠莉さんって、小原先生の名前だ
私何で知ってるんだろう?
もう何も喋らないで欲しかった
小原「千歌!だめ!!!」
千歌「心配したのに!!!ダイヤさんを助けたくてここまで来たのに!!!」
「お願い!放して千歌!ダイヤが氏んじゃう!」
ダイヤさん・・・苦しそうだな・・・
細くて弱々しくて、綺麗な首
あれ?前にもこんな・・・
鞠莉さんの胸、暖かくて安心する・・・
鞠莉さん?鞠莉さんって、小原先生の名前だ
私何で知ってるんだろう?
39: 2016/10/25(火) 13:40:07.24 ID:lqE6W7vI.net
改行だった
すまんね
すまんね
40: 2016/10/25(火) 13:41:19.46 ID:lqE6W7vI.net
鞠莉「あの日!」
鞠莉「私とダイヤは生徒会と理事の仕事で行けなかったの!」
鞠莉「それ以外のみんなで、千歌の家に泊まっていた!」
頭痛と一緒に、記憶が一気に溢れ出てきた
忘れようとして、忘れかけていたのに
こんなにもはっきり思い出してしまった
Aqoursのメンバーが9人になってしばらく
曜ちゃんの様子がおかしくなっていった
時々、突然泣き出してしまったり、怒ったり
どうしたのか聞いても泣いてしまうばかり
心配したみんなが提案したお泊まり会
楽しいことをしていれば、また曜ちゃんが笑顔になれるんじゃないかって
2日目の朝だった
目が覚めたらみんないなくなっていた
同じ部屋で寝ていたのに、布団が残ってるだけ
外に出て探していたら、曜ちゃんが浜辺に座っていた
鞠莉「私とダイヤは生徒会と理事の仕事で行けなかったの!」
鞠莉「それ以外のみんなで、千歌の家に泊まっていた!」
頭痛と一緒に、記憶が一気に溢れ出てきた
忘れようとして、忘れかけていたのに
こんなにもはっきり思い出してしまった
Aqoursのメンバーが9人になってしばらく
曜ちゃんの様子がおかしくなっていった
時々、突然泣き出してしまったり、怒ったり
どうしたのか聞いても泣いてしまうばかり
心配したみんなが提案したお泊まり会
楽しいことをしていれば、また曜ちゃんが笑顔になれるんじゃないかって
2日目の朝だった
目が覚めたらみんないなくなっていた
同じ部屋で寝ていたのに、布団が残ってるだけ
外に出て探していたら、曜ちゃんが浜辺に座っていた
41: 2016/10/25(火) 13:42:37.50 ID:lqE6W7vI.net
千歌「曜ちゃん?何してるの?みんなどこに行ったか知らない?」
曜「おはよう、千歌ちゃん」
曜「みんなはね、学校へ行ったんだよ」
千歌「え、学校って・・・やだなぁ今は夏休みだよ?」
千歌「・・・ビショビショだよ曜ちゃん・・・」
曜「海の中の素敵な学校に連れて行ってあげたんだ」
曜ちゃんの視線の先、浅瀬の海面
もうどうしようもなく、目で見た事実が雪崩れ込んできた
千歌「・・・何で?」
怖いくらい静かな凪だった
5人が浮かんでいる
千歌「嘘・・・嘘・・・嘘嘘嘘あああぁぁぁぁ!!」
腰まで浸かりながら無我夢中で、みんなの体を抱えようとした
抱えきれない
曜「おはよう、千歌ちゃん」
曜「みんなはね、学校へ行ったんだよ」
千歌「え、学校って・・・やだなぁ今は夏休みだよ?」
千歌「・・・ビショビショだよ曜ちゃん・・・」
曜「海の中の素敵な学校に連れて行ってあげたんだ」
曜ちゃんの視線の先、浅瀬の海面
もうどうしようもなく、目で見た事実が雪崩れ込んできた
千歌「・・・何で?」
怖いくらい静かな凪だった
5人が浮かんでいる
千歌「嘘・・・嘘・・・嘘嘘嘘あああぁぁぁぁ!!」
腰まで浸かりながら無我夢中で、みんなの体を抱えようとした
抱えきれない
42: 2016/10/25(火) 13:43:08.84 ID:lqE6W7vI.net
どれくらい経ったか、やっとみんなを浜辺に引き上げた
どれだけ泣いても虚しいだけだった
善子ちゃん・・・花丸ちゃん・・・ルビィちゃん・・・果南ちゃん・・・梨子ちゃん・・・
曜「千歌ちゃん?」
曜「やっとふたりきりだよ」
曜「ダイヤさんと鞠莉ちゃんも迎えに行かないといけないんだけど・・・」
曜「みんなを海まで運ぶの大変で、もう疲れちゃった」
曜「みんな寝てる間にね、首をぎゅってしたんだ」
曜「苦しかったかな・・・怖かったかな・・・」
曜「千歌ちゃん?」
曜「私、何か間違えちゃったかな・・・」
曜「やっと望み通りになったのに、何で私も千歌ちゃんも泣いてるの・・・?」
千歌「曜ちゃん・・・何でこんなことしたの・・・?私どうしたらいいかわからないよ・・・」
曜「・・・」
曜「千歌ちゃんのこと好きになっちゃった私がいけないんだ・・・ごめんね・・・千歌ちゃん」
曜「私のこと頃して・・・」
曜「千歌ちゃんになら、怖くないよ」
気がついたら、その細い首を両手で掴んでいた
そうだ
私が曜ちゃんを頃したんだった
どれだけ泣いても虚しいだけだった
善子ちゃん・・・花丸ちゃん・・・ルビィちゃん・・・果南ちゃん・・・梨子ちゃん・・・
曜「千歌ちゃん?」
曜「やっとふたりきりだよ」
曜「ダイヤさんと鞠莉ちゃんも迎えに行かないといけないんだけど・・・」
曜「みんなを海まで運ぶの大変で、もう疲れちゃった」
曜「みんな寝てる間にね、首をぎゅってしたんだ」
曜「苦しかったかな・・・怖かったかな・・・」
曜「千歌ちゃん?」
曜「私、何か間違えちゃったかな・・・」
曜「やっと望み通りになったのに、何で私も千歌ちゃんも泣いてるの・・・?」
千歌「曜ちゃん・・・何でこんなことしたの・・・?私どうしたらいいかわからないよ・・・」
曜「・・・」
曜「千歌ちゃんのこと好きになっちゃった私がいけないんだ・・・ごめんね・・・千歌ちゃん」
曜「私のこと頃して・・・」
曜「千歌ちゃんになら、怖くないよ」
気がついたら、その細い首を両手で掴んでいた
そうだ
私が曜ちゃんを頃したんだった
43: 2016/10/25(火) 13:43:43.24 ID:lqE6W7vI.net
鞠莉「思い出した?千歌」
鞠莉「全部受け入れられなくてもいいわ・・・少しずつでいいの」
ダイヤ「私達だって忘れたい、でもそれでは何も変わらないのです・・・あの日から、何も」
千歌「ダイヤさん・・・ごめんね、私・・・」
千歌「私・・・曜ちゃん、っ・・・うぅっ・・・」
ダイヤ「もう大丈夫ですわ、そこまでで」
ダイヤ「正気に戻ったのなら、今はそれでいいのです」
千歌「でもどうして・・・ダイヤさんと鞠莉さん・・・なんでお医者さんなの?」
鞠莉「ダイヤと2人で、氏にものぐるいで勉強したわ」
千歌「えっ?」
ダイヤ「千歌さん、あなたの病気のこと」
鞠莉「最終的にはパパの力を借りることにもなってしまったけれど、私はこの病院の院長に」
ダイヤ「私は千歌さんの主治医になることができましたわ」
千歌「どうして・・・そこまで?」
ダイヤ「もう一度、あなたの太陽のような笑顔が見たかったから」
鞠莉「全部受け入れられなくてもいいわ・・・少しずつでいいの」
ダイヤ「私達だって忘れたい、でもそれでは何も変わらないのです・・・あの日から、何も」
千歌「ダイヤさん・・・ごめんね、私・・・」
千歌「私・・・曜ちゃん、っ・・・うぅっ・・・」
ダイヤ「もう大丈夫ですわ、そこまでで」
ダイヤ「正気に戻ったのなら、今はそれでいいのです」
千歌「でもどうして・・・ダイヤさんと鞠莉さん・・・なんでお医者さんなの?」
鞠莉「ダイヤと2人で、氏にものぐるいで勉強したわ」
千歌「えっ?」
ダイヤ「千歌さん、あなたの病気のこと」
鞠莉「最終的にはパパの力を借りることにもなってしまったけれど、私はこの病院の院長に」
ダイヤ「私は千歌さんの主治医になることができましたわ」
千歌「どうして・・・そこまで?」
ダイヤ「もう一度、あなたの太陽のような笑顔が見たかったから」
44: 2016/10/25(火) 13:44:33.36 ID:lqE6W7vI.net
鞠莉「あの時私たちを救ってくれた千歌を、今度は私たちが救いたい」
鞠莉「その一心で10年」
鞠莉「本当はもっと時間をかけるつもりだったけれど」
鞠莉「外科手術・・・つまりロボトミー手術を推奨してくる他の医師達は待ってくれなかったの」
鞠莉「C棟のどうしようもない患者には止むを得ず施術したこともあったわ」
鞠莉「推奨派のガス抜きにもなったから・・・」
鞠莉「何とか千歌に矛先が向かわないようにしていたけれど・・・」
鞠莉「でも千歌、つらいでしょうけど、あなたの暴力性は・・・」
ダイヤ「鞠莉さん・・・!」
千歌「いいんですダイヤさん」
千歌「私つらいことがあるとすぐ・・・誰かの首を締めてた・・・と思う」
千歌「妄想と違うこと言われると・・・怖くて・・・受け入れられなくて・・・」
千歌「ダイヤ・・・さん、の、ことも・・・っ、傷つけちゃったよね?」
10年溜めていた涙が
やっと流れ出した
涙でよく見えないけど、ダイヤさんと鞠莉さんも泣いていた
「ごめんね・・・ごめんね・・・」
へたり込んだ私を、2人が優しく抱きしめてくれた
鞠莉「その一心で10年」
鞠莉「本当はもっと時間をかけるつもりだったけれど」
鞠莉「外科手術・・・つまりロボトミー手術を推奨してくる他の医師達は待ってくれなかったの」
鞠莉「C棟のどうしようもない患者には止むを得ず施術したこともあったわ」
鞠莉「推奨派のガス抜きにもなったから・・・」
鞠莉「何とか千歌に矛先が向かわないようにしていたけれど・・・」
鞠莉「でも千歌、つらいでしょうけど、あなたの暴力性は・・・」
ダイヤ「鞠莉さん・・・!」
千歌「いいんですダイヤさん」
千歌「私つらいことがあるとすぐ・・・誰かの首を締めてた・・・と思う」
千歌「妄想と違うこと言われると・・・怖くて・・・受け入れられなくて・・・」
千歌「ダイヤ・・・さん、の、ことも・・・っ、傷つけちゃったよね?」
10年溜めていた涙が
やっと流れ出した
涙でよく見えないけど、ダイヤさんと鞠莉さんも泣いていた
「ごめんね・・・ごめんね・・・」
へたり込んだ私を、2人が優しく抱きしめてくれた
45: 2016/10/25(火) 13:45:06.56 ID:lqE6W7vI.net
〜数日後〜
千歌「ねぇダイヤさん」
ダイヤ「なんですか?」
千歌「ここにいると、いろいろ考えさせられるんだ」
千歌「曜ちゃんを頃した怪物のまま生きていくか、スクールアイドルの高海千歌として氏ぬか」
千歌「どっちが嫌かなって」
ダイヤ「千歌さんそれは・・・」
千歌「・・・」
千歌「・・・ぜったいこの島から逃げ出そうね!ダイヤさん!それでまたスクールアイドルやるの!」
ダイヤ「・・・っ!」
ダイヤ「・・・えぇ・・・そうですわね」
千歌「ねぇダイヤさん」
ダイヤ「なんですか?」
千歌「ここにいると、いろいろ考えさせられるんだ」
千歌「曜ちゃんを頃した怪物のまま生きていくか、スクールアイドルの高海千歌として氏ぬか」
千歌「どっちが嫌かなって」
ダイヤ「千歌さんそれは・・・」
千歌「・・・」
千歌「・・・ぜったいこの島から逃げ出そうね!ダイヤさん!それでまたスクールアイドルやるの!」
ダイヤ「・・・っ!」
ダイヤ「・・・えぇ・・・そうですわね」
46: 2016/10/25(火) 13:45:31.98 ID:lqE6W7vI.net
〜数日後〜
千歌「ねぇダイヤさん」
ダイヤ「なんですか?」
千歌「ここにいると、いろいろ考えさせられるんだ」
千歌「曜ちゃんを頃した怪物のまま生きていくか、スクールアイドルの高海千歌として氏ぬか」
千歌「どっちが嫌かなって」
ダイヤ「千歌さんそれは・・・」
千歌「・・・」
千歌「・・・ぜったいこの島から逃げ出そうね!ダイヤさん!それでまたスクールアイドルやるの!」
ダイヤ「・・・っ!」
ダイヤ「・・・えぇ・・・そうですわね」
千歌「ねぇダイヤさん」
ダイヤ「なんですか?」
千歌「ここにいると、いろいろ考えさせられるんだ」
千歌「曜ちゃんを頃した怪物のまま生きていくか、スクールアイドルの高海千歌として氏ぬか」
千歌「どっちが嫌かなって」
ダイヤ「千歌さんそれは・・・」
千歌「・・・」
千歌「・・・ぜったいこの島から逃げ出そうね!ダイヤさん!それでまたスクールアイドルやるの!」
ダイヤ「・・・っ!」
ダイヤ「・・・えぇ・・・そうですわね」
47: 2016/10/25(火) 13:46:15.22 ID:lqE6W7vI.net
ミスったん
48: 2016/10/25(火) 13:48:08.39 ID:lqE6W7vI.net
正気に戻ってはいる・・・
でも曜さんを殺めてしまった事実を、受け入れられないのですわね
千歌さんは、スクールアイドルの高海千歌として氏ぬことを望んでいる
ロボトミー手術を受けて・・・
鞠莉「μ’sのDVDを買ってきたわ!!!!」
ダイヤ「はぁ!?」
千歌「鞠莉さん?μ’sって・・・」
鞠莉「yes!ちかっちが昔favoriteだったschool idolのライブDVDデース!!」
ダイヤ「鞠莉さん・・・今更そんな」
鞠莉「ん〜?ダイヤだってμ’sの話題になると鼻息verry hardだったじゃない♪」
ダイヤ「っ・・・そ、そうですが・・・」
鞠莉「千歌」
鞠莉「ちょっと見てみない?きっと元気が出るわ」
千歌「うん・・・見てみようかな」
千歌「ダイヤさんも、一緒に見てくれる?」
ダイヤ「千歌さん・・・!えぇ!もちろんですわ!」
その後千歌さんは少しずつ笑顔を見せてくれるようになり、無事退院を許可された
鞠莉さんも私も仕事を辞め、今は3人で一緒に暮らしている
内浦の静かな海が見える場所で
おわり
でも曜さんを殺めてしまった事実を、受け入れられないのですわね
千歌さんは、スクールアイドルの高海千歌として氏ぬことを望んでいる
ロボトミー手術を受けて・・・
鞠莉「μ’sのDVDを買ってきたわ!!!!」
ダイヤ「はぁ!?」
千歌「鞠莉さん?μ’sって・・・」
鞠莉「yes!ちかっちが昔favoriteだったschool idolのライブDVDデース!!」
ダイヤ「鞠莉さん・・・今更そんな」
鞠莉「ん〜?ダイヤだってμ’sの話題になると鼻息verry hardだったじゃない♪」
ダイヤ「っ・・・そ、そうですが・・・」
鞠莉「千歌」
鞠莉「ちょっと見てみない?きっと元気が出るわ」
千歌「うん・・・見てみようかな」
千歌「ダイヤさんも、一緒に見てくれる?」
ダイヤ「千歌さん・・・!えぇ!もちろんですわ!」
その後千歌さんは少しずつ笑顔を見せてくれるようになり、無事退院を許可された
鞠莉さんも私も仕事を辞め、今は3人で一緒に暮らしている
内浦の静かな海が見える場所で
おわり
53: 2016/10/25(火) 14:12:12.68 ID:dPv2Ri8C.net
乙
57: 2016/10/25(火) 14:44:14.18 ID:D5dznsl4.net
乙!
引用: 千歌「ロボトミー手術?」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります